JP2000319661A - 木と塩化ビニールの炭化方法及び装置 - Google Patents

木と塩化ビニールの炭化方法及び装置

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JP2000319661A
JP2000319661A JP11127751A JP12775199A JP2000319661A JP 2000319661 A JP2000319661 A JP 2000319661A JP 11127751 A JP11127751 A JP 11127751A JP 12775199 A JP12775199 A JP 12775199A JP 2000319661 A JP2000319661 A JP 2000319661A
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pipe
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vinyl chloride
gas
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Sohachi Kosugi
荘八 小杉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、木炭製造と塩化ビニール処理と
を兼用することを目的としたものである。 【解決手段】 木又は塩化ビニールをコンテナに密封し
た後、予備加熱し、ついで所定の温度に加熱して乾溜す
ると共に、発生する気体を取出して処理し、前記木又は
塩化ビニールの炭化後、放熱して取出し、該放熱量を予
備加熱の熱量として使用することを特徴とした木と塩化
ビニールの炭化方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、木から木炭を乾
溜して製造する方法と装置を、塩化ビニールの処理にも
使用し得るようにし、製炭と処理に兼用することを目的
とした木と塩化ビニールの炭化方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来木炭は炭焼窯により生産され、塩化
ビニールの廃品は溶解して再製品とし、チップ化して建
造物その他の成形物などに混入し、或いは焼却処分にす
るなどの方法が採用されていた。
【0003】
【発明により解決しようとする課題】前記木炭について
は、材料となる木の品質が揃っておれば、炭焼窯で優良
な木炭ができるが、材料となる木の品質が不揃いの場合
には、生産効率が悪かったり、炭の品質が低下するなど
の問題点がある。
【0004】次に塩化ビニールについては、再利用化の
点で一定の成果をあげているが、再利用化できるのは数
量的に少ないのみならず、廃棄物の収集に労力と時間を
要し、再利用の方が高価につくおそれさえある。また焼
却すれば、煤煙のみならず有害物質(例えばダイオキシ
ンその他)を出すおそれがあって、排煙処理に多大の設
備と費用を要する問題点があった。また埋設には労力、
時間、費用がかかるのみならず、場所がなく、かつ、腐
蝕しなので永久に残るなどの問題点があった。
【0005】
【課題を解決する為の手段】然るにこの発明は、木炭の
乾溜製造に用いる装置を使用して、塩化ビニールの無害
処理ができると共に、有用物品を生成し、かつ無害ガス
を放出する塩化ビニールの処理に成功したのである。
【0006】即ち方法の発明は、木又は塩化ビニールを
コンテナに密封した後、予備加熱し、ついで所定の温度
に加熱して乾溜すると共に、発生する気体を取出して処
理し、前記木又は塩化ビニールの炭化後、放熱して取出
し、該放熱量を前記予備加熱の熱量として使用すること
を特徴とした木と塩化ビニールの炭化方法である。また
木の乾溜時の排気は、冷却して、木炭ガス、木酢及びタ
ールに分離するものであり、塩化ビニールの乾溜時の排
気は、炭酸カルシウムと反応させて塩化カルシウムと、
炭酸ガスとに分離するものである。
【0007】次に装置の発明は、材料詰込み室、予熱
炉、炭化炉及び冷却室を直列に接続して、密封できるコ
ンテナ台車の移動路を設置し、前記コンテナ台車内にコ
ンテナを摺動自在に内装すると共に、前記コンテナ台車
の上部にはバルブを有する継手パイプを設置し、前記予
熱炉の内側には加熱パイプを敷設し、前記コンテナ台車
の側壁には切換バルブを介装して2本の排気パイプと夫
々連結できる分岐パイプを設置し、第1の排気パイプは
木乾溜時の排気処理手段と連結するパイプとし、第2の
排気パイプは塩化ビニール乾溜時の排気処理手段と連結
するパイプとし、前記冷却室におけるコンテナ台車の冷
却排気の循環手段を設置して、前記予熱室の加熱パイプ
と連結したことを特徴とする木と塩化ビニールの炭化装
置である。また第1の排気パイプと連結した排気処理手
段は、排気冷却器、木酢、タールの分離タンク及び木炭
ガス捕集タンクとで構成したものであり、第2の排気パ
イプと連結した排気処理手段は、排気パイプに反応タン
クを連結し、該反応タンクに炭酸ガスの排気手段及び塩
化カルシウムの排出手段を設けて構成したものである。
【0008】前記発明の装置は、木炭生産のみに使用し
得ることは勿論、塩化ビニールの処理のみに使用するこ
とも出来るが、木炭の生産と、塩化ビニールの処理とを
任意の割合で共用することもできる。また主要部が共通
である為に共用しても、木炭の生産能力又は塩化ビニー
ルの処理能力を低下させるおそれもない。
【0009】特に塩化ビニールの処理においては、ダイ
オキシンなどの有害物質を生成しないことは勿論、処理
の副産物として有用な塩化カルシウムが出来ると共に、
無害の炭酸ガス(二酸化炭素)が排出されるのみである
から、環境破壊(又は二次公害)になるおそれはない。
【0010】然して塩化ビニールの廃品の形態は、フィ
ルム状、ブロック状、パイプ状又は棒状の何れであって
も、同一装置をそのまま使用することができるので、稼
動効率がよく、能率も最良である。また処理後、炭、塩
化カルシウムと炭酸ガスに分れるので、二次公害のおそ
れは皆無である。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明は、木炭の生産装置を使
用して塩化ビニールを処理する方法と装置であるが、木
炭の生産のみに使用し、又は塩化ビニールの処理のみに
使用することもできる。然して木炭の生産と、塩化ビニ
ールの処理の両方に使用することができるが、このこと
によって、効率又は能率の低下を来すおそれもない。ま
た兼用によるデメリットは皆無である。但し、木炭生産
装置からすれば、塩化ビニールの排気処理装置が余分で
あり、塩化ビニール処理装置からすれば、木炭生産装置
中排気処理装置が余分である。然し乍ら両方兼用するこ
とによって、最も多大の費用を要する乾溜を含む大部分
の装置が兼用されるので、別々に夫々の装置を造る場合
の2分の1近くの費用、場所で目的を達成することがで
きる。
【0012】この発明は、木又は塩化ビニールをコンテ
ナに密封した後、予備加熱し、ついで加熱乾溜し、然る
後冷却してコンテナから炭を取り出すと共に、前記乾溜
時の排気を処理して有用物を生成し、無害ガスなどを放
出する方法である。
【0013】この発明の装置は、前記方法を実施する装
置であるから、密封コンテナ、予熱炉、炭化炉、冷却室
と、排気処理に必要な装置を付設するものである。
【0014】前記排気処理については、排気中の有用物
の分離と、無害化処理を平行して行うものであり、更に
有用物は流通過程にのせる各種処理を行なうものであ
る。
【0015】
【実施例1】この発明の方法の実施例を図1に基づいて
説明する。
【0016】コンテナに木を詰めてから、コンテナを予
熱炉に運び200℃前後に予熱する。ついでコンテナを
炭化炉に移し、400℃〜450℃に加熱すると、木酢
酸その他の気体(木酢等のガス)が発生するので、これ
を排気すると、120分位で炭化する。前記において排
気された木酢等のガスは冷却(例えば40〜80℃位)
した後、分離タンク内の水中へ放出すると、木酢等のガ
ス中のタール分は沈殿し、木炭ガスは分離して上方に集
まり、木酢は水に溶解する。前記上方に集った木炭ガス
は炭化炉の熱源として燃焼させる。炭化炉の熱源は木炭
ガスの他に重油等がある。
【0017】次に塩化ビニールをコンテナに詰めて乾溜
した場合には、塩素と塩化水素とが気体となって排出さ
れるが、塩素と塩化水素とを炭酸カルシウム溶液中に吹
き込むと、塩化カルシウムを生成して、反応タンク底へ
沈殿するので、これを集めて取出し、乾燥した後包装す
る。また前記塩化カルシウムの生成に伴って生じた炭酸
ガスは、無害であるからそのまま外界へ排出することが
出来る。
【0018】
【実施例2】この発明の実施装置を図2に基づいて説明
する。木又は塩化ビニールをコンテナ6に詰込む為の材
料積込室2、材料を詰込んだコンテナ台車1の予熱炉
3、炭化炉4及び冷却室5を同一床上へ直列に接続し
て、区切りのあるトンネル状部として、該トンネル状部
底にコンテナ台車1の移動路を敷設する。前記コンテナ
台車1内にコンテナ6を摺動自在に内装すると共に、前
記コンテナ台車1の上部には、バルブ7を介して給気用
の接続パイプ9を設置する。前記予熱炉3の内側には加
熱パイプ10を周繞敷設する。前記コンテナ台車1の上
部側壁にはバルブ11を介装して、継手パイプ14を設
置し、該継手パイプ14の接続端に連結パイプ81の一
端が対向し、連結パイプ81の他端部にナット80が螺
合し、該ナット80は、分岐パイプ82と回転自在に掛
止し、該分岐パイプ82に排気パイプ12、13を連結
すると共に、ハンドル84付の切替バルブ83が内装さ
れている。
【0019】前記連結パイプ81は、炭化炉4の透孔8
5に挿通されており、該透孔85には手動工具86も挿
通され、手動工具86の先端86aは、ベベルギア87
の軸88の掛止端88aに掛止して回転力を伝えるよう
になっている。前記ベベルギア87と咬み合うベベルギ
ア89の軸にバルブ11が固着されている。
【0020】前記実施例において、手動工具86を回転
すれば、軸88を介してベベルギア87が回転し、これ
に咬み合うベベルギア89が回転してバルブ11を開閉
する。該バルブ11はコンテナ台車1の移動時に閉鎖
し、連結パイプ81を接続後開放して、排気パイプ12
又は13から排気できるようにしてある。
【0021】前記コンテナ台車1の内底部にコロ15を
並列架設して、コンテナ6を摺動容易とし、コンテナ台
車1の外側下部に車輪16、16を取付けて、前記トン
ネル状部を移動容易としてある。前記第1の排気パイプ
12の他端部は、冷却器17内に蛇行設置(排気パイプ
12a)され、その下流側に、バルブ18を介して分離
タンク19を連結し、該分離タンク19の下部一側にバ
ルブ7を介して、タール取出しパイプ20を連結すると
共に、上部一側に木炭ガス排出パイプ21の基端を連結
し、木炭ガス排出パイプ21の他端は捕集タンク22の
散気パイプ23に連結し、前記捕集タンク22には有頂
の筒蓋24を嵌挿し、該筒蓋24の頂部に給気パイプ2
5の基端を連結し、給気パイプ25には伸縮管52と、
バルブ26を介装して先端を燃焼器27に連結してあ
る。
【0022】前記第2の排気パイプ13の他端は、反応
タンク28の散気パイプ29に連結し、前記反応タンク
28の底部に塩化カルシウム取出し用のスクリューコン
ベア36を架設し、該スクリューコンベア36の下方に
受け台車30を移動自在に架設し、一側に乾燥装置31
が設置してある。
【0023】前記乾燥装置31は、加熱炉32内に乾燥
室33を設置し、乾燥室33の上部に排気パイプ34を
連結し、排気パイプ34に排気ポンプ35が介装してあ
る。図中37は加熱炉の煙突である。
【0024】前記実施例における炭化の推移を説明す
る。先ず材料積載室2で木炭用の木片をコンテナ6内に
積載し、このコンテナ6を矢示38のようにコンテナ台
車1内へ送り込む。ついでコンテナ台車1を密封し、扉
40を開いて矢示39のように押し、コンテナ台車1を
予熱炉3内へ入れて扉40を閉鎖する。
【0025】前記予熱炉3内で200℃程度に予熱した
後、扉41を開いてコンテナ台車1を矢示42のように
炭化炉4内へ入れ、扉41を閉塞し、燃焼器27(例え
ば重油バーナー、ガスバーナーなど)での燃焼熱で40
0℃〜450℃に加熱する。この場合に継手パイプ1
4、連結パイプ81と分岐パイプ82の接続によりコン
テナ台車1内と第1の排気パイプ12は連結される。前
記において、コンテナ台車1の中の木片は400℃程度
に加熱され、炭素以外の成分は気化し、継手パイプ1
4、連結バイプ81、分岐パイプ82を経て第1の排気
パイプ12内を矢示43のように通過し、冷却器17に
おいて冷却され(例えば70〜80℃)、タール、水、
木酢及び木炭ガスとなって分離タンク19内に導かれ、
タール44は分離タンク19の底部に溜り、水と木酢の
溶液45はタール44の上に溜り、木炭ガスは矢示46
のように木炭ガス排出パイプ21を経て捕集タンク22
に入り、水47の中を矢示48のように上昇して有頂筒
蓋24内へ溜る。この場合に木炭ガスの量が少なくなる
と有頂筒蓋24は矢示50のように下降するので、木炭
ガスの圧力を一定に保つことができる。前記木炭ガス
は、給気パイプ25を矢示51のように上昇して燃焼器
27のバーナーより噴出する。図中53が重油タンク、
54は給油パイプ、55はバルブ、56は給水パイプ、
57は筒蓋24の案内ローラ、58は水位計、71は排
液パイプである。
【0026】前記冷却器17にはポンプ59を介装した
バイパスパイプ60が設けられて冷却水を循環している
が、要すればバイパスパイプ60を調温器(図示してな
い)に連結して冷却水温を調節することができる。
【0027】また前記第1の排気パイプ12の冷却器1
7へ入る前部に清掃パイプ61の先端をバルブ62を介
して連結し、清掃パイプ61の基端をスチーム発生器6
3の上部に連結し、前記スチーム発生器63を加熱炉6
4内に設置する。
【0028】前記において、バルブ62を開き、スチー
ムを矢示65,66のように、スチーム発生器63から
冷却器17内の排気パイプ12aを通過させれば、前記
スチームによって冷却器17中の排気パイプ12aを清
掃することができる。
【0029】このようにすれば、排気の冷却により、タ
ールなどが冷却器17内の排気パイプ12aに付着して
も、自動的に清掃され、バルブ49を介装した分岐パイ
プ45から排出されることができる(この場合にバルブ
18を閉める)。
【0030】前記実施例において、コンテナ6に塩化ビ
ニールを積載した場合においても予熱炉3までは同一で
ある。前記コンテナ台車1が炭化炉4に収容されると、
継手パイプ14と連結パイプ81、分岐パイプ82、切
替バルブ83を介して第2の排気パイプ13と連結され
るので、塩化ビニールの加熱により生成したガス(塩
素、塩化水素)は、矢示76のように第2の排気パイプ
13を経て反応タンク28に入る。反応タンク28には
炭酸カルシウム溶液が入っているので、この中に塩素ガ
ス及び塩化水素が吹き出すと、反応して塩化カルシウム
と炭酸ガスに分離する。
【0031】そこで塩化カルシウムは沈殿するので、矢
示77のようにスクリューコンベア36により取り出
し、矢示67のように受け台車30に収容する。
【0032】受け台車30は、矢示68のように乾燥室
33に入れ、加熱(例えば100℃)すると共に、減圧
して早急に乾燥する。
【0033】前記実施例において、冷却室5の上部には
加熱パイプ10のポンプ69を介して吹込みパイプ8に
ナット90を介して(図4)、連結パイプ9を連結す
る。コンテナ台車1が冷却室5の位置に達した際、ナッ
ト90を回転して連結パイプ9を矢示71のように移動
させてコンテナ台車1の継手パイプ14と連結する。
【0034】前記継手パイプ14は、前記のようにコン
テナ台車1に設置され、バルブ11を有するので、連結
パイプ9が連結するまではバルブ11は、手動工具91
によりベベルギアの軸88を回転し、ベベルギア87、
89を介して回転するので、必要に応じ開閉することが
できる。前記ナット90と吹込みパイプ8とは、回転自
在に掛止され、手動工具91は、冷却炉5の透孔92を
介して操作する。図中93は吹込みパイプ8のバルブで
ある。図中91aは手動工具の掛止部、88aはベベル
ギア87の軸88の掛止部である。
【0035】前記において、ナット90を回転して、連
結パイプ9を矢示95の方向へ移動して、継手パイプ1
4と螺合し、矢示94の方向へ移動すれば、継手パイプ
14から分離する。
【0036】一方、コンテナ台車1の下部側壁にはコン
テナ台車1内の排気用の排出パイプ72を設置し、該排
出パイプ72は継手パイプを介して循環パイプ70と連
結し、循環パイプ70は加熱パイプ10と連結してあ
る。
【0037】そこで、コンテナ台車1内へガスボンベ7
9の窒素ガスを、ポンプ69により矢示78のように吹
込むと、コンテナ台車1内の加熱気体は矢示75のよう
に排出パイプ72内を流動し、循環パイプ70を経て、
加熱パイプ10を通過し、再びポンプ69に吸引され
て、循環するので、予熱室3で放熱して冷却室5で吸熱
する熱交換サイクルを繰り返し、この装置の運転時の熱
経済に貢献するのである。前記継手パイプは、図示して
いないが、例えば、前記継手パイプ14と連結パイプ8
1のようにナット80を介して連結する。
【0038】
【発明の効果】この発明によれば、木炭製造装置を塩化
ビニール処理装置として使用し得るのみならず、塩化ビ
ニール処理に際しては塩化カルシウムを分離して有効に
使用し得るなどの利点がある。また、塩化ビニールを炭
化処理するので、有害物質を排出することなく、有害物
質と無害気体に変換される効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の方法の実施例のブロック図。
【図2】同じく装置の実施例の概念図。
【図3】同じく継手パイプの連結の一例を示す図。
【図4】同じく継手パイプの他の連結例を示す図。
【符号の説明】
1 コンテナ台車 2 材料積載室 3 予熱炉 4 炭化炉 5 冷却室 6 コンテナ 7 バルブ 8 吹込みパイプ 9 連結パイプ 10 加熱パイプ 11 バルブ 12 第1の排気パイプ 13 第2の排気パイプ 14 継手パイプ 15 コロ 16 車輪 17 冷却器 18 バルブ 19 分離タンク 20 タール取出しパイプ 21 木炭ガス排出パイプ 22 捕集タンク 23 散気パイプ 24 有頂の筒蓋 25 給気パイプ 26 バルブ 27 燃焼器 28 反応タンク 29 散気パイプ 30 受け台車 31 乾燥装置 32 加熱炉 33 乾燥室 34 排気パイプ 35 排気ポンプ 36 スクリューコンベア 37 煙突 40、41 扉 44 タール 45 木酢 47 水 52 伸縮パイプ(蛇管) 53 重油タンク 54 給油パイプ 55、56 バルブ 57 案内ローラ 58 水位計 59 ポンプ 60 バイパスパイプ 61 清掃パイプ 62 バルブ 63 スチーム発生器 64 加熱炉 69 ポンプ 70 循環パイプ 73 継手パイプ 72 排出パイプ 74 分岐パイプ 79 ガスボンベ 80、90 ナット 81 連結パイプ 82 分岐パイプ 83 切替バルブ 84 ハンドル 85 透孔 86、91 手動工具 87、89 ベベルギア 88 軸 92 透孔 93 バルブ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年5月21日(1999.5.2
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】このようにすれば、排気の冷却により、タ
ールなどが冷却器17内の排気パイプ12aに付着して
も、自動的に清掃され、バルブ49を介装した分岐パイ
74から排出される(この場合にバルブ18を閉め
る)。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】
【発明の効果】この発明によれば、木炭製造装置を塩化
ビニール処理装置として使用し得るのみならず、塩化ビ
ニール処理に際しては塩化カルシウムを分離して有効に
使用し得るなどの利点がある。また、塩化ビニールを炭
化処理するので、有害物質を排出することなく、有
質と無害気体に変換できる効果がある。
【手続補正書】
【提出日】平成12年2月17日(2000.2.1
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、木から木炭を乾
溜して製造する方法と装置を、塩化ビニールの処理にも
使用し得るようにし、製炭と塩化ビニールの処理に兼用
することを目的とした木と塩化ビニールの炭化方法及び
装置に関する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】次に塩化ビニールについては、再利用化の
点で一定の成果をあげているが、再利用化できるのは数
量的に少ないのみならず、廃棄物の収集に労力と時間を
要し、再利用の方が高価につくおそれさえある。また焼
却すれば、煤煙のみならず有害物質(例えばダイオキシ
ンその他の有害物)を出すおそれがあって、排煙処理に
多大の設備と費用を要する問題点があった。また埋設に
は労力、時間、費用がかかるのみならず、場所がなく、
かつ、ダイオキシンは腐蝕しなので永久に残るなどの問
題点があった。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】即ち方法の発明は、木又は塩化ビニールを
コンテナに密封した後、予備加熱し、ついで所定の温度
に加熱して乾溜すると共に、発生する排気を取出して処
するに際し、木の乾溜時の排気は、冷却して、木炭ガ
ス、木酢及びタールに分離し、塩化ビニールの乾溜時の
排気は、炭酸カルシウムと反応させて塩化カルシウム
と、炭酸ガスとに分離して、前記木又は塩化ビニールの
炭化後、放熱して取出し、該放熱量を前記予備加熱の熱
量として使用することを特徴とした木と塩化ビニールの
炭化方法である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】次に装置の発明は、材料詰込み室、予熱
炉、炭化炉及び冷却室を直列に接続して、コンテナ台車
の移動路を設置し、前記コンテナ台車内に乾溜対象物を
密封するコンテナを摺動自在に内装すると共に、前記コ
ンテナ台車の上部にはバルブを有する継手パイプを設置
し、前記予熱炉の内側には加熱パイプを敷設し、前記コ
ンテナ台車の側壁には切換バルブを介装して2本の排気
パイプと夫々連結できる分岐パイプを設置し、第1の排
気パイプは木乾溜時の排気処理手段と連結するパイプと
し、第2の排気パイプは塩化ビニール乾溜時の排気処理
手段と連結するパイプとし、前記冷却室におけるコンテ
ナ台車の冷却排気の循環手段を設置して、前記予熱室の
加熱パイプと連結したことを特徴とする木と塩化ビニー
ルの炭化装置である。また第1の排気パイプと連結した
排気処理手段は、排気冷却器、木酢、タールの分離タン
ク及び木炭ガス捕集タンクとで構成したものであり、第
2の排気パイプと連結した排気処理手段は、排気パイプ
に反応タンクを連結し、該反応タンクに炭酸ガスの排気
手段及び塩化カルシウムの排出手段を設けて構成したも
のである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】
【発明の効果】この発明によれば、木炭製造装置を塩化
ビニール処理装置として使用し得るのみならず、塩化ビ
ニール処理に際しては塩化カルシウムを分離して有効に
使用し得るなどの利点がある。また、塩化ビニールを炭
化処理できるので、有害物質を排出することなく、有用
物質と無害気体に変換できる効果がある。またこの装置
は、木の乾溜と塩化ビニールの乾溜とを両方兼用するの
で、乾溜を含む大部分の装置が兼用されるので、別々に
夫々の装置を造る場合の2分の1近くの費用及び設置場
所を少なくすることができる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木又は塩化ビニールをコンテナに密封し
    た後、予備加熱し、ついで所定の温度に加熱して乾溜す
    ると共に、発生する気体を取出して処理し、前記木又は
    塩化ビニールの炭化後、放熱して取出し、該放熱量を前
    記予備加熱の熱量として使用することを特徴とした木と
    塩化ビニールの炭化方法。
  2. 【請求項2】 木の乾溜時の排気は、冷却して、木炭ガ
    ス、木酢及びタールに分離することを特徴とした請求項
    1記載の木と塩化ビニールの炭化方法。
  3. 【請求項3】 塩化ビニールの乾溜時の排気は、炭酸カ
    ルシウムと反応させて塩化カルシウムと、炭酸ガスとに
    分離することを特徴とした請求項1記載の木と塩化ビニ
    ールの炭化方法。
  4. 【請求項4】 材料詰込み室、予熱炉、炭化炉及び冷却
    室を直列に接続して、トンネル状とし、そのトンネル状
    の内に密封できるコンテナ台車の移動路を設置し、前記
    コンテナ台車内にコンテナを摺動自在に内装すると共
    に、前記コンテナ台車の上部にはバルブを有する継手パ
    イプを設置し、前記予熱炉の内側には加熱パイプを敷設
    し、前記コンテナ台車の側壁には切換バルブを介装して
    2本の排気パイプと夫々連結できる分岐パイプを設置
    し、第1の排気パイプは木乾溜時の排気処理手段と連結
    するパイプとし、第2の排気パイプは塩化ビニール乾溜
    時の排気処理手段と連結するパイプとし、前記冷却室に
    おけるコンテナ台車の冷却排気の循環手段を設置して、
    前記予熱室加熱パイプと連結したことを特徴とする木と
    塩化ビニールの炭化装置。
  5. 【請求項5】 第1の排気パイプと連結した排気処理手
    段は、排気冷却器、木酢、タールの分離タンク及び木炭
    ガス捕集タンクとで構成したことを特徴とする請求項4
    記載の木と塩化ビニールの炭化装置。
  6. 【請求項6】 第2の排気パイプと連結した排気処理手
    段は、排気パイプに反応タンクを連結し該反応タンクに
    炭酸ガスの排気手段及び塩化カルシウムの排出手段を設
    けて構成したことを特徴とする請求項4記載の木と塩化
    ビニールの炭化装置。
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WO2004011165A1 (ja) * 2002-07-25 2004-02-05 Kunimichi Sato 再資源化方法およびシステム、コンテナ
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JP2013091808A (ja) * 2006-11-17 2013-05-16 Kotaro Tsuchimoto 有機廃棄物炭化処理用加熱炉

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