JP2000329165A - 移動車両の変速制御装置 - Google Patents

移動車両の変速制御装置

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JP2000329165A
JP2000329165A JP2000137203A JP2000137203A JP2000329165A JP 2000329165 A JP2000329165 A JP 2000329165A JP 2000137203 A JP2000137203 A JP 2000137203A JP 2000137203 A JP2000137203 A JP 2000137203A JP 2000329165 A JP2000329165 A JP 2000329165A
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JP
Japan
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speed
shift
hydraulic clutch
initial time
switch
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JP2000137203A
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Hiroyoshi Ono
弘喜 小野
Tomoyuki Ishida
智之 石田
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動車両の変速制御装置に関し、油圧クラッ
チの加工精度等により性能面に多少のバラつきがあって
も、そのバラつきを充分に吸収できるようにした制御装
置を提供しようとする。 【解決手段】 シンクロメッシュ式の変速装置と油圧式
クラッチ装置とを備え、変速時に油圧式クラッチ装置を
遮断して増速用変速スイッチ又は減速用変速スイッチの
操作に伴い電気的に作動するアクチュエータによって前
記変速装置の変速がなされるように構成し、発進イニシ
ャル時間変更モードへの移行により前記油圧式クラッチ
装置の接続初期のイニシャル時間を変更する制御手段を
設ける移動車両の変速制御装置において、前記発進イニ
シャル時間変更モードへの切換えを、キースイッチ及び
増・減速用の両変速スイッチをオンにすることによって
可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、移動車両の変速制御
装置に関するものであり、トラクタ等に利用される。
【0002】
【従来技術】本出願人は、過去に電子シフト装置を出願
しているが、この電子シフト装置は、電気信号に応じて
任意の位置に変速を可能にしたものであって、具体的に
はシンクロメッシュ式の主変速装置と副変速装置、及び
これらの変速装置の直前に前後進切替用の油圧クラッチ
が設けられ、主変速操作用の押しボタンスイッチあるい
は副変速操作用のレバーを操作すると、前後進切替用の
油圧クラッチが切られて目的の変速位置にシフターが移
動操作され、その後に再び油圧クラッチが接続されて動
力が伝達されるように構成されたものである。
【0003】この場合、油圧クラッチを接続するために
圧力を高めるパターンは図6に示すように構成され、ク
ラッチ接続初期の段階ではピストンを素速く移動させる
ために100%デューティーの大電流を比例減圧弁のソ
レノイドに短時間(イニシャル時間)だけ流し、そのシ
ョックを少なくして油圧クラッチを接続するために、一
旦、電流を減じた徐々に電流を増加させるように構成し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記したよ
うな従来装置にあっては、イニシャル時間が一定であっ
たため、油圧クラッチの接続のタイミングが機械毎にバ
ラつくという不具合があった。更に詳述すると、油圧ク
ラッチは、そのピストンのボア径、ストローク量、オイ
ルの漏れ流量、供給流量によって動作量が異なり、同じ
デューティ比で比例減圧弁のソレノイドを励磁しても加
工精度上の問題から油圧クラッチのピストンが移動して
クラッチが接続されるまでの時間にバラつきが生じる欠
点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は前記問題点に
鑑みて提案するものであり、油圧クラッチの加工精度等
により性能面に多少のバラつきがあっても、そのバラつ
きを充分に吸収できるようにした制御装置を提供せんと
するものであり、このため、次のような技術的手段を講
じた。即ち、増速用変速スイッチ又は減速用変速スイッ
チの操作に伴い電気的に変速装置の変速がなされるよう
に構成し、発進イニシャル時間変更モードへの移行によ
り油圧式クラッチ装置の接続初期のイニシャル時間を変
更する制御手段を設ける移動車両の変速制御装置におい
て、前記発進イニシャル時間変更モードへの切換えを、
キースイッチ及び増・減速用の両変速スイッチをオンに
することによって可能とすべく構成してなる移動車両の
変速制御装置の構成とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施例に基づい
て、この発明の実施例を説明する。まず、構成から説明
すると、1はトラクタ、2は前輪、3は後輪である。ト
ラクタ1の機体前部にはエンジン4を搭載し、エンジン
4の後部にはメインクラッチ5を収容しているクラッチ
ハウジング6、変速装置を収容しているミッションケー
ス8を連設している。ミッションケース8内には、4段
の変速が可能なシンクロメッシュ式の主変速装置9と、
同じく4段の変速が可能なシンクロメッシュ式の副変速
装置10と、機体の進行する向きを変更する油圧式の前
後進切替装置11が直列に設けられている。前後進切替
装置11の油圧クラッチ13は前進側(F側)油圧クラ
ッチ13aと後進側(R側)油圧クラッチ13bとから
なり、主変速装置9と副変速装置10の組合せにより、
図7の変速段数表に示すような16段の変速段数が前後
進共に得られるように構成している。
【0007】主変速装置9と副変速装置10とを操作す
る変速レバー12のアーム部は、操縦席14横のH型を
した変速ガイド15のガイド溝15aに挿通されてい
る。この操作レバー12の把手部分には速度増減用のボ
タン式変速スイッチ16、17が設けられ、例えば増速
用の変速スイッチ16を押すと、1速から4速側にシフ
トアップされ、減速用の変速スイッチ17を押すと、逆
に4速から1速側にシフトダウンされ、このように変速
スイッチ16、17を適宜操作して主変速装置9を1速
から4速の範囲で変速操作する。
【0008】変速レバー12は副変速装置10も切り替
え操作できるものであるが、この実施例では副変速装置
10を切り替える場合にはクラッチペダル7を踏み込ん
でメインクラッチ5を切ってから変速を行なうように構
成している。即ち、メインクラッチ5を切った後に、変
速レバー12を変速ガイド溝15aに沿って前後あるい
は左右に動かせば、高速(L速)、低速(L速)、中速
(M速)、超低速(LL速)の4段の変速がなされるも
のである。そして、変速レバー12の動きは、油圧クラ
ッチ13のクラッチを接続するタイミング調整(昇圧制
御)やモニター表示に利用されるため、ミッションケー
ス8の横側部にその動きを感知する位置検出センサ2
0、21が埋め込まれている。
【0009】図3はその詳細構造を示すものである。2
本のシフターピン23,24がミッションケース8内に
おいて前後方向に沿わせるようにして上下2段に軸支さ
れ、これらのシフターピン23,24に副変速装置10
の変速ギヤの切替を行なうシフター25、26が夫々嵌
合装着されている。27,28はシフターピン23,2
4と一体のボス部であり、これらのボス部27,28の
上面はU字状に切り欠かれて凹み27a,28aが形成
されており、変速レバー12下端の球状部12aがこの
凹み27a,28aに択一的に入り込むように構成して
いる。従って、変速レバー12の球状部12を凹み27
a(あるいは28a)に係合させて前後方向に動かせ
ば、副変速装置10のシフター25(あるいは26)が
前後方向に移動して変速がなされる。
【0010】このとき、シフター25,26が前後方向
に移動すると、そのシフター25,26と一体のカム2
5a,26aがミッションケース8の壁に埋め込まれた
位置検出センサ20,21のピン20a,21aを押し
込んで変速位置を検出するものである。具体的には、位
置検出センサ20は、H速−中立(N)−L速の各位置
を検出し、位置検出センサ21はM速−中立(N)−L
L速の各位置を検出する。
【0011】前記したように、この実施例では主変速操
作だけ、ノークラッチ操作で変速が行なわれるのである
が、変速レバー12の変速スイッチ16、17を押して
主変速装置9が切り替え操作されるときには、まず、前
後進切替装置11の油圧式クラッチ13がOFF状態に
切り換えられ、ついで主変速装置9のシフター31,3
2を操作するピストンロッド33,34が油圧によって
強制的に軸長手方向に移動され、シフター31,32が
所定の変速位置に達したことが電気的に検出されると再
び前後進切替装置11の油圧クラッチ13が接続され
る。これらの切り替えは後述するコントローラ35によ
って全て電気的に制御されるものである。
【0012】図8はその制御系を構成するコントローラ
35と各センサ、スイッチ類からなる入力手段と、ソレ
ノイド等の出力手段との関係を説明したブロック図であ
る。コントローラ35には、主変速装置9のシフター3
1,32操作用の電磁弁18、19を切り替えるための
ソレノイド37、38、39、40と、前後進切替装置
11を切り替える電磁弁22のソレノイド41、42
と、前後進切替装置11の昇圧制御用比例減圧弁45を
制御する比例ソレノイド47が接続されている。この比
例ソレノイド47はパルスのデューティ比を変えて油圧
クラッチ13を接続するタイミングを制御するものであ
る。なお、同図中、符号48はモニターランプ、49は
主変速装置9を操作するシフターの位置を検出する位置
センサである。
【0013】また、このコントローラ35には、エンジ
ン4の回転数を検出する回転センサ52、後輪3回転数
を検出する車輪回転センサ53、前後進切替用レバー3
0に設けたF−R切替スイッチ54、警報器としてのブ
ザー55、各センサ類の動作状態を確認する点検モード
に切り替えるときに押すチェックスイッチ56、キース
イッチ57等が接続されている。
【0014】更に、コントローラ35には、主変速装置
9の自動変速のためのプログラムと共に、油圧クラッチ
13接続初期にピストン駆動用の大電流を流す時間、す
なわちイニシャル時間を適宜変更するプログラムがその
記憶手段(EEPROM等の不揮発メモリ)の中に書き
込まれている。以下、このプログラムについて説明す
る。
【0015】図9のフローチャートに示すように、発進
イニシャル時間の書き込みモードへの切り替えは、キー
スイッチ57がONされた後(ステップS2)、変速レ
バー12に設けた増速用の変速スイッチ16と減速用の
変速スイッチ17が共にON操作されたとき(ステップ
S3)に、発進イニシャル時間変更処理モードに移行す
る(ステップS4)。
【0016】そして、図10に示すように発進イニシャ
ル時間変更モードに移行した後、両方の変速スイッチ1
6、17を共にOFFにすると(ステップ♯2)、その
瞬間にブザー55が1回だけ鳴る(ステップ♯4)。そ
の後、このイニシャル時間変更モードにおいて、増速側
の変速スイッチ16を押すと基準値として格納されてい
たイニシャル時間(この実施例では基準値として180
msecの時間を与えている)に対して20msecの
時間が加算される(ステップ♯5、ステップ♯7)。
【0017】一方、イニシャル時間を減少させる場合に
は、このフローチャートのステップ♯5において、減速
側の変速スイッチ17を1回だけ押す(ステップ♯
6)。すると、基準値の180msecに対して20m
secだけ減じた160msecのイニシャル時間が新
たに設定され、基準値が書き替えられることになる。増
速側、減速側共に1回処理が終わると2回ブザー55が
鳴り(ステップ♯8)、以下、この処理を何度か繰り返
すことにより、20msec単位でイニシャル時間の書
き替えがなされるものである。
【0018】このように、この実施例では、油圧クラッ
チ13の比例減圧弁45を制御する比例ソレノイド47
に対して、接続初期にピストンを移動させる駆動電流コ
ントロール時間を適宜書替えできるように構成している
ので、油圧クラッチ13のピストンのボア径等にバラつ
きがあってもトラクタの出荷の段階で簡単、且つ迅速に
調整できるものであるから、機械毎にクラッチ接続のフ
ィーリングが異なったりするようなことがなく、安定し
た性能が確保できる。また、作業目的に応じてクラッチ
接続までの時間を簡単に変えることもできるので、仕様
変更にも迅速に対応できる特徴がある。
【0019】次に図11、図12について関連装置の改
良発明について説明する。図11のグラフは図6に対応
するものであり、この図11では、油圧クラッチ13を
接続するパターンを3つの場合に分けている。Aのパタ
ーンは前後進切替用レバー30を切り替えたときに昇圧
するパターンであり、Bのパターンは増速時の昇圧パタ
ーン、Cは減速時の昇圧パターンである。
【0020】発進時(前後進切替レバー30を中立位置
から前進側Fあるいは後進側Rに切り替えたとき)や増
速時は油圧クラッチ13入切時に車速差が大きいことか
ら、高速になるほど、緩やかに接続しないと発進時のシ
ョックや変速時のショックが大きくなってしまう不具合
がある。そこで、発進時と増速時は昇圧時間を長く設定
している。逆に減速側では緩やかに接続すると、減速ト
ルクの伝達が遅く、減速時間が長くなると同時にフィー
リングも悪くなる欠点がある。そこでこの実施例では、
前記の場合とは逆に昇圧時間を短くしている。
【0021】なお、この実施例では、発進時(前後進切
替時)のイニシャル時間は100msec程度とし、増
速時及び減速時のイニシャル時間は40〜50msec
程度としている。
【0022】
【発明の効果】この発明は前記の如く、増速用変速スイ
ッチ又は減速用変速スイッチの操作に伴い電気的に変速
装置の変速がなされるように構成し、発進イニシャル時
間変更モードへの移行により油圧式クラッチ装置の接続
初期のイニシャル時間を変更する制御手段を設ける移動
車両の変速制御装置において、前記発進イニシャル時間
変更モードへの切換えを、キースイッチ及び増・減速用
の両変速スイッチをオンにすることによって可能とすべ
く構成してなる移動車両の変速制御装置であるから、ク
ラッチを接続する時間が機械毎にバラついていても、い
ずれも車両本機に備付けのキースイッチ及び増・減速用
の両変速スイッチをオンにすることによって発進イニシ
ャル時間変更モードへの移行を迅速に行え、簡単に設定
された時間に調整できるものである。もって、発進時や
シフト変更時の操作フィーリングを常に良好にできるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】トラクタの全体側面図である。
【図2】トラクタの平面図である。
【図3】副変速装置の位置検出センサとシフターとの関
係を説明した図である。
【図4】動力伝達線図である。
【図5】油圧回路図である。
【図6】昇圧パターンを説明した図である。
【図7】変速段数を説明した図である。
【図8】制御ブロック図である。
【図9】制御フローチャートである。
【図10】制御フローチャートである。
【図11】図6に対応する昇圧パターンを説明した図で
ある。
【図12】制御フローチャートである。
【符号の説明】
1 トラクター 2 前輪 3 後輪 4 エンジン 9 主変速装置 10 副変速装置 11 前後進切替装置 12 変速レバー 20 副変速位置検出センサ 21 副変速位置検出センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 増速用変速スイッチ又は減速用変速スイ
    ッチの操作に伴い電気的に変速装置の変速がなされるよ
    うに構成し、発進イニシャル時間変更モードへの移行に
    より油圧式クラッチ装置の接続初期のイニシャル時間を
    変更する制御手段を設ける移動車両の変速制御装置にお
    いて、前記発進イニシャル時間変更モードへの切換え
    を、キースイッチ及び増・減速用の両変速スイッチをオ
    ンにすることによって可能とすべく構成してなる移動車
    両の変速制御装置。
JP2000137203A 2000-01-01 2000-05-10 移動車両の変速制御装置 Pending JP2000329165A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014122650A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Iseki & Co Ltd 作業車両の走行伝動制御装置
JP2018105435A (ja) * 2016-12-27 2018-07-05 井関農機株式会社 作業車両

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JP2014122650A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Iseki & Co Ltd 作業車両の走行伝動制御装置
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