JP2000324491A - 動画像符号化装置および動画像復号化装置 - Google Patents

動画像符号化装置および動画像復号化装置

Info

Publication number
JP2000324491A
JP2000324491A JP2000061240A JP2000061240A JP2000324491A JP 2000324491 A JP2000324491 A JP 2000324491A JP 2000061240 A JP2000061240 A JP 2000061240A JP 2000061240 A JP2000061240 A JP 2000061240A JP 2000324491 A JP2000324491 A JP 2000324491A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
image
unit
important information
header
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP2000061240A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Nagai
剛 永井
Yoshihiro Kikuchi
義浩 菊池
Tadaaki Masuda
忠昭 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2000061240A priority Critical patent/JP2000324491A/ja
Publication of JP2000324491A publication Critical patent/JP2000324491A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】任意形状の画像符号化において、従来の長方形
の画像と同等の誤り耐性を実現することを目的とする。 【解決手段】入力された動画像を符号化する符号化手段
101と、この符号化手段での符号化情報から重要情報を
取り出す重要情報再構成手段102と、同期信号を発生す
る同期信号発生手段103と、符号化手段により符号化さ
れたビット列に同期発生手段から出力された同期信号と
重要情報再構成手段により再構成された重要情報を加え
ビット列を再構成するビット列再構成手段104とを具備
することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、符号化された動画
像/静止画像をISDN(Integrated ServicesDigital
Network )やインターネット等の有線通信網、あるい
はPHS(登録商標)や衛星通信等の無線通信網を用い
て伝送する情報伝送方式およびその方法が適用される情
報伝送システムにおける符号化/復号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像をはじめとする各種情報のデ
ィジタル符号化技術および広帯域ネットワーク技術の進
展により、これらを利用したアプリケーションの開発が
盛んになっており、圧縮符号化した画像などを、通信網
を利用して伝送するシステムが開発されている。
【0003】例えば、テレビ電話、テレビ会議システ
ム、ディジタルテレビ放送においては、動画像や音声を
それぞれ少ない情報量に圧縮符号化し、それら圧縮され
た動画像符号列、音声符号列や他のデータ符号列を多重
化して一つの符号列にまとめて伝送/蓄積する技術が用
いられている。
【0004】動画像信号の圧縮符号化技術としては動き
補償、離散コサイン変換(DCT)、サブバンド符号
化、ピラミッド符号化、可変長符号化等の技術や、これ
らを組み合わせた方式が開発されている。また、動画像
符号化の国際標準方式としてはISO MPEG−1,
MPEG−2,ITU−T H.261,H.262,
H.263が存在し、また動画像、音声・オーディオ信
号を圧縮した符号列や他のデータを多重化する国際標準
方式としてはISO MPEGシステム、ITU−T
H.221,H.223が存在する。
【0005】上述の動画像符号化国際標準方式のような
従来の動画像符号化方式においては、動画像信号をフレ
ーム毎に分割し、さらにフレームを細かい領域に分割し
たGOB(Group Of Block)やマクロブロック等の単位毎
に符号化が行われ、このフレーム、GOB、マクロブロ
ック毎に符号化のモード等を示すヘッダ情報が付加され
る。これらのヘッダ情報はそのフレーム、GOB等全体
の復号に必ず必要な情報である。
【0006】このため、もしヘッダ情報に伝送路/蓄積
媒体において誤りが混入し、それがために動画像符号化
装置において正しく復号ができないと、そのヘッダ情報
のあるフレーム、GOB等全体が正しく復号できず、動
画像復号化装置における再生動画像の品質が大きく劣化
してしまうことになる。
【0007】すなわち、圧縮符号化された画像を通信網
を利用して伝送する場合には、受信側では伝送されてき
た“0”/“1”のビット列から、意味のある情報を再
生する復号処理が必要になる。
【0008】そのためには、一定のビット列のまとまり
がどのような規則のもとに符号化されてきたものなのか
を指し示す情報として、前述のヘッダ情報が非常に重要
になる。このヘッダ情報とは例えば、現在復号している
フレームの予測タイプ(フレーム内の符号化であるか、
フレーム間の符号化であるか、等)、そのフレームを表
示するタイミングを示す情報(タイム・レファラン
ス)、あるいは量子化を行う際のステップサイズ情報な
どである。
【0009】従って、これらのヘッダ情報が失われてし
まうと、それ以後に伝送されてきた情報が正しく復号で
きないことになる。
【0010】例えば前記フレームの予測タイプが、本来
はフレーム間の符号化であることを示していたにも関わ
らず、何らかの原因でビット列に誤りが混入し、フレー
ム内の符号化を示すビットパターンに変化したとする。
この場合、その後の実際の情報が正しく伝送されてきた
としても、復号側ではその信号をフレーム内符号化の結
果と判断してしまうため、最終的には正しく復号されな
いことになる。
【0011】よって、動画像符号化装置における再生動
画像の品質が大きく劣化してしまうことになる。
【0012】このような誤りの混入は、特に無線テレビ
電話や携帯情報端末、無線ディジタルテレビ受信装置等
のように無線伝送路を介して動画像を伝送/蓄積するシ
ステムを用いた場合に多発する。
【0013】従来の画像伝送は、有線通信網を用いたシ
ステムが主流であり、仮に無線通信網を用いる場合でも
誤り率が非常に少ない衛星通信を想定していた。従っ
て、伝送する符号化列の構造自体についての誤り耐性に
ついては十分な考慮がなされておらず、ヘッダ情報等の
重要情報に対する伝送路誤り保護が十分ではなかった。
【0014】一方、今後の移動体通信の主流の一つにな
るとなると見られるPHS(簡易型携帯電話)では誤り
率が衛星通信の十万倍〜百万倍程度になるため、従来の
ように符号化されたビット列に誤り訂正を施しただけで
は十分な訂正が不可能な状態になる。
【0015】また、PHSと同様に今後の通信の主流に
なると予想されるインターネットでは、いつ、どのよう
な誤りが混入するかが統計的に明らかになっておらず、
適切な誤り訂正が行えない場合もある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来の構成において
は、HECを用いて二重化できる情報中には、任意形状
の画像符号化の際に必要となる情報が含まれておらず、
オブジェクト単位で任意形状の画像を復号化した場合に
伝送誤りによりVOPヘッダ情報が失われた場合に、正
しく復号できないといった問題があった。
【0017】それ故、任意形状の画像符号化を用いて符
号化された符号列を伝送する場合に、伝送データの誤り
耐性が弱くなってしまうという問題点がある。
【0018】本発明の目的は、任意形状画像符号化の場
合でも従来の長方形画像の符号化と同等の誤り耐性を持
たせることができるようにした動画像符号化装置および
動画像符号化データの伝送方法並びに同データを記録す
る記録媒体を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、入力され
た動画像を符号化してビット列を生成する符号化部と、
この符号化部により得られる符号化情報から一定のビッ
ト列の纏まりがどのような規則のもとに符号化されてい
るかを指し示す情報としての重要情報を取り出して構成
する重要情報構成部と、同期信号を発生する同期信号発
生部と、前記符号化部により符号化されたビット列に前
記同期発生部から出力された同期信号と前記重要情報構
成部により再構成された重要情報を加えビット列を再構
成するビット列再構成部とを有する動画像符号化装置を
提供する。
【0020】第2の発明は、第1の発明における重要情
報構成部が符号化情報からフレームを方形領域単位で符
号化する通常の符号化方式における重要情報である通常
画像関連情報を構成する通常画像関連重要情報構成部
と、符号化情報からフレーム内の画像を任意形状画像領
域単位で符号化する任意形状符号化方式における重要情
報である任意形状画像関連重要情報を構成する任意形状
画像関連重要情報構成部と、符号化情報から符号化して
いる画像が任意形状画像であるか否かを判定する任意形
状符号化判定部と、この任意形状符号化判定部が任意形
状画像と判定した場合に任意形状画像関連重要情報を出
力する切替部と、通常画像関連情報と切替部の出力とを
多重化する多重化部とから構成されている画像符号化装
置を提供する。
【0021】第3の発明は、動画像を符号化して同期情
報を含むビット列を得ると共に、この符号化における一
定のビット列の纏まりがどのような規則のもとに符号化
されたかを指し示す情報としての重要情報をヘッダ情報
として付加したビット列を含む符号化データを復号する
復号化装置であって、入力されたビット列から画像ビッ
ト列を分離する分離部と、画像ビット列を復号する復号
化部と、画像ビット列から同期信号を検出し復号化部へ
通知する同期信号検出部と、復号化部の復号情報に誤り
が存在しないかどうかを判定するエラーチェック部と、
このエラーチェック部が誤りなしと判定したとき、復号
化部から出されたヘッダ情報から重要情報を構成し、復
号化部に通知する重要情報構成部とを有する画像復号化
装置を提供する。
【0022】第4の発明は、前記第3の発明における重
要情報構成部が、ヘッダ情報から通常画像関連重要情報
を構成する通常画像関連重要情報構成部と、ヘッダ情報
から復号化している画像が任意形状画像かどうかを判定
する任意形状符号化判定部と、ヘッダ情報から任意形状
画像関連重要情報を構成する任意形状画像関連重要情報
構成部と、任意形状符号化判定部が任意形状画像と判定
した場合に、ヘッダ情報を任意形状画像関連情報再構成
部へ入力する第1の切替部と、任意形状符号化判定部で
任意形状画像と判定した場合に、任意形状画像関連重要
情報を出力する第2の切替部とから構成されている画像
復号化装置を提供する。
【0023】第5の発明は、入力された動画像を符号化
してビット列を得る符号化部と、符号化部により得られ
る符号化情報から一定のビット列の纏まりがどのような
規則のもとに符号化されているかを指し示す情報として
の重要情報を取り出して構成する重要情報構成部と、符
号化部により符号化されたビット列を分割するビット列
分割部と、重要情報構成部により再構成された重要情報
からパケットヘッダを作成するパケットヘッダ作成部
と、ビット列分割部により分割されたビット列とパケッ
トヘッダ生成部により生成されたパケットヘッダとを用
いてパケットを構成するパケット構成部とを有する画像
復号化装置を提供する。
【0024】第6の発明は、第5の発明の重要情報構成
部が、符号化情報から任意形状画像関連重要情報を構成
する任意形状画像関連重要情報構成部と、符号化情報か
ら任意形状画像関連重要情報を保持させた拡張ヘッダを
パケットヘッダに付加するかどうか判定する拡張ヘッダ
挿入判定部と、拡張ヘッダ挿入判定部で拡張ヘッダを挿
入すると判定された場合にヘッダ情報を任意形状画像関
連重要情報に入力する切替部とから構成されている画像
復号化装置を提供する。
【0025】第7の発明は、動画像を符号化してビット
列を得ると共に、この符号化における一定のビット列の
纏まりがどのような規則のもとに符号化されているかを
指し示す情報としての重要情報をパケットヘッダ情報と
して付加したビット列を有する動画像符号化データを復
号化する復号化装置であって、入力されたビット列から
画像ビット列とパケットヘッダ情報を分離する分離部
と、画像ビット列を復号する復号化部と、復号化部の復
号情報から誤りが存在しないかどうかを判定するエラー
チェック部と、パケットヘッダ情報から一定のビット列
の纏まりがどのような規則のもとに符号化されているか
を指し示す情報としての重要情報を取り出して重要情報
の再構成を行い、エラーチェック部で誤りがあると判定
され復号に重要情報が必要な場合に当該構成した重要情
報を復号化部に通知する重要情報構成部とを有する画像
復号化装置を提供する。
【0026】第8の発明は、第7の発明の重要情報構成
部が、パケットヘッダ情報から任意形状画像関連重要情
報を構成する任意形状画像関連重要情報構成部と、パケ
ットヘッダ情報から拡張ヘッダがパケットヘッダに付加
されているかどうか判定する拡張ヘッダ挿入判定部と、
拡張ヘッダ挿入判定部で拡張ヘッダが挿入されていると
判定された場合にパケットヘッダ情報を任意形状画像関
連重要情報に入力する切替部とから構成されている画像
復号化装置を提供する。
【0027】本発明は、動画像符号化において、符号化
したデータにはヘッダを設けると共に、ヘッダには更に
拡張ヘッダ部分を設けてヘッダに格納する通常の画像符
号化方式における重要情報の他、当該拡張ヘッダに、任
意形状画像符号化方式における重要情報も含めることが
できるので、ヘッダが一部壊れていても、健全なヘッダ
を持つ部分については画像を復号可能になる。また、画
像データには同期信号を挿入しておくことにより、ビデ
オ・パケットVPの同期外れの問題も解消する。すなわ
ち、ビデオ・パケットVPは同期信号RMで始まるパケ
ットであり、それ以前に誤りが存在し、同期外れが生じ
た場合でもこの同期信号RMで再同期をすることが可能
である。
【0028】これらのことから、伝送時での雑音に対す
る耐性の高い、また、任意形状画像符号化の場合でも従
来の長方形画像の符号化と同等の誤り耐性を持たせるこ
とができる動画像符号化技術が提供できる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を説明する。
【0030】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。
【0031】図1は、本発明の第1の実施形態に係る動
画像符号化装置の基本構成を示す。これによると、符号
化部101の出力は、重要情報構成部102およびビッ
ト列再構成部104に接続される。重要情報構成部10
2の出力は同期信号発生部103の出力と共にビット列
再構成部104に接続される。ビット列再構成部104
の出力は多重化部105に接続される。多重化部105
の出力は伝送路106に接続される。
【0032】符号化部101は、入力された画像信号1
31を符号化してビット列再構成部104に出力し、ま
た、符号化した際の符号化情報133を重要情報構成部
102に出力するよう構成される。重要情報構成部10
2は符号化部101で符号化した際の符号化情報133
を受けて復号に必要な重要情報134だけを選択して出
力するように構成される。
【0033】同期信号発生部103は、任意の間隔で同
期信号135を発生する部であり、ビット列再構成部1
04は、同期信号発生部103からの同期信号135を
ビット列132に挿入し、その後ろに、必要であれば重
要情報構成部102から出力された重要情報134を、
決められたフォーマットで挿入して出力するように構成
される。
【0034】多重化部105は、ビット列再構成部10
4で再構成されたビット列136を、他のデータ(例え
ば音声データ、他の物体を符号化したビット列等)と共
に多重化処理をして多重化ビット列137として伝送路
/蓄積媒体106に出力するように構成される。
【0035】上記のような構成において、入力された動
画像の画像信号131は符号化部101で符号化され
る。この符号化部101により符号化されて出力された
ビット列132はビット列再構成部104に入力され
る。また、符号化部101で符号化した際の符号化情報
133は重要情報構成部102に入力され、復号に必要
な重要情報134だけが選択され出力される。
【0036】ビット列再構成部104では、任意の間隔
で同期信号発生部103から出力された同期信号135
をビット列132に挿入し、その後ろに、必要であれば
重要情報構成部102から出力された重要情報134を
決められたフォーマットで挿入する。
【0037】ビット列再構成部104で再構成されたビ
ット列136は多重化部105に入力され、他のデータ
(例えば音声データ、他の物体を符号化したビット列等)
と共に多重化処理が行われ、多重化ビット列137が伝
送路/蓄積媒体106に出力される。
【0038】このように、本実施例では、動画像を符号
化して得たビット列に、任意の間隔で同期信号発生部1
03から出力された同期信号135が挿入され、その後
ろに、必要であれば重要情報構成部102から出力され
た重要情報134が決められたフォーマットに従ってビ
ット列再構成部104により挿入される。
【0039】そのため、MPEG−4における任意形状
の画像符号化・復号化に必要な情報、例えば、任意形状
の画像符号化では画像サイズの幅VWの情報と高さVH
の情報および復号した画像を表示する位置を示すための
画像位置のx座標VHMSRの情報、y座標VVMSR
の情報、そして、形状情報の符号化モードを示すVOP
シェープ・コーディング・タイプ“vop_shape_coding_t
ype (VSCT)”や、形状情報のサイズを変換してか
ら符号化するかどうかを示すフラグであるchange_conv_
ratio_disable(CCRD)などが重要情報134とし
て生成される。この重要情報が決められたフォーマット
でビット列再構成部104により二重化してVPヘッダ
に挿入されると、任意形状画像符号化にも長方形画像の
符号化と同等の誤り耐性を持たせることができるように
なり、VOPヘッダやVPが一部壊れていても動画像の
復号化が可能になる。
【0040】MPEG−4の場合、フレームに相当する
ものをビデオ・オブジェクト・プレーン“ Video Objec
t Plane ”と呼ぶ(図18)。さらにこのVideo Object
Plane(以下、これをVOPと呼ぶ)を複数のパケット
に分割することが可能であり、これをビデオ・パケット
“ Video Packet ”と呼ぶ(図19)。
【0041】ビデオ・パケット“Video Packet”(以
下、これをVPと呼ぶ)は同期信号(Resync Marker、
以下、RMと呼ぶ)で始まるパケットであり、それ以前
に誤りが存在し、同期外れが生じた場合でもこの同期信
号で再同期をすることは可能であった。
【0042】従って、先頭以外のビデオ・パケットVP
であれば、誤りにより情報が破壊/消失したとしても、
その後のビデオ・パケットVPは正しく復号することが
できる。それはビデオ・オブジェクト・プレーンVOP
の先頭のVOPヘッダが復号出来ていて、復号に必要な
情報が全て揃うことからである(図20)。
【0043】VOPヘッダ情報には前述したようにビデ
オ・オブジェクト・プレーンVOPの符号化タイプ(フ
レーム内符号化、フレーム間符号化等)、タイム・レフ
ァランス、ステップサイズ等が含まれている。この情報
を失うと、全てのビデオ・パケットVPの復号が出来な
かった(図21A,21B)。
【0044】そこで、MPEG−4では、ビデオ・パケ
ットVPのヘッダの中にヘッダ・エクステンション・コ
ードHECを定義し、この値によって、その後にVOP
ヘッダの中の重要な情報を再度記述することが可能にな
っていた。
【0045】このフォーマットについて、図21A,2
1Bに示す。すなわち、図21Aに示すように、ビデオ
・オブジェクト・プレーンVOPは先頭にVOPヘッダ
とそれに続いてデータが来るといった形式のパターンを
置き、その次にビデオ・パケットVPのヘッダとそれに
続いてデータが来るといった形式のパターンが幾つか繰
り返されると云ったフォーマットで構成されていた。
【0046】VPのヘッダの中にヘッダ・エクステンシ
ョン・コードHECを定義し、この値によって、その後
にVOPヘッダの中の重要な情報を再度記述しておけ
ば、ビデオ・オブジェクト・プレーンVOPが壊れてい
ない限り、ビデオ・パケットVPのヘッダとそれに続い
てデータの組が一つや二つ壊れていても、正常なVPヘ
ッダとデータの組については、VOPヘッダとそのデー
タの情報を用いて、復号可能であった。
【0047】図22A、22Bの例の場合、ビデオ・オ
ブジェクト・プレーンVOPのヘッダとそれのペアとな
るデータは壊れていないが、第1のビデオ・パケットV
Pのヘッダとそれのペアとなるデータだけ壊れている様
子を示している。この場合、図22Bに示すように、ビ
デオ・オブジェクト・プレーンVOPとそれのデータ部
分は壊れていないので画像の第1の領域は正常に復号さ
れ、次の第2の領域は誤りが生じて劣化のある画像が復
号され、次の第3の領域以降は正常に復号されるので、
部分的には壊れているが、殆どが綺麗に再生された画像
として復号できた。
【0048】また、ヘッダ・エクステンション・コード
HECを設けない方式の場合、図22Aに示すように、
VOPヘッダが壊れていれば、他のVPが壊れていなく
とも復元の余地は全くなく、図22Bのように、誤りの
影響で全く画像は得られないことになるが、このような
場合でもヘッダ・エクステンション・コードHECを設
ける方式の場合は再生可能であった。すなわち、ヘッダ
・エクステンション・コードHECを設ける方式の場
合、当該ヘッダ・エクステンション・コードHECが真
の場合には、このHECの後ろに重要情報が二重化さ
れ、HECが偽の場合には重要情報が二重化されない形
態が取られる。誤りの多い伝送路を利用する場合に、H
ECを真とすると共に、その後ろに重要情報を二重化し
て付加するようにする。
【0049】その結果、図23Aのように、VOPの先
頭に何らかの誤りが存在し、復号できなかった場合で
も、HECで保護された情報を利用することで、先頭を
領域の画像は正常に復元できなくとも、第2の領域以降
の部分のビデオ・パケットVPを復号することが可能に
なり、図23Bに示すように部分的には壊れているが、
殆どが綺麗に再生された画像として復号できることにな
る。
【0050】しかしながら、これはあくまでも長方形の
画像領域単位で実現できるに過ぎなかった。つまり、V
OPヘッダ情報をVPヘッダの中にHECを用いて二重
化することで、VOPヘッダが失われた場合でも、VP
ヘッダの中にHECによってVOPヘッダが二重化され
ていれば、それを利用することでその後のデータを正し
く復号することが可能であるが、HECを用いて二重化
できる情報中には、任意形状の画像符号化の際に必要に
なる情報が含まれていない。そのため、従来の長方形の
画像であれば問題がなかったものの、MPEG−4のよ
うに、オブジェクト単位で任意形状の画像を符号化でき
るようにした方式の場合、復号化できなかった。
【0051】これはMPEG−4におけるオブジェクト
単位での任意形状の画像の符号化には、長方形の画像の
符号化に比べて更に多くのヘッダ情報が追加されている
ことから、これを二重化の対象とできないことが大きな
問題であった。
【0052】また、別の観点からみてみる。インターネ
ットやイントラネット等の利用が一般化してくると、こ
のようなネットワークを利用しての通信が多くなり、イ
ンターネットテレビ電話等も利用されるようになってい
る。この場合、動画像をリアルタイムで伝送することに
なる。しかしながら、動画像をインターネットやイント
ラネット等でリアルタイムに伝送しようとすると、一般
に用いられているTCPやUDPのプロトコルでは問題
点が多い。特に、ヘッダが時間情報を持っていない点が
問題であった。
【0053】そこで、近年、動画像/音声データの伝送
に利用されるプロトコルとしてRTP(Real-time Trans
fer Protocol)が注目を浴びている。すなわち、TCP
などのプロトコルの場合、パケット毎に付属する時間情
報がないため、受信側ではその受信したデータをいつ再
生すればいいのかを知ることができなかった。そのた
め、データをパケット伝送した場合に、受信側ではその
データが動画像データや音声・サウンドデータである場
合には旨く再生することができなかった。
【0054】しかし、RTPではパケット毎に時間情報
を付加し、受信側でそれを元に動画像データや音声・サ
ウンドデータを再生することが可能となる。このよう
に、RTPはリアルタイムデータの伝送に適したプロト
コルとなっている。
【0055】このプロトコルには、各アプリケーション
毎に拡張ヘッダを定義できるようになっている。
【0056】従来技術で説明したように、MPEG−4
ではVOPヘッダ情報をVPヘッダの中にHECを用い
て二重化することで、VOPヘッダが失われた場合で
も、VPヘッダの中にHECによってVOPヘッダが二
重化されていれば、それを利用することでその後のデー
タを正しく復号することが可能であった。
【0057】しかし、HECを用いて二重化できる情報
中には、任意形状の画像符号化の際に必要になる情報が
含まれていない。そのため、従来の長方形の画像であれ
ば問題がなかったものの、任意形状の画像符号化では長
方形の画像の符号化に比べてヘッダ情報が追加されてい
ることから、これが二重化できないことが大きな問題で
あった。
【0058】例えば、任意形状の画像符号化では各VO
P毎に画像サイズが変更になるため、VOPヘッダ中に
画像サイズの幅vop_width(以下、VWと呼ぶ)と高さv
op_height(以下、VHと呼ぶ)を記述する。また、復
号した画像を表示する位置を示すための画像位置のx座
標vop_horizontal_mc_spatial_ref(以下、VHMSR
と呼ぶ)、y座標vop_vertical_mc_spatial_ref(以
下、VVMSRと呼ぶ)も記述されている。これらの値
の関係が図24に示される。
【0059】これらの情報のないビデオ・パケットVP
の情報だけで動画像を復号しようとした場合、任意形状
の画像符号化では正しく復号することができなくなる。
すなわち、任意形状の画像符号化では画像サイズの幅V
Wの情報と高さVHの情報および復号した画像を表示す
る位置を示すための画像位置のx座標VHMSRの情
報、y座標VVMSRの情報がないと正しく復号するこ
とができなかった。
【0060】また、形状情報の符号化モードを示すVO
Pシェープ・コーディング・タイプ“vop_shape_coding
_type(以下、VSCTと呼ぶ)”や、形状情報のサイ
ズを変換してから符号化するかどうかを示すフラグであ
るchange_conv_ratio_disable(以下、CCRDと呼
ぶ)なども正しく復号するためには必要である。
【0061】MPEG−4のHECによるVOPヘッダ
の二重化は、これらの情報を保護していない。
【0062】このように、本システムは、任意形状画像
符号化の場合でも従来の長方形画像の符号化と同等の誤
り耐性を持たせることができる。上記の構成において本
発明の重要な構成である重要情報構成部102とビット
列再構成部104を図2を参照して詳しく説明する。
【0063】まず、重要情報構成部102の詳細につい
て説明する。
【0064】重要情報構成部102は図2に示すよう
に、通常画像関連重要情報構成部206、任意形状画像
関連重要情報構成部207、任意形状符号化判定部20
8、多重化部210とより構成される。
【0065】これらのうち、通常画像関連重要情報構成
部206は、符号化部101からの符号化情報133を
受けて、これより通常の符号化の際、重要と判断される
情報(例えば符号化モードやタイム・レファランス等)
を選択し、通常画像関連重要情報238として多重化部
210に出力するよう構成される。任意形状画像関連重
要情報構成部207は、任意形状画像符号化に関連した
重要情報(例えば、画像サイズ、位置、符号化モード、
縮小変換モード等)を選択して、これを任意形状画像関
連重要情報239として出力するよう構成される。
【0066】任意形状符号化判定部208は、符号化さ
れた画像が通常の長方形の画像であるのか任意形状の画
像であるのかを判定する部であって、判定結果を判定信
号240として出力する。
【0067】切替部209は、任意形状符号化判定部2
08からの判定信号240に応じて通常画像関連重要情
報構成部207からの任意形状画像関連重要情報239
を多重化部210に出力するかどうかの切替制御を行
う。多重化部210は、通常画像関連重要情報構成部2
06からの通常画像関連重要情報238と、任意形状画
像符号化において任意形状符号化判定部208から出力
する任意形状画像関連重要情報239とを多重化し、重
要情報134として出力するよう構成される。
【0068】上記のような構成において、符号化部10
1からの符号化情報133は、重要情報構成部102の
構成要素である通常画像関連重要情報構成部207に入
力され、当該通常画像関連重要情報構成部207におい
て、通常の符号化の際、重要と判断される情報(例えば
符号化モードやタイム・レファランス等)が選択される
ことによって、この選択された情報が通常画像関連重要
情報238として多重化部210に出力される。従っ
て、通常画像関連重要情報238には符号化モードやタ
イム・レファランス等のような通常の符号化の際、重要
と判断される情報が集められたものとなる。
【0069】次に、任意形状画像関連重要情報構成部2
07においては、任意形状画像符号化に関連した重要情
報(例えば、画像サイズ、位置、符号化モード、縮小変
換モード等)が選択され、任意形状画像関連重要情報2
38として多重化部210に出力される。
【0070】一方、任意形状符号化判定部208では、
符号化された画像が通常の長方形の画像であるのか、任
意形状の画像であるのかを判定すると共に、その判定結
果を判定信号240として出力する。この判定信号24
0により切替部209は制御されて、通常画像関連重要
情報構成部207からの任意形状画像関連重要情報23
9を出力するかどうかの切替制御をする。
【0071】多重化部210では、通常画像関連重要情
報238と任意形状画像符号化の場合は任意形状画像関
連重要情報239とを多重化し、重要情報134として
出力する。
【0072】この結果、任意形状画像符号化の場合は通
常画像関連重要情報238と任意形状画像関連重要情報
239とが多重化された重要情報134として多重化部
210から出力できる。通常画像符号化の場合は、通常
画像関連重要情報238のみが重要情報134として出
力できることとなる。
【0073】次にビット列再構成部104の詳細につい
て説明する。ビット列再構成部104は図2の上半分の
領域に示したように、MB境界判定部201、カウンタ
202、同期信号挿入判定部203、ヘッダ情報挿入部
205、加算部206とより構成される。
【0074】これらのうち、MB境界判定部201は、
前段の符号化部101にて符号化されて入力されるビッ
ト列132について、そのビット列のデータがマクロブ
ロックMBの境界に当たるか否かを判定するものであ
り、また、符号量カウンタ部202は、前段の符号化部
101にて符号化されて入力されるビット列132につ
いて、その符号量をカウントするためのものである。
【0075】同期信号挿入判定部203は、MB境界判
定部201がビット列132についてMB境界と判定
し、しかも、当該ビット列132に対して符号量カウン
タ部202のカウント値がある値を超えていた場合、挿
入許可信号234を出力するものである。
【0076】また、ヘッダ情報挿入部205は、入力さ
れた重要情報134と同期信号135からヘッダ情報を
作成し、同期信号挿入判定部203で挿入許可と判断さ
れた場合に、符号化されたビット列132に対して当該
作成したヘッダ情報237を付加すべく加算部206に
出力する。
【0077】また、加算部206は符号化部101にて
符号化されて入力されるビット列132とヘッダ情報挿
入部205の出力とを加算してこれをビット列再構成部
104の再構成ビット列136として出力する部であ
る。
【0078】このような構成のビット列再構成部104
は、前段の符号化部101で符号化されたビット列13
2が入力されると、これをビット列再構成部104の構
成要素の一つであるMB境界判定部201と符号量カウ
ンタ部202とに入力する。このMB境界判定部201
において入力ビット列132が、MBの境界である否か
を判定する。
【0079】また、符号量カウンタ部202では、ビッ
ト列132の符号量をカウントする。同期信号挿入判定
部203では、MB境界判定部201での判定がMB境
界と判定され、且つ、カウンタ202での符号量のカウ
ント値が、ある値を超えていた場合に、挿入許可信号2
34を発生し、ヘッダ情報挿入部205に出力するよう
に動作する。
【0080】一方、ヘッダ情報挿入部205は、入力さ
れた重要情報134と同期信号135からヘッダ情報を
作成し、同期信号挿入判定部203で挿入許可と判断さ
れた場合に、符号化されたビット列132に作成したヘ
ッダ情報237を付加するため加算部206に送る。こ
れにより、加算部206は符号化されたビット列132
にヘッダ情報237を挿入し、再構成されたビット列1
36を出力する。このビット列136がビット列再構成
部104の出力となる。
【0081】この結果、符号化部で符号化されて入力さ
れて来る画像データのビット列132を調べて、マクロ
ブロックMBの境界位置となるビットが到来した時点に
おいて、それまでの符号量が所定の値を超えていた場合
に、挿入許可信号234が発生される。ヘッダ情報挿入
部205において作成された、入力された重要情報13
4と同期信号135を元にしてのヘッダ情報が、上記ビ
ット列132に付加できる。
【0082】重要情報構成部102は、その構成要素の
一つである通常画像関連重要情報構成部206が符号化
部101からの符号化情報133を元に通常の符号化の
際、重要と判断される情報(例えば、符号化モードやタ
イム・レファランス等)を選び、それを通常画像関連重
要情報238とする。また、重要情報構成部102にお
ける構成要素の一つである任意形状画像関連重要情報構
成部207は、任意形状画像符号化に関連した重要情報
(例えば、画像サイズ、位置、符号化モード、縮小変換
モード等)を選び、これを任意形状画像関連重要情報2
39とする。通常の画像の場合は通常画像関連重要情報
238のみを、また、任意形状の画像の符号化の場合に
は通常画像関連重要情報238と任意形状画像関連重要
情報239とを多重化して得ており、従って、ビット列
に挿入するヘッダ情報には通常画像情報関連重要情報と
任意形状画像関連重要情報を含ませることができ、MP
EG−4の符号化データの画像再生に必要な情報をVP
ヘッダに含ませることができる。
【0083】図3にヘッダ情報の作成に関するフローチ
ャートを示す。ビット列再構成部104では、まず第1
段階(ステップS502)として、符号化部101から
入力されて来るビット列に対し、MB(マクロブロッ
ク)の境界位置かどうかの判定を行う。
【0084】第2段階(ステップS503)としては、
MBであった場合、同期信号RMを挿入すべきかどうか
の判定を行う。この判定は、ユーザの任意のアルゴリズ
ムで行うことが可能である。例えば、直前の同期信号か
ら一定のビット数を超えたならば同期信号RMを挿入す
ると云ったアルゴリズムや、直前の同期信号から一定の
MB数を越えた場合、画像中の形状に沿ってRMを挿入
するかどうかの判断を行うなど、様々な方法が利用可能
である。
【0085】ビデオ・パケットVPは同期信号RMで始
まるパケットであり、それ以前に誤りが存在し、同期外
れが生じた場合でもこの同期信号RMで再同期をするこ
とが可能である。
【0086】ステップS503において同期信号RMを
挿入すると判定された場合、RMを挿入し、RMに続く
VPヘッダを挿入する(図3のステップS504)。そ
して、ステップS505に進む。
【0087】第3段階(ステップS505)は、拡張ヘ
ッダとしてVOPヘッダの重要情報を二重化するかどう
かの判定を行う。
【0088】二重化すると判定された場合は、HECを
真にセットし、その後、VOPヘッダの中から長方形の
画像符号化における重要情報を選択し、出力する(図3
のステップS506)。そして、ステップS507に進
む。
【0089】最後の第4段階(ステップS507)で
は、任意形状画像か否かの判定を行う。任意形状画像の
場合は、VOLヘッダ内の任意形状画像符号化における
重要情報を選択し、出力する(図3のステップS50
8)。
【0090】以上の4つの段階を経てVPヘッダ部分を
生成し、ビット列に挿入する。
【0091】図4に、任意形状画像のVPヘッダの構成
例を示す。図20に示す従来のVPヘッダに対し、拡張
ヘッダEx−Headerが追加されており、この拡張
ヘッダEx−Headerには任意形状画像符号化にお
ける重要情報、すなわち、画像の幅(VW)、高さ(V
H)、画像を貼り込むX座標(VHMSR)、Y座標
(VVMSR)、形状情報を縮小変換して符号化してい
るかどうかを示すフラグ(CCRD)、形状情報の符号
化タイプ(フレーム内符号化/フレーム間符号化等)の
情報(VSCT)が追加されるようになる。
【0092】尚、任意形状画像符号化における重要情報
としては、上記情報に限定されるものではなく、アプリ
ケーションの用途により、さらに他の情報を増やすこと
も、逆に情報を減らすことも可能である。但し、送信
側、受信側でヘッダフォーマットに関して共通の認識が
必要になる。
【0093】以上、任意形状画像符号化における重要情
報の抽出機能と任意形状画像を使用しているか否かの判
定機能と、マクロブロックの境界検出機能を持たせ、V
Pヘッダには拡張ヘッダ部分を設けて通常の画像符号化
における重要情報の他、同期信号を含め、任意形状画像
符号化においては任意形状画像符号化における重要情報
も含めることができるようにしたから、ヘッダが一部壊
れていても、健全なヘッダを持つ部分については画像を
復号可能になる。また、同期信号があるのでビデオ・パ
ケットVPの同期外れの問題も解消する。すなわち、ビ
デオ・パケットVPは同期信号RMで始まるパケットで
あり、それ以前に誤りが存在し、同期外れが生じた場合
でもこの同期信号RMで再同期をすることが可能であ
る。
【0094】これらのことから、伝送時での雑音に対す
る耐性の高い、また、任意形状画像符号化の場合でも従
来の長方形画像の符号化と同等の誤り耐性を持たせるこ
とができるようになる動画像符号化技術を提供できる。
【0095】以上は、符号化側での構成と処理の詳細を
説明したが、次に復号側の構成と処理の詳細を説明す
る。
【0096】復号部について説明する。図5に示される
第1の実施形態にかかる復号部によると、符号化ビット
列が入力される分離部302の出力は、復号化部303
および同期検出部304に接続される。同期検出部30
4の出力は復号化部303の他方入力に接続される。復
号化部303の出力はエラーチェック部305に接続さ
れる。このエラーチェック部305の出力は復号化部3
03の出力と共に重要情報構成部306に接続される。
重要情報構成部306の出力は復号化部303に接続さ
れる。
【0097】分離部302は、伝送路/記憶媒体106
から受信されたビット列331を画像用のビット列33
2とそれ以外のデータに分離するために設けられてい
る。同期検出部304は分離部302から出力されるビ
ット列332中から同期信号RMを検出する。また、復
号化部303は、分離部302から分離されて出力され
る画像用ビット列332について復号化処理して画像デ
ータを生成する。その際、復号化部303は、同期信号
検出部304により検出された同期信号に同期させなが
ら復号処理を実施するように構成されている。
【0098】また、重要情報構成部306は、復号化部
303の現在復号処理中のデータを得て、これより当該
復号化部303において現在復号中のVOP(ビデオ・
オブジェクト・プレーン)のVOPヘッダが存在してい
る場合は、その情報を抽出し、出力して復号化部303
に与えるように構成されている。
【0099】エラーチェック部305は、復号化部30
3の出力する復号情報334をチェックして復号作業中
に誤りが生じていないかを検出する部であり、誤りが検
出された場合、エラーチェック部305は、重要情報構
成部306に復号化処理に誤りがあったことを知らせ
て、重要情報の復号化部303への出力を抑止させるよ
うに構成されている。
【0100】復号化部303は誤りが発生した場合に、
その誤りに対応した処理を行うように構成されている。
また、復号化部303は、その誤りに対応した処理を行
った後、同期検出部304が検出した次の同期信号の位
置から復号作業を行う。
【0101】このような構成において、伝送路/記憶媒
体106から受信されたビット列331は、分離部30
2により画像用のビット列332と、それ以外のデータ
に分離される。その他のデータは、夫々に対応した復号
化部に送られる。
【0102】分離部302により分離された画像用ビッ
ト列332は、復号化部303に入力され、復号化が行
われる。その際、同期信号検出部304により同期信号
がビット列332中から検出されながら復号処理が行わ
れる。
【0103】復号化部303で復号化処理されることに
よって得られる復号情報334からエラーチェック部3
05で復号作業中に誤りが生じていないかを検出する。
誤りが検出された場合、誤りに対応した処理が復号化部
303で行われた後、同期検出部304が検出した次の
同期信号の位置から復号作業が行われる。
【0104】復号化部303は次の同期信号の種類を判
定し、同期信号RMの場合でエラー信号335が真の場
合に、重要情報構成部306からVOPヘッダの情報3
43を取得する。
【0105】重要情報構成部306は、復号化部303
が現在復号中のVOP(ビデオ・オブジェクト・プレー
ン)にVOPヘッダが存在している場合は、その情報を
出力する。また、現在復号中のVOPにVOPヘッダが
存在しない場合、VPヘッダ内にHECにより重要情報
が挿入されていれば、それを出力する。
【0106】復号化部303での復号化処理において
は、重要情報構成部306で得た重要情報が用いられ
る。重要情報構成部306で得た重要情報には、復号化
部303が現在復号中のVOP(ビデオ・オブジェクト
・プレーン)にVOPヘッダが存在している場合は、そ
の情報を出力し、現在復号中のVOPにVOPヘッダが
存在しない場合には、VPヘッダ内にHECにより重要
情報が挿入されていれば、それを出力する。符号化処理
側では、重要情報として通常の画像符号化における重要
情報の他、任意形状画像符号化においては任意形状画像
符号化における重要情報も含めるようにしてあるから、
ヘッダが一部壊れていても、健全なヘッダを持つ部分に
ついては通常の画像を符号化したデータであっても、ま
た、任意形状の画像を符号化したデータであっても、そ
のデータから画像を復号可能になる。また、同期信号が
あるのでビデオ・パケットVPの同期外れの問題も解消
する。すなわち、ビデオ・パケットVPは同期信号RM
で始まるパケットであり、それ以前に誤りが存在し、同
期外れが生じた場合でもこの同期信号RMで再同期をす
ることが可能である。これらのことから、伝送時での雑
音に対する耐性の高い、また、任意形状画像符号化の場
合でも従来の長方形画像の符号化と同等の誤り耐性を持
たせることができる動画像符号化技術の復号化技術を提
供できる。
【0107】通常の画像符号化における重要情報の他、
任意形状画像符号化においてはその任意形状画像符号化
における重要情報もヘッダの情報として持たせて伝送す
ることにより、伝送時での雑音に対する耐性を持たせる
技術であり、受信側ではこの重要情報を如何にして抽出
して復号化部303に渡し、復号化処理に利用できるよ
うにするかが重要である。
【0108】従って、本実施例の特徴的な点は重要情報
構成部306にある。そこで、重要情報構成部306に
ついて図6を用いて詳細に説明する。
【0109】重要情報構成部306は図6に示すよう
に、通常画像関連重要情報構成部307、任意形状符号
化判定部308、切替部309,311、任意形状画像
関連重要情報構成部310とより構成される。
【0110】通常画像関連重要情報構成部307は、復
号化部303においてVPヘッダが発見された場合に、
そのVPヘッダの情報中から符号化モード情報、タイム
・レファランス等を復号し、出力するように構成され
る。
【0111】任意形状符号化判定部308は、復号化部
303が現在復号処理している画像が任意形状画像か、
または、従来からの長方形画像かを判定する部であっ
て、その判定結果に応じて切替部309,311は切り
替え制御される。切替部309,311は、2部の系統
切り替えスイッチである。
【0112】任意形状画像関連重要情報構成部310は
任意形状画像に関する重要情報(例えば、画像サイズ、
画像位置等)を復号する部であり、任意形状画像の場合
は切替部309,311が当該任意形状画像関連重要情
報構成部310に接続されるように切り替えられ、任意
形状画像に関する重要情報が再構成されて、通常画像関
連重要情報構成部307による通常画像に関連する重要
情報の他に任意形状画像に関する重要情報をも復号化部
303に与えて、復号化部303での任意形状画像に関
する復号化も可能にしている。
【0113】このような構成の重要情報構成部306に
おいては、復号化部303において入力ビット列にVP
ヘッダが発見された場合は、まず通常画像関連重要情報
構成部307が符号化モード情報、タイム・レファラン
ス等を復号する。
【0114】また、任意形状符号化判定部308は復号
化部303において現在復号処理されている画像が、任
意形状画像かまたは従来からの長方形画像かを判定し、
この判定結果に応じた制御信号を発生する。
【0115】任意形状符号化判定部308からの制御信
号により切替部309,311は制御される。このと
き、任意形状画像の場合は任意形状画像関連重要情報構
成部310が任意形状画像に関する重要情報(例えば、
画像サイズ、画像位置等)を復号し、最終的な重要情報
343を作成し、重要情報構成部306の出力として復
号化部303に与える。これによって、ヘッダに拡張ヘ
ッダを設けてこの拡張ヘッダに任意形状画像に関する重
要情報を埋め込んでおけば、復号側でもこれを抽出して
任意形状画像の復号に必要な重要情報を復号化部303
に与えることができる。
【0116】以上、本実施形態によれば、任意形状画像
符号化の場合でも従来の長方形画像の符号化と同等の誤
り耐性を持たせることが可能となる。
【0117】第1の実施形態およびこれから説明する第
2の実施形態において、任意形状画像の符号化では“画
像のサイズ”、“位置情報”を記述する必要がある。こ
れらの情報はMPEG−4の場合、それぞれは13ビッ
トずつで表現されることになり、“画像のサイズ”、
“位置情報”それぞれ縦横の情報が必要であることから
計4つの情報が必要で、その必要ビット数は4×13=
52の計52ビットが必要になる。これは低ビットレー
トでの伝送の場合には大きな冗長となる可能性がある。
そこで、できるだけこのデータを圧縮して伝送すること
とする。以下、その方法について説明する。
【0118】ビデオ・オブジェクト・プレーンVOPの
サイズ等はMPEG−4では13ビットで表現される
が、13ビット全てを使用しないケースも多々ある。そ
こで、サイズの表現を可変長にし符号量を減少する方法
を考える。
【0119】基本的な方針は、ここでは“符号語長”+
“値”の組で表現するものとする。図7に示すように符
号長を表すヘッダ部とそれに続くデータ部との組合せに
する。すなわち、ヘッダ“header1”とヘッダ“header
2”があり、前者は1ビット構成、後者は3ビット構成
を採る。値1から値542までの範囲で採用し、値
“1”と値“2”は符号語長を5ビット構成とし、値
“3”から値“6”までは符号語長を6ビット構成と
し、値“7”から値“14”までは符号語長を7ビット
構成とする。値“15”から値“30”までは符号語長
を8ビット構成とし、値31から値94までは符号語長
を9ビット構成とし、値“95”から値“158”まで
は符号語長を10ビット構成とする。値“159”から
値“286”までは符号語長を11ビット構成とし、値
“287”から値“542”までは符号語長を12ビッ
ト構成とする。値“543”から値“8222”までは
ヘッダ“header1”とヘッダ“header2”を前者は1ビ
ット構成、後者は2ビット構成とし、値“543”から
値“1054”までは符号語長を12ビット構成とし、
値“1055”から値“2078”までは符号語長を1
3ビット構成とし、値“2029”から値“4126”
までは符号語長を14ビット構成とし、値“4127”
から値“8222”までは符号語長を15ビット構成と
する。
【0120】こうすることで、語長は13ビット固定が
数値により5ビットから15ビットまでの可変長にな
る。この結果、ヘッダを含めても最大18ビットで済む
ことになり、従来の52ビットに比べると34ビットも
構成ビット数が少なくて済む。
【0121】小さい画像の場合は低ビットレートで符号
化されることを要求することが一般的に多く、大きい画
像は符号化したビット列も大きなサイズになることか
ら、ビットレートに余裕がある場合が多いと思われる。
その意味でも、可変長にして小さいサイズに短い符号を
有り当てることには効果がある。
【0122】例えば、プレゼンテーション・レイヤ“ P
resentation Layer”がQCIF(176画素×144
画素)の画像の場合、VW,VHは最大で 11[bit] × 2 =22[bit] 位置情報(VHMSR,VVMSR)に関しても最大 11[bit] × 2 = 22[bit] 従って、両者の合計44[bit]で、8[bit]分が圧
縮可能となる。
【0123】その他、図8のような画像構成の場合で
は、 VW=128画素=10 [bit], VH=80画素=9 [bit], VHMSR=32画素=9 [bit], VVMSR=20画素=8 [bit] で合計 10+9+8+9=36 [bit] になり、16 [bit]の削減となる。
【0124】本変形例の基本構成図を図9に示す。図9
において、1001は可変長符号化部、1002は可変
長符号生成部であり、可変長符号生成部1002はサイ
ズ情報を受けて、これを符号語に変換するものである。
また、可変長符号化部1001は入力された重要情報1
031からサイズ情報を読み出し、そのサイズの情報1
032を可変長符号生成部1002に送ると共に、可変
長符号生成部1002から得られる符号語1033を符
号語1034として出力する。
【0125】このような構成において、重要情報103
1を入力すると、当該重要情報1031は可変長符号化
部1001に入力される。可変長符号化部1001では
当該入力された重要情報1031からサイズ情報を読み
出し、サイズ情報1032を可変長符号生成部1002
に送り、符号語1033を生成する。
【0126】可変長符号化部1001では可変長符号生
成部1002から得られた符号語1033にサイズ情報
を変換してなる符号語1034を出力することになる。
【0127】本実施形態はMPEG−4について述べて
いるが、MPEG−4以外の任意形状符号化の伝送に関
しても同様の情報を付加することで、誤り耐性を向上す
ることが可能である。
【0128】次に、別の実施例を第2の実施形態として
説明する。
【0129】図10は本発明の第2の実施形態に係る動
画像符号化装置の基本構成図である。図10に示す動画
像符号化装置よると、符号化部601の出力が、ビット
列分割部602および重要情報構成部603に接続され
る。重要情報構成部603の出力はパケットヘッダ生成
部604に接続される。ビット列分割部602およびパ
ケットヘッダ生成部の出力はパケット構成部605に接
続される。パケット構成部605の出力は伝送路106
に接続される。
【0130】符号化部601は、入力された画像信号1
31を符号化してビット列分割部602に出力し、ま
た、符号化した際の符号化情報634を重要情報構成部
603に出力するよう構成される。
【0131】また、重要情報構成部603は符号化部6
01で符号化した際の符号化情報634を受けて復号に
必要な重要情報635だけを選択して出力する部であ
る。特に、通常画像関連重要情報の他に、MPEG−4
における任意形状の画像符号化・復号化に必要な情報、
例えば、任意形状の画像符号化では画像サイズの幅VW
の情報と高さVHの情報および復号した画像を表示する
位置を示すための画像位置のx座標VHMSRの情報、
y座標VVMSRの情報、そして、形状情報の符号化モ
ードを示すVOPシェープ・コーディング・タイプ“vo
p_shape_coding_type(VSCT)”や、形状情報のサ
イズを変換してから符号化するかどうかを示すフラグで
あるchange_conv_ratio_disable(CCR D)などの任
意形状画像関連重要情報を重要情報635として取得さ
れる。これら重要情報635が、パケットヘッダ生成部
604に与えられ、通常画像関連重要情報についてはパ
ケットヘッダに通常に反映させ、任意形状画像関連重要
情報についてはパケットヘッダに新たに設けた拡張ヘッ
ダ中に、決められたフォーマットで反映させた本発明独
自の形式でパケットヘッダを生成させる。
【0132】このように、パケットヘッダ生成部604
は、重要情報635をパケットヘッダ内に組み込んでパ
ケットヘッダ636としてパケット構成部605に出力
し、ビット列分割部602は、符号化部601から出力
されたビット列632をパケットサイズに分割して出力
するように構成される。
【0133】パケット構成部605は、ビット列分割部
602から出力された分割ビット列633とパケットヘ
ッダ生成部604から出力されたパケットヘッダ636
を多重し、得られた多重データ637を伝送路/蓄積媒
体106に出力するように構成される。
【0134】このような構成において、入力された動画
像の画像信号131は符号化部601で符号化される。
このとき、符号化部601からは符号化した際の符号化
情報634が出力され重要情報構成部603に入力され
る。重要情報構成部603は、入力された符号化情報6
34から復号に必要な重要情報635だけを選択し、出
力する。重要情報635はパケットヘッダ生成部604
において、パケットヘッダ内に組み込まれパケットヘッ
ダ636として出力される。
【0135】一方、ビット列分割部602では、符号化
部601から出力されたビット列632をパケットサイ
ズに分割して出力する。パケット構成部605では、ビ
ット列分割部602から出力された分割ビッ ト列63
3とパケットヘッダ生成部604から出力されたパケッ
トヘッダ636を多重し、多重データ637を伝送路/
蓄積媒体106に出力する。
【0136】このように、本実施例では、動画像を符号
化して得たビット列に、重要情報構成部602から出力
された重要情報635を決められたフォーマットでパケ
ットヘッダ生成部604によりヘッダに挿入し、これを
動画像の符号化データに付加してパケット化し、伝送す
るようにしたものである。
【0137】パケットヘッダには拡張ヘッダが設けられ
ており、この拡張ヘッダには通常画像関連重要情報以外
の重要情報を格納して送るのに使用される部分である。
【0138】そのため、通常画像関連重要情報以外の重
要情報として、MPEG−4における任意形状の画像符
号化・復号化に必要な情報、例えば、任意形状の画像符
号化では画像サイズの幅VWの情報と高さVHの情報お
よび復号した画像を表示する位置を示すための画像位置
のx座標VHMSRの情報、y座標VVMSRの情報、
そして、形状情報の符号化モードを示すVOPシェープ
・コーディング・タイプ“vop_shape_coding_type(V
SCT)”や、形状情報のサイズを変換してから符号化
するかどうかを示すフラグであるchange_conv_ratio_di
sable(CCRD)などを重要情報635として得て、
これを決められたフォーマットでパケットヘッダ生成部
604により拡張ヘッダとしてパケットヘッダに挿入さ
れる。復号部はこのパケットの拡張ヘッダから取り出し
た情報を利用して復号化処理を行うように構成される
と、パケット毎に任意形状の画像を再生できるようにな
り、任意形状画像符号化の場合でも従来の長方形画像の
符号化と同等の誤り耐性を持たせることができるように
なって、VOPヘッダや一部のVPが壊れていても動画
像の復号化が可能になる。
【0139】このように、本システムは、任意形状画像
符号化の場合でも従来の長方形画像の符号化と同等の誤
り耐性を持たせることができるが、上記の構成において
本発明の重要な構成である重要情報構成部603を図1
1を参照して詳細に説明する。
【0140】図11に重要情報構成部603のブロック
図を示す。重要情報構成部603はこの実施形態での重
要なポイントであり、図11に示すように、重要情報構
成部603は、切替部2201と、拡張ヘッダ挿入判定
部2202と、任意形状画像関連重要情報構成部220
3とより構成される。
【0141】拡張ヘッダ挿入判定部2202は、拡張ヘ
ッダをパケットヘッダに付加するかどうかの判定を行う
部であり、符号化部601から入力された符号化情報6
34から符号化部601が任意形状の画像符号化を実施
しているか否かを判断して任意形状の画像符号化を実施
している場合に拡張ヘッダをパケットヘッダに付加す
る。
【0142】切替部2201は、部開閉スイッチであっ
て、拡張ヘッダ挿入判定部2202が拡張ヘッダをパケ
ットヘッダに付加すると判断した場合に、当該拡張ヘッ
ダ挿入判定部2202から出力される制御信号により切
替部2201は、部が閉じられて符号化部601からの
符号化情報634が任意形状画像関連重要情報構成部2
203に与えられる。
【0143】任意形状画像関連重要情報構成部2203
は切替部2201を介して入力される符号化情報634
を入力符号化情報2233として受けて、これより任意
形状符号化に関連するVOPヘッダ情報を選択し、重要
情報635として出力するよう構成される。
【0144】このような構成において、符号化部601
から重要情報構成部603に入力された符号化情報63
4は拡張ヘッダ挿入判定部2202により拡張ヘッダを
パケットヘッダに付加するかどうかの判定を行う。付加
すると判定された場合、切替部2201から任意形状画
像関連重要情報構成部2203に入力符号化情報223
3が入力される。任意形状画像関連重要情報構成部22
03では入力符号化情報2233から任意形状符号化に
関連するVOPヘッダ情報を選択し、重要情報635を
出力する。
【0145】以下にパケットヘッダへの重要情報の組み
込みに関し詳細に述べる。
【0146】任意形状画像の符号化の際、長方形画像の
符号化に比べて、画像の幅(VW)、高さ(VH)、画
像を配置するX座標(VHMSR)、Y座標(VVMS
R)、形状情報を縮小変換して符号化しているかどうか
を示すフラグ(CCRD)、形状情報の符号化モード
(VSCT)が必要になる。この他、アルファ・ブレン
ディングの際のアルファ値を一定に設定するためのフラ
グ(VCA)および値(VCAV)、計算精度を符号化/復
号化で同じにするた めの丸め演算のやり方を示すフラ
グ(VRT)などの情報も含めることも可能であるが、
ここでは前者のVW、VH、VHMSR、VVMSR、
CCRD、VSCTを組み込むこととする。その際のパ
ケットヘッダ拡張部分のフォーマットを、図12に示
す。ここで上の数字はビット数を表し、横1列で32ビ
ット分を表すようになっている。MPEG−4の場合、
VW、VH、VHMSR、VVMSRは各13ビットで
表現され、残りのCCED、VSCTは各1ビットであ
る。
【0147】ここでは、例として32ビットにアライン
するために、最後にリザーブ“Reserve”のビット(R
V)を挿入している。VW、VHなどが連続することで
同期信号などのビット列と同じものが出現する可能性が
ある場合には、例えば、図13のように、マーカ(M)
を各値の間に挿入し、同期信号のような絶対に他に出て
きてはならないビット列に一致しないようにすることも
可能である。また、マーカMの位置は、各情報の間であ
る必要もなく、送信側/受信側で同一の規則になってい
れば、どこに埋め込んでもかまわない。
【0148】最後に、拡張ヘッダがあることを示すフラ
グを通常のヘッダ情報の中に埋め込む必要がある。そこ
で、1ビットの情報で、通常ヘッダ内に拡張ヘッダが存
在するかどうかの情報を埋め込むことになる。これらの
フォーマットは例であり、この一部のデータだけでヘッ
ダ情報を構成したり、これ以外の情報と組合せて用いる
ことも可能である。
【0149】以上のようにして、本実施形態では、動画
像を符号化してパケット化する場合に、通常画像関連重
要情報を埋め込むパケットヘッダに拡張ヘッダを付加で
きるようにし、任意形状画像を符号化して送る場合に、
その任意形状画像関連重要情報を拡張ヘッダに埋め込ん
でパケットヘッダとしてデータに付加し、パケット化す
るようにしている。従って、パケット毎に任意形状の画
像を再生できるようになり、また、任意形状画像符号化
の場合でも従来の長方形画像の符号化と同等の誤り耐性
を持たせることができ、VOPヘッダや一部のVPが壊
れていても動画像の復号化が可能になる。
【0150】次に、このようなパケットの復号をする復
号部の例を説明する。
【0151】復号部の構成例について、以下に説明をす
る。図14に示す復号部によると、符号化ビットストリ
ームを受ける分離部702の出力は、復号化部703お
よび重要情報構成部705に接続される。復号化部70
3の出力は、エラーチェック部704を介して重要情報
構成部705に接続される。重要情報構成部705の出
力は復号化部703に接続される。
【0152】分離部702は伝送路/蓄積媒体106か
ら入力されるビット列731を分離処理して画像用のビ
ット列732とパケットヘッダ735、そして、それ以
外のデータとに分けるためのものである。
【0153】また、復号化部703は、分離された画像
用ビット列732を重要情報構成部705からの重要情
報を用いて復号化処理し、元の画像データを得る部であ
り、エラーチェック部704は、復号化部703にて得
られる復号情報733から復号中に誤りが発生していな
いかどうかをチェックするための部である。
【0154】また、重要情報構成部705は、分離部7
02で分離処理されたうちのパケットヘッダ735の情
報から重要情報を構成して復号化部703に与えるよう
に構成される。
【0155】このような構成において、伝送路/蓄積媒
体106から入力されたビット列731は、分離部70
2により画像用のビット列732とパケットヘッダ73
5、そして、それ以外のデータとに分離される。その他
のデータは、夫々に対応した復号部に送られる。分離さ
れた画像用ビット列732は復号化部703に入力さ
れ、復号化が行われる。復号化部703における復号化
処理は、分離された画像用ビット列732について重要
情報構成部705からの重要情報を用いて行う。
【0156】エラーチェック部704は、復号化部70
3からの復号情報733から復号中に誤りが発生してい
ないかどうかをチェックする。チェックの結果、誤りが
ありと判定された場合、重要情報構成部705はパケッ
トヘッダ735内に存在する重要情報736を構成し、
復号化部703は重要情報736を用いて符号化ビット
列の復号を開始する。
【0157】本システムでは、動画像を符号化してパケ
ット化する場合に、通常画像関連重要情報を埋め込むパ
ケットヘッダに拡張ヘッダが付加できる。また、任意形
状画像を符号化して送る場合に、その任意形状画像関連
重要情報を拡張ヘッダに埋め込んだパケットヘッダがデ
ータに付加される。この用にして、動画像が、パケット
化されているので、拡張ヘッダより任意形状画像関連重
要情報を取得でき、任意形状画像を復号できる。
【0158】本実施形態において重要な要素である重要
情報構成部705を図15を参照して詳細を説明する。
【0159】図15に示すように、重要情報構成部70
5は、切替部2301と、拡張ヘッダ挿入判定部230
2と、任意形状画像関連重要情報復号部2303とより
構成される。
【0160】拡張ヘッダ挿入判定部2302は、拡張ヘ
ッダがパケットヘッダに付加されているかどうかの判定
を行う部であり、分離部702から入力されたパケット
ヘッダ735の情報から画像用ビット列732が任意形
状の画像符号化を実施しているか否かを判断して任意形
状の画像符号化を実施している場合に拡張ヘッダをパケ
ットヘッダに付加していると判断し、判断に対応する制
御信号を出力するよう構成されている。
【0161】切替部2301は、部開閉スイッチであっ
て、拡張ヘッダ挿入判定部2302が拡張ヘッダをパケ
ットヘッダに付加していると判断した場合に、当該拡張
ヘッダ挿入判定部2302から出力される制御信号によ
り切替部2301は、部が閉じられて分離部702から
のパケットヘッダ735の情報を任意形状画像関連重要
情報復号部2303に与えられる。
【0162】任意形状画像関連重要情報復号部2303
は切替部2301を介して入力されるパケットヘッダ7
35の情報を入力情報2333として受けて、これより
任意形状符号化に関連する情報を復元し、重要情報63
6として出力するように構成される。
【0163】このような構成の重要情報構成部705の
作用を説明する。入力されたパケットヘッダ735は拡
張ヘッダ挿入判定部2302において、パケットヘッダ
情報に拡張ヘッダが付加されているかどうかをパケット
ヘッダ情報を復号することで判定する。その結果、拡張
ヘッダがあると判定された場合、拡張ヘッダ挿入判定部
2302は切替部2301を閉じるべく制御することに
より、パケットヘッダ735を通し、これをパケットヘ
ッダ情報2333として任意形状画像関連重要情報復号
部2303に入力する。
【0164】任意形状画像関連重要情報復号部2303
はパケットヘッダ情報2333を元にして任意形状の符
号化に関する重要情報を復号し、それを重要情報736
として出力し、復号化部703へ与えることになる。
【0165】このようにして、任意形状画像関連の重要
情報を埋め込むことができるように設けた拡張ヘッダ中
の情報から、任意形状画像関連の重要情報を復号するこ
とができるようになる。
【0166】以上、本第2の実施形態の技術を用いるこ
とで、第1の実施形態と同様に任意形状画像符号化の場
合でも従来の長方形画像の符号化と同等の誤り耐性を有
することが可能となる。さらに、伝送路のプロトコルの
拡張ヘッダを用いることにより、画像符号化に関しては
ビット列を変更することなく実装できる。これは、既存
の標準方式等を利用する際に有効である。
【0167】第1の実施形態の変形例と同様にVW,V
H,VHMSR,VVMSRを可変長符号化にすること
により符号量を削減することが可能である。
【0168】なお、本実施形態はMPEG−4について
述べているが、MPEG−4以外の任意形状画像符号化
の伝送に関しても同様の情報を付加することで、誤り耐
性を向上することが可能である。
【0169】次に、本発明の応用例として、本発明の符
号化装置/復号化装置を適用した動画像伝送システムの
実施例を図25を参照して説明する。
【0170】パソコン3001に備え付けられた(図示
しない)カメラより入力された動画像信号は、パソコン
3001に組み込まれた符号化装置(あるいは符号化ソ
フトウェア)によって動画像符号化が行われる。この符
号化装置から出力される動画像信号は、他の音声やデー
タの情報と共に、無線機3003により無線で伝送さ
れ、他の無線機3004によって受信される。この無線
機には例えば、携帯電話、PHS、無線LAN装置など
を用いても良い。無線機3004で受信された信号は、
動画像信号および音声やデータの情報に分解される。こ
れらのうち、動画像信号はノ一トパソコン3005に組
み込まれた復号化装置(あるいは復号化ソフトウエア)
によって復号され、ノートPC3005のディスプレイ
に表示される。
【0171】一方、ノートパソコン3005に備え付け
られた(図示しない)カメラより入力された動画像信号
は、ノートパソコン3005に組み込まれた符号化装置
(あるいは符号化ソフトウエア)を用いて上記と同様に
復号化される。生成された動画像信号は、他の音声やデ
ータの情報と多重化され、無線機3004により無線で
送信され、無線機3003によって受信される。無線機
3003によって受信された信号は、動画像信号および
音声やデータの情報に分解される。これらのうち、動画
像信号はパソコン3001に組み込まれた復号化装置
(あるいは復号化ソフトウエア)によって復号され、パ
ソコン3001のディスプレイに表示される。
【0172】パソコン3001またはノートパソコン3
005と、携帯テレビ電話3006との間の動画像通信
に本発明による符号化/復号化装置を応用することもで
きる。パソコン3001またはノートパソコン3005
に組み込まれた符号化装置によって生成され、無線機3
003または3004から無線によって伝送された動画
像信号は、携帯テレビ電話3006に組み込まれた無線
機で受信される。無線機で受信された信号は動画像信号
および音声やデータの情報に分解される。これらのう
ち、動画像信号は携帯テレビ電話3006に組み込まれ
た復号化装置(あるいは復号化ソフトウエア)によって
復号され、携帯テレビ電話3006のディスプレイに表
示される。
【0173】一方、携帯テレビ電話3006に組み込ま
れたカメラ1007より入力された動画像信号は、携帯
テレビ電話3006に組み込まれた符号化装置(あるい
は符号化ソフトウエア)を用いて上記のパソコン300
1およびノートパソコン3005の例と同様に符号化さ
れる。生成された動画像信号は、他の音声やデータの情
報を多重化され、携帯テレビ電話3006に組み込まれ
た無線機により無線で送信され、無線機3003または
3004によって受信される。無線機3003または3
004によって受信された信号は、動画像信号よび音声
やデータの情報に分解される。これらのうち、動画像信
号はパソコン3001またはノートパソコン3005に
組み込まれた復号化装置(あるいは復号化ソフトウェ
ア)によって復号され、パソコン3001またはノート
パソコン3005のディスプレイに表示される。
【0174】図26は、図1の第1の実施形態の符号化
装置に対応した第4の実施形態の符号化装置を示してい
る。この第4の実施形態によると、多重化部105から
出力される多重化ビット列が記録媒体107格納され
る。この記録媒体107は、本発明に従ってフォーマッ
トされている。即ち、記録媒体107は、形状情報ヘッ
ダと、これに続く複数のVOPが格納されている。形状
情報ヘッダは符号化データ内で共通に扱われる情報を納
めたフィールドであり、VOPヘッダよりも上位の情報
が格納されている。例えば、矩形画像の画像サイズ等が
格納される。各VOPは複数のマクロブロックを含んで
おり、最初のマクロブロックにはVOPヘッダとこのV
OPヘッダの後ろに設けたMBデータとで構成され、以
降のマクロブロックはVPヘッダとこのVPヘッダに後
続するMBデータとで構成される。VPヘッダは図4に
従ってフォーマッチングされる。
【0175】図27は、図5の第1の実施形態の復号化
装置に対応する第4の実施形態の復号化装置を示してい
る。この復号化装置は、第4の実施形態の符号化装置に
よって記録媒体107に格納された多重化ビット列を読
み取り、復号化する。
【0176】図28は、図10の第2の実施形態の符号
化装置に対応した第5の実施形態の復号化装置を示して
いる。この符号化装置は、パケット構成部605から出
力される多重化データを記録媒体107に本発明のフォ
ーマットに従って格納する。即ち、フォーマットは形状
情報ヘッダと複数のVOPを含み、各VOPの複数のマ
クロブロックの各々にはVPヘッダが設けられる。
【0177】図29は、図14の第2の実施形態の復号
化装置に対応する第5の実施形態の復号化装置を示して
いる。この復号化装置は、第5の実施形態の符号化装置
によって記録媒体107に格納された多重化ビット列を
読み取り、復号化する。
【0178】以下、図30にしたがって図27の復号化
装置303での処理の内容を説明する。
【0179】蓄積媒体107から画像符号列を順次読み
込み、まず同期符号を検出する(ステップS11)。も
し、検出された同期符号がVOP start cod
eだったら(ステップS12のYES)、直前に復号さ
れたVOP(フレーム)を画像情報出力装置へ出力する
処理を行う(ステップS13)。そして、画像符号列中
VOP start codeに引き続くVOPヘッダ
(図29中VOP header)の復号を行う(ステ
ップS14)。もし、VOPヘッダが正しく復号できた
ら(ステップS15のYES)、復号化装置中の一時記
憶回路に記録されている情報を復号されたVOPヘッダ
情報(時刻情報、VOP予測モード等)で置き換える
(ステップS16)。そしてVOPヘッダに引き続くマ
クロブロックデータ(図29中MB data)を復号
し、そのビデオパケットの復号を行う(ステップS1
7)。
【0180】もし、検出された同期符号がresync
markerだったら(ステップS18のYES)、r
esync markerに引き続くビデオパケットヘ
ッダ(マクロブロック番号(MBA)、ビデオパケット
量子化パラメータ(SQ)、ヘッダ拡張コードHE
C))の復号を行う(ステップS19)。もし、ビデオ
パケットヘッダ中のヘッダ拡張コードHEC=“0”だ
った場合には(ステップS20のNO)、そのビデオパ
ケットの復号を行う(ステップS17)。もし、ヘッダ
拡張コードHEC=“1”だった場合には(ステップS
20のYES)、それに引き続く二重化情報(図29中
DUPH)の復号を行う(ステップS21)。このと
き、任意形状か否かを判定し(ステップS21−1)、
YESであれば、任意形状画像関連重要情報を復号化す
る(ステップS21−2)。判定がNOであれば、ステ
ップ22にジャンプする。もし、二重化情報が正しく復
号できたならば(ステップS22のYES)、この二重
化情報と、一時記憶回路に保存されていた情報を比較す
る(ステップS23)。もし比較結果が等しければ(ス
テップS23のNO)、ビデオパケットヘッダに引き続
くマクロブロックデータ(図29中MBdata)を復
号し、そのビデオパケットを復号する(ステップS1
7)。もし、比較結果が等しくなければ(ステップS2
3のYES)、このビデオパケットは直前に復号された
VOPとは異なるVOPに属すると判定し、直前に復号
したVOPを画像情報出力装置に出力する処理を行い
(ステップS24)、一時記憶装置に記録されている情
報を復号した二重化情報で置き換える(ステップS2
5)。さらにそのビデオパケットの復号を行う(ステッ
プS17)。
【0181】以上、図30に示した同期符号検出から始
まる一連の処理を、蓄積媒体810に記録されている画
像符号列を順次読み込みながら繰り返していき、動画像
信号を再生する。
【0182】なお、画像符号列をそのまま蓄積媒体に記
録するのではなく、音声信号やオーディオ信号を符号化
した符号列、データ、制御情報等との多重化を行った符
号列を蓄積媒体に記録するようにしても良い。この場
合、蓄積媒体に記録した情報を画像符号化装置820で
符号する前に、逆多重化装置で画像符号列と音声・オー
ディオ符号列、データ、制御情報を逆多重化する処理を
行い、逆多重化された画像符号列を符号化装置820で
復号する。
【0183】また、図29では、蓄積媒体810に記録
されている情報が復号化装置820に信号線80を介し
て伝達される例を示したが、信号線以外に、有線/無線
/赤外線等の伝送路を介して情報を伝達しても構わな
い。
【0184】以上のように本発明によれば、蓄積媒体に
記録されている符号列は、重要な情報が二重化して記録
されているため、蓄積媒体に記録された情報に謝りがあ
る場合や、蓄積媒体に記録された情報を再生画像に送る
信号線や伝送路において誤りが生じる場合においても、
劣化の少ない再生画像を再生することができる。
【0185】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、任意形状
画像を符号化した場合でも、従来の長方形画像の符号化
と同等の誤り耐性能力を持たせることが可能となる。ま
た、動画像/音声データの伝送に利用されるプロトコル
としてのRTPの拡張ヘッダを用いることでデータをパ
ケット伝送する場合においても、MPEG−4などの既
存の標準方式に則ったかたちで符号化して伝送でき、し
かも、従来の長方形画像の符号化と同等の誤り耐性能力
を持たせることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における符号化部の基
本的構成を示す図。
【図2】本発明の第1の実施形態における符号化部の重
要情報構成部およびビット列再構成部の詳細な基本的構
成を示す図。
【図3】本発明の第1の実施形態におけるビット列再構
成部の基本フローを示す図。
【図4】本発明の第1の実施形態におけるVPの拡張ヘッ
ダフォーマットを示した図。
【図5】本発明の第1の実施形態の復号化部における基
本的構成を示す図。
【図6】本発明の第1の実施形態の復号化部における重
要情報構成部の詳細な基本的構成を示す図。
【図7】本発明で用いる符号語構成を説明するための
図。
【図8】可変長符号化の効果を説明した例を示す図。
【図9】重要情報に可変長符号化を行うことを示した
図。
【図10】本発明の第2の実施形態における符号化部の
基本的構成図。
【図11】本発明の第2の実施形態における符号化部の
重要情報構成部の詳細な構成図。
【図12】本発明の第2の実施形態における拡張パケッ
トヘッダの例を示した図。
【図13】本発明の第2の実施形態における拡張パケッ
トヘッダの例を示した図(マーカー有り)。
【図14】本発明の第2の実施形態における復号化部の
基本的構成を示す図。
【図15】本発明の第2の実施形態における復号化部の
重要情報構成部の詳細な構成を示す図。
【図16】任意形状画像の符号化を説明した図。
【図17】任意形状画像の復号化を説明した図。
【図18】MPEG−4のVOP構造を示した図。
【図19】MPEG−4のVP構造を示した図。
【図20】MPEG−4のVPヘッダフォーマットを示
した図。
【図21】通常のVPの問題点を示した図。
【図22】通常のVPの効果を示した図。
【図23】HECを用いた場合のVPの効果を示した
図。
【図24】任意形状画像の復号時に画像を合成して再生
する場合の必要情報を示した図。
【図25】本発明の第3に実施例に係る符号化/復号化
装置が適用される無線動画像伝送システムの例を示す
図。
【図26】第1の実施形態の符号化装置に対応した第4
の実施形態の符号化装置を示す図。
【図27】第1の実施形態の復号化装置に対応する第4
の実施形態の復号化装置を示す図。
【図28】第2の実施形態の符号化装置に対応した第5
の実施形態の復号化装置を示す図。
【図29】第2の実施形態の復号化装置に対応する第5
の実施形態の復号化装置を示す図。
【図30】第3の実施形態の復号化装置のフローチャー
トを示す図。
【符号の説明】
101…符号化部 102…重要情報構成部 103…同期信号発生部 104…ビット列再構成部 105…多重化部 106…伝送路 201…MB境界判定部 202…カウンタ 203…同期信号挿入判定部 205…ヘッダ情報挿入部 206…加算部 206…通常画像関連重要情報構成部 207…任意形状画像関連重要情報構成部 208…任意形状符号化判定部 210…多重化部 232…MB境界判定信号 233…符号量データ 241…任意形状画像符号化に関する重要情報 302…分離部 303…復号化部 304…同期検出部 305…エラーチェック部 306…重要情報構成部 307、通常画像関連重要情報構成部 308…任意形状符号化判定部 309,311…切替部 310…任意形状画像関連重要情報構成部 333…同期信号検出信号 336,337,341,2335…重要情報を含むヘ
ッダ情報 338,339…切替部制御信号 340,342…重要情報 344,737…復号画像信号 601…符号化部 602…ビット列分割部 603…重要情報構成部 604…パケットヘッダ生成部 605…パケット構成部 734…エラー検出信号 1001…可変長符号化部 1002…可変長符号生成部 2201…切替部 2202…拡張ヘッダ挿入判定部 2203…任意形状画像関連重要情報構成部 3001…パソコン 3003、3004…無線機 3005…ノートパソコン 3006…携帯テレビ電話

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力された動画像を符号化してビット列を
    得る符号化手段と、 この符号化手段での符号化情報から一定のビット列の纏
    まりがどのような規則のもとに符号化されたものである
    のかを指し示す情報としての重要情報を取り出して再構
    成する重要情報再構成手段と、 同期信号を発生する同期信号発生手段と、 前記符号化手段により符号化されたビット列に前記同期
    発生手段から出力された同期信号と前記重要情報再構成
    手段により再構成された重要情報を加えビット列を再構
    成するビット列再構成手段と、を具備したことを特徴と
    する動画像符号化装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の画像符号化装置におい
    て、 前記重要情報再構成手段は、 前記符号化情報からフレームを方形領域単位で符号化す
    る通常の符号化形態における重要情報である通常画像関
    連情報を再構成する通常画像関連重要情報再構成手段
    と、 前記符号化情報からフレーム内の画像を任意形状画像領
    域単位で符号化する任意形状符号化形態における重要情
    報である任意形状画像関連重要情報を再構成する任意形
    状画像関連重要情報再構成手段と、 前記符号化情報から符号化している画像が任意形状画像
    であるか否かを判定する任意形状符号化判定手段と、 前記任意形状符号化判定手段が任意形状画像と判定した
    場合に前記任意形状画像関連重要情報を出力する切替手
    段と、 前記通常画像関連情報と切替手段の出力とを多重化する
    多重化手段と、を備えることを特徴とする動画像符号化
    装置。
  3. 【請求項3】動画像を符号化して同期情報を含むビット
    列を得ると共に、この符号化における一定のビット列の
    纏まりがどのような規則のもとに符号化されたものであ
    るのかを指し示す情報としての重要情報をヘッダ情報と
    して付加した形態のビット列とする動画像符号化におけ
    る復号化装置として、 入力されたビット列から画像ビット列を分離する分離手
    段と、 前記画像ビット列を復号する復号化手段と、 前記画像ビット列から同期信号を検出し前記復号化手段
    へ通知する同期信号検出手段と、 前記復号化手段の復号情報から誤りが存在しないかどう
    かを判定するエラーチェック手段と、 エラーチェック手段が誤りなしと判定したとき、前記復
    号化手段から出されたヘッダ情報から重要情報を再構成
    し、復号化手段に通知する重要情報再構成手段と、を具
    備したことを特徴とする動画像復号化装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の動画像復号化装置におい
    て、 前記重要情報再構成手段は、 前記ヘッダ情報から通常画像関連重要情報を再構成する
    通常画像関連重要情報再構成手段と、 前記ヘッダ情報から復号化している画像が任意形状画像
    かどうかを判定する任意形状符号化判定手段と、 ヘッダ情報から任意形状画像関連重要情報を再構成する
    任意形状画像関連重要情報再構成手段と、 前記任意形状符号化判定手段任意形状画像と判定した場
    合に、ヘッダ情報を任意形状画像関連情報再構成手段へ
    入力する切替手段と、 前記任意形状符号化判定手段で任意形状画像と判定した
    場合に、前記任意形状画像関連重要情報を出力する切替
    手段と、を具備した構成とすることを特徴とする動画像
    符号化装置。
  5. 【請求項5】入力された動画像を符号化してビット列を
    得る符号化手段と、 この符号化手段での符号化情報から一定のビット列の纏
    まりがどのような規則のもとに符号化されたものである
    のかを指し示す情報としての重要情報を取り出して再構
    成する重要情報再構成手段と、 前記符号化手段により符号化されたビット列を分割する
    ビット列分割手段と、 前記重要情報再構成手段により再構成された重要情報か
    らパケットヘッダを作成するパケットヘッダ作成手段
    と、 前記ビット列分割手段により分割されたビット列と前記
    パケットヘッダ生成手段により生成されたパケットヘッ
    ダとを用いてパケットを構成するパケット構成手段と、
    を具備したことを特徴とする動画像符号化装置。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の動画像符号化装置におい
    て、 前記重要情報再構成手段は、 前記符号化情報から任意形状画像関連重要情報を再構成
    する任意形状画像関連重要情報再構成手段と、 前記符号化情報から任意形状画像関連重要情報を保持さ
    せた拡張ヘッダをパケットヘッダに付加するか否かを判
    定する拡張ヘッダ挿入判定手段と、 拡張ヘッダを挿入すると前記拡張ヘッダ挿入判定手段が
    判定した場合に、前記ヘッダ情報を前記任意形状画像関
    連重要情報に入力する切替手段と、を具備したことを特
    徴とする動画像符号化装置。
  7. 【請求項7】動画像を符号化してビット列を得ると共
    に、この符号化における一定のビット列の纏まりがどの
    ような規則のもとに符号化されたものであるのかを指し
    示す情報としての重要情報をパケットヘッダ情報として
    付加した形態のビット列とする動画像符号化における符
    号化データの復号化装置において、 入力されたビット列から画像ビット列とパケットヘッダ
    情報を分離する分離手段と、 前記画像ビット列を復号する復号化手段と、 前記復号化手段の復号情報から誤りが存在しないかどう
    かを判定するエラーチェック手段と、 前記パケットヘッダ情報から一定のビット列の纏まりが
    どのような規則のもとに符号化されたものであるのかを
    指し示す情報としての重要情報を取り出して重要情報の
    再構成を行い、前記エラーチェック手段で誤りがあると
    判定され復号に重要情報が必要な場合に当該再構成した
    重要情報を復号化手段に通知する重要情報再構成手段
    と、を具備したことを特徴とする動画像復号化装置。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の動画像復号化装置におい
    て、 前記重要情報再構成手段は、 前記パケットヘッダ情報から任意形状画像関連重要情報
    を再構成する任意形状画像関連重要情報再構成手段と、 前記パケットヘッダ情報から拡張ヘッダがパケットヘッ
    ダに付加されているか否かを判定する拡張ヘッダ挿入判
    定手段と、 拡張ヘッダが挿入されていると前記拡張ヘッダ挿入判定
    手段が判定した場合に前記パケットヘッダ情報を前記任
    意形状画像関連重要情報に入力する切替手段と、を具備
    したことを特徴とする動画像符号化装置。
  9. 【請求項9】動画像を符号化し、符号化ビット列を生成
    する動画像符号化装置を含むサーバコンピュータと、 前記サーバコンピュータの符号化ビット列を送信する送
    信機と、 前記サーバコンピュータからの符号化ビット列を受信す
    る受信機と、 前記受信機からの符号化ビット列を復号化する動画像復
    号化装置を含むクライアントコンピュータと、を具備
    し、 前記動画像符号化装置は、 入力された動画像を符号化して符号化情報を前記ビット
    列として生成する符号化部と、 前記符号化部の符号化情報から、一定のビット列の纏ま
    りがどのような規則のもとに符号化されているかを指し
    示す情報としての重要情報を取り出して再構成する重要
    情報再構成部と、 同期信号を発生する同期信号発生部と、 前記符号化部により符号化されたビット列に前記同期発
    生部から出力された同期信号と前記重要情報再構成部に
    より再構成された重要情報を加えビット列を再構成する
    ビット列再構成部と、 で構成され、 前記動画像復号化装置は、受信した前記符号化ビット列
    から前記動画像情報に対応する画像ビット列を分離する
    分離部と、 前記画像ビット列を復号する復号化部と、 前記ビット列から同期信号を検出し前記復号化部へ通知
    する同期信号検出部と、 前記復号化部の復号情報から誤りが存在しないかどうか
    を判定するエラーチェック部と、 前記エラーチェック部が誤りなしと判定したとき、前記
    復号化部から出された前記ヘッダ情報から重要情報を再
    構成し、復号化部に通知する重要情報再構成部と、 で構成される、 動画像伝送システム。
  10. 【請求項10】動画像を符号化し、符号化ビット列を生
    成する動画像符号化装置を含むサーバコンピュータと、 前記サーバコンピュータの符号化ビット列を送信する送
    信機と、 前記サーバコンピュータからの符号化ビット列を受信す
    る受信機と、 前記受信機からの符号化ビット列を復号化する動画像復
    号化装置を含むクライアントコンピュータと、を具備
    し、 前記動画像符号化装置は、 入力された動画像を符号化した符号化情報を符号化ビッ
    ト列として生成する符号化部と、 前記符号化部での符号化情報から一定のビット列の纏ま
    りがどのような規則のもとに符号化されているかを指し
    示す重要情報を取り出して再構成する重要情報再構成部
    と、 前記符号化部により符号化されたビット列を分割し、複
    数の分割ビット列を生成するビット列分割部と、 前記重要情報再構成部により再構成された重要情報から
    パケットヘッダを作成するパケットヘッダ作成部と、 前記分割ビット列と前記パケットヘッダとを用いてパケ
    ットを構成するパケット構成部と、 で構成され、 前記動画像復号化装置は、 受信された前記ビット列から前記動画像情報の画像ピッ
    ト列とパケットヘッダ情報とを分離する分離部と、 前記画像ビット列を復号する復号化部と、 前記復号化部の復号情報から誤りが存在しないかどうか
    を判定するエラーチェック部と、 前記パケットヘッダ情報から前記重要情報を取り出して
    重要情報を再構成し、前記エラーチェック部で誤りがあ
    ると判定され、復号に重要情報が必要な場合に当該再構
    成した重要情報を復号化部に通知する重要情報再構成部
    とで構成される、 動画像伝送システム。
  11. 【請求項11】記録すべき画像の任意形状情報を格納す
    る形状情報ヘッダと、 各々が複数のマクロブロックを含んでおり、各マクロブ
    ロックはVPヘッダとこのVPヘッダの後ろに設けたM
    Bデータとで構成され、前記VPヘッダは符号化ビット
    列の一定のビット列の纏まりがどのような規則のもとに
    符号化されているかを指し示す重要情報を含む、複数の
    VOP(Video Object Plane)と、が記録された記録媒
    体。
  12. 【請求項12】前記VPヘッダの重要情報は画像の幅、
    画像の高さ、画像を貼り込むX座標およびY座標、形状
    情報を縮小変換して符号化しているかどうかを示すフラ
    グ、形状情報の符号化タイプの情報を含む請求項11の
    記録媒体。
  13. 【請求項13】入力されたビット列から画像列を分離す
    る分離手段と、 前記が画像ビット列を復号する復号化手段と、 前記画像ビット列から同期信号を検出し、前記復号化手
    段へ通知する同期信号検出手段と、 前記復号化手段から出されたヘッダ情報から重要情報を
    再構成し、復号化手段に通知する重要情報再構成手段
    と、 を具備する動画像復号化装置。
  14. 【請求項14】前記重要情報再構成手段は、 前記ヘッダ情報から通常画像関連重要情報再構成手段
    と、 前記ヘッダ情報から復号化している画像が任意形状画像
    かどうかを判定する任意形状符号化判定手段と、 ヘッダ情報から任意形状画像関連重要情報を再構成する
    任意形状画像関連重要情報再構成手段と、 前記任意形状符号化判定手段が任意形状であると判定し
    た場合にヘッダ情報を任意形状画像関連情報再構成手段
    へ入力する切り替え手段と、 前記任意形状符号化判定手段で任意形状画像だと判定さ
    れた場合に前記任意形状画像関連重要情報を出力する切
    り替え手段と、 を具備する請求項13の動画像符号化装置。
JP2000061240A 1999-03-05 2000-03-06 動画像符号化装置および動画像復号化装置 Abandoned JP2000324491A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000061240A JP2000324491A (ja) 1999-03-05 2000-03-06 動画像符号化装置および動画像復号化装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11-58590 1999-03-05
JP5859099 1999-03-05
JP2000061240A JP2000324491A (ja) 1999-03-05 2000-03-06 動画像符号化装置および動画像復号化装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007191286A Division JP2007318797A (ja) 1999-03-05 2007-07-23 動画像復号装置及び方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000324491A true JP2000324491A (ja) 2000-11-24

Family

ID=26399630

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000061240A Abandoned JP2000324491A (ja) 1999-03-05 2000-03-06 動画像符号化装置および動画像復号化装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000324491A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010157854A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Sony Corp 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010157854A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Sony Corp 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20000064301A (ko) 정보전송방법 및 그 방법이 적용되는 정보전송시스템에 있어서의 부호화장치/복호화장치 및 부호화·다중화장치/복호화·역다중화장치
CN101790099A (zh) 视频编码
Villasenor et al. Robust video coding algorithms and systems
JP2003533954A (ja) ビデオ符号化方法
EP1089570B1 (en) Moving picture decoding method, moving picture decoding apparatus and program recording system
KR100483814B1 (ko) 동화상 부호화 장치 및 동화상 복호화 장치
US7124429B2 (en) Video coding apparatus and video decoding apparatus
JP3262761B2 (ja) エラー許容モードビデオコデック方法及びその装置
CN101094399A (zh) 编解码设备及编码/多路复用设备和解码/多路分解设备
JP4218112B2 (ja) マルチメディア通信システム
JP2000324491A (ja) 動画像符号化装置および動画像復号化装置
JP3898885B2 (ja) 動画像復号化方法、動画像復号化装置、及びプログラム記録媒体
JP2004524744A (ja) ビデオビットストリームウォッシャ
AU2002306385B2 (en) Video coding apparatus and video decoding apparatus
JP4189430B2 (ja) 情報伝送システムにおける復号化・逆多重化装置
JP4000131B2 (ja) 符号化・多重化装置及び方法
JP2007318797A (ja) 動画像復号装置及び方法
JP4000132B2 (ja) 復号化・逆多重化装置及び方法
JP2000308049A (ja) 動画像符号化装置および動画像復号化装置
JP4189429B2 (ja) 情報伝送システムにおける符号化・多重化装置
JP4113165B2 (ja) 符号化プログラムを記録した記録媒体及び復号化プログラムを記録した記録媒体
JP2007312415A (ja) 情報伝送システムにおける復号化装置及び方法
JP2005051816A (ja) 動画像復号化方法、動画像復号化装置、及びプログラム記録媒体
JPH0951541A (ja) 動画像通信方法
JP2003078916A (ja) 画像符号化方法および画像復号化方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050210

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070509

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070522

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070723

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080819

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20081006