JP2000326741A - トラクタの前輪増速・自動ブレーキ装置 - Google Patents
トラクタの前輪増速・自動ブレーキ装置Info
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Abstract
高速領域に変速操作して高速走行をしている場合に、操
向操作を行って前輪の切れ角が一定角度以上になると、
前輪倍速装置及び自動ブレーキ装置が作動し、走行状態
が急激に変化して車体の姿勢や挙動が不安定になる恐れ
があった。 【解決手段】 副変速レバー59を三速位置F3に変速
操作して副変速装置が高速段に切り換えられた場合に
は、該副変速装置が低速段に切り換えられた場合より
も、前輪倍速装置を制御する倍速クラッチ24の作動油
圧が減圧されるように構成し、また自動ブレーキ装置を
制御する左右ブレーキピストン25a・25bの作動油
圧が減圧されるように構成した。
Description
より制御される前輪倍速装置及び油圧制御される自動ブ
レーキ装置により構成され、前輪の操向角度が一定値以
上になると作動するトラクタの前輪倍速・自動ブレーキ
装置の構成に関する。
操向操作に連動して作動する前輪倍速装置及び自動ブレ
ーキ装置にて構成される前輪増速・自動ブレーキ装置を
備えたものがあり、例えば、該前輪倍速装置は油圧式ク
ラッチにより制御され、自動ブレーキ装置は油圧制御さ
れるものであった。そして、このようなトラクタでは、
前輪倍速・自動ブレーキ装置の作動状態を切り換える作
動スイッチを設けるとともに、前輪の切れ角を検出する
センサを設けて、該作動スイッチがオン状態のときに前
輪の切れ角が一定角度以上になると、前輪倍速装置及び
自動ブレーキ装置が作動するように構成していた。
トラクタにおいては、操向操作を行って前輪の切れ角が
一定角度以上になると、該前輪倍速装置が作動して前輪
へ駆動力を伝達するクラッチが完全に接続されるととも
に、自動ブレーキ装置が作動して旋回内側の後輪が完全
に制動されてしまう。このような前輪倍速装置及び自動
ブレーキ装置の作動が、副変速レバーを高速段に変速操
作して高速走行をしている場合に行われると、走行状態
が急激に変化して車体の姿勢や挙動が不安定になる恐れ
があった。
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。即ち、請求項1に記載のごとく、油
圧式クラッチにより制御される前輪倍速装置及び油圧制
御される自動ブレーキ装置にて構成される前輪増速・自
動ブレーキ装置を備え、前輪の操向角度が一定値以上に
なると該前輪増速・自動ブレーキ装置が作動するように
構成したトラクタにおいて、副変速装置が高速段に切り
換えられた場合には、該副変速装置が低速段に切り換え
られた場合よりも、該油圧式クラッチの作動油圧が減圧
されるように構成した。
により制御される前輪倍速装置及び油圧制御される自動
ブレーキ装置にて構成される前輪増速・自動ブレーキ装
置を備え、前輪の操向角度が一定値以上になると該前輪
増速・自動ブレーキ装置が作動するように構成したトラ
クタにおいて、副変速装置が高速段に切り換えられた場
合には、該副変速装置が低速段に切り換えられた場合よ
りも、該自動ブレーキ装置の作動油圧が減圧されるよう
に構成した。
により制御される前輪倍速装置及び油圧制御される自動
ブレーキ装置にて構成される前輪増速・自動ブレーキ装
置を備え、前輪の操向角度が一定値以上になると該前輪
増速・自動ブレーキ装置が作動するように構成したトラ
クタにおいて、該自動ブレーキ装置の作動時にはブレー
キ装置を略一定周期で断続的に作動させ、副変速装置が
高速段に切り換えられた場合には、該副変速装置が低速
段に切り換えられた場合よりも、ブレーキ装置の作動油
圧が減圧されるとともに、該ブレーキ装置の作動周期が
短くなるように構成した。
する。図1は本発明の安全装置を搭載したトラクタを示
す側面図、図2は同じく平面図、図3はインストルメン
トパネルを示す図、図4は前輪倍速装置及び自動ブレー
キ装置の動作機構を示す接続回路図、図5は前輪倍速装
置及び自動ブレーキ装置を示す油圧回路図、図6はブレ
ーキ機構を示す側面図、図7はブレーキ装置内部を示す
側面図、図8は副変速レバー及びレバーガイドを示す平
面図、図9は同じく側面図、図10は低速時のブレーキ
ピストンの作動油圧の経時変化を示す図、図11は高速
時のブレーキピストンの作動油圧の経時変化を示す図で
ある。
したトラクタの全体構成について図1、図2により説明
する。前後に前輪2・2及び後輪3・3を懸架する本機
の部にボンネット4を配置し、該ボンネット4にエンジ
ン5を内蔵している。ボンネット4の後方にはステアリ
ングハンドル51を設けて、該ステアリングハンドル5
1の後方にはシート52を配設している。また、ステア
リングハンドル51の前方にはインストルメントパネル
18が配設されている。そして、ステアリングハンドル
51、シート52、及びインストルメントパネル18等
はキャビン12により覆われている。
53を連設し、エンジン5からの動力を後輪3に伝達し
て駆動している。また、エンジン5の駆動力は、機体後
端から後方に突出したPTO軸を駆動し、機体後端部の
作業機装着装置56に接続した作業機57を駆動するよ
うに構成している。シート52の一側方には主変速レバ
ー58が配設され、他側方には副変速レバー59が配設
されており、該主変速レバー58及び副変速レバー59
により、主変速装置及び副変速装置の変速操作をそれぞ
れ行うようにしている。また、左右の前輪2・2を支持
するフロントアクスル2aには、左右の前輪2の近傍に
それぞれ切れ角センサ54a・54bを取り付けて、操
向時における各前輪2の切れ角を検出するように構成し
ている。
のみを駆動する二輪駆動状態と、前輪2・2と後輪3・
3との両方を駆動する四輪駆動状態とを切換可能に構成
されている。さらに、旋回時に前輪2・2の駆動回転を
増速させる前輪倍速装置、及び、旋回時に旋回内側の後
輪3を自動的に制動する自動ブレーキ装置が構成されて
いる。図3には、エンジン回転数計27や複数のインデ
ィケーターランプ28等が配設された前記インストルメ
ントパネル18を示しており、該インストルメントパネ
ル18は前記ステアリングハンドル51を支持するステ
アリング軸51aの上方に配置され、該ステアリング軸
51aの下方には四輪駆動入切スイッチ31や倍速・自
動ブレーキ入切スイッチ32等が配置されている。そし
て、該四輪駆動入切スイッチ31により二輪駆動状態と
四輪駆動状態との切り換えを行い、倍速・自動ブレーキ
入切スイッチ32により前輪倍速装置及び自動ブレーキ
装置の作動状態を切り換えるようにしている。
換機構、及び前輪倍速装置と自動ブレーキ装置との作動
機構について図4、図5により説明する。まず、トラク
タが二輪駆動状態にあって、この二輪駆動状態から四輪
駆動状態へ切り換える場合、前記四輪駆動入切スイッチ
31をオフ状態から切り換えてオンすると、四輪駆動リ
レー33が作動して四輪駆動ソレノイド38へ電流が流
れる。四輪駆動ソレノイド38へ電流が流れると、四輪
駆動・倍速切換バルブ21が作動して四輪駆動側に切り
換わり、前輪2・2への駆動力の伝達を入切する四輪駆
動用クラッチ23に、エンジン5により駆動される油圧
ポンプ19から圧油が圧送されて接続状態となり、駆動
力が前輪2・2に伝達されて四輪駆動状態となる。
れた四輪駆動状態にある場合に、倍速・自動ブレーキ入
切スイッチ32をオフ状態から切り換えてオンすると、
前輪増速・自動ブレーキ装置を構成する前輪倍速装置及
び自動ブレーキ装置が作動可能状態となる。該前輪倍速
装置及び自動ブレーキ装置が作動可能状態になると、図
3に示す複数のインディケーターランプ28内の倍速モ
ードインディケータランプ28aが点灯する。
置が作動可能となっている状態で、例えば、ステアリン
グハンドル51により操向操作を行って左旋回をする場
合、左前輪2の切れ角が一定角度以上になると、前記左
切れ角センサ54aがこれを検出してオンされ、倍速リ
レー35が作動して倍速ソレノイド39に電流が流れ
る。倍速ソレノイド39に電流が流れると、四輪駆動・
倍速切換バルブ21が作動して倍速側に切り換わり、前
輪2・2の駆動回転の増速を入切する倍速クラッチ24
に、油圧ポンプ19からの圧油が圧送されて接続状態と
なり、前輪倍速装置が作動して前輪2・2の駆動回転が
増速される。また、左切れ角センサ54aがオンされる
と、前輪2・2が増速されると同時に、左ブレーキソレ
ノイド37aに電流が流れてブレーキバルブ22が切り
換わり、左ブレーキピストン25aに圧油が流れて該左
ブレーキピストン25aが伸長する。左ブレーキピスト
ン25aの伸長により左ブレーキカム26aが回動操作
され、これにより左ブレーキ装置が作動して左後輪3、
即ち旋回内側の後輪3が制動される。即ち、自動ブレー
キ装置が作動するのである。
作して右旋回する場合に、右前輪2の切れ角が一定角度
以上になったときも同様に、右切れ角センサ54bがオ
ンされて、前輪2・2の駆動回転が増速されるととも
に、右ブレーキソレノイド37bに電流が流れてブレー
キバルブ22が切り換わり、右ブレーキピストン25b
に圧油が流れて右ブレーキカム26bが回動操作される
ことで、右ブレーキが作動して左後輪3、即ち旋回内側
の後輪3が制動される。このように、前輪倍速装置及び
自動ブレーキ装置が作動可能となっている状態において
は、ステアリングハンドル51を操向操作して左右の前
輪2・2の切れ角が一定角度以上になると、前輪倍速装
置及び自動ブレーキ装置が作動するのである。
置が作動する際には、前述の如く、例えば左ブレーキピ
ストン25aが伸長して左ブレーキカム26aを回動操
作することにより左ブレーキ装置29aが作動するが、
作業者がブレーキペダル13を踏圧することによっても
該左ブレーキ装置29aを作動させることが可能であ
る。即ち、ブレーキペダル13を踏圧すると、連結ロッ
ド71が上方移動してシャフト72が右方に回動し、こ
れによりブレーキロッド73が前方移動して左ブレーキ
カム26aを回動操作し、左ブレーキ装置29aが作動
するのである。
は、その回動中心にアーム76を固設して一体的に回動
可能としており、該アーム76は、ブレーキ装置29a
のブレーキシュー79に固設されたステー78と、リン
ク77により連結されている。該ブレーキシュー79に
対向して支持板80が配設されている。
キロッド73又は左ブレーキピストン25aにより前方
へ回動操作されると、アーム76、リンク77、及びス
テー78を介してブレーキシュー79が前方に移動され
る。ブレーキシュー79が前方に移動されると、該ブレ
ーキシュー79と支持板80との間に介装されるボール
部材81により、該ブレーキシュー79と支持板80と
の間隔が広がって、該ブレーキシュー79に貼設される
ライニングが、左後輪3のリアアクスルに固設されるブ
レーキディスク83に押圧されて、左後輪3が制動され
るのである。
ーキペダル13の踏圧、及び自動ブレーキ装置における
左ブレーキピストン25aの伸長の両方により作動可能
に構成されている。尚、右ブレーキ装置29bにおいて
も、左ブレーキ装置29aと同様の機構によって作動す
るように構成されている。
レーキピストン25aはボルト91・91により左ブレ
ーキ装置29aのハウジングに取付固定されている。左
ブレーキピストン25aのボルト91による締結部分は
長孔92に構成されており、ボルト91・91を緩める
ことで、左ブレーキカム26aの当接部26bへの左ブ
レーキピストン25aの当接位置を調節可能としてい
る。即ち、左ブレーキピストン25aの先端(前端)を
長孔92の範囲内で移動させて、左ブレーキカム26a
の回動中心から、左ブレーキピストン25aの当接部2
6bへの当接位置までの距離を調節可能に構成している
のである。この場合、左ブレーキピストン25aの長孔
92の範囲内での移動は、該左ブレーキピストン25a
の後端部を中心にして先端部を上下方向に回動させて行
う。さらに、当接部26bにおける左ブレーキピストン
25a先端部との当接面は、該左ブレーキピストン25
a先端部の回動軌跡に合わせた円弧形状としている。こ
のように、円弧形状に形成した当接部26bに当接した
左ブレーキピストン25a先端部を、左ブレーキピスト
ン25aの後端部を中心にして上下回動するように構成
することで、当接位置を変更した場合においても、該先
端部の当接部26bへの当接角度を一定にして、左ブレ
ーキピストン25aの当接部26bに対する押圧力を一
定に保つことができる。そして、左ブレーキピストン2
5aの当接部26bへの当接位置を前述の如く調節可能
に構成することで、左ブレーキカム26aの回動中心か
ら左ブレーキピストン25aによる押圧部までの距離を
調節することができ、これにより、該左ブレーキピスト
ン25aによる左ブレーキカム26aの回動トルクを変
更して、自動ブレーキ機構による後輪3の制動度合いを
調節することが可能となる。
ブレーキロッド73との連結部は長孔26cに形成して
遊びを設けてあり、左ブレーキカム26aが左ブレーキ
ピストン25aによって前方回動された場合には、該左
ブレーキカム26aの回動動作による力がブレーキペダ
ル13側へ伝達されないように構成している。尚、右ブ
レーキ装置においても、前述の如くの左ブレーキ装置2
9aと同様の構造・機構によって構成され、また作動さ
れるものとする。
速レバー59は、レバーガイド17に形成された長孔状
のガイド口17a内を摺動可能であり、低速の一速位置
F1、中速の二速位置F2、高速の三速位置F3、及び
超低速のクリープ位置Cに変速操作可能に構成され、ク
リープ位置Cと一速位置F1との間にはニュートラル位
置Nが配置されている。レバーガイド17の下方には、
高速段検出スイッチ61が配設され、副変速レバー59
が高速段である三速位置F3に変速操作された場合に、
該副変速レバー59が高速段検出スイッチ61の当接片
61aに当接して、該高速段検出スイッチ61がオンさ
れるように構成している。
検出スイッチ61がオンされると、四輪駆動・倍速切換
バルブ21と倍速クラッチ24との油圧回路間に介装さ
れる倍速クラッチ作動圧切換バルブ62のソレノイド6
2aに電流が流れて、該倍速クラッチ作動圧切換バルブ
62が切り換えられ、倍速クラッチ24へは、倍速回路
減圧弁64を通じて減圧された後の作動油が供給される
こととなる。即ち、副変速レバー59が高速段の三速位
置F3に変速操作された場合には、倍速クラッチ24
は、途中で倍速回路減圧弁64により減圧された作動油
により作動されるのである。
に変速操作された場合には、三速位置F3以外の低速段
に変速操作されたときよりも、倍速クラッチ24の作動
油圧が低くなって、該倍速クラッチ24は半クラッチ状
態となって滑り、前輪2への駆動力の伝達度合いが小さ
くなる。このように、倍速回路減圧弁64により作動油
圧を調圧して前輪2への駆動力の伝達度合いを小さくす
ることで、該前輪2の増速度合いも小さくなるため、副
変速レバー59が高速段の三速位置F3に変速操作され
て機体が高速走行しているときに前輪増速装置が作動し
ても、走行状態が急激に変化することがなく、機体は安
定した姿勢・状態で旋回・走行することが可能となる。
尚、倍速回路減圧弁64による作動油圧の調圧度合いは
任意に設定することが可能である。
がオンされると、四輪駆動・倍速切換バルブ21とブレ
ーキバルブ22との油圧回路間に介装されるブレーキ作
動圧切換バルブ63のソレノイド63aに電流が流れ
て、該ブレーキ作動圧切換バルブ63が切り換えられ、
ブレーキバルブ22及び左右ブレーキピストン25a・
25bへは、ブレーキ回路減圧弁65を通じて減圧され
た後の作動油が供給されることとなる。即ち、副変速レ
バー59が高速段の三速位置F3に変速操作された場合
には、左右ブレーキピストン25a・25bは、途中で
ブレーキ回路減圧弁65により減圧された作動油により
作動されるのである。
に変速操作された場合には、三速位置F3以外の低速段
に変速操作されたときよりも、左右ブレーキピストン2
5a・25bの作動油圧が低くなって、左右ブレーキ装
置29a・29bの制動力が小さくなり、後輪3が完全
に制動されてしまうこともない。このように、ブレーキ
回路減圧弁65により作動油圧を調圧して後輪3を制動
する左右ブレーキ装置29a・29bの制動力を小さく
することで、副変速レバー59が高速段の三速位置F3
に変速操作されて機体が高速走行しているときに自動ブ
レーキ装置が作動したとしても、走行状態が急激に変化
することがなく、機体は安定した姿勢・状態で旋回・走
行することが可能となる。尚、ブレーキ回路減圧弁65
による作動油圧の調圧度合いは任意に設定することが可
能である。
向操作が行われて自動ブレーキ装置が作動する場合に
は、左右ブレーキ装置29a・29bをある一定の作動
油圧で断続的に作動させて後輪3を制動するように構成
している。例えば、副変速レバー59がクリープ位置C
から二速位置F2までの範囲内に変速操作されている場
合は、図10に示すように、左右ブレーキ装置29a・
29bを作動させる左右ブレーキピストン25a・25
bの作動状態をある一定の作動油圧P1、且つある一定
の周期t1にてオン・オフするのである。
bは作動時間t1onの作動と停止時間t1off の停止を
繰り返し行い、作動時間t1onと停止時間t1off とを
加えた時間を、左右ブレーキピストン25a・25bの
オン・オフの周期t1としている。この場合、ステアリ
ングハンドル51が操向操作されて前輪の切れ角が一定
角度以上になり、左右ブレーキピストン25a・25b
へ作動油が流入する方向にブレーキバルブ22が切り換
わる作動開始時刻t0 から、一定の作動時間t1onだけ
該ブレーキバルブ22がその状態を保持して左右ブレー
キピストン25a・25bを作動させた後、左右ブレー
キピストン25a・25bへ作動油が流入しない方向に
ブレーキバルブ22が切り換わり、その後一定の停止時
間t1of f だけその状態を保持して左右ブレーキピスト
ン25a・25bを停止させるのである。一定の停止時
間t1off だけ左右ブレーキピストン25a・25bを
停止させた後は、左右ブレーキピストン25a・25b
の、前記作動時間t1onの作動と停止時間t1off の停
止とを繰り返し行うのである。このように左右ブレーキ
ピストン25a・25bの作動を制御することで、左右
ブレーキ装置29a・29bによる後輪3の制動力を経
時的に変化させている。
作動する場合に、左右のブレーキ装置を断続的に作動さ
せて後輪3を制動するように構成することにより、該ブ
レーキ装置の制動力が調節され、後輪3がロックするこ
とを防止することができるのである。これにより、四輪
駆動時にステアリングハンドル51を操向操作した場合
に起こり易い前後輪2・3間でのトルクのとじ込みの発
生を防ぐことができる。また、後輪3の磨耗を抑えた
り、アイドリング付近でのノッチング(ハンチング)の
発生を防止することができる。
変速操作されている場合は、図11に示すように、左右
ブレーキ装置29a・29bを作動させる左右ブレーキ
ピストン25a・25bの作動状態をある一定の作動油
圧P2、且つある一定の周期t2にてオン・オフするよ
うに構成されている。即ち、左右ブレーキピストン25
a・25bは作動時間t2onの作動と停止時間t2off
の停止を繰り返し行い、作動時間t2onと停止時間t2
off とを加えた時間を、左右ブレーキピストン25a・
25bのオン・オフの周期t2としている。
ングハンドル51が操向操作されて前輪の切れ角が一定
角度以上になり、左右ブレーキピストン25a・25b
へ作動油が流入する方向にブレーキバルブ22が切り換
わる作動開始時刻t0 から、一定の作動時間t2onだけ
該ブレーキバルブ22がその状態を保持して左右ブレー
キピストン25a・25bを作動させた後、左右ブレー
キピストン25a・25bへ作動油が流入しない方向に
ブレーキバルブ22が切り換わり、その後一定の停止時
間t2off だけその状態を保持して左右ブレーキピスト
ン25a・25bを停止させるのである。一定の停止時
間t2off だけ左右ブレーキピストン25a・25bを
停止させた後は、左右ブレーキピストン25a・25b
の、前記作動時間t2onの作動と停止時間t2off の停
止とを繰り返し行うようにしている。
に変速操作されている場合の左右ブレーキピストン25
a・25bの作動油圧P2は、前記ブレーキ回路減圧弁
65により減圧されて、副変速レバー59がクリープ位
置Cから二速位置F2までの範囲内に変速操作されてい
る場合の作動油圧P1よりも小さい値となるように構成
している。さらに、副変速レバー59が三速位置F3に
変速操作されている場合の前記左右ブレーキピストン2
5a・25bのオン・オフの周期t2は、副変速レバー
59がクリープ位置Cから二速位置F2までの範囲内に
変速操作されている場合の周期t1よりも小さい値とな
るように構成している。このように左右ブレーキピスト
ン25a・25bの作動を制御して、左右ブレーキ装置
29a・29bによる後輪3の制動力を、前述の低速時
の場合よりも小さく構成した上で、該制動力を経時的に
変化させている。
変速操作されて高速走行している場合には、低速走行し
ている場合よりも、左右ブレーキピストン25a・25
bの作動油圧を減圧するとともに、該左右ブレーキピス
トン25a・25bのオン・オフの周期を短くして、左
右ブレーキ装置29a・29bによる後輪3の制動力を
小さく調節し、また該後輪3がロックされることをさら
に確実に防止しているのである。これにより、四輪駆動
時にステアリングハンドル51を操向操作した場合に起
こり易い前後輪2・3間でのトルクのとじ込みの発生や
後輪3の磨耗を確実に防ぐとともに、特に高速変速状態
で発生し易いアイドリング付近でのノッチング(ハンチ
ング)の発生を防止することができ、高速走行での旋回
時における、機体の姿勢及び走行状態を安定させること
が可能となる。
ような効果を奏するのである。即ち、請求項1記載の如
く、副変速装置が高速段に切り換えられた場合には、該
副変速装置が低速段に切り換えられた場合よりも、該油
圧式クラッチの作動油圧が減圧されるように構成したの
で、前輪への駆動力の伝達度合いを小さくすることがで
き、前輪の増速度合いが小さくなるため、副変速装置が
高速段に切り換えられた状態で機体が高速走行している
ときに前輪増速装置が作動しても、走行状態が急激に変
化することがなく、機体は安定した姿勢・状態で旋回・
走行することが可能となる。
段に切り換えられた場合には、該副変速装置が低速段に
切り換えられた場合よりも、該自動ブレーキ装置の作動
油圧が減圧されるように構成したので、後輪を制動する
左右ブレーキ装置の制動力を小さくすることができ、副
変速装置が高速段に切り換えられた状態で機体が高速走
行しているときに自動ブレーキ装置が作動したとして
も、走行状態が急激に変化することがなく、機体は安定
した姿勢・状態で旋回・走行することが可能となる。
の作動時にはブレーキ装置を略一定周期で断続的に作動
させ、副変速装置が高速段に切り換えられた場合には、
該副変速装置が低速段に切り換えられた場合よりも、ブ
レーキ装置の作動油圧が減圧されるとともに、該ブレー
キ装置の作動周期が短くなるように構成したので、左右
ブレーキ装置による後輪の制動力を小さく調節すること
ができて、該後輪がロックされることをさらに確実に防
止することができる。また、四輪駆動時にステアリング
ハンドルを操向操作した場合に起こり易い前後輪間での
トルクのとじ込みの発生や後輪の磨耗を確実に防ぐとと
もに、特に高速変速状態で発生し易いアイドリング付近
でのノッチング(ハンチング)の発生を防止することが
でき、高速走行での旋回時における、機体の姿勢及び走
行状態を安定させることが可能となる。
面図である。
を示す接続回路図である。
回路図である。
ある。
変化を示す図である。
変化を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 油圧式クラッチにより制御される前輪倍
速装置及び油圧制御される自動ブレーキ装置にて構成さ
れる前輪増速・自動ブレーキ装置を備え、前輪の操向角
度が一定値以上になると該前輪増速・自動ブレーキ装置
が作動するように構成したトラクタにおいて、副変速装
置が高速段に切り換えられた場合には、該副変速装置が
低速段に切り換えられた場合よりも、該油圧式クラッチ
の作動油圧が減圧されるように構成したことを特徴とす
るトラクタの前輪増速・自動ブレーキ装置。 - 【請求項2】 油圧式クラッチにより制御される前輪倍
速装置及び油圧制御される自動ブレーキ装置にて構成さ
れる前輪増速・自動ブレーキ装置を備え、前輪の操向角
度が一定値以上になると該前輪増速・自動ブレーキ装置
が作動するように構成したトラクタにおいて、副変速装
置が高速段に切り換えられた場合には、該副変速装置が
低速段に切り換えられた場合よりも、該自動ブレーキ装
置の作動油圧が減圧されるように構成したことを特徴と
するトラクタの前輪増速・自動ブレーキ装置。 - 【請求項3】 油圧式クラッチにより制御される前輪倍
速装置及び油圧制御される自動ブレーキ装置にて構成さ
れる前輪増速・自動ブレーキ装置を備え、前輪の操向角
度が一定値以上になると該前輪増速・自動ブレーキ装置
が作動するように構成したトラクタにおいて、該自動ブ
レーキ装置の作動時にはブレーキ装置を略一定周期で断
続的に作動させ、副変速装置が高速段に切り換えられた
場合には、該副変速装置が低速段に切り換えられた場合
よりも、ブレーキ装置の作動油圧が減圧されるととも
に、該ブレーキ装置の作動周期が短くなるように構成し
たことを特徴とするトラクタの前輪増速・自動ブレーキ
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14292799A JP2000326741A (ja) | 1999-05-24 | 1999-05-24 | トラクタの前輪増速・自動ブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14292799A JP2000326741A (ja) | 1999-05-24 | 1999-05-24 | トラクタの前輪増速・自動ブレーキ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000326741A true JP2000326741A (ja) | 2000-11-28 |
Family
ID=15326882
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14292799A Pending JP2000326741A (ja) | 1999-05-24 | 1999-05-24 | トラクタの前輪増速・自動ブレーキ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000326741A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002240700A (ja) * | 2001-02-13 | 2002-08-28 | Yanmar Agricult Equip Co Ltd | 作業車両の制動装置 |
| JP2004299562A (ja) * | 2003-03-31 | 2004-10-28 | Isuzu Motors Ltd | 電子制御ブレーキ装置 |
| JP2005263170A (ja) * | 2004-03-22 | 2005-09-29 | Kubota Corp | 四輪駆動型トラクタの走行装置 |
-
1999
- 1999-05-24 JP JP14292799A patent/JP2000326741A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002240700A (ja) * | 2001-02-13 | 2002-08-28 | Yanmar Agricult Equip Co Ltd | 作業車両の制動装置 |
| JP2004299562A (ja) * | 2003-03-31 | 2004-10-28 | Isuzu Motors Ltd | 電子制御ブレーキ装置 |
| JP2005263170A (ja) * | 2004-03-22 | 2005-09-29 | Kubota Corp | 四輪駆動型トラクタの走行装置 |
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Legal Events
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|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080219 |
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