JP2000329176A - ドラムブレーキ装置のホイールシリンダ - Google Patents
ドラムブレーキ装置のホイールシリンダInfo
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- JP2000329176A JP2000329176A JP11140602A JP14060299A JP2000329176A JP 2000329176 A JP2000329176 A JP 2000329176A JP 11140602 A JP11140602 A JP 11140602A JP 14060299 A JP14060299 A JP 14060299A JP 2000329176 A JP2000329176 A JP 2000329176A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両停止直後に起こるトルク反転によるペダ
ルへのキックバック現象を緩和することのできるドラム
ブレーキ装置のホイールシリンダを得る。 【解決手段】 制動時にプライマリピストン61又はセ
カンダリピストン64を介して伝達されるアンカ反力に
応じて変位可能なコントロールピストン70と、アンカ
反力が所定倍率に達してコントロールピストン70の変
位が規定量に達すると連通路71を閉じてプライマリシ
リンダ部62及びセカンダリシリンダ部66への液圧供
給を停止する開閉弁機構80とを備えるドラムブレーキ
装置1のホイールシリンダ6において、液圧導入シリン
ダ部68に、プライマリシリンダ部62に連通するバイ
パス路102と、プライマリ・シュー3を押圧するプラ
イマリピストン61のブレーキシュー側への変位が規定
量に達したとき前記バイパス路102を閉じるカットオ
フバルブ104とを装備する。
ルへのキックバック現象を緩和することのできるドラム
ブレーキ装置のホイールシリンダを得る。 【解決手段】 制動時にプライマリピストン61又はセ
カンダリピストン64を介して伝達されるアンカ反力に
応じて変位可能なコントロールピストン70と、アンカ
反力が所定倍率に達してコントロールピストン70の変
位が規定量に達すると連通路71を閉じてプライマリシ
リンダ部62及びセカンダリシリンダ部66への液圧供
給を停止する開閉弁機構80とを備えるドラムブレーキ
装置1のホイールシリンダ6において、液圧導入シリン
ダ部68に、プライマリシリンダ部62に連通するバイ
パス路102と、プライマリ・シュー3を押圧するプラ
イマリピストン61のブレーキシュー側への変位が規定
量に達したとき前記バイパス路102を閉じるカットオ
フバルブ104とを装備する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブレーキシューの
ドラムへの押圧力をアンカ反力に応じて制御して、高い
効きと安定性を確保することができるドラムブレーキ装
置のホイールシリンダに関するもので、詳しくは、車両
停止直後に起こるトルク反転によるペダルへのキックバ
ックを緩和するための改良に関するものである。
ドラムへの押圧力をアンカ反力に応じて制御して、高い
効きと安定性を確保することができるドラムブレーキ装
置のホイールシリンダに関するもので、詳しくは、車両
停止直後に起こるトルク反転によるペダルへのキックバ
ックを緩和するための改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の走行を制動するために種々
の形式のドラムブレーキ装置が用いられているが、これ
らのドラムブレーキ装置は、略円筒状のドラムの内周面
に押圧されるブレーキシューの配置によって、リーディ
ングトレーリング式やツーリーディング式、若しくはデ
ュオサーボ式等に分類される。
の形式のドラムブレーキ装置が用いられているが、これ
らのドラムブレーキ装置は、略円筒状のドラムの内周面
に押圧されるブレーキシューの配置によって、リーディ
ングトレーリング式やツーリーディング式、若しくはデ
ュオサーボ式等に分類される。
【0003】デュオサーボ式のドラムブレーキ装置は、
一般に、円筒状のドラム内に、互いに対向した配置され
たプライマリ・シューとセカンダリ・シューの一対のブ
レーキシューを備える。プライマリ・シューは、ドラム
の前進回転方向入口側が入力部とされると共に、ドラム
の前進回転方向出口側は例えばアジャスタを介してセカ
ンダリ・シューの入口側に連結される。一方、セカンダ
リ・シューの出口側はバッキングプレート上に装備され
たアンカー部に当接させられ、プライマリ・シュー及び
セカンダリ・シューに作用するアンカー反力をこのアン
カー部で受け止めるようになっている。
一般に、円筒状のドラム内に、互いに対向した配置され
たプライマリ・シューとセカンダリ・シューの一対のブ
レーキシューを備える。プライマリ・シューは、ドラム
の前進回転方向入口側が入力部とされると共に、ドラム
の前進回転方向出口側は例えばアジャスタを介してセカ
ンダリ・シューの入口側に連結される。一方、セカンダ
リ・シューの出口側はバッキングプレート上に装備され
たアンカー部に当接させられ、プライマリ・シュー及び
セカンダリ・シューに作用するアンカー反力をこのアン
カー部で受け止めるようになっている。
【0004】これにより、プライマリ・シュー及びセカ
ンダリ・シューを拡開させてドラムの内周面に押し付け
ると、プライマリ・シューに作用するアンカー反力がセ
カンダリ・シューの入口側に入力してセカンダリ・シュ
ーをドラム内周面に押し付けるように作用するため、プ
ライマリ・シューとセカンダリ・シューの双方がリーデ
ィング・シューとして動作し、非常にゲインの高い制動
力を得ることができる。
ンダリ・シューを拡開させてドラムの内周面に押し付け
ると、プライマリ・シューに作用するアンカー反力がセ
カンダリ・シューの入口側に入力してセカンダリ・シュ
ーをドラム内周面に押し付けるように作用するため、プ
ライマリ・シューとセカンダリ・シューの双方がリーデ
ィング・シューとして動作し、非常にゲインの高い制動
力を得ることができる。
【0005】前述したデュオサーボ式ドラムブレーキ装
置は、リーディングトレーリング式やツーリーディング
式のドラムブレーキ装置と比較して、極めて高い制動力
を得ることができるばかりでなく、小型化し易く、且
つ、駐車ブレーキの組み込みも容易である等の多くの長
所を有している。ところが、このようなデュオサーボ式
ドラムブレーキ装置は、ブレーキシューのライニングの
摩擦係数の変化に敏感であるため、制動力を安定させに
くい傾向にあり、制動力を安定化させる工夫が要求され
ている。
置は、リーディングトレーリング式やツーリーディング
式のドラムブレーキ装置と比較して、極めて高い制動力
を得ることができるばかりでなく、小型化し易く、且
つ、駐車ブレーキの組み込みも容易である等の多くの長
所を有している。ところが、このようなデュオサーボ式
ドラムブレーキ装置は、ブレーキシューのライニングの
摩擦係数の変化に敏感であるため、制動力を安定させに
くい傾向にあり、制動力を安定化させる工夫が要求され
ている。
【0006】そこで、本願出願人は、ブレーキシューを
拡開操作する油圧式のホイールシリンダとして、制動時
のアンカ反力に応じて変位するコントロールピストン
と、アンカ反力が所定倍率に達してコントロールピスト
ンの変位量が規定量に達するとマスタシリンダからの液
圧供給を停止させる開閉弁機構とを内蔵し、ブレーキシ
ューに伝達されるシュー押圧力をアンカ反力によって制
限することで、制動力を安定させる技術を既に提案して
いる。
拡開操作する油圧式のホイールシリンダとして、制動時
のアンカ反力に応じて変位するコントロールピストン
と、アンカ反力が所定倍率に達してコントロールピスト
ンの変位量が規定量に達するとマスタシリンダからの液
圧供給を停止させる開閉弁機構とを内蔵し、ブレーキシ
ューに伝達されるシュー押圧力をアンカ反力によって制
限することで、制動力を安定させる技術を既に提案して
いる。
【0007】すなわち、上記のホイールシリンダをデュ
オサーボ式ドラムブレーキ装置に使用することで、ブレ
ーキシューのドラムへの押圧力をアンカ反力によって制
御でき、高い効きと安定性を確保することができる。
オサーボ式ドラムブレーキ装置に使用することで、ブレ
ーキシューのドラムへの押圧力をアンカ反力によって制
御でき、高い効きと安定性を確保することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、アンカ反力が
所定倍率に達したときマスタシリンダからホイールシリ
ンダ内への液圧供給を停止する構成としただけでは、制
動による車両停止直後に起こるトルク反転の過渡現象に
よって、プライマリ・シュー及びセカンダリ・シューが
急速度で逆転方向に動いた際、マスタシリンダとの連通
が遮断されたシリンダボディ内をシュー駆動用のピスト
ンが大きく移動するために、結果的にマスタシリンダ側
の液量変動が大きくなって、ブレーキペダルのキックバ
ック現象の増大を招くという問題があった。
所定倍率に達したときマスタシリンダからホイールシリ
ンダ内への液圧供給を停止する構成としただけでは、制
動による車両停止直後に起こるトルク反転の過渡現象に
よって、プライマリ・シュー及びセカンダリ・シューが
急速度で逆転方向に動いた際、マスタシリンダとの連通
が遮断されたシリンダボディ内をシュー駆動用のピスト
ンが大きく移動するために、結果的にマスタシリンダ側
の液量変動が大きくなって、ブレーキペダルのキックバ
ック現象の増大を招くという問題があった。
【0009】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、ブレーキシューのドラムへの押圧力をアンカ反力に
応じて制御して、ドラムブレーキ装置での高い効きと安
定性を確保することができ、且つ、車両停止直後に起こ
るトルク反転によるペダルへのキックバック現象を緩和
して、ブレーキの操作フィーリングを向上させることの
できるドラムブレーキ装置のホイールシリンダを提供す
ることを目的とする。
で、ブレーキシューのドラムへの押圧力をアンカ反力に
応じて制御して、ドラムブレーキ装置での高い効きと安
定性を確保することができ、且つ、車両停止直後に起こ
るトルク反転によるペダルへのキックバック現象を緩和
して、ブレーキの操作フィーリングを向上させることの
できるドラムブレーキ装置のホイールシリンダを提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るドラムブレーキ装置のホイールシリンダ
は、プライマリ・シュー及びセカンダリ・シューの一方
の対向端間に配置され、前記プライマリ・シューを押圧
するプライマリピストンを摺動自在に保持するプライマ
リシリンダ部と、前記セカンダリ・シューを押圧するセ
カンダリピストンを摺動自在に保持するセカンダリシリ
ンダ部と、マスタシリンダからの液圧供給を受ける液圧
導入シリンダ部と、前記液圧導入シリンダ部に摺動可能
に装着されると共に導入された液圧を前記プライマリシ
リンダ部及びセカンダリシリンダ部に出力する連通路を
有し、且つ制動時に前記プライマリピストン又はセカン
ダリピストンを介して伝達されるアンカ反力に応じて変
位可能なコントロールピストンと、アンカ反力が所定倍
率に達して前記コントロールピストンの変位が規定量に
達すると前記連通路を閉じて液圧供給を停止する開閉弁
機構とを備えるドラムブレーキ装置のホイールシリンダ
において、前記液圧導入シリンダ部に、プライマリシリ
ンダ部に連通するバイパス路と、プライマリ・シューを
押圧するプライマリピストンのブレーキシュー側への変
位が規定量に達したとき前記バイパス路を閉じるカット
オフバルブとを装備したことを特徴とする。
の本発明に係るドラムブレーキ装置のホイールシリンダ
は、プライマリ・シュー及びセカンダリ・シューの一方
の対向端間に配置され、前記プライマリ・シューを押圧
するプライマリピストンを摺動自在に保持するプライマ
リシリンダ部と、前記セカンダリ・シューを押圧するセ
カンダリピストンを摺動自在に保持するセカンダリシリ
ンダ部と、マスタシリンダからの液圧供給を受ける液圧
導入シリンダ部と、前記液圧導入シリンダ部に摺動可能
に装着されると共に導入された液圧を前記プライマリシ
リンダ部及びセカンダリシリンダ部に出力する連通路を
有し、且つ制動時に前記プライマリピストン又はセカン
ダリピストンを介して伝達されるアンカ反力に応じて変
位可能なコントロールピストンと、アンカ反力が所定倍
率に達して前記コントロールピストンの変位が規定量に
達すると前記連通路を閉じて液圧供給を停止する開閉弁
機構とを備えるドラムブレーキ装置のホイールシリンダ
において、前記液圧導入シリンダ部に、プライマリシリ
ンダ部に連通するバイパス路と、プライマリ・シューを
押圧するプライマリピストンのブレーキシュー側への変
位が規定量に達したとき前記バイパス路を閉じるカット
オフバルブとを装備したことを特徴とする。
【0011】そして、上記構成によれば、例えば、カッ
トオフバルブがバイパス路を閉じる条件となるプライマ
リピストンの変位の規定量は、プライマリ・シューがド
ラムに押圧されて制動トルクを発生する直前位置までの
変位量に設定するとよい。このようにカットオフバルブ
の動作を設定しておくと、制動動作の開始直後で、プラ
イマリ・シューがドラムに押圧されて制動トルクを発生
する直前までは、液圧導入シリンダ部からプライマリシ
リンダ部及びセカンダリシリンダ部への液圧供給は、コ
ントロールピストンに形成した連通路と、液圧導入シリ
ンダ部に形成したバイパス路との双方から行うことがで
き、迅速な液圧供給により、迅速な制動を実現すること
ができる。そして、プライマリ・シューがドラムに押圧
されて制動トルクを発生する状態になると、バイパス路
はカットオフバルブによって閉じられた状態になり、プ
ライマリシリンダ部及びセカンダリシリンダ部への液圧
供給は、コントロールピストンの連通路のみに制限され
る。そして、制動トルク発生後には、コントロールピス
トンは、プライマリピストン又はセカンダリピストンを
介して伝達されるアンカ反力に応じて液圧導入シリンダ
部内を変位する。そして、制動力の増大によってアンカ
反力が所定倍率に達してコントロールピストンの変位量
が規定量に達したとき、内蔵した開閉弁機構がコントロ
ールピストンの連通路を閉じて、マスタシリンダからの
液圧供給を停止する。従って、ブレーキシューのドラム
への押圧力をアンカ反力に応じて制御して、ドラムブレ
ーキ装置において高い効きと安定性を確保することがで
きる。
トオフバルブがバイパス路を閉じる条件となるプライマ
リピストンの変位の規定量は、プライマリ・シューがド
ラムに押圧されて制動トルクを発生する直前位置までの
変位量に設定するとよい。このようにカットオフバルブ
の動作を設定しておくと、制動動作の開始直後で、プラ
イマリ・シューがドラムに押圧されて制動トルクを発生
する直前までは、液圧導入シリンダ部からプライマリシ
リンダ部及びセカンダリシリンダ部への液圧供給は、コ
ントロールピストンに形成した連通路と、液圧導入シリ
ンダ部に形成したバイパス路との双方から行うことがで
き、迅速な液圧供給により、迅速な制動を実現すること
ができる。そして、プライマリ・シューがドラムに押圧
されて制動トルクを発生する状態になると、バイパス路
はカットオフバルブによって閉じられた状態になり、プ
ライマリシリンダ部及びセカンダリシリンダ部への液圧
供給は、コントロールピストンの連通路のみに制限され
る。そして、制動トルク発生後には、コントロールピス
トンは、プライマリピストン又はセカンダリピストンを
介して伝達されるアンカ反力に応じて液圧導入シリンダ
部内を変位する。そして、制動力の増大によってアンカ
反力が所定倍率に達してコントロールピストンの変位量
が規定量に達したとき、内蔵した開閉弁機構がコントロ
ールピストンの連通路を閉じて、マスタシリンダからの
液圧供給を停止する。従って、ブレーキシューのドラム
への押圧力をアンカ反力に応じて制御して、ドラムブレ
ーキ装置において高い効きと安定性を確保することがで
きる。
【0012】また、制動によって車両が停止した直後に
はトルク反転が起こる。このトルク反転時には、過渡的
に、プライマリ・シュー及びセカンダリ・シューが急速
度で逆転方向に動く。このプライマリ・シューやセカン
ダリ・シューの急速度の逆転動作で、プライマリピスト
ンやセカンダリピストンは急激な戻し方向の変位を受け
る。その場合に、バイパス路やカットオフバルブが装備
されていなければ、これらのプライマリピストンやセカ
ンダリピストンの戻し方向の変位は、全て、マスタシリ
ンダとの連通が遮断されたシリンダボディ内の封止液圧
の圧縮に作用し、シリンダボディ内での急激な液圧上昇
を招き、結果的に、マスタシリンダ側の液量変動を大き
くして、ブレーキペダルのキックバック現象の増大を招
く。しかし、上記の構成では、例えば、車両の停止直後
のトルク反転によるプライマリ・シューが逆転によっ
て、プライマリピストンが押し戻される際、プライマリ
ピストンが規定量未満となる位置まで押し戻された時点
で、カットオフバルブによるバイパス路の閉塞が解か
れ、シリンダボディ内の液圧はマスタシリンダ側と連通
した状態になる。即ち、トルク反転の過渡現象で、プラ
イマリピストンやセカンダリピストンが押し戻される
際、早期にシリンダボディ内がマスタシリンダ側と連通
して、マスタシリンダ側の油通路との協働で各ピストン
の変位を許容することになるため、マスタシリンダ側の
液量変動を減少させて、ブレーキペダルのキックバック
現象を緩和することができ、もって、ブレーキの操作フ
ィーリングを向上させることができる。
はトルク反転が起こる。このトルク反転時には、過渡的
に、プライマリ・シュー及びセカンダリ・シューが急速
度で逆転方向に動く。このプライマリ・シューやセカン
ダリ・シューの急速度の逆転動作で、プライマリピスト
ンやセカンダリピストンは急激な戻し方向の変位を受け
る。その場合に、バイパス路やカットオフバルブが装備
されていなければ、これらのプライマリピストンやセカ
ンダリピストンの戻し方向の変位は、全て、マスタシリ
ンダとの連通が遮断されたシリンダボディ内の封止液圧
の圧縮に作用し、シリンダボディ内での急激な液圧上昇
を招き、結果的に、マスタシリンダ側の液量変動を大き
くして、ブレーキペダルのキックバック現象の増大を招
く。しかし、上記の構成では、例えば、車両の停止直後
のトルク反転によるプライマリ・シューが逆転によっ
て、プライマリピストンが押し戻される際、プライマリ
ピストンが規定量未満となる位置まで押し戻された時点
で、カットオフバルブによるバイパス路の閉塞が解か
れ、シリンダボディ内の液圧はマスタシリンダ側と連通
した状態になる。即ち、トルク反転の過渡現象で、プラ
イマリピストンやセカンダリピストンが押し戻される
際、早期にシリンダボディ内がマスタシリンダ側と連通
して、マスタシリンダ側の油通路との協働で各ピストン
の変位を許容することになるため、マスタシリンダ側の
液量変動を減少させて、ブレーキペダルのキックバック
現象を緩和することができ、もって、ブレーキの操作フ
ィーリングを向上させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るドラムブレー
キ装置のホイールシリンダの好適な実施の形態を添付図
面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係るホイ
ールシリンダを使用したドラムブレーキ装置の一実施形
態の正面図、図2は図1に示したホイールシリンダの拡
大図である。
キ装置のホイールシリンダの好適な実施の形態を添付図
面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係るホイ
ールシリンダを使用したドラムブレーキ装置の一実施形
態の正面図、図2は図1に示したホイールシリンダの拡
大図である。
【0014】このドラムブレーキ装置1は、所謂、デュ
オサーボ式ドラムブレーキ装置で、略円筒形の図示せぬ
ドラム内の空間に対向配備される一対のプライマリ・シ
ュー3及びセカンダリ・シュー4と、これらブレーキシ
ュー3,4の一方の対向端側に配設されて制動時に各ブ
レーキシュー3,4をドラム面に押圧するホイールシリ
ンダ6と、各ブレーキシュー3,4の他方の対向端間に
配設されてプライマリ・シュー3の出力をセカンダリ・
シュー4に入力するリンク機能を兼ねるアジャスタ8
と、これらの構成部材を支持するバッキングプレート9
と、ホイールシリンダ6のシリンダボディ60上に立設
されて各ブレーキシュー3,4からのアンカ反力を受け
るアンカピン11,12とを備えている。なお、図示せ
ぬドラムは、バッキングプレート9と同心で、車両の前
進時には図1の矢印R方向に回転する。
オサーボ式ドラムブレーキ装置で、略円筒形の図示せぬ
ドラム内の空間に対向配備される一対のプライマリ・シ
ュー3及びセカンダリ・シュー4と、これらブレーキシ
ュー3,4の一方の対向端側に配設されて制動時に各ブ
レーキシュー3,4をドラム面に押圧するホイールシリ
ンダ6と、各ブレーキシュー3,4の他方の対向端間に
配設されてプライマリ・シュー3の出力をセカンダリ・
シュー4に入力するリンク機能を兼ねるアジャスタ8
と、これらの構成部材を支持するバッキングプレート9
と、ホイールシリンダ6のシリンダボディ60上に立設
されて各ブレーキシュー3,4からのアンカ反力を受け
るアンカピン11,12とを備えている。なお、図示せ
ぬドラムは、バッキングプレート9と同心で、車両の前
進時には図1の矢印R方向に回転する。
【0015】以上のブレーキシュー3,4は、ドラムの
内周に向かって移動可能に、シュー支持軸14によりバ
ッキングプレート9に取り付けられている。そして、各
ブレーキシュー3,4のホイールシリンダ6側の端部
は、シュースプリング15,16を介して、各アンカピ
ン11,12に連結され、それぞれのシューの端部が互
いに接近する方向(即ち、ドラムから離間する方向)に
付勢されている。また、各ブレーキシュー3,4のアジ
ャスタ8側の端部相互は、アジャスタスプリング13の
付勢力によって、アジャスタ8の端部に当接した状態が
維持されるように付勢されている。
内周に向かって移動可能に、シュー支持軸14によりバ
ッキングプレート9に取り付けられている。そして、各
ブレーキシュー3,4のホイールシリンダ6側の端部
は、シュースプリング15,16を介して、各アンカピ
ン11,12に連結され、それぞれのシューの端部が互
いに接近する方向(即ち、ドラムから離間する方向)に
付勢されている。また、各ブレーキシュー3,4のアジ
ャスタ8側の端部相互は、アジャスタスプリング13の
付勢力によって、アジャスタ8の端部に当接した状態が
維持されるように付勢されている。
【0016】アジャスタ8は、本来は、各ブレーキシュ
ー3,4のライニング3c,4cの摩耗の進行に応じ
て、これらのブレーキシュー3,4の端部間の間隔を調
整するもので、アジャスタスプリング13の付勢力によ
って先端がアジャスタ8上の調整用歯車8aに当接され
たアジャスタレバー17の回動動作で、ブレーキシュー
3,4の端部間の間隔を自動調整するように構成されて
いる。アジャスタレバー17には、アンカピン12から
セカンダリ・シュー4上に取り付けられたケーブルガイ
ド18を経由するアジャスタケーブル19の端部が連結
されている。このアジャスタケーブル19は、セカンダ
リ・シュー4の拡開時の移動量に応じてアジャスタレバ
ー17に回動力を作用させて、アジャスタレバー17に
所定の回動動作をさせる。
ー3,4のライニング3c,4cの摩耗の進行に応じ
て、これらのブレーキシュー3,4の端部間の間隔を調
整するもので、アジャスタスプリング13の付勢力によ
って先端がアジャスタ8上の調整用歯車8aに当接され
たアジャスタレバー17の回動動作で、ブレーキシュー
3,4の端部間の間隔を自動調整するように構成されて
いる。アジャスタレバー17には、アンカピン12から
セカンダリ・シュー4上に取り付けられたケーブルガイ
ド18を経由するアジャスタケーブル19の端部が連結
されている。このアジャスタケーブル19は、セカンダ
リ・シュー4の拡開時の移動量に応じてアジャスタレバ
ー17に回動力を作用させて、アジャスタレバー17に
所定の回動動作をさせる。
【0017】なお、本実施の形態のドラムブレーキ装置
1の場合、バッキングプレート9上には、駐車ブレーキ
を構成するストラット21や、パーキングレバー22も
組込まれている。パーキングレバー22はパーキングレ
バーピン23によりバッキングプレート9に回動可能に
連結されていて、ブレーキシュー3,4をパーキングレ
バー22の回動操作によってもドラム面に押圧可能にし
ている。
1の場合、バッキングプレート9上には、駐車ブレーキ
を構成するストラット21や、パーキングレバー22も
組込まれている。パーキングレバー22はパーキングレ
バーピン23によりバッキングプレート9に回動可能に
連結されていて、ブレーキシュー3,4をパーキングレ
バー22の回動操作によってもドラム面に押圧可能にし
ている。
【0018】このドラムブレーキ装置1のホイールシリ
ンダ6は、図2に示すように、プライマリロッド59を
介してプライマリ・シュー3を押圧するプライマリピス
トン61と、プライマリピストン61を摺動自在に保持
するプライマリシリンダ部62と、セカンダリロッド5
7及びコントロールレバー58を介してセカンダリ・シ
ュー4を押圧するセカンダリピストン64と、このセカ
ンダリピストン64を摺動自在に保持するセカンダリシ
リンダ部66と、マスタシリンダからの液通路に接続さ
れる液供給口67を介してマスタシリンダからの液圧供
給を受ける液圧導入シリンダ部68と、液圧導入シリン
ダ部68に摺動可能に装着されたコントロールピストン
70と、液圧導入シリンダ部68内に装備された開閉弁
機構80とを備えている。
ンダ6は、図2に示すように、プライマリロッド59を
介してプライマリ・シュー3を押圧するプライマリピス
トン61と、プライマリピストン61を摺動自在に保持
するプライマリシリンダ部62と、セカンダリロッド5
7及びコントロールレバー58を介してセカンダリ・シ
ュー4を押圧するセカンダリピストン64と、このセカ
ンダリピストン64を摺動自在に保持するセカンダリシ
リンダ部66と、マスタシリンダからの液通路に接続さ
れる液供給口67を介してマスタシリンダからの液圧供
給を受ける液圧導入シリンダ部68と、液圧導入シリン
ダ部68に摺動可能に装着されたコントロールピストン
70と、液圧導入シリンダ部68内に装備された開閉弁
機構80とを備えている。
【0019】プライマリピストン61の外周部には、プ
ライマリシリンダ部62の内周との間をシールするプラ
イマリシール90が装着されている。また、プライマリ
シリンダ部62の開口端には、内周をプライマリロッド
59に嵌合させて、プライマリピストン61の摺動面等
への異物の侵入を防止するダストブーツ91が装備され
ている。セカンダリシリンダ部66の内周には、筒状を
なすプラグ93が嵌合装着されている。このプラグ93
は、セカンダリシリンダ部66の開口端に係止された円
環状の抜け止めクリップ94によって、セカンダリシリ
ンダ部66からの抜けが防止されている。セカンダリピ
ストン64は、プラグ93に摺動可能に嵌合している。
即ち、セカンダリピストン64は、プラグ93を介し
て、セカンダリシリンダ部66に摺動可能に嵌合してい
る。プラグ93の外周には、セカンダリシリンダ部66
の内周摺動面をシールするOリング96が装着されてい
る。また、セカンダリピストン64の外周には、プラグ
93の内周摺動面をシールするセカンダリシール97が
装着されている。プラグ93の端部には、セカンダリピ
ストン64の摺動部等への異物の侵入を防止するダスト
ブーツ98が装着されている。
ライマリシリンダ部62の内周との間をシールするプラ
イマリシール90が装着されている。また、プライマリ
シリンダ部62の開口端には、内周をプライマリロッド
59に嵌合させて、プライマリピストン61の摺動面等
への異物の侵入を防止するダストブーツ91が装備され
ている。セカンダリシリンダ部66の内周には、筒状を
なすプラグ93が嵌合装着されている。このプラグ93
は、セカンダリシリンダ部66の開口端に係止された円
環状の抜け止めクリップ94によって、セカンダリシリ
ンダ部66からの抜けが防止されている。セカンダリピ
ストン64は、プラグ93に摺動可能に嵌合している。
即ち、セカンダリピストン64は、プラグ93を介し
て、セカンダリシリンダ部66に摺動可能に嵌合してい
る。プラグ93の外周には、セカンダリシリンダ部66
の内周摺動面をシールするOリング96が装着されてい
る。また、セカンダリピストン64の外周には、プラグ
93の内周摺動面をシールするセカンダリシール97が
装着されている。プラグ93の端部には、セカンダリピ
ストン64の摺動部等への異物の侵入を防止するダスト
ブーツ98が装着されている。
【0020】コントロールレバー58は、ホイールシリ
ンダ6とセカンダリ・シュー4の端部との間に介在する
レバー部材で、アンカピン12に当接するアンカ当接部
58aと、セカンダリロッド57に当接するロッド当接
部58bと、セカンダリ・シュー4に当接するシュー当
接部58cとを備えており、セカンダリ・シュー4のア
ンカ反力をアンカピン12とセカンダリロッド57とに
所定の比率で分配する。
ンダ6とセカンダリ・シュー4の端部との間に介在する
レバー部材で、アンカピン12に当接するアンカ当接部
58aと、セカンダリロッド57に当接するロッド当接
部58bと、セカンダリ・シュー4に当接するシュー当
接部58cとを備えており、セカンダリ・シュー4のア
ンカ反力をアンカピン12とセカンダリロッド57とに
所定の比率で分配する。
【0021】コントロールピストン70は、液圧導入シ
リンダ部68に摺動可能に装着されると共に、液圧導入
シリンダ部68に導入された液圧をセカンダリシリンダ
部66に出力する連通路71を有している。セカンダリ
シリンダ部66は、シリンダボディ60に穿設した連通
孔100を介してプライマリシリンダ部62と連通して
おり、結局、液圧導入シリンダ部68から連通路71を
経てセカンダリシリンダ部66側に供給される液圧を、
同時に、連通孔100を介して、プライマリシリンダ部
62にも供給する。コントロールピストン70の外周に
は、液圧導入シリンダ部68との間の摺動面をシールす
るカップシール73が装着されている。コントロールピ
ストン70は、制動時にセカンダリピストン64を介し
て伝達されるアンカ反力に応じて液圧導入シリンダ部6
8内を変位可能なように、セカンダリピストン64との
間に装備した圧縮ばね74と、液圧導入シリンダ部68
内に装備された圧縮ばねであるセットスプリング75と
によって挟持支承されている。
リンダ部68に摺動可能に装着されると共に、液圧導入
シリンダ部68に導入された液圧をセカンダリシリンダ
部66に出力する連通路71を有している。セカンダリ
シリンダ部66は、シリンダボディ60に穿設した連通
孔100を介してプライマリシリンダ部62と連通して
おり、結局、液圧導入シリンダ部68から連通路71を
経てセカンダリシリンダ部66側に供給される液圧を、
同時に、連通孔100を介して、プライマリシリンダ部
62にも供給する。コントロールピストン70の外周に
は、液圧導入シリンダ部68との間の摺動面をシールす
るカップシール73が装着されている。コントロールピ
ストン70は、制動時にセカンダリピストン64を介し
て伝達されるアンカ反力に応じて液圧導入シリンダ部6
8内を変位可能なように、セカンダリピストン64との
間に装備した圧縮ばね74と、液圧導入シリンダ部68
内に装備された圧縮ばねであるセットスプリング75と
によって挟持支承されている。
【0022】セットスプリング75は、液圧導入シリン
ダ部68の内底部に着座したスプリングシート76と、
コントロールピストン70の端部に当接したスプリング
シート77との間に圧縮状態で装備されていて、制動解
除時に、コントロールピストン70を初期位置に戻す。
ダ部68の内底部に着座したスプリングシート76と、
コントロールピストン70の端部に当接したスプリング
シート77との間に圧縮状態で装備されていて、制動解
除時に、コントロールピストン70を初期位置に戻す。
【0023】開閉弁機構80は、プライマリピストン6
1側に位置する後端部の鍔部がスプリングシート76に
係止されて、コントロールピストン70側への最大変位
位置が規制されるコントロールバルブ81と、コントロ
ールバルブ81の先端に嵌合装備されるリング状のコン
トロールシール82とを備えた構成である。コントロー
ルバルブ81は、コントロールピストン70の連通路7
1に遊嵌する軸部83を有している。この軸部83は、
コントロールピストン70が一定以上液圧導入シリンダ
部68側に変位すると、連通路71の内周との間隙が狭
くなって液の流通量が徐々に少なくなるように、先端側
に向かって、テーパ部と細径部とが形成されている。コ
ントロールシール82は、制動時のセカンダリ・シュー
4のアンカ反力が所定倍率に達して、コントロールレバ
ー58、セカンダリロッド57、セカンダリピストン6
4を介してコントロールピストン70に伝達されるアン
カ反力によってコントロールピストン70が液圧導入シ
リンダ部68側に変位する量が規定量に達すると、変位
したコントロールピストン70とコントロールバルブ8
1の鍔部とに挟持されて、コントロールピストン70と
コントロールバルブ81との間をシール状態にすること
で、連通路71を閉じた状態にする。即ち、開閉弁機構
80は、コントロールピストン70のアンカ反力による
液圧導入シリンダ部68内への変位が規定量に達したと
き、コントロールシール82によってコントロールピス
トン70とコントロールバルブ81との間を封止するこ
とで、プライマリシリンダ部62やセカンダリシリンダ
部66側への液圧供給を停止する。
1側に位置する後端部の鍔部がスプリングシート76に
係止されて、コントロールピストン70側への最大変位
位置が規制されるコントロールバルブ81と、コントロ
ールバルブ81の先端に嵌合装備されるリング状のコン
トロールシール82とを備えた構成である。コントロー
ルバルブ81は、コントロールピストン70の連通路7
1に遊嵌する軸部83を有している。この軸部83は、
コントロールピストン70が一定以上液圧導入シリンダ
部68側に変位すると、連通路71の内周との間隙が狭
くなって液の流通量が徐々に少なくなるように、先端側
に向かって、テーパ部と細径部とが形成されている。コ
ントロールシール82は、制動時のセカンダリ・シュー
4のアンカ反力が所定倍率に達して、コントロールレバ
ー58、セカンダリロッド57、セカンダリピストン6
4を介してコントロールピストン70に伝達されるアン
カ反力によってコントロールピストン70が液圧導入シ
リンダ部68側に変位する量が規定量に達すると、変位
したコントロールピストン70とコントロールバルブ8
1の鍔部とに挟持されて、コントロールピストン70と
コントロールバルブ81との間をシール状態にすること
で、連通路71を閉じた状態にする。即ち、開閉弁機構
80は、コントロールピストン70のアンカ反力による
液圧導入シリンダ部68内への変位が規定量に達したと
き、コントロールシール82によってコントロールピス
トン70とコントロールバルブ81との間を封止するこ
とで、プライマリシリンダ部62やセカンダリシリンダ
部66側への液圧供給を停止する。
【0024】本実施形態のホイールシリンダ6では、液
圧導入シリンダ部68には、プライマリシリンダ部62
に連通するバイパス路102と、プライマリ・シュー3
を押圧するプライマリピストン61のプライマリ・シュ
ー3側への変位が規定量未満の時にはバイパス路102
を開いた状態に保ち、且つ、プライマリピストン61の
プライマリ・シュー3側への変位が規定量に達したとき
バイパス路102を閉じるカットオフバルブ104とが
装備されている。カットオフバルブ104は、バイパス
路102を挿通してプライマリシリンダ部62内に突出
するピストン移動検出軸105を有していて、ピストン
移動検出軸105にプライマリピストン61が接触する
か否かによって、プライマリピストン61のプライマリ
・シュー3側への変位が規定量に達したか否かを検出
し、また、プライマリピストン61の変位が規定量未満
の場合には、ピストン移動検出軸105がプライマリピ
ストン61に当接して、液圧導入シリンダ部68内への
押し戻し力を受けることで、バイパス路102を開いた
状態にする。カットオフバルブ104は、通常、コント
ロールバルブ81との間に装備したバルブスプリング1
06によって、プライマリピストン61側に付勢されて
いる。また、カットオフバルブ104のピストン移動検
出軸105の基端には、液圧導入シリンダ部68のシリ
ンダ壁に密着することで、バイパス路102を閉じた状
態にするシール部材であるカットオフシール107が装
備されている。
圧導入シリンダ部68には、プライマリシリンダ部62
に連通するバイパス路102と、プライマリ・シュー3
を押圧するプライマリピストン61のプライマリ・シュ
ー3側への変位が規定量未満の時にはバイパス路102
を開いた状態に保ち、且つ、プライマリピストン61の
プライマリ・シュー3側への変位が規定量に達したとき
バイパス路102を閉じるカットオフバルブ104とが
装備されている。カットオフバルブ104は、バイパス
路102を挿通してプライマリシリンダ部62内に突出
するピストン移動検出軸105を有していて、ピストン
移動検出軸105にプライマリピストン61が接触する
か否かによって、プライマリピストン61のプライマリ
・シュー3側への変位が規定量に達したか否かを検出
し、また、プライマリピストン61の変位が規定量未満
の場合には、ピストン移動検出軸105がプライマリピ
ストン61に当接して、液圧導入シリンダ部68内への
押し戻し力を受けることで、バイパス路102を開いた
状態にする。カットオフバルブ104は、通常、コント
ロールバルブ81との間に装備したバルブスプリング1
06によって、プライマリピストン61側に付勢されて
いる。また、カットオフバルブ104のピストン移動検
出軸105の基端には、液圧導入シリンダ部68のシリ
ンダ壁に密着することで、バイパス路102を閉じた状
態にするシール部材であるカットオフシール107が装
備されている。
【0025】なお、プライマリピストン61の基端に
は、プライマリピストン61をプライマリシリンダ部6
2の内底から浮かす方向に付勢するピストンスプリング
61aが装備されている。
は、プライマリピストン61をプライマリシリンダ部6
2の内底から浮かす方向に付勢するピストンスプリング
61aが装備されている。
【0026】以上のホイールシリンダ6において、カッ
トオフバルブ104がバイパス路102を閉じる条件と
なるプライマリピストン61の変位の規定量は、例え
ば、プライマリ・シュー3がドラムに押圧されて制動ト
ルクを発生する直前位置までの変位量に設定しておくと
よい。このようにカットオフバルブ104の動作を設定
しておくと、制動動作の開始直後で、プライマリ・シュ
ー3がドラムに押圧されて制動トルクを発生する直前ま
では、液圧導入シリンダ部68からプライマリシリンダ
部62及びセカンダリシリンダ部66への液圧供給は、
コントロールピストン70に形成した連通路71と、液
圧導入シリンダ部68に形成したバイパス路102との
双方から行うことができ、迅速な液圧供給により、迅速
な制動を実現することができる。
トオフバルブ104がバイパス路102を閉じる条件と
なるプライマリピストン61の変位の規定量は、例え
ば、プライマリ・シュー3がドラムに押圧されて制動ト
ルクを発生する直前位置までの変位量に設定しておくと
よい。このようにカットオフバルブ104の動作を設定
しておくと、制動動作の開始直後で、プライマリ・シュ
ー3がドラムに押圧されて制動トルクを発生する直前ま
では、液圧導入シリンダ部68からプライマリシリンダ
部62及びセカンダリシリンダ部66への液圧供給は、
コントロールピストン70に形成した連通路71と、液
圧導入シリンダ部68に形成したバイパス路102との
双方から行うことができ、迅速な液圧供給により、迅速
な制動を実現することができる。
【0027】そして、プライマリ・シュー3がドラムに
押圧されて制動トルクを発生する状態になると、バイパ
ス路102はカットオフバルブ104によって閉じられ
た状態になり、プライマリシリンダ部62及びセカンダ
リシリンダ部66への液圧供給は、コントロールピスト
ン70の連通路71のみに制限される。そして、制動ト
ルク発生後には、コントロールピストン70は、プライ
マリピストン61又はセカンダリピストン64を介して
伝達されるアンカ反力に応じて液圧導入シリンダ部68
内に変位する。そして、制動力の増大によってアンカ反
力が所定倍率に達してコントロールピストン70の変位
量が規定量に達すると、内蔵した開閉弁機構80がコン
トロールピストン70の連通路71を閉じて、マスタシ
リンダからの液圧供給を停止する。従って、ブレーキシ
ューのドラムへの押圧力をアンカ反力に応じて制御し
て、ドラムブレーキ装置1において高い効きと安定性を
確保することができる。
押圧されて制動トルクを発生する状態になると、バイパ
ス路102はカットオフバルブ104によって閉じられ
た状態になり、プライマリシリンダ部62及びセカンダ
リシリンダ部66への液圧供給は、コントロールピスト
ン70の連通路71のみに制限される。そして、制動ト
ルク発生後には、コントロールピストン70は、プライ
マリピストン61又はセカンダリピストン64を介して
伝達されるアンカ反力に応じて液圧導入シリンダ部68
内に変位する。そして、制動力の増大によってアンカ反
力が所定倍率に達してコントロールピストン70の変位
量が規定量に達すると、内蔵した開閉弁機構80がコン
トロールピストン70の連通路71を閉じて、マスタシ
リンダからの液圧供給を停止する。従って、ブレーキシ
ューのドラムへの押圧力をアンカ反力に応じて制御し
て、ドラムブレーキ装置1において高い効きと安定性を
確保することができる。
【0028】また、制動によって車両が停止した直後に
はトルク反転が起こる。このトルク反転時には、過渡的
に、プライマリ・シュー3及びセカンダリ・シュー4が
急速度で逆転方向に動く。このプライマリ・シュー3や
セカンダリ・シュー4の急速度の逆転動作で、プライマ
リピストン61やセカンダリピストン64は急激な戻し
方向の変位を受ける。その場合に、もしも、バイパス路
102やカットオフバルブ104が装備されていなけれ
ば、これらのプライマリピストン61やセカンダリピス
トン64の戻し方向の変位は、全て、マスタシリンダと
の連通が遮断されたシリンダボディ60内の封止液圧の
圧縮に作用し、シリンダボディ内での急激な液圧上昇を
招き、結果的に、マスタシリンダ側の液量変動を大きく
して、ブレーキペダルのキックバック現象の増大を招
く。
はトルク反転が起こる。このトルク反転時には、過渡的
に、プライマリ・シュー3及びセカンダリ・シュー4が
急速度で逆転方向に動く。このプライマリ・シュー3や
セカンダリ・シュー4の急速度の逆転動作で、プライマ
リピストン61やセカンダリピストン64は急激な戻し
方向の変位を受ける。その場合に、もしも、バイパス路
102やカットオフバルブ104が装備されていなけれ
ば、これらのプライマリピストン61やセカンダリピス
トン64の戻し方向の変位は、全て、マスタシリンダと
の連通が遮断されたシリンダボディ60内の封止液圧の
圧縮に作用し、シリンダボディ内での急激な液圧上昇を
招き、結果的に、マスタシリンダ側の液量変動を大きく
して、ブレーキペダルのキックバック現象の増大を招
く。
【0029】しかし、上記の構成では、例えば、車両の
停止直後のトルク反転によるプライマリ・シュー3が逆
転によって、プライマリピストン61が押し戻される
際、プライマリピストン61が規定量未満となる位置ま
で押し戻された時点で、カットオフバルブ104による
バイパス路102の閉塞が解かれ、シリンダボディ60
内の液圧はマスタシリンダ側と連通した状態になる。即
ち、トルク反転の過渡現象で、プライマリピストン61
やセカンダリピストン64が押し戻される際、早期にシ
リンダボディ内がマスタシリンダ側と連通して、マスタ
シリンダ側の油通路との協働で各ピストンの変位を許容
することになるため、マスタシリンダ側の液量変動を減
少させて、ブレーキペダルのキックバック現象を緩和す
ることができ、もって、ブレーキの操作フィーリングを
向上させることができる。
停止直後のトルク反転によるプライマリ・シュー3が逆
転によって、プライマリピストン61が押し戻される
際、プライマリピストン61が規定量未満となる位置ま
で押し戻された時点で、カットオフバルブ104による
バイパス路102の閉塞が解かれ、シリンダボディ60
内の液圧はマスタシリンダ側と連通した状態になる。即
ち、トルク反転の過渡現象で、プライマリピストン61
やセカンダリピストン64が押し戻される際、早期にシ
リンダボディ内がマスタシリンダ側と連通して、マスタ
シリンダ側の油通路との協働で各ピストンの変位を許容
することになるため、マスタシリンダ側の液量変動を減
少させて、ブレーキペダルのキックバック現象を緩和す
ることができ、もって、ブレーキの操作フィーリングを
向上させることができる。
【0030】なお、以上のバイパス路102やカットオ
フバルブ104の具体的な構造、開閉弁機構80の構造
等は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜に設計変更
可能であることは言うまでもない。
フバルブ104の具体的な構造、開閉弁機構80の構造
等は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜に設計変更
可能であることは言うまでもない。
【0031】
【発明の効果】本発明のドラムブレーキ装置のホイール
シリンダによれば、例えば、カットオフバルブがバイパ
ス路を閉じる条件となるプライマリピストンの変位の規
定量は、プライマリ・シューがドラムに押圧されて制動
トルクを発生する直前位置までの変位量に設定するとよ
い。このようにカットオフバルブの動作を設定しておく
と、制動動作の開始直後で、プライマリ・シューがドラ
ムに押圧されて制動トルクを発生する直前までは、液圧
導入シリンダ部からプライマリシリンダ部及びセカンダ
リシリンダ部への液圧供給は、コントロールピストンに
形成した連通路と、液圧導入シリンダ部に形成したバイ
パス路との双方から行うことができ、迅速な液圧供給に
より、迅速な制動を実現することができる。そして、プ
ライマリ・シューがドラムに押圧されて制動トルクを発
生する状態になると、バイパス路はカットオフバルブに
よって閉じられた状態になり、プライマリシリンダ部及
びセカンダリシリンダ部への液圧供給は、コントロール
ピストンの連通路のみに制限される。そして、制動トル
ク発生後には、コントロールピストンは、プライマリピ
ストン又はセカンダリピストンを介して伝達されるアン
カ反力に応じて液圧導入シリンダ部内に変位する。そし
て、制動力の増大によってアンカ反力が所定倍率に達し
てコントロールピストンの変位量が規定量に達すると、
内蔵した開閉弁機構がコントロールピストンの連通路を
閉じて、マスタシリンダからの液圧供給を停止する。従
って、ブレーキシューのドラムへの押圧力をアンカ反力
に応じて制御して、ドラムブレーキ装置において高い効
きと安定性を確保することができる。
シリンダによれば、例えば、カットオフバルブがバイパ
ス路を閉じる条件となるプライマリピストンの変位の規
定量は、プライマリ・シューがドラムに押圧されて制動
トルクを発生する直前位置までの変位量に設定するとよ
い。このようにカットオフバルブの動作を設定しておく
と、制動動作の開始直後で、プライマリ・シューがドラ
ムに押圧されて制動トルクを発生する直前までは、液圧
導入シリンダ部からプライマリシリンダ部及びセカンダ
リシリンダ部への液圧供給は、コントロールピストンに
形成した連通路と、液圧導入シリンダ部に形成したバイ
パス路との双方から行うことができ、迅速な液圧供給に
より、迅速な制動を実現することができる。そして、プ
ライマリ・シューがドラムに押圧されて制動トルクを発
生する状態になると、バイパス路はカットオフバルブに
よって閉じられた状態になり、プライマリシリンダ部及
びセカンダリシリンダ部への液圧供給は、コントロール
ピストンの連通路のみに制限される。そして、制動トル
ク発生後には、コントロールピストンは、プライマリピ
ストン又はセカンダリピストンを介して伝達されるアン
カ反力に応じて液圧導入シリンダ部内に変位する。そし
て、制動力の増大によってアンカ反力が所定倍率に達し
てコントロールピストンの変位量が規定量に達すると、
内蔵した開閉弁機構がコントロールピストンの連通路を
閉じて、マスタシリンダからの液圧供給を停止する。従
って、ブレーキシューのドラムへの押圧力をアンカ反力
に応じて制御して、ドラムブレーキ装置において高い効
きと安定性を確保することができる。
【0032】また、制動によって車両が停止した直後に
はトルク反転が起こる。このトルク反転時には、過渡的
に、プライマリ・シュー及びセカンダリ・シューが急速
度で逆転方向に動く。このプライマリ・シューやセカン
ダリ・シューの急速度の逆転動作で、プライマリピスト
ンやセカンダリピストンは急激な戻し方向の変位を受け
る。その場合に、バイパス路やカットオフバルブが装備
されていなければ、これらのプライマリピストンやセカ
ンダリピストンの戻し方向の変位は、全て、マスタシリ
ンダとの連通が遮断されたシリンダボディ内の封止液圧
の圧縮に作用し、シリンダボディ内での急激な液圧上昇
を招き、結果的に、マスタシリンダ側の液量変動を大き
くして、ブレーキペダルのキックバック現象の増大を招
く。しかし、上記の構成では、例えば、車両の停止直後
のトルク反転によるプライマリ・シューの逆転によっ
て、プライマリピストンが押し戻される際、プライマリ
ピストンが規定量未満となる位置まで押し戻された時点
で、カットオフバルブによるバイパス路の閉塞が解か
れ、シリンダボディ内の液圧はマスタシリンダ側と連通
した状態になる。即ち、トルク反転の過渡現象で、プラ
イマリピストンやセカンダリピストンが押し戻される
際、早期にシリンダボディ内がマスタシリンダ側と連通
して、マスタシリンダ側の油通路との協働で各ピストン
の変位を許容することになるため、マスタシリンダ側の
液量変動を減少させて、ブレーキペダルのキックバック
現象を緩和することができ、もって、ブレーキの操作フ
ィーリングを向上させることができる。
はトルク反転が起こる。このトルク反転時には、過渡的
に、プライマリ・シュー及びセカンダリ・シューが急速
度で逆転方向に動く。このプライマリ・シューやセカン
ダリ・シューの急速度の逆転動作で、プライマリピスト
ンやセカンダリピストンは急激な戻し方向の変位を受け
る。その場合に、バイパス路やカットオフバルブが装備
されていなければ、これらのプライマリピストンやセカ
ンダリピストンの戻し方向の変位は、全て、マスタシリ
ンダとの連通が遮断されたシリンダボディ内の封止液圧
の圧縮に作用し、シリンダボディ内での急激な液圧上昇
を招き、結果的に、マスタシリンダ側の液量変動を大き
くして、ブレーキペダルのキックバック現象の増大を招
く。しかし、上記の構成では、例えば、車両の停止直後
のトルク反転によるプライマリ・シューの逆転によっ
て、プライマリピストンが押し戻される際、プライマリ
ピストンが規定量未満となる位置まで押し戻された時点
で、カットオフバルブによるバイパス路の閉塞が解か
れ、シリンダボディ内の液圧はマスタシリンダ側と連通
した状態になる。即ち、トルク反転の過渡現象で、プラ
イマリピストンやセカンダリピストンが押し戻される
際、早期にシリンダボディ内がマスタシリンダ側と連通
して、マスタシリンダ側の油通路との協働で各ピストン
の変位を許容することになるため、マスタシリンダ側の
液量変動を減少させて、ブレーキペダルのキックバック
現象を緩和することができ、もって、ブレーキの操作フ
ィーリングを向上させることができる。
【図1】本発明に係るホイールシリンダを使用したドラ
ムブレーキ装置の一実施形態の正面図である。
ムブレーキ装置の一実施形態の正面図である。
【図2】図2は図1に示したホイールシリンダの拡大図
である。
である。
1 ドラムブレーキ装置 3 プライマリ・シュー 4 セカンダリ・シュー 6 ホイールシリンダ 61 プライマリピストン 62 プライマリシリンダ部 64 セカンダリピストン 66 セカンダリシリンダ部 70 コントロールピストン 71 連通路 80 開閉弁機構 102 バイパス路 104 カットオフバルブ
Claims (1)
- 【請求項1】 プライマリ・シュー及びセカンダリ・シ
ューの一方の対向端間に配置され、前記プライマリ・シ
ューを押圧するプライマリピストンを摺動自在に保持す
るプライマリシリンダ部と、前記セカンダリ・シューを
押圧するセカンダリピストンを摺動自在に保持するセカ
ンダリシリンダ部と、マスタシリンダからの液圧供給を
受ける液圧導入シリンダ部と、前記液圧導入シリンダ部
に摺動可能に装着されると共に導入された液圧を前記プ
ライマリシリンダ部及びセカンダリシリンダ部に出力す
る連通路を有し、且つ制動時に前記プライマリピストン
又はセカンダリピストンを介して伝達されるアンカ反力
に応じて変位可能なコントロールピストンと、アンカ反
力が所定倍率に達して前記コントロールピストンの変位
が規定量に達すると前記連通路を閉じて液圧供給を停止
する開閉弁機構とを備えるドラムブレーキ装置のホイー
ルシリンダにおいて、 前記液圧導入シリンダ部に、プライマリシリンダ部に連
通するバイパス路と、プライマリ・シューを押圧するプ
ライマリピストンのブレーキシュー側への変位が規定量
に達したとき前記バイパス路を閉じるカットオフバルブ
とを装備したことを特徴とするドラムブレーキ装置のホ
イールシリンダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11140602A JP2000329176A (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | ドラムブレーキ装置のホイールシリンダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11140602A JP2000329176A (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | ドラムブレーキ装置のホイールシリンダ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000329176A true JP2000329176A (ja) | 2000-11-28 |
Family
ID=15272533
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11140602A Withdrawn JP2000329176A (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | ドラムブレーキ装置のホイールシリンダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000329176A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2014948A1 (en) | 2007-06-11 | 2009-01-14 | Akebono Brake Industry CO., LTD. | Drum brake apparatus |
-
1999
- 1999-05-20 JP JP11140602A patent/JP2000329176A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2014948A1 (en) | 2007-06-11 | 2009-01-14 | Akebono Brake Industry CO., LTD. | Drum brake apparatus |
| US8235189B2 (en) | 2007-06-11 | 2012-08-07 | Akebono Brake Industry Co., Ltd. | Drum brake apparatus |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060105 |
|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060324 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20070808 |