JP2000326093A - 熱切断加工装置 - Google Patents

熱切断加工装置

Info

Publication number
JP2000326093A
JP2000326093A JP11140181A JP14018199A JP2000326093A JP 2000326093 A JP2000326093 A JP 2000326093A JP 11140181 A JP11140181 A JP 11140181A JP 14018199 A JP14018199 A JP 14018199A JP 2000326093 A JP2000326093 A JP 2000326093A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
backlash
carriage
gear
drive unit
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11140181A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiharu Komizo
芳春 小溝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP11140181A priority Critical patent/JP2000326093A/ja
Publication of JP2000326093A publication Critical patent/JP2000326093A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laser Beam Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ギャ駆動部を備えた熱切断加工装置におい
て、切断モードと送りモードによってギャ駆動部におけ
るバックラッシの設定を切り替えることにより、切断部
分を安定させて品質の向上を図り、併せてギャ駆動部の
長寿命化を図ることにある。 【解決手段】 ギャ駆動部2を備え、前後方向に移動可
能なキャリッジ1と該キャリッジ12上で左右方向に移
動可能な加工ヘッド6により、ワークWを切断する切断
モードに基づく動作と、加工ヘッド6をワークW上の所
定の加工点まで送る送りモードに基づく動作をそれぞれ
行い、切断モードの場合にはギャ駆動部2におけるバッ
クラッシを小さく設定し、送りモードの場合にはギャ駆
動部2におけるバックラッシを適正に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱切断加工装置、特
にギャ駆動部を備えたレーザ加工機やプラズマ加工機な
どにおいて、切断モードと送りモードによってギャ駆動
部におけるバックラッシの設定を切り替えることによ
り、切断部分の品質の向上を図り、併せてギャ駆動部の
長寿命化を図るようにした熱切断加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、レーザ加工機やプラズマ加工
機などの熱切断加工装置においては、ラックギャ4と
(図10(A))ピニオンギャ3から成るギャ駆動部2
が設けられている。
【0003】このギャ駆動部2により、キャリッジ1を
(図10(A))前後方向に(X軸方向)移動させると
共に、該キャリッジ1上で加工ヘッド6を左右方向に
(Y軸方向)移動させることにより、加工ヘッド6から
レーザビームやプラズマビームをワークWに照射し、該
ワークWを切断加工するようになっている。
【0004】この場合、前記ギャ駆動部2におけるラッ
クギャ4とピニオンギャ3間のバックラッシを調整する
手段としては、従来は、図10(A)と図10(B)に
示すものがある。
【0005】図10(A)は、ラックギャ4とピニオン
ギャ3の噛み合い距離を調整するものであり、図示する
L又はMを調整する。
【0006】例えば、L又はMを大きくすれば、バック
ラッシは大きくなり、逆にL又はMを小さくすれば、バ
ックラッシは小さくなる。
【0007】また、図10(B)は、ピニオンギャ3を
第1ピニオンギャ3Aと第2ピニオンギャ3Bの2枚で
構成し、この2枚のピニオンギャの位置を相対的にずら
すものである。
【0008】例えば、第1ピニオンギャ3Aと第2ピニ
オンギャ3Bに長穴50を形成しておいて(図10
(B)の右図)、ボルト51をねじ込み、一旦ボルト5
1を緩めて両者3Aと3Bの角度位置をずらし、バック
ラッシを大きくしたり小さくしたりした後、ボルト51
を締める。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
技術により(図10(A)、図10(B))、ギャ駆動
部2におけるバックラッシを大きく設定した場合には、
次のような課題がある。
【0010】即ち、熱切断加工装置においては、既述し
たように、キャリッジ1を(図10(A))X軸方向
に、また加工ヘッド6を該キャリッジ1上でY軸方向に
それぞれ移動させながらワークWを切断加工する。
【0011】この場合、キャリッジ1のX軸方向の速度
と、加工ヘッド6のY軸方向の速度との整合性がとられ
ており、円のような連続した切断部分が形成される。
【0012】例えば、図11(A)において、加工点a
からbまでは、キャリッジ1が前方に(+X軸方向)、
加工ヘッド6が左方に(−Y軸方向)それぞれ移動し、
加工点cからdまでは、キャリッジ1が後方に(−X軸
方向)、加工ヘッド6が左方にそれぞれ移動するが、キ
ャリッジ1と加工ヘッド6と速度の整合性が保持されて
いるので、円弧状の連続した切断部分R1、R2が形成
される。
【0013】しかし、加工点bにおいて、キャリッジ1
が前方から(+X軸方向)後方に(−X軸方向)反転す
る。
【0014】従って、ラックギャ4とピニオンギャ3間
のバックラッシが大きいと、反転した(図11(A)の
加工点b)瞬間の該キャリッジ1の初速度が、加工ヘッ
ド6の左方への速度に比べて極端に早くなったり、ピニ
オンギャ3がラックギャ4と噛み合わずに空転するなど
の現象が起きる。
【0015】このため、加工点bからcまでは、キャリ
ッジ1と加工ヘッド6の速度の整合性が無くなり、図1
1(A)に示すように、ワークW上には、段差G状の切
断部分が形成される。
【0016】その結果、例えば、ワークW上にこのよう
な段差Gを伴ったボルト穴を形成した場合には、この段
差G部分が切欠部となり、ボルトをねじ込んだときに切
欠部に応力が集中して破壊される。
【0017】また、例えば、図11(B)に示すよう
に、加工点aでピアス加工を行ってから加工点bまで
は、キャリッジ1を後方に直進させることにより、直線
状の切断部分を形成し、加工点bからcまでは、キャリ
ッジ1を同じく後方へ加工ヘッド6を左方から右方へ移
動させることにより、円弧状の切断部分R3を形成す
る。
【0018】ところが、加工点cにおいて、キャリッジ
1が後方から前方に反転する。
【0019】従って、ラックギャ4とピニオンギャ3間
のバックラッシが大きいと、既述したのと同様の現象が
起きて、加工点cからdまでは、図11(B)に示すよ
うに、ワークW上には、段差G状の切断部分が形成され
る。
【0020】従って、加工点dからeまで、キャリッジ
1が前方に加工ヘッド6が右方から左方へ移動すること
により、円弧状の連続した切断部分R4が形成されて
も、参照符号Fで示すように、該切断部分R4は、その
前の切断部分R3とずれてしまう。
【0021】即ち、キャリッジ1が反転したときに形成
される段差G状の切断部分のために(図11(B))、
切断部分R4と切断部分R3とは繋がらず、所望の閉鎖
した切断部分は形成されない。
【0022】更に、上述した従来技術により(図10
(A)、図10(B))、ギャ駆動部2におけるバック
ラッシを小さく設定した場合には、ラックギャ4とピニ
オンギャ3の歯面が異常に磨耗したり、異音、熱などが
発生する。
【0023】この結果、ギャ駆動部2が寿命が短くなる
という弊害がある。
【0024】即ち、従来の熱切断加工装置に使用されて
いるバックラッシ調整手段では(図10)、一旦バック
ラッシを設定すると以降は切り替えることができず、バ
ックラッシを大きく設定した場合には、切断部分に段差
Gが形成されたり(図11(A)、図11(B))、こ
の段差Gのために2つの切断部分R3、R4が繋がらな
かったりして(図11(B)の参照符号F)、不安定に
なり、品質が低下し、バックラッシを小さく設定した場
合には、異常磨耗等により、ギャ駆動部2の寿命が短く
なる。
【0025】本発明の目的は、ギャ駆動部を備えた熱切
断加工装置において、切断モードと送りモードによって
ギャ駆動部におけるバックラッシの設定を切り替えるこ
とにより、切断部分を安定させて品質の向上を図り、併
せてギャ駆動部の長寿命化を図ることにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、図1〜図9に示すように、(A)ギャ駆
動部2を備え、前後方向に移動可能なキャリッジ1と該
キャリッジ12上で左右方向に移動可能な加工ヘッド6
により、ワークWを切断する切断モードに基づく動作
と、加工ヘッド6をワークW上の所定の加工点まで送る
送りモードに基づく動作をそれぞれ行い、(B)切断モ
ードの場合にはギャ駆動部2におけるバックラッシを小
さく設定し、送りモードの場合にはギャ駆動部2におけ
るバックラッシを適正に設定するという技術的手段を講
じている。
【0027】従って、本発明の構成によれば、切断モー
ドの(例えば図8(C))場合にはギャ駆動部2におけ
るバックラッシを小さく設定するので(図8(A))、
キャリッジ1が(図8(B))反転しても(例えば図8
(C)の加工点b)、段差Gは(図11)生じずに切断
部分R5、R6は(図8(C))安定して品質が向上す
る。
【0028】また、前記切断モードでバックラッシを小
さく設定しても(図8(A))、切断中のピニオンギャ
3の(図8(B))の回転数は低くいので、異常磨耗な
どはなく、更に送りモードで(図9(C))現在の加工
点K1から次の加工点K2までの加工ヘッド6の(図9
(B))送り時間を節約するためにピニオンギャ3の回
転数を早くしても、バックラッシを適正に設定してある
ので(図9(A))、異常磨耗などはなく、いずれもの
場合もギャ駆動部2の長寿命化を図ることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、実施の形態によ
り添付図面を参照して、説明する。
【0030】図1は本発明の実施形態の全体図であり、
図示する例は、レーザ加工機やプラズマ加工機などの熱
切断加工装置である。
【0031】熱切断加工装置は、ワークWを戴置する加
工テーブル9を有し、該加工テーブル9の両側には、そ
れと同じY軸方向の長さの移動ベース13とY軸レール
10が設けられている。
【0032】これら移動ベース13、加工テーブル9及
びY軸レール10を跨がって、Y軸方向に延びるキャリ
ッジ1が設けられている。
【0033】上記キャリッジ1の一方は、移動ベース1
3上に敷設されたX軸ガイド12に、他方は、車輪11
を介してY軸レール10にそれぞれ滑り結合している。
【0034】移動ベース13の側面には、ラックギャ4
が設けられ、該ラックギャ4には、キャリッジ1に取り
付けられたX軸モータMxで回転するピニオンギャ3が
噛み合い、これにより後述するギャ駆動部2が構成され
ている(図1〜図7)。
【0035】また、キャリッジ1の前面には、Y軸ガイ
ド7が敷設され、該Y軸ガイド7には、Y軸スライダ5
が滑り結合し、該Y軸スライダ5には、加工ヘッド6が
取り付けられている。
【0036】キャリッジ1の上面には、Y軸モータMy
で回転するボールねじ8が設けられ、該ボールねじ8に
は、前記加工ヘッド6のY軸スライダ5が螺合してい
る。
【0037】この構成により、X軸モータMxを駆動す
ることにより、キャリッジ1をX軸方向へ、Y軸モータ
Myを駆動することにより、該キャリッジ1上で加工ヘ
ッド6をY軸方向へそれぞれ移動させ、後述する切断モ
ードや(図8)、送りモードに(図9)基づいた動作が
それぞれ行われる。
【0038】例えば、図3において、加工ヘッド6から
レーザビーム又はプラズマビームを照射してワークWに
切断加工を施し、円形の切断部分Rを形成する場合に
は、次のような切断モードに基づく動作が行われる。
【0039】即ち、加工点aからbまでは、キャリッジ
1を後方へ(−X軸方向)加工ヘッド6を左方へ(−Y
軸方向)それぞれ移動させ、加工点bからcまでは、キ
ャリッジ1を同じく後方へ加工ヘッド6を右方へ(+Y
軸方向)それぞれ移動させる。
【0040】また、加工点cからdまでは、キャリッジ
1を前方へ(+X軸方向)加工ヘッド6を右方へそれぞ
れ移動させ、加工点dからaまでは、キャリッジ1を同
じく前方へ加工ヘッド6を左方へそれぞれ移動させる。
【0041】この場合、上記加工点cにおいて(図
3)、キャリッジ1はその前の後方から前方へ反転する
が、切断モードでは(図8)、予めラックギャ4とピニ
オンギャ3間のバックラッシを(図8(A))小さく設
定しておくので、切断部分Rは段差などが生じず(図
3)極めて安定した円形となり、品質の向上を図ること
ができる。
【0042】また、この切断モードでは、ピニオンギャ
3の回転数は少ないので、異常磨耗などは無く、ギャ駆
動部2の長寿命化を図ることができる。
【0043】一方、図3において、加工ヘッド6をワー
クW上の加工点K1から次の加工点K2まで送る場合に
は、次のような送りモードに基づく動作が行われる。
【0044】即ち、その前の工程における加工ヘッド6
の最後の位置が、ワークW上の加工点K1であるとす
る。
【0045】この状態から、キャリッジ1を後方へ(−
X軸方向)加工ヘッド6を左方へ(−Y軸方向)それぞ
れ移動させると、加工ヘッド6は、次の加工点K2へ送
られる。
【0046】この場合、加工点K1からK2までの加工
ヘッド6の送り時間を節約することが好ましい。
【0047】従って、そのためにピニオンギャ3の回転
数を早くするが、送りモードでは(図9)、予めラック
ギャ4とピニオンギャ3間のバックラッシを(図9
(A))適正に設定しておくので、異常磨耗などは無
く、ギャ駆動部2の長寿命化を図ることができる。
【0048】ギャ駆動部2の詳細は、図4に示されてい
る。
【0049】図4において、ギャ駆動部2は、前記ラッ
クギャ4とピニオンギャ3、及びピニオンギャ3を回転
させるX軸モータMxを有し、X軸モータMxのモータ
プレート14がエアシリンダ17により上下動し、ラッ
クギャ4とピニオンギャ3間のバックラッシを調整する
ようになっている。
【0050】即ち、NC30が(図1)、切断モードと
判断した場合には、エアシリンダ17を制御して(制御
信号S1)、モータプレート14を上昇させX軸モータ
Mxに結合したピニオンギャ3をラックギャ4に接近さ
せて(図8(A))バックラッシを小さく設定する。
【0051】その後、NC30は(図1)、X軸モータ
Mxと(制御信号S2)Y軸モータMyを(制御信号S
3)制御してキャリッジ1をX軸方向に加工ヘッド6を
Y軸方向へ移動させると共に、加工ヘッド6を制御し
(制御信号S4)、ワークWの切断加工を行う(図8
(C)、図8(D))。
【0052】また、NC30が(図1)、送りモードと
判断した場合には、エアシリンダ17を制御して(制御
信号S1)、モータプレート14を降下させX軸モータ
Mxに結合したピニオンギャ3をラックギャ4から離反
させて(図9(A))バックラッシを適正に設定する。
【0053】その後、NC30は(図1)、X軸モータ
Mxと(制御信号S2)Y軸モータMyを(制御信号S
3)制御し、キャリッジ1をX軸方向に加工ヘッド6を
Y軸方向へ移動させることにより、加工ヘッド6をワー
クW上の一方の加工点K1から他方の加工点K2へ送る
(図9(C))。
【0054】上記X軸モータMxのモータプレート14
は(図4)、キャリッジ1に固定したブラケット15に
Z軸ガイド20を介して滑り結合し、該モータプレート
14には、ブラケット15に取り付けられたエアシリン
ダ17のピストンロッド18が結合している。
【0055】上記ブラケット15には、開口部16が形
成され、該開口部16には、X軸モータMxの回転軸1
9が貫通しており、該回転軸19には、前記ピニオンギ
ャ3が取り付けられている。
【0056】この場合、X軸モータMxの回転軸19の
径よりも、開口部16の径の方が大きく、これにより、
エアシリンダ17によりモータプレート14が上下動す
ると、該回転軸19も、開口部16内で上下動するよう
になっている。
【0057】また、エアシリンダ17のピストンロッド
18には、ボルト25が(図4、図5(A))螺合して
おり、モータプレート14を上昇させラックギャ4とピ
ニオンギャ3間のバックラッシを小さく設定する場合に
は(図8(A))、このボルト25により微調整をす
る。
【0058】更に、ブラケット15の下方には、ストッ
パ24が(図4)設けられ、モータプレート14を降下
させラックギャ4とピニオンギャ3間のバックラッシを
適正に設定する場合には(図9(A))、該モータプレ
ート14がこのストッパ24の位置で停止するようにな
っている。
【0059】図6は、ギャ駆動部2の他の実施形態を示
す図であり、図4とは、モータプレート14をL字型に
形成し、このL字型モータプレート14を垂直板22に
取り付けられたヒンジピン23に支持させた点が異な
る。
【0060】この構成により、ブラケット15に取り付
けたエアシリンダ17により、L字型モータプレート1
4が上下方向に揺動して、ラックギャ4とピニオンギャ
3間のバックラッシを調整するようになっている。
【0061】また、図4とは異なり、上記L字型モータ
プレート14が揺動することから、エアシリンダ17の
ピストンロッド18がヒンジピン24を介して該L字型
モータプレート14に結合されていると共に、エアシリ
ンダ17も、ヒンジピン25を介してブラケット15に
取り付けられ、バックラッシの調整動作が円滑に行われ
るようになっている。
【0062】しかし、この図6の場合も、ブラケット1
5には開口部16が形成され、X軸モータMxの回転軸
19の径よりも、該開口部16の径の方が大きく、エア
シリンダ17によりL字型モータプレート14が揺動す
ると、回転軸19も、開口部16内で揺動するようにな
っている。
【0063】以下、前記構成を有する本発明の動作を説
明する。
【0064】(1)切断モードの場合の動作(図8)。
【0065】切断モードの場合には、エアシリンダ17
(図1)によりモータプレート14を上昇させ、ピニオ
ンギャ3をラックギャ4に接近させることにより(図8
(A))、ギャ駆動部2におけるバックラッシを小さく
設定する。
【0066】この状態で、例えばキャリッジ1を前方に
(+X軸方向)、加工ヘッド6を左方に(−Y軸方向)
それぞれ移動させ(図8(B))、ワークW上において
(図8(C))加工点aからbまで切断部分R5を形成
する。
【0067】次に、加工点bにおいて(図8(C))、
キャリッジ1を反転して後方に(−X軸方向)、加工ヘ
ッド6を同じく左方にそれぞれ移動させ、ワークW上に
おいて(図8(C))加工点bからcまで切断部分R5
を形成する。
【0068】この場合、本発明によれば、前記したよう
に、ギャ駆動部2におけるバックラッシが小さく設定さ
れているので(図8(A))、加工点bで(図8
(C))キャリッジ1が反転しても、切断部分R5、R
6に段差などが発生せず、極めて安定し品質の向上を図
ることができる。
【0069】また、バックラッシを小さく設定した状態
で(図8(A))、加工点aで(図8(D))ピアス加
工を行ってから加工点bまでは、キャリッジ1を後方に
直進させることにより、直線状の切断部分を形成し、加
工点bからcまでは、キャリッジ1を同じく後方へ加工
ヘッド6を左方から右方へ移動させることにより、円弧
状の切断部分R7を形成する。
【0070】そして、加工点cにおいて、キャリッジ1
が後方から前方に反転した後、加工点cから元のbまで
は、該キャリッジ1が前方に加工ヘッド6が右方から左
方へ移動することにより、円弧状の連続した切断部分R
8を形成する。
【0071】この場合、本発明によれば、前記したよう
に、ギャ駆動部2におけるバックラッシが小さく設定さ
れているので(図8(A))、加工点cで(図8
(D))キャリッジ1が反転しても、そこで段差などが
発生せず、切断部分R7、R8は繋がって閉鎖した切断
部分が形成される。
【0072】従って、この点でも、切断部分R7、R8
は(図8(D))安定して品質の向上を図ることができ
る。
【0073】更に、切断モードの場合には(図8
(A))、切断中のピニオンギャ3の(図8(B))の
回転数は低くいので、異常磨耗などはなく、ギャ駆動部
2の長寿命化を図ることができる。
【0074】例えば、ワークWの(図8(C)、図8
(D))切断速度が2m/minでピニオンギャ3の
(図8(B))の径が127.32mm(1回転400
mm)のとき、該ピニオンギャ3の回転数は、2000
÷400=5rpmである。
【0075】(2)送りモードの場合の動作(図9)。
【0076】送りモードの場合には、エアシリンダ17
(図1)によりモータプレート14を降下させ、ピニオ
ンギャ3をラックギャ4から離反させることにより(図
9(A))、ギャ駆動部2におけるバックラッシを適正
に設定する。
【0077】この状態で、例えばキャリッジ1を前方に
(+X軸方向)、加工ヘッド6を左方に(−Y軸方向)
それぞれ移動させ(図9(B))、該加工ヘッド6を、
ワークW上の(図9(C))現在の加工点K1から次の
加工点K2まで送る。
【0078】この場合、加工点K1からK2までの加工
ヘッド6の送り時間を節約するために、ピニオンギャ3
の(図9(B))回転数を早くする。
【0079】例えば、加工ヘッド6の(図9(B))送
り速度が80m/minで、ピニオンギャ3の(図9
(B))の径が127.32mm(1回転400mm)
のとき、該ピニオンギャ3の回転数は、80000÷4
00=200rpmである。
【0080】しかし、この送りモードでは(図9)、既
述したように(図9(A))、バックラッシを適正に設
定してあるので、ピニオンギャ3の回転数が前記のよう
に早くても、異常磨耗などは無く、ギャ駆動部2の長寿
命化を図ることができる。
【0081】
【発明の効果】上記のとおり、本発明によれば、切断モ
ードの場合にはギャ駆動部におけるバックラッシを小さ
く設定し、送りモードの場合にはギャ駆動部におけるバ
ックラッシを適正に設定するように構成した。
【0082】従って、切断モードの場合には、ギャ駆動
部におけるバックラッシを小さく設定するので、キャリ
ッジ1が反転しても、ワーク上の切断部分には、段差な
どが生じずに該切断部分は安定して品質が向上するとい
う効果がある。
【0083】また、前記切断モードでバックラッシを小
さく設定しても、切断中のピニオンギャの回転数は低く
いので、異常磨耗などはなく、更に送りモードで現在の
加工点から次の加工点までの加工ヘッドの送り時間を節
約するためにピニオンギャの回転数を早くしても、バッ
クラッシを適正に設定してあるので、異常磨耗などはな
く、いずれもの場合もギャ駆動部の長寿命化を図るとい
う効果がある。
【0084】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す全体図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】本発明を構成するギャ駆動部2の実施形態を示
す図である。
【図5】図1の正面図と平面図である。
【図6】本発明を構成するギャ駆動部2の他の実施形態
を示す図である。
【図7】図1の側面図と平面図である。
【図8】本発明による切断モードの場合の動作説明図で
ある。
【図9】本発明による送りモードの場合の動作説明図で
ある。
【図10】従来技術の構成を説明する図である。
【図11】従来技術の課題を説明する図である。
【符号の説明】
1 キャリッジ 2 ギャ駆動部 3 ピニオンギャ 4 ラックギャ 5 Y軸スライダ 6 加工ヘッド 7 Y軸ガイド 8 Y軸ボールねじ 9 加工テーブル 10 Y軸レール 11 車輪 12 X軸ガイド 13 移動ベース 14 モータプレート 15 ブラケット 16 開口部 17 エアシリンダ 18 ピストンロッド 19 回転軸 20 Z軸ガイド W ワーク

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ギャ駆動部を備え、前後方向に移動可能
    なキャリッジと該キャリッジ上で左右方向に移動可能な
    加工ヘッドにより、ワークを切断する切断モードに基づ
    く動作と、加工ヘッドをワークW上の所定の加工点まで
    送る送りモードに基づく動作をそれぞれ行い、切断モー
    ドの場合にはギャ駆動部におけるバックラッシを小さく
    設定し、送りモードの場合にはギャ駆動部におけるバッ
    クラッシを適正に設定することを特徴とする熱切断加工
    装置。
  2. 【請求項2】 上記ギャ駆動部が、加工テーブルの側方
    の移動ベースに設けられたラックギャ、該ラックギャと
    噛み合うピニオンギャ、及びピニオンギャを回転させる
    X軸モータを有し、X軸モータのモータプレートが、ブ
    ラケットを介してキャリッジに取り付けられたシリンダ
    に結合し、ラックギャとピニオンギャ間のバックラッシ
    を小さく設定する場合には、シリンダによりモータプレ
    ートを上昇させ、バックラッシを適正に設定する場合に
    は、シリンダによりモータプレートを降下させる請求項
    1記載の熱切断加工装置。
  3. 【請求項3】 上記ブラケットには開口部が形成され、
    X軸モータの回転軸が該開口部を貫通し、該開口部の径
    は、回転軸の径よりも大きい請求項2記載の熱切断加工
    装置。
  4. 【請求項4】 上記モータプレートがブラケット上に敷
    設されたZ軸ガイドに滑り結合し、シリンダによりZ軸
    ガイド上を上下動するようになっており、該シリンダの
    ピストンロッドにはバックラッシ微調整用ボルトが螺合
    していると共に、Z軸ガイドの下部近傍には、モータプ
    レート停止用のストッパが設けられている請求項2記載
    の熱切断加工装置。
  5. 【請求項5】 上記モータプレートがL字型に形成さ
    れ、該L字型モータプレートはヒンジピンに支持され、
    シリンダにより上下方向に揺動するようになっており、
    シリンダのピストンロッドがヒンジピンを介してL字型
    モータプレートに、シリンダがヒンジピンを介してブラ
    ケットにそれぞれ取り付けられている請求項2記載の熱
    切断加工装置。
JP11140181A 1999-05-20 1999-05-20 熱切断加工装置 Pending JP2000326093A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11140181A JP2000326093A (ja) 1999-05-20 1999-05-20 熱切断加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11140181A JP2000326093A (ja) 1999-05-20 1999-05-20 熱切断加工装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000326093A true JP2000326093A (ja) 2000-11-28

Family

ID=15262792

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11140181A Pending JP2000326093A (ja) 1999-05-20 1999-05-20 熱切断加工装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000326093A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101920374A (zh) * 2010-09-27 2010-12-22 无锡华联科技集团有限公司 五轴钢管相贯线切割机限位转换机构
CN104384963A (zh) * 2014-11-18 2015-03-04 无锡恒富科技有限公司 数控切割机的工件装夹装置
CN107649791A (zh) * 2017-11-16 2018-02-02 绍兴上虞威拓机械电子有限公司 一种可调节切割路径的数控激光切割机
CN108972117A (zh) * 2018-08-16 2018-12-11 上海永明机械制造有限公司 一种金属面绝热夹芯板连续生产线的同步切割装置及方法
CN112775704A (zh) * 2021-02-25 2021-05-11 李扬 一种易于清理铁屑的气动钻床

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101920374A (zh) * 2010-09-27 2010-12-22 无锡华联科技集团有限公司 五轴钢管相贯线切割机限位转换机构
CN101920374B (zh) * 2010-09-27 2012-01-25 无锡华联科技集团有限公司 五轴钢管相贯线切割机限位转换机构
CN104384963A (zh) * 2014-11-18 2015-03-04 无锡恒富科技有限公司 数控切割机的工件装夹装置
CN107649791A (zh) * 2017-11-16 2018-02-02 绍兴上虞威拓机械电子有限公司 一种可调节切割路径的数控激光切割机
CN107649791B (zh) * 2017-11-16 2019-04-02 唐山市利众精密制造有限公司 一种可调节切割路径的数控激光切割机
CN108972117A (zh) * 2018-08-16 2018-12-11 上海永明机械制造有限公司 一种金属面绝热夹芯板连续生产线的同步切割装置及方法
CN112775704A (zh) * 2021-02-25 2021-05-11 李扬 一种易于清理铁屑的气动钻床

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2292361B1 (en) A cutting head with rotation or swivel movement and tilting movement of the cutting head holder
US9687933B2 (en) Cutting head
AU2012261604B2 (en) A Cutting Head
KR100847069B1 (ko) 절단대상물의 자동 절단을 위한 프라즈마 절단장치
US20240116130A1 (en) Friction stir welding device and friction stir welding method
JP2000326093A (ja) 熱切断加工装置
KR102602751B1 (ko) 공작 기계
TWI415705B (zh) 加工控制裝置及雷射加工裝置
JPH01316112A (ja) V字形状溝加工機
JP2017159403A (ja) 工作機械のチルト装置
CN216993718U (zh) 自动点钻机
JP7084906B2 (ja) 工作機械及び工作機械の制御方法
CN213497085U (zh) 一种自动回转的tig焊接机头调节装置
JP2000042854A (ja) 自動工具の駆動装置
JP3887490B2 (ja) 板材加工機の刃物位置決め装置
KR20040056762A (ko) 4축기구부 로봇 용접장치 및 이를 이용한 한쪽 또는 양쪽끝단부가 막혀있는 모재 용접방법
JPWO2019102561A1 (ja) 工作機械
JP2009142971A (ja) 旋回可能な可動部を備えた工作機械
JP2743673B2 (ja) 三次元レーザ加工装置
CN115572969B (zh) 一种激光熔覆设备及其控制方法
JPH07266310A (ja) 木造建築材のほぞ加工装置
JPH10113821A (ja) 歯車シェービング盤
JP4625898B2 (ja) 加工設備
JP7208436B1 (ja) 溝加工機および溝加工方法
WO2023017751A1 (ja) 速度調整装置