JP2000331046A - 樹脂型構想設計用cadシステム - Google Patents

樹脂型構想設計用cadシステム

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JP2000331046A
JP2000331046A JP11138445A JP13844599A JP2000331046A JP 2000331046 A JP2000331046 A JP 2000331046A JP 11138445 A JP11138445 A JP 11138445A JP 13844599 A JP13844599 A JP 13844599A JP 2000331046 A JP2000331046 A JP 2000331046A
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data
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cad system
plane
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JP11138445A
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English (en)
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Masanori Sawada
真紀 澤田
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CADシステムを複雑で高価なものとするこ
となしに、CADシステム使用者の手間と工数を大幅に
削減することにある。 【解決手段】 重心算出手段1が、入力または作成した
面データのうちの指示された複数の面データの各々の重
心を算出し、オフセット方向指示ベクトル算出手段2
が、指示された一つのオフセット方向指示点へ上記複数
の面データの各々の上記重心から向かうオフセット方向
指示ベクトルを算出し、また法線ベクトル算出手段3
が、上記複数の面データの各々の上記重心での法線ベク
トルを算出し、そして面データオフセット手段4が、上
記複数の面データの各々を、その面データの上記オフセ
ット方向指示ベクトルと上記法線ベクトルとの挟む角が
90度未満の場合は上記法線ベクトルの方向へ、またそ
の挟む角が90度を超える場合は上記法線ベクトルと反
対の方向へ、指示された量だけオフセットさせるもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、入力または作成
した面データを所定三次元座標系内で任意に編集すなわ
ち移動、オフセット、複写、削除等できかつ所定平面上
に投影して図面として出力し得るCAD(コンピュータ
支援設計)システムであって、特に、樹脂を射出成形等
で成形する際に用いられる金型(樹脂型)を構想設計す
る場合に用いて好適なCADシステムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】車両用バンパー等の樹脂製品を成形する
ための樹脂型をCADシステムで設計する際には、全体
的に概ね一定の板厚となるように成形するというその成
形方法上、樹脂製品の外側形状データを製品設計部門か
ら受け取ってから、その外側形状データを板内側(板の
表面に対する内部の実体の側)へ所定板厚分オフセット
させることで製品の内側形状データを作成し、製品のそ
れら外側および内側形状データを用いて樹脂型のキャビ
ティ側およびコア側形状を定め、それらキャビティ側お
よびコア側形状に基づいて樹脂型内の冷却水孔の配置等
の構想設計を行っている。
【0003】ところで、樹脂製品の外側形状データは一
般に、多数(車両用バンパーの場合で300〜400枚
程度)の面データから構成されており、上記構想設計に
おいて外側形状データをオフセットさせる処理は通常、
CADシステムにそれらの面データを一つずつ指示する
とともに板厚分のオフセット量とオフセット方向とを指
示して行わせている。そして製品の外側形状に設計変更
があった場合には、樹脂型形状データ中の製品外側形状
データを入れ換えるとともに、製品内側形状データやリ
ブ形状データ等における、製品外側形状データの設計変
更部分に対応する部分の形状データを探し出して削除
し、製品外側形状データの設計変更部分を再度オフセッ
トさせてその対応部分の形状データを作り直している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、面デー
タ対する何れの側が板内側であるかは見た目では判別し
づらく、面データが小さい場合には特にその傾向がある
ため、オフセットさせた面が元の面に対して板内側にな
かった場合にはオフセット方向を変えてもう一度オフセ
ットを指示する必要がある。それゆえ、上記のように多
数の面データからなる製品外側形状データのオフセット
処理を面データ一つずつについてCADシステム使用者
が指示する従来の樹脂型構想設計用CADシステムで
は、CADシステム使用者の手間と工数がかかりすぎる
という問題があった。
【0005】また従来の樹脂型構想設計用CADシステ
ムでは、製品の外側形状に設計変更があった場合に、C
ADシステム使用者が、先ず、設計変更後の製品外側形
状データを元の製品外側形状データと対比して変更があ
った部分を目視で探し出し、次いでその探し出した変更
部分に対応する元の部分から、その部分を基礎としてオ
フセット等によって作成した製品内側形状データ等の形
状データを目視で探し出して、上述したようにその探し
出した形状データを削除し、作り直しているので、それ
らの探し出しのためにCADシステム使用者の手間と工
数がかかりすぎるという問題もあった。
【0006】なお、従来のCADシステムの機能とし
て、複数の面データを一括してオフセットさせる機能も
知られてはいるが、従来のかかる一括オフセット機能
は、各面データに事前に位相情報(面同士の隣接関係を
示す情報)が付加されていてその位相情報から各面デー
タに対し何れの側がオフセットさせるべき板内側である
かを自動的に判別し得ることを前提とした機能であり、
その前提を満たすために位相情報を各面データに付加す
ることとすると、位相情報の処理のための機能をCAD
システムに設ける必要があるとともに、面データ毎の位
相情報の付加のためのCADシステム使用者の手間と工
数が必要となる。
【0007】しかしながら、樹脂型構想設計用CADシ
ステムは本来、図面を出力するのが最終目的であること
から厳密な精度を必要としていないので、上述した既知
の一括オフセット機能を用いることとしてその機能のた
めに各面データに事前に位相情報を付加する必要が生ず
ると、CADシステムが複雑で高価なものになるととも
にそれでもCADシステム使用者の手間と工数が多大に
なり、CADシステムが上記の最終目的に適合しないも
のになってしまうという問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】こ
の発明は、上記課題を有利に解決したCADシステムを
提供することを目的とするものであり、請求項1記載の
この発明の樹脂型構想設計用CADシステムは、図1に
その概念を示すように、入力または作成した面データを
所定三次元座標系内で任意に編集できかつ所定平面上に
投影して図面として出力し得る樹脂型構想設計用CAD
システムにおいて、前記入力または作成した面データの
うちの指示された複数の面データの各々の重心を算出す
る重心算出手段1と、指示された一つのオフセット方向
指示点へ前記複数の面データの各々の前記重心から向か
うオフセット方向指示ベクトルを算出するオフセット方
向指示ベクトル算出手段2と、前記複数の面データの各
々の前記重心での法線ベクトルを算出する法線ベクトル
算出手段3と、前記複数の面データの各々を、その面デ
ータの前記オフセット方向指示ベクトルと前記法線ベク
トルとの挟む角が90度未満の場合は前記法線ベクトル
の方向へ、また前記挟む角が90度を超える場合は前記
法線ベクトルと反対の方向へ、そして前記挟む角が90
度の場合は前記法線ベクトルの方向とそれと反対の方向
とのうち指示された方向へ、指示された量だけオフセッ
トさせる面データオフセット手段4と、を具えることを
特徴とするものである。
【0009】かかるこの発明のCADシステムにあって
は、重心算出手段1が、入力または作成した面データの
うちの指示された複数の面データの各々の重心を算出
し、オフセット方向指示ベクトル算出手段2が、指示さ
れた一つのオフセット方向指示点へ上記複数の面データ
の各々の上記重心から向かうオフセット方向指示ベクト
ルを算出し、また法線ベクトル算出手段3が、上記複数
の面データの各々の上記重心での法線ベクトルを算出
し、そして面データオフセット手段4が、上記複数の面
データの各々を、その面データの上記オフセット方向指
示ベクトルと上記法線ベクトルとの挟む角が90度未満
の場合は上記法線ベクトルの方向へ、またその挟む角が
90度を超える場合は上記法線ベクトルと反対の方向
へ、指示された量だけオフセットさせる。
【0010】従って、この発明のCADシステムによれ
ば、各面データに事前に位相情報を付加しなくても、C
ADシステムの使用者が、オフセットさせる複数の面デ
ータと、それら複数の面データに共通のオフセット量
と、それら複数の面データに共通のオフセットさせる側
(例えば板内側)の任意の位置に設定したオフセット方
向指示点とを指示するのみで、それら指示した複数の面
データを指示したオフセット量分、オフセット方向指示
点の存在する側へ一括してオフセットさせることができ
るので、CADシステムを複雑で高価なものとすること
なしに、CADシステム使用者の手間と工数を大幅に削
減することができる。
【0011】なお、この発明における前記面データオフ
セット手段4は、請求項2に記載のように、前記複数の
面データの各々を、前記挟む角が90度の場合は前記法
線ベクトルの方向とそれと反対の方向とのうち指示され
た方向へ指示された量だけオフセットさせるものであっ
ても良く、そのようにすれば、前記オフセット方向指示
点をたまたま上記複数の面データの何れかの重心での面
の延長上に配してしまって上記挟む角が90度になって
しまった場合でも、CADシステムの使用者がその面の
オフセット方向を所望の方向に選択し得るので、オフセ
ット方向指示点の位置をより容易に指示することができ
る。
【0012】また請求項3記載のこの発明の樹脂型構想
設計用CADシステムは、図2にその概念を示すよう
に、入力または作成した面データを所定三次元座標系内
で任意に編集できかつ所定平面上に投影して図面として
出力し得る樹脂型構想設計用CADシステムにおいて、
前記入力または作成した面データから新たな面データを
作成する際に、その作成の基礎とした面データが持つ識
別符号をその新たな面データに属性として付加する識別
符号付加手段5と、前記入力または作成した面データの
うちの一部の面データから作成した面データを、その作
成した面データに前記属性として付加された前記基礎と
した面データが持つ識別符号に基づいて探し出し、その
探し出した、前記一部の面データから作成した面データ
を、他の面データから区別し得るように表示するエコー
表示手段6と、を具えることを特徴とするものである。
【0013】かかるこの発明のCADシステムにあって
は、入力または作成した面データから新たな面データを
作成する際に、識別符号付加手段5が、その作成の基礎
とした面データが持つ識別符号をその新たな面データに
属性として付加し、エコー表示手段6が、入力または作
成した面データのうちの一部の面データから作成した面
データを、その作成した面データに前記属性として付加
された前記基礎とした面データが持つ識別符号に基づい
て探し出し、その探し出した、前記一部の面データから
作成した面データを、他の面データから区別し得るよう
に表示する。
【0014】従って、この発明のCADシステムによれ
ば、先に入力または作成した面データのうちの一部の面
データから作成した新たな面データを、先に入力または
作成した面データから作成した他の新たな面データから
容易に区別し得るので、先に入力または作成した面デー
タのうちの一部の面データを変更する必要がある場合
に、その変更に対応させて、その一部の面データから作
成した新たな面データも容易に変更することができる。
【0015】そしてこの発明のCADシステムにおいて
は、図2に破線で示すように、先に入力した複数の面デ
ータと後に入力した複数の面データとを対比して、前記
先に入力した面データのうちで前記後に入力した面デー
タの方では変更されている面データを抽出し、その抽出
した面データを前記一部の面データとして前記エコー表
示手段に与える変更前面データ抽出手段7をさらに具え
ていても良く、かかる変更前面データ抽出手段7を具え
ていれば、先に入力した複数の面データと後に入力した
複数の面データとを対比して、先の方の複数の面データ
のうちで、後の方の複数の面データでは先の方に対して
変更されている面データに対応する面データを自動的に
抽出して上記エコー表示手段に与え、その面データから
作成した新たな面データを他の面データから区別し得る
ように表示させることができるので、先に入力した複数
の面データの一部が後に入力した複数の面データにおい
て変更されている場合に、後に入力した面データでは変
更されているその先に入力した面データからオフセット
等によって作成した新たな面データについても容易に探
し出して削除し、作り直しすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態を
実施例によって、図面に基づき詳細に説明する。ここ
に、図3は、この発明の樹脂型構想設計用CADシステ
ムの一実施例の構成を機能ブロックで示すブロック線図
であり、図3に示すようにこの実施例の樹脂型構想設計
用CADシステム10は、請求項1〜4記載の各手段に対
応して、重心算出部11と、オフセット方向指示ベクトル
算出部12と、法線ベクトル算出部13と、面データオフセ
ット部14と、識別符号付加部15と、エコー表示部16と、
変更前面データ抽出部17とを具えている。なお、この実
施例の樹脂型構想設計用CADシステム10は具体的に
は、通常のコンピュータを用いて構成された、入力また
は作成した面データを所定三次元座標系内で任意に編集
すなわち移動、オフセット、複写、削除等できかつ所定
平面上に投影して図面として出力し得る通常の三次元C
ADシステムの、制御プログラムの一部を改変すること
にて構成され、図4,図6および図7にフローチャート
で示す処理を実行するものである。
【0017】図4の処理は、簡易一括オフセット機能を
もたらすものであり、ここでは先ずステップ21で、当該
CADシステムの使用者が、オフセットさせる面データ
を含むレイヤと、オフセット値(オフセット量)とを指
定する。例えば、図5に模式的に示す樹脂製品としての
車両用バンパーの場合には、設計部門のCADシステム
で別途作成して当該CADシステムに入力したそのバン
パーの外側形状データが五つの面データF1〜F5からなっ
ており、それらの面データを全て、樹脂型のキャビティ
側形状を示す単一のレイヤに含まれるようにコピーして
いるので、そのレイヤを指定する。そして続くステップ
22で、当該CADシステムの使用者が、オフセット方向
を示すオフセット方向指示点を、それら複数の面データ
に共通のオフセットさせる側の任意の位置に設定して指
示する。例えば上記図5に示す車両用バンパーでは、図
示のように、全ての面データに対して板内側に位置する
ように一応見える位置にオフセット方向指示点DPを設定
して指示する。
【0018】次いでここでは、上記CADシステムが、
上記指定レイヤから面データを一つずつ順次に読み込ん
で以下の処理を行うこととして、先ずステップ23で、そ
の指定レイヤから面データを一つ読み込み、続くステッ
プ24では、例えば上記図5に示す面データF1〜F5の各々
の重心GPのように、その読み込んだ面データの重心、具
体的にはその読み込んだ面データが示す面の重心を算出
する。そして続くステップ25では、例えば上記図5に示
す面データF1〜F5の各々の重心GPからオフセット方向指
示点DPへ向かうオフセット方向指示ベクトルDVのよう
に、上記読み込んだ面データの重心から上記オフセット
方向指示点に向かうオフセット方向指示ベクトルを求め
る。
【0019】次のステップ26では、例えば上記図5に示
す面データF1〜F5の各々の重心GPでの法線ベクトルNVの
ように、上記読み込んだ面データの重心、具体的にはそ
の読み込んだ面データが示す面の重心での法線ベクトル
を、その重心を通る法線上の何れか一方向に求め、続く
ステップ27では、上記二種類のベクトルすなわちオフセ
ット方向指示ベクトルと法線ベクトルとの方向が合う
(それらのベクトルが面データの面に対して同じ側へ向
く)ように、上記オフセット値の符号を求める。すなわ
ち、上記オフセット方向指示ベクトルと法線ベクトルと
の挟む角が90度未満の場合は、上記法線ベクトルの方
向へオフセットさせることとして、上記オフセット値の
符号を正とし、また上記挟む角が90度を超える場合
は、上記法線ベクトルと反対の方向へオフセットさせる
こととして、上記オフセット値の符号を負とする。例え
ば上記図5に示す面データF1〜F5の各々では、全て上記
挟む角が90度を超えているので、全てオフセット値の
符号を負とする。
【0020】なお、この実施例では、上記挟む角が90
度の場合はその旨を画面表示して、当該CADシステム
の使用者に任意にオフセット値の符号を選択させ、上記
法線ベクトルの方向とそれと反対の方向とのうち上記選
択された符号で指示された方向へオフセットさせること
とする。これにより、オフセット方向指示点をたまたま
上記複数の面データの何れかの重心での面の延長上に配
してしまって上記挟む角が90度になってしまった場合
でも、CADシステムの使用者がその面のオフセット方
向を所望の方向に選択し得るので、オフセット方向指示
点の位置をより容易に指示することができる。
【0021】次のステップ28では、上記読み込んだ面デ
ータ、具体的にはその面データが示す面を、上記符号を
伴うオフセット値分、上記法線ベクトルの方向へオフセ
ットさせる。すなわち例えば上記図5に示す面データF1
〜F5では、それらの各々の面をその面の法線方向ベクト
ルNVと反対の方向へ上記オフセット値の絶対値分オフセ
ットさせて、図中破線で示すように、新たな面データNF
1 〜NF5 を作成し、それらの新たな面データを、樹脂型
のコア側形状を示す単一のレイヤに含まれるものとす
る。そして最後のステップ29では、先のキャビティ側形
状のレイヤに含まれた全ての面データについて上記ステ
ップ23〜ステップ28の処理を終えたか否かを判断して、
終えていなければステップ23へ戻って次の面データを読
み込み、終えていればこの処理を終了する。
【0022】なお、樹脂型構想設計では一般に、オフセ
ット量は板厚相当分の数mm程度しか必要なく、また厳密
な精度を必要としていないことから、上記オフセット後
の面同士に交差や隙間が発生しても図面としての品質に
は何等問題とならないので、この実施例ではそのままに
しておくが、厳密な精度が必要な場合には、上記オフセ
ット後の面同士の交差関係をチェックして、交点がある
場合はその交点より先の余分な部分を自動的に除去する
一方、互いに離れている場合は面をそれぞれ延長して繋
ぐように変更しても良い。
【0023】従って、上記ステップ24は重心算出手段1
としての上記重心算出部11に、上記ステップ25はオフセ
ット方向指示ベクトル算出手段2としての上記オフセッ
ト方向指示ベクトル算出部12に、上記ステップ26は法線
ベクトル算出手段3としての上記法線ベクトル算出部13
に、そしてステップ27,28は面データオフセット手段4
としての上記面データオフセット部14にそれぞれ相当
し、かかる図4の処理によれば、各面データに事前に位
相情報を付加しなくても、CADシステムの使用者が、
オフセットさせる複数の面データを含むレイヤと、それ
ら複数の面データに共通のオフセット値と、それら複数
の面データをオフセットさせる側(図5の例では板内
側)の任意の位置に設定したオフセット方向指示点とを
指示するのみで、それら指示した複数の面データを指示
したオフセット値分、オフセット方向指示点の存在する
側へ一括してオフセットさせることができるので、CA
Dシステムを複雑で高価なものとすることなしに、CA
Dシステム使用者の手間と工数を大幅に削減することが
できる。なお、指定するレイヤは複数であっても良く、
その場合には、それら複数のレイヤから順次に面データ
を読み出して上記処理を行う。また上記処理は、先に入
力した製品外側形状の面データ全体の一括オフセットの
みでなく、設計変更後の製品外側形状の変更部分の複数
の面データの一括オフセットにも利用することができ
る。
【0024】次に、図6の処理は、編集時の識別符号付
加機能をもたらすものであり、ここでは先ずステップ31
で、当該CADシステムの使用者が、編集コマンドを起
動して、先に入力または作成した図形データを指示し、
その図形データを基礎としての新たな図形データの作成
等の編集処理を行う。例えば上述したように、設計部門
のCADシステムで別途作成して当該CADシステムに
入力した樹脂製品の外側形状を構成する複数の面データ
を樹脂型のキャビティ側形状を示すレイヤに含まれるよ
うにコピーする場合も、また図5に示すとともに上述し
たように、面データF1〜F5を指示し、それらをオフセッ
トさせて新たな面データNF1 〜NF5 を作成する場合も、
何れもこの編集コマンドによる編集処理に含まれる。
【0025】次いでここでは、上記CADシステムが以
下の処理を行うこととして、先ずステップ32で、上記指
示された図形データの属性の種類を読み込み、続くステ
ップ33では、その読み込んだ属性の種類から、その指示
された図形データに面データの識別符号を示す属性が付
加されているか否かを判断する。そして付加されていな
ければ以後の処理をスキップするが、その指示された図
形データが面データであるため面データの識別符号を示
す属性が付加されていれば、ステップ34へ進んで、上記
指示された図形データの属性の内容、すなわちその指示
された面データに付けられたその面データ固有の識別符
号を読み込み、続くステップ35で、その指示された面デ
ータを基礎として新しく作成した図形データにもそれと
同じ内容の識別符号の属性を付加する。
【0026】この図6の処理によれば、例えば樹脂型の
キャビティ側形状を示すレイヤに含まれた、樹脂製品の
外側形状データを構成する複数の面データのコピーの複
数の面データをオフセットさせて、樹脂型のコア側形状
を示すレイヤに含まれる複数の面データを新たに作成し
た場合には、上記コピーの複数の面データにはそのコピ
ーの基礎とした樹脂製品の外側形状の面データが持つ識
別符号が属性として付加され、さらにそのコピーの複数
の面データをオフセットさせて作成した新たな面データ
や、その面データを基礎として作成した寸法線データ等
にも、上記基礎とした樹脂製品の外側形状の面データが
持つ識別符号が属性として付加されることになる。一
方、樹脂製品の外側形状データを構成する複数の面デー
タと関連なしに作成した面データや寸法線データ等の図
形データは、基礎とした面データがないため識別符号が
属性として付加されていないので、その面データから新
たに作成する面データにも元の面データの識別符号が属
性として付加されることはない。従って、上記ステップ
31〜ステップ35の処理は識別符号付加手段5としての識
別符号付加部15に相当する。
【0027】次に、図7の処理は、新たに作成した面デ
ータのうちの、元の面データに変更があったもののエコ
ー表示機能をもたらすものであり、ここでは当該CAD
システムが、先ずステップ41で、先に入力した設計変更
前の樹脂製品の外側形状を示す面データと、後に入力し
た設計変更後の樹脂製品の外側形状を示す面データとの
差を取って、差がある面データすなわち設計変更の対象
となった面データを、上記設計変更前の面データから取
り出し、例えば表示色を変更する等の方法で他の面デー
タと区別し得るように表示した後、続くステップ42で、
その面データが属性として持つその面データ固有の識別
符号を読み込む。
【0028】その後は、先に入力した設計変更前の樹脂
製品の外側形状を示す面データを用いて作成した樹脂型
の全図形データのうちから順次に一つずつ図形データを
読み込むこととして、次のステップ43で、上記樹脂型の
全図形データのうちから一つの図形データを読み込み、
続くステップ44で、その図形データに付加された属性の
種類を読み込んで、その図形データに、その図形データ
の作成の基礎とした元の面データの識別符号を示す属性
が付加されているか否かを判断する。そして付加されて
いなければ後述するステップ48へ進むが、付加されてい
ればステップ45へ進んで、上記読み込んだ図形データの
属性の内容を読み込む。
【0029】続くステップ46では、その属性の内容であ
る元の面データの識別符号が、上記ステップ42で読み込
んだ変更対象となった面データの識別符号であるか否か
を判断し、そうでなければ後述するステップ48へ進む
が、そうであればステップ47へ進んで、上記読み込んだ
図形データを、例えば表示色を変更する等の方法で、上
記先に入力した設計変更前の樹脂製品の外側形状を示す
面データを用いて作成した樹脂型の全図形データのうち
の他の図形データから区別し得るように表示するととも
に、その表示色を先に述べた設計変更対象の面データの
表示色と一致させることで、設計変更対象の面データに
対応する図形データであることを表示(エコー表示)す
る。そしてその後は、ステップ48で、上記全図形データ
について上記ステップ43〜ステップ47の処理を終えたか
否かを判断して、終えていなければステップ43へ戻って
次の図形データを読み込み、終えていればこの処理を終
了する。
【0030】従って、上記ステップ43〜ステップ47の処
理はエコー表示手段6としてのエコー表示部16に相当
し、また上記ステップ41およびステップ42の処理は変更
前の面データを抽出する変更前面データ抽出手段7とし
ての変更前面データ抽出部17に相当し、この図7の処理
によれば、先の図6の処理と組み合わせることで、先に
入力または作成した面データのうちの、設計変更対象と
なった一部の面データを容易に抽出することができると
ともに、その設計変更対象となった一部の面データから
オフセット等によって作成した新たな面データや寸法線
や中心線等の形状データを、先に入力または作成した面
データから作成した他の新たな形状データから容易に区
別し得るので、先に入力または作成した面データのうち
の一部の面データの設計変更に対応させて、その一部の
面データから作成した新たな形状データも容易に削除し
て作り直すことができる。
【0031】以上、図示例に基づき説明したが、この発
明は上述の例に限定されるものでなく、例えば樹脂製品
は上記車両用バンパーに限られずそれ以外のもの、例え
ば車体パネル等でも良く、またエコー表示は上記表示色
変更に限られず例えばその区別して表示すべき図形デー
タのみをズーミングして拡大表示するようにしても良
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1および2記載のこの発明の樹脂型構
想設計用CADシステムの構成を示す概念図である。
【図2】 請求項3および4記載のこの発明の樹脂型構
想設計用CADシステムの構成を示す概念図である。
【図3】 この発明の樹脂型構想設計用CADシステム
の一実施例の構成を機能的に示すブロック線図である。
【図4】 上記実施例のCADシステムが実行する、簡
易一括オフセット機能をもたらす処理を示すフローチャ
ートである。
【図5】 上記実施例のCADシステムの上記簡易一括
オフセット機能を示す説明図である。
【図6】 上記実施例のCADシステムが実行する、識
別符号付加機能をもたらす処理を示すフローチャートで
ある。
【図7】 上記実施例のCADシステムが実行する、エ
コー表示機能をもたらす処理を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 重心算出手段 2 オフセット方向指示ベクトル算出手段 3 法線ベクトル算出手段 4 面データオフセット手段 5 識別符号付加手段 6 エコー表示手段 7 変更前面データ抽出手段 10 CADシステム 11 重心算出部 12 オフセット方向指示ベクトル算出部 13 法線ベクトル算出部 14 面データオフセット部 15 識別符号付加部 16 エコー表示部 17 変更前面データ抽出部 DP オフセット方向指示点 DV オフセット方向指示ベクトル F1〜F5 面データ GP 重心 NF1 〜NF5 新たな面データ NV 法線ベクトル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力または作成した面データを所定三次
    元座標系内で任意に編集できかつ所定平面上に投影して
    図面として出力し得る樹脂型構想設計用CADシステム
    において、 前記入力または作成した面データのうちの指示された複
    数の面データの各々の重心を算出する重心算出手段
    (1)と、 指示された一つのオフセット方向指示点へ前記複数の面
    データの各々の前記重心から向かうオフセット方向指示
    ベクトルを算出するオフセット方向指示ベクトル算出手
    段(2)と、 前記複数の面データの各々の前記重心での法線ベクトル
    を算出する法線ベクトル算出手段(3)と、 前記複数の面データの各々を、その面データの前記オフ
    セット方向指示ベクトルと前記法線ベクトルとの挟む角
    が90度未満の場合は前記法線ベクトルの方向へ、また
    前記挟む角が90度を超える場合は前記法線ベクトルと
    反対の方向へ、指示された量だけオフセットさせる面デ
    ータオフセット手段(4)と、 を具えることを特徴とする、樹脂型構想設計用CADシ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記面データオフセット手段(4)は前
    記複数の面データの各々を、前記挟む角が90度の場合
    は前記法線ベクトルの方向とそれと反対の方向とのうち
    指示された方向へ指示された量だけオフセットさせるも
    のであることを特徴とする、請求項1記載の樹脂型構想
    設計用CADシステム。
  3. 【請求項3】 入力または作成した面データを所定三次
    元座標系内で任意に編集できかつ所定平面上に投影して
    図面として出力し得る樹脂型構想設計用CADシステム
    において、 前記入力または作成した面データから新たな面データを
    作成する際に、その作成の基礎とした面データが持つ識
    別符号をその新たな面データに属性として付加する識別
    符号付加手段(5)と、 前記入力または作成した面データのうちの一部の面デー
    タから作成した面データを、その作成した面データに前
    記属性として付加された前記基礎とした面データが持つ
    識別符号に基づいて探し出し、その探し出した、前記一
    部の面データから作成した面データを、他の面データか
    ら区別し得るように表示するエコー表示手段(6)と、 を具えることを特徴とする、樹脂型構想設計用CADシ
    ステム。
  4. 【請求項4】 先に入力した複数の面データと後に入力
    した複数の面データとを対比して、前記先に入力した面
    データのうちで前記後に入力した面データの方では変更
    されている面データを抽出し、その抽出した面データを
    前記一部の面データとして前記エコー表示手段に与える
    変更前面データ抽出手段(7)を具えることを特徴とす
    る、請求項3記載の樹脂型構想設計用CADシステム。
JP11138445A 1999-05-19 1999-05-19 樹脂型構想設計用cadシステム Pending JP2000331046A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006099274A (ja) * 2004-09-28 2006-04-13 Yamazaki Mazak Corp Cam装置、cad/cam装置及びnc装置
JP2012099020A (ja) * 2010-11-04 2012-05-24 Toshiba Corp 設計支援装置、設計支援方法およびプログラム

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