JP2000331241A - ドロワボックスの引出し機構 - Google Patents

ドロワボックスの引出し機構

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JP2000331241A
JP2000331241A JP11139760A JP13976099A JP2000331241A JP 2000331241 A JP2000331241 A JP 2000331241A JP 11139760 A JP11139760 A JP 11139760A JP 13976099 A JP13976099 A JP 13976099A JP 2000331241 A JP2000331241 A JP 2000331241A
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JP11139760A
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Shinji Nishiyama
信二 西山
Toyohiko Morimoto
豊彦 森本
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 引出しの開放面積を拡大して金銭等の出し入
れを容易にするとともに、省スペース化を図ったドロワ
ボックスのキャッシュボックス機構を提供する。 【解決手段】 前面が開口されたドロワキャビネット1
と、このドロワキャビネットに開口1aを介して前後方
向に出し入れ自在に収納され、上面が開口された引出し
2とを備えたドロワボックスの引出し機構であって、引
出しの両外側面に前後方向に摺動自在に取り付けられ、
後端位置にあるときに後端部が引出しの後方に突出する
スライドアングル3と、ドロワキャビネット内部の前方
に引出しの両側に位置するように設けられ、スライドア
ングルを前後方向に摺動自在に支持するガイド部12
と、ドロワキャビネットの両内側面にガイド部の後方に
位置するように設けられ、前後方向に延びるレール15
と、各スライドアングルの後端部に設けられ、レールに
摺動自在に係合する係合部6とから成ることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子式金銭登録
機、POSターミナル等に使用され、金銭等を収納する
ドロワボックスの引出し機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図15は従来のドロワボックスの引出し
機構の一例を示す斜視図である。この引出し機構は、前
面が開口されたドロワキャビネット101と、このドロ
ワキャビネット101に開口101aを介して前後方向
に出し入れ自在に収納され、上面が開口されたキャッシ
ュボックス(引出し)102とを備えたドロワボックス
の一部を成すものであって、ドロワキャビネット101
内部の前方にキャッシュボックス102の両側に位置す
るように設けられ、キャッシュボックス102の両外側
面上部に形成された凸条102aを前後方向に摺動自在
に支持する一対のローラ103(一方のみ図示)と、ド
ロワキャビネット101の両内側面にローラ103の後
方に位置するように設けられ、前後方向に延びる一対の
ガイドレール104(一方のみ図示)と、キャッシュボ
ックス102の両外側面の後端部に設けられ、ガイドレ
ール104に摺動自在に係合する一対のローラ105、
(一方のみ図示)と、ガイドレール104の内側面に前
後方向に摺動自在に取り付けられ、キャッシュボックス
102に当接する一対のストッパ106(一方のみ図
示)と、ストッパ106にドロワキャビネット101の
外側から螺合される一対の摘み107とから成ってい
る。
【0003】キャッシュボックス102は、ローラ10
5がガイドレール104上を摺動し、さらに凸条102
aがローラ103上を摺動することによって前後方向に
摺動する。ストッパ106を所望の位置に固定すること
により、キャッシュボックス102の引出し量を自在に
調節できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た引出し機構では、キャッシュボックス102を全開し
た位置で保持することができず、キャッシュボックス1
02を保持することができる位置で止める場合には、キ
ャッシュボックス102の上面が完全に開放されないた
め、お札等を出し入れしにくいという問題点があった。
【0005】なお、キャッシュボックス102を全開し
た状態にするには、キャッシュボックス102を後方に
延長してそこにローラ105を取り付ける必要があり、
ドロワボックッスが大きくなるという問題点がある。
【0006】本発明は上述した問題点に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、引出しの開放面積を拡大し
て金銭等の出し入れを容易にするとともに、省スペース
化を図ったドロワボックスのキャッシュボックス機構を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、請求項1の発明は、前面が開口されたドロワキ
ャビネットと、このドロワキャビネットに開口を介して
前後方向に出し入れ自在に収納され、上面が開口された
引出しとを備えたドロワボックスの引出し機構であっ
て、前記引出しの両外側面に前後方向に摺動自在に取り
付けられ、後端位置にあるときに後端部が前記引出しの
後方に突出するように形成された一対のスライドアング
ルと、前記ドロワキャビネット内部の前方に前記引出し
の両側に位置するように設けられ、前記スライドアング
ルを前後方向に摺動自在に支持する一対のガイド部と、
前記ドロワキャビネットの両内側面に前記ガイド部の後
方に位置するように設けられ、前後方向に延びる一対の
レールと、前記各スライドアングルの後端部に設けら
れ、前記レールに摺動自在に係合する一対の係合部とか
ら成り、前記引出しを開方向に移動させると前記各スラ
イドアングルが後端位置に移動して前記引出しが全開し
た状態で保持され、前記引出しを閉方向に移動させると
前記各スライドアングルが前端位置に移動して前記引き
出しが前記ドロワキャビネット内に収納されるように成
したことを特徴とするものである。
【0008】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
において、前記各スライドアングルが、前記引出しの外
側面に固着された固定アングルに摺動自在に取り付けら
れたことを特徴とするものである。
【0009】また、請求項3の発明は、前面が開口され
たドロワキャビネットと、このドロワキャビネットに開
口を介して前後方向に出し入れ自在に収納され、上面が
開口された引出しとを備えたドロワボックスの引出し機
構であって、前記引出しの両外側面に後端部を除いて前
後方向に延びるように設けられた一対の凸条と、前記引
出しの両外側面の後端部に後方に向けて突出するように
水平に取り付けられ、前記凸条の下面に連続するガイド
面を有するとともに前端部を支点として上方に回動自在
の一対のサブレールアングルと、前記ドロワキャビネッ
ト内部の前方に前記引出しの両側に位置するように設け
られ、前記凸条の下面及び前記ガイド面を前後方向に摺
動自在に支持する一対のガイド部と、前記ドロワキャビ
ネットの両内側面に前記ガイド部の後方に位置するよう
に設けられ、前後方向に延びる直線部及びその後端部か
ら後方かつ上方に向けて1/4円状に湾曲した状態で延び
る湾曲部とから成る一対のレールと、前記各サブレール
アングルの後端部に設けられ、前記レールに摺動自在に
係合する一対の係合部と、から成り、前記引出しを開方
向に移動させると前記各サブレールアングルが水平とな
って前記引出しが全開した状態で保持され、前記引出し
を閉方向に移動させると前記各サブレールアングルが垂
直に起立して前記引き出しが前記ドロワキャビネット内
に収納されるように成したことを特徴とするものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施形態
を図面を参照しながら説明する。図1は本発明の第1の
実施形態の引出し機構を適用したドロワボックスの前後
方向断面図、図2は図1のドロワボックスのキャッシュ
ボックスを途中まで閉めた状態を示す図、図3は図1の
ドロワボックスのキャッシュボックスを全開した状態を
示す図、図4は図3のA−A線断面図、図5は図3のB
−B線断面図である。
【0011】図1に示すドロワボックス金銭等を収納す
るためのものであって、前面が開口された直方体状のド
ロワキャビネット1と、このドロワキャビネット1に開
口1aを介して前後方向に出し入れ自在に収納され、上
面が開口された直方体状のキャッシュボックス(引出
し)2とを備えている。
【0012】キャッシュボックス2の両外側面上には、
それぞれスライドアングル3が前後方向に摺動自在に取
り付けられている(一方のみ図示)。各スライドアング
ル3は、外側に開口した断面コの字形のレール部3a
と、前後両端部の上部に形成され垂直上方に突出した平
板状の突出部3b、3cとを有しており、突出部3bの
内面にはローラ4がナット5を介して取り付けられ、突
出部3cの外面にはローラ(係合部)6がナット7を介
して取り付けられている。キャッシュボックス2の両外
側面上部には後端部を除いて前後方向に延びる凸条2a
が設けられており(一方のみ図示)、これらの下面には
ローラ4が摺動自在に係合している。
【0013】また、スライドアングル3には、前端部か
ら後端部にかけて前後方向に延びる長孔3dが形成され
ており、この長孔3dには、キャッシュボックス2の外
側面に前後方向に間隔をおいて立設されたボス8、9が
貫通している。スライドアングル3はボス8に螺合した
ビス10とボス9に取り付けられたローラ11とにより
ボス8、9から抜けないようになっており、ボス8及び
ビス10とスライドアングル3との間、ボス9及びロー
ラ11とスライドアングル3との間にはクリアランスが
設けられていて、スライドアングル3が前後方向に摺動
できるようになっている。
【0014】ドロワキャビネット1の内部の前方には、
キャッシュボックス2の両側に位置するように一対のガ
イドローラ(ガイド部)12が設けられており(一方の
み図示)、これらによってスライドアングル3が前後方
向に摺動自在に支持されている。ガイドローラ12は、
ドロワキャビネット1内に取り付けられたローラ取付け
アングル13にナット14を介して取り付けられてい
る。また、ドロワキャビネット1の両内側面には、それ
ぞれ、ガイドローラ12の後方に位置するように、内側
に開口した断面コの字形のレール15が前後方向に延び
るように取り付けられており(一方のみ図示)、これら
には、スライドアングル3の後端部に取り付けられたロ
ーラ6が摺動自在に係合している。
【0015】次に、上記のように構成されたドロワボッ
クスの作用を説明する。図1に示すように、キャッシュ
ボックス2がドロワキャビネット1内に収納された状態
においては、スライドアングル3は、その先端部がキャ
ッシュボックス2の正面板2bに当接した位置(以下、
前端位置という)にあり、キャッシュボックス2を引き
出すと、スライドアングル3がガイドローラ12上を摺
動するとともに後端部に取り付けられたローラ6がレー
ル15内で摺動してキャッシュボックス2及びスライド
アングル3が開方向に移動する。
【0016】ローラ6がレール15の前端部に達する
と、図示しないストッパに当接してスライドアングル3
が停止し、キャッシュボックス2の両外側面上のボス9
に取り付けたローラ11がスライドアングル3のレール
部3a内で摺動するとともにキャッシュボックス2の両
外側面上のボス8が長孔3dで摺動し、さらにキャッシ
ュボックス2の両外側面上の凸条2aがスライドアング
ル3の前端部に取り付けられたローラ4上を摺動してキ
ャッシュボックス2のみが開方向に移動する。
【0017】これにより、スライドアングル3はキャッ
シュボックス2に対して相対的に後方に摺動することに
なり、スライドアングル3が、長孔3dの前端部がキャ
ッシュボックス2の両外側面上のボス8に当接する位置
(後端位置)に達すると、キャッシュボックス2の移動
が停止する。この状態において、図3に示すように、キ
ャッシュボックス2は全開した状態で保持されており、
金銭等の出し入れが容易である。
【0018】この状態からキャッシュボックス2を押仕
込むと、キャッシュボックス2の両外側面上のボス9に
取り付けたローラ11がスライドアングル3のレール部
3a内で摺動するとともにキャッシュボックス2の両外
側面上のボス8が長孔3d内で摺動し、さらにキャッシ
ュボックス2の両外側面上の凸条2aがスライドアング
ル3の前端部に取り付けられたローラ4上を摺動してキ
ャッシュボックス2が閉方向に移動する。
【0019】これにより、スライドアングル3はキャッ
シュボックス2に対して相対的に前方に摺動することに
なり、前端位置に達すると、キャッシュボックス2の正
面板2bにより後方に押され、ガイドローラ12上を摺
動するとともに後端部に取り付けられたローラ6がレー
ル15内で摺動してキャッシュボックス2とともに閉方
向に移動する。そして、正面板2bがドロワキャビネッ
ト1の開口1aを閉じる位置でキャッシュボックス2及
びスライドアングル3が停止し、キャッシュボックス2
がドロワキャビネット1内に収納された状態となる。
【0020】このように、スライドアングル3がキャッ
シュボックス2に対して前後方向に摺動するため、キャ
ッシュボックス2がドロワキャビネット1内に収納され
た状態においてローラ6の位置をキャッシュボックス2
の後端部に近づけることができ、キャッシュボックス2
の後端部とドロワキャビネット1の後端部との隙間が従
来に比べて小さくなるため、ドロワキャビネット1を小
さくすることができる。
【0021】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。なお、以下の各実施形態において、第1の実施
形態と対応する部分には同一の符号を付してあり、実質
的に同等の部分については説明を省略してある。図6は
本発明の第2の実施形態の引出し機構を適用したドロワ
ボックスの前後方向断面図、図7は図6のドロワボック
スのキャッシュボックスを途中まで閉めた状態を示す
図、図8は図6のドロワボックスのキャッシュボックス
を全開した状態を示す図、図9は図8のC−C線断面図
である。
【0022】本実施形態では、ドロワキャビネット2の
両外側面に、それぞれ前後方向に延びる固定アングル1
6が固着されている(一方のみ図示)。固定アングル1
6は外側に開口した断面コの字形のもので、ドロワキャ
ビネット2の両外側面に前後方向に間隔をおいて立設さ
れた一対のボス18(一方のみ図示)に、ビス19を介
して取り付けられている。各固定アングル16の外側に
は、前後方向に延び内側に開口した断面コの字形のスラ
イドアングル3が取り付けられている(一方のみ図
示)。
【0023】固定アングル16の上下両面には前後方向
に延びる凹部が設けられており、これらには複数個のボ
ール21が摺動自在に収容され、スライドアングル3は
このボール21を押さえ付けるように取り付けられてお
り、固定アングル16に対して前後方向に摺動するよう
になっている。スライドアングル3の後端部の外面に
は、ローラ(係合部)6がナット7を介して取り付けら
れている。
【0024】ドロワキャビネット1の内部の前方には、
キャッシュボックス2の両側に位置するように一対のガ
イドローラ(ガイド部)12が設けられており(一方の
み図示)、これによってスライドアングル3が前後方向
に摺動自在に支持されている。ガイドローラ12は、ド
ロワキャビネット1内に取り付けられたローラ取付けア
ングル13にナット14を介して取り付けられている。
また、ドロワキャビネット1の両内側面には、それぞれ
ガイドローラ12の後方に位置するように、内側に開口
した断面コの字形のレール15(一方のみ図示)が前後
方向に延びるように取り付けられており、これらには、
スライドアングル3の後端部に取り付けられたローラ6
が摺動自在に係合している。
【0025】次に、上記のように構成されたドロワボッ
クスの作用を説明する。図6に示すように、キャッシュ
ボックス2がドロワキャビネット1内に収納された状態
においては、スライドアングル3は、その先端部がキャ
ッシュボックス2の正面板2bに当接した位置(前端位
置)にあり、キャッシュボックス2を引き出すと、スラ
イドアングル3がガイドローラ12上を摺動するととも
に後端部に取り付けられたローラ6がレール15内で摺
動してキャッシュボックス2及びスライドアングル3が
開方向に移動する。
【0026】ローラ6がレール15の前端部に達する
と、図示しないストッパに当接してスライドアングル3
が停止し、キャッシュボックス2の両外側面上に固着さ
れた固定アングル16がスライドアングル3内で摺動
し、キャッシュボックス2のみが開方向に移動する。
【0027】これにより、スライドアングル3はキャッ
シュボックス2に対して相対的に後方に摺動することに
なり、スライドアングル3が後端位置に達すると、キャ
ッシュボックス2の移動が停止する(図8参照)。この
状態において、キャッシュボックス2は、全開した状態
で保持されており、金銭等の出し入れが容易である。
【0028】この状態からキャッシュボックス2を押仕
込むと、キャッシュボックス2の両外側面上に取り付け
られた固定アングル16がスライドアングル3内で摺動
してキャッシュボックス2が閉方向に移動する。
【0029】これにより、スライドアングル3はキャッ
シュボックス2に対して相対的に前方に摺動することに
なり、前端位置に達すると、キャッシュボックス2の正
面板2bにより後方に押され、ガイドローラ12上を摺
動するとともに後端部に取り付けられたローラ6がレー
ル15内で摺動してキャッシュボックス2とともに閉方
向に移動する。そして、正面板2bがドロワキャビネッ
ト1の開口1aを閉じる位置でキャッシュボックス2及
びスライドアングル3が停止し、キャッシュボックス2
がドロワキャビネット1内に収納された状態となる。
【0030】このように、スライドアングル3がキャッ
シュボックス2に対して前後方向に摺動するため、キャ
ッシュボックス2がドロワキャビネット1内に収納され
た状態においてローラ6の位置をキャッシュボックス2
の後端部に近づけることができ、キャッシュボックス2
の後端部とドロワキャビネット1の後端部との隙間が従
来に比べて小さくなるため、ドロワキャビネット1を小
さくすることができる。
【0031】次に、本発明の第3の実施形態について説
明する。図10は本発明の第3の実施形態の引出し機構
を適用したドロワボックスの前後方向断面図、図11は
図10のドロワボックスのキャッシュボックスを途中ま
で閉めた状態を示す図、図12は図10のドロワボック
スのキャッシュボックスを全開した状態を示す図、図1
3は図12のD−D線断面図、図14は図12のE−E
線断面図である。
【0032】図12に示すように、キャッシュボックス
2の両外側面の後端部には、それぞれサブレールアング
ル22が後方に向けて突出するように水平に取り付けら
れている(一方のみ図示)。サブレールアングル22は
前端部がキャッシュボックス2の外側面の後端部にビス
23を介して枢着されており、ビス23を支点として前
後方向に平行な垂直面内で回動する。サブレールアング
ル22の後端部の外面にはローラ(係合部)24が取り
付けられている。
【0033】サブレールアングル22は下端部に内側に
向けて直角に突出した折曲部22aを有しており、サブ
レールアングル22が水平な状態において、この折曲部
22aの上面がキャッシュボックス2の底面に当接し、
サブレールアングル22の下方への回動を阻止する。ま
た、サブレールアングル22は上端部に外側に向けて直
角に突出した折曲部22bを有しており、サブレールア
ングル22が水平な状態において、この折曲部22bの
下面(ガイド面)がキャッシュボックス2の外側面上に
形成された凸条2aの下面に連続している。
【0034】ドロワキャビネット1の内部の前方には、
キャッシュボックス2の両側に位置するように一対のガ
イドローラ(ガイド部)12が設けられており(一方の
み図示)、これらによってサブレールアングル22の折
曲部22bの下面及び凸条2aの下面が前後方向に摺動
自在に支持される。ガイドローラ(ガイド部)12は、
図5に示すように、ドロワキャビネット1内に取り付け
られたローラ取付けアングル13にナット14を介して
取り付けられている。
【0035】また、ドロワキャビネット1の両内側面に
は、ガイドローラ12の後方に位置するように、レール
25が取り付けられており(一方のみ図示)、これらに
は、スライドアングル3の後端部に取り付けられたロー
ラ24が摺動自在に係合している。レール25は、前後
方向に延びる直線部25aと、その後端部から後方かつ
上方に向けて1/4円状に湾曲した状態で延びる湾曲部2
5bとから成っている。
【0036】次に、上記のように構成されたドロワボッ
クスの作用を説明する。図10に示すように、キャッシ
ュボックス2がドロワキャビネット1内に収納された状
態においては、サブレールアングル22は、垂直に起立
した状態にあり、キャッシュボックス2を引き出すと、
凸条2aの下面がガイドローラ12上を摺動するととも
にスライドアングル22の後端部に取り付けられたロー
ラ24がレール25内で摺動してキャッシュボックス2
が開方向に移動するとともにサブレールアングル22が
ビス23を支点として下方に回動する。
【0037】ローラ24がレール25の直線部25aに
達すると、サブレールアングル22が水平となって折曲
部22bの下面が凸条2aの下面に連続した状態とな
り、凸条2aを越えたガイドローラ12が折曲部22b
の下面に摺接する。キャッシュボックス2はサブレール
アングル22によって水平に支持される。そして、ロー
ラ24がレール25の前端部に達すると、図示しないス
トッパに当接してキャッシュボックス2及びサブレール
アングル22が停止する。この状態において、キャッシ
ュボックス2は、全開した状態で保持されており、金銭
等の出し入れが容易である。
【0038】この状態からキャッシュボックス2を押仕
込むと、サブレールアングル22の後端部に取り付けた
ローラ24がレール25内で摺動するとともにサブレー
ルアングル22の折曲部22bがガイドローラ12上を
摺動してキャッシュボックス2及びサブレールアングル
22が閉方向に移動する。
【0039】折曲部22bがガイドローラ12を越える
と、キャッシュボックス2の外側面上の凸条2aの下面
がガイドローラ26に摺接し、ローラ24がレール25
の湾曲部25bに達するとサブレールアングル22がビ
ス23を支点として上方に回動し始める。そして、図1
0に示すように、正面板2bがドロワキャビネット1の
前面とほぼ面一になる位置でローラ24が湾曲部25b
の上端に達してサブレールアングル22が垂直に起立し
た状態となり、キャッシュボックス2及びサブレールア
ングル22が停止し、キャッシュボックス2がドロワキ
ャビネット1内に収納された状態となる。
【0040】このように、サブレールアングル22が上
方に回動するため、キャッシュボックス2がドロワキャ
ビネット1内に収納された状態においてローラ24の位
置をキャッシュボックス2の後端部に近づけることがで
き、キャッシュボックス2の後端部とドロワキャビネッ
ト1の後端部との隙間が従来に比べて小さくなるため、
ドロワキャビネット1を小さくすることができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1または請
求項2の発明によれば、引出しの両外側面にスライドア
ングルを後端部が後方に突出するように取り付け、スラ
イドアングルの後端部に、ドロワキャビネットの両内側
面に取り付けられたレールに係合する係合部を設けるこ
とにより、引出しの開放面積を拡大して金銭等の出し入
れを容易にすることができる。また、引出しを閉方向に
移動させるとスライドアングルが前端位置に移動するた
め、引出しがドロワキャビネットに収納された状態にお
ける係合部の位置を引出しの後端部に近づけることがで
き、引出しの後端部とドロワキャビネットの後端部との
隙間が従来に比べて小さくなるため、ドロワキャビネッ
トを小さくすることができ、省スペース化を図ることが
できる。
【0042】また、請求項3の発明によれば、引出しの
両外側面の後端部にサブレールアングルを後方に向けて
突出するように水平に取り付け、サブレールアングルの
後端部に、ドロワキャビネットの両内側面に取り付けら
れたレールに係合する係合部を設けることにより、引出
しの開放面積を拡大して金銭等の出し入れを容易にする
ことができる。また、引出しを閉方向に移動させるとサ
ブレールアングルが垂直に起立するため、引出しがドロ
ワキャビネットに収納された状態における係合部の位置
を引出しの後端部に近づけることができ、引出しの後端
部とドロワキャビネットの後端部との隙間が従来に比べ
て小さくなるため、ドロワキャビネットを小さくするこ
とができ、省スペース化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態の引出し機構を適用
したドロワボックスの前後方向断面図。
【図2】 図1のドロワボックスのキャッシュボックス
を途中まで閉めた状態を示す図。
【図3】 図1のドロワボックスのキャッシュボックス
を全開した状態を示す図。
【図4】 図3のA−A線断面図。
【図5】 図3のB−B線断面図。
【図6】 本発明の第2の実施形態の引出し機構を適用
したドロワボックスの前後方向断面図。
【図7】 図6のドロワボックスのキャッシュボックス
を途中まで閉めた状態を示す図。
【図8】 図6のドロワボックスのキャッシュボックス
を全開した状態を示す図。
【図9】 図8のC−C線断面図。
【図10】 本発明の第3の実施形態の引出し機構を適
用したドロワボックスの前後方向断面図。
【図11】 図10のドロワボックスのキャッシュボッ
クスを途中まで閉めた状態を示す図。
【図12】 図10のドロワボックスのキャッシュボッ
クスを全開した状態を示す図。
【図13】 図12のD−D線断面図。
【図14】 図12のE−E線断面図。
【図15】 従来のドロワボックスの引出し機構の一例
を示す斜視図。
【符号の説明】
1 ドロワキャビネット 2 キャッシュボックス(引出し) 3 スライドアングル 6 ローラ(係合部) 12 ガイドローラ(ガイド部) 15 レール 16 固定アングル 22 サブレールアングル 24 ローラ(係合部) 25 レール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面が開口されたドロワキャビネット
    と、このドロワキャビネットに開口を介して前後方向に
    出し入れ自在に収納され、上面が開口された引出しとを
    備えたドロワボックスの引出し機構であって、 前記引出しの両外側面に前後方向に摺動自在に取り付け
    られ、後端位置にあるときに後端部が前記引出しの後方
    に突出するように形成された一対のスライドアングル
    と、 前記ドロワキャビネット内部の前方に前記引出しの両側
    に位置するように設けられ、前記スライドアングルを前
    後方向に摺動自在に支持する一対のガイド部と、 前記ドロワキャビネットの両内側面に前記ガイド部の後
    方に位置するように設けられ、前後方向に延びる一対の
    レールと、 前記各スライドアングルの後端部に設けられ、前記レー
    ルに摺動自在に係合する一対の係合部とから成り、 前記引出しを開方向に移動させると前記各スライドアン
    グルが後端位置に移動して前記引出しが全開した状態で
    保持され、前記引出しを閉方向に移動させると前記各ス
    ライドアングルが前端位置に移動して前記引き出しが前
    記ドロワキャビネット内に収納されるように成したこと
    を特徴とするドロワボックスの引出し機構。
  2. 【請求項2】 前記各スライドアングルが、前記引出し
    の外側面に固着された固定アングルに摺動自在に取り付
    けられたことを特徴とする請求項1に記載のドロワボッ
    クスの引出し機構。
  3. 【請求項3】 前面が開口されたドロワキャビネット
    と、このドロワキャビネットに開口を介して前後方向に
    出し入れ自在に収納され、上面が開口された引出しとを
    備えたドロワボックスの引出し機構であって、 前記引出しの両外側面に後端部を除いて前後方向に延び
    るように設けられた一対の凸条と、 前記引出しの両外側面の後端部に後方に向けて突出する
    ように水平に取り付けられ、前記凸条の下面に連続する
    ガイド面を有するとともに前端部を支点として上方に回
    動自在の一対のサブレールアングルと、 前記ドロワキャビネット内部の前方に前記引出しの両側
    に位置するように設けられ、前記凸条の下面及び前記ガ
    イド面を前後方向に摺動自在に支持する一対のガイド部
    と、 前記ドロワキャビネットの両内側面に前記ガイド部の後
    方に位置するように設けられ、前後方向に延びる直線部
    及びその後端部から後方かつ上方に向けて1/4円状に湾
    曲した状態で延びる湾曲部とから成る一対のレールと、 前記各サブレールアングルの後端部に設けられ、前記レ
    ールに摺動自在に係合する一対の係合部と、から成り、 前記引出しを開方向に移動させると前記各サブレールア
    ングルが水平となって前記引出しが全開した状態で保持
    され、前記引出しを閉方向に移動させると前記各サブレ
    ールアングルが垂直に起立して前記引き出しが前記ドロ
    ワキャビネット内に収納されるように成したことを特徴
    とするドロワボックスの引出し機構。
JP11139760A 1999-05-20 1999-05-20 ドロワボックスの引出し機構 Pending JP2000331241A (ja)

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