JP2000326534A - サーマルヘッドの発熱制御方法および装置 - Google Patents
サーマルヘッドの発熱制御方法および装置Info
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- JP2000326534A JP2000326534A JP14267099A JP14267099A JP2000326534A JP 2000326534 A JP2000326534 A JP 2000326534A JP 14267099 A JP14267099 A JP 14267099A JP 14267099 A JP14267099 A JP 14267099A JP 2000326534 A JP2000326534 A JP 2000326534A
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
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- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 サーマルヘッドの発熱状態を適正に制御して
記録むらのない高品質の記録を行なうようにしたサーマ
ルヘッドの発熱制御方法および装置を提供すること。 【解決手段】 サーマルヘッド2の各発熱素子3に供給
する通電パルスを生成する通電パルス発生手段25と、
サーマルヘッド2の各発熱素子3に供給する通電パルス
の電圧を高く設定可能な出力電圧制御手段26と、サー
マルヘッド2の各発熱素子3に供給する通電パルスを発
熱素子3の最大許容温度を上限として昇降可能なように
通電および遮断を繰り返すように制御する通電制御部2
2とを有することを特徴としている。
記録むらのない高品質の記録を行なうようにしたサーマ
ルヘッドの発熱制御方法および装置を提供すること。 【解決手段】 サーマルヘッド2の各発熱素子3に供給
する通電パルスを生成する通電パルス発生手段25と、
サーマルヘッド2の各発熱素子3に供給する通電パルス
の電圧を高く設定可能な出力電圧制御手段26と、サー
マルヘッド2の各発熱素子3に供給する通電パルスを発
熱素子3の最大許容温度を上限として昇降可能なように
通電および遮断を繰り返すように制御する通電制御部2
2とを有することを特徴としている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体への記録
に用いられるサーマルヘッドの発熱状態を適正に制御し
て記録むらのない記録を行なうようにしたサーマルヘッ
ドの発熱制御方法および装置に関する。
に用いられるサーマルヘッドの発熱状態を適正に制御し
て記録むらのない記録を行なうようにしたサーマルヘッ
ドの発熱制御方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、サーマルプリンタに搭載される
記録ヘッドとしてのサーマルヘッドは、発熱抵抗体材料
からなる複数個の発熱素子を基板上に1列もしくは複数
列に整列配置し、記録情報に基づいて各発熱素子を選択
的に通電加熱させることにより、感熱記録紙に発色記録
したり、あるいは、インクリボンのインクを溶融または
昇華させて普通紙、OHP用紙などの用紙に転写記録す
るなどして各種の記録媒体に所望の文字や図形などの画
像の記録を行うようになっている。
記録ヘッドとしてのサーマルヘッドは、発熱抵抗体材料
からなる複数個の発熱素子を基板上に1列もしくは複数
列に整列配置し、記録情報に基づいて各発熱素子を選択
的に通電加熱させることにより、感熱記録紙に発色記録
したり、あるいは、インクリボンのインクを溶融または
昇華させて普通紙、OHP用紙などの用紙に転写記録す
るなどして各種の記録媒体に所望の文字や図形などの画
像の記録を行うようになっている。
【0003】このようなサーマルプリンタにおいては、
サーマルヘッドの各発熱素子へ供給する通電パルスの通
電時間を制御してサーマルヘッドの発熱量を制御するこ
とにより記録媒体に1ドットの記録を行うサーマルヘッ
ドの発熱制御方法を適用した発熱制御装置が用いられて
いる。
サーマルヘッドの各発熱素子へ供給する通電パルスの通
電時間を制御してサーマルヘッドの発熱量を制御するこ
とにより記録媒体に1ドットの記録を行うサーマルヘッ
ドの発熱制御方法を適用した発熱制御装置が用いられて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のサーマルヘッドは、その構成上より、各発熱素
子の抵抗値にバラツキがある。そして、抵抗値の異なる
各発熱素子が記録の際に温度上昇するものであるから、
従来のサーマルヘッドの発熱制御方法を用いた発熱制御
装置によれば、図3に示すように、抵抗値の最も低い発
熱素子(図3に低抵抗ドットと記す)の温度曲線(熱応
答性)は、図3に実線にて示すように、通電パルスの供
給開始(通電パルスON)からの温度の立ち上がりが早
く、インクリボンのインクを溶融または昇華できる転写
可能温度を越えた後、通電パルスの通電終了(通電パル
スOFF)において発熱素子の温度が発熱素子の最大許
容温度に到達して最大となり、その後、自然冷却される
途中で転写可能温度を下回ることになる。また、抵抗値
の最も高い発熱素子(図3に高抵抗ドットと記す)の温
度曲線は、図3に波線にて示すように、通電パルスの供
給開始からの温度の立ち上がりが図3に実線にて示す抵
抗値の最も低い発熱素子より遅く、転写可能温度を越え
るのに時間を要し、通電パルスの通電終了において発熱
素子の温度が発熱素子の最大許容温度に到達せずに最大
となり、その後、自然冷却される途中で転写可能温度を
早い時間に下回ることになる。
た従来のサーマルヘッドは、その構成上より、各発熱素
子の抵抗値にバラツキがある。そして、抵抗値の異なる
各発熱素子が記録の際に温度上昇するものであるから、
従来のサーマルヘッドの発熱制御方法を用いた発熱制御
装置によれば、図3に示すように、抵抗値の最も低い発
熱素子(図3に低抵抗ドットと記す)の温度曲線(熱応
答性)は、図3に実線にて示すように、通電パルスの供
給開始(通電パルスON)からの温度の立ち上がりが早
く、インクリボンのインクを溶融または昇華できる転写
可能温度を越えた後、通電パルスの通電終了(通電パル
スOFF)において発熱素子の温度が発熱素子の最大許
容温度に到達して最大となり、その後、自然冷却される
途中で転写可能温度を下回ることになる。また、抵抗値
の最も高い発熱素子(図3に高抵抗ドットと記す)の温
度曲線は、図3に波線にて示すように、通電パルスの供
給開始からの温度の立ち上がりが図3に実線にて示す抵
抗値の最も低い発熱素子より遅く、転写可能温度を越え
るのに時間を要し、通電パルスの通電終了において発熱
素子の温度が発熱素子の最大許容温度に到達せずに最大
となり、その後、自然冷却される途中で転写可能温度を
早い時間に下回ることになる。
【0005】したがって、抵抗値の最も低い発熱素子と
抵抗値の最も高い発熱素子とでは、図3に示すように、
ピーク温度の差、および、図3に斜線領域にて示す熱応
答誤差が大きくなり、記録媒体に記録する記録画像のド
ットの濃度差となってあらわれることになる。
抵抗値の最も高い発熱素子とでは、図3に示すように、
ピーク温度の差、および、図3に斜線領域にて示す熱応
答誤差が大きくなり、記録媒体に記録する記録画像のド
ットの濃度差となってあらわれることになる。
【0006】すなわち、従来のサーマルヘッドの発熱制
御方法を用いた発熱制御装置によれば、発熱素子の温度
および熱応答特性が発熱素子毎に異なり、その結果、記
録媒体に記録する記録画像のドットの濃度差となって記
録むらが生じるという問題点があった。
御方法を用いた発熱制御装置によれば、発熱素子の温度
および熱応答特性が発熱素子毎に異なり、その結果、記
録媒体に記録する記録画像のドットの濃度差となって記
録むらが生じるという問題点があった。
【0007】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、サーマルヘッドの発熱状態を適正に制御して記
録むらのない高品質の記録を行なうようにしたサーマル
ヘッドの発熱制御方法および装置を提供することを目的
とする。
であり、サーマルヘッドの発熱状態を適正に制御して記
録むらのない高品質の記録を行なうようにしたサーマル
ヘッドの発熱制御方法および装置を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため特許請求の範囲の請求項1に記載の本発明のサーマ
ルヘッドの発熱制御方法の特徴は、サーマルヘッドの各
発熱素子に供給する通電パルスの電圧を高く設定し、サ
ーマルヘッドの各発熱素子に供給する通電パルスを発熱
素子の最大許容温度を上限として昇降可能なように通電
および遮断を繰り返すように制御する点にある。
ため特許請求の範囲の請求項1に記載の本発明のサーマ
ルヘッドの発熱制御方法の特徴は、サーマルヘッドの各
発熱素子に供給する通電パルスの電圧を高く設定し、サ
ーマルヘッドの各発熱素子に供給する通電パルスを発熱
素子の最大許容温度を上限として昇降可能なように通電
および遮断を繰り返すように制御する点にある。
【0009】そして、このような構成を採用したことに
より、記録の際に通電パルスをサーマルヘッドの各発熱
素子に供給すると、通電パルスの電圧が高いので各発熱
素子の温度上昇を速くすることができるとともに、各発
熱素子に供給する通電パルスを発熱素子の最大許容温度
を上限として昇降可能なように通電および遮断を繰り返
すことにより、記録に供する抵抗値の異なる各発熱素子
のピーク温度と熱応答特性とを容易にほぼ同一とするこ
とができ、その結果、記録むらのない高品質の記録を容
易に行うことができる。さらに、通電パルスを供給した
際の各発熱素子の温度上昇を速くすることができるの
で、各発熱素子のレスポンスが向上し、記録速度の高速
化を図ることもできる。
より、記録の際に通電パルスをサーマルヘッドの各発熱
素子に供給すると、通電パルスの電圧が高いので各発熱
素子の温度上昇を速くすることができるとともに、各発
熱素子に供給する通電パルスを発熱素子の最大許容温度
を上限として昇降可能なように通電および遮断を繰り返
すことにより、記録に供する抵抗値の異なる各発熱素子
のピーク温度と熱応答特性とを容易にほぼ同一とするこ
とができ、その結果、記録むらのない高品質の記録を容
易に行うことができる。さらに、通電パルスを供給した
際の各発熱素子の温度上昇を速くすることができるの
で、各発熱素子のレスポンスが向上し、記録速度の高速
化を図ることもできる。
【0010】また、特許請求の範囲の請求項2に記載の
本発明のサーマルヘッドの発熱制御方法の特徴は、請求
項1において、通電パルスを遮断する通電遮断時間を、
サーマルヘッドの複数の発熱素子のうちの抵抗値が最も
低い発熱素子を基準として設定し、この通電遮断時間を
記録に供するすべての発熱素子へ供給する通電パルスの
通電遮断時間とする点にある。
本発明のサーマルヘッドの発熱制御方法の特徴は、請求
項1において、通電パルスを遮断する通電遮断時間を、
サーマルヘッドの複数の発熱素子のうちの抵抗値が最も
低い発熱素子を基準として設定し、この通電遮断時間を
記録に供するすべての発熱素子へ供給する通電パルスの
通電遮断時間とする点にある。
【0011】そして、このような構成を採用したことに
より、最も適正な1つの通電遮断時間を記録に供する全
ての発熱素子に共通に適用することができるので、通電
遮断時間の演算に要する時間を短くすることができると
ともに、記録速度の高速化を容易に図ることができ、か
つ、制御に要する装置自身の構成をより簡単にすること
ができる。
より、最も適正な1つの通電遮断時間を記録に供する全
ての発熱素子に共通に適用することができるので、通電
遮断時間の演算に要する時間を短くすることができると
ともに、記録速度の高速化を容易に図ることができ、か
つ、制御に要する装置自身の構成をより簡単にすること
ができる。
【0012】また、特許請求の範囲の請求項3に記載の
本発明のサーマルヘッドの発熱制御装置の特徴は、サー
マルヘッドの各発熱素子に供給する通電パルスを生成す
る通電パルス発生手段と、サーマルヘッドの各発熱素子
に供給する通電パルスの電圧を高く設定可能な出力電圧
制御手段と、サーマルヘッドの各発熱素子に供給する通
電パルスを発熱素子の最大許容温度を上限として昇降可
能なように通電および遮断を繰り返すように制御する通
電制御部とを有する点にある。
本発明のサーマルヘッドの発熱制御装置の特徴は、サー
マルヘッドの各発熱素子に供給する通電パルスを生成す
る通電パルス発生手段と、サーマルヘッドの各発熱素子
に供給する通電パルスの電圧を高く設定可能な出力電圧
制御手段と、サーマルヘッドの各発熱素子に供給する通
電パルスを発熱素子の最大許容温度を上限として昇降可
能なように通電および遮断を繰り返すように制御する通
電制御部とを有する点にある。
【0013】そして、このような構成を採用したことに
より、請求項1に記載の本発明のサーマルヘッドの発熱
制御方法、すなわち、サーマルヘッドの各発熱素子に供
給する通電パルスの電圧を高く設定し、サーマルヘッド
の各発熱素子に供給する通電パルスを発熱素子の最大許
容温度を上限として昇降可能なように通電および遮断を
繰り返すように制御することが容易に実行でき、その結
果、記録むらのない高品質の記録を容易に行うことがで
きる。
より、請求項1に記載の本発明のサーマルヘッドの発熱
制御方法、すなわち、サーマルヘッドの各発熱素子に供
給する通電パルスの電圧を高く設定し、サーマルヘッド
の各発熱素子に供給する通電パルスを発熱素子の最大許
容温度を上限として昇降可能なように通電および遮断を
繰り返すように制御することが容易に実行でき、その結
果、記録むらのない高品質の記録を容易に行うことがで
きる。
【0014】また、特許請求の範囲の請求項4に記載の
本発明のサーマルヘッドの発熱制御装置の特徴は、請求
項3において、サーマルヘッドの各発熱素子の抵抗値の
うちの最も低い抵抗値を記憶する抵抗値記憶部を有し、
通電制御部は、通電パルスを遮断する通電遮断時間を、
サーマルヘッドの複数の発熱素子のうちの抵抗値が最も
低い発熱素子を基準として設定し、この通電遮断時間を
記録に供するすべての発熱素子へ供給する通電パルスの
通電遮断時間とするように構成されている点にある。
本発明のサーマルヘッドの発熱制御装置の特徴は、請求
項3において、サーマルヘッドの各発熱素子の抵抗値の
うちの最も低い抵抗値を記憶する抵抗値記憶部を有し、
通電制御部は、通電パルスを遮断する通電遮断時間を、
サーマルヘッドの複数の発熱素子のうちの抵抗値が最も
低い発熱素子を基準として設定し、この通電遮断時間を
記録に供するすべての発熱素子へ供給する通電パルスの
通電遮断時間とするように構成されている点にある。
【0015】そして、このような構成を採用したことに
より、請求項2に記載の本発明のサーマルヘッドの発熱
制御方法、すなわち、通電パルスを遮断する通電遮断時
間を、サーマルヘッドの複数の発熱素子のうちの抵抗値
が最も低い発熱素子を基準として設定し、この通電遮断
時間を記録に供するすべての発熱素子へ供給する通電パ
ルスの通電遮断時間とすることを容易に実行することが
でき、その結果、通電遮断時間の演算に要する時間を短
くすることができるとともに、記録速度の高速化を容易
に図ることができ、かつ、制御に要する装置自身の構成
をより簡単にすることができる。
より、請求項2に記載の本発明のサーマルヘッドの発熱
制御方法、すなわち、通電パルスを遮断する通電遮断時
間を、サーマルヘッドの複数の発熱素子のうちの抵抗値
が最も低い発熱素子を基準として設定し、この通電遮断
時間を記録に供するすべての発熱素子へ供給する通電パ
ルスの通電遮断時間とすることを容易に実行することが
でき、その結果、通電遮断時間の演算に要する時間を短
くすることができるとともに、記録速度の高速化を容易
に図ることができ、かつ、制御に要する装置自身の構成
をより簡単にすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施形
態により説明する。
態により説明する。
【0017】図1は本発明に係るサーマルヘッドの発熱
制御方法を適用する本発明に係るサーマルヘッドの発熱
制御装置の実施形態の要部を示すブロック図である。
制御方法を適用する本発明に係るサーマルヘッドの発熱
制御装置の実施形態の要部を示すブロック図である。
【0018】図1に示すように、本実施形態のサーマル
ヘッドの発熱制御装置1には、サーマルヘッド2が接続
されている。このサーマルヘッド2は、複数、例えば4
8ドットと称される48個の発熱素子3が整列配置され
ている。
ヘッドの発熱制御装置1には、サーマルヘッド2が接続
されている。このサーマルヘッド2は、複数、例えば4
8ドットと称される48個の発熱素子3が整列配置され
ている。
【0019】前記発熱制御装置1は、少なくともCPU
11と、適宜な容量のROM、RAMなどにより形成さ
れたメモリ12と、各発熱素子3を個別に駆動可能な駆
動トランジスタなどにより形成されたコントローラ13
とを有する制御回路により構成されている。
11と、適宜な容量のROM、RAMなどにより形成さ
れたメモリ12と、各発熱素子3を個別に駆動可能な駆
動トランジスタなどにより形成されたコントローラ13
とを有する制御回路により構成されている。
【0020】前記メモリ12は、少なくとも抵抗値記憶
部21と、通電制御部22とを有している。
部21と、通電制御部22とを有している。
【0021】前記抵抗値記憶部21には、予め計測され
た各発熱素子3の抵抗値のうちの最も低い抵抗値が記憶
されるようになっている。
た各発熱素子3の抵抗値のうちの最も低い抵抗値が記憶
されるようになっている。
【0022】前記通電制御部22には、各発熱素子3に
供給する通電パルスを、発熱素子3の最大許容温度を上
限として昇降可能なように通電および遮断を繰り返すと
ともに、通電パルスを遮断する通電遮断時間TS(図
2)を、サーマルヘッド2の複数の発熱素子3のうちの
抵抗値が最も低い発熱素子3、詳しくは、前記抵抗値記
憶部21に記憶される各発熱素子3の抵抗値のうちの最
も低い抵抗値を基準として設定し、この通電遮断時間T
Sを記録に供するすべての発熱素子3へ供給する通電パ
ルスの通電遮断時間TSとするように制御するプログラ
ムが格納されている。
供給する通電パルスを、発熱素子3の最大許容温度を上
限として昇降可能なように通電および遮断を繰り返すと
ともに、通電パルスを遮断する通電遮断時間TS(図
2)を、サーマルヘッド2の複数の発熱素子3のうちの
抵抗値が最も低い発熱素子3、詳しくは、前記抵抗値記
憶部21に記憶される各発熱素子3の抵抗値のうちの最
も低い抵抗値を基準として設定し、この通電遮断時間T
Sを記録に供するすべての発熱素子3へ供給する通電パ
ルスの通電遮断時間TSとするように制御するプログラ
ムが格納されている。
【0023】なお、通電遮断時間TSは、通電パルスを
遮断することにより最大許容温度から低下する発熱素子
3の温度が転写可能温度を下回らないようにすることが
肝要であり、この通電遮断時間TSを経過した際の発熱
素子3の温度は、設計コンセプトなどの必要に応じて設
定すればよい。また、通電および遮断を繰り返す回数を
多くするほど、各発熱素子3間のピーク温度の差および
熱応答誤差を小さくすることができる。
遮断することにより最大許容温度から低下する発熱素子
3の温度が転写可能温度を下回らないようにすることが
肝要であり、この通電遮断時間TSを経過した際の発熱
素子3の温度は、設計コンセプトなどの必要に応じて設
定すればよい。また、通電および遮断を繰り返す回数を
多くするほど、各発熱素子3間のピーク温度の差および
熱応答誤差を小さくすることができる。
【0024】前記コントローラ13は、少なくともサー
マルヘッド2の各発熱素子3に供給する通電パルスを生
成する通電パルス発生手段としてのパルス発生回路25
と、サーマルヘッド2の各発熱素子3に供給する通電パ
ルスの電圧を高く設定するための出力電圧制御手段26
とを有している。
マルヘッド2の各発熱素子3に供給する通電パルスを生
成する通電パルス発生手段としてのパルス発生回路25
と、サーマルヘッド2の各発熱素子3に供給する通電パ
ルスの電圧を高く設定するための出力電圧制御手段26
とを有している。
【0025】前記パルス発生回路25は、例えば、図示
しないトランジスタおよび可変抵抗などにより構成され
ており、前記出力電圧制御手段26は、パルス発生回路
25の可変抵抗の抵抗値を制御することで、各発熱素子
3へ供給する通電パルスの電圧を高く、例えば、従来の
電圧を1とした場合、1.5から3倍の電圧値に設定で
きるようにされている。なお、出力電圧制御手段26と
しては、パルス発生回路25への入力電圧を昇圧する構
成であってもよい。
しないトランジスタおよび可変抵抗などにより構成され
ており、前記出力電圧制御手段26は、パルス発生回路
25の可変抵抗の抵抗値を制御することで、各発熱素子
3へ供給する通電パルスの電圧を高く、例えば、従来の
電圧を1とした場合、1.5から3倍の電圧値に設定で
きるようにされている。なお、出力電圧制御手段26と
しては、パルス発生回路25への入力電圧を昇圧する構
成であってもよい。
【0026】つぎに、前述した構成からなる本実施形態
の作用について説明する。
の作用について説明する。
【0027】図2は図1の制御装置による発熱素子の通
電状態と温度との関係を示す説明図である。
電状態と温度との関係を示す説明図である。
【0028】本実施形態のサーマルヘッド2の各発熱素
子3は、記録時の発熱状態が制御装置1により制御可能
とされている。そして、記録情報に基づいて制御装置1
のCPU11からコントローラ13へ通電指令が送出さ
れ、コントローラ13を介して記録に供する発熱素子3
へ通電パルスが供給されて発熱素子3の温度が上昇を開
始する(通電パルスON)。この時、パルス発生回路2
5から出力される通電パルスは、出力電圧制御手段26
により従来より高電圧とされるので、各発熱素子3の温
度上昇を速くする(温度上昇率を高くする)ことがで
き、その結果、抵抗値のバラツキの影響を小さくするこ
とができるとともに、各発熱素子3のレスポンスが向上
し、記録速度の高速化を図ることができる。
子3は、記録時の発熱状態が制御装置1により制御可能
とされている。そして、記録情報に基づいて制御装置1
のCPU11からコントローラ13へ通電指令が送出さ
れ、コントローラ13を介して記録に供する発熱素子3
へ通電パルスが供給されて発熱素子3の温度が上昇を開
始する(通電パルスON)。この時、パルス発生回路2
5から出力される通電パルスは、出力電圧制御手段26
により従来より高電圧とされるので、各発熱素子3の温
度上昇を速くする(温度上昇率を高くする)ことがで
き、その結果、抵抗値のバラツキの影響を小さくするこ
とができるとともに、各発熱素子3のレスポンスが向上
し、記録速度の高速化を図ることができる。
【0029】そして、記録に供する各発熱素子3に対す
る通電は、メモリ12の通電制御部22に格納されたプ
ログラムにより、図2に示すように、発熱素子3の最大
許容温度を上限として昇降可能なように通電および遮断
を繰り返すとともに、通電パルスを遮断する通電遮断時
間TSを、サーマルヘッド2の複数の発熱素子3のうち
の抵抗値が最も低い発熱素子3を基準として設定し、こ
の通電遮断時間TSをすべての発熱素子3へ供給する通
電パルスの通電遮断時間TSとしている。これにより、
図2に実線にて示す抵抗値の最も低い発熱素子3(図2
に低抵抗ドットと記す)の温度曲線と、図2に破線にて
示す抵抗値の最も高い発熱素子3(図2に高抵抗ドット
と記す)の温度曲線とをほぼ同一とすることができる。
る通電は、メモリ12の通電制御部22に格納されたプ
ログラムにより、図2に示すように、発熱素子3の最大
許容温度を上限として昇降可能なように通電および遮断
を繰り返すとともに、通電パルスを遮断する通電遮断時
間TSを、サーマルヘッド2の複数の発熱素子3のうち
の抵抗値が最も低い発熱素子3を基準として設定し、こ
の通電遮断時間TSをすべての発熱素子3へ供給する通
電パルスの通電遮断時間TSとしている。これにより、
図2に実線にて示す抵抗値の最も低い発熱素子3(図2
に低抵抗ドットと記す)の温度曲線と、図2に破線にて
示す抵抗値の最も高い発熱素子3(図2に高抵抗ドット
と記す)の温度曲線とをほぼ同一とすることができる。
【0030】すなわち、抵抗値の異なる各発熱素子3の
ピーク温度と熱応答特性とをほぼ同一とすることができ
るので、図2に示すように、熱応答誤差を小さくするこ
とができ、その結果、濃度が均一な記録むらのない記録
を行うことができる。
ピーク温度と熱応答特性とをほぼ同一とすることができ
るので、図2に示すように、熱応答誤差を小さくするこ
とができ、その結果、濃度が均一な記録むらのない記録
を行うことができる。
【0031】また、最も適正な1つの通電遮断時間TS
を記録に供する全ての発熱素子3に共通に適用すること
ができるので、通電遮断時間TSの演算に要する時間を
短くすることができるとともに、記録速度の高速化を容
易に図ることができ、かつ、制御に要する装置(制御回
路)自身の構成をより簡単にすることができる。
を記録に供する全ての発熱素子3に共通に適用すること
ができるので、通電遮断時間TSの演算に要する時間を
短くすることができるとともに、記録速度の高速化を容
易に図ることができ、かつ、制御に要する装置(制御回
路)自身の構成をより簡単にすることができる。
【0032】なお、本発明は、前記実施形態に限定され
るものではなく、必要に応じて種々変更することができ
る。
るものではなく、必要に応じて種々変更することができ
る。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の本
発明のサーマルヘッドの発熱制御方法によれば、通電パ
ルスの電圧が高いので各発熱素子の温度上昇を速くする
ことができるとともに、記録に供する抵抗値の異なる各
発熱素子のピーク温度と熱応答特性とを容易にほぼ同一
とすることができ、その結果、記録むらのない高品質の
記録を容易に行うことができる。さらに、通電パルスを
供給した際の各発熱素子の温度上昇を速くすることがで
きるので、各発熱素子のレスポンスが向上し、記録速度
の高速化を図ることもできるなどの極めて優れた効果を
奏する。
発明のサーマルヘッドの発熱制御方法によれば、通電パ
ルスの電圧が高いので各発熱素子の温度上昇を速くする
ことができるとともに、記録に供する抵抗値の異なる各
発熱素子のピーク温度と熱応答特性とを容易にほぼ同一
とすることができ、その結果、記録むらのない高品質の
記録を容易に行うことができる。さらに、通電パルスを
供給した際の各発熱素子の温度上昇を速くすることがで
きるので、各発熱素子のレスポンスが向上し、記録速度
の高速化を図ることもできるなどの極めて優れた効果を
奏する。
【0034】また、請求項2に記載の本発明のサーマル
ヘッドの発熱制御方法によれば、最も適正な1つの通電
遮断時間を記録に供する全ての発熱素子に共通に適用す
ることができるので、通電遮断時間の演算に要する時間
を短くすることができるとともに、記録速度の高速化を
容易に図ることができ、かつ、制御に要する制御装置の
構成を簡単にすることができるなどの極めて優れた効果
を奏する。
ヘッドの発熱制御方法によれば、最も適正な1つの通電
遮断時間を記録に供する全ての発熱素子に共通に適用す
ることができるので、通電遮断時間の演算に要する時間
を短くすることができるとともに、記録速度の高速化を
容易に図ることができ、かつ、制御に要する制御装置の
構成を簡単にすることができるなどの極めて優れた効果
を奏する。
【0035】また、請求項3に記載の本発明のサーマル
ヘッドの発熱制御装置によれば、請求項1に記載の本発
明のサーマルヘッドの発熱制御方法を簡単な構成で容易
に実行でき、その結果、記録むらのない高品質の記録を
容易に行うことができるなどの極めて優れた効果を奏す
る。
ヘッドの発熱制御装置によれば、請求項1に記載の本発
明のサーマルヘッドの発熱制御方法を簡単な構成で容易
に実行でき、その結果、記録むらのない高品質の記録を
容易に行うことができるなどの極めて優れた効果を奏す
る。
【0036】また、請求項4に記載の本発明のサーマル
ヘッドの発熱制御装置によれば、請求項2に記載の本発
明のサーマルヘッドの発熱制御方法を簡単な構成で容易
に実行でき、その結果、通電遮断時間の演算に要する時
間を短くすることができるとともに、記録速度の高速化
を容易に図ることができ、かつ、制御に要する装置自身
の構成をより簡単にすることができるなどの極めて優れ
た効果を奏する。
ヘッドの発熱制御装置によれば、請求項2に記載の本発
明のサーマルヘッドの発熱制御方法を簡単な構成で容易
に実行でき、その結果、通電遮断時間の演算に要する時
間を短くすることができるとともに、記録速度の高速化
を容易に図ることができ、かつ、制御に要する装置自身
の構成をより簡単にすることができるなどの極めて優れ
た効果を奏する。
【図1】 本発明に係るサーマルヘッドの発熱制御方法
を適用する本発明に係るサーマルヘッドの発熱制御装置
の実施形態の要部を示すブロック図
を適用する本発明に係るサーマルヘッドの発熱制御装置
の実施形態の要部を示すブロック図
【図2】 図1の発熱制御装置による発熱素子の通電状
態と温度との関係を示す説明図
態と温度との関係を示す説明図
【図3】 従来のサーマルヘッドの発熱制御方法を適用
した発熱制御装置による発熱素子の通電状態と温度との
関係を示す説明図
した発熱制御装置による発熱素子の通電状態と温度との
関係を示す説明図
1 (サーマルヘッドの)発熱制御装置 2 サーマルヘッド 3 発熱素子 11 CPU 12 メモリ 13 コントローラ 21 抵抗値記憶部 22 通電制御部 25 (通電パルス発生手段としての)パルス発生回路 26 出力電圧制御手段 TS 通電遮断時間
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の発熱素子を配列したサーマルヘッ
ドの各発熱素子へ供給する通電パルスの通電時間を制御
してサーマルヘッドの発熱量を制御することにより記録
媒体に記録を行うサーマルヘッドの発熱制御方法であっ
て、 前記サーマルヘッドの各発熱素子に供給する通電パルス
の電圧を高く設定し、前記サーマルヘッドの各発熱素子
に供給する通電パルスを前記発熱素子の最大許容温度を
上限として昇降可能なように通電および遮断を繰り返す
ように制御することを特徴とするサーマルヘッドの発熱
制御方法。 - 【請求項2】 前記通電パルスを遮断する通電遮断時間
を、前記サーマルヘッドの複数の発熱素子のうちの抵抗
値が最も低い発熱素子を基準として設定し、この通電遮
断時間を記録に供するすべての発熱素子へ供給する通電
パルスの通電遮断時間とすることを特徴とする請求項1
に記載のサーマルヘッドの発熱制御方法。 - 【請求項3】 複数の発熱素子を配列したサーマルヘッ
ドの各発熱素子へ供給する通電パルスの通電時間を制御
してサーマルヘッドの発熱量を制御することにより記録
媒体に記録を行うサーマルヘッドの発熱制御装置であっ
て、 前記サーマルヘッドの各発熱素子に供給する通電パルス
を生成する通電パルス発生手段と、 前記サーマルヘッドの各発熱素子に供給する通電パルス
の電圧を高く設定可能な出力電圧制御手段と、 前記サーマルヘッドの各発熱素子に供給する通電パルス
を前記発熱素子の最大許容温度を上限として昇降可能な
ように通電および遮断を繰り返すように制御する通電制
御部と、を有することを特徴とするサーマルヘッドの発
熱制御装置。 - 【請求項4】 前記サーマルヘッドの各発熱素子の抵抗
値のうちの最も低い抵抗値を記憶する抵抗値記憶部を有
し、 前記通電制御部は、通電パルスを遮断する通電遮断時間
を、前記サーマルヘッドの複数の発熱素子のうちの抵抗
値が最も低い発熱素子を基準として設定し、この通電遮
断時間を記録に供するすべての発熱素子へ供給する通電
パルスの通電遮断時間とするように構成されていること
を特徴とする請求項3に記載のサーマルヘッドの発熱制
御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14267099A JP2000326534A (ja) | 1999-05-24 | 1999-05-24 | サーマルヘッドの発熱制御方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14267099A JP2000326534A (ja) | 1999-05-24 | 1999-05-24 | サーマルヘッドの発熱制御方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000326534A true JP2000326534A (ja) | 2000-11-28 |
Family
ID=15320779
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14267099A Withdrawn JP2000326534A (ja) | 1999-05-24 | 1999-05-24 | サーマルヘッドの発熱制御方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000326534A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007196416A (ja) * | 2006-01-24 | 2007-08-09 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 製本装置及び画像形成システム |
-
1999
- 1999-05-24 JP JP14267099A patent/JP2000326534A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007196416A (ja) * | 2006-01-24 | 2007-08-09 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 製本装置及び画像形成システム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060801 |