JP2000323064A - インライン型電子銃を備えたカラー陰極線管 - Google Patents
インライン型電子銃を備えたカラー陰極線管Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 カラー陰極線管のフォーカス特性の劣化がな
く、インライン型電子銃の構成部品の共用性を高め、生
産性を向上させ、製造コストを安価にしたインライン型
電子銃を備えたカラー陰極線管を提供する。 【解決手段】 螢光面とシャドウマスクと偏向ヨークと
インライン型電子銃とを備え、インライン型電子銃が陰
極13、制御電極14、加速電極15、第1内部電極1
9を設けた筒状集束電極16、第2内部電極20を設け
た筒状加速電極17を有し、第1内部電極19と第2内
部電極20は、同一形状であって、筒状集束電極16と
筒状加速電極17は、それらの対向面に関して、第1内
部電極19と第2内部電極20の配置位置を含めて対称
な構成になっている。
く、インライン型電子銃の構成部品の共用性を高め、生
産性を向上させ、製造コストを安価にしたインライン型
電子銃を備えたカラー陰極線管を提供する。 【解決手段】 螢光面とシャドウマスクと偏向ヨークと
インライン型電子銃とを備え、インライン型電子銃が陰
極13、制御電極14、加速電極15、第1内部電極1
9を設けた筒状集束電極16、第2内部電極20を設け
た筒状加速電極17を有し、第1内部電極19と第2内
部電極20は、同一形状であって、筒状集束電極16と
筒状加速電極17は、それらの対向面に関して、第1内
部電極19と第2内部電極20の配置位置を含めて対称
な構成になっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インライン型電子
銃を備えたカラー陰極線管に係わり、特に、カラー陰極
線管のフォーカス特性を良好な状態に維持しながら、イ
ンライン型電子銃における構成部品の共用性を高めて、
その生産性を向上させ、かつ、製造コストを安価にした
インライン型電子銃を備えたカラー陰極線管に関する。
銃を備えたカラー陰極線管に係わり、特に、カラー陰極
線管のフォーカス特性を良好な状態に維持しながら、イ
ンライン型電子銃における構成部品の共用性を高めて、
その生産性を向上させ、かつ、製造コストを安価にした
インライン型電子銃を備えたカラー陰極線管に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラー陰極線管においては、電子
銃として主にインライン型電子銃が用いられている。こ
こで、図8は、既知のインライン型電子銃の概略構成の
一例を示す断面図である。
銃として主にインライン型電子銃が用いられている。こ
こで、図8は、既知のインライン型電子銃の概略構成の
一例を示す断面図である。
【0003】図8において、811 はセンター電子ビー
ム(図示なし)を発生するセンター陰極、812 、81
3 はサイド電子ビーム(図示なし)を発生するサイド陰
極、82は制御電極(第1格子電極;G1)、83は加
速電極(第2格子電極;G2)、84は筒状集束電極
(第3格子電極;G3)、85は筒状加速電極(第4格
子電極;G4)、86はシールドカップ、871 は筒状
集束電極84のセンター電子ビーム用開口部、872 、
873 は筒状集束電極84のサイド電子ビーム用開口
部、881 は筒状加速電極85のセンター電子ビーム用
開口部、882 、883 は筒状加速電極85のサイド電
子ビーム用開口部、891 はシールドカップ86のセン
ター電子ビーム用開口部、892 、893 はシールドカ
ップ86のサイド電子ビーム用開口部である。
ム(図示なし)を発生するセンター陰極、812 、81
3 はサイド電子ビーム(図示なし)を発生するサイド陰
極、82は制御電極(第1格子電極;G1)、83は加
速電極(第2格子電極;G2)、84は筒状集束電極
(第3格子電極;G3)、85は筒状加速電極(第4格
子電極;G4)、86はシールドカップ、871 は筒状
集束電極84のセンター電子ビーム用開口部、872 、
873 は筒状集束電極84のサイド電子ビーム用開口
部、881 は筒状加速電極85のセンター電子ビーム用
開口部、882 、883 は筒状加速電極85のサイド電
子ビーム用開口部、891 はシールドカップ86のセン
ター電子ビーム用開口部、892 、893 はシールドカ
ップ86のサイド電子ビーム用開口部である。
【0004】そして、3本の陰極812 、811 、81
3 は水平方向にインライン状に配列され、3本の陰極8
12 、811 、813 から放射される3本の電子ビーム
の放射経路に沿って、制御電極82、加速電極83、筒
状集束電極84、筒状加速電極85、シールドカップ8
6がこの順に配置されている。筒状集束電極84の各開
口部872 、871 、873 配置端と筒状加速電極85
の各開口部882 、881 、883 配置端は所定の距離
を隔てて対向配置され、筒状加速電極85の開口端とシ
ールドカップ86の各開口部892 、891 、893 配
置端は結合されている。
3 は水平方向にインライン状に配列され、3本の陰極8
12 、811 、813 から放射される3本の電子ビーム
の放射経路に沿って、制御電極82、加速電極83、筒
状集束電極84、筒状加速電極85、シールドカップ8
6がこの順に配置されている。筒状集束電極84の各開
口部872 、871 、873 配置端と筒状加速電極85
の各開口部882 、881 、883 配置端は所定の距離
を隔てて対向配置され、筒状加速電極85の開口端とシ
ールドカップ86の各開口部892 、891 、893 配
置端は結合されている。
【0005】この場合、制御電極82には接地電圧に近
い電圧(制御電圧)が、加速電極83には400乃至1
000V程度の正電圧(第1の正電圧)が、筒状集束電
極84には5乃至10kV程度の正電圧(第2の正電
圧)が、筒状加速電極85及びシールドカップ86には
20乃至35kV程度の正電圧(高電圧)がそれぞれ印
加される。
い電圧(制御電圧)が、加速電極83には400乃至1
000V程度の正電圧(第1の正電圧)が、筒状集束電
極84には5乃至10kV程度の正電圧(第2の正電
圧)が、筒状加速電極85及びシールドカップ86には
20乃至35kV程度の正電圧(高電圧)がそれぞれ印
加される。
【0006】前記構成によるインライン型電子銃は、次
のように動作する。
のように動作する。
【0007】3本の陰極811 乃至813 はヒーター
(図示なし)の加熱によって熱電子が放出され、放出さ
れた各熱電子は第1の正電圧によって制御電極82方向
に吸引され、センター電子ビームとサイド電子ビームの
3本の電子ビームが形成される。3本の電子ビームは、
制御電極82の対応する電子ビーム通過孔(図番なし)
及び筒状加速電極83の対応する電子ビーム通過孔(図
番なし)をそれぞれ通過し、第2の正電圧及び高電圧に
よってそれぞれ加速される。そして、3本の電子ビーム
は、加速電極83と筒状集束電極84との間に形成され
るプリフォーカスレンズによって集束され、筒状集束電
極84と筒状加速電極85によって形成される主レンズ
によって集束され、インライン型電子銃からカラー陰極
線管の螢光面方向に投射される。このときに、3本の電
子ビームは、螢光面上においてフォーカスされ、表示画
面に投射スポットが形成される。
(図示なし)の加熱によって熱電子が放出され、放出さ
れた各熱電子は第1の正電圧によって制御電極82方向
に吸引され、センター電子ビームとサイド電子ビームの
3本の電子ビームが形成される。3本の電子ビームは、
制御電極82の対応する電子ビーム通過孔(図番なし)
及び筒状加速電極83の対応する電子ビーム通過孔(図
番なし)をそれぞれ通過し、第2の正電圧及び高電圧に
よってそれぞれ加速される。そして、3本の電子ビーム
は、加速電極83と筒状集束電極84との間に形成され
るプリフォーカスレンズによって集束され、筒状集束電
極84と筒状加速電極85によって形成される主レンズ
によって集束され、インライン型電子銃からカラー陰極
線管の螢光面方向に投射される。このときに、3本の電
子ビームは、螢光面上においてフォーカスされ、表示画
面に投射スポットが形成される。
【0008】一般に、カラー陰極線管における3本の電
子ビームのフォーカス特性は、主レンズの集束強度に依
存するもので、主レンズのレンズ倍率やレンズ収差の影
響を受ける。インライン型電子銃と螢光面までの距離が
一定であれば、レンズ集束強度を弱めたときにレンズ倍
率が低下し、レンズ収差の増大を防ぐため、主レンズ内
の電子ビームの拡がりを一定範囲内に抑えると、主レン
ズの電子ビーム入射角度が低下する。
子ビームのフォーカス特性は、主レンズの集束強度に依
存するもので、主レンズのレンズ倍率やレンズ収差の影
響を受ける。インライン型電子銃と螢光面までの距離が
一定であれば、レンズ集束強度を弱めたときにレンズ倍
率が低下し、レンズ収差の増大を防ぐため、主レンズ内
の電子ビームの拡がりを一定範囲内に抑えると、主レン
ズの電子ビーム入射角度が低下する。
【0009】いま、電子ビーム入射角度をαIとし、主
レンズのレンズ収差の中で最も優勢な球面収差による最
小錯乱円直径をδ、レンズ倍率をM、球面収差係数をC
SPとすると、最小錯乱円直径δは、δ=1/2(M・C
SP・αI3 )となる。
レンズのレンズ収差の中で最も優勢な球面収差による最
小錯乱円直径をδ、レンズ倍率をM、球面収差係数をC
SPとすると、最小錯乱円直径δは、δ=1/2(M・C
SP・αI3 )となる。
【0010】このように、主レンズのレンズ集束強度を
弱めると、レンズ倍率及び球面収差が低減し、3本の電
子ビームのフォーカス特性(投射スポットの径小化)が
向上する。主レンズのレンズ集束強度を弱めるために
は、主レンズの口径(図8における筒状集束電極84の
各開口部872 、871 、873 とそれらに対応する筒
状加速電極85の各開口部882 、881 、883 の開
口径)を拡大すればよい。
弱めると、レンズ倍率及び球面収差が低減し、3本の電
子ビームのフォーカス特性(投射スポットの径小化)が
向上する。主レンズのレンズ集束強度を弱めるために
は、主レンズの口径(図8における筒状集束電極84の
各開口部872 、871 、873 とそれらに対応する筒
状加速電極85の各開口部882 、881 、883 の開
口径)を拡大すればよい。
【0011】ところが、インライン型電子銃は、3個の
主レンズが水平方向に一列に並んだ状態になっているた
め、カラー陰極線管の制限されたネック径の内部で3個
の主レンズの口径を大きくすることに自ずと限界があ
り、例えば、カラー陰極線管のネック外径がφ29mm
である場合、実用的な主レンズの口径としてはψ5.5
mm程度のものが得られるに過ぎない。
主レンズが水平方向に一列に並んだ状態になっているた
め、カラー陰極線管の制限されたネック径の内部で3個
の主レンズの口径を大きくすることに自ずと限界があ
り、例えば、カラー陰極線管のネック外径がφ29mm
である場合、実用的な主レンズの口径としてはψ5.5
mm程度のものが得られるに過ぎない。
【0012】このような技術的背景の基で、筒状集束電
極の内部に第1平板電極を、筒状加速電極の内部に第2
平板電極をそれぞれ配置し、第1平板電極及び第2平板
電極に3本の電子ビーム通過孔を設けて、主レンズの口
径を実質的に拡大させたインライン型電子銃が特開昭5
8−103752号によって提案されている。
極の内部に第1平板電極を、筒状加速電極の内部に第2
平板電極をそれぞれ配置し、第1平板電極及び第2平板
電極に3本の電子ビーム通過孔を設けて、主レンズの口
径を実質的に拡大させたインライン型電子銃が特開昭5
8−103752号によって提案されている。
【0013】ここで、図9は、前記特開昭58−103
752号に開示されたインライン型電子銃の概略構成を
示す断面図であり、また、図10(a)、(b)は、図
9に図示のインライン型電子銃に用いられる第1平板電
極と第2平板電極の平面図である。
752号に開示されたインライン型電子銃の概略構成を
示す断面図であり、また、図10(a)、(b)は、図
9に図示のインライン型電子銃に用いられる第1平板電
極と第2平板電極の平面図である。
【0014】図9及び図10(a)、(b)において、
87は筒状集束電極84の開口部、88は筒状加速電極
85の開口部、91は第1平板電極、92は第2平板電
極、931 は第1平板電極91のセンター電子ビーム通
過孔、932 、933 は第1平板電極91のサイド電子
ビーム通過孔、941 は第2平板電極92のセンター電
子ビーム通過孔、922 、923 は第2平板電極92の
サイド電子ビーム通過孔であって、その他、図8に示さ
れた構成要素と同じ構成要素については同じ符号を付け
ている。
87は筒状集束電極84の開口部、88は筒状加速電極
85の開口部、91は第1平板電極、92は第2平板電
極、931 は第1平板電極91のセンター電子ビーム通
過孔、932 、933 は第1平板電極91のサイド電子
ビーム通過孔、941 は第2平板電極92のセンター電
子ビーム通過孔、922 、923 は第2平板電極92の
サイド電子ビーム通過孔であって、その他、図8に示さ
れた構成要素と同じ構成要素については同じ符号を付け
ている。
【0015】そして、筒状集束電極84は、筒状加速電
極85側に3本の電子ビームに対して一体的な開口部8
7が設けられ、筒状加速電極85は、筒状集束電極84
側に3本の電子ビームに対して一体的な開口部88が設
けられている。第1平板電極91は、それぞれ水平方向
の径に比べて垂直方向の径が大きい楕円形のセンター電
子ビーム通過孔931 及び楕円形のサイド電子ビーム通
過孔932 、933 を有し、第2平板電極92は、それ
ぞれ水平方向の径に比べて垂直方向の径が大きい楕円形
のセンター電子ビーム通過孔941 及び楕円形のサイド
電子ビーム通過孔942 、943 を有している。第1平
板電極91の配置位置は、開口部87から筒状集束電極
84の内側方向に第1距離d1だけ入った位置になり、
第2平板電極92の配置位置は、開口部88から筒状加
速電極85の内側方向に第2距離d2(d2≠d1)だ
け入った位置になる。
極85側に3本の電子ビームに対して一体的な開口部8
7が設けられ、筒状加速電極85は、筒状集束電極84
側に3本の電子ビームに対して一体的な開口部88が設
けられている。第1平板電極91は、それぞれ水平方向
の径に比べて垂直方向の径が大きい楕円形のセンター電
子ビーム通過孔931 及び楕円形のサイド電子ビーム通
過孔932 、933 を有し、第2平板電極92は、それ
ぞれ水平方向の径に比べて垂直方向の径が大きい楕円形
のセンター電子ビーム通過孔941 及び楕円形のサイド
電子ビーム通過孔942 、943 を有している。第1平
板電極91の配置位置は、開口部87から筒状集束電極
84の内側方向に第1距離d1だけ入った位置になり、
第2平板電極92の配置位置は、開口部88から筒状加
速電極85の内側方向に第2距離d2(d2≠d1)だ
け入った位置になる。
【0016】前記構成によるインライン型電子銃によれ
ば、筒状集束電極84側に開口部87を設け、内部に第
1平板電極91を設けたことにより、筒状集束電極84
の内部に筒状加速電極85の高電圧によって生じる電界
が奥深く入り込み、また、筒状加速電極85側に開口部
88を設け、内部に第2平板電極92を設けたことによ
り、筒状加速電極85の内部に筒状集束電極84の低電
圧によって生じる電界が奥深く入り込むようになるの
で、筒状集束電極84の開口部87と筒状加速電極85
の開口部88とによって形成される主レンズは、開口部
87、88が拡大し、その口径が増大したものと実質的
に同じになる。例えば、カラー陰極線管のネック外径が
φ29mmである場合、図8に示されたインライン型電
子銃は、主レンズの口径が実質的にφ5.5mm程度で
あるのに対し、図9に示されたインライン型電子銃は、
主レンズの口径が実質的にφ8.0mmを超えるものが
得られる。
ば、筒状集束電極84側に開口部87を設け、内部に第
1平板電極91を設けたことにより、筒状集束電極84
の内部に筒状加速電極85の高電圧によって生じる電界
が奥深く入り込み、また、筒状加速電極85側に開口部
88を設け、内部に第2平板電極92を設けたことによ
り、筒状加速電極85の内部に筒状集束電極84の低電
圧によって生じる電界が奥深く入り込むようになるの
で、筒状集束電極84の開口部87と筒状加速電極85
の開口部88とによって形成される主レンズは、開口部
87、88が拡大し、その口径が増大したものと実質的
に同じになる。例えば、カラー陰極線管のネック外径が
φ29mmである場合、図8に示されたインライン型電
子銃は、主レンズの口径が実質的にφ5.5mm程度で
あるのに対し、図9に示されたインライン型電子銃は、
主レンズの口径が実質的にφ8.0mmを超えるものが
得られる。
【0017】この他に、前記特開昭58−103752
号公報で提案されたインライン型電子銃において、第1
平板電極の電子ビーム入射側及び第2平板電極の電子ビ
ーム出射側にそれぞれ電界補正板を配置し、非点収差補
正の適正化と3本の電子ビームの螢光面上のコンバーン
ゼンスの適正化との両立を容易に実行できるようにした
インライン型電子銃が特開平4−126342号公報に
提案されている。
号公報で提案されたインライン型電子銃において、第1
平板電極の電子ビーム入射側及び第2平板電極の電子ビ
ーム出射側にそれぞれ電界補正板を配置し、非点収差補
正の適正化と3本の電子ビームの螢光面上のコンバーン
ゼンスの適正化との両立を容易に実行できるようにした
インライン型電子銃が特開平4−126342号公報に
提案されている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】前記特開昭58−10
3752号公報に提案されたインライン型電子銃及び前
記特開平4−126342号公報に提案されたインライ
ン型電子銃は、フォーカス特性が良好であることから、
最近カラー陰極線管に多用されるようになってきてい
る。
3752号公報に提案されたインライン型電子銃及び前
記特開平4−126342号公報に提案されたインライ
ン型電子銃は、フォーカス特性が良好であることから、
最近カラー陰極線管に多用されるようになってきてい
る。
【0019】しかるに、前記特開昭58−103752
号公報に提案のインライン型電子銃や前記特開平4−1
26342号公報に提案のインライン型電子銃は、電子
銃の組立てを、特に、主レンズ部を形成する構成部材、
即ち、内部に第1平板電極91を有する筒状集束電極8
4や同じく内部に第2平板電極92を有する筒状加速電
極85を組立てる際に、電子銃組立て用具を用いてい
る。そして、通常、第1平板電極91と第2平板電極9
2の形状は、各電子ビーム通過孔931 乃至933 、9
41 乃至943 の径寸法が同形でないので、第1平板電
極91と第2平板電極92との部品の共用ができず、し
かも、第1平板電極91と第2平板電極92の配置位置
が筒状集束電極84の開口部87から距離d1だけ入っ
た位置と筒状加速電極85の開口部88から距離d2
(d1≠d2)だけ入った位置であるので、内部に第1
平板電極91を有する筒状集束電極84と、内部に第2
平板電極92を有する筒状加速電極85との部品を共用
することができない。
号公報に提案のインライン型電子銃や前記特開平4−1
26342号公報に提案のインライン型電子銃は、電子
銃の組立てを、特に、主レンズ部を形成する構成部材、
即ち、内部に第1平板電極91を有する筒状集束電極8
4や同じく内部に第2平板電極92を有する筒状加速電
極85を組立てる際に、電子銃組立て用具を用いてい
る。そして、通常、第1平板電極91と第2平板電極9
2の形状は、各電子ビーム通過孔931 乃至933 、9
41 乃至943 の径寸法が同形でないので、第1平板電
極91と第2平板電極92との部品の共用ができず、し
かも、第1平板電極91と第2平板電極92の配置位置
が筒状集束電極84の開口部87から距離d1だけ入っ
た位置と筒状加速電極85の開口部88から距離d2
(d1≠d2)だけ入った位置であるので、内部に第1
平板電極91を有する筒状集束電極84と、内部に第2
平板電極92を有する筒状加速電極85との部品を共用
することができない。
【0020】このように、前記特開昭58−10375
2号公報に提案のインライン型電子銃や前記特開平4−
126342号公報に提案のインライン型電子銃は、電
子銃組立て工程において、内部に第1平板電極91を有
する筒状集束電極84の組立て工程と、内部に第2平板
電極92を有する筒状加速電極85を組立て工程とを別
個に設定する必要があり、その分、部品点数並びに組立
工程の増大をもたらし、インライン型電子銃の生産性を
向上させることが難しいだけでなく、製造コストの増大
を招く問題がある。
2号公報に提案のインライン型電子銃や前記特開平4−
126342号公報に提案のインライン型電子銃は、電
子銃組立て工程において、内部に第1平板電極91を有
する筒状集束電極84の組立て工程と、内部に第2平板
電極92を有する筒状加速電極85を組立て工程とを別
個に設定する必要があり、その分、部品点数並びに組立
工程の増大をもたらし、インライン型電子銃の生産性を
向上させることが難しいだけでなく、製造コストの増大
を招く問題がある。
【0021】本発明は、これらの問題点を解決するもの
で、その目的は、カラー陰極線管のフォーカス特性を劣
化させずに、インライン型電子銃の構成部品の共用性を
高め、インライン型電子銃を製造する際の生産性を向上
させるとともに、製造コストを安価にすることを可能に
したカラー陰極線管を提供することにある。
で、その目的は、カラー陰極線管のフォーカス特性を劣
化させずに、インライン型電子銃の構成部品の共用性を
高め、インライン型電子銃を製造する際の生産性を向上
させるとともに、製造コストを安価にすることを可能に
したカラー陰極線管を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明によるインライン型電子銃を備えたカラー陰
極線管は、第1内部電極を有する筒状集束電極と第2内
部電極を有する筒状加速電極を構成する場合、第1内部
電極と第2内部電極は、同一形状であって、筒状集束電
極の筒状加速電極対向端から第1内部電極までの距離
と、筒状加速電極の筒状集束電極対向端から第2内部電
極までの距離とが等しい構成にした。
に、本発明によるインライン型電子銃を備えたカラー陰
極線管は、第1内部電極を有する筒状集束電極と第2内
部電極を有する筒状加速電極を構成する場合、第1内部
電極と第2内部電極は、同一形状であって、筒状集束電
極の筒状加速電極対向端から第1内部電極までの距離
と、筒状加速電極の筒状集束電極対向端から第2内部電
極までの距離とが等しい構成にした。
【0023】前記構成によれば、第1内部電極と第2内
部電極とを同一形状のものにするとともに、内部電極を
収める筒状集束電極と筒状加速電極との間で部品を共用
させることが可能になり、インライン型電子銃の生産性
が向上するだけでなく、製造コストが低減できる。
部電極とを同一形状のものにするとともに、内部電極を
収める筒状集束電極と筒状加速電極との間で部品を共用
させることが可能になり、インライン型電子銃の生産性
が向上するだけでなく、製造コストが低減できる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態において、イ
ンライン型電子銃を備えたカラー陰極線管は、パネル部
フェースプレート内面に設けた螢光面と、パネル部内で
螢光面に対向配置したシャドウマスクと、ファンネル部
外周に装着した偏向ヨークと、3本の電子ビームを発生
するインライン型電子銃とを備え、インライン型電子銃
は、少なくとも、水平方向に配置した3本の陰極、制御
電極、加速電極からなる電子ビーム発生部と、第1内部
電極を設けた筒状集束電極、第2内部電極を設けた筒状
加速電極からなる電子ビーム集束部とを有しており、第
1内部電極と第2内部電極は、同一形状のもので、平板
電極の中央に開口を有し、この開口は水平方向の径が垂
直方向の径よりも小さい長円形であって、筒状集束電極
もしくは筒状加速電極の内部に配置されている。これら
の内部電極は、両サイドに切り欠きがあり、3本の電子
ビーム中のセンター電子ビームを通す通過孔と、平板電
極の両サイドの切り欠きと筒状電極との間に形成した3
本の電子ビーム中のサイド電子ビームを通す通過孔とを
形成している。筒状集束電極と筒状加速電極では、第1
内部電極と第2内部電極の配置位置が対称な構成になっ
ている。
ンライン型電子銃を備えたカラー陰極線管は、パネル部
フェースプレート内面に設けた螢光面と、パネル部内で
螢光面に対向配置したシャドウマスクと、ファンネル部
外周に装着した偏向ヨークと、3本の電子ビームを発生
するインライン型電子銃とを備え、インライン型電子銃
は、少なくとも、水平方向に配置した3本の陰極、制御
電極、加速電極からなる電子ビーム発生部と、第1内部
電極を設けた筒状集束電極、第2内部電極を設けた筒状
加速電極からなる電子ビーム集束部とを有しており、第
1内部電極と第2内部電極は、同一形状のもので、平板
電極の中央に開口を有し、この開口は水平方向の径が垂
直方向の径よりも小さい長円形であって、筒状集束電極
もしくは筒状加速電極の内部に配置されている。これら
の内部電極は、両サイドに切り欠きがあり、3本の電子
ビーム中のセンター電子ビームを通す通過孔と、平板電
極の両サイドの切り欠きと筒状電極との間に形成した3
本の電子ビーム中のサイド電子ビームを通す通過孔とを
形成している。筒状集束電極と筒状加速電極では、第1
内部電極と第2内部電極の配置位置が対称な構成になっ
ている。
【0025】本発明の実施の形態の一例において、イン
ライン型電子銃を備えたカラー陰極線管は、筒状集束電
極は、内部の第1内部電極の3本の電子ビーム入射側の
位置に第1垂直補正電極、及び/または、筒状加速電極
は、内部の第2内部電極の3本の電子ビーム出射側の位
置に第2垂直補正電極が配置され、第1垂直補正電極及
び第2垂直補正電極は、3本の電子ビームをそれぞれ水
平方向から挟むように垂直方向に平行配置した複数の板
状電極を備えている。
ライン型電子銃を備えたカラー陰極線管は、筒状集束電
極は、内部の第1内部電極の3本の電子ビーム入射側の
位置に第1垂直補正電極、及び/または、筒状加速電極
は、内部の第2内部電極の3本の電子ビーム出射側の位
置に第2垂直補正電極が配置され、第1垂直補正電極及
び第2垂直補正電極は、3本の電子ビームをそれぞれ水
平方向から挟むように垂直方向に平行配置した複数の板
状電極を備えている。
【0026】本発明の実施の形態の他の例において、イ
ンライン型電子銃を備えたカラー陰極線管は、筒状集束
電極は、内部の第1内部電極の3本の電子ビーム入射側
の位置に第1水平補正電極、及び/または、筒状加速電
極は、内部の第2内部電極の3本の電子ビーム出射側の
位置に第2水平補正電極が配置され、第1水平補正電極
及び第2水平補正電極は、3本の電子ビーム中のセンタ
ー電子ビーム及び/またはサイド電子ビームを垂直方向
から挟むように水平方向に平行配置した複数の板状電極
を備えている。
ンライン型電子銃を備えたカラー陰極線管は、筒状集束
電極は、内部の第1内部電極の3本の電子ビーム入射側
の位置に第1水平補正電極、及び/または、筒状加速電
極は、内部の第2内部電極の3本の電子ビーム出射側の
位置に第2水平補正電極が配置され、第1水平補正電極
及び第2水平補正電極は、3本の電子ビーム中のセンタ
ー電子ビーム及び/またはサイド電子ビームを垂直方向
から挟むように水平方向に平行配置した複数の板状電極
を備えている。
【0027】本発明の実施の形態の1つの具体例におい
て、インライン型電子銃を備えたカラー陰極線管は、筒
状集束電極は、内部に第1垂直補正電極を備えており、
筒状加速電極は、内部に第2水平補正電極を備えてい
る。
て、インライン型電子銃を備えたカラー陰極線管は、筒
状集束電極は、内部に第1垂直補正電極を備えており、
筒状加速電極は、内部に第2水平補正電極を備えてい
る。
【0028】本発明の実施の形態の他の具体例におい
て、インライン型電子銃を備えたカラー陰極線管は、筒
状集束電極は、内部に第1水平補正電極を備えており、
筒状加速電極は、内部に第2垂直補正電極を備えてい
る。
て、インライン型電子銃を備えたカラー陰極線管は、筒
状集束電極は、内部に第1水平補正電極を備えており、
筒状加速電極は、内部に第2垂直補正電極を備えてい
る。
【0029】これらの本発明の実施の形態によれば、第
1内部電極と第2内部電極の形状を各電子ビーム通過孔
の径寸法を含めて製造誤差範囲内で同一になるように構
成し、筒状集束電極と筒状加速電極との対向面の中央を
通る面に関して、第1内部電極と第2内部電極の配置位
置を対称構造になるように構成したので、第1内部電極
と第2内部電極の部品を共用できるだけでなく、内部に
第1内部電極を有する筒状集束電極及び内部に第2内部
電極を有する筒状加速電極との部品も共用させることが
可能になり、部品点数を低減できる。
1内部電極と第2内部電極の形状を各電子ビーム通過孔
の径寸法を含めて製造誤差範囲内で同一になるように構
成し、筒状集束電極と筒状加速電極との対向面の中央を
通る面に関して、第1内部電極と第2内部電極の配置位
置を対称構造になるように構成したので、第1内部電極
と第2内部電極の部品を共用できるだけでなく、内部に
第1内部電極を有する筒状集束電極及び内部に第2内部
電極を有する筒状加速電極との部品も共用させることが
可能になり、部品点数を低減できる。
【0030】また、これらの本発明の実施の形態によれ
ば、内部に第1内部電極を有する筒状集束電極と内部に
第2内部電極を有する筒状加速電極との部品を共用させ
ているので、これらの筒状集束電極や筒状集束電極の組
立て工程を別個にすることなく、同じ工程で行うことが
可能になるので、組立て工程を低減させてインライン型
電子銃の生産性を向上させることができ、製造コストの
低減が可能になる。
ば、内部に第1内部電極を有する筒状集束電極と内部に
第2内部電極を有する筒状加速電極との部品を共用させ
ているので、これらの筒状集束電極や筒状集束電極の組
立て工程を別個にすることなく、同じ工程で行うことが
可能になるので、組立て工程を低減させてインライン型
電子銃の生産性を向上させることができ、製造コストの
低減が可能になる。
【0031】さらに、これらの本発明の実施の形態によ
れば、インライン型電子銃の製造時に、同一ロットの構
成部品を組み合わせて用いることができるので、構成部
品の寸法精度に若干の狂いがあったとしても、その寸法
精度の狂いのバラツク方向が決まっていることから、常
に同方向に寸法精度の狂いがあるものの組み合わせにな
り、インライン型電子銃の性能に及ぼす影響を安定化し
て、性能のバラツキが少ないインライン型電子銃を製造
することが可能になる。
れば、インライン型電子銃の製造時に、同一ロットの構
成部品を組み合わせて用いることができるので、構成部
品の寸法精度に若干の狂いがあったとしても、その寸法
精度の狂いのバラツク方向が決まっていることから、常
に同方向に寸法精度の狂いがあるものの組み合わせにな
り、インライン型電子銃の性能に及ぼす影響を安定化し
て、性能のバラツキが少ないインライン型電子銃を製造
することが可能になる。
【0032】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明によるカラー陰極線管の一実施例
の概略構成を示す断面図である。
する。図1は、本発明によるカラー陰極線管の一実施例
の概略構成を示す断面図である。
【0033】図1において、1はパネル部、1Fはフェ
ースプレート、2はネック部、3はファンネル部、4は
螢光膜、5は色選別電極であるシャドウマスク、6は内
部磁気シールド、7は偏向ヨーク、8はピュリテイ調整
マグネット、9はセンタービームスタティックコンバー
ゼンス調整用マグネット、10はサイドビームスタティ
ックコンバーゼンス調整用マグネット、11はインライ
ン型電子銃、12は電子ビーム(RGB3本の内の1本
だけが図示されている)である。
ースプレート、2はネック部、3はファンネル部、4は
螢光膜、5は色選別電極であるシャドウマスク、6は内
部磁気シールド、7は偏向ヨーク、8はピュリテイ調整
マグネット、9はセンタービームスタティックコンバー
ゼンス調整用マグネット、10はサイドビームスタティ
ックコンバーゼンス調整用マグネット、11はインライ
ン型電子銃、12は電子ビーム(RGB3本の内の1本
だけが図示されている)である。
【0034】そして、カラー陰極線管を構成する真空外
囲器(ガラスバルブ)は、略長方形状のフェースプレー
ト1Fを有するパネル部1と、インライン型電子銃11
を収納した細長い円筒状のネック部2と、パネル部1及
びネック部2を連接する略漏斗形状のファンネル部3と
からなっている。パネル部1のフェースプレート内面に
は螢光膜4が被着形成され、パネル部1内側に螢光膜4
に対向するように多くの電子ビーム通過孔(図示なし)
を備えたシャドウマスク5が固定配置される。ファンネ
ル部3のパネル部1寄りの部分の内側には内部磁気シー
ルド6が配置され、ファンネル部3のネック部2寄りの
部分の外側には偏向ヨーク7が装着される。ネック部2
の外側には、ピュリテイ調整マグネット8、センタービ
ームスタティックコンバーゼンス調整用マグネット9、
サイドビームスタティックコンバーゼンス調整用マグネ
ット10が並設配置される。インライン型電子銃11か
ら放射された3本の電子ビーム12(図1には1本だけ
が図示されている)は、偏向ヨーク7において水平方向
及び垂直方向にそれぞれ偏向走査され、シャドウマスク
5の電子ビーム通過孔を通して螢光膜4に射突する。
囲器(ガラスバルブ)は、略長方形状のフェースプレー
ト1Fを有するパネル部1と、インライン型電子銃11
を収納した細長い円筒状のネック部2と、パネル部1及
びネック部2を連接する略漏斗形状のファンネル部3と
からなっている。パネル部1のフェースプレート内面に
は螢光膜4が被着形成され、パネル部1内側に螢光膜4
に対向するように多くの電子ビーム通過孔(図示なし)
を備えたシャドウマスク5が固定配置される。ファンネ
ル部3のパネル部1寄りの部分の内側には内部磁気シー
ルド6が配置され、ファンネル部3のネック部2寄りの
部分の外側には偏向ヨーク7が装着される。ネック部2
の外側には、ピュリテイ調整マグネット8、センタービ
ームスタティックコンバーゼンス調整用マグネット9、
サイドビームスタティックコンバーゼンス調整用マグネ
ット10が並設配置される。インライン型電子銃11か
ら放射された3本の電子ビーム12(図1には1本だけ
が図示されている)は、偏向ヨーク7において水平方向
及び垂直方向にそれぞれ偏向走査され、シャドウマスク
5の電子ビーム通過孔を通して螢光膜4に射突する。
【0035】この場合、本実施例のカラー陰極線管にお
ける画像表示動作は、既知のこの種のカラー陰極線管に
おける画像表示動作と殆んど同じであって、かかる動作
は当該技術分野においてはよく知られていることである
ので、本実施例のカラー陰極線管における画像表示動作
の説明は省略する。
ける画像表示動作は、既知のこの種のカラー陰極線管に
おける画像表示動作と殆んど同じであって、かかる動作
は当該技術分野においてはよく知られていることである
ので、本実施例のカラー陰極線管における画像表示動作
の説明は省略する。
【0036】次に、図2は、図1に図示されたカラー陰
極線管に用いられるインライン型電子銃11の第1実施
例の要部の概略構成を示す断面図であり、図3は、図2
に図示されたインライン型電子銃11に用いられる第1
内部電極19及び第2内部電極20の構成の一例を示す
平面図である。
極線管に用いられるインライン型電子銃11の第1実施
例の要部の概略構成を示す断面図であり、図3は、図2
に図示されたインライン型電子銃11に用いられる第1
内部電極19及び第2内部電極20の構成の一例を示す
平面図である。
【0037】図2において、131 はセンター電子ビー
ム(図示なし)を発生するセンター陰極、132 、13
3 はサイド電子ビーム(図示なし)を発生するサイド陰
極、14は制御電極(第1格子電極;G1)、15は加
速電極(第2格子電極;G2)、16は筒状集束電極
(第3格子電極;G3)、16Rは中継用筒状集束電
極、16Aは筒状集束電極16の開口部、17は筒状加
速電極(第4格子電極;G4)、17Aは筒状加速電極
17の開口部、18はシールドカップ、181 はシール
ドカップ18のセンター電子ビーム用開口部、182 、
183 はシールドカップ18のサイド電子ビーム用開口
部、19は第1内部電極、191 は第1内部電極19の
センター電子ビーム用開口部、192 、193 は第1内
部電極19のサイドの切欠きと筒状集束電極16の内壁
とで囲まれたサイド電子ビーム用開口部、20は第2内
部電極、201 は第2内部電極20のセンター電子ビー
ム用開口部、202 、203 は第2内部電極20のサイ
ドの切欠きと筒状加速電極17の内壁とで囲まれたサイ
ド電子ビーム用開口部を示す。
ム(図示なし)を発生するセンター陰極、132 、13
3 はサイド電子ビーム(図示なし)を発生するサイド陰
極、14は制御電極(第1格子電極;G1)、15は加
速電極(第2格子電極;G2)、16は筒状集束電極
(第3格子電極;G3)、16Rは中継用筒状集束電
極、16Aは筒状集束電極16の開口部、17は筒状加
速電極(第4格子電極;G4)、17Aは筒状加速電極
17の開口部、18はシールドカップ、181 はシール
ドカップ18のセンター電子ビーム用開口部、182 、
183 はシールドカップ18のサイド電子ビーム用開口
部、19は第1内部電極、191 は第1内部電極19の
センター電子ビーム用開口部、192 、193 は第1内
部電極19のサイドの切欠きと筒状集束電極16の内壁
とで囲まれたサイド電子ビーム用開口部、20は第2内
部電極、201 は第2内部電極20のセンター電子ビー
ム用開口部、202 、203 は第2内部電極20のサイ
ドの切欠きと筒状加速電極17の内壁とで囲まれたサイ
ド電子ビーム用開口部を示す。
【0038】また、図3は、図2のA−A’線から筒状
集束電極16もしくは筒状加速電極17側を見た場合の
図である。
集束電極16もしくは筒状加速電極17側を見た場合の
図である。
【0039】そして、3本の陰極132 、131 、13
3 は水平方向にインライン状に配列され、3本の陰極1
32 、131 、133 から3本の電子ビーム(図示な
し)が放射される。これら3本の電子ビームの放射経路
には、制御電極14、加速電極15、中継用筒状集束電
極16R、筒状集束電極16、筒状加速電極17、シー
ルドカップ18が順次配置されている。中継用筒状集束
電極16Rと筒状集束電極16は、断面が同形状のもの
で、それらの対面部が一体結合され、筒状加速電極17
とシールドカップ18も、それらの対面部が結合されて
いる。筒状集束電極16の開口部16Aと筒状加速電極
17の開口部17Aは、所定の距離を隔てて対向配置さ
れ、筒状集束電極16の全長と筒状加速電極17の全長
とが同じ長さのもので構成されている。筒状集束電極1
6は、その内部の開口部16Aから距離dを隔てた位置
に第1内部電極19が配置され、筒状加速電極17は、
その内部の開口部17Aから距離dを隔てた位置に第2
内部電極20が配置されている。
3 は水平方向にインライン状に配列され、3本の陰極1
32 、131 、133 から3本の電子ビーム(図示な
し)が放射される。これら3本の電子ビームの放射経路
には、制御電極14、加速電極15、中継用筒状集束電
極16R、筒状集束電極16、筒状加速電極17、シー
ルドカップ18が順次配置されている。中継用筒状集束
電極16Rと筒状集束電極16は、断面が同形状のもの
で、それらの対面部が一体結合され、筒状加速電極17
とシールドカップ18も、それらの対面部が結合されて
いる。筒状集束電極16の開口部16Aと筒状加速電極
17の開口部17Aは、所定の距離を隔てて対向配置さ
れ、筒状集束電極16の全長と筒状加速電極17の全長
とが同じ長さのもので構成されている。筒状集束電極1
6は、その内部の開口部16Aから距離dを隔てた位置
に第1内部電極19が配置され、筒状加速電極17は、
その内部の開口部17Aから距離dを隔てた位置に第2
内部電極20が配置されている。
【0040】また、第1内部電極19は、中央にセンタ
ー電子ビームを通す大きな開口を有し、両サイドの切欠
きと筒状集束電極16の内壁とでサイド電子ビーム通過
孔を形成する。第2内部電極20も、第1内部電極19
と同一形状のもので、中央にセンター電子ビーム通過孔
201 が設けられ、両サイドの切欠きと筒状加速電極1
7の内壁とでサイド電子ビーム通過孔202 、203 を
形成する。
ー電子ビームを通す大きな開口を有し、両サイドの切欠
きと筒状集束電極16の内壁とでサイド電子ビーム通過
孔を形成する。第2内部電極20も、第1内部電極19
と同一形状のもので、中央にセンター電子ビーム通過孔
201 が設けられ、両サイドの切欠きと筒状加速電極1
7の内壁とでサイド電子ビーム通過孔202 、203 を
形成する。
【0041】この場合、制御電極14には接地電圧に近
い電圧(制御電圧)が、加速電極15には400乃至1
000V程度の正電圧(第1の正電圧)が、筒状集束電
極16及び中継用筒状集束電極16Rには5乃至10k
V程度の正電圧(第2の正電圧)が、筒状加速電極17
及びシールドカップ18には20乃至35kV程度の正
電圧(高電圧)がそれぞれ印加される。
い電圧(制御電圧)が、加速電極15には400乃至1
000V程度の正電圧(第1の正電圧)が、筒状集束電
極16及び中継用筒状集束電極16Rには5乃至10k
V程度の正電圧(第2の正電圧)が、筒状加速電極17
及びシールドカップ18には20乃至35kV程度の正
電圧(高電圧)がそれぞれ印加される。
【0042】前記構成による第1実施例のインライン型
電子銃は、次のように動作する。
電子銃は、次のように動作する。
【0043】3本の陰極131 乃至133 がヒーター
(図示なし)の加熱によって熱電子が放出されると、放
出された各熱電子は、第1の正電圧により形成される電
界によって制御電極14方向に吸引され、1本のセンタ
ー電子ビームと2本のサイド電子ビームが形成される。
これらの3本の電子ビームは、制御電極14の対応する
電子ビーム通過孔(図番なし)及び筒状加速電極15の
対応する電子ビーム通過孔(図番なし)をそれぞれ通過
し、第2の正電圧及び高電圧により形成される電界によ
ってそれぞれ加速される。そして、3本の電子ビーム
は、加速電極15と中継用筒状集束電極16Rとの間に
形成されるプリフォーカスレンズによって若干集束を受
け、中継用筒状集束電極16R及び筒状集束電極16
と、筒状加速電極17とによって形成される静電主レン
ズによって大きく集束され、収束された状態でシールド
カップ18を通してインライン型電子銃からカラー陰極
線管の螢光面方向に投射される。このとき、3本の電子
ビームは、螢光面上においてフォーカスされ、表示画面
に投射スポットが形成される。
(図示なし)の加熱によって熱電子が放出されると、放
出された各熱電子は、第1の正電圧により形成される電
界によって制御電極14方向に吸引され、1本のセンタ
ー電子ビームと2本のサイド電子ビームが形成される。
これらの3本の電子ビームは、制御電極14の対応する
電子ビーム通過孔(図番なし)及び筒状加速電極15の
対応する電子ビーム通過孔(図番なし)をそれぞれ通過
し、第2の正電圧及び高電圧により形成される電界によ
ってそれぞれ加速される。そして、3本の電子ビーム
は、加速電極15と中継用筒状集束電極16Rとの間に
形成されるプリフォーカスレンズによって若干集束を受
け、中継用筒状集束電極16R及び筒状集束電極16
と、筒状加速電極17とによって形成される静電主レン
ズによって大きく集束され、収束された状態でシールド
カップ18を通してインライン型電子銃からカラー陰極
線管の螢光面方向に投射される。このとき、3本の電子
ビームは、螢光面上においてフォーカスされ、表示画面
に投射スポットが形成される。
【0044】このような動作が行われる時、筒状集束電
極16は、その筒状加速電極17側端部に1つの大きな
開口部16Aを設け、内部に開口部16Aから距離dを
隔てて第1内部電極19を配置しており、また、筒状加
速電極17は、その筒状集束電極16側端部に1つの大
きな開口部17Aを設け、内部に開口部17Aから距離
dを隔てて第2内部電極20を配置しているので、筒状
集束電極16の内部に筒状加速電極17の高電圧による
電界が奥深く入り込み、一方、筒状加速電極17の内部
に筒状集束電極16の低電圧による電界が奥深く入り込
むので、筒状集束電極16の開口部16Aと筒状加速電
極17の開口部17Aとによって形成される静電主レン
ズの開口が実質的に拡大され、その結果、第1実施例の
インライン型電子銃を装着したカラー陰極線管のフォー
カス状態が良好になる。
極16は、その筒状加速電極17側端部に1つの大きな
開口部16Aを設け、内部に開口部16Aから距離dを
隔てて第1内部電極19を配置しており、また、筒状加
速電極17は、その筒状集束電極16側端部に1つの大
きな開口部17Aを設け、内部に開口部17Aから距離
dを隔てて第2内部電極20を配置しているので、筒状
集束電極16の内部に筒状加速電極17の高電圧による
電界が奥深く入り込み、一方、筒状加速電極17の内部
に筒状集束電極16の低電圧による電界が奥深く入り込
むので、筒状集束電極16の開口部16Aと筒状加速電
極17の開口部17Aとによって形成される静電主レン
ズの開口が実質的に拡大され、その結果、第1実施例の
インライン型電子銃を装着したカラー陰極線管のフォー
カス状態が良好になる。
【0045】また、第1実施例のインライン型電子銃
は、第1内部電極19及び第2内部電極20の構成及び
配置位置を含めて、内部に第1内部電極19を配置した
筒状集束電極16と、内部に第2内部電極20を配置し
た筒状加速電極17の構成が同じものであり、図2に示
す線A−A’に関して、内部に第1内部電極19を配置
した筒状集束電極16と、内部に第2内部電極20を配
置した筒状加速電極17とが対称な構成になるので、イ
ンライン型電子銃における配置方向を逆にすれば、この
筒状集束電極16をこの筒状加速電極17として、また
は、この筒状加速電極17をこの筒状集束電極16とし
て使用可能になり、この筒状集束電極16とこの筒状加
速電極17との部品を共用することが可能になり、この
筒状集束電極16の組立工程とこの筒状加速電極17の
組立工程とを共用することができる。
は、第1内部電極19及び第2内部電極20の構成及び
配置位置を含めて、内部に第1内部電極19を配置した
筒状集束電極16と、内部に第2内部電極20を配置し
た筒状加速電極17の構成が同じものであり、図2に示
す線A−A’に関して、内部に第1内部電極19を配置
した筒状集束電極16と、内部に第2内部電極20を配
置した筒状加速電極17とが対称な構成になるので、イ
ンライン型電子銃における配置方向を逆にすれば、この
筒状集束電極16をこの筒状加速電極17として、また
は、この筒状加速電極17をこの筒状集束電極16とし
て使用可能になり、この筒状集束電極16とこの筒状加
速電極17との部品を共用することが可能になり、この
筒状集束電極16の組立工程とこの筒状加速電極17の
組立工程とを共用することができる。
【0046】次に、図4は、図1に図示されたカラー陰
極線管に用いられるインライン型電子銃11の第2実施
例の要部概略構成を示す断面図である。図4において、
23は第1垂直補正電極であり、その他、図2に示され
た構成要素と同じ構成要素については同じ符号を付けて
いる。
極線管に用いられるインライン型電子銃11の第2実施
例の要部概略構成を示す断面図である。図4において、
23は第1垂直補正電極であり、その他、図2に示され
た構成要素と同じ構成要素については同じ符号を付けて
いる。
【0047】この第2実施例は、筒状集束電極16の内
部に、第1内部電極19に対向する位置、具体的に筒状
集束電極16と中継用筒状集束電極16Rとの結合位置
に第1垂直補正電極23を配置したものである。第1垂
直補正電極23は、垂直方向に延びる4枚の板状電極か
らなるもので、第1内部電極19側に立設され、3本の
電子ビームを水平方向からそれぞれ2枚の板状電極で挟
むように配置されている。この場合、外側の2枚の板状
電極は高さが高いものからなり、内側の2枚の板状電極
は高さが低いものからなっている。
部に、第1内部電極19に対向する位置、具体的に筒状
集束電極16と中継用筒状集束電極16Rとの結合位置
に第1垂直補正電極23を配置したものである。第1垂
直補正電極23は、垂直方向に延びる4枚の板状電極か
らなるもので、第1内部電極19側に立設され、3本の
電子ビームを水平方向からそれぞれ2枚の板状電極で挟
むように配置されている。この場合、外側の2枚の板状
電極は高さが高いものからなり、内側の2枚の板状電極
は高さが低いものからなっている。
【0048】第2実施例のインライン型電子銃は、前述
の第1実施例のインライン型電子銃で得られる機能に加
えて、第2正電圧が印加されている筒状集束電極16に
接続された第1垂直補正電極23を設け、センター電子
ビームを挟む内側の2枚の板状電極は高さが外側の2枚
の板状電極の高さよりも低くなるように構成されている
ので、3本の電子ビームが水平方向に若干押しつぶされ
るようになって、表示画面に投射される電子ビームスポ
ット形状の非点収差を補正することができるとともに、
サイド電子ビームのコンバーゼンスのずれを補正するこ
とが可能になる。
の第1実施例のインライン型電子銃で得られる機能に加
えて、第2正電圧が印加されている筒状集束電極16に
接続された第1垂直補正電極23を設け、センター電子
ビームを挟む内側の2枚の板状電極は高さが外側の2枚
の板状電極の高さよりも低くなるように構成されている
ので、3本の電子ビームが水平方向に若干押しつぶされ
るようになって、表示画面に投射される電子ビームスポ
ット形状の非点収差を補正することができるとともに、
サイド電子ビームのコンバーゼンスのずれを補正するこ
とが可能になる。
【0049】次いで、図5は、図1に示されたカラー陰
極線管に用いられるインライン型電子銃11の第3実施
例の要部概略構成を示す断面図である。図5において、
24は第2垂直補正電極であり、その他、図2に示され
た構成要素と同じ構成要素については同じ符号を付けて
いる。
極線管に用いられるインライン型電子銃11の第3実施
例の要部概略構成を示す断面図である。図5において、
24は第2垂直補正電極であり、その他、図2に示され
た構成要素と同じ構成要素については同じ符号を付けて
いる。
【0050】この第3実施例は、筒状加速電極17の内
部に、第2内部電極20に対向する位置、具体的に筒状
加速電極17とシールドカップ18との結合位置に第2
垂直補正電極24を配置したものである。第2垂直補正
電極24は、垂直方向に延びる4枚の板状電極からなる
もので、第2内部電極20側に立設され、3本の電子ビ
ームを水平方向からそれぞれ2枚の板状電極で挟むよう
に配置されている。この場合、外側の2枚の板状電極は
高さが低いものからなり、内側の2枚の板状電極は高さ
が高いものからなっている。
部に、第2内部電極20に対向する位置、具体的に筒状
加速電極17とシールドカップ18との結合位置に第2
垂直補正電極24を配置したものである。第2垂直補正
電極24は、垂直方向に延びる4枚の板状電極からなる
もので、第2内部電極20側に立設され、3本の電子ビ
ームを水平方向からそれぞれ2枚の板状電極で挟むよう
に配置されている。この場合、外側の2枚の板状電極は
高さが低いものからなり、内側の2枚の板状電極は高さ
が高いものからなっている。
【0051】第3実施例のインライン型電子銃は、前述
の第1実施例のインライン型電子銃で得られる機能に加
えて、高電圧が印加されている筒状加速電極17に接続
された第2垂直補正電極24を設け、センター電子ビー
ムを挟む内側の2枚の板状電極は高さが外側の2枚の板
状電極の高さよりも高くなるように構成されているの
で、3本の電子ビームが水平方向に若干引き延ばされる
ようになって、表示画面に投射される電子ビームスポッ
ト形状の非点収差を補正することができるとともに、サ
イド電子ビームのコンバーゼンスのずれを補正すること
が可能になる。
の第1実施例のインライン型電子銃で得られる機能に加
えて、高電圧が印加されている筒状加速電極17に接続
された第2垂直補正電極24を設け、センター電子ビー
ムを挟む内側の2枚の板状電極は高さが外側の2枚の板
状電極の高さよりも高くなるように構成されているの
で、3本の電子ビームが水平方向に若干引き延ばされる
ようになって、表示画面に投射される電子ビームスポッ
ト形状の非点収差を補正することができるとともに、サ
イド電子ビームのコンバーゼンスのずれを補正すること
が可能になる。
【0052】続く、図6は、図1に示されたカラー陰極
線管に用いられるインライン型電子銃11の第4実施例
の要部概略構成を示す断面図であって、垂直方向の断面
図を示す。図6において、25は第1水平補正電極であ
り、その他、図2に示された構成要素と同じ構成要素に
ついては同じ符号を付けている。
線管に用いられるインライン型電子銃11の第4実施例
の要部概略構成を示す断面図であって、垂直方向の断面
図を示す。図6において、25は第1水平補正電極であ
り、その他、図2に示された構成要素と同じ構成要素に
ついては同じ符号を付けている。
【0053】この第4実施例は、筒状集束電極16の内
部に、第1内部電極19に対向する位置、具体的に筒状
集束電極16と中継用筒状集束電極16Rとの結合位置
に第1水平補正電極25を配置したものである。第1水
平補正電極25は、水平方向に延びる2枚の板状電極か
らなるもので、第1内部電極19側に立設され、3本の
電子ビームを垂直方向から2枚の板状電極で挟むように
配置されている。この場合、2枚の板状電極は同じ高さ
を有する。
部に、第1内部電極19に対向する位置、具体的に筒状
集束電極16と中継用筒状集束電極16Rとの結合位置
に第1水平補正電極25を配置したものである。第1水
平補正電極25は、水平方向に延びる2枚の板状電極か
らなるもので、第1内部電極19側に立設され、3本の
電子ビームを垂直方向から2枚の板状電極で挟むように
配置されている。この場合、2枚の板状電極は同じ高さ
を有する。
【0054】第4実施例のインライン型電子銃は、前述
の第1実施例のインライン型電子銃で得られる機能に加
えて、第2の正電圧が印加されている筒状集束電極16
に接続された第1水平補正電極25を設けた構成である
ので、3本の電子ビームが垂直方向に若干押しつぶされ
るようになって、3本の電子ビームのコンバーゼンスの
ずれの補正に係わりなく、表示画面に投射される電子ビ
ームスポット形状の非点収差を補正できる。
の第1実施例のインライン型電子銃で得られる機能に加
えて、第2の正電圧が印加されている筒状集束電極16
に接続された第1水平補正電極25を設けた構成である
ので、3本の電子ビームが垂直方向に若干押しつぶされ
るようになって、3本の電子ビームのコンバーゼンスの
ずれの補正に係わりなく、表示画面に投射される電子ビ
ームスポット形状の非点収差を補正できる。
【0055】この場合、第1水平補正電極25は、3本
の電子ビームを挟むような配置にしてもよく、センター
電子ビームだけを挟むような配置にしてもよく、サイド
電子ビームだけを挟むような配置にしてもよい。
の電子ビームを挟むような配置にしてもよく、センター
電子ビームだけを挟むような配置にしてもよく、サイド
電子ビームだけを挟むような配置にしてもよい。
【0056】図7は、図1に示されたカラー陰極線管に
用いられるインライン型電子銃11の第5実施例の要部
概略構成を示す断面図であって、垂直方向の断面図を示
す。図7において、26は第2水平補正電極であり、そ
の他、図2に示された構成要素と同じ構成要素について
は同じ符号を付けている。
用いられるインライン型電子銃11の第5実施例の要部
概略構成を示す断面図であって、垂直方向の断面図を示
す。図7において、26は第2水平補正電極であり、そ
の他、図2に示された構成要素と同じ構成要素について
は同じ符号を付けている。
【0057】この第5実施例は、筒状加速電極17の内
部に、第2内部電極20に対向する位置、具体的に筒状
加速電極17とシールドカップ18との結合位置に第2
水平補正電極26を配置したものである。第2水平補正
電極26は、水平方向に延びる2枚の板状電極からなる
もので、第2内部電極20側に立設され、3本の電子ビ
ームを垂直方向から2枚の板状電極で挟むように配置さ
れている。この場合、2枚の板状電極は同じ高さを有す
る。
部に、第2内部電極20に対向する位置、具体的に筒状
加速電極17とシールドカップ18との結合位置に第2
水平補正電極26を配置したものである。第2水平補正
電極26は、水平方向に延びる2枚の板状電極からなる
もので、第2内部電極20側に立設され、3本の電子ビ
ームを垂直方向から2枚の板状電極で挟むように配置さ
れている。この場合、2枚の板状電極は同じ高さを有す
る。
【0058】第5実施例のインライン型電子銃は、前述
の第1実施例のインライン型電子銃で得られる機能に加
えて、高電圧が印加されている筒状加速電極17に接続
された第2水平補正電極26を設けた構成であるので、
3本の電子ビームが垂直方向に若干引き延ばされるよう
になって、3本の電子ビームのコンバーゼンスのずれの
補正に係わりなく、表示画面に投射される電子ビームス
ポット形状の非点収差を補正できる。
の第1実施例のインライン型電子銃で得られる機能に加
えて、高電圧が印加されている筒状加速電極17に接続
された第2水平補正電極26を設けた構成であるので、
3本の電子ビームが垂直方向に若干引き延ばされるよう
になって、3本の電子ビームのコンバーゼンスのずれの
補正に係わりなく、表示画面に投射される電子ビームス
ポット形状の非点収差を補正できる。
【0059】第5実施例においても、第2水平補正電極
26は、3本の電子ビームを挟むような配置にしてもよ
く、センター電子ビームだけを挟むような配置にしても
よく、サイド電子ビームだけを挟むような配置にしても
よい。
26は、3本の電子ビームを挟むような配置にしてもよ
く、センター電子ビームだけを挟むような配置にしても
よく、サイド電子ビームだけを挟むような配置にしても
よい。
【0060】前記第2実施例乃至第5各実施例において
は、第1垂直補正電極23、第2垂直補正電極24、第
1水平補正電極25、第2水平補正電極26をそれぞれ
単独に設けた例を挙げて説明したが、本発明によるイン
ライン型電子銃は第1垂直補正電極23、第2垂直補正
電極24、第1水平補正電極25、第2水平補正電極2
6をそれぞれ単独に設けたものに限られるものでなく、
それら各補正電極23乃至26の中のいずれか2つまた
はそれ以上のものを適宜採用することは可能である。
は、第1垂直補正電極23、第2垂直補正電極24、第
1水平補正電極25、第2水平補正電極26をそれぞれ
単独に設けた例を挙げて説明したが、本発明によるイン
ライン型電子銃は第1垂直補正電極23、第2垂直補正
電極24、第1水平補正電極25、第2水平補正電極2
6をそれぞれ単独に設けたものに限られるものでなく、
それら各補正電極23乃至26の中のいずれか2つまた
はそれ以上のものを適宜採用することは可能である。
【0061】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、第1内
部電極と第2内部電極の形状を同一にし、筒状集束電極
と筒状加速電極の全部またはその一部を筒状集束電極と
筒状加速電極との対向面に関して、第1内部電極と第2
内部電極の配置位置を含めて対称構造になるように構成
したので、第1内部電極と第2内部電極との部品を共用
することが可能になるだけでなく、内部に第1内部電極
を配置した筒状集束電極と、内部に第2内部電極を配置
した筒状加速電極との部品を共用することが可能にな
り、部品点数の低減を図ることができるという効果があ
る。
部電極と第2内部電極の形状を同一にし、筒状集束電極
と筒状加速電極の全部またはその一部を筒状集束電極と
筒状加速電極との対向面に関して、第1内部電極と第2
内部電極の配置位置を含めて対称構造になるように構成
したので、第1内部電極と第2内部電極との部品を共用
することが可能になるだけでなく、内部に第1内部電極
を配置した筒状集束電極と、内部に第2内部電極を配置
した筒状加速電極との部品を共用することが可能にな
り、部品点数の低減を図ることができるという効果があ
る。
【0062】また、本発明によれば、内部に第1内部電
極を配置した筒状集束電極と内部に第2内部電極を配置
した筒状加速電極との部品を共用しているので、これら
の筒状集束電極や筒状加速電極の組立工程を同じ工程を
用いて行うことが可能になり、組立工程を低減させてイ
ンライン型電子銃の生産性を向上させることができ、製
造コストの低減が可能になるという効果がある。
極を配置した筒状集束電極と内部に第2内部電極を配置
した筒状加速電極との部品を共用しているので、これら
の筒状集束電極や筒状加速電極の組立工程を同じ工程を
用いて行うことが可能になり、組立工程を低減させてイ
ンライン型電子銃の生産性を向上させることができ、製
造コストの低減が可能になるという効果がある。
【0063】さらに、本発明によれば、インライン型電
子銃の製造時に、同一ロットの構成部品を組み合わせて
用いることができるので、構成部品の寸法精度に若干の
狂いがあったとしても、その寸法精度の狂いの方向が決
まっていることから、常に同方向に寸法精度の狂いがあ
るものの組み合わせになり、インライン型電子銃の性能
に及ぼす影響を安定化させ、性能のバラツキが少ないイ
ンライン型電子銃を形成することが可能になるという効
果がある。
子銃の製造時に、同一ロットの構成部品を組み合わせて
用いることができるので、構成部品の寸法精度に若干の
狂いがあったとしても、その寸法精度の狂いの方向が決
まっていることから、常に同方向に寸法精度の狂いがあ
るものの組み合わせになり、インライン型電子銃の性能
に及ぼす影響を安定化させ、性能のバラツキが少ないイ
ンライン型電子銃を形成することが可能になるという効
果がある。
【図1】本発明によるカラー陰極線管の一実施例の概略
構成を示す断面図である。
構成を示す断面図である。
【図2】図1に図示されたカラー陰極線管に用いられる
インライン型電子銃の第1実施例の要部概略構成を示す
断面図である。
インライン型電子銃の第1実施例の要部概略構成を示す
断面図である。
【図3】図2に図示したA−A’線から筒状集束電極も
しくは筒状加速電極側を見た場合の説明図である。
しくは筒状加速電極側を見た場合の説明図である。
【図4】図1に図示されたカラー陰極線管に用いられる
インライン型電子銃の第2実施例の要部概略構成を示す
断面図である。
インライン型電子銃の第2実施例の要部概略構成を示す
断面図である。
【図5】図1に図示されたカラー陰極線管に用いられる
インライン型電子銃の第3実施例の要部概略構成を示す
断面図である。
インライン型電子銃の第3実施例の要部概略構成を示す
断面図である。
【図6】図1に図示されたカラー陰極線管に用いられる
インライン型電子銃の第4実施例の要部概略構成を示す
断面図である。
インライン型電子銃の第4実施例の要部概略構成を示す
断面図である。
【図7】図1に図示されたカラー陰極線管に用いられる
インライン型電子銃の第5実施例の要部概略構成を示す
断面図である。
インライン型電子銃の第5実施例の要部概略構成を示す
断面図である。
【図8】既知のインライン型電子銃の一例の概略構成を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図9】既知のインライン型電子銃の他の例の概略構成
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図10】図9に図示の既知のインライン型電子銃に用
いられる第1平板電極と第2平板電極の平面図である。
いられる第1平板電極と第2平板電極の平面図である。
1 パネル部 1F フェースプレート 2 ネック部 3 ファンネル部 4 螢光膜 5 シャドウマスク 6 内部磁気シールド 7 偏向ヨーク 8 ピュリテイ調整マグネット 9 センタービームスタティックコンバーゼンス調整用
マグネット 10 サイドビームスタティックコンバーゼンス調整用
マグネット 11 インライン型電子銃 12 電子ビーム 131 センター陰極 132 、133 サイド陰極 14 制御電極(第1格子電極;G1) 15 加速電極(第2格子電極;G2) 16 筒状集束電極(第3格子電極;G3) 16R 中継用筒状集束電極 16A 筒状集束電極の開口部 17 筒状加速電極(第4格子電極;G4) 17A 筒状加速電極の開口部 18 シールドカップ 181、182 、183 シールドカップの電子ビーム
用開口部 19 第1内部電極 191 、192 、193 第1内部電極の電子ビーム用
開口部 20 第2内部電極 201 、202 、203 第2内部電極の電子ビーム用
開口部 23 第1垂直補正電極 24 第2垂直補正電極 25 第1水平補正電極 26 第2水平補正電極
マグネット 10 サイドビームスタティックコンバーゼンス調整用
マグネット 11 インライン型電子銃 12 電子ビーム 131 センター陰極 132 、133 サイド陰極 14 制御電極(第1格子電極;G1) 15 加速電極(第2格子電極;G2) 16 筒状集束電極(第3格子電極;G3) 16R 中継用筒状集束電極 16A 筒状集束電極の開口部 17 筒状加速電極(第4格子電極;G4) 17A 筒状加速電極の開口部 18 シールドカップ 181、182 、183 シールドカップの電子ビーム
用開口部 19 第1内部電極 191 、192 、193 第1内部電極の電子ビーム用
開口部 20 第2内部電極 201 、202 、203 第2内部電極の電子ビーム用
開口部 23 第1垂直補正電極 24 第2垂直補正電極 25 第1水平補正電極 26 第2水平補正電極
Claims (5)
- 【請求項1】 パネル部フェースプレート内面に設けた
螢光面と、前記パネル部内で前記螢光面に対向配置した
シャドウマスクと、ファンネル部外周に装着した偏向ヨ
ークと、3本の電子ビームを発生するインライン型電子
銃とを備え、前記インライン型電子銃は、少なくとも、
水平方向に配置した3本の陰極、制御電極、加速電極か
らなる電子ビーム発生部と、第1内部電極を設けた筒状
集束電極、第2内部電極を設けた筒状加速電極からなる
電子ビーム集束部とを有しており、前記第1内部電極と
前記第2内部電極は、同一形状であって、前記筒状集束
電極の前記筒状加速電極対向端から前記第1内部電極ま
での距離と、前記筒状加速電極の前記筒状集束電極対向
端から前記第2内部電極までの距離とが等しいことを特
徴とするインライン型電子銃を備えたカラー陰極線管。 - 【請求項2】 前記筒状集束電極は、内部の前記第1内
部電極の前記3本の電子ビーム入射側の位置に第1垂直
補正電極、及び/または、前記筒状加速電極は、内部の
前記第2内部電極の前記3本の電子ビーム出射側の位置
に第2垂直補正電極が配置され、前記第1垂直補正電極
及び前記第2垂直補正電極は、前記3本の電子ビームを
それぞれ水平方向から挟むように垂直方向に平行配置し
た複数の板状電極であることを特徴とする請求項1に記
載のインライン型電子銃を備えたカラー陰極線管。 - 【請求項3】 前記筒状集束電極は、内部の前記第1内
部電極の前記3本の電子ビーム入射側の位置に第1水平
補正電極、及び/または、前記筒状加速電極は、内部の
前記第2内部電極の前記3本の電子ビーム出射側の位置
に第2水平補正電極が配置され、前記第1水平補正電極
及び前記第2水平補正電極は、前記3本の電子ビーム中
のセンター電子ビーム及び/またはサイド電子ビームを
垂直方向から挟むように水平方向に平行配置した複数の
板状電極であることを特徴とする請求項1または2に記
載のインライン型電子銃を備えたカラー陰極線管。 - 【請求項4】 前記筒状集束電極は、内部に前記第1垂
直補正電極を有しており、前記筒状加速電極は、内部に
前記第2水平補正電極を有していることを特徴とする請
求項2または3に記載のインライン型電子銃を備えたカ
ラー陰極線管。 - 【請求項5】 前記筒状集束電極は、内部に前記第1水
平補正電極を有しており、前記筒状加速電極は、内部に
前記第2垂直補正電極を有していることを特徴とする請
求項2または3に記載のインライン型電子銃を備えたカ
ラー陰極線管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11136013A JP2000323064A (ja) | 1999-05-17 | 1999-05-17 | インライン型電子銃を備えたカラー陰極線管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11136013A JP2000323064A (ja) | 1999-05-17 | 1999-05-17 | インライン型電子銃を備えたカラー陰極線管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000323064A true JP2000323064A (ja) | 2000-11-24 |
Family
ID=15165153
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11136013A Pending JP2000323064A (ja) | 1999-05-17 | 1999-05-17 | インライン型電子銃を備えたカラー陰極線管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000323064A (ja) |
-
1999
- 1999-05-17 JP JP11136013A patent/JP2000323064A/ja active Pending
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