JP2000318868A - プリンタ装置および画像形成装置 - Google Patents
プリンタ装置および画像形成装置Info
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Abstract
や、弛んだシートを引っ張る際にシートの腹がシートガ
イドにぶつかることにより発生するシート叩き音を少な
くするプリンタ装置または画像形成装置を提供する。 【解決手段】 シートPを狭持して搬送する第1搬送手
段1と、この第1搬送手段1の下流側に配置され、シー
トPを狭持して搬送する第2搬送手段2とを具備し、こ
の第2搬送手段2は、第1搬送手段1および第2搬送手
段2とにより狭持された状態でシートPが停止される際
に、シート接触部Nにおいてシート搬送方向に逆転する
方向への動作が規制されることを特徴としている。
Description
いはプリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置
に係り、特に画像が形成されるシートを搬送するシート
搬送装置の改良に関する。
リなどの画像形成装置にあっては、電子写真方式等を用
いた画像形成部にて画像を形成するために、紙やOHP
シートなどの被記録材であるシート(用紙)を、このシー
トを積載した給紙トレイやカセットから画像形成部へと
搬送し、更に画像が形成されたシートを排出口まで搬送
する等、一連のシート搬送装置が設けられている。これ
らのシート搬送装置においては、シート搬送時における
紙詰まり(JAM)や重送等を防止する信頼性向上や、シ
ートをタイミング良く画像形成部に送り込み画像品質を
維持するために高精度な搬送性能が要求される他、特に
プリンタとして大量の画像形成を短時間で実施するた
め、搬送スピードの向上、連続するシートの間隔を狭め
て生産性の向上を図ること等が必要とされている。
おける騒音対策が施され、その結果、装置全体の騒音レ
ベルの低減はめざましいが、一方で、シート搬送時にお
けるシートの動きによって発生する騒音が相対的に目立
つようになってきている。特に生産性の向上を図る装置
においては、シートの動きも激しいことから、騒音レベ
ルが一段と高くなり、更に、頻繁にシートを搬送するこ
とから、連続したシート搬送音が騒音レベルとして全体
を押し上げ、騒音対策としてシート搬送音を低減させる
必然性が非常に高くなっている。
るために、例えば、特開平8−59020号公報には、
内側と外側の用紙ガイドにより形成された湾曲部からな
る用紙搬送路にて、その上流側と下流側にロール対を設
け、この上流側と下流側とのロール対の間における湾曲
部に設けられた内側のシートガイドを湾曲接線よりも内
側に位置させて、シートガイドにシートが強く摺接する
ことにより発生するシート摩擦音を低減させる技術が開
示されている。また、実開平1−162445号公報に
は、給紙ローラからレジストローラまで略U字状に湾曲
している用紙搬送路の内側ガイドを揺動自在とし、ま
た、内側ガイドの揺動により用紙搬送方向の変化が緩や
かになるように構成して、用紙搬送路を通過する用紙の
張力を減少させ、擦れ音やびびり音を解消する技術が開
示されている。また更に、特開平8−333029号公
報には、給紙ローラの下流側に用紙センサを設け、給紙
ローラにより搬送された用紙を用紙センサが検知すると
給紙ローラの動作を一旦停止した後、再度、給紙ローラ
を作動させることにより、レジ機構を不要とし、給紙時
に用紙がガイド部材を叩打する音等の騒音発生を防止す
る技術が開示されている。
防止する技術がいくつか開示されているものの、例え
ば、特開平8−59020号公報に開示された技術で
は、弛んだシートを引っ張る際に生じる引っ張り音に対
して対処することができず、更に、シートの腹がシート
ガイドにぶつかる際に発生するシートぶつかり音につい
て充分に対応することが難しい。また、実開平1−16
2445号公報に開示された技術では、同様に、弛んだ
シートを引っ張る際に生じる引っ張り音に対して対処す
ることが困難であり、更に、シートガイドの構造が複雑
化してコストが高騰する他、シート搬送時における信頼
性が激しく低下する。更にまた、特開平8−33302
9号公報では弛んだシートを伸張させる際の音を削減す
ることが可能であるが、かかる公報記載の技術では、シ
ート搬送に必要なレジ機構がなく、更にスキュー補正を
施すことが全くできず、シート搬送の基本的機能を欠い
ており技術的手段としては不適当なものである。
ートを一旦、停止させた後に再送するシート搬送装置に
おける課題について、図6(a)〜(d)を用いて説明す
る。この図6において、符号91はシートPを捌いて供
給するフィードロールであり、R1方向に回転してシー
トPをシート搬送路94に供給している。このとき、フ
ィードロール91の下流側に設けられたテイクアウェイ
ロール92もR1方向に回転しており、テイクアウェイ
ロール92の回転数はフィードロール91の回転数より
も若干、高くなるように設定されている。また、符号9
3はシートを検知するシートセンサである。図6(a)に
おいて供給されたシートPは、テイクアウェイロール9
2により搬送されて、図6(b)に示すようにシートPの
先端がシートセンサ93に到達すると、図示しない制御
手段により停止信号が送られてフィードロール91およ
びテイクアウェイロール92が共に停止する。その直前
までテイクアウェイロール92の回転はフィードロール
91より速いことから、図6(b)に示すようにシートP
はフィードロール91とテイクアウェイロール92との
間で張られた状態で停止する。このテイクアウェイロー
ル92の駆動が停止されると、例えば、テイクアウェイ
ロール92がクラッチを介して駆動される構成の場合に
は、クラッチが切れてテイクアウェイロール92が自由
状態となり、図6(c)に示すようにテイクアウェイロー
ル92は逆回転であるR2方向に回転してしまい、シー
トPは張った状態から弛んだ状態へと状態変化する。ク
ラッチを使用しない場合でも、例えばギアのバックラッ
シ等により弛んだ状態へと状態変化してしまう。
搬送タイミングが整えられると、図6(d)に示すように
テイクアウェイロール92はR1方向に再度回転を始め
る。このとき、フィードロール91は停止状態、又は停
止状態でなくとも立ち上がり時の負荷等により相対的に
回転が遅い状態にあり、弛んでいたシートPは引っ張ら
れた状態へと移行する。この際に、急激にシートPが張
られることにより、シート自身から激しい引張り音が発
生し、また、内側シュート95が近接している場合に
は、シートPが内側シュートを強く叩くことにより叩き
音が発生する。特に、生産性を上げるためにシートの搬
送速度を上げると、これらの引張り音や叩き音が大きく
なり、また、連続したシートの搬送は大きな騒音問題と
なる。この技術的課題について、上記に示す従来の技術
では対応が困難であることから、早期かつ簡易な形によ
る課題解決が強く望まれていた。
めになされたものであって、弛んだシートを引っ張る際
に生じる引張り音や、弛んだシートを引っ張る際にシー
トの腹がシートガイドにぶつかることにより発生するシ
ート叩き音を少なくするプリンタ装置または画像形成装
置に関する。
ンタ装置は、図1に示すように、シートPを狭持して搬
送する第1搬送手段1と、この第1搬送手段1の下流側
に配置され、シートPを狭持して搬送する第2搬送手段
2とを具備し、この第2搬送手段2は、第1搬送手段1
および第2搬送手段2とにより狭持された状態でシート
Pが停止される際に、シート接触部Nにおいてシート搬
送方向に逆転する方向への動作が規制されることを特徴
としている。
段2によりシートPが停止される際とは、この第1の搬
送手段1が給紙されたシートを捌くフィーダー部に相当
し、一旦フィードされたシートを停止させる、所謂プレ
フィードの状態として把握することも可能であり、かか
る場合には、シート間隔を維持した状態でタイミング良
くシートをシート搬送路に供給する際にシートの弛みを
縮小化できる。また、第2の搬送手段2が画像を形成す
る画像形成部に、そのタイミングを合わせて搬送する場
合には、所謂プレレジストレーションの状態として把握
することが可能であり、その他、シート搬送系において
シートを一旦、停止させる箇所において適用できる。
従動ロール4とから構成されると共に、この原動ロール
3またはこの従動ロール4の軸に対して反転防止部材5
が設けられたことを特徴とすれば、シートが停止した際
に極端なシートの弛みを防止できる点から好ましい。こ
こで、反転防止部材5は、原動ロール3またはこの従動
ロール4の軸のどちらに設けても構わず、また両者に設
けても問題ないが、駆動力が与えられる原動軸に設けれ
ば、第2搬送手段2が停止した際の逆転防止に有効であ
り、ギア等のバックラッシによるシートの撓みを防止す
ることが可能である。尚、反転防止部材5としては、正
回転を自由とし逆回転での動きを制限するものであれば
種類を選ばないが、例えばワンウエイクラッチ(One way
clutch)のように、軸に直接取り付けて逆回転を防止で
きれば、簡単な構造にて必要機能を得られる点で好まし
い。また、例えば、原動ロールをステッピングモータに
て動作させ、このモータ軸から直接、原動ロールを駆動
するように構成すれば、原動ロールの逆転が防止できる
と共に、ギア等のバックラッシによるシートの撓みも防
止できる点で好ましい。
したシート積載手段からシートを捌く捌き機構を有する
ものに本発明を適用すれば、シートの引張り音や叩き音
を防止できると同時に、この捌き機構がシートを搬送す
る供給ロール(フィードロール)とシートを捌く捌きロー
ル(リタードロール)とから構成されている場合には、一
旦弛んだシートが張られてシートが戻ることにより、供
給ロールと捌きロールが離れる問題点等にも対処でき、
次のシートの捌き性能を維持する点からも好ましい。ま
た、第1搬送手段1が捌き機構を有する場合には、シー
トの重送(複数枚送り)を防止するために強く狭持され、
更にシートの弛み方向への連れ回りがされにくい構成で
あることから、シートPを張った状態で維持することが
容易となり、本発明の適用効果が高くなる。
間に形成されるシート搬送路が湾曲搬送路であり、シー
トPがこの湾曲搬送路にて停止する態様では、弛んだシ
ートを引っ張る際にシートの腹がシートガイドにぶつか
ることにより発生するシート叩き音が大きくなることか
ら、かかる態様に本発明を適用すれば、より大きな効果
を得ることができる。
積載する複数のシート積載手段と、この複数のシート積
載手段のそれぞれに設けられ、シートを供給する複数の
シート供給手段と、この複数のシート供給手段の下流側
にそれぞれ設けられ、この複数のシート供給手段の何れ
かから供給されたシートをそれぞれ狭持すると共に、シ
ートを下流側に搬送する複数のシート搬送手段と、この
複数のシート積載手段から供給されるシートにそれぞれ
対応して、対応するシート供給手段および対応するシー
ト搬送手段とにより狭持された状態でシートを停止させ
る制御手段とを備え、この複数のシート搬送手段は、制
御手段によりシートが停止された状態にてシート搬送方
向に逆転する方向への動作が規制されることを特徴とし
ている。
れぞれ供給されるシートに対し、それぞれ搬送される複
数のシート搬送手段に逆転する方向への動作が規制され
ることにより、何れのシート積載手段から供給されるシ
ートに対しても騒音対策を施すことが可能であり、装置
全体の騒音レベルを低減させることができる。また、複
数のシート積載手段を設けて装置全体のスペースを小さ
くするためには、シート供給手段から湾曲した搬送路を
設ける場合が多く、かかる場合に本発明によれば、シュ
ートに対するシートの叩き音を低減できる点で有効であ
る。
狭持して搬送する第1搬送手段と、この第1搬送手段の
下流側に配置され、シートを狭持して搬送する第2搬送
手段とを備え、第1搬送手段および第2搬送手段により
狭持された状態にてシートを停止させるとともに、停止
させられて生じたシートの弛みを徐々に取り除いてこの
第2搬送手段によりシートを再搬送するように制御する
制御手段とを具備することを特徴としている。このよう
に構成することで、停止させられたシートが何らかの理
由により弛んだ場合であっても、シートの引張り音や叩
き音の発生を低減することが可能である。
は、駆動速度を徐々に変化できるように構成すれば、シ
ートPを一旦停止した後の再送時に、ゆっくりとシート
Pを引き伸ばすことができる点で好ましい。例えば、第
2搬送手段の駆動源を速度制御が可能なステッピングモ
ータ等で構成し、速度を制御することが態様として挙げ
られる。
説明する。例えば、シート捌き部等のシートを狭持して
搬送する第1搬送手段1から搬送されたシートPが、例
えば湾曲した搬送路を経由して第2搬送手段2に至り、
この第2搬送手段2により狭持された状態にて更に下流
へと搬送される。このとき、第2搬送手段2は、搬送性
能を高めるために例えば第1搬送手段1よりも若干、搬
送速度を高めるように構成されており、シートPは第1
搬送手段1と第2搬送手段2との間で引っ張られた状態
にある。この状態で、例えばセンサ等の検出により、制
御手段による停止信号を受けて第1搬送手段1および第
2搬送手段2が停止する。このとき、第2搬送手段2の
原動ロール3または従動ロール4には反転防止部材が取
り付けられており、シートPは引っ張られた状態を維持
して待機する。その後、制御手段による再送指示に基づ
いて第2搬送手段2による搬送が開始すると、シートP
は引っ張られた状態のまま、更に下流へと搬送される。
このとき、シートPが弛んだ状態から伸張するといった
現象を生じることがないために、シートの引張り音や、
シュートへの叩き音が発生することがなく、シート搬送
による騒音が低減できる。
に基づいてこの発明を詳細に説明する。 ◎ 実施の形態1 図2は、本発明が適用されたプリンタ装置としての画像
形成装置(カラー画像形成装置)の実施の形態1を示す。
同図において、符号11は矢印方向に回転する感光体ド
ラム、12は感光体ドラム11を予め帯電するコロトロ
ン等の帯電器、13はレーザ走査装置などの画像書込装
置(ROS)であり、各色成分毎に、生成されたレーザ駆
動信号により変調されたレーザビームによって感光体ド
ラム11の表面を照射している。このROS13は、図
示しないホスト装置から入力された画像出力指示に従っ
て、画像処理部(IPS)15から入力されたデジタル画
像を感光体ドラム11上に静電潜像として書き込む。ま
た、14はY,M,C,Kの各色に対応した現像器が搭
載されたロータリー型現像装置であり、感光体ドラム1
1に形成された静電潜像を現像して各色成分トナー像を
形成するようになっている。また、符号16は感光体ド
ラム11上の残留トナーを除去するドラムクリーナ、1
7は感光体ドラム11の表面に当接されるように配置さ
れた中間転写ベルトであり、複数のロールに張架されて
矢印方向へ回動するようになっている。更に、中間転写
ベルト17の感光体ドラム11に対向する部位(一次転
写位置)には転写ロール18が配設されており、この転
写ロール18にトナーの帯電極性と逆極性の電圧を印加
することで、感光体ドラム11上のトナー像が中間転写
ベルト17に静電吸引されるようになっている。更にま
た、シートとしての用紙Pの搬送経路に面した中間転写
ベルト17の二次転写位置には二次転写ロールおよび対
向ロールからなる二次転写装置19が配設され、搬送さ
れた用紙Pに対して静電画像を転写している。その後、
未定着画像が転写された用紙Pは、定着装置20にて熱
定着される。また、符号48は制御部であり、画像形成
時における各種制御の他、用紙Pの供給、搬送等を制御
している。
ついて説明する。用紙搬送系は、用紙Pを積載するシー
ト積載部である用紙トレイ31〜34、装置の外から用
紙を供給する手差しトレイ35を有している。更に、各
用紙トレイ31〜34の上部には、積載された用紙Pに
接触して上面から取り上げる引込ロール(Nudger Roll)
36を有し、更にその下流側には、用紙を1枚ずつ捌く
供給ロールおよび捌きロールからなる用紙捌き部37、
その下流側には用紙Pを一旦停止させた後にタイミング
をもって再送するテイクアウェイロール38を有してい
る。このテイクアウェイロール38は、より下段の用紙
トレイ32〜34から用紙Pが供給される場合には、そ
の用紙を単純に用紙経路に搬送するための搬送ロールと
しての機能をも有する。
あたる用紙経路40には、画像形成のタイミングに合わ
せて二次転写位置19へと用紙を搬送するためのレジス
トレーションロール(レジストロール)39を有し、こ
のレジストロール39で位置決め停止させられた後に、
用紙Pに未定着画像を転写させている。更に、その下流
側には搬送ベルト41を有し、この搬送ベルト41にて
定着装置20へと用紙Pが搬送される。特に、本実施の
形態では、両面モード選択時に、定着装置20で片面定
着済みの用紙を反転させて再度二次転写位置へ戻すため
の用紙戻し搬送機構が設けられている。この用紙戻し搬
送機構は、定着装置20からの用紙排出経路43に対し
て下方側に分岐する用紙分岐経路44を設け、この用紙
分岐経路44には更に下方側へ向かって用紙反転経路4
5を延設すると共に、この用紙反転経路45から二次転
写位置手前の用紙経路40へ戻る用紙戻し経路46を連
通接続したものである。そして、用紙分岐経路44、用
紙反転経路45及び用紙戻し経路46には適宜数の搬送
ロール47が設けられており、特に、用紙反転経路45
に設けられる搬送ロール47は適宜タイミングで正逆回
転するようになっている。更に、用紙排出経路43と用
紙分岐経路44との間、用紙分岐経路44、用紙反転経
路45及び用紙戻し経路46との間には、それぞれ用紙
の切換ゲート(図示せず)が設けられており、選択され
たモードに応じて用紙経路を適宜切換え選択するように
なっている。
構を説明するための概略構成図である。用紙Pを積載し
た用紙トレイ31〜34は、その用紙トレイの抜き差し
を検知するトレイセンサ51と、用紙トレイに積載され
た用紙サイズに伴うトレイサイズを検出するトレイサイ
ズセンサ52を備えている。また、用紙トレイが装着さ
れたことにより動作するリフター60を有し、積載され
た用紙を供給可能な位置まで上昇させている。ここで、
引込ロール(Nudger Roll)36は用紙捌き部37におけ
る供給ロール(Feed Roll)57の軸を支点とするブラケ
ット59を介して上下動するように構成され、ナジャー
ソレノイド55のON(給電)により用紙表面に落下して
用紙Pを送り出す機能を有している。また、符号54は
用紙の高さが基準値にあることを検知するためのトレイ
レベルセンサであり、ブラケット59の一部が引込ロー
ル36の上下に追従してこのトレイレベルセンサ54を
ON/OFFすることで用紙高さを検知するように構成
されている。また、53はトレイ内に用紙Pが有ること
を検知するノーペーパーセンサであり、リフター60に
より用紙Pが上昇し、用紙Pを搬送できる所謂REDY
状態となった時に、ノーペーパーセンサ53がON(受
光)であればトレイ内に用紙Pが存在するものと検知し
ている。
向に回転する供給ロール(Feed Roll)57と共に、停止
または搬送方向と逆方向に回転する捌きロール(Retard
Roll)58を有し、引込ロール(Nudger Roll)36から送
り出された用紙Pを捌き、1枚だけを下流側に搬送する
ように構成されている。また、56はこの供給ロール5
7と引込ロールの36の駆動源であるフィードモータで
あり、フィードクラッチ68の作動により回転駆動およ
び停止が実行される。この用紙捌き部37の下流側近傍
には用紙捌き部37における捌き性能(ミスフィード)を
検知するプレフィードセンサ62が配置され、更に下流
側には、例えばトレイが引き抜かれた時の用紙切れ(ギ
ロチン)を防ぐ等の理由から供給された用紙Pを検知す
るフィードアウトセンサ63が設けられている。
ール38が設けられ、このテイクアウェイロール38
は、EPDMからなる駆動ロール65とポリアセタール
(POM)からなる従動ロール66から構成されている。
この駆動ロール65の軸には、その軸に直接、ワンウェ
イクラッチ(One Way Clutch)69が設けられ、駆動ロー
ル65の逆転を防止している。ここで、64は図示しな
いメインモータからの駆動伝達をON/OFFするT/A
フィードクラッチであり、T/Aフィードクラッチ64
がONされることにより、メインモータからの駆動力を
駆動ロール65に伝達している。このメインモータは、
手差しトレイ35の駆動等と共用化されている直流モー
タであるが、下段の用紙トレイ32〜34における駆動
ロール65の駆動源には、図示しない別個のテイクアウ
ェイモータが備えられている。ここで、用紙捌き部37
とテイクアウェイロール38との間には、図示しない外
側ガイドと内側ガイドにより用紙搬送経路が形成されて
おり、用紙捌き部37から供給された用紙Pを確実にテ
イクアウェイロール38まで導いている。また、67は
テイクアウェイセンサであり、このテイクアウェイセン
サ67による用紙Pの先端検知は、用紙Pを一時停止さ
せるためのトリガとなっている。また、本実施の形態で
は、制御部48によりソレノイドや各種クラッチの動
作、各種センサからの出力に基づく用紙搬送の制御を実
施している。
ロール65に設けられているワンウェイクラッチ69
は、駆動ロール65のφ8軸に取り付けられ、その外輪
部は周り止めを有して装置のフレームに取り付けられ、
ワンウェイクラッチ69と装置のフレームとの間におけ
る回転が禁止される構造となっている。このワンウェイ
クラッチ69が駆動ロール65の軸に直接、取り付けら
れていることにより、正転方向である用紙搬送方向には
空転し、逆転方向には所定の負荷トルクを持ってロック
されて空転を防止している。尚、間接的に、例えばギア
等を介した他の軸にワンウェイクラッチ等の反転防止部
材を設けることによっても一応の効果が得られるが、本
実施の形態のごとく、駆動ロール65の軸に直接、反転
防止部材を取り付ければ、駆動を伝達するギア等が有す
るバックラッシによる微小な逆転をも防止できる点で優
れている。尚、本実施の形態では、テイクアウェイロー
ル38の駆動ロール65の軸に対してワンウェイクラッ
チを設けたが、従動ロール66の軸に対して反転防止部
材を設けることが可能である。但し、本実施の形態のご
とく駆動伝達を実施する駆動ロール65の軸に反転防止
部材を設ければ、停止した際の逆転防止が駆動部から即
座に実行できる点で逆転防止効果が高い。
について説明する。用紙トレイ31〜34に用紙Pが積
載され、装置に用紙トレイ31〜34が挿入されると、
制御部48は、トレイセンサ51の出力信号を受けてリ
フター60を駆動し、用紙Pを押し上げる。制御部48
からの給紙信号によりナジャーソレノイド55がON
し、引込ロール36が用紙Pの表面に下がると共に、フ
ィードクラッチ68の作動により駆動力が伝達されて回
転することにより用紙Pが引き込まれる。この引き込ま
れた用紙Pは、用紙捌き部37の供給ロール57と捌き
ロール58とにより1枚に捌かれ、主に供給ロール57
の搬送力によりテイクアウェイロール38まで搬送され
る。本実施の形態では、このテイクアウェイロール38
による搬送速度を供給ロール57による搬送速度よりも
速く設定しており、テイクアウェイロール38により用
紙Pは引っ張られる状態で搬送される。
ンサ67に到達すると、このテイクアウェイセンサ67
の出力を受けて、制御部48はフィードクラッチ68お
よびT/Aフィードクラッチ64を切り、供給ロール5
7およびテイクアウェイロール38を停止させて、所謂
プレフィードの状態を形成する。このとき、用紙捌き部
37では重送を防止するために供給ロール57と捌きロ
ール58とが高い圧力にて用紙Pを狭持しており、ま
た、テイクアウェイロール38における駆動ロール65
の軸には逆転防止用のワンウェイクラッチ69が設けら
れている結果、用紙Pは用紙捌き部37とテイクアウェ
イロール38との間で突っ張った状態をそのまま維持し
て停止する。次に、用紙搬送タイミングを図って制御部
48から再搬送信号が発せられ、T/Aフィードクラッ
チ64がONされてテイクアウェイロール38の駆動が
再開される。その際、用紙Pは突っ張った状態のままテ
イクアウェイロール38により引っ張られて搬送され、
弛んだ状態から伸びるといった現象がなく、用紙Pが弛
んだ状態から伸張するときに生ずる引張り音や、伸張す
るときにガイド部材を叩くことによる叩き音の発生が抑
制される。
と対策導入後の騒音波形を示した測定値である。この図
4における上段は対策導入前であり、下段は対策導入後
で、それぞれ横軸は時間の経過(0〜5000ms)を示
し、パルス発生した騒音波形の測定データをそのまま示
している。この測定は騒音測定室で暗騒音28dB以下
のもとで実施し、それぞれの騒音波形の矢印で示した箇
所がテイクアウェイロール38の駆動が再開する時の騒
音レベルを示している。この図4に示されるように、矢
印で示した箇所、即ちテイクアウェイロール38の駆動
が再開する時に用紙Pが伸張することにより生じていた
騒音が、対策導入後には明らかに取り除かれているのが
理解できる。この騒音レベルを数値で示すと、騒音値
(インパルスのMAX値)のN=3の平均値は、対策導入
前には61.2dB(A)であったのが、対策導入後には
56.8dB(A)と減少しており、本実施の形態によ
り、騒音レベルを大きく下げることが可能となった。
れば、用紙捌き部37から供給された用紙Pがテイクア
ウェイロール38に狭持され、更に引っ張られた状態に
て搬送された後、テイクアウェイロール38および用紙
捌き部37が停止した際に、テイクアウェイロール38
の軸に設けられたワンウェイクラッチ69の働きにより
テイクアウェイロール38の逆転が防止され、用紙Pは
伸びた状態を維持されるので、テイクアウェイロール3
8による用紙Pの搬送が再開された際に、従来の弛んだ
用紙が伸張する際に生じていた各種騒音を防止すること
が可能となる。また、テイクアウェイロール38の軸に
は、簡易な逆転防止部材であるワンウェイクラッチ69
を用いたので、コストの上昇を極力押さえた状態にて騒
音低減が可能である。更にまた、用紙捌き部37の直ぐ
下流側にて一旦弛んだ用紙が急激に伸張した場合には、
供給ロール57から捌きロール58が離間してしまい、
用紙Pを捌く捌き性能が維持できずに、後続する用紙が
誤って搬送されて重送が生じる問題点があるが、本実施
の形態によれば、用紙Pの伸張状態が維持されたまま再
送されるので、捌きロール58の離間現象が発生せず、
捌き性能を維持することも可能となる点で非常に優れて
いる。
ール38の軸に、逆転防止部材としてワンウェイクラッ
チ69を設けたが、逆転を防止するものであれば、他の
部材を用いても全く問題は無い。例えば、軸に直接、逆
転防止機能を有するモータ(ステッピングモータ等)を取
り付けることも有効である。また、軸に直接設ければ、
ギア等のバックラッシによる撓みを防止できるが、この
バックラッシが非常に小さい場合であれば、必ずしも軸
に直接設ける必要はない。
る。実施の形態1では、テイクアウェイロール38の軸
に直接逆転防止部材を設けて用紙Pが弛まないように構
成したが、本実施の形態では、用紙Pが弛んだ状態から
徐々に伸張させるように構成されたことを特徴としてい
る。尚、実施の形態1と同様な構成要素については、実
施の形態1と同様な符号を付してここではその詳細な説
明を省略する。
38の駆動軸、又は従動軸の何れにも逆転防止部材を設
けず、駆動力の伝達として、徐々に速度を増すことを可
能とするモータ70を設けている。このモータ70に、
例えばパルス信号により角度調整を行うことができるス
テッピングモータを用いることが可能である。
テイクアウェイロール38に狭持され、用紙捌き部37
とテイクアウェイロール38との間で張られた状態で搬
送される。その後、用紙Pの先端がテイクアウェイセン
サ67に到達すると、このテイクアウェイセンサ67の
出力を受けて、制御部48はフィードクラッチ68およ
びT/Aフィードクラッチ64を切り、供給ロール57
およびテイクアウェイロール38を停止させて、所謂プ
レフィードの状態を形成する。このとき、テイクアウェ
イロール38は、張られた用紙Pの反力により用紙搬送
方向とは逆転する方向に回転し、用紙Pは、用紙捌き部
37とテイクアウェイロール38との間で弛んだ状態と
なる。本実施の形態において反転されないステッピング
モータを用いた場合であっても、テイクアウェイロール
38の駆動ロール65まで駆動力を伝達する際にギア等
を用いていれば、そのギア等のバックラッシにより駆動
ロール65が逆転し、用紙Pは弛んだ状態となり、かか
る状態にて再搬送の指示があるまで待機される。
48から再搬送信号が発せられ、T/Aフィードクラッ
チ64がONされる。そのとき、本実施の形態では、モ
ータ70は一気に回転数を上げるのではなく、徐々に回
転数を上げるように設定されており、その結果、テイク
アウェイロール38の駆動も徐々に速度が上がるように
構成される。このテイクアウェイロール38によるゆっ
くりとした速度上昇により、用紙捌き部37とテイクア
ウェイロール38との間で弛んだ状態にあった用紙P
は、徐々に伸張することから、急激に伸張する際に生じ
る用紙Pの引張り音や、伸張するときに用紙Pがガイド
部材を叩くことによる叩き音の発生が抑制される。
上昇させるその加速度レベルについては、用紙Pからの
騒音を防止でき用紙Pの搬送性能に悪影響を及ぼさない
範囲内にて、適宜、選択することが可能である。また、
本実施の形態では、回転数を制御できるモータ70を別
個に設けて構成したが、例えば、ゴム部材等からなるダ
ンパや、慣性力を大きくした部材を取り付け、徐々に回
転を上げていく機構を採用することも可能である。かか
る場合には、高価なモータ等を用いずに簡易な構成にて
騒音の発生が防止できる点で優れている。
所謂プレフィードにあたる、用紙を供給する用紙捌き部
37とテイクアウェイロール38との間における一旦停
止した用紙Pに対し、この用紙Pが伸張する際に発せら
れる音を縮小化する点で説明した。しかし、本件発明
は、かかるプレフィード以外でも、例えば画像形成部直
前のレジストロール39における位置決め停止時や、両
面モード選択時に用紙戻し経路46等で搬送タイミング
をとるために一旦、用紙Pを停止させる場合等にも同様
に適用できる。即ち、一旦、用紙を停止させ、その後再
送する搬送箇所において、同様な騒音の縮小化を図るこ
とが可能である。但し、本実施の形態1および2で説明
した用紙を供給する用紙捌き部37とテイクアウェイロ
ール38との間であれば、用紙捌き部37における用紙
Pの狭持力も高いことや、湾曲搬送路を形成している
点、装置本体の外壁部に隣接して配置されている点等の
理由から、本件発明のより高い効果を得ることができ
る。また、実施の形態1及び2のごとく、複数段からな
る用紙トレイ31〜34の用紙供給部の全てに騒音防止
対策を施すことにより、装置全体の騒音レベルを低減さ
せることが可能であり、また、装置の外壁側に搬送路を
設けた場合の騒音レベル低減の効果が大きい。
簡易な構成にてシート搬送時に生じるシートの引張り音
や叩き音を抑制することができる。
る。
す説明図である。
るための概略構成図である。
後の騒音波形を示した測定値である。
ある。
を一旦、停止させた後に再送するシート搬送装置におけ
る課題を説明するための説明図である。
ル、4…従動ロール、5…反転防止部材、11…感光体
ドラム、12…帯電器、13…画像書込装置(ROS)、
14…ロータリー型現像装置、15…画像処理部(IP
S)、16…ドラムクリーナ、17…中間転写ベルト、
18…転写ロール、 19…二次転写装置、20…定着
装置、31〜34…用紙トレイ、35…手差しトレイ、
36…引込ロール(Nudger Roll)、37…用紙捌き部、
38…テイクアウェイロール、39…レジストロール、
40…用紙経路、41…搬送ベルト、43…用紙排出経
路、44…用紙分岐経路、45…用紙反転経路、46…
用紙戻し経路、47…搬送ロール、48…制御部、51
…トレイセンサ、52…トレイサイズセンサ、53…ノ
ーペーパーセンサ、54…トレイレベルセンサ、55…
ナジャーソレノイド、56…フィードモータ、57…供
給ロール(Feed Roll)、58…捌きロール(Retard Rol
l)、59…ブラケット、60…リフター、62…プレフ
ィードセンサ、63…フィードアウトセンサ、64…T
/Aフィードクラッチ、65…駆動ロール、66…従動
ロール、67…テイクアウェイセンサ、68…フィード
クラッチ、69…ワンウェイクラッチ、70…モータ、
91…フィードロール、92…テイクアウェイロール、
93…シートセンサ、P…シート(用紙)
Claims (6)
- 【請求項1】 シートを狭持して搬送する第1搬送手段
と、 前記第1搬送手段の下流側に配置され、シートを狭持し
て搬送する第2搬送手段とを具備し、 前記第2搬送手段は、前記第1搬送手段および当該第2
搬送手段とにより狭持された状態でシートが停止される
際に、シート接触部においてシート搬送方向に逆転する
方向への動作が規制されることを特徴とするプリンタ装
置。 - 【請求項2】 前記第2搬送手段は、原動ロールと従動
ロールとから構成されると共に、当該原動ロールまたは
当該従動ロールの軸に対して反転防止部材が設けられた
ことを特徴とする請求項1記載のプリンタ装置。 - 【請求項3】 前記第1搬送手段は、シートを積載した
シート積載手段からシートを捌く捌き機構を有すること
を特徴とする請求項1記載のプリンタ装置。 - 【請求項4】 シートを積載する複数のシート積載手段
と、 前記複数のシート積載手段のそれぞれに設けられ、シー
トを供給する複数のシート供給手段と、 前記複数のシート供給手段の下流側にそれぞれ設けら
れ、当該複数のシート供給手段の何れかから供給された
シートをそれぞれ狭持すると共に、当該シートを下流側
に搬送する複数のシート搬送手段と、 前記複数のシート積載手段から供給されるシートにそれ
ぞれ対応して、対応するシート供給手段および対応する
シート搬送手段とにより狭持された状態でシートを停止
させる制御手段とを備え、 前記複数のシート搬送手段は、前記制御手段によりシー
トが停止された状態にてシート搬送方向に逆転する方向
への動作が規制されることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項5】 シートを狭持して搬送する第1搬送手段
と、 前記第1搬送手段の下流側に配置され、シートを狭持し
て搬送する第2搬送手段とを備え、 前記第1搬送手段および前記第2搬送手段により狭持さ
れた状態にてシートを停止させるとともに、停止させら
れて生じたシートの弛みを徐々に取り除いて前記第2搬
送手段によりシートを再搬送するように制御する制御手
段とを具備することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項6】 前記第2搬送手段は、駆動速度を徐々に
変化できるように構成されていることを特徴とする請求
項4記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11125738A JP2000318868A (ja) | 1999-05-06 | 1999-05-06 | プリンタ装置および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11125738A JP2000318868A (ja) | 1999-05-06 | 1999-05-06 | プリンタ装置および画像形成装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000318868A true JP2000318868A (ja) | 2000-11-21 |
| JP2000318868A5 JP2000318868A5 (ja) | 2005-04-07 |
Family
ID=14917576
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11125738A Pending JP2000318868A (ja) | 1999-05-06 | 1999-05-06 | プリンタ装置および画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000318868A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015067454A (ja) * | 2013-10-01 | 2015-04-13 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
| JP2020183309A (ja) * | 2019-05-08 | 2020-11-12 | シャープ株式会社 | 用紙搬送装置および画像形成装置 |
-
1999
- 1999-05-06 JP JP11125738A patent/JP2000318868A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015067454A (ja) * | 2013-10-01 | 2015-04-13 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
| JP2020183309A (ja) * | 2019-05-08 | 2020-11-12 | シャープ株式会社 | 用紙搬送装置および画像形成装置 |
| JP7317569B2 (ja) | 2019-05-08 | 2023-07-31 | シャープ株式会社 | 用紙搬送装置および画像形成装置 |
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