JP2000329483A - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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JP2000329483A
JP2000329483A JP11135040A JP13504099A JP2000329483A JP 2000329483 A JP2000329483 A JP 2000329483A JP 11135040 A JP11135040 A JP 11135040A JP 13504099 A JP13504099 A JP 13504099A JP 2000329483 A JP2000329483 A JP 2000329483A
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heat exchange
heat exchanger
gas
bypass opening
reformed gas
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Akira Yamada
山田  晃
Tatsu Okano
竜 岡野
Akifumi Otaka
彰文 大高
Hikari Okada
光 岡田
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 改質ガスの流量が変動しても、改質ガスの温
度を変動させることがない熱交換器を提供する。 【解決手段】 第1熱交換部11の下流側にバイパス開
口34を設け、流入したガスの流量に基づいてバイパス
開口34を開閉する遮断弁39を備えている熱交換器1
を採用する。そしてこの熱交換器1は、流入するガスの
流量が低いときは、バイパス開口34が遮断弁39によ
り開かれ、流量が高いときには、バイパス開口34が遮
断弁39により閉じられるように構成されている。この
熱交換器1によれば、ガスの流量によってガスを通過さ
せる熱交換部の数を増減することが可能となり、熱交換
器1から流出するガスの温度を制御することが可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスの温度を制御
する熱交換器に関するものであり、特に、水素を含む改
質ガスを燃料電池に供給する燃料改質装置に用いて好適
な熱交換器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】固体高分子型の燃料電池は、アノード及
びカソードで高分子電解質膜を挟んでなるスタックセル
を具備してなるもので、アノードに水素、カソードに酸
素をそれぞれ供給して電気化学反応を起こして発電する
ようになっている。また従来から、前記の燃料電池の水
素供給源としては、燃料改質装置が用いられている。こ
の燃料改質装置は、炭化水素またはアルコール系の燃料
と水を気化して燃料ガスを生成し、これを改質触媒を用
いて改質することにより、水素を含む改質ガスを生成す
るものである。
【0003】この従来の燃料改質装置を図面を参照して
説明する。図5には従来の燃料改質装置の構成図を示
す。この燃料改質装置101は、燃焼ガスを生成する燃
焼器102と、この燃焼ガスの熱により燃料と水の混合
液を蒸発させて燃料ガスを生成する蒸発器103と、燃
料ガスを改質して水素を含む改質ガスを生成する改質器
104と、改質ガス中に副成した一酸化炭素を酸化して
除去する一酸化炭素除去器105(以下、CO除去器1
05と記載する)を主体として構成されている。また、
CO除去器105の下流側には、燃料電池110が接続
されている。
【0004】改質器104には、図示しない改質触媒が
備えられており、燃料ガスが空気中の酸素と共にこの改
質器104に供給されると、改質触媒上にて以下の反応
式(1)〜(3)に示される反応が進行して、水素を含
む改質ガスが生成すると共に、改質ガス中に微量の一酸
化炭素が副成する。
【0005】 CH3OH + H2O → 3H2 + CO2 …(1) CH3OH + 2O2 → 2H2O+ CO2 …(2) CH3OH → 2H2 + CO …(3)
【0006】一酸化炭素は、燃料電池110アノードの
触媒能を低下させてしまうため、除去する必要がある。
CO除去器105の前段には、一酸化炭素を酸化させる
ための酸素(空気)の供給管111が設けられ、またC
O除去器105の内部には図示しない選択酸化触媒が備
えられ、改質ガス中の一酸化炭素と酸素を選択酸化触媒
上にて反応させて二酸化炭素とし、一酸化炭素を除去す
る。
【0007】そして、一酸化炭素が除去された改質ガス
は、燃料電池110のアノードに供給され、同時にこの
燃料電池110のカソードには空気(酸素)が供給され
て、酸素と水素の電気化学反応が進行して発電が行われ
る。
【0008】また、改質器104とCO除去器105の
間には、熱交換器106が配置されている。この熱交換
器106は、改質器104にて300℃以上に加熱され
た改質ガスを、CO除去器105の選択酸化触媒が酸化
反応による発熱と平衡して180℃程度になるまで冷却
する(100℃以下)ものである。更に、CO除去器1
05の下流側には、熱交換器107が配置されている。
この熱交換器107は、CO除去器105にて180℃
程度に加熱された改質ガスを、燃料電池110の作動温
度(100℃以下)まで冷却するものである。
【0009】図6には、熱交換器106の構造を示す。
この熱交換器106は、いわゆる多回路型の熱交換器で
あり、略円柱型の第1熱交換部201と、第1熱交換部
201の外周側に位置する略円環状の第2熱交換部20
2と、第2熱交換部202の外周側に位置する略円環状
の第3熱交換部203とを主体として構成されている。
また、第1熱交換部201の上流側(図中右側)には、
ガス流入口204が設けられ、第3熱交換部203の下
流側(図中左側)には、円環状のガス流出口205が設
けられている。
【0010】また、第1熱交換部201と第2熱交換部
202は、第1折返し流路211により連通されてい
る。この第1折返し流路211は、第1熱交換部201
から流出したガスを第2熱交換部202に供給できるよ
うに構成されている。更に、第2熱交換部202と第3
熱交換部203は、第2折返し流路212により連通さ
れている。この第2折返し流路212は、第2熱交換部
202から流出したガスを第3熱交換部203に供給で
きるように構成されている。
【0011】この熱交換器106は、改質器104から
流出した改質ガスを、第1熱交換部201、第1折返し
流路211、第2熱交換部202、第2折返し流路21
2、第3熱交換部203の順に通過させるように構成さ
れている。
【0012】第1熱交換部201は、円筒管201aに
区画された第1容器201bと、この第1容器201b
に収納された第1冷却管群201cとからなる。
【0013】また、第2熱交換部202は、第2容器2
02aと、この第2容器202aに収納された第2冷却
管群202bからなる。第2容器202aは、前記の円
筒管201aと、この円筒管201aの外周に位置する
円筒管202cとに区画されて構成されている。
【0014】更に、第3熱交換部203は、第3容器2
03aと、この第3容器203aに収納された第3冷却
管群203bからなる。第3容器203aは、前記の円
筒管202cと、この円筒管202cの外周に位置する
円筒管203cとに区画されて構成されている。
【0015】改質ガスは、第1、2、3の各熱交換部2
01、202、203を通過する際に、各冷却管群20
1c、202b、203bの表面にて、各冷却管群20
1c、202b、203bの内部を流通する冷媒との間
で熱交換が行われて冷却され、改質ガスの温度が低下す
る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来の熱交換器106
においては、図3の点線で示すように、改質ガスの流量
と、熱交換器106から流出した改質ガスの温度とが比
例関係を有し、改質ガスの流量が低下すると、改質ガス
の温度が低くなる傾向にある。燃料電池110の発電量
が低下すると、改質ガスの消費量が少なくなって熱交換
器106を流れる改質ガスの流量が低下するので、熱交
換器106からCO除去器105に流入する改質ガスの
温度が、CO除去器105の作動温度よりも低くなり、
選択酸化触媒の触媒能が低下して一酸化炭素を充分に除
去できなくなるという課題があった。
【0017】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたものであって、改質ガスの流量が変動しても、改
質ガスの温度を変動させることがない熱交換器を提供す
ることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は以下の構成を採用した。本発明の熱交換
器(実施形態では熱交換器1、51)は、入口部(実施
形態ではガス流入口14、64)と出口部(実施形態で
はガス流出口15、65)との間に、少なくとも第1、
第2の熱交換部(実施形態では第1熱交換部11、6
1、第2熱交換部12、62)を折返し流路(実施形態
では第1折返し流路21、71)を介して連通状態に設
けてなるものである。そして、前記折返し流路には、第
2熱交換部を迂回して前記折返し流路を前記出口部に連
通させるバイパス開口(実施形態ではバイパス開口3
4、84)が設けられ、更に前記バイパス開口を開閉す
る遮断弁(実施形態では遮断弁39、89)を備えてい
る。
【0019】この熱交換器は、流入する流体(実施形態
では改質ガス)の流量が低いときには、前記バイパス開
口が前記分岐弁により開かれ、流量が高いときには、前
記バイパス開口が前記遮断弁により閉じられるように構
成されている。よって、ガスの流量が低いときは、熱交
換器に流入された流体が、第1熱交換部を通過した後
に、バイパス開口から熱交換器の外部に流出される。ま
た、流体の流量が高いときは、第1熱交換部を通過した
流体がバイパス開口から流出せずに、第2熱交換部を通
過する。従って、かかる熱交換器によれば、ガスの流量
によって、ガスを通過させる熱交換部の数を増減するこ
とが可能となり、熱交換器から流出するガスの温度を制
御することが可能となる。
【0020】また、本発明の熱交換器の前記遮断弁は、
前記の第1熱交換部を通過した流体の圧力によって開閉
するものであることを特徴とする。
【0021】より具体的には、この遮断弁(実施形態で
は遮断弁39)は、前記バイパス開口を覆う弁部材(実
施形態では弁部材36)と、前記バイパス開口(実施形
態ではバイパス開口34)の周縁部に突設された固定部
材(実施形態では固定部材35)と、前記弁部材と前記
固定部材との間に設けられて、前記バイパス開口を開の
状態となるように前記弁部材を付勢する弾性部材(実施
形態ではコイルばね37)とからなり、熱交換器に流入
された流体の圧力により前記弁部材が押されて、前記バ
イパス開口が閉じられるように構成されている。即ちこ
の遮断弁は、ガスの流量が低いときに、弁部材を弾性部
材により付勢させてバイパス開口を「開」とし、ガスの
流量が高いときに、弁部材を流体に押させてバイパス開
口を「閉」とするものである。従って、かかる熱交換器
によれば、流体の圧力に応じて、遮断弁を動作させてバ
イパス開口を開閉することが可能になる。
【0022】また、本発明の熱交換器の前記遮断弁は、
前記の第1熱交換部を通過した流体の温度によって開閉
するものであることを特徴とする。
【0023】より具体的には、この前記遮断弁(実施形
態では遮断弁89)は、前記バイパス開口(実施形態で
はバイパス開口84)を通過するガスの温度に応じて、
前記バイパス開口を開閉するバイメタル(実施形態では
弁部材86)からなるものであり、このバイメタルは、
熱交換器に流入する流体によって加熱されて変形し、バ
イパス開口を開閉する。即ちこのバイメタルは、流体の
流量が低いときに、変形せずにバイパス開口を「開」の
状態とし、またガスの流量が高いときに、流体により加
熱されて変形してバイパス開口を「閉」の状態とするよ
うに構成されている。従って、かかる熱交換器によれ
ば、流体の温度に応じて、遮断弁を動作させてバイパス
開口を開閉することが可能になる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施形態で
ある熱交換器を図面を参照して説明する。図1〜図2に
は本発明の第1の実施形態である熱交換器1を示す。こ
の熱交換器1は、いわゆる多回路型の熱交換器であり、
略円柱型の第1熱交換部11と、第1熱交換部11の外
周側に位置する略円環状の第2熱交換部12と、第2熱
交換部12の外周側に位置する略円環状の第3熱交換部
13とを主体として構成されている。
【0025】また、第1熱交換部11の上流側(図中右
側)には、入口部であるガス流入口14が設けられ、第
3熱交換部13の下流側(図中左側)には、出口部であ
る円環状のガス流出口15が設けられている。
【0026】更に、第1熱交換部11と第2熱交換部1
2は、第1折返し流路21によって連通されている。こ
の第1折返し流路21は、第1熱交換部11から流出し
たガスを第2熱交換部12に供給できるように構成され
ている。更に、第2熱交換部12と第3熱交換部13
は、第2折返し流路22によって連通されている。この
第2折返し流路22は、第2熱交換部12から流出した
ガスを第3熱交換部13に供給できるように構成されて
いる。
【0027】この熱交換器1は、ガス流入口14から流
入した流体である改質ガスを、第1熱交換部11、第1
折返し流路21、第2熱交換部12、第2折返し流路2
2、第3熱交換部13の順に通過させて、ガス流出口1
5から流出させるように構成されている。
【0028】第1熱交換部11は、円筒管11aに区画
された第1容器11bと、この第1容器11bに収納さ
れた第1冷却管群11cとからなる。この第1熱交換部
11の上流側(図中右側)には、円筒管11aと連通す
る流入管14aが取り付けられて、ガス流入口14が形
成されている。
【0029】また、第2熱交換部12は、第2容器12
aとこの第2容器12aに収納された第2冷却管群12
bからなる。第2容器12aは、前記の円筒管11a
と、この円筒管11aの外周に位置する円筒管12cと
に区画されて構成されている。
【0030】更に、第3熱交換部13は、第3容器13
aとこの第3容器13aに収納された第3冷却管群13
bからなる。第3容器13aは、前記の円筒管12c
と、この円筒管12cの外周に位置する円筒管13cと
に区画されて構成されている。
【0031】また、図1及び図2に示すように、円筒管
11aには、第1折返し流路21に突出する制御部材3
1が取り付けられている。この制御部材31は略円環状
とされていて、その先端が内側に傾斜するように形成さ
れている。また、制御部材31には、略円環状の仕切部
材32が取り付けられ、この仕切部材32には複数の孔
32aが設けられている。更に仕切部材32には、遮蔽
板33が取り付けられている。この遮蔽板33は、円筒
管12cの端部とも接続されていて、円環状のガス流出
口15の内部に配置されている。このようにして、第1
折返し流路21は、主として円筒管12c及び遮断板3
3に区画されて構成されている。また、第1折返し流路
21を構成する遮断板33には、バイパス開口34が設
けられている。このバイパス開口34は、第1熱交換部
11の下流側に位置すると共に、ガス流出口15と連通
している。
【0032】バイパス開口34の周縁部には、固定部材
35が設けられている。固定部材35は、バイパス開口
34の周縁部から突出するリング35aと、リング35
aの中央に位置するボス35bと、リング35aとボス
35bを連結する複数のアーム35cとにより構成され
ている。
【0033】また、バイパス開口34と第1熱交換部1
1との間には、弁部材36が配置されている。弁部材3
6は、バイパス開口34と嵌合してバイパス開口34を
開閉可能な円板状の弁板36aと、弁板36aの中央か
ら突出する弁棒36bとからなり、この弁棒36bがボ
ス35bを貫通して、弁板36aとボス35bとが連結
されている。
【0034】また、ボス35bと弁板36aを連結する
弁棒36bの周囲には、弾性部材であるコイルばね37
が設けられている。コイルばね37は、その一端が弁板
36aと当接し、他端がボス35bと当接することによ
りボス35bと弁板36aとの間に弾設されて、弁部材
36を第1熱交換部11側に付勢してバイパス開口34
を「開」の状態に維持している。第1熱交換部11から
流出した改質ガスは、第1折返し流路21に流入して弁
部材36の弁板36aに衝突することになるが、この改
質ガスの流量が一定値を越えると、改質ガスの圧力が、
弁板36aを付勢するコイルばね37の付勢力よりも大
きくなって、弁部材36がバイパス開口34に嵌合して
バイパス開口34を「閉」の状態にする。これら固定部
材35、弁部材36及びコイルばね37とにより、遮断
弁39が構成されている。
【0035】この遮断弁39は、改質ガスの流量が低い
ときに、弁部材36がコイルばね37により付勢されて
バイパス開口34を「開」とし、改質ガスの流量が高い
ときに、弁部材36が改質ガスの圧力により押されてバ
イパス開口34を「閉」とするように構成されている。
【0036】次に、この熱交換器1の動作を説明する。
ガス流入口14から熱交換器1に流入した改質ガスは、
第1熱交換部11を通過し、第1折返し流路21に流入
する。改質ガスの流量が低く、改質ガスの圧力が、弁板
36a付勢するコイルばね37の付勢力より小さい場合
には、弁部材36がコイルばね37に付勢されてバイパ
ス開口34が「開」の状態になる。
【0037】従ってこの場合には、改質ガスが、第1熱
交換部11、第1折返し流路21及びバイパス開口34
を通過して熱交換器1の外部に流出される。このとき、
第1折返し流路21は、仕切部材32の孔32a…を介
して第2熱交換部2と連通しているために、改質ガスは
第2熱交換部12にも流入可能であるが、制御部材31
によって第2熱交換部12への流路が遮られているの
で、改質ガスが第2熱交換部12に流入することがな
く、改質ガスのほぼ全量がバイパス開口34を通過して
熱交換器1の外部に流出される。
【0038】次に、流入した改質ガスの流量が高く、改
質ガスの圧力が、弁板36aを付勢するコイルばね37
の付勢力よりも大きい場合には、弁部材36が改質ガス
に押されてバイパス開口34に嵌合し、バイパス開口3
4が「閉」の状態になる。従ってこの場合には、改質ガ
スが、第1熱交換部11、第1折返し流路21、第2熱
交換部12、第2折返し流路22、第3熱交換部13及
びガス流出口15を通過して熱交換器1の外部に流出さ
れる。
【0039】図3には、このときの熱交換器1の外部に
流出される改質ガスの温度と、改質ガスの流量との関係
を示す。図3の実線で示すように、改質ガスの流量が高
いときには、バイパス開口34が「閉」となり、改質ガ
スが第1、2、3熱交換部11、12、13を通過し
て、その温度が酸化除去触媒の作動温度の範囲内に保た
れる。改質ガスの流量が低くなると、バイパス開口34
が「開」となり、改質ガスが第1熱交換部11のみを通
過するため、改質ガスが必要以上に冷却されることがな
く、ガス温度が酸化除去触媒の作動温度の範囲内に保た
れる。
【0040】従ってこの熱交換器1によれば、改質ガス
の流量によって、改質ガスを通過させる熱交換部の数を
増減することが可能となるので、改質ガスの流量が変化
しても、その温度を酸化除去触媒の作動温度の範囲内に
常に保つことができる。なお、改質ガスの流量に対する
バイパス開口34の開閉条件は、コイルばね37のばね
定数の調整によって任意に設定される。また、ばねによ
らず、改質ガスの温度を検出し、その検出結果に基づい
て、ソレノイド等により強制的にバイパス開口34を開
閉させる構成であっても良い。
【0041】次に図4を参照して本発明の第2の実施形
態である熱交換器51を説明する。この熱交換器51
は、略円柱型の第1熱交換部61と、第1熱交換部61
の外周側に位置する略円環状の第2熱交換部62と、第
2熱交換部62の外周側に位置する略円環状の第3熱交
換部63とを主体として構成されている。
【0042】また、第1熱交換部61の上流側(図中右
側)には、入口部であるガス流入口64が設けられ、第
3熱交換部63の下流側(図中左側)には、出口部であ
る円環状のガス流出口65が設けられている。
【0043】更に、第1熱交換部61と第2熱交換部6
2は、第1折返し流路71によって連通されている。こ
の第1折返し流路71は、第1熱交換部61から流出し
たガスを第2熱交換部62に供給できるように構成され
ている。更に、第2熱交換部62と第3熱交換部63
は、第2折返し流路72によって連通されている。この
第2折返し流路72は、第2熱交換部62から流出した
ガスを第3熱交換部63に供給できるように構成されて
いる。
【0044】この熱交換器51は、ガス流入口64から
流入した改質ガスを、第1熱交換部61、第1折返し流
路71、第2熱交換部62、第2折返し流路72、第3
熱交換部63の順に通過させて、ガス流出口65から流
出させるように構成されている。
【0045】第1熱交換部61は、円筒管61aに区画
された第1容器61bと、この第1容器61bに収納さ
れた第1冷却管群61cとからなる。この第1熱交換部
61の上流側(図中右側)には、円筒管61aと連通す
る流入管64aが取り付けられて、ガス流入口64が形
成されている。
【0046】また、第2熱交換部62は、第2容器62
aとこの第2容器62aに収納された第2冷却管群62
bからなる。第2容器62aは、前記の円筒管61a
と、この円筒管61aの外周に位置する円筒管62cと
に区画されて構成されている。
【0047】更に、第3熱交換部63は、第3容器63
aとこの第3容器63aに収納された第3冷却管群63
bからなる。第3容器63aは、前記の円筒管62c
と、この円筒管62cの外周に位置する円筒管63cと
に区画されて構成されている。
【0048】また、第1熱交換部61の下流側(図中左
側)には、遮断板83が設けられている。この遮蔽板8
3は、円筒管62cの端部と接続されていて、円環状の
ガス流出口65の内部に配置されている。第1折返し流
路71は、主として円筒管62c及び遮断板83に区画
されて構成されている。また、第1折返し流路71を構
成する遮断板83には、バイパス開口84が設けられて
いる。従ってバイパス開口84は、第1熱交換部61の
下流側に位置すると共に、ガス流出口65と連通するこ
とになる。
【0049】バイパス開口34の周縁部には、遮断弁8
9である板状の弁部材86が取り付けられている。この
弁部材86は、熱膨張係数の異なる2種類の金属板が貼
り合わされて構成されたバイメタルからなるもので、通
常は図4に示すように断面視略弓形とされていて、バイ
パス開口84を「開」の状態としているが、加熱される
と、図中1点鎖線で示すように断面視略棒状に変形し
て、バイパス開口84を「閉」の状態とする。
【0050】第1熱交換部61を通過した改質ガスは、
弁部材86に衝突してこの弁部材86を加熱する。そし
て、改質ガスの流量が低い場合には、第1熱交換部61
により改質ガスが冷却されてガス温度が充分に低下して
いるので、弁部材86の温度が上昇せず、弁部材86が
変形することなく、バイパス開口84が「開」の状態と
なる。また、改質ガスの流量が高いときには、改質ガス
が第1熱交換部61により充分に冷却されずにガス温度
が比較的高いために、弁部材86の温度が上昇して弁部
材86が図示1点鎖線で示す如く変形し、バイパス開口
84が「閉」の状態となる。
【0051】このようにして、遮断弁89は、ガスの流
量が低いときには、弁部材86が変形させることなくバ
イパス開口84を「開」とし、改質ガスの流量が高いと
きには、弁部材86が変形されてバイパス開口84を
「閉」とするように構成されている。
【0052】次に、この熱交換器51の動作を説明す
る。ガス流入口64から熱交換器51に流入した改質ガ
スは、第1熱交換部61を通過し、第1折返し流路71
に流入する。改質ガスの流量が低い場合には、第1熱交
換部61を通過した改質ガスのガス温度が低くなるた
め、弁部材86の温度が高くならずに弁部材86が変形
せず、バイパス開口84が「開」の状態になる。
【0053】従ってこの場合には、改質ガスが、第1熱
交換部61、第1折返し流路71及びバイパス開口84
を通過して熱交換器51の外部に流出される。
【0054】また、改質ガスの流量が高い場合には、第
1熱交換部61を通過した改質ガスのガス温度が比較的
高いため、弁部材86の温度が高くなって弁部材86が
変形し、弁部材86がバイパス開口84に嵌合して、バ
イパス開口84が「閉」の状態になる。従ってこの場合
には、改質ガスが、第1熱交換部61、第1折返し流路
71、第2熱交換部62、第2折返し流路72、第3熱
交換部63及びガス流出口65を通過して熱交換器51
の外部に流出される。
【0055】このときの熱交換器51の外部に流出され
る改質ガスの温度と、改質ガスの流量との関係は、先に
説明した熱交換器1の場合と同様であり、改質ガスの流
量が高いときには、バイパス開口84が「閉」となり、
改質ガスが第1、2、3熱交換部61、62、63を通
過して、その温度が酸化除去触媒の作動温度の範囲内に
保たれる。また、改質ガスの流量が低くなると、バイパ
ス開口84が「開」となり、改質ガスが第1熱交換部6
1のみを通過して、その温度が酸化除去触媒の作動温度
の範囲内に保たれる。
【0056】従ってこの熱交換器51によれば、改質ガ
スの流量によって、改質ガスを通過させる熱交換部の数
を増減することが可能となるので、改質ガスの流量が変
化しても、その温度を酸化除去触媒の作動温度の範囲内
に常に保つことができる。また、遮断弁89を、板状の
バイメタルで構成するので、遮断弁89の構造が簡略化
されて熱交換器51自体を小型化することができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の熱交換器
は、第1、2熱交換部と、前記の各熱交換部を連通させ
る折返し流路と、この熱交換器に流入されたガスの流量
に基づいて、バイパス開口を開閉させる遮断弁とを備え
ているので、改質ガスの流量によって、改質ガスを通過
させる熱交換部の数を増減することが可能となり、改質
ガスの流量が変化しても、その温度を常に一定の範囲内
に保つことができる。
【0058】また本発明の熱交換器の前記遮断弁は、こ
の熱交換器に流入された改質ガスの圧力により前記弁部
材が押圧されて作動するように構成されているので、改
質ガスの流量に応じて、遮断弁を動作させてバイパス開
口を開閉することができる。
【0059】また、前記遮断弁は、前記バイパス開口を
通過するガスの温度に応じて、前記バイパス開口を開閉
するバイメタルからなるものであるので、ガスの温度に
応じて、バイメタルが変形してバイパス開口を開閉する
ことができる。また、遮断弁を、板状のバイメタルで構
成するので、遮断弁の構造が簡略化されて熱交換器自体
を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態である熱交換器の断
面図である。
【図2】 図1に示す熱交換器の要部を示す斜視断面図
である。
【図3】 図1及び図6に示す熱交換器に流入する改質
ガスの流量と、熱交換器から流出する改質ガスの温度と
の関係を示す図である。
【図4】 本発明の第2の実施形態である熱交換器の断
面図である。
【図5】 従来の燃料改質装置の構成を示す構成図であ
る。
【図6】 従来の熱交換器の断面図である。
【符号の説明】
1、51…熱交換器、11、61…第1熱交換部、1
2、62…第2熱交換部、13、63…第3熱交換部、
14、64…ガス流入口(入口部)、15、65…ガス
流出口(出口部)21、71…第1折返し流路(折返し
流路)、22、72…第2折返し流路、34、84…バ
イパス開口、35…固定部材、36、86…弁部材、3
7…コイルばね(弾性部材)、39、89…遮断弁
フロントページの続き (72)発明者 大高 彰文 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 岡田 光 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3L103 AA05 BB50 CC30 DD08 DD42 DD63 4G040 EA02 EA03 EA06 EB14 EB43 5H027 AA06 BA01 BA16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入口部と出口部との間に、少なくとも第
    1、第2の熱交換部を折返し流路を介して連通状態に設
    けてなる熱交換器であって、 前記折返し流路に、第2熱交換部を迂回して前記折返し
    流路を前記出口部に連通させるバイパス開口が設けら
    れ、 前記バイパス開口を開閉する遮断弁を備えることを特徴
    とする熱交換器。
  2. 【請求項2】 前記遮断弁は、前記の第1熱交換部を通
    過した流体の圧力によって開閉するものであることを特
    徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  3. 【請求項3】 前記遮断弁は、前記の第1熱交換部を通
    過した流体の温度によって開閉するものであることを特
    徴とする請求項1に記載の熱交換器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006502938A (ja) * 2002-06-13 2006-01-26 ヌヴェラ フューエル セルズ インコーポレイテッド 優先的酸化反応装置の温度調整
GB2490572A (en) * 2011-05-06 2012-11-07 Gm Global Tech Operations Inc A heat exchanger with temperature dependent coolant flow rate control

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