JP2000320547A - モータ - Google Patents
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- JP2000320547A JP2000320547A JP11133834A JP13383499A JP2000320547A JP 2000320547 A JP2000320547 A JP 2000320547A JP 11133834 A JP11133834 A JP 11133834A JP 13383499 A JP13383499 A JP 13383499A JP 2000320547 A JP2000320547 A JP 2000320547A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 動圧流体軸受を有したモータにおいて、気体
通気穴の連通手段を解決し、軸受の性能面や信頼性面の
向上を目的とする。 【解決手段】 軸部材101と、スラスト部材105
と、軸部材101に遊嵌しスラスト部材105の配設端
面側より軸部材101の長手方向に延びる気体通気穴1
19を穿設する軸受部材103によりラジアルおよびス
ラスト軸受部を構成し、軸受部材103の外周部103
Aに気体通気穴119と連通する円環状溝120を設け
る。
通気穴の連通手段を解決し、軸受の性能面や信頼性面の
向上を目的とする。 【解決手段】 軸部材101と、スラスト部材105
と、軸部材101に遊嵌しスラスト部材105の配設端
面側より軸部材101の長手方向に延びる気体通気穴1
19を穿設する軸受部材103によりラジアルおよびス
ラスト軸受部を構成し、軸受部材103の外周部103
Aに気体通気穴119と連通する円環状溝120を設け
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はOA機器等の回転駆
動に使用すると共に、動圧流体軸受を有したモータの構
造に関するものである。
動に使用すると共に、動圧流体軸受を有したモータの構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、動圧流体軸受モータに使用される
軸受部材としては、特開昭63ー186025号公報に
開示されている。
軸受部材としては、特開昭63ー186025号公報に
開示されている。
【0003】その軸受部材の構造図を図2に示してお
り、201は軸部材である。203は軸受部材でありス
ラスト部材205によって閉塞され軸部材201の上端
面がスラスト部材205と対向しており、スラスト部材
205の軸部材201への対向面に設けられた動圧発生
用溝206を介してスラスト部材205が軸部材201
の上端面との間でスラスト動圧流体軸受を構成してい
る。軸部材201の外周面には、ヘリングボーン溝20
2が軸方向に間隔をおいて2箇所に設けてあり、軸部材
201の外周面と軸受部材203の内周面とによってラ
ジアル動圧流体軸受を構成している。
り、201は軸部材である。203は軸受部材でありス
ラスト部材205によって閉塞され軸部材201の上端
面がスラスト部材205と対向しており、スラスト部材
205の軸部材201への対向面に設けられた動圧発生
用溝206を介してスラスト部材205が軸部材201
の上端面との間でスラスト動圧流体軸受を構成してい
る。軸部材201の外周面には、ヘリングボーン溝20
2が軸方向に間隔をおいて2箇所に設けてあり、軸部材
201の外周面と軸受部材203の内周面とによってラ
ジアル動圧流体軸受を構成している。
【0004】軸部材203の内径面には、凹状の逃げ部
217が周方向に設けてあり、この凹状の逃げ部217
と軸受部材203の外径側に形成されている凹部220
との間に気体通気穴(空気抜き穴)219を設けて、凹
状の逃げ部217を外気に連通させている。気体通気穴
219の一方は、軸受部材203の内径側への延長中心
線(長さ方向)が軸受部材203の軸方向上端面側の内
径面(スラスト部材205挿入部)の端縁よりも内径側
を通り、他方の気体通気穴219は軸受部材203の内
径側への延長中心線(長さ方向)が軸受部材203の軸
方向下端面側の内径面より内径側を通り斜外方に延びて
いる。
217が周方向に設けてあり、この凹状の逃げ部217
と軸受部材203の外径側に形成されている凹部220
との間に気体通気穴(空気抜き穴)219を設けて、凹
状の逃げ部217を外気に連通させている。気体通気穴
219の一方は、軸受部材203の内径側への延長中心
線(長さ方向)が軸受部材203の軸方向上端面側の内
径面(スラスト部材205挿入部)の端縁よりも内径側
を通り、他方の気体通気穴219は軸受部材203の内
径側への延長中心線(長さ方向)が軸受部材203の軸
方向下端面側の内径面より内径側を通り斜外方に延びて
いる。
【0005】このように特開昭63ー186025号公
報は軸部材201に遊嵌する軸受部材203に気体通気
穴219が穿設されている。この気体通気穴219は軸
受部材203の内径側を通って外方に延ばすことにより
ドリルによる加工が可能となり、ドリルの穿孔方向を軸
受部材203の内径側から外径側に向かう方向で加工す
ることにより軸受部材203の内径面にばり(穿孔く
ず)が生じないような構成になっている。
報は軸部材201に遊嵌する軸受部材203に気体通気
穴219が穿設されている。この気体通気穴219は軸
受部材203の内径側を通って外方に延ばすことにより
ドリルによる加工が可能となり、ドリルの穿孔方向を軸
受部材203の内径側から外径側に向かう方向で加工す
ることにより軸受部材203の内径面にばり(穿孔く
ず)が生じないような構成になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の構成は、軸受部
材の内径が小さい場合や軸受部材長さが長い場合におい
ては軸受部材の内径側にドリルを挿入するのは困難であ
り、また仮に加工できたとしても斜外方に延びている気
体通気穴の加工角度を軸部材の軸中心に対し小さくする
必要がある。そのため、軸受部材の形状によっては気体
通気穴と軸受部材の動圧軸受を構成する内径面との厚さ
が薄くなり、内径面の精度(例えば真円度や円筒度等)
に影響を与え動圧流体軸受の性能面や信頼性面に影響を
及ぼす可能性がある。
材の内径が小さい場合や軸受部材長さが長い場合におい
ては軸受部材の内径側にドリルを挿入するのは困難であ
り、また仮に加工できたとしても斜外方に延びている気
体通気穴の加工角度を軸部材の軸中心に対し小さくする
必要がある。そのため、軸受部材の形状によっては気体
通気穴と軸受部材の動圧軸受を構成する内径面との厚さ
が薄くなり、内径面の精度(例えば真円度や円筒度等)
に影響を与え動圧流体軸受の性能面や信頼性面に影響を
及ぼす可能性がある。
【0007】本発明は上記問題点を解決するもので、軸
受部材の内径が小さい場合や軸受部材長さが長い場合に
おいて容易に気体通気穴の連通手段が得られるとともに
軸受部材の軸受部への精度にも影響を与えず、軸受の性
能面や信頼性面の向上に有効な構成のモータを提供する
ことを目的とする。
受部材の内径が小さい場合や軸受部材長さが長い場合に
おいて容易に気体通気穴の連通手段が得られるとともに
軸受部材の軸受部への精度にも影響を与えず、軸受の性
能面や信頼性面の向上に有効な構成のモータを提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のモータは、軸部材と、スラスト部材と、軸部
材に遊嵌しスラスト部材配設端面側より軸部材の長手方
向に延びる気体通気穴を穿設する軸受部材と、潤滑剤と
により、ラジアルおよびスラスト軸受部を構成し、軸受
部材の外周部に気体通気穴と連通する円環状溝を設けた
構成である。
に本発明のモータは、軸部材と、スラスト部材と、軸部
材に遊嵌しスラスト部材配設端面側より軸部材の長手方
向に延びる気体通気穴を穿設する軸受部材と、潤滑剤と
により、ラジアルおよびスラスト軸受部を構成し、軸受
部材の外周部に気体通気穴と連通する円環状溝を設けた
構成である。
【0009】これにより、軸受部材の内径が小さい場合
や軸受部材長さが長い場合の気体通気穴の連通手段が容
易に得られ軸受部材の軸受部への精度にも影響がないの
で軸受の性能面や信頼性面の向上に有効なモータが得ら
れる。
や軸受部材長さが長い場合の気体通気穴の連通手段が容
易に得られ軸受部材の軸受部への精度にも影響がないの
で軸受の性能面や信頼性面の向上に有効なモータが得ら
れる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、軸部材と、この軸部材の軸端部に相対するスラスト
部材と、前記軸部材と相対する軸受部を有し前記軸部材
に遊嵌する軸受部材とを備え、前記軸受部材は前記スラ
スト部材が配設される端面側より前記軸部材の長手方向
に延びる気体通気穴を穿設しており、前記軸部材と前記
軸受部材の隙間および前記軸部材と前記スラスト部材と
の隙間に潤滑剤を介したラジアル軸受部およびスラスト
軸受部を構成するモータにおいて、前記軸受部材の外周
部に気体通気穴と連通する円環状溝を設けたことを特徴
としたものであり、小型モータや全長が長いモータ等に
おける軸受部材の内径が小さい場合や軸受部材長さが長
い場合のラジアル軸受部と軸受部材外およびスラスト軸
受部と軸受部材外との連通構成を軸受部材の内径側から
行わず軸受部材のスラスト部材配設端面側より軸部材の
長手方向の外周部円環状溝に向かって行う手段が可能と
なり、軸部材を潤滑剤を介して軸受部材に挿入の際のば
りによる噛み込みや空気混入によるダンピング発生の防
止あるいはモータ動作時に軸受部に混入した空気を逃が
してモータの性能面や信頼性面を向上させるという作用
を有する。
は、軸部材と、この軸部材の軸端部に相対するスラスト
部材と、前記軸部材と相対する軸受部を有し前記軸部材
に遊嵌する軸受部材とを備え、前記軸受部材は前記スラ
スト部材が配設される端面側より前記軸部材の長手方向
に延びる気体通気穴を穿設しており、前記軸部材と前記
軸受部材の隙間および前記軸部材と前記スラスト部材と
の隙間に潤滑剤を介したラジアル軸受部およびスラスト
軸受部を構成するモータにおいて、前記軸受部材の外周
部に気体通気穴と連通する円環状溝を設けたことを特徴
としたものであり、小型モータや全長が長いモータ等に
おける軸受部材の内径が小さい場合や軸受部材長さが長
い場合のラジアル軸受部と軸受部材外およびスラスト軸
受部と軸受部材外との連通構成を軸受部材の内径側から
行わず軸受部材のスラスト部材配設端面側より軸部材の
長手方向の外周部円環状溝に向かって行う手段が可能と
なり、軸部材を潤滑剤を介して軸受部材に挿入の際のば
りによる噛み込みや空気混入によるダンピング発生の防
止あるいはモータ動作時に軸受部に混入した空気を逃が
してモータの性能面や信頼性面を向上させるという作用
を有する。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の軸部材もしくは軸受部材の少なくとも一方にヘリング
ボーン溝を設けてラジアル動圧流体軸受を形成したもの
であり、モータ動作中にラジアル軸受のヘリングボーン
溝によって発生するポンピング動圧力により回転部材を
浮上させ軸受の性能を向上(例えば、非繰り返し振れや
ジッター・振動等)させるという作用を有する。
の軸部材もしくは軸受部材の少なくとも一方にヘリング
ボーン溝を設けてラジアル動圧流体軸受を形成したもの
であり、モータ動作中にラジアル軸受のヘリングボーン
溝によって発生するポンピング動圧力により回転部材を
浮上させ軸受の性能を向上(例えば、非繰り返し振れや
ジッター・振動等)させるという作用を有する。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の軸部材の軸端部もしくはスラスト部材の平面部の少な
くとも一方に動圧発生溝を設けてスラスト動圧流体軸受
を形成したものであり、モータ動作中にスラスト軸受の
スパイラル溝によって発生するポンピング動圧力により
回転部材を浮上させ軸受の性能を向上(例えば、非繰り
返し振れやジッター・振動等)させるという作用を有す
る。
の軸部材の軸端部もしくはスラスト部材の平面部の少な
くとも一方に動圧発生溝を設けてスラスト動圧流体軸受
を形成したものであり、モータ動作中にスラスト軸受の
スパイラル溝によって発生するポンピング動圧力により
回転部材を浮上させ軸受の性能を向上(例えば、非繰り
返し振れやジッター・振動等)させるという作用を有す
る。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例について、図1を用いて
説明する。
説明する。
【0014】図1(a)は本発明の第1の実施例におけ
るモータの断面図を示し、図1(b)はスラスト部材1
05の上面図を示し、図1において軸部材101はモー
タ回転動作の際、中心軸として軸受の作用を行うもの
で、一般にSUS材から構成されている。例えば、軸用
として多用されるSUS420J2等が使用でき焼き入
れ処理を行うことにより硬度が確保され信頼性の点で好
ましい。軸部材101の外周部にはエッチング等により
加工されたヘリングボーン溝102が凹設し、軸受部材
103に挿入している。
るモータの断面図を示し、図1(b)はスラスト部材1
05の上面図を示し、図1において軸部材101はモー
タ回転動作の際、中心軸として軸受の作用を行うもの
で、一般にSUS材から構成されている。例えば、軸用
として多用されるSUS420J2等が使用でき焼き入
れ処理を行うことにより硬度が確保され信頼性の点で好
ましい。軸部材101の外周部にはエッチング等により
加工されたヘリングボーン溝102が凹設し、軸受部材
103に挿入している。
【0015】軸受部材103には凹状の逃げ部117と
軸受部材外118とを連絡するためにスラスト部材10
5が配設される端面側より軸部材101の長手方向に延
びる気体通気穴119を穿設しており、この気体通気穴
119と連通するための円環状溝120が外周部103
Aに設けられている。軸受部材103の材質としては黄
銅等が使用でき、形状を容易に切削できる点で好まし
い。軸受部材の外周部103Aの円環状溝120の加工
手段としては旋盤による切削を用いることができ、気体
通気穴119の加工手段としてはドリルによる穴あけ加
工を用いることができる。特に気体通気穴119の加工
は軸受部材103の内径側から行わず軸受部材103の
スラスト部材105の配設端面側より軸部材103の長
手方向に向かって行うことにより容易に加工できるとと
もに、ドリルの穿孔方向を軸受内117のスラスト部材
105が配設される端面側から軸受部材外118に触れ
る外周部103Aの円環状溝120に向かうようにして
いるので軸受部材103の凹状の逃げ部117にばり
(穿孔くず)を発生させない。また、気体通気穴119
は軸部材101の軸中心に対してほぼ平行に穿設される
ので軸受部材103の軸受部103Bまでの厚さを均一
化させ、気体通気穴119と軸受部材103の軸受部1
03Bとの距離を任意寸法にすることにより軸受部材1
03の軸受部103Bの真円度や円筒度等への影響がな
い。また、気体通気穴119は円環状溝に連通させるこ
とによってこの気体通気穴119の加工の際、加工スト
ロークを短くし切削工具へ与える影響をも小さくさせる
作用も行う。
軸受部材外118とを連絡するためにスラスト部材10
5が配設される端面側より軸部材101の長手方向に延
びる気体通気穴119を穿設しており、この気体通気穴
119と連通するための円環状溝120が外周部103
Aに設けられている。軸受部材103の材質としては黄
銅等が使用でき、形状を容易に切削できる点で好まし
い。軸受部材の外周部103Aの円環状溝120の加工
手段としては旋盤による切削を用いることができ、気体
通気穴119の加工手段としてはドリルによる穴あけ加
工を用いることができる。特に気体通気穴119の加工
は軸受部材103の内径側から行わず軸受部材103の
スラスト部材105の配設端面側より軸部材103の長
手方向に向かって行うことにより容易に加工できるとと
もに、ドリルの穿孔方向を軸受内117のスラスト部材
105が配設される端面側から軸受部材外118に触れ
る外周部103Aの円環状溝120に向かうようにして
いるので軸受部材103の凹状の逃げ部117にばり
(穿孔くず)を発生させない。また、気体通気穴119
は軸部材101の軸中心に対してほぼ平行に穿設される
ので軸受部材103の軸受部103Bまでの厚さを均一
化させ、気体通気穴119と軸受部材103の軸受部1
03Bとの距離を任意寸法にすることにより軸受部材1
03の軸受部103Bの真円度や円筒度等への影響がな
い。また、気体通気穴119は円環状溝に連通させるこ
とによってこの気体通気穴119の加工の際、加工スト
ロークを短くし切削工具へ与える影響をも小さくさせる
作用も行う。
【0016】軸受部材103と軸部材101との隙間に
は潤滑剤104が充填され互いに相対回転が可能である
ラジアル動圧流体軸受が形成されている。なお、潤滑剤
104は信頼性の点で低蒸発性のものが好ましい。
は潤滑剤104が充填され互いに相対回転が可能である
ラジアル動圧流体軸受が形成されている。なお、潤滑剤
104は信頼性の点で低蒸発性のものが好ましい。
【0017】スラスト部材105はスラスト軸受の作用
を行うもので、硬度的に硬い材質にて構成され、例えば
セラミックや焼き入れ処理したSK材等が信頼性の点で
好ましい。スラスト部材105の片面にはエッチング等
により加工されたスパイラル溝106が凹設し軸受部材
103の長手方向片側部に配設され、軸部材101の軸
端部101Aと互いに相対している。スラスト部材10
5と軸部材101の軸端部101Aとの隙間には潤滑剤
104が充填され互いに相対回転が可能であるスラスト
動圧流体軸受が形成されている。なお、前述と同様に潤
滑剤104は信頼性の点で低蒸発性のものが好ましい。
を行うもので、硬度的に硬い材質にて構成され、例えば
セラミックや焼き入れ処理したSK材等が信頼性の点で
好ましい。スラスト部材105の片面にはエッチング等
により加工されたスパイラル溝106が凹設し軸受部材
103の長手方向片側部に配設され、軸部材101の軸
端部101Aと互いに相対している。スラスト部材10
5と軸部材101の軸端部101Aとの隙間には潤滑剤
104が充填され互いに相対回転が可能であるスラスト
動圧流体軸受が形成されている。なお、前述と同様に潤
滑剤104は信頼性の点で低蒸発性のものが好ましい。
【0018】ハウジング107は、軸受部材103およ
びステータコア108を固定するもので、一般的にアル
ミ材より構成される。例えば、A5052やADC12
が使用でき形状を高精度に切削できる点で好ましい。ス
テータコア108はt=0.2〜0.5mmの珪素鋼板
の積層から構成され、巻線109が巻かれている。巻線
109は外部回路の通電作用によりステータコア108
に磁界を発生させるもので、銅線より構成されCEWあ
るいはUEWが一般的である。
びステータコア108を固定するもので、一般的にアル
ミ材より構成される。例えば、A5052やADC12
が使用でき形状を高精度に切削できる点で好ましい。ス
テータコア108はt=0.2〜0.5mmの珪素鋼板
の積層から構成され、巻線109が巻かれている。巻線
109は外部回路の通電作用によりステータコア108
に磁界を発生させるもので、銅線より構成されCEWあ
るいはUEWが一般的である。
【0019】ロータハブ110は軸部材101に拘止
し、この軸部材101を中心に回転運動を行うものであ
り、マルテンサイト系あるいはフェライト系の磁性材料
により構成される。例えば、一般的にSUS416やS
US430Fが使用可能である。ロータマグネット11
1はロータハブ110のステータコア108と対向する
位置に固定され、ステータコア108の発生する磁界に
よって吸引・反発を行い、軸部材101を中心にロータ
ハブ110を回転運動させる作用を行うもので、磁性材
料にて構成される。例えば、サマリウムコバルトやネオ
ジウム系が使用でき、モータ特性を向上させる点で好ま
しい。
し、この軸部材101を中心に回転運動を行うものであ
り、マルテンサイト系あるいはフェライト系の磁性材料
により構成される。例えば、一般的にSUS416やS
US430Fが使用可能である。ロータマグネット11
1はロータハブ110のステータコア108と対向する
位置に固定され、ステータコア108の発生する磁界に
よって吸引・反発を行い、軸部材101を中心にロータ
ハブ110を回転運動させる作用を行うもので、磁性材
料にて構成される。例えば、サマリウムコバルトやネオ
ジウム系が使用でき、モータ特性を向上させる点で好ま
しい。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、小型モー
タや全長が長いモータ等における軸受部材の内径が小さ
い場合や軸受部材長さが長い場合の軸受内と軸受部材外
との通気手段において、気体通気穴加工(例えばドリル
等による作業)を軸受部材の内径側から行わず軸受部材
のスラスト部材配設端面側より軸部材長手方向に向かっ
て容易にできるとともに、ドリルの穿孔方向を軸受部材
の内部から外周部にある円環状溝に向かう方向にするこ
とによって軸受部材の内部にばり(穿孔くず)を発生さ
せない。また、気体通気穴を軸部材の軸中心に対してほ
ぼ平行に穿設することにより軸受部材の軸受部までの厚
さを均一化し、また、気体通気穴と軸受部材の軸受部と
の距離を任意寸法にすることで軸受部の真円度や円筒度
等に影響を与えず軸受の性能面や信頼性面を向上でき
る。
タや全長が長いモータ等における軸受部材の内径が小さ
い場合や軸受部材長さが長い場合の軸受内と軸受部材外
との通気手段において、気体通気穴加工(例えばドリル
等による作業)を軸受部材の内径側から行わず軸受部材
のスラスト部材配設端面側より軸部材長手方向に向かっ
て容易にできるとともに、ドリルの穿孔方向を軸受部材
の内部から外周部にある円環状溝に向かう方向にするこ
とによって軸受部材の内部にばり(穿孔くず)を発生さ
せない。また、気体通気穴を軸部材の軸中心に対してほ
ぼ平行に穿設することにより軸受部材の軸受部までの厚
さを均一化し、また、気体通気穴と軸受部材の軸受部と
の距離を任意寸法にすることで軸受部の真円度や円筒度
等に影響を与えず軸受の性能面や信頼性面を向上でき
る。
【0021】これにより、軸部材を潤滑剤を介して軸受
部材に挿入の際のばりによる噛み込みや空気混入による
ダンピング発生の防止あるいはモータ動作時に軸受部に
混入した空気を逃がすことができる。また、軸受部材の
外周部の円環状溝は外周部切削の際旋盤によって容易に
切削ができるとともに気体通気穴に連通させることによ
りこの気体通気穴の加工の際の加工ストロークを短くし
切削工具へ与える影響をも小さくし加工時間の短縮も得
られるという有利な効果が得られる。
部材に挿入の際のばりによる噛み込みや空気混入による
ダンピング発生の防止あるいはモータ動作時に軸受部に
混入した空気を逃がすことができる。また、軸受部材の
外周部の円環状溝は外周部切削の際旋盤によって容易に
切削ができるとともに気体通気穴に連通させることによ
りこの気体通気穴の加工の際の加工ストロークを短くし
切削工具へ与える影響をも小さくし加工時間の短縮も得
られるという有利な効果が得られる。
【図1】(a)本発明の実施の形態1によるモータを示
す断面図 (b)本発明の実施の形態1におけるスラスト部材の上
面図
す断面図 (b)本発明の実施の形態1におけるスラスト部材の上
面図
【図2】従来の軸受部材(動圧型軸受スリーブ)を示す
断面図
断面図
101 軸部材 101A 軸端部 102 ヘリングボーン溝 103 軸受部材 103A 外周部 103B 軸受部 104 潤滑剤 105 スラスト部材 106 動圧発生用溝 117 凹状の逃げ部 118 軸受部材外 119 気体通気穴 120 円環状溝
フロントページの続き Fターム(参考) 3J011 AA04 AA20 BA04 CA01 CA02 DA02 5H605 BB05 BB19 CC04 EB02 EB06 EB28 5H607 BB01 BB17 CC01 DD08 DD14 DD17 EE11 FF12 GG01 GG02 GG12 GG28
Claims (3)
- 【請求項1】 軸部材と、この軸部材の軸端部に相対す
るスラスト部材と、前記軸部材と相対する軸受部を有し
前記軸部材に遊嵌する軸受部材とを備え、前記軸受部材
は前記スラスト部材が配設される端面側より前記軸部材
の長手方向に延びる気体通気穴を穿設しており、前記軸
部材と前記軸受部材の隙間および前記軸部材と前記スラ
スト部材との隙間に潤滑剤を介したラジアル軸受部およ
びスラスト軸受部を構成するモータにおいて、前記軸受
部材の外周部に気体通気穴と連通する円環状溝を設けた
ことを特徴としたモータ。 - 【請求項2】 軸部材もしくは軸受部材の少なくとも一
方にヘリングボーン溝を設けてラジアル動圧流体軸受を
形成した請求項1記載のモータ。 - 【請求項3】 軸部材の軸端部もしくはスラスト部材の
平面部の少なくとも一方に動圧発生用溝を設けてスラス
ト動圧流体軸受を形成した請求項1記載のモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11133834A JP2000320547A (ja) | 1999-05-14 | 1999-05-14 | モータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11133834A JP2000320547A (ja) | 1999-05-14 | 1999-05-14 | モータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000320547A true JP2000320547A (ja) | 2000-11-24 |
Family
ID=15114140
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11133834A Withdrawn JP2000320547A (ja) | 1999-05-14 | 1999-05-14 | モータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000320547A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005155911A (ja) * | 2003-11-04 | 2005-06-16 | Minebea Co Ltd | 流体軸受装置および該流体軸受装置を備えたスピンドルモータ、記録ディスク駆動装置 |
| KR100614002B1 (ko) | 2006-04-20 | 2006-08-22 | 김시하 | 굴착기의 헤드 커터 |
-
1999
- 1999-05-14 JP JP11133834A patent/JP2000320547A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005155911A (ja) * | 2003-11-04 | 2005-06-16 | Minebea Co Ltd | 流体軸受装置および該流体軸受装置を備えたスピンドルモータ、記録ディスク駆動装置 |
| KR100614002B1 (ko) | 2006-04-20 | 2006-08-22 | 김시하 | 굴착기의 헤드 커터 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060405 |
|
| RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20060512 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20080819 |