JP2000332235A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体装置およびその製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】伝導キャリアの移動度を高く保つ半導体装置お
よびその製造方法を提供する。 【解決手段】MOSFETのゲート絶縁膜中に帯電性材
料(窒素などの帯電性元素を添加したシリコン酸化膜ま
たは高誘電率膜)層を形成することで、チャネル領域へ
の不純物導入なしに、しきい電圧を調整する。
よびその製造方法を提供する。 【解決手段】MOSFETのゲート絶縁膜中に帯電性材
料(窒素などの帯電性元素を添加したシリコン酸化膜ま
たは高誘電率膜)層を形成することで、チャネル領域へ
の不純物導入なしに、しきい電圧を調整する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はゲート絶縁膜をもつ
半導体装置およびその製造方法に関する。
半導体装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のMOSFET(Metal-Oxide Sem
iconductor Field-Effect Transistor)の基本構造
は、例えばn型MOSFETの場合、図10に示すよう
に、p型基板上のゲート絶縁膜11(3〜10nm程度)
とゲート電極3からなり、この両脇にn型拡散層(ソー
ス4とドレイン5)が配置されている。MOSFETを
動作させるには、ゲート電極3を正バイアスし、基板8
とゲート絶縁膜11との境界付近の基板側のエネルギバ
ンドを折り曲げ、電気的に反転させることで、チャネル
を形成し、ソース4とドレイン5の電極(図示略)の間
にキャリアを伝導させる。
iconductor Field-Effect Transistor)の基本構造
は、例えばn型MOSFETの場合、図10に示すよう
に、p型基板上のゲート絶縁膜11(3〜10nm程度)
とゲート電極3からなり、この両脇にn型拡散層(ソー
ス4とドレイン5)が配置されている。MOSFETを
動作させるには、ゲート電極3を正バイアスし、基板8
とゲート絶縁膜11との境界付近の基板側のエネルギバ
ンドを折り曲げ、電気的に反転させることで、チャネル
を形成し、ソース4とドレイン5の電極(図示略)の間
にキャリアを伝導させる。
【0003】取扱うデータ量の増大とともに、MOSF
ETの高速化が必要とされてきているが、MOSFET
の高速化は通常、ゲート長を短く、ゲート酸化膜を薄
く、ソース/ドレインを浅接合化すること等によってな
される。ところが、ゲート長を約0.3μm以下に短く
すると、チャネルが開いていないにも関らずソース/ド
レイン間にリーク電流が流れたり、しきい電圧が下がっ
てきたりするようになる。そこで通常、チャネル領域に
基板よりもさらに高い濃度になるようにホウ素をイオン
注入する(図10のチャネルストッパ7)。こうするこ
とで基板内部のエネルギ準位を持ち上げ、ソース/ドレ
イン間に流れる電流のリークパスを塞ぐことができるよ
うにしている(特開平5−102477)。
ETの高速化が必要とされてきているが、MOSFET
の高速化は通常、ゲート長を短く、ゲート酸化膜を薄
く、ソース/ドレインを浅接合化すること等によってな
される。ところが、ゲート長を約0.3μm以下に短く
すると、チャネルが開いていないにも関らずソース/ド
レイン間にリーク電流が流れたり、しきい電圧が下がっ
てきたりするようになる。そこで通常、チャネル領域に
基板よりもさらに高い濃度になるようにホウ素をイオン
注入する(図10のチャネルストッパ7)。こうするこ
とで基板内部のエネルギ準位を持ち上げ、ソース/ドレ
イン間に流れる電流のリークパスを塞ぐことができるよ
うにしている(特開平5−102477)。
【0004】このような事情は伝導型が異なるp型MO
SFETでも全く同じであり、導電型が代わるだけであ
る。
SFETでも全く同じであり、導電型が代わるだけであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のMOSFETで
は、パンチスルーの抑制のために、チャネル領域にイオ
ン注入によって、濃度が1016/cm3ないし1017/cm3
程度の不純物を導入する。これにより、基板内部のエネ
ルギ準位だけではなく、ゲート絶縁膜界面付近のエネル
ギ準位もつられて上昇し、しきい電圧が高くなってしま
う。この場合、しきい電圧を調整するためにカウンター
ドープ法のように、さらにチャネル領域(図10の1
0)にイオン注入をする必要が出てくる。
は、パンチスルーの抑制のために、チャネル領域にイオ
ン注入によって、濃度が1016/cm3ないし1017/cm3
程度の不純物を導入する。これにより、基板内部のエネ
ルギ準位だけではなく、ゲート絶縁膜界面付近のエネル
ギ準位もつられて上昇し、しきい電圧が高くなってしま
う。この場合、しきい電圧を調整するためにカウンター
ドープ法のように、さらにチャネル領域(図10の1
0)にイオン注入をする必要が出てくる。
【0006】このため、伝導キャリアのイオン化不純物
散乱の確率が高まり、キャリア移動度が低下してしま
う。これは、デバイスの動作速度が遅くなることを意味
している。つまり、従来のMOSFETではしきい電圧
を調整するためにキャリアの通過するチャネル領域10
に不純物を導入したために、伝導キャリアの散乱確率が
高くなり、移動度が下がり、結果的に半導体装置の動作
速度が遅くなるという事態を招いていた。
散乱の確率が高まり、キャリア移動度が低下してしま
う。これは、デバイスの動作速度が遅くなることを意味
している。つまり、従来のMOSFETではしきい電圧
を調整するためにキャリアの通過するチャネル領域10
に不純物を導入したために、伝導キャリアの散乱確率が
高くなり、移動度が下がり、結果的に半導体装置の動作
速度が遅くなるという事態を招いていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1に上記課題を解決し
た本発明の半導体装置の一例としてのMOSFETの断
面図を示す。図において、2はシリコン酸窒化膜、3は
ゲート電極、4はソース、5はドレイン、6は埋め込み
絶縁膜、7はチャネルストッパ、8はシリコン基板、9
は素子分離絶縁膜である。
た本発明の半導体装置の一例としてのMOSFETの断
面図を示す。図において、2はシリコン酸窒化膜、3は
ゲート電極、4はソース、5はドレイン、6は埋め込み
絶縁膜、7はチャネルストッパ、8はシリコン基板、9
は素子分離絶縁膜である。
【0008】前述のように、チャネル領域へのイオン注
入はキャリアの散乱源となる。このとき、電流は低下す
る。電流の低下なしに適正なしきい電圧を得るにはチャ
ネルに不純物を入れずにしきい電圧を制御する構造が必
要となる。そこで、ゲート絶縁膜に例えば正の電荷を蓄
積することができれば、図2に示す如く、電子から見た
ゲート絶縁膜の静電エネルギが低下し(つまり、実効的
にゲート電極14を正バイアスしたのと同じ効果のため
に)、しきい電圧を下げることができる。この逆の極に
帯電する材料を用いれば、しきい電圧を上げることがで
きる。
入はキャリアの散乱源となる。このとき、電流は低下す
る。電流の低下なしに適正なしきい電圧を得るにはチャ
ネルに不純物を入れずにしきい電圧を制御する構造が必
要となる。そこで、ゲート絶縁膜に例えば正の電荷を蓄
積することができれば、図2に示す如く、電子から見た
ゲート絶縁膜の静電エネルギが低下し(つまり、実効的
にゲート電極14を正バイアスしたのと同じ効果のため
に)、しきい電圧を下げることができる。この逆の極に
帯電する材料を用いれば、しきい電圧を上げることがで
きる。
【0009】従ってゲート絶縁膜の少なくとも一部分を
電荷が蓄積できる材料(2,15または18)で構成す
ることによって実現できる。このような絶縁膜と帯電材
料の組合わせとしては、例えば、シリコン酸化膜と窒素
とが考えられる。すなわち、適当な条件の下でシリコン
酸化膜を窒化処理することにより、本発明のMOSFE
Tが得られる。
電荷が蓄積できる材料(2,15または18)で構成す
ることによって実現できる。このような絶縁膜と帯電材
料の組合わせとしては、例えば、シリコン酸化膜と窒素
とが考えられる。すなわち、適当な条件の下でシリコン
酸化膜を窒化処理することにより、本発明のMOSFE
Tが得られる。
【0010】また、例えば、バンドギャップの小さいチ
タン酸化膜に砒素などのV族元素を添加することによっ
てゲート絶縁膜に帯電の機能を持たせることもできる。
このような構造は砒素以外のV族元素によっても達せら
れる。また、p型MOSFETに関しては、砒素の代わ
りにガリウムなどのようなIII族元素を用いることによ
って達せられる。
タン酸化膜に砒素などのV族元素を添加することによっ
てゲート絶縁膜に帯電の機能を持たせることもできる。
このような構造は砒素以外のV族元素によっても達せら
れる。また、p型MOSFETに関しては、砒素の代わ
りにガリウムなどのようなIII族元素を用いることによ
って達せられる。
【0011】上記のようなゲート絶縁膜は、例えばNM
OSの場合、ゲート絶縁膜中に数10meV〜1eV程
度の正に帯電する準位ができるので、ゲート電極に正電
圧を印加しなくても、正電圧を印加している状態と同じ
状態が作れるので、その分、しきい電圧を下げることが
できる。
OSの場合、ゲート絶縁膜中に数10meV〜1eV程
度の正に帯電する準位ができるので、ゲート電極に正電
圧を印加しなくても、正電圧を印加している状態と同じ
状態が作れるので、その分、しきい電圧を下げることが
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】(実施例1)本発明の一つの実施
例を図9に示したn型MOSFETの断面図を用いて説
明する。本実施例ではMOSFETのゲート絶縁膜とし
てシリコン酸化膜、帯電性材料として窒素を用いる場合
を示す。図9の絶縁膜の部分は線分ABの断面に沿って
AからBに向かって、埋め込み絶縁膜6、ゲート電極
3、シリコン酸化膜1(1nm)、シリコン酸窒化膜2
(1.5nm)、シリコン酸化膜1(0.5nm)、シリコ
ン基板8となっている。シリコン基板8にはソース・ド
レイン間のリーク電流を防ぐためにチャネルストッパ7
としてホウ素がイオン注入されている。
例を図9に示したn型MOSFETの断面図を用いて説
明する。本実施例ではMOSFETのゲート絶縁膜とし
てシリコン酸化膜、帯電性材料として窒素を用いる場合
を示す。図9の絶縁膜の部分は線分ABの断面に沿って
AからBに向かって、埋め込み絶縁膜6、ゲート電極
3、シリコン酸化膜1(1nm)、シリコン酸窒化膜2
(1.5nm)、シリコン酸化膜1(0.5nm)、シリコ
ン基板8となっている。シリコン基板8にはソース・ド
レイン間のリーク電流を防ぐためにチャネルストッパ7
としてホウ素がイオン注入されている。
【0013】このような絶縁膜の形成方法を以下に示
す。シリコン基板をアンモニアと過酸化水素を含んだ水
溶液に浸漬した後、フッ酸水溶液で表面酸化膜を除去
し、これに続いてフィールド酸化膜を形成してからシリ
コン基板を流量10リットル/分のウェット酸化雰囲気
中、基板温度850℃に加熱して3nm厚のシリコン酸化
膜(SiO2膜)を形成する。酸化膜形成後すぐに、酸
窒化炉において酸窒化処理をする。その処理方法は、基
板温度1000℃、亜酸化窒素ガス(N2Oガス)を流
量3SLM(Standard Litter per Minute)で流し
ている雰囲気中で10分間放置するという方法である。
す。シリコン基板をアンモニアと過酸化水素を含んだ水
溶液に浸漬した後、フッ酸水溶液で表面酸化膜を除去
し、これに続いてフィールド酸化膜を形成してからシリ
コン基板を流量10リットル/分のウェット酸化雰囲気
中、基板温度850℃に加熱して3nm厚のシリコン酸化
膜(SiO2膜)を形成する。酸化膜形成後すぐに、酸
窒化炉において酸窒化処理をする。その処理方法は、基
板温度1000℃、亜酸化窒素ガス(N2Oガス)を流
量3SLM(Standard Litter per Minute)で流し
ている雰囲気中で10分間放置するという方法である。
【0014】このとき、窒化と同時に酸化も進むため、
絶縁膜の膜厚は3.5nmと、少し厚くなる。導入された
窒素原子は元々シリコン酸化膜1とシリコン基板8の界
面に析出し易いが、酸化も同時に進むために、ちょうど
シリコン酸窒化膜2をシリコン酸化膜1でサンドイッチ
したような構造物が形成される。ゲート電極には燐を添
加したポリシリコンを化学気相成長法(CVD法)によ
って形成する。
絶縁膜の膜厚は3.5nmと、少し厚くなる。導入された
窒素原子は元々シリコン酸化膜1とシリコン基板8の界
面に析出し易いが、酸化も同時に進むために、ちょうど
シリコン酸窒化膜2をシリコン酸化膜1でサンドイッチ
したような構造物が形成される。ゲート電極には燐を添
加したポリシリコンを化学気相成長法(CVD法)によ
って形成する。
【0015】図9の線分ABに沿った断面のゲート電圧
を印加していないときのエネルギバンド図は図11に示
すようになる。窒素原子はV族元素であるため周囲が4
価を単位とする原子の構造物の中では余剰の電子13が
存在する。実際、窒素がシリコン基板中に注入された場
合にはn型のドーパントとなる。この余剰電子13は基
板側にある薄いシリコン酸化膜1をトンネルする。この
ため、シリコン酸窒化膜2は正に帯電する。MOSFE
Tのしきい電圧は、この帯電した分だけ低くなる。別の
見方をすれば、余剰の電子13がシリコン酸化膜1−基
板界面に入り込むことになる。
を印加していないときのエネルギバンド図は図11に示
すようになる。窒素原子はV族元素であるため周囲が4
価を単位とする原子の構造物の中では余剰の電子13が
存在する。実際、窒素がシリコン基板中に注入された場
合にはn型のドーパントとなる。この余剰電子13は基
板側にある薄いシリコン酸化膜1をトンネルする。この
ため、シリコン酸窒化膜2は正に帯電する。MOSFE
Tのしきい電圧は、この帯電した分だけ低くなる。別の
見方をすれば、余剰の電子13がシリコン酸化膜1−基
板界面に入り込むことになる。
【0016】ゲートに正電圧を印加したときの図11に
対応するエネルギバンド図を図12に示す。MOSFE
Tのチャネル領域の伝導キャリア(この場合は電子1
3)は、ゲート絶縁膜11が正に帯電している効果があ
るため、しきい電圧を下げることができる。
対応するエネルギバンド図を図12に示す。MOSFE
Tのチャネル領域の伝導キャリア(この場合は電子1
3)は、ゲート絶縁膜11が正に帯電している効果があ
るため、しきい電圧を下げることができる。
【0017】高くなったしきい電圧を下げるために、図
10に示すように、チャネル領域10に基板の導電型と
異なる導電型を持つドーパント(この場合はn型で、例
えば砒素)を浅く(界面から10nmくらい)イオン注入
する方法があるが、この方法では伝導キャリアがイオン
化不純物散乱を受け、キャリア移動度が低下してしま
う。
10に示すように、チャネル領域10に基板の導電型と
異なる導電型を持つドーパント(この場合はn型で、例
えば砒素)を浅く(界面から10nmくらい)イオン注入
する方法があるが、この方法では伝導キャリアがイオン
化不純物散乱を受け、キャリア移動度が低下してしま
う。
【0018】一方、本発明の方法によれば、カウンター
ドープ法のように、チャネル領域に不純物を注入する必
要がない。このため、伝導キャリアのイオン化不純物に
対する散乱確率は相対的に低く抑えられ、平均自由行程
が大きいので、キャリア移動度が高い。このために、最
終的にMOSFETの動作速度を高くすることができ
る。
ドープ法のように、チャネル領域に不純物を注入する必
要がない。このため、伝導キャリアのイオン化不純物に
対する散乱確率は相対的に低く抑えられ、平均自由行程
が大きいので、キャリア移動度が高い。このために、最
終的にMOSFETの動作速度を高くすることができ
る。
【0019】(実施例2)本発明の一つの実施例を図1
に示したn型MOSFETの断面図を用いて説明する。
本実施例に示すMOSFETの構造(図1)やエネルギ
バンド図(図11,図12)は定性的には前記実施例1
と同じになる。また、製造工程もゲート絶縁膜の部分を
除き同様である。本実施例ではMOSFETのゲート絶
縁膜としてシリコン酸化膜、帯電材料としてチタン酸化
膜を用いる場合を示す。
に示したn型MOSFETの断面図を用いて説明する。
本実施例に示すMOSFETの構造(図1)やエネルギ
バンド図(図11,図12)は定性的には前記実施例1
と同じになる。また、製造工程もゲート絶縁膜の部分を
除き同様である。本実施例ではMOSFETのゲート絶
縁膜としてシリコン酸化膜、帯電材料としてチタン酸化
膜を用いる場合を示す。
【0020】図1の絶縁膜の部分は線分ABの断面に沿
ってAからBに向かって、埋め込み絶縁膜6、ゲート電
極3、シリコン酸化膜1(0.5nm)、チタン酸化膜1
8(10nm)、シリコン酸化膜1(0.5nm)、p型シ
リコン基板8となっている。基板にはソースドレイン間
のリーク電流を防ぐためにチャネルストッパ7としてホ
ウ素がイオン注入されている。
ってAからBに向かって、埋め込み絶縁膜6、ゲート電
極3、シリコン酸化膜1(0.5nm)、チタン酸化膜1
8(10nm)、シリコン酸化膜1(0.5nm)、p型シ
リコン基板8となっている。基板にはソースドレイン間
のリーク電流を防ぐためにチャネルストッパ7としてホ
ウ素がイオン注入されている。
【0021】このようなゲート絶縁膜の形成方法を以下
に示す。シリコン基板を前記実施例1に示したごとく洗
浄、素子分離を行い、有機金属気相成長法(MOCVD
法)の施せるチャンバ内に導入する。減圧(1Torr)の
酸化性雰囲気(酸素流量50sccm(standard cc per
minute))で、基板温度850℃にする。この状態で
500秒放置することで0.5nmのシリコン熱酸化膜を
形成する。
に示す。シリコン基板を前記実施例1に示したごとく洗
浄、素子分離を行い、有機金属気相成長法(MOCVD
法)の施せるチャンバ内に導入する。減圧(1Torr)の
酸化性雰囲気(酸素流量50sccm(standard cc per
minute))で、基板温度850℃にする。この状態で
500秒放置することで0.5nmのシリコン熱酸化膜を
形成する。
【0022】次に、有機金属ガスとしてチタニウムテト
ライソプロポキサイド(Ti−(OC3H7)4)を用
い、流量5sccmで100秒間堆積し、10nmのチタン酸
化膜(TiO2)を形成する。次に砒素をイオン注入す
る。さらにモノシラン(SiH4)ガスと亜酸化窒素
(N2O)ガスを導入して0.5nmのシリコン酸化膜を
形成する。形成されたチタン酸化膜は結晶構造がルチル
構造で、緻密な高誘電率膜となる。この製造方法によ
り、電気測定による実効膜厚2nmの3層の積層構造のゲ
ート絶縁膜が形成される。
ライソプロポキサイド(Ti−(OC3H7)4)を用
い、流量5sccmで100秒間堆積し、10nmのチタン酸
化膜(TiO2)を形成する。次に砒素をイオン注入す
る。さらにモノシラン(SiH4)ガスと亜酸化窒素
(N2O)ガスを導入して0.5nmのシリコン酸化膜を
形成する。形成されたチタン酸化膜は結晶構造がルチル
構造で、緻密な高誘電率膜となる。この製造方法によ
り、電気測定による実効膜厚2nmの3層の積層構造のゲ
ート絶縁膜が形成される。
【0023】このゲート絶縁膜を用いたMOSFETの
構造図は図1に示すようになり、図1の線分ABに沿っ
た断面のゲート電圧を印加していないときのエネルギバ
ンド図は図11に示すようになる。また、ゲートに正電
圧を印加したときの図11に対応するエネルギバンド図
を図12に示す。MOSFETのゲート絶縁膜自身は正
に帯電するので、しきい電圧を下げることができる。
構造図は図1に示すようになり、図1の線分ABに沿っ
た断面のゲート電圧を印加していないときのエネルギバ
ンド図は図11に示すようになる。また、ゲートに正電
圧を印加したときの図11に対応するエネルギバンド図
を図12に示す。MOSFETのゲート絶縁膜自身は正
に帯電するので、しきい電圧を下げることができる。
【0024】本発明の方法によれば、チャネル領域にし
きい値調整用の不純物を注入する必要がない。このた
め、伝導キャリアのイオン化不純物に対する散乱確率が
低く抑えられ、キャリア移動度を高く保てる。よって、
MOSFETの動作速度を高く保てる。
きい値調整用の不純物を注入する必要がない。このた
め、伝導キャリアのイオン化不純物に対する散乱確率が
低く抑えられ、キャリア移動度を高く保てる。よって、
MOSFETの動作速度を高く保てる。
【0025】(実施例3)本発明の一つの実施例を図5
に示したn型MOSFETの断面図を用いて説明する。
前記実施例1で示した絶縁膜の構造ではゲート電極3側
にもシリコン酸化膜1を有していたが、ゲート電極3と
シリコン基板8間のリーク電流を無視してよい場合に
は、このシリコン酸化膜1は省略することができる。こ
の方がゲート絶縁膜11の厚みを薄くでき、MOSFE
Tの高速動作に向いている。図5の線分ABに沿う断面
の、ゲート電圧を印加しないときのエネルギバンド図を
図6に示す。絶縁膜から電子13がゲート絶縁膜11界
面に逃げるため、ゲート絶縁膜11は正に帯電し、その
分しきい電圧は低くなり伝導キャリア濃度が高くなる。
に示したn型MOSFETの断面図を用いて説明する。
前記実施例1で示した絶縁膜の構造ではゲート電極3側
にもシリコン酸化膜1を有していたが、ゲート電極3と
シリコン基板8間のリーク電流を無視してよい場合に
は、このシリコン酸化膜1は省略することができる。こ
の方がゲート絶縁膜11の厚みを薄くでき、MOSFE
Tの高速動作に向いている。図5の線分ABに沿う断面
の、ゲート電圧を印加しないときのエネルギバンド図を
図6に示す。絶縁膜から電子13がゲート絶縁膜11界
面に逃げるため、ゲート絶縁膜11は正に帯電し、その
分しきい電圧は低くなり伝導キャリア濃度が高くなる。
【0026】上記のようなゲート絶縁膜11の構造は、
前記実施例1で示した方法と同様にして2nm厚のシリコ
ン酸化膜を形成した後、酸窒化炉において酸窒化処理を
することで形成できる。その処理方法は、基板温度10
00℃、窒素で5%に希釈した一酸化窒素(NO)ガス
を流量3SLMで流している雰囲気中で20分間放置す
るという方法である。このとき、窒化と同時に酸化も進
むため、絶縁膜膜厚は2.5nmと、少し厚くなる。導入
された窒素原子は元々シリコン酸化膜1とシリコン基板
8の界面に析出し易いが、酸化も同時に進むため、図5
の線分ABの断面に沿ってAからBに向かって、埋め込
み絶縁膜6、ゲート電極3、シリコン酸窒化膜2(2n
m)、シリコン酸化膜1(0.5nm)、シリコン基板8
という構造物が形成される。
前記実施例1で示した方法と同様にして2nm厚のシリコ
ン酸化膜を形成した後、酸窒化炉において酸窒化処理を
することで形成できる。その処理方法は、基板温度10
00℃、窒素で5%に希釈した一酸化窒素(NO)ガス
を流量3SLMで流している雰囲気中で20分間放置す
るという方法である。このとき、窒化と同時に酸化も進
むため、絶縁膜膜厚は2.5nmと、少し厚くなる。導入
された窒素原子は元々シリコン酸化膜1とシリコン基板
8の界面に析出し易いが、酸化も同時に進むため、図5
の線分ABの断面に沿ってAからBに向かって、埋め込
み絶縁膜6、ゲート電極3、シリコン酸窒化膜2(2n
m)、シリコン酸化膜1(0.5nm)、シリコン基板8
という構造物が形成される。
【0027】(実施例4)本発明の一つの実施例を図5
に示したn型MOSFETの断面図を用いて説明する。
本発明はゲート絶縁膜11とゲート電極3に用いる材料
を除き、前記実施例3で示した形態と同様である。シリ
コン基板を前記実施例1に示したごとく洗浄、素子分離
を行い、電子ビーム蒸着法(EB蒸着法)の施せるチャ
ンバ内に導入する。チャンバ内を高真空(10-7Torr)
状態に、基板温度を650℃にする。シリコン基板にオ
ゾン(O3)ジェットを照射し、この状態で30分間放
置することで厚さ0.5nmのシリコン酸化膜1を形成す
る。
に示したn型MOSFETの断面図を用いて説明する。
本発明はゲート絶縁膜11とゲート電極3に用いる材料
を除き、前記実施例3で示した形態と同様である。シリ
コン基板を前記実施例1に示したごとく洗浄、素子分離
を行い、電子ビーム蒸着法(EB蒸着法)の施せるチャ
ンバ内に導入する。チャンバ内を高真空(10-7Torr)
状態に、基板温度を650℃にする。シリコン基板にオ
ゾン(O3)ジェットを照射し、この状態で30分間放
置することで厚さ0.5nmのシリコン酸化膜1を形成す
る。
【0028】次に、高純度(99.99%)のチタンオ
キサイド(TiO2)ターゲットに電子ビームを照射
し、シリコン酸化膜上にチタン酸化膜18を堆積する。
電子ビームエミッション電流は45mA、堆積時間は8
分間とすると、膜厚10nmのチタン酸化膜18が形成さ
れる。
キサイド(TiO2)ターゲットに電子ビームを照射
し、シリコン酸化膜上にチタン酸化膜18を堆積する。
電子ビームエミッション電流は45mA、堆積時間は8
分間とすると、膜厚10nmのチタン酸化膜18が形成さ
れる。
【0029】砒素をイオン注入した後、ゲート電極は別
のチャンバでスパッタ法を用いて膜厚200nmのタング
ステン(W)を堆積する。ゲート絶縁膜、ゲート電極を
上記のようにして形成した図5のMOSFETの断面
は、線分ABのAからBに向かって、埋め込み絶縁膜
6、ゲート電極3、チタン酸化膜18(10nm)、シリ
コン酸化膜1(0.5nm)、シリコン基板8という構造
となる。形成されたチタン酸化膜は結晶構造がアナター
ゼ構造で、緻密な高誘電率膜となる。この製造方法によ
り、電気測定による実効膜厚1.5nmの2層の積層構造
のゲート絶縁膜が形成される。
のチャンバでスパッタ法を用いて膜厚200nmのタング
ステン(W)を堆積する。ゲート絶縁膜、ゲート電極を
上記のようにして形成した図5のMOSFETの断面
は、線分ABのAからBに向かって、埋め込み絶縁膜
6、ゲート電極3、チタン酸化膜18(10nm)、シリ
コン酸化膜1(0.5nm)、シリコン基板8という構造
となる。形成されたチタン酸化膜は結晶構造がアナター
ゼ構造で、緻密な高誘電率膜となる。この製造方法によ
り、電気測定による実効膜厚1.5nmの2層の積層構造
のゲート絶縁膜が形成される。
【0030】図5の線分ABに沿う断面の、ゲート電圧
を印加しないときのエネルギバンド図を図6に示す。絶
縁膜から電子13がゲート絶縁膜11界面やゲート電極
3に逃げるため、ゲート絶縁膜11は正に帯電し、その
分しきい電圧は低くできるという点は前記実施例1の場
合と同様である。
を印加しないときのエネルギバンド図を図6に示す。絶
縁膜から電子13がゲート絶縁膜11界面やゲート電極
3に逃げるため、ゲート絶縁膜11は正に帯電し、その
分しきい電圧は低くできるという点は前記実施例1の場
合と同様である。
【0031】(実施例5)本発明の一つの実施例を図7
に示したn型MOSFETの断面図を用いて説明する。
前記実施例1で示した絶縁膜の構造では基板側にもシリ
コン酸化膜1を有していたが、ゲート電極3−シリコン
基板8間のリーク電流が多少大きくなってもよい場合に
は、このシリコン酸化膜1は省略することができる。
に示したn型MOSFETの断面図を用いて説明する。
前記実施例1で示した絶縁膜の構造では基板側にもシリ
コン酸化膜1を有していたが、ゲート電極3−シリコン
基板8間のリーク電流が多少大きくなってもよい場合に
は、このシリコン酸化膜1は省略することができる。
【0032】図7の線分ABに沿う断面の、ゲート電圧
を印加しないときのエネルギバンド図を図8に示す。こ
の構造はゲート絶縁膜11の厚みを薄くしてMOSFE
Tを高速動作させるのに向いている。絶縁膜から電子1
3が基板側のゲート絶縁膜11界面やゲート電極3に逃
げるため、ゲート絶縁膜11は正に帯電し、その分しき
い電圧は低くなり伝導キャリア濃度が高くなる。
を印加しないときのエネルギバンド図を図8に示す。こ
の構造はゲート絶縁膜11の厚みを薄くしてMOSFE
Tを高速動作させるのに向いている。絶縁膜から電子1
3が基板側のゲート絶縁膜11界面やゲート電極3に逃
げるため、ゲート絶縁膜11は正に帯電し、その分しき
い電圧は低くなり伝導キャリア濃度が高くなる。
【0033】ただし、導入した窒素がゲート絶縁膜11
とシリコン基板8の界面より基板8側にはみ出てしまう
と、伝導キャリア(この場合は電子13)の散乱体とな
り、移動度が低下してしまう恐れがある。
とシリコン基板8の界面より基板8側にはみ出てしまう
と、伝導キャリア(この場合は電子13)の散乱体とな
り、移動度が低下してしまう恐れがある。
【0034】上記のようなゲート絶縁膜11の構造は、
前記実施例1で示した方法と同様にして2nm厚のシリコ
ン酸化膜を形成した後、酸窒化炉において酸窒化処理を
することで形成できる。その処理方法は、基板温度95
0℃、窒素で5%に希釈したNOガスを流量3SLMで
流している雰囲気中で40分間放置するという方法であ
る。このとき、基板温度が、前記実施例1の場合に比べ
てやや低いため、窒化と酸化の速度がほぼ同時となり、
上記のように窒素原子がシリコン基板8にはみ出ないよ
うな構造を形成することが可能となる。このようにし
て、図7の線分ABの断面に沿ってAからBに向かっ
て、埋め込み絶縁膜6、ゲート電極3、シリコン酸化膜
1(2nm)、シリコン酸窒化膜2(0.5nm)、シリコ
ン基板8という構造物が形成される。
前記実施例1で示した方法と同様にして2nm厚のシリコ
ン酸化膜を形成した後、酸窒化炉において酸窒化処理を
することで形成できる。その処理方法は、基板温度95
0℃、窒素で5%に希釈したNOガスを流量3SLMで
流している雰囲気中で40分間放置するという方法であ
る。このとき、基板温度が、前記実施例1の場合に比べ
てやや低いため、窒化と酸化の速度がほぼ同時となり、
上記のように窒素原子がシリコン基板8にはみ出ないよ
うな構造を形成することが可能となる。このようにし
て、図7の線分ABの断面に沿ってAからBに向かっ
て、埋め込み絶縁膜6、ゲート電極3、シリコン酸化膜
1(2nm)、シリコン酸窒化膜2(0.5nm)、シリコ
ン基板8という構造物が形成される。
【0035】(実施例6)本発明の一つの実施例を図7
に示したn型MOSFETの断面図を用いて説明する。
本発明のゲート絶縁膜の構造(図7)とエネルギバンド
図(図8)は、定性的には前記実施例5で示したものと
同様である。
に示したn型MOSFETの断面図を用いて説明する。
本発明のゲート絶縁膜の構造(図7)とエネルギバンド
図(図8)は、定性的には前記実施例5で示したものと
同様である。
【0036】上記のようなゲート絶縁膜11の作製方法
を以下に示す。シリコン基板を前記実施例1に示したご
とく洗浄、素子分離を行い、有機金属気相成長法(MO
CVD法)の施せるチャンバ内に導入する。減圧(1To
rr)の酸化性雰囲気(酸素流量50sccm)で、基板温度
350℃にする。次に、有機金属ガスとしてチタニウム
テトライソプロポキサイド(Ti−(OC3H7)4)を
用い、流量5sccmで100秒間堆積し、10nmのチタン
酸化膜(TiO2)を形成する。さらに砒素をイオン注
入した後、モノシラン(SiH4)ガスと亜酸化窒素
(N2O)ガスを導入して0.5nmのシリコン酸化膜を
形成する。ゲート電極3はポリシリコンを用いる。形成
されたチタン酸化膜は結晶構造がアナターゼ構造で、緻
密な高誘電率膜となる。この製造方法により、電気測定
による実効膜厚1.5nmの2層の積層構造のゲート絶縁
膜が形成される。
を以下に示す。シリコン基板を前記実施例1に示したご
とく洗浄、素子分離を行い、有機金属気相成長法(MO
CVD法)の施せるチャンバ内に導入する。減圧(1To
rr)の酸化性雰囲気(酸素流量50sccm)で、基板温度
350℃にする。次に、有機金属ガスとしてチタニウム
テトライソプロポキサイド(Ti−(OC3H7)4)を
用い、流量5sccmで100秒間堆積し、10nmのチタン
酸化膜(TiO2)を形成する。さらに砒素をイオン注
入した後、モノシラン(SiH4)ガスと亜酸化窒素
(N2O)ガスを導入して0.5nmのシリコン酸化膜を
形成する。ゲート電極3はポリシリコンを用いる。形成
されたチタン酸化膜は結晶構造がアナターゼ構造で、緻
密な高誘電率膜となる。この製造方法により、電気測定
による実効膜厚1.5nmの2層の積層構造のゲート絶縁
膜が形成される。
【0037】なお、本発明のゲート絶縁膜11を作製す
る材料の有機金属ガスとして、タンタラムエチレート
(Ta−(OC2H5)5)を用い、タンタルオキサイド
膜(Ta2O5)を堆積する方法でも所望の構造を得るこ
とができる。
る材料の有機金属ガスとして、タンタラムエチレート
(Ta−(OC2H5)5)を用い、タンタルオキサイド
膜(Ta2O5)を堆積する方法でも所望の構造を得るこ
とができる。
【0038】(実施例7)本発明の一つの実施例を図1
に示したn型MOSFETの断面図を用いて説明する。
本実施例ではMOSFETのゲート絶縁膜としてシリコ
ン酸化膜、帯電性材料として窒素を用いる場合を示す。
図1の絶縁膜の部分は線分ABの断面に沿ってAからB
に向かって、埋め込み絶縁膜6、ゲート電極3、シリコ
ン酸窒化膜2(3nm)、シリコン基板8となっている。
に示したn型MOSFETの断面図を用いて説明する。
本実施例ではMOSFETのゲート絶縁膜としてシリコ
ン酸化膜、帯電性材料として窒素を用いる場合を示す。
図1の絶縁膜の部分は線分ABの断面に沿ってAからB
に向かって、埋め込み絶縁膜6、ゲート電極3、シリコ
ン酸窒化膜2(3nm)、シリコン基板8となっている。
【0039】前記実施例1で示した絶縁膜の構造ではゲ
ート電極3側、シリコン基板8側の両方にシリコン酸化
膜を有していたが、ゲート電極からのリーク電流よりも
低コストを優先する場合には本実施例に示す方法が適し
ている。
ート電極3側、シリコン基板8側の両方にシリコン酸化
膜を有していたが、ゲート電極からのリーク電流よりも
低コストを優先する場合には本実施例に示す方法が適し
ている。
【0040】図1の線分ABに沿う断面の、ゲート電圧
を印加しないときのエネルギバンド図を図2に示す。ゲ
ート絶縁膜11から電子13が基板側のゲート絶縁膜1
1界面に逃げるため、ゲート絶縁膜11は正に帯電し、
その分しきい電圧は低くなり伝導キャリア濃度が高くな
る。ただし導入した窒素が絶縁膜−基板の界面より基板
側にはみ出てしまうと、伝導キャリア(この場合は電子
13)の散乱体となり、移動度が低下してしまう恐れが
ある。
を印加しないときのエネルギバンド図を図2に示す。ゲ
ート絶縁膜11から電子13が基板側のゲート絶縁膜1
1界面に逃げるため、ゲート絶縁膜11は正に帯電し、
その分しきい電圧は低くなり伝導キャリア濃度が高くな
る。ただし導入した窒素が絶縁膜−基板の界面より基板
側にはみ出てしまうと、伝導キャリア(この場合は電子
13)の散乱体となり、移動度が低下してしまう恐れが
ある。
【0041】このような絶縁膜の形成方法を以下に示
す。シリコン基板をアンモニアと過酸化水素を含んだ水
溶液に浸漬した後、フッ酸水溶液で表面酸化膜を除去
し、これに続いてすぐに、窒化炉において窒化処理をす
る。その処理条件は、基板温度800℃、窒素で5%に
希釈したアンモニア(NH3)ガスを流量3SLMで流
している雰囲気中で20分間放置するという方法であ
る。この方法で、窒素濃度の一様な窒化膜(膜厚は2n
m)が形成される。
す。シリコン基板をアンモニアと過酸化水素を含んだ水
溶液に浸漬した後、フッ酸水溶液で表面酸化膜を除去
し、これに続いてすぐに、窒化炉において窒化処理をす
る。その処理条件は、基板温度800℃、窒素で5%に
希釈したアンモニア(NH3)ガスを流量3SLMで流
している雰囲気中で20分間放置するという方法であ
る。この方法で、窒素濃度の一様な窒化膜(膜厚は2n
m)が形成される。
【0042】(実施例8)本発明の一つの実施例を図1
に示したn型MOSFETの断面図を用いて説明する。
本実施例ではMOSFETのゲート絶縁膜としてシリコ
ン酸化膜、帯電性材料としてチタン酸化膜を用いる場合
を示す。図1のゲート絶縁膜の部分は線分ABの断面に
沿ってAからBに向かって、埋め込み絶縁膜6、ゲート
電極3、チタン酸化膜18(10nm)、シリコン基板8
となっている。本実施例で採用するゲート絶縁膜11の
構造は、前記実施例7で示したものと同様である。
に示したn型MOSFETの断面図を用いて説明する。
本実施例ではMOSFETのゲート絶縁膜としてシリコ
ン酸化膜、帯電性材料としてチタン酸化膜を用いる場合
を示す。図1のゲート絶縁膜の部分は線分ABの断面に
沿ってAからBに向かって、埋め込み絶縁膜6、ゲート
電極3、チタン酸化膜18(10nm)、シリコン基板8
となっている。本実施例で採用するゲート絶縁膜11の
構造は、前記実施例7で示したものと同様である。
【0043】図1の線分ABに沿う断面の、ゲート電圧
を印加しないときのエネルギバンド図を図2に示す。
を印加しないときのエネルギバンド図を図2に示す。
【0044】上記のようなゲート絶縁膜11の作製方法
を以下に示す。シリコン基板を前記実施例1に示したご
とく洗浄、素子分離を行い、電子ビーム蒸着法(EB蒸
着法)の施せるチャンバ内に導入する。チャンバ内を高
真空(10の-7Torr)状態に、基板温度は室温にする。
シリコン基板にオゾン(O3)ジェットを照射し、この
状態で30分間放置することで厚さ0.5nmのシリコン
酸化膜1を形成する。次に、高純度(99.99%)の
チタンオキサイド(TiO2)ターゲットに電子ビーム
を照射し、シリコン酸化膜上にチタン酸化膜18を堆積
する。電子ビームエミッション電流は45mA、堆積時
間は8分間とすると、膜厚10nmのチタン酸化膜18が
形成される。
を以下に示す。シリコン基板を前記実施例1に示したご
とく洗浄、素子分離を行い、電子ビーム蒸着法(EB蒸
着法)の施せるチャンバ内に導入する。チャンバ内を高
真空(10の-7Torr)状態に、基板温度は室温にする。
シリコン基板にオゾン(O3)ジェットを照射し、この
状態で30分間放置することで厚さ0.5nmのシリコン
酸化膜1を形成する。次に、高純度(99.99%)の
チタンオキサイド(TiO2)ターゲットに電子ビーム
を照射し、シリコン酸化膜上にチタン酸化膜18を堆積
する。電子ビームエミッション電流は45mA、堆積時
間は8分間とすると、膜厚10nmのチタン酸化膜18が
形成される。
【0045】次に、シリコン基板をラピッドサーマルア
ニール(RTA)装置のチャンバに移し、酸素流量50
sccmの雰囲気中でアニール温度950℃、アニール時間
240秒のアニール処理を施す。砒素をイオン注入した
後、ゲート電極は別のチャンバでスパッタ法を用いて膜
厚200nmのモリブデン(Mo)を堆積する。形成され
たチタン酸化膜は結晶構造がアナターゼ構造で、緻密な
高誘電率膜となる。この製造方法により、電気測定によ
る実効膜厚1.0nmの単層構造のゲート絶縁膜が形成さ
れる。
ニール(RTA)装置のチャンバに移し、酸素流量50
sccmの雰囲気中でアニール温度950℃、アニール時間
240秒のアニール処理を施す。砒素をイオン注入した
後、ゲート電極は別のチャンバでスパッタ法を用いて膜
厚200nmのモリブデン(Mo)を堆積する。形成され
たチタン酸化膜は結晶構造がアナターゼ構造で、緻密な
高誘電率膜となる。この製造方法により、電気測定によ
る実効膜厚1.0nmの単層構造のゲート絶縁膜が形成さ
れる。
【0046】なお、本発明においてゲート電極3として
はモリブデンの他に窒化モリブデン(MoN)やタング
ステン(W)、窒化タングステン(WN)等を堆積する
こともできる。
はモリブデンの他に窒化モリブデン(MoN)やタング
ステン(W)、窒化タングステン(WN)等を堆積する
こともできる。
【0047】(実施例9)本発明の一つの実施の形態を
図3に示したMOSFETの断面図を用いて説明する。
MOSFETのゲート絶縁膜としてシリコン酸化膜、帯
電性材料としてガリウムを用いる場合を示す。図3の絶
縁膜の部分は線分ABの断面に沿ってAからBに向かっ
て、埋め込み絶縁膜6、ゲート電極3、ガリウム注入シ
リコン酸化膜15、シリコン基板8となっている。基板
にはソースドレイン間のリーク電流を防ぐためにチャネ
ルストッパ7として砒素がイオン注入されている。
図3に示したMOSFETの断面図を用いて説明する。
MOSFETのゲート絶縁膜としてシリコン酸化膜、帯
電性材料としてガリウムを用いる場合を示す。図3の絶
縁膜の部分は線分ABの断面に沿ってAからBに向かっ
て、埋め込み絶縁膜6、ゲート電極3、ガリウム注入シ
リコン酸化膜15、シリコン基板8となっている。基板
にはソースドレイン間のリーク電流を防ぐためにチャネ
ルストッパ7として砒素がイオン注入されている。
【0048】ガリウム原子はIII族元素であるため周囲
が4価を単位とする原子の構造物の中では電子が不足
し、ホールが生じる。実際、ガリウムがシリコン基板中
に注入された場合にはp型のドーパントとなる。
が4価を単位とする原子の構造物の中では電子が不足
し、ホールが生じる。実際、ガリウムがシリコン基板中
に注入された場合にはp型のドーパントとなる。
【0049】図3の線分ABに沿った断面のゲート電圧
を印加していないときのエネルギバンド図は図4に示す
ようになる。このホール17は励起してゲート絶縁膜1
1両側にある界面に到達する。このため、ガリウム注入
シリコン酸化膜15は負に帯電する。MOSFETのし
きい電圧は、この帯電した分だけ高く(絶対値が小さ
く)なる。
を印加していないときのエネルギバンド図は図4に示す
ようになる。このホール17は励起してゲート絶縁膜1
1両側にある界面に到達する。このため、ガリウム注入
シリコン酸化膜15は負に帯電する。MOSFETのし
きい電圧は、この帯電した分だけ高く(絶対値が小さ
く)なる。
【0050】このような絶縁膜の形成方法を以下に示
す。n型のシリコン基板をアンモニアと過酸化水素を含
んだ水溶液に浸漬した後、フッ酸水溶液で表面酸化膜を
除去し、これに続いてフィールド酸化膜を形成してか
ら、シリコン基板を流量10リットル/分のウェット酸
化雰囲気中、基板温度850℃に加熱して14nm厚のシ
リコン酸化膜を形成する。次に、ガリウムを深さが14
nmになるようにイオン注入し、その後、窒素雰囲気中1
000℃でアニールする。そして、フッ素系エッチング
ガスを用いてシリコン酸化膜1を10nm分除去する。残
されたシリコン酸化膜は4nm厚で、その膜中にはガリウ
ム原子がほぼ一様に広がっている。
す。n型のシリコン基板をアンモニアと過酸化水素を含
んだ水溶液に浸漬した後、フッ酸水溶液で表面酸化膜を
除去し、これに続いてフィールド酸化膜を形成してか
ら、シリコン基板を流量10リットル/分のウェット酸
化雰囲気中、基板温度850℃に加熱して14nm厚のシ
リコン酸化膜を形成する。次に、ガリウムを深さが14
nmになるようにイオン注入し、その後、窒素雰囲気中1
000℃でアニールする。そして、フッ素系エッチング
ガスを用いてシリコン酸化膜1を10nm分除去する。残
されたシリコン酸化膜は4nm厚で、その膜中にはガリウ
ム原子がほぼ一様に広がっている。
【0051】(実施例10)本発明の一つの実施の形態
を図3に示したMOSFETの断面図を用いて説明す
る。MOSFETのゲート絶縁膜としてシリコン酸化
膜、帯電性材料としてガリウムを添加したチタン酸化膜
を用いる場合を示す。図3の絶縁膜の部分は線分ABの
断面に沿ってAからBに向かって、埋め込み絶縁膜6、
ゲート電極3、ガリウム注入チタン酸化膜18、シリコ
ン基板8となっている。基板にはソースドレイン間のリ
ーク電流を防ぐためにチャネルストッパ7として砒素が
イオン注入されている。なお、本発明のMOSFETの
構造は前記実施例9に示されている。
を図3に示したMOSFETの断面図を用いて説明す
る。MOSFETのゲート絶縁膜としてシリコン酸化
膜、帯電性材料としてガリウムを添加したチタン酸化膜
を用いる場合を示す。図3の絶縁膜の部分は線分ABの
断面に沿ってAからBに向かって、埋め込み絶縁膜6、
ゲート電極3、ガリウム注入チタン酸化膜18、シリコ
ン基板8となっている。基板にはソースドレイン間のリ
ーク電流を防ぐためにチャネルストッパ7として砒素が
イオン注入されている。なお、本発明のMOSFETの
構造は前記実施例9に示されている。
【0052】このような絶縁膜の形成方法を以下に示
す。n型のシリコン基板をアンモニアと過酸化水素を含
んだ水溶液に浸漬した後、フッ酸水溶液で表面酸化膜を
除去し、これに続いてフィールド酸化膜を形成してか
ら、スパッタ法の施せるチャンバ内に導入する。チャン
バ内を真空(1Torr)状態に、基板温度は室温にする。
高純度(99.99%)のチタンオキサイド(Ti
O2)ターゲットに酸素ラジカルを照射し、シリコン基
板上にチタン酸化膜18を堆積する。次にガリウムをイ
オン注入する。
す。n型のシリコン基板をアンモニアと過酸化水素を含
んだ水溶液に浸漬した後、フッ酸水溶液で表面酸化膜を
除去し、これに続いてフィールド酸化膜を形成してか
ら、スパッタ法の施せるチャンバ内に導入する。チャン
バ内を真空(1Torr)状態に、基板温度は室温にする。
高純度(99.99%)のチタンオキサイド(Ti
O2)ターゲットに酸素ラジカルを照射し、シリコン基
板上にチタン酸化膜18を堆積する。次にガリウムをイ
オン注入する。
【0053】次に、シリコン基板をラピッドサーマルア
ニール(RTA)装置のチャンバに移し、酸素流量50
sccmの雰囲気中でアニール温度950℃、アニール時間
240秒のアニール処理を施す。ゲート電極は同じチャ
ンバでスパッタ法を用いて膜厚200nmのモリブデン
(Mo)を堆積する。形成されたチタン酸化膜18は結
晶構造がアナターゼ構造で、緻密な高誘電率膜となる。
この製造方法により、電気測定による実効膜厚1.0nm
の単層構造のゲート絶縁膜が形成される。
ニール(RTA)装置のチャンバに移し、酸素流量50
sccmの雰囲気中でアニール温度950℃、アニール時間
240秒のアニール処理を施す。ゲート電極は同じチャ
ンバでスパッタ法を用いて膜厚200nmのモリブデン
(Mo)を堆積する。形成されたチタン酸化膜18は結
晶構造がアナターゼ構造で、緻密な高誘電率膜となる。
この製造方法により、電気測定による実効膜厚1.0nm
の単層構造のゲート絶縁膜が形成される。
【0054】なお、本発明においてゲート電極3として
はモリブデンの他に窒化モリブデン(MoN)やタング
ステン(W)、窒化タングステン(WN)等を堆積する
こともできる。
はモリブデンの他に窒化モリブデン(MoN)やタング
ステン(W)、窒化タングステン(WN)等を堆積する
こともできる。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、ゲート絶縁膜11中に
帯電性材料を導入することでしきい電圧の調整ができる
ので、伝導キャリアの移動度を高く保つことが可能であ
る。
帯電性材料を導入することでしきい電圧の調整ができる
ので、伝導キャリアの移動度を高く保つことが可能であ
る。
【図1】本発明の一実施例の半導体装置であるn型MO
SFETの断面図。
SFETの断面図。
【図2】図1に示す半導体装置の線分ABに沿った断面
のエネルギバンド図。
のエネルギバンド図。
【図3】本発明の一実施例の半導体装置であるp型MO
SFETの断面図。
SFETの断面図。
【図4】図3に示す半導体装置の線分ABに沿った断面
のエネルギバンド図。
のエネルギバンド図。
【図5】本発明の一実施例の半導体装置であるn型MO
SFETの断面図。
SFETの断面図。
【図6】図5に示す半導体装置の線分ABに沿った断面
のエネルギバンド図。
のエネルギバンド図。
【図7】本発明の一実施例の半導体装置であるn型MO
SFETの断面図。
SFETの断面図。
【図8】図7に示す半導体装置の線分ABに沿った断面
のエネルギバンド図。
のエネルギバンド図。
【図9】本発明の一実施例の半導体装置であるn型MO
SFETの断面図。
SFETの断面図。
【図10】従来例のn型MOSFETの断面図。
【図11】図10に示す半導体装置の線分ABに沿った
断面のエネルギバンド図。
断面のエネルギバンド図。
【図12】図10に示す半導体装置の線分ABに沿った
断面のエネルギバンド図。
断面のエネルギバンド図。
1…シリコン酸化膜、2…シリコン酸窒化膜、3…ゲー
ト電極、4…ソース、5…ドレイン、6…埋め込み絶縁
膜、7…チャネルストッパ、8…シリコン基板、9…素
子分離絶縁膜、10…チャネル領域、11…ゲート絶縁
膜、12…正電荷、13…電子、14…電極のフェルミ
面、15…ガリウム注入シリコン酸化膜、16…負電
荷、17…ホール、18…チタン酸化膜、19…基板の
フェルミ面。
ト電極、4…ソース、5…ドレイン、6…埋め込み絶縁
膜、7…チャネルストッパ、8…シリコン基板、9…素
子分離絶縁膜、10…チャネル領域、11…ゲート絶縁
膜、12…正電荷、13…電子、14…電極のフェルミ
面、15…ガリウム注入シリコン酸化膜、16…負電
荷、17…ホール、18…チタン酸化膜、19…基板の
フェルミ面。
フロントページの続き (72)発明者 辻川 真平 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 Fターム(参考) 5F040 DA06 ED02 ED03 ED05 FC15
Claims (9)
- 【請求項1】第1導電型を有する半導体基板にゲート絶
縁膜を介して設けられたゲート電極と、前記半導体基板
内に互いに分離して設けられた第2導電型の拡散層領域
を備えた半導体装置において、ゲート絶縁膜の全部また
はその一部が第1導電型に帯電することを特徴とする半
導体装置。 - 【請求項2】請求項1記載の半導体装置において、第2
導電型キャリアの流れる領域の不純物濃度が、1016/
cm3以下であることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項3】請求項1記載の半導体装置において、ゲー
ト絶縁膜が積層構造になっていて、第1導電型帯電性材
料となる材料からなる層と別の層との、少なくとも2層
以上によって構成されることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項4】請求項1記載の半導体装置において、第1
導電型帯電性材料となる材料が窒素原子を添加したシリ
コン酸化膜からなることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項5】請求項1記載の半導体装置において、第1
導電型帯電性材料となる材料がシリコン窒化膜からなる
ことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項6】請求項1記載の半導体装置において、第1
導電型帯電性材料となる材料がチタン酸化膜からなるこ
とを特徴とする半導体装置。 - 【請求項7】請求項1記載の半導体装置において、第1
導電型帯電性材料となる材料がタンタル酸化膜からなる
ことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項8】第1導電型を有する半導体基板にゲート絶
縁膜を介して設けられたゲート電極と、前記半導体基板
内に互いに分離して設けられた第2導電型の拡散層領域
を備えた半導体装置の製造方法において、ゲート絶縁膜
の全部またはその一部に第1導電型に帯電性を付与する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項9】請求項8記載の半導体装置において、第1
導電型に帯電性を付与した絶縁膜を形成するために、窒
素原子を添加したシリコン酸化膜、シリコン窒化膜、チ
タン酸化膜、タンタル酸化膜のいずれかを形成すること
を特徴とする半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11135400A JP2000332235A (ja) | 1999-05-17 | 1999-05-17 | 半導体装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11135400A JP2000332235A (ja) | 1999-05-17 | 1999-05-17 | 半導体装置およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000332235A true JP2000332235A (ja) | 2000-11-30 |
Family
ID=15150844
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11135400A Pending JP2000332235A (ja) | 1999-05-17 | 1999-05-17 | 半導体装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000332235A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1999
- 1999-05-17 JP JP11135400A patent/JP2000332235A/ja active Pending
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