JP2000321410A - 反射板の製造方法及び反射板 - Google Patents
反射板の製造方法及び反射板Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】設計に対して高精度に凹凸を作製することが可
能であり、基板間もしくはバッチ間のバラツキが少ない
反射板を安定して作製することができる反射板の製造方
法を提供する。 【解決手段】本発明では、基板1上に傾斜や曲面を有す
る凹凸部を形成し、該凹凸部上に光反射機能を有する薄
膜3を形成した反射板の製造方法において、上記凹凸部
の形成材料には感光性樹脂を用い、上記基板1上に感光
性樹脂層2を形成した後、該感光性樹脂層2にフォトリ
ソグラフィー工程により凹凸部を形成すると共に上記凹
凸部の傾斜方向に対して感光性樹脂の露光量を過渡的に
変化させることで該凹凸部に傾斜や曲面を形成するの
で、設計に対して高精度に凹凸を作製することができ
る。
能であり、基板間もしくはバッチ間のバラツキが少ない
反射板を安定して作製することができる反射板の製造方
法を提供する。 【解決手段】本発明では、基板1上に傾斜や曲面を有す
る凹凸部を形成し、該凹凸部上に光反射機能を有する薄
膜3を形成した反射板の製造方法において、上記凹凸部
の形成材料には感光性樹脂を用い、上記基板1上に感光
性樹脂層2を形成した後、該感光性樹脂層2にフォトリ
ソグラフィー工程により凹凸部を形成すると共に上記凹
凸部の傾斜方向に対して感光性樹脂の露光量を過渡的に
変化させることで該凹凸部に傾斜や曲面を形成するの
で、設計に対して高精度に凹凸を作製することができ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、白黒またはカラー
表示の反射型液晶表示装置等に応用される反射板に係
り、特に、凹凸形状の反射面を有する反射板の製造方法
及びその製造方法を用いて作製される反射板に関する。
表示の反射型液晶表示装置等に応用される反射板に係
り、特に、凹凸形状の反射面を有する反射板の製造方法
及びその製造方法を用いて作製される反射板に関する。
【0002】
【従来の技術】反射型液晶表示装置はバックライトを用
いずに外部から入射した周囲光を反射させて表示を行う
ため、透過型液晶表示装置に比べて低消費電力、小型
化、薄型、低コスト化等の特徴を有し、サブノート型パ
ーソナルコンピュータや携帯型情報端末機として最適な
液晶表示装置である。反射型液晶表示装置はバックライ
トを用いない分、どれだけ周囲光を効率良く利用して表
示面を明るく出来るかということが重要であるため、こ
の反射型液晶表示装置に搭載される反射板の果たす役割
は大きく、あらゆる角度から入射する周囲光を効率良く
利用して、最適な反射特性を有する反射板を設計すると
共に、これを正確に作製するための技術が不可欠とされ
てきた。
いずに外部から入射した周囲光を反射させて表示を行う
ため、透過型液晶表示装置に比べて低消費電力、小型
化、薄型、低コスト化等の特徴を有し、サブノート型パ
ーソナルコンピュータや携帯型情報端末機として最適な
液晶表示装置である。反射型液晶表示装置はバックライ
トを用いない分、どれだけ周囲光を効率良く利用して表
示面を明るく出来るかということが重要であるため、こ
の反射型液晶表示装置に搭載される反射板の果たす役割
は大きく、あらゆる角度から入射する周囲光を効率良く
利用して、最適な反射特性を有する反射板を設計すると
共に、これを正確に作製するための技術が不可欠とされ
てきた。
【0003】この反射板の製造方法に関する従来技術の
一例として、特開平8−271884号公報記載の従来
技術では、先端部の傾斜が10°のバイトを作製し、こ
れを用いて真鍮板を切削し、金型としている。そして、
アクリル系樹脂をガラス転移点以上に加熱し、先ほどの
金型をアクリル系樹脂に押し付けエンボス加工を施した
後、その上にアルミニウムを1000Åの厚さで蒸着し
て鋸刃状の反射板としている。また、同公報記載の従来
技術においては、反射板に光拡散性をもたらすために、
押し型の表面を腐食、サンドブラスト、凹凸面による研
磨などにより、微小な凹凸を施している。さらにまた、
同公報記載の従来技術においては、複数の光源からの光
を視線方向に反射させる方法として、反射面を作製する
バイト形状を湾曲させたり、反射面の角度を2種類混在
させる方法を採っている。
一例として、特開平8−271884号公報記載の従来
技術では、先端部の傾斜が10°のバイトを作製し、こ
れを用いて真鍮板を切削し、金型としている。そして、
アクリル系樹脂をガラス転移点以上に加熱し、先ほどの
金型をアクリル系樹脂に押し付けエンボス加工を施した
後、その上にアルミニウムを1000Åの厚さで蒸着し
て鋸刃状の反射板としている。また、同公報記載の従来
技術においては、反射板に光拡散性をもたらすために、
押し型の表面を腐食、サンドブラスト、凹凸面による研
磨などにより、微小な凹凸を施している。さらにまた、
同公報記載の従来技術においては、複数の光源からの光
を視線方向に反射させる方法として、反射面を作製する
バイト形状を湾曲させたり、反射面の角度を2種類混在
させる方法を採っている。
【0004】反射板の製造方法に関する従来技術の別の
例として、特開平9−197399号公報記載の従来技
術では、ガラスなどの基板上に感光性アクリル樹脂を塗
布し、露光、現像により直径約10μmの凸型パターン
をランダムな配置になるよう多数形成し、その後、基板
を200℃でベーキングすることで反射板を作製してい
る。また、このように基板を200℃でベーキングする
ことで凸型のアクリル樹脂は流動性を示し、凸型パター
ン部分は概球面形状となり、その表面にアルミニウム等
の鏡面反射を生じるような反射面を持たせることによっ
てエンボス状の反射板を作製している。また、反射板の
製造方法に関する従来技術のさらに別の例として、特開
平9−80426号公報記載の従来技術では、金属膜表
面をブラッシングすることにより凹凸を形成するもので
あり、特にブラッシングに強弱をつけることで横長楕円
形状の凸部頂点を下方に偏在した反射板を作製してい
る。
例として、特開平9−197399号公報記載の従来技
術では、ガラスなどの基板上に感光性アクリル樹脂を塗
布し、露光、現像により直径約10μmの凸型パターン
をランダムな配置になるよう多数形成し、その後、基板
を200℃でベーキングすることで反射板を作製してい
る。また、このように基板を200℃でベーキングする
ことで凸型のアクリル樹脂は流動性を示し、凸型パター
ン部分は概球面形状となり、その表面にアルミニウム等
の鏡面反射を生じるような反射面を持たせることによっ
てエンボス状の反射板を作製している。また、反射板の
製造方法に関する従来技術のさらに別の例として、特開
平9−80426号公報記載の従来技術では、金属膜表
面をブラッシングすることにより凹凸を形成するもので
あり、特にブラッシングに強弱をつけることで横長楕円
形状の凸部頂点を下方に偏在した反射板を作製してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の製造方法では、反射板の作製精度を高めること
ができないという問題点がある。反射型液晶表示装置で
は、液晶表示モードと反射板の特性のマッチングが重要
な要素であり、それらが十分に考慮されていないと表示
が明るくてもコントラストが低い、あるいはコントラス
トが高くても暗いなどの不具合が発生する。それらが十
分に考慮され、光学シミュレーション等において理想の
反射板を設計したとしても、作製精度が低い場合には、
シミュレーション結果からはかけ離れた光学特性しか得
られないことになる。
来技術の製造方法では、反射板の作製精度を高めること
ができないという問題点がある。反射型液晶表示装置で
は、液晶表示モードと反射板の特性のマッチングが重要
な要素であり、それらが十分に考慮されていないと表示
が明るくてもコントラストが低い、あるいはコントラス
トが高くても暗いなどの不具合が発生する。それらが十
分に考慮され、光学シミュレーション等において理想の
反射板を設計したとしても、作製精度が低い場合には、
シミュレーション結果からはかけ離れた光学特性しか得
られないことになる。
【0006】従来技術で示された製造方法では、作製精
度を確保するため、例えばバイトを300回の切削毎に
研磨し直す必要があるが、研磨前と研磨後の角度精度が
特性に影響するという問題がある。また、フォトリソグ
ラフィーによって凸型を作製し、熱を加えて球面形状を
作製するにしても樹脂の粘度等によって流動性が変化す
るため、設計通りの曲率を得ることは難しいし、自由な
形(例えば上下非対称型等)に凸型を形成することはで
きない。また、ブラッシングによる作製方法では1枚毎
の加工が必要であり、加工方法も基本的には切削加工と
酷似している。つまり、研磨布の形状、アルミナ砥粉の
付着量等の制御いかんによって反射板毎のバラツキが発
生する可能性がある。
度を確保するため、例えばバイトを300回の切削毎に
研磨し直す必要があるが、研磨前と研磨後の角度精度が
特性に影響するという問題がある。また、フォトリソグ
ラフィーによって凸型を作製し、熱を加えて球面形状を
作製するにしても樹脂の粘度等によって流動性が変化す
るため、設計通りの曲率を得ることは難しいし、自由な
形(例えば上下非対称型等)に凸型を形成することはで
きない。また、ブラッシングによる作製方法では1枚毎
の加工が必要であり、加工方法も基本的には切削加工と
酷似している。つまり、研磨布の形状、アルミナ砥粉の
付着量等の制御いかんによって反射板毎のバラツキが発
生する可能性がある。
【0007】本発明は上記のような従来技術による問題
を解決すべくなされたものであり、設計形状を精度良く
作製することが可能な反射板の製造方法及びその製造方
法を用いて作製された反射板を提供することを目的とす
る。
を解決すべくなされたものであり、設計形状を精度良く
作製することが可能な反射板の製造方法及びその製造方
法を用いて作製された反射板を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、基板上に傾斜
や曲面を有する凹凸部を形成し、該凹凸部上に光反射機
能を有する薄膜を形成した反射板の製造方法に関するも
のである。そして請求項1記載の反射板の製造方法にお
いては、凹凸部の形成材料には感光性樹脂を用い、基板
上に感光性樹脂層を形成した後、該感光性樹脂層にフォ
トリソグラフィー工程により凹凸部を形成すると共に上
記凹凸部の傾斜方向に対して感光性樹脂の露光量を過渡
的に変化させることで該凹凸部に傾斜や曲面を形成する
ものである。また、請求項2記載の反射板の製造方法に
おいては、ガラス等の基板上に感光性樹脂層を形成し、
該感光性樹脂層にフォトリソグラフィー工程により凹凸
部を形成すると共に上記凹凸部の傾斜方向に対して感光
性樹脂の露光量を過渡的に変化させることで該凹凸部に
傾斜や曲面を形成した後、その感光性樹脂で形成された
凹凸形状を、ドライエッチング技術により基板に転写す
ることで反射板の型を作成し、その型に光硬化型の樹脂
を塗布し硬化させて凹凸部を有する樹脂基板を形成し、
その樹脂基板を型から剥離した後、その樹脂基板の凹凸
部上に光反射機能を有する薄膜を形成して反射板を作製
するものである。
や曲面を有する凹凸部を形成し、該凹凸部上に光反射機
能を有する薄膜を形成した反射板の製造方法に関するも
のである。そして請求項1記載の反射板の製造方法にお
いては、凹凸部の形成材料には感光性樹脂を用い、基板
上に感光性樹脂層を形成した後、該感光性樹脂層にフォ
トリソグラフィー工程により凹凸部を形成すると共に上
記凹凸部の傾斜方向に対して感光性樹脂の露光量を過渡
的に変化させることで該凹凸部に傾斜や曲面を形成する
ものである。また、請求項2記載の反射板の製造方法に
おいては、ガラス等の基板上に感光性樹脂層を形成し、
該感光性樹脂層にフォトリソグラフィー工程により凹凸
部を形成すると共に上記凹凸部の傾斜方向に対して感光
性樹脂の露光量を過渡的に変化させることで該凹凸部に
傾斜や曲面を形成した後、その感光性樹脂で形成された
凹凸形状を、ドライエッチング技術により基板に転写す
ることで反射板の型を作成し、その型に光硬化型の樹脂
を塗布し硬化させて凹凸部を有する樹脂基板を形成し、
その樹脂基板を型から剥離した後、その樹脂基板の凹凸
部上に光反射機能を有する薄膜を形成して反射板を作製
するものである。
【0009】請求項3記載の反射板の製造方法において
は、請求項1または2記載の反射板の製造方法におい
て、感光性樹脂の露光量を過渡的に変化させる手段とし
て、感光性樹脂の露光時にフォトマスクを用い、該フォ
トマスクのライン幅を凹凸部の傾斜方向に対して過渡的
に変化させるものである。さらに請求項4記載の反射板
の製造方法においては、請求項1または2記載の反射板
の製造方法において、感光性樹脂の露光量を過渡的に変
化させる手段として、感光性樹脂の露光時にフォトマス
クを用い、該フォトマスクの開口部を四角形のドットと
し、そのドットの開口面積を凹凸部の傾斜方向に対して
過渡的に変化させるものである。尚、凹凸部の傾斜や曲
面をなだらかなものとするため、露光ランプとフォトマ
スクの間に拡散板をおいた状態で露光を行ってもよい。
さらにまた請求項5記載の反射板の製造方法において
は、請求項1または2記載の反射板の製造方法におい
て、感光性樹脂の露光量を過渡的に変化させる手段とし
て、感光性樹脂の露光時にフォトマスクを用い、該フォ
トマスクの開口部を1μm2以下のドットとし、単位面
積当たりのドット数を凹凸部の傾斜方向に対して過渡的
に変化させるものである。また、請求項3,4または5
記載の反射板の製造方法において、分解能を上げる手段
としてステッパー(縮小露光装置)を用いることができ
る(請求項6)。ステッパーはマスク寸法の1/5の大
きさに縮小して投影するため、密着露光用マスクと比べ
て寸法が5倍大きい。つまり、ステッパーのマスクは密
着露光装置のマスクと比べると、5倍マスク寸法精度
(分解能)を上げることができる。
は、請求項1または2記載の反射板の製造方法におい
て、感光性樹脂の露光量を過渡的に変化させる手段とし
て、感光性樹脂の露光時にフォトマスクを用い、該フォ
トマスクのライン幅を凹凸部の傾斜方向に対して過渡的
に変化させるものである。さらに請求項4記載の反射板
の製造方法においては、請求項1または2記載の反射板
の製造方法において、感光性樹脂の露光量を過渡的に変
化させる手段として、感光性樹脂の露光時にフォトマス
クを用い、該フォトマスクの開口部を四角形のドットと
し、そのドットの開口面積を凹凸部の傾斜方向に対して
過渡的に変化させるものである。尚、凹凸部の傾斜や曲
面をなだらかなものとするため、露光ランプとフォトマ
スクの間に拡散板をおいた状態で露光を行ってもよい。
さらにまた請求項5記載の反射板の製造方法において
は、請求項1または2記載の反射板の製造方法におい
て、感光性樹脂の露光量を過渡的に変化させる手段とし
て、感光性樹脂の露光時にフォトマスクを用い、該フォ
トマスクの開口部を1μm2以下のドットとし、単位面
積当たりのドット数を凹凸部の傾斜方向に対して過渡的
に変化させるものである。また、請求項3,4または5
記載の反射板の製造方法において、分解能を上げる手段
としてステッパー(縮小露光装置)を用いることができ
る(請求項6)。ステッパーはマスク寸法の1/5の大
きさに縮小して投影するため、密着露光用マスクと比べ
て寸法が5倍大きい。つまり、ステッパーのマスクは密
着露光装置のマスクと比べると、5倍マスク寸法精度
(分解能)を上げることができる。
【0010】さらに請求項7記載の反射板は、基板上に
傾斜や曲面を有する凹凸部と、該凹凸部上に形成された
光反射機能を有する薄膜とを有する反射板であって、請
求項1乃至6のいずれかに記載の製造方法により作製し
たことを特徴とするものである。
傾斜や曲面を有する凹凸部と、該凹凸部上に形成された
光反射機能を有する薄膜とを有する反射板であって、請
求項1乃至6のいずれかに記載の製造方法により作製し
たことを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明による反射板の製造
方法及びその製造方法で作製された反射板の実施例を図
面を参照しながら詳細に説明する。
方法及びその製造方法で作製された反射板の実施例を図
面を参照しながら詳細に説明する。
【0012】(実施例1)図1は本発明の第1の実施例
を示す図であって、反射板の製造プロセスを示す工程説
明図である。図1(a)に示すように、基板1の表面に
感光性樹脂2をスピンコートによって16μmの厚さに
塗布し、温度90℃で1時間のベーキング処理を施す。
基板1の材質としては、例えばポリエステルフィルム、
ポリアクリルフィルム等のプラスチック系フィルムや、
アルミニウム、銅板などの金属板、ガラス板等が挙げら
れる。また、感光性樹脂2は、例えば感光性アクリル樹
脂やフォトレジスト等が挙げられる。ここでは説明のた
めにポジ型のフォトレジストOFPR800−800c
p(東京応化製(商品名))を例にとって説明する。
を示す図であって、反射板の製造プロセスを示す工程説
明図である。図1(a)に示すように、基板1の表面に
感光性樹脂2をスピンコートによって16μmの厚さに
塗布し、温度90℃で1時間のベーキング処理を施す。
基板1の材質としては、例えばポリエステルフィルム、
ポリアクリルフィルム等のプラスチック系フィルムや、
アルミニウム、銅板などの金属板、ガラス板等が挙げら
れる。また、感光性樹脂2は、例えば感光性アクリル樹
脂やフォトレジスト等が挙げられる。ここでは説明のた
めにポジ型のフォトレジストOFPR800−800c
p(東京応化製(商品名))を例にとって説明する。
【0013】次に図1(b)に示すように、感光性樹脂
層であるフォトレジスト2を露光しパターニングする
(図中の矢印は積算露光量を示す)。この時、凸部の傾
斜方向に対して露光量を過渡的に変化させることで凸部
に傾斜や曲面を形成することができる。この露光後、フ
ォトレジスト2を現像することで図1(c)に示すよう
な凹凸のレジスト形状が得られる。次に図1(d)に示
すように、フォトレジスト2に形成した凹凸部の表面
に、スパッタ法や蒸着法によりアルミニウムや銀などの
光反射機能を有する金属薄膜3を形成することにより、
反射面に微細な複数の凹凸部を有する反射板が完成す
る。尚、図1の工程説明図では、凹凸部の形状を判り易
くするため反射板の一部分の断面を拡大して示してお
り、反射板全体の断面を示したものではない。
層であるフォトレジスト2を露光しパターニングする
(図中の矢印は積算露光量を示す)。この時、凸部の傾
斜方向に対して露光量を過渡的に変化させることで凸部
に傾斜や曲面を形成することができる。この露光後、フ
ォトレジスト2を現像することで図1(c)に示すよう
な凹凸のレジスト形状が得られる。次に図1(d)に示
すように、フォトレジスト2に形成した凹凸部の表面
に、スパッタ法や蒸着法によりアルミニウムや銀などの
光反射機能を有する金属薄膜3を形成することにより、
反射面に微細な複数の凹凸部を有する反射板が完成す
る。尚、図1の工程説明図では、凹凸部の形状を判り易
くするため反射板の一部分の断面を拡大して示してお
り、反射板全体の断面を示したものではない。
【0014】ここで、図2は露光量を変化させた時の現
像後のレジスト膜厚を示したグラフである。例えば膜厚
16μmの場合、ジャスト露光量(レジスト膜厚が0に
なる露光量)は0.9J/cm2であり、膜厚の半分
(8μm)を残す場合は0.23J/cm2である。図
2からそれぞれの残膜厚に対する露光量を求めると下記
の表1のようになる。この方法で例えば45°の傾斜を
作製する場合を考えると、距離0のとき0.06J/c
m2、距離1μmの所で0.1J/cm2、距離2μmの
所で0.14J/cm2、・・途中省略・・、距離11
μmの所で0.9J/cm2となるような露光量を選択
すればよい。また、傾斜は直線だけではなく、図2のグ
ラフから適当な露光量を組み合わせることにより曲面を
作り込むことが可能である。
像後のレジスト膜厚を示したグラフである。例えば膜厚
16μmの場合、ジャスト露光量(レジスト膜厚が0に
なる露光量)は0.9J/cm2であり、膜厚の半分
(8μm)を残す場合は0.23J/cm2である。図
2からそれぞれの残膜厚に対する露光量を求めると下記
の表1のようになる。この方法で例えば45°の傾斜を
作製する場合を考えると、距離0のとき0.06J/c
m2、距離1μmの所で0.1J/cm2、距離2μmの
所で0.14J/cm2、・・途中省略・・、距離11
μmの所で0.9J/cm2となるような露光量を選択
すればよい。また、傾斜は直線だけではなく、図2のグ
ラフから適当な露光量を組み合わせることにより曲面を
作り込むことが可能である。
【0015】
【表1】
【0016】(実施例2)図3は本発明の第2の実施例
を示す図であって、反射板の製造プロセスを示す工程説
明図である。図3(a)に示すように、ガラス基板1’
の表面に感光性樹脂2としてポジ型レジストをスピンコ
ートによって16μmの厚さに塗布し、温度90℃で1
時間のベーキング処理を施す。次に図3(b)に示すよ
うに、感光性樹脂層であるフォトレジスト2を露光しパ
ターニングする(図中の矢印は積算露光量を示す)。こ
の時、実施例1と同様に凸部の傾斜方向に対して露光量
を過渡的に変化させることで凸部に傾斜や曲面を形成す
ることができる。この露光後、フォトレジスト2を現像
することで図3(c)に示すような凹凸のレジスト形状
が得られる。
を示す図であって、反射板の製造プロセスを示す工程説
明図である。図3(a)に示すように、ガラス基板1’
の表面に感光性樹脂2としてポジ型レジストをスピンコ
ートによって16μmの厚さに塗布し、温度90℃で1
時間のベーキング処理を施す。次に図3(b)に示すよ
うに、感光性樹脂層であるフォトレジスト2を露光しパ
ターニングする(図中の矢印は積算露光量を示す)。こ
の時、実施例1と同様に凸部の傾斜方向に対して露光量
を過渡的に変化させることで凸部に傾斜や曲面を形成す
ることができる。この露光後、フォトレジスト2を現像
することで図3(c)に示すような凹凸のレジスト形状
が得られる。
【0017】次に図3(d)に示すように、凹凸のフォ
トレジスト2をエッチングマスクとしてドライエッチン
グを行うことによって、レジスト形状をガラス基板1’
に転写する。このときフォトレジスト2とガラス基板
1’のエッチングレートが1:1となるような条件でエ
ッチングを行う。エッチング時のガスとしては、C
F4,CHF3,Ar,O2などの混合ガスが用いられ、
それぞれのガス分圧、エッチング圧力、印加電力等の条
件によってガラス基板1’とフォトレジスト2のエッチ
ングレートを1:1としている。
トレジスト2をエッチングマスクとしてドライエッチン
グを行うことによって、レジスト形状をガラス基板1’
に転写する。このときフォトレジスト2とガラス基板
1’のエッチングレートが1:1となるような条件でエ
ッチングを行う。エッチング時のガスとしては、C
F4,CHF3,Ar,O2などの混合ガスが用いられ、
それぞれのガス分圧、エッチング圧力、印加電力等の条
件によってガラス基板1’とフォトレジスト2のエッチ
ングレートを1:1としている。
【0018】次に図3(e)に示すように凹凸部が形成
されたガラス基板1’を型として、その凹凸部表面に光
硬化型の樹脂4を塗布し硬化させて凹凸部を有する光硬
化型樹脂基板4を形成し、その樹脂基板4を型から剥離
する。次に図3(f)に示すように、その樹脂基板4の
凹凸面上にスパッタ法や蒸着法によりアルミニウムや銀
などの光反射機能を有する金属薄膜3を形成することに
より、反射面に微細な複数の凹凸部を有する反射板が完
成する。尚、図3の工程説明図では、凹凸部の形状を判
り易くするため反射板の一部分の断面を拡大して示して
おり、反射板全体の断面を示したものではない。
されたガラス基板1’を型として、その凹凸部表面に光
硬化型の樹脂4を塗布し硬化させて凹凸部を有する光硬
化型樹脂基板4を形成し、その樹脂基板4を型から剥離
する。次に図3(f)に示すように、その樹脂基板4の
凹凸面上にスパッタ法や蒸着法によりアルミニウムや銀
などの光反射機能を有する金属薄膜3を形成することに
より、反射面に微細な複数の凹凸部を有する反射板が完
成する。尚、図3の工程説明図では、凹凸部の形状を判
り易くするため反射板の一部分の断面を拡大して示して
おり、反射板全体の断面を示したものではない。
【0019】(実施例3)次に本発明の第3の実施例に
ついて説明する。本実施例では、実施例1または実施例
2に示した感光性樹脂(フォトレジスト)2の露光工程
時に、感光性樹脂2の露光量を過渡的に変化させる手段
として、感光性樹脂2の露光時にフォトマスクを用い、
該フォトマスクのライン幅を凹凸部の傾斜方向に対して
過渡的に変化させるものである。図4は露光工程時に用
いるフォトマスクのパターンの一例を模式的に示す概略
平面図である。図4の濃度の濃いライン部5aはダーク
(光を通さない遮光部)であり、白抜けのライン部5b
はクリア(光を通す光透過部)である。クリアのライン
部5bの最小線幅は0.25μmであり、X方向(凹凸
部の傾斜方向)に0.25μmずつ太くしていき、最大
幅は2.5μmであり、図示の例ではクリアのライン部
5bをX方向に計10本並べている。この時のピッチは
4μmとした。この10本のクリアのライン部5bを有
するライン状パターン5が鋸刃状の凸部の一つの山を形
成するパターンとなり、このライン状パターン5がX方
向に繰り返し並べられている。また、Y方向にも同様の
パターンが複数並べられており、X方向及びY方向の並
設数は、反射板となる大きさに応じて設定され、図4に
示すライン状パターン5が二次元的にアレイ状に配設さ
れたフォトマスクが作製される。
ついて説明する。本実施例では、実施例1または実施例
2に示した感光性樹脂(フォトレジスト)2の露光工程
時に、感光性樹脂2の露光量を過渡的に変化させる手段
として、感光性樹脂2の露光時にフォトマスクを用い、
該フォトマスクのライン幅を凹凸部の傾斜方向に対して
過渡的に変化させるものである。図4は露光工程時に用
いるフォトマスクのパターンの一例を模式的に示す概略
平面図である。図4の濃度の濃いライン部5aはダーク
(光を通さない遮光部)であり、白抜けのライン部5b
はクリア(光を通す光透過部)である。クリアのライン
部5bの最小線幅は0.25μmであり、X方向(凹凸
部の傾斜方向)に0.25μmずつ太くしていき、最大
幅は2.5μmであり、図示の例ではクリアのライン部
5bをX方向に計10本並べている。この時のピッチは
4μmとした。この10本のクリアのライン部5bを有
するライン状パターン5が鋸刃状の凸部の一つの山を形
成するパターンとなり、このライン状パターン5がX方
向に繰り返し並べられている。また、Y方向にも同様の
パターンが複数並べられており、X方向及びY方向の並
設数は、反射板となる大きさに応じて設定され、図4に
示すライン状パターン5が二次元的にアレイ状に配設さ
れたフォトマスクが作製される。
【0020】このフォトマスクに例えば1J/cm2の
露光量を当てた場合、図5に示すような光透過特性を得
ることができる。このフォトマスクで露光されたフォト
レジストを現像して得られる凹凸形状は図1(c)や図
3(c)に示したような鋸刃状構造をしていて反射面
(鋸刃の傾斜部)が緩やかな凹面となっている。また、
フォトマスクのパターンの設計を変えることで反射面形
状を平らにすることも凸面状にすることも可能であり、
また、鋸刃の山のピッチや高さを自由に変化させること
も可能である。
露光量を当てた場合、図5に示すような光透過特性を得
ることができる。このフォトマスクで露光されたフォト
レジストを現像して得られる凹凸形状は図1(c)や図
3(c)に示したような鋸刃状構造をしていて反射面
(鋸刃の傾斜部)が緩やかな凹面となっている。また、
フォトマスクのパターンの設計を変えることで反射面形
状を平らにすることも凸面状にすることも可能であり、
また、鋸刃の山のピッチや高さを自由に変化させること
も可能である。
【0021】(実施例4)次に本発明の第4の実施例に
ついて説明する。本実施例では、実施例1または実施例
2に示した感光性樹脂(フォトレジスト)2の露光工程
時に、感光性樹脂2の露光量を過渡的に変化させる手段
として、感光性樹脂の露光時にフォトマスクを用い、該
フォトマスクの開口部を四角形のドットとし、そのドッ
トの開口面積を凹凸部の傾斜方向に対して過渡的に変化
させるものである。図6は露光工程時に用いるフォトマ
スクのパターンの一例を模式的に示す概略平面図であ
る。図6の濃度の濃い部分6aはダーク(光を通さない
遮光部)であり、白抜けの四角形のドット部6bはクリ
ア(光を通す光透過部)である。尚、各ドット部6bを
区切るようにグリッド(黒い縦横の線)が付けられてい
るが、これは説明のためのものであり、実際のフォトマ
スクには付いていない。クリアのドット部6bの最小ド
ットサイズは0.5μm×0.5μmであり、X方向
(凹凸部の傾斜方向)にそれぞれ0.25μmずつドッ
トを大きくしていき、最大のドットサイズは2.75μ
m×2.75μmで計10列並べてある。また、Y方向
には同じサイズのドットが並べられ、この時のピッチは
X方向、Y方向共に4μmとした。この図6の10列の
ドット状パターン6が鋸刃状の凸部の一つの山を形成す
るパターンとなり、このドット状パターン6がX方向に
繰り返し並べられている。また、Y方向にも同様のパタ
ーンが複数並べられており、X方向及びY方向の並設数
は、反射板となる大きさに応じて設定され、図6に示す
ドット状パターン6が二次元的にアレイ状に配設された
フォトマスクが作製される。
ついて説明する。本実施例では、実施例1または実施例
2に示した感光性樹脂(フォトレジスト)2の露光工程
時に、感光性樹脂2の露光量を過渡的に変化させる手段
として、感光性樹脂の露光時にフォトマスクを用い、該
フォトマスクの開口部を四角形のドットとし、そのドッ
トの開口面積を凹凸部の傾斜方向に対して過渡的に変化
させるものである。図6は露光工程時に用いるフォトマ
スクのパターンの一例を模式的に示す概略平面図であ
る。図6の濃度の濃い部分6aはダーク(光を通さない
遮光部)であり、白抜けの四角形のドット部6bはクリ
ア(光を通す光透過部)である。尚、各ドット部6bを
区切るようにグリッド(黒い縦横の線)が付けられてい
るが、これは説明のためのものであり、実際のフォトマ
スクには付いていない。クリアのドット部6bの最小ド
ットサイズは0.5μm×0.5μmであり、X方向
(凹凸部の傾斜方向)にそれぞれ0.25μmずつドッ
トを大きくしていき、最大のドットサイズは2.75μ
m×2.75μmで計10列並べてある。また、Y方向
には同じサイズのドットが並べられ、この時のピッチは
X方向、Y方向共に4μmとした。この図6の10列の
ドット状パターン6が鋸刃状の凸部の一つの山を形成す
るパターンとなり、このドット状パターン6がX方向に
繰り返し並べられている。また、Y方向にも同様のパタ
ーンが複数並べられており、X方向及びY方向の並設数
は、反射板となる大きさに応じて設定され、図6に示す
ドット状パターン6が二次元的にアレイ状に配設された
フォトマスクが作製される。
【0022】このフォトマスクに例えば1J/cm2の
露光量を当てた場合、図7に示すような光透過特性を得
ることができる。このフォトマスクで露光されたフォト
レジストを現像して得られる凹凸形状は図1(c)や図
3(c)に示したような鋸刃状構造をしていて反射面
(鋸刃の傾斜部)には4μmピッチでドットを反映した
緩やかな凹面が連続的に付けられている。この凹面をな
だらかなものとするためには、フォトマスクとフォトレ
ジストを30〜100μm離した状態で露光する方法が
ある。この方法では、離す距離によって凹面の曲率が変
化するので、自由な光拡散性を持たせることが可能とな
る。また、別の方法として、露光用ランプとフォトマス
クの間に光拡散板を置いた状態で密着露光してもよい。
光拡散板は拡散角を自由に選択することができるので、
目的に応じたものを用いればよい。尚、鋸刃状の反射面
の形状は図7の光透過特性の場合には平らになり、光透
過特性カーブを寝かせることで凸面状となり、光透過特
性カーブを直線状にすると凹面状となる。また、鋸刃の
山のピッチや高さを自由に変化させることも可能であ
る。
露光量を当てた場合、図7に示すような光透過特性を得
ることができる。このフォトマスクで露光されたフォト
レジストを現像して得られる凹凸形状は図1(c)や図
3(c)に示したような鋸刃状構造をしていて反射面
(鋸刃の傾斜部)には4μmピッチでドットを反映した
緩やかな凹面が連続的に付けられている。この凹面をな
だらかなものとするためには、フォトマスクとフォトレ
ジストを30〜100μm離した状態で露光する方法が
ある。この方法では、離す距離によって凹面の曲率が変
化するので、自由な光拡散性を持たせることが可能とな
る。また、別の方法として、露光用ランプとフォトマス
クの間に光拡散板を置いた状態で密着露光してもよい。
光拡散板は拡散角を自由に選択することができるので、
目的に応じたものを用いればよい。尚、鋸刃状の反射面
の形状は図7の光透過特性の場合には平らになり、光透
過特性カーブを寝かせることで凸面状となり、光透過特
性カーブを直線状にすると凹面状となる。また、鋸刃の
山のピッチや高さを自由に変化させることも可能であ
る。
【0023】(実施例5)次に本発明の第5の実施例に
ついて説明する。本実施例では、実施例1または実施例
2に示した感光性樹脂(フォトレジスト)2の露光工程
時に、感光性樹脂2の露光量を過渡的に変化させる手段
として、感光性樹脂の露光時にフォトマスクを用い、該
フォトマスクの開口部を1μm2以下のドットとし、単
位面積当たりのドット数を凹凸部の傾斜方向に対して過
渡的に変化させるものである。ここでは、実施例4に記
載した鋸刃状構造の反射板と同様の構造の反射板を作製
する例について説明する。図8は露光工程時に用いるフ
ォトマスクのパターンの一例を模式的に示す概略平面図
である。図8において濃度の濃い部分7aはダーク(光
を通さない遮光部)であり、白抜けの微小な四角形のド
ット部7bはクリア(光を通す光透過部)である。尚、
マスク面を区切るようにグリッド(黒い縦横の線)が付
けられているが、これは説明のためのものであり、実際
のフォトマスクには付いていない。また、ここでは1ド
ットの大きさを0.25μm×0.25μmとするが、
これに限られるものではない。
ついて説明する。本実施例では、実施例1または実施例
2に示した感光性樹脂(フォトレジスト)2の露光工程
時に、感光性樹脂2の露光量を過渡的に変化させる手段
として、感光性樹脂の露光時にフォトマスクを用い、該
フォトマスクの開口部を1μm2以下のドットとし、単
位面積当たりのドット数を凹凸部の傾斜方向に対して過
渡的に変化させるものである。ここでは、実施例4に記
載した鋸刃状構造の反射板と同様の構造の反射板を作製
する例について説明する。図8は露光工程時に用いるフ
ォトマスクのパターンの一例を模式的に示す概略平面図
である。図8において濃度の濃い部分7aはダーク(光
を通さない遮光部)であり、白抜けの微小な四角形のド
ット部7bはクリア(光を通す光透過部)である。尚、
マスク面を区切るようにグリッド(黒い縦横の線)が付
けられているが、これは説明のためのものであり、実際
のフォトマスクには付いていない。また、ここでは1ド
ットの大きさを0.25μm×0.25μmとするが、
これに限られるものではない。
【0024】実施例4ではX方向(凹凸部の傾斜方向)
に向けてドット6bの開口面積を過渡的に変化させ、感
光性樹脂への露光量を過渡的に変化させていたが、本実
施例では、X方向に向けて単位面積当たりのドット数を
過渡的に変化させて、感光性樹脂への露光量を過渡的に
変化させている。具体的には、実施例4(図6)のドッ
ト状パターン6では、左端1列目の最小ドットの開口面
積は0.5μm×0.5μm=0.25μm2である
が、これは本実施例のドット7bの開口面積0.25μ
m×0.25μm=0.0625μm2の4倍にあたる
ので、図8のグリッド(黒い縦横の線)で囲まれた部分
を単位面積4μm×4μmとすると、この面積中にドッ
トを4個配置すれば同じ透過光量となる。そして実施例
4の次の列ではドットの開口面積は0.75μm×0.
75μm=0.5625μm2であり、本実施例のドッ
ト7bの開口面積0.25μm×0.25μm=0.0
625μm2の9倍にあたるので、4μm×4μmの面
積中にドットを9個配置すれば同じ透過光量となる。以
下、同じように実施例4の開口面積の増加に対応させ
て、その開口面積に対応した個数のドット7bを配置し
ていくことにより、実施例4と同様の光透過特性が得ら
れ、鋸刃状の反射面が傾斜した凹凸形状を形成すること
ができる。しかもこの方法を用いる場合には、単位面積
当たりのドット数を調整することで階調が変えられ、実
施例4に記載されているものより階調数が多くなるた
め、より複雑で微細な凹凸面を作製することができる。
尚、実施例4と同様に、この図8のドット状パターン7
が鋸刃状の凸部の一つの山となり、このドット状パター
ン7がX方向に繰り返し並べられている。また、Y方向
にも同様のパターンが複数並べられており、X方向及び
Y方向の並設数は、反射板となる大きさに応じて設定さ
れ、図8に示すドット状パターン7が二次元的にアレイ
状に配設されたフォトマスクが作製される。
に向けてドット6bの開口面積を過渡的に変化させ、感
光性樹脂への露光量を過渡的に変化させていたが、本実
施例では、X方向に向けて単位面積当たりのドット数を
過渡的に変化させて、感光性樹脂への露光量を過渡的に
変化させている。具体的には、実施例4(図6)のドッ
ト状パターン6では、左端1列目の最小ドットの開口面
積は0.5μm×0.5μm=0.25μm2である
が、これは本実施例のドット7bの開口面積0.25μ
m×0.25μm=0.0625μm2の4倍にあたる
ので、図8のグリッド(黒い縦横の線)で囲まれた部分
を単位面積4μm×4μmとすると、この面積中にドッ
トを4個配置すれば同じ透過光量となる。そして実施例
4の次の列ではドットの開口面積は0.75μm×0.
75μm=0.5625μm2であり、本実施例のドッ
ト7bの開口面積0.25μm×0.25μm=0.0
625μm2の9倍にあたるので、4μm×4μmの面
積中にドットを9個配置すれば同じ透過光量となる。以
下、同じように実施例4の開口面積の増加に対応させ
て、その開口面積に対応した個数のドット7bを配置し
ていくことにより、実施例4と同様の光透過特性が得ら
れ、鋸刃状の反射面が傾斜した凹凸形状を形成すること
ができる。しかもこの方法を用いる場合には、単位面積
当たりのドット数を調整することで階調が変えられ、実
施例4に記載されているものより階調数が多くなるた
め、より複雑で微細な凹凸面を作製することができる。
尚、実施例4と同様に、この図8のドット状パターン7
が鋸刃状の凸部の一つの山となり、このドット状パター
ン7がX方向に繰り返し並べられている。また、Y方向
にも同様のパターンが複数並べられており、X方向及び
Y方向の並設数は、反射板となる大きさに応じて設定さ
れ、図8に示すドット状パターン7が二次元的にアレイ
状に配設されたフォトマスクが作製される。
【0025】(実施例6)以上の実施例1(請求項1)
または実施例2(請求項2)に記載の反射板の製造方法
で作製された反射板は、フォトリソグラフィー法を用い
ているため、設計に対して精度良く作製することが可能
であり、基板間及びバッチ間での特性のバラツキが少な
く、量産性に優れた反射板を提供することができる。ま
た、実施例3(請求項3)に記載の製造方法により作製
された反射板は、ストライプ状の比較的簡単なフォトマ
スクを作製するだけで反射面が鋸刃状の反射板を簡単に
製造でき、設計を変更するだけで反射面の凹凸部の傾斜
角度を自由に作り込めるだけでなく、凹凸部の傾斜面を
凹面状や凸面状に作り込むことも可能である。さらに、
実施例4(請求項4)または実施例5(請求項5)に記
載の製造方法により作製された反射板は、鋸刃状のもの
以外の凸形状をも作製することが可能であり、例えば、
図9に示すような形状の凸部8が多数配設された反射板
の製造もフォトマスクのドット状パターンの設計を適宜
行うことで製造することができる。尚、図9(a)は反
射板の凸部1個を上方から見た平面図、(b)は凸部の
左側面図、(c)は凸部の正面図である。
または実施例2(請求項2)に記載の反射板の製造方法
で作製された反射板は、フォトリソグラフィー法を用い
ているため、設計に対して精度良く作製することが可能
であり、基板間及びバッチ間での特性のバラツキが少な
く、量産性に優れた反射板を提供することができる。ま
た、実施例3(請求項3)に記載の製造方法により作製
された反射板は、ストライプ状の比較的簡単なフォトマ
スクを作製するだけで反射面が鋸刃状の反射板を簡単に
製造でき、設計を変更するだけで反射面の凹凸部の傾斜
角度を自由に作り込めるだけでなく、凹凸部の傾斜面を
凹面状や凸面状に作り込むことも可能である。さらに、
実施例4(請求項4)または実施例5(請求項5)に記
載の製造方法により作製された反射板は、鋸刃状のもの
以外の凸形状をも作製することが可能であり、例えば、
図9に示すような形状の凸部8が多数配設された反射板
の製造もフォトマスクのドット状パターンの設計を適宜
行うことで製造することができる。尚、図9(a)は反
射板の凸部1個を上方から見た平面図、(b)は凸部の
左側面図、(c)は凸部の正面図である。
【0026】ここで、下記の表2は図9に示す形状の凸
部8を有する反射板を実施例5(請求項5)記載のフォ
トマスクを用いた製造方法により作製する時の、凸部1
個のフォトマスクのドット状パターンの設計を表したも
のであり、図8と同様なドット状パターン7の1ドット
7bの開口面積を0.25μm×0.25μm=0.0
625μm2とし、4μm×4μmの単位面積内のドッ
トの個数を表したものである。そして、このドット状パ
ターンを二次元的にアレイ状に並べたフォトマスクを作
製し、実施例1または実施例2記載の製造プロセスの露
光工程でこのフォトマスクを用いてパターニングするこ
とにより、図9の凸部形状を有する反射板が形成され
る。
部8を有する反射板を実施例5(請求項5)記載のフォ
トマスクを用いた製造方法により作製する時の、凸部1
個のフォトマスクのドット状パターンの設計を表したも
のであり、図8と同様なドット状パターン7の1ドット
7bの開口面積を0.25μm×0.25μm=0.0
625μm2とし、4μm×4μmの単位面積内のドッ
トの個数を表したものである。そして、このドット状パ
ターンを二次元的にアレイ状に並べたフォトマスクを作
製し、実施例1または実施例2記載の製造プロセスの露
光工程でこのフォトマスクを用いてパターニングするこ
とにより、図9の凸部形状を有する反射板が形成され
る。
【0027】図9に示す形状の凸部がアレイ状に配設さ
れた反射面を有する反射板は、斜め上方向からの光を効
率よく反射するだけでなく、左右横方向からの光も効率
良く反射するような設計となっている。また、これに限
らず、本発明の製造方法では、数種類の凸部形状のもの
を混在させることもできるので、反射板の光学設計に対
して精度良く反射板を作製することができる。
れた反射面を有する反射板は、斜め上方向からの光を効
率よく反射するだけでなく、左右横方向からの光も効率
良く反射するような設計となっている。また、これに限
らず、本発明の製造方法では、数種類の凸部形状のもの
を混在させることもできるので、反射板の光学設計に対
して精度良く反射板を作製することができる。
【0028】
【表2】
【0029】(実施例7)次に本発明の第7の実施例に
ついて説明する。本実施例では、実施例3(請求項
3)、実施例4(請求項4)または実施例5(請求項
5)に記載の反射板の製造方法において、露光工程時の
露光手段としてステッパー方式を用いていることを特徴
としている(請求項6)。通常の密着露光方式では、フ
ォトマスクとフォトレジストを密着して露光するため、
マスク寸法と露光面が1対1の等倍露光であり、フォト
マスクの最小寸法がフォトレジストの最小寸法となる。
これに対して露光手段にステッパーを用いるステッパー
方式では、フォトマスクを実寸法の5倍の寸法で作成
し、1/5に縮小してフォトレジストの露光を行うもの
である。よって、フォトマスクの寸法精度は密着露光方
式に比べて5倍の分解能を有している。
ついて説明する。本実施例では、実施例3(請求項
3)、実施例4(請求項4)または実施例5(請求項
5)に記載の反射板の製造方法において、露光工程時の
露光手段としてステッパー方式を用いていることを特徴
としている(請求項6)。通常の密着露光方式では、フ
ォトマスクとフォトレジストを密着して露光するため、
マスク寸法と露光面が1対1の等倍露光であり、フォト
マスクの最小寸法がフォトレジストの最小寸法となる。
これに対して露光手段にステッパーを用いるステッパー
方式では、フォトマスクを実寸法の5倍の寸法で作成
し、1/5に縮小してフォトレジストの露光を行うもの
である。よって、フォトマスクの寸法精度は密着露光方
式に比べて5倍の分解能を有している。
【0030】例えば、実施例3記載の製造方法における
密着露光方式では、フォトマスクを作製する時の分解能
は最小0.25μmであるため、線幅は0.25μmづ
つしか増やすことができない。しかし、ステッパー方式
では、5倍の大きさでパターンを作製するため、露光面
の分解能としては見かけ上0.25μmの1/5で、
0.05μmとなる。また、実施例3記載の製造方法に
おける密着露光方式では、最小線幅が0.25μm、次
の線幅が0.5μmと、順に0.25μmづつ太くなる
が、同じパターンをステッパー方式で作製する場合、マ
スク寸法は1.25μm、2.5μmと、1.25μm
づつ太くすればよい。また、フォトマスク作製時の分解
能は0.25μmなので、1.25μmの次の線幅が
1.5μmのものも作製することができる。
密着露光方式では、フォトマスクを作製する時の分解能
は最小0.25μmであるため、線幅は0.25μmづ
つしか増やすことができない。しかし、ステッパー方式
では、5倍の大きさでパターンを作製するため、露光面
の分解能としては見かけ上0.25μmの1/5で、
0.05μmとなる。また、実施例3記載の製造方法に
おける密着露光方式では、最小線幅が0.25μm、次
の線幅が0.5μmと、順に0.25μmづつ太くなる
が、同じパターンをステッパー方式で作製する場合、マ
スク寸法は1.25μm、2.5μmと、1.25μm
づつ太くすればよい。また、フォトマスク作製時の分解
能は0.25μmなので、1.25μmの次の線幅が
1.5μmのものも作製することができる。
【0031】本実施例における反射板の製造方法におい
ては、露光手段にステッパー方式を用いているので、上
記のように分解能が増えるため、線幅の自由度を増すこ
とができ、自由な形の反射板を作製することが可能とな
る。例えば、各ピッチ毎の線幅を不均等にすることで反
射面を凹形や凸形などに加工することが可能となり、表
面性を滑らかに作り込むことが可能となる。また、実施
例4または実施例5に記載された反射板の製造方法にお
いても、露光工程時の露光手段としてステッパー方式を
用いることで、より微細な形状の凹凸を作り込むことが
でき、反射効率の良い反射板を設計通りに作製すること
が可能となる。
ては、露光手段にステッパー方式を用いているので、上
記のように分解能が増えるため、線幅の自由度を増すこ
とができ、自由な形の反射板を作製することが可能とな
る。例えば、各ピッチ毎の線幅を不均等にすることで反
射面を凹形や凸形などに加工することが可能となり、表
面性を滑らかに作り込むことが可能となる。また、実施
例4または実施例5に記載された反射板の製造方法にお
いても、露光工程時の露光手段としてステッパー方式を
用いることで、より微細な形状の凹凸を作り込むことが
でき、反射効率の良い反射板を設計通りに作製すること
が可能となる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の反
射板の製造方法においては、凹凸部の形成材料には感光
性樹脂を用い、基板上に感光性樹脂層を形成した後、該
感光性樹脂層にフォトリソグラフィー工程により凹凸部
を形成すると共に上記凹凸部の傾斜方向に対して感光性
樹脂の露光量を過渡的に変化させることで該凹凸部に傾
斜や曲面を形成するので、設計に対して高精度に凹凸を
作製することが可能であり、基板間もしくはバッチ間の
バラツキが少ない反射板を安定して作製することができ
る。
射板の製造方法においては、凹凸部の形成材料には感光
性樹脂を用い、基板上に感光性樹脂層を形成した後、該
感光性樹脂層にフォトリソグラフィー工程により凹凸部
を形成すると共に上記凹凸部の傾斜方向に対して感光性
樹脂の露光量を過渡的に変化させることで該凹凸部に傾
斜や曲面を形成するので、設計に対して高精度に凹凸を
作製することが可能であり、基板間もしくはバッチ間の
バラツキが少ない反射板を安定して作製することができ
る。
【0033】請求項2記載の反射板の製造方法において
は、基板上に感光性樹脂層を形成し、該感光性樹脂層に
フォトリソグラフィー工程により凹凸部を形成すると共
に上記凹凸部の傾斜方向に対して感光性樹脂の露光量を
過渡的に変化させることで該凹凸部に傾斜や曲面を形成
した後、その感光性樹脂で形成された凹凸形状を、ドラ
イエッチング技術により基板に転写することで反射板の
型を作成し、その型に光硬化型の樹脂を塗布し硬化させ
て凹凸部を有する樹脂基板を形成し、その樹脂基板を型
から剥離した後、その樹脂基板の凹凸部上に光反射機能
を有する薄膜を形成して反射板を作製するので、設計に
対して高精度に凹凸を作製することが可能であり、ま
た、型を作ってから樹脂に凹凸形状を転写する作製法で
あるため、より量産に適しており、基板間もしくはバッ
チ間のバラツキが少ない反射板を安定して作製すること
ができる。
は、基板上に感光性樹脂層を形成し、該感光性樹脂層に
フォトリソグラフィー工程により凹凸部を形成すると共
に上記凹凸部の傾斜方向に対して感光性樹脂の露光量を
過渡的に変化させることで該凹凸部に傾斜や曲面を形成
した後、その感光性樹脂で形成された凹凸形状を、ドラ
イエッチング技術により基板に転写することで反射板の
型を作成し、その型に光硬化型の樹脂を塗布し硬化させ
て凹凸部を有する樹脂基板を形成し、その樹脂基板を型
から剥離した後、その樹脂基板の凹凸部上に光反射機能
を有する薄膜を形成して反射板を作製するので、設計に
対して高精度に凹凸を作製することが可能であり、ま
た、型を作ってから樹脂に凹凸形状を転写する作製法で
あるため、より量産に適しており、基板間もしくはバッ
チ間のバラツキが少ない反射板を安定して作製すること
ができる。
【0034】請求項3記載の反射板の製造方法において
は、請求項1または2記載の反射板の製造方法におい
て、感光性樹脂の露光量を過渡的に変化させる手段とし
て、感光性樹脂の露光時にフォトマスクを用い、該フォ
トマスクのライン幅を凹凸部の傾斜方向に対して過渡的
に変化させるので、設計に対して高精度に鋸刃状等の凹
凸部を反射板に形成することができる。また、設計によ
っては凹凸部の傾斜面(反射面)を直線、凹面、凸面等
に加工することができる。
は、請求項1または2記載の反射板の製造方法におい
て、感光性樹脂の露光量を過渡的に変化させる手段とし
て、感光性樹脂の露光時にフォトマスクを用い、該フォ
トマスクのライン幅を凹凸部の傾斜方向に対して過渡的
に変化させるので、設計に対して高精度に鋸刃状等の凹
凸部を反射板に形成することができる。また、設計によ
っては凹凸部の傾斜面(反射面)を直線、凹面、凸面等
に加工することができる。
【0035】請求項4記載の反射板の製造方法において
は、請求項1または2記載の反射板の製造方法におい
て、感光性樹脂の露光量を過渡的に変化させる手段とし
て、感光性樹脂の露光時にフォトマスクを用い、該フォ
トマスクの開口部を四角形のドットとし、そのドットの
開口面積を凹凸部の傾斜方向に対して過渡的に変化させ
るので、設計に対して高精度に鋸刃状やその他の自由な
形状の凹凸部を反射板に形成することができるため、よ
り高効率な反射板を作製することができる。
は、請求項1または2記載の反射板の製造方法におい
て、感光性樹脂の露光量を過渡的に変化させる手段とし
て、感光性樹脂の露光時にフォトマスクを用い、該フォ
トマスクの開口部を四角形のドットとし、そのドットの
開口面積を凹凸部の傾斜方向に対して過渡的に変化させ
るので、設計に対して高精度に鋸刃状やその他の自由な
形状の凹凸部を反射板に形成することができるため、よ
り高効率な反射板を作製することができる。
【0036】請求項5記載の反射板の製造方法において
は、請求項1または2記載の反射板の製造方法におい
て、感光性樹脂の露光量を過渡的に変化させる手段とし
て、感光性樹脂の露光時にフォトマスクを用い、該フォ
トマスクの開口部を1μm2以下のドットとし、単位面
積当たりのドット数を凹凸部の傾斜方向に対して過渡的
に変化させるので、設計に対して高精度に鋸刃状やその
他の自由な形状の凹凸部を反射板に形成することができ
るため、より高高率な反射板を作製することができる。
また、単位面積当たりのドット数の調節によりさらに階
調性の高い凹凸面を形成することが可能となるため、複
雑な光学設計であっても反射板を高精細に作製すること
ができる。
は、請求項1または2記載の反射板の製造方法におい
て、感光性樹脂の露光量を過渡的に変化させる手段とし
て、感光性樹脂の露光時にフォトマスクを用い、該フォ
トマスクの開口部を1μm2以下のドットとし、単位面
積当たりのドット数を凹凸部の傾斜方向に対して過渡的
に変化させるので、設計に対して高精度に鋸刃状やその
他の自由な形状の凹凸部を反射板に形成することができ
るため、より高高率な反射板を作製することができる。
また、単位面積当たりのドット数の調節によりさらに階
調性の高い凹凸面を形成することが可能となるため、複
雑な光学設計であっても反射板を高精細に作製すること
ができる。
【0037】請求項6記載の反射板の製造方法において
は、請求項3,4または5記載の反射板の製造方法にお
いて、露光手段をステッパーで行うので、請求項3,4
または5に記載の製造方法よりも、階調性の高い形状を
形成することが可能となるため、複雑な光学設計であっ
ても反射板を高精細に作製することが可能となる。
は、請求項3,4または5記載の反射板の製造方法にお
いて、露光手段をステッパーで行うので、請求項3,4
または5に記載の製造方法よりも、階調性の高い形状を
形成することが可能となるため、複雑な光学設計であっ
ても反射板を高精細に作製することが可能となる。
【0038】さらに請求項7記載の反射板は、基板上に
傾斜や曲面を有する凹凸部と、該凹凸部上に形成された
光反射機能を有する薄膜とを有する反射板であって、請
求項1乃至6のいずれかに記載の製造方法により作製さ
れるので、鋸刃状やその他の自由な形状の凹凸部を有す
る高効率な反射面を有することができ、上方、斜め上
方、横方向等からの入射光を効率良く正面へ反射するこ
とが可能となる。従って、本発明の反射板を液晶表示パ
ネルの反射板として応用することにより、明るい反射型
表示パネルを得ることができる。
傾斜や曲面を有する凹凸部と、該凹凸部上に形成された
光反射機能を有する薄膜とを有する反射板であって、請
求項1乃至6のいずれかに記載の製造方法により作製さ
れるので、鋸刃状やその他の自由な形状の凹凸部を有す
る高効率な反射面を有することができ、上方、斜め上
方、横方向等からの入射光を効率良く正面へ反射するこ
とが可能となる。従って、本発明の反射板を液晶表示パ
ネルの反射板として応用することにより、明るい反射型
表示パネルを得ることができる。
【図1】本発明の第1の実施例を示す図であって、反射
板の製造プロセスを示す工程説明図である。
板の製造プロセスを示す工程説明図である。
【図2】図1に示す製造プロセスの露光・現像工程時に
おいて、露光量を変化させた時の現像後の残レジスト膜
厚を示した図である。
おいて、露光量を変化させた時の現像後の残レジスト膜
厚を示した図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す図であって、反射
板の製造プロセスを示す工程説明図である。
板の製造プロセスを示す工程説明図である。
【図4】本発明の第3の実施例を示す図であって、露光
工程時に用いるフォトマスクのパターンの一例を模式的
に示す概略平面図である。
工程時に用いるフォトマスクのパターンの一例を模式的
に示す概略平面図である。
【図5】図4に示すパターン形状を有するフォトマスク
の光透過特性を示す図である。
の光透過特性を示す図である。
【図6】本発明の第4の実施例を示す図であって、露光
工程時に用いるフォトマスクのパターンの一例を模式的
に示す概略平面図である。
工程時に用いるフォトマスクのパターンの一例を模式的
に示す概略平面図である。
【図7】図6に示すパターン形状を有するフォトマスク
の光透過特性を示す図である。
の光透過特性を示す図である。
【図8】本発明の第5の実施例を示す図であって、露光
工程時に用いるフォトマスクのパターンの一例を模式的
に示す概略平面図である。
工程時に用いるフォトマスクのパターンの一例を模式的
に示す概略平面図である。
【図9】本発明の第6の実施例を示す図であって、反射
板の凸部の形状例を示す図である。
板の凸部の形状例を示す図である。
1 基板 1’ ガラス基板 2 感光性樹脂(フォトレジスト) 3 光反射機能を有する金属薄膜 4 光硬化型の樹脂 5 ライン状パターン 6 ドット状パターン 7 ドット状パターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 康弘 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H042 BA04 BA15 BA20 DA02 DA04 DA10 DA11 DA12 DC08 DC12 DE00 2H091 FA14Z FA16Z FB04 FB08 FC01 FC02 FC10 FC29 LA12 2H095 BB06 BB14 BB25 BB32 BB33 BB36 BC01 BC04
Claims (7)
- 【請求項1】基板上に傾斜や曲面を有する凹凸部を形成
し、該凹凸部上に光反射機能を有する薄膜を形成した反
射板の製造方法において、 上記凹凸部の形成材料には感光性樹脂を用い、上記基板
上に感光性樹脂層を形成した後、該感光性樹脂層にフォ
トリソグラフィー工程により凹凸部を形成すると共に上
記凹凸部の傾斜方向に対して感光性樹脂の露光量を過渡
的に変化させることで該凹凸部に傾斜や曲面を形成する
ことを特徴とする反射板の製造方法。 - 【請求項2】基板上に傾斜や曲面を有する凹凸部を形成
し、該凹凸部上に光反射機能を有する薄膜を形成した反
射板の製造方法において、 上記基板上に感光性樹脂層を形成し、該感光性樹脂層に
フォトリソグラフィー工程により凹凸部を形成すると共
に上記凹凸部の傾斜方向に対して感光性樹脂の露光量を
過渡的に変化させることで該凹凸部に傾斜や曲面を形成
した後、その感光性樹脂で形成された凹凸形状を、ドラ
イエッチング技術により基板に転写することで反射板の
型を作成し、その型に光硬化型の樹脂を塗布し硬化させ
て凹凸部を有する樹脂基板を形成し、その樹脂基板を型
から剥離した後、その樹脂基板の凹凸部上に光反射機能
を有する薄膜を形成して反射板を作製することを特徴と
する反射板の製造方法。 - 【請求項3】請求項1または2記載の反射板の製造方法
において、感光性樹脂の露光量を過渡的に変化させる手
段として、感光性樹脂の露光時にフォトマスクを用い、
該フォトマスクのライン幅を凹凸部の傾斜方向に対して
過渡的に変化させたことを特徴とする反射板の製造方
法。 - 【請求項4】請求項1または2記載の反射板の製造方法
において、感光性樹脂の露光量を過渡的に変化させる手
段として、感光性樹脂の露光時にフォトマスクを用い、
該フォトマスクの開口部を四角形のドットとし、そのド
ットの開口面積を凹凸部の傾斜方向に対して過渡的に変
化させたことを特徴とする反射板の製造方法。 - 【請求項5】請求項1または2記載の反射板の製造方法
において、感光性樹脂の露光量を過渡的に変化させる手
段として、感光性樹脂の露光時にフォトマスクを用い、
該フォトマスクの開口部を1μm2以下のドットとし、
単位面積当たりのドット数を凹凸部の傾斜方向に対して
過渡的に変化させたことを特徴とする反射板の製造方
法。 - 【請求項6】請求項3,4または5記載の反射板の製造
方法において、露光手段をステッパーで行うことを特徴
とする反射板の製造方法。 - 【請求項7】基板上に傾斜や曲面を有する凹凸部と、該
凹凸部上に形成された光反射機能を有する薄膜とを有す
る反射板であって、請求項1乃至6のいずれかに記載の
製造方法により作製したことを特徴とする反射板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26897099A JP2000321410A (ja) | 1999-03-08 | 1999-09-22 | 反射板の製造方法及び反射板 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11-60249 | 1999-03-08 | ||
| JP6024999 | 1999-03-08 | ||
| JP26897099A JP2000321410A (ja) | 1999-03-08 | 1999-09-22 | 反射板の製造方法及び反射板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000321410A true JP2000321410A (ja) | 2000-11-24 |
Family
ID=26401320
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26897099A Pending JP2000321410A (ja) | 1999-03-08 | 1999-09-22 | 反射板の製造方法及び反射板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000321410A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004151685A (ja) * | 2002-10-11 | 2004-05-27 | Seiko Epson Corp | 反射基板の製造方法及び電気光学装置の製造方法 |
| KR100472883B1 (ko) * | 2001-12-13 | 2005-03-10 | 샤프 가부시키가이샤 | 마이크로 코너 큐브 어레이, 이를 제조하는 방법 및디스플레이 장치 |
| KR100478344B1 (ko) * | 2001-11-30 | 2005-03-25 | 히다치 가세고교 가부시끼가이샤 | 확산반사판, 그의 제조에 사용하는 전사원형,전사베이스필름, 전사필름 및 확산반사판의 제조방법 |
| KR100863164B1 (ko) | 2002-05-17 | 2008-10-13 | 옵트렉스 가부시키가이샤 | 광반사성 구조체, 그 제조방법 및 표시장치 |
| CN101872119A (zh) * | 2010-06-08 | 2010-10-27 | 电子科技大学 | 一种具有缓和坡度的牺牲层结构的制备方法 |
| CN106707601A (zh) * | 2017-01-18 | 2017-05-24 | 昆山龙腾光电有限公司 | 彩膜基板、彩膜基板制作方法及显示装置 |
| JP2018532145A (ja) * | 2015-08-19 | 2018-11-01 | フラウンホーファー−ゲゼルシャフト・ツール・フェルデルング・デル・アンゲヴァンテン・フォルシュング・アインゲトラーゲネル・フェライン | 反射ファセットを有するビーム偏向装置を備えた多開口撮像装置 |
| CN113840493A (zh) * | 2021-09-30 | 2021-12-24 | Oppo广东移动通信有限公司 | 壳体、其制备方法及电子设备 |
-
1999
- 1999-09-22 JP JP26897099A patent/JP2000321410A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100478344B1 (ko) * | 2001-11-30 | 2005-03-25 | 히다치 가세고교 가부시끼가이샤 | 확산반사판, 그의 제조에 사용하는 전사원형,전사베이스필름, 전사필름 및 확산반사판의 제조방법 |
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| US10567629B2 (en) | 2015-08-19 | 2020-02-18 | Fraunhofer-Gesellschaft Zur Foerderung Der Angewandten Forschung E.V. | Multi-aperture imaging device having a beam-deflecting device comprising reflecting facets |
| US10873688B2 (en) | 2015-08-19 | 2020-12-22 | Fraunhofer-Gesellschaft Zur Foerderung Der Angewandten Forschung E.V. | Multi-aperture imaging device having a beam-deflecting device comprising reflecting facets |
| CN106707601A (zh) * | 2017-01-18 | 2017-05-24 | 昆山龙腾光电有限公司 | 彩膜基板、彩膜基板制作方法及显示装置 |
| CN106707601B (zh) * | 2017-01-18 | 2019-11-22 | 昆山龙腾光电有限公司 | 彩膜基板、彩膜基板制作方法及显示装置 |
| CN113840493A (zh) * | 2021-09-30 | 2021-12-24 | Oppo广东移动通信有限公司 | 壳体、其制备方法及电子设备 |
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