JP2000329632A - 圧力センサーモジュール及び圧力センサーモジュールの製造方法 - Google Patents

圧力センサーモジュール及び圧力センサーモジュールの製造方法

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JP2000329632A
JP2000329632A JP11136109A JP13610999A JP2000329632A JP 2000329632 A JP2000329632 A JP 2000329632A JP 11136109 A JP11136109 A JP 11136109A JP 13610999 A JP13610999 A JP 13610999A JP 2000329632 A JP2000329632 A JP 2000329632A
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pressure sensor
chip
cavity
sensor module
lead frame
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JP11136109A
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Midori Kobayashi
みどり 子林
Jun Furuhashi
潤 古橋
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Toshiba Chemical Corp
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単かつ安価に製造し、かつ曲げ強度の強い
小型の圧力センサーモジュールを提供する。 【解決手段】 圧力センサーを構成する回路部分や非接
触データキャリアの回路部分を構成するICチップ3(
チップ部品8) を実装したリードフレーム4を、エポキ
シ樹脂等によってトランスファー成形を行い、樹脂成形
体5を作製する。このとき、当該樹脂成形体5に、圧力
センサーチップ2を実装するリードフレーム面を底面に
露出させたキャビティ6を形成する。当該キャビティ6
内に圧力センサーチップ2を実装して、キャビティ6内
にシリコーン樹脂等の圧力伝達性樹脂7を充填して、圧
力センサーチップ2を樹脂封止する。そして不要なリー
ドフレーム部分を切除して圧力センサーの校正を行い、
本発明に係る圧力センサーモジュール1を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は圧力センサーモジュ
ール及び圧力センサーモジュールの製造方法に関する。
具体的には、圧力サンサーが備えられ、ICチップを主
な内部部品として持ち、非接触で外部装置との間で信号
を送受信する非接触データキャリアなどに応用可能な圧
力センサーモジュールの構造及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】圧力センサーは通常、可変コンデンサや
可変抵抗などの可変容量部品の形態をとっており、加圧
力に応じてその容量が変化する圧力センサーチップと、
その変化量から圧力を換算するICチップによって構成
されている。また、必要に応じて圧力センサーチップと
ICチップ以外に各種機能を果たすための外部電子部品
が接続される。
【0003】この圧力センサーにあっては、これらの内
部部品を外部からの衝撃から保護するため樹脂等によっ
て封止された圧力センサーモジュールとして提供される
が、当該封止樹脂には、通常、温度依存性が小さく圧力
伝達を妨げない低硬度のシリコーン樹脂が用いられる。
【0004】図7はこのような圧力センサーモジュール
50の断面図であって、当該圧力センサーモジュール5
0は、ICチップ52を実装した実装基板53及び圧力
センサーチップ51並びにその他の外部電子部品(チッ
プ部品)を実装するリードフレーム54と、当該リード
フレーム54を露出するようにして構成された2つのキ
ャビティ56,57を有する樹脂成形体55とを備えて
いる。
【0005】一方のキャビティ56内では圧力センサー
チップ51が、圧力センサーチップ51のチップパッド
とリードフレーム54上のボンディングパッドがボンデ
ィングワイヤ59によって実装され、シリコーン樹脂な
どの圧力伝達性樹脂61が充填されている。残る一方の
キャビティ57内では、圧力センサーを構成するICチ
ップ52や、その他のICチップなどのチップ型外部電
子部品が同じくボンディングワイヤ58などによって実
装され、エポキシ樹脂などの強度を有する封止樹脂62
が注型されてパッケージ全体の強度を保持している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構造の圧力センサーチップ51では、2種類の異な
る樹脂61,62を用いた注型・硬化を行なうため、工
程数が多くなり製造コストが割高であった。また、2つ
のキャビティ56,57内には、それぞれにワイヤボン
ディングやチップマウントを行なうために充分なキャビ
ティスペースを設けなくてはならず、パッケージサイズ
が大きくなってしまう結果となっていた。
【0007】また、曲げ強度や耐衝撃性を付与させるた
めには、パッケージ高さ/面積比を大きくする必要があ
り、このためパッケージの全体を厚くしなければなら
ず、結果としてパッケージサイズが増大する結果となっ
ていた。
【0008】さらに、圧力センサーチップ51を実装す
るキャビティー56内がシリコーン樹脂61によって充
填されていることから、この部分によって曲げに弱い構
造となり易かった。
【0009】本発明はこのような事情を鑑みてなされた
ものであり、圧力センサーモジュールを安価かつ容易に
製造し、パッケージサイズを小さくすると共に曲げ強度
に強い圧力センサーモジュールを提供することを、その
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的のた
め、圧力センサーを構成するICチップやその他のチッ
プ部品を封止すると共に、圧力センサーチップを納める
ためのキャビティを形成した樹脂成形体を成形成した後
に、当該キャビティ内に圧力センサーチップを実装しよ
うとするものである。
【0011】本願請求項1記載の圧力センサーモジュー
ルは、リードフレーム裏面に実装された圧力センサー用
ICチップ及びチップ部品を封止すると共に、当該リー
ドフレームの表面の一部が露呈するようにキャビティー
が作成された樹脂成形体を有し、前記キャビティー内リ
ードフレーム面に圧力センサーチップが実装され、当該
キャビティー内が圧力伝達性樹脂により充填された両面
実装型の圧力センサーモジュールである。
【0012】このような構造とすることによって、従来
のICパッケージ工程にてキャビティー付パッケージを
製造し、そのキャビティー内にセンサーチップを実装す
ることにより、容易に圧力センサーモジュールを得るこ
とができる。従って、簡単かつ安価に圧力センサーモジ
ュルを得ることができる。また、キャビティ内における
実装は圧力センサーチップのみであるために、パッケー
ジ面積を小さくすることができる。この結果、実質的な
パッケージ高さ/面積比を大きくでき、曲げ強度を大き
くできる。
【0013】さらに、当該モジュールにおいては両面実
装となっているため、圧力センターチップ部分における
強度も高くなる。
【0014】本願請求項2記載の圧力センサーモジュー
ルは、リードフレームの一方の面に実装された圧力セン
サー用ICチップ及びチップ部品を封止すると共に、当
該リードフレーム面の一部が露呈するようにキャビティ
ーが作成された樹脂成形体を有し、前記キャビティー内
リードフレーム面に圧力センサーチップが実装され、当
該キャビティー内が圧力伝達性樹脂により充填された。
【0015】この圧力センサーモジュールによっても、
請求項1記載の圧力センサーモジュールと同様に簡単か
つ安価に、曲げ強度の高い圧力センサモジュールを得る
ことができる。
【0016】本願請求項3記載の圧力センサーモジュー
ルは、請求項1記載において、ICベアチップが実装さ
れた圧力センサーモジュールである。
【0017】また本願請求項4記載の圧力センサーモジ
ュールは、請求項2記載において、ICベアチップが実
装された圧力センサーモジュールである。
【0018】このようにICチップとしてICベアチッ
プを用いることができ、例えばCOB実装することによ
りより一層容易に圧力センサーモジュールを得ることが
できる。
【0019】さらに本願請求項5記載の圧力センサーモ
ジュールは、請求項1から4において、リードフレーム
に備えられた外部端子により前記圧力センサーの出力値
を校正することができる圧力センサーモジュールであ
る。
【0020】このように外部端子を用いて圧力センサー
の出力値を校正可能にすることにより、信頼性の高い圧
力センサーモジュールを提供できる。
【0021】また本願請求項6記載の圧力センサーモジ
ュールは、請求項1から4において、前記チップ部品は
非接触データキャリア用ICチップであって、非接触デ
ータキャリア用アンテナコイルを接続する外部端子を備
えた圧力センサーモジュールである。
【0022】このような圧力センサーモジュールを用い
ることによって、圧力センサー付きの非接触データキャ
リアを容易かつ安価に提供できる。また、取付け場所、
用途により種々のアンテナコイルとの組み合わせが可能
となる。
【0023】本願請求項7記載の圧力センサーモジュー
ルの製造方法は、リードフレーム表面に圧力センサー用
ICチップ及びチップ部品を実装後、トランスファー成
形により、前記ICチップ及びチップ部品を封止すると
同時に前記リードフレーム裏面の一部を露呈させるキャ
ビティを設けた樹脂成形体を作成し、その後、当該キャ
ビティ内に圧力センサーチップを実装した後、当該キャ
ビティ内に圧力伝達性樹脂を充填する圧力センサーモジ
ュールの製造方法である。
【0024】当該方法によれば、ICチップ及びチップ
部品を樹脂封止する一度のトランスファー成形とキャビ
ティ内に圧力伝達性樹脂を充填する2つの封止工程によ
り圧力センサーモジュールを作成できる。このため、製
造工程が容易になり、安価に圧力センサーモジュールを
得ることができる。また、当該方法によれば、圧力セン
サーチップを成形後に樹脂封止することになるため、余
分な衝撃が圧力センサーチップに加わらず、製造工程中
における破損を防ぐこともできる。
【0025】また本願請求項8記載の圧力センサーモジ
ュールの製造方法は、リードフレームの一方の面に圧力
センサー用ICチップ及びチップ部品を実装後、トラン
スファー成形により、前記ICチップ及びチップ部品を
封止すると同時に当該リードフレーム実装面の一部を露
呈させるキャビティを設けた樹脂成形体を作成し、その
後、当該キャビティ内に圧力センサーチップを実装した
後、当該キャビティ内に圧力伝達性樹脂を充填する圧力
センサーモジュールの製造方法である。
【0026】当該方法においても請求項7記載の製造方
法と同様に、製造工程が容易になり、安価に圧力センサ
ーモジュールを得ることができる。また、製造工程中に
おける圧力センサーチップの破損を防ぐこともできる。
【0027】さらに本願請求項9記載の製造方法では、
請求項7において、前記キャビティ内でICベアチップ
を実装することとしている。
【0028】また請求項10記載の製造方法では、請求
項8において、前記キャビティ内でICベアチップを実
装することとしている。
【0029】これらの方法では、圧力センサーチップの
実装が容易にでき、さらに圧力センサーモジュールを容
易に作製できる。
【0030】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施の形態であ
る圧力センサーモジュールの断面構造図、図2は図1の
圧力センサーモジュールに用いられるリードフレームを
示す平面図、図3は図1の圧力センサーモジュールの製
造方法を示す説明図、図4は圧力センサーモジュールに
用いられる別なリードフレームを示す平面図、図5は本
発明の別な実施の形態である圧力センサーモジュールの
製造方法を示す説明図、図6は本発明のさらに別な実施
の形態である圧力センサーモジュールの製造方法を示す
説明図である。以下、各図に従って詳細に説明する。
【0031】図1に示す圧力センサーモジュール1は、
リードフレーム4上に圧力センサーチップ2及びICチ
ップ3が実装されており、圧力センサーチップ2を封止
した樹脂封止部7とICチップ3を封止した樹脂成形体
5とを備えている。
【0032】圧力センサーチップ2としては、圧力セン
サーモジュール1自体に加わった圧力を検知できる構造
のものであればよく、その構成や構造、大きさ等は特に
限定されるものではない。
【0033】本発明に係る圧力センサーモジュール1に
用いられるチップ部品8も特に限定されるものでもな
く、圧力センサーを構成するICチップ3以外のICチ
ップはもちろんのこと、それに付随する抵抗やコンデン
サーなどが挙げられる。当該実施の形態における圧力セ
ンサーモジュール1にあっては、当該ICチップ3には
圧力センサーを構成する回路部分のみならず、非接触デ
ータキャリアシステムにおける応答器としての機能を果
たす回路が形成されたICチップ3が用いられている。
なお図1にあっては、ICチップ3として単一のチップ
部品として描かれているが、ICチップ3を含む2以上
のチップ部品としてもよいのは言うまでもない。このI
Cチップ及びチップ部品は、一旦COB化した後、実装
しても良いし、フレームにダイレクトに実装しても良
い。
【0034】当該圧力センサーモジュール1において
は、図2に示すようなリードフレーム4が用いられてお
り、その一方の面(表面)にはICチップ3が実装さ
れ、残る一方の面(裏面)には圧力センサーチップ2が
実装される。また、リードフレームには、圧力センサー
の校正用端子が設けられている。これらICチップ3及
び圧力センサーチップ2は、それぞれワイヤボンディン
グによってリードフレーム4上に実装されており、両面
実装型となっている。
【0035】上記ICチップ3は樹脂成形体5によって
封止されている。当該樹脂成形体5は、ICチップ3や
その他のチップ部品8を保護するため、エポキシ樹脂や
フェノール樹脂、ポリウレタン、エンジニアリングプラ
スチック樹脂など十分な機械的強度を有する樹脂材料か
ら形成されている。また、当該樹脂成形体5は、量産性
に優れるから、トランスファー成形により作製される。
高強度、高耐熱品を得るには、樹脂材料としてエポキシ
樹脂、中でも高機械的強度である高フィラー充填のエポ
キシ樹脂が好適に用いられる。
【0036】この樹脂成形体5には、一つのキャビティ
6が形成されている。このキャビティ6は、圧力センサ
ーチップ2を実装して圧力伝達性樹脂によって封止する
ためのものである。従って、キャビティ6は、圧力セン
サーチップ2を実装できるよう、キャビティ6の底面に
リードフレーム4の裏面(圧力センサーチップ実装面)
を露出させて形成される。
【0037】圧力センサーチップ2は上記キャビティ6
内に実装される。このとき、キャビティ6底面に露出さ
れたリードフレーム4上にボンディングワイヤ12を用
いて実装される。その後、圧力伝達性樹脂7がキャビテ
ィ6内に注型され圧力センサーチップ2が樹脂封止され
る。
【0038】圧力伝達性樹脂7とは、キャビティ6内に
封止した圧力センサーチップ2に、当該樹脂表面から加
えられた圧力を伝達できる樹脂をいい、より具体的には
シリコーン樹脂のように硬度が低く、温度などの外部条
件に依存しないものが好ましく用いられる。
【0039】次に、上記圧力センサーモジュール1の製
造方法について、図3に従って詳細に説明する。まず、
図3(a) に示すように、例えば図2に示すようなリー
ドフレーム4上にICチップ3をマウントしボンディン
グワイヤ12を用いて実装する。
【0040】次に、ICチップ3が実装されたリードフ
レーム4をエポキシ樹脂等を用いてトランスファー成形
し、まずICチップ3を封止した樹脂成形体5を得る。
このとき、図3( b) に示すように、リードフレーム4
の裏面を露出させたキャビティ6を樹脂成形体5に形成
する。当該キャビティ6の大きさは、圧力センサーチッ
プ2を実装できる程度の大きさが必要であるが、必要以
上に大きくするとパッケージ強度が低くなる。
【0041】その後、樹脂成形体5を反転して、キャビ
ティ6内において圧力センサーチップ2をリードフレー
ム4上にボンディングワイヤ12により実装する。IC
チップ部品を実装したCOBをリードフレームに接続す
る方法としては、ワイヤボンディングに限られるもので
はなく、例えば、図4に示すように、ハンダ接合用のパ
ッド部11を設けたリードフレーム4を用いて基板裏面
のハンダ接合用パッドとハンダ接合する方法をとること
もできる。
【0042】そして、図3( c) に示すように圧力セン
サーチップ2が納められたキャビティ6内に圧力伝達性
樹脂7を充填し、圧力センサーチップ2を封止する。最
後にタイバー及び不要なリードフレームを削除した後、
圧力センサーの感度校正をし、本発明に係る圧力センサ
ーモジュール1を得る。
【0043】このようにICチップ3などの電子部品を
封止した樹脂成形体5に、圧力センサーチップ2を実装
可能にキャビティ6を形成することにより、一つのパッ
ケージ体にてICチップ3と圧力センサーチップ2とを
封止することができる。また、キャビティ6内で圧力セ
ンサーチップ2を実装できるため、製造工程が大幅に簡
略化できる。
【0044】また、圧力センサーチップ2は、ICチッ
プ3(及びチップ部品8)を封止した後に封止している
ので、圧力センサーチップ2に不用意な衝撃が掛かるこ
となくICチップ3を封止できる。さらに、図1に示す
構造の圧力センサーモジュール1にあっては、リードフ
レーム4の上下面にて圧力センサーチップ2及びICチ
ップ3を実装する構造となっているため、厚み/面積比
が大きくなり、耐曲げ性や耐機械的衝撃性を向上させる
ことができる。
【0045】このように本発明によれば、小型で信頼性
のある圧力センサーモジュール1を安価にかつ簡単に製
造することができる。
【0046】次に、図5に示す圧力センサーモジュール
1の製造方法について説明する。当該圧力センサーモジ
ュール1においては、ICチップ3と圧力センサーチッ
プ2とがリードフレーム4の同一面上に実装されてい
る。
【0047】この圧力センサーモジュール1も上記と同
様にして作製できる。すわなち、ICチップ3及び圧力
センサーチップ2を実装可能に構成されたリードフレー
ム4を用いて、まず、ICチップ3のみをリードフレー
ム4上に実装する( 図5( a))。その後、当該ICチッ
プ3が実装されたリードフレーム4をトランスファー成
形して、キャビティ6が形成された樹脂成形体5を得る
( 図5( b))。その後、キャビティ6内に圧力センサー
チップ2を実装して、圧力伝達性樹脂7で樹脂封止する
( 図5( c))。最後にタイバー及び不要なリードフレー
ム部分を削除して圧力センサーの感度校正をした後、圧
力センサーモジュール1を得る。
【0048】当該圧力センサーモジュール1において
は、ICチップ3と圧力センサーチップ2がリードフレ
ーム4の同一面に実装されている。このような構造で
は、圧力センサーチップ2を封止する樹脂封止層及びI
Cチップ3を封止する樹脂成形体層をそれぞれ同じ厚み
で成形できるため、図1に示す圧力センサーモジュール
1に比べてICチップ3実装部分の強度を低下させるこ
となく薄型化を図れる。このように本発明は、圧力セン
サーモジュール1の小型化及び製造方法の簡略化に大き
く寄与できる。
【0049】また、本発明は上記各実施の形態に限定さ
れるものではなく、様々な実施の形態が考えられる。図
6( b) に示す圧力センサーモジュール1は、ICチッ
プ3とその他のチップ部品8が実装基板9上に実装さ
れ、当該実装基板9がさらにリードフレーム4上に実装
されている。この圧力センサーモジュール1では、図6
( a) に示すように、ICチップ3やチップ部品8が実
装基板9に予め実装されている。このように、従来と同
様に実装基板9上にチップ部品8を予め実装した後にリ
ードフレーム4上に実装した後にトランスファー成形す
ることもできる。さらに、リードフィルムやフレキシブ
ル回路基板上などにICチップ3やチップ部品8などを
実装した後に、さらにリードフレーム4上に実装し、そ
の後トランスファー成形してキャビティ6が形成された
樹脂成形体5を得るようにしてもよい。もちろん、トラ
ンスファー成形に限らず、電子部品が実装されたリード
フレーム4をインサート成形すると共にキャビティ6が
形成された樹脂成形体5を得ることができれば、当該方
法に限るものではない。
【0050】
【実施例】次に、本発明の実施例である圧力センサーモ
ジュールを図1に示す方法により作製した。まず、ボン
ディングエリアを部分銀めっき処理した銅合金リードフ
レーム上に、圧力センサー用IC回路が内臓された非接
触データキャリア用IC(及びチップ部品)をマウント
し、ワイヤボンディングによってICパッドとリードフ
レーム端子の電気的接続を行なった。次に、エポキシ樹
脂を用いて180℃2分間でトランスファー成形して、
ICの樹脂封止・ワイヤボンディングの保護を行い、裏
面のキャビティ形成を一括して行なった。
【0051】その後、キャビティ内に露出された圧力セ
ンサーチップ実装用パッドの成形樹脂汚染を研摩処理に
より除去した。この際、リードフレームのボンディング
パッドのめっき処理が充分に保たれ、ボンディング強度
が確保される条件にて研摩を行なった。
【0052】次いで、圧力センサーチップをキャビティ
内にマウントし、ワイヤボンディングを行なった後、シ
リコーン樹脂によりキャビティ内を充填し、80℃30
分で硬化させた。最後に、リードフレームのタイバーを
切断して、必要なリードフレームの外部端子のみを残し
て、圧力センサーモジュールを得た。その後、校正用外
部端子を用いて圧力センサーの校正を行い、さらにアン
テナコイル接続用端子に外部コイルを接続して、非接触
データキャリア用の内部部品を得た。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、従来のICパッケージ
の製造法にてキャビティー付パッケージを得、そのキャ
ビティー内にセンサー実装することにより、容易かつ安
価に圧力センサーモジュールを提供できる。
【0054】特に、圧力センサーチップとICチップと
を両面実装することにより、曲げ強度の強い圧力センサ
ーモジュールを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である圧力センサーモジ
ュールの断面構造図
【図2】図1に示す圧力センサーモジュールに用いられ
るリードフレームを示す平面図
【図3】(a),(b),(c)は、図1に示す圧力セ
ンサーモジュールの製造方法を示す説明図
【図4】圧力センサーモジュールに用いられる別なリー
ドフレームを示す平面図
【図5】(a),(b),(c)は、本発明の別な実施
の形態である圧力センサーモジュールの製造方法を示す
説明図
【図6】(a),(b)は、本発明のさらに別な実施の
形態である圧力センサーモジュールの製造方法を示す説
明図
【図7】従来の圧力センサーモジュールの断面図
【符号の説明】
1……圧力センサーモジュール 2……圧力センサー
チップ 3……ICチップ 4……リードフレー
ム 5……樹脂成形体 6……キャビティ 7……圧力伝達性樹脂 8……チップ部品 9……実装基板 11……パッド部 12……ボンディングワイヤ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リードフレーム裏面に実装された圧力セ
    ンサー用ICチップ及びチップ部品を封止すると共に、
    当該リードフレームの表面の一部が露呈するようにキャ
    ビティーが作成された樹脂成形体を有し、 前記キャビティー内リードフレーム面に圧力センサーチ
    ップが実装され、当該キャビティー内が圧力伝達性樹脂
    により充填された両面実装型の圧力センサーモジュー
    ル。
  2. 【請求項2】 リードフレームの一方の面に実装された
    圧力センサー用ICチップ及びチップ部品を封止すると
    共に、当該リードフレーム面の一部が露呈するようにキ
    ャビティーが作成された樹脂成形体を有し、 前記キャビティー内リードフレーム面に圧力センサーチ
    ップが実装され、当該キャビティー内が圧力伝達性樹脂
    により充填された圧力センサーモジュール。
  3. 【請求項3】 請求項1記載において、ICベアチップ
    が実装された圧力センサーモジュール。
  4. 【請求項4】 請求項2記載において、ICベアチップ
    が実装された圧力センサーモジュール。
  5. 【請求項5】 請求項1から4において、リードフレー
    ムに備えられた外部端子により前記圧力センサーの出力
    値を校正することができる圧力センサーモジュール。
  6. 【請求項6】 請求項1から4において、前記チップ部
    品は非接触データキャリア用ICチップであって、非接
    触データキャリア用アンテナコイルを接続する外部端子
    を備えた圧力センサーモジュール。
  7. 【請求項7】 リードフレーム表面に圧力センサー用I
    Cチップ及びチップ部品を実装後、トランスファー成形
    により、前記ICチップ及びチップ部品を封止すると同
    時に前記リードフレーム裏面の一部を露呈させるキャビ
    ティを設けた樹脂成形体を作成し、 その後、当該キャビティ内に圧力センサーチップを実装
    した後、当該キャビティ内に圧力伝達性樹脂を充填する
    圧力センサーモジュールの製造方法。
  8. 【請求項8】 リードフレームの一方の面に圧力センサ
    ー用ICチップ及びチップ部品を実装後、トランスファ
    ー成形により、前記ICチップ及びチップ部品を封止す
    ると同時に当該リードフレーム実装面の一部を露呈させ
    るキャビティを設けた樹脂成形体を作成し、 その後、当該キャビティ内に圧力センサーチップを実装
    した後、当該キャビティ内に圧力伝達性樹脂を充填する
    圧力センサーモジュールの製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項7において、前記キャビティ内で
    ICベアチップを実装する圧力センサーモジュールの製
    造方法。
  10. 【請求項10】 請求項8記載において、前記キャビテ
    ィ内でICベアチップを実装する圧力センサーモジュー
    ルの製造方法。
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