JP2000317708A - 自動旋盤と自動旋盤における孔明け加工方法 - Google Patents
自動旋盤と自動旋盤における孔明け加工方法Info
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- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B29/00—Holders for non-rotary cutting tools; Boring bars or boring heads; Accessories for tool holders
- B23B29/24—Tool holders for a plurality of cutting tools, e.g. turrets
- B23B29/32—Turrets adjustable by power drive, i.e. turret heads
- B23B29/323—Turrets with power operated angular positioning devices
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- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
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- B23Q5/22—Feeding members carrying tools or work
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- B23Q5/341—Feeding other members supporting tools or work, e.g. saddles, tool-slides, through mechanical transmission cam-operated
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Turning (AREA)
- Drilling And Boring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 振動切削ユニットを搭載した自動旋盤を提供
し、その際、できるだけ簡単な構成で実現することがで
きる自動旋盤と自動旋盤における孔明け加工方法を提供
すること。 【解決手段】 回転駆動源を備えた刃物台と、刃物台に
着脱可能に搭載され孔明け工具を備えていて、刃物台の
回転駆動源からの駆動を利用して孔明け工具を振動させ
ながら孔明け加工を行う振動切削ユニットと、を具備し
たもの。
し、その際、できるだけ簡単な構成で実現することがで
きる自動旋盤と自動旋盤における孔明け加工方法を提供
すること。 【解決手段】 回転駆動源を備えた刃物台と、刃物台に
着脱可能に搭載され孔明け工具を備えていて、刃物台の
回転駆動源からの駆動を利用して孔明け工具を振動させ
ながら孔明け加工を行う振動切削ユニットと、を具備し
たもの。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、自動旋盤と自動旋
盤における孔明け加工方法に係り、特に、回転駆動源を
備えた刃物台を有するものにおいて、該刃物台に振動切
削ユニットを着脱可能に搭載し、上記回転駆動源を利用
して振動切削ユニットの孔明け工具に振動を付与して孔
明け加工を行わせるように工夫したものに関する。
盤における孔明け加工方法に係り、特に、回転駆動源を
備えた刃物台を有するものにおいて、該刃物台に振動切
削ユニットを着脱可能に搭載し、上記回転駆動源を利用
して振動切削ユニットの孔明け工具に振動を付与して孔
明け加工を行わせるように工夫したものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、いわゆる「振動切削」なる加
工方法が知られている。この種の振動切削は、例えば、
工具を送り方向に規則的に振動させながら加工を行うこ
とにより、図15に示すように、断続的に切削を行うと
いうものである。この種の振動切削によってドリル加
工、例えば、小径穴加工を行った場合には、穴の加工精
度が向上すると共に、切削時の摩擦が低減されることに
より切削抵抗が減少し、それによって、ドリルの破損や
ドリル刃先の凝着物が減少するという利点を得ることが
できる。尚、図15は、横軸に時間(t)をとると共に
縦軸に切刃の変位(l)をとり、その変化を示した特性
図である。又、図15中(lr)は1回の振動当たりの
切削量を意味している。
工方法が知られている。この種の振動切削は、例えば、
工具を送り方向に規則的に振動させながら加工を行うこ
とにより、図15に示すように、断続的に切削を行うと
いうものである。この種の振動切削によってドリル加
工、例えば、小径穴加工を行った場合には、穴の加工精
度が向上すると共に、切削時の摩擦が低減されることに
より切削抵抗が減少し、それによって、ドリルの破損や
ドリル刃先の凝着物が減少するという利点を得ることが
できる。尚、図15は、横軸に時間(t)をとると共に
縦軸に切刃の変位(l)をとり、その変化を示した特性
図である。又、図15中(lr)は1回の振動当たりの
切削量を意味している。
【0003】又、孔明け加工に関しては、本発明者らの
内2名の提案によるいわゆる「ステップ振動切削法」な
る加工方法がある。その特性を図16に示す。この「ス
テップ振動切削法」は、工具を送り方向に可動な状態に
保持し、その後方に打撃手段を配置し、該打撃手段を送
り方向に振動させ、工具と打撃手段との間には振動振幅
以上のクリアランスを設けることにより、打撃手段が工
具を打撃したときのみ切削を行い、打撃手段が工具から
離間したときには切削が休止するといった断続的な切削
を行うというものである。この「ステップ振動切削法」
はドリル加工における前記と同様な効果と、加えて、い
わゆる難削材切削時の振動切削法における刃先チッピン
グや異常摩耗の問題点も解決できる利点を得ることがで
きる。尚、図16も、横軸に時間(t)をとると共に縦
軸に切刃の変位(l)をとり、その変化を示した特性図
である。又、図16中(lr)は1回の振動当たりの切
削量を意味している。
内2名の提案によるいわゆる「ステップ振動切削法」な
る加工方法がある。その特性を図16に示す。この「ス
テップ振動切削法」は、工具を送り方向に可動な状態に
保持し、その後方に打撃手段を配置し、該打撃手段を送
り方向に振動させ、工具と打撃手段との間には振動振幅
以上のクリアランスを設けることにより、打撃手段が工
具を打撃したときのみ切削を行い、打撃手段が工具から
離間したときには切削が休止するといった断続的な切削
を行うというものである。この「ステップ振動切削法」
はドリル加工における前記と同様な効果と、加えて、い
わゆる難削材切削時の振動切削法における刃先チッピン
グや異常摩耗の問題点も解決できる利点を得ることがで
きる。尚、図16も、横軸に時間(t)をとると共に縦
軸に切刃の変位(l)をとり、その変化を示した特性図
である。又、図16中(lr)は1回の振動当たりの切
削量を意味している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成による
と次のような問題があった。既に述べたような振動切削
を行う振動切削ユニットなるものは提案されているが、
そのような振動切削ユニットを自動旋盤に搭載したもの
はなかった。特に、振動切削ユニットの場合には、工具
に所定の振動を付与するための駆動部を必要とし、その
為、振動切削ユニットを自動旋盤に搭載しようとした場
合、新たな駆動源を要してしまう等、装置の大型化及び
複雑化を来してしまうという問題が想定された。又、ス
テップ振動切削法についても、振動切削ユニットを自動
旋盤に搭載したものがないため、同様な問題があった。
と次のような問題があった。既に述べたような振動切削
を行う振動切削ユニットなるものは提案されているが、
そのような振動切削ユニットを自動旋盤に搭載したもの
はなかった。特に、振動切削ユニットの場合には、工具
に所定の振動を付与するための駆動部を必要とし、その
為、振動切削ユニットを自動旋盤に搭載しようとした場
合、新たな駆動源を要してしまう等、装置の大型化及び
複雑化を来してしまうという問題が想定された。又、ス
テップ振動切削法についても、振動切削ユニットを自動
旋盤に搭載したものがないため、同様な問題があった。
【0005】本発明はこのような点に基づいてなされた
ものでその目的とするところは、振動切削ユニット或い
はステップ振動切削ユニットを搭載した自動旋盤を提供
し、その際、新たな駆動源を要することなくできるだけ
簡単な構成で実現することができる自動旋盤と自動旋盤
における孔明け加工方法を提供することにある。
ものでその目的とするところは、振動切削ユニット或い
はステップ振動切削ユニットを搭載した自動旋盤を提供
し、その際、新たな駆動源を要することなくできるだけ
簡単な構成で実現することができる自動旋盤と自動旋盤
における孔明け加工方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
本願発明の請求項1による自動旋盤は、回転駆動源を備
えた刃物台と、上記刃物台に着脱可能に搭載され孔明け
工具を備えていて、上記刃物台の回転駆動源からの駆動
を利用して上記孔明け工具に振動を付与して孔明け加工
を行う振動切削ユニットと、を具備したことを特徴とす
るものである。又、請求項2による自動旋盤は、請求項
1記載の自動旋盤において、上記振動切削ユニットが、
刃物台に取り付けられるハウジングと、ハウジングに配
置され刃物台の回転駆動源からの回転運動の伝達を受け
るシャフトと、該シャフトに設けられたカムと、前記カ
ムの軸線と直角方向に移動可能に配され、基端にカムと
接触可能なカムフォロアを有する工具ホルダとを具備し
たステップ振動切削ユニットであることを特徴とするも
のである。又、請求項3による自動旋盤は、請求項1記
載の自動旋盤において、上記振動切削ユニットが、刃物
台に取り付けられるハウジングと、ハウジングに配され
刃物台の回転駆動源からの回転運動の伝達を受けるシャ
フトと、該シャフトに設けられたカムと、前記刃物台の
回転駆動源からの回転運動の伝達を受けて回転可能でか
つカム軸線と直角方向に移動可能に配され、基端にカム
と接触可能なカムフォロアを有する工具ホルダとを具備
したステップ振動切削ユニットであることを特徴とする
ものである。又、請求項4による自動旋盤は、請求項2
又は請求項3記載の自動旋盤において、上記振動切削ユ
ニットが工具ホルダを孔明け方向に常時付勢する弾性部
材を有していることを特徴とするものである。又、請求
項5による自動旋盤は、請求項1記載の自動旋盤におい
て、上記振動切削ユニットが、刃物台に取り付けられる
ハウジングと、ハウジングに配され刃物台の回転駆動機
構からの回転運動の伝達を受けるシャフトと、該シャフ
トに設けられたカムと、前記カムの軸線と直角方向に移
動可能に配され、基端がカムと連結された工具ホルダと
を具備した振動切削ユニットであることを特徴とするも
のである。又、請求項6による自動旋盤は、請求項1記
載の自動旋盤において、上記振動切削ユニットが、刃物
台に取り付けられるハウジングと、ハウジングに配され
刃物台の回転駆動機構からの回転運動の伝達を受けるシ
ャフトと、該シャフトに設けられたカムと、前記刃物台
の回転駆動機構からの回転運動の伝達を受けて回転可能
でかつカム軸線と直角方向に移動可能に配され、基端が
カムと連結された工具ホルダとを具備した振動切削ユニ
ットであることを特徴とするものである。
本願発明の請求項1による自動旋盤は、回転駆動源を備
えた刃物台と、上記刃物台に着脱可能に搭載され孔明け
工具を備えていて、上記刃物台の回転駆動源からの駆動
を利用して上記孔明け工具に振動を付与して孔明け加工
を行う振動切削ユニットと、を具備したことを特徴とす
るものである。又、請求項2による自動旋盤は、請求項
1記載の自動旋盤において、上記振動切削ユニットが、
刃物台に取り付けられるハウジングと、ハウジングに配
置され刃物台の回転駆動源からの回転運動の伝達を受け
るシャフトと、該シャフトに設けられたカムと、前記カ
ムの軸線と直角方向に移動可能に配され、基端にカムと
接触可能なカムフォロアを有する工具ホルダとを具備し
たステップ振動切削ユニットであることを特徴とするも
のである。又、請求項3による自動旋盤は、請求項1記
載の自動旋盤において、上記振動切削ユニットが、刃物
台に取り付けられるハウジングと、ハウジングに配され
刃物台の回転駆動源からの回転運動の伝達を受けるシャ
フトと、該シャフトに設けられたカムと、前記刃物台の
回転駆動源からの回転運動の伝達を受けて回転可能でか
つカム軸線と直角方向に移動可能に配され、基端にカム
と接触可能なカムフォロアを有する工具ホルダとを具備
したステップ振動切削ユニットであることを特徴とする
ものである。又、請求項4による自動旋盤は、請求項2
又は請求項3記載の自動旋盤において、上記振動切削ユ
ニットが工具ホルダを孔明け方向に常時付勢する弾性部
材を有していることを特徴とするものである。又、請求
項5による自動旋盤は、請求項1記載の自動旋盤におい
て、上記振動切削ユニットが、刃物台に取り付けられる
ハウジングと、ハウジングに配され刃物台の回転駆動機
構からの回転運動の伝達を受けるシャフトと、該シャフ
トに設けられたカムと、前記カムの軸線と直角方向に移
動可能に配され、基端がカムと連結された工具ホルダと
を具備した振動切削ユニットであることを特徴とするも
のである。又、請求項6による自動旋盤は、請求項1記
載の自動旋盤において、上記振動切削ユニットが、刃物
台に取り付けられるハウジングと、ハウジングに配され
刃物台の回転駆動機構からの回転運動の伝達を受けるシ
ャフトと、該シャフトに設けられたカムと、前記刃物台
の回転駆動機構からの回転運動の伝達を受けて回転可能
でかつカム軸線と直角方向に移動可能に配され、基端が
カムと連結された工具ホルダとを具備した振動切削ユニ
ットであることを特徴とするものである。
【0007】本願発明の請求項7による自動旋盤におけ
る孔明け加工方法は、回転駆動源を備えた刃物台の該回
転駆動源からの駆動を利用して孔明け工具に振動を付与
して孔明け加工を行うようにしたことを特徴とするもの
である。又、請求項8による自動旋盤における孔明け加
工方法は、請求項7記載の自動旋盤における孔明け加工
方法において、上記孔明け工具をステップ振動させなが
ら孔明け加工を行うようにしたことを特徴とするもので
ある。又、請求項9による自動旋盤における孔明け加工
方法は、請求項7又は請求項8記載の自動旋盤における
孔明け加工方法において、上記孔明け工具を上記刃物台
の該回転駆動源からの駆動を利用して回転させるように
したことを特徴とするものである。
る孔明け加工方法は、回転駆動源を備えた刃物台の該回
転駆動源からの駆動を利用して孔明け工具に振動を付与
して孔明け加工を行うようにしたことを特徴とするもの
である。又、請求項8による自動旋盤における孔明け加
工方法は、請求項7記載の自動旋盤における孔明け加工
方法において、上記孔明け工具をステップ振動させなが
ら孔明け加工を行うようにしたことを特徴とするもので
ある。又、請求項9による自動旋盤における孔明け加工
方法は、請求項7又は請求項8記載の自動旋盤における
孔明け加工方法において、上記孔明け工具を上記刃物台
の該回転駆動源からの駆動を利用して回転させるように
したことを特徴とするものである。
【0008】ここで、本発明において、「振動切削」と
は、孔明け工具が送り方向に振動しながら切削し、孔明
け工具の先端(刃先)の軌跡が前進と後退を繰り返し、
且つ、後退時には、孔明け工具の先端が切削点から離間
するような切削をいう。その特性は既に引用した図15
に示す通りである。又、本発明において、「ステップ振
動切削」とは、孔明け工具の後方に設けられた打撃手段
が送り方向に振動し、孔明け工具を叩くことにより切削
を行わせ、そして、打撃手段の前進時には孔明け工具は
一般的な振動の場合と同様に切削を行うが、打撃手段の
後退時に孔明け工具の先端(刃先)は切削点に接触した
ままの状態にあるような切削をいう。その特性は既に引
用した図16に示す通りである。
は、孔明け工具が送り方向に振動しながら切削し、孔明
け工具の先端(刃先)の軌跡が前進と後退を繰り返し、
且つ、後退時には、孔明け工具の先端が切削点から離間
するような切削をいう。その特性は既に引用した図15
に示す通りである。又、本発明において、「ステップ振
動切削」とは、孔明け工具の後方に設けられた打撃手段
が送り方向に振動し、孔明け工具を叩くことにより切削
を行わせ、そして、打撃手段の前進時には孔明け工具は
一般的な振動の場合と同様に切削を行うが、打撃手段の
後退時に孔明け工具の先端(刃先)は切削点に接触した
ままの状態にあるような切削をいう。その特性は既に引
用した図16に示す通りである。
【0009】本願発明による自動旋盤は、回転駆動源を
備えた刃物台に振動切削ユニットを搭載し、その際、刃
物台の回転駆動源を利用して、振動切削ユニットの孔明
け工具に振動を付与するようにしたものである。このた
め、別途、特別な駆動源を要することなく所望の振動切
削やステップ振動切削を行うことが可能である。振動切
削ユニットとして、刃物台に取り付けられるハウジング
と、ハウジングに配され刃物台の回転駆動源からの回転
運動の伝達を受けるシャフトと、該シャフトに設けられ
たカムと、前記カムの軸線と直角方向に移動可能に配さ
れ、基端にカムと接触可能なカムフォロアを有する工具
ホルダとを具備した構成を採用し、刃物台側の回転駆動
源によってカムを駆動して、孔明け工具に振動を付与す
るようにした場合には、簡単な構造によりステップ振動
式の孔明け加工を実現することができ、刃先チッピング
や異常摩耗を解消することができる。又、刃物台側の回
転駆動源の回転数を調整することなく、打撃手段として
のカムの形状を適宜変えることにより、孔明け工具に付
与される振動数を簡単に且つ任意に調整することができ
る。振動切削ユニットとして、刃物台に取り付けられる
ハウジングと、ハウジングに配され刃物台の回転駆動源
からの回転運動の伝達を受けるシャフトと、該シャフト
に設けられたカムと、前記刃物台の回転駆動源からの回
転運動の伝達を受けて回転可能でかつカム軸線と直角方
向に移動可能に配され、基端にカムと接触可能なカムフ
ォロアを有する工具ホルダとを具備した場合には、孔明
け工具に振動を付与すると同時に孔明け工具を回転させ
るため、前記ステップ振動式の孔明け加工による利点に
加えて、ワークの端面の偏心した位置に孔明け加工を施
したり、或いは、傾斜した方向に孔明け加工を施すこと
が可能になる。前記振動切削ユニットが工具ホルダを孔
明け方向に常時付勢する弾性部材を有している場合に
は、ステップ振動切削のカム後退回転角時期に、工具の
先端(刃先)を確実且つ安定的に切削点に接触したまま
にすることができる。振動切削ユニットが、刃物台に取
り付けられるハウジングと、ハウジングに配され、刃物
台の回転駆動機構からの回転運動の伝達を受けるシャフ
トと、該シャフトに設けられたカムと、前記カムの軸線
と直角方向に移動可能に配され、基端がカムと連結され
た工具ホルダとを具備している場合、或いは、前記刃物
台の回転駆動機構からの回転運動の伝達を受けて回転可
能でかつカム軸線と直角方向に移動可能に配され、基端
がカムと連結された工具ホルダとを具備している場合に
は、振動切削を簡単な構造にて実現することができる。
備えた刃物台に振動切削ユニットを搭載し、その際、刃
物台の回転駆動源を利用して、振動切削ユニットの孔明
け工具に振動を付与するようにしたものである。このた
め、別途、特別な駆動源を要することなく所望の振動切
削やステップ振動切削を行うことが可能である。振動切
削ユニットとして、刃物台に取り付けられるハウジング
と、ハウジングに配され刃物台の回転駆動源からの回転
運動の伝達を受けるシャフトと、該シャフトに設けられ
たカムと、前記カムの軸線と直角方向に移動可能に配さ
れ、基端にカムと接触可能なカムフォロアを有する工具
ホルダとを具備した構成を採用し、刃物台側の回転駆動
源によってカムを駆動して、孔明け工具に振動を付与す
るようにした場合には、簡単な構造によりステップ振動
式の孔明け加工を実現することができ、刃先チッピング
や異常摩耗を解消することができる。又、刃物台側の回
転駆動源の回転数を調整することなく、打撃手段として
のカムの形状を適宜変えることにより、孔明け工具に付
与される振動数を簡単に且つ任意に調整することができ
る。振動切削ユニットとして、刃物台に取り付けられる
ハウジングと、ハウジングに配され刃物台の回転駆動源
からの回転運動の伝達を受けるシャフトと、該シャフト
に設けられたカムと、前記刃物台の回転駆動源からの回
転運動の伝達を受けて回転可能でかつカム軸線と直角方
向に移動可能に配され、基端にカムと接触可能なカムフ
ォロアを有する工具ホルダとを具備した場合には、孔明
け工具に振動を付与すると同時に孔明け工具を回転させ
るため、前記ステップ振動式の孔明け加工による利点に
加えて、ワークの端面の偏心した位置に孔明け加工を施
したり、或いは、傾斜した方向に孔明け加工を施すこと
が可能になる。前記振動切削ユニットが工具ホルダを孔
明け方向に常時付勢する弾性部材を有している場合に
は、ステップ振動切削のカム後退回転角時期に、工具の
先端(刃先)を確実且つ安定的に切削点に接触したまま
にすることができる。振動切削ユニットが、刃物台に取
り付けられるハウジングと、ハウジングに配され、刃物
台の回転駆動機構からの回転運動の伝達を受けるシャフ
トと、該シャフトに設けられたカムと、前記カムの軸線
と直角方向に移動可能に配され、基端がカムと連結され
た工具ホルダとを具備している場合、或いは、前記刃物
台の回転駆動機構からの回転運動の伝達を受けて回転可
能でかつカム軸線と直角方向に移動可能に配され、基端
がカムと連結された工具ホルダとを具備している場合に
は、振動切削を簡単な構造にて実現することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図11を参照して
本発明の第1の実施の形態を説明する。図1は、自動旋
盤の構成の一部を抽出して示す断面図であり、刃物台と
してのタレット型刃物台に振動切削ユニットを取り付け
た状態を示している。以下詳細に説明する。まず、タレ
ット型刃物台1があり、このタレット型刃物台1にはタ
レット3が回転・割出可能に取り付けられている。上記
タレット3には複数個の工具取付面5が設けられてい
る。それら複数個の工具取付面5の内の一つの工具取付
面5には振動切削ユニット7が着脱可能に取り付けられ
ている。
本発明の第1の実施の形態を説明する。図1は、自動旋
盤の構成の一部を抽出して示す断面図であり、刃物台と
してのタレット型刃物台に振動切削ユニットを取り付け
た状態を示している。以下詳細に説明する。まず、タレ
ット型刃物台1があり、このタレット型刃物台1にはタ
レット3が回転・割出可能に取り付けられている。上記
タレット3には複数個の工具取付面5が設けられてい
る。それら複数個の工具取付面5の内の一つの工具取付
面5には振動切削ユニット7が着脱可能に取り付けられ
ている。
【0011】上記タレット型刃物台1の内部には、回転
工具を回転させるための回転伝達手段9が内装されてい
る。すなわち、駆動シャフト11が内装されていて、こ
の駆動シャフト11の先端には傘歯車13が固着されて
いる。上記駆動シャフト11が図示しない回転駆動源6
よって回転されることにより、上記傘歯車13が回転す
るものである。
工具を回転させるための回転伝達手段9が内装されてい
る。すなわち、駆動シャフト11が内装されていて、こ
の駆動シャフト11の先端には傘歯車13が固着されて
いる。上記駆動シャフト11が図示しない回転駆動源6
よって回転されることにより、上記傘歯車13が回転す
るものである。
【0012】一方、上記振動切削ユニット7の構成をみ
ると、まず、ハウジング8があり、このハウジング8
は、この例では、第1部体8aと、第2部体8bと、第
3部体8cを備えていて、この内、第2部体8b及び第
3部体8cを介して工具取付面5に着脱可能に取り付け
られるものである。又、第2部体8bの工具取付面5側
の端面には、位置決めピン84が圧入・固定されてい
る。そして、上記第3部体8cを工具取付面5側に挿入
していくと共に、位置決めピン84を工具取付面5側の
凹部5a内に挿入することにより、その位置が決められ
るものである。尚、図2は振動切削ユニット7をタレッ
ト型刃物台1にまさに取り付けようとする様子を示す図
である。
ると、まず、ハウジング8があり、このハウジング8
は、この例では、第1部体8aと、第2部体8bと、第
3部体8cを備えていて、この内、第2部体8b及び第
3部体8cを介して工具取付面5に着脱可能に取り付け
られるものである。又、第2部体8bの工具取付面5側
の端面には、位置決めピン84が圧入・固定されてい
る。そして、上記第3部体8cを工具取付面5側に挿入
していくと共に、位置決めピン84を工具取付面5側の
凹部5a内に挿入することにより、その位置が決められ
るものである。尚、図2は振動切削ユニット7をタレッ
ト型刃物台1にまさに取り付けようとする様子を示す図
である。
【0013】上記ハウジング8内には、工具取付面5か
らタレット型刃物台1内に至るようにシャフト15が配
置されていて、このシャフト15の一端側には傘歯車1
7が固着されている。この傘歯車17が上記傘歯車13
に噛合する関係にある。又、上記シャフト15の他端側
には別の平歯車19が固着されている。又、上記シャフ
ト15は軸受部材16、18によって、既に説明した第
3部体8cの内側に回転可能に支持されている。又、上
記平歯車19には別の平歯車21が噛合していて、この
平歯車21にはさらに別の平歯車23が噛合している。
上記平歯車21は軸25に固着されていて、この軸25
は軸受部材27、29によって回転可能に支持されてい
る。
らタレット型刃物台1内に至るようにシャフト15が配
置されていて、このシャフト15の一端側には傘歯車1
7が固着されている。この傘歯車17が上記傘歯車13
に噛合する関係にある。又、上記シャフト15の他端側
には別の平歯車19が固着されている。又、上記シャフ
ト15は軸受部材16、18によって、既に説明した第
3部体8cの内側に回転可能に支持されている。又、上
記平歯車19には別の平歯車21が噛合していて、この
平歯車21にはさらに別の平歯車23が噛合している。
上記平歯車21は軸25に固着されていて、この軸25
は軸受部材27、29によって回転可能に支持されてい
る。
【0014】上記平歯車23は上記軸25に対して平行
に配置されたカムシャフト31に固着されている。この
カムシャフト31は、軸受部材35、37、39によっ
てハウジング8に回転可能に支持されている。又、上記
軸受部材37と軸受部材39との間のカムシャフト31
には、カムが設けられている。カムはこの実施の形態で
は、カム部31aと軸受部材41及び押圧部材43を有
している。詳細に説明すると、まず、カムシャフト31
にカム部31aが形成されている。このカム部31a
は、その軸心を上記カムシャフト31の軸心に対して所
定量だけ偏心させたものである。上記カム部31aの外
周側には軸受部材41を介して押圧部材43が取り付け
られている。この押圧部材43は、回転規制ピン44に
よってその回転を規制されている。よって、カムシャフ
ト31が回転することによってカム部31aも回転し、
その際、カム部31aが偏心しているために、回転を規
制されている押圧部材43が、図1中上下方向に往復動
するものである。
に配置されたカムシャフト31に固着されている。この
カムシャフト31は、軸受部材35、37、39によっ
てハウジング8に回転可能に支持されている。又、上記
軸受部材37と軸受部材39との間のカムシャフト31
には、カムが設けられている。カムはこの実施の形態で
は、カム部31aと軸受部材41及び押圧部材43を有
している。詳細に説明すると、まず、カムシャフト31
にカム部31aが形成されている。このカム部31a
は、その軸心を上記カムシャフト31の軸心に対して所
定量だけ偏心させたものである。上記カム部31aの外
周側には軸受部材41を介して押圧部材43が取り付け
られている。この押圧部材43は、回転規制ピン44に
よってその回転を規制されている。よって、カムシャフ
ト31が回転することによってカム部31aも回転し、
その際、カム部31aが偏心しているために、回転を規
制されている押圧部材43が、図1中上下方向に往復動
するものである。
【0015】上記カムシャフト31、カム部31a、軸
受部材41、押圧部材43の関係を図3を参照して確認
する。図3中斜線を施した部分がカムシャフト31であ
り、該カムシャフト31にはカム部31aが偏心した状
態で形成されている。図中カムシャフト31の軸心を符
号a1で示し、カム部31aの軸心を符号a2で示す。
又、カム部31aの外周には既に述べたように軸受部材
41を介して押圧部材43が取り付けられている。上記
カムシャフト31が一回転することにより、カム部31
aの軸心a2は距離(L、偏心量の二倍)だけ変移し、
それによって、回転を規制されている押圧部材43も距
離(L、偏心量の二倍)だけ往復動することになる。
受部材41、押圧部材43の関係を図3を参照して確認
する。図3中斜線を施した部分がカムシャフト31であ
り、該カムシャフト31にはカム部31aが偏心した状
態で形成されている。図中カムシャフト31の軸心を符
号a1で示し、カム部31aの軸心を符号a2で示す。
又、カム部31aの外周には既に述べたように軸受部材
41を介して押圧部材43が取り付けられている。上記
カムシャフト31が一回転することにより、カム部31
aの軸心a2は距離(L、偏心量の二倍)だけ変移し、
それによって、回転を規制されている押圧部材43も距
離(L、偏心量の二倍)だけ往復動することになる。
【0016】又、図1に戻って、ハウジング8内には、
スリーブ45が内装されていて、このスリーブ45内に
はドリルホルダ47が、スラスト軸受部材50を介し
て、図1中上下方向に移動可能に内装されている。この
ドリルホルダ47は、回転規制ピン46によってその回
転を規制されている。このドリルホルダ47はコレット
チャック部48を介して孔明け工具としてのドリル49
を着脱可能に保持している。又、上記ドリルホルダ47
の基端側にはネジ部材51が螺合されていて、このネジ
部材51の頭部がカムフォロア53となっている。又、
上記ドリルホルダ47とスリーブ45との間にはコイル
スプリング55が張設されている。ドリルホルダ47は
このコイルスプリング55によって、図1中上方向に常
時付勢されている。
スリーブ45が内装されていて、このスリーブ45内に
はドリルホルダ47が、スラスト軸受部材50を介し
て、図1中上下方向に移動可能に内装されている。この
ドリルホルダ47は、回転規制ピン46によってその回
転を規制されている。このドリルホルダ47はコレット
チャック部48を介して孔明け工具としてのドリル49
を着脱可能に保持している。又、上記ドリルホルダ47
の基端側にはネジ部材51が螺合されていて、このネジ
部材51の頭部がカムフォロア53となっている。又、
上記ドリルホルダ47とスリーブ45との間にはコイル
スプリング55が張設されている。ドリルホルダ47は
このコイルスプリング55によって、図1中上方向に常
時付勢されている。
【0017】又、図1に示すように、主軸台62が配置
されていて、この主軸台62はZ軸方向(図1中上下方
向)に移動可能に構成されていて、主軸60を回転可能
に保持している。そして、この主軸60によって把持さ
れたワーク61の先端部が、主軸60の前方に配置され
たガイドブッシュ63によって支持されている。本実施
の形態の場合には、上記主軸60を回転させた状態で上
記主軸台62を所定の切込速度でZ軸方向に移動させ、
上記ワーク61に対して、既に説明したドリル49によ
って孔明け加工を施すものである。尚、図1中符号65
はカラーを示している。このカラー65は、上記コイル
スプリング55によるばね力を調整するためのものであ
る。
されていて、この主軸台62はZ軸方向(図1中上下方
向)に移動可能に構成されていて、主軸60を回転可能
に保持している。そして、この主軸60によって把持さ
れたワーク61の先端部が、主軸60の前方に配置され
たガイドブッシュ63によって支持されている。本実施
の形態の場合には、上記主軸60を回転させた状態で上
記主軸台62を所定の切込速度でZ軸方向に移動させ、
上記ワーク61に対して、既に説明したドリル49によ
って孔明け加工を施すものである。尚、図1中符号65
はカラーを示している。このカラー65は、上記コイル
スプリング55によるばね力を調整するためのものであ
る。
【0018】次に、図3乃至図11を参照して作用を説
明する。図3乃至図11はドリル49による孔明け加工
を動作順に示す断面図である。まず、この実施の形態の
場合には、タレット型刃物台1側を固定としておき、主
軸60を備えた主軸台62側をZ軸方向に移動させなが
ら、ドリル49によってワーク61に所定の孔明け加工
を実行していくものである。図3に示すように、カムシ
ャフト31は常時回転していて、よって、押圧部材43
は、図3中左右方向に往復動を繰り返している(図3中
実線で示す位置と仮想線で示す位置との間で往復動を繰
り返す)。その状態で、主軸60を回転させた状態で主
軸台62を所定の切込速度でZ軸方向に移動させてい
く。
明する。図3乃至図11はドリル49による孔明け加工
を動作順に示す断面図である。まず、この実施の形態の
場合には、タレット型刃物台1側を固定としておき、主
軸60を備えた主軸台62側をZ軸方向に移動させなが
ら、ドリル49によってワーク61に所定の孔明け加工
を実行していくものである。図3に示すように、カムシ
ャフト31は常時回転していて、よって、押圧部材43
は、図3中左右方向に往復動を繰り返している(図3中
実線で示す位置と仮想線で示す位置との間で往復動を繰
り返す)。その状態で、主軸60を回転させた状態で主
軸台62を所定の切込速度でZ軸方向に移動させてい
く。
【0019】主軸台62をZ軸方向に移動させていく
と、やがて、ワーク61の先端面がドリル49に当接す
る。主軸台62をZ軸方向にさらに移動させていくこと
により、ドリル49及びドリルホルダ47が、コイルス
プリング55の付勢力に抗して、図3中左方向に押し戻
される。尚、この状態ではドリル49にコイルスプリン
グ55の付勢力が作用することになるが、ドリル49に
よるワーク61への切削は行われない。すなわち、ドリ
ル49によるワーク61への切削が行われないように、
コイルスプリング55のバネ力が調整されているからで
ある。因みに、ワーク61の材質が変わることにより、
コイルスプリング55のばね力の調整が必要な場合に
は、カラー65を別の適宜なものに交換すれば良い。
と、やがて、ワーク61の先端面がドリル49に当接す
る。主軸台62をZ軸方向にさらに移動させていくこと
により、ドリル49及びドリルホルダ47が、コイルス
プリング55の付勢力に抗して、図3中左方向に押し戻
される。尚、この状態ではドリル49にコイルスプリン
グ55の付勢力が作用することになるが、ドリル49に
よるワーク61への切削は行われない。すなわち、ドリ
ル49によるワーク61への切削が行われないように、
コイルスプリング55のバネ力が調整されているからで
ある。因みに、ワーク61の材質が変わることにより、
コイルスプリング55のばね力の調整が必要な場合に
は、カラー65を別の適宜なものに交換すれば良い。
【0020】ドリル49及びドリルホルダ47が押し戻
されることにより、カムフォロア53の先端が押圧部材
43に当接する。押圧部材43は常時往復動しているの
で、どのタイミンクで、カムフォロア53の先端が押圧
部材43に当接するかは任意であるが、説明上、押圧部
材43が図中右方向に目一杯往動したところで、カムフ
ォロア53の先端が押圧部材43に当接したものと仮定
する。その状態を示すのが図4である。
されることにより、カムフォロア53の先端が押圧部材
43に当接する。押圧部材43は常時往復動しているの
で、どのタイミンクで、カムフォロア53の先端が押圧
部材43に当接するかは任意であるが、説明上、押圧部
材43が図中右方向に目一杯往動したところで、カムフ
ォロア53の先端が押圧部材43に当接したものと仮定
する。その状態を示すのが図4である。
【0021】その後、押圧部材43は一旦復動すること
になり、且つ、主軸台62はZ軸方向に所定の切込速度
で継続して移動しているので、ドリル49及びドリルホ
ルダ47は図4中左方向に僅かに押し戻される。その様
子を図5に示す。そして、次のタイミング、すなわち、
押圧部材43の次の往動によって、カムフォロア53に
押圧力が作用する。この時点からドリル49によるワー
ク61への切削が開始される。すなわち、カムフォロア
53が押圧部材43に付勢されることにより、ドリル4
9及びドリルホルダ47のそれ以上の戻りは規制され、
一方、ワーク61側は主軸台62のZ軸方向への移動制
御により引き続いて送られている。したがって、ドリル
49によるワーク61への所定量の切り込みが実行され
ることになる。その様子を示すのが図6及び図7であ
る。図6に示す状態で切り込みが開始され、図7に示す
状態に至るまで行われることになる。
になり、且つ、主軸台62はZ軸方向に所定の切込速度
で継続して移動しているので、ドリル49及びドリルホ
ルダ47は図4中左方向に僅かに押し戻される。その様
子を図5に示す。そして、次のタイミング、すなわち、
押圧部材43の次の往動によって、カムフォロア53に
押圧力が作用する。この時点からドリル49によるワー
ク61への切削が開始される。すなわち、カムフォロア
53が押圧部材43に付勢されることにより、ドリル4
9及びドリルホルダ47のそれ以上の戻りは規制され、
一方、ワーク61側は主軸台62のZ軸方向への移動制
御により引き続いて送られている。したがって、ドリル
49によるワーク61への所定量の切り込みが実行され
ることになる。その様子を示すのが図6及び図7であ
る。図6に示す状態で切り込みが開始され、図7に示す
状態に至るまで行われることになる。
【0022】図7に示す状態から、押圧部材43が復動
を開始することにより、ドリル49によるワーク61へ
の切り込みは停止し、ドリル49及びドリルホルダ47
は、主軸台62のZ軸方向への移動によって、そのまま
の状態で押し戻されることになる。ここでいうそのまま
の状態とは、ドリル49の先端部がワーク61に所定量
だけ切り込んだ状態をいうものである。つまり、これが
ステップ振動を意味している。すなわち、切り込んだド
リル49の先端が切削箇所から離間することなく接触し
たままの状態で押し戻されることになる。
を開始することにより、ドリル49によるワーク61へ
の切り込みは停止し、ドリル49及びドリルホルダ47
は、主軸台62のZ軸方向への移動によって、そのまま
の状態で押し戻されることになる。ここでいうそのまま
の状態とは、ドリル49の先端部がワーク61に所定量
だけ切り込んだ状態をいうものである。つまり、これが
ステップ振動を意味している。すなわち、切り込んだド
リル49の先端が切削箇所から離間することなく接触し
たままの状態で押し戻されることになる。
【0023】そして、以下同様のサイクルを繰り返し行
うものである。その様子を図8乃至図11に示す。図8
が図4に相当し、図9が図5に相当し、図10が図6に
相当し、図11が図7に相当するものである。つまり、
ステップ振動による孔明け加工を行っていくものであ
り、それによって、ドリル49によるワーク61に対す
る切り込みが徐々に深くなっていき、所定深さの孔を明
けることになる。
うものである。その様子を図8乃至図11に示す。図8
が図4に相当し、図9が図5に相当し、図10が図6に
相当し、図11が図7に相当するものである。つまり、
ステップ振動による孔明け加工を行っていくものであ
り、それによって、ドリル49によるワーク61に対す
る切り込みが徐々に深くなっていき、所定深さの孔を明
けることになる。
【0024】以上本実施の形態によると次のような効果
を奏することができる。まず、振動切削ユニット7を搭
載した自動旋盤を得ることができ、その際、自動旋盤の
タレット型刃物台1に設けられている回転駆動源、すな
わち、シャフト11を介して伝達される回転力を利用し
て所望の振動を得るように構成したので、別途、振動付
与のための駆動源を要することはなく、簡単な構成とす
ることができる。又、この実施の形態における振動切削
ユニット7の場合には、ステップ振動方式のものであ
る。すなわち、ドリル49の先端がワーク61の切削面
に対して常時当接した状態で断続的な切削を繰り返すの
で、ドリル49のチッピング(刃先の破損)が効果的に
防止されることになり、ドリル49の破損を防止して、
安定した加工を行うことができるものである。詳述する
と、従来例の説明にて参照した図16は、上記本発明に
よるステップ振動切削による切刃刃先の変位と時間との
関係を示しており、刃先はステップ状の軌跡を描き、打
撃手段としてのカムによる工具前進時(これを太線で示
す)には、振動切削法と同様の機構で切削を行い、細線
で示すカムの後退(戻り)時には、振動切削のようにド
リルが後退せず、刃先は切削点に接触したまま休止期間
となる。尚、図16においては、Fは周波数、Aは振動
振幅を示す。このようなステップ切削機構とすることに
より、振動切削法と同様なパルス切削波形とすることが
できるため、振動切削法における見かけ上の剛性化効果
や加工精度向上効果がそのまま得られる。しかも、切削
休止時には刃先とワークとの相対速度がないため、不要
な刃先の擦れが生じないと共に、ワークからドリルへの
有害な衝撃力が直接刃先に作用しなくなるため、刃先に
対する負荷が軽減される。したがって、チッピングが生
じにくくなり、振動切削法に比べて工具寿命を向上させ
ることができるのである。又、押圧部材43とカムフォ
ロア53の材質を比較した場合、カムフォロア53の方
がより軟材で製造されていて、より摩耗し易い部品にな
っている。よって、経年変化によって摩耗するのはカム
フォロア53側であるが、カムフォロア53を頭部とす
るねじ込み部材51はドリルホルダ47に対してねじ込
まれていて、容易に交換できるようになっているので、
その交換作業も簡単である。
を奏することができる。まず、振動切削ユニット7を搭
載した自動旋盤を得ることができ、その際、自動旋盤の
タレット型刃物台1に設けられている回転駆動源、すな
わち、シャフト11を介して伝達される回転力を利用し
て所望の振動を得るように構成したので、別途、振動付
与のための駆動源を要することはなく、簡単な構成とす
ることができる。又、この実施の形態における振動切削
ユニット7の場合には、ステップ振動方式のものであ
る。すなわち、ドリル49の先端がワーク61の切削面
に対して常時当接した状態で断続的な切削を繰り返すの
で、ドリル49のチッピング(刃先の破損)が効果的に
防止されることになり、ドリル49の破損を防止して、
安定した加工を行うことができるものである。詳述する
と、従来例の説明にて参照した図16は、上記本発明に
よるステップ振動切削による切刃刃先の変位と時間との
関係を示しており、刃先はステップ状の軌跡を描き、打
撃手段としてのカムによる工具前進時(これを太線で示
す)には、振動切削法と同様の機構で切削を行い、細線
で示すカムの後退(戻り)時には、振動切削のようにド
リルが後退せず、刃先は切削点に接触したまま休止期間
となる。尚、図16においては、Fは周波数、Aは振動
振幅を示す。このようなステップ切削機構とすることに
より、振動切削法と同様なパルス切削波形とすることが
できるため、振動切削法における見かけ上の剛性化効果
や加工精度向上効果がそのまま得られる。しかも、切削
休止時には刃先とワークとの相対速度がないため、不要
な刃先の擦れが生じないと共に、ワークからドリルへの
有害な衝撃力が直接刃先に作用しなくなるため、刃先に
対する負荷が軽減される。したがって、チッピングが生
じにくくなり、振動切削法に比べて工具寿命を向上させ
ることができるのである。又、押圧部材43とカムフォ
ロア53の材質を比較した場合、カムフォロア53の方
がより軟材で製造されていて、より摩耗し易い部品にな
っている。よって、経年変化によって摩耗するのはカム
フォロア53側であるが、カムフォロア53を頭部とす
るねじ込み部材51はドリルホルダ47に対してねじ込
まれていて、容易に交換できるようになっているので、
その交換作業も簡単である。
【0025】次に、図12を参照して本発明の第2の実
施の形態を説明する。すなわち、前記第1の実施の形態
の場合には、ドリル49を回転させない非回転タイプと
して説明したが、この第2の実施の形態の場合には、ド
リル49を回転させるようにしたものである。この場合
主軸60は回転させないものとする。尚、この実施の形
態では刃物台を省略している。その他の構成は前記第1
の実施の形態の場合の構成と同様であるので、同一部分
には同一符号を付して示しその説明は省略する。
施の形態を説明する。すなわち、前記第1の実施の形態
の場合には、ドリル49を回転させない非回転タイプと
して説明したが、この第2の実施の形態の場合には、ド
リル49を回転させるようにしたものである。この場合
主軸60は回転させないものとする。尚、この実施の形
態では刃物台を省略している。その他の構成は前記第1
の実施の形態の場合の構成と同様であるので、同一部分
には同一符号を付して示しその説明は省略する。
【0026】以下、詳細に説明すると、まず、シャフト
15の他端側に傘歯車71を固着し、この傘歯車71に
別の傘歯車73を噛合させている。この傘歯車73はシ
ャフト75の一端に固着されていて、シャフト75の他
端には歯車77と傘歯車79が固着されている。上記シ
ャフト75はその両端を軸受部材74、76によって回
転可能に支持されている。又、カムシャフト31の一端
には傘歯車81が固着されていて、この傘歯車81が上
記傘歯車79に噛合しているものである。又、ドリルホ
ルダ47には歯車83が固着されていて、この歯車83
が既に説明した歯車77に噛合しているものである。
15の他端側に傘歯車71を固着し、この傘歯車71に
別の傘歯車73を噛合させている。この傘歯車73はシ
ャフト75の一端に固着されていて、シャフト75の他
端には歯車77と傘歯車79が固着されている。上記シ
ャフト75はその両端を軸受部材74、76によって回
転可能に支持されている。又、カムシャフト31の一端
には傘歯車81が固着されていて、この傘歯車81が上
記傘歯車79に噛合しているものである。又、ドリルホ
ルダ47には歯車83が固着されていて、この歯車83
が既に説明した歯車77に噛合しているものである。
【0027】よって、ドリル49には、前記第1の実施
の形態の場合と同様のステップ振動が付与されると共に
回転も付与されることになる。そして、このような構成
とすることにより、既に述べたように、ワーク61の先
端面において軸心位置から偏心した位置に孔明け加工を
施したり、ワーク61に対して傾斜した方向に孔明け加
工を施すことが可能となる。この点に関して若干説明を
補足すると、傾斜した方向に孔明け加工を施す場合に
は、図12において、ハウジング8をタレット型刃物台
1に対してシャフト15を中心にして旋回可能に構成
し、ドリル49の軸心を任意の角度だけずらせばよい。
因みに、そのような構成が本件特許出願人による特開平
10−15703号公報に開示されているものである。
又、偏心した位置に孔明け加工を施す場合には、タレッ
ト型刃物台1をZ軸方向に直交する方向に適当量だけ移
動させればよい。
の形態の場合と同様のステップ振動が付与されると共に
回転も付与されることになる。そして、このような構成
とすることにより、既に述べたように、ワーク61の先
端面において軸心位置から偏心した位置に孔明け加工を
施したり、ワーク61に対して傾斜した方向に孔明け加
工を施すことが可能となる。この点に関して若干説明を
補足すると、傾斜した方向に孔明け加工を施す場合に
は、図12において、ハウジング8をタレット型刃物台
1に対してシャフト15を中心にして旋回可能に構成
し、ドリル49の軸心を任意の角度だけずらせばよい。
因みに、そのような構成が本件特許出願人による特開平
10−15703号公報に開示されているものである。
又、偏心した位置に孔明け加工を施す場合には、タレッ
ト型刃物台1をZ軸方向に直交する方向に適当量だけ移
動させればよい。
【0028】次に、図13を参照して本発明の第3の実
施の形態を説明する。前記第1及び第2の実施の形態の
場合には、ステップ振動を例に挙げて説明したが、それ
に限定されるものではなく、一般的な振動の場合にも適
用可能である。尚、前記第1及び第2の実施の形態の場
合と同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略
する。前記第1及び第2の実施の形態において、これを
一般的な振動とするためには、カムシャフト31側とド
リルホルダ47側とを連結する構成とすれば良い。具体
的には、図13に示すように、押圧部材43とカムフォ
ロア53をピン54によって回転可能に連結することに
なる。又、この場合には、従来例の説明で引用した図1
5に示すように、太線で示す工具前進時のみ切削を行
い、工具後退時には刃先がワークの切削点から離れる機
構になる。
施の形態を説明する。前記第1及び第2の実施の形態の
場合には、ステップ振動を例に挙げて説明したが、それ
に限定されるものではなく、一般的な振動の場合にも適
用可能である。尚、前記第1及び第2の実施の形態の場
合と同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略
する。前記第1及び第2の実施の形態において、これを
一般的な振動とするためには、カムシャフト31側とド
リルホルダ47側とを連結する構成とすれば良い。具体
的には、図13に示すように、押圧部材43とカムフォ
ロア53をピン54によって回転可能に連結することに
なる。又、この場合には、従来例の説明で引用した図1
5に示すように、太線で示す工具前進時のみ切削を行
い、工具後退時には刃先がワークの切削点から離れる機
構になる。
【0029】次に、図14を参照して本発明の第4の実
施の形態を説明する。尚、この場合にも、前記第1〜第
3の実施の形態と同一部分には同一符号を付して示しそ
の説明は省略する。この第4の実施の形態も前記第3の
実施の形態の場合と同様に、本発明を一般的な振動に適
用したものであり、その際、前記第2の実施の形態の場
合と同様に、工具ホルダ47にタレット型刃物台1から
回転をも伝達するようにしたものである。又、工具ホル
ダ47は、ホルダ91に対して軸受部材93を介して回
転可能に支持されており、回転しながら往復動出来る構
成になっている。
施の形態を説明する。尚、この場合にも、前記第1〜第
3の実施の形態と同一部分には同一符号を付して示しそ
の説明は省略する。この第4の実施の形態も前記第3の
実施の形態の場合と同様に、本発明を一般的な振動に適
用したものであり、その際、前記第2の実施の形態の場
合と同様に、工具ホルダ47にタレット型刃物台1から
回転をも伝達するようにしたものである。又、工具ホル
ダ47は、ホルダ91に対して軸受部材93を介して回
転可能に支持されており、回転しながら往復動出来る構
成になっている。
【0030】尚、本発明は前記第1〜第4の実施の形態
に限定されるものではない。まず、前記第1〜第4の実
施の形態においては、刃物台としてタレット型刃物台を
例に挙げて説明したが、それに限定されるものではな
く、回転工具用の回転駆動源を備えた櫛型刃物台等の様
々な刃物台にも同様に適用可能である。又、前記第1の
実施の形態では主軸60を回転させてドリル49を非回
転とし、又、第2の実施の形態では主軸60を非回転と
しドリル49を回転させたが、例えば、主軸60とドリ
ル49の両方を回転させ、その回転差によって所望の加
工を行うようにしても良い。又、前記第1〜第4の実施
の形態においては、主軸台をZ軸方向に移動可能に構成
し、且つ、ガイドブッシュを備えた自動旋盤を例に挙げ
て説明したが、これに限定されるものではない。要は、
回転駆動源を備えた刃物台を備えた自動旋盤であれば同
様に適用可能である。又、前記第1及び第2の実施の形
態では、カムシャフト31のカム部31aの外周に軸受
部材41を介して押圧部材43を設け、この押圧部材4
3によってカムフォロア53を叩くようにしたが、カム
部31aによって直接叩くような構成でもよい。又、前
記第1〜第4の実施の形態の場合には、主軸60が1回
転する間に1回振動させるように設定した例を挙げて説
明しているが、それに限定されるものではない。例え
ば、カムの形状を変更したり、刃物台側の回転駆動源の
回転数を調整することにより、1回転に2回以上振動さ
せるような構成でも良い。このような振動数の調整は、
例えば、ワーク61の材質によって最適な振動数を得る
為に行う。又、カムの形状を1回転に複数回の打撃を付
与できるような形状にした場合には、その状態で1回転
に1回振動させるようにすれば、刃物台側の回転駆動源
の回転数を減少させることができ、回転駆動源に掛かる
負荷の軽減を図ることができると共に、回転駆動源の小
型化を図ることができる。
に限定されるものではない。まず、前記第1〜第4の実
施の形態においては、刃物台としてタレット型刃物台を
例に挙げて説明したが、それに限定されるものではな
く、回転工具用の回転駆動源を備えた櫛型刃物台等の様
々な刃物台にも同様に適用可能である。又、前記第1の
実施の形態では主軸60を回転させてドリル49を非回
転とし、又、第2の実施の形態では主軸60を非回転と
しドリル49を回転させたが、例えば、主軸60とドリ
ル49の両方を回転させ、その回転差によって所望の加
工を行うようにしても良い。又、前記第1〜第4の実施
の形態においては、主軸台をZ軸方向に移動可能に構成
し、且つ、ガイドブッシュを備えた自動旋盤を例に挙げ
て説明したが、これに限定されるものではない。要は、
回転駆動源を備えた刃物台を備えた自動旋盤であれば同
様に適用可能である。又、前記第1及び第2の実施の形
態では、カムシャフト31のカム部31aの外周に軸受
部材41を介して押圧部材43を設け、この押圧部材4
3によってカムフォロア53を叩くようにしたが、カム
部31aによって直接叩くような構成でもよい。又、前
記第1〜第4の実施の形態の場合には、主軸60が1回
転する間に1回振動させるように設定した例を挙げて説
明しているが、それに限定されるものではない。例え
ば、カムの形状を変更したり、刃物台側の回転駆動源の
回転数を調整することにより、1回転に2回以上振動さ
せるような構成でも良い。このような振動数の調整は、
例えば、ワーク61の材質によって最適な振動数を得る
為に行う。又、カムの形状を1回転に複数回の打撃を付
与できるような形状にした場合には、その状態で1回転
に1回振動させるようにすれば、刃物台側の回転駆動源
の回転数を減少させることができ、回転駆動源に掛かる
負荷の軽減を図ることができると共に、回転駆動源の小
型化を図ることができる。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように本発明による自動旋
盤と自動旋盤における孔明け加工方法によると、まず、
振動切削ユニットを備えた自動旋盤を得ることができ、
その際、自動旋盤に設けられている刃物台が有する回転
駆動源を利用して孔明け工具に振動を付与するようにし
たので、孔明け工具に振動を付与するための駆動源を別
途設ける必要がなく、構成の簡略化を図ることができ
る。請求項2によれば、簡単な構造によりステップ振動
式の孔明け加工を実現することができ、これにより孔の
加工精度が向上すると共に、切削時の摩耗が低減される
みとにより切削抵抗が減少され、しかも刃先チッピング
や異常摩耗を解消することができる。請求項3によれ
ば、請求項2の効果に加えて、さらにワークの端面の偏
心した位置に孔明け加工を施したり、或いは、傾斜した
方向に孔明け加工を施すことが可能になる。請求項4に
よれば、ステップ振動切削のカムの後退回転角時期に、
工具の先端(刃先)を確実且つ安定的に切削点に接触し
たままにすることができる。
盤と自動旋盤における孔明け加工方法によると、まず、
振動切削ユニットを備えた自動旋盤を得ることができ、
その際、自動旋盤に設けられている刃物台が有する回転
駆動源を利用して孔明け工具に振動を付与するようにし
たので、孔明け工具に振動を付与するための駆動源を別
途設ける必要がなく、構成の簡略化を図ることができ
る。請求項2によれば、簡単な構造によりステップ振動
式の孔明け加工を実現することができ、これにより孔の
加工精度が向上すると共に、切削時の摩耗が低減される
みとにより切削抵抗が減少され、しかも刃先チッピング
や異常摩耗を解消することができる。請求項3によれ
ば、請求項2の効果に加えて、さらにワークの端面の偏
心した位置に孔明け加工を施したり、或いは、傾斜した
方向に孔明け加工を施すことが可能になる。請求項4に
よれば、ステップ振動切削のカムの後退回転角時期に、
工具の先端(刃先)を確実且つ安定的に切削点に接触し
たままにすることができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す図で、タレッ
ト型刃物台とそこに搭載された振動切削ユニットの構成
を示す断面図である。
ト型刃物台とそこに搭載された振動切削ユニットの構成
を示す断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態を示す図で、振動切
削ユニットをタレット型刃物台に装着しようとする状態
を示す断面図である。
削ユニットをタレット型刃物台に装着しようとする状態
を示す断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態を示す図で、カムシ
ャフト、押圧部材、カムフォロア、孔明け工具の関係を
動作順に示す断面図である。
ャフト、押圧部材、カムフォロア、孔明け工具の関係を
動作順に示す断面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態を示す図で、カムシ
ャフト、押圧部材、カムフォロア、孔明け工具の関係を
動作順に示す断面図である。
ャフト、押圧部材、カムフォロア、孔明け工具の関係を
動作順に示す断面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態を示す図で、カムシ
ャフト、押圧部材、カムフォロア、孔明け工具の関係を
動作順に示す断面図である。
ャフト、押圧部材、カムフォロア、孔明け工具の関係を
動作順に示す断面図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態を示す図で、カムシ
ャフト、押圧部材、カムフォロア、孔明け工具の関係を
動作順に示す断面図である。
ャフト、押圧部材、カムフォロア、孔明け工具の関係を
動作順に示す断面図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態を示す図で、カムシ
ャフト、押圧部材、カムフォロア、孔明け工具の関係を
動作順に示す断面図である。
ャフト、押圧部材、カムフォロア、孔明け工具の関係を
動作順に示す断面図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態を示す図で、カムシ
ャフト、押圧部材、カムフォロア、孔明け工具の関係を
動作順に示す断面図である。
ャフト、押圧部材、カムフォロア、孔明け工具の関係を
動作順に示す断面図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態を示す図で、カムシ
ャフト、押圧部材、カムフォロア、孔明け工具の関係を
動作順に示す断面図である。
ャフト、押圧部材、カムフォロア、孔明け工具の関係を
動作順に示す断面図である。
【図10】本発明の第1の実施の形態を示す図で、カム
シャフト、押圧部材、カムフォロア、孔明け工具の関係
を動作順に示す断面図である。
シャフト、押圧部材、カムフォロア、孔明け工具の関係
を動作順に示す断面図である。
【図11】本発明の第1の実施の形態を示す図で、カム
シャフト、押圧部材、カムフォロア、孔明け工具の関係
を動作順に示す断面図である。
シャフト、押圧部材、カムフォロア、孔明け工具の関係
を動作順に示す断面図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態を示す図で、タレ
ット型刃物台及び振動切削ユニットの構成を示す断面図
である。
ット型刃物台及び振動切削ユニットの構成を示す断面図
である。
【図13】本発明を振動切削方式に適用した態様を示す
図で、工具非回転の場合の振動切削ユニットの構成を示
す断面図である。
図で、工具非回転の場合の振動切削ユニットの構成を示
す断面図である。
【図14】本発明を振動切削方式に適用した態様を示す
図で、工具回転の場合の振動切削ユニットの構成を示す
断面図である。
図で、工具回転の場合の振動切削ユニットの構成を示す
断面図である。
【図15】振動切削方式の場合の切刃の変位と時間との
関係を示す線図である。
関係を示す線図である。
【図16】ステップ振動切削方式の場合の切刃の変位と
時間との関係を示す線図である。
時間との関係を示す線図である。
1 タレット型刃物台(刃物台) 7 振動切削ユニット 8 ハウジング 9 回転伝達阿手段 11 シャフト 13 傘歯車 17 シャフト 17 傘歯車 19 平歯車 21 平歯車 23 平歯車 31 クランクシャフト 31a カム部 41 軸受部材 43 押圧部材 47 ドリルホルダ 49 ドリル(孔明け工具) 51 カムフォロア 61 ワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村川 正夫 埼玉県南埼玉郡白岡町新白岡三丁目4番5 号 (72)発明者 神 雅彦 栃木県下都賀郡野木町丸林260番地9 Fターム(参考) 3C036 DD02 LL07
Claims (9)
- 【請求項1】 回転駆動源を備えた刃物台と、 上記刃物台に着脱可能に搭載され孔明け工具を備えてい
て、上記刃物台の回転駆動源からの駆動を利用して上記
孔明け工具に振動を付与して孔明け加工を行う振動切削
ユニットと、 を具備したことを特徴とする自動旋盤。 - 【請求項2】 請求項1記載の自動旋盤において、 上記振動切削ユニットが、刃物台に取り付けられるハウ
ジングと、ハウジングに配置され刃物台の回転駆動源か
らの回転運動の伝達を受けるシャフトと、該シャフトに
設けられたカムと、前記カムの軸線と直角方向に移動可
能に配され、基端にカムと接触可能なカムフォロアを有
する工具ホルダとを具備したステップ振動切削ユニット
であることを特徴とする自動旋盤。 - 【請求項3】 請求項1記載の自動旋盤において、 上記振動切削ユニットが、刃物台に取り付けられるハウ
ジングと、ハウジングに配され刃物台の回転駆動源から
の回転運動の伝達を受けるシャフトと、該シャフトに設
けられたカムと、前記刃物台の回転駆動源からの回転運
動の伝達を受けて回転可能でかつカム軸線と直角方向に
移動可能に配され、基端にカムと接触可能なカムフォロ
アを有する工具ホルダとを具備したステップ振動切削ユ
ニットであることを特徴とする自動旋盤。 - 【請求項4】 請求項2又は請求項3記載の自動旋盤に
おいて、 上記振動切削ユニットが工具ホルダを孔明け方向に常時
付勢する弾性部材を有していることを特徴とする自動旋
盤。 - 【請求項5】 請求項1記載の自動旋盤において、 上記振動切削ユニットが、刃物台に取り付けられるハウ
ジングと、ハウジングに配され刃物台の回転駆動機構か
らの回転運動の伝達を受けるシャフトと、該シャフトに
設けられたカムと、前記カムの軸線と直角方向に移動可
能に配され、基端がカムと連結された工具ホルダとを具
備した振動切削ユニットであることを特徴とする自動旋
盤。 - 【請求項6】 請求項1記載の自動旋盤において、 上記振動切削ユニットが、刃物台に取り付けられるハウ
ジングと、ハウジングに配され刃物台の回転駆動機構か
らの回転運動の伝達を受けるシャフトと、該シャフトに
設けられたカムと、前記刃物台の回転駆動機構からの回
転運動の伝達を受けて回転可能でかつカム軸線と直角方
向に移動可能に配され、基端がカムと連結された工具ホ
ルダとを具備した振動切削ユニットであることを特徴と
する自動旋盤。 - 【請求項7】 回転駆動源を備えた刃物台の該回転駆動
源からの駆動を利用して孔明け工具に振動を付与して孔
明け加工を行うようにしたことを特徴とする自動旋盤に
おける孔明け加工方法。 - 【請求項8】 請求項7記載の自動旋盤における孔明け
加工方法において、 上記孔明け工具をステップ振動させながら孔明け加工を
行うようにしたことを特徴とする自動旋盤における孔明
け加工方法。 - 【請求項9】 請求項7又は請求項8記載の自動旋盤に
おける孔明け加工方法において、 上記孔明け工具を上記刃物台の該回転駆動源からの駆動
を利用して回転させるようにしたことを特徴とする自動
旋盤における孔明け加工方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11132235A JP2000317708A (ja) | 1999-05-13 | 1999-05-13 | 自動旋盤と自動旋盤における孔明け加工方法 |
| EP00303722A EP1052057A3 (en) | 1999-05-13 | 2000-05-03 | An automatic lathe and a drilling method of an automatic lathe |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11132235A JP2000317708A (ja) | 1999-05-13 | 1999-05-13 | 自動旋盤と自動旋盤における孔明け加工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000317708A true JP2000317708A (ja) | 2000-11-21 |
Family
ID=15076535
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11132235A Pending JP2000317708A (ja) | 1999-05-13 | 1999-05-13 | 自動旋盤と自動旋盤における孔明け加工方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP1052057A3 (ja) |
| JP (1) | JP2000317708A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006159400A (ja) * | 2004-11-09 | 2006-06-22 | Denso Corp | 振動加工装置及び振動加工方法 |
| JP2007160501A (ja) * | 2005-12-13 | 2007-06-28 | Raymond J Roussy | 回転式振動ドリル用振動装置 |
| JP2010023160A (ja) * | 2008-07-17 | 2010-02-04 | Toshiba Mach Co Ltd | 穴加工方法、加工プログラム、加工プログラム生成プログラム、加工装置およびプレス金型 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102007053350B4 (de) * | 2007-10-30 | 2013-10-10 | Chiron-Werke Gmbh & Co Kg | Verfahren zur spanabhebenden Bearbeitung von Werkstücken |
| CN102672205A (zh) * | 2012-05-31 | 2012-09-19 | 丰顺县荣鑫电声配件有限公司 | 一种用于扬声器u铁零件车削加工的全自动车床 |
| DE102020208876A1 (de) * | 2020-07-16 | 2022-01-20 | Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung eingetragener Verein | Aktor, Werkzeugmaschine und Verfahren zum spanenden Bearbeiten |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2481169A1 (fr) * | 1980-04-28 | 1981-10-30 | Perez Francois | Tete de fraisage a rotation excentree |
| JPH04223816A (ja) * | 1990-12-26 | 1992-08-13 | Izumo Sangyo Kk | 振動穿孔機 |
| IL105743A0 (en) * | 1992-06-11 | 1993-09-22 | Dov Shilkrut | Penetrating tool system |
| JPH06262467A (ja) * | 1993-03-09 | 1994-09-20 | Komatsu Ltd | 揺動工具ホルダ |
-
1999
- 1999-05-13 JP JP11132235A patent/JP2000317708A/ja active Pending
-
2000
- 2000-05-03 EP EP00303722A patent/EP1052057A3/en not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006159400A (ja) * | 2004-11-09 | 2006-06-22 | Denso Corp | 振動加工装置及び振動加工方法 |
| JP2007160501A (ja) * | 2005-12-13 | 2007-06-28 | Raymond J Roussy | 回転式振動ドリル用振動装置 |
| JP2010023160A (ja) * | 2008-07-17 | 2010-02-04 | Toshiba Mach Co Ltd | 穴加工方法、加工プログラム、加工プログラム生成プログラム、加工装置およびプレス金型 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP1052057A2 (en) | 2000-11-15 |
| EP1052057A3 (en) | 2002-03-20 |
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