JP2000326324A - ワイヤソーによる切断方法 - Google Patents
ワイヤソーによる切断方法Info
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Landscapes
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 切断終了後のワイヤ抜きに伴う能率低下とソ
ーマークの発生を防止する。 【解決手段】 水平方向に並列する複数本のワイヤ13
a,13a・・でワーク30を切断する際に、ワーク3
0をダミー材23を介してワーク保持部材22に取り付
ける。ダミー材23の裏側に、ワーク幅より広い幅の空
間24を形成し、複数本のワイヤ13a,13a・・が
この空間24に到達するまで、切断を行う。切断終了と
同時にワーク保持部材22から分離するため、ワイヤ抜
きが不要になる。
ーマークの発生を防止する。 【解決手段】 水平方向に並列する複数本のワイヤ13
a,13a・・でワーク30を切断する際に、ワーク3
0をダミー材23を介してワーク保持部材22に取り付
ける。ダミー材23の裏側に、ワーク幅より広い幅の空
間24を形成し、複数本のワイヤ13a,13a・・が
この空間24に到達するまで、切断を行う。切断終了と
同時にワーク保持部材22から分離するため、ワイヤ抜
きが不要になる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はワイヤソーによる切
断方法に関する。
断方法に関する。
【0002】
【従来の技術】シリコン単結晶やセラミックなどから薄
板であるウエーハへの切り出しなどには、従来よりワイ
ヤソーが使用されている。ワイヤソーによる切断では、
図7に示すように、水平方向に並列する複数本のワイヤ
1,1・・に対し、ワーク2を昇降(通常は下降)させ
ることにより、ワーク2が複数枚の薄板であるウエーハ
に切断される。切断は、ワイヤ1,1・・を一方向に走
行させるか、往復動を繰り返することにより行われる。
板であるウエーハへの切り出しなどには、従来よりワイ
ヤソーが使用されている。ワイヤソーによる切断では、
図7に示すように、水平方向に並列する複数本のワイヤ
1,1・・に対し、ワーク2を昇降(通常は下降)させ
ることにより、ワーク2が複数枚の薄板であるウエーハ
に切断される。切断は、ワイヤ1,1・・を一方向に走
行させるか、往復動を繰り返することにより行われる。
【0003】このようなワイヤソーによる切断では、ワ
イヤ1,1・・が加工負荷により撓む。この撓みを吸収
するために、ワーク2をダミー材4を介してワーク保持
部材5に固定し、ワイヤ1,1・・の最も撓んだ部分が
ダミー材4に達するまで切断を続けることが行われる。
ここで、ダミー材4はワーク2の裏面(切断終了側の
面)に接着され、ワーク保持部材5に対しては接着又は
ボルト止めにより固定される。
イヤ1,1・・が加工負荷により撓む。この撓みを吸収
するために、ワーク2をダミー材4を介してワーク保持
部材5に固定し、ワイヤ1,1・・の最も撓んだ部分が
ダミー材4に達するまで切断を続けることが行われる。
ここで、ダミー材4はワーク2の裏面(切断終了側の
面)に接着され、ワーク保持部材5に対しては接着又は
ボルト止めにより固定される。
【0004】ダミー材4の使用により、ワイヤ1,1・
・の撓みに関係なくワーク2の切り残しが防止される
が、一方で切断終了時にワイヤ1,1・・がダミー材4
内に残り、そのダミー材4を介して切断後のワーク2が
保持部材5に固定され続ける。このため、ダミー材4内
に残るワイヤ1,1・・を抜き取る操作が、切断後のワ
ークの取り外しのために必要となる。
・の撓みに関係なくワーク2の切り残しが防止される
が、一方で切断終了時にワイヤ1,1・・がダミー材4
内に残り、そのダミー材4を介して切断後のワーク2が
保持部材5に固定され続ける。このため、ダミー材4内
に残るワイヤ1,1・・を抜き取る操作が、切断後のワ
ークの取り外しのために必要となる。
【0005】従来、ワーク取り外しのためのワイヤ抜き
取り方法としては、ワイヤを意図的に切る方法と、ワイ
ヤ1,1・・を元の位置まで戻す所謂ワイヤ抜きとが知
られているが、ワイヤを意図的に切る方法はワイヤの巻
き直しを必要とするため、現在はワイヤ抜きが多用され
ている。
取り方法としては、ワイヤを意図的に切る方法と、ワイ
ヤ1,1・・を元の位置まで戻す所謂ワイヤ抜きとが知
られているが、ワイヤを意図的に切る方法はワイヤの巻
き直しを必要とするため、現在はワイヤ抜きが多用され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ワイヤソーによる切断には、このワイヤ抜きに関連して
以下の問題がある。
ワイヤソーによる切断には、このワイヤ抜きに関連して
以下の問題がある。
【0007】ワイヤ抜きは、ワイヤ1,1・・を走行さ
せた状態で切断後のワーク2を切断時と逆方向に昇降
(通常は上昇)させることにより行われるが、このと
き、ワーク2は複数枚の薄板になっているため、砥液の
表面張力や砥粒で密着することがあり、薄板同士が密着
すると、ワイヤ1,1・・は抜けなくなる。このような
状態でワーク2の昇降を続けると、薄板の表面に筋疵が
入る。これをソーマークと呼び、顕著なときは数十ミク
ロンも削り取られた状態になる。
せた状態で切断後のワーク2を切断時と逆方向に昇降
(通常は上昇)させることにより行われるが、このと
き、ワーク2は複数枚の薄板になっているため、砥液の
表面張力や砥粒で密着することがあり、薄板同士が密着
すると、ワイヤ1,1・・は抜けなくなる。このような
状態でワーク2の昇降を続けると、薄板の表面に筋疵が
入る。これをソーマークと呼び、顕著なときは数十ミク
ロンも削り取られた状態になる。
【0008】このため、ワイヤ1,1・・が抜けないと
きには一旦ワーク2の昇降を停止して、ワイヤ1,1・
・が揃うのを待つか、ワーク2の昇降送りを逆にしてワ
イヤ1,1・・のレベルを揃えるかして、ワイヤ抜きを
再開するようにしているが、手間や時間がかかる操作で
あることには変わりなく、これよる作業能率の低下やソ
ーマークの発生が問題になっている。
きには一旦ワーク2の昇降を停止して、ワイヤ1,1・
・が揃うのを待つか、ワーク2の昇降送りを逆にしてワ
イヤ1,1・・のレベルを揃えるかして、ワイヤ抜きを
再開するようにしているが、手間や時間がかかる操作で
あることには変わりなく、これよる作業能率の低下やソ
ーマークの発生が問題になっている。
【0009】また、このような操作を行ってもワイヤ
1,1・・が揃わないことがあり、そのまま操作を続け
るとワイヤ1,1・・が切れることがあり、ワイヤ1,
1・・が切れるような場合はひどいソーマークが発生
し、製品として使用不可能になるものも発生する。この
ため、ワイヤ1,1・・を意図的に切って取り出すこと
もある。
1,1・・が揃わないことがあり、そのまま操作を続け
るとワイヤ1,1・・が切れることがあり、ワイヤ1,
1・・が切れるような場合はひどいソーマークが発生
し、製品として使用不可能になるものも発生する。この
ため、ワイヤ1,1・・を意図的に切って取り出すこと
もある。
【0010】いずれにしても、従来のワイヤソーによる
切断では、切断後のワークを取り出すためにワイヤ抜き
が必要であり、そのワイヤ抜きによるソーマークの発生
と作業能率の低下が大きな問題となっている。
切断では、切断後のワークを取り出すためにワイヤ抜き
が必要であり、そのワイヤ抜きによるソーマークの発生
と作業能率の低下が大きな問題となっている。
【0011】本発明の目的は、切断後のワークを迅速に
取り出することができ、しかも、そのワークに機械的な
ダメージを与えるおそれがないワイヤソーによる切断方
法を提供することにある。
取り出することができ、しかも、そのワークに機械的な
ダメージを与えるおそれがないワイヤソーによる切断方
法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のワイヤソーによる切断方法は、並列する複
数本のワイヤによりワークを複数枚の薄板に切断する際
に、ワークの切断終了側の面にダミー材を接合すると共
に、そのダミー材を、少なくともワークの切断部分の横
幅に相当する部分に空間を残してワーク保持部材に固定
し、並列する複数本のワイヤが前記空間に達するまで切
断を行うことにより、切断終了時に複数枚の薄板を前記
ワーク保持部材から分離するものである。
に、本発明のワイヤソーによる切断方法は、並列する複
数本のワイヤによりワークを複数枚の薄板に切断する際
に、ワークの切断終了側の面にダミー材を接合すると共
に、そのダミー材を、少なくともワークの切断部分の横
幅に相当する部分に空間を残してワーク保持部材に固定
し、並列する複数本のワイヤが前記空間に達するまで切
断を行うことにより、切断終了時に複数枚の薄板を前記
ワーク保持部材から分離するものである。
【0013】本発明のワイヤソーによる切断方法では、
切断終了時にダミー材が切り抜かれるため、切断後のワ
ークである複数枚の薄板がワーク保持部材から分離す
る。このため、ワーク取り出しのためのワイヤ抜きが不
要になる。従って、ワイヤ抜きに伴うソーマークの発生
も作業能率の低下も防止される。また、ダミー材を切り
抜くにもかかわらず、ワーク保持部材への切り込みが防
止される。前記空間の高さは、ワーク保持部材への切り
込みを防止しつつ、ダミー材を切り抜き得る大きさとす
る。
切断終了時にダミー材が切り抜かれるため、切断後のワ
ークである複数枚の薄板がワーク保持部材から分離す
る。このため、ワーク取り出しのためのワイヤ抜きが不
要になる。従って、ワイヤ抜きに伴うソーマークの発生
も作業能率の低下も防止される。また、ダミー材を切り
抜くにもかかわらず、ワーク保持部材への切り込みが防
止される。前記空間の高さは、ワーク保持部材への切り
込みを防止しつつ、ダミー材を切り抜き得る大きさとす
る。
【0014】ワークの取り付け姿勢については、切断開
始側の面を上方、下方のいずれに向けてもよいが、下方
に向けた方が、切断終了時にワーク保持部材から分離し
た複数枚の薄板が自重で下方に落下するので、その受け
及び取り出しがより簡単になる。また、切断中に切断溝
からの砥液の排出が促進される。落下による機械的なダ
メージは、落下距離を小さくすることや、接触部に緩衝
材を設置することなどにより回避される。
始側の面を上方、下方のいずれに向けてもよいが、下方
に向けた方が、切断終了時にワーク保持部材から分離し
た複数枚の薄板が自重で下方に落下するので、その受け
及び取り出しがより簡単になる。また、切断中に切断溝
からの砥液の排出が促進される。落下による機械的なダ
メージは、落下距離を小さくすることや、接触部に緩衝
材を設置することなどにより回避される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明の切断方法に好適に使
用されるワイヤソーの装置構成図で側面図、図2は切断
開始前の状態を示すワーク保持部の正面図、図3は切断
終了時の状態を示すワーク保持部の正面図である。
基づいて説明する。図1は本発明の切断方法に好適に使
用されるワイヤソーの装置構成図で側面図、図2は切断
開始前の状態を示すワーク保持部の正面図、図3は切断
終了時の状態を示すワーク保持部の正面図である。
【0016】ワイヤソーは、図1及び図2に示すよう
に、切断機構10と、その上方に設けられたワーク送り
機構20とを備えている。
に、切断機構10と、その上方に設けられたワーク送り
機構20とを備えている。
【0017】切断機構10は、フレーム11内に設けら
れた複数の滑車12,12・・と、滑車12,12・・
に巻回されたワイヤ13とを有している。ワイヤ13は
切断部に、複数本のワイヤ13a,13a・・が水平方
向に並列するワイヤ列を形成し、ワイヤ13a,13a
・・が一方向走行を行うか、往復動を繰り返しながら走
行するよう、図示されない駆動装置により送り駆動され
る。
れた複数の滑車12,12・・と、滑車12,12・・
に巻回されたワイヤ13とを有している。ワイヤ13は
切断部に、複数本のワイヤ13a,13a・・が水平方
向に並列するワイヤ列を形成し、ワイヤ13a,13a
・・が一方向走行を行うか、往復動を繰り返しながら走
行するよう、図示されない駆動装置により送り駆動され
る。
【0018】ワイヤ13a,13a・・の下方にはワー
ク受け14が設けられている。ワーク受け14は、砥液
受けを兼ねるパン14aと、パン14a内に設けられた
複数本の水平なバー状の支持部材14b,14b・・と
を有している。パン14aは台車形式になっていて、フ
レーム11に囲まれた使用位置からその側方へ引き出さ
れ、又その側方位置からフレーム11に囲まれた使用位
置へ搬入される。支持部材14b,14b・・は、切断
を終えたワークをパン14a内に直立状態で支持する。
ク受け14が設けられている。ワーク受け14は、砥液
受けを兼ねるパン14aと、パン14a内に設けられた
複数本の水平なバー状の支持部材14b,14b・・と
を有している。パン14aは台車形式になっていて、フ
レーム11に囲まれた使用位置からその側方へ引き出さ
れ、又その側方位置からフレーム11に囲まれた使用位
置へ搬入される。支持部材14b,14b・・は、切断
を終えたワークをパン14a内に直立状態で支持する。
【0019】ワーク送り機構20は、昇降ベース21の
下方にワーク30を下向きに保持して昇降させる構造に
なっている。具体的には、昇降ベース21はボールネジ
等により昇降駆動される。昇降ベース21の下面には、
ワーク保持部材としての接着金具22が取り付けられて
おり、接着金具22には、ワーク30の裏面(切断終了
側の面・ここでは上面)に接着されたダミー材23が接
着又はボルト止めされる。
下方にワーク30を下向きに保持して昇降させる構造に
なっている。具体的には、昇降ベース21はボールネジ
等により昇降駆動される。昇降ベース21の下面には、
ワーク保持部材としての接着金具22が取り付けられて
おり、接着金具22には、ワーク30の裏面(切断終了
側の面・ここでは上面)に接着されたダミー材23が接
着又はボルト止めされる。
【0020】ダミー材23は、ここでは両側一対のスペ
ーサ23a,23aと、スペーサ23a,23aに跨が
ってその下面に取り付けられた平板状の本体23bとか
らなり、スペーサ23a,23aを接着金具22の下面
に接着又はボルト止めすることにより、本体23bの下
面に接着されたワーク30を接着金具22の下面に下向
きに固定すると共に、接着金具22との間に空間24を
形成する。空間24はワーク30の裏側に位置してお
り、その横幅は、ワーク30を全幅にわたって切断する
ため、ワーク30の横幅より大きく設定されている。ワ
ーク30の幅方向一部を切断する場合は、空間24は切
断部分の裏側にあって、切断部分の横幅より広ければよ
い。
ーサ23a,23aと、スペーサ23a,23aに跨が
ってその下面に取り付けられた平板状の本体23bとか
らなり、スペーサ23a,23aを接着金具22の下面
に接着又はボルト止めすることにより、本体23bの下
面に接着されたワーク30を接着金具22の下面に下向
きに固定すると共に、接着金具22との間に空間24を
形成する。空間24はワーク30の裏側に位置してお
り、その横幅は、ワーク30を全幅にわたって切断する
ため、ワーク30の横幅より大きく設定されている。ワ
ーク30の幅方向一部を切断する場合は、空間24は切
断部分の裏側にあって、切断部分の横幅より広ければよ
い。
【0021】次に、上記ワイヤソーを使用してワーク3
0を切断する方法について詳細に説明する。
0を切断する方法について詳細に説明する。
【0022】昇降ベース21を上昇させた状態で、ワー
ク30の裏面に接着されたダミー材24を接着金具22
の下面に取り付ける。これにより、ワーク30は表面を
下方に向けてワイヤ13a,13a・・の上方に保持さ
れる。また、ダミー材23は、少なくともワーク幅に相
当する部分に空間24を残して接着金具22に固定され
る。
ク30の裏面に接着されたダミー材24を接着金具22
の下面に取り付ける。これにより、ワーク30は表面を
下方に向けてワイヤ13a,13a・・の上方に保持さ
れる。また、ダミー材23は、少なくともワーク幅に相
当する部分に空間24を残して接着金具22に固定され
る。
【0023】ワーク30の取り付けが終わると、ワイヤ
13a,13a・・を駆動しながら昇降ベース21を徐
々に降下させる。これにより、ワーク30がワイヤ13
a,13a・・により表面(下面)から切断され始め
る。ワーク30の切断を終えた部分は、ワイヤ13a,
13a・・の下方に降下し、その下方に配置されたワー
ク受け14に徐々に挿入される。切断に使用された砥液
もワーク受け14に回収される。そして、図3に示すよ
うに、ワイヤ13a,13a・・が空間24に到達する
まで、ワーク30の降下を続けることにより、ワーク3
0は複数枚の薄板31,31・・に切断されると共に、
その切断終了と同時に接着金具22から分離する。
13a,13a・・を駆動しながら昇降ベース21を徐
々に降下させる。これにより、ワーク30がワイヤ13
a,13a・・により表面(下面)から切断され始め
る。ワーク30の切断を終えた部分は、ワイヤ13a,
13a・・の下方に降下し、その下方に配置されたワー
ク受け14に徐々に挿入される。切断に使用された砥液
もワーク受け14に回収される。そして、図3に示すよ
うに、ワイヤ13a,13a・・が空間24に到達する
まで、ワーク30の降下を続けることにより、ワーク3
0は複数枚の薄板31,31・・に切断されると共に、
その切断終了と同時に接着金具22から分離する。
【0024】切断されたワーク30、即ち薄板31,3
1・・は、自重によってワーク受け14内に落下し、ワ
ーク受け14内の支持部材14b,14b・・により直
立状態のまま支持される。ワーク受け14内に薄板3
1,31・・が収容されると、ワーク受け14を側方に
引き出す。また、作業スペースを確保するために、ワー
ク取り出し時には昇降ベース21を上昇させておく。
1・・は、自重によってワーク受け14内に落下し、ワ
ーク受け14内の支持部材14b,14b・・により直
立状態のまま支持される。ワーク受け14内に薄板3
1,31・・が収容されると、ワーク受け14を側方に
引き出す。また、作業スペースを確保するために、ワー
ク取り出し時には昇降ベース21を上昇させておく。
【0025】かくして、切断後のワーク30は、ワイヤ
13を意図的に切ることもなく、またワイヤ抜きも行う
ことなく、切断終了と同時に保持部材である接着金具2
2から取り外される。従って、ワイヤ抜きに伴うソーマ
ークの発生も作業能率の低下も防止される。
13を意図的に切ることもなく、またワイヤ抜きも行う
ことなく、切断終了と同時に保持部材である接着金具2
2から取り外される。従って、ワイヤ抜きに伴うソーマ
ークの発生も作業能率の低下も防止される。
【0026】切断後のワーク30の落下に伴う機械的な
ダメージを回避するために、落下距離は50mm以下に
制限するのが良い。また、支持部材14b,14b・・
は、衝撃吸収のために樹脂等で作製したり、樹脂等でコ
ーティングした構造が好ましい。
ダメージを回避するために、落下距離は50mm以下に
制限するのが良い。また、支持部材14b,14b・・
は、衝撃吸収のために樹脂等で作製したり、樹脂等でコ
ーティングした構造が好ましい。
【0027】図4は他のワーク取り付け構造を示す装置
主要部の正面図である。上記実施形態では、ダミー材2
3の裏側にスペーサ23a,23aによって空間24を
形成したが、図4に示すように、ワーク保持部材である
接着金具22の表面に幅広の浅い溝を形成することよっ
ても、空間24の形成は可能であり、その形成手段は特
に限定しない。
主要部の正面図である。上記実施形態では、ダミー材2
3の裏側にスペーサ23a,23aによって空間24を
形成したが、図4に示すように、ワーク保持部材である
接着金具22の表面に幅広の浅い溝を形成することよっ
ても、空間24の形成は可能であり、その形成手段は特
に限定しない。
【0028】図5及び図6は更に別のワーク取り付け構
造を示す装置主要部の正面図及び側面図である。上記実
施形態では、ワーク30は角形のブロックであるが、円
柱体でもよく、この場合、ダミー材23の表面は、円柱
体の外周面に嵌合するよう、その外周面に対応する円弧
面23cとされる。また、ワーク受け14も、ワーク3
0の形状に対応した構造・形状とされる。
造を示す装置主要部の正面図及び側面図である。上記実
施形態では、ワーク30は角形のブロックであるが、円
柱体でもよく、この場合、ダミー材23の表面は、円柱
体の外周面に嵌合するよう、その外周面に対応する円弧
面23cとされる。また、ワーク受け14も、ワーク3
0の形状に対応した構造・形状とされる。
【0029】なお、図1〜図3の実施形態では、滑車1
2は4本とされているが、3本構造でも2本構造でもよ
い。ワーク受け14は砥液受けを兼ねるが、それぞれを
独立させ、固定された砥液受けからワーク受けだけを取
り出すような構造も可能である。
2は4本とされているが、3本構造でも2本構造でもよ
い。ワーク受け14は砥液受けを兼ねるが、それぞれを
独立させ、固定された砥液受けからワーク受けだけを取
り出すような構造も可能である。
【0030】また、上述の実施形態では、ワーク30を
昇降させているが、ワーク30の寸法・形状によっては
切断機構10を昇降させることも可能である。
昇降させているが、ワーク30の寸法・形状によっては
切断機構10を昇降させることも可能である。
【0031】ワーク30の昇降については更に、ワーク
30を切断機構10に対して相対的に下降させる形態だ
けでなく、ワーク30を切断機構10に対して相対的に
上昇させる形態でもよい。
30を切断機構10に対して相対的に下降させる形態だ
けでなく、ワーク30を切断機構10に対して相対的に
上昇させる形態でもよい。
【0032】この場合、ワーク30はその表面(切断開
始側の面)を上方に向けた上向きに固定されるので、ワ
イヤ13a,13a・・でダミー材23を切り抜くとき
にワーク30が倒れるのを防止したり、ワーク30を持
ち上げるためのワーク支持機構を設けるのが良い。ワー
ク30が上向きの場合、ワーク30を支持しないでダミ
ー材23を切り抜くと、ワーク30が倒れたり空間24
内に落ち込む。
始側の面)を上方に向けた上向きに固定されるので、ワ
イヤ13a,13a・・でダミー材23を切り抜くとき
にワーク30が倒れるのを防止したり、ワーク30を持
ち上げるためのワーク支持機構を設けるのが良い。ワー
ク30が上向きの場合、ワーク30を支持しないでダミ
ー材23を切り抜くと、ワーク30が倒れたり空間24
内に落ち込む。
【0033】ワーク30の表面(切断開始側の面)を下
方に向ける下向き固定は、このような懸念がなく、ワー
ク支持機構を省略できる点から有利ということである。
方に向ける下向き固定は、このような懸念がなく、ワー
ク支持機構を省略できる点から有利ということである。
【0034】
【発明の効果】以上に説明した通り、本発明のワイヤソ
ーによる切断方法は、ワークの裏面に接合されるダミー
材を、少なくともワーク幅に相当する部分に空間を残し
てワーク保持部材に固定し、並列する複数本のワイヤが
前記空間に達するまで切断を行うことにより、切断を終
えたワークを切断終了と同時にワーク保持部材から分離
するので、ワーク取り出しのためのワイヤ切断もワイヤ
抜きも不要である。従って、高品質な切断薄板製品を安
価に提供することができる。
ーによる切断方法は、ワークの裏面に接合されるダミー
材を、少なくともワーク幅に相当する部分に空間を残し
てワーク保持部材に固定し、並列する複数本のワイヤが
前記空間に達するまで切断を行うことにより、切断を終
えたワークを切断終了と同時にワーク保持部材から分離
するので、ワーク取り出しのためのワイヤ切断もワイヤ
抜きも不要である。従って、高品質な切断薄板製品を安
価に提供することができる。
【図1】本発明の切断方法に好適に使用されるワイヤソ
ーの装置構成図で側面図である。
ーの装置構成図で側面図である。
【図2】切断開始前の状態を示すワーク保持部の正面図
である。
である。
【図3】切断終了時の状態を示すワーク保持部の正面図
である。
である。
【図4】他のワーク取り付け構造を示す装置主要部の正
面図である。
面図である。
【図5】更に別のワーク取り付け構造を示す装置主要部
の正面図及び側面図である。
の正面図及び側面図である。
【図6】更に別のワーク取り付け構造を示す装置主要部
の正面図及び側面図である。
の正面図及び側面図である。
【図7】ワイヤソーによる切断方法の説明図である。
10 切断機構 13 ワイヤ 14 ワーク受け 20 ワーク送り機構 21 昇降ベース 22 接着金具(ワーク保持部材) 23 ダミー材 24 空間 30 ワーク 31 薄板(ウエーハ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C058 AA05 AB04 CA01 CA05 CB02 CB03 DA03 3C069 AA01 BA06 BB03 BB04 BC01 CA04 CB01 DA01 EA01 EA03 EA05
Claims (2)
- 【請求項1】 並列する複数本のワイヤによりワークを
複数枚の薄板に切断する際に、ワークの切断終了側の面
にダミー材を接合すると共に、そのダミー材を、少なく
ともワークの切断部分の横幅に相当する部分に空間を残
してワーク保持部材に固定し、並列する複数本のワイヤ
が前記空間に達するまで切断を行うことにより、切断終
了時に複数枚の薄板を前記ワーク保持部材から分離する
ことを特徴とするワイヤソーによる切断方法。 - 【請求項2】 ワークの切断開始側の面を下方に向けて
ダミー材をワーク保持部材に固定し、切断終了時にワー
ク保持部材から分離した複数枚の薄板を下方に落下させ
て回収することを特徴とする請求項1に記載のワイヤソ
ーによる切断方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13736799A JP2000326324A (ja) | 1999-05-18 | 1999-05-18 | ワイヤソーによる切断方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13736799A JP2000326324A (ja) | 1999-05-18 | 1999-05-18 | ワイヤソーによる切断方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000326324A true JP2000326324A (ja) | 2000-11-28 |
Family
ID=15197036
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13736799A Withdrawn JP2000326324A (ja) | 1999-05-18 | 1999-05-18 | ワイヤソーによる切断方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000326324A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012139780A (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-26 | Tdk Corp | ワーク切断装置及びワーク切断方法 |
| WO2014010468A1 (ja) * | 2012-07-10 | 2014-01-16 | コマツNtc 株式会社 | ワイヤソー及びそのワイヤソーによるワーク加工方法 |
-
1999
- 1999-05-18 JP JP13736799A patent/JP2000326324A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012139780A (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-26 | Tdk Corp | ワーク切断装置及びワーク切断方法 |
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| JP2014014903A (ja) * | 2012-07-10 | 2014-01-30 | Komatsu Ntc Ltd | ワイヤソー及びそのワイヤソーにおけるワーク加工方法 |
| CN104411457A (zh) * | 2012-07-10 | 2015-03-11 | 小松Ntc株式会社 | 线状锯以及基于该线状锯进行的工件加工方法 |
| KR20150033713A (ko) * | 2012-07-10 | 2015-04-01 | 코마츠 엔티씨 가부시끼가이샤 | 와이어 절단기 및 이를 이용한 소재 가공 방법 |
| US9475209B2 (en) | 2012-07-10 | 2016-10-25 | Komatsu Ntc Ltd. | Wire saw and workpiece machining method employing same |
| KR102101925B1 (ko) * | 2012-07-10 | 2020-04-20 | 코마츠 엔티씨 가부시끼가이샤 | 와이어 절단기 및 이를 이용한 소재 가공 방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060801 |