JP2000322545A - 非接触型情報記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
性が高い非接触型情報記憶媒体を提供する。 【解決手段】八木・宇田アンテナを構成するアンテナ1
3にマイクロチップ12を電気的に接続し、このマイク
ロチップ12とアンテナ13を可撓性を有する基板11
上に一体に形成した非接触型情報記憶媒体とする。
Description
号(以下、単に情報信号という。)を送信、受信または
送受信(以下、単に送受信という。)して非接触で情報
信号の読み出しおよび/または書き込み(以下、Read/
Writeの頭文字を取りR/Wという。)を行うための非
接触型情報記憶媒体に関する。
電波を用いて情報信号の送受信を行うIC(Integrated
Circuit)カードや、ID(Identification)タグ等が
知られている。この非接触型情報記憶媒体を用いて情報
信号の読み出しや書き込みを行うときは、非接触型情報
記憶媒体専用に設計され、かつ、電波として情報信号の
送受信が可能なR/W装置が用いられる。図6は、従来
の非接触型情報記憶媒体100およびR/W装置200
を用いる通信システムを説明する説明図である。
10、アンテナ120およびマイクロチップ130によ
り構成され、アンテナ120およびマイクロチップ13
0は、ケース110内に納められて取り付けられる。ア
ンテナ120は、電波として情報信号を送受信するため
に設けられたものであり、ケース110に印刷されたプ
リントアンテナである。
部と制御部とを備えている。マイクロチップ130の記
憶部は、入力された情報信号を記憶したり、記憶された
情報信号を出力したりする。マイクロチップ130の制
御部は、アンテナ120を介して受信した書き込みに関
する要求信号(以下、書き込み要求信号という。)に応
じてこの書き込み要求信号に続いて送られる情報信号を
記憶部に書き込んだり、また、読み出しに関する要求信
号(以下、読み出し要求信号という。)に応じて所望の
情報信号を記憶部から読み出し、情報信号を含む応答信
号をアンテナ120を介して送信したりする。このよう
な非接触型情報記憶媒体100の電源は、アンテナ12
0で受信した電波の電力を用いたり、図示しない内蔵電
池等から得ている。
報信号の送受信を行うR/W装置200は、制御部21
0とアンテナ220とを本体内に備えている。制御部2
10は、書き込み要求信号や読み出し要求信号をアンテ
ナ220へ出力したり、アンテナ220で受信した応答
信号が入力される。アンテナ220は、無指向性であ
り、広範囲にわたり書き込み要求信号や読み出し要求信
号を送信したり、また、広範囲から送信される応答信号
を受信するようになされている。
込み動作について説明する。非接触型情報記憶媒体10
0に所定の情報信号を書込む場合には、例えば、R/W
装置200のアンテナ220の送受信範囲内にある非接
触型情報記憶媒体100に対し書き込み要求信号および
記憶させる情報信号をアンテナ220から送信する。
ップ130の制御部は間欠的にあるいは連続してアンテ
ナ120で受信した要求信号の判別を行っており、R/
W装置200から送信された書き込み要求信号が受信さ
れたと判別すると、その後に受信した情報信号を記憶部
に記憶するように制御する。なお、非接触型情報記憶媒
体100に記憶させる情報信号と共に暗証番号信号を送
信し、非接触型情報記憶媒体100では暗証番号信号が
一致した場合にのみ受信した情報信号を記憶する方式を
採用するものもある。
出し動作について説明する。非接触型情報記憶媒体10
0が通過する場所に配置されたR/W装置200のアン
テナ220の送受信範囲内に非接触型情報記憶媒体10
0が達した場合、非接触型情報記憶媒体100は、R/
W装置200から出力される読み出し要求信号が受信可
能になる。
は、読み出し要求信号をアンテナ220から所定回数あ
るいは所定時間にわたり送信している。非接触型情報記
憶媒体100のマイクロチップ130の制御部は、アン
テナ120を介して読み出し要求信号を受信すると、マ
イクロチップ130の記憶部に記憶している情報信号を
読み出し、この情報信号を含む応答信号をアンテナ12
0を介して送信する。
出し要求信号の送信終了後に、続いて所定時間にわたり
非接触型情報記憶媒体100から送信される応答信号を
アンテナ220を介して間欠的あるいは連続して受信動
作を行うよう制御している。そして、R/W装置200
の制御部210が応答信号を読みとって読み出し動作を
終了する。
信号と共に暗証番号信号を送信し、非接触型情報記憶媒
体100では暗証番号信号が一致した場合にのみ読み出
し要求信号に応答して応答信号を送信する方式を採用し
たものもある。
通信システムについても各種方式が検討されており、例
えば、先行技術として実開平4−37224号公報や特
開平5−89299号公報が開示されている。これら公
報では、マイクロウエーブまたはラジオ周波数(RF)
の電波を用いて情報信号の送受信を行うIDカードを用
いる送受信システムについての先行技術が開示されてい
る。
号の送受信を行う場合、指向性や利得を向上させて従来
より使い勝手のよい送受信システムを構築したいという
要請がある。しかしながら、従来の非接触型情報記憶媒
体では、指向性・利得については考慮されておらず、指
向性・利得を高めた非接触型情報記憶媒体は、存在しな
かった。
る非接触型情報記憶媒体が記載されているが、ヘルメッ
トの形状に合わせて折り曲げて貼り付けたり、ヘルメッ
トとヘルメット内部にある衝撃緩衝用の発砲スチロール
内部に折り曲げて一体に組み込みたいという要請があ
る。しかし、従来のIDカードは硬質なカードであるた
め、このような実施は不可能であった。
を克服するためになされたものであり、可撓性・指向性
・利得を共に向上させて利便性が高い非接触型情報記憶
媒体を提供することを目的とする。
め、請求項1に記載の非接触型情報記憶媒体は、電波と
して情報信号を送信および/または受信するアンテナ部
と、情報信号の読み出しおよび/または書き込みが行わ
れる記憶部と、前記記憶部から読み出した情報信号の送
信動作および/またはアンテナ部から出力される情報信
号の受信動作を行う制御部と、前記アンテナ部に対し電
波の反射機能および/または導波機能を有する導体部
と、前記アンテナ部、記憶部、制御部および導体部が一
体に設けられた基板と、を備えることを特徴とする。
媒体は、請求項1に記載の非接触型情報記憶媒体におい
て、前記基板は、可撓性を有する薄板状フィルムである
ことを特徴とする。
媒体は、請求項1に記載の非接触型情報記憶媒体におい
て、前記基板は、可撓性を有する合成樹脂薄板であるこ
とを特徴とする。
媒体は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の非接
触型情報記憶媒体において、前記アンテナ部および/ま
たは導体部は、導電性を有するインクにより前記基板上
に印刷されていることを特徴とする。
媒体は、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の非接
触型情報記憶媒体において、前記基板上に設けられた前
記アンテナ部、記憶部、制御部および導体部を外部環境
から保護する保護部を備えることを特徴とする。
媒体の1実施形態について図を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態の構成図であり、図1(a)は本実
施形態の外観図、図1(b),(c)は本実施形態の側
部を説明する説明図である。非接触型情報記憶媒体10
の基板11は可撓性を有している。この基板11上には
マイクロチップ12が設けられている。このマイクロチ
ップ12は、図示しないが制御部、記憶部および送受信
部が設けられており、情報の読み出し機能のみか、書き
込み機能のみか、または読み出し機能と書き込み機能と
を共に有している。これら機能については用途に応じて
適宜選択されるものとする。
3aが電気的に接続されている。アンテナ部13aは、
ループアンテナであって、2つの端部がそれぞれマイク
ロチップ12に接続されている。マイクロチップ12
は、電流の流れる方向の変化によりディジタルデータの
0と1に対応して情報を読みとるように構成されてい
る。
13aに対し反射機能を有するようにするため、入力さ
れる電波の波長λ/2を越える長さを有している。ま
た、導体部である導波器13cは、アンテナ部13aに
対し導波機能を有するようにするため、入力される電波
の波長λ/2未満の長さを有している。
3bおよび導波器13cを用いることでいわゆる八木・
宇田アンテナを構成している。八木・宇田アンテナを構
成するためには、本実施形態のように反射器13bと導
波器13cとを各1個づつとする以外にも、1個の反射
器13bまたは1個の導波器13cの何れかのみの構成
としたり、複数個の反射器13bまたは複数個の導波器
13cの何れかのみを備える構成としたり、1個の反射
器13bと複数個の導波器13cとを備える構成とした
り、複数個の反射器13bと1個の導波器13cとを備
える構成としたりしてもよい。このように反射器13b
および導波器13cの組み合わせである導体部は、八木
・宇田アンテナを構成するための導体部であればよい。
以外に半波長ダイポールアンテナなどを用いてもよい。
以下、このようなアンテナ部13a、反射器13bおよ
び導波器13cの組み合わせである八木・宇田アンテナ
を総称して単にアンテナ13と呼んで説明する。
f=2.45GHzのマイクロウエーブを想定してお
り、波長λは約12cm程度となる。しかしながら、非
接触型情報記憶媒体の大きさに応じて送信周波数や波長
を変更設計しても本発明の実施は可能である。
な構成は上述のようになるが、さらに種々のバリエーシ
ョンが可能となる。例えば、基板11は可撓性を有する
カード状のフィルムプレートとし、導電性を有するイン
クを用いてこのフィルムプレート面上にアンテナ13を
直接印刷し、アンテナ13のアンテナ部13aとマイク
ロチップ12とを電気的に接続するとともにマイクロチ
ップ12をフィルムプレート面上に固着して構成する。
し保護部14を形成する。具体的には、図1(b)に示
すようにマイクロチップ12およびアンテナ13を挟み
込むようにフィルムプレートと保護部14であるフィル
ムプレートとを貼り付ける。このようにすれば、外部環
境からの影響から保護され、また、アンテナ13の一部
が剥離して指向性が変化する事態が回避される。また、
貼り合わせた2つのフィルムプレートは依然可撓性を有
しており、非接触型情報記憶媒体10は、折り曲げが可
能である。
を有するカード状のフィルムプレートの代わりに、可撓
性を有するラミネートなどの合成樹脂プレートとしても
よい。これ以外にも各種の組み合わせが可能となり、フ
ィルムプレートの基板11と合成樹脂プレートの保護部
14とを組み合わせたもの、合成樹脂プレートの基板1
1とフィルムプレートの保護部14とを組み合わせたも
のとすることができる。
代わりに、アンテナ部13a、反射器13b,および導
波器13cを、導体材料を用いてそれぞれ加工形成し、
これらを基板11に接着してもよい。
4とを貼り合わせて構成する代わりに、図1(c)に示
すようにマイクロチップ12とアンテナ13とを形成し
た側の基板11の表面にラミネート樹脂で覆うように保
護部を形成することもできる。このように構成される非
接触型情報記憶媒体10は可撓性を有し、折り曲げるこ
とができるようになる。
て概略説明する。図2は本実施形態のアンテナの水平面
指向性パターンを示す特性図、図3は本実施形態のアン
テナの垂直面指向性パターンを示す特性図、図4は、折
り曲げられた非接触型情報記憶媒体を説明する説明図、
図5は本実施形態の送受信範囲を説明する説明図であ
る。
テナ部13aを挟むように1個の反射器13bと1個の
導波器13cが載置される場合のパターンである。アン
テナ部13aと反射器13bとの間隔は、0.15λで
あり、アンテナ部13aと導波器13cとの間隔が0.
1λである。指向性は図2で示すように反射器13b、
アンテナ部13a、導波器13cと並ぶ方向の指向性・
利得が向上している。図3で示す垂直面指向性パターン
は、図2と同様にアンテナ部13aを挟むように反射器
13bと導波器13cが載置される場合のパターンであ
る。指向性は図3で示すように反射器、アンテナ部、導
波器と並ぶ方向の指向性・利得が向上している。指向性
・利得はアンテナの素子数によっても変化するため、所
望な指向性・利得を得ることができる。
れた場合も、図4(a)で示すようにアンテナ部13a
を中心として上下角60度以内に反射器13bと導波器
13cとが位置するならば、図2で示す水平面指向性パ
ターンと図3で示す垂直面指向性パターンと略同様の指
向性・利得特性を維持することができる。
・利得を向上させることで、R/W装置と非接触型情報
記憶媒体間の送受信範囲が延長し、情報が読み書きでき
る範囲が広がることとなる。例えば、図5(a)で示す
ように、非接触型情報記憶媒体10を取り付けたヘルメ
ットを被った人物が、R/W装置20直下を通過する場
合、従来は身長の高低で送受信範囲に届かず情報の読み
書きができないことがあったが、本実施形態では指向性
・利得を向上させて身長の高低に関わらず送受信範囲に
入るようにしたため、情報の読み書きの不良を著しく減
少させることができる。
情報記憶媒体10を取り付けたヘルメットを被った人物
2人が、R/W装置20の横に左右並んでいる場合、従
来はR/W装置20より遠い位置にいる人は送受信範囲
に届かず、情報の読み書きができない場合が生じていた
が、本実施形態では指向性・利得を向上させて遠近に関
わらず送受信範囲に入るようにしたため、情報の読み書
きの不良を著しく減少させることができる。
り曲げた場合の指向性・利得の変化について説明する。
非接触型情報記憶媒体10を折り曲げるとアンテナ部1
3a、反射器13b、導波器13cの位置関係に変化が
生じる。この場合の指向性・利得の変化について実験・
調査がなされた。
曲げがない基板面を基準としてアンテナ部13aを中心
とする上下角60度以内の位置に反射器13b・導波器
13cが移動したとしても、指向性・利得に略変化がな
いことが判明した。例えば、図4(b)、(c)に示す
ように前述の範囲内に入る程度に非接触型情報記憶媒体
を折り曲げても非接触型情報記憶媒体の指向性・利得に
影響がない。このため、各種の応用が可能となる。
対象として、曲面を有するヘルメットなどに貼り付ける
ことができる。もちろん、曲面を有しないものに貼り付
けたりしてもよい。ヘルメット以外にも帽子、はちま
き、バンダナ、ベルト、衣服、名札、安全帯、くつ、バ
ッジ、チケットホルダー、IDカードホルダーというよ
うな体に身に付けるものなどに取り付けることができ
る。このとき、非接触型情報記憶媒体を折り曲げるか否
かは適宜選択される。
2が不良品である場合、良品のマイクロチップ12と容
易に交換できるようにするため、基板1と保護部14の
取り付け、取り外しを容易に行う機能を備えるように構
成してもよい。例えば、図示しないものの保護部14を
袋状のフィルムカバーとし、また、基板1をカード状の
フィルムプレートとし、基板1を保護部14から抜き差
し可能とした非接触型情報記憶媒体である。このように
構成することで、歩留まりが悪いマイクロチップ12の
交換が容易となったので、非接触型情報記憶媒体の歩留
まりを向上させることができる。
付け位置に加え、折り曲げの有無に影響されない非接触
型情報記憶媒体とすることができる。また、非接触型情
報記憶媒体のアンテナを適宜設計して指向性・利得を向
上させることができ、実際の利用環境や利用方法に対応
させて送受信範囲を指定することもできる。
・利得を向上させて利便性が高い非接触型情報記憶媒体
を提供することができる。
成図である。
ンテナの水平面指向性パターンを示す特性図である。
ンテナの垂直面指向性パターンを示す特性図である。
げられた非接触型情報記憶媒体を説明する説明図であ
る。
説明する説明図である。
を用いる通信システムを説明する説明図である。
Claims (5)
- 【請求項1】電波として情報信号を送信および/または
受信するアンテナ部と、 情報信号の読み出しおよび/または書き込みが行われる
記憶部と、 前記記憶部から読み出した情報信号の送信動作および/
またはアンテナ部から出力される情報信号の受信動作を
行う制御部と、 前記アンテナ部に対し電波の反射機能および/または導
波機能を有する導体部と、 前記アンテナ部、記憶部、制御部および導体部が一体に
設けられる可撓性を有する基板と、 を備えることを特徴とする非接触型情報記憶媒体。 - 【請求項2】請求項1に記載の非接触型情報記憶媒体に
おいて、 前記基板は、可撓性を有する薄板状フィルムであること
を特徴とする非接触型情報記憶媒体。 - 【請求項3】請求項1に記載の非接触型情報記憶媒体に
おいて、 前記基板は、可撓性を有する合成樹脂薄板であることを
特徴とする非接触型情報記憶媒体。 - 【請求項4】請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の
非接触型情報記憶媒体において、 前記アンテナ部および/または導体部は、導電性を有す
るインクにより前記基板上に印刷されていることを特徴
とする非接触型情報記憶媒体。 - 【請求項5】請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の
非接触型情報記憶媒体において、 前記基板上に設けられた前記アンテナ部、記憶部、制御
部および導体部を外部環境から保護する保護部を備える
ことを特徴とする非接触型情報記憶媒体。
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|---|---|---|---|
| JP13406499A JP4333888B2 (ja) | 1999-05-14 | 1999-05-14 | 非接触型情報記憶媒体 |
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|---|---|---|---|
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|---|---|---|---|
| JP13406499A Expired - Fee Related JP4333888B2 (ja) | 1999-05-14 | 1999-05-14 | 非接触型情報記憶媒体 |
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