JP2000314752A - 電力モニタリングシステム - Google Patents
電力モニタリングシステムInfo
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Abstract
値および積算値をリアルタイムに且つ視覚的にモニタで
きるようにすること。 【解決手段】 太陽電池モジュール10で発電される直
流電力の瞬時値と積算値および商用交流電力線から供給
される交流消費電力の瞬時値と積算値を得る電力モニタ
リング機能搭載住宅用分電盤60と、それら瞬時値と積
算値をリアルタイムで表示する電力モニタ装置80を設
けた。
Description
太陽光発電装置の直流発電電力量と住宅等で消費される
交流消費電力量をモニタし、さらにはこのモニタ内容を
通信回線で外部に転送できるようにし、もってエネルギ
ー消費者が自主的に電気機器等の負荷を制御して省エネ
ルギーを行う間接負荷制御が増進されるようにした電力
モニタリングシステムに関するものである。
して省エネルギーが着目され、国策としてもかなり重点
的に検討が進められた結果、産業部門や運輸部門ではか
なりの省エネルギーの成果が上がっている。
が増大する傾向にあり、とりわけ商業ビルや住宅におけ
る電力消費量の伸びは大きく、夏期電力ピークに応じた
電力供給会社の過剰な発電所等の設備投資を避ける意味
でも、省エネルギー施策が望まれているところである。
一般家庭において可能な具体的取り組みとして、家庭へ
の太陽光発電システムの導入が着目されている。
の屋根の架台上に太陽電池モジュール201を取り付け
て太陽光によりそこで直流電力を発生させ、この直流電
力を接続箱202で集めて直流側開閉器203を介して
インバータ204に供給してそこで交流電力に変換し、
さらに保護装置205や発電電力量計206を介して、
住宅用分電盤207において従前の交流の商用電源と連
係させている。商用電力ケーブル208から供給される
交流電力は、買電電力量計209と交流側開閉器210
を介して住宅用分電盤207に入力される。前記太陽光
発電で発生した電力は、家庭内の照明器具、エアコン、
テレビセット等の電気機器にも供給されるが、余った場
合には電力供給会社による買い取りが行われる場合もあ
る。このときの売電量は、売電電力量計211で計測さ
れる。
モジュール201、買電電力量計209、売電電力量計
211、発電電力量計206、住宅用分電盤207等の
機器やその他の多数の機器が必要になり、大きなコスト
が必要になっていた。現在の太陽光発電システムの導入
コストについては、発電量が3KWタイプで300万円
〜400万円に達すと言われており、消費者には大きな
負担となっている。
電力量や家庭における交流消費電力量についての計測
は、料金徴収のために月単位の積算で行われており、こ
のため消費者はエネルギー消費について意識することは
これまでなかった。
発電システムが高価なこと、および省エネルギーについ
ての意識の低さにより、太陽光発電システムは普及せ
ず、家庭で省エネルギーを実践することは困難であった
が、エネルギー消費者自身が自主的に電力消費負荷を制
御する間接負荷制御を実現すれば、省エネルギーをより
推進することができる。
有望視されている。平均的な一戸建て家屋に平均的な家
庭用太陽光発電システム(3KW)を設置した場合の1
日の直流発電電力量(□)および交流消費電力量(×)
を図5に示した。この図から明らかなように、冬期、中
間期、夏期の各期間のいずれにおいても、交流消費電力
量はほぼ朝と夜に集中しており、直流発電電力量は昼間
に集中している。
消費電力量の各々の絶対値や両者の相関性をリアルタイ
ムに把握する家庭用の電力モニタリングは、システムと
して確立されていない。
る機会といえば、月に一度の電力供給会社からの請求書
を確認するときのみであり、リアルタイムに視覚的に直
流発電電力および交流消費電力を把握することは困難で
ある。
ものであり、その目的は、消費者がリアルタイム的に且
つ視覚的に直流発電電力量および交流消費電力量を把握
できるようにし、以って前記した間接負荷制御がやり易
くなりき省エネルギーを推進できるようにした電力モニ
タリングシステムを提供することである。
の第1の発明の電力モニタリングシステムは、太陽光発
電手段で発電される直流電力の瞬時値と積算値および交
流消費電力の瞬時値と積算値を得る手段を設けた分電盤
と、該分電盤で得られた各々の瞬時値と積算値をリアル
タイム表示する電力モニタ装置とを具備するよう構成し
た。
分電盤が、前記積算値のデータを通信回線に送出する手
段を具備するよう構成した。
分電盤が、交流消費電力検出ユニット、該交流電力検出
ユニットで検出された交流電力信号と直流発電電力検出
ユニットで検出された直流電力信号を取り込む入力変換
IFU、該入力変換IFUからの信号を取り込み前記電
力モニタ装置に前記瞬時値と前記積算値の表示用信号を
送ると共に前記積算値の送信用データ信号を作成する制
御装置と、該制御装置で作成された積算値の送信用デー
タを通信回線に定時送出するモデムとを具備するよう構
成した。
電力モニタリングシステムのブロック図、図2は宅内の
電力モニタリングシステムの系統図、図3は複数の戸建
住宅A1〜Anに設置した電力モニタリングシステム全
体の系統図である。
1〜Anの屋根等に設置される太陽電池モジュールであ
り、その発電直流出力は開閉器(図示せず)を有する接
続箱20において集合されてから、直流電力計31を具
備する直流発電電力検出ユニット30を介して一括イン
バータ40に個々に送電され、そこで交流電力に変換さ
れ、電力負荷50に送られる。
0V、定格電流30Aで、その電力検出範囲は0〜6K
Wであり、その動作電圧範囲は350Vまでである。こ
の直流電力計31では、直流発電電力の瞬時値が検出計
測され、その外部出力はパルス信号に周波数変換され
る。精度は、例えば、電圧が150V、250V、35
0Vにおいて、定格電流の1/5以上の電流で±2.0 %と
する。
宅用分電盤である。この分電盤60は、宅内の各種電気
機器や宅内コンセントに分電する通常の分岐部(図示せ
ず)の他に、図1に詳しく示すように、単相3線式の交
流電力線70から供給される交流電力の消費を検出する
交流消費電力検出ユニット61、その交流消費電力検出
ユニット61で検出された消費電力の瞬時値信号と前記
直流電力計31で検出された直流発電電力の瞬時値信号
を取り込んで各々の積算値を演算する入力変換IFU
(インターフェースユニット)62、その入力変換IF
U62の出力信号を取り込んでメモリに一時蓄積した
り、表示信号をパーソナルコンピュータその他の表示装
置から成る電力モニタ装置80に送ったり、送信用デー
タを加工してアナログモデム63に送る制御装置(CP
Uを具備するPLC:Programable Logic Controler)
64、通信回線90に接続された回線通話検知/切替部
65、および各回路用やバックアップ用の各種電源回路
(図示せず)を具備する。
いて、電圧検出部61aは交流電力線70のN線とL2
線間の電圧(100V)を検出し、電流検出部61bは
同電力線70のL1線とL2線の電流を外付け変流器7
1,72からの電流信号(例えばパルス信号)を取り込
んで検出する。この変流器71,72による検出電流信
号は加算部61cで加算される。そして、電圧検出部6
1aで検出した電圧値と加算部61cで加算した電流値
を演算部61dで演算することにより消費電力の瞬時値
を得る。その電力瞬時値の検出範囲は例えば0〜20K
Wで精度は±5%とする。検出された電力の瞬時値信号
は、V−F変換部61eに送られ、ここで周波数信号
(パルス信号)に変換される。このV−F変換部61e
の出力信号は絶縁のためのフォトカプラ61fに取り込
まれて、そこから前記した入力変換IFU62に出力す
る。
図2に示すように中継ポール100に導入され、一般的
な交流電力計、引込開閉器、通信線保安器等が装備され
ているメータボックス110を経由して地下埋設で宅内
に引き込まれている。また、太陽電池モジュール10で
発電した直流電力はメータボックス110や中継ポール
100を経由する直流電力線120により一括インバー
タ40に送電されている。
では、直流電力計31で検出計測された直流発電電力の
瞬時値(KW)を示す周波数信号(パルス信号)と、交
流消費電力検出ユニット61で検出計測された消費交流
電力の瞬時値(KW)を示す周波数信号(パルス信号)
が、入力変換IFU62に取り込まれて、ここで例えば
4秒毎にサンプリングされ過去1時間当りの平均電力、
つまり積算値(KWh)が演算される。
1時間当りの積算値、および交流消費電力の瞬時値と過
去1時間当りの積算値が、制御装置64に取り込まれ
て、その積算値はメモリに一時蓄積されると共に送信用
データに加工される。
ら送られる瞬時値と積算値を表示する。この表示形態
は、例えば、ディジタル数値表示の場合は、瞬時値は
「○○KW」で、積算値は「○○KWh」でリアルタイ
ムで各々表示し、さらに、今月分の積算値も一日からの
積算値を「○月分○○KWh」で順次更新して表示する
が、これとは別に或いは同時にアナログ的にグラフ表示
することもできる。
は、アナログモデム63に送出され、回線通話検知/切
替装置65を介して通信回線90から、図3に示すよう
に、エネルギー管理センタ130に定時的に自動発報さ
れるが、その送信用データは例えば1日当り50サンプ
ルとする。すなわち、1時間毎の直流発電電力および交
流消費電力の積算値(合計48サンプル)と1日当りの
直流発電電力および交流消費電力の積算値(2サンプ
ル)である。そのフォーマットは例えば「日付+時間+
電力データ(4桁)+ユーザID」である。モデム63
から送信された送信用データは、送信後に制御装置64
のメモリから消去される。
信回線90はアナログ公衆電話回線又はISDN回線
(TAを介する)とし、回線選択信号方式は、DP(1
0,20pps)信号方式、データ送信方式はフリーダイ
ヤル利用定時送信方式、データ信号方式はV.32 QMA方
式、データ信号速度は14.4 kbps(最大)とする。
消費電力の積算値データがエネルギー管理センタ130
に定時で自動発報されるので、そのエネルギー管理セン
タ130において統計をとり、その内容をインターネッ
ト等に展開すれば、各消費家庭ではWeb画面を確認す
ることによって、直流発電電力や交流消費電力につい
て、自家庭と他家庭や一般家庭とを比較することが容易
であり、自ら負荷制御を行う間接負荷制御や省エネルギ
ーを促進させることができる。なお、エネルギー管理セ
ンタ130で統計した内容は、図3に示すように、CA
TV局140からCATV回線150を経由して各家庭
に報知するようにしても良い。
システムは、ユーザ側機能として、太陽電池モジュール
10で発電される直流電力と家屋全体の交流消費電力の
瞬時値および積算値を電力モニタ装置80で表示する電
力モニタ機能、並びに直流発電電力と交流消費電力の積
算値データを一定時間毎にモデム63からエネルギー管
理センタ130に自動発報する自動発報機能を有する。
能以外に、商用交流電源停電時(瞬断も含む)に直流発
電電力のサンプリング値と情報の蓄積を維持する停電バ
ックアップ機能、交流商用電源停電時に定時送信できな
かった直流発電電力や交流消費電力の積算値データを停
電復旧時に自動発報する停電復旧時データ自動発報機
能、施工や調整、日々の電力データアップロード時、停
電後電力復旧時等に時刻同期を行うクロック調整機能、
エネルギー管理センタ130に転送されたデータが正し
いか否かをチェックできる送信データ照合機能等を具備
させることが望ましい。
IFU62で電力の積算値を演算しているが、入力変換
IFU62では単にインターフェースをとるのみとし制
御装置64で演算しても良い。また、直流発電電力検出
ユニット30や交流消費電力検出ユニット61では電力
の瞬時値のみの信号を出力するようにしたが、これと共
に過去1時間の電力積算値の信号を出力するようにして
も良い。このときは入力変換IFU62や制御装置64
による積算値の演算は不要となる。また、以上では、直
流発電電力を自家庭では直接消費せず、一括インバータ
40に送るよう構成したが、従来例で説明したのと同様
に、自家庭にインバータを備えてそこで交流に変換して
から自家庭の分電盤に取り込むことも当然ながら可能で
あり、また売電も可能である。
に且つ視覚的に電力モニタ装置によって直流発電電力や
交流消費電力の瞬時値および積算値を把握でき、また自
家庭でのそれら積算値を他家庭や一般家庭でのそれと比
較できるよう発展させることが可能となるので、消費者
の自覚に基づいた間接負荷制御を実現させることが容易
になり、省エネルギーを推進することができるという利
点がある。
システムのブロック図である。
ある
ある。
ある。
の電力消費量の経時パターンを示す特性図である。
発電電力検出ユニット、31:直流電力計、40:一括
インバータ、50:電力負荷、60:電力モニタリング
機能搭載の住宅用分電盤、61:交流消費電力検出ユニ
ット、61a:電圧検出部、61b:電流検出部、61
c:加算部、61d:演算部、61e:V−F変換部、
61f:フォトカプラ、62:入力変換IFU、63:
アナログモデム、64:制御装置(PLC)、65:回
線通話検知/切替部、70:単相3線式の交流電力線、
80:電力モニタ装置、90:通信回線、100:中継
ポール、110:メータボックス、120:直流電力
線、130:エネルギー管理センタ、140:CATV
局、150:CATV回線。
Claims (3)
- 【請求項1】太陽光発電手段で発電される直流電力の瞬
時値と積算値および交流消費電力の瞬時値と積算値を得
る手段を設けた分電盤と、該分電盤で得られた各々の瞬
時値と積算値をリアルタイム表示する電力モニタ装置と
を具備することを特徴とする電力モニタリングシステ
ム。 - 【請求項2】前記分電盤が、前記積算値のデータを通信
回線に送出する手段を具備することを特徴とする請求項
1に記載の電力モニタリングシステム。 - 【請求項3】前記分電盤が、交流消費電力検出ユニッ
ト、該交流電力検出ユニットで検出された交流電力信号
と直流発電電力検出ユニットで検出された直流電力信号
を取り込む入力変換IFU、該入力変換IFUからの信
号を取り込み前記電力モニタ装置に前記瞬時値と前記積
算値の表示用信号を送ると共に前記積算値の送信用デー
タ信号を作成する制御装置と、該制御装置で作成された
積算値の送信用データを通信回線に定時送出するモデム
とを具備することを特徴とする請求項2に記載の電力モ
ニタリングシステム。
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