JP2000317357A - 塗装装置および塗装設備 - Google Patents
塗装装置および塗装設備Info
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- JP2000317357A JP2000317357A JP11127606A JP12760699A JP2000317357A JP 2000317357 A JP2000317357 A JP 2000317357A JP 11127606 A JP11127606 A JP 11127606A JP 12760699 A JP12760699 A JP 12760699A JP 2000317357 A JP2000317357 A JP 2000317357A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 静電塗装ガンおよびロボットへの帯電塗粒の
付着を抑制できる塗装装置および従来の塗装設備より長
さを短くすることができる塗装設備を提供する。 【解決手段】 (1)静電塗装ガン11と、静電塗装ガ
ンを備え直線方向に移動させるロボット12と、静電塗
装ガンの軌跡に沿って軌跡の両側に配置された、静電塗
装ガンから吐出される帯電塗粒を反発させる棒状電極1
3と、を備えた塗装装置10。(2)静電塗装ガン11
と、静電塗装ガンを備え直線方向に移動させるロボット
12と、静電塗装ガン11の軌跡に沿って軌跡の両側に
配置された、静電塗装ガンから吐出される帯電塗粒を反
発させる棒状電極13と、を備えた塗装装置10が、複
数、並んで配置されている塗装設備20。
付着を抑制できる塗装装置および従来の塗装設備より長
さを短くすることができる塗装設備を提供する。 【解決手段】 (1)静電塗装ガン11と、静電塗装ガ
ンを備え直線方向に移動させるロボット12と、静電塗
装ガンの軌跡に沿って軌跡の両側に配置された、静電塗
装ガンから吐出される帯電塗粒を反発させる棒状電極1
3と、を備えた塗装装置10。(2)静電塗装ガン11
と、静電塗装ガンを備え直線方向に移動させるロボット
12と、静電塗装ガン11の軌跡に沿って軌跡の両側に
配置された、静電塗装ガンから吐出される帯電塗粒を反
発させる棒状電極13と、を備えた塗装装置10が、複
数、並んで配置されている塗装設備20。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗装装置および塗
装設備に関する。
装設備に関する。
【0002】
【従来の技術】ベル型静電ガンから吐出される塗粒を、
たとえば、マイナスに帯電させ、アースされた被塗装物
に帯電塗粒を効率的に塗着させる、静電塗装方法が知ら
れている。しかし、静電塗装では、帯電塗粒が、アース
されている塗装ブース壁面へも付着し、そのあと、塗装
ブース壁面から塗料が被塗装物に落下して塗装不良が生
じるおそれがある。そのため、実開昭61−40166
号には、図6に示すように、塗装ブース壁面61を、マ
イナスに帯電された帯電板62で覆うことにより、マイ
ナスに帯電されている塗粒が塗装ブース壁面に向けて飛
散するのを反発し、塗粒が塗装ブース壁面へ付着するの
を防止することが可能な塗装装置が開示されている。
たとえば、マイナスに帯電させ、アースされた被塗装物
に帯電塗粒を効率的に塗着させる、静電塗装方法が知ら
れている。しかし、静電塗装では、帯電塗粒が、アース
されている塗装ブース壁面へも付着し、そのあと、塗装
ブース壁面から塗料が被塗装物に落下して塗装不良が生
じるおそれがある。そのため、実開昭61−40166
号には、図6に示すように、塗装ブース壁面61を、マ
イナスに帯電された帯電板62で覆うことにより、マイ
ナスに帯電されている塗粒が塗装ブース壁面に向けて飛
散するのを反発し、塗粒が塗装ブース壁面へ付着するの
を防止することが可能な塗装装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の装置で
は、ベル型静電ガンおよびベル型静電ガンを備えたロボ
ットへの帯電塗粒の付着が抑制されず、ベル型静電ガン
およびベル型静電ガンを備えたロボットに付着した塗料
が被塗装物に垂れて、塗装不良が生じるおそれがある。
そのため、ベル型静電ガンを備えたロボットが複数並べ
られて配置される場合には、隣り合うベル型静電ガンお
よびロボットへの塗料ミストの付着を減少させるため
に、隣り合うロボット間の距離を大きく設けることが必
要となる。設備コストの面から、塗装設備は可能な限り
小さいことが望まれるが、従来の装置では、ロボット間
の距離が大きく設けられるので、塗装設備が長くなる。
本発明の目的は、静電塗装ガンおよびロボットへの帯電
塗粒の付着を抑制できる塗装装置および従来の塗装設備
より長さを短くすることができる塗装設備を提供するこ
とである。
は、ベル型静電ガンおよびベル型静電ガンを備えたロボ
ットへの帯電塗粒の付着が抑制されず、ベル型静電ガン
およびベル型静電ガンを備えたロボットに付着した塗料
が被塗装物に垂れて、塗装不良が生じるおそれがある。
そのため、ベル型静電ガンを備えたロボットが複数並べ
られて配置される場合には、隣り合うベル型静電ガンお
よびロボットへの塗料ミストの付着を減少させるため
に、隣り合うロボット間の距離を大きく設けることが必
要となる。設備コストの面から、塗装設備は可能な限り
小さいことが望まれるが、従来の装置では、ロボット間
の距離が大きく設けられるので、塗装設備が長くなる。
本発明の目的は、静電塗装ガンおよびロボットへの帯電
塗粒の付着を抑制できる塗装装置および従来の塗装設備
より長さを短くすることができる塗装設備を提供するこ
とである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、つぎのとおりである。 (1) 静電塗装ガンと、該静電塗装ガンを備え、直線
方向に移動させるロボットと、前記静電塗装ガンの軌跡
に沿って軌跡の両側に配置された、静電塗装ガンから吐
出される帯電塗粒を反発させる棒状電極と、を備えた塗
装装置。 (2) 静電塗装ガンと、該静電塗装ガンを備え、直線
方向に移動させるロボットと、前記静電塗装ガンの軌跡
に沿って軌跡の両側に配置された、静電塗装ガンから吐
出される帯電塗粒を反発させる棒状電極と、を備えた塗
装装置が、複数、並んで配置されている塗装設備。
明は、つぎのとおりである。 (1) 静電塗装ガンと、該静電塗装ガンを備え、直線
方向に移動させるロボットと、前記静電塗装ガンの軌跡
に沿って軌跡の両側に配置された、静電塗装ガンから吐
出される帯電塗粒を反発させる棒状電極と、を備えた塗
装装置。 (2) 静電塗装ガンと、該静電塗装ガンを備え、直線
方向に移動させるロボットと、前記静電塗装ガンの軌跡
に沿って軌跡の両側に配置された、静電塗装ガンから吐
出される帯電塗粒を反発させる棒状電極と、を備えた塗
装装置が、複数、並んで配置されている塗装設備。
【0005】上記(1)の塗装装置では、ロボットに備
えられ、ロボットによって移動される静電塗装ガンの軌
跡に沿って、軌跡の両側に棒状電極が配置されている。
そのため、静電塗装ガンがロボットによって直線方向に
移動しながら塗粒を吐出したときに、帯電塗粒は、棒状
電極によって、静電塗装ガンの軌跡の両側および後方へ
飛散することが抑制され、静電塗装ガンおよびロボット
への帯電塗粒の付着が抑制される。上記(2)の塗装設
備では、ロボットに備えられロボットによって移動され
る静電塗装ガンの軌跡に沿って、軌跡の両側に棒状電極
が配置された塗装装置が複数並んで配置される。静電塗
装ガンから吐出された帯電塗粒は、棒状電極によって、
静電塗装ガンの軌跡の両側および後方への飛散が抑制さ
れ、静電塗装ガンおよびロボットへの帯電塗粒の付着が
抑制されるので、各塗装装置を近づけて配置することが
できる。それにより、従来の、塗装装置が複数並んで配
置された塗装設備に比べて、塗装設備を短くすることが
できる。
えられ、ロボットによって移動される静電塗装ガンの軌
跡に沿って、軌跡の両側に棒状電極が配置されている。
そのため、静電塗装ガンがロボットによって直線方向に
移動しながら塗粒を吐出したときに、帯電塗粒は、棒状
電極によって、静電塗装ガンの軌跡の両側および後方へ
飛散することが抑制され、静電塗装ガンおよびロボット
への帯電塗粒の付着が抑制される。上記(2)の塗装設
備では、ロボットに備えられロボットによって移動され
る静電塗装ガンの軌跡に沿って、軌跡の両側に棒状電極
が配置された塗装装置が複数並んで配置される。静電塗
装ガンから吐出された帯電塗粒は、棒状電極によって、
静電塗装ガンの軌跡の両側および後方への飛散が抑制さ
れ、静電塗装ガンおよびロボットへの帯電塗粒の付着が
抑制されるので、各塗装装置を近づけて配置することが
できる。それにより、従来の、塗装装置が複数並んで配
置された塗装設備に比べて、塗装設備を短くすることが
できる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は本発明実施例の塗装装置の
側面を示し、図2は本発明実施例の塗装装置の正面を示
し、図3は本発明実施例の塗装装置の棒状電極の側面を
示し、図4は本発明実施例の塗装装置を配置した塗装設
備の模式図を示し、図5は図4の塗装設備の正面を示し
ている。
側面を示し、図2は本発明実施例の塗装装置の正面を示
し、図3は本発明実施例の塗装装置の棒状電極の側面を
示し、図4は本発明実施例の塗装装置を配置した塗装設
備の模式図を示し、図5は図4の塗装設備の正面を示し
ている。
【0007】まず、本発明実施例の塗装設備に含まれる
塗装装置を図1〜図3を参照して、説明する。塗装装置
10は、図1、図2に示すように、静電塗装ガン11
と、静電塗装ガン11が取り付けられるロボット12
と、棒状電極13とを有する。
塗装装置を図1〜図3を参照して、説明する。塗装装置
10は、図1、図2に示すように、静電塗装ガン11
と、静電塗装ガン11が取り付けられるロボット12
と、棒状電極13とを有する。
【0008】静電塗装ガン11は、たとえば、回転霧化
静電塗装ガンやエア静電塗装ガンなどである。本発明実
施例では、回転霧化静電塗装ガンであるベル型静電ガン
を例にとって説明する。ベル型静電ガン11は、ベルヘ
ッド11aとベルヘッド11aに連結されベルヘッド1
1aを回転する回転軸を備える。ベル型静電ガン内もし
くは外には高電圧発生器14が設けられる。高電圧発生
器14によって発生された高電圧は回転軸を介してベル
ヘッド11aに印加される。そのため、塗装時に、ベル
ヘッド11aから飛散する塗粒は帯電する。
静電塗装ガンやエア静電塗装ガンなどである。本発明実
施例では、回転霧化静電塗装ガンであるベル型静電ガン
を例にとって説明する。ベル型静電ガン11は、ベルヘ
ッド11aとベルヘッド11aに連結されベルヘッド1
1aを回転する回転軸を備える。ベル型静電ガン内もし
くは外には高電圧発生器14が設けられる。高電圧発生
器14によって発生された高電圧は回転軸を介してベル
ヘッド11aに印加される。そのため、塗装時に、ベル
ヘッド11aから飛散する塗粒は帯電する。
【0009】静電塗装ガン11を取り付け可能なロボッ
ト12は、レシプロ型塗装ロボット、多関節型塗装ロボ
ットなどがあるが、本発明実施例では、レシプロ型塗装
ロボットの例を示す。レシプロ型塗装ロボット12は、
図1に示すように、直線方向に延びる走行軸12aと、
走行軸12aに取り付けられ先端にベル型静電ガン11
が着脱可能とされたアーム12bと、アーム12bを走
行軸12aに沿って移動させる図示されない駆動装置を
備える。アーム12bがベル型静電ガン11を取り付
け、走行軸12aに沿って直線方向に移動することによ
り、ベル型静電ガン11は直線方向に、図1では、上下
方向Aに移動する。走行軸12aと駆動装置は、塗装が
行われる塗装ブース15の外壁15aの、外側に配設さ
れたケース12c内に配置されている。アーム12b
の、ベル型静電ガン取り付け側となる先端部は、塗装ブ
ース15内に位置する。アーム12bが直線方向に移動
可能であるため、塗装ブース15の外壁15aには、ア
ーム12bが自由に移動するための、直線方向に延びる
孔が設けられている。
ト12は、レシプロ型塗装ロボット、多関節型塗装ロボ
ットなどがあるが、本発明実施例では、レシプロ型塗装
ロボットの例を示す。レシプロ型塗装ロボット12は、
図1に示すように、直線方向に延びる走行軸12aと、
走行軸12aに取り付けられ先端にベル型静電ガン11
が着脱可能とされたアーム12bと、アーム12bを走
行軸12aに沿って移動させる図示されない駆動装置を
備える。アーム12bがベル型静電ガン11を取り付
け、走行軸12aに沿って直線方向に移動することによ
り、ベル型静電ガン11は直線方向に、図1では、上下
方向Aに移動する。走行軸12aと駆動装置は、塗装が
行われる塗装ブース15の外壁15aの、外側に配設さ
れたケース12c内に配置されている。アーム12b
の、ベル型静電ガン取り付け側となる先端部は、塗装ブ
ース15内に位置する。アーム12bが直線方向に移動
可能であるため、塗装ブース15の外壁15aには、ア
ーム12bが自由に移動するための、直線方向に延びる
孔が設けられている。
【0010】アーム12bは直線方向に駆動するほか
に、進退方向(被塗装面に接近・離反する方向)Bに駆
動可能にされていてもよい。それにより、ベル型静電ガ
ン11の進退方向の移動が可能になる。
に、進退方向(被塗装面に接近・離反する方向)Bに駆
動可能にされていてもよい。それにより、ベル型静電ガ
ン11の進退方向の移動が可能になる。
【0011】さらに、アーム12bは走行軸12aに取
り付けられた後端部に対して前端部が軸O回りに揺動可
能とされていてもよい。それにより、ベル型静電ガン1
1の揺動が可能となる。
り付けられた後端部に対して前端部が軸O回りに揺動可
能とされていてもよい。それにより、ベル型静電ガン1
1の揺動が可能となる。
【0012】棒状電極13は、レシプロ型塗装ロボット
12によって直線方向に移動されるベル型静電ガン11
が描く軌跡に沿って、図2に示すように、軌跡の両側と
なるベル型静電ガン11の側方に設けられる。棒状電極
13は、軌跡の両側のそれぞれに、単列で、もしくは図
2に示すような2列など複数列で配置される。棒状電極
13は、高電圧発生器16から高電圧が供給され、帯電
塗粒を反発させる特性をもつ。棒状電極13に供給され
る電圧は、ベル型静電塗装ガン11に供給される電圧
(たとえば、−40〜−90KV)以上にされる。棒状
電極13は、10MΩ〜1GΩレベルの抵抗を持つ半導
電性の樹脂(PEEK、ナイロンなど)からなる。もし
くは、図3に示すように、中心部13aが絶縁材、たと
えばセラミック材、樹脂材からなり、表面13bが半導
電性の樹脂で被覆されている。
12によって直線方向に移動されるベル型静電ガン11
が描く軌跡に沿って、図2に示すように、軌跡の両側と
なるベル型静電ガン11の側方に設けられる。棒状電極
13は、軌跡の両側のそれぞれに、単列で、もしくは図
2に示すような2列など複数列で配置される。棒状電極
13は、高電圧発生器16から高電圧が供給され、帯電
塗粒を反発させる特性をもつ。棒状電極13に供給され
る電圧は、ベル型静電塗装ガン11に供給される電圧
(たとえば、−40〜−90KV)以上にされる。棒状
電極13は、10MΩ〜1GΩレベルの抵抗を持つ半導
電性の樹脂(PEEK、ナイロンなど)からなる。もし
くは、図3に示すように、中心部13aが絶縁材、たと
えばセラミック材、樹脂材からなり、表面13bが半導
電性の樹脂で被覆されている。
【0013】アーム12bが進退方向Bに駆動される場
合には、棒状電極13も、進退方向Bに駆動可能とされ
る。たとえば、図1、図3に示すように、棒状電極13
の複数箇所のそれぞれをシリンダー17で支持し、シリ
ンダー17が進退方向Bに駆動することにより、棒状電
極13は進退方向Bに駆動される。
合には、棒状電極13も、進退方向Bに駆動可能とされ
る。たとえば、図1、図3に示すように、棒状電極13
の複数箇所のそれぞれをシリンダー17で支持し、シリ
ンダー17が進退方向Bに駆動することにより、棒状電
極13は進退方向Bに駆動される。
【0014】塗装ブース15の外壁15aに設けられた
孔から塗料が外へ流れ出るのを防止するために、図2に
示すように、塗装ブース15の外壁15aに設けられた
孔を遮蔽するベルト18が、ベル型静電ガン11と塗装
ブース外壁15aの孔との間に設けられている。
孔から塗料が外へ流れ出るのを防止するために、図2に
示すように、塗装ブース15の外壁15aに設けられた
孔を遮蔽するベルト18が、ベル型静電ガン11と塗装
ブース外壁15aの孔との間に設けられている。
【0015】本発明実施例の塗装装置10は、ベル型静
電ガン11の直線方向Aの移動の軌跡の両側に棒状電極
13を備え、棒状電極13にはベル型静電ガン11に供
給される電圧以上の電圧が供給されるので、ベル型静電
ガン11が直線方向に移動しても、常に、ベル型静電ガ
ン11の左右方向および後方への塗料ミストの飛散を抑
制できる。また、棒状電極13がシリンダー17によっ
て移動するので、ベル型静電ガン11が進退方向Bに移
動しても、常に、ベル型静電ガンの左右方向および後方
への塗料ミストの飛散を抑制できる。また、塗着効率が
高められ、塗料コストが低減され、有機溶剤排出量が低
減される。また、棒状電極は、少なくとも表面に半導電
性材を有するので、アース物が接近しても放電エネルギ
ーが小さく、安全性が確保される。
電ガン11の直線方向Aの移動の軌跡の両側に棒状電極
13を備え、棒状電極13にはベル型静電ガン11に供
給される電圧以上の電圧が供給されるので、ベル型静電
ガン11が直線方向に移動しても、常に、ベル型静電ガ
ン11の左右方向および後方への塗料ミストの飛散を抑
制できる。また、棒状電極13がシリンダー17によっ
て移動するので、ベル型静電ガン11が進退方向Bに移
動しても、常に、ベル型静電ガンの左右方向および後方
への塗料ミストの飛散を抑制できる。また、塗着効率が
高められ、塗料コストが低減され、有機溶剤排出量が低
減される。また、棒状電極は、少なくとも表面に半導電
性材を有するので、アース物が接近しても放電エネルギ
ーが小さく、安全性が確保される。
【0016】つぎに、本発明実施例の塗装装置が配置さ
れた塗装設備の構成について、図4、図5を参照して、
説明する。図4、図5に示す塗装設備は、自動車50の
塗装を行う塗装設備の例を示している。自動車50は、
台車51によって搬送される。台車51は塗装ブース1
5の床面に接地されている。塗装設備20は自動車50
の搬送方向Cに延びている。塗装設備20は、自動車の
ドア内板部と外板面が、メタリック塗料で塗装されるゾ
ーンXと、クリア塗料で塗装されるゾーンYが搬送方向
に並んでいる。
れた塗装設備の構成について、図4、図5を参照して、
説明する。図4、図5に示す塗装設備は、自動車50の
塗装を行う塗装設備の例を示している。自動車50は、
台車51によって搬送される。台車51は塗装ブース1
5の床面に接地されている。塗装設備20は自動車50
の搬送方向Cに延びている。塗装設備20は、自動車の
ドア内板部と外板面が、メタリック塗料で塗装されるゾ
ーンXと、クリア塗料で塗装されるゾーンYが搬送方向
に並んでいる。
【0017】メタリック塗料が塗装されるゾーンXおよ
びクリア塗料が塗装されるゾーンYの両方には、上流側
から、搬送方向と直交する方向で互いに向かい合う位置
にドア内板部位を塗装する走行軸付多関節ロボット30
が1台ずつ、外板の両側面を塗装する上記の塗装装置1
0が左右に3台ずつ、外板の上面を塗装する塗装装置4
0が順に配置されている。
びクリア塗料が塗装されるゾーンYの両方には、上流側
から、搬送方向と直交する方向で互いに向かい合う位置
にドア内板部位を塗装する走行軸付多関節ロボット30
が1台ずつ、外板の両側面を塗装する上記の塗装装置1
0が左右に3台ずつ、外板の上面を塗装する塗装装置4
0が順に配置されている。
【0018】走行軸付き多関節ロボット30は、ベース
31とベース31から延びる図示されない垂直アームと
垂直アームに取り付けられた水平アーム32を備え、水
平アーム32の先端にベル型静電ガンが取り付けられ
る。ベース31は搬送方向に延びるレールに沿って、移
動可能とされている。ベース31と垂直アームが塗装ブ
ース15の外壁15aの外側に配置されていることによ
り、塗装ブース内には水平アーム32とベル型静電ガン
が位置している。
31とベース31から延びる図示されない垂直アームと
垂直アームに取り付けられた水平アーム32を備え、水
平アーム32の先端にベル型静電ガンが取り付けられ
る。ベース31は搬送方向に延びるレールに沿って、移
動可能とされている。ベース31と垂直アームが塗装ブ
ース15の外壁15aの外側に配置されていることによ
り、塗装ブース内には水平アーム32とベル型静電ガン
が位置している。
【0019】外板の上面を塗装する塗装装置40は、図
5に示すように、塗装ブース側壁から塗装ブース内へ搬
送方向と直交する方向に延びるアーム41と駆動装置を
内蔵したケース42を備えるレシプロ型塗装ロボット
と、アーム41が延びる方向に沿って移動可能にアーム
41に取り付けられた、複数(図5では3つ)のベル型
静電ガンを備えたベル型静電ガンユニット43と、アー
ム41が延びる方向に平行に延びる棒状電極44とを有
する。ベル型静電ガンユニット43はアーム41に沿っ
て左右に移動する。また、アーム41は駆動装置によっ
て昇降駆動可能とされ、ベル型静電ガンユニット43は
昇降することもできる。なお、ベル型静電ガンユニット
43は複数のベル型静電ガンが一体となって駆動するの
ではなく、それぞれのベル型静電ガンが独立して駆動す
るようにされていてもよい。棒状電極44は、アーム4
1に支持され、アーム41の両側に(アームの前側と後
ろ側に)それぞれ、単列もしくは複数列が配置される。
したがって、アーム41の昇降駆動にともなって、棒状
電極44は昇降する。
5に示すように、塗装ブース側壁から塗装ブース内へ搬
送方向と直交する方向に延びるアーム41と駆動装置を
内蔵したケース42を備えるレシプロ型塗装ロボット
と、アーム41が延びる方向に沿って移動可能にアーム
41に取り付けられた、複数(図5では3つ)のベル型
静電ガンを備えたベル型静電ガンユニット43と、アー
ム41が延びる方向に平行に延びる棒状電極44とを有
する。ベル型静電ガンユニット43はアーム41に沿っ
て左右に移動する。また、アーム41は駆動装置によっ
て昇降駆動可能とされ、ベル型静電ガンユニット43は
昇降することもできる。なお、ベル型静電ガンユニット
43は複数のベル型静電ガンが一体となって駆動するの
ではなく、それぞれのベル型静電ガンが独立して駆動す
るようにされていてもよい。棒状電極44は、アーム4
1に支持され、アーム41の両側に(アームの前側と後
ろ側に)それぞれ、単列もしくは複数列が配置される。
したがって、アーム41の昇降駆動にともなって、棒状
電極44は昇降する。
【0020】自動車外板の両側面を塗装する塗装装置1
0は、棒状電極13を備えベル型静電ガン11の左右方
向および後方への塗料ミストの飛散を抑制できるので、
塗装装置10を並べて配置するときに、隣合う塗装装置
10の距離を短くすることができる。そのため、塗装設
備20の搬送方向C長さを短くすることができる。ま
た、自動車外板の上面を塗装する塗装装置40も、棒状
電極44を備え、塗料ミストの飛散を抑制するので、塗
装装置40の上流側に位置する塗装装置10や、下流側
に位置する多関節型塗装ロボット30との距離を短くす
ることができる。そのため、塗装装置10、40、塗装
ロボット30を近づけて配置することが可能となり、塗
装設備20の搬送方向C長さを、より短くすることがで
きる。塗装設備20を短く(小さく)することができる
ことにより、設備コストの削減、空調に必要なエネルギ
ーの削減などの効果が得られる。また、塗装ブースの外
壁、床面、ロボット、塗装ガンの汚れが低減されるた
め、清掃頻度を大幅に低減することができる。
0は、棒状電極13を備えベル型静電ガン11の左右方
向および後方への塗料ミストの飛散を抑制できるので、
塗装装置10を並べて配置するときに、隣合う塗装装置
10の距離を短くすることができる。そのため、塗装設
備20の搬送方向C長さを短くすることができる。ま
た、自動車外板の上面を塗装する塗装装置40も、棒状
電極44を備え、塗料ミストの飛散を抑制するので、塗
装装置40の上流側に位置する塗装装置10や、下流側
に位置する多関節型塗装ロボット30との距離を短くす
ることができる。そのため、塗装装置10、40、塗装
ロボット30を近づけて配置することが可能となり、塗
装設備20の搬送方向C長さを、より短くすることがで
きる。塗装設備20を短く(小さく)することができる
ことにより、設備コストの削減、空調に必要なエネルギ
ーの削減などの効果が得られる。また、塗装ブースの外
壁、床面、ロボット、塗装ガンの汚れが低減されるた
め、清掃頻度を大幅に低減することができる。
【0021】
【発明の効果】請求項1の塗装装置によれば、ロボット
に備えられ、ロボットによって移動される静電塗装ガン
の軌跡に沿って、軌跡の両側に棒状電極が配置されてい
る。そのため、ロボットによって直線方向を移動する静
電塗装ガンから吐出された帯電塗粒は、棒状電極によっ
て棒状電極の後方へ飛散することが反発されるので、静
電塗装ガンおよびロボットへの帯電塗粒の付着が抑制さ
れる。請求項2の塗装設備によれば、ロボットに備えら
れロボットによって移動される静電塗装ガンの軌跡に沿
って、軌跡の両側に棒状電極が配置された塗装装置が複
数並んで配置される。静電塗装ガンから吐出された帯電
塗粒は、棒状電極より後方へ飛散することが抑制され、
静電塗装ガンの左右および後方への塗料ミストの飛散が
抑制されるので、各塗装装置を近づけて配置することが
できる。それにより、従来の塗装装置が複数並んで配置
された塗装設備に比べて、塗装設備を短くすることがで
きる。
に備えられ、ロボットによって移動される静電塗装ガン
の軌跡に沿って、軌跡の両側に棒状電極が配置されてい
る。そのため、ロボットによって直線方向を移動する静
電塗装ガンから吐出された帯電塗粒は、棒状電極によっ
て棒状電極の後方へ飛散することが反発されるので、静
電塗装ガンおよびロボットへの帯電塗粒の付着が抑制さ
れる。請求項2の塗装設備によれば、ロボットに備えら
れロボットによって移動される静電塗装ガンの軌跡に沿
って、軌跡の両側に棒状電極が配置された塗装装置が複
数並んで配置される。静電塗装ガンから吐出された帯電
塗粒は、棒状電極より後方へ飛散することが抑制され、
静電塗装ガンの左右および後方への塗料ミストの飛散が
抑制されるので、各塗装装置を近づけて配置することが
できる。それにより、従来の塗装装置が複数並んで配置
された塗装設備に比べて、塗装設備を短くすることがで
きる。
【図1】本発明実施例の塗装装置の側面図である。
【図2】本発明実施例の塗装装置の正面図である。
【図3】本発明実施例の塗装装置の棒状電極の側面図で
ある。
ある。
【図4】本発明実施例の塗装装置を配置した塗装設備の
模式図である。
模式図である。
【図5】図4の塗装設備の正面図である。
【図6】従来の塗装装置の正面図である。
10 塗装装置 11 静電塗装ガン 12 ロボット 13 棒状電極 20 塗装設備
Claims (2)
- 【請求項1】 静電塗装ガンと、 該静電塗装ガンを備え、直線方向に移動させるロボット
と、 前記静電塗装ガンの軌跡に沿って軌跡の両側に配置され
た、静電塗装ガンから吐出される帯電塗粒を反発させる
棒状電極と、を備えた塗装装置。 - 【請求項2】 静電塗装ガンと、該静電塗装ガンを備
え、直線方向に移動させるロボットと、前記静電塗装ガ
ンの軌跡に沿って軌跡の両側に配置された、静電塗装ガ
ンから吐出される帯電塗粒を反発させる棒状電極と、を
備えた塗装装置が、複数、並んで配置されている塗装設
備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11127606A JP2000317357A (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | 塗装装置および塗装設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11127606A JP2000317357A (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | 塗装装置および塗装設備 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000317357A true JP2000317357A (ja) | 2000-11-21 |
Family
ID=14964258
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11127606A Pending JP2000317357A (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | 塗装装置および塗装設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000317357A (ja) |
-
1999
- 1999-05-07 JP JP11127606A patent/JP2000317357A/ja active Pending
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