JP2000326502A - 作像装置 - Google Patents

作像装置

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JP2000326502A
JP2000326502A JP14332399A JP14332399A JP2000326502A JP 2000326502 A JP2000326502 A JP 2000326502A JP 14332399 A JP14332399 A JP 14332399A JP 14332399 A JP14332399 A JP 14332399A JP 2000326502 A JP2000326502 A JP 2000326502A
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JP
Japan
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electrode layer
belt
sheet
ink
temperature
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JP14332399A
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English (en)
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Masami Asano
雅己 浅野
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成の簡略化と省電力化を図りつつ記録紙上
のインク画像を素早く乾燥させることができる作像装置
を提供する。 【解決手段】 ベルト20上に載せられて搬送される記
録紙Pに対し、画像情報に応じてインクを付着させるこ
とにより画像を形成するインクジェットプリンタ10に
おいて、上記ベルト20がシート状発熱体を含んで構成
されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送部材上に載せ
られて搬送される記録媒体に対し、画像情報に応じてイ
ンクを付着させることにより画像を形成する作像装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、搬送部材であるベルト上に載せら
れて搬送される記録紙に対し、インクジェットヘッドか
ら画像情報に応じて吐出されたインク滴を付着させるこ
とにより画像を形成するインクジェットプリンタが知ら
れている。
【0003】このようなインクジェットプリンタでは、
異なる色のインク同士の混色の防止や画像形成済みの記
録紙を排紙トレイ上で積み重ねたときの裏写り防止のた
めに、記録紙に付着したインクをできるだけ速く乾燥さ
せることが好ましい。そのために、プリンタ内の記録紙
搬送経路に沿って複数のヒータを設け、これらのヒータ
によりインク付着前に記録紙を予め暖めておくとともに
インク付着後も記録紙を引き続き加熱してインクの乾燥
を速める方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、狭いプ
リンタ内部に複数のヒータを配置すると構成が複雑にな
る。また、ヒータによる記録紙の加熱はベルトにも熱が
奪われるために効率が良くなく、そのためにヒータの発
熱量を大きくする必要がある。すると、消費電力が大き
くなるだけでなく、プリンタ内部が高温となるためにイ
ンクジェットヘッドのノズル内でインクが乾燥してノズ
ル詰まりが発生しやすくなる。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、上記各問題を解
決するために本発明は、搬送部材上に載せられて搬送さ
れる記録媒体に対し、画像情報に応じてインクを付着さ
せることにより画像を形成する作像装置において、上記
搬送部材がシート状発熱体を含んで構成されていること
を特徴とするものである。
【0006】本発明の作像装置では、シート状発熱体が
PTC発熱体からなることが好ましい。
【0007】
【発明の効果】本発明の作像装置によれば、記録媒体を
載せて搬送する搬送部材(例えば、ベルト)自体がシー
ト状発熱体を含んで構成されているため、搬送部材によ
り記録媒体を直に効率良く暖めることができる。そのた
め、搬送部材の温度は記録媒体の所望の加熱温度より少
し高く設定すればよく、高発熱量のヒータを複数配置す
る場合に比べて、省電力化を図れるとともに装置内の温
度の過剰な上昇に伴うインクジェットヘッドのノズル内
でのインク乾燥を防止してノズル詰まりを回避すること
ができる。また、シート状発熱体を含む搬送部材をヒー
タとして兼用するために、複数のヒータを別途設ける場
合よりも構成を簡略化できる。
【0008】また、記録媒体は搬送部材によりインク付
着前から暖められているので、インクが付着したときに
記録媒体内部へのインクの浸透が少なくなって画像濃度
が濃くなるとともに記録媒体表面におけるインクのにじ
みも抑えられて細線をシャープに形成できる。さらに、
記録媒体は搬送部材によりインク付着時およびインク付
着後も連続的に暖められているので、それぞれ異なる色
のインク同士の混色を防止することができる。さらにま
た、インクが十分に乾燥した状態で記録媒体が排紙され
るため、作像済みの記録媒体を積み重ねてもインクが上
の記録媒体に裏写りすることがない。
【0009】そして、本発明の作像装置においてシート
状発熱体をPTC発熱体とした場合には、搬送部材に載
置された記録媒体により熱が奪われて載置領域の温度が
一時的に低下してもPTC発熱体の自己温度調整機能に
よってすぐに元の一定温度に戻るため、搬送部材を一定
温度に制御するための温度調節回路が不要となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照して説明する。図1は本発明の第1実
施形態であるインクジェットプリンタ10の概略構成を
示す。このインクジェットプリンタ10は、イエロ、シ
アン、マゼンタ、ブラックの各色のインクにそれぞれ対
応する4つのインクジェットヘッド12,14,16,
18を平行に並べて固定された状態で備えている。各イ
ンクジェットヘッド12,14,16,18は、その下
を通過することになる記録紙(記録媒体)Pよりも幅広
のライン型ヘッドである。
【0011】各インクジェットヘッド12,14,1
6,18に対向してベルト(搬送部材)20が配置され
ている。ベルト20は3つのローラ22,24,26の
外周に無端状に掛け渡されている。上記各ローラ22,
24,26の少なくとも1つが回転駆動されることによ
り、ベルト20は矢印28方向に回転するようになって
いる。
【0012】ローラ22の近傍には、記録紙Pを積載収
容した給紙トレイ30と、給紙トレイ30から記録紙P
をベルト20上に1枚ずつ送り出す給紙ローラ対32が
配置されている。一方、ローラ24の近傍には、ベルト
20により搬送されてきた記録紙Pを収容する排紙トレ
イ34が配置されている。
【0013】導電性を有するローラ26はアースに接続
されている。一方、ローラ26と対をなしてベルト20
を挟んでいる導電性の電極ローラ36は電源38に接続
されている。
【0014】図2に示すように、ベルト20の縁部近傍
であってローラ24の外周にかかった曲がり部の表面に
は、温度ヒューズ40が接触させて設けてある。
【0015】図3は、図2におけるベルト20のA−A
線断面を示す。ベルト20は5層構造をなしており、中
心のシート状発熱体42を挟んで金属等の導電性材料か
らなる第1電極層44および第2電極層46が積層さ
れ、第1電極層44と第2電極層46の上下にはポリイ
ミド等の耐熱性樹脂からなる表層部48,50がそれぞ
れ積層されている。表層部48,50の異なる側の縁部
が所定幅でそれぞれ欠如しており、これによりベルト2
0の一方の縁部に第1電極層露出部44aが形成され、
他方の縁部に第2電極層露出部46aが形成されてい
る。
【0016】上記第1電極層露出部44aは電源に接続
された電極ローラ36に導通し、上記第2電極層露出部
46aはアースに接続されたローラ26に導通してい
る。これによりシート状発熱体42には第1電極層44
から第2電極層46に向かって電流が流れるようになっ
ている。
【0017】上記シート状発熱体42はPTC発熱体か
らなっている。自己温度調整機能を有する発熱体は正の
温度係数を持つためにPTC(Positive Temperature Co
-efficient of Resistance)発熱体と呼ばれる。このよ
うなPTC発熱体は、温度が高くなればなるほど抵抗値
が増加して電流が流れにくくなるため、ある温度以上に
は上がらなくなって一定温度に保たれる。また、ベルト
20に載置された記録紙Pにより熱が奪われて載置領域
の温度が低下すると、その領域のPTC発熱体の抵抗値
が低下して電流が流れやすくなり、これにより自己温度
調整機能が働いてその載置領域の温度がすぐに元の一定
温度に戻ることになる。
【0018】PTC発熱体には、例えばチタン酸バリウ
ムセラミック、ゴムまたはプラスチックにカーボン等の
導電性粒子を分散させたものがある。導電性粒子として
は、グラファイト(特に、メソフェーズ小球体(MCMB)を
グラファイト化したもの)や、カーボンブラックなどの
炭素材料をシリコン樹脂やポリエチレングリコールに分
散したものを用いることができる。
【0019】ここで、本実施形態ではPTC発熱体とし
てメソフェーズ小球体をグラファイト化したものをシリ
コン樹脂に30重量%分散したものを用いたが、メソフ
ェーズ小球体をグラファイト化したものの分散量は5重
量%から50重量%であれば使用可能である。また、幅
320mmで周長70cmのベルト20を1m/秒の速
さで回転させた状態で上記組成のPTC発熱体に100
ボルトの電圧を印加することによりベルト20の温度を
60℃に設定することができたが、PTC発熱体に分散
するグラファイトの量と印加電圧を調節することにより
ベルト20の温度を30℃から200℃の範囲で調節す
ることができる。
【0020】図4に示すように、上記温度ヒューズ40
はヒータを兼ねたベルト20と電源38とを接続する回
路中に直列に接続され、万一にベルト20の温度が異常
に上昇したときにベルト20への電圧供給を遮断する安
全装置の役割を果たす。
【0021】次に、図5を参照して上記インクジェット
プリンタ10の動作について説明する。まず、プリンタ
のメイン電源がオンされ(S1)、プリント開始の指令
があるまで待機する(S2)。プリント開始の指令があ
ると(S2でYES)、ヒータ電源38がオンされる
(S3)。これにより、シート状発熱体42への通電が
開始され、ベルト20が所定温度に加熱される。続い
て、ベルト20が駆動されて回転を開始し(S4)、そ
の回転するベルト20上に給紙トレイ30から給紙ロー
ラ対32を介して記録紙Pが給紙される(S5)。給紙
された記録紙Pはベルト20によりインクジェットヘッ
ド12,14,16,18の対向位置へと搬送される
が、その間に記録紙Pは昇温したベルト20により十分
に暖められる。
【0022】インクジェットヘッドの対向位置におい
て、カラー画像の場合には画像情報に応じて各インクジ
ェットヘッド12,14,16,18のノズルからそれ
ぞれ吐出されたインク滴が記録紙Pに付着し、単色画像
の場合には画像情報に応じていずれかのインクジェット
ヘッド12,14,16,18のノズルから吐出された
インク滴が記録紙Pに付着し、これにより作像が行なわ
れる(S6)。作像が行なわれた記録紙Pは予め十分に
暖められているとともに作像終了後も引き続き連続的に
暖められるので、記録紙Pに付着したインクは素早く乾
燥する。
【0023】作像終了後、記録紙Pはベルト20により
暖められながら引き続き搬送され、排紙トレイ34上に
排紙される。一方、作像を一旦終了した後に作像終了か
否かを判定し(S7)、引き続き作像を行なう場合には
上述したのと同様の工程で給紙(S5)および作像(S
6)を繰り返し行なう。作像終了と判断されると(S7
でYES)、ヒータ電源38をオフし(S8)、次のプ
リント開始の指令があるまで待機する。
【0024】上記のように本実施形態のインクジェット
プリンタ10によれば、記録紙Pを載せて搬送するベル
ト20自体がシート状発熱体42を含んで構成されてい
るため、ベルト20により記録紙Pを直に効率良く暖め
ることができる。そのため、ベルト20の温度は記録紙
Pの所望の加熱温度より少し高く設定すればよく、高発
熱量のヒータを複数配置する場合に比べて、省電力化を
図れるとともにプリンタ内の温度の過剰な上昇に伴うイ
ンクジェットヘッド12,14,16,18のノズル内
でのインク乾燥を防止してノズル詰まりを回避すること
ができる。また、シート状発熱体42を含むベルト20
をヒータとして兼用するために、複数のヒータを別途設
ける場合よりも構成を簡略化できる。
【0025】また、記録紙Pはベルト20によりインク
付着前から暖められているので、インクが付着したとき
に記録紙Pの内部へのインクの浸透が少なくなって画像
濃度が濃くなるとともに、記録紙Pの表面におけるイン
クのにじみも抑えられて細線をシャープに形成できる。
さらに、記録紙Pはベルト20によりインク付着時およ
びインク付着後も連続的に暖められているので、それぞ
れ異なる色のインク同士の混色を防止することができ
る。さらにまた、インクが十分に乾燥した状態で記録紙
Pが排紙トレイ34上に排紙されるため、作像済みの記
録紙Pを排紙トレイ34上で積み重ねてもインクが上の
記録紙Pに裏写りすることがない。
【0026】そして、シート状発熱体42をPTC発熱
体としてあることから、ベルト20に載置された記録紙
Pにより熱が奪われて載置領域の温度が一時的に低下し
てもPTC発熱体の自己温度調整機能によってすぐに元
の一定温度に戻るため、ベルト20を一定温度に制御す
るための温度調節回路が不要となる効果もある。
【0027】次に、図6〜8を参照して第2実施形態の
インクジェットプリンタについて説明するが、上記イン
クジェットプリンタ10と同一の構成については同一部
材に同一符号を付して説明を省略する。
【0028】第2実施形態のインクジェットプリンタで
は、図6に示すように、ローラ22が電源38に接続さ
れ、ローラ24がアースに接続されている。また、ベル
ト52について温度ヒューズ40を設けた側とは反対側
の縁部近傍であってローラ24の外周にかかった曲がり
部の表面には、温度センサ41が接触して設けてある。
【0029】上記ベルト52は、図7に示すように、例
えばポリイミド等の耐熱性樹脂層54の内面に導電性塗
料層56を塗布することにより構成され、この導電性塗
料層56がシート状発熱体となっている。電源に接続さ
れたローラ22とアースに接続されたローラ24とに接
触する導電性塗料層56には、ローラ22からローラ2
4に向かう方向と、ローラ22からローラ26を介して
ローラ24に向かう方向との2方向に電流が流れ、これ
により導電性塗料層56が発熱してベルト52を加熱す
るようになっている。
【0030】本実施形態のインクジェットプリンタに
は、図8に示すような温度調節回路が設けてある。この
回路では、電源38、ヒータ(ベルト52)、温度ヒュ
ーズ40およびスイッチ回路58が直列に接続され、温
度センサ41からの出力信号がスイッチ回路58に入力
されるようになっている。スイッチ回路58は、温度セ
ンサ41からの信号に基づきスイッチをオン、オフする
ことによりベルト52の導電性塗料層56への通電を制
御して、ベルト52の温度が所定の設定温度を中心とす
る5℃ないし10℃の範囲となるように調節する。
【0031】上記構成からなるインクジェットプリンタ
の作像動作は、上記インクジェットプリンタ10と同様
であるため説明を省略する。また、本実施形態のインク
ジェットプリンタによる効果は、ベルト52の温度調節
回路が必要となること以外は上記インクジェットプリン
タ10と全く同様である。
【0032】なお、上記においては記録紙の搬送部材が
ベルトである場合について説明したが、上記搬送部材が
ローラ状またはドラム状のものであってもよい。この場
合には、例えば、ローラまたはドラムの外周に上記ベル
ト20と同様の構成のものを貼り付け、その表面に記録
紙を静電的または機械的に保持しつつ回転することによ
り記録紙が搬送されることになる。
【0033】また、上記各実施形態ではインクジェット
プリンタを例にとって説明したが、本発明はインクジェ
ット方式またはインク転写方式の複写機、ファクシミ
リ、印刷装置などの他の作像装置にも広く適用可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態のインクジェットプリンタの概
略構成図。
【図2】 図1におけるベルトおよび周辺部材の斜視
図。
【図3】 図2におけるA−A線断面図。
【図4】 ベルト温度の異常上昇時に電圧を遮断するた
めの安全回路のブロック図。
【図5】 作像動作の制御フローチャート。
【図6】 第2実施形態のインクジェットプリンタにお
けるベルトおよび周辺部材の斜視図。
【図7】 図6におけるB−B線断面図。
【図8】 ベルト温度を一定範囲内に調節するための温
度調節回路のブロック図。
【符号の説明】
10…インクジェットプリンタ、12,14,16,1
8…インクジェットヘッド、20…ベルト(搬送部
材)、22,24,26…ローラ、30…給紙トレイ、
34…排紙トレイ、36…電極ローラ、38…電源、4
2…シート状発熱体、P…記録紙。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送部材上に載せられて搬送される記録
    媒体に対し、画像情報に応じてインクを付着させること
    により画像を形成する作像装置において、 上記搬送部材がシート状発熱体を含んで構成されている
    ことを特徴とする作像装置。
  2. 【請求項2】 上記シート状発熱体がPTC発熱体から
    なることを特徴とする請求項1の作像装置。
JP14332399A 1999-05-24 1999-05-24 作像装置 Pending JP2000326502A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004106525A (ja) * 2002-08-29 2004-04-08 Konica Minolta Holdings Inc インクジェット記録装置
JP2009292018A (ja) * 2008-06-04 2009-12-17 Seiko Epson Corp 印刷物製造方法及び印刷物
JP2013052577A (ja) * 2011-09-02 2013-03-21 Seiko Epson Corp 印刷装置及び印刷方法

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