JP2000324954A - 育苗容器の土供給および並べ方法とその装置 - Google Patents

育苗容器の土供給および並べ方法とその装置

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JP2000324954A
JP2000324954A JP11136211A JP13621199A JP2000324954A JP 2000324954 A JP2000324954 A JP 2000324954A JP 11136211 A JP11136211 A JP 11136211A JP 13621199 A JP13621199 A JP 13621199A JP 2000324954 A JP2000324954 A JP 2000324954A
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soil
seedling
transfer
hopper
bucket conveyor
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Sadao Suzuki
貞夫 鈴木
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Suzutec Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構成の簡素化、部品点数の削減、コストダウ
ン、育苗容器の運搬の容易化、並べ作業の容易化、鉢上
げ作業の容易化。 【構成】 ハウス46の中央の通路48に位置する供給
兼回収戻し装置16のホッパー17に供給した土を搬送
ベルト18によりバケットコンベア5に供給し、バケッ
トコンベア5は供給した土を上昇させ、上昇させた土は
前記ホッパー17に落下させて循環させ、一方、前記バ
ケットコンベア5により上昇させた土を移送台4により
前記通路48の交差方向に移送中の育苗容器2に供給
し、土の供給を受けた育苗容器2は前記通路48の交差
方向の両側に設けた載置台47に載せ、次ぎに、前記ホ
ッパー17と前記バケットコンベア5と移送台4とは前
記通路48を移動させ、これを反復して前記ハウス46
内の載置台47に育苗容器2を載置する育苗容器の土供
給および並べ方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、育苗容器の土供給およ
び並べ方法とその装置に係るものである。
【0002】
【従来技術】従来、育苗容器を移送する移送台の上方位
置に、上部のホッパーと下部の供給ベルト等からなる土
繰出装置と、前記ホッパーに土を補給するバケットを有
する補給コンベアとからなるものは、公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知例は、ホッパ
ーに一旦土を貯留し、ベルトにより設定した供給量を繰
り出す構成であるから、必ず、ホッパーとベルトとこれ
らを取付けるフレームと、その他付属品を有する土繰出
装置が必要であり、かつ、これに土を補給する補給コン
ベアを組合せていた。したがって、部品点数が多いとい
う課題がある。しかし、余分に土を供給してから取り除
いて設定量にするように、発想を変えると、前記土繰出
装置を不要にした土供給装置を構成できる。また、土を
供給した育苗容器の運搬は容易ではないが、ハウス内で
育苗容器に土を供給すると、並べるのが容易になる。
【0004】
【発明の目的】構成の簡素化、部品点数の削減、コスト
ダウン、育苗容器の運搬の容易化、並べ作業の容易化、
鉢上げ作業の容易化。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ハウス46の
中央の通路48に位置する供給兼回収戻し装置16のホ
ッパー17に供給した土を搬送ベルト18によりバケッ
トコンベア5に供給し、バケットコンベア5は供給した
土を上昇させ、上昇させた土は前記ホッパー17に落下
させて循環させ、一方、前記バケットコンベア5により
上昇させて前記ホッパー17に落下させる土を移送台4
により前記通路48の交差方向に移送中の育苗容器2に
供給し、土の供給を受けた育苗容器2は前記通路48の
交差方向の両側に設けた載置台47に載せ、次ぎに、前
記ホッパー17と前記バケットコンベア5と移送台4と
は前記通路48を移動させ、これを反復して前記ハウス
46内の載置台47に育苗容器2を載置する育苗容器の
土供給および並べ方法としたものである。本発明は、ホ
ッパー17の下部に搬送ベルト18を設けた供給兼回収
戻し装置16の前記搬送ベルト18の搬送方向終端側に
土を上昇させるバケット6を有するバケットコンベア5
の下部を接続し、該バケットコンベア5より落下する土
の下方であって前記ホッパー17の上方には育苗容器2
を移送し得る移送台4を設け、該移送台4はその移送方
向を供給兼回収戻し装置16に対して正逆反転するよう
にした育苗容器の土供給および並べ装置としたものであ
る。本発明は、両側に載置台47を設けたハウス46の
通路48を移動しホッパー17の下部に搬送ベルト18
を設けた供給兼回収戻し装置16に、土を上昇させるバ
ケット6を有するバケットコンベア5の下部を接続し、
該バケットコンベア5より落下する土の下方に、前記通
路48の交差方向に上面を開放した引き出し形状または
上部を開口したポットを縦横に並べた育苗容器2を移送
し得るように構成した移送台4を設け、該移送台4はそ
の移送方向を反対にするようにして育苗容器2を前記通
路48の両側の載置台47に載せるようにした育苗容器
の土供給および並べ装置としたものである。本発明は、
前記バケットコンベア5の上部に設けた誘導樋25は、
誘導部28の両側に対称状に接続部27を設けて着脱自
在に構成し、もって、誘導樋25の誘導方向を移送台4
の移送方向の始端部側に向くように付け替える育苗容器
の土供給および並べ装置としたものである。本発明は、
前記ホッパー17とバケットコンベア5と移送台4とに
より土供給装置1を構成し、該土供給装置1は上下機構
58により上下する支持台59を設けて走行可能なリフ
タ付き走行台車55に搭載した育苗容器の土供給および
並べ装置としたものである。本発明は、前記ホッパー1
7は前記移送台4の下方に位置して落下する土を受け入
れる回収部20と、移送台4とは重合せず土を張り込む
張込部21とにより構成し、前記張込部21には網等に
より構成した異物除去体29を設けた育苗容器の土供給
および並べ装置としたものである。本発明は、前記移送
台4には、前記育苗容器2の上面より高い縦板により形
成され前記育苗容器2を案内するガイド兼起立部材36
と、前記育苗容器2の上面側を摺接するスクレーパ31
とを設け、該スクレーパ31の移送方向前側には前記育
苗容器2に供給した土の上面を掃く回転ブラシ33を設
けた育苗容器の土供給および並べ装置としたものであ
る。
【0006】
【実施例】図により本発明の一実施例を説明すると、1
は育苗容器2に土3を供給する土供給装置であり、育苗
容器2を移送する移送台4の左右何れか一側にバケット
コンベア5を設ける。バケットコンベア5は、前記移送
台4による育苗容器2の移送方向と交差方向に上下移動
するバケット6により構成し、バケット6は無端チエン
7の外周に所定間隔を置いて複数個取付け、無端チエン
7は上部回転軸8と該上部回転軸8と対となる下部回転
軸9の夫々に固定のスプロケット10と下部回転軸9に
固定のスプロケット11との間に掛け回す。前記上部回
転軸8にはコンベア用モーター12を直接または間接的
に連結する。
【0007】しかして、バケットコンベア5の下部の、
前記バケット6の回転下降側には供給兼回収戻し装置1
6を設ける。供給兼回収戻し装置16は上部をホッパー
17に形成し、ホッパー17の下部に搬送ベルト18を
設けて構成し、前記ホッパー17は前記バケット6の移
動方向と並行で移動方向に長く形成し、前記搬送ベルト
18は前記バケットコンベア5の下部に向けて搬送す
る。前記ホッパー17は前記移送台4を支持するフレー
ムを兼用し、ホッパー17のバケットコンベア5側の上
方位置に移送台4の左右の移送台フレーム19を着脱自
在に固定し、該移送台4の下方のホッパー17部分が供
給兼回収戻し装置16の回収部20となる。また、前記
ホッパー17は、前記移送台4の反バケットコンベア5
側より側方に長く所定長さ突出させて上面を移送台4と
重合しない開放した張込部21に形成する。張込部21
はフォークリフト22等によって土を張り込める大きさ
の開口部を設けると、作業が容易になって好適である。
また、張込部21は、網等により構成した異物除去体2
9を着脱自在に設ける。異物除去体29は目の大きさの
相違するものを種々用意し、選択使用する。
【0008】そして、前記ホッパー17の終端(バケッ
トコンベア5)側は前記バケットコンベア5の下部に接
続してバケット6が土を掬えるように構成する。23は
搬送ベルト18の駆動ローラー、24は搬送ベルト18
の受動ローラーである。しかして、前記バケットコンベ
ア5の上部には誘導樋25を着脱自在に設ける。誘導樋
25は前記バケットコンベア5の排出口26に接続して
前記移送台4側に低く傾斜する接続部27と、移送台4
の移送方向に対する交差方向に放擲した土3を、移送台
4の移送方向と並行方向であって移送台4の始端部側に
誘導する誘導部28により形成する。誘導部28は移送
台4の左右の略中央上方に位置させる。前記移送台4
は、前記育苗容器2を移送する移送手段30を前記移送
台フレーム19に設け、前記移送手段30の上方で前記
誘導樋25の移送方向前側にはスクレーパ31を設け
る。スクレーパ31は平面視中央が後側で左右側が前側
となるV形状のゴム等の弾性部材により形成し、スクレ
ーパ31は前記移送台4に設けた左右一対の支柱32に
高さ調節自在に取付ける。また、バケットコンベア5に
よる土の供給量が特に多いときにはスクレーパ31を前
後に並設することもある。
【0009】前記スクレーパ31の前側には、育苗容器
2に供給した土の上面を掃く回転ブラシ33を設ける。
回転ブラシ33は、公知構成であり、図示は省略するが
左右一対のアームの先端に軸装して、駆動回転させ、前
記アームに設けた高さ調節装置により高さ調節自在に取
付ける。しかして、前記移送台4には前記育苗容器2を
案内するガイド兼起立部材36を左右一対設ける。即
ち、前記育苗容器2は、図示は省略するが上面を開放し
た引き出し形状の苗箱と呼ばれるものや、枠体37にポ
ット38を嵌合させたものにより構成し、該育苗容器2
を移送台4により移送するため、前記苗箱や枠体37の
側部を前記ガイド兼起立部材36に摺接させて、育苗容
器2の移送を案内させると共に、前記ガイド兼起立部材
36の上端は苗箱やポット38の上縁より遥かに高く形
成し、左右のガイド兼起立部材36と育苗容器2の上面
により貯留空間40を形成し、該貯留空間40にバケッ
トコンベア5により間欠供給される土を貯留させること
でホッパーの作用を期待し、必要充分量より多い土を最
初に供給し、次ぎに、前記スクレーパ31により余分な
土を除去することにより供給量を設定量にする。
【0010】したがって、ガイド兼起立部材36は縦板
により形成し、始端部は前記バケットコンベア5の誘導
樋25より所定間隔を置いて後側に位置させ、ガイド兼
起立部材36の終端部(前端部)と前記スクレーパ31
(スクレーパ31を複数並設したときは手前のスクレー
パ31)との間には土が落下する隙間41を形成するよ
うに配置する。また、ガイド兼起立部材36は左右幅お
よびに高さ調節自在にフレーム19に取付けると、大き
さの相違する育苗容器2に対応させることができ、好適
である(図4)。しかして、前記供給兼回収戻し装置1
6のホッパー17は、側面視V形状に形成し、移送台4
より落下する土を回収し得るようにし、例えば、その前
板42の上端を前記ガイド兼起立部材36の始端部より
移送台4の始端部側とし、その後板43後板43は前記
回転ブラシ33より前側に位置させると、確実に土を回
収でき、好適である。また、ホッパー17には走行車輪
44を設け、移送台4とバケットコンベア5と供給兼回
収戻し装置16を一体的に移動し得るようにしている。
走行車輪44は自在輪(キャスター輪)であって、スト
ッパ機構付きにすると、操作性・作業性を向上させる。
【0011】しかして、前記土供給装置1は、移送台4
とバケットコンベア5と供給兼回収戻し装置16により
構成するが、土供給装置1はハウス46内を移動させ、
ハウス46内の載置台47に育苗容器2を載置するよう
に構成する。即ち、ハウス46の中央に通路48を形成
し、通路48の左右両側に前記載置台47を設け、前記
土供給装置1の移送台4の育苗容器2の移送方向を通路
48と交差するようにして、土供給装置1で土を供給し
た育苗容器2を載置台47にそのまま移送して載置す
る。載置台47は土供給装置1の移動方向に対して交差
方向に長く形成し、各載置台47の前後側(土供給装置
1の移動方向基準)に作業用通路49を設ける。図6の
実施例では、一方側の載置台47は固定式に形成して前
記作業用通路49を設けているが、他方側は載置台47
を移動するように構成し、移動させることにより前記作
業用通路49を形成して作業する。移動式の載置台47
はムービングベンチと呼ばれて移動可能であればよく、
構成は任意である。また図6では、理解を容易にするた
めに載置台47に斜線を記入しているが、それ以外に他
意はない。また、載置台47は、移動式と固定式を問わ
ずその大きさはハウス46の広さおよび作業者の配置等
から設定されればよく、この点も要件ではない。なお、
載置台47は載置面を網等により構成しているが、盲板
により水を貯留するように形成すると底面灌水可能にな
る。
【0012】しかして、土供給装置1は左右の載置台4
7に育苗容器2を載せるため、前記移送台4の移送方向
を変更しうるように構成する。実施例では、移送台4は
任意の取付金具50によりホッパー17の係止部51に
所謂ワンタッチにより着脱可能に構成し、ホッパー17
より外した移送台4を移送方向が反対になるように取付
けて再びホッパー17に取付けられるように構成する。
即ち、移送台4には案内ローラ等とその駆動源からなる
移送手段30を移送台4の移送台フレーム19に取付
け、スクレーパ31と回転ブラシ33とガイド兼起立部
材36も所定位置の移送台フレーム19に取付けてある
ので、移送台フレーム19をホッパー17から一体的に
取り外し、そのまま回転させると、今まで始端部であっ
たのが終端部となるように移送方向を反対にして取付け
ることができる。また、前記誘導樋25は、誘導部28
の両側に対称状に接続部27を設け、移送方向に合わせ
て一方または他方の接続部27を取付けることにより土
の流下方向を移送台4の移送方向に対応させる。
【0013】しかして、土供給装置1は前記ホッパー1
7に走行車輪44を設けて走行可能であり、そのままハ
ウス46内に搬入可能であるが、移送台4の高さと載置
台47の高さとが合わない場合があるので、リフタ付き
走行台車55に搭載し、リフタ付き走行台車55により
ハウス46内を移動させると、種々の載置台47に対応
できて好適である。リフタ付き走行台車55は下部フレ
ーム56の下面に走行車輪57を設け、下部フレーム5
6の上面には上下機構58を介して支持台(載置台)5
9を設けて構成する。前記上下機構58は任意のもので
あり、リンク機構60とシリンダ(モータ)61等によ
り構成すればよい(なお、シリンダ61を省略して手動
操作により上下させてもよい)。しかして、前記土供給
装置1は、その移送台4の幅をハウス46の出入口63よ
り狭い幅に形成し、前記移送台4の始端部または終端部
の何れか一方または両方には補助移送台62の基部を折
り畳み自在に取付ける。即ち、通路48の幅もハウス4
6によって相違するので、移送台4の幅をハウス46の
出入口63より狭い幅にして搬入し、搬入後補助移送台
62を略水平の使用状態にして使用する。この場合、補
助移送台62を設けずに、移送台4の終端を載置台47
に直接接続するように接近させてもよいが、補助移送台
62を設けると、移送台4の長さが長くなって育苗容器
2の供給および土の供給を余裕を持って確実にでき、好
適である。
【0014】
【作用】次に作用を述べる。 (土供給作業)供給兼回収戻し装置16のホッパー17
の張込部21に篩土を投入し、全体のスイッチをオンに
すると、供給兼回収戻し装置16およびバケットコンベ
ア5および移送台4に通電される。ホッパー17の張込
部21に投入された篩土は、搬送ベルト18によりバケ
ットコンベア5の下部に搬送され、ホッパー17の終端
で反転して上昇するバケット6が土を上昇させて上方位
置にて放擲し、放擲された土はバケットコンベア5の誘
導樋25により移送台4の移送方向と並行方向に流下方
向が変換されて、移送台4の上方に落下する。このと
き、移送台4には育苗容器2が移送されているから、誘
導樋25より落下した土は育苗容器2に供給される。こ
の場合、バケットコンベア5は移送中の育苗容器2の上
方に土を落下させるだけであるが、移送台4には移送中
の育苗容器2を案内するガイド兼起立部材36を左右一
対設け、ガイド兼起立部材36は育苗容器2のポット3
8または苗箱の上縁より遥かに高く形成しているから、
バケットコンベア5より供給された多量の土は育苗容器
2上面と左右のガイド兼起立部材36とスクレーパ31
に囲まれた貯留空間40内に貯留され、スクレーパ31
の下方を通過するときに、供給設定量にされる。
【0015】即ち、従来のように繰出口を調節して育苗
容器2に所定量の土を落下させるのではなく、育苗容器
2上に多量に供給し、その後スクレーパ31により供給
設定量にするという構成により、特に、移送台4の上方
にホッパーおよび繰出ベルトからなる土繰出装置は設け
ず、また、バケットコンベア5はバケット6による間欠
供給であるが、移送台4に左右一対のガイド兼起立部材
36とスクレーパ31を設けるだけですみ、構成を頗る
簡素にできる。この場合、従来も、スクレーパ31や回
転ブラシ33を設けているが、これは、土上面を均平に
できるだけの数mmあるいは1cm程度余分に供給して除去
する方法であって、育苗容器2全体にくまなく供給する
ための数cm以上の多量供給と相違し、ホッパと供給ベル
ト等を必要とする土繰出装置を省略できるものではな
い。したがって、多量供給とスクレーパ31による除去
の構成にすることにより、ホッパーおよび繰出ベルトか
らなる土繰出装置の省略を実現できる。多量供給を前提
とするから、精密な供給量の設定が不要となって、バケ
ットコンベア5による直接供給が可能になって、この点
でもコストを低くできる。即ち、従来の土繰出装置で
は、繰出口に少し大きい土塊が詰まっただけで、この部
分から土は供給されず、供給量に斑が発生し、そのた
め、土の種類や繰出口の開口面積の精密な調節を必要と
するが、本願の場合は、多量供給後に除去するのでバケ
ットコンベア5による直接供給が可能になって、操作性
・作業性を向上させる。
【0016】また、バケットコンベア5は移送台4の移
送方向に対して交差方向に土を放擲しているが、バケッ
トコンベア5の上部に設けた誘導樋25が移送方向と並
行に流下方向を変換させているので、土は育苗容器2の
上方の左右両側に流下させることができ、誘導樋25と
の相乗作用によって、ポット3式の育苗容器2でも各ポ
ット38に土を確実に供給できる。しかして、前記移送
台4は、その移送台フレーム19の前後略中央部を供給
兼回収戻し装置16のホッパー17上に載置固定し、ホ
ッパー17の前板42および後板43は移送台4より土
が落下する範囲に設けているから、移送台4にて育苗容
器2に供給した土のうち余った土は供給兼回収戻し装置
16のホッパー17の回収部20に落下して、張り込ん
だ土と合流してバケットコンベア5により、育苗容器2
に供給する。したがって、育苗容器2に多量の土を供給
し、多量の土を落下させるが、バケットコンベア5に供
給兼回収戻し装置16を組合せることにより、作業を連
続させることができ、作業を簡単にでき、また、移送台
4は支脚を特別に設けることなく構成でき、部品点数も
減少させる。
【0017】しかして、バケットコンベア5が上昇させ
る土の量と、育苗容器2に供給する土の量を完全に一致
させることはできないので、従来では、複雑な制御を行
っており、そのため、構造も複雑になっていたが、バケ
ットコンベア5は育苗容器2に対する供給量よりやや多
く設定するだけで、余分な土は供給兼回収戻し装置16
のホッパー17に落下させて循環させるので、この点で
も、構成が簡単であり、部品点数を減少させることがで
きる。しかして、ホッパー17は、移送台4の反バケッ
トコンベア5側より側方に所定長さ突出させて上面を移
送台4と重合しない開放した張込部21に形成している
から、張込部21にフォークリフト22等によって土を
張り込めるので、作業が容易にでき、また、バケットコ
ンベア5の下部に供給ホッパーを設けなく済み、部品点
数を減少させて、コストダウンでき、また、メンテナン
ス部分を少なくできて、好適である。また、前記ガイド
兼起立部材36の終端と前記スクレーパ31との間には
土が落下する隙間を形成しているから、余分な土は落下
させて、育苗容器2の上方に必要以上に土を貯留させな
いので、設定した供給量に確実にできる。また、前記ス
クレーパ31の移送方向前側には前記育苗容器2に供給
した土の上面を掃く回転ブラシ33を設けているから、
余分な土を除去すると共に、土上面を均平できる。
【0018】また、前記バケットコンベア5は前記移送
台4の搬送方向に対して交差方向にバケット6を上昇す
るように配置し、バケットコンベア5の上部には移送台
4の移送方向に対する交差方向に放擲した土3を、移送
台4の移送方向と並行方向であって移送台4の始端部側
に誘導する誘導樋25を設けているから、合理的な配置
にできると共に、確実に左右均等に土を供給できる。ま
た、前記バケットコンベア5には上部のホッパー17と
下部の搬送ベルト18により土を供給する供給兼回収戻
し装置16を接続しているから、補給作業を容易にでき
る。また、前記前記ホッパー17は前記移送台4の下方
に位置して落下する土を受け入れる回収部20と、移送
台4とは重合せず土を張り込む張込部21とにより構成
しているから、多量に供給することでバケットコンベア
5による間欠供給の欠点を解消し、この多量供給の問題
を供給兼回収戻し装置16により回収してバケットコン
ベア5に循環させることで解消できる。また、前記移送
台4は前記ホッパー17に取付けているから、移送台4
の支持構造を省略でき、部品点数も減少させる。また、
張込部21には網等により構成した異物除去体29を設
けているから、石や大きい土の塊が入るのを防止でき、
育苗容器2にこれらを供給しないだけではなく、バケッ
トコンベア5の損傷も防止する。即ち、バケットコンベ
ア5は移動するバケット6をカバーで包囲しているの
で、石や大きい土の塊が入るとバケット6とカバーとの
間に詰まって損傷させるが、これを防止する。
【0019】(土供給載置作業)しかして、前記土供給
装置1は、移送台4とバケットコンベア5と供給兼回収
戻し装置16により構成し、ハウス46の中央に通路4
8を形成し、通路48の左右両側に載置台47を設ける
と、土供給装置1をハウス46の通路48に位置させ
て、この状態で、育苗容器2を供給すると、育苗容器2
は土の供給を受け、そのまま30により搬送され、後続の
育苗容器2により押されて載置台47に乗り移って載置
される。この場合、移送台4は任意の取付金具50によ
り16のホッパー17の係止部51に所謂ワンタッチによ
り着脱可能に構成しているから、ホッパー17より移送
台4を一旦外し、移送方向が反対になるようにして再び
ホッパー17に取付けると、移送台4の移送方向のみを
変更し、その他の土供給作業はそのままできる。また、
バケットコンベア5の誘導樋25は、誘導部28の両側
に対称状に接続部27を設けているから、誘導樋25の
誘導方向を移送台4の移送方向の始端部側に向くように
付け替えると、移送方向が反対になっても、円滑・確実
に土を誘導させる。
【0020】そこで、移送台4および誘導樋25の向き
を変更し、再び、空の育苗容器2を移送台4の始端部に
供給すると、前記したように、土の供給を受けた育苗容
器2を載置台47に載置させる。通路48の左右両側の
載置台47に育苗容器2を載置させると、土供給装置1
を前進させて次ぎの一列または次ぎの載置台47に並
べ、これを反復すると、作業が終了する。しかして、前
記のように、土供給装置1はホッパー17の下方に設け
た走行車輪44により走行させてハウス46内を移動さ
せて作業可能であるが、移送台4の高さと載置台47の
高さとが合わない場合がある。そこで、上下機構58を
介して支持台59を上下させるリフタ付き走行台車55
に土供給装置1を搭載しているから、リフタ付き走行台
車55によりハウス46内を移動させるだけでなく、種
々の載置台47の高さに土供給装置1の移送台4の高さ
を合わせられるので、載置台47への載せ替え作業を頗
る容易にする。
【0021】即ち、手動操作あるいはシリンダ61によ
り支持台59を上下させて、移送台4と載置台47の高
さを合わせればよい。しかして、載置台47は、ハウス
46の中央の通路48を挟んで左右両側に設けられ、固
定式の載置台47の場合はその前後側に作業用通路49
を、移動式の場合は載置台47の一方側に作業用通路4
9を形成されるから、作業者は作業用通路49より各育
苗容器2に苗を移植して鉢上げ作業を行う。全部の育苗
容器2に苗を移植すると、所定期間育苗して出荷する。
このように、土供給装置1まで空の育苗容器2を運搬供
給し、この育苗容器2に土を供給してそのまま載置台4
7に載置して移植するので、鉢上げ完了後の育苗容器2
を運搬するのに比し、遥かに容易である。
【0022】
【効果】本発明は、ハウス46の中央の通路48に位置
する供給兼回収戻し装置16のホッパー17に供給した
土を搬送ベルト18によりバケットコンベア5に供給
し、バケットコンベア5は供給した土を上昇させ、上昇
させた土は前記ホッパー17に落下させて循環させ、一
方、前記バケットコンベア5により上昇させて前記ホッ
パー17に落下させる土を移送台4により前記通路48
の交差方向に移送中の育苗容器2に供給し、土の供給を
受けた育苗容器2は前記通路48の交差方向の両側に設
けた載置台47に載せ、次ぎに、前記ホッパー17と前
記バケットコンベア5と移送台4とは前記通路48を移
動させ、これを反復して前記ハウス46内の載置台47
に育苗容器2を載置する育苗容器の土供給および並べ方
法としたものであるから、空の育苗容器2と土とを別々
に運搬すればよく、また、土を供給した育苗容器2は載
置台47にそのまま乗り移るので、土供給作業および並
べ作業を頗る容易にできる。本発明は、ホッパー17の
下部に搬送ベルト18を設けた供給兼回収戻し装置16
の前記搬送ベルト18の搬送方向終端側に土を上昇させ
るバケット6を有するバケットコンベア5の下部を接続
し、該バケットコンベア5より落下する土の下方であっ
て前記ホッパー17の上方には育苗容器2を移送し得る
移送台4を設け、該移送台4はその移送方向を供給兼回
収戻し装置16に対して正逆反転するようにした育苗容
器の土供給および並べ装置、および、両側に載置台47
を設けたハウス46の通路48を移動しホッパー17の
下部に搬送ベルト18を設けた供給兼回収戻し装置16
に、土を上昇させるバケット6を有するバケットコンベ
ア5の下部を接続し、該バケットコンベア5より落下す
る土の下方に、前記通路48の交差方向に上面を開放し
た引き出し形状または上部を開口したポットを縦横に並
べた育苗容器2を移送し得るように構成した移送台4を
設け、該移送台4はその移送方向を反対にするようにし
て育苗容器2を前記通路48の両側の載置台47に載せ
るようにした育苗容器の土供給および並べ装置としたも
のであるから、空の育苗容器2と土とを別々に運搬して
移送台4とホッパー17の夫々に供給すれば、土の供給
を受けた育苗容器2が載置台47にそのまま乗り移って
土供給作業および並べ作業を頗る容易にでき、移送方向
を反転させるので、左右両側の載置台47にそのまま乗
り移らせることができる。本発明は、前記移送台4は前
記ホッパー17に着脱自在に取付け、ホッパー17より
取り外して向きを変更することにより移送方向を正逆反
転するように構成した育苗容器の土供給および並べ装置
としたものであるから、簡単な構成で、移送方向の反転
ができ、コストを低くできる。本発明は、前記バケット
コンベア5の上部に設けた誘導樋25は、誘導部28の
両側に対称状に接続部27を設けて着脱自在に構成し、
もって、誘導樋25の誘導方向を移送台4の移送方向の
始端部側に向くように付け替える育苗容器の土供給およ
び並べ装置としたものであるから、移送方向を反転させ
ても確実に土を供給できる。本発明は、前記ホッパー1
7とバケットコンベア5と移送台4とにより土供給装置
1を構成し、該土供給装置1は上下機構58により上下
する支持台59を設けて走行可能なリフタ付き走行台車
55に搭載した育苗容器の土供給および並べ装置とした
ものであるから、種々の高さの載置台47にそのまま乗
り移らせることができる。本発明は、前記ホッパー17
は前記移送台4の下方に位置して落下する土を受け入れ
る回収部20と、移送台4とは重合せず土を張り込む張
込部21とにより構成し、前記張込部21には網等によ
り構成した異物除去体29を設けた育苗容器の土供給お
よび並べ装置としたものであるから、石や大きい土の塊
が入るのを防止でき、育苗容器2にこれらを供給しない
だけではなく、バケットコンベア5の損傷も防止する。
本発明は、前記移送台4には、前記育苗容器2の上面よ
り高い縦板により形成され前記育苗容器2を案内するガ
イド兼起立部材36と、前記育苗容器2の上面側を摺接
するスクレーパ31とを設け、該スクレーパ31の移送
方向前側には前記育苗容器2に供給した土の上面を掃く
回転ブラシ33を設けた育苗容器の土供給および並べ装
置としたものであるから、従来のような土繰出装置を省
略して、構成を簡素にでき、部品点数を削減してコスト
ダウンできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 土供給装置の概略側面図。
【図2】 同一部縦断正面図。
【図3】 誘導樋付近の斜視図。
【図4】 ガイド兼起立部材の取付状態図。
【図5】 移送台および誘導樋を反転させて取付けた状
態図。
【図6】 誘導樋を反転させて取付る状態の斜視図。
【図7】 ハウスの並べ状態図。
【符号の説明】
1…土供給装置、2…育苗容器、3…土、4…移送台、
5…バケットコンベア、6…バケット、7…無端チエ
ン、8…上部回転軸、9…下部回転軸、10…スプロケ
ット、11…スプロケット、12…コンベア用モータ
ー、16…供給兼回収戻し装置、17…ホッパー、18
…搬送ベルト、19…移送台フレーム、21…張込部、
20…回収部、23…駆動ローラー、24…受動ローラ
ー、25…誘導樋、26…排出口、27…接続部、28
…誘導部、29…異物除去体、30…移送手段、31…
スクレーパ、32…支柱、33…回転ブラシ、36…ガ
イド兼起立部材、37…枠体、38…ポット、40…貯
留空間、41…隙間、42…前板、43…後板、44…
走行車輪、46…ハウス、47…載置台、48…通路、
49…作業用通路、50…取付金具、51…係止部、5
5…リフタ付き走行台車、56…下部フレーム、57…
走行車輪、58…上下機構、59…支持台、60…リン
ク機構、61…シリンダ、62…補助移送台、63…出
入口。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウス46の中央の通路48に位置する
    供給兼回収戻し装置16のホッパー17に供給した土を
    搬送ベルト18によりバケットコンベア5に供給し、バ
    ケットコンベア5は供給した土を上昇させ、上昇させた
    土は前記ホッパー17に落下させて循環させ、一方、前
    記バケットコンベア5により上昇させて前記ホッパー1
    7に落下させる土を移送台4により前記通路48の交差
    方向に移送中の育苗容器2に供給し、土の供給を受けた
    育苗容器2は前記通路48の交差方向の両側に設けた載
    置台47に載せ、次ぎに、前記ホッパー17と前記バケ
    ットコンベア5と移送台4とは前記通路48を移動さ
    せ、これを反復して前記ハウス46内の載置台47に育
    苗容器2を載置する育苗容器の土供給および並べ方法。
  2. 【請求項2】 ホッパー17の下部に搬送ベルト18を
    設けた供給兼回収戻し装置16の前記搬送ベルト18の
    搬送方向終端側に土を上昇させるバケット6を有するバ
    ケットコンベア5の下部を接続し、該バケットコンベア
    5より落下する土の下方であって前記ホッパー17の上
    方には育苗容器2を移送し得る移送台4を設け、該移送
    台4はその移送方向を供給兼回収戻し装置16に対して
    正逆反転するようにした育苗容器の土供給および並べ装
    置。
  3. 【請求項3】 両側に載置台47を設けたハウス46の
    通路48を移動しホッパー17の下部に搬送ベルト18
    を設けた供給兼回収戻し装置16に、土を上昇させるバ
    ケット6を有するバケットコンベア5の下部を接続し、
    該バケットコンベア5より落下する土の下方に、前記通
    路48の交差方向に上面を開放した引き出し形状または
    上部を開口したポットを縦横に並べた育苗容器2を移送
    し得るように構成した移送台4を設け、該移送台4はそ
    の移送方向を反対にするようにして育苗容器2を前記通
    路48の両側の載置台47に載せるようにした育苗容器
    の土供給および並べ装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3において、前記
    移送台4は前記ホッパー17に着脱自在に取付け、ホッ
    パー17より取り外して向きを変更することにより移送
    方向を正逆反転するように構成した育苗容器の土供給お
    よび並べ装置。
  5. 【請求項5】 請求項2または請求項3または請求項4
    において、前記バケットコンベア5の上部に設けた誘導
    樋25は、誘導部28の両側に対称状に接続部27を設
    けて着脱自在に構成し、もって、誘導樋25の誘導方向
    を移送台4の移送方向の始端部側に向くように付け替え
    る育苗容器の土供給および並べ装置。
  6. 【請求項6】 請求項2または請求項3または請求項4
    または請求項5において、前記ホッパー17とバケット
    コンベア5と移送台4とにより土供給装置1を構成し、
    該土供給装置1は上下機構58により上下する支持台5
    9を設けて走行可能なリフタ付き走行台車55に搭載し
    た育苗容器の土供給および並べ装置。
  7. 【請求項7】 請求項2または請求項3または請求項4
    または請求項5または請求項6において、前記ホッパー
    17は前記移送台4の下方に位置して落下する土を受け
    入れる回収部20と、移送台4とは重合せず土を張り込
    む張込部21とにより構成し、前記張込部21には網等
    により構成した異物除去体29を設けた育苗容器の土供
    給および並べ装置。
  8. 【請求項8】 請求項2または請求項3または請求項4
    または請求項5または請求項6または請求項7におい
    て、前記移送台4には、前記育苗容器2の上面より高い
    縦板により形成され前記育苗容器2を案内するガイド兼
    起立部材36と、前記育苗容器2の上面側を摺接するス
    クレーパ31とを設け、該スクレーパ31の移送方向前
    側には前記育苗容器2に供給した土の上面を掃く回転ブ
    ラシ33を設けた育苗容器の土供給および並べ装置。
JP11136211A 1999-05-17 1999-05-17 育苗容器の土供給および並べ方法とその装置 Withdrawn JP2000324954A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013179896A (ja) * 2012-03-02 2013-09-12 Suzutec Co Ltd 育苗ポット用土供給方法および育苗ポット用土供給装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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