JP2000320361A - 過給機付き内燃機関 - Google Patents
過給機付き内燃機関Info
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Supercharger (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】過給機付き内燃機関において低負荷運転時の黒
煙の問題を解決する。 【解決手段】内燃機関1はAB2列のシリンダ列と、各
列ごとの過給機4,5を有する。A列のシリンダ8の燃
焼室には空気取り出し手段10が接続される。空気取り
出し手段10の給気管18はB列側の過給機5のコンプ
レッサ側に接続される。機関1を始動する。機関1の過
給機4,5は、機関1からの排気ガスで駆動されて圧縮
空気を機関1に供給する。低負荷運転時、B列のシリン
ダのみで運転している場合、機関の駆動に合わせて空気
取り出し手段10が作動し、圧縮された空気を給気管1
9に送りだす。この空気はB列側の過給機5のコンプレ
ッサに供給され、これを増速する。低速時でも、駆動側
B列の過給機5は圧縮空気の補助で高速回転し、十分な
量の空気をB列側シリンダ8に送り込める。燃料が完全
燃焼し、低負荷運転にもかかわらず黒煙の発生が低減す
る。
煙の問題を解決する。 【解決手段】内燃機関1はAB2列のシリンダ列と、各
列ごとの過給機4,5を有する。A列のシリンダ8の燃
焼室には空気取り出し手段10が接続される。空気取り
出し手段10の給気管18はB列側の過給機5のコンプ
レッサ側に接続される。機関1を始動する。機関1の過
給機4,5は、機関1からの排気ガスで駆動されて圧縮
空気を機関1に供給する。低負荷運転時、B列のシリン
ダのみで運転している場合、機関の駆動に合わせて空気
取り出し手段10が作動し、圧縮された空気を給気管1
9に送りだす。この空気はB列側の過給機5のコンプレ
ッサに供給され、これを増速する。低速時でも、駆動側
B列の過給機5は圧縮空気の補助で高速回転し、十分な
量の空気をB列側シリンダ8に送り込める。燃料が完全
燃焼し、低負荷運転にもかかわらず黒煙の発生が低減す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、過給機を有する
多気筒の内燃機関に設けられ、特に低回転域で過給機を
補助して給気量を補うようにした過給機付き内燃機関に
関するものである。
多気筒の内燃機関に設けられ、特に低回転域で過給機を
補助して給気量を補うようにした過給機付き内燃機関に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に船舶用の高出力高速ディーゼル機
関では、低負荷時には過給機が有効に働かないために空
気量不足となって黒煙が発生する。例えば、平均有効圧
力20kg/cm2 を越える機関では、要求される過給
圧は3kgf/cm2 以上となるため、高圧力で大容量
の過給機が必要となる。このような高圧力で大容量の過
給機では、インペラを含めた慣性質量は相当に大きくな
る。また、軸受け部には高い耐久性が必要とされるた
め、軸受け部はローラーベアリングから平軸受けとな
り、このため摩擦抵抗が増加する。従って、このような
過給機を動かすための排気ガスエネルギーが少ない低負
荷域では、慣性マスや大きな摩擦抵抗により過給機が有
効に働かず、低負荷域での定常性能や瞬時の性能が悪化
し、黒煙を発生するという問題があった。
関では、低負荷時には過給機が有効に働かないために空
気量不足となって黒煙が発生する。例えば、平均有効圧
力20kg/cm2 を越える機関では、要求される過給
圧は3kgf/cm2 以上となるため、高圧力で大容量
の過給機が必要となる。このような高圧力で大容量の過
給機では、インペラを含めた慣性質量は相当に大きくな
る。また、軸受け部には高い耐久性が必要とされるた
め、軸受け部はローラーベアリングから平軸受けとな
り、このため摩擦抵抗が増加する。従って、このような
過給機を動かすための排気ガスエネルギーが少ない低負
荷域では、慣性マスや大きな摩擦抵抗により過給機が有
効に働かず、低負荷域での定常性能や瞬時の性能が悪化
し、黒煙を発生するという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、低負荷時の黒
煙発生を低減するため、次のような方法がとられていた
が、それぞれ次のような問題があった。。 燃料を制限する方法 電子制御などで、黒煙抑制のため燃料を制限する方法が
あるが、黒煙の発生量と出力が相反するため限界があ
る。
煙発生を低減するため、次のような方法がとられていた
が、それぞれ次のような問題があった。。 燃料を制限する方法 電子制御などで、黒煙抑制のため燃料を制限する方法が
あるが、黒煙の発生量と出力が相反するため限界があ
る。
【0004】 空気を供給する 不足した空気を補う方法として、機関から直接駆動され
る空気圧縮機により、吸気管または、過給機入口に圧縮
空気を供給する方式があるが、装置が大型となる。
る空気圧縮機により、吸気管または、過給機入口に圧縮
空気を供給する方式があるが、装置が大型となる。
【0005】 シーケンシャル方式 図6は、多気筒多列シーケンシャル方式の内燃機関を示
す。この機関では、シリンダの各列A,Bごとに過給機
100,101が設けられており、各列A,Bの排気管
200,201は対応する過給機100.101に接続
されているが、さらに一方の排気管200にはバルブ3
00が設けられ、このバルブ300の手前で両排気管2
00,201はバイパス管400で接続連通されてい
る。低負荷時には、このバルブ300を閉とすることに
より、両列A,Bの排気ガスが1台の過給機101に導
入され、給気圧力を上昇させる。しかしながら、実用上
高温ガスを閉止するバルブの耐久性に問題があった。
す。この機関では、シリンダの各列A,Bごとに過給機
100,101が設けられており、各列A,Bの排気管
200,201は対応する過給機100.101に接続
されているが、さらに一方の排気管200にはバルブ3
00が設けられ、このバルブ300の手前で両排気管2
00,201はバイパス管400で接続連通されてい
る。低負荷時には、このバルブ300を閉とすることに
より、両列A,Bの排気ガスが1台の過給機101に導
入され、給気圧力を上昇させる。しかしながら、実用上
高温ガスを閉止するバルブの耐久性に問題があった。
【0006】本発明は、過給機付き内燃機関において、
機関の低負荷時における空気量不足の問題を簡単な構成
で解決する手段を提供することを目的としている。
機関の低負荷時における空気量不足の問題を簡単な構成
で解決する手段を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された過
給機付き内燃機関(1、50)は、複数のシリンダ
(8)を有し、排気ガスでタービンを駆動してコンプレ
ッサを回転させることにより空気を圧縮して前記シリン
ダに供給する過給機(4,5)を備えた過給機付き内燃
機関において、低負荷運転時には燃料が供給されないシ
リンダにおいて空気が圧縮された時、この圧縮された空
気を取り出し、前記過給機の駆動を補助するために前記
過給機(5)のコンプレッサに供給するように構成した
ことを特徴としている。
給機付き内燃機関(1、50)は、複数のシリンダ
(8)を有し、排気ガスでタービンを駆動してコンプレ
ッサを回転させることにより空気を圧縮して前記シリン
ダに供給する過給機(4,5)を備えた過給機付き内燃
機関において、低負荷運転時には燃料が供給されないシ
リンダにおいて空気が圧縮された時、この圧縮された空
気を取り出し、前記過給機の駆動を補助するために前記
過給機(5)のコンプレッサに供給するように構成した
ことを特徴としている。
【0008】請求項2に記載された過給機付き内燃機関
は、請求項1記載の過給機付き内燃機関(1,50)に
おいて、前記シリンダ(8)に開閉制御自在とされた制
御弁(12)を介して逆止弁(13)を設け、シリンダ
に燃料が供給されない低負荷運転時において該シリンダ
において空気が圧縮されるタイミングで前記制御弁を開
操作することを特徴としている。
は、請求項1記載の過給機付き内燃機関(1,50)に
おいて、前記シリンダ(8)に開閉制御自在とされた制
御弁(12)を介して逆止弁(13)を設け、シリンダ
に燃料が供給されない低負荷運転時において該シリンダ
において空気が圧縮されるタイミングで前記制御弁を開
操作することを特徴としている。
【0009】請求項3に記載された過給機付き内燃機関
は、請求項2記載の過給機付き内燃機関において、前記
制御弁(12)を本内燃機関の回転数に応じて制御する
ことを特徴としている。
は、請求項2記載の過給機付き内燃機関において、前記
制御弁(12)を本内燃機関の回転数に応じて制御する
ことを特徴としている。
【0010】請求項4に記載された過給機付き内燃機関
は、請求項1又は2又は3記載の過給機付き内燃機関に
おいて、低負荷運転時には燃料が供給されないシリンダ
(8)において空気が圧縮された時、該シリンダに少量
の燃料を供給して燃焼させることにより空気圧をさらに
高め、これを前記過給機(5)のコンプレッサに供給す
ることを特徴としている。
は、請求項1又は2又は3記載の過給機付き内燃機関に
おいて、低負荷運転時には燃料が供給されないシリンダ
(8)において空気が圧縮された時、該シリンダに少量
の燃料を供給して燃焼させることにより空気圧をさらに
高め、これを前記過給機(5)のコンプレッサに供給す
ることを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の第1の例を
図1〜図4を参照して説明する。本例の過給機付き内燃
機関1は、高出力・高速のディーゼル機関であり、例え
ば船舶主機関として使用される。図1に示すように、本
機関1は、多気筒多列のシリンダを有している。図示の
一例では、A側シリンダ列、B側シリンダ列ともに5気
筒ずつである。A側シリンダ列の排気管2と、B側シリ
ンダ列の排気管3は、それぞれ過給機4,5のインペラ
側に接続されている。本例においても、従来の技術の項
で説明したシーケンシャル方式が採用されている。即
ち、A列側の排気管2にはバルブ7が設けられ、このバ
ルブ7の手前で両排気管2,3はバイパス管6により接
続されて接続されている。低負荷時には、このバルブ7
を閉とすることにより、両列A,Bの排気ガスがB列側
の過給機5に導入され、給気圧力を上昇させる。
図1〜図4を参照して説明する。本例の過給機付き内燃
機関1は、高出力・高速のディーゼル機関であり、例え
ば船舶主機関として使用される。図1に示すように、本
機関1は、多気筒多列のシリンダを有している。図示の
一例では、A側シリンダ列、B側シリンダ列ともに5気
筒ずつである。A側シリンダ列の排気管2と、B側シリ
ンダ列の排気管3は、それぞれ過給機4,5のインペラ
側に接続されている。本例においても、従来の技術の項
で説明したシーケンシャル方式が採用されている。即
ち、A列側の排気管2にはバルブ7が設けられ、このバ
ルブ7の手前で両排気管2,3はバイパス管6により接
続されて接続されている。低負荷時には、このバルブ7
を閉とすることにより、両列A,Bの排気ガスがB列側
の過給機5に導入され、給気圧力を上昇させる。
【0012】本例は、本機関1のような内燃機関は常に
すべてのシリンダを使用して駆動するのではなく、低負
荷運転の時には一部のシリンダのみに燃料を供給し、他
のシリンダはピストンは往復動しているものの燃料は供
給していない。しかしながら、燃焼・運転に預かってい
ないシリンダにおいてもピストンは往復動しているので
各サイクルごとにシリンダ内で空気が圧縮されている。
本発明は、前記シーケンシャル方式とともに、駆動され
ていないシリンダの圧縮空気を利用して過給機のコンプ
レッサの駆動をアシストする機能を有している。
すべてのシリンダを使用して駆動するのではなく、低負
荷運転の時には一部のシリンダのみに燃料を供給し、他
のシリンダはピストンは往復動しているものの燃料は供
給していない。しかしながら、燃焼・運転に預かってい
ないシリンダにおいてもピストンは往復動しているので
各サイクルごとにシリンダ内で空気が圧縮されている。
本発明は、前記シーケンシャル方式とともに、駆動され
ていないシリンダの圧縮空気を利用して過給機のコンプ
レッサの駆動をアシストする機能を有している。
【0013】図1に示すように、A列側の各シリンダに
は、各燃焼室に空気取り出し手段10が連結・接続され
ている。図2に空気取り出し手段10の一構成例を模式
的に図示する。空気取り出し手段10は、シリンダ8の
燃焼室に連通した取り出しポート11と、該ポート11
の通孔11aを開閉制御する制御弁12と、制御弁12
の後方に設けられた逆止弁13とを有している。制御弁
12は、通孔11aを開閉する弁体14と、弁体14を
通孔11aに押しつけて閉止するばね15と、弁体14
に連結されたピストン16と、ピストン16が収納され
て摺動する制御シリンダ17とを有している。制御シリ
ンダ17内においてピストン16の後方に制御空気を供
給すれば、ピストン16は移動して弁体14が通孔11
aを開放する。機関1のシリンダ8内で空気の圧縮が行
われたタイミングにおいて制御弁12が通孔11aを開
放すると、圧縮された空気は逆止弁13に加わる。圧縮
空気の圧力が所定の値を越えていれば、圧縮空気は逆止
弁13を開放・通過し、アシスト用の給気管18に入る
ことができる。
は、各燃焼室に空気取り出し手段10が連結・接続され
ている。図2に空気取り出し手段10の一構成例を模式
的に図示する。空気取り出し手段10は、シリンダ8の
燃焼室に連通した取り出しポート11と、該ポート11
の通孔11aを開閉制御する制御弁12と、制御弁12
の後方に設けられた逆止弁13とを有している。制御弁
12は、通孔11aを開閉する弁体14と、弁体14を
通孔11aに押しつけて閉止するばね15と、弁体14
に連結されたピストン16と、ピストン16が収納され
て摺動する制御シリンダ17とを有している。制御シリ
ンダ17内においてピストン16の後方に制御空気を供
給すれば、ピストン16は移動して弁体14が通孔11
aを開放する。機関1のシリンダ8内で空気の圧縮が行
われたタイミングにおいて制御弁12が通孔11aを開
放すると、圧縮された空気は逆止弁13に加わる。圧縮
空気の圧力が所定の値を越えていれば、圧縮空気は逆止
弁13を開放・通過し、アシスト用の給気管18に入る
ことができる。
【0014】なお、空気取り出し手段10は機関1のシ
リンダヘッド付近に取り付けられ、燃焼ガスや圧縮空気
の影響により高温にさらされるので、冷却のために冷却
水ジャケットを設けても良い。
リンダヘッド付近に取り付けられ、燃焼ガスや圧縮空気
の影響により高温にさらされるので、冷却のために冷却
水ジャケットを設けても良い。
【0015】図1に示すように、A列の各シリンダ8に
設けられた各空気取り出し手段10の給気管18は、1
本に合流している。1本に合流した給気管19にはサー
ジタンク20が設けられている。給気管19は、減圧弁
21と第2制御弁22を介して一方の過給機5のコンプ
レッサ側に接続されている。第2制御弁22は電磁弁で
あり、機関1の駆動にタイミングを合わせて制御装置に
より開閉制御される。
設けられた各空気取り出し手段10の給気管18は、1
本に合流している。1本に合流した給気管19にはサー
ジタンク20が設けられている。給気管19は、減圧弁
21と第2制御弁22を介して一方の過給機5のコンプ
レッサ側に接続されている。第2制御弁22は電磁弁で
あり、機関1の駆動にタイミングを合わせて制御装置に
より開閉制御される。
【0016】図3に示すように、過給機4,5は、ター
ビン側のロータ30とコンプレッサ側のインペラ31と
をハウジング32の内部に有しており、両者は共通の軸
33の両端に固定されている。機関1から供給された排
気ガスでタービン側のロータ30が駆動されると、コン
プレッサ側のインペラ31が回転する。これによってイ
ンペラ31から取り入れられた空気が圧縮され、機関1
の燃焼室に供給される。
ビン側のロータ30とコンプレッサ側のインペラ31と
をハウジング32の内部に有しており、両者は共通の軸
33の両端に固定されている。機関1から供給された排
気ガスでタービン側のロータ30が駆動されると、コン
プレッサ側のインペラ31が回転する。これによってイ
ンペラ31から取り入れられた空気が圧縮され、機関1
の燃焼室に供給される。
【0017】さらに、本例のアシスト用の給気管19が
接続されている方の過給機5には、空気室34に圧縮空
気の供給口35が設けられている。前記給気管19はこ
の供給口35に連結されている。ここから送り込まれた
アシスト用の圧縮空気は、ノズル36からインペラ31
に供給され、インペラ31の回転を補助することにより
過給機5が送りだす空気量を増大させる。即ち、機関の
燃焼・駆動が行われていないシリンダで圧縮された空気
を補助用の圧縮空気(ジェットアシスト)として過給機
5に与えることで、過給機5の機能を補助することがで
きる。
接続されている方の過給機5には、空気室34に圧縮空
気の供給口35が設けられている。前記給気管19はこ
の供給口35に連結されている。ここから送り込まれた
アシスト用の圧縮空気は、ノズル36からインペラ31
に供給され、インペラ31の回転を補助することにより
過給機5が送りだす空気量を増大させる。即ち、機関の
燃焼・駆動が行われていないシリンダで圧縮された空気
を補助用の圧縮空気(ジェットアシスト)として過給機
5に与えることで、過給機5の機能を補助することがで
きる。
【0018】次に、以上の構成における作用を説明す
る。機関1を始動する。機関1に設けられた過給機4,
5は、機関1からの排気ガスでタービンを駆動してコン
プレッサを回転させ、空気を圧縮して機関1に供給して
いる。機関が低負荷運転しており、例えばB列のシリン
ダのみで運転している場合、機関の駆動タイミングに合
わせて空気取り出し手段10の制御弁12が作動し、圧
縮された空気をアシスト用の給気管18,19に送りだ
す。即ち、燃料を遮断し燃焼していないA列のシリンダ
において空気が圧縮されたタイミングで空気取り出し手
段10の制御弁12が作動し、圧縮された空気を取り出
す。この空気はB列側の過給機5のコンプレッサに供給
され、過給機5の回転を増速する。
る。機関1を始動する。機関1に設けられた過給機4,
5は、機関1からの排気ガスでタービンを駆動してコン
プレッサを回転させ、空気を圧縮して機関1に供給して
いる。機関が低負荷運転しており、例えばB列のシリン
ダのみで運転している場合、機関の駆動タイミングに合
わせて空気取り出し手段10の制御弁12が作動し、圧
縮された空気をアシスト用の給気管18,19に送りだ
す。即ち、燃料を遮断し燃焼していないA列のシリンダ
において空気が圧縮されたタイミングで空気取り出し手
段10の制御弁12が作動し、圧縮された空気を取り出
す。この空気はB列側の過給機5のコンプレッサに供給
され、過給機5の回転を増速する。
【0019】従って、機関1が低速で運転されている状
態でも、運転されているB列側の過給機5は圧縮空気の
補助を受けて高速で回転し、十分な量の空気を機関1の
B列側のシリンダ8に送り込むことができる。このた
め、機関1では燃料が完全燃焼するので、低負荷運転に
もかかわらず黒煙の発生が低減する。
態でも、運転されているB列側の過給機5は圧縮空気の
補助を受けて高速で回転し、十分な量の空気を機関1の
B列側のシリンダ8に送り込むことができる。このた
め、機関1では燃料が完全燃焼するので、低負荷運転に
もかかわらず黒煙の発生が低減する。
【0020】図4は、低速回転での運転中に、急激に回
転数を上昇させて機関出力を上昇させた時の過給機回転
数・過給圧(吸気圧力)・排気濃度の各変化を、本例と
従来例について比較して示したものである。
転数を上昇させて機関出力を上昇させた時の過給機回転
数・過給圧(吸気圧力)・排気濃度の各変化を、本例と
従来例について比較して示したものである。
【0021】機関回転数の上昇に対する過給機回転数の
立ち上がりは、本例A1は、圧縮機による過給機駆動の
補助がない従来例B1に比較し、早い立ち上がりとな
る。
立ち上がりは、本例A1は、圧縮機による過給機駆動の
補助がない従来例B1に比較し、早い立ち上がりとな
る。
【0022】このため、過給圧(吸気圧力)も、従来例
B2に対し本例A2の方が立ち上がりが早い。また、排
気濃度は、従来例B3の場合、かなり悪化するが、圧縮
空気で過給機5をアシストすることにより本例A3のよ
うに大幅に黒煙は低減する。
B2に対し本例A2の方が立ち上がりが早い。また、排
気濃度は、従来例B3の場合、かなり悪化するが、圧縮
空気で過給機5をアシストすることにより本例A3のよ
うに大幅に黒煙は低減する。
【0023】以上説明したように、本例の過給機付きデ
ィーゼル機関によれば、低負荷運転時に使用していない
シリンダで圧縮された空気で過給機をアシストしている
ので、十分な空気を運転側のシリンダに供給することが
でき、よって黒煙発生を防止することができる。
ィーゼル機関によれば、低負荷運転時に使用していない
シリンダで圧縮された空気で過給機をアシストしている
ので、十分な空気を運転側のシリンダに供給することが
でき、よって黒煙発生を防止することができる。
【0024】また、空気取り出し手段10は、過給機5
のアシストが必要な機関1の低速域のみで作動し、機関
1の回転数が上がると制御弁12が自動的に作動しなく
なるようにしたので、燃料を供給して燃焼させるために
空気を圧縮しているシリンダから空気を取り出してしま
う不都合が起きることはない。
のアシストが必要な機関1の低速域のみで作動し、機関
1の回転数が上がると制御弁12が自動的に作動しなく
なるようにしたので、燃料を供給して燃焼させるために
空気を圧縮しているシリンダから空気を取り出してしま
う不都合が起きることはない。
【0025】図5は本発明の実施の形態の第2の例を示
す図である。この機関50が、図1の機関と異なる点
は、シーケンシャル方式の構造を有していない点であ
る。その他の構造と機能は第1の例と実質的に同一であ
り、対応する部分には図1と同一の符号を付して説明を
省略する。本例のようにシーケンシャル方式の構造を持
たない機関においても、本発明のアシスト装置を設けれ
ば、低負荷域で燃焼しているシリンダの給気量を増大さ
せて黒煙発生を防止することができる。
す図である。この機関50が、図1の機関と異なる点
は、シーケンシャル方式の構造を有していない点であ
る。その他の構造と機能は第1の例と実質的に同一であ
り、対応する部分には図1と同一の符号を付して説明を
省略する。本例のようにシーケンシャル方式の構造を持
たない機関においても、本発明のアシスト装置を設けれ
ば、低負荷域で燃焼しているシリンダの給気量を増大さ
せて黒煙発生を防止することができる。
【0026】以上説明した例においては、燃焼していな
いシリンダで圧縮された空気を過給機の給気側に送り込
んでアシストしていたが、燃焼していないシリンダの圧
縮された空気に少量の燃料を送り込んで燃焼させ、さら
に圧力を高めて過給機に供給してもよい。このようにす
れば、圧縮空気をそのまま送り込んでアシストする場合
に比べてさらに過給機の回転を高めることができる。
いシリンダで圧縮された空気を過給機の給気側に送り込
んでアシストしていたが、燃焼していないシリンダの圧
縮された空気に少量の燃料を送り込んで燃焼させ、さら
に圧力を高めて過給機に供給してもよい。このようにす
れば、圧縮空気をそのまま送り込んでアシストする場合
に比べてさらに過給機の回転を高めることができる。
【0027】
【発明の効果】本発明の過給機付き内燃機関は、機関の
低負荷運転時に燃焼していないシリンダで圧縮された空
気を用いて過給機の駆動を補助し、過給機の回転を高め
て十分な空気を燃焼しているシリンダに送ることができ
るので、機関低負荷時の黒煙発生を低減することができ
る。
低負荷運転時に燃焼していないシリンダで圧縮された空
気を用いて過給機の駆動を補助し、過給機の回転を高め
て十分な空気を燃焼しているシリンダに送ることができ
るので、機関低負荷時の黒煙発生を低減することができ
る。
【図1】本発明の実施の形態の第1の例である過給機付
ディーゼル機関の構造を示す模式図である。
ディーゼル機関の構造を示す模式図である。
【図2】第1の例における空気取り出し手段10の模式
的な断面図である。
的な断面図である。
【図3】第1の例において空気取り出し手段10に接続
される過給機の断面図である。
される過給機の断面図である。
【図4】低速回転から急激に回転数を上昇させた場合に
おいて、過給機回転数・過給圧(吸気圧力)・排気濃度
の各変化を、本例と従来例について比較して示した図で
ある。
おいて、過給機回転数・過給圧(吸気圧力)・排気濃度
の各変化を、本例と従来例について比較して示した図で
ある。
【図5】本発明の実施の形態の第2の例である過給機付
ディーゼル機関の構造を示す模式図である。
ディーゼル機関の構造を示す模式図である。
【図6】従来の過給機付ディーゼル機関の構造を示す模
式図である。
式図である。
1,50 内燃機関 4,5 過給機 8 シリンダ 10 空気取り出し手段 12 制御弁 13 逆止弁
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02B 39/00 F02D 17/02 C F02D 17/02 23/02 C 41/02 380C 23/02 380D 41/02 380 43/00 301R 301H 43/00 301 F02B 37/00 301F 37/12 301Z Fターム(参考) 3G005 DA02 EA04 EA26 FA05 FA35 GA02 GB03 GB08 GB15 GC04 GD13 GD17 HA06 JA39 JA51 3G084 AA03 BA08 BA13 DA10 3G092 AA02 AA14 AA18 BB10 CA03 DB03 DD01 DF09 DF10 DG06 DG09 EA28 EA29 FA00 FA18 GA05 3G301 HA02 HA07 HA11 JA24 KA08 KA26 LA00 LC01 MA24
Claims (4)
- 【請求項1】 複数のシリンダを有し、排気ガスでター
ビンを駆動してコンプレッサを回転させることにより空
気を圧縮して前記シリンダに供給する過給機を備えた過
給機付き内燃機関において、 低負荷運転時には燃料が供給されないシリンダにおいて
空気が圧縮された時、この圧縮された空気を取り出し、
前記過給機の駆動を補助するために前記過給機のコンプ
レッサに供給するように構成された過給機付き内燃機
関。 - 【請求項2】 前記シリンダに開閉制御自在とされた制
御弁を介して逆止弁を設け、シリンダに燃料が供給され
ない低負荷運転時において該シリンダにおいて空気が圧
縮されるタイミングで前記制御弁を開操作することを特
徴とする請求項1記載の過給機付き内燃機関。 - 【請求項3】 前記制御弁を本内燃機関の回転数に応じ
て制御することを特徴とする請求項2記載の過給機付き
内燃機関。 - 【請求項4】 低負荷運転時には燃料が供給されないシ
リンダにおいて空気が圧縮された時、該シリンダに少量
の燃料を供給して燃焼させることにより空気圧をさらに
高め、これを前記過給機のコンプレッサに供給すること
を特徴とする請求項1又は2又は3記載の過給機付き内
燃機関。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11128667A JP2000320361A (ja) | 1999-05-10 | 1999-05-10 | 過給機付き内燃機関 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11128667A JP2000320361A (ja) | 1999-05-10 | 1999-05-10 | 過給機付き内燃機関 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000320361A true JP2000320361A (ja) | 2000-11-21 |
Family
ID=14990476
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11128667A Pending JP2000320361A (ja) | 1999-05-10 | 1999-05-10 | 過給機付き内燃機関 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000320361A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016194284A (ja) * | 2015-04-01 | 2016-11-17 | 新潟原動機株式会社 | 過給機付き内燃機関の制御方法及び過給機付き内燃機関 |
| JP2019031972A (ja) * | 2017-08-04 | 2019-02-28 | マン・エナジー・ソリューションズ・エスイー | ターボ過給機の軸流式タービンのタービン流入ハウジング |
| WO2020003964A1 (ja) * | 2018-06-25 | 2020-01-02 | 株式会社ジャパンエンジンコーポレーション | 舶用内燃機関 |
| WO2020003963A1 (ja) * | 2018-06-25 | 2020-01-02 | 株式会社ジャパンエンジンコーポレーション | 舶用内燃機関 |
-
1999
- 1999-05-10 JP JP11128667A patent/JP2000320361A/ja active Pending
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016194284A (ja) * | 2015-04-01 | 2016-11-17 | 新潟原動機株式会社 | 過給機付き内燃機関の制御方法及び過給機付き内燃機関 |
| JP2019031972A (ja) * | 2017-08-04 | 2019-02-28 | マン・エナジー・ソリューションズ・エスイー | ターボ過給機の軸流式タービンのタービン流入ハウジング |
| WO2020003964A1 (ja) * | 2018-06-25 | 2020-01-02 | 株式会社ジャパンエンジンコーポレーション | 舶用内燃機関 |
| WO2020003963A1 (ja) * | 2018-06-25 | 2020-01-02 | 株式会社ジャパンエンジンコーポレーション | 舶用内燃機関 |
| JP2020002795A (ja) * | 2018-06-25 | 2020-01-09 | 株式会社ジャパンエンジンコーポレーション | 舶用内燃機関 |
| JP2020002794A (ja) * | 2018-06-25 | 2020-01-09 | 株式会社ジャパンエンジンコーポレーション | 舶用内燃機関 |
| KR20200138401A (ko) * | 2018-06-25 | 2020-12-09 | 가부시키가이샤 자판엔진코포레숀 | 선박용 내연 기관 |
| CN112135964A (zh) * | 2018-06-25 | 2020-12-25 | 日本发动机股份有限公司 | 船用内燃机 |
| CN112154259A (zh) * | 2018-06-25 | 2020-12-29 | 日本发动机股份有限公司 | 船用内燃机 |
| CN112154259B (zh) * | 2018-06-25 | 2022-06-24 | 日本发动机股份有限公司 | 船用内燃机 |
| JP7131983B2 (ja) | 2018-06-25 | 2022-09-06 | 株式会社ジャパンエンジンコーポレーション | 舶用内燃機関 |
| KR102453430B1 (ko) * | 2018-06-25 | 2022-10-11 | 가부시키가이샤 자판엔진코포레숀 | 선박용 내연 기관 |
| JP7201345B2 (ja) | 2018-06-25 | 2023-01-10 | 株式会社ジャパンエンジンコーポレーション | 舶用内燃機関 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040106 |