JP2000331167A - 顔画像照合方法及び装置 - Google Patents
顔画像照合方法及び装置Info
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- JP2000331167A JP2000331167A JP11144343A JP14434399A JP2000331167A JP 2000331167 A JP2000331167 A JP 2000331167A JP 11144343 A JP11144343 A JP 11144343A JP 14434399 A JP14434399 A JP 14434399A JP 2000331167 A JP2000331167 A JP 2000331167A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 顔画像を用いて人物の認証や検索等を行う際
にデータ処理に応用される顔画像照合方法において、人
物識別の信頼性を高める。 【解決手段】 互いに照合される2つの2次元顔画像
(照合元画像及び照合先画像)に対し、所定のマスクデ
ータに基づいて前記2つの画像の顔領域を抽出するマス
ク処理を施すことにより顔領域外の不要な画像データを
削除し、モノクロ化処理を施すことにより色情報の違い
による人物誤認を防止し、更に、ヒストグラム平滑処理
を施すことにより顔の微細構造(例えば、しわ)を目立
たなくする。
にデータ処理に応用される顔画像照合方法において、人
物識別の信頼性を高める。 【解決手段】 互いに照合される2つの2次元顔画像
(照合元画像及び照合先画像)に対し、所定のマスクデ
ータに基づいて前記2つの画像の顔領域を抽出するマス
ク処理を施すことにより顔領域外の不要な画像データを
削除し、モノクロ化処理を施すことにより色情報の違い
による人物誤認を防止し、更に、ヒストグラム平滑処理
を施すことにより顔の微細構造(例えば、しわ)を目立
たなくする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、与えられた2次元
画像に現れている対象物(例えば人間の顔)と、それと
は別に用意された画像に現れている対象物との異同識別
のために行われる画像照合の方法及びそのための装置に
関する。
画像に現れている対象物(例えば人間の顔)と、それと
は別に用意された画像に現れている対象物との異同識別
のために行われる画像照合の方法及びそのための装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】同種の物(人間を含む)が現れている2
枚の画像を照合してそれらの物が同一のものであるかど
うかを判定する画像照合装置は、セキュリティ確保のた
めの人物認証や、防犯カメラで撮影された犯人像を用い
た犯人捜査等、様々な技術分野に応用されている。例え
ば、画像照合装置を人物の認証に利用する場合、ある人
物の照合対象部分(例えば、顔全体、目の虹彩、耳、指
紋)の画像(照合元画像)を、撮像手段等を用いて取得
し、その照合元画像を予めデータベースに保存しておい
た多数の画像(登録画像)とそれぞれ照合しつつ、所定
の評価関数を用いて算出される画像の一致度を示す値
(評価値)を登録画像毎に算出し、その値が所定値より
も高い登録画像が見つかれば、その人物は登録済みであ
ると判定する、という手順で人物の認証が行われる。ま
た、画像照合装置を犯人捜査に利用する場合、一般に、
防犯カメラで撮影された犯人の画像や犯行現場から採取
された指紋の画像を照合元画像として登録画像と照合
し、登録画像毎に評価値を算出し、評価値の高い登録画
像に対応する人物を被疑者とする、という手順で被疑者
の画像が検索される。
枚の画像を照合してそれらの物が同一のものであるかど
うかを判定する画像照合装置は、セキュリティ確保のた
めの人物認証や、防犯カメラで撮影された犯人像を用い
た犯人捜査等、様々な技術分野に応用されている。例え
ば、画像照合装置を人物の認証に利用する場合、ある人
物の照合対象部分(例えば、顔全体、目の虹彩、耳、指
紋)の画像(照合元画像)を、撮像手段等を用いて取得
し、その照合元画像を予めデータベースに保存しておい
た多数の画像(登録画像)とそれぞれ照合しつつ、所定
の評価関数を用いて算出される画像の一致度を示す値
(評価値)を登録画像毎に算出し、その値が所定値より
も高い登録画像が見つかれば、その人物は登録済みであ
ると判定する、という手順で人物の認証が行われる。ま
た、画像照合装置を犯人捜査に利用する場合、一般に、
防犯カメラで撮影された犯人の画像や犯行現場から採取
された指紋の画像を照合元画像として登録画像と照合
し、登録画像毎に評価値を算出し、評価値の高い登録画
像に対応する人物を被疑者とする、という手順で被疑者
の画像が検索される。
【0003】例えば、画像照合装置を人物認証に応用す
る場合、顔の照合対象部分をどう選ぶかが重要になる。
例えば、目の虹彩の画像を照合対象とする方法では、認
証対象者に撮像カメラのレンズを覗き込んでもらうこと
により虹彩の画像を取得するのが一般的であるが、この
ような方法には心理的に抵抗を感じる人もいる。これに
対し、顔全体が現れている画像(以下、顔画像とする)
を照合対象とする方法では、認証対象者に所定の場所に
立ってもらうといった簡単な動作をしてもらうだけで顔
画像を取得できる。
る場合、顔の照合対象部分をどう選ぶかが重要になる。
例えば、目の虹彩の画像を照合対象とする方法では、認
証対象者に撮像カメラのレンズを覗き込んでもらうこと
により虹彩の画像を取得するのが一般的であるが、この
ような方法には心理的に抵抗を感じる人もいる。これに
対し、顔全体が現れている画像(以下、顔画像とする)
を照合対象とする方法では、認証対象者に所定の場所に
立ってもらうといった簡単な動作をしてもらうだけで顔
画像を取得できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に撮像カメラによ
り取り込まれた顔画像には顔だけでなくそのまわりの背
景も含まれる。このため、その画像をそのまま利用する
と、背景画像まで照合対象に含まれてしまい、顔識別の
信頼性が低下する。また、取り込まれた顔画像に現れて
いる人物が実際には既にデータベースに登録済みの人物
であっても、例えばその人物の髪型や日焼け具合が登録
時とは違ったり、認証時の照明の状態が登録時とは異な
ると、その人物は未登録であると誤認することがある。
また、データベースに保存された登録画像が、人物の顔
を1又は複数の所定方向(正面、左右側面等)から見た
ところを写した1又は複数の2次元画像から成る場合、
照合しようとする顔画像に現れている顔の向きが前記所
定方向のいずれかと一致していなければ正しい判定結果
が得られない。
り取り込まれた顔画像には顔だけでなくそのまわりの背
景も含まれる。このため、その画像をそのまま利用する
と、背景画像まで照合対象に含まれてしまい、顔識別の
信頼性が低下する。また、取り込まれた顔画像に現れて
いる人物が実際には既にデータベースに登録済みの人物
であっても、例えばその人物の髪型や日焼け具合が登録
時とは違ったり、認証時の照明の状態が登録時とは異な
ると、その人物は未登録であると誤認することがある。
また、データベースに保存された登録画像が、人物の顔
を1又は複数の所定方向(正面、左右側面等)から見た
ところを写した1又は複数の2次元画像から成る場合、
照合しようとする顔画像に現れている顔の向きが前記所
定方向のいずれかと一致していなければ正しい判定結果
が得られない。
【0005】本発明はこのような課題を解決するために
成されたものであり、その目的とするところは、顔画像
を用いて人物の認証や検索等を行う際にデータ処理に応
用される顔画像照合方法において、人物識別の信頼性を
高めることにある。
成されたものであり、その目的とするところは、顔画像
を用いて人物の認証や検索等を行う際にデータ処理に応
用される顔画像照合方法において、人物識別の信頼性を
高めることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された本発明に係る顔画像照合方法は、2つの2次
元顔画像である照合元画像及び照合先画像を照合して該
2つの顔画像に現れている2つの顔の一致度を評価する
顔画像照合方法であって、前記2つの顔画像に現れてい
る顔の大きさ及び各顔画像内における顔の位置を一致さ
せるための正規化処理、所定のマスクデータに基づいて
前記2つの顔画像の所定領域をマスクすることにより顔
領域を抽出するためのマスク処理、各顔画像を必要に応
じてモノクロ画像に変換するモノクロ化処理、及び前記
正規化処理、マスク処理及びモノクロ化処理を施した各
顔画像の階調を落とすための低階調化処理、を含むこと
を特徴とする。
に成された本発明に係る顔画像照合方法は、2つの2次
元顔画像である照合元画像及び照合先画像を照合して該
2つの顔画像に現れている2つの顔の一致度を評価する
顔画像照合方法であって、前記2つの顔画像に現れてい
る顔の大きさ及び各顔画像内における顔の位置を一致さ
せるための正規化処理、所定のマスクデータに基づいて
前記2つの顔画像の所定領域をマスクすることにより顔
領域を抽出するためのマスク処理、各顔画像を必要に応
じてモノクロ画像に変換するモノクロ化処理、及び前記
正規化処理、マスク処理及びモノクロ化処理を施した各
顔画像の階調を落とすための低階調化処理、を含むこと
を特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に係る顔画像照合方法にお
いて、照合元画像とは、例えば認証用又は防犯用の撮像
カメラの出力信号を処理して得られる2次元顔画像で、
照合先画像とは、例えばデータベースに予め登録された
顔画像データから再現される2次元顔画像である。ここ
で、データベースに登録された顔画像データそのものは
必ずしも2次元画像データである必要はなく、例えば、
顔の3次元形状を表す3次元画像データであってもよ
い。この場合、3次元画像データを所定の方法で処理し
て得られる2次元顔画像(所定の2次元平面への顔の投
影像)を照合先画像とする。
いて、照合元画像とは、例えば認証用又は防犯用の撮像
カメラの出力信号を処理して得られる2次元顔画像で、
照合先画像とは、例えばデータベースに予め登録された
顔画像データから再現される2次元顔画像である。ここ
で、データベースに登録された顔画像データそのものは
必ずしも2次元画像データである必要はなく、例えば、
顔の3次元形状を表す3次元画像データであってもよ
い。この場合、3次元画像データを所定の方法で処理し
て得られる2次元顔画像(所定の2次元平面への顔の投
影像)を照合先画像とする。
【0008】照合元画像及び照合先画像の画像データに
対して実行される各処理について以下に説明する。
対して実行される各処理について以下に説明する。
【0009】正規化処理は、2つの2次元顔画像に現れ
ている顔の大きさ及び各画像内における位置を一致させ
る処理である。この処理は、例えば、顔に含まれる複数
の特徴点(例えば、目、鼻、口、耳といった顔の各構成
部位の中心や端点)を予め指定しておき、2つの顔画像
の対応する指定特徴点の位置(各画像内における座標の
値)ができるだけ近くなるように、一方又は両方の画像
の拡大/縮小、回転、一部切り出し、移動等を行う、と
いう手順で行われる。なお、照合先画像が3次元画像デ
ータを所定の方法で処理して得られた2次元顔画像であ
る場合は、この正規化処理の前に、照合元画像に現れて
いる顔の向きを照合先画像に現れている顔の向きと一致
させる方向補正処理を行うことが望ましい。
ている顔の大きさ及び各画像内における位置を一致させ
る処理である。この処理は、例えば、顔に含まれる複数
の特徴点(例えば、目、鼻、口、耳といった顔の各構成
部位の中心や端点)を予め指定しておき、2つの顔画像
の対応する指定特徴点の位置(各画像内における座標の
値)ができるだけ近くなるように、一方又は両方の画像
の拡大/縮小、回転、一部切り出し、移動等を行う、と
いう手順で行われる。なお、照合先画像が3次元画像デ
ータを所定の方法で処理して得られた2次元顔画像であ
る場合は、この正規化処理の前に、照合元画像に現れて
いる顔の向きを照合先画像に現れている顔の向きと一致
させる方向補正処理を行うことが望ましい。
【0010】上記方向補正処理には、例えば、本出願人
により先に成された特許出願である特願平11−358
33号に記載の3次元有向体の定位方法が好適に応用で
きる。ここで、3次元有向体とは、3次元空間において
向き及び回転位置を定義することができる物体のこと
で、人間の顔もその一例である。上記特許出願に記載の
発明による方法は、3次元有向体(顔)の特徴点のうち
3次元空間内で同一平面上にない4つの特徴点を含む複
数の特徴点を指定特徴点として予め定め、第一の3次元
有向体(顔)を写した2次元画像である照合元画像にお
いて前記指定特徴点の2次元座標データを取得し、第二
の3次元有向体(顔)の3次元形状データを処理するこ
とにより3次元仮想空間においてある方向に向いた前記
第二の3次元有向体(顔)の3次元像を生成し、該3次
元像の所定平面への投影像を生成してこれを照合先画像
とし、該照合先画像において前記指定特徴点の2次元座
標データを取得し、前記3次元形状データと前記照合元
画像及び前記照合先画像において取得された前記指定特
徴点の2次元座標データとを所定の方法で処理すること
により、前記照合元画像における前記指定特徴点の位置
関係と前記照合先画像における前記指定特徴点の位置関
係との一致の度合を示すチェック値が最適化されるよう
な、前記3次元像の前記3次元仮想空間における向きを
求めること、を特徴とするものである。この方法によれ
ば、例えば、パーソナルコンピュータの画像表示装置の
画面に表示された画像内の指定特徴点を入力装置(マウ
ス等)の操作により指定するというような簡単な作業を
行うだけで、照合元画像に現れている第一の顔を撮影し
た方向と同じ方向から見た第二の顔の2次元画像が表示
される。このように2つの2次元顔画像に現れている顔
の向きを一致させれば、人物認識の信頼性が大幅に高ま
る。
により先に成された特許出願である特願平11−358
33号に記載の3次元有向体の定位方法が好適に応用で
きる。ここで、3次元有向体とは、3次元空間において
向き及び回転位置を定義することができる物体のこと
で、人間の顔もその一例である。上記特許出願に記載の
発明による方法は、3次元有向体(顔)の特徴点のうち
3次元空間内で同一平面上にない4つの特徴点を含む複
数の特徴点を指定特徴点として予め定め、第一の3次元
有向体(顔)を写した2次元画像である照合元画像にお
いて前記指定特徴点の2次元座標データを取得し、第二
の3次元有向体(顔)の3次元形状データを処理するこ
とにより3次元仮想空間においてある方向に向いた前記
第二の3次元有向体(顔)の3次元像を生成し、該3次
元像の所定平面への投影像を生成してこれを照合先画像
とし、該照合先画像において前記指定特徴点の2次元座
標データを取得し、前記3次元形状データと前記照合元
画像及び前記照合先画像において取得された前記指定特
徴点の2次元座標データとを所定の方法で処理すること
により、前記照合元画像における前記指定特徴点の位置
関係と前記照合先画像における前記指定特徴点の位置関
係との一致の度合を示すチェック値が最適化されるよう
な、前記3次元像の前記3次元仮想空間における向きを
求めること、を特徴とするものである。この方法によれ
ば、例えば、パーソナルコンピュータの画像表示装置の
画面に表示された画像内の指定特徴点を入力装置(マウ
ス等)の操作により指定するというような簡単な作業を
行うだけで、照合元画像に現れている第一の顔を撮影し
た方向と同じ方向から見た第二の顔の2次元画像が表示
される。このように2つの2次元顔画像に現れている顔
の向きを一致させれば、人物認識の信頼性が大幅に高ま
る。
【0011】マスク処理は、所定のマスクデータに基づ
いて2つの顔画像の所定領域をマスクすることにより顔
領域を抽出する処理である。この処理は、例えば、照合
元画像の画像データを所定の方法で処理することにより
照合元画像における顔領域を認識し、その顔領域を抽出
するようなマスクデータを生成し、それに基づいて両方
の顔画像にマスクを施す、という手順で行われる。もち
ろん、照合先画像を同様の方法で処理することによりマ
スクデータを生成するようにしてもよい。更にまた、各
顔画像からそれぞれ得られる2つの顔領域の論理和又は
論理積を求め、それに基づいてマスクデータを生成して
もよい。このようなマスク処理により、人物識別にとっ
て不要な背景画像の情報が削除され、識別の信頼性が高
められる。
いて2つの顔画像の所定領域をマスクすることにより顔
領域を抽出する処理である。この処理は、例えば、照合
元画像の画像データを所定の方法で処理することにより
照合元画像における顔領域を認識し、その顔領域を抽出
するようなマスクデータを生成し、それに基づいて両方
の顔画像にマスクを施す、という手順で行われる。もち
ろん、照合先画像を同様の方法で処理することによりマ
スクデータを生成するようにしてもよい。更にまた、各
顔画像からそれぞれ得られる2つの顔領域の論理和又は
論理積を求め、それに基づいてマスクデータを生成して
もよい。このようなマスク処理により、人物識別にとっ
て不要な背景画像の情報が削除され、識別の信頼性が高
められる。
【0012】顔画像における顔領域の認識は、従来より
知られている画像データ処理(例えば、人間の肌色に相
当する色の画素を検出する処理)により行うようにすれ
ばよい。なお、データベースに顔画像データを登録する
際に予め顔領域の画像データのみを抽出するマスク処理
を施して登録することが好ましい。照合先画像からマス
クデータを生成する処理は極めて簡単なものとなるた
め、好ましい。
知られている画像データ処理(例えば、人間の肌色に相
当する色の画素を検出する処理)により行うようにすれ
ばよい。なお、データベースに顔画像データを登録する
際に予め顔領域の画像データのみを抽出するマスク処理
を施して登録することが好ましい。照合先画像からマス
クデータを生成する処理は極めて簡単なものとなるた
め、好ましい。
【0013】モノクロ化処理は、各顔画像を所定の階調
のモノクロ画像に変換する処理である。このような処理
は、人物認識の信頼性を損なわないばかりか、むしろ信
頼性を高めるものである。すなわち、顔画像を用いた人
物認識に色情報が利用されると、例えば化粧や照明の変
化に応じて顔領域の色情報が変化することにより人物誤
認の確率が高まるという問題が生じる。そこで、上記の
ようなモノクロ化処理を施すことにより、色情報の変化
の影響がなくなり、認識の信頼性が高まるのである。な
お、モノクロ化の階調は、元の画像データから得られる
できるだけ高い階調とすることが望ましい。なお、原画
像が既にモノクロ画像である場合は、この処理を行う必
要はない。
のモノクロ画像に変換する処理である。このような処理
は、人物認識の信頼性を損なわないばかりか、むしろ信
頼性を高めるものである。すなわち、顔画像を用いた人
物認識に色情報が利用されると、例えば化粧や照明の変
化に応じて顔領域の色情報が変化することにより人物誤
認の確率が高まるという問題が生じる。そこで、上記の
ようなモノクロ化処理を施すことにより、色情報の変化
の影響がなくなり、認識の信頼性が高まるのである。な
お、モノクロ化の階調は、元の画像データから得られる
できるだけ高い階調とすることが望ましい。なお、原画
像が既にモノクロ画像である場合は、この処理を行う必
要はない。
【0014】低階調化処理は、正規化処理、マスク処理
及びモノクロ化処理を施した各顔画像の階調を低くする
処理である。この処理を行うことにより、例えば、照明
の影響による顔画像の明るさの差がなくなるという効果
や、顔の微細構造(例えば、しわ)が目立たなくなると
いう効果が得られる。なお、低階調化処理の一例として
は、ヒストグラム平滑処理が挙げられる。
及びモノクロ化処理を施した各顔画像の階調を低くする
処理である。この処理を行うことにより、例えば、照明
の影響による顔画像の明るさの差がなくなるという効果
や、顔の微細構造(例えば、しわ)が目立たなくなると
いう効果が得られる。なお、低階調化処理の一例として
は、ヒストグラム平滑処理が挙げられる。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る顔画像照合
方法では、マスク処理、モノクロ化処理及び低階調化処
理という3つの処理を組み合わせることにより、画像デ
ータから人物識別にとって重要な情報のみを抽出してい
るため、人物識別において高い信頼性が達成される。
方法では、マスク処理、モノクロ化処理及び低階調化処
理という3つの処理を組み合わせることにより、画像デ
ータから人物識別にとって重要な情報のみを抽出してい
るため、人物識別において高い信頼性が達成される。
【0016】
【実施例】本発明に係る画像照合方法に従って画像処理
を行う顔画像照合装置について図面を参照しながら説明
する。図2は本実施例の顔画像照合装置の概略的構成を
示す図である。図2の装置1は、所定のプログラムに従
ってデータ処理を行う中央制御装置11、使用者が中央
制御装置(CPU)11へ命令やデータを入力するため
の入力装置(マウス、キーボード等)12、画像を表示
するための表示装置(CRT、LCD等)13、及び、
各種データやプログラムが保存された外部記憶装置(ハ
ードディスクドライブ等)14を備えるパーソナルコン
ピュータ10を用いて構成されている。外部記憶装置1
4には、予め採取された多数の人物の顔の3次元画像デ
ータ及び個人情報データ(氏名、住所等)等から成るデ
ータベース15が構築されている。また、CPU11に
は、ビデオ再生装置16やスキャナ17が接続されてい
る。なお、パーソナルコンピュータ10にはオペレーテ
ィングシステムとしてWindows(米国マイクロソ
フト社の登録商標)がインストールされているものとす
る。
を行う顔画像照合装置について図面を参照しながら説明
する。図2は本実施例の顔画像照合装置の概略的構成を
示す図である。図2の装置1は、所定のプログラムに従
ってデータ処理を行う中央制御装置11、使用者が中央
制御装置(CPU)11へ命令やデータを入力するため
の入力装置(マウス、キーボード等)12、画像を表示
するための表示装置(CRT、LCD等)13、及び、
各種データやプログラムが保存された外部記憶装置(ハ
ードディスクドライブ等)14を備えるパーソナルコン
ピュータ10を用いて構成されている。外部記憶装置1
4には、予め採取された多数の人物の顔の3次元画像デ
ータ及び個人情報データ(氏名、住所等)等から成るデ
ータベース15が構築されている。また、CPU11に
は、ビデオ再生装置16やスキャナ17が接続されてい
る。なお、パーソナルコンピュータ10にはオペレーテ
ィングシステムとしてWindows(米国マイクロソ
フト社の登録商標)がインストールされているものとす
る。
【0017】この顔画像照合装置1を用いた画像照合の
手順について以下に説明する。まず、使用者が入力装置
12を操作して画像照合プログラムを起動すると、CP
U11が表示装置13に図4のようなウィンドウ20を
表示する。このウィンドウ20には、照合元画像が表示
される領域(以下、2D画像表示領域21とよぶ)及び
照合先画像が表示される領域(以下、3D投影領域22
とよぶ)という2つの画像表示領域、8つのコマンドボ
タン23〜30及びマッチング度が表示されるテキスト
ボックス31が備えられている。なお、各画像表示領域
において、横方向にX軸(図面で右方向が正)をとり、
縦方向にY軸(図面で下方向が正)をとるものとする。
手順について以下に説明する。まず、使用者が入力装置
12を操作して画像照合プログラムを起動すると、CP
U11が表示装置13に図4のようなウィンドウ20を
表示する。このウィンドウ20には、照合元画像が表示
される領域(以下、2D画像表示領域21とよぶ)及び
照合先画像が表示される領域(以下、3D投影領域22
とよぶ)という2つの画像表示領域、8つのコマンドボ
タン23〜30及びマッチング度が表示されるテキスト
ボックス31が備えられている。なお、各画像表示領域
において、横方向にX軸(図面で右方向が正)をとり、
縦方向にY軸(図面で下方向が正)をとるものとする。
【0018】次に、使用者はCPU11に照合元画像の
取り込み命令を出す。例えば、既に照合元画像のデータ
が外部記憶装置14に保存済みである場合、使用者は2
D画像表示領域21の上に配置された選択ボタン23を
クリックする。また、写真から画像を取り込む場合、使
用者は、その写真をスキャナ17にセットしてから、ス
キャンボタン24をクリックする。また、ビデオテープ
に録画された映像から画像を取り込む場合、使用者はそ
のビデオテープをビデオ再生装置16にセットして録画
映像を再生し、取り込みたい場面でキャプチャボタン2
5をクリックする。上記いずれかの操作を行うと、2D
画像表示領域21に顔画像が表示される。この顔画像が
照合元画像となる。
取り込み命令を出す。例えば、既に照合元画像のデータ
が外部記憶装置14に保存済みである場合、使用者は2
D画像表示領域21の上に配置された選択ボタン23を
クリックする。また、写真から画像を取り込む場合、使
用者は、その写真をスキャナ17にセットしてから、ス
キャンボタン24をクリックする。また、ビデオテープ
に録画された映像から画像を取り込む場合、使用者はそ
のビデオテープをビデオ再生装置16にセットして録画
映像を再生し、取り込みたい場面でキャプチャボタン2
5をクリックする。上記いずれかの操作を行うと、2D
画像表示領域21に顔画像が表示される。この顔画像が
照合元画像となる。
【0019】次に、使用者が3D投影領域22の上に配
置されたDB選択ボタン26をクリックすると、CPU
11はファイル選択ウィンドウ(図示せず)を表示装置
13の画面に表示する。このウィンドウで、使用者は、
照合したい人物の顔画像のデータファイルを選択する。
なお、ファイル選択ウィンドウに、選択されたファイル
の顔画像及び個人情報を表示するデータベース閲覧機能
を設けると、顔画像の選択が容易となり、好ましい。フ
ァイル選択ウィンドウで、ある人物のファイルが選択さ
れると、CPU11はその人物に対応する3次元画像デ
ータを読み出し、3次元仮想空間内にその人物の顔の3
次元像(以下、3D原像と呼ぶ)を生成するとともに、
その人物の顔を正面から見た像(顔の前に配置された2
次元平面への投影像)を表す2次元画像データを生成
し、その画像を3D投影領域22に表示する。以下、こ
の画像を3D投影像と呼ぶ。
置されたDB選択ボタン26をクリックすると、CPU
11はファイル選択ウィンドウ(図示せず)を表示装置
13の画面に表示する。このウィンドウで、使用者は、
照合したい人物の顔画像のデータファイルを選択する。
なお、ファイル選択ウィンドウに、選択されたファイル
の顔画像及び個人情報を表示するデータベース閲覧機能
を設けると、顔画像の選択が容易となり、好ましい。フ
ァイル選択ウィンドウで、ある人物のファイルが選択さ
れると、CPU11はその人物に対応する3次元画像デ
ータを読み出し、3次元仮想空間内にその人物の顔の3
次元像(以下、3D原像と呼ぶ)を生成するとともに、
その人物の顔を正面から見た像(顔の前に配置された2
次元平面への投影像)を表す2次元画像データを生成
し、その画像を3D投影領域22に表示する。以下、こ
の画像を3D投影像と呼ぶ。
【0020】次に、先に言及した特願平11−3583
3号に記載の方法による照合先画像の方向補正処理を行
うための準備作業を行う。まず、使用者が点指定ボタン
29をクリックすると、処理は点指定モードに入る。こ
のモードでは、使用者が、2D画像表示領域21に表示
された照合元画像の中で、予め顔において定められた複
数の特徴点を順にクリックする。本実施例では、左瞼先
端点P1、右瞼先端点P2、鼻根点P3、鼻尖点P4、
口裂正中点P5、左耳朶点P6及び右耳朶点P7をクリ
ックするものとする。なお、図4の2D画像表示領域2
1に表示された照合元画像では、右耳朶点が顔に隠れて
いてクリックできない。このため、点P7は、方向補正
処理に利用されない捨て点として、顔領域の外にダミー
設定されている。更に、使用者は、3D投影像について
も同様に7つの特徴点をクリックする。なお、予め7つ
の特徴点の座標情報をデータベースに保存しておくこと
により、3D投影像については特徴点をクリックする作
業を不要とするようにしてもよい。
3号に記載の方法による照合先画像の方向補正処理を行
うための準備作業を行う。まず、使用者が点指定ボタン
29をクリックすると、処理は点指定モードに入る。こ
のモードでは、使用者が、2D画像表示領域21に表示
された照合元画像の中で、予め顔において定められた複
数の特徴点を順にクリックする。本実施例では、左瞼先
端点P1、右瞼先端点P2、鼻根点P3、鼻尖点P4、
口裂正中点P5、左耳朶点P6及び右耳朶点P7をクリ
ックするものとする。なお、図4の2D画像表示領域2
1に表示された照合元画像では、右耳朶点が顔に隠れて
いてクリックできない。このため、点P7は、方向補正
処理に利用されない捨て点として、顔領域の外にダミー
設定されている。更に、使用者は、3D投影像について
も同様に7つの特徴点をクリックする。なお、予め7つ
の特徴点の座標情報をデータベースに保存しておくこと
により、3D投影像については特徴点をクリックする作
業を不要とするようにしてもよい。
【0021】特徴点の指定が完了した後、使用者が実行
ボタン30をクリックすると、CPU11が画像照合処
理を実行する。CPU11が実行する画像照合処理の手
順について図1のフローチャートを参照しながら説明す
る。なお、以下の説明において、照合元画像は24ビッ
ト(16777216色)のカラー画像であり、その大
きさは縦512×横512(画素)であるものとする。
ボタン30をクリックすると、CPU11が画像照合処
理を実行する。CPU11が実行する画像照合処理の手
順について図1のフローチャートを参照しながら説明す
る。なお、以下の説明において、照合元画像は24ビッ
ト(16777216色)のカラー画像であり、その大
きさは縦512×横512(画素)であるものとする。
【0022】ステップS10では、3D投影領域22に
現れている顔が照合元画像に現れている顔と同じ方向を
向くように、3次元仮想空間内で3D原像を回転させる
処理(方向補正処理)を行う。この処理は、特願平11
−35833号に記載されたような手順で実行される。
現れている顔が照合元画像に現れている顔と同じ方向を
向くように、3次元仮想空間内で3D原像を回転させる
処理(方向補正処理)を行う。この処理は、特願平11
−35833号に記載されたような手順で実行される。
【0023】ステップS12では、各画像表示領域内に
おける顔の位置及び大きさを一致させる処理(正規化処
理)を行う。具体的には、例えば、画像表示領域内にお
ける鼻尖点P4の座標を両画像で一致させるための平行
移動処理と、予め指定された2つの特徴点の距離(例え
ば、2つの瞼先端点P1及びP2の距離)を両画像で一
致させるための拡大/縮小処理を行う。
おける顔の位置及び大きさを一致させる処理(正規化処
理)を行う。具体的には、例えば、画像表示領域内にお
ける鼻尖点P4の座標を両画像で一致させるための平行
移動処理と、予め指定された2つの特徴点の距離(例え
ば、2つの瞼先端点P1及びP2の距離)を両画像で一
致させるための拡大/縮小処理を行う。
【0024】ステップS14では、照合の信頼性を損な
わない範囲でデータ処理量を減らすために画像の解像度
を落とす処理を行う。本実施例では、解像度を1/4に
落とすものとする。この結果、画像の大きさ(画素換
算)は縦128×横128(画素)となり、各画像の画
素数は1/16(n=16384画素)となる。解像度
を落とした後の画像について、2D画像表示領域21を
構成するn個の画素データをP(i,j,bp)とし、
3D投影領域22を構成するn個の画素データをQ
(i,j,bq)とする。ここで、i及びjはX座標及
びY座標を示す変数で、いずれも0から127までの整
数である。画素データP及びQに含まれる変数bp及び
bqは画素の明るさを示す値を格納するための変数であ
る。
わない範囲でデータ処理量を減らすために画像の解像度
を落とす処理を行う。本実施例では、解像度を1/4に
落とすものとする。この結果、画像の大きさ(画素換
算)は縦128×横128(画素)となり、各画像の画
素数は1/16(n=16384画素)となる。解像度
を落とした後の画像について、2D画像表示領域21を
構成するn個の画素データをP(i,j,bp)とし、
3D投影領域22を構成するn個の画素データをQ
(i,j,bq)とする。ここで、i及びjはX座標及
びY座標を示す変数で、いずれも0から127までの整
数である。画素データP及びQに含まれる変数bp及び
bqは画素の明るさを示す値を格納するための変数であ
る。
【0025】ステップS16では、3D投影領域22の
中で顔領域に相当する座標群を抽出する。これは、3D
原像の3次元座標データから計算により求められる。次
に、この顔領域(顔の輪郭上及びその内側に存在する画
素群)を抽出するためのn個のマスクデータM(i,
j,m)を生成する。マスクデータM(i,j,m)
は、対応する座標(i,j)と、その座標(i,j)の
画素をマスクするかどうかを示す値を格納するための変
数mを含む。マスクデータM(i,j,m)のmの値
は、座標(i,j)が顔領域に含まれる場合は0とし、
そうでない場合は1とする。このようにして生成された
マスクデータM(i,j,m)に基づいて、2D画像表
示領域21に表示された照合元画像にマスク処理を施
す。すると、図5にて斜線で示したように照合元画像が
マスクされ、顔領域のみが浮かび上がる。
中で顔領域に相当する座標群を抽出する。これは、3D
原像の3次元座標データから計算により求められる。次
に、この顔領域(顔の輪郭上及びその内側に存在する画
素群)を抽出するためのn個のマスクデータM(i,
j,m)を生成する。マスクデータM(i,j,m)
は、対応する座標(i,j)と、その座標(i,j)の
画素をマスクするかどうかを示す値を格納するための変
数mを含む。マスクデータM(i,j,m)のmの値
は、座標(i,j)が顔領域に含まれる場合は0とし、
そうでない場合は1とする。このようにして生成された
マスクデータM(i,j,m)に基づいて、2D画像表
示領域21に表示された照合元画像にマスク処理を施
す。すると、図5にて斜線で示したように照合元画像が
マスクされ、顔領域のみが浮かび上がる。
【0026】ステップS18では、両画像をモノクロ化
する。モノクロ化の階調はできるだけ高い階調とする。
ただし、データベースに保存された3次元画像データが
所定階調のモノクロ画像データである場合、照合元画像
の階調が前記所定階調と同一となるように、照合元画像
にのみモノクロ化処理を施す。ここでは、例として、両
画像を256階調のモノクロ画像にするものとする。
する。モノクロ化の階調はできるだけ高い階調とする。
ただし、データベースに保存された3次元画像データが
所定階調のモノクロ画像データである場合、照合元画像
の階調が前記所定階調と同一となるように、照合元画像
にのみモノクロ化処理を施す。ここでは、例として、両
画像を256階調のモノクロ画像にするものとする。
【0027】ステップS20では、ヒストグラム平滑処
理により両画像の階調を落とす。本実施例の場合、例え
ば256階調から64階調へ落とす。処理後の照合元画
像及び3D投影像の各画素毎に、その明るさを示す値
(例えば、0から63までの整数)を画素データP、Q
の変数bp、bqに格納する。
理により両画像の階調を落とす。本実施例の場合、例え
ば256階調から64階調へ落とす。処理後の照合元画
像及び3D投影像の各画素毎に、その明るさを示す値
(例えば、0から63までの整数)を画素データP、Q
の変数bp、bqに格納する。
【0028】ステップS22では、顔領域を構成する座
標群(m=0である座標群)を対象として、座標(i,
j)を媒介変数とした両画像の明るさ変数bpと変数b
qとの間の相関係数R1を求める。
標群(m=0である座標群)を対象として、座標(i,
j)を媒介変数とした両画像の明るさ変数bpと変数b
qとの間の相関係数R1を求める。
【0029】ステップS24では、顔画像のX軸への投
影像の明るさ分布を示すヒストグラムを各画像毎に生成
し、両ヒストグラムの相関係数R2を求める。また、ス
テップS26では、顔画像のY軸への投影像の明るさ分
布を示すヒストグラムを各画像毎に生成し、両ヒストグ
ラムの相関係数R3を求める。例として、3D投影領域
22に表示された3D投影像のX軸及びY軸への投影像
の明るさ分布を示す2つのヒストグラムを図3に示す。
影像の明るさ分布を示すヒストグラムを各画像毎に生成
し、両ヒストグラムの相関係数R2を求める。また、ス
テップS26では、顔画像のY軸への投影像の明るさ分
布を示すヒストグラムを各画像毎に生成し、両ヒストグ
ラムの相関係数R3を求める。例として、3D投影領域
22に表示された3D投影像のX軸及びY軸への投影像
の明るさ分布を示す2つのヒストグラムを図3に示す。
【0030】ステップS28では、上記3つの相関係数
R1、R2及びR3を引数とする評価関数によりマッチ
ング度を算出する。マッチング度の算出方法は適宜決定
すればよい。マッチング度の一例としては、上記3つの
相関係数の積(R1×R2×R3)が挙げられる。算出
されたマッチング度の値はテキストボックス31に表示
される。
R1、R2及びR3を引数とする評価関数によりマッチ
ング度を算出する。マッチング度の算出方法は適宜決定
すればよい。マッチング度の一例としては、上記3つの
相関係数の積(R1×R2×R3)が挙げられる。算出
されたマッチング度の値はテキストボックス31に表示
される。
【0031】上記のように算出されたマッチング度の値
に基づいて、使用者は2つの顔画像が同一人物のもので
あるかどうかを判定する。もしそれらの顔画像が同一人
物のものでないと判定された場合は、DB選択ボタン2
6をクリックしてファイルを選択し直す。既に照合処理
済みの人物の顔画像及び照合結果を再度確認したい場合
は、前データボタン27及び次データボタン28を適宜
クリックすることにより、所望の人物の顔画像及び照合
結果を画面に再表示することができる。
に基づいて、使用者は2つの顔画像が同一人物のもので
あるかどうかを判定する。もしそれらの顔画像が同一人
物のものでないと判定された場合は、DB選択ボタン2
6をクリックしてファイルを選択し直す。既に照合処理
済みの人物の顔画像及び照合結果を再度確認したい場合
は、前データボタン27及び次データボタン28を適宜
クリックすることにより、所望の人物の顔画像及び照合
結果を画面に再表示することができる。
【0032】以上、本発明の一実施例について説明した
が、上記実施例の記載は何ら本発明を限定するものでは
ない。例えば、上記説明では、ヒストグラム平滑処理に
よりモノクロ画像の階調を64階調に落とすものとした
が、この階調値は64階調に限られるものではない。ま
た、上記説明では、3D投影像(照合先画像)の顔領域
を抽出するマスクにより照合元画像をマスクするように
したが、照合元画像そものをイメージ分析することによ
りそれ自体用のマスクを作成してもよい。また、上記説
明では、画像の解像度を落とすようにしたが、この処理
はデータ処理量を減らすために行うもので、本発明にと
って必須ではない。また、上記実施例の顔画像照合装置
は、顔画像を用いた人物認証装置や人物検索装置に利用
可能であることは当業者にとって自明である。
が、上記実施例の記載は何ら本発明を限定するものでは
ない。例えば、上記説明では、ヒストグラム平滑処理に
よりモノクロ画像の階調を64階調に落とすものとした
が、この階調値は64階調に限られるものではない。ま
た、上記説明では、3D投影像(照合先画像)の顔領域
を抽出するマスクにより照合元画像をマスクするように
したが、照合元画像そものをイメージ分析することによ
りそれ自体用のマスクを作成してもよい。また、上記説
明では、画像の解像度を落とすようにしたが、この処理
はデータ処理量を減らすために行うもので、本発明にと
って必須ではない。また、上記実施例の顔画像照合装置
は、顔画像を用いた人物認証装置や人物検索装置に利用
可能であることは当業者にとって自明である。
【図1】 本発明の一実施例である顔画像照合装置によ
り実行される照合処理の手順を示すフローチャート。
り実行される照合処理の手順を示すフローチャート。
【図2】 上記顔画像照合装置の概略的構成を示す図。
【図3】 3D投影領域に表示された顔画像(3D投影
像)のX軸及びY軸への投影像の明るさ分布を示す2つ
のヒストグラム。
像)のX軸及びY軸への投影像の明るさ分布を示す2つ
のヒストグラム。
【図4】 表示装置に表示されるウィンドウを示す図。
【図5】 上記ウィンドウにおいて画像にマスクをかけ
たところを示す図。
たところを示す図。
1…顔画像照合装置 10…パーソナルコンピュータ 11…中央制御装置(CPU) 12…入力装置 13…表示装置 14…外部記憶装置 15…データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B043 AA09 BA04 CA03 EA03 EA04 EA08 EA09 EA13 EA15 FA09 GA04 GA10 HA02 HA06 HA07 HA08 5L096 AA02 AA06 BA08 BA18 CA02 DA01 DA02 EA06 EA13 EA14 EA37 EA45 FA34 FA36 HA08 JA03 JA09 JA11
Claims (4)
- 【請求項1】 2つの2次元顔画像である照合元画像及
び照合先画像を照合して該2つの顔画像に現れている2
つの顔の一致度を評価する顔画像照合方法であって、 前記2つの顔画像に現れている顔の大きさ及び各顔画像
内における顔の位置を一致させるための正規化処理、 所定のマスクデータに基づいて前記2つの顔画像の所定
領域をマスクすることにより顔領域を抽出するためのマ
スク処理、 各顔画像を必要に応じてモノクロ画像に変換するモノク
ロ化処理、及び前記正規化処理、マスク処理及びモノク
ロ化処理を施した各顔画像の階調を落とすための低階調
化処理、を含むことを特徴とする顔画像照合方法。 - 【請求項2】 上記照合先画像は、予め顔領域の画像デ
ータのみを抽出するマスク処理を施した後にデータベー
スに保存された画像データから生成された2次元顔画像
であり、上記マスクデータは前記画像データに基づいて
生成されることを特徴とする請求項1に記載の顔画像照
合方法。 - 【請求項3】 顔の特徴点のうち3次元空間内で同一平
面上にない4つの特徴点を含む複数の特徴点を指定特徴
点として予め定め、 第一の顔を写した2次元画像である上記照合元画像にお
いて前記指定特徴点の2次元座標データを取得し、 第二の顔の3次元形状データを処理することにより3次
元仮想空間においてある方向に向いた前記第二の顔の3
次元像を生成し、該3次元像の所定平面への投影像を生
成してこれを上記照合先画像とし、該照合先画像におい
て前記指定特徴点の2次元座標データを取得し、 前記3次元形状データと前記照合元画像及び前記照合先
画像において取得された前記指定特徴点の2次元座標デ
ータとを所定の方法で処理することにより、前記照合元
画像における前記指定特徴点の位置関係と前記照合先画
像における前記指定特徴点の位置関係との一致の度合を
示すチェック値が最適化されるような、前記3次元像の
前記3次元仮想空間における向きを求めること、を特徴
とする請求項1又は2に記載の顔画像照合方法。 - 【請求項4】 2つの2次元顔画像である照合元画像及
び照合先画像を照合して該2つの顔画像に現れている2
つの顔の一致度を評価するための顔画像照合装置であっ
て、 前記2つの顔画像に現れている顔の大きさ及び各顔画像
内における顔の位置を一致させるための正規化手段、 所定のマスクデータに基づいて前記2つの顔画像の所定
領域をマスクすることにより顔領域を抽出するためのマ
スク手段、 各顔画像を必要に応じてモノクロ画像に変換するモノク
ロ化手段、及び前記正規化処理、マスク処理及びモノク
ロ化処理を施した各顔画像の階調を落とすための低階調
化手段、を備えることを特徴とする顔画像照合装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11144343A JP2000331167A (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | 顔画像照合方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11144343A JP2000331167A (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | 顔画像照合方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000331167A true JP2000331167A (ja) | 2000-11-30 |
Family
ID=15359911
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11144343A Pending JP2000331167A (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | 顔画像照合方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000331167A (ja) |
Cited By (15)
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-
1999
- 1999-05-25 JP JP11144343A patent/JP2000331167A/ja active Pending
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