JP2000317785A - 回転体研削装置及び回転体研削方法 - Google Patents

回転体研削装置及び回転体研削方法

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JP2000317785A
JP2000317785A JP11125535A JP12553599A JP2000317785A JP 2000317785 A JP2000317785 A JP 2000317785A JP 11125535 A JP11125535 A JP 11125535A JP 12553599 A JP12553599 A JP 12553599A JP 2000317785 A JP2000317785 A JP 2000317785A
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rotating body
driving
pressing
grinding wheel
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JP11125535A
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Mitsunori Kinoshita
満則 木下
Takao Owada
隆夫 大和田
Makoto Miyake
誠 三宅
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 胴長が長い厚板圧延機のワークロール21を
効果的に研削する。 【解決手段】 12個のカップ砥石22のモータ30に
よる駆動状態及びシリンダー32による押し付け状態を
ワンウエイクラッチ31を介して個別に制御し、、ワー
クロール21の軸方向に配設されたカップ砥石22をそ
れぞれ最適条件に使い分け、胴長が長い厚板圧延機のワ
ークロール21を効果的に研削する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転する回転体の
外周面の研削を行なう回転体研削装置及び回転体研削方
法に関し、特に、冷間または熱間圧延機の圧延ロールの
オンライン研削装置及びオンライン研削方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】鋼板等を圧延する圧延機においては、圧
延ロール(ワークロール)は圧延材との摩擦に起因して
その外表面に肌荒れまたは摩耗が生じる。肌荒れまたは
摩耗が進行すれば、ワークロールを組み替えればよい
が、生産性向上のために、ワークロールを圧延機に組み
込んだままでその外表面を研削する所謂オンラインロー
ル研削装置及びオンラインロール研削方法が従来から種
々提案されている。
【0003】例えば、特公平5-32126 号公報に示されて
いるように、カップ型砥石を外部から駆動することなく
ロールを研削する方法が本出願人により提案されてい
る。図4乃至図7に基づいて従来のロール研削方法を説
明する。図4には従来のロール研削方法の作業状態を表
す概念、図5には図4中のV-V 線矢視、図6には図4中
の平面、図7には研削原理を示してある。
【0004】図4乃至図6に示したように、圧延ロール
1の外周面に押し付けられる砥石2は、その回転軸3を
中心に回転自在に図示しない支持部に支持されている。
砥石2の回転軸心cは、圧延ロール1の回転軸心Cに対
してaだけオフセットしており、砥石2の回転軸心cの
延長が圧延ロール1の回転軸心Cと交差しないようにな
っている。また、砥石2の回転軸心cは圧延ロール1の
回転軸心Cと垂直な面(線)pに対してαだけ傾斜して
おり、圧延ロール1の外周面と砥石2との接点Sは、砥
石2の回転軸心cを通ると共に圧延ロール1の回転軸心
Cと平行な線Lに対して角度θだけずれた位置となって
いる。
【0005】図7に示したように、圧延ロール1をVrの
周速で駆動回転させると、砥石2の回転速度をVgとする
と、Vg=Vr・cos θで砥石2は回転する。この時、接触
点Sにおける回転軸心c方向分力をVsとすると、圧延ロ
ール1と砥石2との間にはVsなるすべりが発生するが、
Vs=Vr・sin θとなり、支持部材によってVs方向への砥
石2の変位が阻止される結果、このすべりに対応した摩
擦力で圧延ロール1の外周面が研削される。角度θ、傾
き角α及びオフセット量aを適宜調整することにより、
最適研削条件を得ることができる。
【0006】また、特公平4-62804 号公報に示されてい
るように、1本のワークロールに対して複数個のカップ
型砥石を効果的に配置した研削装置が本出願人により提
案されている。図8に基づいて従来のロール研削装置を
説明する。図8には従来のロール研削装置の概略構成を
示してある。
【0007】図に示したように、ワークロール5の長手
方向に複数個(図示例では6個)のカップ砥石6が、第
1群6a,6b,6c、及び第2群6d,6e,6fとして配設されてい
る。各カップ砥石6a〜6fはそれぞれ回転軸心C1,C2,C3,C
4,C5,C6 がワークロール5の軸心Cに対して斜めに交差
している。そして、ワークロール5の軸心Cの垂線に対
する角度αは、ワークロール5の長手方向の中央部Mを
境にしてワークサイド(WS) 側とドライブサイド (DS)
側とでは対称な傾斜角度で設定されている。
【0008】即ち、ワークロール5の長手方向の中央部
Mを境にして、一方側の第1群6a,6b,6cの回転軸心C1,C
2,C3は、中央部Mと交差する方向で、且つ、ワークロー
ル5の軸心Cに対して角度αをもって斜めに交差するよ
うに設定している。また、ワークロール5の長手方向の
中央部Mを境にして、他方側の第2群6d,6e,6fの回転軸
心C4,C5,C6は、中央部Mと交差する方向で、且つ、ワー
クロール5の軸心Cに対して回転軸心C1,C2,C3と反対の
角度αをもって斜めに交差するように設定している。こ
の結果、第1群6a,6b,6cと第2群6d,6e,6fとは、中央部
Mを境として対称となり、且つ、それぞれの接触端面側
が互いに向き合うような方向に配置される。
【0009】このような配置で、カップ砥石6a,6b,6c、
及び6d,6e,6fは、それぞれ回転しながらI-II,II-III,II
I-M, M-IV,IV-V,V-VI 間を図示しない移動装置により
往復移動させられ、ワークロール5の外周面を研削す
る。従って、ワークロール5はワークサイド及びドライ
ブサイドの両側とも端部まで研削でき、両端に位置する
カップ砥石6a、6fがワークロール5の側端からはみだす
こともなく、また、回転機構が圧延機本体に干渉するこ
ともなく、ワークロール5の長手方向全長にわたって均
等な研削を行なうことができる。
【0010】更に、特公平5-34087 号公報に示されてい
るように、カップ型砥石を駆動または制動することによ
って、研削特性を制御するロール研削方法が本出願人に
より提案されている。図9乃至図15に基づいて従来の
ロール研削方法を説明する。図9には従来のロール研削
方法の機構概念、図10にはその側面、図11にはその
平面、図12にはその研削速度の原理、図13には砥石
を制動する場合の機構概念、図14にはその側面、図1
5にはその研削速度の原理を示してある。
【0011】図9乃至図15に示したように、カップ型
砥石11は比較的小型(通常1KW程度)の電動または油
圧のモータ12によってワークロール13の周速に応じ
て適正な砥石回転数となるように駆動され、カップ型砥
石11の回転軸をワークロール13の軸法線に対して角
度αだけ傾け、且つ、ワークロール13の軸水平面に対
して距離aのオフセットを与えてワークロール13の表
面に押し付けると共にワークロール13の軸方向に往復
移動させる。ここで、カップ型砥石11とワークロール
13との接触線の中心Sで示すように、ワークロール1
3の軸に対して角度θずれた点になる。更に、カップ型
砥石11を軸支するモータ12は研削装置のハウジング
14によって支持され、これが図示しない固定ガイドビ
ームに沿って図示しない移動装置によってワークロール
13の軸方向に往復移動し、ワークロール13の表面を
所要のプロフィールに研削する。
【0012】このような構成により、圧延機内に組み込
まれた状態でワークロール13を周速Vrで回転させる
と、砥石回転自在で従動の場合にカップ型砥石11は、
接触線の中心Sを通る接線方向成分であるVg1=Vr・cos
θの速度で回転する。ここで、カップ型砥石11にモー
タ12により従動回転速度Vg1 と異なる回転速度Vg=Vg1
+Vg2を与えることにより、カップ型砥石11とワークロ
ール13の表面との相対すべり速度Vsは、従動回転の場
合の
【数1】 即ち、Vs=Vr ・sin θと比べて大きくなり、
【数2】 即ち、
【数3】 となる。
【0013】この相対すべり速度Vsがカップ型砥石11
がワークロール13の表面を研削する時の研削速度とな
る。一般的に研削加工では、研削速度は砥石の破壊、焼
き付きの発生しない範囲内では高い方がよいとされてお
り、また、研削能及び研削比等の研削特性は研削速度の
影響を強く受ける。研削特性を安定に保持するためには
圧延条件によって変化するワークロール13の周速Vrの
変化に対応して砥石回転速度Vg1+Vg2 を変化させ、相対
すべり速度Vsを制御する必要がある。
【0014】この従来例では、モータ12の容量内で砥
石回転速度変化分Vg2 を制御することにより、研削速度
の高速化及びロール周速の変化に適応した研削特性の安
定化が得られる。尚、砥石回転速度変化分Vg2 は正(増
速)または負(減速)のいずれでもよく、また、オフセ
ット量a、傾き角αは、砥石の形状及び特性、ワークロ
ール13の径及び周速等から研削能及び研削比等の研削
特性が適正となるように設定可能である。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】近年、ワークロールの
胴長が長い(例えば5m超)厚板圧延機にもオンライン研
削装置を設置する要求が高まってきている。当然、胴長
が長い分だけ多数のカップ型砥石を配設する必要があ
る。厚板圧延機の場合のオンラインロール研削の目的
は、圧延の進行とともにロール表面に発達する疲労層の
除去、及び、圧延時に圧延材が接触しないロール部位
(摩耗しない部位)の研削によるロール表面段差の除去
である。この段差は圧延材の幅に対応した位置に発生す
る。従って、多数設けられたカップ型砥石は、それが対
応するロール位置によって研削条件を変える必要があ
る。言い換えれば、それぞれのカップ型砥石を、最も効
果的に使い分ける必要がある。
【0016】上述した従来の研削装置及び研削方法は、
複数の砥石は同一の構造で同一の使用をしていたので、
それぞれの砥石を最適条件に使い分けることができない
ものであった。このため、従来の研削装置及び研削方法
を、胴長が長い厚板圧延機のオンライン研削に適用する
ことができず、胴長が長い厚板圧延機のワークロールを
効果的に研削することはできなかった。
【0017】本発明は上記状況に鑑みてなされたもの
で、複数の砥石を個別に最適条件に使い分けることがで
きる回転体研削装置及び回転体研削方法を提供すること
を目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の回転体研削装置の構成は、回転体の軸方向及
び径方向に移動自在な砥石支持部を回転体の軸方向に多
数の設け、研削砥石が取り付けられる砥石軸をそれぞれ
の砥石支持部に回転自在に備え、砥石軸を駆動回転させ
る駆動手段を砥石支持部にそれぞれ設け、駆動手段と砥
石軸との間にクラッチ手段をそれぞれ介在させる一方、
砥石支持部を回転体の法線方向に移動させて研削砥石を
回転体に押し付ける押し付け手段をそれぞれ設け、駆動
手段及び押し付け手段を独立して動作させる制御手段を
備えたことを特徴とする。
【0019】そして、制御手段には、回転体の研削ニー
ズに基づいて駆動手段及び押し付け手段を独立して制御
することで回転体の軸方向で砥石の押し付け力及び回転
駆動力を各砥石支持部でそれぞれ調整し、駆動手段によ
る駆動及び押し付け手段による押し付けによる駆動研削
と押し付け手段による押し付け及び連れ回りによる非駆
動研削とを各砥石支持部で選択する機能が備えられてい
ることを特徴とする。
【0020】また、上記目的を達成するための本発明の
回転体研削方法は、回転体の軸方向に多数の研削砥石を
配置し、多数の研削砥石を独立して法線方向に移動させ
ることでそれぞれ押し付け力を調整すると共に、それぞ
れの研削砥石の回転状況を独立して調整することを特徴
とする。
【0021】そして、回転体の研削ニーズに基づいて砥
石駆動回転状況及び砥石押し付け力を独立して各砥石支
持部でそれぞれ調整し、回転体の軸方向の位置に応じ
て、砥石駆動及び押し付けによる駆動研削と押し付け及
び連れ回りによる非駆動研削とを各砥石支持部で選択し
て回転体の研削を行なうことを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】図1乃至図3に基づいて本発明の
回転体研削装置及び回転体研削方法を説明する。図示の
例は、回転体として胴長が長い厚板圧延機のワークロー
ルを適用した例を示してある。図1には本発明の一実施
形態例に係る回転体研削装置の主要部の断面、図2には
砥石の配置状況を表す概念、図3にはロール表面に発生
する摩耗及び疲労層の概念を示してある。
【0023】図2に示したように、胴長が長い、例えば
5mを越えるワークロール21の長手方向に多数個(図示
例では12個)の研削砥石としてのカップ砥石22が配
設され、ワークサイド(WS) 側の6個のカップ砥石22
とドライブサイド (DS) 側の6個のカップ砥石22と
は、中央部Mを境にして対称な傾斜角度で斜めに交差し
て互いに向き合うように設定されている(詳細は従来例
の図8参照)。また、ワークロール21の回転軸心とカ
ップ砥石22の回転軸心とのオフセット量等は、前述し
た従来例で説明したように適宜設定される。
【0024】図1に基づいて回転体研削装置の主要部を
説明する。図に示したように、厚板圧延機の架台23に
はワークロール21の長手方向に延びる案内部24が形
成され、案内部24にはフレーム25が移動自在に支持
されている。フレーム25には砥石支持部としての砥石
ハウジング26がワークロール21の長手方向に12個
備えられている。各砥石ハウジング26は、ガイドロー
ラ27を介してフレーム25に対してワークロール21
の径方向に往復移動自在にそれぞれ支持されている。
【0025】それぞれの砥石ハウジング26には軸受2
8を介して砥石軸29が回転自在に支持され、砥石軸2
9にはワークロール21に対向してカップ砥石22が取
り付けられている。砥石軸29には駆動手段としてのモ
ータ30の出力軸がクラッチ手段としてのクラッチ31
を介して連結され、モータ30の駆動力が砥石軸29に
伝達される、または伝達されない。
【0026】一方、それぞれの砥石ハウジング26に対
応した位置のフレーム25には押し付け手段としてのシ
リンダー32の本体33が固定され、シリンダー32の
ロッド34の先端は砥石ハウジング26に固定されてい
る。つまり、ロッド34の伸縮により砥石ハウジング3
6がワークロール21の径方向に往復移動される、即
ち、カップ砥石22のワークロール21に対する押し付
け力が調整される。
【0027】モータ30の駆動制御(回転数制御)及び
シリンダー32の駆動制御(カップ砥石22の押し付け
力調整)は、制御装置35からの指令によりそれぞれの
砥石ハウジング26に対して独立して実施される。制御
装置35には厚板圧延機で圧延される板幅情報もしくは
プロフィールメータによるワークロール21のプロフィ
ール検出情報が入力され、ワークロール21の段差の状
況が判断され、ワークロール21の研削ニーズが認識さ
れる。制御装置35には押付け制御機能36及び回転制
御機能37が備えられ、ワークロール21の段差の状況
等の回転体の研削ニーズに応じて、押付け制御機能36
により各シリンダー32の駆動が独立して制御され、回
転制御機能37により各モータ30の回転数が独立して
制御される。
【0028】つまり、ワークロール21を強力に研削す
る場合は、シリンダー32の駆動によりカップ砥石22
をワークロール21に高圧で押し付けると共にモータ3
0の回転数を適宜選定(オシレート速度及び押し付け力
からある時間内での研削量を決定するために選定)し、
カップ砥石22を駆動させて駆動研削を実行する。ま
た、ワークロール21を軽研削する場合は、シリンダー
32の駆動によりカップ砥石22をワークロール21に
低圧で押し付けると共にモータ30の駆動をオフにし、
カップ砥石22を連れ回りさせて非駆動研削を実行す
る。シリンダー32の駆動によるカップ砥石22のワー
クロール21への押し付け力及びモータ30の駆動は、
対抗するワークロール21の段差の位置や摩耗部の位置
等に応じて制御装置35により各砥石ハウジング26毎
に制御される。
【0029】尚、上述した実施形態例では、少なくとも
砥石軸29側からモータ30側への動力を伝達しないク
ラッチ手段として、クラッチ31を適用した例を示した
が、ニュートラル状態を備えた変速手段等を適用するこ
とも可能である。ニュートラル状態を備えた変速手段を
適用した場合、モータ30の回転数を一定にして変速手
段の制御によりカップ砥石22の回転数を制御すること
ができる。
【0030】上記構成の回転体研削装置による回転体研
削方法を具体的に説明する。図3に示したように、圧延
が進行すると、ワークロール21の通板部21a と非通板
部21b に段差が生じる。通板部21a は摩耗すると同時に
内部に向かって疲労層21c が増大するが、この疲労層21
c は増大する前に除去すれば疲労層21c の発生及び増大
を抑制することができる。非通板部21b は圧延材と接触
しないため摩耗は生じないので、通板部21a と非通板部
21b の境界部に段差が生じる。即ち、次の広幅材の圧延
に備えて非通板部21b を通板部21a に合わせて研削する
必要がある。
【0031】図2に示したように、カップ砥石22はワ
ークロール21の軸方向に12個配置されている。圧延
される板幅情報もしくはプロフィールメータによるプロ
フィール検出情報により制御装置35でワークロール2
1の通板部21a と非通板部21b が見極められ、それぞれ
のカップ砥石22により駆動研削もしくは非駆動研削が
個別に実施される。具体的には、通板部21a に対しては
カップ砥石22を連れ回りさせる非駆動研削が実施さ
れ、非通板部21b に対してはカップ砥石22をモータ3
0により駆動回転させて駆動研削が実施される。
【0032】更に具体的に説明すると、厚板圧延機の場
合、通常の最小板幅は約2mであるため、ワークロール
21の軸方向に3箇所のゾーンを設定する。即ち、中央
部分の約2mの部位をAゾーンとし、Aゾーンの両脇を
Bゾーンとし、更にBゾーンの両脇をCゾーンとして設
定する。そして、Aゾーンは常に疲労層除去に対応させ
るため、低圧押し付けで弱力研削の非駆動研削を実施す
る。Bゾーンは圧延する板幅に応じて段差が発生する範
囲であるため、板幅情報もしくはプロフィールメータに
よるプロフィール検出情報に基づいて、低圧押し付けで
弱力研削の非駆動研削と、高圧押し付けで強力研削の駆
動研削とを切り替えて実施する。Cゾーンはワークロー
ル21端部の範囲であり大部分の圧延では非通板部とな
るので、高圧押し付けで強力研削の駆動研削を実施す
る。
【0033】尚、駆動研削及び非駆動研削を実施する場
合、モータ30の回転数、回転力、制動力及びカップ砥
石22の押し付け力等は適宜個別に制御され、12個の
カップ砥石22はそれぞれ必要最適な条件で使用され
る。上記実施形態例では、12個のカップ砥石22を備
えた例を挙げて説明したが、カップ砥石22の数は12
個に限定されるものではない。例えば、4個のカップ砥
石22を適用した場合、外側2個のカップ砥石22で駆
動研削を実施し、内側2個のカップ砥石22を駆動研削
と非駆動研削を切り替えて研削を実施するようにしても
よい。また、6個のカップ砥石22を適用した場合、外
側2個のカップ砥石22で駆動研削を実施し、内側2個
のカップ砥石22で非駆動研削を実施し、中間の2個の
カップ砥石22を駆動研削と非駆動研削を切り替えて研
削を実施するようにしてもよい。
【0034】上述した回転体研削装置による回転体研削
方法では、12個のカップ砥石22の駆動状態及び押し
付け状態を個別に制御するので、ワークロール21の軸
方向に配設されたカップ砥石22をそれぞれ最適条件に
使い分けることができ、胴長が長い厚板圧延機のワーク
ロール21を効果的に研削することができる。また、ワ
ークロール21及びカップ砥石22の消費原単位の向上
を図ることが可能になる。
【0035】
【発明の効果】本発明の回転体研削装置は、回転体の軸
方向及び径方向に移動自在な砥石支持部を回転体の軸方
向に多数の設け、研削砥石が取り付けられる砥石軸をそ
れぞれの砥石支持部に回転自在に備え、砥石軸を駆動回
転させる駆動手段を砥石支持部にそれぞれ設け、駆動手
段と砥石軸との間にクラッチ手段をそれぞれ介在させる
一方、砥石支持部を回転体の法線方向に移動させて研削
砥石を回転体に押し付ける押し付け手段をそれぞれ設
け、駆動手段及び押し付け手段を独立して動作させる制
御手段を備えたので、多数の研削砥石の駆動状態及び押
し付け状態を個別に制御することができる。この結果、
回転体の軸方向に配設された研削砥石をそれぞれ最適条
件に使い分けることができ、胴長が長い厚板圧延機のワ
ークロールを効果的に研削することが可能になる。
【0036】そして、制御手段には、回転体の研削ニー
ズに基づいて駆動手段及び押し付け手段を独立して制御
することで回転体の軸方向で砥石の押し付け力及び回転
駆動力を各砥石支持部でそれぞれ調整し、駆動手段によ
る駆動及び押し付け手段による押し付けによる駆動研削
と押し付け手段による押し付け及び連れ回りによる非駆
動研削とを各砥石支持部で選択する機能が備えられてい
るので、多数の研削砥石の駆動状態及び押し付け状態を
選択的に個別に制御することが可能になる。
【0037】本発明の回転体研削方法は、回転体の軸方
向に多数の研削砥石を配置し、多数の研削砥石を独立し
て法線方向に移動させることでそれぞれ押し付け力を調
整すると共に、それぞれの研削砥石の回転状況を独立し
て調整するようにしたので、多数の研削砥石の駆動状態
及び押し付け状態を個別に制御することができる。この
結果、回転体の軸方向に配設された研削砥石をそれぞれ
最適条件に使い分けることができ、胴長が長い厚板圧延
機のワークロールを効果的に研削することが可能にな
る。
【0038】そして、回転体の研削ニーズに基づいて砥
石駆動回転状況及び砥石押し付 け力を独立して各砥石
支持部でそれぞれ調整し、回転体の軸方向の位置に応じ
て、砥石駆動及び押し付けによる駆動研削と押し付け及
び連れ回りによる非駆動研削とを各砥石支持部で選択し
て回転体の研削を行なうようにしたので、多数の研削砥
石の駆動状態及び押し付け状態を選択的に個別に制御す
ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例に係る回転体研削装置の
主要部の断面図。
【図2】砥石の配置状況を表す概念図。
【図3】ロール表面に発生する摩耗及び疲労層の概念
図。
【図4】従来のロール研削方法の作業状態を表す概念
図。
【図5】図4中のV-V 線矢視図。
【図6】図4中の平面図。
【図7】研削原理説明図。
【図8】従来のロール研削装置の概略構成図。
【図9】従来のロール研削方法の機構概念図。
【図10】図9中の側面図。
【図11】図9中の平面図。
【図12】研削速度の原理図。
【図13】砥石を制動する場合の機構概念図。
【図14】図13中の側面図。
【図15】研削速度の原理図。
【符号の説明】
21 ワークロール 22 カップ砥石 23 架台 24 案内部 25 フレーム 26 砥石ハウジング 27 ガイドローラ 28 軸受 29 砥石軸 30 モータ 31 クラッチ 32 シリンダー 33 本体 34 ロッド 35 制御装置 36 押付け制御機能 37 回転制御機能
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三宅 誠 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島製作所内 Fターム(参考) 3C043 AC13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体の軸方向及び径方向に移動自在な
    砥石支持部を回転体の軸方向に多数の設け、研削砥石が
    取り付けられる砥石軸をそれぞれの砥石支持部に回転自
    在に備え、砥石軸を駆動回転させる駆動手段を砥石支持
    部にそれぞれ設け、駆動手段と砥石軸との間にクラッチ
    手段をそれぞれ介在させる一方、砥石支持部を回転体の
    法線方向に移動させて研削砥石を回転体に押し付ける押
    し付け手段をそれぞれ設け、駆動手段及び押し付け手段
    を独立して動作させる制御手段を備えたことを特徴とす
    る回転体研削装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、制御手段には、回転
    体の研削ニーズに基づいて駆動手段及び押し付け手段を
    独立して制御することで回転体の軸方向で砥石の押し付
    け力及び回転駆動力を各砥石支持部でそれぞれ調整し、
    駆動手段による駆動及び押し付け手段による押し付けに
    よる駆動研削と押し付け手段による押し付け及び連れ回
    りによる非駆動研削とを各砥石支持部で選択する機能が
    備えられていることを特徴とする回転体研削装置。
  3. 【請求項3】 回転体の軸方向に多数の研削砥石を配置
    し、多数の研削砥石を独立して法線方向に移動させるこ
    とでそれぞれ押し付け力を調整すると共に、それぞれの
    研削砥石の回転状況を独立して調整することを特徴とす
    る回転体研削方法。
  4. 【請求項4】 請求項3において、回転体の研削ニーズ
    に基づいて砥石駆動回転状況及び砥石押し付け力を独立
    して各砥石支持部でそれぞれ調整し、回転体の軸方向の
    位置に応じて、砥石駆動及び押し付けによる駆動研削と
    押し付け及び連れ回りによる非駆動研削とを各砥石支持
    部で選択して回転体の研削を行なうことを特徴とする回
    転体研削方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101264584B (zh) * 2008-04-24 2011-01-26 昆山华辰机器制造有限公司 重型数控轧辊磨床高速、强力磨削动静压磨头
CN101890661B (zh) * 2009-05-21 2011-11-30 昆山华辰重机有限公司 数控轧辊磨床头架万能连接装置
CN109227240A (zh) * 2018-11-09 2019-01-18 昆山新合宇制辊有限公司 自动化辊体外圆精磨装置

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