JP2000317048A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2000317048A
JP2000317048A JP11127585A JP12758599A JP2000317048A JP 2000317048 A JP2000317048 A JP 2000317048A JP 11127585 A JP11127585 A JP 11127585A JP 12758599 A JP12758599 A JP 12758599A JP 2000317048 A JP2000317048 A JP 2000317048A
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JP11127585A
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Daisuke Miki
大輔 三木
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Sanyo Bussan Co Ltd
Irem Software Engineering Inc
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Sanyo Bussan Co Ltd
Irem Software Engineering Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の図柄を表示しうる表示装置を備えた遊技
機において、興趣の飛躍的な向上を図る。 【解決手段】パチンコ機1の遊技盤2には作動口3及び
大入賞口4が設けられ、遊技盤2の中央部分には表示部
13aを備えた表示装置13が組込まれている。表示部
13aには複数の図柄列が表示され、図柄列は複数種類
の図柄によって構成されている。制御装置24は、表示
装置13における図柄が特定の停止態様となって確定表
示されることを必要条件に、遊技者に有利な特別遊技状
態を発生させる。また、制御装置24は、所定の条件が
成立した場合、複数の図柄を順方向にスクロール変動表
示制御するとともに、少なくとも1つの図柄を一旦停止
表示制御し、その後、逆方向に複数図柄分だけ変動表示
制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の図柄を表示
しうる表示装置を備えたパチンコ機等の遊技機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技機の一種として、複数種類の
図柄等を、予め定められた配列で変動表示するための変
動表示装置を備えたパチンコ機が知られている。
【0003】このパチンコ機では、表示装置での変動表
示停止時の表示図柄(停止図柄)に応じて、リーチ状態
を経た後に遊技者に有利な状態となる「特別遊技状態
(大当たり状態)」、リーチ状態を経た後に特別遊技状
態とはならない「外れリーチ状態」、又は、リーチ状態
を経ず、かつ、特別遊技状態ともならない「外れ状態」
が発生させられる。停止図柄には、特別遊技状態を発生
させるための特別遊技図柄、外れリーチを発生させるた
めの外れリーチ図柄、及び、外れ状態を発生させるため
の外れ図柄がある。
【0004】前記のようなパチンコ機では、遊技者の操
作に応じて変化する遊技状況が、所定の条件を満たすこ
と(例えば、遊技球が作動口に入賞すること等)に基づ
いて、表示装置において、図柄の変動表示が開始され
る。また、上記特別遊技図柄(大当たり図柄)、外れリ
ーチ図柄、及び、外れ図柄の中から、遊技状況に応じた
停止図柄が選択される。そして、その選択された停止図
柄で前記変動表示が停止させられる。この場合、停止図
柄が「7」「7」「7」等の如く予め定められた特定の
図柄(大当たり図柄)であることを必要条件に、上述し
た特別遊技状態が発生させられる。より詳しくは、大入
賞口が所定時間開放され、その開放時において、当該大
入賞口に遊技球を入賞させることにより、遊技者に対し
多くの景品球が払い出される。
【0005】ところで、上記大当たり図柄、又は外れリ
ーチ図柄にて図柄が停止する場合には、必ずリーチ状態
を経ることとなる。リーチ状態とは、例えば左・中・右
と3つの図柄列がある場合において左・右図柄列の図柄
がそれぞれ「7」、「7」で停止しており、かつ、中図
柄列が未だ変動しているような状態をいう。この状態下
で、もしも中図柄列の図柄が「7」で停止すると、上述
した特別遊技状態が発生する。従って、このようなリー
チ状態の間、遊技者は、図柄が大当たり図柄で停止する
ことを願って、わくわくどきどきしながら遊技を行うこ
ととなる。
【0006】近年、上記のようなリーチ状態を経るに際
し、多種多様なリーチパターンが採用されるようになっ
てきている。例えば、図柄がスクロール変動するタイプ
のパチンコ機にあって、「ノーマルリーチ」と称される
リーチパターンにおいては、スクロール変動中の図柄が
何ら特段の変化を起こすことなくそのまま停止する。ま
た、「スーパーリーチ」と称されるリーチパターンにお
いては、表示される図柄がフラッシュしたり、コマ送り
状態で変動したり、拡大されて変動したり、図柄が高速
又は低速で変動したり、或いは種々のキャラクタが種々
の動作を行う等、表示装置上において、「ノーマルリー
チ」とは異なる何らかの演出が行われる。
【0007】一般に、「ノーマルリーチ」よりも「スー
パーリーチ」の方が大当たり状態が発生させられる期待
値が高く設定されている。このため、遊技者は、リーチ
状態の中でも、「ノーマルリーチ」よりもむしろ「スー
パーリーチ」が出現することを期待するとともに、もし
「スーパーリーチ」が出現した場合には、大当たり状態
が発生することを期待感をもって切望する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来技
術においては、次に記すような課題があった。すなわ
ち、従来では、リーチ状態発生中において、上述したよ
うな各種演出が行われており、これにより、リーチ状態
中における面白味の増大が図られてはいるものの、一層
の演出内容の充実、ひいては、さらなる興趣の向上が求
められているのも事実である。
【0009】特に、上記リーチ状態発生中において、最
終変動中の図柄列(例えば中図柄列)に関し、一旦大当
たり図柄が表示されて、その図柄がそのまま停止しない
ことが明らかとなった時点で、遊技者は、がっかりとし
てしまう傾向にある。これは、次にその大当たり図柄が
再び登場するのを待たねばならないことから、それまで
の間に別の図柄が最終的に停止表示されてしまうのでは
ないかという懸念を抱くためである。具体的には、左・
右図柄列の図柄がそれぞれ「7」、「7」の数字図柄で
停止しており、かつ、中図柄列が未だ変動しているよう
な状態において、中図柄列の図柄が「5」→「6」→
「7」と表示され、次に「8」が表示されてしまうと、
数字図柄が再度一巡しない限りは「7」が表示されな
い。そのため、「8」が表示された時点で、遊技者にと
っての大当たりに関する期待度が著しく低下してしまう
おそれがあった。
【0010】本発明は、上述した問題に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、複数の図柄を表示しうる表
示装置を備えた遊技機において、興趣の飛躍的な向上を
図ることのできる遊技機を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに有効な手段を以下に示す。なお、必要に応じてその
作用等についても説明する。
【0012】手段1.複数の図柄を少なくとも順方向に
スクロール変動表示しうる表示装置と、前記表示装置に
おける図柄が特定の停止態様となって確定表示されるこ
とを必要条件に、遊技者に有利な特別遊技状態を発生さ
せる特別遊技状態発生手段とを備えた遊技機において、
前記複数の図柄を順方向にスクロール変動表示制御する
とともに、少なくとも1つの図柄を一旦停止表示制御
し、その後、逆方向に複数図柄分だけ変動表示制御する
表示制御手段を設けたことを特徴とする遊技機。
【0013】上記手段によれば、表示装置において、複
数の図柄が少なくとも順方向にスクロール変動表示され
うる。そして、表示装置における図柄が特定の停止態様
となって確定表示されることを必要条件に、特別遊技状
態発生手段によって、遊技者に有利な特別遊技状態が発
生させられる。さらに、表示制御手段では、複数の図柄
が順方向にスクロール変動表示制御させられるととも
に、少なくとも1つの図柄が一旦停止表示制御させら
れ、その後、逆方向に複数図柄分だけ変動表示制御させ
られる。このため、例えば、図柄が特定の停止態様とな
りかけて、通り過ぎてしまった場合であっても、逆方向
に複数図柄分だけ変動する(逆戻りする)可能性がある
ため、遊技者は当該逆戻りを期待することができる。ま
た、実際に、逆方向に複数図柄分だけ変動した場合に
は、遊技者は、それまでとは異なる変動に驚きや喜びを
覚えうる。なお、上記手段中「一旦停止」とあるのは、
停止時間がほぼゼロの場合をも含む趣旨である。
【0014】手段2.手段1において、前記図柄を順方
向にスクロール変動表示制御する場合と、逆方向に変動
表示制御する場合とで、変動態様を異ならせたことを特
徴とする遊技機。上記手段によれば、それまでとは異な
った変動態様を視認した遊技者は、さらなる驚きを覚え
るとともに、自身にとって喜ばしいことが起きるのでは
ないかという期待感を抱きうる。
【0015】手段3.手段2において、前記変動態様と
して変動速度を含んでいることを特徴とする遊技機。
【0016】手段4.手段2又は3において、前記変動
態様として変動形態を含んでいることを特徴とする遊技
機。
【0017】手段5.手段1〜4のいずれかにおいて、
少なくとも1つの図柄の一旦停止表示制御は、図柄が特
定の停止態様となって通り過ぎた後(又は直後)に行わ
れることを特徴とする遊技機。上記手段によれば、手段
1の作用がより確実に奏されることとなる。
【0018】手段6.手段1〜5のいずれかにおいて、
前記表示制御手段は、前記少なくとも1つの図柄を逆方
向に複数図柄分だけ変動表示制御した後、再度一旦停止
表示制御し、その後、再度順方向に変動表示制御するこ
とを特徴とする遊技機。上記手段によれば、さらに遊技
者にとっての期待感が高められうる。
【0019】手段7.手段6において、前記表示制御手
段は、前記少なくとも1つの図柄を再度順方向に変動表
示制御した後、さらに再度一旦停止表示制御し、再度逆
方向に変動表示制御することを特徴とする遊技機。上記
手段によれば、遊技者にとってのどきどき感が一層高め
られる。
【0020】手段8.手段1〜7のいずれかにおいて、
前記少なくとも1つの図柄が前記表示制御手段により逆
方向に複数図柄分だけ変動表示制御された場合、そうで
ない場合に比べて前記表示装置における図柄が特定の停
止態様となる可能性が高められるようにしたことを特徴
とする遊技機。上記手段によれば、逆方向に複数図柄分
だけ変動表示されたことを視認した遊技者は、特別遊技
状態が発生することを大いに期待しうる。そのため、わ
くわくどきどき感が一層高められることとなる。
【0021】手段9.手段1〜8のいずれかにおいて、
前記少なくとも1つの図柄が前記表示制御手段により逆
方向に複数図柄分だけ変動表示制御されるに際し、その
ことを遊技者に報知する報知手段を設けたことを特徴と
する遊技機。上記手段によれば、報知手段による報知と
相まって、逆方向への変動に際しての演出効果が高めら
れる。
【0022】手段10.手段9において、前記報知手段
は、遊技者に対し聴覚的に報知するものを含むことを特
徴とする遊技機。
【0023】手段11.手段9又は10において、前記
報知手段は、遊技者に対し、視覚的に報知するものを含
むことを特徴とする遊技機。
【0024】手段12.手段11において、前記視覚的
な報知は、少なくとも遊技盤に設けられたランプによる
点滅及び点灯態様の少なくとも一方、並びに、前記表示
装置における表示対象の表示態様に基づいて行われるこ
とを特徴とする遊技機。
【0025】手段13.手段1〜12のいずれかにおい
て、前記少なくとも1つの図柄が前記表示制御手段によ
り逆方向に複数図柄分だけ変動表示制御されること、又
は、その可能性が高いことを遊技者に事前に予告する予
告手段を設けたことを特徴とする遊技機。
【0026】手段14.手段1〜13のいずれかにおい
て、少なくとも前記表示装置における図柄が特定の停止
態様となって確定表示される前段階に、前記表示装置に
おいてリーチ遊技状態を演出表示制御するリーチ遊技状
態演出表示制御手段を設けるとともに、前記表示制御手
段による逆方向への変動表示制御を、前記リーチ遊技状
態中に行うようにしたことを特徴とする遊技機。
【0027】手段15.手段14において、前記リーチ
遊技状態として、第1のリーチ遊技状態と該第1のリー
チ遊技状態よりも前記図柄が特定の図柄にて最終的に停
止表示される期待度の高い第2のリーチ遊技状態とを用
意するとともに、前記表示制御手段による逆方向への変
動表示制御を、前記第2のリーチ遊技状態の一環として
行うようにしたことを特徴とする遊技機。
【0028】手段16.手段1〜15のいずれかにおい
て、少なくとも前記表示装置における図柄が特定の停止
態様となって確定表示される前段階に、前記表示装置に
おいてリーチ遊技状態を演出表示制御するリーチ遊技状
態演出表示制御手段を設けるとともに、前記表示制御手
段による逆方向への変動表示制御を、前記リーチ遊技状
態の前段階に行うようにしたことを特徴とする遊技機。
【0029】手段17.手段16において、前記表示制
御手段による逆方向への変動表示制御を、前記図柄が、
一旦前記リーチ遊技状態が演出表示されないような停止
態様となった場合に行うようにしたことを特徴とする遊
技機。上記手段によれば、一旦特別遊技状態の発生をあ
きらめかけていた遊技者にとって、逆方向への変動表示
が行われることで、再度リーチ遊技状態の発生を期待す
ることができ、面白味が増す。
【0030】手段18.手段16又は17において、前
記表示制御手段による逆方向への変動表示制御が行われ
ることに基づき、前記リーチ遊技状態が演出表示される
ような停止態様となって前記図柄が確定表示されるよう
にしたことを特徴とする遊技機。上記手段によれば、逆
方向への変動表示制御が行われることに基づき、リーチ
遊技状態が演出表示されるような停止態様となった場
合、遊技者にとっての喜び、ときめきといったものが増
幅される。
【0031】手段19.手段1〜18のいずれかにおい
て、前記表示装置における図柄が一旦特定の停止態様と
なって確定表示された後、前記図柄が再度変動し、前記
一旦確定表示された停止態様と異なる又は同一の停止態
様となって確定表示されるよう構成するとともに、当該
再変動に際して、前記表示制御手段による逆方向への変
動表示制御が行われるようにしたことを特徴とする遊技
機。
【0032】手段20.手段1〜19のいずれかにおい
て、前記表示装置は複数の図柄列を備えており、全図柄
列の図柄が特定の停止態様となる蓋然性が高い状態で変
動している最中に前記表示制御手段による逆方向への変
動表示制御が行われるようにしたことを特徴とする遊技
機。
【0033】手段21.手段1〜20のいずれかにおい
て、前記表示制御手段による逆方向への変動表示制御が
行われるに際し、前記表示装置において表示される背景
についても逆方向に変動するかの如く表示制御するよう
にしたことを特徴とする遊技機。
【0034】手段22.手段1〜21のいずれかにおい
て、前記逆方向への変動表示は、遊技者が視認できる程
度に行われるようにしたことを特徴とする遊技機。
【0035】手段23.手段1〜21のいずれかにおい
て、前記逆方向への変動表示は、遊技者による視認が困
難又は不能な程度に行われるようにしたことを特徴とす
る遊技機。
【0036】
【発明の実施の形態】以下に、パチンコ遊技機(以下、
単に「パチンコ機」という)を具体化した一実施の形態
を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0037】なお、周知のように、パチンコ機1は、外
枠と、該外枠の前部に設けられ外枠の一側部にて開閉可
能に設けられた前面枠とを備えている。また、その前面
枠の前面側にはガラス扉枠が開閉自在に設けられてい
る。前面枠の後側(ガラス扉枠の奥、外枠の内側)に
は、遊技盤2が着脱可能に装着されている。この遊技盤
2は内レール、外レール等を備え、これらのレールは、
遊技球発射装置によって発射された遊技球5を、遊技盤
2の上部に案内する。また、ガラス扉枠の下側におい
て、前面枠には前飾枠が開閉可能に設けられ、前飾枠に
は、上受皿が設けられている。一方、前面枠の下部に
は、前記上受皿よりも下方位置にて下受皿が設けられて
いるとともに、遊技球発射装置を構成するハンドルが設
けられている。
【0038】図1に示すように、パチンコ機1の遊技盤
2には、作動口3及び大入賞口4が設けられている。作
動口3は、遊技球5の通路を備えており、その通路入口
には羽根6が開閉可能に支持されている。大入賞口4の
奥には、シーソー7が設けられており、その右側にはV
ゾーン8が、左側には入賞通路9が設けられている(左
右逆でもよい)。そして、大入賞口4に入賞した遊技球
5は、シーソー7上を転がって、Vゾーン8又は入賞通
路9のいずれか一方を通って図示しない入賞球処理装置
の方へと導かれる。また、大入賞口4の前には、シャッ
タ11が設けられている。このシャッタ11は、大入賞
口4の側部に設けられた大入賞口用ソレノイド12によ
り作動させられ、大入賞口4を開閉する。詳しくは、当
該ソレノイド12が励磁状態となることにより、シャッ
タ11が略水平に傾き、これにより大入賞口4が開かれ
る。また、ソレノイド12が非励磁状態となることによ
り、シャッタ11が略垂直状態となり、これにより大入
賞口4は閉鎖される。
【0039】前記大入賞口4の一側部には、シーソー用
ソレノイド10が設けられている。シーソー用ソレノイ
ド10は通常、非励磁状態となっており、この状態にお
いては、遊技球5がVゾーン8を通過するようにシーソ
ー7を傾けている。また、シーソー用ソレノイド10が
励磁状態となることにより、シーソー7は、遊技球5が
入賞通路9を通過するように傾動させられる。本実施の
形態では、シャッタ11が開状態において、遊技球5が
1つでもVゾーン8を通過した場合には、シーソー用ソ
レノイド10が励磁される。そして、シャッタ11が閉
じられることにより、シーソー用ソレノイド10が非励
磁状態となる。
【0040】遊技盤2の中央部分には、特別図柄表示装
置(以下、単に「表示装置」という)13が組込まれて
いる。表示装置13は、液晶ディスプレイ(LCD)よ
りなる表示部13aを備えており、ここに複数の図柄列
が表示される。図2に示すように、本実施の形態では、
これらの図柄列として左図柄列14、中図柄列15及び
右図柄列16の3つの図柄列が表示されるが、それ以外
の数の図柄列が表示されてもよい。前記表示部13aに
は、その下部において、大当たりラインを構成する表示
領域が備えられている。
【0041】各図柄列14〜16は、基本的には、図
2,3に示すように、複数種類(12種類)の図柄17
A〜17Lによって構成されている。各図柄17A〜1
7Lは、基本的には皿に盛られた魚等の絵と、「一」〜
「十二」の数字との組合せによって構成されており、
「一」〜「十二」の数字は、昇順に配列されている。よ
り詳しくは、「一」が「タイ」の絵と、「二」が「ウズ
ラ」の絵と、「三」が「カッパ」の絵と、「四」がヒラ
メの絵と、「五」が「プリン」の絵と、「六」が「サザ
エ」の絵と、「七」が「女の子」の絵と、「八」が「タ
コ」の絵と、「九」が「キツネ」の絵と、「十」が「ク
ジラ」の絵と、「十一」が「タケノコ」の絵と、「十
二」が「カニ」の絵と組み合わされている。これらの図
柄17A〜17Lは、特別遊技図柄としての大当たり図
柄、外れリーチ図柄及び外れ図柄のいずれかになりうる
(これらについては後述する)。
【0042】各々の図柄列14〜16においては、あた
かも回転寿司店における複数の(3つの)回転テーブル
上に載置されたように表示される図柄17A〜17L
が、テーブルとともに回転可能に表示される。なお、回
転表示される都合上、各図柄列14〜16には、大当た
りラインに配置表示される図柄17A〜17L以外に
も、大当たりラインとは無関係の複数の図柄17A〜1
7Lが表示されるようになっている(例えば次に大当た
りラインに並びうる図柄17A〜17Lや、既に大当た
りラインに並んだ後の図柄17A〜17L等)。しか
し、このような表示態様に何ら限定されるものではな
く、例えば各図柄列14〜16に1つずつの図柄17A
〜17Lが表示される態様であってもよい。
【0043】図4(a)に示すように、表示装置13の
表示部13aでは、各図柄列14〜16の図柄変動(回
転変動)が、遊技球5の作動口3への入賞に基づいて開
始させられる。また、大当たり図柄、外れリーチ図柄、
外れ図柄の中から1つが選択され、これが停止図柄とし
て設定される。停止図柄とは、各図柄列14〜16が図
柄変動を停止したときに表示される図柄である。本実施
の形態では、図柄変動は、左図柄列14、右図柄列1
6、中図柄列15の順に停止させられるが、これはあく
までも1例にすぎず、別の順序で停止させられるように
してもよい。
【0044】図4(b)は、表示部13aにおける大当
たり報知画面を示す図であって、大当たり状態が発生し
たときに、それを再度遊技者に報知させるものである。
同図に示すように、大当たり図柄は、リーチ状態を経た
後、遊技者に有利な特別遊技状態としての大当たり状態
を発生させるための図柄である。詳しくは、全ての図柄
列14〜16の変動が停止させられたとき、表示されて
いる図柄17A〜17Lの組合せが、予め定められた大
当たりの組合せ、すなわち、同一種類の図柄17A〜1
7Lが大当たりラインに沿って並んでいるときの同図柄
17A〜17Lの組合せ(例えば、同図に示すように、
「一」、「一」、「一」の図柄17A)となる場合があ
る。この組合せを構成する図柄が「大当たり図柄」であ
る。大当たりの組合せが成立すると、特別電動役物が作
動し(大入賞口4が開かれ)、遊技者にとって有利な大
当たり状態の到来、すなわち、より多くの賞球を獲得す
ることが可能となる。
【0045】また、図5(a),(b)に示すように、
リーチ状態とは、大当たり直前の状態をいう。リーチ状
態には、右図柄列16の図柄変動が、大当たりライン上
において左図柄列14の停止図柄と同一種類の図柄で停
止する状態が含まれる。図に示す例では、大当たりライ
ンが、表示部13aの下部において水平方向へ延びるよ
うに位置しており、かつ、同ライン上で停止している左
・右両図柄列14,16の図柄17A〜17Lが共に
「一」の付された図柄17Aとなっている。
【0046】上記のリーチ状態には、中図柄列15の図
柄変動が、最終的に左・右両図柄列14,16の停止図
柄と同一種類の図柄(大当たり図柄)で停止して大当た
り状態になるもの以外にも、異なる種類の図柄(これを
「外れリーチ図柄」という)で停止して、大当たり状態
とならないもの(以下、「外れリーチ状態」という)が
含まれる。さらには、中図柄列15の図柄変動が一旦停
止した後、同一種類の図柄17A〜17Lが大当たりラ
インに沿って並んだ状態で、再度全図柄列が変動し、そ
の後全図柄列14〜16の図柄17A〜17Lが同時に
停止するような場合(全回転再変動とも称される)も含
まれる。
【0047】さらに、前述した各図柄列14〜16での
図柄変動に加え、図2(a),(b)に示すように、図
柄17A〜17Lとは別の、複数種類(本実施の形態で
は2種類)のキャラクタが表示部13aに表示される。
本実施の形態におけるキャラクタとしては、寿司屋の源
さんGC及びカンナちゃんKCが設定されている。本実
施の形態では、遊技中において所定の条件が満たされる
毎に、源さんGC及びカンナちゃんKC間でのキャラク
タの入れ替えが行われるようになっている。
【0048】上記リーチ状態においては、各キャラクタ
に対応した種々のリーチパターンが設定されている。リ
ーチパターンとしては、キャラクタが源さんGCの場合
においては「ノーマルリーチ」、「握りリーチ」、「出
前リーチ」、「仕入れリーチ」が設定され、キャラクタ
がカンナちゃんKCの場合においては「ノーマルリー
チ」、「玉突きリーチ」、「ハンマーリーチ」、「いけ
すリーチ」が設定されている。これらリーチパターンの
うち、「ノーマルリーチ」以外のリーチパターンは、い
わゆる「スーパーリーチ」と称されるものである。「ス
ーパーリーチ」の動作が開始された場合には、「ノーマ
ルリーチ」の場合に比べて、大当たり状態が発生する期
待値(大当たり期待値)が高くなるようになっている。
また、「スーパーリーチ」においても、各リーチパター
ンによって大当たり期待値が異なったものとなってい
る。
【0049】遊技球5の作動口3への入賞に基づいて各
図柄列14〜16の図柄変動が開始させられることはす
でに説明したが、この変動表示中にさらに遊技球5が作
動口3に入賞した場合には、その分の変動表示は、原則
として現在行われている変動表示の終了後に行われる。
つまり、変動表示が待機(保留)される。この保留され
る変動表示の最大回数は、パチンコ機の機種毎に決めら
れている。本実施の形態では保留最大回数が4回に設定
されているが、これに限られるものではない。
【0050】図1に示すように、表示装置13におい
て、表示部13aの上方には、遊技者に保留状態(記憶
状態)を可視表示するための発光ダイオード(LED)
からなる保留ランプ18a,18b,18c,18dが
組み込まれている。保留ランプ18a〜18dの数は、
前述した保留最大回数と同じ(この場合4個)である。
保留ランプ18a〜18dは、変動表示の保留毎に点灯
させられ、その保留に対応した変動表示の開始に伴い消
灯させられる(従って、変動開始時には保留個数は1個
減らされている)。このほかにも、パチンコ機1の複数
箇所には、遊技効果を高めるための各種ランプが取付け
られている。これらのランプは、遊技の進行に応じて点
灯状態(消灯、点灯、点滅等)が変えられる。さらに、
パチンコ機1には、遊技の進行に応じて効果音を発生す
る図示しないスピーカが設けられている。
【0051】遊技者の操作に応じて変化するパチンコ機
1の遊技状態を検出するべく、本実施の形態では、遊技
盤2には、作動口用スイッチ21、Vゾーン用スイッチ
22及びカウントスイッチ23等がそれぞれ取付けられ
ている。作動口用スイッチ21は、遊技球5の作動口3
への入賞を検出し、Vゾーン用スイッチ22は遊技球5
の大入賞口4のうちのVゾーン8への入賞を検出し、カ
ウントスイッチ23は、遊技球5の大入賞口4への入賞
を検出する。
【0052】本実施の形態では、各スイッチ21〜23
の検出結果に基づきソレノイド10,12、表示装置1
3、各保留ランプ18a〜18d等をそれぞれ駆動制御
するために制御装置24が設けられている。制御装置2
4は、読み出し専用メモリ(ROM)、中央処理装置
(CPU)、ランダムアクセスメモリ(RAM)等を備
えている。ROMは所定の制御プログラムや初期データ
を予め記憶しており、CPUはROMの制御プログラム
等に従って各種演算処理を実行する。RAMは、CPU
による演算結果を、図6に示す図柄乱数バッファ31〜
36、図7に示す図柄乱数エリア41(i)〜45
(i)、図8に示す停止図柄エリア46〜48等に一時
的に記憶する。
【0053】図6に示すように、図柄乱数バッファは、
左・中・右の3つの外れ図柄乱数バッファ31,32,
33と、左・中・右の3つの外れリーチ図柄乱数バッフ
ァ34,35,36とによって構成されている。図7に
示すように、図柄乱数エリアは、5つの内部乱数エリア
41(i)と、5つの外れリーチ乱数エリア42(i)
と、5つの左外れ図柄乱数エリア43(i)と、5つの
中外れ図柄乱数エリア44(i)と、5つの右外れ図柄
乱数エリア45(i)とによって構成されている。i
は、5つずつ存在する各図柄乱数エリアを区別するため
のものであり、「0」、「1」、「2」、「3」、
「4」の値をとる。iの各値は、保留されている変動表
示の回数に対応している。また、図8に示すように、停
止図柄エリアは、左・中・右の各停止図柄乱数エリア4
6,47,48によって構成されている。
【0054】次に、前記のように構成されたパチンコ機
1の作用及び効果について説明する。図10〜図16の
フローチャートは、制御装置24によって実行される各
種ルーチンを示している。これらのルーチンの処理は、
カウンタ群及び入賞判定フラグFE等に基づいて実行さ
れる。カウンタ群は、ラウンドカウンタCR、保留カウ
ンタCH、入賞カウンタCE、内部乱数カウンタCI、
外れリーチ乱数カウンタCO、大当たり図柄乱数カウン
タCB、左・中・右の各図柄乱数カウンタCDL,CD
C,CDR、リーチ種別決定カウンタCV等よりなって
いる。
【0055】なお、ラウンドカウンタCRは、ラウンド
回数をカウントするためのものであり、入賞カウンタC
Eは大入賞口4への遊技球5の入賞個数をカウントする
ためのものである。また、保留カウンタCHは変動表示
の保留回数をカウントするためのものであり、「0」,
「1」,「2」,「3」,「4」の値を順にとる。これ
らの値は、前述した図柄乱数エリア41(i)〜45
(i)の「(i)」に対応している。従って、CH=0
は、保留されていない状態を意味する。
【0056】図9に示すように、内部乱数カウンタCI
は、表示装置13での大当たり状態を決定するためのも
のである。また、外れリーチ乱数カウンタCOは外れリ
ーチ状態時の表示を行うか否かを決定するためのもので
あり、大当たり図柄乱数カウンタCBは大当たり図柄を
決定するためのものである。これらのカウンタCI,C
O,CBはそれぞれ所定時間(例えば「2ms」)毎に
値を所定範囲内で更新する。各値は、所定の条件に従っ
て乱数として読み出される。また、各カウンタCI,C
O,CBは、各値がそれぞれ特定の値になった場合に、
初期値に戻すようになっている。
【0057】左・中・右の各図柄乱数カウンタCDL,
CDC,CDRは、停止図柄等を決定するためのもので
ある。左図柄乱数カウンタCDLは、所定時間(例えば
「2ms」)毎に値を所定範囲内で更新し、特定の値に
なると初期値に戻す。中図柄乱数カウンタCDCは、左
図柄乱数カウンタCDLが一巡する毎に値を所定範囲内
で更新し、特定の値になると初期値に戻す。右図柄乱数
カウンタCDRは、中図柄乱数カウンタCDCが一巡す
る毎に値を所定範囲内で更新し、特定の値になると初期
値に戻す。
【0058】また、リーチ種別決定カウンタCVは、上
述した複数種類のリーチパターンのうちの1つを選択す
るために用いられるものであり、上述したキャラクタに
応じて、例えば左図柄乱数カウンタCDLが一巡する毎
に値(乱数値)を更新し、特定の値になると初期値に戻
す。
【0059】併せて、入賞判定フラグFEは、Vゾーン
への入賞の有無を判定するために用いられるものであ
る。同フラグFEは、入賞なしの場合に「0」に設定さ
れ、入賞ありの場合に「1」に設定される。
【0060】加えて、本実施の形態では、図示しない逆
変動実行カウンタが用意されている。本カウンタは、リ
ーチ遊技状態が発生するに際し、各リーチパターンに対
応して、中図柄列15における逆変動表示を行うか否か
を決定するためのものである。逆変動表示が行われるか
否かは、図示しない決定テーブルが参酌されることによ
って決定される。
【0061】さて、図10のフローチャートは、上述し
た各カウンタCI,CO,CB,CL,CDL,CD
C,CDR,CV等の更新後に、図柄乱数カウンタCD
L,CDC,CDRの値(乱数)の組合せを分別し(振
分け)、その振分けられた値を対応する図柄乱数バッフ
ァ31〜36に格納するための「乱数振分けルーチン」
を示している。このルーチンは、パチンコ機1の電源投
入後、所定時間(2ms)毎に実行される。このルーチ
ンが開始されると、制御装置24はまずステップS1に
おいて、内部乱数カウンタCI、外れリーチ乱数カウン
タCO、大当たり図柄乱数カウンタCBにそれぞれ
「1」を加算する(更新する)。
【0062】また、ステップS2において、左図柄乱数
カウンタCDLに「1」を加算する。中・右図柄乱数カ
ウンタCDC,CDRに関しては、それぞれ左・中図柄
乱数カウンタCDL,CDCの値に応じて更新処理を行
う。詳しくは、左図柄乱数カウンタCDLが初期値に戻
されるタイミングであれば中図柄乱数カウンタCDCに
「1」を加算し、それ以外のタイミングであれば同カウ
ンタCDCの値を維持する。また、中図柄乱数カウンタ
CDCが初期値に戻されるタイミングであれば右図柄乱
数カウンタCDRに「1」を加算し、それ以外のタイミ
ングであれば同カウンタCDRの値を維持する。さら
に、ステップS3において、制御装置24は、リーチ種
別決定カウンタCVを更新する。
【0063】次に、ステップS4において、図柄乱数カ
ウンタCDL,CDC,CDRの値の組合せが、予め定
められた「外れ図柄の組合せ」であるか否かを判断す
る。そして、この条件が満たされていると、ステップS
5において各図柄乱数カウンタCDL,CDC,CDR
の値を、対応する外れ図柄乱数バッファ31,32,3
3に格納する。ここで、対応する外れ図柄乱数バッファ
31〜33とは、具体的には左図柄乱数カウンタCDL
に関しては左外れ図柄乱数バッファ31を指し、中図柄
乱数カウンタCDCに関しては中外れ図柄乱数バッファ
32を指し、右図柄乱数カウンタCDRに関しては右外
れ図柄乱数バッファ33を指すものとする(後述するス
テップS7に関しても同様)。そして、制御装置24
は、ステップS5の処理を実行した後、その後の処理を
一旦終了する。
【0064】一方、前記ステップS4の条件が満たされ
ていない場合には、ステップS6において、図柄乱数カ
ウンタCDL,CDC,CDRの値の組合せが、予め定
められた「外れリーチ図柄の組合せ」であるか否かを判
断する。そして、この条件が満たされていると、ステッ
プS7において各図柄乱数カウンタCDL,CDC,C
DRの値を、対応する外れリーチ図柄乱数バッファ3
4,35,36に格納し、その後の処理を一旦終了す
る。
【0065】なお、ステップS6の条件が満たされてい
ない場合には、前記ステップS5,7のいずれの処理を
も行うことなく、「乱数振分けルーチン」を終了する。
この場合とは、各図柄乱数カウンタCDL,CDC,C
DRの値の組合せが、外れ図柄、外れリーチ図柄のいず
れの組合せでもない場合、すなわち、大当たり図柄の組
合せの場合である。
【0066】このように、「乱数振分けルーチン」で
は、所定時間毎に3つの図柄乱数カウンタCDL,CD
C,CDRの値の組合せがチェックされる。そして、外
れ図柄の組合せの場合には、外れ図柄乱数バッファ31
〜33に乱数が格納され、外れリーチ図柄の場合には、
外れリーチ図柄乱数バッファ34〜35に乱数が格納さ
れる。また、大当たり図柄の組合せの場合には、乱数は
どの図柄乱数バッファ31〜36にも格納されない。
【0067】次に、図11のフローチャートに示す「格
納処理ルーチン」について説明する。このルーチンの主
な機能は、遊技球5が作動口3に入賞する毎に、乱数カ
ウンタCI,CO,CDL,CDC,CDRの値を図柄
乱数エリア41(i)〜45(i)に格納することであ
る。
【0068】当該「格納処理ルーチン」が開始される
と、制御装置24は、ステップS10において、始動口
用スイッチ21の検出結果に基づき、遊技球5が作動口
3に入賞したか否かを判定する。そして、この判定条件
が満たされていない場合には、その後の処理を一旦終了
し、満たされている場合には、ステップS11におい
て、保留カウンタCHの値が最大保留回数(この場合
「4」)よりも小さいか否かを判定する。
【0069】保留カウンタCHの値が最大保留回数より
も小さい場合には、ステップS12において、保留カウ
ンタCHに「1」を加算する。また、続くステップS1
3において、制御装置24は対応する保留ランプ(18
aから18dのうちの1つ)を点灯させ、ステップS1
4へ移行する。一方、前記ステップS11の判定条件が
満たされていない場合には、前述したステップS12以
降の処理を行うことなくその後の処理を一旦終了する。
従って、図柄変動表示は、4回までしか保留されず、そ
れ以上の入賞があっても保留は記憶されない。
【0070】ステップS14において、制御装置24
は、内部乱数カウンタCIの値を内部乱数エリア41
(i)に格納する。また、次のステップS15におい
て、外れリーチ乱数カウンタCOの値を、外れリーチ乱
数エリア42(i)に格納する。さらに、ステップS1
6において、制御装置24は、左・中・右の各外れ図柄
乱数バッファ31〜33の値(CDL,CDC,CD
R)を、対応する左・中・右の各外れ図柄乱数エリア4
3(i)〜45(i)に格納し、その後の処理を一旦終
了する。
【0071】このように、「格納処理ルーチン」におい
ては、乱数カウンタCI,CO,CDL,CDC,CD
Rの値が各図柄乱数エリア41(i)〜45(i)に格
納される。なお、ステップS14〜ステップS16で
は、例えばステップS12での更新後の保留カウンタC
Hの値が「3」であれば、内部乱数エリア41(i=
3)、外れリーチ乱数エリア42(i=3)、左外れ図
柄乱数エリア43(i=3)、中外れ図柄乱数エリア4
4(i=3)、右外れ図柄乱数エリア45(i=3)
が、今回制御周期での格納場所となる。
【0072】次に、図12、図13のフローチャートに
示す「特別電動役物制御ルーチン」について説明する。
このルーチンは、前述した「乱数振分けルーチン」、
「格納処理ルーチン」等の演算結果を用いて特別電動役
物を制御するためのものであり、パチンコ機1の電源投
入後、所定時間毎に実行される。
【0073】この「特別電動役物制御ルーチン」が開始
されると、制御装置24はまずステップS20におい
て、保留カウンタCHの値が「0」でないか否かを判定
する。そして、否定判定された場合、つまり、保留カウ
ンタCHの値が「0」の場合には、その後の処理を一旦
終了する。これに対し、前記判定条件が満たされている
(CH=1,2,3,4)場合には、ステップS30に
おいて、「i」を「0」に設定し、次のステップS40
において保留カウンタCHが「i」と同一でないか否か
を判定する。
【0074】そして、この判定条件が満たされている場
合(CH≠i)には、ステップS50において、内部乱
数エリア41(i+1)、外れリーチ乱数エリア42
(i+1)、外れ図柄乱数エリア43(i+1)〜45
(i+1)の各データを、1つ前のエリア41(i)〜
45(i)にそれぞれシフトする。次いで、ステップS
60において、制御装置24は、「i」に「1」を加算
し、ステップS40へ戻る。
【0075】一方、ステップS40の判定条件が満たさ
れない場合(CH=i)には、ステップS70へ移行
し、保留ランプ18a〜18dのうち前記保留カウンタ
CHに対応するものを消灯させる。また、次のステップ
S80において保留カウンタCHから「1」を減算す
る。
【0076】次に、制御装置24は、ステップS90に
おいて、図柄の変動開始処理を実行する。詳しくは、図
14の「変動開始処理ルーチン」に示すように、ステッ
プS901において、キャラクタの取得を行う。すなわ
ち、表示画面として源さんGCを表示させるのか、カン
ナちゃんKCを表示させるのかを決定する。ただし、所
定の条件(ここでは説明を省略)が満たされない限り、
基本的にはそれまでと同じキャラクタが取得される。ま
た、続くステップS902においては、内部乱数カウン
タCIの値が大当たり値であるか否かを判定する。そし
て、内部乱数カウンタCIの値が大当たり値の場合に
は、ステップS903において、大当たり値に対応する
大当たり図柄を停止図柄としてメモリに記憶し、ステッ
プS906へ移行する。
【0077】一方、ステップS902における判定条件
が満たされていないと、ステップS904において、外
れリーチ乱数カウンタCOの値が予め定められた外れリ
ーチ値と同じであるか否かを判定する。そして、外れリ
ーチ乱数カウンタCOの値が外れリーチ値と同一である
場合には、ステップS905において、外れリーチ値に
対応する図柄(外れリーチ図柄)を停止図柄としてメモ
リに記憶し、ステップS906へ移行する。
【0078】また、ステップS904の判定条件が満た
されていない場合には、ステップS907において、ス
テップS16での外れ図柄を停止図柄としてメモリに記
憶し、ステップS908へ移行する。
【0079】さて、ステップS903又はステップS9
05から移行して、ステップS906においては、リー
チパターンを取得する。すなわち、リーチ種別決定カウ
ンタCVに基づいて、現在取得されているキャラクタが
源さんGCの場合においては、上述した「ノーマルリー
チ」、「握りリーチ」、「出前リーチ」、「仕入れリー
チ」のいずれかがリーチパターンとして取得される。ま
た、キャラクタがカンナちゃんKCの場合においては、
「ノーマルリーチ」、「玉突きリーチ」、「ハンマーリ
ーチ」、「いけすリーチ」のいずれかがリーチパターン
として取得される。
【0080】さて、ステップS906又はステップS9
07から移行して、ステップS908においては、前記
表示装置13の図柄変動を開始させ、「変動開始処理ル
ーチン」を終了する。
【0081】上記のように、ステップS90(「変動開
始処理ルーチン」)の処理を実行した後、制御装置24
は、図12のステップS110において、左右両図柄列
14,16における図柄17A〜17Lを、前記ステッ
プS903,S905,S907のいずれかの処理で記
憶した停止図柄に差替える。(但し、後述する全回転再
変動処理が行われる場合は仮の停止図柄に差替える)。
また、左右両図柄列14,16での図柄変動を停止さ
せ、差替え後の図柄17A〜17Lを左右両図柄列1
4,16に表示する。
【0082】次に、ステップS120において、制御装
置24は、リーチ動作処理を行う。詳しくは、図15の
「リーチ動作処理ルーチン」に示すように、ステップS
1201において、ステップS906で取得したリーチ
パターンが、キャラクタが源さんGCである場合の「ノ
ーマルリーチ」(以下このような場合「源さんノーマル
リーチ」等という)でないか否かを判定する。そして、
否定判定された場合(「源さんノーマルリーチ」の場
合)には、ステップS1202において、源さんノーマ
ルリーチ動作処理を行う。この場合においては、キャラ
クタである源さんGCがそれまでとは異なる動きをする
(例えば源さんGCが図柄17A〜17Lとは無関係に
踊る)等の処理が行われる。
【0083】また、ステップS1201で肯定判定され
た場合には、ステップS1203に移行する。ステップ
S1203においては、ステップS906で取得したリ
ーチパターンが、キャラクタが源さんGCである場合の
「握りリーチ」でないか否かを判定する。そして、否定
判定された場合(「握りリーチ」の場合)には、ステッ
プS1204において、握りリーチ動作処理を行う。こ
の場合においては、源さんGCが図柄17A〜17Lを
握り(作り)、それを回転テーブル上に配列させる動作
を行う等の処理が行われる。
【0084】また、ステップS1203で肯定判定され
た場合には、ステップS1205に移行する。ステップ
S1205において、ステップS906で取得したリー
チパターンが、キャラクタが源さんGCである場合の
「出前リーチ」でないか否かを判定する。そして、否定
判定された場合(「出前リーチ」の場合)には、ステッ
プS1206において、出前リーチ動作処理を行う。こ
の場合においては、源さんGC及び「おかもち」が表示
部13aに表示されるとともに、源さんGCが「おかも
ち」の蓋を開閉する動作が行われる。また、源さんGC
が前記蓋を開ける度に、図柄17A〜17Lが1つずつ
登場し、それが前方へ移動するよう動作させる等の処理
が行われる。
【0085】さて、前記ステップS1205で肯定判定
された場合には、ステップS1207に移行する。ステ
ップS1207においては、ステップS906で取得し
たリーチパターンが、キャラクタが源さんGCである場
合の「仕入れリーチ」でないか否かを判定する。そし
て、否定判定された場合(「仕入れリーチ」の場合)に
は、ステップS1208において、仕入れリーチ動作処
理を行う。この場合には、まず中図柄列15の図柄17
A〜17L(中図柄)が上方へ移動し、表示部13a上
に源さんGC、猫及び盆が表示される。そして、図5
(b)に示すように、猫及び源さんGCがあたかも盆を
引っ張りあうように左右方向に動作するとともに、図柄
17A〜17Lが左右方向に交互にスライドしつつ一時
的に判別不能な状態に変形するよう表示される等の処理
が行われる。
【0086】また、前記ステップS1207で肯定判定
された場合には、ステップS1209に移行する。ステ
ップS1209においては、ステップS906で取得し
たリーチパターンが、キャラクタがカンナちゃんKCで
ある場合の「カンナノーマルリーチ」でないか否かを判
定する。そして、否定判定された場合(「カンナノーマ
ルリーチ」の場合)には、ステップS1210におい
て、カンナノーマルリーチ動作処理を行う。この場合に
おいては、「源さんノーマルリーチ」と同様、キャラク
タであるカンナちゃんKCがそれまでとは異なる動きを
する等の処理が行われる。
【0087】さらに、前記ステップS1209で肯定判
定された場合には、ステップS1211に移行する。ス
テップS1211においては、ステップS906で取得
したリーチパターンが、キャラクタがカンナちゃんKC
である場合の「玉突きリーチ」でないか否かを判定す
る。そして、否定判定された場合(「玉突きリーチ」の
場合)には、ステップS1212において、玉突きリー
チ動作処理を行う。この場合においては、表示部13a
にカンナちゃんKC及び玉突きリーチを行う場合の背景
を表示させるとともに、中図柄列15の図柄17A〜1
7Lが玉突き動作(次に控えている図柄17A〜17L
が、その前方に表示されている図柄17A〜17Lを押
し出すように動作すること)を行う等の処理が行われ
る。
【0088】一方、前記ステップS1211で肯定判定
された場合には、ステップS1213に移行する。ステ
ップS1213においては、ステップS906で取得し
たリーチパターンが、キャラクタがカンナちゃんKCで
ある場合の「ハンマーリーチ」でないか否かを判定す
る。そして、ここで否定判定された場合(「ハンマーリ
ーチ」の場合)には、ステップS1214において、ハ
ンマーリーチ動作処理を行う。この場合においては、ま
ず表示部13aの背景が変更され、ハンマーを持ったカ
ンナちゃんKCが配置表示される。そして、図5(a)
に示すように、カンナちゃんKCがあたかもハンマーを
振り下ろして中図柄(図柄17A〜17L)を叩くよう
にして動作を行わせ、これに伴い、図柄17A〜17L
を一時的に判別不能な状態に変形表示させる等の処理が
行われる。
【0089】さて、前記ステップS1213で肯定判定
された場合には、ステップS1215に移行する。ステ
ップS1215においては、ステップS906で取得し
たリーチパターンが、キャラクタがカンナちゃんKCで
ある場合の「いけすリーチ」でないか否かを判定する。
そして、否定判定された場合(「いけすリーチ」の場
合)には、ステップS1216において、いけすリーチ
動作処理を行う。この場合においては、表示部13aに
「いけす」及び「たも網」を持ったカンナちゃんKCが
表示されるとともに、「いけす」の中に各図柄列14〜
16の図柄17A〜17Lが表示され、さらに、中央に
渦巻きが表示される。そして、渦巻きに連動して、渦巻
きの周りを中図柄(図柄17A〜17L)が回転する動
作が行われる。その後、所定のタイミングが到来したな
らば、カンナちゃんKCが「たも網」を「いけす」中に
入れ、その後上げる動作を表示する。
【0090】また、前記ステップS1215で肯定判定
された場合には、いずれのリーチ動作処理をも行うこと
なく、当該「リーチ動作処理ルーチン」を一旦終了す
る。また、ステップS1202,1204,1206,
1208,1210,1212,1214,1216の
各リーチ処理動作処理を実行した後においても、当該
「リーチ動作処理ルーチン」を一旦終了する。
【0091】上記のように、ステップS120(「リー
チ動作処理ルーチン」)の処理を実行した後、制御装置
24は、ステップS130(図12参照)において、中
図柄列15での図柄変動を停止させる。より詳しくは、
図16の「中図柄変動停止処理ルーチン」に示すよう
に、制御装置24はステップS1301において、今回
リーチ演出を実行した(ステップS1203,120
4,1206,1208,1210,1212,121
4,1216の動作処理を実行した)か否かを判定す
る。そして、否定判定された場合には、何らの処理をも
行うことなく、ステップS1306において、中図柄列
15の図柄17A〜17Lの変動を停止させ、その後の
処理を一旦終了する。
【0092】一方、ステップS1301で肯定判定され
た場合には、ステップS1302において、制御装置2
4は、逆変動表示を実行するか否かを判定する。ここ
で、逆変動表示は、所定の確率でもって決定され、か
つ、逆変動表示を行うか否かの決定に際しては図示しな
いテーブルが参酌される。また、リーチパターンに応じ
て前記確率を異ならせることとしてもよい。さらに、大
当たり時に、逆変動表示が行われる頻度を高めることと
してもよい。そして、逆変動表示を実行しないと判定さ
れた場合には、上記同様、ステップS1306におい
て、中図柄列15の図柄17A〜17Lの変動を停止さ
せ、その後の処理を一旦終了する。
【0093】また、ステップS1302において、逆変
動表示を実行すると判定された場合には、ステップS1
303において、変動中の中図柄列15について、大当
たり図柄が通過してから所定コマ数αだけ変動したか否
かを判定する。そして、否定判定された場合には、肯定
判定されるまで、当該処理を繰り返す。これに対し、大
当たり図柄が通過してから所定コマ数αだけ変動した場
合には、ステップS1304において、大当たり図柄が
通過してから所定コマ数α目の図柄17A〜17Hにて
中図柄列15の変動を一旦停止させるとともに、その
後、特定コマ数(α+β)分だけ中図柄列15の図柄1
7A〜17Lを逆方向に変動表示する。ここで、α,β
については一定値としてもよいし、可変値としてもよ
い。
【0094】さらに、続くステップS1305におい
て、逆変動開始してから特定コマ数(α+β)目の図柄
17A〜17Lにて中図柄列15の変動を一旦停止させ
るとともに、その後、再度順方向に中図柄列15の図柄
17A〜17Lを変動表示する。そして、次のステップ
S1306において、中図柄列15の図柄17A〜17
Lの変動を停止させ、その後の処理を一旦終了する。
【0095】このように中図柄列15における図柄17
A〜17Lを停止させた後、引き続き、制御装置24
は、ステップS135において、再変動処理を実行す
る。詳しくは、再変動処理を実行する条件が成立してい
るか否かを判定し、再変動処理実行条件が成立している
場合には、前記リーチ動作処理における各リーチ動作と
同じ背景で、全図柄列14〜16の図柄17A〜17L
を同時に再変動させる。そして、所定条件が成立した
後、全図柄列14〜16の図柄17A〜17Lを停止さ
せる。一方、再変動処理を実行する条件が成立していな
い場合には、何らの処理をも実行しない。
【0096】さて、再変動処理を行った後、制御装置2
4は、次に、ステップS140において、図柄17A〜
17Lの組合せが大当たりの組合せであるか否かを判定
する。なお、この際には、停止図柄の差替えが正しく行
われたか否かの確認も行われる。そして、この判定条件
が満たされていない場合には、「特別電動役物制御ルー
チン」を終了する。また、図柄17A〜17Lの組合せ
が大当たりの組合せである場合(実際に再変動が行われ
た場合も、この場合に該当する)には、ステップS15
0において、ラウンドカウンタCRを「0」にクリヤす
る。なお、このとき、制御装置24によって図4(b)
に示すような大当たり報知表示がなされる。
【0097】次に、制御装置24は、ステップS160
(図13参照)において、入賞カウンタCEを「0」に
クリヤするとともに、入賞判定フラグFEを「0」に設
定する。また、続くステップS170においては、ラウ
ンドカウンタCRを「1」ずつインクリメントする。
【0098】さらに、ステップS180において、制御
装置24は、大入賞口用ソレノイド12を励磁させる。
すると、シャッタ11が倒れて略水平状態となり、大入
賞口4が開放される。この開放により、遊技球5のVゾ
ーン8及び入賞通路9への入賞が可能となる。
【0099】次に、ステップS190において、制御装
置24は、入賞カウンタCEの値が予め定められた所定
値CEmaxよりも小さいか否かを判定する。そして、
この判定条件が満たされている場合には、ステップS2
00において、大入賞口4の閉鎖予定時期がまだか否か
を判定する。大入賞口4の閉鎖予定時期がまだの場合に
は、処理をステップS190へ戻す。その結果、大入賞
口4の開放開始後に所定値CEmax個以上の遊技球5
が入賞するか、閉鎖予定時期が到来するかしない限り
は、大入賞口4が開放され続ける。これに対し、ステッ
プS190又はステップS200のいずれか一方が満た
されていないと、ステップS210において、制御装置
24は、大入賞口用ソレノイド12を消磁する。する
と、シャッタ11が起こされて略垂直状態となり、大入
賞口4が閉鎖される。
【0100】続いて、ステップS220において、制御
装置24は、ラウンドカウンタCRの値が予め定められ
た所定値CRmaxよりも小さいか否かを判定する。そ
して、ラウンドカウンタCRの値が所定値CRmaxよ
りも小さい場合には、続くステップS230において入
賞判定フラグFEが「1」であるか否かを判定する。入
賞判定フラグFEが「1」の場合には、処理をステップ
S160へと戻す。従って、一旦大当たり遊技状態が発
生すると、遊技球5がVゾーン8に入賞することによる
継続条件が、所定値CRmax回数満たされるまでは、
大入賞口4が開閉のサイクルを繰り返す。例えば所定値
CEmaxが「10」に設定され、大入賞口4の開放時
間が「約29.5秒」に設定され、所定値CRmaxが
「16」に設定されている場合には、大入賞口4の開放
後、(1)遊技球5が大入賞口4へ10個入賞するこ
と、(2)約29.5秒が経過すること、のいずれか一
方の条件が満たされた時点で大入賞口4が閉鎖される。
この大入賞口4の開閉のサイクルが遊技球5のVゾーン
8への入賞を条件に最大で16回繰り返されることとな
る。そして、ステップS220又はステップS230の
判定条件のいずれか一方が満たされていない場合には、
「特別電動役物制御ルーチン」を一旦終了する。
【0101】以上詳述したように、本実施の形態によれ
ば、ステップS1302で肯定判定された場合、それま
で順方向にスクロール変動表示されていた中図柄列15
の図柄17A〜17Lが、一旦停止表示制御させられ、
その後、逆方向に変動表示させられる。このため、リー
チ状態中に、中図柄列15における大当たり図柄が通り
過ぎてしまった場合であっても、逆方向に複数図柄分だ
け変動する(逆戻りする)可能性があるため、遊技者は
当該逆戻りを期待することができる。また、実際に、逆
方向に複数図柄分だけ変動した場合には、遊技者は、そ
れまでとは異なる変動に驚きや喜びを覚えうる。また特
に、本実施の形態では、複数図柄分逆変動表示されうる
ため、大当たり図柄を過ぎてから数コマ変動した時点
(従来では遊技者が一旦諦めかけていた時点)でも逆変
動の期待感を維持することができる。その結果、興趣の
飛躍的な向上を図ることができる。
【0102】また、本実施の形態では、中図柄列15の
図柄17A〜17Lは、逆方向に変動表示された後、再
度一旦停止表示され、その後、再度順方向に変動表示さ
れる。このため、さらに遊技者にとってのどきどき感、
期待感が高められうる。
【0103】さらに、上記逆変動表示が実行された場
合、大当たり状態の発生確率が順方向のみの変動の場合
に比べて高められるような構成とした場合には、逆変動
表示を視認した遊技者は、大当たり状態が発生すること
を大いに期待しうる。そのため、わくわくどきどき感が
一層高められることとなる。
【0104】併せて、本実施の形態では、上記逆変動表
示を、リーチ遊技状態中に行うようにした。このため、
上記逆変動表示が行われた場合、遊技者にとっての最終
目的たる大当たり状態の発生に結びつくのではないかと
期待させることができる。そのため、わくわくどきどき
感が一層高められることとなり、さらに興趣の向上を図
ることができる。
【0105】尚、上記実施の形態の記載内容に限定され
ず、例えば次のように実施してもよい。
【0106】(a)上記実施の形態では、図柄17A〜
17Lを、魚等の絵と、「一」〜「十二」の数字との組
合せによって構成することとしたが、遊技者に認識され
るものであればいかなる図柄であってもよい。例えば数
字のみからなる図柄や、絵や記号のみからなる図柄であ
ってもよい。
【0107】(b)上記実施の形態では特に言及しなか
ったが、図柄17A〜17Lを順方向にスクロール変動
表示制御する場合と、逆方向に変動表示制御する場合と
で、変動態様を異ならせることとしてもよい。かかる構
成を採用することで、それまでとは異なった変動態様を
視認した遊技者は、さらなる驚きを覚えるとともに、自
身にとって喜ばしいことが起きるのではないかという期
待感を抱きうる。なお、変動態様を異ならせる具体例と
しては、変動速度を異ならせたり(逆変動時には変動速
度を遅くする等)、変動形態を異ならせたり(逆変動時
には図柄17A〜17Lがバウンドするかの如く表示す
る等)することが挙げられる。
【0108】(c)上記実施の形態では、逆変動表示
を、大当たり図柄が通り過ぎてから所定コマα目に行う
こととしたが、大当たり図柄が過ぎた直後に行うことと
してもよい。
【0109】(d)上記実施の形態では、逆変動表示の
後、再度順方向に変動表示することとしたが、前記再度
の順方向への変動表示を行わないこととしてもよい。ま
た、再度順方向に変動表示した後、さらに再度一旦停止
表示し、再度逆方向に変動表示を行うこととしてもよ
い。かかる構成によれば、遊技者にとってのどきどき感
が一層高められる。
【0110】(e)上記実施の形態では特に説明しなか
ったが、逆変動表示が行われるに際し、そのことを遊技
者に報知することとしてもよい。かかる構成によれば、
報知と相まって、逆方向への変動表示に際しての演出効
果が一層高められる。報知の態様としては、スピーカ等
を用いて遊技者に対し聴覚的に報知するものや、遊技者
に対し、表示装置13やランプ等を用いて視覚的に報知
するもの等が挙げられる。
【0111】(f)逆変動表示が行われること、又は、
その可能性が高いことを遊技者に事前に予告することと
してもよい。
【0112】(g)上記逆変動表示をスーパーリーチが
行われた場合にのみ行われることとしてもよい。
【0113】(h)上記実施の形態とは異なる表示方法
を用いてもよい。例えば、図17(a)に示すように、
「1」〜「8」の図柄17A〜17Hが表示部13aの
各図柄列14〜16においてスクロール変動するタイプ
の遊技機にも適用できる。同図においては、図17
(b)に示すように、中央の大当たりラインLにおい
て、同一の図柄17A〜17Hが揃うことを必要条件に
上記と同様の大当たり状態が発生させられる。
【0114】(i)上記実施の形態とは異なり、リーチ
状態以外において逆変動表示を行うようにしてもよい。
例えば、図17(c)に示すように、左図柄列14が
「7」の図柄17Gで一旦停止し、右図柄列16が
「3」の図柄17Cで一旦停止したとする(中図柄列1
5は未だ変動中)。かかる場合において、左図柄列14
の図柄17A〜17Hを逆変動表示せしめるようにして
もよい。このようにすることで、リーチ状態の発生を諦
めかけていた遊技者が再度リーチ状態の発生、ひいては
大当たり状態の発生を期待することができる。従って、
かかる構成としても興趣の飛躍的な向上を図ることがで
きる。もちろん、この場合右図柄列16の図柄17A〜
17Hを逆変動表示することとしてもよい。
【0115】(i)図18(a),(b),(c)に示
すように、一旦外れ図柄で停止した後において、逆変動
表示を行うこととしてもよい。すなわち、図18(a)
に示す例では、左図柄列14が「7」の図柄17Gで一
旦停止し、右図柄列16が「3」の図柄17Cで一旦停
止し、中図柄列15も「3」の図柄17Cで一旦停止し
たとする。かかる場合において、左図柄列14の図柄1
7A〜17Hを逆変動表示せしめ、リーチ状態が発生し
たら再度中図柄列15を変動表示するようにしてもよ
い。このようにすることで、いきなりリーチ状態が発生
することとなり、大当たり状態及びリーチ状態の発生を
諦めかけていた遊技者が再度、大当たり状態の発生を期
待することができる。また、図18(b)に示す例で
は、左図柄列14が「7」の図柄17Gで一旦停止し、
右図柄列16が「3」の図柄17Cで一旦停止し、中図
柄列15が「6」の図柄17Fで一旦停止したとする。
かかる場合において、右図柄列16の図柄17A〜17
Hを逆変動表示せしめるようにしてもよい。このように
することで、大当たり状態及びリーチ状態の発生を諦め
かけていた遊技者が再度、リーチ状態、ひいては大当た
り状態の発生を期待することができる。さらに、図18
(c)に示す例では、左図柄列14が「7」の図柄17
Gで一旦停止し、右図柄列16が「3」の図柄17Cで
一旦停止し、中図柄列15も「3」の図柄17Cで一旦
停止したとする。かかる場合において、中・右図柄列1
5,16の図柄17A〜17Hを同時に逆変動表示せし
めるようにしてもよい。このようにすることで、いきな
りリーチ状態が発生することとなり、大当たり状態及び
リーチ状態の発生を諦めかけていた遊技者が再度、大当
たり状態の発生を期待することができる。また、複数の
図柄列の図柄17A〜17Hが逆変動表示されること
で、遊技者はさらに驚きを覚え、面白味が増す。
【0116】(j)上記実施の形態では言及しなかった
が、表示装置13における図柄17A〜17Lが一旦大
当たり図柄となって確定表示された後、全回転再変動表
示される際に、図柄17A〜17Hが揃った状態で逆変
動表示されることとしてもよい。この場合、大当たり図
柄で最終的に停止させてもよいし、外れ図柄に差し替え
て最終的に停止させてもよい。また、いわゆる全回転リ
ーチ(全図柄列14〜16の図柄が揃った状態で変動す
るリーチ:大当たり状態の発生の蓋然性が著しく高いリ
ーチ)が行われている最中に逆変動表示を行うこととし
てもよい。
【0117】(k)上記実施の形態では、再変動処理を
行うこととしたが、かかる処理を省略してもよい。ま
た、再変動処理に際しては、それまでのリーチパターン
を維持することとしたが、そのようなリーチパターンを
維持せずとも、単に全図柄列14〜16の図柄17A〜
17Lを再変動させるだけの構成としてもよい。また、
それまでとは異なったリーチパターンを採用してもよ
い。
【0118】(l)上記実施の形態では、源さんGC及
びカンナちゃんKCといった複数種類のキャラクタを用
意し、それらを適宜切替表示することとしたが、このよ
うな切り替えを行わないこととしてもよい。また、キャ
ラクタを省略しても何ら差し支えない。
【0119】(m)表示装置13としては、上述した液
晶ディスプレイ以外にも、CRT、ドットマトリック
ス、LED、エレクトロルミネセンス(EL)、蛍光表
示菅等を用いてもよい。
【0120】(n)乱数に関するカウンタ(内部乱数カ
ウンタCI、外れリーチ乱数カウンタCO、大当たり図
柄乱数カウンタCB、左・中・右の各図柄乱数カウンタ
CDL,CDC,CDR及びリーチ種別決定カウンタC
V)を適宜変更してもよい。例えば、1つの乱数カウン
タを用い、その値に基づき大当たり状態、外れリーチ状
態等を決定してもよい。
【0121】(o)上記実施の形態とは異なるタイプの
パチンコ機等にも具体化できる。例えば、大当たり図柄
が表示された後に所定の領域に遊技球を入賞させること
を必要条件として特別遊技状態となるパチンコ機として
実施してもよい。また、パチンコ機以外にも、アレパ
チ、雀球、スロットマシン等の各種遊技機として実施す
ることも可能である。なお、スロットマシンは、例えば
コインを投入して図柄有効ラインを決定させた状態で操
作レバーを操作することにより図柄が変動され、ストッ
プボタンを操作等することで図柄が停止されて確定され
る周知のものである。従って、スロットマシンの基本概
念としては、「複数の図柄からなる図柄列を変動表示し
た後に確定図柄を表示する図柄表示手段を備え、始動用
操作手段(例えば操作レバー)の操作に起因して図柄変
動が開始され、停止用操作手段(例えばストップボタ
ン)の操作に起因して或いは所定時間が経過することに
より図柄変動が停止され、その停止時の確定図柄が特定
図柄であることを必要条件として遊技者に有利な特別遊
技状態を発生させる特別遊技状態発生手段とを備えたス
ロットマシン」となる。
【0122】(p)また、確率変動モードや、時間短縮
モードを実行しうるパチンコ機にも適用してもよい。
【0123】(q)上記実施の形態では特に言及しなか
ったが、表示部13aに背景を表示するとともに当該背
景を前記逆変動表示の動きに合わせて逆変動表示するこ
ととしてもよい。
【0124】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
複数の図柄を表示しうる表示装置を備えた遊技機におい
て、興趣の飛躍的な向上を図ることができるという優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態におけるパチンコ機を示す正面図
である。
【図2】(a),(b)ともに表示部の表示状態の例を
示す模式図である。
【図3】表示部に表示されうる図柄の種類を説明する図
である。
【図4】(a)は表示部における図柄列の変動状態を示
す図であり、(b)は表示部における大当たり報知画面
を示す図である。
【図5】(a)は表示部におけるハンマーリーチ状態を
示す図であり、(b)は表示部における仕入れリーチ状
態を示す図である。
【図6】図柄乱数バッファの概念を説明する図表であ
る。
【図7】図柄乱数エリアの概念を説明する図表である。
【図8】停止図柄エリアの概念を説明する図表である。
【図9】乱数カウンタの概念を説明する図表である。
【図10】制御装置により実行される「乱数振分けルー
チン」を示すフローチャートである。
【図11】「格納処理ルーチン」を示すフローチャート
である。
【図12】「特別電動役物制御ルーチン」の一部を示す
フローチャートである。
【図13】「特別電動役物制御ルーチン」の一部であっ
て、図12の続きを示すフローチャートである。
【図14】「変動開始処理ルーチン」を示すフローチャ
ートである。
【図15】「リーチ動作処理ルーチン」を示すフローチ
ャートである。
【図16】「中図柄変動停止処理ルーチン」を示すフロ
ーチャートである。
【図17】(a)〜(c)は、別の実施の形態における
表示部の表示態様を示す模式図である。
【図18】(a)〜(c)は、別の実施の形態における
表示部の表示態様を示す模式図である。
【符号の説明】
1…パチンコ機、2…遊技盤、3…作動口、4…大入賞
口、5…遊技球、13…表示装置、13a…表示部、1
4…左図柄列、15…中図柄列、16…右図柄列、17
A〜17L…図柄、18a〜18d…保留ランプ、24
…制御装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の図柄を少なくとも順方向にスクロ
    ール変動表示しうる表示装置と、 前記表示装置における図柄が特定の停止態様となって確
    定表示されることを必要条件に、遊技者に有利な特別遊
    技状態を発生させる特別遊技状態発生手段とを備えた遊
    技機において、 前記複数の図柄を順方向にスクロール変動表示制御する
    とともに、少なくとも1つの図柄を一旦停止表示制御
    し、その後、逆方向に複数図柄分だけ変動表示制御する
    表示制御手段を設けたことを特徴とする遊技機。
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