JP2000315098A - 音声データ処理装置 - Google Patents

音声データ処理装置

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JP2000315098A
JP2000315098A JP11125586A JP12558699A JP2000315098A JP 2000315098 A JP2000315098 A JP 2000315098A JP 11125586 A JP11125586 A JP 11125586A JP 12558699 A JP12558699 A JP 12558699A JP 2000315098 A JP2000315098 A JP 2000315098A
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data
prediction
signal
adpcm
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JP11125586A
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Shingo Nagataki
真吾 長滝
Masahiro Shioi
正宏 塩井
Tomoko Aono
友子 青野
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 編集点においてもノイズの発生を防止するこ
とが可能な音声データ処理装置を提供する。 【解決手段】 入力PCMデータと予測信号との差分信
号に対して、量子化を行うことにより、ADPCMデー
タを出力する適応量子化手段902と、前記ADPCM
データを逆量子化する適応逆量子化手段903と、該適
応逆量子化手段903の出力と前記予測信号とから、次
の予測信号を生成する適応予測手段904と、前記次の
予測信号の生成に必要なデータを格納する予測用記憶ブ
ロック905とを備えた音声データ処理装置であって、
前記予測用記憶ブロック905より抽出された予測用デ
ータを、前記ADPCMデータに結合して、符号化デー
タのパケットを構成するパケット結合手段103を設け
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声データ処理装
置に関し、より詳細には、適応差分パルス変調(ADP
CM)方式による音声の圧縮符号化・復号を行う音声デ
ータ処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の音声データ処理装置として、「4
0,32,24,16kbit/s適応差分パルス符合
変調方式」(TTC)等の文献により、ITU−T勧告
G.726が広く知られている。この音声データ処理装
置は、音声符号化・復号装置の組で構成されており、そ
の圧縮方式にADPCM方式を採用している。
【0003】図8は従来のADPCM音声符号化装置の
概略構成を示すブロック図である。図8において、90
1は入力がμ則及びA則で量子化された入力PCMサン
プルを復号し、2の補数表示された14ビットの均一P
CMデータに変換する均一PCM変換部である。
【0004】μ則、A則による量子化とは、14ビット
の線形PCM相当の波形に対し、振幅の大きなサンプル
については、大きなステップ幅で量子化を行うことによ
り、8ビットに圧縮する非線形な量子化方法である。
尚、入力PCMデータが均一PCMデータである場合、
この均一PCM変換部901は省くことができる。
【0005】902は入力PCM信号と予測信号との差
分に対し、量子化を行い、ADPCMデータを作成する
適応量子化部である。903は適応量子化部902の出
力を逆量子化し、量子化差分信号を得る適応逆量子化部
である。尚、量子化後の1サンプル当たりのビット数
は、2〜5ビットである。
【0006】904は量子化差分信号及び予測信号を加
算して得られる再生信号から、次の入力サンプルの符号
化に必要な予測信号を生成する適応予測部である。90
5は適応予測部904の出力である予測信号の生成に必
要なデータを格納しておく予測用記憶ブロックであり、
24ワードの容量を持つ。予測用記憶ブロック905の
内容は、符号化の開始時に、ITU−T勧告G.726
で定められたリセット値により初期化される。
【0007】図9は上述した従来のADPCM音声符号
化装置により作成された符号化データのファイルフォー
マットを示す説明図である。図9(A)はファイル全体
のフォーマットを示しており、ヘッダには、サンプル毎
のビット数、パケットサイズ(固定長パケットの場合)
等のヘッダ情報が書き込まれている。
【0008】また、符号化データ部分には、図9(B)
に示すように、パケットに分割された符号化データが格
納されている。さらに、図9(C)はパケット内部の構
成を示しており、ADPCMデータのみが含まれてい
る。
【0009】図10は従来のADPCM音声復号装置の
概略構成を示すブロック図である。図10において、1
001は入力ADPCMデータから、量子化差分信号を
生成する適応逆量子化部であり、図8における適応逆量
子化部903と同様の構成である。
【0010】1002は量子化差分信号と、該量子化差
分信号及び予測信号をたし合わせて得られる再生信号と
から、次の入力サンプル再生のための予測信号を算出す
る適応予測部であり、図8における適応予測部904と
同様の構成である。
【0011】1003は適応予測部1002の出力であ
る予測信号を生成するために必要となるデータを格納し
ておくための予測用記憶ブロックであり、図8における
予測用記憶ブロック905と同様の構成である。尚、こ
の予測用記憶ブロック1003は、復号開始時に、IT
U−T勧告G.726で定められたリセット値で初期化
される。
【0012】また、1004は再生信号である均一PC
Mデータを、μ則及びA則で量子化するPCM変換部で
ある。1005は同期タンデム符号化(例えば、ADP
CM−PCM−ADPCM等のディジタル信号での接
続)を行う際の累積的な歪が発生するのを防ぎ、次段の
ADPCM符号化の際の量子化ノイズを除去するため
に、PCM出力信号を補正する同期符号化補正部であ
る。
【0013】PCM変換部1004及び同期符号化補正
部1005は、μ則及びA則で量子化されたPCM信号
を出力とする場合にのみ用いられ、均一PCMデータを
出力とする場合は省くことができる。
【0014】音声復号装置の予測用記憶ブロック100
3の内容は、復号開始時勧告で定められたリセット値で
一度初期化を行うが、後は入力ADPCMデータによっ
て逐次更新される。つまり、ある入力ADPCMデータ
の処理を行う際の予測用記憶ブロック1003の内容
は、その1つ前の入力サンプル処理時の予測用記憶ブロ
ックの持つ値と、1つ前の入力サンプル自身とにより一
意に更新される。
【0015】また、出力されるPCMデータは、入力さ
れたADPCMデータと予測用記憶ブロック1003の
内容から生成される予測信号とによって一意に決まる。
さらに、ADPCM音声復号装置では、適応化の過程に
おいて過去の入力サンプルの影響はある有限な範囲に限
られる仕組みを持っている。
【0016】そのため、もしADPCMデータが伝送途
中にエラーのためデータ化けを起こしても、エラーの影
響範囲も有限であるから、データ化け発生後、しばらく
は誤ったPCMデータが出力されるものの、やがては収
束し、再生される音声も正常となるという特徴を持つ。
【0017】また、ADPCM音声符号化装置とADP
CM音声復号装置とは、全く同じフィードバックループ
からなっており、予測用記憶ブロック905,1003
の構成もリセット値も全く同じであるため、あるPCM
データの各サンプル符号化時の予測用記憶ブロック90
5の値と、そのPCMデータを符号化して得たADPC
Mデータの対応サンプルの復号時の予測用記憶ブロック
1003の値は等しい。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術においては、ADPCMデータを途中のある
時刻tのサンプルから復号し始めるときでも、音声復号
装置内部の予測用記憶ブロック1003は、ITU−T
勧告G.726で定められたリセット値により初期化さ
れるため、符号化時の上記復号時刻tに対応するサンプ
ルを符号化するときの音声符号化装置内の予測用記憶ブ
ロック905の内容とは一致しなくなる。
【0019】その結果、復号装置側では予測信号に誤り
が生じるため、予測用記憶ブロック1003の内容が符
号化時と同じ状態に収束するまでの間、出力PCMデー
タもADPCMデータを最初のサンプルから順に復号す
るときとは全く異なるものとなってしまう。
【0020】この様子について、矩形波を符号化・復号
する場合を、図11とともに説明する。図11は図8に
示した音声符号化装置を用いてPCMデータ(I)をAD
PCM符号化したADPCMデータ(J)に対して、途中
のパケットnから図10に示した音声復号装置を用いて
復号して得られた出力PCM波形(K)を示したものであ
る。
【0021】実際PCMデータ(K)をスピーカ等で出力
すると、予測の誤りが収束するまでの出力がノイズとし
て人間の耳に聞き取られる。同様に、従来のADPCM
データを分割・結合して作成したADPCMデータを復
号する際も、その編集点において、予測用記憶ブロック
1003の内容が、符号化装置側と一致しないため、予
測の誤りが生じ、該編集点付近の出力PCM波形には、
ノイズが発生するという問題があった。
【0022】本発明は、上述したような点に鑑みてなさ
れたものであり、編集点においてもノイズの発生を防止
することが可能な音声データ処理装置を提供することを
目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に記載の発
明に係る音声データ処理装置は、入力PCMデータと予
測信号との差分信号に対して、量子化を行うことによ
り、ADPCMデータを出力する適応量子化手段と、前
記ADPCMデータを逆量子化する適応逆量子化手段
と、該適応逆量子化手段の出力と前記予測信号とから、
次の予測信号を生成する適応予測手段と、前記次の予測
信号の生成に必要なデータを格納する予測用記憶ブロッ
クとを備えた音声データ処理装置であって、前記予測用
記憶ブロックより抽出された予測用データを、前記AD
PCMデータに結合して、符号化データのパケットを構
成するパケット結合手段を設けたものである。
【0024】これによって、符号化時に、ADPCMデ
ータをパケット化するとき、各パケットのヘッダとし
て、パケット先頭サンプルの復号に用いる予測用データ
を付加しておくので、復号時の予測用データとして、符
号化時の予測用データと同一のデータを用いることが可
能となり、編集点付近でのノイズ発生を防止することが
できる。
【0025】また、これによって、符号化データの復号
処理を行わずに編集を行うことが可能となるため、記憶
デバイスの容量や処理量を削減することができる。さら
に、再符号化を行わないため、編集を複数回繰り返して
も、音質劣化の発生を抑制するすることが可能となる。
【0026】本願請求項2に記載の発明に係る音声デー
タ処理装置は、入力ADPCMデータから量子化差分信
号を生成する適応逆量子化手段と、前記量子化差分信号
と、前記量子化差分信号及び予測信号より得られる再生
信号とから、次の予測信号を生成する適応予測手段と、
次の予測信号の生成に必要なデータを格納する予測用記
憶ブロックとを備えた音声データ処理装置であって、前
記予測用記憶ブロックより抽出された予測用データを、
前記ADPCMデータに結合して、符号化データのパケ
ットを構成するパケット結合手段を設けたものである。
【0027】これによって、従来のADPCM音声符号
化装置により作成された符号化データに対しても、一度
全てのADPCMデータを復号することで、各パケット
先頭の予測用データを得て、その値をパケットヘッダと
することが可能となり、前記請求項1に記載の発明と同
様、復号時の予測用データとして、この予測用データと
同一のデータを用いることによって、編集点付近でのノ
イズ発生を防止することができる。
【0028】本願請求項3に記載の発明に係る音声デー
タ処理装置は、入力符号化データをパケット単位に分割
するとともに、該パケットを予測用データとADPCM
データとに分離するパケット分割手段と、前記ADPC
Mデータから量子化差分信号を生成する適応逆量子化手
段と、前記量子化差分信号と、前記量子化差分信号及び
予測信号より得られる再生信号とから、次の予測信号を
生成する適応予測手段と、次の予測信号の生成に必要な
データを格納する予測用記憶ブロックとを備えた音声デ
ータ処理装置であって、前記予測用データに基づいて、
前記予測用記憶ブロックを初期化する予測用記憶ブロッ
ク初期化手段を設けたものである。
【0029】これによって、復号時、入力符号化データ
の各パケットに含まれる予測用データにより、予測用記
憶ブロックを初期化することで、各サンプルについての
予測用データを符号化時の予測用データと一致させるこ
とが可能となり、編集点付近でのノイズ発生を防止する
ことができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の音声データ処理装
置の第1実施形態を、図1乃至図3とともに説明する
が、上記従来例と同一部分には同一符号を付し、その説
明は省略する。ここで、図1は本実施形態の音声データ
処理装置の概略構成を示すブロック図、図2は本実施形
態の音声データ処理装置の処理を示すフローチャート、
図3は本実施形態の音声データ処理装置により作成され
た符号化データのファイルフォーマットを示す説明図で
ある。
【0031】図1のブロック図において、均一PCM変
換部901、適応量子化部902、適応逆量子化部90
3、適応予測部904、予測用記憶ブロック905から
なるADPCM符号化部は、図8とともに上述した従来
のADPCM符号化装置と同一の構成である。
【0032】また、101はADPCM符号化部より出
力されたADPCMデータを、1パケット分保持するA
DPCMバッファ、102は予測用記憶ブロック905
の内容を抽出する予測用データ抽出部、103はADP
CMバッファ101に蓄えられた内容と、予測用データ
抽出部102で抽出した予測用データとを結合してAD
PCMパケットを出力するパケット結合部である。
【0033】上記のように構成してなる音声データ処理
装置の具体的な処理の流れを、図2のフローチャートと
ともに説明する。処理開始後、まずADPCM符号化部
の予測用記憶ブロック905を、ITU−T勧告G.7
26で定められたリセット値により初期化する(ステッ
プ1)。
【0034】次に、入力されたPCMデータがパケット
の先頭サンプルか否かの判定を行う(ステップ2)。先
頭サンプルであれば、予測用記憶ブロック905の内容
(予測用データ)を抽出し(ステップ3)、入力PCM
データをADPCM符号化する(ステップ4)。尚、ス
テップ2において先頭サンプルでなければ、ステップ4
に移行する。
【0035】そして、符号化したデータが現在作成中の
パケットの最終サンプルであるか否かの判定を行い(ス
テップ5)、最終サンプルであれば、ステップ3にて抽
出した予測用データと、ステップ4のADPCM符号化
で得られた1パケット分のADPCMデータとを結合
し、ADPCMパケットを出力した(ステップ6)後、
符号化を終了するか否かの判定を行う(ステップ7)。
【0036】尚、ステップ5において最終サンプルでな
ければ、ステップ7に移行する。ステップ7の判定に
て、処理を終了しない場合は、ステップ2に戻り、ステ
ップ7における判定で終了するまで処理を繰り返す。
【0037】これによって、本実施形態によるADPC
M符号化データのファイルフォーマットは、図3に示す
ように、パケット内部において、ADPCMデータに加
え、該ADPCMデータの先頭サンプル復号のための予
測用データが付加されたものとなっている。
【0038】尚、本実施形態においては、パケットヘッ
ダを付加することにより、符号化データのサイズは、従
来例に比べて大きくなるが、例えば1秒単位で編集でき
るように、8000サンプル毎にパケット化した場合、
2000バイト(16kbps時)に対して48バイト
(24ワード)のヘッダが付加されるだけなので、サイ
ズの増加は2%強にとどまり、符号化効率の低下に関す
る影響力はわずかである。
【0039】また、上記第1実施形態においては、PC
MデータをADPCM符号化して出力するものについて
説明したが、既存のADPCMデータに対して、パケッ
ト単位に分割し、各パケットのヘッダとして、パケット
先頭サンプルの復号時に用いる予測用データを付加して
出力するものについて、本発明の音声データ処理装置の
第2実施形態として、図4及び図5とともに以下説明す
る。
【0040】尚、上記従来例と同一部分には同一符号を
付し、その説明は省略する。ここで、図4は本実施形態
の音声データ処理装置の概略構成を示すブロック図、図
5は本実施形態の音声データ処理装置の処理を示すフロ
ーチャートである。
【0041】図4のブロック図において、適応逆量子化
部1001、適応予測部1002、予測用記憶ブロック
1003からなるADPCM復号部は、図10とともに
上述した従来のADPCM音声復号装置から、PCM変
換部1004と同期符号化補正部1005とを省いたも
のである。
【0042】また、301はADPCM復号部の予測用
記憶ブロック1003の内容を抽出する予測用データ抽
出部であり、図1における予測用データ抽出部102と
同様の構成である。
【0043】302は予測用データ抽出部301から抽
出された予測用データと、本装置に入力されたADPC
Mデータとを結合して、ADPCMパケットを出力する
パケット結合部であり、図1におけるパケット結合部1
03と同様の構成である。
【0044】上記のように構成してなる音声データ処理
装置の具体的な処理の流れを、図5のフローチャートと
ともに説明する。処理開始後、まずADPCM復号部の
予測用記憶ブロック1003を、ITU−T勧告G.7
26で定められたリセット値により初期化する(ステッ
プ1)。
【0045】次に、入力されたADPCMデータがパケ
ットの先頭サンプルとなるか否かの判定を行う(ステッ
プ2)。先頭サンプルとなるのであれば、予測用記憶ブ
ロック1003の内容(予測用データ)を抽出し(ステ
ップ3)、抽出された予測用データと入力ADPCMデ
ータとを結合して、ADPCMパケットを出力した(ス
テップ4)後、このADPCMデータの復号を行う(ス
テップ5)。
【0046】尚、ステップ3において先頭サンプルでな
ければ、ステップ5に移行する。そして、パケット化を
終了するか否かの判定を行い(ステップ6)、終了しな
い場合は、ステップ2に戻り、ステップ6における判定
で終了するまで処理を繰り返す。
【0047】これによって、本実施形態の音声データ処
理装置は、単体で、図9とともに上述した従来形式のA
DPCM符号化データを、図3に示したADPCMパケ
ット形式へ変換する変換装置として用いることができ
る。また、図8とともに上述した従来のADPCM符号
化装置を前段に付加することで、図1に示したADPC
M符号化装置と同等の装置として用いることも可能であ
る。
【0048】次に、上述した本発明の第1実施形態或い
は第2実施形態の装置により作成された符号化データ
を、μ則及びA則で量子化されたPCM信号若しくは均
一量子化PCM信号へと変換する音声データ処理装置に
ついて、本発明の音声データ処理装置の第3実施形態と
して、図6及び図7とともに以下説明する。
【0049】尚、上記従来例と同一部分には同一符号を
付し、その説明は省略する。ここで、図6は本実施形態
の音声データ処理装置の概略構成を示すブロック図、図
7は本実施形態の音声データ処理装置の処理を示すフロ
ーチャートである。
【0050】図6のブロック図において、501は入力
された符号化データを、パケット単位に分割し、更に予
測用データとADPCMデータとに分離するパケット分
割部である。
【0051】適応逆量子化部1001、適応予測部10
02、予測用記憶ブロック1003、PCM変換部10
04、同期符号化補正部1005からなるADPCM復
号部は、図10とともに上述した従来のADPCM音声
復号装置と同一の構成である。尚、上記構成において、
出力が均一PCMの場合は、PCM変換部1004及び
同期符号化補正部1005は省くことができる。
【0052】また、502は入力された予測用データに
より、予測用記憶ブロック1003を初期化する予測用
記憶ブロック初期化部である。
【0053】上記のように構成してなる音声データ処理
装置の具体的な処理の流れを、図7のフローチャートと
ともに説明する。処理開始後、まず入力された符号化デ
ータをパケット分割部501でパケット単位に分割する
(ステップ1)。
【0054】次に、分割されたパケットのヘッダにある
予測用データ部分により予測用記憶ブロック1003の
内容を初期化する(ステップ2)。また、パケット中の
ADPCMデータを、ADPCM復号部にて復号し(ス
テップ3)、復号を行って得られたPCMデータを出力
する(ステップ4)。
【0055】そして、復号を終了するか否かの判定を行
い(ステップ5)、復号終了でなければ、ステップ1に
戻り、ステップ5における判定で終了するまで処理を繰
り返す。
【0056】これによって、上述した本発明の第1、第
2実施形態の装置により作成された符号化データ中の任
意の1パケットを復号する際、符号化データのパケット
中に含まれる予測用データの内容と、ADPCM復号部
の予測用記憶ブロック1003の内容とは一致すること
が分かる。
【0057】また、ADPCM復号部内の予測用記憶ブ
ロック1003は、外部から明示的に初期化を行わない
限りは、入力符号化データによってのみ更新されるた
め、途中のパケットから復号を始めても、該パケットに
含まれるADPCMデータの最初のサンプル復号時に予
測誤りは生じないため、出力PCMデータは適正な値と
なり、これをD/A変換した後、スピーカ等で音声とし
て出力した場合、ノイズは生じない。
【0058】すなわち、本発明の第1、第2実施形態の
装置を用いて作成した符号化データを、本発明の第3実
施形態の装置で復号する際、パケット単位での編集を行
った後、復号した場合であっても、出力PCMデータの
各編集点において、予測誤りに伴うノイズの発生を防止
することができる。
【0059】
【発明の効果】本願請求項1に記載の発明に係る音声デ
ータ処理装置は、上述したような構成としているので、
符号化時に、ADPCMデータをパケット化するとき、
各パケットのヘッダとして、パケット先頭サンプルの復
号に用いる予測用データを付加しておくので、復号時の
予測用データとして、符号化時の予測用データと同一の
データを用いることが可能となり、編集点付近でのノイ
ズ発生を防止することができる。
【0060】また、これによって、符号化データの復号
処理を行わずに編集を行うことが可能となるため、記憶
デバイスの容量や処理量を削減することができる。さら
に、再符号化を行わないため、編集を複数回繰り返して
も、音質劣化の発生を抑制するすることが可能となる。
【0061】本願請求項2に記載の発明に係る音声デー
タ処理装置は、従来のADPCM音声符号化装置により
作成された符号化データに対しても、一度全てのADP
CMデータを復号することで、各パケット先頭の予測用
データを得て、その値をパケットヘッダとすることが可
能となり、前記請求項1に記載の発明と同様、復号時の
予測用データとして、この予測用データと同一のデータ
を用いることによって、編集点付近でのノイズ発生を防
止することができる。
【0062】本願請求項3に記載の発明に係る音声デー
タ処理装置は、復号時に、入力符号化データの各パケッ
トに含まれる予測用データにより、予測用記憶ブロック
を初期化することで、各サンプルについての予測用デー
タを符号化時の予測用データと一致させることが可能と
なり、編集点付近でのノイズ発生を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音声データ処理装置の第1実施形態に
おける概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の音声データ処理装置の第1実施形態に
おける処理を示すフローチャートである。
【図3】本発明の音声データ処理装置の第1実施形態に
より作成された符号化データのファイルフォーマットを
示す説明図である。
【図4】本発明の音声データ処理装置の第2実施形態に
おける概略構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の音声データ処理装置の第2実施形態に
おける処理を示すフローチャートである。
【図6】本発明の音声データ処理装置の第3実施形態に
おける概略構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の音声データ処理装置の第1実施形態に
おける処理を示すフローチャートである。
【図8】従来のADPCM符号化装置の概略構成を示す
ブロック図である。
【図9】従来のADPCM符号化装置により作成された
符号化データのファイルフォーマットを示す説明図であ
る。
【図10】従来のADPCM復号装置の概略構成を示す
ブロック図である。
【図11】従来のADPCM符号化装置により作成され
た符号化データ対して、途中のパケットから復号した結
果を示す説明図である。
【符号の説明】
101 ADPCMバッファ 102 予測用データ抽出部 103 パケット結合部 301 予測用データ抽出部 302 パケット結合部 501 パケット分割部 502 予測用記憶ブロック初期化部 901 均一PCM変換部 902 適応量子化部 903 適応逆量子化部 904 適応予測部 905 予測用記憶ブロック 1001 適応逆量子化部 1002 適応予測部 1003 予測用記憶ブロック 1004 PCM変換部 1005 同期符号化補正部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青野 友子 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 5D045 DA07 5J064 AA01 BA05 BB03 BB07 BB13

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力PCMデータと予測信号との差分信
    号に対して、量子化を行うことにより、ADPCMデー
    タを出力する適応量子化手段と、 前記ADPCMデータを逆量子化する適応逆量子化手段
    と、 該適応逆量子化手段の出力と前記予測信号とから、次の
    予測信号を生成する適応予測手段と、 前記次の予測信号の生成に必要なデータを格納する予測
    用記憶ブロックとを備えた音声データ処理装置であっ
    て、 前記予測用記憶ブロックより抽出された予測用データ
    を、前記ADPCMデータに結合して、符号化データの
    パケットを構成するパケット結合手段を設けたことを特
    徴とする音声データ処理装置。
  2. 【請求項2】 入力ADPCMデータから量子化差分信
    号を生成する適応逆量子化手段と、 前記量子化差分信号と、前記量子化差分信号及び予測信
    号より得られる再生信号とから、次の予測信号を生成す
    る適応予測手段と、 次の予測信号の生成に必要なデータを格納する予測用記
    憶ブロックとを備えた音声データ処理装置であって、 前記予測用記憶ブロックより抽出された予測用データ
    を、前記ADPCMデータに結合して、符号化データの
    パケットを構成するパケット結合手段を設けたことを特
    徴とする音声データ処理装置。
  3. 【請求項3】 入力符号化データをパケット単位に分割
    するとともに、該パケットを予測用データとADPCM
    データとに分離するパケット分割手段と、 前記ADPCMデータから量子化差分信号を生成する適
    応逆量子化手段と、 前記量子化差分信号と、前記量子化差分信号及び予測信
    号より得られる再生信号とから、次の予測信号を生成す
    る適応予測手段と、 次の予測信号の生成に必要なデータを格納する予測用記
    憶ブロックとを備えた音声データ処理装置であって、 前記予測用データに基づいて、前記予測用記憶ブロック
    を初期化する予測用記憶ブロック初期化手段を設けたこ
    とを特徴とする音声データ処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006106475A (ja) * 2004-10-07 2006-04-20 Kddi Corp 圧縮オーディオデータ処理方法

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JP2006106475A (ja) * 2004-10-07 2006-04-20 Kddi Corp 圧縮オーディオデータ処理方法

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