JP2000324505A - 画像取り込み装置および交換レンズ - Google Patents
画像取り込み装置および交換レンズInfo
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Abstract
成るカラーの画像信号を生成するオンチップマイクロレ
ンズ付きの撮像素子を備えた画像取り込み装置および画
像取り込み装置に装着される交換レンズに関し、シェー
ディングおよび周辺減光による感度の劣化や色相の変動
を補正することを目的とする。 【解決手段】 画像取り込み装置はゲイン制御手段によ
って射出瞳の位置に関する情報を少なくとも含むレンズ
情報を取り込むと共に、撮像素子の撮像面上の位置に対
応付けて画像信号を取り込み、レンズ情報および撮像面
の中心からの距離に応じて画像信号の各色成分毎にゲイ
ンの制御を行い、交換レンズは情報供給手段によって画
像取り込み装置が画像信号の各色成分毎にゲインの制御
を行う際のパラメタの1つとして、少なくとも撮影レン
ズの射出瞳の位置に関する情報を含むレンズ情報を画像
取り込み装置に供給する。
Description
撮像して複数の色成分から成るカラーの画像信号を生成
するオンチップマイクロレンズ付きの撮像素子を備えた
画像取り込み装置および該画像取り込み装置に装着され
る交換レンズに関する。
像素子には、開口率の低下による感度の劣化を抑制する
ために、オンチップマイクロレンズが備えられたものが
ある。図5は、このようなCCD撮像素子の断面図の一
例を示す図である。図において、CCD撮像素子100
には、光を電荷に変換する受光部101が画素毎に形成
され、各々の受光部101で発生した電荷を転送する転
送部102が形成される。また、CCD撮像素子100
において、各々の受光部101の上面には、赤色R、緑
色G、青色Bに染色されたカラーフィルタ103が形成
され、各々のカラーフィルタ103の上面には、画素毎
に集光レンズを形成するオンチップマイクロレンズ10
4が配置される。
0が搭載された電子カメラにおいて、撮影レンズからの
入射光は、絞りによって光量が制限され、オンチップマ
イクロレンズ104を介して受光部101に光学像を結
像し、CCD撮像素子100は、このような光学像を光
電変換してRGBの各色成分から成る画像信号を生成す
る。しかし、このようにして生成される画像信号の信号
レベルは、オンチップマイクロレンズ104の色収差な
どの影響によって、RGBの各色成分が絞り値に応じて
図6に示すように変化する。すなわち、画像信号のRG
Bの各色成分の比率(色相に相当する)は、絞り値に応
じて変動することになる。
素子が搭載された電子カメラでは、開放状態でオートホ
ワイトバランスを行った後に、撮影レンズが絞られる
と、B成分やR成分が過度に調整された状態になり、画
像全体が赤みがかった色(B<G<R)になってしま
う。なお、図6では、絞り値が小さい場合、RGBの各
色成分が「R<G<B」の関係を示すが、このような各
色成分の大小関係は、CCD撮像素子の固有の特性(画
素や受光部のサイズやオンチップマイクロレンズの高さ
・曲率・屈折率等)によって異なる。
当する)の変動は、撮影レンズの射出瞳の位置とCCD
撮像素子100との距離(以下、「射出瞳距離」と称す
る)に応じて、斜め方向からオンチップマイクロレンズ
104に入射する光線が増加することによっても発生す
る。そこで、本出願人は、撮影レンズの絞り値や射出瞳
距離が変化した場合でも、画像信号の色刺激値の比率を
補正することによって、色相の正確な画像信号を出力す
る発明を出願している(特開平8−6599号公報、特
開平8−223587号公報)。
素子では、周辺部の画素が中央部の画素よりも受光の効
率が低下するシェーディングが発生することが知られて
いる。例えば、CCD撮像素子100の中央部の画素に
おいて、オンチップマイクロレンズ104に入射する光
束は、図7(a)のように垂直方向から入射するので、
全てが受光部101に到達するのに対し、CCD撮像素
子100の周辺部の画素において、オンチップマイクロ
レンズ104に入射する光束は、図7(b)のように斜
め方向から入射するので、一部が受光部101に到達し
ない。そのため、CCD撮像素子100の周辺部の画素
では、受光の効率が低下することになる。
低下は、撮影レンズの絞り値が大きいほど顕著に現れ、
撮影レンズの光軸からの距離が同一であっても、射出瞳
距離および射出瞳の半径(以下、「射出瞳半径」と称す
る)によって異なる特性を示す。一般に、射出瞳距離が
長い場合、撮影レンズがテレセントリック光学系に近く
なるので、シェーディングの影響は小さくなる。
量が低下する性質(以下、「周辺減光」と称する)を有
する。すなわち、画像信号の信号レベルは、撮像面の中
心(撮影レンズの光軸に相当する)からの距離に応じて
変化する。そのため、画像の周辺部では、シェーディン
グと周辺減光の両方の影響を受ける。
開平8−6599号公報や特開平8−223587号公
報に記載されているような撮影レンズの絞り値や射出瞳
距離だけでなく、撮像面の中心からの距離や射出瞳半径
によっても変化することになる。例えば、絞り値や撮像
面の中心からの距離に対する画像信号の信号レベルの変
化は、射出瞳距離が短く射出瞳半径が長い場合には図8
(a)のようになり、射出瞳距離が長く射出瞳半径が短
い場合には図8(b)のようになる。そのため、このよ
うな特性のCCD撮像素子が搭載された電子カメラで
は、画面の中央部でRGBの各色成分のバランスが最適
となるようにオートホワイトバランスを行った場合、画
面の周辺部が青緑がかった色(R<G<B)になってし
まう。
中心からの距離が長い場合、RGBの各色成分が「R<
G<B」の関係を示すが、このような各色成分の大小関
係は、CCD撮像素子の固有の特性(画素や受光部のサ
イズやオンチップマイクロレンズの高さ・曲率・屈折率
等)によって異なる。ところで、上述したような画像信
号の信号レベルが変化する現象は、オンチップマイクロ
レンズ付きの撮像素子を搭載した電子カメラでカラー画
像を取り込む限り発生するが、レンズ一体型の電子カメ
ラでは、撮影レンズを撮像素子に適するように設計する
ことができるため、大きな問題とはならない。
換レンズを使用するレンズ交換式の電子カメラでは、交
換レンズがフィルム用に設計されており、オンチップマ
イクロレンズ付きの撮像素子の特性を考慮して設計され
ていないため、画像信号の信号レベルが変化する現象が
大きな問題となる。また、このようなレンズ交換式の電
子カメラに搭載される撮像素子は、レンズ一体型の電子
カメラに搭載される撮像素子よりもサイズが大きいた
め、周辺部の画素の入射光が垂直方向から大きく傾くこ
とになり、シェーディングの影響を受け易い。
発明は、シェーディングおよび周辺減光(画角に応じて
周辺光量が低下する性質)による感度の劣化や色相の変
動を補正できる画像取り込み装置を提供することを目的
とする。また、請求項8および請求項9に記載の発明
は、画像取り込み装置に対して、シェーディングおよび
周辺減光による感度の劣化や色相の変動を補正するため
に必要な情報を供給することができる交換レンズを提供
することを目的とする。
り込み装置は、被写体の光学像を撮像して複数の色成分
から成る画像信号を生成するオンチップマイクロレンズ
付きの撮像素子(図1〜図4のCCD撮像素子11に対
応する)と、射出瞳の位置に関する情報を少なくとも含
むレンズ情報を取り込むと共に、撮像素子の撮像面上の
位置に対応付けて画像信号を取り込み、レンズ情報およ
び撮像面の中心からの距離に応じて画像信号の各色成分
毎にゲインの制御を行うゲイン制御手段(図1、図3、
図4のゲイン制御部15、図2のゲイン制御部31、図
1〜図4の係数算出部23に対応する)とを備えたこと
を特徴とする。
1のカメラ本体1および交換レンズ3、図2のカメラ本
体30および交換レンズ3、図3のカメラ本体40およ
び交換レンズ41、図4のカメラ本体50および交換レ
ンズ3に対応する)、被写体の光学像を結像する撮影レ
ンズ(図1〜図4の撮影レンズ4に対応する)と、撮影
レンズからの入射光束が通過する開口部を有し、該開口
部の径を変更して、絞り値を調節する絞り手段(図1〜
図4の絞り5、絞り制御部20に対応する)と、撮影レ
ンズを介して結像される光学像を撮像して複数の色成分
から成る画像信号を生成するオンチップマイクロレンズ
付きの撮像素子(図1〜図4のCCD撮像素子11に対
応する)と、撮影レンズの射出瞳の位置に関する情報と
絞り手段によって調節される絞り値または撮影レンズの
射出瞳の半径に関する情報とを含むレンズ情報を取り込
むと共に、撮像素子の撮像面上の位置に対応付けて前記
画像信号を取り込み、レンズ情報および撮像面の中心か
らの距離に応じて該画像信号の各色成分毎にゲインの制
御を行うゲイン制御手段(図1、図3、図4のゲイン制
御部15、図2のゲイン制御部31、図1〜図4の係数
算出部23に対応する)とを備えたことを特徴とする。
のカメラ本体1、図2のカメラ本体30、図3のカメラ
本体40、図4のカメラ本体50に対応する)は、撮影
レンズと絞りとを内蔵した交換レンズを接合するマウン
ト部(図1〜図4のレンズマウント2に対応する)と、
マウント部に接合される交換レンズ内の撮影レンズを介
して結像される被写体の光学像を撮像して複数の色成分
から成る画像信号を生成するオンチップマイクロレンズ
付きの撮像素子(図1〜図4のCCD撮像素子11に対
応する)と、交換レンズ内の絞りの開口部の径を変更し
て、絞り値を調節する絞り制御手段(図1〜図4の絞り
制御部20に対応する))と、交換レンズ内の撮影レン
ズの識別情報と撮影レンズの射出瞳の位置に関する情報
と絞り制御手段によって調節される絞り値または撮影レ
ンズの射出瞳の半径に関する情報とを含むレンズ情報を
取り込むと共に、撮像素子の撮像面上の位置に対応付け
て前記画像信号を取り込み、レンズ情報および該撮像面
の中心からの距離に応じて該画像信号の各色成分毎にゲ
インの制御を行うゲイン制御手段(図1、図3、図4の
ゲイン制御部15、図2のゲイン制御部31、図1〜図
4の係数算出部23に対応する)を備えたことを特徴と
する。
ン制御手段は、撮像面の中心からの距離を変数とし、レ
ンズ情報に応じて画像信号の各色成分毎に決定した係数
から成る複数の多項式(式5〜式7または式8〜式10
に対応する)によって、画像信号の各色成分のゲインの
制御量を算出し、制御量に基づいて各色成分毎にゲイン
の制御を行うことを特徴とする。
は、多項式の係数を決定する方法として、画像信号と共
に取り込んだレンズ情報に応じた係数を予め決められた
算術式によって算出しても良いし、様々なレンズ情報に
予め対応付けられた係数を格納したテーブルを設け、画
像信号と共に取り込んだレンズ情報に対応する係数を、
そのテーブルから選択しても良い。
ン制御手段は、撮像面上の位置に対応付けて、該撮像面
の中心からの距離の累乗の値を格納するテーブル(図2
の累乗値用テーブル32に対応する)を有し、多項式の
変数の累乗の値としてテーブルに格納された値を用い、
画像信号の各色成分のゲインの制御量を算出することを
特徴とする。
ン制御手段は、画像信号を複数の領域に分割し、各領域
毎に、代表となる位置に対応する画像信号の各色成分の
ゲインの制御量をレンズ情報および撮像面の中心からの
距離に応じて算出すると共に、制御量を用いて代表とな
る位置に対応しない画像信号の各色成分のゲインの制御
量を補間し、各制御量に基づいて各色成分毎にゲインの
制御を行うことを特徴とする。
ンズ情報を取り込むと共に、撮像素子によって生成され
た画像信号を撮像素子の撮像面上の位置に対応付けて取
り込み、取り込んだレンズ情報および画像信号を記録す
ると共に、記録したレンズ情報および画像信号を要求す
る指示を受け付け、その指示に応じて、記録したレンズ
情報および画像信号を出力する記録手段(図4のファイ
ル管理部51、記録部18に対応する)と、ゲイン制御
手段によって画像信号の各色成分にゲインの制御を行う
か、記録手段によってレンズ情報および画像信号を記録
するかの指示を受け付け、指示に応じて、レンズ情報お
よび該画像信号の取り込み先をゲイン制御手段と該記録
手段との何れか一方に切り換える切り換え手段(図4の
スイッチ52〜55および不図示のスイッチ制御部に対
応する)とを備えたことを特徴とする。
2、図4の交換レンズ3、図3の交換レンズ41に対応
する)は、画像取り込み装置が画像信号の各色成分毎に
ゲインの制御を行う際のパラメタの1つとして、少なく
とも撮影レンズの射出瞳の位置に関する情報を含むレン
ズ情報を画像取り込み装置に供給する情報供給手段(図
1〜図4のエンコーダ6、図1、図2、図4のROM
7、図3のROM42、射出瞳情報取得部43に対応す
る)を備えたことを特徴とする。
の交換レンズ3、図3の交換レンズ41に対応する)の
情報供給手段(図1〜図4のエンコーダ6、図1、図
2、図4のROM7、図3のROM42、射出瞳情報取
得部43に対応する)は、撮影レンズの射出瞳の位置に
関する情報と共に、撮影レンズの射出瞳の半径に関する
情報を含むレンズ情報を画像取り込み装置に供給するこ
とを特徴とする。
求項9において、射出瞳の位置に関する情報とは、撮像
面から射出瞳までの距離(射出瞳距離)や、射出瞳距離
の算出が可能な情報(絞り値、焦点距離、撮影レンズの
特性を示す情報など)に相当する。また、請求項2、請
求項3、請求項9において、射出瞳の半径に関する情報
とは、射出瞳の半径(射出瞳半径)や、射出瞳半径を算
出可能な情報に相当する。さらに、各請求項において、
レンズ情報は、「射出瞳の位置に関する情報」や「射出
瞳の半径に関する情報」ばかりでなく、例えば、撮影レ
ンズの特性を示す情報、絞り値、焦点距離、被写体輝度
の測光値に応じたオートホワイトバランス用のパラメタ
など、様々な情報が含まれても良い。
施形態を説明する。 {第1の実施形態}図1は、第1の実施形態の構成を示
す図である。なお、第1の実施形態は、請求項1、請求
項3および請求項4に記載の画像取り込み装置を搭載し
たカメラ本体(レンズ交換式の電子カメラに相当する)
と、請求項8および請求項9に記載の交換レンズとに対
応すると共に、請求項2に記載の画像取り込み装置に対
応する。
一眼レフのレンズ交換式の電子カメラとする)には、レ
ンズマウント2を介して交換レンズ3(ここでは、一眼
レフカメラ用の交換レンズとする)が装着されている。
交換レンズ3には、撮影レンズ4の光軸上に絞り5が配
置されると共に、撮影レンズ4の位置などを検出するエ
ンコーダ6と、撮影レンズ4の識別情報(例えば、レン
ズの種類やレンズの型番など)が記録されたROM7と
が備えられている。
光軸上にメインミラー8、サブミラー9、メカニカルシ
ャッター10およびオンチップマイクロレンズ付きのC
CD撮像素子11が配置され、メインミラー8の反射方
向には測光部12が配置され、サブミラー9の反射方向
にはAFセンサ13が配置される。なお、図1では、カ
メラ本体1にメカニカルシャッター10を含んだ構成を
示したが、本発明は、CCD撮像素子11の電子シャッ
ター機能を用いることにより、メカニカルシャッターを
省いた構成であっても適用できる。ところで、カメラ本
体1には、メインミラー8の反射方向にフォーカシング
スクリーンやペンタプリズムなどが配置され、ペンタプ
リズムの反射方向に光学ファインダなどが配置される
が、ここでは、図示を省略する。
素子11の出力はA/D変換部14に接続され、A/D
変換部14の出力はゲイン制御部15に接続され、ゲイ
ン制御部15の出力は信号処理部16に接続され、信号
処理部16の出力は表示部17と記録部18とに接続さ
れる。なお、CCD撮像素子11は、図5のCCD撮像
素子100と同様に、受光部、転送部、カラーフィルタ
およびオンチップマイクロレンズから成り、RGBの各
色成分から成る画像信号を生成する。
成される画像信号は、A/D変換部14によってディジ
タル化されてゲイン制御部15に供給され、各色成分毎
に後述するようなゲインの制御が行われることになる。
また、ゲイン制御部15によってゲインの制御が行われ
た画像信号は、信号処理部16を介して表示部17に表
示されたり、補間処理・階調処理・画像圧縮などの信号
処理が施されて画像ファイルとして記録部18に記録さ
れる。
すると共に、絞り制御部20と、AF制御部21と、シ
ャッター制御部22(メカニカルシャッター10やCC
D撮像素子11による電子シャッターの制御を行う)と
を有する。CPU19には、交換レンズ3のエンコーダ
6、測光部12、AFセンサ13の出力が接続され、絞
り制御部20、AF制御部21、シャッター制御部22
には、CPU19の出力が接続される。
測光部12およびAFセンサ13から供給される情報に
基づいて、絞り値、露出期間、焦点距離、ピント位置な
どを算出して、絞り制御部20、AF制御部21、シャ
ッター制御部22に供給する。ところで、カメラ本体1
のゲイン制御部15は、画像信号の各色成分のゲインの
制御を行う際に用いるゲインの制御量を算出するが、そ
のゲインの制御量は後述する多項式(式5〜式7に相当
する)によって算出される。
を算出する係数算出部23と、その係数を算出する際に
用いられる射出瞳距離および射出瞳半径を算出する射出
瞳情報算出部24と、カメラ本体1に接続され得る様々
な交換レンズが有する撮影レンズの特性(例えば、射出
瞳距離や射出瞳半径の特性、周辺減光の特性など)を示
す情報(以下、「レンズ特性情報」と称する)を各々の
撮影レンズの識別情報に対応付けて格納した撮影レンズ
用テーブル25とを有する。
のROM7の出力とCPU19の出力と撮影レンズ用テ
ーブル25の出力とが接続され、係数算出部23には、
CPU19の出力と射出瞳情報算出部24の出力とが接
続される。また、係数算出部23の出力は、ゲイン制御
部15に接続される。ところで、係数算出部23は、図
6のような絞り値による色相の変動の特性を示す情報
(以下、「絞り依存特性情報」と称する)を絞り値に対
応付けて格納したテーブルと、シェーディングの特性を
示す情報(以下、「シェーディング特性情報」と称す
る)を射出瞳距離および射出瞳半径に対応付けて格納し
たテーブルとを有する。以下、これらのテーブルをオン
チップマイクロレンズ用テーブルと称する。なお、オン
チップマイクロレンズ用テーブルに格納される情報は、
予め実験やシミュレーションによって得られる情報であ
り、例えば、後述する多項式(式5〜式7に相当する)
の係数の値を算出するための算術式などである。
御部15は、CCD撮像素子11の各画素の位置(ここ
では、XY座標系で示される位置とする)に対応付けて
画像信号を取り込むものとする。また、第1の実施形態
では、任意の座標(x,y)に位置する画素で生成されてゲ
イン制御部15に供給される画像信号をRGBの各色成
分毎にRin(x,y)、Gin(x,y)、Bin(x,y)で示し、ゲイン制
御部15によってゲインの制御が行われて信号処理部1
6に出力される画像信号をRGBの各色成分毎にRout
(x,y)、Gout(x,y)、Bout(x,y)で示し、以下の式1〜式
3に示すRgain(L)、Ggain(L)、Bgain(L)をゲインの制御
量として、RGBの各色成分毎にゲインの制御を行うも
のとする。
る)の座標を(x0,y0)とすると、 L=√((x-x0)2+(y-y0)2) ・・・式4 が成り立つ。
素で生成される画像信号に対するゲインの制御量は、そ
の任意の座標(x,y)から撮像面の中心の座標(x0,y0)まで
の距離Lを変数とする多項式の値に相当する。そこで、
第1の実施形態では、ゲインの制御量を Rgain(L)=A0・(1+A1・L2+A2・L4+A3・L6) ・・・式5 Ggain(L)=B0・(1+B1・L2+B2・L4+B3・L6) ・・・式6 Bgain(L)=C0・(1+C1・L2+C2・L4+C3・L6) ・・・式7 によって表される値とする。
が、ここでは、画像信号の各色成分のゲインの制御を行
う動作を中心に説明する。射出瞳情報算出部24は、カ
メラ本体1に交換レンズ3が装着されている状態におい
て、交換レンズ3のROM7から供給される撮影レンズ
4の識別情報に対応するレンズ特性情報を撮影レンズ用
テーブル25から検索する。また、射出瞳情報算出部2
4は、不図示のレリーズボタンが全押しされたことを認
識すると、上述したようにCPU19で算出される絞り
値および焦点距離を取り込み、レンズ特性情報(ここで
は、射出瞳距離や射出瞳距離の特性を示す情報)と絞り
値と焦点距離とを用いて撮影時の射出瞳距離および射出
瞳半径を算出する。
たように算出した射出瞳距離および射出瞳半径と、撮影
レンズ用テーブル25から検索したレンズ特性情報とを
係数算出部23に供給する。なお、一般に、射出瞳距離
および射出瞳半径がピント位置に影響されて変化するこ
とはほとんどないが、撮影レンズ4が接写レンズの場
合、ピント調整によるレンズの繰り出し量が大きいの
で、射出瞳距離および射出瞳半径は、ピント位置によっ
て大きく変化する。そこで、射出瞳情報算出部24は、
撮影レンズ4が接写レンズの場合には、絞り値および焦
点距離以外に、ピント位置をCPU19から取り込み、
射出瞳距離および射出瞳半径の算出時に用いても良い。
出期間、焦点距離やピント位置を算出する際に、測光部
12によって測定される被写体輝度の測光値に応じてオ
ートホワイトバランス用のパラメタを算出する。なお、
オートホワイトバランス用のパラメタは、測光部12に
よって測定される被写体輝度の測光値によらず、公知の
如何なる方法で算出されても良い。
出された絞り値とオートホワイトバランス用のパラメタ
とを取り込み、絞り値に対応する絞り依存特性情報を内
部のオンチップマイクロレンズ用テーブルから検索し、
その絞り依存特性情報とオートホワイトバランス用のパ
ラメタとを用いて式5〜式7のA0、B0、C0を算出する。
また、係数算出部23は、射出瞳情報算出部24から射
出瞳距離および射出瞳半径が供給されると、射出瞳距離
および射出瞳半径に対応するシェーディング特性情報を
オンチップマイクロレンズ用テーブルから検索する。そ
して、係数算出部23は、CPU19によって算出され
る焦点距離を取り込み、その焦点距離と、射出瞳情報算
出部24を介して供給されたレンズ特性情報(ここで
は、周辺減光の特性を示す情報)と、シェーディング特
性情報とを用いて式5〜式7のA1〜A3、B1〜B3、C1〜C3
を算出する。
算出部23では、色相の変動を補正するための係数とし
てA0、B0、C0が算出され、シェーディングや周辺減光に
よる感度の劣化を補正するための係数としてA1〜A3、B1
〜B3、C1〜C3が算出されることになる。このようにして
係数算出部23によって算出された各係数の値は、ゲイ
ン制御部15に供給される。
像信号毎に、撮像面の中心からの距離Lの累乗(式5〜
式7のL2、L4、L6に相当する)の値を算出し、その値と
係数算出部23から供給される係数の値とを用いてゲイ
ンの制御量(式5〜式7のRgain(L)、Ggain(L)、Bgain
(L)に相当する)を算出する。また、ゲイン制御部15
は、このように算出したゲインの制御量によって、画像
信号の各色成分毎にゲインの制御を行う。
は、交換レンズ3は、エンコーダ6から撮影レンズ4の
位置などの情報をカメラ本体1側に供給すると共に、R
OM7からレンズ特性情報を検索するために必要な撮影
レンズ4の識別情報をカメラ本体1側に供給することが
できる。すなわち、交換レンズ3は、カメラ本体1に対
して、射出瞳距離や射出瞳半径が算出可能な情報を提供
することができる。
瞳半径の他に、レンズ特性情報、絞り値、焦点距離、被
写体輝度の測光値に応じたオートホワイトバランス用の
パラメタを含む情報(各請求項のレンズ情報に相当す
る)と、撮像面の中心からの距離に応じて、画像信号の
各色成分毎にゲインの制御を行う。したがって、第1の
実施形態によれば、オンチップマイクロレンズ付きのC
CD撮像素子11によって生成された画像信号に対し
て、シェーディングおよび周辺減光による感度の劣化や
色相の変動の補正を一度に行うことができる。
態の構成を示す図である。なお、第2の実施形態は、請
求項1、請求項3ないし請求項5に記載の画像取り込み
装置を搭載したカメラ本体(レンズ交換式の電子カメラ
に相当する)と、請求項8および請求項9に記載の交換
レンズとに対応すると共に、請求項2に記載の画像取り
込み装置に対応する。
じものについては、同じ符号を付与し、ここでは説明を
省略する。なお、図1に示すカメラ本体1と図2に示す
カメラ本体30との構成の相違点は、図1のゲイン制御
部15に代えて図2ではゲイン制御部31が設けられ、
式5〜式7におけるL2、L4、L6(画面中心から各画素ま
での距離Lの2乗、4乗、6乗の値)を各画素の座標に
対応付けて格納した累乗値用テーブル32が設けられた
点であり、図2の累乗値用テーブル32の出力は、ゲイ
ン制御部31に接続される。
が、ここでは、ゲイン制御部31の動作を中心に説明す
る。なお、第2の実施形態では、第1の実施形態と同様
に、射出瞳情報算出部24によって射出瞳距離および射
出瞳半径が算出されて、係数算出部23によって式5〜
式7のA0、B0、C0、A1〜A3、B1〜B3、C1〜C3が算出され
る。
像信号のゲインの制御量を算出する際、各画素の座標に
対応するL2、L4、L6を累乗値用テーブル32から検索す
る。すなわち、ゲイン制御部31は、このように検索し
たL2、L4、L6と係数算出部23から供給される係数の値
とを用いてゲインの制御量(式5〜式7のRgain(L)、Gg
ain(L)、Bgain(L)に相当する)を算出し、算出したゲイ
ンの制御量によって、画像信号の各色成分毎にゲインの
制御を行う。
テーブル32を検索することによって、L2、L4、L6が得
られるので、ゲインの制御量を算出する度にL2、L4、L6
を算出する必要があった第1の実施形態と比べて、ゲイ
ンの制御に要する時間を短縮することができる。したが
って、第2の実施形態によれば、オンチップマイクロレ
ンズ付きのCCD撮像素子11によって生成された画像
信号に対して、シェーディングおよび周辺減光による感
度の劣化や色相の変動の補正を速やかに行うことができ
る。
の説明を行う。なお、第3の実施形態は、請求項1、請
求項3、請求項4および請求項6に記載の画像取り込み
装置を搭載したカメラ本体(レンズ交換式の電子カメラ
に相当する)と、請求項8および請求項9に記載の交換
レンズとに対応すると共に、請求項2に記載の画像取り
込み装置に対応する。
体および交換レンズのハードウエアの構成は、図1のカ
メラ本体1および交換レンズ3の構成(第1の実施形態
の構成)と同一であるため、図示を省略する。ただし、
第3の実施形態のゲイン制御部15の動作は、第1の実
施形態のゲイン制御部15の動作と異なる。なお、第3
の実施形態のゲイン制御部15は、画像信号を16×1
6画素程度の複数のブロックに分割して扱い、各ブロッ
ク毎に、代表となる画素(以下、代表点と称する)の座
標を記録しているものとする。
が、ここでは、ゲイン制御部15の動作を中心に説明す
る。なお、第3の実施形態では、第1の実施形態と同様
に、射出瞳情報算出部24によって射出瞳距離および射
出瞳半径が算出されて、係数算出部23によって式5〜
式7のA0、B0、C0、A1〜A3、B1〜B3、C1〜C3が算出され
る。
に対応する画像信号毎に、撮像面の中心からの距離Lの
累乗(式5〜式7のL2、L4、L6に相当する)の値を算出
し、その値と係数算出部23から供給される係数の値と
を用いて代表点におけるゲインの制御量(式5〜式7の
Rgain(L)、Ggain(L)、Bgain(L)に相当する)を算出す
る。
るゲインの制御量によって、同一ブロック内の代表点以
外の画素におけるゲインの制御量を補間する。例えば、
補間を行う方法としては、代表点以外の画素におけるゲ
インの制御量を代表点におけるゲインの制御量とする方
法や、隣接する2つのブロックの間で代表点のゲイン制
御量の線形補間を行う方法などが考えられる。その他、
補間を行う方法については、如何なる方法であっても良
い。
補間によって得られたゲインの制御量によって、画像信
号の各色成分毎にゲインの制御を行う。すなわち、第3
の実施形態によれば、代表点におけるゲインの制御量を
算出すれば良いため、全ての画素におけるゲインの制御
量を算出する場合と比べて、ゲインの制御に要する時間
を短縮することができる。
る各画素の画像信号の信号レベルの変化量は、撮像面の
中心から離れるに従ってなだらかに変化するので、上述
したようにブロック分けをしてゲインの制御を行っても
画質に与える影響は少ない。したがって、第3の実施形
態では、画質の低下を招くことなく、ゲインの制御を短
時間で行うことができる。
チップマイクロレンズ付きのCCD撮像素子11によっ
て生成された画像信号に対して、シェーディングおよび
周辺減光による感度の劣化や色相の変動の補正を速やか
に行うことができる。なお、第3の実施形態では、画像
信号を16×16画素程度の複数のブロックに分割した
場合を例に説明を行ったが、各ブロックのサイズは、例
えば、32×32画素程度でも良く、CCD撮像素子1
1の画素数が多い場合、更に大きくしても良い。
よび交換レンズのハードウエアの構成が図1と同一であ
るものとして説明を行ったが、第3の実施形態のカメラ
本体および交換レンズのハードウエアは、図2と同一で
あっても良い。このように、カメラ本体および交換レン
ズのハードウエアの構成を図2と同一にした場合、第3
の実施形態では、累乗値用テーブル32に、各ブロック
の代表点に対応する式5〜式7のL2、L4、L6の値を格納
することによって、ゲイン制御部31は、代表点のゲイ
ンの制御量を算出する際、代表点の座標に対応するL2、
L4、L6を累乗値用テーブル32から検索すれば良いの
で、ゲインの制御量の算出に要する時間を更に短縮する
ことができる。
レンズ用テーブル25にレンズ特性情報が格納されてい
ない交換レンズがカメラ本体1に装着されることは考慮
されていないが、例えば、新たに発売される交換レンズ
のROM7にレンズ特性情報が記録される場合、射出瞳
情報算出部24は、レンズ特性情報をROM7から取り
込んで、射出瞳距離および射出瞳半径を算出することが
できる。
M7に撮影レンズの識別情報とレンズ特性情報とが記録
され、図1において、ROM7とCPU19と撮影レン
ズ用テーブル25とが接続される場合、新たに発売され
る交換レンズが有する撮影レンズのレンズ特性情報をC
PU19を介して撮影レンズ用テーブル25に格納する
ことが可能である。
されている撮影レンズの識別情報を取り込み、その識別
情報に対応するレンズ特性情報が撮影レンズ用テーブル
25に存在するか否かを判定し、レンズ特性情報が撮影
レンズ用テーブル25に存在しない場合には、ROM7
から撮影レンズのレンズ特性情報を取り込んで撮影レン
ズ用テーブル25に追加すれば良い。このように、レン
ズ特性情報が、一度カメラ本体に取り込まれて記録され
てしまえば、射出瞳情報算出部24は、レンズ特性情報
を要する度に交換レンズ内のROMをアクセスする必要
がない。また、レンズ特性情報を撮影レンズ用テーブル
25に追加するためのメモリ領域として、例えば、フラ
ッシュメモリのような不揮発性メモリを使用すれば、カ
メラ本体は、電源の供給がなくてもレンズ特性情報を保
持することができる。
態の構成を示す図である。なお、第4の実施形態は、請
求項1、請求項3および請求項4に記載の画像取り込み
装置を搭載したカメラ本体(レンズ交換式の電子カメラ
に相当する)と、請求項8および請求項9に記載の交換
レンズとに対応すると共に、請求項2に記載の画像取り
込み装置に対応する。
じものについては、同じ符号を付与し、ここでは説明を
省略する。なお、図1に示すカメラ本体1と図3に示す
カメラ本体40との構成の相違点は、図1の射出瞳情報
算出部24および撮影レンズ用テーブル25が図3では
存在しない点であり、図1に示す交換レンズ3と図3に
示す交換レンズ41との構成の相違点は、図1のROM
7に代えて図3ではROM42が設けられ、射出瞳情報
取得部43が設けられた点である。また、図3の射出瞳
情報取得部43には、エンコーダ6およびROM42の
出力が接続されると共に、絞り5の駆動回路(不図示)
が接続され、図3の射出瞳情報取得部43の出力は、係
数算出部23に接続される。さらに、図3のROM42
には、撮影レンズ4のレンズ特性情報が記録されている
ものとする。
が、ここでは、画像信号の各色成分のゲインの制御を行
う動作を中心に説明する。射出瞳情報取得部43は、エ
ンコーダ6や絞り5の駆動回路から供給される情報に基
づいて、撮影時の絞り値および焦点距離を算出する(交
換レンズ3が接写レンズの場合にはピント位置も算出す
る)。また、射出瞳情報取得部43は、ROM42から
レンズ特性情報を取り込み、そのレンズ特性情報と、上
述したように算出した絞り値および焦点距離とを用いて
(撮影レンズ4が接写レンズの場合にはピント位置も用
いる)、撮影時の射出瞳距離および射出瞳半径を算出す
る。
42から供給されたレンズ特性情報と、上述したように
算出した射出瞳距離および射出瞳半径とを係数算出部2
3に供給する。
様に、式5〜式7のA0〜A3、B0〜B3、C0〜C3が算出さ
れ、ゲイン制御部15では、第1の実施形態(または、
第3の実施形態)と同様に、画像信号の各色成分毎にゲ
インの制御が行われる。以上説明したように、第4の実
施形態では、交換レンズ側からレンズ特性情報と射出瞳
距離および射出瞳半径とが供給されるので、カメラ本体
に接続され得る全ての交換レンズが有する撮影レンズの
レンズ特性情報を、カメラ本体に予め記録しておく必要
がない。
ンズのレンズ特性情報を有し、射出瞳情報取得部と同一
の機能を備えた交換レンズであれば、如何なる交換レン
ズが装着されたとしても、オンチップマイクロレンズ付
きのCCD撮像素子11によって生成された画像信号に
対して、シェーディングおよび周辺減光による感度の劣
化や色相の変動の補正を確実に行うことができる。
報などを用いて射出瞳情報取得部43によって射出瞳距
離および射出瞳半径が算出されているが、例えば、絞り
値および焦点距離に対応付けて(撮影レンズ4が接写レ
ンズの場合にはピント位置にも対応付ける)、射出瞳距
離および射出瞳半径を格納したテーブルがROM42に
予め記憶されている場合、射出瞳距離および射出瞳半径
は、撮影時の絞り値および焦点距離を用いて(撮影レン
ズ4が接写レンズの場合にはピント位置も用いる)、そ
のテーブルを検索することによって取得しても良い。
40にゲイン制御部15が設けられ、第1の実施形態
(または、第3の実施形態)と同様にしてゲインの制御
が行われるが、ゲイン制御部15に代えて図2のゲイン
制御部31および累乗値用テーブル32を設け、第2の
実施形態と同様にしてゲインの制御が行われても良い。 {第5の実施形態}以下、第5の実施形態の説明を行
う。
項3ないし請求項5に記載の画像取り込み装置を搭載し
たカメラ本体(レンズ交換式の電子カメラに相当する)
と、請求項8および請求項9に記載の交換レンズとに対
応する。また、第5の実施形態に対応するカメラ本体の
ハードウエアの構成は、図1のカメラ本体1の構成(第
1の実施形態の構成)または図2のカメラ本体30の構
成(第2の実施形態の構成)と同一であり、交換レンズ
のハードウエアの構成は、図1や図2の交換レンズ3の
構成(第1の実施形態や第2の実施形態の構成)または
図3の交換レンズ41の構成(第4の実施形態の構成)
と同一であるため、図示を省略する。
体1(または、30)に交換レンズ3が装着された場
合、射出瞳情報算出部24にはROM7の出力が接続さ
れ、カメラ本体1(または、30)に交換レンズ41が
装着された場合、射出瞳情報算出部24には射出瞳情報
取得部43の出力が接続される。また、第5の実施形態
の射出瞳情報算出部24の動作は、第1の実施形態や第
2の実施形態の射出瞳情報算出部24の動作と異なる。
が、ここでは、射出瞳情報算出部24の動作を中心に説
明する。射出瞳情報算出部24は、交換レンズ側から撮
影レンズ4の識別情報が供給された場合には、第1の実
施形態(または、第2の実施形態)と同様に、その識別
情報に対応するレンズ特性情報を撮影レンズ用テーブル
25から検索して、検索したレンズ特性情報と、CPU
19で算出された絞り値および焦点距離とを用いて(撮
影レンズ4が接写レンズの場合にはピント位置も用い
る)、撮影時の射出瞳距離および射出瞳半径を算出す
る。また、射出瞳情報算出部24は、撮影レンズ用テー
ブル25から検索したレンズ特性情報と、上述したよう
に算出した射出瞳距離および射出瞳半径とを係数算出部
23に供給する。
ズ側から撮影レンズ4のレンズ特性情報と射出瞳距離お
よび射出瞳半径とが供給された場合には、レンズ特性情
報と射出瞳距離および射出瞳半径とを係数算出部23に
供給する。なお、係数算出部23では、第1の実施形態
と同様に、式5〜式7のA0〜A3、B0〜B3、C0〜C3が算出
され、ゲイン制御部15(または、31)では、第1の
実施形態(または、第2の実施形態)と同様に、画像信
号の各色成分毎にゲインの制御が行われる。
ンズの規格が図1または図2の交換レンズ3の構成から
図3の交換レンズ41の構成に変更されたとしても、カ
メラ本体の構成を変更することなく、オンチップマイク
ロレンズ付きのCCD撮像素子11によって生成された
画像信号に対して、シェーディングおよび周辺減光によ
る感度の劣化や色相の変動の補正を確実に行うことがで
きる。
態の構成を示す図である。なお、第6の実施形態は、請
求項1、請求項3、請求項4および請求項7に記載の画
像取り込み装置を搭載したカメラ本体(レンズ交換式の
電子カメラに相当する)と、請求項8および請求項9に
記載の交換レンズとに対応すると共に、請求項2に記載
の画像取り込み装置に対応する。
じものについては、同じ符号を付与し、ここでは説明を
省略する。なお、図1に示すカメラ本体1と図4に示す
カメラ本体50との構成の相違点は、図4において、フ
ァイル管理部51が設けられ、A/D変換部14とゲイ
ン制御部15とファイル管理部51との間にスイッチ5
2が設けられ、信号処理部16と記録部18とファイル
管理部51との間にスイッチ53が設けられ、CPU1
9と係数算出部23および射出瞳情報算出部24とファ
イル管理部51との間にスイッチ54が設けられ、RO
M7と射出瞳情報算出部24とファイル管理部51との
間にスイッチ55が設けられた点である。また、第6の
実施形態において、スイッチ52、53、54、55の
切り換えの制御は、スイッチ制御部によって行われる
が、ここでは、図示を省略する。
力された絞り値、焦点距離およびオートホワイトバラン
ス用パラメタ(撮影レンズ4が接写レンズの場合にはピ
ント位置を含む)がスイッチ54を介して供給され、R
OM7から出力された撮影レンズ4の識別情報がスイッ
チ55を介して供給されると、各情報を画像ファイルの
ヘッダ領域に格納する。また、ファイル管理部51は、
A/D変換部14によってディジタル化された画像信号
がスイッチ52を介して供給されると、その画像信号を
画像ファイルのデータ領域に順次格納する。
ム分の画像信号が画像ファイルのデータ領域に格納され
ると、その画像ファイルをスイッチ53を介して記録部
18に供給する。記録部18は、このようにして供給さ
れた画像ファイル(以下、「ゲイン制御および信号処理
未実行ファイル」と称する)を記録する。なお、記録部
18に記録された「ゲイン制御および信号処理未実行フ
ァイル」は、不図示の外部出力端子や記録媒体を介して
外部に供給されても良い。また、記録部18に記録され
た「ゲイン制御および信号処理未実行ファイル」は、フ
ァイル管理部51を介して係数算出部23、射出瞳情報
算出部24、ゲイン制御部15などに供給され、後か
ら、ゲイン制御および信号処理が行われても良い。
2、53、54、55を介して図1に示すカメラ本体1
と同様に接続された場合、記録部は、第1の実施形態と
同様にゲインの制御が行われた画像信号が格納された画
像ファイル(以下、「ゲイン制御実行済ファイル」と称
する)を記録する。すなわち、第6の実施形態では、ス
イッチ52、53、54、55を切り換えることによっ
て、画像信号を「ゲイン制御および信号処理未実行ファ
イル」として格納するか、「ゲイン制御実行済ファイ
ル」として格納するかを切り換えることができる。
で格納するかは、撮影者の指示に応じて決定される。す
なわち、カメラ本体50では、撮影者がファイル形式を
直接設定できるモードを設けることによって、撮影者の
指示を受け付けることができる。また、カメラ本体50
は、撮影者によって高速撮影モードや連続撮影モードが
設定された場合、画像信号を「ゲイン制御および信号処
理未実行ファイル」として格納することが要求されたと
判断しても良い。ただし、このような場合、「ゲイン制
御および信号処理未実行ファイル」に格納された画像信
号に対するゲインの制御を改めて行う必要がある。
3、射出瞳情報算出部24と同一の動作を行うプログラ
ムおよび撮影レンズ用テーブル25は、アプリケーショ
ンとして(記録媒体の形態で)提供することが可能であ
り、パーソナルコンピュータなどでは、このようなプロ
グラムやテーブルをインストールすることができる。し
たがって、このようなパーソナルコンピュータなどは、
「ゲイン制御および信号処理未実行ファイル」に格納さ
れた画像信号に対し、第1の実施形態と同様にゲインの
制御を行うことが可能である。
記録された「ゲイン制御および信号処理未実行ファイ
ル」を読み出すことが可能であり、その「ゲイン制御お
よび信号処理未実行ファイル」のヘッダ領域に格納され
た情報をスイッチ54、55を介して係数算出部23お
よび射出瞳情報算出部24に供給すると共に、データ領
域に格納された画像信号をスイッチ52を介してゲイン
制御部15も供給することが可能である場合、ゲイン制
御部15は、「ゲイン制御および信号処理未実行ファイ
ル」に格納された画像信号に対するゲインの制御を行う
ことが可能である。
に対するゲインの制御が改めて行われることが前提であ
る場合、画像信号を「ゲイン制御および信号信号処理未
実行ファイル」として格納することによって、撮影時間
の短縮を実現することができる。なお、上述した各実施
形態では、ゲインの制御量を式5〜式7によって表され
る値としているが、例えば、ゲインの制御量は、 Ggain(L)=B0・(1+B1・L2+B2・L4+B3・L6) ・・・式8(式6と同一) Rgain(L)=D0・Ggain(L)・(1+D1・L2+D2・L4+D3・L6) ・・・式9 Bgain(L)=E0・Ggain(L)・(1+E1・L2+E2・L4+E3・L6) ・・・式10 によって表される値としても良い。
するゲインの制御量Rgain(L)とB成分に対するゲインの
制御量Bgain(L)とは、G成分に対するゲインの制御量Gg
ain(L)を補正することによって得られるが、このような
補正を行う際に(1+D1・L2+D2・L4+D3・L6)や(1+E1・L2+E2・L
4+E3・L6)が用いられる。したがって、式8〜式10によ
って算出されるゲインの制御量は、式5〜式7に示すよ
うに、RGBをそれぞれ別々に補正する場合と比べて高
い精度が得られる。
いは式8〜式10に示すような累乗の形だけでなく、三
角関数やlog関数を用いた近似式によって算出される
値であっても良い。さらに、上述した各実施形態は、C
CD撮像素子を用いて説明を行ったが、本発明は、CC
Dに限定されず、CCD以外の撮像素子、例えば、CM
OSイメージセンサや、その他の増幅型固体撮像素子を
用いたカメラに対しても適用することができる。
イプのカメラ本体と交換レンズとを用いて説明を行った
が、本発明は、一眼レフタイプに限定されず、例えば、
CCD撮像素子によって生成される画像信号に基づいて
AFやAE(自動露出)を行い、画像信号を表示する液
晶ファインダを備えたカメラ本体と、そのカメラ本体に
装着される交換レンズとに対して適応することができ
る。
は、光学的な制限のためにAFを行う際の絞り値をF
5.6よりも明るくする必要があるが、画像信号に基づ
いてAFやAEを行うカメラ本体では、光学的な制限が
なく、被写体の明るさに応じて絞りとシャッタ速度を調
整しながら、画像信号を液晶ファインダでモニタするこ
とができると共に、実際に撮影する絞り値でAEを行う
ことができる。また、このようなカメラ本体では、オー
トホワイトバランスも画像信号のフィードバック処理に
よって予め補正することができる。
明を適用する場合、ゲイン制御部では、色相の変動を補
正する必要がないため、係数算出部は、式5〜式7にお
いて、A0=B0=C0=1とすることができる。さらに、上述し
た各実施形態では、レンズ交換式の電子カメラと交換レ
ンズとを用いて説明を行ったが、レンズ一体型の電子カ
メラであっても、上述した各実施形態と同様に、シェー
ディングおよび周辺減光による感度の劣化や色相の変動
を補正することができる。ただし、このようなレンズ一
体型の電子カメラでは、レンズマウント2およびROM
7は不要であり、撮影レンズ用テーブル25は一体化さ
れている撮影レンズのレンズ特性情報のみを格納してい
れば良く、射出瞳情報算出部25はレンズ特性情報を直
接参照することができる。そのため、本発明をレンズ一
体型の電子カメラに適用すれば、例えば、周辺減光の大
きいレンズや、射出瞳距離の短いレンズを用いた場合で
あっても、良好な画像を得ることができ、小型で軽量な
カメラを提供することができる。
求項6の何れか一項に記載の発明では、オンチップマイ
クロレンズ付きの撮像素子によって生成された画像信号
に対して、シェーディングおよび周辺減光による感度の
劣化や色相の変動の補正を行うことができる。
明では、画像信号に対するシェーディングおよび周辺減
光による感度の劣化や色相の変動の補正を速やかに行う
ことができる。また、請求項7に記載の発明では、オン
チップマイクロレンズ付きの撮像素子によって生成され
た画像信号に対して、シェーディングおよび周辺減光に
よる感度の劣化や色相の変動の補正を行うか否かが切り
換えられ、補正を行わない場合、レンズ情報と補正が行
われていない画像信号とを記録するため、高速に記録処
理を終えることができ、記録された画像信号に対する補
正を改めて行うことも可能である。
発明では、オンチップマイクロレンズ付きの撮像素子に
よって画像信号を生成する画像取り込み装置に対して、
その画像信号のシェーディングおよび周辺減光による感
度の劣化や色相の変動の補正を行うために必要な情報を
提供することができる。
る。
示した図である。
態を示した図である。
号レベルの変化を示した図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 被写体の光学像を撮像して複数の色成分
から成る画像信号を生成するオンチップマイクロレンズ
付きの撮像素子と、 射出瞳の位置に関する情報を少なくとも含むレンズ情報
を取り込むと共に、前記撮像素子の撮像面上の位置に対
応付けて前記画像信号を取り込み、該レンズ情報および
該撮像面の中心からの距離に応じて該画像信号の各色成
分毎にゲインの制御を行うゲイン制御手段とを備えたこ
とを特徴とする画像取り込み装置。 - 【請求項2】 被写体の光学像を結像する撮影レンズ
と、 前記撮影レンズからの入射光束が通過する開口部を有
し、該開口部の径を変更して、絞り値を調節する絞り手
段と、 前記撮影レンズを介して結像される光学像を撮像して複
数の色成分から成る画像信号を生成するオンチップマイ
クロレンズ付きの撮像素子と、 前記撮影レンズの射出瞳の位置に関する情報と前記絞り
手段によって調節される絞り値または該撮影レンズの射
出瞳の半径に関する情報とを含むレンズ情報を取り込む
と共に、前記撮像素子の撮像面上の位置に対応付けて前
記画像信号を取り込み、該レンズ情報および該撮像面の
中心からの距離に応じて該画像信号の各色成分毎にゲイ
ンの制御を行うゲイン制御手段とを備えたことを特徴と
する画像取り込み装置。 - 【請求項3】 撮影レンズと絞りとを内蔵した交換レン
ズを接合するマウント部と、 前記マウント部に接合される交換レンズ内の撮影レンズ
を介して結像される被写体の光学像を撮像して複数の色
成分から成る画像信号を生成するオンチップマイクロレ
ンズ付きの撮像素子と、 前記交換レンズ内の絞りの開口部の径を変更して、絞り
値を調節する絞り制御手段と、 前記交換レンズ内の撮影レンズの識別情報と該撮影レン
ズの射出瞳の位置に関する情報と前記絞り制御手段によ
って調節される絞り値または該撮影レンズの射出瞳の半
径に関する情報とを含むレンズ情報を取り込むと共に、
前記撮像素子の撮像面上の位置に対応付けて前記画像信
号を取り込み、該レンズ情報および該撮像面の中心から
の距離に応じて該画像信号の各色成分毎にゲインの制御
を行うゲイン制御手段とを備えたことを特徴とする画像
取り込み装置。 - 【請求項4】 請求項1ないし請求項3の何れか1項に
記載の画像取り込み装置において、前記ゲイン制御手段
は、 前記撮像面の中心からの距離を変数とし、前記レンズ情
報に応じて前記画像信号の各色成分毎に決定した係数か
ら成る複数の多項式によって、該画像信号の各色成分の
ゲインの制御量を算出し、該制御量に基づいて各色成分
毎にゲインの制御を行うことを特徴とする画像取り込み
装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載の画像取り込み装置にお
いて、 前記ゲイン制御手段は、 前記撮像面上の位置に対応付けて、該撮像面の中心から
の距離の累乗の値を格納するテーブルを有し、前記多項
式の変数の累乗の値として該テーブルに格納された値を
用い、前記画像信号の各色成分のゲインの制御量を算出
することを特徴とする画像取り込み装置。 - 【請求項6】 請求項1ないし請求項5の何れか1項に
記載の画像取り込み装置において、 前記ゲイン制御手段は、 前記画像信号を複数の領域に分割し、各領域毎に、代表
となる位置に対応する画像信号の各色成分のゲインの制
御量を前記レンズ情報および前記撮像面の中心からの距
離に応じて算出すると共に、該制御量を用いて代表とな
る位置に対応しない画像信号の各色成分のゲインの制御
量を補間し、各制御量に基づいて各色成分毎にゲインの
制御を行うことを特徴とする画像取り込み装置。 - 【請求項7】 請求項1ないし請求項6の何れか1項に
記載の画像取り込み装置において、 前記レンズ情報を取り込むと共に、前記撮像素子によっ
て生成された画像信号を該撮像素子の撮像面上の位置に
対応付けて取り込み、取り込んだレンズ情報および画像
信号を記録すると共に、記録したレンズ情報および画像
信号を要求する指示を受け付け、その指示に応じて、記
録したレンズ情報および画像信号を出力する記録手段
と、 前記ゲイン制御手段によって前記画像信号の各色成分に
ゲインの制御を行うか、前記記録手段によって前記レン
ズ情報および該画像信号を記録するかの指示を受け付
け、該指示に応じて、該レンズ情報および該画像信号の
取り込み先を該ゲイン制御手段と該記録手段との何れか
一方に切り換える切り換え手段とを備えたことを特徴と
する画像取り込み装置。 - 【請求項8】 オンチップマイクロレンズ付きの撮像素
子によって被写体の光学像を撮像して複数の色成分から
成る画像信号を生成し、該画像信号の各色成分毎にゲイ
ンの制御を行う画像取り込み装置に装着され、被写体の
光学像を結像する撮影レンズを備えた交換レンズにおい
て、 前記画像取り込み装置が前記画像信号の各色成分毎にゲ
インの制御を行う際のパラメタの1つとして、少なくと
も前記撮影レンズの射出瞳の位置に関する情報を含むレ
ンズ情報を該画像取り込み装置に供給する情報供給手段
を備えたことを特徴とする交換レンズ。 - 【請求項9】 請求項8に記載の交換レンズにおいて、 前記情報供給手段は、 前記撮影レンズの射出瞳の位置に関する情報と共に、該
撮影レンズの射出瞳の半径に関する情報を含むレンズ情
報を前記画像取り込み装置に供給することを特徴とする
交換レンズ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12954399A JP4265029B2 (ja) | 1999-05-11 | 1999-05-11 | 画像取り込み装置および交換レンズ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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