JP2000315329A - 対物レンズ駆動装置の支持構造 - Google Patents

対物レンズ駆動装置の支持構造

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JP2000315329A
JP2000315329A JP11115819A JP11581999A JP2000315329A JP 2000315329 A JP2000315329 A JP 2000315329A JP 11115819 A JP11115819 A JP 11115819A JP 11581999 A JP11581999 A JP 11581999A JP 2000315329 A JP2000315329 A JP 2000315329A
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JP
Japan
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objective lens
viscoelastic material
rod
fixed
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JP11115819A
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English (en)
Inventor
Goichi Akanuma
悟一 赤沼
Susumu Katagiri
片桐  進
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピッチング共振やヨーイング共振のピーク値
を小さくし、安定したフォーカシング制御及びトラッキ
ング制御を行えるようにする。 【解決手段】 固定部13に固定された基板10と、対
物レンズなどを保持した可動部とを複数本の棒状弾性支
持部材12で連結し、棒状弾性支持部材12が挿通され
る挿通穴16を固定部13に形成する。挿通穴16は基
板10のランド部14より大径に形成され、棒状弾性支
持部材12が軸方向へ振動したときに、基板10におけ
るランド部14及びその周囲部分が棒状弾性支持部材1
2と共に振動する。挿通穴16内に粘弾性材17を充填
し、この粘弾性材17を基板10に当接させる。棒状弾
性支持部材12と共に基板10が振動したとき、粘弾性
材17によりその振動が吸収されるので、棒状弾性支持
部材12の軸方向への振動が原因となってピッチング共
振やヨーイング共振が発生しても、そのピーク値が小さ
くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクドライ
ブ、光磁気ディスクドライブなどで用いられる対物レン
ズ駆動装置の支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクドライブなどにおいて用いら
れている対物レンズ駆動装置では、対物レンズを保持し
た可動部を4本のワイヤバネで支持したものが広く知ら
れており、このような支持構造を備えた対物レンズ駆動
装置の一例を図15に基づいて説明する。この対物レン
ズ駆動装置は、可動部1と、ベース2と、ベース2に固
定された固定部3と、ベース2に固定された複数のヨー
ク4,5とを備えている。可動部1は、保持体6と、こ
の保持体6に保持された対物レンズ7、フォーカシング
コイル8、トラッキングコイル9等により構成されてい
る。固定部3にはプリント配線が形成された基板10が
固定され、ヨーク4にはフォーカシングコイル8及びト
ラッキングコイル9に対向する磁石11が固定されてい
る。
【0003】可動部1と基板10とは4本のワイヤバネ
12により連結されている。これらのワイヤバネ12
は、固定部3に形成された挿通穴(図示せず)内を挿通
され、基板10に形成されたランド部(図示せず)の中
心穴に挿入されてハンダ付けされている。なお、挿通穴
内には粘弾性材(図示せず)が抽入され、この粘弾性材
は、ワイヤバネ12の撓みが原因となる可動部1の一次
共振の発生を防止している。
【0004】しかし、このような対物レンズ駆動装置で
は、組付け精度などの影響で可動部1のバランスが取れ
ていないと、可動部1はフォーカシング方向とトラッキ
ング方向との二軸方向への並進運動のみでなく、トラッ
キング方向又はフォーカシング方向を中心として回転す
る共振(フォーカシング駆動によってトラッキング方向
を中心として誘起されるピッチング共振、トラッキング
駆動によってフォーカシング方向を中心として誘起され
るヨーイング共振)を発生する。
【0005】これらのピッチング共振及びヨーイング共
振の共振周波数は、ワイヤバネ12の伸び剛性(軸方向
の剛性)、ワイヤバネ12の間隔、それぞれの回転軸周
りの慣性モーメント等によって変化する。そして、これ
らの共振周波数がサーボの制御帯域に存在すると、安定
したフォーカシング制御、トラッキング制御が行えない
とう問題が生ずる。
【0006】このような問題を解決するために様々な提
案がなされており、例えば、特開平8−22626号公
報、特開平8−263860号公報、特開平5−266
507号公報、特開平10−255293号公報等に記
載された対物レンズ駆動装置が知られている。
【0007】特開平8−22626号公報に記載された
対物レンズ駆動装置は、ワイヤバネの固定部にワイヤバ
ネの軸方向に可動可能なヒンジ機構を設け、ワイヤバネ
の軸方向の剛性を小さくし、ピッチング共振、ヨーイン
グ共振の共振周波数を下げることにより、これらのピッ
チング共振、ヨーイング共振の共振周波数がサーボの制
御帯域から外れるようにしている。さらに、ヒンジ機構
にダンピング性を持たせることにより、共振(ピッチン
グ共振及びヨーイング共振)のピーク値を低下させてい
る。
【0008】特開平8−263860号公報に記載され
た対物レンズ駆動装置は、基板におけるワイヤバネが固
定された領域に、この基板が固定されている固定部に対
してワイヤバネの軸方向の自由度を持たせ、ピッチング
共振、ヨーイング共振の共振周波数及び共振のピーク値
を管理している。
【0009】なお、対物レンズ駆動装置の薄型化に伴な
い、ワイヤバネのスパンはフォーカシング方向で狭く、
トラッキング方向で広くなっており、ピッチング共振周
波数はヨーイング共振周波数よりも低域側に存在する。
このため、ピッチング共振周波数を低域側に移動させ、
ヨーイング共振周波数を高域側に移動させることによ
り、これらのピッチング共振、ヨーイング共振の共振周
波数がサーボの制御帯域から外れるようにすることが望
まれている。
【0010】特開平5−266507号公報に記載され
た対物レンズ駆動装置は、基板に切欠溝を形成すること
により、基板をトラッキング方向と平行な軸周りに変位
しやすくし、フォーカシング方向と平行な軸周りには変
位しにくくしている。従って、サーボの制御帯域に対し
て、ピッチング共振周波数が低域側に移動し、ヨーイン
グ共振周波数はほとんど変化せずに高域側に維持され
る。
【0011】特開平10−255293号公報に記載さ
れた対物レンズ駆動装置は、基板が固定される固定部に
ワイヤバネが挿通される挿通穴が形成され、この挿通穴
の内径寸法が、基板に形成されてワイヤバネの端部が固
定されるランド部の外形寸法より大きく形成されてい
る。このため、ワイヤバネが振動してその軸方向へ変位
したとき、基板におけるランド部及びその周囲がワイヤ
バネと共に振動して変位するため、ワイヤバネの軸方向
の剛性が小さくなり、ヨーイング共振、ピッチング共振
を抑えることができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平8−2
2626号公報に記載された対物レンズ駆動装置では、
ヒンジ機構の構造が複雑であり、信頼性が劣るという問
題がある。
【0013】特開平8−263860号公報に記載され
た対物レンズ駆動装置では、ピッチング共振の共振周波
数を低域側へ移動させ、ヨーイング共振の共振周波数を
高域側へ移動させるというように別々に管理することが
困難である。
【0014】特開平5−266507号公報に記載され
た対物レンズ駆動装置では、構造が複雑である。また、
基板がワイヤバネの軸方向へ変位したときに、ワイヤバ
ネに撓む方向の力が発生し、不要な共振を発生する。
【0015】特開平10−255293号公報に記載さ
れた対物レンズ駆動装置では、ワイヤバネの軸方向への
振動により基板がワイヤバネの軸方向へ変位したとき、
その変位量が大きくなり、ピッチング共振、ヨーイング
共振のピーク値が大きくなるという問題がある。
【0016】さらに、挿通穴が大径であるため、挿通穴
に挿通させたワイヤバネをランド部の中心穴に挿入する
とき、ワイヤバネが基板に衝突し、組立作業に手間がか
かるとともにワイヤバネを破損させる場合がある。
【0017】本発明の目的は、ワイヤバネなどの棒状弾
性支持部材が固定されている基板が棒状弾性支持部材と
共に棒状弾性支持部材の軸方向へ振動したとき、その振
動を吸収して基板の変位量を小さくし、ピッチング共
振、ヨーイング共振のピーク値を小さくすることであ
る。
【0018】本発明の別の目的は、棒状弾性支持部材を
基板に形成されたランド部の中心穴に挿入するとき、棒
状弾性支持部材が基板に衝突することを防止することで
ある。
【0019】本発明の別の目的は、ワイヤバネなどの棒
状弾性支持部材が固定されている基板が棒状弾性支持部
材と共に棒状弾性支持部材の軸方向へ振動したとき、そ
の振動を吸収して基板の変位量を小さくし、ピッチング
共振、ヨーイング共振のピーク値を小さくするととも
に、棒状弾性支持部材の撓み方向の振動を吸収して一次
共振を防止することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
光スポットを形成する対物レンズと磁石に対向するコイ
ルとを保持した可動部と、この可動部に対向する対向面
とその裏側に位置する取付面とを有して固定位置に設け
られた固定部と、中心穴が形成されたランド部を有して
前記固定部の前記取付面に面接合された基板と、この基
板と前記可動部とを連結する複数本の棒状弾性支持部材
と、前記対向面と前記取付面との間を貫通して前記中心
穴と略同じ中心線上に位置して形成されるとともに前記
取付面側の開口部分の内径寸法が前記ランド部の外径寸
法より大径に形成されて前記棒状弾性支持部材が挿通さ
れる挿通穴とを有する対物レンズ駆動装置の支持構造に
おいて、前記挿通穴内に粘弾性材が充填されてこの粘弾
性材が前記基板に当接されている。
【0021】従って、対物レンズを可動部ごとフォーカ
シング方向やトラッキング方向へ駆動することに伴なっ
て棒状弾性支持部材が軸方向へ振動し、この棒状弾性支
持部材と共に基板が振動したとき、挿通穴内に充填され
て基板に当接されている粘弾性材により基板の振動が吸
収される。このため、棒状弾性支持部材の軸方向への振
動が原因となってピッチング共振やヨーイング共振が発
生しても、そのピーク値が小さくなり、安定したフォー
カシング制御及びトラッキング制御を行える。
【0022】請求項2記載の発明は、光スポットを形成
する対物レンズと磁石に対向するコイルとを保持した可
動部と、この可動部に対向する対向面とその裏側に位置
する取付面とを有して固定位置に設けられた固定部と、
中心穴が形成されたランド部を有して前記固定部の前記
取付面に面接合された基板と、この基板と前記可動部と
を連結する複数本の棒状弾性支持部材と、前記対向面と
前記取付面との間を貫通して前記中心穴と略同じ中心線
上に位置して形成されるとともに前記取付面側の開口部
分の内径寸法が前記ランド部の外径寸法より大径に形成
されて前記棒状弾性支持部材が挿通される挿通穴とを有
する対物レンズ駆動装置の支持構造において、前記中心
穴に挿入された前記棒状弾性支持部材と前記ランド部と
が前記基板における前記取付面に接合された面の反対側
の面上で固定されており、この固定部分を覆う粘弾性材
が前記基板に固着されている。
【0023】従って、対物レンズを可動部ごとフォーカ
シング方向やトラッキング方向へ駆動することに伴なっ
て棒状弾性支持部材が軸方向へ振動し、この棒状弾性支
持部材と共に基板が振動したとき、ランド部と棒状弾性
支持部材との固定部分を覆っている粘弾性材により基板
の振動が吸収される。このため、棒状弾性支持部材の軸
方向への振動が原因となってピッチング共振やヨーイン
グ共振が発生しても、そのピーク値が小さくなり、安定
したフォーカシング制御及びトラッキング制御を行え
る。
【0024】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の対物レンズ駆動装置の支持構造において、前記挿通
穴は、前記対向面に形成された開口から前記取付面側に
向けて内径寸法が前記中心穴と略同じになるまで次第に
小さくなるテーパ穴部と、前記取付面側に形成されて前
記ランド部の外径寸法より大きな内径寸法を有する拡径
穴部とからなる。
【0025】従って、棒状弾性支持部材をランド部の中
心穴に挿入するとき、テーパ穴部の大径側から差し込ん
でランド部側へ押し込むことにより、棒状弾性支持部材
はテーパ穴部の内周面に沿って案内され、基板に衝突す
ることなくランド部の中心穴へスムーズに挿入される。
このため、組立作業に手間がかからなくなり、また、棒
状弾性支持部材が基板に衝突することによる棒状弾性支
持部材の破損が防止される。
【0026】請求項4記載の発明は、請求項1又は3記
載の対物レンズ駆動装置の支持構造において、前記挿通
穴に充填された前記粘弾性材は、前記取付面側の領域に
充填されて前記基板に当接した部分が硬質の粘弾性材で
あり、前記対向面側の領域に充填された部分が軟質の粘
弾性材である。
【0027】従って、棒状弾性支持部材と共に基板が棒
状弾性支持部材の軸方向へ振動したとき、高域に存在す
る基板の振動が硬質の粘弾性材により効率良く吸収さ
れ、棒状弾性支持部材の軸方向への振動が原因となって
ピッチング共振やヨーイング共振が発生しても、そのピ
ーク値が小さくなり、安定したフォーカシング制御及び
トラッキング制御を行える。
【0028】また、棒状弾性支持部材が撓みを生じたと
き、その撓みによる低域に存在する振動が軟質の粘弾性
材により効率良く吸収され、棒状弾性支持部材の撓みが
原因となる可動部の一次共振が抑えられる。
【0029】請求項5記載の発明は、請求項1,3又は
4記載の対物レンズ駆動装置の支持構造において、前記
中心穴に挿入された前記棒状弾性支持部材と前記ランド
部とが前記基板における前記取付面に接合された面の反
対側の面上で固定されており、この固定部分を覆う粘弾
性材が前記基板に固着されている。
【0030】従って、棒状弾性支持部材と共に基板が振
動したとき、ランド部と棒状弾性支持部材との固定部分
を覆っている粘弾性材により基板の振動が吸収され、棒
状弾性支持部材の軸方向への振動が原因となってピッチ
ング共振及びヨーイング共振が発生しても、そのピーク
値が小さくなり、安定したフォーカシング制御及びトラ
ッキング制御を行える。
【0031】請求項6記載の発明は、請求項3,4又は
5記載の対物レンズ駆動装置の支持構造において、前記
基板における前記ランド部の周りに前記基板の撓み強度
を調整する複数個の調整穴が形成されており、これらの
調整穴が前記拡径穴部に連通されている。
【0032】従って、拡径穴部内への粘弾性材の充填
を、調整穴を通して容易に行える。
【0033】請求項7記載の発明は、光スポットを形成
する対物レンズと磁石に対向するコイルとを保持した可
動部と、この可動部に対向させて固定位置に設けられた
固定部と、前記固定部に対向する対向面とその裏面側に
位置する取付面とを有して前記可動部に設けられた基板
取付部と、中心穴が形成されたランド部を有して前記基
板取付部の前記取付面に面接合された基板と、この基板
と前記固定部に固定された基板とを連結する複数本の棒
状弾性支持部材と、前記対向面と前記取付面との間を貫
通して前記中心穴と略同じ中心線上に位置して形成され
るとともに前記取付面側の開口部分の内径寸法が前記ラ
ンド部の外径寸法より大径に形成されて前記棒状弾性支
持部材が挿通される挿通穴とを有する対物レンズ駆動装
置の支持構造において、前記挿通穴内に粘弾性材が充填
されてこの粘弾性材が前記基板に当接されている。
【0034】従って、対物レンズを可動部ごとフォーカ
シング方向やトラッキング方向へ駆動することに伴なっ
て棒状弾性支持部材が軸方向へ振動し、この棒状弾性支
持部材と共に基板が振動したとき、挿通穴内に充填され
て基板に当接している粘弾性材により基板の振動が吸収
される。このため、棒状弾性支持部材の軸方向への振動
が原因となってピッチング共振やヨーイング共振が発生
しても、そのピーク値が小さくなり、安定したフォーカ
シング制御及びトラッキング制御を行える。
【0035】また、振動源である棒状弾性支持部材より
も対物レンズ側に粘弾性材が配置されているので、対物
レンズへの振動の伝わりが低下する。
【0036】請求項8記載の発明は、光スポットを形成
する対物レンズと磁石に対向するコイルとを保持した可
動部と、この可動部に対向させて固定位置に設けられた
固定部と、前記固定部に対向する対向面とその裏面側に
位置する取付面とを有して前記可動部に設けられた基板
取付部と、中心穴が形成されたランド部を有して前記基
板取付部の前記取付面に面接合された基板と、この基板
と前記固定部に固定された基板とを連結する複数本の棒
状弾性支持部材と、前記対向面と前記取付面との間を貫
通して前記中心穴と略同じ中心線上に位置して形成され
るとともに前記取付面側の開口部分の内径寸法が前記ラ
ンド部の外径寸法より大径に形成されて前記棒状弾性支
持部材が挿通される挿通穴とを有する対物レンズ駆動装
置の支持構造において、前記中心穴に挿入された前記棒
状弾性支持部材と前記ランド部とが前記基板における前
記取付面に接合された面の反対側の面上で固定されてお
り、この固定部分を覆う粘弾性材が前記基板に固着され
ている。
【0037】従って、対物レンズを可動部ごとフォーカ
シング方向やトラッキング方向へ駆動することに伴なっ
て棒状弾性支持部材が軸方向へ振動し、この棒状弾性支
持部材と共に基板が振動したとき、ランド部と棒状弾性
支持部材との固定部分を覆っている粘弾性材により基板
の振動が吸収される。このため、棒状弾性支持部材の軸
方向への振動が原因となってピッチング共振やヨーイン
グ共振が発生しても、そのピーク値が小さくなり、安定
したフォーカシング制御及びトラッキング制御を行え
る。
【0038】また、振動源である棒状弾性支持部材より
も対物レンズ側に粘弾性材が配置されているので、対物
レンズへの振動の伝わりが低下する。
【0039】請求項9記載の発明は、請求項7又は8記
載の対物レンズ駆動装置の支持構造において、前記挿通
穴は、前記対向面に形成された開口から前記取付面側に
向けて内径寸法が前記中心穴と略同じになるまで次第に
小さくなるテーパ穴部と、前記取付面側に形成されて前
記ランド部の外径寸法より大きな内径寸法を有する拡径
穴部とからなる。
【0040】従って、棒状弾性支持部材をランド部の中
心穴に挿入するとき、テーパ穴部の大径側から差し込ん
でランド部側へ押し込むことにより、棒状弾性支持部材
はテーパ穴部の内周面に沿って案内され、基板に衝突す
ることなくランド部の中心穴へスムーズに挿入される。
このため、組立作業に手間がかからなくなり、また、棒
状弾性支持部材が基板に衝突することによる棒状弾性支
持部材の破損が防止される。
【0041】請求項10記載の発明は、請求項7又は9
記載の対物レンズ駆動装置の支持構造において、前記挿
通穴に充填された前記粘弾性材は、前記取付面側の領域
に充填されて前記基板に当接した部分が硬質の粘弾性材
であり、前記対向面側の領域に充填された部分が軟質の
粘弾性材である。
【0042】従って、棒状弾性支持部材と共に基板が棒
状弾性支持部材の軸方向へ振動したとき、高域に存在す
る基板の振動が硬質の粘弾性材により効率良く吸収さ
れ、棒状弾性支持部材の軸方向への振動が原因となって
ピッチング共振やヨーイング共振が発生しても、そのピ
ーク値が小さくなり、安定したフォーカシング制御及び
トラッキング制御を行える。
【0043】また、棒状弾性支持部材が撓みを生じたと
き、その撓みによる低域に存在する振動が軟質の粘弾性
材により効率良く吸収され、棒状弾性支持部材の撓みが
原因となる可動部の一次共振が抑えられる。
【0044】さらに、振動源である棒状弾性支持部材よ
りも対物レンズ側に粘弾性材が配置されているので、対
物レンズへの振動の伝わりが低下する。
【0045】請求項11記載の発明は、請求項7,9又
は10記載の対物レンズ駆動装置の支持構造において、
前記中心穴に挿入された前記棒状弾性支持部材と前記ラ
ンド部とが前記基板における前記取付面に接合された面
の反対側の面上で固定されており、この固定部分を覆う
粘弾性材が前記基板に固着されている。
【0046】従って、棒状弾性支持部材と共に基板が振
動したとき、ランド部と棒状弾性支持部材との固定部分
を覆っている粘弾性材により基板の振動が吸収され、棒
状弾性支持部材の軸方向への振動が原因となってピッチ
ング共振及びヨーイング共振が発生しても、そのピーク
値が小さくなり、安定したフォーカシング制御及びトラ
ッキング制御を行える。
【0047】また、振動源である棒状弾性支持部材より
も対物レンズ側に粘弾性材が配置されているので、対物
レンズへの振動の伝わりが低下する。
【0048】請求項12記載の発明は、請求項9,10
又は11記載の対物レンズ駆動装置の支持構造におい
て、前記基板における前記ランド部の周りに前記基板の
撓み強度を調整する複数個の調整穴が形成されており、
これらの調整穴が前記拡径穴部に連通されている。
【0049】従って、拡径穴部内への粘弾性材の充填
を、調整穴を通して容易に行える。
【0050】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
及び図2に基づいて説明する。なお、図15において説
明した部分と同じ部分は同じ符号で示し、説明も省略す
る。本実施の形態の対物レンズ駆動装置は、可動部1
と、ベース2と、ベース2に固定された固定部13と、
ベース2に固定された複数のヨーク4,5とを備えてい
る。可動部1は、保持体6と、この保持体6に保持され
た対物レンズ7、コイルであるフォーカシングコイル
8、コイルであるトラッキングコイル9等により構成さ
れている。
【0051】固定部13は四角柱状に形成され、この固
定部13における可動部1に対向する面が対向面13a
とされ、その裏側の面が取付面13bとされている。取
付面13bには基板10が面接合され、この基板10に
は、配線パターンと4個のランド部14とが形成され、
各ランド部14の中央部には棒状弾性支持部材であるワ
イヤバネ12が挿入される中心穴15が形成されてい
る。中心穴15に挿入されたワイヤバネ12の端部は、
基板10における取付面13bに接合された面の反対側
の面上で、ハンダ又は導電性接着剤によりランド部14
に固定されている。
【0052】固定部13には、対向面13aと取付面1
3bとの間を貫通して中心穴15と略同じ中心線上に位
置する4個の挿通穴16が形成され、これらの挿通穴1
6にそれぞれワイヤバネ12が挿通されている。挿通穴
16は、その全域において内径寸法が均一である丸穴状
に形成され、かつ、その内径寸法はランド部14の外形
寸法より大径に形成されている。さらに、挿通穴16内
には粘弾性材17が充填され、この粘弾性材17は基板
10に当接されている。粘弾性材17としては、UV硬
化性のダンパゲルなどが使用されている。
【0053】このような構成において、対物レンズ7を
可動部1ごとフォーカシング方向やトラッキング方向へ
駆動することによりワイヤバネ12が撓みを生じたと
き、粘弾性材17がその撓みを吸収することにより、可
動部1の一次共振を抑えることができる。
【0054】また、対物レンズ7をフォーカシング方向
やトラッキング方向へ駆動することによりワイヤバネ1
2が軸方向へ振動したとき、基板10におけるランド部
14及びその周囲の部分がワイヤバネ12と共に振動す
る。このため、ワイヤバネ12の軸方向の剛性が小さく
なり、ピッチング共振、ヨーイング共振を抑えることが
できる。
【0055】さらに、ワイヤバネ12と共に基板10が
ワイヤバネ12の軸方向へ振動したとき、基板10に当
接している粘弾性材17により基板10の振動が吸収さ
れる。このため、ワイヤバネ12の軸方向への振動が原
因となってピッチング共振やヨーイング共振が発生して
も、そのピーク値が小さくなり、安定したフォーカシン
グ制御及びトラッキング制御を行える。
【0056】つぎに、本発明の第二の実施の形態を図3
に基づいて説明する。なお、先行して説明してある他の
実施の形態と同じ部分は同じ符号で示し、説明も省略す
る(以下の各実施の形態においても同じ)。本実施の形
態では、ランド部14の中心穴15に挿入されたワイヤ
バネ12とランド部14とが、基板10における取付面
13bに接合された面の反対側の面上でハンダ又は導電
性接着剤により固定され、この固定部分を覆う粘弾性材
18が基板10に固着されている。この粘弾性材18の
材質としては、高域の振動を効率良く吸収する硬質のも
のが適している。挿通穴16内には、この粘弾性材18
に比べて軟質である粘弾性材17が充填されている。
【0057】このような構成において、対物レンズ7を
フォーカシング方向やトラッキング方向へ駆動すること
よりワイヤバネ12が軸方向へ振動したとき、基板10
におけるランド部14及びその周囲の部分がワイヤバネ
12と共に振動する。このため、ワイヤバネ12の軸方
向の剛性が小さくなり、ピッチング共振、ヨーイング共
振を抑えることができる。
【0058】さらに、ワイヤバネ12と共に基板10が
ワイヤバネ12の軸方向へ振動したとき、ランド部14
とワイヤバネ12との固定部分を覆っている粘弾性材1
8により基板10の振動が吸収される。このため、ワイ
ヤバネ12の軸方向への振動が原因となってピッチング
共振やヨーイング共振が発生しても、そのピーク値が小
さくなり、安定したフォーカシング制御及びトラッキン
グ制御を行える。
【0059】なお、本実施の形態では、挿通穴16内に
軟質の粘弾性材17を充填した場合を例に挙げて説明し
たが、この粘弾性材17を省いても、高域に存在するワ
イヤバネ12の軸方向への振動が原因となって発生する
ピッチング共振やヨーイング共振のピーク値を小さくす
ることができる。但し、基板10に接する粘弾性材17
を挿通穴16内に充填することにより、ワイヤバネ12
の軸方向への振動が原因となって発生するピッチング共
振やヨーイング共振のピーク値をさらに小さくすること
ができ、しかも、ワイヤバネ12の撓みが原因となる可
動部1の一次共振を抑えることができる。
【0060】つぎに、本発明の第三の実施の形態を図4
に基づいて説明する。本実施の形態では、テーパ穴部1
9aと拡径穴部19bとからなる挿通穴19が固定部1
3に形成されている。テーパ穴部19aは、対向面13
aに形成された開口が最も大径で、取付面13b側に向
けて内径寸法が次第に小さくなり最も小さい部分がラン
ド部14の中心穴15と略同じになるテーパが付けられ
ている。拡径穴部19bは、テーパ穴部19aの最小径
の部分に連続するとともに取付面13bに開口して形成
され、ランド部14の外径寸法より大きな内径寸法を有
している。挿通穴19(テーパ穴部19a及び拡径穴部
19b)内には粘弾性材17が充填され、この粘弾性材
17が基板10に当接されている。
【0061】このような構成において、ワイヤバネ12
をランド部14の中心穴15に挿入して固定する場合に
は、ワイヤバネ12をテーパ穴部19aの大径側から挿
通穴19内に差し込み、挿通穴19内を挿通させて中心
穴15に挿入する。このとき、ワイヤバネ12の先端部
がテーパ穴部19aの内周面に沿って案内され、基板1
0に衝突することなくランド部14の中心穴15へスム
ーズに挿入される。このため、ワイヤバネ12をランド
部14に固定する組立作業に手間がかからなくなり、ま
た、ワイヤバネ12が基板10に衝突することによるワ
イヤバネ12の破損が防止される。
【0062】なお、本実施の形態では、図1及び図2に
示した第一の実施の形態と同様に、対物レンズ7をフォ
ーカシング方向やトラッキング方向へ駆動したときに、
基板10におけるランド部14及びその周囲の部分がワ
イヤバネ12と共に振動することにより、ワイヤバネ1
2の軸方向の剛性が小さくなり、ピッチング共振、ヨー
イング共振を抑えることができる。さらに、ワイヤバネ
12と共に基板10がワイヤバネ12の軸方向へ振動し
たとき、基板10に当接している粘弾性材17により基
板10の振動が吸収されるので、ワイヤバネ12の軸方
向への振動が原因となってピッチング共振やヨーイング
共振が発生しても、そのピーク値が小さくなり、安定し
たフォーカシング制御及びトラッキング制御を行える。
【0063】つぎに、本発明の第四の実施の形態を図5
に基づいて説明する。本実施の形態では、挿通穴19内
に硬さの異なる2種類の粘弾性材17,18が充填され
ている。取付面13b側の領域である拡径穴部19b内
には硬質の粘弾性材18が基板10に当接して充填さ
れ、対向面13a側の領域であるテーパ穴部19a内に
は軟質の粘弾性材17が充填されている。
【0064】このような構成において、対物レンズ7を
フォーカシング方向やトラッキング方向へ駆動すること
よりワイヤバネ12が軸方向へ振動したとき、基板10
におけるランド部14及びその周囲の部分がワイヤバネ
12と共に振動する。このため、ワイヤバネ12の軸方
向の剛性が小さくなり、ピッチング共振、ヨーイング共
振を抑えることができる。
【0065】さらに、ワイヤバネ12と共に基板10が
ワイヤバネ12の軸方向へ振動したとき、基板10に当
接している粘弾性材18により基板10の振動が吸収さ
れる。このため、ワイヤバネ12の軸方向への振動が原
因となってピッチング共振やヨーイング共振が発生して
も、そのピーク値が小さくなり、安定したフォーカシン
グ制御及びトラッキング制御を行える。なお、基板10
に当接しているのが硬質の粘弾性材18であるので、基
板10の高域の振動を効率良く吸収することができる。
【0066】また、ワイヤバネ12が撓みを生じたと
き、その撓みによる低域に存在する振動が軟質の粘弾性
材17により効率良く吸収され、ワイヤバネ12の撓み
が原因となる可動部1の一次共振が抑えられる。
【0067】つぎに、本発明の第五の実施の形態を図6
に基づいて説明する。本実施の形態では、拡径穴部19
b内に硬質の粘弾性材18が充填され、テーパ穴部19
a内に軟質の粘弾性材17が充填されている。さらに、
ワイヤバネ12とランド部14との固定部分を覆う硬質
の粘弾性材18が基板10に固着されている。
【0068】このような構成において、対物レンズ7を
フォーカシング方向やトラッキング方向へ駆動すること
よりワイヤバネ12が軸方向へ振動したとき、基板10
におけるランド部14及びその周囲の部分がワイヤバネ
12と共に振動する。このため、ワイヤバネ12の軸方
向の剛性が小さくなり、ピッチング共振、ヨーイング共
振を抑えることができる。
【0069】さらに、ワイヤバネ12と共に基板10が
ワイヤバネ12の軸方向へ振動したとき、拡径穴部19
b内に充填されている粘弾性材18と、ランド部14と
ワイヤバネ12との固定部分を覆っている粘弾性材18
とにより、基板10の振動が吸収される。このため、ワ
イヤバネ12の軸方向への振動が原因となってピッチン
グ共振やヨーイング共振が発生しても、そのピーク値が
小さくなり、安定したフォーカシング制御及びトラッキ
ング制御を行える。
【0070】つぎに、本発明の第六の実施の形態を図7
に基づいて説明する。本実施の形態では、基板10にお
けるランド部14の周りに、基板10の撓み強度を調整
する複数個の調整穴20が形成されている。これらの調
整穴20は基板10を貫通して形成されており、その一
端が拡径穴部19bに連通されている。さらに、ワイヤ
バネ12とランド部14との固定部分を覆う硬質の粘弾
性材18が基板10に固着されている。
【0071】このような構成において、拡径穴部19b
内への粘弾性材18の充填を調整穴20を通して行うこ
とができ、拡径穴部19b内への粘弾性材18の充填を
容易に行える。さらに、調整穴20内に粘弾性材18が
入り込むことにより、ワイヤバネ12とランド部14と
の固定部分を覆う粘弾性材18の固着状態が安定する。
【0072】なお、本実施の形態では、図6に示した第
五の実施の形態と同様に、ピッチング共振、ヨーイング
共振を抑えることができるとともに、発生してもそのピ
ーク値が小さくなり、安定したフォーカシング制御及び
トラッキング制御を行える。
【0073】つぎに、本発明の第七の実施の形態を図8
及び図9に基づいて説明する。本実施の形態では、保持
体6に四角柱状の基板取付部21が形成され、この基板
取付部21における固定部13に対向する面が対向面2
1aとされ、その裏側が取付面21bとされている。取
付面21bには基板22が面接合され、この基板22に
は、配線パターンと4個のランド部23とが形成され、
各ランド部23の中央部にはワイヤバネ12が挿入され
る中心穴24が形成されている。中心穴24に挿入され
たワイヤバネ12の端部は、基板22における取付面2
1bに接合された面の反対側の面上で、ハンダ又は導電
性接着剤によりランド部23に固定されている。
【0074】基板取付部21には、対向面21aと取付
面21bとの間を貫通して中心穴24と略同じ中心線上
に位置する4個の挿通穴25が形成され、これらの挿通
穴25にそれぞれワイヤバネ12が挿通されている。挿
通穴25は、その全域において内径寸法が均一である丸
穴状に形成され、かつ、その内径寸法はランド部23の
外形寸法より大径に形成されている。さらに、挿通穴2
5内には粘弾性材17が充填され、この粘弾性材17が
基板22に当接されている。
【0075】このような構成において、対物レンズ7を
可動部1ごとフォーカシング方向やトラッキング方向へ
駆動することによりワイヤバネ12が撓みを生じたと
き、挿通穴26内に充填されている粘弾性材17がその
撓みを吸収することにより、可動部1の一次共振を抑え
ることができる。
【0076】また、対物レンズ7をフォーカシング方向
やトラッキング方向へ駆動することによりワイヤバネ1
2が軸方向へ振動したとき、基板22におけるランド部
23及びその周囲の部分がワイヤバネ12と共に振動す
る。そして、ワイヤバネ12の軸方向の剛性が小さくな
り、ピッチング共振、ヨーイング共振を抑えることがで
きる。
【0077】さらに、ワイヤバネ12と共に基板22が
ワイヤバネ12の軸方向へ振動したとき、基板22に当
接している粘弾性材17により基板22の振動が吸収さ
れる。このため、ワイヤバネ12の軸方向への振動が原
因となってピッチング共振やヨーイング共振が発生して
も、そのピーク値が小さくなり、安定したフォーカシン
グ制御及びトラッキング制御を行える。
【0078】さらに、挿通穴25内に充填されている粘
弾性材17は、振動源であるワイヤバネ12よりも対物
レンズ7側に配置されているので、対物レンズ7への振
動の伝わりを低下させることができる。
【0079】つぎに、本発明の第八の実施の形態を図1
0に基づいて説明する。本実施の形態では、ランド部2
3の中心穴24に挿入されたワイヤバネ12とランド部
23とが、基板22における取付面21bに接合された
面の反対側の面上でハンダ又は導電性接着剤により固定
され、この固定部分を覆う硬質の粘弾性材18が基板2
2に固着されている。挿通穴25内には、この粘弾性材
18に比べて軟質である粘弾性材17が充填されてい
る。
【0080】このような構成において、対物レンズ7を
フォーカシング方向やトラッキング方向へ駆動すること
よりワイヤバネ12が軸方向へ振動したとき、基板23
におけるランド部24及びその周囲の部分がワイヤバネ
12と共に振動する。そして、ワイヤバネ12の軸方向
の剛性が小さくなり、ピッチング共振、ヨーイング共振
を抑えることができる。
【0081】さらに、ワイヤバネ12と共に基板22が
ワイヤバネ12の軸方向へ振動したとき、ランド部23
とワイヤバネ12との固定部分を覆っている粘弾性材1
8により基板22の振動が吸収される。このため、ワイ
ヤバネ12の軸方向への振動が原因となってピッチング
共振やヨーイング共振が発生しても、そのピーク値が小
さくなり、安定したフォーカシング制御及びトラッキン
グ制御を行える。
【0082】なお、本実施の形態では、挿通穴25内に
軟質の粘弾性材17を充填した場合を例に挙げて説明し
たが、この粘弾性材17を省いても、高域に存在するワ
イヤバネ12の軸方向への振動が原因となって発生する
ピッチング共振やヨーイング共振のピーク値を小さくす
ることができる。但し、基板22に接する粘弾性材17
を挿通穴25内に充填することにより、ワイヤバネ12
の軸方向への振動が原因となって発生するピッチング共
振やヨーイング共振のピーク値をさらに小さくすること
ができ、しかも、ワイヤバネ12の撓みが原因となる可
動部1の一次共振を抑えることができる。
【0083】つぎに、本発明の第九の実施の形態を図1
1に基づいて説明する。本実施の形態では、テーパ穴部
26aと拡径穴部26bとからなる挿通穴26が基板取
付部21に形成されている。テーパ穴部26aは、対向
面21aに形成された開口が最も大径で、取付面21b
側に向けて内径寸法が次第に小さくなり最も小さい部分
がランド部23の中心穴24と略同じになるテーパが付
けられている。拡径穴部26bは、テーパ穴部26aの
最小径の部分に連続するとともに取付面21bに開口し
て形成され、ランド部23の外径寸法より大きな内径寸
法を有している。挿通穴26内には粘弾性材17が充填
され、この粘弾性材17が基板22に当接されている。
【0084】このような構成において、ワイヤバネ12
をランド部23の中心穴24に挿入して固定する場合に
は、ワイヤバネ12をテーパ穴部26aの大径側から挿
通穴26内に差し込み、挿通穴26内を挿通させて中心
穴24に挿入する。このとき、ワイヤバネ12の先端部
がテーパ穴部26aの内周面に沿って案内され、基板2
2に衝突することなくランド部23の中心穴24へスム
ーズに挿入される。このため、ワイヤバネ12をランド
部23に固定する組立作業に手間がかからなくなり、ま
た、ワイヤバネ12が基板22に衝突することによるワ
イヤバネ12の破損が防止される。
【0085】なお、本実施の形態では、図8及び図9に
示した第七の実施の形態と同様に、対物レンズ7をフォ
ーカシング方向やトラッキング方向へ駆動したときに、
基板23におけるランド部24及びその周囲の部分がワ
イヤバネ12と共に振動することにより、ワイヤバネ1
2の軸方向の剛性が小さくなり、ピッチング共振、ヨー
イング共振を抑えることができる。さらに、ワイヤバネ
12と共に基板22がワイヤバネ12の軸方向へ振動し
たとき、基板22に当接している粘弾性材17により基
板22の振動が吸収されるので、ワイヤバネ12の軸方
向への振動が原因となってピッチング共振やヨーイング
共振が発生しても、そのピーク値が小さくなり、安定し
たフォーカシング制御及びトラッキング制御を行える。
【0086】さらに、挿通穴25内に充填されている粘
弾性材17は、振動源であるワイヤバネ12よりも対物
レンズ7側に配置されているので、対物レンズ7への振
動の伝わりを低下させることができる。
【0087】つぎに、本発明の第十の実施の形態を図1
2に基づいて説明する。本実施の形態では、挿通穴26
内に硬さの異なる2種類の粘弾性材17,18が充填さ
れている。取付面21b側の領域である拡径穴部26b
内には硬質の粘弾性材18が基板22に当接して充填さ
れ、対向面21a側の領域であるテーパ穴部26a内に
は軟質の粘弾性材17が充填されている。
【0088】このような構成において、対物レンズ7を
フォーカシング方向やトラッキング方向へ駆動すること
よりワイヤバネ12が軸方向へ振動したとき、基板22
におけるランド部23及びその周囲の部分がワイヤバネ
12と共に振動する。このため、ワイヤバネ12の軸方
向の剛性が小さくなり、ピッチング共振、ヨーイング共
振を抑えることができる。
【0089】さらに、ワイヤバネ12と共に基板22が
ワイヤバネ12の軸方向へ振動したとき、基板22に当
接している粘弾性材18により基板22の振動が吸収さ
れる。このため、ワイヤバネ12の軸方向への振動が原
因となってピッチング共振やヨーイング共振が発生して
も、そのピーク値が小さくなり、安定したフォーカシン
グ制御及びトラッキング制御を行える。なお、基板22
に当接しているのが硬質の粘弾性材18であるので、基
板22の高域の振動を効率良く吸収することができる。
【0090】また、ワイヤバネ12が撓みを生じたと
き、その撓みによる低域に存在する振動が軟質の粘弾性
材17により効率良く吸収され、ワイヤバネ12の撓み
が原因となる可動部1の一次共振が抑えられる。
【0091】さらに、挿通穴26内に充填されている粘
弾性材17,18は、振動源であるワイヤバネ12より
も対物レンズ7側に配置されているので、対物レンズ7
への振動の伝わりを低下させることができる。
【0092】つぎに、本発明の第十一の実施の形態を図
13に基づいて説明する。本実施の形態では、拡径穴部
26b内に硬質の粘弾性材18が充填され、テーパ穴部
26a内に軟質の粘弾性材17が充填されている。さら
に、ワイヤバネ12とランド部23との固定部分を覆う
硬質の粘弾性材18が基板10に固着されている。
【0093】このような構成において、対物レンズ7を
フォーカシング方向やトラッキング方向へ駆動すること
よりワイヤバネ12が軸方向へ振動したとき、基板10
におけるランド部23及びその周囲の部分がワイヤバネ
12と共に振動する。このため、ワイヤバネ12の軸方
向の剛性が小さくなり、ピッチング共振、ヨーイング共
振を抑えることができる。
【0094】さらに、ワイヤバネ12と共に基板10が
ワイヤバネ12の軸方向へ振動したとき、拡径穴部26
b内に充填されている粘弾性材18と、ランド部23と
ワイヤバネ12との固定部分を覆っている粘弾性材18
とにより、基板22の振動が吸収される。このため、ワ
イヤバネ12の軸方向への振動が原因となってピッチン
グ共振やヨーイング共振が発生しても、そのピーク値が
小さくなり、安定したフォーカシング制御及びトラッキ
ング制御を行える。
【0095】さらに、挿通穴26内に充填されている粘
弾性材17,18は、振動源であるワイヤバネ12より
も対物レンズ7側に配置されているので、対物レンズ7
への振動の伝わりを低下させることができる。
【0096】つぎに、本発明の第十二の実施の形態を図
14に基づいて説明する。本実施の形態では、基板22
におけるランド部23の周りに、基板22の撓み強度を
調整する複数個の調整穴20が形成されている。これら
の調整穴20は基板22を貫通して形成されており、そ
の一端が拡径穴部26bに連通されている。さらに、ワ
イヤバネ12とランド部23との固定部分を覆う硬質の
粘弾性材18が基板10に固着されている。
【0097】このような構成において、拡径穴部26b
内への粘弾性材18の充填を調整穴20を通して行うこ
とができ、拡径穴部26b内への粘弾性材18の充填を
容易に行える。さらに、調整穴20内に粘弾性材18が
入り込むことにより、ワイヤバネ12とランド部23と
の固定部分を覆う粘弾性材18の固着状態が安定する。
【0098】なお、本実施の形態では、図13に示した
第十一の実施の形態と同様に、ピッチング共振、ヨーイ
ング共振を抑えることができるとともに、発生してもそ
のピーク値が小さくなり、安定したフォーカシング制御
及びトラッキング制御を行える。
【0099】
【発明の効果】請求項1記載の発明の対物レンズ駆動装
置の支持構造によれば、対物レンズを可動部ごとフォー
カシング方向やトラッキング方向へ駆動することに伴な
って棒状弾性支持部材が軸方向へ振動し、この棒状弾性
支持部材と共に基板が振動したとき、挿通穴内に充填さ
れて基板に当接されている粘弾性材により基板の振動を
吸収することができ、このため、棒状弾性支持部材の軸
方向への振動が原因となってピッチング共振やヨーイン
グ共振が発生してもそのピーク値を小さくすることがで
き、安定したフォーカシング制御及びトラッキング制御
を行える。
【0100】請求項2記載の発明の対物レンズ駆動装置
の支持構造によれば、対物レンズを可動部ごとフォーカ
シング方向やトラッキング方向へ駆動することに伴なっ
て棒状弾性支持部材が軸方向へ振動し、この棒状弾性支
持部材と共に基板が振動したとき、ランド部と棒状弾性
支持部材との固定部分を覆っている粘弾性材により基板
の振動を吸収することができ、このため、棒状弾性支持
部材の軸方向への振動が原因となってピッチング共振や
ヨーイング共振が発生してもそのピーク値を小さくする
ことができ、安定したフォーカシング制御及びトラッキ
ング制御を行える。
【0101】請求項3記載の発明によれば、請求項1又
は2記載の対物レンズ駆動装置の支持構造において、テ
ーパ穴部と拡径穴部とからなる挿通穴が形成されている
ので、棒状弾性支持部材をランド部の中心穴に挿入する
とき、棒状弾性支持部材をテーパ穴部の内周面に沿って
案内することによりこの棒状弾性支持部材を基板に衝突
させることなくランド部の中心穴へスムーズに挿入する
ことができ、組立作業に手間がかからなくなり、また、
棒状弾性支持部材が基板に衝突することによる棒状弾性
支持部材の破損を防止することができる。
【0102】請求項4記載の発明によれば、請求項1又
は3記載の対物レンズ駆動装置の支持構造において、挿
通穴に充填された粘弾性材は、取付面側の領域に充填さ
れて基板に当接した部分が硬質の粘弾性材であり、対向
面側の領域に充填された部分が軟質の粘弾性材であるの
で、棒状弾性支持部材と共に基板が棒状弾性支持部材の
軸方向へ振動したとき、高域に存在する基板の振動を硬
質の粘弾性材により効率良く吸収することができ、棒状
弾性支持部材の軸方向への振動が原因となってピッチン
グ共振やヨーイング共振が発生してもそのピーク値を小
さくすることができ、安定したフォーカシング制御及び
トラッキング制御を行うことができる。さらに、棒状弾
性支持部材が撓みを生じたとき、その撓みによる低域に
存在する振動を軟質の粘弾性材により効率良く吸収する
ことができ、棒状弾性支持部材の撓みが原因となる可動
部の一次共振を抑えることができる。
【0103】請求項5記載の発明によれば、請求項1,
3又は4記載の対物レンズ駆動装置の支持構造におい
て、ランド部の中心穴に挿入された棒状弾性支持部材と
ランド部との固定部分を覆う粘弾性材が基板に固着され
ているので、棒状弾性支持部材と共に基板が振動したと
き、ランド部と棒状弾性支持部材との固定部分を覆って
いる粘弾性材により基板の振動を吸収することでき、こ
のため、棒状弾性支持部材の軸方向への振動が原因とな
ってピッチング共振やヨーイング共振が発生してもその
ピーク値を小さくすることができ、安定したフォーカシ
ング制御及びトラッキング制御を行える。
【0104】請求項6記載の発明によれば、請求項3,
4又は5記載の対物レンズ駆動装置の支持構造におい
て、基板におけるランド部の周りに基板の撓み強度を調
整する複数個の調整穴が形成されており、これらの調整
穴が拡径穴部に連通されているので、拡径穴部内への粘
弾性材の充填を調整穴を通して容易に行うことができ
る。
【0105】請求項7記載の発明の対物レンズ駆動装置
の支持構造によれば、対物レンズを可動部ごとフォーカ
シング方向やトラッキング方向へ駆動することに伴なっ
て棒状弾性支持部材が軸方向へ振動し、この棒状弾性支
持部材と共に基板が振動したとき、挿通穴内に充填され
て基板に当接されている粘弾性材により基板の振動を吸
収することができ、このため、棒状弾性支持部材の軸方
向への振動が原因となってピッチング共振やヨーイング
共振が発生してもそのピーク値を小さくすることがで
き、安定したフォーカシング制御及びトラッキング制御
を行える。さらに、振動源である棒状弾性支持部材より
も対物レンズ側に粘弾性材が配置されているので、対物
レンズへの振動の伝わりを低下させることができる。
【0106】請求項8記載の発明の対物レンズ駆動装置
の支持構造によれば、対物レンズを可動部ごとフォーカ
シング方向やトラッキング方向へ駆動することに伴なっ
て棒状弾性支持部材が軸方向へ振動し、この棒状弾性支
持部材と共に基板が振動したとき、ランド部と棒状弾性
支持部材との固定部分を覆っている粘弾性材により基板
の振動を吸収することができ、このため、棒状弾性支持
部材の軸方向への振動が原因となってピッチング共振や
ヨーイング共振が発生してもそのピーク値を小さくする
ことができ、安定したフォーカシング制御及びトラッキ
ング制御を行える。さらに、振動源である棒状弾性支持
部材よりも対物レンズ側に粘弾性材が配置されているの
で、対物レンズへの振動の伝わりを低下させることがで
きる。
【0107】請求項9記載の発明によれば、請求項7又
は8記載の対物レンズ駆動装置の支持構造において、テ
ーパ穴部と拡径穴部とからなる挿通穴が形成されている
ので、棒状弾性支持部材をランド部の中心穴に挿入する
とき、棒状弾性支持部材をテーパ穴部の内周面に沿って
案内することにより、基板に衝突することなくランド部
の中心穴へスムーズに挿入することができ、組立作業に
手間がかからなくなり、また、棒状弾性支持部材が基板
に衝突することによる棒状弾性支持部材の破損を防止す
ることができる。
【0108】請求項10記載の発明によれば、請求項7
又は9記載の対物レンズ駆動装置の支持構造において、
挿通穴に充填された粘弾性材は、取付面側の領域に充填
されて基板に当接した部分が硬質の粘弾性材であり、対
向面側の領域に充填された部分が軟質の粘弾性材である
ので、棒状弾性支持部材と共に基板が棒状弾性支持部材
の軸方向へ振動したとき、高域に存在する基板の振動を
硬質の粘弾性材により効率良く吸収することができ、棒
状弾性支持部材の軸方向への振動が原因となってピッチ
ング共振やヨーイング共振が発生してもそのピーク値を
小さくすることができ、安定したフォーカシング制御及
びトラッキング制御を行うことができる。さらに、棒状
弾性支持部材が撓みを生じたとき、その撓みによる低域
に存在する振動を軟質の粘弾性材により効率良く吸収す
ることができ、棒状弾性支持部材の撓みが原因となる可
動部の一次共振を抑えることができる。さらに、振動源
である棒状弾性支持部材よりも対物レンズ側に粘弾性材
が配置されているので、対物レンズへの振動の伝わりを
低下させることができる。
【0109】請求項11記載の発明によれば、請求項
7,9又は10記載の対物レンズ駆動装置の支持構造に
おいて、ランド部の中心穴に挿入された棒状弾性支持部
材とランド部との固定部分を覆う粘弾性材が基板に固着
されているので、棒状弾性支持部材と共に基板が振動し
たとき、ランド部と棒状弾性支持部材との固定部分を覆
っている粘弾性材により基板の振動を吸収することで
き、このため、棒状弾性支持部材の軸方向への振動が原
因となってピッチング共振やヨーイング共振が発生して
もそのピーク値を小さくすることができ、安定したフォ
ーカシング制御及びトラッキング制御を行える。さら
に、振動源である棒状弾性支持部材よりも対物レンズ側
に粘弾性材が配置されているので、対物レンズへの振動
の伝わりを低下させることができる。
【0110】請求項12記載の発明によれば、請求項
9,10又は11記載の対物レンズ駆動装置の支持構造
において、基板におけるランド部の周りに基板の撓み強
度を調整する複数個の調整穴が形成されており、これら
の調整穴が拡径穴部に連通されているので、拡径穴部内
への粘弾性材の充填を調整穴を通して容易に行うことが
できる。さらに、振動源である棒状弾性支持部材よりも
対物レンズ側に粘弾性材が配置されているので、対物レ
ンズへの振動の伝わりを低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示す正面図であ
る。
【図2】ワイヤバネの支持構造を示す縦断正面図であ
る。
【図3】本発明の第二の実施の形態におけるワイヤバネ
の支持構造を示す縦断正面図である。
【図4】本発明の第三の実施の形態におけるワイヤバネ
の支持構造を示す縦断正面図である。
【図5】本発明の第四の実施の形態におけるワイヤバネ
の支持構造を示す縦断正面図である。
【図6】本発明の第五の実施の形態におけるワイヤバネ
の支持構造を示す縦断正面図である。
【図7】本発明の第六の実施の形態におけるワイヤバネ
の支持構造を示す縦断正面図である。
【図8】本発明の第七の実施の形態を示す正面図であ
る。
【図9】ワイヤバネの支持構造を示す縦断正面図であ
る。
【図10】本発明の第八の実施の形態におけるワイヤバ
ネの支持構造を示す縦断正面図である。
【図11】本発明の第九の実施の形態におけるワイヤバ
ネの支持構造を示す縦断正面図である。
【図12】本発明の第十の実施の形態におけるワイヤバ
ネの支持構造を示す縦断正面図である。
【図13】本発明の第十一の実施の形態におけるワイヤ
バネの支持構造を示す縦断正面図である。
【図14】本発明の第十二の実施の形態におけるワイヤ
バネの支持構造を示す縦断正面図である。
【図15】従来例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 可動部 7 対物レンズ 8,9 コイル 10,22 基板 11 磁石 12 棒状弾性支持部材 13 固定部 13a 対向面 13b 取付面 14,23 ランド部 15,24 中心穴 16,19,25,26 挿通穴 17 粘弾性材、軟質の粘弾性材 18 粘弾性材、硬質の粘弾性材 19a,26a テーパ穴部 19b,26b 拡径穴部 20 調整穴 21 基板取付部 21a 対向面 21b 取付面

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光スポットを形成する対物レンズと磁石
    に対向するコイルとを保持した可動部と、この可動部に
    対向する対向面とその裏側に位置する取付面とを有して
    固定位置に設けられた固定部と、中心穴が形成されたラ
    ンド部を有して前記固定部の前記取付面に面接合された
    基板と、この基板と前記可動部とを連結する複数本の棒
    状弾性支持部材と、前記対向面と前記取付面との間を貫
    通して前記中心穴と略同じ中心線上に位置して形成され
    るとともに前記取付面側の開口部分の内径寸法が前記ラ
    ンド部の外径寸法より大径に形成されて前記棒状弾性支
    持部材が挿通される挿通穴とを有する対物レンズ駆動装
    置の支持構造において、 前記挿通穴内に粘弾性材が充填されてこの粘弾性材が前
    記基板に当接されていることを特徴とする対物レンズ駆
    動装置の支持構造。
  2. 【請求項2】 光スポットを形成する対物レンズと磁石
    に対向するコイルとを保持した可動部と、この可動部に
    対向する対向面とその裏側に位置する取付面とを有して
    固定位置に設けられた固定部と、中心穴が形成されたラ
    ンド部を有して前記固定部の前記取付面に面接合された
    基板と、この基板と前記可動部とを連結する複数本の棒
    状弾性支持部材と、前記対向面と前記取付面との間を貫
    通して前記中心穴と略同じ中心線上に位置して形成され
    るとともに前記取付面側の開口部分の内径寸法が前記ラ
    ンド部の外径寸法より大径に形成されて前記棒状弾性支
    持部材が挿通される挿通穴とを有する対物レンズ駆動装
    置の支持構造において、 前記中心穴に挿入された前記棒状弾性支持部材と前記ラ
    ンド部とが前記基板における前記取付面に接合された面
    の反対側の面上で固定されており、この固定部分を覆う
    粘弾性材が前記基板に固着されていることを特徴とする
    対物レンズ駆動装置の支持構造。
  3. 【請求項3】 前記挿通穴は、前記対向面に形成された
    開口から前記取付面側に向けて内径寸法が前記中心穴と
    略同じになるまで次第に小さくなるテーパ穴部と、前記
    取付面側に形成されて前記ランド部の外径寸法より大き
    な内径寸法を有する拡径穴部とからなることを特徴とす
    る請求項1又は2記載の対物レンズ駆動装置の支持構
    造。
  4. 【請求項4】 前記挿通穴に充填された前記粘弾性材
    は、前記取付面側の領域に充填されて前記基板に当接し
    た部分が硬質の粘弾性材であり、前記対向面側の領域に
    充填された部分が軟質の粘弾性材であることを特徴とす
    る請求項1又は3記載の対物レンズ駆動装置の支持構
    造。
  5. 【請求項5】 前記中心穴に挿入された前記棒状弾性支
    持部材と前記ランド部とが前記基板における前記取付面
    に接合された面の反対側の面上で固定されており、この
    固定部分を覆う粘弾性材が前記基板に固着されているこ
    とを特徴とする請求項1,3又は4記載の対物レンズ駆
    動装置の支持構造。
  6. 【請求項6】 前記基板における前記ランド部の周りに
    前記基板の撓み強度を調整する複数個の調整穴が形成さ
    れており、これらの調整穴が前記拡径穴部に連通されて
    いることを特徴とする請求項3,4又は5記載の対物レ
    ンズ駆動装置の支持構造。
  7. 【請求項7】 光スポットを形成する対物レンズと磁石
    に対向するコイルとを保持した可動部と、この可動部に
    対向させて固定位置に設けられた固定部と、前記固定部
    に対向する対向面とその裏面側に位置する取付面とを有
    して前記可動部に設けられた基板取付部と、中心穴が形
    成されたランド部を有して前記基板取付部の前記取付面
    に面接合された基板と、この基板と前記固定部に固定さ
    れた基板とを連結する複数本の棒状弾性支持部材と、前
    記対向面と前記取付面との間を貫通して前記中心穴と略
    同じ中心線上に位置して形成されるとともに前記取付面
    側の開口部分の内径寸法が前記ランド部の外径寸法より
    大径に形成されて前記棒状弾性支持部材が挿通される挿
    通穴とを有する対物レンズ駆動装置の支持構造におい
    て、 前記挿通穴内に粘弾性材が充填されてこの粘弾性材が前
    記基板に当接されていることを特徴とする対物レンズ駆
    動装置の支持構造。
  8. 【請求項8】 光スポットを形成する対物レンズと磁石
    に対向するコイルとを保持した可動部と、この可動部に
    対向させて固定位置に設けられた固定部と、前記固定部
    に対向する対向面とその裏面側に位置する取付面とを有
    して前記可動部に設けられた基板取付部と、中心穴が形
    成されたランド部を有して前記基板取付部の前記取付面
    に面接合された基板と、この基板と前記固定部に固定さ
    れた基板とを連結する複数本の棒状弾性支持部材と、前
    記対向面と前記取付面との間を貫通して前記中心穴と略
    同じ中心線上に位置して形成されるとともに前記取付面
    側の開口部分の内径寸法が前記ランド部の外径寸法より
    大径に形成されて前記棒状弾性支持部材が挿通される挿
    通穴とを有する対物レンズ駆動装置の支持構造におい
    て、 前記中心穴に挿入された前記棒状弾性支持部材と前記ラ
    ンド部とが前記基板における前記取付面に接合された面
    の反対側の面上で固定されており、この固定部分を覆う
    粘弾性材が前記基板に固着されていることを特徴とする
    対物レンズ駆動装置の支持構造。
  9. 【請求項9】 前記挿通穴は、前記対向面に形成された
    開口から前記取付面側に向けて内径寸法が前記中心穴と
    略同じになるまで次第に小さくなるテーパ穴部と、前記
    取付面側に形成されて前記ランド部の外径寸法より大き
    な内径寸法を有する拡径穴部とからなることを特徴とす
    る請求項7又は8記載の対物レンズ駆動装置の支持構
    造。
  10. 【請求項10】 前記挿通穴に充填された前記粘弾性材
    は、前記取付面側の領域に充填されて前記基板に当接し
    た部分が硬質の粘弾性材であり、前記対向面側の領域に
    充填された部分が軟質の粘弾性材であることを特徴とす
    る請求項7又は9記載の対物レンズ駆動装置の支持構
    造。
  11. 【請求項11】 前記中心穴に挿入された前記棒状弾性
    支持部材と前記ランド部とが前記基板における前記取付
    面に接合された面の反対側の面上で固定されており、こ
    の固定部分を覆う粘弾性材が前記基板に固着されている
    ことを特徴とする請求項7,9又は10記載の対物レン
    ズ駆動装置の支持構造。
  12. 【請求項12】 前記基板における前記ランド部の周り
    に前記基板の撓み強度を調整する複数個の調整穴が形成
    されており、これらの調整穴が前記拡径穴部に連通され
    ていることを特徴とする請求項9,10又は11記載の
    対物レンズ駆動装置の支持構造。
JP11115819A 1999-03-04 1999-04-23 対物レンズ駆動装置の支持構造 Pending JP2000315329A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008269667A (ja) * 2007-04-16 2008-11-06 Nec Corp 対物レンズ駆動装置設計方法および対物レンズ駆動装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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