JP2000320304A - 内面溝付きタービン壁 - Google Patents
内面溝付きタービン壁Info
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Abstract
冷却を改良する。 【解決手段】タービン静翼22の翼壁28が、燃焼ガス
20に面する外面30と、インピンジメント空気により
冷却される反対側内面40とを有する。複数の隣合うリ
ッジ44と溝46とを内面40に配設して、表面積を増
加させ、インピンジメント冷却空気による熱伝達を増大
する。
Description
ンに関し、特にそのタービン冷却に関する。
縮機で圧縮され、燃焼器内で燃料と混ぜられ点火されて
高温燃焼ガスとなり、下流に流れて一つ以上のタービン
段を通り、タービン段は燃焼ガスからエネルギーを抽出
する。高圧タービン(HPT)がまずエネルギーを燃焼
ガスから抽出して圧縮機を駆動する。通例低圧タービン
(LPT)が別のエネルギーをガスから抽出し、通例、
圧縮機の上流に配置されたファンを駆動する。
燃焼ガスを燃焼器から直接受入れてガスを転向させ、ロ
ータディスクから半径方向外方に延在する1列のタービ
ン動翼に送り込む。ノズルには複数の周方向に相隔たる
静翼が含まれ、動翼の性能を補完する。
らのエネルギー抽出の効率を最大にするように協働する
翼として適切に形成される。静翼と動翼は略凹形の正圧
側面と、反対側の略凸形の負圧側面とを有し、両側面
は、軸方向には前縁と後縁との間に延在し、半径方向に
半径方向翼幅にわたって延在する。
間に延在し、両バンドはそれらの間に燃焼ガスを閉じ込
める。動翼はそれらの半径方向内側根元から半径方向外
側先端まで延在し、先端は周囲の環状タービンシュラウ
ドから半径方向内方にわずかに離れている。シュラウド
は静止しており、回転中の動翼を通過する燃焼ガスの外
側境界を画成する。
スに直接さらされるので、それらの強度を維持し適当な
有効寿命を確保するために適度の冷却を必要とする。こ
れらの構成部は、通例、圧縮機から抽出される空気の対
応部分をそれらに導くことにより冷却され、この抽出空
気は高温燃焼ガスよりかなり低温である。様々な冷却技
術がガスタービンエンジン構成部の冷却に使用される。
フィルム冷却は、空気が傾斜フィルム冷却孔を通って、
構成部の外面または露出表面と、面上を流れる高温燃焼
ガスとの間に冷却空気の膜を形成するような一技術であ
る。
この場合、冷却空気は最初これら構成部の内面に略垂直
に向けられて同内面に衝突し、対流熱伝達により熱を構
成部から奪う。内面はインピンジメント冷却のためには
滑らかでよく、あるいは筒形ピン、隆起、または凹みの
形態の3次元タービュレータを有し得る。これらのター
ビュレータは、熱を抽出し得る内面の有効表面積を増大
する。タービュレータは通例寸法が小さい。これは、タ
ービュレータによって生じる不利な圧力降下を減らして
効果的な冷却を確保するためである。
度金属で形成されるので、通例鋳造によって製造され、
こうして、使用し得る任意のタービュレータを含む小さ
な加工部の最大の材料強度と精度を達成し得る。
向延在通路によって翼内を通るように中空になってい
る。これらの通路は個々に冷却空気を供給されてもよい
し、あるいは、冷却空気が通流する複数の蛇行脚の形態
をなすように配設されてもよい。静翼のインピンジメン
ト冷却は、通例、対応内部通路内に多孔インピンジメン
トバッフルを配置することにより施される。冷却空気は
まずバッフルの内側に導かれ、次いで横方向にその多孔
を通って静翼の内面に衝突する。
リブまたはブリッジをその正圧側面と負圧側面との間に
設けることにより多孔を有する一体のバッフルを設けて
もよく、この場合、冷却空気が多孔を通り、通例前縁に
沿って動翼の内面に衝突する。
る翼形状が共通であるから、同様に鋳造することができ
る。内部通路は、最終翼形状を定めるワックスにより囲
まれた対応セラミックコアによって画成される。次いで
ワックスはセラミックシェルによって囲まれ、その後ロ
ストワックス方法で除去される。次いで溶融金属がシェ
ルとコアとの間に注入され所望翼の形に凝固する。次い
でセラミックシェルとセラミックコアを除去して鋳造翼
を取り出す。
すべき鏡像部を精密に形成した金属製コアダイを用いる
別の鋳造工程で製造される。典型的なコアダイは少なく
とも2つの半分として形成することができ、内部通路が
両半分間に画成され翼幅軸線に沿って延在する。セラミ
ックスラリーまたはペーストがかなり大きな圧力でコア
ダイの開端に注入されてそのダイを満たし、その結果生
じたセラミックコアがその後除去され硬化される。
コピーを鋳造する。しかし、セラミックスラリーをダイ
内に注入すると、結局摩耗が生じる。摩耗は、インピン
ジメント冷却を良くするためのタービュレータのような
3次元形成部で最も顕著であり、コアダイのタービュレ
ータは使用が長引くにつれて摩耗する。ダイが摩耗する
と、新しいダイをかなりの費用をかけて製造しなければ
ならない。
摩耗を減らし得る改良されたインピンジメント冷却用形
成部をタービン構成部に設けることが望ましい。
と、インピンジメント空気により冷却される反対側内面
とを有し、複数の隣合うリッジと溝とが内面に配設され
て、インピンジメント冷却空気による熱伝達を増大す
る。
2に関して軸対称形のガスタービンエンジン10の一部
分を示す。このエンジンは、空気16を圧縮するように
形成された多段軸流圧縮機14を含み、空気16は部分
的に抽出された後エンジンの冷却に用いられる。
してある環状燃焼器18に導かれ、そこで燃料と混ぜら
れかつ点火されて高温燃焼ガス20となり、下流方向に
流れて高圧タービン(HPT)に入る。このタービンに
は環状タービンノズルが含まれ、複数の周方向に相隔た
る静翼22を有し、これらの静翼は環状の外側および内
側バンド間に半径方向に延在する。
まれ、支持ロータディスクから外方に延在し、一体の軸
方向ダブテールによってロータディスクに固定されてい
る。動翼24の周囲に環状タービンシュラウド26が設
けられ、通例、複数の周方向に隣合う弧状シュラウド部
片で形成されている。
静翼22間に排出され、次いで動翼24間を流れ、動翼
24は燃焼ガスからエネルギーを抽出して支持ディスク
を回し、こうして圧縮機14に動力を与える。次いで燃
焼ガスは下流に流れて低圧タービンを通る。低圧タービ
ンはその第1ノズル段が図示されており、このタービン
も1列以上のタービン動翼(図示せず)を含み、これら
の動翼は別のエネルギーを燃焼ガスから抽出し、通例、
圧縮機上流のファン(図示せず)に動力を与える。
関しては従来のものである。エンジン10はまた、様々
なタービン構成部、例えば、ノズル静翼22、HPT動
翼24およびHPTシュラウド26の冷却用として圧縮
空気16の対応部分を従来のように抽出するものであ
る。これらの構成部は、通例、従来のように対流とフィ
ルム冷却とインピンジメント冷却によって冷却され、こ
うして空気の冷却効率を最大にするとともにその圧力損
失を最少にする。
ュラウド26のインピンジメント冷却用加工部を変える
ことにより様々な性能上および鋳造上の利点を得ること
ができる。
例によるタービンノズル静翼22の一つを示す。静翼2
2は翼を形成する包囲壁28の形態を有する。静翼22
は、略凹形の正圧側面と、反対側の略凸形の負圧側面と
を画成する外面30を有し、運転中燃焼ガス20が両側
面上を流れる。静翼外面30は半径方向または縦方向に
翼幅軸線32に沿い、軸方向または横方向に翼弦軸線3
4に沿って静翼の上流側前縁36と下流側後縁38との
間に延在する。
この内面は、冷却空気16を通すために翼幅軸線32に
沿って延在する半径方向延在内側通路または空洞42を
画成している。
合うリッジ44と溝46を有し、これらは、利用可能な
空気による熱伝達とインピンジメント冷却を改良すると
ともに、適当な実施形態において静翼鋳造の改良をなす
ためのものである。
好ましくは互いに直接隣接して並んでおり、冷却空気1
6の大した圧力損失をもたらすことなく、冷却空気によ
る冷却に利用可能な表面積を増大する。静翼はその面上
を流れる燃焼ガス20によって外側から加熱され、冷却
空気16は静翼の内側に送給されてその内部冷却をな
す。リッジと溝がなければ、静翼の滑らかな内面は、限
られた熱伝達表面積で冷却される。比較的小さなリッジ
と溝を設けることにより、静翼内の表面積はかなり増加
し、冷却空気16がその下にある翼壁28の大きな表面
積から追加的な熱を抽出して運転中の静翼の冷却を改善
し得る。
拡大図である。一実施例において、各リッジ44は幅A
を、各溝46は幅Bを有し、リッジと溝は幅が略等し
い。
隣接溝46の対応深さと同じであり、有効表面積を増加
し、運転中静翼内面に沿って形成される冷却空気の境界
層を乱すのに十分な高さである。図3に概略的に示すよ
うに、空気16の境界層16bが運転中静翼の内面上に
形成される。境界層は通例乱流であり、運転中厚さDを
有する。リッジ44は、好ましくは、過大な高さによる
過大圧力損失をもたらすことなく運転中熱伝達冷却を増
すために、高さCが境界層厚さDをわずかに超えるよう
に定められる。例えば、リッジ44の高さCは約15〜
25ミルの範囲内にあり得る。これに対応して、リッジ
幅Aと溝幅Bもそれぞれ約15〜25ミルの範囲内にあ
り得る。これらの小さな値は、運転中静翼内に形成され
る冷却空気境界層の高さより十分大きく、さほど圧力損
失をひき起こすことなく冷却に利用し得る表面積のかな
りの増加をもたらすのに十分である。
は、静翼内面40の表面積を約100%だけ増すような
寸法と形状を有する。リッジと溝は略等しい幅と高さを
有するので、各リッジおよび溝の境界をなす両側は、空
気16による冷却を受ける利用可能表面積を2倍にする
のに有効である。
れらの頂部における断面が半円形または凸形であり、や
はり半円形であるが底部が凹形の溝46と接合してい
る。リッジと溝はこのように互いに補完的であり、屈曲
点を有する高さ中央で凹形から凸形に遷移する複合側面
を有する。この形状は応力集中を減らすとともに、滑ら
かな輪郭を呈し、冷却空気16がこの輪郭に沿って流
れ、リッジと溝の長さに沿って平行に流れるとともに、
それらを横切ってリッジからリッジへと横方向に直交流
として流れ得る。
れぞれ44b、46bで示す。この実施例では、リッジ
44bは断面が3角形であり、これに対応して隣接溝4
6bも断面が3角形であり、リッジ44bと溝46bは
のこ歯形になっており、リッジの先端と溝の基底で小さ
な半径を有する。
れぞれ44c、46cで示す。この実施例では、リッジ
44cは隣合う溝46c間の頂部に沿って平らであり、
リッジ44cと溝46cは断面が長方形で、方形波の形
状になっている。
44c間の基底が平らであり、リッジの頂部と溝の底と
の間に垂直に延在する側壁も平らである。図5に示した
リッジと溝は等しい幅と高さを有し、冷却を受ける有効
表面積は、リッジと溝を設けない表面のそれの2倍にな
る。
れぞれ44d、46dで示す。この実施例では、リッジ
44dは断面が半円形または凸形であり、隣接溝46d
はリッジ間で平らでありリッジの最大直径に沿って整合
している。
れぞれ44e、46eで示す。リッジ44eはそれらの
頂部において断面が平らであり、半円形または凹形の溝
46eに隣接している。
リッジと溝は、互いに平行であり、好ましくはそれらの
長さに沿って連続しており、基本的に、断面に沿っての
み形状が変わり、長さに沿って同等である2次元構成部
を画成している。これらの様々な形状は、図2に示した
静翼22において容易に形成することができ、重大な圧
力損失をもたらすことなく静翼の内部冷却を改善し得
る。
6における静翼の上流端または前端で翼幅軸線32に沿
って半径方向に延在する内部空洞42を画成している。
また、別の内部空洞42を後縁38近辺で静翼の後端に
形成し得る。両内部空洞は、正圧側面と負圧側面との間
に延在する一体リブによって分離される。
は、好ましくは、半径方向にまたは翼幅軸線32に沿っ
て、追加冷却が望まれる静翼内面の部分に延在する。図
2において、リッジ44は、前縁36の背後かつ正圧側
面と負圧側面の前部の後ろで下流方向に内面に連続的に
配設されている。
は、それらが運転中の静翼内の冷却熱伝達を改善するだ
けでなく、静翼の鋳造に使用する対応コアダイの摩耗を
減らすことができることである。
コアダイ48の概略図であり、コア50は図2に示した
静翼の前側空洞の鋳造に用いられる。コアダイ48は通
例2体からなる金属シェルの形態を有し、このシェル
は、図2に示した前側空洞42内の静翼内面40に合う
内部空洞48aを有する。図2の静翼22に見られる同
じリッジ44と溝46は、まず、図8に示したコアダイ
48内に設けられる。これは通例これらの加工部の精密
ミリングによって達成される。
有し、その上端で開いていて入口を画成している。この
入口は、適当なセラミック注入装置56によって従来の
ように注入されるセラミックスラリーまたはペースト5
4を受入れる。セラミック54は翼幅軸線52に沿って
空洞48aに注入され空洞を完全に満たす。この好適実
施例におけるリッジ44と溝46は、縦軸線52、すな
わち、それに沿ってセラミックが注入される軸線と平行
に延在する。
入されるので、セラミックが片側から反対側へリッジを
横切って注入される場合より摩耗が比較的少ない。セラ
ミックをリッジと溝の長さに沿って注入することによ
り、コアダイ48を繰返し用いても摩耗が少なく、従っ
て寿命が長くなる。
に硬化されてコア50を形成し、このコアに、翼幅リッ
ジ44の鏡像である溝50aと、翼幅溝46の鏡像であ
るリッジ50bが形成される。次いで、セラミックコア
50は第2のこのようなコアとともに用いられて前後の
静翼空洞を画成し、協働する外側セラミックシェルとと
もに、図2に示した静翼22を、ロストワックス鋳造法
を用いて従来のように鋳造する。
静翼22内のインピンジメント冷却を改善し得ることで
ある。静翼22には好ましくはインピンジメントバッフ
ル58も含まれ、内部空洞42内に配置される。インピ
ンジメントバッフル58は任意の従来形状を有し得るも
ので、代表的な場合、多数のインピンジメント孔を設け
た薄い金属シェルの形態を有する。バッフル58はリッ
ジ44から略垂直に隔てられて冷却空気の一部分をリッ
ジに衝突させる。
ッフル58の拡大断面を図3に示す。バッフル58はバ
ッフル間隔Eを設けるように静翼内に適当に装着され、
冷却空気16がこの間隔を横切る噴流としてバッフルの
多孔から噴射されてリッジと溝に衝突する。
圧力損失をひき起こすことなくインピンジメント冷却を
改善し得る。リッジ44の高さCは好ましくはバッフル
間隔Eより小さい。好ましくは、リッジの高さCはバッ
フル間隔Eより略1桁小さい。前述のように、リッジの
高さCは例えば約15〜25ミルの範囲内にあり、バッ
フル間隔Eは例えば約100〜150ミルの範囲内にあ
る。リッジ44と溝46はインピンジメント冷却に有効
な表面積を増すことにより静翼内面40の熱伝達冷却を
促進する。インピンジメント後の空気16は溝46の長
さに沿って長手方向に流れるとともにリッジ44上を横
切って流れ得る。
ピンジメントバッフル58を前側と後ろ側の静翼空洞内
で用いることにより、それぞれに応じて両空洞内のイン
ピンジメント冷却を達成し得る。後ろ側静翼空洞にもリ
ッジと溝を設けてインピンジメント冷却を促進し得る。
前述のように、リッジ、例えば、図2の静翼の前側空洞
内のリッジは、好ましくは、コアダイの摩耗を減らすた
めに翼幅軸線32に沿って延在する。
向が可能である。例えば、図2の静翼の後ろ側空洞内に
例示したリッジと溝は、翼幅軸線32と翼弦軸線34と
の間に傾斜している。それらはインピンジメント冷却の
改善に有効であるが、単に翼幅軸線に沿って形成された
リッジより対応コアダイ内で摩耗しやすい。しかし、リ
ッジと溝は高さが比較的小さく、それらの長さに沿って
対称形であるから、コアダイの摩耗はこの形状でも比較
的少ない。
のインピンジメントバッフル58は、様々な実施例にお
いて協働するリッジ44と溝46を設けることによって
冷却性能を改善し得る任意の従来形状を有し得る。静翼
22は、それに加えて、他の従来の冷却形態を有し得
る。例えば、様々な列のフィルム冷却孔60が、所望に
応じて正圧側面と負圧側面に沿って翼壁を貫通するよう
に設けられる。前後の静翼空洞からの使用済みインピン
ジメント冷却空気はフィルム冷却孔60を経て便利良く
排出されて静翼の外面に冷却空気膜を形成し、静翼の面
上を流れる燃焼ガス20の加熱に対する障壁として役立
つ。
用されてそのインピンジメント冷却を改善し得る。例え
ば、図9はリッジと溝を設けるように改造し得る第1段
タービン動翼24の一部分を示す。図2に示した静翼2
2と同様に、図9に示した動翼24はその特定機能に適
する翼の形態を有する。従って、静翼22と動翼24の
同様の構成部には同符号を付けてある。
が含まれ、運転中燃焼ガス20にさらされる外面30を
有する対応翼を形成している。外面30は略凹形の正圧
側面と、反対側の略凸形の負圧側面とを含み、両側面は
縦方向または半径方向には翼幅軸線32に沿って延在
し、横方向には翼弦軸線34に沿って延在する。
有し、空洞42は動翼の根元から先端まで縦方向に翼幅
軸線32に沿って延在し冷却空気16を前縁の背後側に
導いてそれに衝突させる。
間に幾つかの内部空洞を有し、これらの空洞は動翼の内
部冷却のために様々な従来の態様で形成することができ
る。例えば、内部空洞の幾つかは、それらの中に対応壁
面タービュレータを備えるかあるいは備えずに、一連の
空洞として接続されて蛇行冷却に役立つ。
けるので、通例、専用冷却回路を有する。リッジ44と
溝46を動翼24の前縁空洞42内に設けることによ
り、それ以外は従来形の動翼において改良冷却が得ら
れ、動翼はまた複列のフィルム冷却孔60を有する。
動翼24は運転中回転するので、図9に示した動翼内に
はインピンジメントバッフルが一体の多孔リブまたはブ
リッジ58bによって設けられ、このリブまたはブリッ
ジは正圧側面と負圧側面との間に延在して前縁空洞42
を画成している。ブリッジ形バッフル58bを前縁空洞
42に隣接するように配置することにより、バッフルの
インピンジメント孔は冷却空気16の一部分を軸方向に
動翼前縁36の内周面40に向ける。従って、インピン
ジメント空気は動翼前縁の内側のリッジ44と溝46に
接してそれらの箇所のインピンジメント冷却を、図2に
示した静翼内におけると同様に改善する。
2に関して開示した諸形状の任意の形状のものとして、
やはりその利点を有し得る。例えば、図9とともに図3
を参照するに、タービン動翼のリッジ44の高さCも、
好ましくは、前縁のほとんどにわたって動翼前縁36の
内側とブリッジバッフル58bとの間の対応バッフル間
隔Eより小さい。リッジと溝は前縁空洞42内の望まし
い箇所に設けることができ、また翼壁を貫通している従
来のフィルム冷却孔60と協働し得る。冷却孔60は使
用済みインピンジメント空気を前縁空洞から受入れる。
幅軸線32に沿う代わりに、翼弦軸線34の方向に沿っ
て延在する。動翼は運転中回転するので、それを通る冷
却空気16は遠心力を受け、これに含まれるコリオリの
力により2次流界が生じ、翼弦リッジ44と協働して冷
却をさらに良くし得る。しかし、リッジ44は代替的
に、図2の前側空洞内に示したリッジと同様に単に翼幅
軸線32に沿って配向することができ、あるいは図2の
静翼の後ろ側空洞内のように傾斜してもよい。
を示し、この場合リッジと溝はタービンシュラウド26
の部片に設けられている。シュラウドとその部片は、リ
ッジ44と溝46を設けることを除けば、任意の従来形
状を有し得る。シュラウド26の各部片には通例前側レ
ールと後ろ側レールが含まれ、補完的な前側および後ろ
側フックと係合してシュラウドを図1に示したタービン
ケース内に装着する。シュラウドハンガ58cの中央部
により空気が半径方向内方に導かれて対応インピンジメ
ントバッフルを通りシュラウドを従来のようにインピン
ジメント冷却する。
状パネルまたは弧状壁28の形状のもので外面30を有
し、この外面は図1に示したように半径方向内方に1列
のタービン動翼24の上方に面している。シュラウド壁
28は内面40を有し、この内面は半径方向外方に面
し、それに衝突するように向けられた冷却空気16に対
して開いておりかつそれにさらされる。冷却空気16は
動翼列の半径方向上方でシュラウド26の背後または内
側に隔離されてシュラウドのインピンジメント冷却をな
す。リッジ44と溝46はシュラウド内面40に配設さ
れ、基本的に、静翼22と動翼24に関して上述した態
様と同様に、シュラウドのインピンジメント冷却を増大
する。前述の他の実施例と同様に、リッジ44と溝46
は所望に応じて上述の諸形状の任意の形状と適当な向き
を有し得る。
は、動翼の回転方向にシュラウド内面40に沿って周方
向に延在する。こうすると、使用済みインピンジメント
空気がシュラウドパネル内のあるいはその前後レールの
周囲のフィルム冷却孔(図示せず)を通るので、使用済
みインピンジメント空気の直交流による追加的な利点が
得られる。使用済みインピンジメント空気はまた、リッ
ジと溝の長さに沿って大した圧力損失なしにシュラウド
の周囲に沿って容易に分布する。
では従来と同じタービン構成部に簡単に設けることによ
り、大した圧力損失なしにインピンジメント冷却を改善
することができる。また、鋳造に関する利点を得ること
もできる。静翼と動翼の翼幅方向のリッジと溝の場合、
対応するコアダイは摩耗が比較的少なく、それらの有効
寿命にわたってより多くの静翼と動翼の製造に使用する
ことができる。タービンシュラウド26も通例ロストワ
ックス方法で鋳造され、それらの異なる形状の故にコア
ダイの必要がなく、従ってダイの摩耗は問題にならな
い。
のを説明したが、様々な改変が本発明の範囲内で可能で
あることはもちろんである。
向断面立面図である。
2に略沿う部分断面等角図である。
の部分の拡大半径方向断面図である。
面図である。
面図である。
面図である。
面図である。
めのセラミックコアの製造を示す概略図である。
9−9に略沿う部分断面等角図である。
の線10−10に略沿う等角図である。
Claims (46)
- 【請求項1】 燃焼ガス20に面する外面30と、イン
ピンジメント空気により冷却される反対側内面40と、
この内面における複数の隣合うリッジ44と溝46とか
らなるタービン壁28。 - 【請求項2】 リッジ44は互いに平行である請求項1
記載の壁。 - 【請求項3】 リッジ44は、熱伝達を増すために冷却
空気16の境界層厚さを超える高さをもつ、請求項2記
載の壁。 - 【請求項4】 リッジ44と溝46は幅が略等しい請求
項2記載の壁。 - 【請求項5】 リッジ44と溝46は、それらの箇所で
内面40の面積を約100%だけ増す寸法と形状を有す
る、請求項2記載の壁。 - 【請求項6】 リッジ44は凸形である請求項2記載の
壁。 - 【請求項7】 溝46は凹形である請求項6記載の壁。
- 【請求項8】 溝46cは隣合うリッジ44cの間で平
らである請求項6記載の壁。 - 【請求項9】 リッジ44bは3角形である請求項2記
載の壁。 - 【請求項10】 溝46bは3角形である請求項9記載
の壁。 - 【請求項11】 リッジ44c、44eは隣合う溝46
cの間で平らである請求項2記載の壁。 - 【請求項12】 リッジ44cは長方形である請求項1
1記載の壁。 - 【請求項13】 溝46cは長方形である請求項12記
載の壁。 - 【請求項14】 溝46eは凹形である請求項11記載
の壁。 - 【請求項15】 翼22、24の形をした請求項2記載
の壁であって、外面30は翼の正圧側面と負圧側面を画
成し、両側面は縦方向には翼幅軸線32に沿ってかつ横
方向には翼弦軸線34に沿って延在し、内面40は翼幅
軸線に沿って延在する内部空洞42を画成している、請
求項2記載の壁。 - 【請求項16】 リッジ44は翼幅軸線32に沿って延
在する請求項15記載の翼。 - 【請求項17】 リッジ44は翼弦軸線34に沿って延
在する請求項15記載の翼。 - 【請求項18】 リッジ44は翼幅軸線32と翼弦軸線
34との間に傾斜している請求項15記載の翼。 - 【請求項19】 内部空洞42に沿って配置されかつリ
ッジ44から間隔をおいて配置されて冷却空気16をリ
ッジに衝突させるインピンジメントバッフル58をさら
に含む請求項15記載の翼。 - 【請求項20】 リッジ44はバッフル間隔より小さな
高さを有する請求項19記載の翼。 - 【請求項21】 リッジ高さはバッフル間隔より略1桁
小さい請求項20記載の翼。 - 【請求項22】 タービンノズル静翼の形をした請求項
19記載の翼。 - 【請求項23】 バッフル58は空洞42内に配置され
ている請求項22記載の静翼。 - 【請求項24】 リッジ44は翼幅軸線32に沿って延
在する請求項23記載の静翼。 - 【請求項25】 タービン動翼24の形をした請求項1
9記載の翼。 - 【請求項26】 バッフル58bは、翼の前縁36にお
いて正圧側面と負圧側面との間に一体的に延在するブリ
ッジを形成している、請求項25記載の動翼。 - 【請求項27】 リッジ44は翼弦軸線34に沿って延
在する請求項26記載の動翼。 - 【請求項28】 タービンシュラウド26の形をした請
求項2記載の壁であって、外面30は半径方向内方に1
列のタービン動翼24の上方に面するように弧状であ
り、内面40は外方に露出している、請求項2記載の
壁。 - 【請求項29】 リッジ44は内面40に沿って周方向
に延在する請求項28記載のシュラウド。 - 【請求項30】 縦方向には翼幅軸線32に沿ってかつ
横方向には翼弦軸線34に沿って延在する正圧側面と負
圧側面を画成している外面30と、翼幅軸線32に沿っ
て延在して冷却空気16を導くインピンジメント用内部
空洞42を画成している内面40と、空気によりインピ
ンジメント冷却される内面における複数の隣合うリッジ
44と溝46とからなるタービンノズル静翼22。 - 【請求項31】 空洞42内に配置されかつリッジ44
と溝46から間隔をおいて配置されて冷却空気をそれら
に衝突させるインピンジメントバッフル58をさらに含
む請求項30記載の静翼。 - 【請求項32】 リッジはバッフル間隔より小さな高さ
を有する請求項31記載の静翼。 - 【請求項33】 リッジ44は、熱伝達を増すために冷
却空気の境界層厚さを超える高さをもつ、請求項32記
載の静翼。 - 【請求項34】 リッジ44は翼幅軸線32に沿って延
在する請求項33記載の静翼。 - 【請求項35】 縦方向には翼幅軸線32に沿ってかつ
横方向には翼弦軸線34に沿って延在する正圧側面と負
圧側面を画成している外面30と、翼幅軸線32に沿っ
て延在して冷却空気16を導くインピンジメント用内部
空洞42を画成している内面40と、空気によりインピ
ンジメント冷却される内面における複数の隣合うリッジ
44と溝46とからなるタービン動翼24。 - 【請求項36】 空洞42に隣接して配置されかつリッ
ジ44と溝46から間隔をおいて配置されて冷却空気を
それらに衝突させるインピンジメントバッフル58bを
さらに含む請求項35記載の動翼。 - 【請求項37】 リッジ44はバッフル間隔より小さな
高さを有する請求項36記載の静翼。 - 【請求項38】 リッジ44は、熱伝達を増すために冷
却空気16の境界層厚さを超える高さをもつ、請求項3
7記載の動翼。 - 【請求項39】 リッジ44は翼弦軸線34に沿って延
在する請求項38記載の動翼。 - 【請求項40】 タービンシュラウド26の形をした請
求項2記載の壁であって、半径方向内方に1列のタービ
ン動翼24の上方に面するように弧状である外面30
と、外方に露出してインピンジメント空気により冷却さ
れる反対側内面40と、空気によりインピンジメント冷
却される内面40における複数の隣合うリッジ44と溝
46とからなるタービンシュラウド26。 - 【請求項41】 リッジ44は互いに平行である請求項
40記載のシュラウド。 - 【請求項42】 リッジ44は、熱伝達を増すために冷
却空気の境界層厚さを超える高さをもつ、請求項41記
載のシュラウド。 - 【請求項43】 リッジ44と溝46は幅が略等しい請
求項42記載のシュラウド。 - 【請求項44】 リッジ44は内面40に沿って周方向
に延在する請求項43記載のシュラウド。 - 【請求項45】 互いに逆向きの外面30と内面40を
有し複数の隣合うリッジ44と溝46が内面に沿って延
在するタービン翼22、24を鋳造するためのコア50
を製造するためのコアダイ48であって、コア50の周
囲に鏡像部を形成するためにリッジ44と溝46とを有
する翼内面40と整合する内部空洞48aを有するシェ
ルからなるコアダイ48。 - 【請求項46】 シェルは縦軸線52を有し入口端で開
いており、リッジ44は縦軸線52と平行である、請求
項45記載のコアダイ。
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