JP2000331174A - エッジ処理方法 - Google Patents
エッジ処理方法Info
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- JP2000331174A JP2000331174A JP11139736A JP13973699A JP2000331174A JP 2000331174 A JP2000331174 A JP 2000331174A JP 11139736 A JP11139736 A JP 11139736A JP 13973699 A JP13973699 A JP 13973699A JP 2000331174 A JP2000331174 A JP 2000331174A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 エッジの連結性を向上させるエッジ処理方法
を得る。 【解決手段】 画像データから注目画素における一次微
分値および二次微分値を求め、一次微分値が閾値を超え
ない第1のエッジ判別結果、一次微分値が閾値以上で且
つ二次微分値がゼロを越えない第2のエッジ判別結果、
一次微分値が閾値以上で且つ二次微分値がゼロ以上の第
3のエッジ判別結果の3つのエッジ判別結果を求め、3
つのエッジ判定結果からパラメータを設定し、パラメー
タにより出力画像データを生成し、出力画像データの生
成において、注目画素が第1のエッジ判別結果のときに
はパラメータをデフォルト値に設定し、注目画素が第2
のエッジ判別結果のときにはデフォルト値より出力画像
データが薄くなる方向にパラメータを制御し、注目画素
が第3のエッジ判別結果のときにはデフォルト値より出
力画像データが濃くなる方向にパラメータを制御するエ
ッジ処理方法とする。
を得る。 【解決手段】 画像データから注目画素における一次微
分値および二次微分値を求め、一次微分値が閾値を超え
ない第1のエッジ判別結果、一次微分値が閾値以上で且
つ二次微分値がゼロを越えない第2のエッジ判別結果、
一次微分値が閾値以上で且つ二次微分値がゼロ以上の第
3のエッジ判別結果の3つのエッジ判別結果を求め、3
つのエッジ判定結果からパラメータを設定し、パラメー
タにより出力画像データを生成し、出力画像データの生
成において、注目画素が第1のエッジ判別結果のときに
はパラメータをデフォルト値に設定し、注目画素が第2
のエッジ判別結果のときにはデフォルト値より出力画像
データが薄くなる方向にパラメータを制御し、注目画素
が第3のエッジ判別結果のときにはデフォルト値より出
力画像データが濃くなる方向にパラメータを制御するエ
ッジ処理方法とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イメージスキャ
ナ、ディジタル複写機等の読み取り装置により読み取ら
れた濃淡画像から文字エッジを検出して補正を行うエッ
ジ処理方法に関するものである。
ナ、ディジタル複写機等の読み取り装置により読み取ら
れた濃淡画像から文字エッジを検出して補正を行うエッ
ジ処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、イメージスキャナやディジタ
ル複写機等の読み取り装置により読み取られたディジタ
ル画像データに対し、画像のエッジ部の検出・強調等の
処理を施した後、プリンタや表示装置等の出力機器に出
力することで、高画質印字、鮮明度の高い表示画像が期
待できるため、さらなる高度なエッジ処理方法に対する
要求が高まりつつある。また、特に二値プリンタ、二値
化モードでの多値プリンタに対して画像エッジ部の良好
な再現性を満足しながら多階調データを二値データに変
調出力する二値化方法の要求が高まっている。
ル複写機等の読み取り装置により読み取られたディジタ
ル画像データに対し、画像のエッジ部の検出・強調等の
処理を施した後、プリンタや表示装置等の出力機器に出
力することで、高画質印字、鮮明度の高い表示画像が期
待できるため、さらなる高度なエッジ処理方法に対する
要求が高まりつつある。また、特に二値プリンタ、二値
化モードでの多値プリンタに対して画像エッジ部の良好
な再現性を満足しながら多階調データを二値データに変
調出力する二値化方法の要求が高まっている。
【0003】以下、従来のエッジ処理方式の構成および
動作について説明する。
動作について説明する。
【0004】図9は従来のエッジ処理方法を示すフロー
チャート、図10は従来のエッジ処理技術におけるエッ
ジ検出部の構成を示すブロック図、図11は従来のエッ
ジ処理技術における一次微分オペレータを示す説明図、
図12は従来のエッジ処理技術におけるエッジ補正部の
構成を示すブロック図である。
チャート、図10は従来のエッジ処理技術におけるエッ
ジ検出部の構成を示すブロック図、図11は従来のエッ
ジ処理技術における一次微分オペレータを示す説明図、
図12は従来のエッジ処理技術におけるエッジ補正部の
構成を示すブロック図である。
【0005】まず、図9に基づいて、従来のエッジ処理
方式の一画素の処理フローを説明する。
方式の一画素の処理フローを説明する。
【0006】ここでは、画像データDを入力し(S10
0)、上下・左右・右斜・左斜の計4方向の差分値の中
の最大値Emaxを算出し(S108)、Emaxと閾
値TH_Eとを比較し(S109)、S109の判定結
果であるCorrに従って画像データDを補正してエッ
ジ補正出力Qを出力する(S110)。
0)、上下・左右・右斜・左斜の計4方向の差分値の中
の最大値Emaxを算出し(S108)、Emaxと閾
値TH_Eとを比較し(S109)、S109の判定結
果であるCorrに従って画像データDを補正してエッ
ジ補正出力Qを出力する(S110)。
【0007】ここで、ステップS108は、上下方向の
差分値Ea・左右方向の差分値Eb・右斜方向の差分値
Ec・左斜方向の差分値Edの計4方向の差分値を算出
するサブステップ(SS1)と、Ea,Eb,Ec,E
dを絶対値化し順に|Ea|,|Eb|,|Ec|,|
Ed|を得るサブステップ(SS2)と、|Ea|,|
Eb|,|Ec|,|Ed|の中の最大値Emaxを算
出するサブステップ(SS3)とで構成される。
差分値Ea・左右方向の差分値Eb・右斜方向の差分値
Ec・左斜方向の差分値Edの計4方向の差分値を算出
するサブステップ(SS1)と、Ea,Eb,Ec,E
dを絶対値化し順に|Ea|,|Eb|,|Ec|,|
Ed|を得るサブステップ(SS2)と、|Ea|,|
Eb|,|Ec|,|Ed|の中の最大値Emaxを算
出するサブステップ(SS3)とで構成される。
【0008】また、ステップS109では、判定式Em
ax<THのときに判定結果Corrを0(注目画素が
画像のエッジでない)、判定式Emax<THでないと
きに判定結果Corrを1(注目画素が画像のエッジで
ある)とする。そして、この判定結果Corrを参照
し、ステップS110は、注目画素がエッジでないとき
(Corr=0)にはQ=Dとするサブステップ(SS
16)と、注目画素がエッジであるとき(Corr=
1)にはQ=D+Emax/4とするサブステップ(S
S17)とで構成される。
ax<THのときに判定結果Corrを0(注目画素が
画像のエッジでない)、判定式Emax<THでないと
きに判定結果Corrを1(注目画素が画像のエッジで
ある)とする。そして、この判定結果Corrを参照
し、ステップS110は、注目画素がエッジでないとき
(Corr=0)にはQ=Dとするサブステップ(SS
16)と、注目画素がエッジであるとき(Corr=
1)にはQ=D+Emax/4とするサブステップ(S
S17)とで構成される。
【0009】そして、このような図9のフローを主走査
方向および副走査方向に繰り返すことで、画像全体のエ
ッジ処理が行われる。
方向および副走査方向に繰り返すことで、画像全体のエ
ッジ処理が行われる。
【0010】次に、図10に基づき、従来のエッジ処理
技術におけるエッジ検出部の構成について説明する。
技術におけるエッジ検出部の構成について説明する。
【0011】エッジ検出部は、画像データDが入力され
る一次微分算出手段10および画像記憶手段12を備え
ている。
る一次微分算出手段10および画像記憶手段12を備え
ている。
【0012】一次微分算出手段10は、差分値算出手段
14、絶対値算出手段15および最大値算出手段16で
構成されており、画像データDは一次微分算出手段10
の差分値算出手段14に入力される。また、制御信号D
L_CTRを画像記憶手段12に送る制御手段13が設
けられており、画像記憶手段12は、この制御信号DL
_CTRに従って画像データDを書き込み、また制御信
号DL_CTRに従って画像データDのライン遅延信号
であるDLを一次微分算出手段10に対して読み出す。
14、絶対値算出手段15および最大値算出手段16で
構成されており、画像データDは一次微分算出手段10
の差分値算出手段14に入力される。また、制御信号D
L_CTRを画像記憶手段12に送る制御手段13が設
けられており、画像記憶手段12は、この制御信号DL
_CTRに従って画像データDを書き込み、また制御信
号DL_CTRに従って画像データDのライン遅延信号
であるDLを一次微分算出手段10に対して読み出す。
【0013】ここで、差分値算出手段14は、画像デー
タDおよび画像記憶手段12より読み出されたライン遅
延信号であるDLでウインドウ(図示せず)を構成し、
このウインドウに対し図11(a)、(b)、(c)、
(d)の一次微分オペレータ17,18,19,20の
オペレータ演算を行うことで、上下方向の差分値Ea、
左右方向の差分値Eb、右斜方向の差分値Ec、左斜方
向の差分値Edをそれぞれ算出する。また、絶対値算出
手段15は差分値Ea,Eb,Ec,Edを絶対値化し
て|Ea|,|Eb|,|Ec|,|Ed|を算出し、
最大値算出手段16は|Ea|,|Eb|,|Ec|,
|Ed|の最大値Emaxを算出する。
タDおよび画像記憶手段12より読み出されたライン遅
延信号であるDLでウインドウ(図示せず)を構成し、
このウインドウに対し図11(a)、(b)、(c)、
(d)の一次微分オペレータ17,18,19,20の
オペレータ演算を行うことで、上下方向の差分値Ea、
左右方向の差分値Eb、右斜方向の差分値Ec、左斜方
向の差分値Edをそれぞれ算出する。また、絶対値算出
手段15は差分値Ea,Eb,Ec,Edを絶対値化し
て|Ea|,|Eb|,|Ec|,|Ed|を算出し、
最大値算出手段16は|Ea|,|Eb|,|Ec|,
|Ed|の最大値Emaxを算出する。
【0014】次に、図12に基づき、従来のエッジ処理
技術におけるエッジ補正部の構成について説明する。
技術におけるエッジ補正部の構成について説明する。
【0015】エッジ補正部は、Emaxと閾値TH_E
とを比較し、判定結果CorrがEmax<THのとき
に0、Emax<THでないときに1として出力する比
較手段22と、このような比較手段22の判定結果Co
rrが入力され、Corr=1のときにエッジ補正値と
してEmax/4を、Corr=0のときにエッジ補正
値として0(補正しない)を出力する補正値算出手段2
3と、補正値算出手段23のエッジ補正値が入力され、
画像データDとエッジ補正値を加算してエッジ補正出力
Qを生成する加算手段21を備えている。
とを比較し、判定結果CorrがEmax<THのとき
に0、Emax<THでないときに1として出力する比
較手段22と、このような比較手段22の判定結果Co
rrが入力され、Corr=1のときにエッジ補正値と
してEmax/4を、Corr=0のときにエッジ補正
値として0(補正しない)を出力する補正値算出手段2
3と、補正値算出手段23のエッジ補正値が入力され、
画像データDとエッジ補正値を加算してエッジ補正出力
Qを生成する加算手段21を備えている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た技術では、エッジ量と比較される閾値THが大きい場
合にはエッジが検出されない画素が多く発生し、エッジ
の連結性が悪くなるという問題を有している。そして、
このエッジ検出されない画素のために、検出されたエッ
ジの分布の滑らかさが低下する。
た技術では、エッジ量と比較される閾値THが大きい場
合にはエッジが検出されない画素が多く発生し、エッジ
の連結性が悪くなるという問題を有している。そして、
このエッジ検出されない画素のために、検出されたエッ
ジの分布の滑らかさが低下する。
【0017】一方、エッジ量と比較される閾値THが小
さい場合には、エッジが太くなる傾向があるというとい
う問題点を有している。
さい場合には、エッジが太くなる傾向があるというとい
う問題点を有している。
【0018】そこで、本発明は、エッジの太さが読み取
り装置のMTFに依存しにくいエッジ処理方法を提供す
ることを目的とする。
り装置のMTFに依存しにくいエッジ処理方法を提供す
ることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明のエッジ処理方法は、多階調の画像データを
入力して画像のエッジ部を検出、補正を行うエッジ処理
方法であって、画像データを入力し、画像データから注
目画素における一次微分値を求め、画像データから注目
画素における二次微分値を求め、一次微分値が閾値を超
えない第1のエッジ判別結果、一次微分値が閾値以上で
且つ二次微分値がゼロを越えない第2のエッジ判別結
果、一次微分値が閾値以上で且つ二次微分値がゼロ以上
の第3のエッジ判別結果の3つのエッジ判別結果を求
め、3つのエッジ判定結果からパラメータを設定し、パ
ラメータにより出力画像データを生成し、出力画像デー
タの生成において、注目画素が第1のエッジ判別結果の
ときにはパラメータをデフォルト値に設定し、注目画素
が第2のエッジ判別結果のときにはデフォルト値より出
力画像データが薄くなる方向にパラメータを制御し、注
目画素が第3のエッジ判別結果のときにはデフォルト値
より出力画像データが濃くなる方向にパラメータを制御
するものである。
に、本発明のエッジ処理方法は、多階調の画像データを
入力して画像のエッジ部を検出、補正を行うエッジ処理
方法であって、画像データを入力し、画像データから注
目画素における一次微分値を求め、画像データから注目
画素における二次微分値を求め、一次微分値が閾値を超
えない第1のエッジ判別結果、一次微分値が閾値以上で
且つ二次微分値がゼロを越えない第2のエッジ判別結
果、一次微分値が閾値以上で且つ二次微分値がゼロ以上
の第3のエッジ判別結果の3つのエッジ判別結果を求
め、3つのエッジ判定結果からパラメータを設定し、パ
ラメータにより出力画像データを生成し、出力画像デー
タの生成において、注目画素が第1のエッジ判別結果の
ときにはパラメータをデフォルト値に設定し、注目画素
が第2のエッジ判別結果のときにはデフォルト値より出
力画像データが薄くなる方向にパラメータを制御し、注
目画素が第3のエッジ判別結果のときにはデフォルト値
より出力画像データが濃くなる方向にパラメータを制御
するものである。
【0020】これにより、エッジの連結性が向上して、
エッジの太さが読み取り装置のMTFに対して高い非依
存性を実現することができる。
エッジの太さが読み取り装置のMTFに対して高い非依
存性を実現することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、多階調の画像データを入力して画像のエッジ部を検
出、補正を行うエッジ処理方法であって、画像データを
入力し、画像データから注目画素における一次微分値を
求め、画像データから注目画素における二次微分値を求
め、一次微分値が閾値を超えない第1のエッジ判別結
果、一次微分値が閾値以上で且つ二次微分値がゼロを越
えない第2のエッジ判別結果、一次微分値が閾値以上で
且つ二次微分値がゼロ以上の第3のエッジ判別結果の3
つのエッジ判別結果を求め、3つのエッジ判定結果から
パラメータを設定し、パラメータにより出力画像データ
を生成し、出力画像データの生成において、注目画素が
第1のエッジ判別結果のときにはパラメータをデフォル
ト値に設定し、注目画素が第2のエッジ判別結果のとき
にはデフォルト値より出力画像データが薄くなる方向に
パラメータを制御し、注目画素が第3のエッジ判別結果
のときにはデフォルト値より出力画像データが濃くなる
方向にパラメータを制御するエッジ処理方法であり、エ
ッジの連結性が向上して、エッジの太さが読み取り装置
のMTFに対して高い非依存性を実現することが可能に
なるという作用を有する。
は、多階調の画像データを入力して画像のエッジ部を検
出、補正を行うエッジ処理方法であって、画像データを
入力し、画像データから注目画素における一次微分値を
求め、画像データから注目画素における二次微分値を求
め、一次微分値が閾値を超えない第1のエッジ判別結
果、一次微分値が閾値以上で且つ二次微分値がゼロを越
えない第2のエッジ判別結果、一次微分値が閾値以上で
且つ二次微分値がゼロ以上の第3のエッジ判別結果の3
つのエッジ判別結果を求め、3つのエッジ判定結果から
パラメータを設定し、パラメータにより出力画像データ
を生成し、出力画像データの生成において、注目画素が
第1のエッジ判別結果のときにはパラメータをデフォル
ト値に設定し、注目画素が第2のエッジ判別結果のとき
にはデフォルト値より出力画像データが薄くなる方向に
パラメータを制御し、注目画素が第3のエッジ判別結果
のときにはデフォルト値より出力画像データが濃くなる
方向にパラメータを制御するエッジ処理方法であり、エ
ッジの連結性が向上して、エッジの太さが読み取り装置
のMTFに対して高い非依存性を実現することが可能に
なるという作用を有する。
【0022】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、出力画像データは、擬似中間調
処理による画像の二値化処理により生成されるエッジ処
理方法であり、エッジの連結性が向上して、エッジの太
さが読み取り装置のMTFに対して高い非依存性を実現
することが可能になるという作用を有する。
1記載の発明において、出力画像データは、擬似中間調
処理による画像の二値化処理により生成されるエッジ処
理方法であり、エッジの連結性が向上して、エッジの太
さが読み取り装置のMTFに対して高い非依存性を実現
することが可能になるという作用を有する。
【0023】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1または2記載の発明において、画像データ補正値をパ
ラメータに設定し、出力画像データの生成においては、
配分誤差を算出し、注目画素の画像データとパラメータ
と配分誤差との和を二値化して当該出力画像データを生
成するとともに注目画素の二値化時の量子化誤差を算出
してこれを記憶するエッジ処理方法であり、エッジの連
結性が向上して、エッジの太さが読み取り装置のMTF
に対して高い非依存性を実現することが可能になるとい
う作用を有する。
1または2記載の発明において、画像データ補正値をパ
ラメータに設定し、出力画像データの生成においては、
配分誤差を算出し、注目画素の画像データとパラメータ
と配分誤差との和を二値化して当該出力画像データを生
成するとともに注目画素の二値化時の量子化誤差を算出
してこれを記憶するエッジ処理方法であり、エッジの連
結性が向上して、エッジの太さが読み取り装置のMTF
に対して高い非依存性を実現することが可能になるとい
う作用を有する。
【0024】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1または2記載の発明において、二値化閾値をパラメー
タに設定し、出力画像データの生成においては、配分誤
差を算出し、注目画素の画像データと配分誤差との和を
パラメータで二値化して出力画像データを生成するとと
もに注目画素の二値化時の量子化誤差を算出してこれを
記憶するエッジ処理方法であり、エッジの連結性が向上
して、エッジの太さが読み取り装置のMTFに対して高
い非依存性を実現することが可能になるという作用を有
する。
1または2記載の発明において、二値化閾値をパラメー
タに設定し、出力画像データの生成においては、配分誤
差を算出し、注目画素の画像データと配分誤差との和を
パラメータで二値化して出力画像データを生成するとと
もに注目画素の二値化時の量子化誤差を算出してこれを
記憶するエッジ処理方法であり、エッジの連結性が向上
して、エッジの太さが読み取り装置のMTFに対して高
い非依存性を実現することが可能になるという作用を有
する。
【0025】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図8を用いて説明する。なお、これらの図面におい
て同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複
した説明は省略されている。
から図8を用いて説明する。なお、これらの図面におい
て同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複
した説明は省略されている。
【0026】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1であるエッジ処理方法を示すフローチャート、図2
は図1のエッジ処理方法が実行されるエッジ検出部の構
成を示すブロック図、図3は図1のエッジ処理方法にお
ける二次微分オペレータを示す説明図、図4は図1のエ
ッジ処理方法によるエッジ検出結果を示すグラフ、図5
は図1のエッジ処理方法が実行される誤差拡散部の構成
を示すブロック図、図6は図5の誤差拡散部における誤
差マトリクスを示す説明図である。
態1であるエッジ処理方法を示すフローチャート、図2
は図1のエッジ処理方法が実行されるエッジ検出部の構
成を示すブロック図、図3は図1のエッジ処理方法にお
ける二次微分オペレータを示す説明図、図4は図1のエ
ッジ処理方法によるエッジ検出結果を示すグラフ、図5
は図1のエッジ処理方法が実行される誤差拡散部の構成
を示すブロック図、図6は図5の誤差拡散部における誤
差マトリクスを示す説明図である。
【0027】先ず、本実施の形態のエッジ処理方法によ
る一画素の処理フローについて図1に基づいて説明す
る。
る一画素の処理フローについて図1に基づいて説明す
る。
【0028】本実施の形態では、濃度値である画像デー
タDを入力し(画像入力ステップ・S100)、上下・
左右・右斜・左斜の計4方向の差分値の中の最大値Em
axを算出して画像データDから注目画素における一次
微分値を求め(一次微分値算出ステップ・S101)、
注目画素における二次微分値Rを算出し(二次微分値算
出ステップ・S102)、Emaxと閾値TH_Eとの
比較および二次微分値Rの正負判断によりエッジ判定結
果を算出し(エッジ判定ステップ・S103)、ステッ
プS103のエッジ判定結果に従い画像データ補正値D
corrをパラメータとして設定・出力し(パラメータ
設定ステップ・S104)、画像データ補正値Dcor
rをパラメータとした誤差拡散処理に基づく疑似階調処
理による二値化処理を行って出力画像を生成する(出力
画像生成ステップ・S105)。
タDを入力し(画像入力ステップ・S100)、上下・
左右・右斜・左斜の計4方向の差分値の中の最大値Em
axを算出して画像データDから注目画素における一次
微分値を求め(一次微分値算出ステップ・S101)、
注目画素における二次微分値Rを算出し(二次微分値算
出ステップ・S102)、Emaxと閾値TH_Eとの
比較および二次微分値Rの正負判断によりエッジ判定結
果を算出し(エッジ判定ステップ・S103)、ステッ
プS103のエッジ判定結果に従い画像データ補正値D
corrをパラメータとして設定・出力し(パラメータ
設定ステップ・S104)、画像データ補正値Dcor
rをパラメータとした誤差拡散処理に基づく疑似階調処
理による二値化処理を行って出力画像を生成する(出力
画像生成ステップ・S105)。
【0029】ここで、ステップS101は、上下方向の
差分値Ea・左右方向の差分値Eb・右斜方向の差分値
Ec・左斜方向の差分値Edの計4方向の差分値を算出
するサブステップ(SS1)と、差分値Ea,Eb,E
c,Edを絶対値化し、順に|Ea|,|Eb|,|E
c|,|Ed|を得るサブステップ(SS2)と、|E
a|,|Eb|,|Ec|,|Ed|の中の最大値Em
axを算出するサブステップ(SS3)とで構成され
る。
差分値Ea・左右方向の差分値Eb・右斜方向の差分値
Ec・左斜方向の差分値Edの計4方向の差分値を算出
するサブステップ(SS1)と、差分値Ea,Eb,E
c,Edを絶対値化し、順に|Ea|,|Eb|,|E
c|,|Ed|を得るサブステップ(SS2)と、|E
a|,|Eb|,|Ec|,|Ed|の中の最大値Em
axを算出するサブステップ(SS3)とで構成され
る。
【0030】また、ステップS103は、判定式Ema
x<THのときにエッジ判定結果を1(注目画素が画像
のエッジでない)、判定式(Emax>=TH)かつ
(R<0)のときにエッジ判定結果を2(注目画素が画
像エッジの谷側)、判定式(Emax>=TH)かつ
(R>=0)のときにエッジ判定結果を3(注目画素が
画像エッジの山側)としてエッジ判定結果を算出する。
x<THのときにエッジ判定結果を1(注目画素が画像
のエッジでない)、判定式(Emax>=TH)かつ
(R<0)のときにエッジ判定結果を2(注目画素が画
像エッジの谷側)、判定式(Emax>=TH)かつ
(R>=0)のときにエッジ判定結果を3(注目画素が
画像エッジの山側)としてエッジ判定結果を算出する。
【0031】ステップS104は、エッジ判定結果に基
づき画像データ補正値Dcorrをパラメータとして設
定し、エッジ判定結果が1のときのパラメータ設定を行
うサブステップ(SS6)と、エッジ判定結果が2のと
きのパラメータ設定を行うサブステップ(SS8)と、
エッジ判定結果が3のときのパラメータ設定を行うサブ
ステップ(SS7)とで構成される。
づき画像データ補正値Dcorrをパラメータとして設
定し、エッジ判定結果が1のときのパラメータ設定を行
うサブステップ(SS6)と、エッジ判定結果が2のと
きのパラメータ設定を行うサブステップ(SS8)と、
エッジ判定結果が3のときのパラメータ設定を行うサブ
ステップ(SS7)とで構成される。
【0032】そして、ステップS105は、誤差マトリ
クスの要素値と量子化誤差との注目画素周辺での畳み込
み和である配分誤差Etotを算出するサブステップ
(SS9)と、注目画素の画像データと画像データ補正
値Dcoorであるパラメータと配分誤差Etotとの
和を二値化閾値で二値化して注目画素の二値画像Qであ
る出力画像データを得るとともに注目画像の二値化時の
量子化誤差Eとを算出するサブステップ(SS10)
と、量子化誤差Eを記憶するサブステップ(SS11)
とで構成される。
クスの要素値と量子化誤差との注目画素周辺での畳み込
み和である配分誤差Etotを算出するサブステップ
(SS9)と、注目画素の画像データと画像データ補正
値Dcoorであるパラメータと配分誤差Etotとの
和を二値化閾値で二値化して注目画素の二値画像Qであ
る出力画像データを得るとともに注目画像の二値化時の
量子化誤差Eとを算出するサブステップ(SS10)
と、量子化誤差Eを記憶するサブステップ(SS11)
とで構成される。
【0033】そして、図1に示す処理を主走査方向およ
び副走査方向に繰り返すことで画像全体のエッジ処理が
行われる。
び副走査方向に繰り返すことで画像全体のエッジ処理が
行われる。
【0034】次に、図2に基づき、本実施の形態のエッ
ジ処理方法におけるエッジ検出部の構成について説明す
る。
ジ処理方法におけるエッジ検出部の構成について説明す
る。
【0035】エッジ検出部は、画像データDが入力され
る一次微分算出手段10、二次微分算出手段11および
画像記憶手段12を備えている。
る一次微分算出手段10、二次微分算出手段11および
画像記憶手段12を備えている。
【0036】一次微分算出手段10は、差分値算出手段
14、絶対値算出手段15および最大値算出手段16で
構成されており、画像データDは一次微分算出手段10
の差分値算出手段14に入力される。また、制御信号D
L_CTRを画像記憶手段12に送る制御手段13が設
けられており、画像記憶手段12は、この制御信号DL
_CTRに従って画像データDを書き込み、また制御信
号DL_CTRに従って画像データDのライン遅延信号
であるDLを一次微分算出手段10と二次微分算出手段
11に対して読み出す。
14、絶対値算出手段15および最大値算出手段16で
構成されており、画像データDは一次微分算出手段10
の差分値算出手段14に入力される。また、制御信号D
L_CTRを画像記憶手段12に送る制御手段13が設
けられており、画像記憶手段12は、この制御信号DL
_CTRに従って画像データDを書き込み、また制御信
号DL_CTRに従って画像データDのライン遅延信号
であるDLを一次微分算出手段10と二次微分算出手段
11に対して読み出す。
【0037】ここで、差分値算出手段14は、画像デー
タDおよび画像記憶手段12より読み出されたライン遅
延信号であるDLでウインドウ(図示せず)を構成し、
このウインドウに対し、前述した図11(a)、
(b)、(c)、(d)の一次微分オペレータ17,1
8,19,20のオペレータ演算を行うことで、上下方
向の差分値Ea、左右方向の差分値Eb、右斜方向の差
分値Ec、左斜方向の差分値Edをそれぞれ算出する。
また、絶対値算出手段15は差分値Ea,Eb,Ec,
Edを絶対値化して|Ea|,|Eb|,|Ec|,|
Ed|を算出し、最大値算出手段16は|Ea|,|E
b|,|Ec|,|Ed|の最大値Emaxを算出す
る。そして、二次微分算出手段11は、画像データDお
よび画像記憶手段12より読み出されたライン遅延信号
であるDLでウインドウ(図示せず)を構成し、図3の
二次微分オペレータ1を行うことで二次微分値Rを算出
する。
タDおよび画像記憶手段12より読み出されたライン遅
延信号であるDLでウインドウ(図示せず)を構成し、
このウインドウに対し、前述した図11(a)、
(b)、(c)、(d)の一次微分オペレータ17,1
8,19,20のオペレータ演算を行うことで、上下方
向の差分値Ea、左右方向の差分値Eb、右斜方向の差
分値Ec、左斜方向の差分値Edをそれぞれ算出する。
また、絶対値算出手段15は差分値Ea,Eb,Ec,
Edを絶対値化して|Ea|,|Eb|,|Ec|,|
Ed|を算出し、最大値算出手段16は|Ea|,|E
b|,|Ec|,|Ed|の最大値Emaxを算出す
る。そして、二次微分算出手段11は、画像データDお
よび画像記憶手段12より読み出されたライン遅延信号
であるDLでウインドウ(図示せず)を構成し、図3の
二次微分オペレータ1を行うことで二次微分値Rを算出
する。
【0038】次に、図4を用いてエッジ判定結果の説明
を行う。なお、図4は、画像エッジ近傍における画像デ
ータD(濃度データ)に関して、代表的な主走査方向
(X)のレベル変化を示したグラフである。
を行う。なお、図4は、画像エッジ近傍における画像デ
ータD(濃度データ)に関して、代表的な主走査方向
(X)のレベル変化を示したグラフである。
【0039】図4において、エッジ判定結果=1(判定
式Emax<THのとき)は図4のの部分に対応して
おり、前述のように注目画素が画像のエッジではないこ
とを意味する。エッジ判定結果=2(判定式(Emax
>=TH)かつ(R<0))は図4のの部分に対応し
ており、前述のように注目画素が画像エッジの谷側、す
なわち濃度が低い部分にあることを意味する。そして、
エッジ判定結果=3(判定式(Emax>=TH)かつ
(R>=0))は図4のの部分に対応しており、前述
のように注目画素が画像エッジの山側、すなわち濃度が
高い部分にあることを意味する。
式Emax<THのとき)は図4のの部分に対応して
おり、前述のように注目画素が画像のエッジではないこ
とを意味する。エッジ判定結果=2(判定式(Emax
>=TH)かつ(R<0))は図4のの部分に対応し
ており、前述のように注目画素が画像エッジの谷側、す
なわち濃度が低い部分にあることを意味する。そして、
エッジ判定結果=3(判定式(Emax>=TH)かつ
(R>=0))は図4のの部分に対応しており、前述
のように注目画素が画像エッジの山側、すなわち濃度が
高い部分にあることを意味する。
【0040】次に、図5に基づき、本実施の形態のエッ
ジ処理方法が実行される誤差拡散部について説明する。
ジ処理方法が実行される誤差拡散部について説明する。
【0041】誤差拡散部は、最大値Emaxおよび二次
微分値Rに基づいてエッジ判別結果を出力するエッジ判
別手段2と、エッジ判別手段2からのエッジ判別結果を
受けてパラメータとして画像データ補正値Dcorr
(図1におけるサブステップSS6,SS7,SS8で
の算出値)を設定するパラメータ設定手段3と、画像デ
ータDと誤差制御手段7からの注目画素周辺の配分誤差
Etotとパラメータ設定手段3からの画像データ補正
値Dcorrとの加算値を出力する加算手段8と、加算
手段8の加算値が入力され、加算値が固定閾値TH(=
128)より大きいときに二値画像Q=1、固定閾値T
H以下のときに二値画像Q=0と二値化して二値画像Q
を出力する二値化手段4と、二値化手段の二値画像Qお
よび固定閾値THが入力され、D−Q×255を二値化
時の量子化誤差Eとして出力する誤差生成手段5と、量
子化誤差Eを記憶する誤差記憶手段6と、制御信号EL
_CTRにより量子化誤差Eの誤差記憶手段6への書き
込み制御、量子化誤差Eのライン遅延データであるEL
の読み出し制御、および誤差マトリクス9(図6)に基
づきELより注目画素周辺の配分誤差Etotを算出を
行う誤差制御手段7とを備えている。
微分値Rに基づいてエッジ判別結果を出力するエッジ判
別手段2と、エッジ判別手段2からのエッジ判別結果を
受けてパラメータとして画像データ補正値Dcorr
(図1におけるサブステップSS6,SS7,SS8で
の算出値)を設定するパラメータ設定手段3と、画像デ
ータDと誤差制御手段7からの注目画素周辺の配分誤差
Etotとパラメータ設定手段3からの画像データ補正
値Dcorrとの加算値を出力する加算手段8と、加算
手段8の加算値が入力され、加算値が固定閾値TH(=
128)より大きいときに二値画像Q=1、固定閾値T
H以下のときに二値画像Q=0と二値化して二値画像Q
を出力する二値化手段4と、二値化手段の二値画像Qお
よび固定閾値THが入力され、D−Q×255を二値化
時の量子化誤差Eとして出力する誤差生成手段5と、量
子化誤差Eを記憶する誤差記憶手段6と、制御信号EL
_CTRにより量子化誤差Eの誤差記憶手段6への書き
込み制御、量子化誤差Eのライン遅延データであるEL
の読み出し制御、および誤差マトリクス9(図6)に基
づきELより注目画素周辺の配分誤差Etotを算出を
行う誤差制御手段7とを備えている。
【0042】ここで、パラメータ設定手段3では、エッ
ジ判別結果=1のときにはたとえばDcorr=0(デ
フォルト値)を、エッジ判別結果=2のときには画素を
強調するためにたとえばDcorr=−Emax/4
(出力画像データが薄くなる値)を、エッジ判別結果=
3のときには画素を強調するためにたとえばDcorr
=Emax/4(出力画像データが濃くなる値)をそれ
ぞれパラメータとして画像データ補正値Dcorrを設
定する。
ジ判別結果=1のときにはたとえばDcorr=0(デ
フォルト値)を、エッジ判別結果=2のときには画素を
強調するためにたとえばDcorr=−Emax/4
(出力画像データが薄くなる値)を、エッジ判別結果=
3のときには画素を強調するためにたとえばDcorr
=Emax/4(出力画像データが濃くなる値)をそれ
ぞれパラメータとして画像データ補正値Dcorrを設
定する。
【0043】そして、このように、パラメータである画
像データ補正値Dcorrを加算手段8に加えること
で、画像のエッジの谷側では画像データが低い方に補正
され、画像のエッジの山側では画像データを高い方に補
正され、それ以外の箇所では特に補正値を加えられない
ので、画像のエッジを強調することが可能になる。
像データ補正値Dcorrを加算手段8に加えること
で、画像のエッジの谷側では画像データが低い方に補正
され、画像のエッジの山側では画像データを高い方に補
正され、それ以外の箇所では特に補正値を加えられない
ので、画像のエッジを強調することが可能になる。
【0044】(実施の形態2)図7は本発明の実施の形
態2であるエッジ処理方法を示すフローチャート、図8
は図7のエッジ処理方法が実行される誤差拡散部の構成
を示すブロック図である。なお、本実施の形態におい
て、エッジ検出部の構成およびエッジ判定結果について
は実施の形態1におけるものと同様となっているため、
重複した図示および説明は省略されている。
態2であるエッジ処理方法を示すフローチャート、図8
は図7のエッジ処理方法が実行される誤差拡散部の構成
を示すブロック図である。なお、本実施の形態におい
て、エッジ検出部の構成およびエッジ判定結果について
は実施の形態1におけるものと同様となっているため、
重複した図示および説明は省略されている。
【0045】先ず、本実施の形態のエッジ処理方法によ
る一画素の処理フローについて図7に基づいて説明す
る。
る一画素の処理フローについて図7に基づいて説明す
る。
【0046】本実施の形態では、濃度値である画像デー
タDを入力し(画像入力ステップ・S100)、上下・
左右・右斜・左斜の計4方向の差分値の中の最大値Em
axを算出して画像データDから注目画素における一次
微分値を求め(一次微分値算出ステップ・S101)、
注目画素における二次微分値Rを算出し(二次微分値算
出ステップ・S102)、Emaxと閾値TH_Eとの
比較および二次微分値Rの正負判断によりエッジ判定結
果を算出し(エッジ判定ステップ・S103)、ステッ
プS103のエッジ判定結果に従い閾値THをパラメー
タとして設定・出力し(パラメータ設定ステップ・S1
06)、閾値THをパラメータとした誤差拡散処理に基
づく疑似階調処理による二値化処理を行って出力画像を
生成する(出力画像生成ステップ・S107)。
タDを入力し(画像入力ステップ・S100)、上下・
左右・右斜・左斜の計4方向の差分値の中の最大値Em
axを算出して画像データDから注目画素における一次
微分値を求め(一次微分値算出ステップ・S101)、
注目画素における二次微分値Rを算出し(二次微分値算
出ステップ・S102)、Emaxと閾値TH_Eとの
比較および二次微分値Rの正負判断によりエッジ判定結
果を算出し(エッジ判定ステップ・S103)、ステッ
プS103のエッジ判定結果に従い閾値THをパラメー
タとして設定・出力し(パラメータ設定ステップ・S1
06)、閾値THをパラメータとした誤差拡散処理に基
づく疑似階調処理による二値化処理を行って出力画像を
生成する(出力画像生成ステップ・S107)。
【0047】ここで、ステップS101は、上下方向の
差分値Ea・左右方向の差分値Eb・右斜方向の差分値
Ec・左斜方向の差分値Edの計4方向の差分値を算出
するサブステップ(SS1)と、差分値Ea,Eb,E
c,Edを絶対値化し、順に|Ea|,|Eb|,|E
c|,|Ed|を得るサブステップ(SS2)と、|E
a|,|Eb|,|Ec|,|Ed|の中の最大値Em
axを算出するサブステップ(SS3)とで構成され
る。
差分値Ea・左右方向の差分値Eb・右斜方向の差分値
Ec・左斜方向の差分値Edの計4方向の差分値を算出
するサブステップ(SS1)と、差分値Ea,Eb,E
c,Edを絶対値化し、順に|Ea|,|Eb|,|E
c|,|Ed|を得るサブステップ(SS2)と、|E
a|,|Eb|,|Ec|,|Ed|の中の最大値Em
axを算出するサブステップ(SS3)とで構成され
る。
【0048】また、ステップS103は、判定式Ema
x<THのときにエッジ判定結果を1(注目画素が画像
のエッジでない)、判定式(Emax>=TH)かつ
(R<0)のときにエッジ判定結果を2(注目画素が画
像エッジの谷側)、判定式(Emax>=TH)かつ
(R>=0)のときにエッジ判定結果を3(注目画素が
画像エッジの山側)としてエッジ判定結果を算出する。
x<THのときにエッジ判定結果を1(注目画素が画像
のエッジでない)、判定式(Emax>=TH)かつ
(R<0)のときにエッジ判定結果を2(注目画素が画
像エッジの谷側)、判定式(Emax>=TH)かつ
(R>=0)のときにエッジ判定結果を3(注目画素が
画像エッジの山側)としてエッジ判定結果を算出する。
【0049】ステップS106は、エッジ判定結果に基
づき二値化閾値THをパラメータとして設定し、エッジ
判定結果が1のときのパラメータ設定を行うサブステッ
プ(SS12)と、エッジ判定結果が2のときのパラメ
ータ設定を行うサブステップ(SS14)と、エッジ判
定結果が3のときのパラメータ設定を行うサブステップ
(SS13)とで構成される。
づき二値化閾値THをパラメータとして設定し、エッジ
判定結果が1のときのパラメータ設定を行うサブステッ
プ(SS12)と、エッジ判定結果が2のときのパラメ
ータ設定を行うサブステップ(SS14)と、エッジ判
定結果が3のときのパラメータ設定を行うサブステップ
(SS13)とで構成される。
【0050】そして、ステップS107は、誤差マトリ
クスの要素値と量子化誤差との注目画素周辺での畳み込
み和である配分誤差Etotを算出するサブステップ
(SS9)と、注目画素の画像データと配分誤差Eto
tとの和をパラメータで二値化して注目画素の二値画像
Qである出力画像データを得るとともに注目画像の二値
化時の量子化誤差Eを算出するサブステップ(SS1
5)と、量子化誤差Eを記憶するサブステップ(SS1
1)とで構成される。
クスの要素値と量子化誤差との注目画素周辺での畳み込
み和である配分誤差Etotを算出するサブステップ
(SS9)と、注目画素の画像データと配分誤差Eto
tとの和をパラメータで二値化して注目画素の二値画像
Qである出力画像データを得るとともに注目画像の二値
化時の量子化誤差Eを算出するサブステップ(SS1
5)と、量子化誤差Eを記憶するサブステップ(SS1
1)とで構成される。
【0051】そして、図7に示す処理を主走査方向およ
び副走査方向に繰り返すことで画像全体のエッジ処理が
行われる。
び副走査方向に繰り返すことで画像全体のエッジ処理が
行われる。
【0052】次に、図8に基づき、本実施の形態のエッ
ジ処理方法が実行される誤差拡散部について説明する。
ジ処理方法が実行される誤差拡散部について説明する。
【0053】誤差拡散部は、最大値Emaxおよび二次
微分値Rに基づいてエッジ判別結果を出力するエッジ判
別手段2と、エッジ判別手段2からのエッジ判別結果を
受けてパラメータとして閾値TH(図7におけるサブス
テップSS12,SS13,SS14での算出値)を設
定するパラメータ設定手段3と、画像データDと誤差制
御手段7からの注目画素周辺の配分誤差Etotとの加
算値を出力する加算手段8と、加算手段8の加算値とパ
ラメータ設定手段3からの閾値THとが入力され、加算
値が閾値THより大きいときに二値画像Q=1、閾値T
H以下のときに二値画像Q=0と二値化する二値化手段
4と、二値化手段の二値画像Qおよび閾値THが入力さ
れ、D−Q×255を二値化時の量子化誤差Eとして出
力する誤差生成手段5と、量子化誤差Eを記憶する誤差
記憶手段6と、制御信号EL_CTRにより量子化誤差
Eの誤差記憶手段6への書き込み制御、量子化誤差Eの
ライン遅延データであるELの読み出し制御、および誤
差マトリクス9(図6)に基づきELより注目画素周辺
の配分誤差Etotを算出を行う誤差制御手段7とを備
えている。
微分値Rに基づいてエッジ判別結果を出力するエッジ判
別手段2と、エッジ判別手段2からのエッジ判別結果を
受けてパラメータとして閾値TH(図7におけるサブス
テップSS12,SS13,SS14での算出値)を設
定するパラメータ設定手段3と、画像データDと誤差制
御手段7からの注目画素周辺の配分誤差Etotとの加
算値を出力する加算手段8と、加算手段8の加算値とパ
ラメータ設定手段3からの閾値THとが入力され、加算
値が閾値THより大きいときに二値画像Q=1、閾値T
H以下のときに二値画像Q=0と二値化する二値化手段
4と、二値化手段の二値画像Qおよび閾値THが入力さ
れ、D−Q×255を二値化時の量子化誤差Eとして出
力する誤差生成手段5と、量子化誤差Eを記憶する誤差
記憶手段6と、制御信号EL_CTRにより量子化誤差
Eの誤差記憶手段6への書き込み制御、量子化誤差Eの
ライン遅延データであるELの読み出し制御、および誤
差マトリクス9(図6)に基づきELより注目画素周辺
の配分誤差Etotを算出を行う誤差制御手段7とを備
えている。
【0054】ここで、パラメータ設定手段3では、エッ
ジ判別結果=1のときにはたとえばTH=128(デフ
ォルト値)を、エッジ判別結果=2のときには画素を強
調するためにたとえばTH=128+Emax/4(出
力画像データが薄くなる値)を、エッジ判別結果=3の
ときには画素を強調するためにたとえばTH=128−
Emax/4(出力画像データが濃くなる値)をそれぞ
れパラメータとして閾値THを設定する。
ジ判別結果=1のときにはたとえばTH=128(デフ
ォルト値)を、エッジ判別結果=2のときには画素を強
調するためにたとえばTH=128+Emax/4(出
力画像データが薄くなる値)を、エッジ判別結果=3の
ときには画素を強調するためにたとえばTH=128−
Emax/4(出力画像データが濃くなる値)をそれぞ
れパラメータとして閾値THを設定する。
【0055】そして、このように、パラメータである閾
値THを可変にすることで、画像のエッジの谷側では画
像データが低い方に補正され、画像のエッジの山側では
画像データが高い方に補正され、それ以外の箇所では特
に補正値を加えられないので、画像のエッジを強調する
ことが可能になる。
値THを可変にすることで、画像のエッジの谷側では画
像データが低い方に補正され、画像のエッジの山側では
画像データが高い方に補正され、それ以外の箇所では特
に補正値を加えられないので、画像のエッジを強調する
ことが可能になる。
【0056】なお、実施の形態1および2において、画
像データDは濃度値とされているが、輝度系の信号とす
ることもできる。
像データDは濃度値とされているが、輝度系の信号とす
ることもできる。
【0057】また、以上の説明では擬似中間調処理は誤
差拡散処理に基づいて行われているが、平均誤差最小法
に基づいて行うこともできる。
差拡散処理に基づいて行われているが、平均誤差最小法
に基づいて行うこともできる。
【0058】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、読み取
り装置のMTFでなまったエッジに対し、一次微分値と
二次微分値によりエッジの山側と谷側を規定してエッジ
の山側にある画素レベルを増幅し、エッジの谷側にある
画素レベルを増幅しているので、エッジの連結性が向上
して、エッジの太さが読み取り装置のMTFに対して高
い非依存性を実現することが可能になるという有効な効
果が得られる。
り装置のMTFでなまったエッジに対し、一次微分値と
二次微分値によりエッジの山側と谷側を規定してエッジ
の山側にある画素レベルを増幅し、エッジの谷側にある
画素レベルを増幅しているので、エッジの連結性が向上
して、エッジの太さが読み取り装置のMTFに対して高
い非依存性を実現することが可能になるという有効な効
果が得られる。
【0059】また、エッジ再現で問題になりがちなエッ
ジが太く再現されるという現象を回避することが可能に
なるという有効な効果が得られる。
ジが太く再現されるという現象を回避することが可能に
なるという有効な効果が得られる。
【図1】本発明の実施の形態1であるエッジ処理方法を
示すフローチャート
示すフローチャート
【図2】図1のエッジ処理方法が実行されるエッジ検出
部の構成を示すブロック図
部の構成を示すブロック図
【図3】図1のエッジ処理方法における二次微分オペレ
ータを示す説明図
ータを示す説明図
【図4】図1のエッジ処理方法によるエッジ検出結果を
示すグラフ
示すグラフ
【図5】図1のエッジ処理方法が実行される誤差拡散部
の構成を示すブロック図
の構成を示すブロック図
【図6】図5の誤差拡散部における誤差マトリクスを示
す説明図
す説明図
【図7】本発明の実施の形態2であるエッジ処理方法を
示すフローチャート
示すフローチャート
【図8】図7のエッジ処理方法が実行される誤差拡散部
の構成を示すブロック図
の構成を示すブロック図
【図9】従来のエッジ処理方法を示すフローチャート
【図10】従来のエッジ処理技術におけるエッジ検出部
の構成を示すブロック図
の構成を示すブロック図
【図11】従来のエッジ処理技術における一次微分オペ
レータを示す説明図
レータを示す説明図
【図12】従来のエッジ処理技術におけるエッジ補正部
の構成を示すブロック図
の構成を示すブロック図
1 二次微分オペレータ 2 エッジ判別手段 3 パラメータ設定手段 4 二値化手段 5 誤差生成手段 6 誤差記憶手段 7 誤差制御手段 8 加算手段 10 一次微分算出手段 11 二次微分算出手段 12 画像記憶手段 14 差分値算出手段 15 絶対値算出手段 16 最大値算出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 AA11 CA08 CA12 CA16 CB07 CB12 CB16 CC03 CE03 CE13 DA08 DB02 DB09 DC16 5C077 LL19 MP06 MP07 NN11 PP03 PP43 PP47 PP68 PQ08 PQ20 PQ22 RR02 RR14 TT06 5L096 AA06 DA01 EA43 FA06 GA02 GA03 GA51
Claims (4)
- 【請求項1】多階調の画像データを入力して画像のエッ
ジ部を検出、補正を行うエッジ処理方法であって、 画像データを入力し、 前記画像データから注目画素における一次微分値を求
め、 前記画像データから注目画素における二次微分値を求
め、 前記一次微分値が閾値を超えない第1のエッジ判別結
果、前記一次微分値が閾値以上で且つ前記二次微分値が
ゼロを越えない第2のエッジ判別結果、前記一次微分値
が閾値以上で且つ前記二次微分値がゼロ以上の第3のエ
ッジ判別結果の3つのエッジ判別結果を求め、 前記3つのエッジ判定結果からパラメータを設定し、 前記パラメータにより出力画像データを生成し、 前記出力画像データの生成において、前記注目画素が前
記第1のエッジ判別結果のときには前記パラメータをデ
フォルト値に設定し、前記注目画素が前記第2のエッジ
判別結果のときには前記デフォルト値より前記出力画像
データが薄くなる方向に前記パラメータを制御し、前記
注目画素が前記第3のエッジ判別結果のときには前記デ
フォルト値より前記出力画像データが濃くなる方向に前
記パラメータを制御することを特徴とするエッジ処理方
法。 - 【請求項2】前記出力画像データは、擬似中間調処理に
よる画像の二値化処理により生成されることを特徴とす
る請求項1記載のエッジ処理方法。 - 【請求項3】画像データ補正値を前記パラメータに設定
し、 前記出力画像データの生成においては、配分誤差を算出
し、前記注目画素の前記画像データと前記パラメータと
前記配分誤差との和を二値化して当該出力画像データを
生成するとともに前記注目画素の二値化時の量子化誤差
を算出してこれを記憶することを特徴とする請求項1ま
たは2記載のエッジ処理方法。 - 【請求項4】二値化閾値を前記パラメータに設定し、 前記出力画像データの生成においては、配分誤差を算出
し、前記注目画素の前記画像データと前記配分誤差との
和を前記パラメータで二値化して前記出力画像データを
生成するとともに前記注目画素の二値化時の量子化誤差
を算出してこれを記憶することを特徴とする請求項1ま
たは2記載のエッジ処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11139736A JP2000331174A (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | エッジ処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11139736A JP2000331174A (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | エッジ処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000331174A true JP2000331174A (ja) | 2000-11-30 |
Family
ID=15252190
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11139736A Pending JP2000331174A (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | エッジ処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000331174A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007213565A (ja) * | 2006-01-13 | 2007-08-23 | Toshiba Corp | 画像処理装置、方法、プログラム |
| US7391920B2 (en) | 2003-11-04 | 2008-06-24 | Fujifilm Corporation | Image processing method, apparatus, and program |
| JP2009211330A (ja) * | 2008-03-03 | 2009-09-17 | Sony Corp | 画像処理装置、画像処理方法およびコンピュータプログラム |
| WO2014064968A1 (ja) * | 2012-10-22 | 2014-05-01 | Eizo株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法及びコンピュータプログラム |
-
1999
- 1999-05-20 JP JP11139736A patent/JP2000331174A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7391920B2 (en) | 2003-11-04 | 2008-06-24 | Fujifilm Corporation | Image processing method, apparatus, and program |
| JP2007213565A (ja) * | 2006-01-13 | 2007-08-23 | Toshiba Corp | 画像処理装置、方法、プログラム |
| JP2009211330A (ja) * | 2008-03-03 | 2009-09-17 | Sony Corp | 画像処理装置、画像処理方法およびコンピュータプログラム |
| WO2014064968A1 (ja) * | 2012-10-22 | 2014-05-01 | Eizo株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法及びコンピュータプログラム |
| JP2014103648A (ja) * | 2012-10-22 | 2014-06-05 | Eizo Corp | 画像処理装置、画像処理方法及びコンピュータプログラム |
| US9241091B2 (en) | 2012-10-22 | 2016-01-19 | Eizo Corporation | Image processing device, image processing method, and computer program |
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