JP2000332697A - 情報通信システム - Google Patents

情報通信システム

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JP2000332697A
JP2000332697A JP11144042A JP14404299A JP2000332697A JP 2000332697 A JP2000332697 A JP 2000332697A JP 11144042 A JP11144042 A JP 11144042A JP 14404299 A JP14404299 A JP 14404299A JP 2000332697 A JP2000332697 A JP 2000332697A
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transmission line
transmission
communication system
band
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Yoichi Chokai
洋一 鳥海
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    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/27Arrangements for networking
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最も効率よくユーザが使用できる伝送帯域を
飛躍的に向上させる情報通信システムを提供すること。 【解決手段】 情報信号の送受信を行う基地局101か
ら複数の前記情報信号を多重化して伝送するための第1
伝送線102と、前記第1伝送線102と接続されてお
り、多重化され伝送された前記情報信号を各前記情報信
号ごとに伝送するための複数の第2伝送線103と、前
記第2伝送線103と接続されており、伝送された前記
情報信号を受信する機能を有する通信端末装置104と
を有する情報通信システム100において、前記第1伝
送線102及び前記第2伝送線103は、種類の異なる
光ファイバから形成されており、かつ、前記第1伝送線
102の伝送限界帯域の距離積が前記第2伝送線103
の伝送限界帯域の距離積よりも大きい構成とされてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報通信システム
の改良、特に、光ファイバを用いて情報通信を行う情報
通信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の情報通信システムの一例を
示すシステム図であり、図6を参照して従来の情報通信
システム1について説明する。図6(A)の情報通信シ
ステム1は、基地局(Local Station)
2、第1伝送線3、たとえば各家宅に設置されている通
信端末装置5等から構成されている。基地局2には交換
機等の情報通信に必要な機器が配置されていて、アナロ
グ信号もしくはデジタル信号からなる情報信号の送受信
を行うものである。基地局2は複数の第1伝送線3と接
続されており、第1伝送線3の1回線ごとに通信端末装
置5が接続されている。通信端末装置5は第1伝送線3
を介して基地局2と情報の送受信をおこなうことができ
る。なお、基地局2から各通信端末装置5までの距離は
たとえば(N+0.1)(km)(Nは自然数)の長さ
で構成されている。
【0003】ここで、通常の銅線の伝送限界帯域は30
0(kbps・km)、すなわち伝送長が1(km)に
て300(kbps)となる。従って、基地局2から最
も遠い通信端末装置5までの伝送限界帯域は300/
(N+0.1)(kbps)となり、これで1回線を提
供するので、通信端末装置5の個数nに依存せず、30
0/(N+0.1)(kbps/Line)となる。
【0004】たとえば、N=4(km)のとき、第1伝
送線3の一回線当たりの伝送限界帯域は300/(N+
0.1)=73(kbps/Line)となる。そし
て、帯域使用効率を87(%)として、通信端末装置5
への通信サービスは64(kbps/Line)とな
る。同様に、N=1(km)〜5(km)についてユー
ザが使用できる通信サービスは図6(B)のようにな
る。図6(B)において、図6(A)に示す情報通信シ
ステム1により情報通信を行うと、N=3(km)〜4
(km)という限られたトポロジーにおいて、第1伝送
線3帯域使用効率が66(%)〜87(%)と効率よく
使用することができるが、ユーザはたとえば64(kb
ps/Line)のような低帯域の通信サービスしか受
けられない。
【0005】そこで、図7(A)に示すように、第1伝
送線3を伝送する情報信号を増幅して信号の劣化を防止
するため、第1伝送線3のたとえば1(km)ごとに中
継増幅装置6を設置した情報通信システム11が考えら
れる。なお、基地局2から各通信端末装置5の最寄りの
中継増幅装置6までの距離はN(km)であり、中継増
幅装置6から各通信端末装置5までの距離はたとえば1
00(m)である。
【0006】ここで、上述のように通常の銅線の伝送限
界帯域は300(kbps・km)となり、基地局2か
ら各通信端末装置5の最寄りの中継増幅装置6までの伝
送限界帯域はN(km)に依存せず300(kbps)
となる。また、基地局2から通信端末装置5まで1回線
で接続されているため、伝送限界帯域は通信端末装置5
の個数nにも依存せず、300(kbps/Line)
となる。一方、中継増幅装置6から通信端末装置5まで
の伝送限界帯域は、300(kbps・km)/0.1
(km)=3(Mkbps/Line)となる。
【0007】たとえば基地局2から各通信端末装置5の
最寄りの中継増幅装置6までの帯域使用効率を85
(%)、中継増幅装置6から通信端末装置5までの帯域
使用効率を9(%)とすると、通信端末装置5が使用で
きる通信サービスは300(kbps/Line)×8
5(%)=3(Mbps/Line)×9(%)=25
6(kbps/Line)となる。同様に、基地局2か
ら各通信端末装置5の最寄りの中継増幅装置6までの帯
域使用効率を100(%)、中継増幅装置6から通信端
末装置5までの帯域使用効率を10(%)とすると、通
信端末装置5が使用できる通信サービスは300(kb
ps/Line)×100(%)=3(Mbps/Li
ne)×10(%)=300(kbps/Line)と
なる。
【0008】このように情報通信システム11におい
て、基地局2から各通信端末装置5の最寄りの中継増幅
装置6までの帯域使用効率は85(%)〜100(%)
であり、著しく効率が良い。しかし、中継増幅装置6か
ら通信端末装置5までの帯域使用効率は、9(%)〜1
0(%)であり比較的効率が悪いため、ユーザはたとえ
ば256(kbps/Line)〜300(kbps/
Line)のような低帯域の通信サービスしか受けられ
ない。
【0009】図6及び図7に示す銅線のみからなる情報
通信システム1、11では、ユーザが使用できる伝送使
用帯域は低く、満足する通信サービスを得ることができ
ない。そこで、近年、伝送線として光ファイバケーブル
を用いた情報通信システムが提案されている。
【0010】図8は光ファイバケーブルを用いた情報通
信システムの一例を示すシステム図であり、図8(A)
を参照して情報通信システム20について説明する。な
お、図8(A)の情報通信システム20において図6
(A)の情報通信システム1と同一の構造を有する部位
には同一の符号を付してその説明を省略する。図8
(A)の情報通信システム20は、基地局(Local
Station)21、第1伝送線22、第2伝送線
4、通信端末装置5等から構成されている。基地局21
は、交換機等の通信機器を有しているともに、光ファイ
バ伝送を行えるように情報信号を光−電気変換もしくは
電気−光変換する機能を有している。
【0011】基地局21には第1伝送線22が接続され
ており、第1伝送線22はガラスからなるシングルモー
ド光ファイバ(以下「SM型ガラスファイバ」という)
からなっていて、N(km)の長さを有している。第1
伝送線22にはn本の第2伝送線4が回線多重装置26
を介して多重接続されていている。回線多重装置26は
第1伝送線22で送られてくる多重化された光信号を各
第2伝送線4に分別するものである。また、第2伝送線
4は銅線からなっており、たとえば100(m)の長さ
を有している。
【0012】ここで、一般的なSM型ガラスファイバケ
ーブルの伝送限界帯域は30(Gbps・km)である
から、第1伝送線22の伝送限界帯域は30/N(Gb
ps)となる。また、第1伝送線22にはn本の第2伝
送線4が接続されているため、1回線当たりの伝送限界
帯域は30/Nn(Gbps/Line)となる。一
方、銅線からなる第2伝送線4の伝送限界帯域は300
(kbps・km)/0.1(km)=3(Mbps/
Line)となる。従って、Nnを変数としたときの通
信端末装置5が使用できる使用帯域は図8(B)に示す
ようになる。
【0013】図8(B)において、Nn=1000〜2
5000のとき、第1伝送線22の1回線当たりの伝送
限界帯域は1.2(Mbps/Line)〜30.0
(Mbps/Line)となる。一方、第2伝送線4の
伝送限界帯域は3.0(Mbps/Line)であるた
め、通信端末装置5が使用できる使用帯域は1.2(M
bps/Line)〜3.0(Mbps/Line)と
なる。ここで、Nn=10000〜20000という現
実的なトポロジーに絞れば、第1伝送線22の帯域使用
効率が100(%)、第2伝送線4の帯域使用効率が5
0(%)〜100(%)と効率よく使用することができ
るが、ユーザは、1.5(Mbps/Line)〜3.
0(Mbps/Line)という低帯域の通信サービス
しか受けることができない。
【0014】また、図8(A)の変形例として、図9
(A)に示すように、第1伝送線22に中継増幅装置3
1が配置されている情報通信システム30が考えられ
る。図9(A)において、第1伝送線22にはたとえば
1(km)毎に中継増幅装置31及び回線多重装置26
が配置されている。また、基地局21の最近傍において
1本の第1伝送線22にNn本の第2伝送線4に応じた
Nn回線が多重されている。
【0015】従って、第1伝送線22の伝送限界帯域
は、中継増幅装置31により長さN(km)に依存せず
中継増幅装置31の間隔である1(km)に依存して、
30(Gbps)となる。一方、基地局21の最近傍に
おいてNn回線が多重されているため、1回線当たりの
伝送限界帯域は30/Nn(Gbps/Line)とな
る。また、第2伝送線4の伝送限界帯域は3.0(Mb
ps/Line)である。従って、Nnを変数としたと
きの通信端末装置5が使用できる使用帯域は、図9
(B)に示すようになる。
【0016】図9(B)において、Nn=1000〜2
5000のとき、第1伝送線22の1回線当たりの伝送
限界帯域は1.2(Mbps/Line)〜30.0
(Mbps/Line)となる。一方、第2伝送線4の
伝送限界帯域は3.0(Mbps/Line)であるた
め、通信端末装置5が使用できる使用帯域は1.2(M
bps/Line)〜3.0(Mbps/Line)と
なる。ここで、Nn=10000〜20000という現
実的なトポロジーに絞れば、第1伝送線22の帯域使用
効率が100(%)、第2伝送線4の帯域使用効率が5
0(%)〜100(%)と効率よく使用することができ
るが、ユーザは、1.5(Mbps/Line)〜3.
0(Mbps/Line)という帯域の低い通信サービ
スしか受けることができない。
【0017】そこで、第2伝送線の伝送限界帯域を向上
させてより大容量の情報通信を行うようにするため、図
10に示すように、第2伝送線もSM型グラスファイバ
で構成された情報通信システム40が提案されている。
なお、図10(A)の情報通信システムにおいて、図8
(A)の情報通信システム20と同一の構造を有する部
位には同一の符号を付してその説明を省略する。図10
(A)において、第2伝送線44はたとえば長さ100
(m)のSM型グラスファイバから形成されている。す
なわち、第1伝送線22及び第2伝送線44ともSM型
グラスファイバからなっている。また、通信端末装置4
5は、光ファイバ伝送を行えるように情報信号を光−電
気変換もしくは電気−光変換を行う機能を有している。
【0018】ここで、図10(A)の第1伝送線22の
伝送限界帯域は30/N(Gbps)となり、この第1
伝送線22は回線多重装置26によりn回線に多重され
るため、1回線当たりの伝送限界帯域は30/Nn(G
bps/Line)となる。一方、第2伝送線44の長
さはたとえば100(m)であるから、第2伝送線44
の伝送限界帯域は300(Gbps/Line)とな
る。従って、Nnを変数としたときの通信端末装置45
が使用できる使用帯域は、図10(B)に示すようにな
る。
【0019】図10(B)において、Nn=10〜20
0のとき、第1伝送線22の1回線当たりの伝送限界帯
域は150(Mbps/Line)〜3000(Mbp
s/Line)となる。一方、第2伝送線44の伝送限
界帯域は300(Gbps/Line)であるため、通
信端末装置45が使用できる使用帯域は150(Mbp
s/Line)〜3000(Mbps/Line)とな
る。
【0020】ここで、Nn=100〜193という現実
的なトポロジーに絞れば、第1伝送線22の帯域使用効
率は100(%)と著しく効率よく使用しつつ、ユーザ
は155(Mbps/Line)〜300(Mbps/
Line)という高帯域な通信サービスを利用すること
ができる。しかし、第2伝送線44の帯域使用効率が、
0.052(%)〜0.100(%)と著しく効率が悪
く、Nn=10〜50という非現実的なトポロジーを考
えてみても、第2伝送線44の帯域使用効率は0.2
(%)〜1.0(%)と効率の悪いものとなってしま
う。
【0021】また、第2伝送線にSM型光ファイバを用
いたものとして図11(A)のような情報通信システム
も考えられる。なお、図11(A)において、図10
(A)の情報通信システム40と同一の構成を有する部
位には同一の符号を付してその説明を省略する。図11
(A)の情報通信システム50が図10(A)の情報通
信システム40と異なる点は第1伝送線22にたとえば
1(km)ごとに中継増幅装置51及び回線多重装置2
6が配置されていることである。また、第1伝送線22
には回線多重装置26を介してn本の第2伝送線44が
多重接続されている。
【0022】従って、第1伝送線22の伝送限界帯域は
長さN(km)に依存せず中継増幅装置51間の距離に
依存して30(Gbps)となるが、1(km)ごとに
配置されている回線多重装置26にはそれぞれn本の第
2伝送線44が接続されているため、1回線当たりの伝
送限界帯域は30/Nn(Gbps/Line)とな
る。一方、第2伝送線44の長さはたとえば100
(m)であるから、第2伝送線44の伝送限界帯域は3
00(Gbps/Line)となる。従って、Nnを変
数としたときの通信端末装置45が使用できる使用帯域
は、図11(B)に示すようになる。
【0023】図11(B)において、Nn=10〜20
0のとき、第1伝送線22の1回線当たりの伝送限界帯
域は150(Mbps/Line)〜3000(Mbp
s/Line)となる。一方、第2伝送線44の伝送限
界帯域は300(Gbps/Line)となるから、通
信端末装置45が使用できる使用帯域は150(Mbp
s/Line)〜3000(Mbps/Line)とな
る。
【0024】ここで、Nn=100〜193という現実
的なトポロジーに絞れば、第1伝送線22の帯域使用効
率は100(%)と著しく効率よく使用しつつ、ユーザ
は155(Mbps/Line)〜300(Mbps/
Line)という高帯域な通信サービスを利用すること
ができる。しかし、第2伝送線44の帯域使用効率が、
0.052(%)〜0.100(%)と著しく効率が悪
く、Nn=10〜50という非現実的なトポロジーを考
えてみても、第2伝送線44の帯域使用効率は0.2
(%)〜1.0(%)と効率の悪いものとなってしま
う。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】上述の通り、図6と図
7の情報通信システム1、11のように、第1伝送線3
に銅線を用いた場合、ユーザが高い伝送帯域での通信サ
ービスを受けることができないという問題がある。ま
た、図8と図9の情報通信システム20、30のよう
に、第1伝送線22をSM型グラスファイバで形成させ
ても、ユーザが使用できる通信帯域を飛躍的に向上させ
ることができないという問題がある。
【0026】一方、図10と図11に示すように、第1
伝送線22及び第2伝送線44がともにSM型ガラスフ
ァイバケーブルから形成させるようにすると、ユーザが
使用できる通信使用帯域を飛躍的に向上させることがで
きる。しかし、第2伝送線44の帯域使用効率が極めて
低いという問題がある。
【0027】そこで本発明は上記課題を解消し、最も効
率よくユーザが使用できる伝送帯域を飛躍的に向上させ
る情報通信システムを提供することを目的としている。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1の
発明によれば、情報信号の送受信を行う基地局から複数
の前記情報信号を多重化して伝送するための第1伝送線
と、前記第1伝送線と接続されており、多重化され伝送
された前記情報信号を各前記情報信号ごとに伝送するた
めの複数の第2伝送線と、前記第2伝送線と接続されて
おり、伝送された前記情報信号を受信する機能を有する
通信端末装置とを有する情報通信システムにおいて、前
記第1伝送線及び前記第2伝送線は、種類の異なる光フ
ァイバから形成されており、かつ、前記第1伝送線の伝
送限界帯域の距離積が前記第2伝送線の伝送限界帯域の
距離積よりも大きい情報通信システムにより、達成され
る。
【0029】請求項1の構成によれば、第1伝送線と第
2伝送線は、それぞれ異なる種類の光ファイバであっ
て、第1伝送線の伝送限界帯域の距離積は、第2伝送線
の伝送限界帯域の距離積よりも大きくなるように形成さ
れている。ここで、第1伝送線及び第2伝送線がそれぞ
れ高帯域の伝送限界帯域を有する光ファイバからなって
いるため、通信端末装置の使用帯域は、高帯域のものと
なる。また、第1伝送線における伝送損失による伝送限
界帯域の劣化を考慮して、第1伝送線の伝送限界帯域の
距離積を第2伝送線の伝送限界帯域の距離積よりも大き
くすることによって、第1伝送線及び第2伝送線の使用
効率を向上させることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0031】図1は本発明の通信情報網の好ましい実施
の形態を示す構成図であり、図1を参照して通信情報網
100について説明する。図1の情報通信システム10
0は、基地局101(Lacal Station)、
第1伝送線102、第2伝送線103、通信端末装置1
04等から構成されている。基地局101は、交換機等
の通信機器を有しているともに、光ファイバ伝送を行え
るように情報信号を光−電気変換もしくは電気−光変換
する機能を有している。基地局101は複数の第1伝送
線102と接続されており、各第1伝送線102には回
線多重装置105が接続されている。回線多重装置10
5は第1伝送線102内を伝送する多重化された情報信
号(光信号)を各第2伝送線102に割り当てるもので
ある。
【0032】各第1伝送線102は複数の第2伝送線1
03と接続されていて、第2伝送線103は第1伝送線
102に回線多重装置105を介してn本多重接続され
ている。各第2伝送線103は通信端末装置104と接
続されていて、通信端末装置104は光ファイバ伝送を
行えるように情報信号を光−電気変換もしくは電気−光
変換する機能を有している。ユーザは通信端末装置10
4を用いて情報の送受信を行う。第1伝送線102はN
(km)の距離を有しており、第2伝送線103はそれ
ぞれたとえば100(m)の距離を有している。
【0033】第1伝送線102は、石英を主成分とした
材料からなるSM型グラスファイバ(Single M
ode Glass Optical Fiber)か
らなっていて、第2伝送線103はプラスチックからな
るSI型光ファイバ(Stepped Index P
lastic Optical Fiber)からなっ
ている。ここで、図2にはSM型グラスファイバとSI
型プラスチックファイバの構造図を示しており、図2を
参照してSM型グラスファイバ及びSI型プラスチック
ファイバについて説明する。
【0034】図2(A)のSM型グラスファイバは、コ
ア内を伝搬する光信号の伝搬モードが1つしか存在しな
い光ファイバであって、コアもしくはコア及びクラッド
の主成分が石英からなっている。SM型グラスファイバ
はコア直径がたとえば10(um)、伝送損失が0.1
5(dB/km)、伝送帯域が30(Gbps・km)
となっている。図2(B)のSI型プラスチックファイ
バは、コアとクラッドの間で屈折率が階段(Step)
状に変化しているものであって、マルチモードの伝搬を
目的としている。ここで、SI型プラスチックファイバ
はコア直径がたとえば980(um)、伝送損失が0.
15(dB/m)、伝送帯域が30(Mbps・km)
となっている。
【0035】従って、図1の第1伝送線102の伝送限
界帯域は30/N(Gbps)となり、この第1伝送線
102は回線多重装置105によりn回線に多重される
ため、1回線当たりの伝送限界帯域は30/Nn(Gb
ps/Line)となる。一方第2伝送線103の長さ
はたとえば100(m)であるから、第2伝送線103
の伝送限界帯域は300(Mbps/Line)とな
る。従って、Nnを変数としたときの通信端末装置10
4が使用できる使用帯域は、図1(B)に示すようにな
る。
【0036】図1(B)において、Nn=10〜200
のとき、第1伝送線102の1回線当たりの伝送限界帯
域は150(Mbps/Line)〜3000(Mbp
s/Line)となる。一方、第2伝送線103の伝送
限界帯域は300(Mbps/Line)であるため、
通信端末装置104が使用できる使用帯域は150(M
bps/Line)〜300(Mbps/Line)と
なる。ここで、現実的なトポロジーであるNn=100
〜193に絞れば、各通信端末装置104は155(M
bps)〜300(Mbps)の伝送帯域で通信を行う
ことができる。また、第1伝送線102の帯域使用効率
は100(%)、第2伝送線103の帯域使用効率は5
2(%)〜100(%)の範囲内にあり、第1伝送線1
02及び第2伝送線103を著しく効率よく使用しなが
ら情報通信を行うことができる。その結果として、ユー
ザはたとえば155(Mbps/Line)のような高
帯域の通信サービスを利用することができる。
【0037】図3は本発明の情報通信システムの第2の
実施の形態を示す構成図であり、図3を参照して情報通
信システム110について説明する。なお、図3(A)
の情報通信システム110において図1(A)の情報通
信システム100とほぼ同一の構成を有する部位には同
一の符号を付してその説明を省略する。図3(A)にお
いて、第1伝送線102の所定の間隔(たとえば1(k
m)ごと)に中継増幅装置106が配置されている。中
継増幅装置106は第1伝送線102内を伝送する光信
号を増幅して、第1伝送線102内を伝送する光信号の
劣化を防止するものである。また、第1伝送線102に
はN個の回線多重装置105がたとえば1(km)ごと
に配置されており、各回線多重装置105にはそれぞれ
n本の第2伝送線103が接続されている。
【0038】よって、第1伝送線102の伝送限界帯域
は、中継増幅装置106が1(km)ごとに配置されて
いるため、その長さN(km)に依存せず30(Gbp
s)となるが、第1伝送線102はNn回線の第2伝送
線103と接続されているため、1回線当たりの伝送限
界帯域は30/Nn(Gbps/Line)となる。従
って、Nnを変数として、各通信端末装置104の伝送
限界帯域は図3(B)に示すようになる。
【0039】図3(B)において、Nn=10〜200
のとき、第1伝送線102の1回線当たりの伝送限界帯
域は150(Mbps/Line)〜3000(Mbp
s/Line)となる。一方、第2伝送線103の伝送
限界帯域は300(Mbps/Line)であるため、
通信端末装置104が使用できる使用帯域は150(M
bps/Line)〜300(Mbps/Line)と
なる。
【0040】ここで、現実的なトポロジーであるNn=
100〜193に絞れば、通信端末装置104が使用で
きる使用帯域は155(Mbps/Line)〜300
(Mbps/Line)の伝送帯域で通信を行うことが
できる。また、第1伝送線102の帯域使用効率は10
0(%)、第2伝送線103の帯域使用効率は52
(%)〜100(%)の範囲内にあり、第1伝送線10
2及び第2伝送線103の能力を著しく効率よく使用す
る事ができる。その結果、ユーザはたとえば155(M
bps/Line)のような高帯域の通信サービスを利
用することができる。
【0041】図4は本発明の情報通信システムの第3の
実施の形態を示す構成図であり、図4を参照して情報通
信システム120について説明する。なお、図4(A)
の情報通信システム120において図1(A)及び図3
(A)の情報通信システム100、110とほぼ同一の
構成を有する部位には同一の符号を付してその説明を省
略する。図4(A)の第1伝送線102には、たとえば
1(km)ごとに中継増幅装置106が配置されてい
て、各第1伝送線102にはそれぞれ回線多重装置10
5が配置されている。そしてこの回線多重装置105に
はn本のたとえば100(m)の長さを有する第2伝送
線123が接続されている。
【0042】第2伝送線123は、グレーデッドインデ
ックス光ファイバ(GradedIndex Plas
tic Optical Fiber、以下「GI型プ
ラスチックファイバ」という)からなっている。ここ
で、図5にはGI型プラスチックファイバの構造図を示
している。GI型プラスチックファイバは、コアの屈折
率分布が中心部ほど高く周辺部にいくほど低くなるよう
に形成されていて、このコア内を伝送する光信号の伝送
モードはマルチモードとなる。ここで、GI型プラスチ
ックファイバはコア直径が300(um)、伝送損失が
0.15(dB/m)、伝送帯域が300(Mbps・
km)となっている。
【0043】従って、第1伝送線102の伝送限界帯域
は、30(Gbps・km)となり、第1伝送線102
には1(km)ごとに中継増幅装置106が配置されて
いるため、伝送限界帯域はN(km)に依存せず、30
(Gbps)となる。また、第1伝送線102にはn回
線だけ多重されているため、1回線当たりの伝送限界帯
域は30/n(Gbps/Line)となる。一方、第
2伝送線123の伝送限界帯域は3000(Mbps)
となる。従って、通信端末装置104で使用できる伝送
帯域はnに依存するものになり、図4(B)のようにな
る。
【0044】図4(B)において、n=10〜50のと
き、第1伝送線102の1回線当たりの伝送限界帯域は
600(Mbps/Line)〜3000(Mbps/
Line)となる。一方、第2伝送線123の伝送限界
帯域は3000(Mbps/Line)であるため、通
信端末装置104が使用できる使用帯域は600(Mb
ps/Line)〜3000(Mbps/Line)と
なる。ここで、n=10〜48という現実的なトポロジ
ーに絞れば、通信端末装置104は622(Mbps/
Line)〜3000(Mbps/Line)の伝送帯
域で通信を行うことができる。また、第1伝送線102
の帯域使用効率は100(%)と著しく効率よく、第2
伝送線123の帯域使用効率は21(%)〜100
(%)と比較的効率よく使用して情報通信を行うことが
できる。その結果、ユーザは、たとえば622(Mbp
s/Line)という高帯域な通信サービスをユーザに
提供することができる。
【0045】上記各実施の形態によれば、第1伝送線1
02にグラス光ファイバを用い、第2伝送線103、1
23にプラスチック光ファイバを用いることにより高帯
域の通信サービスを利用することができるとともに、第
1伝送線102及び第2伝送線103、123の性能を
最大限に生かして、帯域使用効率の高い通信情報システ
ムを提供することができる。また、第2伝送線103、
123にプラスチック光ファイバを用いることで、グラ
ス光ファイバを用いるよりも、コストを削減することが
できる。具体的には、通常プラスチックファイバはグラ
スファイバの1/5〜1/10のコストで製造すること
ができる。
【0046】さらに、一般的にプラスチックファイバの
断面直径はグラスファイバよりも太いため、たとえば家
宅等に設置されている情報通信端末に第2伝送線10
3、123としてプラスチックファイバを用いることに
より、通信システムの敷設パフォーマンスを向上させる
ことができる。すなわち、光ファイバの直径が太いとそ
れを敷設する際にファイバ対ファイバあるいはファイバ
対周辺装置との接続のために、フェルール等の精密調芯
器具が一切不要となり、敷設すべての要求精度が緩和さ
せる。従って、断面直径の太いプラスチックファイバを
用いることにより、通信システムの敷設パフォーマンス
を向上させることができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
最も効率よくユーザが使用できる伝送帯域を飛躍的に向
上させる通信情報システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報通信システムの好ましい実施の形
態を示す図。
【図2】本発明の情報通信システムにおける第1伝送線
及び第2伝送線を示す図。
【図3】本発明の情報通信システムの第2の実施の形態
を示す図。
【図4】本発明の情報通信システムの第3の実施の形態
を示す図。
【図5】本発明の情報通信システムの第3の実施の形態
における第2伝送線を示す図。
【図6】従来の情報通信システムの一例を示す図。
【図7】従来の情報通信システムの別の一例を示す図。
【図8】従来の情報通信システムの一例を示す図。
【図9】従来の情報通信システムの別の一例を示す図。
【図10】従来の情報通信システムの別の一例を示す
図。
【図11】従来の情報通信システムの別の一例を示す
図。
【符号の説明】
100、110、120・・・情報通信システム、10
1・・・基地局、102・・・第1伝送線、103、1
23・・・第2伝送線、104・・・通信端末装置、1
05・・・回線多重装置、106・・・中継増幅装置。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報信号の送受信を行う基地局から複数
    の前記情報信号を多重化して伝送するための第1伝送線
    と、前記第1伝送線と接続されており、多重化され伝送
    された前記情報信号を各前記情報信号ごとに伝送するた
    めの複数の第2伝送線と、前記第2伝送線と接続されて
    おり、伝送された前記情報信号を受信する機能を有する
    通信端末装置とを有する情報通信システムにおいて、 前記第1伝送線及び前記第2伝送線は、種類の異なる光
    ファイバから形成されており、かつ、前記第1伝送線の
    伝送限界帯域の距離積が前記第2伝送線の伝送限界帯域
    の距離積よりも大きいことを特徴とする情報通信システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記第1伝送線は、ガラスからなる光フ
    ァイバから形成されており、前記第2伝送線は、プラス
    チックからなる光ファイバから形成されていることを特
    徴とする請求項1に記載の情報通信システム。
  3. 【請求項3】 前記第2伝送線は、ステップインデック
    スプラスチック光ファイバから形成されている請求項2
    に記載の情報通信システム。
  4. 【請求項4】 前記第2伝送線は、グレーデッドインデ
    ックスプラスチック光ファイバから形成されている請求
    項2に記載の情報通信システム。
  5. 【請求項5】 前記第1伝送線には、多重化された前記
    情報信号を増幅するための中継増幅装置が配置されてい
    る請求項1に記載の情報通信システム。
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