JP2000323035A - 陰極線管の製造方法 - Google Patents
陰極線管の製造方法Info
- Publication number
- JP2000323035A JP2000323035A JP11130837A JP13083799A JP2000323035A JP 2000323035 A JP2000323035 A JP 2000323035A JP 11130837 A JP11130837 A JP 11130837A JP 13083799 A JP13083799 A JP 13083799A JP 2000323035 A JP2000323035 A JP 2000323035A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- neck
- outer peripheral
- electron gun
- flare
- stem
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 偏向電力を低減できるようにネックを細くす
ることが可能な陰極線管の製造方法を得ることを目的と
する。 【解決手段】 ネック3 とステム20のフレア部21の外周
部とを加熱溶着してネック内に電子銃を封止する陰極線
管の製造方法において、フレア部の外周部の肉厚をステ
ムピン23を取巻くフィレット25形成部分のフレア部の肉
厚よりも薄くした。
ることが可能な陰極線管の製造方法を得ることを目的と
する。 【解決手段】 ネック3 とステム20のフレア部21の外周
部とを加熱溶着してネック内に電子銃を封止する陰極線
管の製造方法において、フレア部の外周部の肉厚をステ
ムピン23を取巻くフィレット25形成部分のフレア部の肉
厚よりも薄くした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カラー受像管な
どの陰極線管の製造方法に係り、特に外囲器のネックと
ステムを溶着してネック内に電子銃を封止する方法を改
善した陰極線管の製造方法に関する。
どの陰極線管の製造方法に係り、特に外囲器のネックと
ステムを溶着してネック内に電子銃を封止する方法を改
善した陰極線管の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にカラー受像管は、図5に示すよう
に、ガラス製パネル1とガラス製漏斗状のファンネル2
からなる外囲器を有し、そのファンネル2の一端部を構
成する円筒状のネック3内に、このネック3に溶着され
たステム4に支持されて電子銃5が封止されている。そ
して、この電子銃5から放出される3電子ビーム6B ,
6G ,6R をファンネル2の外側に装着された偏向ヨー
ク7の発生する水平、垂直偏向磁界により偏向し、シャ
ドウマスク8を介してパネル1の内面に設けられた蛍光
体スクリーン9を水平、垂直走査することにより、カラ
ー画像を表示する構造に形成されている。
に、ガラス製パネル1とガラス製漏斗状のファンネル2
からなる外囲器を有し、そのファンネル2の一端部を構
成する円筒状のネック3内に、このネック3に溶着され
たステム4に支持されて電子銃5が封止されている。そ
して、この電子銃5から放出される3電子ビーム6B ,
6G ,6R をファンネル2の外側に装着された偏向ヨー
ク7の発生する水平、垂直偏向磁界により偏向し、シャ
ドウマスク8を介してパネル1の内面に設けられた蛍光
体スクリーン9を水平、垂直走査することにより、カラ
ー画像を表示する構造に形成されている。
【0003】このようなカラー受像管は、現在、電子銃
5を同一水平面上を通る一列配置の3電子ビーム6B ,
6G ,6R を放出するインライン型とし、偏向ヨーク7
の発生する水平偏向磁界をビンクッション形、垂直偏向
磁界をバレル形として、これら水平、垂直偏向磁界によ
り上記一列配置の3電子ビーム6B ,6G ,6R を画面
の全面にわたり集中させるセルフコンバーゼンス・イン
ライン型カラー受像管が主流となっている。
5を同一水平面上を通る一列配置の3電子ビーム6B ,
6G ,6R を放出するインライン型とし、偏向ヨーク7
の発生する水平偏向磁界をビンクッション形、垂直偏向
磁界をバレル形として、これら水平、垂直偏向磁界によ
り上記一列配置の3電子ビーム6B ,6G ,6R を画面
の全面にわたり集中させるセルフコンバーゼンス・イン
ライン型カラー受像管が主流となっている。
【0004】ところで、一般に偏向ヨークの装着された
陰極線管装置については、偏向ヨークの消費する電力が
極めて大きく、陰極線管装置の消費電力の低減には、そ
の偏向電力を低減することが最も効果的である。その偏
向電力を効果的に低減する方法として、陰極線管のネッ
クを細くして、水平、垂直偏向磁界を発生する水平、垂
直偏向コイルを電子ビームに近づける方法がある。
陰極線管装置については、偏向ヨークの消費する電力が
極めて大きく、陰極線管装置の消費電力の低減には、そ
の偏向電力を低減することが最も効果的である。その偏
向電力を効果的に低減する方法として、陰極線管のネッ
クを細くして、水平、垂直偏向磁界を発生する水平、垂
直偏向コイルを電子ビームに近づける方法がある。
【0005】しかし、陰極線管のネック径の縮小には限
界がある。すなわち、上記陰極線管のネック3端部を封
止するステム4は、図6に示すように、ネック径に対応
する直径の円板状のフレア部11と、このフレア部11
の中心からステム4の中心軸(Z軸)に沿ってネック3
の端部外に延出する排気管12と、上記フレア部11の
中心を中心とする同一円周上を気密に貫通する複数本の
ステムピン13と、これらステムピン13のネック3内
に配置されるインナーリード部14のフレア部11側を
取囲むフィレット15とからなる。
界がある。すなわち、上記陰極線管のネック3端部を封
止するステム4は、図6に示すように、ネック径に対応
する直径の円板状のフレア部11と、このフレア部11
の中心からステム4の中心軸(Z軸)に沿ってネック3
の端部外に延出する排気管12と、上記フレア部11の
中心を中心とする同一円周上を気密に貫通する複数本の
ステムピン13と、これらステムピン13のネック3内
に配置されるインナーリード部14のフレア部11側を
取囲むフィレット15とからなる。
【0006】このステム4とネック3とは、上記フレア
部11の外周部で溶着される。また、ステムピン16
は、電子銃のカソード側を支持し、かつ電子銃を構成す
るカソード、ヒーターおよび最終加速電極以外の電極に
所定の電圧を印加するために必要な数本乃至十数本設け
られる。
部11の外周部で溶着される。また、ステムピン16
は、電子銃のカソード側を支持し、かつ電子銃を構成す
るカソード、ヒーターおよび最終加速電極以外の電極に
所定の電圧を印加するために必要な数本乃至十数本設け
られる。
【0007】このようなステム4の複数本のステムピン
16は、相互の絶縁を保つために一定間隔離して配置し
なければならない。またステムピン15の配置される円
周は、排気管15を避け、かつ複数本のステムピン15
を絶縁して配置する関係上、あまり小さくできない。し
かも排気管15は、排気効率を良好にするため、できる
限り太くすることが望まれる。
16は、相互の絶縁を保つために一定間隔離して配置し
なければならない。またステムピン15の配置される円
周は、排気管15を避け、かつ複数本のステムピン15
を絶縁して配置する関係上、あまり小さくできない。し
かも排気管15は、排気効率を良好にするため、できる
限り太くすることが望まれる。
【0008】このようなことから、ネックを細くする
と、図7に示すように、ネック3端部にステム4を溶着
したとき、その溶着部のガラスがステムピン13を取囲
むフィレット15に接触して、ネック3とフィレット1
5との間の隙間17がV字状になり、このV字状の隙間
17にネック3とステム4の溶着歪が集中してクラック
が発生しやすくなる。
と、図7に示すように、ネック3端部にステム4を溶着
したとき、その溶着部のガラスがステムピン13を取囲
むフィレット15に接触して、ネック3とフィレット1
5との間の隙間17がV字状になり、このV字状の隙間
17にネック3とステム4の溶着歪が集中してクラック
が発生しやすくなる。
【0009】上記溶着歪の集中を防止する手段として、
特開平8−83582号公報には、図8に示すように、
ネック3端部の内径のみを大きくして、ネック3とフィ
レット15との間の隙間17がV字状にならないように
したものが示されている。しかし、このようにネック3
端部の内径のみを大きくすると、ネック3端部の肉厚が
薄くなり、機械的強度が低下するため、ステムピン13
に陰極線管駆動回路が形成された基板を接続するときな
ど、応力が加わった場合に破壊しやすくなる。
特開平8−83582号公報には、図8に示すように、
ネック3端部の内径のみを大きくして、ネック3とフィ
レット15との間の隙間17がV字状にならないように
したものが示されている。しかし、このようにネック3
端部の内径のみを大きくすると、ネック3端部の肉厚が
薄くなり、機械的強度が低下するため、ステムピン13
に陰極線管駆動回路が形成された基板を接続するときな
ど、応力が加わった場合に破壊しやすくなる。
【0010】上記溶着歪の集中を防止する他の手段とし
て、特開平10−83781号公報には、図9に示すよ
うに、ネック3端部を拡大して内外径を大きくし、ネッ
ク3とフィレット15との間の隙間17がV字状になら
ないようにしたものが示されている。しかし、このよう
にネック3端部の外径を大きくすると、偏向ヨークは、
ネック3の端部側からファンネルの外側に装着されるた
め、水平、垂直偏向コイルが電子ビームから遠ざかり、
偏向電力の低減効果が薄れる。しかもファンネル外面と
偏向ヨークとの隙間が大きくなり、偏向ヨークの取付け
精度が低下する。
て、特開平10−83781号公報には、図9に示すよ
うに、ネック3端部を拡大して内外径を大きくし、ネッ
ク3とフィレット15との間の隙間17がV字状になら
ないようにしたものが示されている。しかし、このよう
にネック3端部の外径を大きくすると、偏向ヨークは、
ネック3の端部側からファンネルの外側に装着されるた
め、水平、垂直偏向コイルが電子ビームから遠ざかり、
偏向電力の低減効果が薄れる。しかもファンネル外面と
偏向ヨークとの隙間が大きくなり、偏向ヨークの取付け
精度が低下する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、偏向ヨ
ークの装着された陰極線管装置の消費電力の低減には、
陰極線管のネックを細くして、水平、垂直偏向コイルを
電子ビームに近づける方法が効果的である。しかしネッ
クを細くすると、ネックとステムを溶着したとき、溶着
ガラスがステムピンを取囲むフィレットに接触して、ネ
ックとフィレットとの間にV字状の隙間ができ、このV
字状の隙間にネックとステムの溶着歪が集中してクラッ
クが発生しやすくなるという問題がある。
ークの装着された陰極線管装置の消費電力の低減には、
陰極線管のネックを細くして、水平、垂直偏向コイルを
電子ビームに近づける方法が効果的である。しかしネッ
クを細くすると、ネックとステムを溶着したとき、溶着
ガラスがステムピンを取囲むフィレットに接触して、ネ
ックとフィレットとの間にV字状の隙間ができ、このV
字状の隙間にネックとステムの溶着歪が集中してクラッ
クが発生しやすくなるという問題がある。
【0012】この溶着歪の集中を防止する手段として、
ネック端部の内径のみを大きくして、ネックとフィレッ
トとの間の隙間がV字状にならないようにする方法が提
案されている。しかし、このような手段では、ネックの
端部の肉厚が薄くなり、機械的強度が低下するため、応
力が加わった場合に破壊しやすくなる。
ネック端部の内径のみを大きくして、ネックとフィレッ
トとの間の隙間がV字状にならないようにする方法が提
案されている。しかし、このような手段では、ネックの
端部の肉厚が薄くなり、機械的強度が低下するため、応
力が加わった場合に破壊しやすくなる。
【0013】また、溶着歪の集中を防止する他の手段と
して、ネック端部の内外径を大きくし、ネックとフィレ
ットとの間の隙間がV字状にならないようにしたものが
提案されている。しかし、このような手段では、偏向ヨ
ークがネックの端部側からファンネルの外側に装着され
るため、水平、垂直偏向コイルが電子ビームから遠ざか
り、偏向電力の低減効果が薄れる。しかもファンネル外
面と偏向ヨークとの隙間が大きくなり、偏向ヨークの取
付け精度が低下するという問題が生ずる。
して、ネック端部の内外径を大きくし、ネックとフィレ
ットとの間の隙間がV字状にならないようにしたものが
提案されている。しかし、このような手段では、偏向ヨ
ークがネックの端部側からファンネルの外側に装着され
るため、水平、垂直偏向コイルが電子ビームから遠ざか
り、偏向電力の低減効果が薄れる。しかもファンネル外
面と偏向ヨークとの隙間が大きくなり、偏向ヨークの取
付け精度が低下するという問題が生ずる。
【0014】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
ものであり、偏向電力を低減できるようにネックを細く
することが可能な陰極線管の製造方法を得ることを目的
とする。
ものであり、偏向電力を低減できるようにネックを細く
することが可能な陰極線管の製造方法を得ることを目的
とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】ガラス製外囲器のネック
内にステムのガラス製円板状のフレア部を貫通するステ
ムピンを介して上記ステムに支持された電子銃を挿入
し、ネックとフレア部の外周部とを加熱溶着してそのネ
ック内に電子銃を封止する陰極線管の製造方法におい
て、フレア部の外周部肉厚をステムピンを取巻くフィレ
ット形成部分のフレア部の肉厚よりも薄くした。
内にステムのガラス製円板状のフレア部を貫通するステ
ムピンを介して上記ステムに支持された電子銃を挿入
し、ネックとフレア部の外周部とを加熱溶着してそのネ
ック内に電子銃を封止する陰極線管の製造方法におい
て、フレア部の外周部肉厚をステムピンを取巻くフィレ
ット形成部分のフレア部の肉厚よりも薄くした。
【0016】また、そのフレア部の電子銃側の面の外周
部に環状の凹部を形成してフレア部の外周部の肉厚を薄
くした。
部に環状の凹部を形成してフレア部の外周部の肉厚を薄
くした。
【0017】また、フレア部の電子銃反対側の面の外周
部に環状の凹部を形成してフレア部の外周部の肉厚を薄
くした。
部に環状の凹部を形成してフレア部の外周部の肉厚を薄
くした。
【0018】また、フレア部の電子銃側および電子銃反
対側の面の外周部に環状の凹部を形成してフレア部の外
周部の肉厚を薄くした。
対側の面の外周部に環状の凹部を形成してフレア部の外
周部の肉厚を薄くした。
【0019】また、フレア部の電子銃側の面の外周部を
傾斜させてフレア部の外周部の肉厚を薄くした。
傾斜させてフレア部の外周部の肉厚を薄くした。
【0020】また、フレア部の電子銃側および電子銃反
対側の面の外周部を傾斜させてフレア部の外周部の肉厚
を薄くした。
対側の面の外周部を傾斜させてフレア部の外周部の肉厚
を薄くした。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態について説明する。
実施の形態について説明する。
【0022】図1にその一形態であるカラー受像管の製
造方法の主要工程をに示す。カラー受像管は、シャドウ
マスクを光学マスクとする写真印刷法により、ガラス製
パネルの内面に3色蛍光体層からなる蛍光体スクリーン
を形成したのち、この蛍光体スクリーンの形成されたパ
ネルに上記シャドウマスクを装着する。一方、ガラス製
漏斗状のファンネルの内面に導電膜を塗布形成し、さら
にこのファンネルの径大部側端面にフリットガラスを塗
布する(ファンネル加工)。つぎに、このフリットガラ
スの塗布されたファンネルと上記シャドウマスクの装着
されたパネルとを組合わせて加熱し、上記フリットガラ
スによりパネルとファンネルを接合(封着)する。つぎ
に、この接合されたファンネルの円筒状のネック内にス
テムに支持された電子銃を挿入し、そのステムとネック
端部とを加熱溶着してネック内に電子銃を封止する。つ
ぎに、このこの電子銃の封止されたパネルとファンネル
とからなる外囲器を加熱しながら排気する。その後、順
次外囲器内の真空度を高めるゲッターフラッシュ、電子
銃を構成するカソードを活性化するエージング、耐電圧
を高める高電圧処理などの仕上げ処理をおこなったの
ち、特性検査することにより製造される。
造方法の主要工程をに示す。カラー受像管は、シャドウ
マスクを光学マスクとする写真印刷法により、ガラス製
パネルの内面に3色蛍光体層からなる蛍光体スクリーン
を形成したのち、この蛍光体スクリーンの形成されたパ
ネルに上記シャドウマスクを装着する。一方、ガラス製
漏斗状のファンネルの内面に導電膜を塗布形成し、さら
にこのファンネルの径大部側端面にフリットガラスを塗
布する(ファンネル加工)。つぎに、このフリットガラ
スの塗布されたファンネルと上記シャドウマスクの装着
されたパネルとを組合わせて加熱し、上記フリットガラ
スによりパネルとファンネルを接合(封着)する。つぎ
に、この接合されたファンネルの円筒状のネック内にス
テムに支持された電子銃を挿入し、そのステムとネック
端部とを加熱溶着してネック内に電子銃を封止する。つ
ぎに、このこの電子銃の封止されたパネルとファンネル
とからなる外囲器を加熱しながら排気する。その後、順
次外囲器内の真空度を高めるゲッターフラッシュ、電子
銃を構成するカソードを活性化するエージング、耐電圧
を高める高電圧処理などの仕上げ処理をおこなったの
ち、特性検査することにより製造される。
【0023】特にこの実施の形態では、上記ネックに溶
着するステムを図2に示すように構成して、ネック内に
電子銃を封止するようにした。
着するステムを図2に示すように構成して、ネック内に
電子銃を封止するようにした。
【0024】すなわち、図2(a)にステム20の中心
軸(Z軸)に対して左側を溶着前、右側を溶着後の状態
を、また同(b)に一部を拡大して示すように、ステム
20を、ネック径に対応する直径の円板状のフレア部2
1と、このフレア部21の中心からステム20の中心軸
(Z軸)に沿ってネック3の端部外に延出する排気管2
2と、フレア部21の中心を中心とする同一円周上を気
密に貫通する複数本のステムピン23と、これらステム
ピン23のネック3内に配置されるインナーリード部2
4のフレア部21側を取囲むフィレット25とで構成
し、そのフィレット25の外側、すなわち、フレア部2
1の電子銃(図示せず)側の面の外周部に、その電子銃
側の面に対してほぼ垂直に切欠いて環状の凹部26を設
け、フレア部21の外周部の肉厚が薄くしたものとなっ
ている。
軸(Z軸)に対して左側を溶着前、右側を溶着後の状態
を、また同(b)に一部を拡大して示すように、ステム
20を、ネック径に対応する直径の円板状のフレア部2
1と、このフレア部21の中心からステム20の中心軸
(Z軸)に沿ってネック3の端部外に延出する排気管2
2と、フレア部21の中心を中心とする同一円周上を気
密に貫通する複数本のステムピン23と、これらステム
ピン23のネック3内に配置されるインナーリード部2
4のフレア部21側を取囲むフィレット25とで構成
し、そのフィレット25の外側、すなわち、フレア部2
1の電子銃(図示せず)側の面の外周部に、その電子銃
側の面に対してほぼ垂直に切欠いて環状の凹部26を設
け、フレア部21の外周部の肉厚が薄くしたものとなっ
ている。
【0025】電子銃を封止は、上記フレア部21の外周
部の凹部26にネック3の端部を当接、または加熱しや
すくするために若干離して配置し、これらフレア部21
の外周部とネック3端部を加熱溶融して圧着したのち、
形状を整えるため、ネック3とステム20とを少し引離
す方法でおこなわれる。
部の凹部26にネック3の端部を当接、または加熱しや
すくするために若干離して配置し、これらフレア部21
の外周部とネック3端部を加熱溶融して圧着したのち、
形状を整えるため、ネック3とステム20とを少し引離
す方法でおこなわれる。
【0026】このようにステム20のフレア部21の外
周部に凹部25を設けて外周部の肉厚を薄くすると、フ
レア部21の外周部とネック3端部とを加熱溶着した場
合、その溶着部とフィレット23との隙間29を従来の
ステムにくらべて大きくすることができる。したがっ
て、上記のようにステム20を構成することにより、ネ
ックを細くしてフィレット25に近づけても、フレア部
21とネック3との溶着部とフィレット23との間の隙
間29をV字状にすることなく電子銃を封止でき、その
ネック径の縮小により偏向電力を低減することができ
る。
周部に凹部25を設けて外周部の肉厚を薄くすると、フ
レア部21の外周部とネック3端部とを加熱溶着した場
合、その溶着部とフィレット23との隙間29を従来の
ステムにくらべて大きくすることができる。したがっ
て、上記のようにステム20を構成することにより、ネ
ックを細くしてフィレット25に近づけても、フレア部
21とネック3との溶着部とフィレット23との間の隙
間29をV字状にすることなく電子銃を封止でき、その
ネック径の縮小により偏向電力を低減することができ
る。
【0027】つぎに、異なる実施の形態について説明す
る。
る。
【0028】上記実施の形態では、フレア部の電子銃側
の面の外周部に環状の凹部を設けてフレア部の外周部の
肉厚が薄くしたが、フレア部の電子銃側とは反対側の面
の外周部を、その電子銃側とは反対側の面に対してほぼ
垂直に切欠いて環状の凹部を設けても、フレア部の外周
部の肉厚が薄くでき、上記実施の形態と同様の効果が得
られる。
の面の外周部に環状の凹部を設けてフレア部の外周部の
肉厚が薄くしたが、フレア部の電子銃側とは反対側の面
の外周部を、その電子銃側とは反対側の面に対してほぼ
垂直に切欠いて環状の凹部を設けても、フレア部の外周
部の肉厚が薄くでき、上記実施の形態と同様の効果が得
られる。
【0029】また、図3に示すように、フレア部21の
電子銃側の面および反対側の面の外周部を、それぞれそ
の電子銃側の面および反対側の面に対してほぼ垂直に切
欠いて外周部に環状の凹部25a ,25b を設けても、
フレア部21の外周部の肉厚が薄くでき、上記実施の形
態と同様の効果が得られる。
電子銃側の面および反対側の面の外周部を、それぞれそ
の電子銃側の面および反対側の面に対してほぼ垂直に切
欠いて外周部に環状の凹部25a ,25b を設けても、
フレア部21の外周部の肉厚が薄くでき、上記実施の形
態と同様の効果が得られる。
【0030】さらに、図4に示すように、フレア部21
の電子銃側の面の外周部をテーパー状に切欠いて環状の
傾斜面30を設け、フレア部21の外周部の肉厚が薄く
しても、上記実施の形態と同様の効果が得られる。
の電子銃側の面の外周部をテーパー状に切欠いて環状の
傾斜面30を設け、フレア部21の外周部の肉厚が薄く
しても、上記実施の形態と同様の効果が得られる。
【0031】また、フレア部の電子銃とは反対側の面の
外周部をテーパー状に切欠いて環状の傾斜面を設け、フ
レア部の外周部の肉厚が薄くしても、上記実施の形態と
同様の効果が得られる。
外周部をテーパー状に切欠いて環状の傾斜面を設け、フ
レア部の外周部の肉厚が薄くしても、上記実施の形態と
同様の効果が得られる。
【0032】さらにまた、フレア部の電子銃側の面およ
び反対側の面の外周部にそれぞれ環状の傾斜面を設け、
フレア部の外周部の肉厚が薄くしても、上記実施の形態
と同様の効果が得られる。
び反対側の面の外周部にそれぞれ環状の傾斜面を設け、
フレア部の外周部の肉厚が薄くしても、上記実施の形態
と同様の効果が得られる。
【0033】なお、上記実施の形態では、カラー受像管
について説明したが、この発明は、カラー受像管以外の
陰極線管の製造に適用しても、同様の効果が得られる。
について説明したが、この発明は、カラー受像管以外の
陰極線管の製造に適用しても、同様の効果が得られる。
【0034】
【発明の効果】上述のように、ステムのフレア部の外周
部に凹部を形成または傾斜させてフレア部の外周部の肉
厚が薄くすると、フレア部の外周部とネック端部とを加
熱溶着して電子銃を封止する場合、その溶着部とフィレ
ットとの隙間を従来のステムにくらべて大きくすること
ができる。それにより、ネックを細くしてフィレットに
近づけても、フレア部とネックとの溶着部とフィレット
との間の隙間をV字状にすることなく電子銃を封止で
き、ネック径の縮小により偏向電力を低減することがで
きる。
部に凹部を形成または傾斜させてフレア部の外周部の肉
厚が薄くすると、フレア部の外周部とネック端部とを加
熱溶着して電子銃を封止する場合、その溶着部とフィレ
ットとの隙間を従来のステムにくらべて大きくすること
ができる。それにより、ネックを細くしてフィレットに
近づけても、フレア部とネックとの溶着部とフィレット
との間の隙間をV字状にすることなく電子銃を封止で
き、ネック径の縮小により偏向電力を低減することがで
きる。
【図1】この発明の実施の一形態であるカラー受像管の
製造方法の主要工程を示すフローチャートである。
製造方法の主要工程を示すフローチャートである。
【図2】図2(a)はこの発明の実施の一形態における
ステムとネックとの溶着を説明するための図、図2
(b)はそのステムの一部を拡大して示した図である。
ステムとネックとの溶着を説明するための図、図2
(b)はそのステムの一部を拡大して示した図である。
【図3】図3(a)はこの発明の実施の他の形態におけ
るステムとネックとの溶着を説明するための図、図3
(b)はそのステムの一部を拡大して示した図である。
るステムとネックとの溶着を説明するための図、図3
(b)はそのステムの一部を拡大して示した図である。
【図4】図4(a)はこの発明の実施の異なる他の形態
におけるステムとネックとの溶着を説明するための図、
図4(b)はそのステムの一部を拡大して示した図であ
る。
におけるステムとネックとの溶着を説明するための図、
図4(b)はそのステムの一部を拡大して示した図であ
る。
【図5】カラー受像管の構成を示す図である。
【図6】従来のカラー受像管のステムの構成を示す図で
ある。
ある。
【図7】従来のステムとネックとの溶着上の問題点を説
明するための図である。
明するための図である。
【図8】従来のステムとネックとの溶着上の問題点を解
決する方法を説明するための図である。
決する方法を説明するための図である。
【図9】従来のステムとネックとの溶着上の問題点を解
決する他の方法を説明するための図である。
決する他の方法を説明するための図である。
3…ネック 20…ステム 21…フレア部 23…ステムピン 25…フィレット 26…凹部 30…傾斜面
Claims (6)
- 【請求項1】 ガラス製外囲器のネック内にステムのガ
ラス製円板状のフレア部を貫通するステムピンを介して
上記ステムに支持された電子銃を挿入し、上記ネックと
上記フレア部の外周部とを加熱溶着して上記ネック内に
上記電子銃を封止する陰極線管の製造方法において、 上記フレア部の外周部肉厚を上記ステムピンを取巻くフ
ィレット形成部分のフレア部の肉厚よりも薄くしたこと
を特徴とする陰極線管の製造方法。 - 【請求項2】 フレア部の電子銃側の面の外周部に環状
の凹部を形成して上記フレア部の外周部の肉厚を薄くし
たことを特徴とする請求項1記載の陰極線管の製造方
法。 - 【請求項3】 フレア部の電子銃反対側の面の外周部に
環状の凹部を形成して上記フレア部の外周部の肉厚を薄
くしたことを特徴とする請求項1記載の陰極線管の製造
方法。 - 【請求項4】 フレア部の電子銃側および電子銃反対側
の面の外周部に環状の凹部を形成して上記フレア部の外
周部の肉厚を薄くしたことを特徴とする請求項1記載の
陰極線管の製造方法。 - 【請求項5】 フレア部の電子銃側の面の外周部を傾斜
させて上記フレア部の外周部の肉厚を薄くしたことを特
徴とする請求項1記載の陰極線管の製造方法。 - 【請求項6】 フレア部の電子銃側および電子銃反対側
の面の外周部を傾斜させて上記フレア部の外周部の肉厚
を薄くしたことを特徴とする請求項1記載の陰極線管の
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11130837A JP2000323035A (ja) | 1999-05-12 | 1999-05-12 | 陰極線管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11130837A JP2000323035A (ja) | 1999-05-12 | 1999-05-12 | 陰極線管の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000323035A true JP2000323035A (ja) | 2000-11-24 |
Family
ID=15043865
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11130837A Pending JP2000323035A (ja) | 1999-05-12 | 1999-05-12 | 陰極線管の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000323035A (ja) |
-
1999
- 1999-05-12 JP JP11130837A patent/JP2000323035A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6246161B1 (en) | Cathode ray tube having a small-diameter neck and method of manufacture thereof | |
| US5898264A (en) | Narrow-neck CRT having a large stem pin circle | |
| JP2001126636A (ja) | 陰極線管 | |
| JP2000323035A (ja) | 陰極線管の製造方法 | |
| JP4744707B2 (ja) | 平面型撮像装置および平面型撮像装置の製造方法 | |
| US6614164B1 (en) | CRT with neck and stem weld and method for manufacturing the same | |
| JP2000311635A (ja) | カラー陰極線管 | |
| US6054805A (en) | Cathode ray tube and method of manufacturing same | |
| JP2000057975A (ja) | 陰極線管 | |
| KR100215773B1 (ko) | 칼라 음극선관의 스템 | |
| KR200363106Y1 (ko) | 음극선관의 스템과 이를 포함하는 음극선관 | |
| KR200342945Y1 (ko) | 음극선관의 스템과 이를 포함하는 음극선관 | |
| JPH0635357Y2 (ja) | 電子銃構体 | |
| JP2000251731A (ja) | 真空気密容器の封止方法 | |
| JPH11185660A (ja) | カラー陰極線管用電子銃構体 | |
| KR100396668B1 (ko) | 칼라 음극선관용 전자총 | |
| JPH08255582A (ja) | 陰極線管 | |
| JPH07262935A (ja) | 陰極線管及び電子銃 | |
| JP2003132811A (ja) | カラー陰極線管 | |
| JP2000285822A (ja) | カラー陰極線管 | |
| KR19990011548A (ko) | 칼라 음극선관 제조방법 | |
| JP2001185053A (ja) | カラーブラウン管 | |
| JPH04160736A (ja) | 陰極線管用電子銃 | |
| WO1999067805A1 (en) | Color picture tube | |
| US20020130599A1 (en) | Cathode ray tube having plurality of electron guns |