JP2000324042A - 車載電話機の診断装置 - Google Patents

車載電話機の診断装置

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JP2000324042A JP11131066A JP13106699A JP2000324042A JP 2000324042 A JP2000324042 A JP 2000324042A JP 11131066 A JP11131066 A JP 11131066A JP 13106699 A JP13106699 A JP 13106699A JP 2000324042 A JP2000324042 A JP 2000324042A
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(57)【要約】 【課題】 車載電話機の通話機能を自己診断する。 【解決手段】 車載電話機用アダプターユニット2を介
して車載機器3,4と接続される車載電話機1の自己診
断を行う装置であって、車載電話機1により自局への発
信を行い、車載電話機1からの話中信号の受信可否によ
り診断を行う。これにより、通話料をかけずに簡単に車
載電話機の通話機能の自己診断を行うことができ、車載
電話機の故障により車両用の緊急通報システムが使用不
能になっているのに気づかずに車両を運行するのを防止
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車載電話機の自己診
断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車載電話機は、通常、電話機用アダプタ
ーユニットを介してナビゲーション装置やTV装置など
のモニター付き中央コントロールユニットに接続されて
おり、モニターのタッチスイッチによりダイヤル操作や
オンフック、オフフック操作を行ったり、音量調節など
を行っている。これらの車載システムには故障を自己診
断する機能が備えられており、電話機とアダプターユニ
ットとの間、およびアダプターユニットと中央コントロ
ールユニットとの間の通信が正常に行えるかどうかを自
己診断している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
車載電話機を含む車載システムの診断装置では、車載機
器間における通信の診断を行っており、車載電話機と基
地局との通信が正常に行えるかどうかまでは診断してい
ないので、例えば車載電話機による緊急通信システムが
いつでも使用可能な状態にあるかどうかの確認ができな
いという問題がある。
【0004】本発明の目的は、車載電話機の通話機能を
自己診断することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】一実施の形態の構成を示
す図1に対応づけて本発明を説明すると、 (1) 請求項1の発明は、車載電話機用アダプターユ
ニット2を介して車載機器3,4と接続される車載電話
機1の自己診断を行う装置であって、車載電話機1によ
り自局への発信を行い、車載電話機1からの話中信号の
受信可否により診断を行う。 (2) 請求項2の発明は、車載電話機用アダプターユ
ニット2を介して車載機器3,4と接続される車載電話
機1の自己診断を行う装置であって、車載電話機1によ
り発信を行った後に通話を終了し、通話終了後の車載電
話機1からの理由表示値信号の受信可否により診断を行
う。 (3) 請求項3の発明は、車載電話機用アダプターユ
ニット2を介して車載機器3,4と接続される車載電話
機1の自己診断を行う装置であって、車載電話機1によ
り非電話サービス要求の発信を行い、車載電話機1から
の非電話サービス要求に対する確認信号の受信可否によ
り診断を行う。 (4) 請求項4の車載電話機の診断装置は、車載機器
に緊急通報装置4が含まれる。
【0006】上述した課題を解決するための手段の項で
は、説明を分かりやすくするために一実施の形態の図を
用いたが、これにより本発明が一実施の形態に限定され
るものではない。
【0007】
【発明の効果】(1) 請求項1の発明によれば、車載
電話機により自局への発信を行い、車載電話機からの話
中信号の受信可否により診断を行うようにしたので、通
話料をかけずに簡単に車載電話機の通話機能の自己診断
を行うことができ、車載電話機の故障により車両用の緊
急通報システムが使用不能になっているのに気づかずに
車両を運行するのを防止できる。 (2) 請求項2の発明によれば、車載電話機により発
信を行った後に通話を終了し、通話終了後の車載電話機
からの理由表示値信号の受信可否により診断を行うよう
にしたので、請求項1の上記効果に加え、車載電話機を
介してデータ通信を行う場合にも適用でき、診断結果が
正常であれば車載電話機のデータ通信機能が正常である
と判断できる。 (3) 請求項3の発明によれば、車載電話機により非
電話サービス要求の発信を行い、車載電話機からの非電
話サービス要求に対する確認信号の受信可否により診断
を行うようにしたので、簡単に車載電話機のデータ通信
機能の自己診断を行うことができる。 (4) 請求項4の発明によれば、車載電話機の故障に
より車両用の緊急通報システムが使用不能になっている
のに気づかずに車両を運行するのを防止できる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は一実施の形態の構成を示す
図である。自動車電話無線機や携帯電話機などの電話機
1は、車載電話機用アダプターユニット2に接続され
る。アダプターユニット2はマイクロコンピューター2
aやハンドフリー回路2bなどを備え、後述する診断プ
ログラムを実行して電話機1の通話機能の自己診断を行
う。
【0009】車載電話機用アダプターユニット2には、
車載ナビゲーション装置(不図示)や車載オーディオ装
置(不図示)などの中央コントロールユニット3と、緊
急通報システム用コントローラー4が接続される。中央
コントロールユニット3はディスプレイ3aや操作スイ
ッチ3bを備えている。緊急通報システム用コントロー
ラー4はマイクロコンピューター4aを備え、エアーバ
ックやプリテンショナー付シートベルトなどの乗員保護
装置5からの作動信号を受信した時や、乗員が操作スイ
ッチ6のロードサービスボタンや急病ボタンを操作した
時に、乗員に代わってGPS受信機7から入手した現在
地などの情報を電話機1を介して基地局へ緊急通報す
る。アダプターユニット2にはまた、ハンドフリー通話
用のマイク8やスピーカー9などが接続されている。
【0010】なお、この一実施の形態では、携帯電話機
と電話機用アダプターユニットなどの後位機器との接続
と、接続端子仕様、上りシリアル信号および下りシリア
ル信号フォーマットについては、通信事業者から発行さ
れるデジタルセルラーホン共通仕様書に準拠する。
【0011】図2は診断プログラムを示すフローチャー
トである。このフローチャートにより、一実施の形態の
動作を説明する。車載電話機用アダプターユニット2
は、車両のイグニッションキースイッチ(不図示)がオ
ンするとこの診断プログラムを実行する。ステップ1に
おいて、電話機1が電話機用アダプターユニット2に接
続されているかどうかを確認する。この接続確認は、電
話機1から送られる圏外/圏内や電界強度(信号レベ
ル)などの下りシリアル信号を監視し、それらの信号を
受信したら電話機1が接続されていると判断する。な
お、圏外/圏内や電界強度などの下りシリアル信号を受
信できない時は、電話機1へ自局の電話番号を問い合わ
せ、電話機1から自局電話番号を受信できたら電話機1
が接続されていると判断する。
【0012】電話機1が接続されていない時はステップ
2へ進み、ディスプレイ3aに警告表示を行うととも
に、スピーカー9で警告放送する。一方、電話機1の接
続が確認された時はステップ3へ進み、電話機1からの
下りシリアル信号により基地局との通話圏内にあって、
且つ電界強度が所定値以上あるか、つまり基地局と通話
可能な状態にあるか否かを確認する。通話可能な状態に
あればステップ4へ進み、電話機1へオフフック(通話
開始)と自局のダイヤル番号などの上りシリアル信号を
送り、自局へ発信する。
【0013】ステップ5において、電話機1から話中の
下りシリアル信号が送られたかどうかを確認する。自局
から基地局を介して自局へ発信したのであるから、電話
機1と基地局との間の通信が正常に行われたら電話機1
から話中の下りシリアル信号が送られてくるはずであ
る。話中の下りシリアル信号を受信できなければステッ
プ6へ進み、電話機1の通話機能に何らかの故障があっ
て通話不能な状態にあると判断し、ステップ7でディス
プレイ3aに警告表示するとともに、スピーカー9で警
告放送する。
【0014】一方、自局への発信に対して話中の下りシ
リアル信号を受信できた時はステップ8へ進み、電話機
1の通話機能は正常であると判断し、ステップ9で電話
機1へオンフックの上りシリアル信号を送って通話を終
了する。
【0015】ステップ10において、電話機1による通
話機能以外の自己診断を行う。この診断には、アダプタ
ーユニット2と中央コントロールユニット3との間、お
よびアダプターユニット2と緊急通報システム用コント
ローラー4との間の通信が正常に行えるかどうか、緊急
通報システム用コントローラー4を中心とした緊急通報
システムが正常に機能するかどうかの診断が含まれる。
ステップ11で診断結果に異常があればステップ12へ
進み、ディスプレイ3aとスピーカー9により警告を行
い、診断結果に異常がなければステップ13へ進み、デ
ィスプレイ3aとスピーカー9により電話機1の通話機
能および他の機能がすべて正常であることを報知する。
【0016】このように、車載電話機を介して自局への
発信を行い、車載電話機から話中信号を受信できたら車
載電話機の通話機能は正常であると判断し、話中信号を
受信できなかったら車載電話機の通話機能に異常がある
と判断するようにしたので、通話料をかけずに簡単に車
載電話機の通話機能の自己診断を行うことができ、車載
電話機の故障により車両用の緊急通報システムが使用不
能になっているのに気づかずに車両を運行するのを防止
できる。
【0017】《発明の一実施の形態の変形例》上述した
一実施の形態では自局発信に対する電話機からの話中信
号の受信可否によって通話機能の診断を行う例を示した
が、通話終了時の電話機からの理由表示値信号の受信可
否によって通話機能の診断を行うようにした変形例を説
明する。なお、この変形例の構成は図1に示す構成と同
様であり、図示と説明を省略する。
【0018】図3は変形例の診断プログラムを示すフロ
ーチャートである。このフローチャートにより、変形例
の動作を説明する。車載電話機用アダプターユニット2
は、車両のイグニッションキースイッチ(不図示)がオ
ンするとこの診断プログラムを実行する。ステップ21
において、上述したように、電話機1が電話機用アダプ
ターユニット2に接続されているかどうかを確認する。
電話機1が接続されていない時はステップ22へ進み、
ディスプレイ3aとスピーカー9により警告を行う。一
方、電話機1の接続が確認された時はステップ23へ進
み、電話機1からの下りシリアル信号により基地局との
通話圏内にあって、且つ電界強度が所定値以上あるか、
つまり基地局と通話可能な状態にあるか否かを確認す
る。
【0019】電話機1がアダプターユニット2に接続さ
れ、基地局と通話可能な状態にある時はステップ24へ
進み、電話機1へオフフックと自局または予め設定した
局のダイヤル番号などの上りシリアル信号を送り、通常
の発信を行う。通常発信を行った後のステップ25で、
電話機1へオフフックの上りシリアル信号を送り、通話
を一方的に終了する。なお、他局へ発信する場合でも、
相手局が呼び出しに応答するまでにはある程度時間がか
かるため、発信後の呼び出し中に速やかに通話を終了し
てしまえば通話料はかからない。
【0020】通常、電話機と基地局との間で通信が正常
に行えれば、通話を終了した時に電話機から回線切断の
理由を表す下りシリアル信号(CCまたはRT)が送ら
れてくる。したがって、通話終了時に電話機1から理由
表示値の下りシリアル信号が受信できれば電話機1の通
話機能は正常であると判断でき、逆に理由表示値の下り
シリアル信号が受信できなければ電話機1の通話機能に
何らかの異常があると判断できる。ステップ26で理由
表示値の下りシリアル信号の受信可否を確認し、受信で
きなければステップ27へ進み、電話機1の通話機能に
何らかの異常があって通話不能な状態にあると判断し、
ステップ28でディスプレイ3aとスピーカー9により
警告を行う。
【0021】一方、自局または他局への発信後に通話を
強制終了した時に、電話機1から理由表示値の下りシリ
アル信号を受信できたらステップ29へ進み、電話機1
の通話機能は正常であると判断する。ステップ30にお
いて、上述したように電話機1による通話機能以外の自
己診断を行う。ステップ31で診断結果に異常があれば
ステップ32へ進み、ディスプレイ3aとスピーカー9
により警告を行い、診断結果に異常がなければステップ
33へ進み、ディスプレイ3aとスピーカー9により電
話機1の通話機能および他の機能がすべて正常であるこ
とを報知する。
【0022】このように、自局または他局へ発信後、速
やかに通話を強制的に終了した時に、通話終了後の車載
電話機からの理由表示値の信号の受信可否によって通話
機能の診断を行うようにしたので、通話料をかけずに簡
単に車載電話機の通話機能の自己診断を行うことがで
き、車載電話機の故障により車両用の緊急通信システム
が使用不能になっているのに気づかずに車両を運行する
のを防止できる。また、この変形例の通話機能の診断方
法は、車載電話機を介してデータ通信を行う場合にも適
用でき、診断結果が正常であれば車載電話機のデータ通
信機能が正常であると判断できる。
【0023】《発明の一実施の形態の他の変形例》車載
電話機を介してデータ通信を行う場合のデータ通信機能
を自己診断する他の変形例を説明する。なお、この変形
例の構成は図1に示す構成と同様であり、図示と説明を
省略する。
【0024】図4は変形例の診断プログラムを示すフロ
ーチャートである。このフローチャートにより、変形例
の動作を説明する。車載電話機用アダプターユニット2
は、車両のイグニッションキースイッチ(不図示)がオ
ンするとこの診断プログラムを実行する。ステップ41
において、上述したように、電話機1が電話機用アダプ
ターユニット2に接続されているかどうかを確認する。
電話機1が接続されていない時はステップ42へ進み、
ディスプレイ3aとスピーカー9により警告を行う。一
方、電話機1の接続が確認された時はステップ43へ進
み、電話機1からの下りシリアル信号により基地局との
通話圏内にあって、且つ電界強度が所定値以上あるか、
つまり基地局と通話可能な状態にあるか否かを確認す
る。
【0025】電話機1がアダプターユニット2に接続さ
れ、基地局と通話可能な状態にある時はステップ44へ
進み、電話機1へオフフック、データ通信先のダイヤル
番号、非電話サービス(データ通信)要求などの上りシ
リアル信号を送り、データ通信先への発信を行う。
【0026】他局とデータ通信を行う場合には、電話機
と基地局との間で通信が正常に行えれば、電話機に非電
話サービス要求の上りシリアル信号を送ると、電話機か
ら非電話サービス要求に対する確認の下りシリアル信号
が送られてくる。発信後のステップ45で非電話サービ
ス要求確認の下りシリアル信号の受信を確認し、受信で
きなかった時はステップ46へ進み、電話機1のデータ
通信機能に何らかの異常があって通信不能の状態にある
と判断し、ステップ47でディスプレイ3aとスピーカ
ー9により警告を行う。
【0027】一方、電話機1から非電話サービス要求に
対する確認の下りシリアル信号を受信できた時はステッ
プ49へ進み、電話機1へオンフックの上りシリアル信
号を送って通信を終了させる。
【0028】ステップ50において、上述したように電
話機1によるデータ通信機能以外の自己診断を行う。ス
テップ51で診断結果に異常があればステップ52へ進
み、ディスプレイ3aとスピーカー9により警告を行
い、診断結果に異常がなければステップ53へ進み、デ
ィスプレイ3aとスピーカー9により電話機1のデータ
通信機能および他の機能がすべて正常であることを報知
する。
【0029】このように、非電話サービス要求に対する
確認の下りシリアル信号の受信可否によってデータ通信
機能の診断を行うようにしたので、簡単に車載電話機の
データ通信機能の自己診断を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施の形態の構成を示す図である。
【図2】 一実施の形態の診断プログラムを示すフロー
チャートである。
【図3】 変形例の診断プログラムを示すフローチャー
トである。
【図4】 他の変形例の診断プログラムを示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 電話機 2 電話機用アダプターユニット 2a マイクロコンピューター 2b ハンドフリー回路 3 中央コントロールユニット 3a ディスプレイ 3b 操作スイッチ 4 緊急通報システム用コントローラー 4a マイクロコンピューター 5 乗員保護装置 6 操作スイッチ 7 GPS受信機 8 マイク 9 スピーカー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K027 AA16 BB04 EE04 EE11 FF04 FF22 FF25 HH21 KK03 LL02 LL05 MM17 5K042 AA06 BA05 CA02 DA32 EA01 FA11 HA05 JA01 JA06 JA09 5K067 AA26 AA33 BB03 DD13 DD27 EE03 EE10 FF13 LL05 LL08 LL15

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車載電話機用アダプターユニットを介して
    車載機器と接続される車載電話機の自己診断を行う装置
    であって、 前記車載電話機により自局への発信を行い、前記車載電
    話機からの話中信号の受信可否により診断を行うことを
    特徴とする車載電話機の診断装置。
  2. 【請求項2】車載電話機用アダプターユニットを介して
    車載機器と接続される車載電話機の自己診断を行う装置
    であって、 前記車載電話機により発信を行った後に通話を終了し、
    通話終了後の前記車載電話機からの理由表示値信号の受
    信可否により診断を行うことを特徴とする車載電話機の
    診断装置。
  3. 【請求項3】車載電話機用アダプターユニットを介して
    車載機器と接続される車載電話機の自己診断を行う装置
    であって、 前記車載電話機により非電話サービス要求の発信を行
    い、前記車載電話機からの非電話サービス要求に対する
    確認信号の受信可否により診断を行うことを特徴とする
    車載電話機の診断装置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかの項に記載の車載
    電話機の診断装置において、 前記車載機器には緊急通報装置が含まれることを特徴と
    する車載電話機の診断装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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