JP2000315515A - 燃料電池システムの圧縮機制御装置 - Google Patents

燃料電池システムの圧縮機制御装置

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JP2000315515A
JP2000315515A JP11126022A JP12602299A JP2000315515A JP 2000315515 A JP2000315515 A JP 2000315515A JP 11126022 A JP11126022 A JP 11126022A JP 12602299 A JP12602299 A JP 12602299A JP 2000315515 A JP2000315515 A JP 2000315515A
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JP
Japan
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compressor
discharge air
fuel cell
dry state
air temperature
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Yoichi Yagi
洋一 八木
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Nissan Motor Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、確実に圧縮機をドライ状態にする
ことができ、かつ、圧縮機を駆動するために用いられる
2次バッテリの電力消費量を最小にすることができる燃
料電池システムの圧縮機制御装置を提供することにあ
る。 【解決手段】 システム停止時に、コントローラ27
は、圧縮機5の出口から吐出される吐出空気温度T1が
所定値を超えたか、この吐出空気温度T1の時間変化率
が所定値を超えたかを判断し、一方又は両方の判断が成
立する場合には圧縮機5内がドライ状態になったことと
推定し、圧縮機5内がドライ状態になったことと推定し
た場合には、圧縮機5を停止するように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、システム停止後に
圧縮機内に残った水の凍結による破損を防止することが
できる燃料電池システムの圧縮機制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の燃料電池システムの圧縮機制御装
置としては、水噴射機構を備えた圧縮機が知られてい
る。
【0003】システム停止後に、圧縮機ケース内に水噴
射した水が残っている場合、ケース内で水が凍結するた
め、圧縮機の破損を防止するためにケース内から水を抜
くことが重要である。このため、システム停止後に、一
定時間だけ圧縮機を運転して水を乾燥させるという方法
を取っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、圧縮機
ケース内に残った水が凍結するような状況下では、圧縮
機に電力を供給するために備えておいた2次バッテリが
低温になるため、取り出せる電力容量が常温時に比べて
極端に少なくなるので、2次バッテリの使用時間に限界
があった。
【0005】また、従来の燃料電池システムの圧縮機制
御装置にあっては、システムが停止した後も一定時間だ
け圧縮機を運転して圧縮機ケース内を乾燥させていた。
このため、必要以上に圧縮機を運転し続けて、2次バッ
テリの電力を消耗してしまうといった問題があった。
【0006】また、圧縮機ケース内を一定時間だけ乾燥
させても、ケース内が十分乾燥する前に圧縮機の運転を
停止した場合、ケース内で水が凍結して圧縮機を破損し
てしまうおそれがあった。
【0007】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的としては、確実に圧縮機をドライ状態にするこ
とができ、かつ、圧縮機を駆動するために用いられる2
次バッテリの電力消費量を最小にすることができる燃料
電池システムの圧縮機制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、水噴射機構を備えた圧縮機か
ら空気を燃料電池に供給するように構成された燃料電池
システムの圧縮機制御装置において、システム停止時
に、圧縮機出口から吐出される吐出空気温度を検出する
空気温度検出手段と、この吐出空気温度が所定値を超え
たか、及び/又は、この吐出空気温度の時間変化率が所
定値を超えたかを判断し、一方又は両方の判断が成立す
る場合には圧縮機内がドライ状態になったことと推定す
るドライ状態推定手段と、圧縮機内がドライ状態になっ
たことと推定した場合には、圧縮機を停止するように制
御する制御手段とを備えたことを要旨とする。
【0009】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記圧縮機出口から前記燃料電池を介して吐出
される空気流路に圧力弁を備え、前記制御手段は、前記
ドライ状態推定手段により前記圧縮機出口から吐出され
る吐出空気温度が100℃未満と判断された場合には、
前記圧力弁を絞り前記圧縮機内の圧力を上げるように制
御することを要旨とする。
【0010】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、システ
ム停止時に、圧縮機出口から吐出される吐出空気温度が
所定値を超えたか、及び/又は、この吐出空気温度の時
間変化率が所定値を超えたかを判断し、一方又は両方の
判断が成立する場合には圧縮機内がドライ状態になった
ことと推定し、圧縮機内がドライ状態になったことと推
定した場合には、圧縮機を停止するように制御すること
で、確実に圧縮機をドライ状態にすることができ、シス
テム停止後に圧縮機内に残った水の凍結による破損を防
止することができる。また、圧縮機を駆動するために用
いられる2次バッテリの電力消費量を最小にすることが
できる。
【0011】また、請求項2記載の本発明によれば、圧
縮機出口から燃料電池を介して吐出される空気流路に圧
力弁を備えておき、圧縮機出口から吐出される吐出空気
温度が100℃未満と判断された場合には、圧力弁を絞
り圧縮機内の圧力を上げるように制御することで、圧縮
機出口から吐出される吐出空気温度を素速く上昇させる
するようにしているので、圧縮機を駆動するために用い
られる2次バッテリの電力消費量を最小にすることがで
きる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0013】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態に係る燃料電池システムの圧縮機制御装
置を示す図である。
【0014】まず、図1を参照して燃料電池システムの
構成を説明する。
【0015】燃料電池システムの運転時に、フィルタ3
を通して吸込んだ空気は、圧縮機5で圧縮され燃料電池
7へ供給される。燃料電池7の入口には、圧縮機5から
吐出される吐出空気温度T1を測定するために温度計9
が取り付けてある。そして、燃料電池7の出口には、圧
縮機5から吐出される吐出空気圧を制御するために開度
を調整できる圧力弁11が取り付けてある。燃料電池7
を通った空気は、圧力弁11を通過して改質器13から
排気ガスとして大気中へ放出される。
【0016】圧縮機5には水噴射機構が取り付けてあ
り、水タンク15に貯水されている水が水ポンプ17で
吸い込まれ、インジェクタ19で噴射量が増減又は停止
され、圧縮機5に供給される。
【0017】さらに、圧縮機5を駆動するモータ21に
は、システム停止後の運転時にモータ制御部23を介し
て2次バッテリ25から電力が供給される。
【0018】コントローラ27には、温度計9で測定さ
れた吐出空気温度T1が入力されており、内部に設けら
れているタイマにより、システム停止後の経過時間と吐
出空気温度T1に基づいて、この吐出空気温度T1が所
定値を超えた場合、又は、この吐出空気温度T1の時間
変化率が所定値を超えた場合には、圧縮機5内がドライ
状態になったことと推定し、圧縮機を停止するように制
御している。
【0019】次に、図2を参照して、図1に示す燃料電
池システムの圧縮機制御装置の動作について説明する。
【0020】燃料電池システムを停止した後に、まずイ
ンジェクタ19による圧縮機5へ水噴射を停止する。こ
こで、圧縮機5の作動状態としては、吐出圧、流量、回
転数等をシステム停止以前の状態に対して変更せずにお
く。また、圧力弁11の開度も変更しないでおく。そし
て、コントローラ27は、圧縮機5の吐出空気温度T1
を温度計4でモニタし続ける。
【0021】圧縮機5から吐出される吐出空気温度T1
は、水噴射した水が圧縮機5のケース内に残っている間
は水混じり状態となるため、この水で冷却されてドライ
状態よりも低い値を示す。ところが、圧縮機5のケース
内の水が乾いてドライ状態になると、圧縮機5の作動状
態が一定でも、ケース内の水が乾き始めるとその分だけ
圧縮機5から吐出される吐出空気温度T1は上昇する。
【0022】ここで、図2に示すように、温度計9で測
定される吐出空気温度T1が、システム停止時の吐出空
気温度T10から所定値ΔT以上上昇した(A)点、吐
出空気温度T1の時間変化率dT1/dtが所定値を超
えた(A)点が、圧縮機5のケース内がドライ状態にな
ったことと推定することができる。
【0023】なお、判断基準(1)は、圧縮機5がドラ
イ状態になった場合、吐出空気温度T1が、 T1−T10>ΔT と推定したときの値、すなわち、吐出空気温度T1とT
10の差が所定値ΔT以上であればよい。
【0024】また、判断基準(2)は、圧縮機5がドラ
イ状態になった場合、吐出空気温度T1が、 dT1/dt>所定値 と推定したときの所定値、すなわち、吐出空気温度T1
の時間変化率dT1/dtが所定値以上であればよい。
【0025】そこで、コントローラ27で行われる判断
基準としては、 判断基準(1) or 判断基準(2) で判断すればよい。
【0026】コントローラ27は、この時点tpでモー
タ制御部23に出力していた制御信号を停止してモータ
21による圧縮機5の運転を停止する。
【0027】このように、システム停止後に、圧縮機5
のケース内が水混じり状態からドライ状態に移行したと
推定した時点で、圧縮機5の運転を停止するので、圧縮
機5を駆動するために用いられる2次バッテリ25の電
力消費量を最小にすることができ、かつ、確実に圧縮機
5をドライ状態にすることができる。
【0028】なお、判断基準として、圧縮機5から吐出
される吐出空気温度T1の変化量を採用するのか、吐出
空気温度T1の時間変化率を採用するのかは、検出し易
い方を選択すればよく、さらに、吐出空気温度T1の誤
判断を防止するために両者を併用することも可能であ
る。
【0029】(第2の実施の形態)図3は、本発明の第
2の実施の形態に係る燃料電池システムの圧縮機制御装
置を示す図である。
【0030】第2の実施の形態の特徴は、第1の実施の
形態に示す構成に加えて、フィルタ3から圧縮機5の吸
い込み口に至る空気流路に圧縮機5の吸い込み空気温度
T2を計測する温度計31と、圧縮機5から吐出される
吐出空気圧力P2を計測する圧力計33とを備えること
にある。
【0031】次に、図4を参照して、図3に示す燃料電
池システムの圧縮機制御装置の動作について説明する。
【0032】第2の実施の形態では、圧縮機5から吐出
される吐出空気温度T1を温度計9で計測し、圧縮機5
から吐出される吐出空気温度T1が100℃を超えるか
どうかを判断する。
【0033】まず、圧縮機5から吐出される吐出空気温
度T1が、 T1>100℃ の場合には、第1の実施の形態と同様の手順に従って圧
縮機5を停止させる。
【0034】一方、圧縮機5から吐出される吐出空気温
度T1が、 T1<100℃ 100℃未満の場合には、圧縮機5から吐出される吐出
空気温度T1が、 T1>100℃ となるように、圧縮機5の作動状態を変更するため圧力
弁11を絞る。
【0035】ここで、圧縮機の作動条件に関して説明し
ておく。
【0036】圧縮機の作動効率を表す圧縮機効率ηは、
一般に、圧縮機の圧力比π、圧縮機のドライ状態の場合
の吐出空気温度T1、圧縮機5の吸い込み空気温度T2
に基づいて、
【数1】 η=(πΛ0.2857−1)/(T1/T2−1) (1) となる。
【0037】また、圧力比πは、圧縮機5の入口圧力P
1を大気圧として、圧縮機5の出口空気圧力P2を圧力
計9で計測すると、
【数2】 π=P2/P1 (2) となる。
【0038】(1)及び(2)式を変形し、 1/0.2857≒3.5 として圧縮機5の出口空気圧力P2を求めると、
【数3】 P2=P1*π =P1*{(η*(T1/T2−1)+1)Λ3.5} (3) となる。
【0039】なお、圧縮機効率ηとしては、圧縮機の流
量、圧力比π、回転数等に基づいて予め特性マップを取
得しておき、流量、圧力比π、回転数等の実測値に対応
する圧縮機効率ηをこの特性マップから参照すればよ
い。
【0040】従って、圧縮機5の出口空気圧力P2を圧
力計33で測定しながら、(3)式を満足する出口空気
圧力P2になるように圧力弁11の開度を絞り制御すれ
ばよい。この結果、圧縮機5内の圧力は上昇するので、
ケース内の水が高温になり易くなる。従って、図4に示
すように、システム停止時に圧力計9の測定値T1が
(C)点に示すT0(例えば60℃)から(B)点に示
すT10(例えば80℃)まで比較的素速く上昇するこ
ととなる。この結果、圧縮機を駆動するために用いられ
る2次バッテリの電力消費量を最小にすることができ
る。
【0041】これは吐出空気温度T1が100℃以上に
なった場合、圧縮機5のケース内に溜まっていた水が吐
出空気とともに掻き出される際に、水が気化して大量の
熱量を奪い圧縮機5の吐出空気温度T1が大きく低下さ
せられる。この結果、圧縮機5のケース内から水がなく
なってドライ状態になったときには、圧縮機5の吐出空
気温度T1の上昇度合いが大きくなり、ドライ状態の検
出をより容易にできるようになる。
【0042】そして、圧縮機5の作動状態を変更して、
圧縮機5から吐出される吐出空気温度T1が、 T1>100℃ となるように圧力弁11を絞った後、第1の実施の形態
と同様の手順に従って圧縮機5を停止させる。
【0043】システム停止後に圧縮機5の作動状態を変
更しているため、図4に示すように、圧縮機5からの吐
出空気温度Tdは(C)点(例えば60℃)から(B)
点(例えば80℃)に変化する。
【0044】この過渡状態が(B)点(例えば80℃)
に示すような安定状態から100℃を超えて(A)点以
降のドライ状態になるように吐出空気温度Tdの変化が
起こるかどうかは、システム稼働時の水噴射量やシステ
ム停止後に変更する圧縮機の作動状態の変化量に依存す
る。
【0045】そこで、圧縮機5からの吐出空気温度Td
の変化が連続して上昇傾向となることを想定して、判断
基準(3)を導入こととする。
【0046】この判断基準(3)は、圧縮機5がドライ
状態になった場合、吐出空気温度T1が、 T1>100℃ と推定したときの値、すなわち、吐出空気温度T1とT
dの差が所定値ΔT’以下であればよい。
【0047】T1−Td<ΔT’ そこで、コントローラ27で行われる判断基準として
は、 {判断基準(1) and 判断基準(3)} or {判断基準(2) and 判断基準(3)} の組合わせて判断すればよい。
【0048】このように、システム停止後に、コントロ
ーラ27は、圧縮機5が燃料電池へ供給する吐出空気温
度T1をモニタして、吐出空気温度T1の温度上昇量、
もしくは吐出空気温度T1の時間変化率が所定値を超え
たことにより圧縮機5がドライ状態になったことと推定
するように判断して圧縮機5を停止させているので、圧
縮機5のケース内を確実にドライ状態に移行することが
でき、かつ、システム停止後に圧縮機5を運転するため
に必要な2次バッテリの電力消費量を最小限に抑えるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る燃料電池シス
テムの圧縮機制御装置を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る燃料電池シス
テムの圧縮機制御装置の動作を説明するための図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る燃料電池シス
テムの圧縮機制御装置を示す図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態に係る燃料電池シス
テムの圧縮機制御装置の動作を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
3 フィルタ 5 圧縮機 7 燃料電池 9,31 温度計 11 圧力弁 13 改質器 21 モータ 27 コントローラ 33 圧力計

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水噴射機構を備えた圧縮機から空気を燃
    料電池に供給するように構成された燃料電池システムの
    圧縮機制御装置において、 システム停止時に、 圧縮機出口から吐出される吐出空気温度を検出する空気
    温度検出手段と、 この吐出空気温度が所定値を超えたか、及び/又は、こ
    の吐出空気温度の時間変化率が所定値を超えたかを判断
    し、一方又は両方の判断が成立する場合には圧縮機内が
    ドライ状態になったことと推定するドライ状態推定手段
    と、 圧縮機内がドライ状態になったことと推定した場合に
    は、圧縮機を停止するように制御する制御手段とを備え
    たことを特徴とする燃料電池システムの圧縮機制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記圧縮機出口から前記燃料電池を介し
    て吐出される空気流路に圧力弁を備え、 前記制御手段は、 前記ドライ状態推定手段により前記圧縮機出口から吐出
    される吐出空気温度が100℃未満と判断された場合に
    は、前記圧力弁を絞り前記圧縮機内の圧力を上げるよう
    に制御することを特徴とする請求項1記載の燃料電池シ
    ステムの圧縮機制御装置。
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