JP2000322407A - 流体中における媒体の運動解析方法 - Google Patents
流体中における媒体の運動解析方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】流体中の媒体の挙動を効率良く解析すること。
【解決手段】流動性のある基質に含まれる媒体の運動解
析方法であって、媒体10を密球体モデルの構成個数N
より少ないn個の球体11で構成する。即ち、n個の球
体11が間隙を有して所定の自由度で結合された集合体
とする。それに伴い、運動方程式の並進力および回転力
に個数N,nに基づく補正係数を乗算する。これにより
密球体モデルと同等の結果を得るとともに計算量を大幅
に低減させる。よって、流体中の媒体の移動、変形、破
断、配向等が効率良く解析できる。
析方法であって、媒体10を密球体モデルの構成個数N
より少ないn個の球体11で構成する。即ち、n個の球
体11が間隙を有して所定の自由度で結合された集合体
とする。それに伴い、運動方程式の並進力および回転力
に個数N,nに基づく補正係数を乗算する。これにより
密球体モデルと同等の結果を得るとともに計算量を大幅
に低減させる。よって、流体中の媒体の移動、変形、破
断、配向等が効率良く解析できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体中に混入された微
小媒体の運動解析手法に関する。特に、流体中に混入さ
れた微小媒体を間隙を有した球体でモデル化し、その移
動、変形、破断、配向等の運動状態を効率よく解析する
方法に関する。本発明は、樹脂成形において樹脂に混入
されたファイバ等の挙動を解析する解析手法に適用でき
る。
小媒体の運動解析手法に関する。特に、流体中に混入さ
れた微小媒体を間隙を有した球体でモデル化し、その移
動、変形、破断、配向等の運動状態を効率よく解析する
方法に関する。本発明は、樹脂成形において樹脂に混入
されたファイバ等の挙動を解析する解析手法に適用でき
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、流体中の媒体の運動を解析す
る手法として、特開平5−314091に開示された流
動基質中の媒体の運動解析方法がある。それは、流体中
に混入された媒体形状に対して複数の球体を1次元、2
次元又は3次元方向に結合させてモデル化し、各球体に
複数の自由度を持たせて、各球体に運動方程式を立てて
全体の動きを解析する手法である。ここで、流動性のあ
る基質とは、その内部に媒体を含み得る流動可能な分散
媒質であって、液体、気体、半流動体の他、生産時また
は使用時においてー時的に流動性を持つもの、例えば成
形時における溶融状態のプラスチックや金属等である。
以下、簡単のため流動性媒質を単に流体と記す。また、
媒体とは例えばプラスチックを強化するガラス繊維等で
ある。
る手法として、特開平5−314091に開示された流
動基質中の媒体の運動解析方法がある。それは、流体中
に混入された媒体形状に対して複数の球体を1次元、2
次元又は3次元方向に結合させてモデル化し、各球体に
複数の自由度を持たせて、各球体に運動方程式を立てて
全体の動きを解析する手法である。ここで、流動性のあ
る基質とは、その内部に媒体を含み得る流動可能な分散
媒質であって、液体、気体、半流動体の他、生産時また
は使用時においてー時的に流動性を持つもの、例えば成
形時における溶融状態のプラスチックや金属等である。
以下、簡単のため流動性媒質を単に流体と記す。また、
媒体とは例えばプラスチックを強化するガラス繊維等で
ある。
【0003】例えば、図11(a)に示すように流体中
の媒体がファイバ100である時には、1次元的に配列
された球体集合体モデル110が与えられる。その球体
集合体を構成する各球体111には隣り合う球体との間
に媒体の引張り弾性に相当する結合長の自由度、及び媒
体の曲げ弾性に相当する結合角の自由度が設定されてい
る。また、媒体が平板状物体200であれば、各球体1
11が2次元的に配列された球体集合体モデル210が
与えられる。
の媒体がファイバ100である時には、1次元的に配列
された球体集合体モデル110が与えられる。その球体
集合体を構成する各球体111には隣り合う球体との間
に媒体の引張り弾性に相当する結合長の自由度、及び媒
体の曲げ弾性に相当する結合角の自由度が設定されてい
る。また、媒体が平板状物体200であれば、各球体1
11が2次元的に配列された球体集合体モデル210が
与えられる。
【0004】上記結合長の自由度とは、モデル化の対象
となった媒体の引張り弾性に相当するものであり、隣り
合う球体間の距離が伸びたとき、これを元に戻そうとす
る力として設定される。また、結合角の自由度とは、モ
デル化の対象となった媒体の曲げ弾性に相当するもので
あり、隣り合う球体間の結合角が変化したとき、これを
元に戻そうとするトルクとして設定される。
となった媒体の引張り弾性に相当するものであり、隣り
合う球体間の距離が伸びたとき、これを元に戻そうとす
る力として設定される。また、結合角の自由度とは、モ
デル化の対象となった媒体の曲げ弾性に相当するもので
あり、隣り合う球体間の結合角が変化したとき、これを
元に戻そうとするトルクとして設定される。
【0005】上記結合長の自由度と結合角の自由度は、
実際の媒体の引張り弾性と曲げ弾牲に対応して任意に与
えることができる。一般的に、剛直な媒体の場合ほどこ
れらの自由度が小さく設定され、柔軟な媒体の場合ほど
これらの自由度が大きく設定される。上記手法は、それ
らの設定に基づいて各球体の並進、回転を計算し、その
計算結果を総計して全体の移動、変形、配向等を解析す
る解析方法である。
実際の媒体の引張り弾性と曲げ弾牲に対応して任意に与
えることができる。一般的に、剛直な媒体の場合ほどこ
れらの自由度が小さく設定され、柔軟な媒体の場合ほど
これらの自由度が大きく設定される。上記手法は、それ
らの設定に基づいて各球体の並進、回転を計算し、その
計算結果を総計して全体の移動、変形、配向等を解析す
る解析方法である。
【0006】実際には、さらに解析の基礎情報として、
基質の粘度、流れ場の分布等の基質情報および基質の流
れ場における初期位置、初期速度等の初期情報を与え
て、流体中で媒体に引き起こされる伸びや曲げ等の変形
を経時的に解析している。
基質の粘度、流れ場の分布等の基質情報および基質の流
れ場における初期位置、初期速度等の初期情報を与え
て、流体中で媒体に引き起こされる伸びや曲げ等の変形
を経時的に解析している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法は媒体を例えばN個の密接して連続した球体の集合体
でモデル化し、ある時刻における各球体の位置や姿勢に
基づいて、各球体に作用する総合力、総合トルクを求
め、それらの力と並進運動、回転運動に関する運動方程
式から次の時刻における各球体の位置や姿勢を求めると
いう方法を逐次繰り返すことで、媒体の時間経過に伴う
運動状態を求める方法である。例えば、直径D、長さL
の繊維状媒体は、直径Dの球体をN個並べてモデル化
し、各球体について上記位置、姿勢等を求める。従っ
て、その計算に必要な時間と記憶容量はN2 に比例して
増大する。さらに、流体中には、多数の媒体が存在する
ため、その個々の媒体に関する動作解析を行うには膨大
な計算量を必要し、現実的には不可能である。
法は媒体を例えばN個の密接して連続した球体の集合体
でモデル化し、ある時刻における各球体の位置や姿勢に
基づいて、各球体に作用する総合力、総合トルクを求
め、それらの力と並進運動、回転運動に関する運動方程
式から次の時刻における各球体の位置や姿勢を求めると
いう方法を逐次繰り返すことで、媒体の時間経過に伴う
運動状態を求める方法である。例えば、直径D、長さL
の繊維状媒体は、直径Dの球体をN個並べてモデル化
し、各球体について上記位置、姿勢等を求める。従っ
て、その計算に必要な時間と記憶容量はN2 に比例して
増大する。さらに、流体中には、多数の媒体が存在する
ため、その個々の媒体に関する動作解析を行うには膨大
な計算量を必要し、現実的には不可能である。
【0008】従って、本発明の目的は、流体中に混入さ
れた混入媒体を間隙を有した球体でモデル化し、媒体の
移動、変形、破断、配向、又は衝突等の運動状態を計算
量を大幅に低減させて容易に解析することである。
れた混入媒体を間隙を有した球体でモデル化し、媒体の
移動、変形、破断、配向、又は衝突等の運動状態を計算
量を大幅に低減させて容易に解析することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の流体中における媒体の運動解析方法は、
流体中に含まれる媒体をN個の球体が自由度をもって密
接して結合された密球体モデルで表現し、ある時刻にお
ける各球体に作用する総合力、総合トルクを求め、この
総合力、総合トルクから各球体の並進運動、回転運動に
関する運動方程式を立て、これらの運動方程式を数値解
析して各球体の位置及び回転角を計算し、その各球体の
計算結果を総計して、その媒体の移動、変形、破断、配
向、又は衝突等の運動状態を逐次解析する方法であっ
て、その媒体をN>nであるn個の球体が間隙を有して
所定の条件で結合された集合体でモデル化し、その運動
方程式の係数に個数N,nに基づく補正を与えて密球体
モデルと同等の結果を得るとともにその計算量を低減さ
せたことを特徴とする。
に、請求項1の流体中における媒体の運動解析方法は、
流体中に含まれる媒体をN個の球体が自由度をもって密
接して結合された密球体モデルで表現し、ある時刻にお
ける各球体に作用する総合力、総合トルクを求め、この
総合力、総合トルクから各球体の並進運動、回転運動に
関する運動方程式を立て、これらの運動方程式を数値解
析して各球体の位置及び回転角を計算し、その各球体の
計算結果を総計して、その媒体の移動、変形、破断、配
向、又は衝突等の運動状態を逐次解析する方法であっ
て、その媒体をN>nであるn個の球体が間隙を有して
所定の条件で結合された集合体でモデル化し、その運動
方程式の係数に個数N,nに基づく補正を与えて密球体
モデルと同等の結果を得るとともにその計算量を低減さ
せたことを特徴とする。
【0010】また、請求項2の流体中における媒体の運
動解析方法は、その補正が運動方程式において流体から
受ける並進力、回転力およびせん断力に対して行われる
ことを特徴とする。
動解析方法は、その補正が運動方程式において流体から
受ける並進力、回転力およびせん断力に対して行われる
ことを特徴とする。
【0011】また、請求項3の流体中における媒体の運
動解析方法は、その補正が運動方程式において媒体の復
元力に関する弾性係数に対して行われることを特徴とす
る。
動解析方法は、その補正が運動方程式において媒体の復
元力に関する弾性係数に対して行われることを特徴とす
る。
【0012】また、請求項4の流体中における媒体の運
動解析方法は、その補正が運動方程式において媒体の相
互作用による外力に対して行われることを特徴とする。
動解析方法は、その補正が運動方程式において媒体の相
互作用による外力に対して行われることを特徴とする。
【0013】また、請求項5の流体中における媒体の運
動解析方法によれば、補正は媒体を各球体間に仮想直線
を結んだセグメント集合体で表現し、衝突が予想される
セグメントの箇所に仮想球体を設けて、その仮想球体を
用いて計算した仮想球体間の衝突による並進力に対して
行い、並進力をそのセグメントに属する各球体に所定の
比率で分配することを特徴とする。
動解析方法によれば、補正は媒体を各球体間に仮想直線
を結んだセグメント集合体で表現し、衝突が予想される
セグメントの箇所に仮想球体を設けて、その仮想球体を
用いて計算した仮想球体間の衝突による並進力に対して
行い、並進力をそのセグメントに属する各球体に所定の
比率で分配することを特徴とする。
【0014】また、請求項6の流体中における媒体の運
動解析方法によれば、前記補正は、前記各球体を前記個
数N,nに基づいて隣接球が相互に接触するように拡大
された仮想球体で表現し、該仮想球体間の相互作用によ
って発生する全ての外力に対して行われることを特徴と
する。全ての外力とは、例えば並進力、回転力、せん断
力、摩擦力、弾性力、衝突等を含む。ここで、完全に接
触した仮想球は、摩擦力と摩擦力に基づく外力および弾
性力を演算する場合に適する。完全に接触せず相互の離
間距離が直径以下である仮想球は、衝突および衝突に基
づく外力を演算する場合に適する。
動解析方法によれば、前記補正は、前記各球体を前記個
数N,nに基づいて隣接球が相互に接触するように拡大
された仮想球体で表現し、該仮想球体間の相互作用によ
って発生する全ての外力に対して行われることを特徴と
する。全ての外力とは、例えば並進力、回転力、せん断
力、摩擦力、弾性力、衝突等を含む。ここで、完全に接
触した仮想球は、摩擦力と摩擦力に基づく外力および弾
性力を演算する場合に適する。完全に接触せず相互の離
間距離が直径以下である仮想球は、衝突および衝突に基
づく外力を演算する場合に適する。
【0015】
【作用及び発明の効果】請求項1の流体中における媒体
の運動解析方法によれば、その媒体をN>nであるn個
の球体が間隙を有して所定の条件で結合された集合体で
モデル化している。流体中における媒体をN個の球体の
集合で表現し、その各球体に対して運動方程式をたて
て、各球体の位置、回転角等を計算すると、その計算量
はN2 に比例する。本請求項では、所定の条件のもと
で、上記媒体をN>nであるn個の球体で間隙を有して
表現している。よって、その計算量を大幅に低減させる
ことができる。ここに、所定の条件とは、各球体間には
例えば球体の直径以上の間隙が存在しても、互いにある
媒体は他の媒体の間隙を通過できないという条件であ
る。また、球体間に摩擦を考慮する時は、上記構成個数
N、nに基づいて、その半径をN−1/n−1倍して摩
擦を計算することである。さらに、例えば流体からの外
力を計算する場合には、半径を拡大しないという条件で
ある。
の運動解析方法によれば、その媒体をN>nであるn個
の球体が間隙を有して所定の条件で結合された集合体で
モデル化している。流体中における媒体をN個の球体の
集合で表現し、その各球体に対して運動方程式をたて
て、各球体の位置、回転角等を計算すると、その計算量
はN2 に比例する。本請求項では、所定の条件のもと
で、上記媒体をN>nであるn個の球体で間隙を有して
表現している。よって、その計算量を大幅に低減させる
ことができる。ここに、所定の条件とは、各球体間には
例えば球体の直径以上の間隙が存在しても、互いにある
媒体は他の媒体の間隙を通過できないという条件であ
る。また、球体間に摩擦を考慮する時は、上記構成個数
N、nに基づいて、その半径をN−1/n−1倍して摩
擦を計算することである。さらに、例えば流体からの外
力を計算する場合には、半径を拡大しないという条件で
ある。
【0016】また、例えば媒体に作用する従来の外力を
使用して、N個の球体をn個で置き換えると、球体1個
当たりに作用する外力が大きくなる。これにより、密球
体モデルでの解析解と誤差が生じる。本請求項では、個
数N,nに基づく数値実験によりその誤差がなくなる様
に運動方程式の各外力および係数に補正を与えている。
よって、密球体モデルと同等の結果を得ることができ
る。これにより、計算量を低減させて密球体モデルと同
等の結果を得る効率のよい解析方法となる。
使用して、N個の球体をn個で置き換えると、球体1個
当たりに作用する外力が大きくなる。これにより、密球
体モデルでの解析解と誤差が生じる。本請求項では、個
数N,nに基づく数値実験によりその誤差がなくなる様
に運動方程式の各外力および係数に補正を与えている。
よって、密球体モデルと同等の結果を得ることができ
る。これにより、計算量を低減させて密球体モデルと同
等の結果を得る効率のよい解析方法となる。
【0017】また、請求項2の流体中における媒体の運
動解析方法によれば、その補正が運動方程式において流
体から受ける並進力、回転力およびせん断力に対して行
われる。上記並進力、回転力およびせん断力は流体の基
質から上記各球体に作用する全ての外力である。その全
ての外力について、上記個数N、nに基づく補正を行っ
ているので、正確にその作用を各球体の位置、角度に反
映させることができる。これにより、正確に流体の作用
をその媒体の位置、配向に反映させて解析することがで
きる。
動解析方法によれば、その補正が運動方程式において流
体から受ける並進力、回転力およびせん断力に対して行
われる。上記並進力、回転力およびせん断力は流体の基
質から上記各球体に作用する全ての外力である。その全
ての外力について、上記個数N、nに基づく補正を行っ
ているので、正確にその作用を各球体の位置、角度に反
映させることができる。これにより、正確に流体の作用
をその媒体の位置、配向に反映させて解析することがで
きる。
【0018】また、請求項3の流体中における媒体の運
動解析方法によれば、その補正が運動方程式において媒
体の復元力に関連する弾性係数に対して行われる。上記
弾性係数は、その媒体の伸縮に関する弾性係数と、その
媒体の曲げ変形に関する曲げ弾性係数、および捻れに関
する全ての弾性係数を含む。全ての弾性係数について、
上記個数N、nに基づく補正を行っているので、正確に
媒体の弾性による作用を各球体の位置、角度に反映させ
て解析することができる。
動解析方法によれば、その補正が運動方程式において媒
体の復元力に関連する弾性係数に対して行われる。上記
弾性係数は、その媒体の伸縮に関する弾性係数と、その
媒体の曲げ変形に関する曲げ弾性係数、および捻れに関
する全ての弾性係数を含む。全ての弾性係数について、
上記個数N、nに基づく補正を行っているので、正確に
媒体の弾性による作用を各球体の位置、角度に反映させ
て解析することができる。
【0019】また、請求項4の流体中における媒体の運
動解析方法によれば、その補正は運動方程式において媒
体の相互作用によって発生する外力に対して行われる。
ここに、相互作用による外力とは、媒体と媒体の衝突・
摩擦等を意味する。流体中には多数の媒体が混入され、
移動過程においてそれらの媒体間には衝突、摩擦などの
相互作用がある。この相互作用によっても、その媒体の
位置、形状、配向が決定される。本請求項の運動解析方
法は、その相互作用に対して上記個数N、nに基づく補
正を行っているので、正確に相互作用を各球体の位置、
角度に反映させて解析することができる。これにより、
媒体間の相互作用による媒質の位置、形状、配向、変形
を正確に求めることができる。
動解析方法によれば、その補正は運動方程式において媒
体の相互作用によって発生する外力に対して行われる。
ここに、相互作用による外力とは、媒体と媒体の衝突・
摩擦等を意味する。流体中には多数の媒体が混入され、
移動過程においてそれらの媒体間には衝突、摩擦などの
相互作用がある。この相互作用によっても、その媒体の
位置、形状、配向が決定される。本請求項の運動解析方
法は、その相互作用に対して上記個数N、nに基づく補
正を行っているので、正確に相互作用を各球体の位置、
角度に反映させて解析することができる。これにより、
媒体間の相互作用による媒質の位置、形状、配向、変形
を正確に求めることができる。
【0020】また、請求項5の流体中における媒体の運
動解析方法は、媒体を各球体間を仮想直線で結んだセグ
メント集合体で表現し、仮想直線の最も接近した2点を
求め、その位置に仮想球体を設けて、その仮想球体間の
衝突を並進力とする。N個の密球体モデルで表現した媒
体をN>nであるn個の球体で表現した場合、各球体間
には間隙が生じる。媒体と媒体の衝突を計算する場合に
は、計算量は低減されるものの、この間隙を他の媒体が
通り抜ける事象が生じる。これは、現実の衝突を表すも
のではない。
動解析方法は、媒体を各球体間を仮想直線で結んだセグ
メント集合体で表現し、仮想直線の最も接近した2点を
求め、その位置に仮想球体を設けて、その仮想球体間の
衝突を並進力とする。N個の密球体モデルで表現した媒
体をN>nであるn個の球体で表現した場合、各球体間
には間隙が生じる。媒体と媒体の衝突を計算する場合に
は、計算量は低減されるものの、この間隙を他の媒体が
通り抜ける事象が生じる。これは、現実の衝突を表すも
のではない。
【0021】本請求項の運動解析方法では、上記のよう
に衝突時にはセグメントで表現し、そのセグメント上に
仮想球体を設けて衝突を計算している。よって、密球体
モデルでのシミュレーションと同様、媒体と媒体の衝突
を表現することができる。また、仮想球体で得られた上
記外力を仮想球体の位置に応じた比率で、両側の各球体
に分配している。これにより、密球体モデルでのシミュ
レーションと同等の衝突による媒体の位置、形状、配向
の結果を得ることができる。
に衝突時にはセグメントで表現し、そのセグメント上に
仮想球体を設けて衝突を計算している。よって、密球体
モデルでのシミュレーションと同様、媒体と媒体の衝突
を表現することができる。また、仮想球体で得られた上
記外力を仮想球体の位置に応じた比率で、両側の各球体
に分配している。これにより、密球体モデルでのシミュ
レーションと同等の衝突による媒体の位置、形状、配向
の結果を得ることができる。
【0022】また、請求項6の流体中における媒体の運
動解析方法によれば、各球体に個数N,nに基づいて拡
大され、相互に接触された仮想球体を想定し、その仮想
球体間の摩擦(相互作用)によって発生する外力を各球
体に働く力としている。
動解析方法によれば、各球体に個数N,nに基づいて拡
大され、相互に接触された仮想球体を想定し、その仮想
球体間の摩擦(相互作用)によって発生する外力を各球
体に働く力としている。
【0023】N個の密球体モデルで表現した媒体をN>
nであるn個の球体で表現した場合、各球体間には間隙
が生じる。そして、媒体と媒体の接触を計算する場合に
は、その計算量は低減されるものの、この間隙があるた
め接触のない事象が生ずる。これは、密球体モデルと一
致するものではない。本請求項では、個数N,nに基づ
いて各球体を拡大して仮想球体とし、その仮想球体で作
製した仮想の密球体モデルを用いている。よって、確実
に媒体と媒体の摩擦力を表現し、その摩擦力から並進力
と回転力を得ることができる。
nであるn個の球体で表現した場合、各球体間には間隙
が生じる。そして、媒体と媒体の接触を計算する場合に
は、その計算量は低減されるものの、この間隙があるた
め接触のない事象が生ずる。これは、密球体モデルと一
致するものではない。本請求項では、個数N,nに基づ
いて各球体を拡大して仮想球体とし、その仮想球体で作
製した仮想の密球体モデルを用いている。よって、確実
に媒体と媒体の摩擦力を表現し、その摩擦力から並進力
と回転力を得ることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。尚、本発明は下記実施例に
限定されるものではない。図1に、本実施例の流体中に
おける媒体10を示す。媒体10は、簡単化するため長
さL、直径2aの1次元繊維とする。図1(a)に繊維
形状を、図1(b)にN個の密接して連続した球体で示
した密球体モデル(以降、従来モデル)を、図1(c)
に本実施例のモデルを示す。尚、媒体が平板状であれば
球体11が2次元的に配列された集合体で、媒体が立体
であれば球体を3次元に配列した集合体でモデル化す
る。
て図面を参照して説明する。尚、本発明は下記実施例に
限定されるものではない。図1に、本実施例の流体中に
おける媒体10を示す。媒体10は、簡単化するため長
さL、直径2aの1次元繊維とする。図1(a)に繊維
形状を、図1(b)にN個の密接して連続した球体で示
した密球体モデル(以降、従来モデル)を、図1(c)
に本実施例のモデルを示す。尚、媒体が平板状であれば
球体11が2次元的に配列された集合体で、媒体が立体
であれば球体を3次元に配列した集合体でモデル化す
る。
【0025】本実施例の特徴は、従来、N個の球体11
が密に結合された媒体10を、N>nであるn個の球体
11で表現したことである。また、各球体11間に6自
由度を有した仮想的なバネ12を想定し、そのバネ12
によって相互に結合させたことである。これにより、媒
体10の位置、配向等に対する計算量を大幅に低減する
とともに媒体10の変形を正確に算出することができ
る。本実施例では、上記n個の球体モデルを粗視化モデ
ルと記し、この粗視化モデルでの媒体10の変形の解析
方法について説明する。尚、上記6自由度とは、例えば
球体11の位置及び姿勢を表すr(=(x,y,z),
座標による位置)、オイラー角Θ(=(θ,φ,ψ))
等の各パラメータである。各球体は、この6つの方向に
所定の条件で変位可能とする。
が密に結合された媒体10を、N>nであるn個の球体
11で表現したことである。また、各球体11間に6自
由度を有した仮想的なバネ12を想定し、そのバネ12
によって相互に結合させたことである。これにより、媒
体10の位置、配向等に対する計算量を大幅に低減する
とともに媒体10の変形を正確に算出することができ
る。本実施例では、上記n個の球体モデルを粗視化モデ
ルと記し、この粗視化モデルでの媒体10の変形の解析
方法について説明する。尚、上記6自由度とは、例えば
球体11の位置及び姿勢を表すr(=(x,y,z),
座標による位置)、オイラー角Θ(=(θ,φ,ψ))
等の各パラメータである。各球体は、この6つの方向に
所定の条件で変位可能とする。
【0026】このような条件の媒体10(粗視化モデ
ル)を流動場中に想定し、各球体11の回転、及び並進
に対する運動方程式を次式で表現する。尚、下記の式は
全てベクトルである。
ル)を流動場中に想定し、各球体11の回転、及び並進
に対する運動方程式を次式で表現する。尚、下記の式は
全てベクトルである。
【数1】球体の回転運動に関して、次式が成立する。 I・d2 Θi /dt2 = A・Ti h +B・ΣTi b +ΣTi t −Σa・fij×nij …(1) 球体間ですべりのない条件式として次式が成立する。 dri /dt+C・a・dΘi /dt×nij =drj /dt+C・a・dΘj /dt×nji …(2) ここに、A,B,C:補正係数 Θi :球体の姿勢に関するオイラー角のベクトル量で、
(α,φ,ψ)である。 I:球体の慣性モーメント Ti h :流体から受けるトルク Ti b :バネから受けるトルク Ti t :バネから受けるねじりトルク a :球体の半径 fij:球体iが球体jから受ける摩擦力 nij:球体iからjへの単位ベクトル i,j:球体を示すインデックス 尚、Ti h は詳細には、Ti h =−8πη0 a3 (dΘ
i /dt−ω(ri ))である。ω(ri )は位置ri
における流動場の角速度である。
(α,φ,ψ)である。 I:球体の慣性モーメント Ti h :流体から受けるトルク Ti b :バネから受けるトルク Ti t :バネから受けるねじりトルク a :球体の半径 fij:球体iが球体jから受ける摩擦力 nij:球体iからjへの単位ベクトル i,j:球体を示すインデックス 尚、Ti h は詳細には、Ti h =−8πη0 a3 (dΘ
i /dt−ω(ri ))である。ω(ri )は位置ri
における流動場の角速度である。
【0027】又、並進力に対する運動方程式として次式
が成立する。
が成立する。
【数2】 m・d2 ri /dt2 = P・Fij p +Q・Fi h +ΣFi s +Σfij …(3) ここに、 P,Q,:補正係数 ri :位置(x,y,z) m:質量 Fi h :流体から受ける力 Fi s :バネから受ける力 Fij p :球体iの球体jからの相互作用 fij:球体iの球体jからの摩擦力 i,j:球体を示すインデックス である。
【0028】また、Fi h は詳細には、Fi h =−6π
η0 a(dri /dt−v(ri ))である。v
(ri )は、位置ri における流動場の速度である。
η0 a(dri /dt−v(ri ))である。v
(ri )は、位置ri における流動場の速度である。
【0029】上記の(1)、(3)を(2)式の条件の
基に解く。(1)、(2)、(3)式は、ベクトル量に
関する式で、実際には、各成分毎に式を立てて、解くこ
とになる。
基に解く。(1)、(2)、(3)式は、ベクトル量に
関する式で、実際には、各成分毎に式を立てて、解くこ
とになる。
【0030】上記補正係数A,B,Cは、粗視化モデル
のための補正係数である。これは、本来N個で表現すべ
き集合体を、n個、即ち間隙を有して表現した場合、流
体から受けるトルクTi h およびバネから受けるトルク
Ti b に誤差が生じるからである。そして、その誤差は
その間隙距離に係わると推定されるからである。ここで
は、この係数A,Bが乗算される第1項および第2項に
ついて説明する。他の項の作用は、従来モデルと同等で
ある。また、Cは後述する仮想球体による半径の拡大係
数であり、上記トルクに関係する。
のための補正係数である。これは、本来N個で表現すべ
き集合体を、n個、即ち間隙を有して表現した場合、流
体から受けるトルクTi h およびバネから受けるトルク
Ti b に誤差が生じるからである。そして、その誤差は
その間隙距離に係わると推定されるからである。ここで
は、この係数A,Bが乗算される第1項および第2項に
ついて説明する。他の項の作用は、従来モデルと同等で
ある。また、Cは後述する仮想球体による半径の拡大係
数であり、上記トルクに関係する。
【0031】先ず第1項の補正係数AおよびCについて
説明する。例えば、各球体11間が間隙を有したままで
あると、両球体11間の摩擦力fi j が0になる(図
2)。従って、図2に示すように球体11の外周に互い
に接触する直径2λaの仮想球13を考える。またこの
時、終端条件として、図3に示す様に必ず媒体の終端に
球体11の中心と、仮想球体13の中心が位置する様に
設定する。両端の球体間の中心距離L’は、従来モデル
では2a(N−1)であり、粗視化モデルでは2λa
(n−1)である。よって、λ=N−1/n−1とな
る。即ち、仮想球体13の直径は従来モデルの構成個数
Nと粗視化モデルの構成個数nで関連づけられる。ま
た、この2λaの仮想球体13を想定すれば、従来モデ
ルとその運動方程式およびその関係式が使用できる。ま
た、これにより上記(2)式の係数Cはλに設定され
る。
説明する。例えば、各球体11間が間隙を有したままで
あると、両球体11間の摩擦力fi j が0になる(図
2)。従って、図2に示すように球体11の外周に互い
に接触する直径2λaの仮想球13を考える。またこの
時、終端条件として、図3に示す様に必ず媒体の終端に
球体11の中心と、仮想球体13の中心が位置する様に
設定する。両端の球体間の中心距離L’は、従来モデル
では2a(N−1)であり、粗視化モデルでは2λa
(n−1)である。よって、λ=N−1/n−1とな
る。即ち、仮想球体13の直径は従来モデルの構成個数
Nと粗視化モデルの構成個数nで関連づけられる。ま
た、この2λaの仮想球体13を想定すれば、従来モデ
ルとその運動方程式およびその関係式が使用できる。ま
た、これにより上記(2)式の係数Cはλに設定され
る。
【0032】この時、仮想球体13の単位面積当たりの
外力をそのままに設定しておくと、表面積が増大してい
るので、受ける外力が大きくなると予想される。従っ
て、外力の係数を補正して従来モデルと粗視化モデルの
結果を数値実験で一致させる必要がある。
外力をそのままに設定しておくと、表面積が増大してい
るので、受ける外力が大きくなると予想される。従っ
て、外力の係数を補正して従来モデルと粗視化モデルの
結果を数値実験で一致させる必要がある。
【0033】数値実験とは、せん断速度場で従来モデル
の媒体10と粗視化モデルの媒体10を回転させる実験
である。その回転周期を一致させて、λを変化させた時
の従来モデルと粗視化モデルでの外力比を求めるもので
ある。この外力比を補正係数αとする。その数値実験の
結果を図4のグラフに示す。曲線aとbが、周期が一致
した時の係数λと補正係数αの関係である。示される曲
線の数値解析により、次式による補正係数が得られた。
の媒体10と粗視化モデルの媒体10を回転させる実験
である。その回転周期を一致させて、λを変化させた時
の従来モデルと粗視化モデルでの外力比を求めるもので
ある。この外力比を補正係数αとする。その数値実験の
結果を図4のグラフに示す。曲線aとbが、周期が一致
した時の係数λと補正係数αの関係である。示される曲
線の数値解析により、次式による補正係数が得られた。
【数3】 α(λ)=a1 ・atan(b1 λ)+c1 (λ<λth) …(4)
【数4】 α(λ)=a2 ・atan(b2 λ)+c2 (λ>λth) …(5)
【0034】ここに、a1 ,a2 ,b1 ,b2 ,c1 ,
c2 は定数であり、周期運動について、数値実験より理
論解との比較から決定する。また、λthは曲線aとbの
交点であり、λ<λth時には(4)式を使用し、λ>λ
th時には(5)式を使用する。また、このαに基づいた
両モデルでの数値実験によるトルクの比較より、式
(1)の第1項の流体から受けるトルクTi h の補正係
数Aはα3 であることを得た。
c2 は定数であり、周期運動について、数値実験より理
論解との比較から決定する。また、λthは曲線aとbの
交点であり、λ<λth時には(4)式を使用し、λ>λ
th時には(5)式を使用する。また、このαに基づいた
両モデルでの数値実験によるトルクの比較より、式
(1)の第1項の流体から受けるトルクTi h の補正係
数Aはα3 であることを得た。
【0035】次に第2項の補正係数Bについて説明す
る。第2項は、バネから受けるトルクの項である。これ
は、従来モデルと粗視化モデルの弾性係数の比較によっ
て説明できる(図5)。図5(a)が従来モデルであ
り、図5(b)が粗視化モデルである。ともに外力によ
る変形量は同じであるとする。この時の変形角をそれぞ
れθ1 、θ2 とすれば、図5よりθ1 =2a/R、θ2
=2λa/Rである。粗視化モデルでは1個当たりの変
形角が通常モデルのλ倍であるので、1個当たりのバネ
定数は通常モデルの1/λ倍となる。換言すれば、粗視
化モデルでは、モーメントを1/λ倍の個数のバネで受
けるので、その全体のバネ定数は通常モデルの1/λ倍
である。以上から、粗視化モデルのバネ定数kRMは従来
モデルの1/λ2 にする必要がある。よって、各球体が
上式(1)の第2項のバネから受けるトルクTi b の補
正係数Bは1/λ2 であることを得る。
る。第2項は、バネから受けるトルクの項である。これ
は、従来モデルと粗視化モデルの弾性係数の比較によっ
て説明できる(図5)。図5(a)が従来モデルであ
り、図5(b)が粗視化モデルである。ともに外力によ
る変形量は同じであるとする。この時の変形角をそれぞ
れθ1 、θ2 とすれば、図5よりθ1 =2a/R、θ2
=2λa/Rである。粗視化モデルでは1個当たりの変
形角が通常モデルのλ倍であるので、1個当たりのバネ
定数は通常モデルの1/λ倍となる。換言すれば、粗視
化モデルでは、モーメントを1/λ倍の個数のバネで受
けるので、その全体のバネ定数は通常モデルの1/λ倍
である。以上から、粗視化モデルのバネ定数kRMは従来
モデルの1/λ2 にする必要がある。よって、各球体が
上式(1)の第2項のバネから受けるトルクTi b の補
正係数Bは1/λ2 であることを得る。
【0036】図6にこの補正係数Bを導入した片持ち梁
の解析結果を示す。片持ち梁は、一端が固定された縦弾
性係数E=10MPa、直径2a=0.5mm,長さL
=5.0mmの繊維からなる。図6は、他の一端に荷重
F=1.0mNを与えた結果である。横軸が繊維長さx
mm(座標)であり、縦軸がたわみ角θである。折れ線
eが球体の構成個数を4とした場合である。従来モデル
の場合、球体個数は10であるが、個数を4としても理
論曲線fに近似できることが示された。
の解析結果を示す。片持ち梁は、一端が固定された縦弾
性係数E=10MPa、直径2a=0.5mm,長さL
=5.0mmの繊維からなる。図6は、他の一端に荷重
F=1.0mNを与えた結果である。横軸が繊維長さx
mm(座標)であり、縦軸がたわみ角θである。折れ線
eが球体の構成個数を4とした場合である。従来モデル
の場合、球体個数は10であるが、個数を4としても理
論曲線fに近似できることが示された。
【0037】このように、流体中の媒体にN>nである
n個の球体からなる粗視化モデルを採用し、回転の運動
方程式にN、nに基づく補正係数を導入すれば、計算量
を大幅に低減させて、正確に媒体の変形を予測すること
ができる。
n個の球体からなる粗視化モデルを採用し、回転の運動
方程式にN、nに基づく補正係数を導入すれば、計算量
を大幅に低減させて、正確に媒体の変形を予測すること
ができる。
【0038】尚、上記係数αを大幅に増大させて、せん
断解析を行うこともできる。せん断流動場で、最大トル
クを受ける様に媒体を配置し回転させる。せん断流動場
がある大きさを越えると媒体は破断する。破断の決定
は、次式のMasonのせん断速度場における繊維の座
屈条件を用いた。
断解析を行うこともできる。せん断流動場で、最大トル
クを受ける様に媒体を配置し回転させる。せん断流動場
がある大きさを越えると媒体は破断する。破断の決定
は、次式のMasonのせん断速度場における繊維の座
屈条件を用いた。
【0039】
【数5】 η0 ・γ/E=(ln(2d)−1.75)/2d4 …(6) ここに、η0 :係数 1/γ:回転周期 E:係数 d:繊維の直径 である。尚、破断ルールは、1.破断後も媒体長は変化
しない。2.破断後も媒体の形状を正しく表現する。
3.破断後も1媒体を最低球数の2個で表現できること
とした。
しない。2.破断後も媒体の形状を正しく表現する。
3.破断後も1媒体を最低球数の2個で表現できること
とした。
【0040】図7に媒体のアスペクト比(L/2a)に
対する限界せん断応力曲線を示す。実線nがMason
の理論値である。プロット点が流体力補正である補正係
数A(=α3 )=369%時の限界せん断応力および形
状補正である補正係数B(1/λ2 )=50%の限界せ
ん断応力である。形状補正とは、曲げ変形に対する補正
である。流体力補正係数α3 =369%とすると、Ma
sonの理論式とよく一致する。これにより、粗視化モ
デルでもせん断解析を精度よく行うことができる。
対する限界せん断応力曲線を示す。実線nがMason
の理論値である。プロット点が流体力補正である補正係
数A(=α3 )=369%時の限界せん断応力および形
状補正である補正係数B(1/λ2 )=50%の限界せ
ん断応力である。形状補正とは、曲げ変形に対する補正
である。流体力補正係数α3 =369%とすると、Ma
sonの理論式とよく一致する。これにより、粗視化モ
デルでもせん断解析を精度よく行うことができる。
【0041】また、図8にせん断速度場に置かれた媒体
の周期運動ついて、上記補正を用いて数値実験を行った
結果を示す。図8(a)に、せん断速度場と媒体10の
配置を示す。尚、媒体10は2球体で表現したものであ
る。図8(b)にアスペクト比20の、図8(c)にア
スペクト比100の媒体10の終端軌跡を示す。両者と
もJeffreyの理論解にほぼ近似されている。また、図9
に補正の効果をアスペクト比と周期の関係図で示す。横
軸がアスペクト比であり、縦軸が周期である。補正を行
った場合をp1 でプロットし、行わない場合をp2 でプ
ロットした。補正を行った場合は、Jefferyの理論解に
一致することが示された。これにより、媒体をN>nで
あるn個の球体を間隙を有して構成しても、上記補正を
行うことで、ほぼ従来モデルと同等の解析が可能となっ
た。よって大幅に計算時間を低減する優れた解析方法と
なる。
の周期運動ついて、上記補正を用いて数値実験を行った
結果を示す。図8(a)に、せん断速度場と媒体10の
配置を示す。尚、媒体10は2球体で表現したものであ
る。図8(b)にアスペクト比20の、図8(c)にア
スペクト比100の媒体10の終端軌跡を示す。両者と
もJeffreyの理論解にほぼ近似されている。また、図9
に補正の効果をアスペクト比と周期の関係図で示す。横
軸がアスペクト比であり、縦軸が周期である。補正を行
った場合をp1 でプロットし、行わない場合をp2 でプ
ロットした。補正を行った場合は、Jefferyの理論解に
一致することが示された。これにより、媒体をN>nで
あるn個の球体を間隙を有して構成しても、上記補正を
行うことで、ほぼ従来モデルと同等の解析が可能となっ
た。よって大幅に計算時間を低減する優れた解析方法と
なる。
【0042】以上のようにして、従来モデルに代えてn
個の球体モデルからなる粗視化モデルを採用し、回転に
対する運動方程式に係数を乗算することで媒体10の変
形を精度良く解析することができる。次に、並進運動に
関する方程式(3)を解くことにより、同じく粗視化モ
デルを用いて、媒体の位置を正確に解析する方法につい
て説明する。
個の球体モデルからなる粗視化モデルを採用し、回転に
対する運動方程式に係数を乗算することで媒体10の変
形を精度良く解析することができる。次に、並進運動に
関する方程式(3)を解くことにより、同じく粗視化モ
デルを用いて、媒体の位置を正確に解析する方法につい
て説明する。
【0043】図1(c)に示す粗視化モデルの媒体10
を流れ場に設定すると、上記(3)式のうよに並進力に
対する運動方程式が成立する。
を流れ場に設定すると、上記(3)式のうよに並進力に
対する運動方程式が成立する。
【0044】上記相互作用Fij p を式(7)〜(8)に
示す。相互作用Fij p は、接近する2球体の中心の離間
距離|rj −ri |の関数であり、媒体同士が非常に接
近した場合に発生し、先ず流体力学的相互作用(引力)
が発生し、さらに接近すると剛体反発力が働く。
示す。相互作用Fij p は、接近する2球体の中心の離間
距離|rj −ri |の関数であり、媒体同士が非常に接
近した場合に発生し、先ず流体力学的相互作用(引力)
が発生し、さらに接近すると剛体反発力が働く。
【数6】 Fij p =0 …(7)
【数7】 Fij p =3/2a2 πη(vj -vi )nij/(|r j -ri |-2a)n ij …(8)
【数8】 Fij p =-D0 ・exp(G0(1- |r j -ri |/ 2a))n ij …(9) 但シ、(7)式は|r j -ri |>3a が条件である。(8)
式は2.0001a<|r j -ri |≦3aが条件である。(9)式
は、|r j -ri |≦ 2.0001a が条件である。ここに、
vi は球体iの速度、n ijはrijベクトルの単位ベクト
ルであり、D0,G0各球体の反発力に関する係数である。
これらの相互作用Fijp は、粒子登録法により時間が短
縮されて計算されている。粒子登録法とは、全ての球体
に対しては計算せず、媒体を構成するある特定の粒子を
登録し、その粒子に関してのみ上記相互作用を計算する
ものである。この登録粒子は、適当な時間後他の粒子に
登録される。
式は2.0001a<|r j -ri |≦3aが条件である。(9)式
は、|r j -ri |≦ 2.0001a が条件である。ここに、
vi は球体iの速度、n ijはrijベクトルの単位ベクト
ルであり、D0,G0各球体の反発力に関する係数である。
これらの相互作用Fijp は、粒子登録法により時間が短
縮されて計算されている。粒子登録法とは、全ての球体
に対しては計算せず、媒体を構成するある特定の粒子を
登録し、その粒子に関してのみ上記相互作用を計算する
ものである。この登録粒子は、適当な時間後他の粒子に
登録される。
【0045】上記(3)式の補正係数P,Qは、粗視化
モデルのための補正係数である。これは、本来N個で表
現すべき集合体を、n個、即ち間隙を有して表現したか
らである。即ち、流体から受ける並進力Fi h 、球体間
の相互作用から受ける反発力Fij pに誤差を生じるから
である。そして、その誤差はその間隙距離に係わると推
定されるからである。ここでは、上記補正係数P,Qが
乗算される第1項および第2項について説明する。他の
項は、従来モデルと同等である。
モデルのための補正係数である。これは、本来N個で表
現すべき集合体を、n個、即ち間隙を有して表現したか
らである。即ち、流体から受ける並進力Fi h 、球体間
の相互作用から受ける反発力Fij pに誤差を生じるから
である。そして、その誤差はその間隙距離に係わると推
定されるからである。ここでは、上記補正係数P,Qが
乗算される第1項および第2項について説明する。他の
項は、従来モデルと同等である。
【0046】先ず第1項の補正係数Pについて説明す
る。第1項は衝突による相互作用である。例えば、各球
体11間が間隙を有したままであると、現実にはあり得
ない両媒体が互いに通り抜ける事象がある。従って、図
10(a)に示すように互いに隣接した球体11間を結
ぶ仮想直線を考えセグメント15、16とする。その
際、相互の直線距離が所定値以内であるセグメントが選
択され、登録される。そして、登録されたセグメントに
おいて、両セグメントの間隔が最小となる2点k1 、k
2 を設定し、その上に仮想球体17、18を想定する。
る。第1項は衝突による相互作用である。例えば、各球
体11間が間隙を有したままであると、現実にはあり得
ない両媒体が互いに通り抜ける事象がある。従って、図
10(a)に示すように互いに隣接した球体11間を結
ぶ仮想直線を考えセグメント15、16とする。その
際、相互の直線距離が所定値以内であるセグメントが選
択され、登録される。そして、登録されたセグメントに
おいて、両セグメントの間隔が最小となる2点k1 、k
2 を設定し、その上に仮想球体17、18を想定する。
【0047】この仮想球体17、18の衝突による相互
作用Fij p は上式(7)〜(9)に従って求められる。
そして、その相互作用Fij p は、セグメント15の点k
1 上に設けた仮想球体17の位置による配分比s:(1
−s)に応じて、両側の各球体11a、11bに分配さ
れる(図10(b))。図10(b)は式(9)で表せ
られる反発力である。これにより、粗視化モデルにおい
ても従来モデルと同等の衝突が計算される。
作用Fij p は上式(7)〜(9)に従って求められる。
そして、その相互作用Fij p は、セグメント15の点k
1 上に設けた仮想球体17の位置による配分比s:(1
−s)に応じて、両側の各球体11a、11bに分配さ
れる(図10(b))。図10(b)は式(9)で表せ
られる反発力である。これにより、粗視化モデルにおい
ても従来モデルと同等の衝突が計算される。
【0048】次に、第2項の補正係数Qについて説明す
る。第2項は、流体から受ける並進力である。仮想球体
を想定すると流体から受ける並進力が大きくなる。従っ
て、その流体による外力を補正する必要がある。これ
は、(4)、(5)式の従来モデルと粗視化モデルとの
外力比αが使用できる。よって、補正係数Qはαとな
る。これにより、流体からの並進力が補正され、それを
用いた運動方程式から従来モデルと同等の解が得られ
る。
る。第2項は、流体から受ける並進力である。仮想球体
を想定すると流体から受ける並進力が大きくなる。従っ
て、その流体による外力を補正する必要がある。これ
は、(4)、(5)式の従来モデルと粗視化モデルとの
外力比αが使用できる。よって、補正係数Qはαとな
る。これにより、流体からの並進力が補正され、それを
用いた運動方程式から従来モデルと同等の解が得られ
る。
【0049】このように、N>nであるn個の球体から
なる粗視化モデルを採用して、並進に関する運動方程式
の係数P,Qを補正すれば、計算量を大幅に低減させる
とともに、正確に媒体の位置を予測することができる。
なる粗視化モデルを採用して、並進に関する運動方程式
の係数P,Qを補正すれば、計算量を大幅に低減させる
とともに、正確に媒体の位置を予測することができる。
【0050】(変形例)以上、本発明を表す1実施例を
示したが、他に様々な変形例が考えられる。例えば、係
数αは、関数a・tan(b1 λ)から求めたが、他の
関数を近似解としてそれから求めてもよい。例えば、双
曲線関数でもよい。
示したが、他に様々な変形例が考えられる。例えば、係
数αは、関数a・tan(b1 λ)から求めたが、他の
関数を近似解としてそれから求めてもよい。例えば、双
曲線関数でもよい。
【0051】又、1つの1次元線状物体について、近似
する球体の数は任意である。又、両端に1個づつの球を
設けることで、最も簡単で、計算量を最も減少させるこ
とができる。上記の(1)〜(3)式を同時に逐次的に
数値解析することで、媒体の並進、回転、曲げ、せん断
状態を同時に求めることができるが、ある状態情報だけ
必要とするならば、それに関する方程式のみを解けば良
い。上記の数値解析は、コンピュータにより実施される
が、本発明は、媒体の運動状態を解析する方法の他、上
記のように補正された係数を有する方程式を解く各ステ
ップを有するプログラムを記憶媒体に記憶させて提供す
ることもできる。又、そのプログラムを実行するCPU
を有したコンピュータシステムにより解析装置として提
供することも可能である。また、各球体の位置、角度か
ら媒体の位置、配向、変形を数値で求めたが、それを視
覚化してもよい。また、上記例では各媒体間の相互作用
を求めたが、流路壁との衝突、摩擦に応用し、流路内で
の媒体の偏在等の解析にも使用できる。さらに上記実施
例では、互いに等しい直径の球体、あるいは仮想球体を
想定したがそれらの大きさを異ならせることもできる。
する球体の数は任意である。又、両端に1個づつの球を
設けることで、最も簡単で、計算量を最も減少させるこ
とができる。上記の(1)〜(3)式を同時に逐次的に
数値解析することで、媒体の並進、回転、曲げ、せん断
状態を同時に求めることができるが、ある状態情報だけ
必要とするならば、それに関する方程式のみを解けば良
い。上記の数値解析は、コンピュータにより実施される
が、本発明は、媒体の運動状態を解析する方法の他、上
記のように補正された係数を有する方程式を解く各ステ
ップを有するプログラムを記憶媒体に記憶させて提供す
ることもできる。又、そのプログラムを実行するCPU
を有したコンピュータシステムにより解析装置として提
供することも可能である。また、各球体の位置、角度か
ら媒体の位置、配向、変形を数値で求めたが、それを視
覚化してもよい。また、上記例では各媒体間の相互作用
を求めたが、流路壁との衝突、摩擦に応用し、流路内で
の媒体の偏在等の解析にも使用できる。さらに上記実施
例では、互いに等しい直径の球体、あるいは仮想球体を
想定したがそれらの大きさを異ならせることもできる。
【図1】本発明の具体的な一実施例に係る流体中に置か
れる媒体を間隙を有した球体の集合体でモデル化した模
式図。
れる媒体を間隙を有した球体の集合体でモデル化した模
式図。
【図2】実施例に係る間隙を有した球体間に接触する仮
想球体の設定説明図。
想球体の設定説明図。
【図3】実施例に係る仮想球体の直径を求める説明図。
【図4】実施例にかかる仮想球体の係数λと補正係数α
の関係図。
の関係図。
【図5】実施例に係る曲げ弾性発生時の球体および仮想
球体の配置図。
球体の配置図。
【図6】実施例に係る補正係数Bを導入した片持ち梁の
解析結果説明図。
解析結果説明図。
【図7】実施例に係る媒体のアスペクト比と限界せん断
応力の関係図。
応力の関係図。
【図8】実施例に係るせん断速度場における媒体の軌跡
を用いた比較図。
を用いた比較図。
【図9】実施例に係るせん断速度場における媒体のアス
ペクト比と周期の関係図。
ペクト比と周期の関係図。
【図10】実施例に係るセグメントによる衝突説明図。
【図11】従来の流体中における媒体を連続した球体で
モデル化した模式図。
モデル化した模式図。
10 媒体 11 球体 11a、11b 球体 12 バネ 13 仮想球体 15,16 セグメント 17,18 仮想球体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松岡 孝明 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 Fターム(参考) 5B056 AA06 BB03 BB83 HH00
Claims (6)
- 【請求項1】流動性のある基質に含まれる媒体の運動解
析方法であって、該媒体をN個の球体が自由度をもって
密接して結合された密球体モデルで表現し、ある時刻に
おける各球体に作用する総合力、総合トルクを求め、こ
の総合力、総合トルクから各球体の並進運動、回転運動
に関する運動方程式を立て、これらの運動方程式を数値
解析して各球体の位置及び回転角を計算し、その計算結
果を総計して、前記媒体の移動、変形、破断、配向、又
は衝突等の運動状態を逐次解析する方法を簡略化した媒
体の運動解析方法において、 前記媒体をN>nであるn個の球体が間隙を有して所定
の条件で結合された集合体でモデル化し、前記運動方程
式の並進力および回転力に前記個数N,nに基づく補正
を与えて前記密球体モデルと同等の結果を得るとともに
前記計算の計算量を低減させることを特徴とする流体中
における媒体の運動解析方法。 - 【請求項2】前記補正は、前記運動方程式において流体
から受ける並進力、回転力およびせん断力に対して行わ
れることを特徴とする請求項1に記載の流体中における
媒体の運動解析方法。 - 【請求項3】前記補正は、前記運動方程式において前記
媒体の復元力に関連する弾性係数に対して行われること
を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の流体中にお
ける媒体の運動解析方法。 - 【請求項4】前記補正は、前記運動方程式において前記
媒体の相互作用による外力に対して行われることを特徴
とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の流
体中における媒体の運動解析方法。 - 【請求項5】前記補正は、前記媒体を前記各球体間に仮
想直線を結んだセグメント集合体で表現し、衝突が予想
されるセグメントの箇所に仮想球体を設けて、該仮想球
体を用いて計算した仮想球体間の衝突による並進力に対
して行い、該並進力を前記セグメントに属する各球体に
所定の比率で分配することを特徴とする請求項4に記載
の流体中における媒体の運動解析方法。 - 【請求項6】前記補正は、前記各球体を前記個数N,n
に基づいて隣接球が相互に接触するように拡大された仮
想球体で表現し、該仮想球体間の相互作用によって発生
する全ての外力に対して行われることを特徴とする請求
項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の流体中におけ
る媒体の運動解析方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11132034A JP2000322407A (ja) | 1999-05-12 | 1999-05-12 | 流体中における媒体の運動解析方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11132034A JP2000322407A (ja) | 1999-05-12 | 1999-05-12 | 流体中における媒体の運動解析方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000322407A true JP2000322407A (ja) | 2000-11-24 |
Family
ID=15071962
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11132034A Pending JP2000322407A (ja) | 1999-05-12 | 1999-05-12 | 流体中における媒体の運動解析方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000322407A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009264376A (ja) * | 2008-04-25 | 2009-11-12 | Rolls Royce Plc | 柔軟体衝突の特性描写 |
| JP2018088085A (ja) * | 2016-11-28 | 2018-06-07 | 株式会社豊田中央研究所 | 流体中における構造体の簡易運動解析方法、装置、及びプログラム |
| JP2019036119A (ja) * | 2017-08-15 | 2019-03-07 | 株式会社豊田中央研究所 | 繊維挙動計算装置、方法、及びプログラム |
| JP2019101939A (ja) * | 2017-12-06 | 2019-06-24 | 株式会社豊田中央研究所 | 流体中の繊維状物質の運動状態の解析方法及びその解析装置 |
| WO2021246378A1 (ja) * | 2020-06-01 | 2021-12-09 | 住友金属鉱山株式会社 | シミュレーション装置、シミュレーション方法、プログラム |
| JP2021190060A (ja) * | 2020-06-01 | 2021-12-13 | 住友金属鉱山株式会社 | シミュレーション装置、シミュレーション方法、プログラム |
-
1999
- 1999-05-12 JP JP11132034A patent/JP2000322407A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2018088085A (ja) * | 2016-11-28 | 2018-06-07 | 株式会社豊田中央研究所 | 流体中における構造体の簡易運動解析方法、装置、及びプログラム |
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| JP2019101939A (ja) * | 2017-12-06 | 2019-06-24 | 株式会社豊田中央研究所 | 流体中の繊維状物質の運動状態の解析方法及びその解析装置 |
| WO2021246378A1 (ja) * | 2020-06-01 | 2021-12-09 | 住友金属鉱山株式会社 | シミュレーション装置、シミュレーション方法、プログラム |
| JP2021190060A (ja) * | 2020-06-01 | 2021-12-13 | 住友金属鉱山株式会社 | シミュレーション装置、シミュレーション方法、プログラム |
| JP7101387B2 (ja) | 2020-06-01 | 2022-07-15 | 住友金属鉱山株式会社 | シミュレーション装置、シミュレーション方法、プログラム |
| US11892388B2 (en) | 2020-06-01 | 2024-02-06 | Sumitomo Metal Mining Co., Ltd. | Simulation device, simulation method, and program |
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