JP2000318683A - ライフジャケット - Google Patents
ライフジャケットInfo
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- JP2000318683A JP2000318683A JP11126565A JP12656599A JP2000318683A JP 2000318683 A JP2000318683 A JP 2000318683A JP 11126565 A JP11126565 A JP 11126565A JP 12656599 A JP12656599 A JP 12656599A JP 2000318683 A JP2000318683 A JP 2000318683A
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- pneumothorax
- buoyancy
- gas
- life jacket
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ライフジャケットの場合、浮力材型は一定
の浮力が常に確保されているので信頼性は高いが嵩張
り、ガス膨張式は畳めるので嵩張らないがガス漏れや開
栓不全による危険を伴う。また浮力に関してみると、浮
力材型とガス膨張型、或いは両者の併合型の場合、水面
上での浮力確保を目的としているので、ライフジャケッ
ト装着者が瞬間的に水面下の深い位置に沈んでしまうと
浮力不足となって浮上できない。 【解決手段】 本発明に係るライフジャケットは外皮
(1)が浮力材(2)とインフレーター部(3)を包囲してい
る。該浮力材( 2)は弾性体である。該インフレーター部
(3)は該浮力材(2)で囲まれた気胸(4)と、該気胸(4)を膨
張させるためのガス源(5)を備えている。そして、該外
皮(1)と該浮力材(2)の少なくとも一方が非通気性となっ
ている。
の浮力が常に確保されているので信頼性は高いが嵩張
り、ガス膨張式は畳めるので嵩張らないがガス漏れや開
栓不全による危険を伴う。また浮力に関してみると、浮
力材型とガス膨張型、或いは両者の併合型の場合、水面
上での浮力確保を目的としているので、ライフジャケッ
ト装着者が瞬間的に水面下の深い位置に沈んでしまうと
浮力不足となって浮上できない。 【解決手段】 本発明に係るライフジャケットは外皮
(1)が浮力材(2)とインフレーター部(3)を包囲してい
る。該浮力材( 2)は弾性体である。該インフレーター部
(3)は該浮力材(2)で囲まれた気胸(4)と、該気胸(4)を膨
張させるためのガス源(5)を備えている。そして、該外
皮(1)と該浮力材(2)の少なくとも一方が非通気性となっ
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はライフジャケット即
ち救命胴衣に関する。
ち救命胴衣に関する。
【0002】
【従来の技術】人が海中又は水中に落下した場合のライ
フジャケット(救命胴衣)は、業務用、レジャー用に拘
わらず、運輸省や海上保安庁などの各種法規制に基づ
き、或いは経験上などから、カッポックに代表される樹
脂発泡材などの「浮力材」によるものと、水中落下時に
手動や自動で二酸化炭素等のガスで膨張させて浮力を確
保する「ガス膨張式」(インフレーター方式)の二通り
が存在する。また国内外の共通性能として、ライフジャ
ケットは水面で8リットルの浮力を確保することとされ
ている。即ち、水面で呼吸を確保できるように、頭部を
水面上に保つ浮力確保を根拠としている。
フジャケット(救命胴衣)は、業務用、レジャー用に拘
わらず、運輸省や海上保安庁などの各種法規制に基づ
き、或いは経験上などから、カッポックに代表される樹
脂発泡材などの「浮力材」によるものと、水中落下時に
手動や自動で二酸化炭素等のガスで膨張させて浮力を確
保する「ガス膨張式」(インフレーター方式)の二通り
が存在する。また国内外の共通性能として、ライフジャ
ケットは水面で8リットルの浮力を確保することとされ
ている。即ち、水面で呼吸を確保できるように、頭部を
水面上に保つ浮力確保を根拠としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】浮力材だけによるライ
フジャケットは一定の浮力が常に確保されているので信
頼性は高い反面、嵩張るので不使用時の格納にかなりの
空間を占有してしまう。ガス膨張式は不使用時に小さく
畳めるので嵩張らないが、気嚢に穴が開いているとガス
漏れを生じ、ガス源の開栓がうまく行かないと気嚢が膨
らまず、何れも重大な結果を招く。そこで、本発明は浮
力材型とガス膨張型の併合型とすることによって、上記
の課題を解決している。
フジャケットは一定の浮力が常に確保されているので信
頼性は高い反面、嵩張るので不使用時の格納にかなりの
空間を占有してしまう。ガス膨張式は不使用時に小さく
畳めるので嵩張らないが、気嚢に穴が開いているとガス
漏れを生じ、ガス源の開栓がうまく行かないと気嚢が膨
らまず、何れも重大な結果を招く。そこで、本発明は浮
力材型とガス膨張型の併合型とすることによって、上記
の課題を解決している。
【0004】また浮力に関してみると、浮力材型とガス
膨張型、或いは両者の併合型の場合、水面上での浮力確
保を目的としているので、ライフジャケット装着者が瞬
間的に水面下の深い位置に沈んでしまうと浮力不足とな
って浮上できない。例えば、人間が作業用の浮力の無い
工具などを身に付けていたり、大型船など高所から水中
に落下したり、高波の引波、船の沈没及び墜落航空機の
水没の際に巻き込まれたりすると、水深の深いところで
は容易に水深面下20m程度に引き込まれる。この場合
の浮力は、浮力材であると、ガス膨張式であるとを問わ
ず、3分の1(絶対圧力)となる。大気圧は1気圧(1
ata)で、水深10mでは2ata、20mでは3ataとな
り、水面で8リットルのものは20mでは3分の1の体
積、即ち8÷3=2.7リットルとなり、水中重量が5kg
の浮力であっても、浮上できずに沈むこととなる。水深
が10mの場合でも浮力は2分の1の4kgしかない。
膨張型、或いは両者の併合型の場合、水面上での浮力確
保を目的としているので、ライフジャケット装着者が瞬
間的に水面下の深い位置に沈んでしまうと浮力不足とな
って浮上できない。例えば、人間が作業用の浮力の無い
工具などを身に付けていたり、大型船など高所から水中
に落下したり、高波の引波、船の沈没及び墜落航空機の
水没の際に巻き込まれたりすると、水深の深いところで
は容易に水深面下20m程度に引き込まれる。この場合
の浮力は、浮力材であると、ガス膨張式であるとを問わ
ず、3分の1(絶対圧力)となる。大気圧は1気圧(1
ata)で、水深10mでは2ata、20mでは3ataとな
り、水面で8リットルのものは20mでは3分の1の体
積、即ち8÷3=2.7リットルとなり、水中重量が5kg
の浮力であっても、浮上できずに沈むこととなる。水深
が10mの場合でも浮力は2分の1の4kgしかない。
【0005】浮力は排水量であることはいうまでもない
が、その容量は水面上、即ち1気圧でのものであり、水
深が深くなって水圧が増大すれば容積が減少するので浮
力も減少する。水中での浮力が問題となるものに潜水艦
や潜水艇があるが、この場合の浮力は、水圧に影響され
ない浮力材と、メインは水圧に応じた空気によって制御
される。しかしながら、個人用の救命胴衣でこのような
システムは不可能であり、水中での使用を考慮したもの
は皆無であった。そこで、本発明は水圧に応じてガスを
注入させることにより、落下潜水(水没)時の浮力確保
による水面並びに水面以深からの救命目的をも果たすこ
とを目的としている。
が、その容量は水面上、即ち1気圧でのものであり、水
深が深くなって水圧が増大すれば容積が減少するので浮
力も減少する。水中での浮力が問題となるものに潜水艦
や潜水艇があるが、この場合の浮力は、水圧に影響され
ない浮力材と、メインは水圧に応じた空気によって制御
される。しかしながら、個人用の救命胴衣でこのような
システムは不可能であり、水中での使用を考慮したもの
は皆無であった。そこで、本発明は水圧に応じてガスを
注入させることにより、落下潜水(水没)時の浮力確保
による水面並びに水面以深からの救命目的をも果たすこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるライフジ
ャケットは外皮が浮力材とインフレーター部を包囲して
いる。該浮力材は弾性体である。該インフレーター部は
該浮力材で囲まれた気胸と、該気胸を膨張させるための
ガス源を備えている。そして、該外皮と該浮力材の少な
くとも一方が非通気性となっている。このライフジャケ
ットは従来のライフジャケットと、外観上がほとんど同
一で、装着や使用法もほとんど変わらない。浮力材は一
般的に弾性のある樹脂発泡材で、例えばウレタン樹脂発
泡材が採用される。これにより、ライフジャケットをあ
る程度畳むことができる。この浮力材は人一人の頭部を
水面上に浮き出させるだけの浮力を備えていない。この
不足する浮力を補うのがインフレーター部である。この
インフレーター部はその気胸がガスで膨張するので、通
常は気胸が潰れており嵩張らない。ガス源のガスを放出
してやるとこの気胸が膨らみ、浮力が発生するので、浮
力材の浮力と協働して必要な浮力になる。ガス源からの
ガス放出は従来通りで、ガス源にはガスを圧入したカー
トリッジが採用される。操作紐を引くことによりカート
リッジの封板が針で破られ、ガスが気胸を膨らませる。
通常のライフジャケットの場合、外皮が非通気性となっ
ているが、本発明では気胸が浮力材で囲まれているの
で、外皮が非通気性となっていても、また浮力材が独立
気泡の樹脂発泡材のように非通気性となっていてもよ
い。このライフジャケットによると、通常は気胸が扁平
になるので、概略浮力材部分の嵩となり、それだけ小容
積にまとめられる。従って、格納に場所をとらず、取扱
もし易い。また、浮力材の容積を減らしたことによる浮
力の減少は、気胸をガスで膨らませることにより補って
いるので、全体としての浮力が減少することはない。
ャケットは外皮が浮力材とインフレーター部を包囲して
いる。該浮力材は弾性体である。該インフレーター部は
該浮力材で囲まれた気胸と、該気胸を膨張させるための
ガス源を備えている。そして、該外皮と該浮力材の少な
くとも一方が非通気性となっている。このライフジャケ
ットは従来のライフジャケットと、外観上がほとんど同
一で、装着や使用法もほとんど変わらない。浮力材は一
般的に弾性のある樹脂発泡材で、例えばウレタン樹脂発
泡材が採用される。これにより、ライフジャケットをあ
る程度畳むことができる。この浮力材は人一人の頭部を
水面上に浮き出させるだけの浮力を備えていない。この
不足する浮力を補うのがインフレーター部である。この
インフレーター部はその気胸がガスで膨張するので、通
常は気胸が潰れており嵩張らない。ガス源のガスを放出
してやるとこの気胸が膨らみ、浮力が発生するので、浮
力材の浮力と協働して必要な浮力になる。ガス源からの
ガス放出は従来通りで、ガス源にはガスを圧入したカー
トリッジが採用される。操作紐を引くことによりカート
リッジの封板が針で破られ、ガスが気胸を膨らませる。
通常のライフジャケットの場合、外皮が非通気性となっ
ているが、本発明では気胸が浮力材で囲まれているの
で、外皮が非通気性となっていても、また浮力材が独立
気泡の樹脂発泡材のように非通気性となっていてもよ
い。このライフジャケットによると、通常は気胸が扁平
になるので、概略浮力材部分の嵩となり、それだけ小容
積にまとめられる。従って、格納に場所をとらず、取扱
もし易い。また、浮力材の容積を減らしたことによる浮
力の減少は、気胸をガスで膨らませることにより補って
いるので、全体としての浮力が減少することはない。
【0007】該気胸は仕切膜により一次気胸と二次気胸
に仕切られており、該一次気胸に一次ガス源が導結さ
れ、該二次気胸に二次ガス源が導結されていてもよい。
この場合、一次及び二次の気胸が独立して膨張機能を備
えており、仮に一方が不作動となっても、他方の作動が
期待できるので、危険分散ができ、安全性が高まる。
に仕切られており、該一次気胸に一次ガス源が導結さ
れ、該二次気胸に二次ガス源が導結されていてもよい。
この場合、一次及び二次の気胸が独立して膨張機能を備
えており、仮に一方が不作動となっても、他方の作動が
期待できるので、危険分散ができ、安全性が高まる。
【0008】該二次ガス源は設定水圧で作動する開栓装
置と、該開栓装置に着脱自在のガスカートリッジを有し
ていてもよい。この場合、所定の水深に達すると水圧で
開栓装置が作動してガスカートリッジからガスを放出す
るので、人為的には気が動転して開栓作業を行えなくて
も、水圧を利用して自動的に開栓でき、安全を確保でき
る。
置と、該開栓装置に着脱自在のガスカートリッジを有し
ていてもよい。この場合、所定の水深に達すると水圧で
開栓装置が作動してガスカートリッジからガスを放出す
るので、人為的には気が動転して開栓作業を行えなくて
も、水圧を利用して自動的に開栓でき、安全を確保でき
る。
【0009】該開栓装置はガスカートリッジの取付口及
び該取付口に連通するガス出口を有する本体と、該本体
に該取付口と反対側で取付けられたダイヤフラムと、該
ダイヤフラムの該本体側の面に取付けられて該取付口に
関し進退自在の穿針と、該本体に取付けられた導水孔つ
きの該ダイヤフラムのカバーを備えていてもよい。この
場合、ダイヤフラムはカバーで保護されているので、水
圧以外の外圧がダイヤフラムに作用することがなく、徒
にガスカートリッジが開栓される恐れはない。また穿針
による開栓なので、開口を溶接式封板で封止したカート
リッジを採用でき、ガス漏れの心配から開放される。更
に開栓によってカートリッジから流出したガスは確実に
二次気胸に導入される。
び該取付口に連通するガス出口を有する本体と、該本体
に該取付口と反対側で取付けられたダイヤフラムと、該
ダイヤフラムの該本体側の面に取付けられて該取付口に
関し進退自在の穿針と、該本体に取付けられた導水孔つ
きの該ダイヤフラムのカバーを備えていてもよい。この
場合、ダイヤフラムはカバーで保護されているので、水
圧以外の外圧がダイヤフラムに作用することがなく、徒
にガスカートリッジが開栓される恐れはない。また穿針
による開栓なので、開口を溶接式封板で封止したカート
リッジを採用でき、ガス漏れの心配から開放される。更
に開栓によってカートリッジから流出したガスは確実に
二次気胸に導入される。
【0010】該気胸に逆止弁つきのオーラルチューブが
導通していてもよい。この場合、浮力材によりある程度
の浮力は保証されているので、呼気による補充は少なく
て済む。
導通していてもよい。この場合、浮力材によりある程度
の浮力は保証されているので、呼気による補充は少なく
て済む。
【0011】該一次気胸に逆止弁つきのオーラルチュー
ブが導通していてもよい。この場合、一次気胸の空容積
は二次気胸の分だけ減少するので、更に少ない呼気量で
ガス量の不足を補える。
ブが導通していてもよい。この場合、一次気胸の空容積
は二次気胸の分だけ減少するので、更に少ない呼気量で
ガス量の不足を補える。
【0012】該一次気胸及び該二次気胸の少なくとも一
方にリリーフ弁が設けられていてもよい。この場合、浮
上時に注入ガスが膨張し、一次気胸や二次気胸の破裂や
各種障害等を起こすのを、ガスを水中に逸出させること
により防止し、人身の安全が一層確実に保証される。
方にリリーフ弁が設けられていてもよい。この場合、浮
上時に注入ガスが膨張し、一次気胸や二次気胸の破裂や
各種障害等を起こすのを、ガスを水中に逸出させること
により防止し、人身の安全が一層確実に保証される。
【0013】
【発明の実施の形態】1は外皮で、浮力材2とインフレ
ーター部3を包囲している。浮力材2は独立発泡のウレ
タン樹脂のような弾性体となっている。インフレーター
部3は浮力材2で囲まれた気胸4と、この気胸4を膨張
させるためのガス源5を備えている。そして、この外皮
1が非通気性となっている。この外皮1の代わりに浮力
材2が非通気性となっていてもよい。
ーター部3を包囲している。浮力材2は独立発泡のウレ
タン樹脂のような弾性体となっている。インフレーター
部3は浮力材2で囲まれた気胸4と、この気胸4を膨張
させるためのガス源5を備えている。そして、この外皮
1が非通気性となっている。この外皮1の代わりに浮力
材2が非通気性となっていてもよい。
【0014】このライフジャケットは気胸4が扁平に畳
まれ、浮力材2も弾性があるので、全体としても小さく
纏めて格納される。使用の際にはライフジャケットを展
開し、身に装着してガス源5のガスを気胸4に導入す
る。このガス源5からの気胸4へのガスの導入は、通常
のように、人為的に紐6を引いてカット装置7によりガ
スカートリッジを開栓する場合と、自動的にやる場合が
ある。ライフジャケットは浮力材2と気胸4の合算浮力
で水面上に人頭を浮上させる。
まれ、浮力材2も弾性があるので、全体としても小さく
纏めて格納される。使用の際にはライフジャケットを展
開し、身に装着してガス源5のガスを気胸4に導入す
る。このガス源5からの気胸4へのガスの導入は、通常
のように、人為的に紐6を引いてカット装置7によりガ
スカートリッジを開栓する場合と、自動的にやる場合が
ある。ライフジャケットは浮力材2と気胸4の合算浮力
で水面上に人頭を浮上させる。
【0015】気胸4は仕切膜11により一次気胸12と
二次気胸13に仕切られており、一次気胸12に一次ガ
ス源14が導結され、二次気胸13に二次ガス源15が
導結されている。こうすると、一次及び二次の気胸1
2、13が独立して膨張機能を備えており、仮に一方が
不作動となっても他方の作動が期待できるので、危険分
散ができ、安全性が高まる。
二次気胸13に仕切られており、一次気胸12に一次ガ
ス源14が導結され、二次気胸13に二次ガス源15が
導結されている。こうすると、一次及び二次の気胸1
2、13が独立して膨張機能を備えており、仮に一方が
不作動となっても他方の作動が期待できるので、危険分
散ができ、安全性が高まる。
【0016】二次ガス源15は設定水圧で作動する開栓
装置21と、この開栓装置21に着脱自在のガスカート
リッジ22を有している。こうすると、所定の水深に達
すると水圧で開栓装置21が作動してガスカートリッジ
22からガスを放出するので、人為的には気が動転して
開栓作業を行えなくても、水圧を利用して自動的に開栓
でき、安全を確保できる。
装置21と、この開栓装置21に着脱自在のガスカート
リッジ22を有している。こうすると、所定の水深に達
すると水圧で開栓装置21が作動してガスカートリッジ
22からガスを放出するので、人為的には気が動転して
開栓作業を行えなくても、水圧を利用して自動的に開栓
でき、安全を確保できる。
【0017】開栓装置21はガスカートリッジ22の取
付口31及びこの取付口31に連通するガス出口32を
有する本体33と、この本体33に取付口31と反対側
で取付けられたダイヤフラム34と、このダイヤフラム
34の本体33側の面に取付けられて取付口31に関し
進退自在の穿針35と、本体33に取付けられた導水孔
36つきのダイヤフラムのカバー37を備えている。こ
うすると、ダイヤフラム34はカバー37で保護されて
いるので、水圧以外の外圧がダイヤフラム34に作用す
ることがなく、徒にガスカートリッジ22が開栓される
恐れはない。また穿針35による開栓なので、開口を溶
接式封板で封止したガスカートリッジ22を採用でき、
ガス漏れの心配から開放される。更に開栓によってガス
カートリッジ22から流出したガスは確実に二次気胸1
3に導入される。
付口31及びこの取付口31に連通するガス出口32を
有する本体33と、この本体33に取付口31と反対側
で取付けられたダイヤフラム34と、このダイヤフラム
34の本体33側の面に取付けられて取付口31に関し
進退自在の穿針35と、本体33に取付けられた導水孔
36つきのダイヤフラムのカバー37を備えている。こ
うすると、ダイヤフラム34はカバー37で保護されて
いるので、水圧以外の外圧がダイヤフラム34に作用す
ることがなく、徒にガスカートリッジ22が開栓される
恐れはない。また穿針35による開栓なので、開口を溶
接式封板で封止したガスカートリッジ22を採用でき、
ガス漏れの心配から開放される。更に開栓によってガス
カートリッジ22から流出したガスは確実に二次気胸1
3に導入される。
【0018】気胸4に逆止弁つきのオーラルチューブ4
1が導通している。こうすると、浮力材2によりある程
度の浮力は保証されているので、呼気による補充は少な
くて済む。
1が導通している。こうすると、浮力材2によりある程
度の浮力は保証されているので、呼気による補充は少な
くて済む。
【0019】一次気胸12に逆止弁つきのオーラルチュ
ーブ41が導通している。こうすると、一次気胸12の
空容積は二次気胸13の分だけ減少するので、更に少な
い呼気量でガス量の不足を補える。
ーブ41が導通している。こうすると、一次気胸12の
空容積は二次気胸13の分だけ減少するので、更に少な
い呼気量でガス量の不足を補える。
【0020】一次気胸12及び二次気胸13の少なくと
も一方にリリーフ弁51が設けられている。こうする
と、浮上時に注入ガスが膨張し、一次気胸12や二次気
胸13の破裂や各種障害等を起こすのを、ガスを水中に
逸出させることにより防止し、人身の安全が一層確実に
保証される。
も一方にリリーフ弁51が設けられている。こうする
と、浮上時に注入ガスが膨張し、一次気胸12や二次気
胸13の破裂や各種障害等を起こすのを、ガスを水中に
逸出させることにより防止し、人身の安全が一層確実に
保証される。
【0021】[実施例]第1図の如き救命胴衣を試作
し、機能を確認した。設計浮力は8リットルとした。浮
力材2は軽量かつ独立発泡のウレタンを浮力4リットル
となるように防水外皮1の内側に配した。一次気胸12
の内容積を4リットルとし、従来のガス源5(10cc:
二酸化炭素8g=4リットルのガスカートリッジ)と開栓
装置を装着した。二次気胸13は内容積4リットルと
し、外皮1内に内蔵し、この二次気胸13には、独立で
水圧駆動の開栓装置21と、同様のガスカートリッジ2
2を装着し、更に約5mで作動するリリーフ弁51を装
着した。水面作動でのシステムは、既成で実績もあり全
く問題なく作動する。水中作動部について、透明な水圧
試験機を用い作動を確認した。水深10mでは、容積が
1/2となり、浮力は確実に1/2(4リットル)とな
り、二次気胸13は4リットルの浮力を発揮し、全体浮
力は8リットルであった。更に20mでは一次気胸12
及び二次気胸13共に容積が1/3となり、浮力はそれ
ぞれ2.7リットルで合計5.4リットルであった。但
し、二次気胸13側のガスカートリッジ22は20cc
(8リットル)を用いた。もしも、この状態で浮上した
ときのガス量は12リットル、浮力は水面で16リット
ルとなるが、リリーフ弁51からのブローにより、実測
では約9リットルであった。尚、二次気胸13用の水圧
作動開栓装置21の設定圧力は以深防止のためにも、1
0m程度が適当である。
し、機能を確認した。設計浮力は8リットルとした。浮
力材2は軽量かつ独立発泡のウレタンを浮力4リットル
となるように防水外皮1の内側に配した。一次気胸12
の内容積を4リットルとし、従来のガス源5(10cc:
二酸化炭素8g=4リットルのガスカートリッジ)と開栓
装置を装着した。二次気胸13は内容積4リットルと
し、外皮1内に内蔵し、この二次気胸13には、独立で
水圧駆動の開栓装置21と、同様のガスカートリッジ2
2を装着し、更に約5mで作動するリリーフ弁51を装
着した。水面作動でのシステムは、既成で実績もあり全
く問題なく作動する。水中作動部について、透明な水圧
試験機を用い作動を確認した。水深10mでは、容積が
1/2となり、浮力は確実に1/2(4リットル)とな
り、二次気胸13は4リットルの浮力を発揮し、全体浮
力は8リットルであった。更に20mでは一次気胸12
及び二次気胸13共に容積が1/3となり、浮力はそれ
ぞれ2.7リットルで合計5.4リットルであった。但
し、二次気胸13側のガスカートリッジ22は20cc
(8リットル)を用いた。もしも、この状態で浮上した
ときのガス量は12リットル、浮力は水面で16リット
ルとなるが、リリーフ弁51からのブローにより、実測
では約9リットルであった。尚、二次気胸13用の水圧
作動開栓装置21の設定圧力は以深防止のためにも、1
0m程度が適当である。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、必要な浮力を浮力材と
気胸を膨らませた気体の合算でするようにしたので、不
使用時に容積を小さく纏めることができ、格納に場所を
とらず、取扱いも容易となる。
気胸を膨らませた気体の合算でするようにしたので、不
使用時に容積を小さく纏めることができ、格納に場所を
とらず、取扱いも容易となる。
【0023】請求項2によれば、一次及び二次の気胸が
独立して膨張機能を備えており、仮に一方が不作動とな
っても他方の作動が期待できるので、危険分散ができ、
安全性が高まる。
独立して膨張機能を備えており、仮に一方が不作動とな
っても他方の作動が期待できるので、危険分散ができ、
安全性が高まる。
【0024】請求項3によれば、所定の水深に達すると
水圧で開栓装置が作動してガスカートリッジからガスを
放出するので、人為的には気が動転して開栓作業を行え
なくても、水圧を利用して自動的に開栓でき、安全を確
保できる。
水圧で開栓装置が作動してガスカートリッジからガスを
放出するので、人為的には気が動転して開栓作業を行え
なくても、水圧を利用して自動的に開栓でき、安全を確
保できる。
【0025】請求項4によれば、ダイヤフラムはカバー
で保護されているので、水圧以外の外圧がダイヤフラム
に作用することがなく、徒にガスカートリッジが開栓さ
れる恐れはない。また穿針による開栓なので、開口を溶
接式封板で封止したカートリッジを採用でき、ガス漏れ
の心配から開放される。更に開栓によってカートリッジ
から流出したガスは確実に二次気胸に導入される。
で保護されているので、水圧以外の外圧がダイヤフラム
に作用することがなく、徒にガスカートリッジが開栓さ
れる恐れはない。また穿針による開栓なので、開口を溶
接式封板で封止したカートリッジを採用でき、ガス漏れ
の心配から開放される。更に開栓によってカートリッジ
から流出したガスは確実に二次気胸に導入される。
【0026】請求項5によれば、浮力材によりある程度
の浮力は保証されているので、呼気による補充は少なく
て済む。
の浮力は保証されているので、呼気による補充は少なく
て済む。
【0027】請求項6によれば、一次気胸の空容積は二
次気胸の分だけ減少するので、更に少ない呼気量でガス
量の不足を補える。
次気胸の分だけ減少するので、更に少ない呼気量でガス
量の不足を補える。
【0028】請求項7によれば、浮上時に注入ガスが膨
張し、一次気胸や二次気胸の破裂や各種障害等を起こす
のを、ガスを水中に逸出させることにより防止し、人身
の安全が一層確実に保証される。
張し、一次気胸や二次気胸の破裂や各種障害等を起こす
のを、ガスを水中に逸出させることにより防止し、人身
の安全が一層確実に保証される。
【図1】本発明にかかるライフジャケットの具体例を示
す一部切断正面図である。
す一部切断正面図である。
【図2】二次ガス源の切断正面図である。
1 外皮 2 浮力材 3 インフレーター部 4 気胸 5 ガス源 11 仕切膜 12 一次気胸 13 二次気胸 14 一次ガス源 15 二次ガス源 21 開栓装置 22 ガスカートリッジ 31 取付口 32 ガス出口 33 本体 34 ダイヤフラム 35 穿針 36 導水孔 37 カバー 41 オーラルチューブ 51 リリーフ弁
Claims (7)
- 【請求項1】 外皮(1)が浮力材(2)とインフレーター部
(3)を包囲しており、 該浮力材(2)は弾性体で、 該インフレーター部(3)は該浮力材(2)で囲まれた気胸
(4)と、該気胸(4)を膨張させるためのガス源(5)を備え
ており、 該外皮(1)と該浮力材(2)の少なくとも一方が非通気性と
なっていることを特徴とするライフジャケット。 - 【請求項2】 該気胸(4)は仕切膜(11)により一次気胸(1
2)と二次気胸(13)に仕切られており、該一次気胸(12)に
一次ガス源(14)が導結され、該二次気胸(13)に二次ガス
源(15)が導結されている請求項1に記載のライフジャケ
ット。 - 【請求項3】 該二次ガス源(15)は設定水圧で作動する
開栓装置(21)と、該開栓装置(21)に着脱自在のガスカー
トリッジ(22)を有している請求項2に記載のライフジャ
ケット。 - 【請求項4】 該開栓装置(21)はガスカートリッジ(22)
の取付口(31)及び該取付口(31)に連通するガス出口(32)
を有する本体(33)と、該本体(33)に該取付口(31)と反対
側で取付けられたダイヤフラム(34)と、該ダイヤフラム
(34)の該本体(33)側の面に取付けられて該取付口(31)に
関し進退自在の穿針(35)と、該本体(33)に取付けられた
導水孔(36)つきの該ダイヤフラムのカバー(37)を備えて
いる請求項3に記載のライフジャケット。 - 【請求項5】 該気胸(4)に逆止弁つきのオーラルチュー
ブ(41)が導通している請求項1に記載のライフジャケッ
ト。 - 【請求項6】 該一次気胸(12)に逆止弁つきのオーラル
チューブ(41)が導通している請求項2に記載のライフジ
ャケット。 - 【請求項7】 該一次気胸(12)及び該二次気胸(13)の少
なくとも一方にリリーフ弁(51)が設けられている請求項
2に記載のライフジャケット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11126565A JP2000318683A (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | ライフジャケット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11126565A JP2000318683A (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | ライフジャケット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000318683A true JP2000318683A (ja) | 2000-11-21 |
Family
ID=14938317
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11126565A Pending JP2000318683A (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | ライフジャケット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000318683A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011024981A1 (ja) | 2009-08-26 | 2011-03-03 | Oshio Kozo | 救命浮き袋 |
| JP2012254685A (ja) * | 2011-06-08 | 2012-12-27 | Disco Corp | 救命具 |
| KR101227043B1 (ko) * | 2011-06-13 | 2013-02-07 | 주식회사 만투 | 구명조끼 |
| KR101572958B1 (ko) | 2013-11-19 | 2015-11-30 | 윤덕규 | 구명조끼용 인플레이터 |
| JP2017007611A (ja) * | 2015-06-25 | 2017-01-12 | 有限会社ダダグラム | 救命衣料 |
| CN113246891A (zh) * | 2020-02-11 | 2021-08-13 | 现代自动车株式会社 | 车辆用浮力产生装置 |
-
1999
- 1999-05-07 JP JP11126565A patent/JP2000318683A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011024981A1 (ja) | 2009-08-26 | 2011-03-03 | Oshio Kozo | 救命浮き袋 |
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| US8801484B2 (en) | 2009-08-26 | 2014-08-12 | Kozo OSHIO | Life preserver |
| US9555866B2 (en) | 2009-08-26 | 2017-01-31 | Kozo OSHIO | Life preserver |
| EP2471706A4 (en) * | 2009-08-26 | 2017-07-26 | Kozo Oshio | Life buoy |
| JP2012254685A (ja) * | 2011-06-08 | 2012-12-27 | Disco Corp | 救命具 |
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| CN113246891A (zh) * | 2020-02-11 | 2021-08-13 | 现代自动车株式会社 | 车辆用浮力产生装置 |
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