JP2000320264A - 建 具 - Google Patents

建 具

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JP2000320264A
JP2000320264A JP11128380A JP12838099A JP2000320264A JP 2000320264 A JP2000320264 A JP 2000320264A JP 11128380 A JP11128380 A JP 11128380A JP 12838099 A JP12838099 A JP 12838099A JP 2000320264 A JP2000320264 A JP 2000320264A
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JP11128380A
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Shinji Hirono
真司 広野
Shinji Kiyono
真二 清野
Hajime Iino
肇 飯野
Atsushi Tanaka
厚志 田中
Hiroto Muroi
洋人 室井
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YKK Corp
YKK AP Inc
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YKK Corp
YKK AP Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建具本体に一対の額縁材を強固に固着できる
ようにした建具とする。 【解決手段】 建具本体4の開口部に一対の額縁材5を
介してパネル部材6を取付けた建具において、前記額縁
材5は溝部23を有し、この溝部23に固定部材30を
係合して一対の額縁材5が連結され、この一対の額縁材
5の対向端面及び建具本体4の開口部内面(縦内框1
6)と一対の額縁材5との間が接合材50で接合されて
いる建具である。これによって、固定部材30で一対の
額縁材5が連結されているので、接合材50による接合
で建具本体4に一対の額縁材5とパネル部材6を強固に
固着できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の玄関ドア、
勝手口ドア、室内ドアなどに用いる扉や、建物の窓など
に用いる障子等の建具に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平7−324559号公報に示す扉
が知られている。この扉は縦框、横框を方形枠形状に連
結した扉本体と、この扉本体内に一対の額縁材で取付け
たパネル部材(鏡板)を備えている。前述のパネル部材
の取付け構造は、図11に示すように一対の額縁材71
を框72の内面にピンタッカー73でそれぞれ固着し、
この一対の額縁材71でパネル部材74を挟持してい
る。また、一対の額縁材71の対向面間及び、一対の額
縁材71と框72の内面間を接着剤75でそれぞれ接着
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のように額縁材7
1をピンタッカー73と接着剤75で框72に固着すれ
ば、パネル部材74を強固に取付けできる。一方、扉の
剛性を高め反りやねじれを防止するために、框に金属製
の角パイプを用いることが行なわれている。(例えば特
開平7−197750号公報参照)。このように角パイ
プを用いた場合には図11に示すように額縁材71を框
72にピンタッカー73で固着できないので、額縁材7
1を接着剤75のみで框72に固着することになる。
【0004】しかしながら、接着剤75のみで額縁材7
1を框72に強固に固着するには接着面積を広くするこ
とが考えられるが、そのようにしても強固に固着するこ
とは無理である。また、額縁材71と框72の内面との
間及び一対の額縁材71の対向端面間に隙間なく均一に
接着剤75を充填して接着面積を広くすることが考えら
れるが、このように接着面積が広いと接着剤の量が多
く、その接着剤の量と接着面積とに誤差が生じ易く、多
く充填してしまうと框72の表面と額縁材71との間及
び額縁材71とパネル部材74との間から接着剤が外部
にはみ出して見栄えが悪くなる。接着剤が少ないと固着
力(接着力)が低下してしまう。
【0005】また、接着剤75のみによる固着であると
一対の額縁材71相互の面内方向位置を合せるために、
何らかの位置合せ作業を行なう必要がある。このために
扉の組立作業に時間がかかる。
【0006】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした建具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、上横框1
と下横框2と左右の縦框3を方形枠形状に連結した開口
部4aを有する建具本体4と、この建具本体4の開口部
4aに面外方向一対の額縁材5で取付けられるパネル部
材6を備えた建具において、前記一対の額縁材5は、対
向端面に開口した溝部23に係合した固定部材30で面
外方向に連結され、前記一対の額縁材5と建具本体4の
開口部内面が接合材50で接合されていることを特徴と
する建具である。
【0008】第2の発明は、第1の発明において前記一
対の額縁材5の対向端面が接合材50で接合されている
建具である。
【0009】第3の発明は、第1又は第2の発明におい
て前記固定部材30は短尺で、一対の額縁材5の溝部2
3に長手方向に間隔を置いて複数係合してあり、この固
定部材30が係合していない溝部23に規制部材40が
嵌合している建具である。
【0010】第4の発明は、第3の発明において前記接
合材50は規制部材40に沿った部分に設けられ、かつ
固定部材30に沿った部分には設けていない建具であ
る。
【0011】第5の発明は、第1又は第2又は第3又は
第4の発明において額縁材5は、溝部23を有する本体
部20と、本体部20に設けられ建具本体4の開口部周
縁表面に当接する表面支持部21と、本体部20に設け
られパネル部材6に当接するパネル部材支持部22を有
する形状で、前記本体部20の対向端面及び本体部20
と建具本体4の開口部内面が接合材50で接合されてい
る建具である。
【0012】
【作 用】第1の発明によれば、一対の額縁材5は溝部
23に係合した固定部材30で面外方向に連結してある
ので、接合材50による接合強度が弱くとも額縁材5が
建具本体4に強固に固着される。これによって、一対の
額縁材5と建具本体4の開口部内面の接合面積を狭く
し、接合材5の量が所定の量よりも多くとも接合材5が
建具本体4の外面と額縁材5との間から外部にもれるこ
とを防止できる。したがって、一対の額縁材5を建具本
体4の開口部内面にピンタッカーなどの固着具で固着せ
ずに、一対の額縁材5を建具本体4に強固に固着でき
る。しかも、接合材50が外部にもれて建具の外観が悪
くなることもない。
【0013】また、一対の額縁材5は溝部23に係合し
た固定部材30で連結されるので、建具を組み立てる時
に一対の額縁材5相互は固定部材30で面内方向の位置
が規制される。したがって、特別な位置合せ作業をせず
に一対の額縁材5相互の面内方向位置を合せることがで
き、建具の組み立て作業が短時間にできる。
【0014】第2の発明によれば、一対の額縁材5の対
向端面が接合材50で接合されているので、額縁材5を
建具本体4に強固に固着できる。
【0015】第3の発明によれば、一対の額縁材5の溝
部23に係合する固定部材30の長さが短かいので、容
易に係合することができる。また、固定部材30が係合
した以外の溝部23には規制部材40が嵌合しているの
で、その溝部23に接合材50が入り込むことがない。
したがって、接合材50は一対の額縁材5と建具本体4
の開口部内面との間の接合すべき部分に向けて積極的に
流動するので、少ない量の接合材50で強固に接合でき
る。
【0016】第4の発明によれば、固定部材30で一対
の額縁材5を仮固定した部分が接合材50で接合しない
ので、一対の額縁材5と建具本体4の相対位置がずれた
場合には一対の額縁材5を分解して再び取付けできる。
【0017】第5の発明によれば、一対の額縁材5の表
面支持部21で建具本体4を挟持すると共に、パネル部
材支持部22でパネル部材6を挟持するので、建具本体
4に一対の額縁材5、パネル部材6を強固に連結でき
る。
【0018】
【発明の実施の形態】図1に示すように、上横框1と下
横框2と左右の縦框3を方形枠形状に連結した建具本体
4と、この建具本体4の開口部4aに面外方向一対の額
縁材5で取付けたパネル部材6で建具、例えば扉や障子
を形成している。前記一方の縦框3に開閉具7、例えば
ハンドルが取付けてある。前記パネル部材6は鏡板であ
る。
【0019】前記上横框1と下横框2は図2に示すよう
に横外框10と横内框11を複数の連結材12で間隔を
置いて連結し、その面外方向両面に表面板13(図1参
照)をそれぞれ設けた形状である。前記各横外框10と
各横内框11は木製である。前記縦框3は各横外框1
0、各横内框11の長手方向両端面に亘って固着した木
製の縦外框14と、上横框1の横内框11と下横框2の
横内框11間に連結部材15を介して連結した金属製の
縦内框16と、取付材17を備え、それらの面外方向両
面に表面板18(図1参照)をそれぞれ設けた形状であ
る。前記開閉具7は取付材17に取付けられる。
【0020】前記連結部材15は図3に示すように、本
体部15aと突出部15bを有する木製で、その本体部
15aが横内框11の内面11aに突き当てられて固着
材、例えばステープル19で連結してある。前記縦内框
16は矩形の中空形状で、その中空部16aを突出部1
5bに嵌め込んで連結してある。この縦内框16の面外
方向両面は横内框11の面外方向両面と面一である。
【0021】図4に示すように、縦框3を形成する表面
板18は上横框1、下横框2の横外框10、横内框11
の長手方向両端部分と縦外框14、縦内框16に亘って
取付けられている。これによって、表面板18で縦内框
16と横内框11と連結部材15が強固に連結される。
【0022】前記額縁材5は図5、図6、図7に示すよ
うに、所定の厚さ(面外方向寸法)と所定の幅(面内方
向寸法)を有する長尺な本体部20と、この本体部20
の厚さ方向一端寄りで幅方向一側部分に一体的に設けた
表面支持部21と、前記本体部20の厚さ方向他端寄り
で幅方向他側部分に一体的に設けたパネル部材支持部2
2を有する。前記本体部20には厚さ方向一端面(対向
端面)に開口した溝部23と凹部24を有する。前記溝
部23の幅方向に対向した内面(面内方向の内面)はほ
ぼ鋸刃形状で、厚さ方向に間隔を置いた複数の係止部2
5を形成している。
【0023】前記一対の額縁材5の溝部23間に亘って
固定部材30が係合している。この固定部材30で一対
の額縁材5を面外方向に固定してある。この固定部材3
0は本体部31と、この本体部31の面外方向両側部に
設けた一対の係合部32を有する。この係合部32は一
側片33と他側片34でV字形状で、その一側片33、
他側片34に係合片35がそれぞれ設けてある。一側片
33と他側片34を接近するように弾性変形して溝部2
3内に押し込み、その係合片35を係止部25に係合す
る。
【0024】前記固定部材30は図4に示すように短尺
で、額縁材5の縦横のコーナー部5aと、横部5bと、
縦部5cの複数個所にそれぞれ設けてあり、隣接する固
定部材30間に規制部材40がそれぞれ設けてある。前
記規制部材40は図6に示すように矩形板状の木製で、
前記固定部材30よりも長尺で一対の額縁材5の溝部2
3に嵌合している。これによって額縁材5の溝部23を
固定部材30と規制部材40で閉塞し、後述する接合材
が溝部に入り込まないようにしている。
【0025】図6に示すように、各規制部材40に沿っ
た部分に接合材50が設けられている。この接合材50
は一対の額縁材5の本体部20対向端面間及び一対の額
縁材5の本体部20と縦内框16、横内框11間にそれ
ぞれ充填されている。これによって、一対の額縁材5の
規制部材40を設けた部分を固着すると共に、一対の額
縁材5と縦内框16、横内框11の規制部材40を設け
た部分を固着している。また、一対の額縁材5の表面支
持部21が各表面材18,13に当接し、パネル部材支
持部22がパネル部材6の面外方向両面に当接してい
る。
【0026】前記接合材50としては、一般的に用いら
れる感熱型、感圧型、硬化型、粘着型等の接着剤あるい
は粘着剤(本発明では、これらを総称して接合材とい
う。)が適用できる。特には、配設した状態で形状を維
持し、接合時において、外圧により流動して接合するタ
イプを用いることが好ましい。なかでも、加熱されるこ
とによって熱可塑性を呈する性質を備えた反応性ホット
メルト接着剤が有効である。反応性ホットメルト接着剤
の代表例としては、例えばベースポリマーに架橋反応性
を有する化合物を添加した反応性ホットメルト接着剤、
反応性基を有するベースポリマーからなる反応性ホット
メルト接着剤、反応性基を有しないベースポリマーに架
橋性反応基を導入した反応性ホットメルト接着剤等が挙
げられる。なお、これらの反応性ホットメルト剤には例
えばタッキファイヤー、ワックス、可塑剤、フィラー、
老化防止剤などの他の成分を必要に応じて配合すること
ができる。以下、本発明の実施例では金属に対して高い
接着性を有するという点からウレタンプレポリマーを含
有したウレタン系反応性ホットメルト接着剤が用いられ
ている。
【0027】前記接合材50は図8に示すように一方の
額縁材5の本体部20の対向端面に配設した状態では所
定の断面形状を維持して盛り上った形状となり、他方の
額縁材5の本体部20の対向端面を押しつけて加熱する
ことで図6、図7に示すように各部分に充填される。
【0028】次に建具の組立作業を説明する。図2に示
すように各框を連結し、その面外方向両面に表面板1
3,18をそれぞれ取付けて建具本体4を形成する。建
具本体4の開口部4aの面外方向一側に一方の額縁材5
を四周連続して取付け、その一対の額縁材5の表面支持
部21を表面材18,13に当接する。
【0029】前述の状態で図8に示すように、一方の額
縁材5の溝部23に固定部材30の一方の係合部32を
係合して取付けると共に、規制部材40を嵌合して取付
ける。一方の額縁材5のパネル部材支持部22にパネル
部材6を当接する。一方の額縁材5の本体部20の対向
端面における規制部材40の両側部分に接合材50を設
ける。図8に示すように、この接合材50よりも固定部
材30、規制部材40が一方に突出している。この規制
部材40よりも縦内框16(横内框13)側の接合材5
0の量は図6、図7に示すように縦内框16、横内框1
1の面外方向中央部にのみ充填する量である。
【0030】建具本体4の開口部4aの面外方向他側に
他方の額縁材5を四周連続して取付け、その溝部23を
固定部材30の他方の係合部32に係合して仮固定する
と共に、規制部材40に嵌合して溝部23を閉塞する。
接合材50を加熱しながら他方の額縁材5の表面支持部
21を他方の表面板13,18に当接すると共に、パネ
ル部材支持部22をパネル部材6に当接し、固定部材3
0の係合部32と額縁材5の溝部23を強固に係合す
る。
【0031】これによって、接合材50が加熱されると
共に、押圧されて前述の各部分に充填され、本固定す
る。
【0032】前述のようにして建具を組立てることで、
一対の額縁材5は固定部材30で固定されるから、一対
の額縁材5と縦内框16、横内框11の接合面積が狭く
とも一対の額縁材5を框に強固に固着できる。したがっ
て、一対の額縁材5と縦内框16、横内框11(つま
り、建具本体4の開口部内面)との間の空間面積に比べ
て接合面積が小さいので、接合材50の量が若干多くと
も一対の額縁材5の表面板支持部21と表面板13,1
8(扉本体4の表面)との間から接合材が外部にもれ出
すことがない。
【0033】また、一対の額縁材5の溝部23は固定部
材30と規制部材40で閉塞され、その溝部23に接合
材50が入り込むことがない。したがって、接合材50
は一対の額縁材5の本体部20と縦内框16、横内框1
1との間に積極的に流動し、少ない量の接合材で大きな
接合面積が得られる。なお、万一、接合材50の量が多
くなっても接合材50が外部にもれ出さないように、さ
らに額縁材5(本体部20)の縦内框16、横内框11
側の対向面には凹状部分26が長手方向に連続して形成
される。
【0034】なお、以上の説明は規制部材40よりも縦
内框16、横内框11側に設けた接合材50の説明であ
り、規制部材40よりもパネル部材6側に設けた接合材
50の量が設定量よりも多い時には額縁材5の本体部2
0の凹部24内に入り込むので、額縁材5のパネル支持
部22とパネル部材6との間から外部にはみ出すことが
ない。
【0035】また、規制部材40よりもパネル部材6側
に接合材50を設けることによりパネル部材6の固定が
強固に行えるとともに、建具の開閉あるいはドアの扉に
用いた場合にはノック時に発生する共鳴音等を消音する
ことができる。
【0036】また、接合材50は規制部材40に沿った
部分に設けられ、固定部材30に沿った部分には設けて
いないので、固定部材30で一対の額縁材5を仮固定し
た後に固定部材30を溝部23から離脱し易い。したが
って、一対の額縁材5を固定部材30で仮固定した時
に、一対の額縁材5と扉本体4の相対位置がずれている
場合には他方の額縁材5を取り外して再び取付けするこ
とが容易である。
【0037】また、固定部材30は額縁材5のコーナー
部に設けてあるので、額縁材5のコーナー部が扉本体4
から浮き上ることがない。
【0038】また、額縁材5の溝部23には係止部25
が厚さ方向に間隔を置いて複数形成してあるので、固定
部材30の係合部32と溝部23の係合位置を厚さ方向
に調整できる。したがって、共通の額縁材5と固定部材
30を用いて厚さ(面外方向寸法)の異なる扉本体4に
パネル部材6を取付けできる。
【0039】また、縦框3は金属製の縦内框16を備え
ているので、他の框が木製であっても扉本体4の剛性が
大きい。したがって、扉に反りやねじれが生じることが
ない。
【0040】パネル部材6は図9に示すように、透明樹
脂板6aと木製の格子部材6bで形成しても良い。
【0041】図10に示すように、縦棧60と横棧61
を設けて小さな4つの開口部4aを形成する。この各開
口部4aにパネル部材6を額縁材5でそれぞれ前述と同
様に取付ける。上框1の横内框11は湾曲した形状で、
額縁材5、パネル部材6の横内框11と対向した部分は
湾曲した形状で、前述と同様に固定部材と規制部材を用
いて取付ける。金属製の縦内框16は上下2本で、横内
框11と横棧61に連結部材15を介してそれぞれ連結
してある。
【0042】また、上横框1、下横框2、左右の縦框3
は木製一体形状、又は金属製一体形状で表面板を有しな
いものとしても良い。また、一対の額縁材5の対向端面
を接合しなくとも十分な強度が得られる。
【0043】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、一対の額
縁材5は溝部23に係合した固定部材30で面外方向に
連結してあるので、接合材50による接合強度が弱くと
も額縁材5が建具本体4に強固に固着される。これによ
って、一対の額縁材5と建具本体4の開口部内面の接合
面積を狭くし、接合材5の量が所定の量よりも多くとも
接合材5が建具本体4の外面と額縁材5との間から外部
にもれることを防止できる。したがって、一対の額縁材
5を建具本体4の開口部内面にピンタッカーなどの固着
具で固着せずに、一対の額縁材5を建具本体4に強固に
固着できる。しかも、接合材50が外部にもれて建具の
外観が悪くなることもない。
【0044】また、一対の額縁材5は溝部23に係合し
た固定部材30で連結されるので、建具を組み立てる時
に一対の額縁材5相互は固定部材30で面内方向の位置
が規制される。したがって、特別な位置合せ作業をせず
に一対の額縁材5相互の面内方向位置を合せることがで
き、建具の組み立て作業が短時間にできる。
【0045】請求項2に係る発明によれば、一対の額縁
材5の対向端面が接合材50で接合されているので、額
縁材5を建具本体4に強固に固着できる。
【0046】請求項3に係る発明によれば、一対の額縁
材5の溝部23に係合する固定部材30の長さが短かい
ので、容易に係合することができる。また、固定部材3
0が係合した以外の溝部23には規制部材40が嵌合し
ているので、その溝部23に接合材50が入り込むこと
がない。したがって、接合材50は一対の額縁材5と建
具本体4の開口部内面との間の接合すべき部分に向けて
積極的に流動するので、少ない量の接合材50で強固に
接合できる。
【0047】請求項4に係る発明によれば、固定部材3
0で一対の額縁材5を仮固定した部分が接合材50で接
合しないので、一対の額縁材5と建具本体4の相対位置
がずれた場合には一対の額縁材5を分解して再び取付け
できる。
【0048】請求項5に係る発明によれば、一対の額縁
材5の表面支持部21で建具本体4を挟持すると共に、
パネル部材支持部22でパネル部材6を挟持するので、
建具本体4に一対の額縁材5、パネル部材6を強固に連
結できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】建具の概略正面図である。
【図2】建具本体の框を連結した状態の正面図である。
【図3】横内框と縦内框の連結部の分解斜視図である。
【図4】建具本体の詳細正面図である。
【図5】図4のA−A断面図である。
【図6】図4のB−B断面図である。
【図7】図4のC−C断面図である。
【図8】一方の額縁材を取付けた状態の一部斜視図であ
る。
【図9】建具の第2の実施の形態を示す正面図である。
【図10】建具の第3の実施の形態を示す正面図であ
る。
【図11】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1…上横框 2…下横框 3…縦框 4…建具本体 4a…開口部 5…額縁材 6…パネル部材 11…横内框 15…連結部材 16…縦内框 20…本体部 21…表面支持部 22…パネル部材支持部 23…溝部 25…係止部 30…固定部材 32…係合部 40…規制部材 50…接合材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯野 肇 宮城県志田郡三本木町東浦330 (72)発明者 田中 厚志 宮城県古川市江合錦町3−5−16 (72)発明者 室井 洋人 宮城県志田郡三本木町東浦330

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上横框1と下横框2と左右の縦框3を方
    形枠形状に連結した開口部4aを有する建具本体4と、
    この建具本体4の開口部4aに面外方向一対の額縁材5
    で取付けられるパネル部材6を備えた建具において、 前記一対の額縁材5は、対向端面に開口した溝部23に
    係合した固定部材30で面外方向に連結され、 前記一対の額縁材5と建具本体4の開口部内面が接合材
    50で接合されていることを特徴とする建具。
  2. 【請求項2】 前記一対の額縁材5の対向端面が接合材
    50で接合されている請求項1記載の建具。
  3. 【請求項3】 前記固定部材30は短尺で、一対の額縁
    材5の溝部23に長手方向に間隔を置いて複数係合して
    あり、この固定部材30が係合していない溝部23に規
    制部材40が嵌合している請求項1又は2記載の建具。
  4. 【請求項4】 前記接合材50は規制部材40に沿った
    部分に設けられ、かつ固定部材30に沿った部分には設
    けていない請求項3記載の建具。
  5. 【請求項5】 額縁材5は、溝部23を有する本体部2
    0と、本体部20に設けられ建具本体4の開口部周縁表
    面に当接する表面支持部21と、本体部20に設けられ
    パネル部材6に当接するパネル部材支持部22を有する
    形状で、 前記本体部20の対向端面及び本体部20と建具本体4
    の開口部内面が接合材50で接合されている請求項1又
    は2又は3又は4記載の建具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017066863A (ja) * 2016-12-08 2017-04-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 フラッシュパネル
JP2021055386A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 大建工業株式会社 框戸用額縁材及びそれを用いた框戸
JP2021183789A (ja) * 2020-05-22 2021-12-02 永大産業株式会社 板状建材及び板状建材の製造方法

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