JP2000333375A - インテリジェントジャンクションボックス - Google Patents

インテリジェントジャンクションボックス

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JP2000333375A
JP2000333375A JP2000069287A JP2000069287A JP2000333375A JP 2000333375 A JP2000333375 A JP 2000333375A JP 2000069287 A JP2000069287 A JP 2000069287A JP 2000069287 A JP2000069287 A JP 2000069287A JP 2000333375 A JP2000333375 A JP 2000333375A
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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 負荷側において保護回路等を設けなくとも安
定した電力分配を行うと共に電源の残存容量を測定でき
る機能を有するジャンクションボックスを得る。 【解決手段】 高電圧のバッテリ11と、低電圧のバッ
テリ13と、負荷との間に設けられたジャンクションボ
ックス10内で、高電圧のバッテリ11からの第1の電
力が負荷又はオルタネータ1等の異常で36Vを越える
過電圧になると、高電圧系部の過電圧対策回路17でそ
の過電圧成分を除去すると共に、低電圧系部のDC−D
Cコンバータ28がこの高電圧の第1の電力に基づいた
14V、7V、交流14Vの低電圧を生成し、この14
Vで下流に設けられた低電圧のバッテリ13に充電す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数種の電源と負
荷とを結んで分配するインテリジェントジャンクション
ボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に自動車においては、図10に示す
ようにオルタネータ1を用いて電源(以下バッテリ2と
いう)に充電し、このバッテリ2からの電力をケーブル
3(ハーネス)でジャンクションボックス4(J/B)
に導きだされる。そして、ジャンクションボックス4に
おいて、各種負荷(ライト、メータ)への電力分配が行
われる。
【0003】また、電気自動車においても、前述のよう
なジャンクションボックス4が用いられている。この電
気自動車におけるジャンクションボックス4には、大電
流を流すための制御用のリレー回路等を設けていた。
【0004】つまり、従来のこのようなジャンクション
ボックスは、基本的には電力分配(電源分配)が目的で
あるから、その負荷側において、ショート等による過電
流保護のためにそれぞれ保護回路を設けていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ジャンクションボックスは、基本的には電力分配(電圧
分配)であるから、負荷側に過電流保護に対する保護回
路を設けなければならないという課題があった。
【0006】本発明は以上の課題を解決するためになさ
れたもので、負荷側において保護回路等を設けなくとも
安定した電力分配を行うと共に電源の残存容量を測定で
きる機能を有するインテリジェントジャンクションボッ
クスを得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の高電圧のバッテ
リと、該高電圧のバッテリより所定倍低い低電圧のバッ
テリと、負荷との間に設けられたジャンクションボック
スにおいては、高電圧系部が高電圧のバッテリからの高
電圧の第1の電力を入力し、この第1の電力の過剰成分
を除去して、指示に従って第1の電力を供給停止又は送
出する。
【0008】高電圧系電力成分検出手段は、高電圧系部
における第1の電力成分である第1の電流値と第1の電
圧値とを検出する。
【0009】低電圧系部は、高電圧系部における第1の
電力を入力し、この第1の電力に基づいて低電圧のバッ
テリへの低充電電圧及び該低充電電圧とは異なる複数種
の低電圧を生成し、これらを負荷に供給する。
【0010】また、低電圧電力成分検出手段は、低電圧
系部で生成された第2の電力成分である第2の電流値及
び第2の電圧値を検出する。
【0011】コントローラは、高圧系電力成分検出手段
で検出された第1の電圧が過電圧を示しているとき、高
電圧系部の第1の電力の供給を停止させ、また、低電圧
系部で生成された低充電電圧と複数種の低電圧出力を検
出して、それぞれの出力を安定させる制御を低電圧系部
に行う。
【0012】このため、高電圧のバッテリからの第1の
電力がインテリジェントジャンクションボックスに入力
して高電圧系部を通っているとき、負荷又はオルタネー
タ等の異常で過電圧になると、その過電圧成分が除去さ
れて、外部の負荷側に送出されると共に、低電圧系部に
送出される。
【0013】そして、低電圧系部において、高電圧の第
1の電力に基づいた低電圧のバッテリへの低充電電圧及
び該低充電電圧とは異なる複数種の低電圧が生成されて
外部に送出され、低充電電圧は下流に設けられた低電圧
のバッテリに充電される。
【0014】このとき、高電圧系電力成分検出手段によ
って、高電圧系部における第1の電力成分である第1の
電流値と第1の電圧値とが検出され、コントローラによ
って第1の電圧が所定以上に高いときは、高電圧の第1
の電力の供給が停止される。
【0015】また、低電圧電力成分検出手段により、低
電圧系部の第2の電力成分である第2の電流値及び第2
の電圧値が検出され、コントローラがこの第2の電圧値
に基づいて出力を安定させる。
【0016】さらに、このコントローラは、高電圧のバ
ッテリの残存容量を推定する手段と低電圧のバッテリの
残存容量を推定する手段とを備えて、同時に高電圧及び
低電圧のバッテリの容量を推定する。
【0017】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は本実施の
形態1のインテリジェントジャンクションボックスの概
略構成図である。
【0018】図1に示すインテリジェントジャンクショ
ンボックス10(以下ジャンクションボックスという)
は、36Vの高電圧のバッテリ11と12Vの低電圧の
バッテリ13とを備えた高電圧化車両に搭載される。す
なわち、両方のバッテリの電圧値の関係は1対3となっ
ている。
【0019】この高電圧のバッテリ11は、エンジン1
4(ENG)に連結された42V出力のオルタネータ1
に対して並列接続されている。また、低電圧のバッテリ
13は、ジャンクションボックス10の下流側に設けら
れ、このジャンクションボックス10からの出力(14
V)で充電される。
【0020】つまり、低電圧のバッテリ13はケーブル
15によって、ジャンクションボックス10のDC14
Vの出力端に接続され、また高電圧のバッテリ11はケ
ーブル16によってジャンクションボックス10の入力
端に接続されている。
【0021】ジャンクションボックス10には、内部に
36Vの高電圧を伝送する高電圧用のパターン18(太
線で示している)が基板に設けられ、このパターン18
(高電圧系)に、高電圧用の過電圧対策回路17と、高
電圧メインリレー19と、電流センサ20と、電圧セン
サ21(絶縁型)とを介在させるようにしている。
【0022】この電流センサ20は、バッテリ11の電
流を検出するものであり、具体的な接続構成について後
述する。
【0023】この過電圧対策回路17、パターン18、
高電圧メインリレー19を総称して高電圧系部という。
【0024】また、ジャンクションボックス10には、
高電圧メインリレー19の出力からの高電圧の第1の電
力を入力して複数種の低電圧を得るDC−DCコンバー
タ28が設けられている。
【0025】すなわち、本ジャンクションボックス10
を低電圧のバッテリ13に対するダウンコンバータとし
て用いている。
【0026】<各部の構成>前述の高電圧用の過電圧対
策回路27は、例えば図2に示すように、ツェナーダイ
オードZD1、電界コンデンサC1とで構成(この他抵
抗、コンデンサを備えるが本例では主用な構成のみを示
す)され、オルタネータ1の異常等によって36Vを越
える過電圧になっても常に36Vを維持するようにす
る。
【0027】DC−DCコンバータ28は、図1に示す
ように、トランス、ダイオード、コンデンサ、スイッチ
ング素子等で構成され、直流14V(低電圧のバッテリ
では12Vとなる)、直流7V、交流14Vを得るよう
にしている。交流14Vは、コイル28aに、コンデン
サ、ダイオード等を接続しないことで実現している。
【0028】この交流14Vは、DC−DCコンバータ
28の出力に接続されたパターン24aを介して外部に
送出される。また、直流14VはDC−DCコンバータ
28の出力に接続されたパターン24bを介して低電圧
のバッテリ13に送出される。
【0029】また、直流7VはDC−DCコンバータ2
8の出力に接続されたパターン24cを介して外部に送
出される。
【0030】このDC−DCコンバータ28とパターン
24a、24b、24cを総称して低電圧系部という。
【0031】バッテリコントローラ30は、高電圧系バ
ッテリ状態監視回路31と、リレータイミングコントロ
ール回路32と、DC/DCコンバータ制御回路33
と、弱電系バッテリ監視回路34と、CPU等から構成
される。
【0032】高電圧系バッテリ状態監視回路31は、高
電圧系の電圧センサ21の電圧値、電流センサ20の電
流値とを読み、これらの値から36Vのバッテリ11が
フル充電状態か否かを判定する。この判定は、例えば所
定のしきい値を設定しておき、入力された電圧とのしき
い値とを比較することにより行う。つまり、フル充電と
する所定範囲の電圧値をVmax1〜Vmax2として
設定しておき、入力した電圧値がこの範囲内のときにフ
ル充電とする。
【0033】リレータイミングコントローラ回路32
は、CPU35が高電圧系のパターン18の電流値から
過電流(ショート、レアーショート、負荷異常等)と判
定したとき、直ちに高電圧メインリレー19をオフさせ
る。また、CPU35がイグニッションオンと判定した
ときは、所定の間、高電圧メインリレー19をオンさせ
たりする。
【0034】DC/DCコンバータ制御回路33は、D
C−DCコンバータ28の14Vの出力端子、7Vの出
力端子の電圧値を読み、この電圧値が基準値(14V、
7V)に近ずくように、スイッチング制御信号のデュー
ティ比を制御する。
【0035】弱電系電圧センシング用のパターン29に
は、分圧回路(図示せず)が接続されている。弱電系バ
ッテリ状態監視回路34は、この分圧点の電圧を検出す
ることにより、12Vのバッテリ13にかかる電圧を検
出すると共に、弱電系の電流センサ26の電流値を読
み、これらの値から12Vのバッテリ13がフル充電状
態か否かを判定する。
【0036】<動作説明>上記のように構成されたジャ
ンクションボックス10について以下に動作を説明す
る。
【0037】電源システムにおけるオルタネータ1の役
割は、エンジンがかかっているときに、車両の電気負荷
が消費する電力を供給することと、バッテリ11、バッ
テリ13を充電してバッテリの充電状態を良好な状態
(次回のエンジン始動に十分な電気量を維持する)にし
ておくことである。
【0038】イグニッションオンに伴って、ジャンクシ
ョンボックス10内のバッテリコントローラ30のCP
U35は、リレータイミングコントローラ32を用いて
所定の間、高電圧メインリレー19をオフ状態にした後
に、高電圧メインリレー19をオン状態にする。
【0039】これに伴って、36V用のバッテリ11か
らの電力がジャンクションボックス10内のパターン1
8、過電圧対策回路17、高電圧メインリレー19、電
流センサ20、電圧センサ18を介して負荷(図示せ
ず)に供給される。
【0040】このとき、負荷側の異常又はオルタネータ
1に何らかの異常が発生して36Vの数倍の電圧が供給
されると、過電圧対策回路17のツェナダイオードZD
1によってこの過電圧が抑制されて36Vの安定した高
電圧が負荷側に供給される。
【0041】一方、DC−DCコンバータ28は、高電
圧メインリレー19から高電圧の第1の電力を入力端に
入力し、コイルの巻線数、コンデンサ、ダイオード、ス
イッチング素子等によって、交流14Vと、直流14V
と、直流7Vとを出力端に得る。
【0042】このDC−DCコンバータ28は、バッテ
リコントローラ30によって制御されている。
【0043】前述の交流14Vに関しては、例えば図3
に示すようにして用いるのが望ましい。図3において
は、非接触で交流電力の供給を容易に行うことができる
ことを示すものであり、本実施のジャンクションボック
ス10内で生成した交流14Vをケーブル37で負荷側
に導く。このケーブル37には磁気コイルユニット38
が接続されている。磁気コイルユニット38は、図3に
示すように、コネクタ39と、磁性体40とからなり、
交流14Vの銅線を磁性体40の中央突起に巻き付けて
いる。
【0044】すなわち、この巻き付けによって磁束42
が図3に示すように発生する。この磁束42を検出する
回路(コイル、鉄心等)を電子ユニット内に設けること
によって交流14Vを容易に電子ユニット側で受け取る
ことが可能となる。
【0045】また、バッテリコントローラ30は、DC
−DCコンバータ28の出力14V、7Vを安定に供給
するために、DC−DCコンバータ28内のスイッチン
グ素子の制御信号のデューティ比を求めてスイッチング
素子をオンオフさせている。
【0046】さらに、バッテリコントローラ30は、弱
電系の電流センサ26、高電圧系の電流センサ20の電
流値をサンプリングし、この電流値が所定の間(例えば
100マイクロセック)に、所定値を越えたとき、負荷
又はケーブルのショート又はレアーショートと判定して
高電圧メインリレー19をオフ状態に維持すると共に、
スイッチング素子をオフ状態に維持する。すなわち、高
電圧のバッテリ11からの第1の電力の外部、低電圧系
部への供給を停止させる。
【0047】さらに、バッテリコントローラ30は、高
電圧系及び弱電系の電圧、電流からそれぞれのバッテリ
の残存容量を図4に示すように測定する。
【0048】図4においては、(a)が36Vのバッテ
リ11の残存容量の測定方法を示し、(b)が12Vの
バッテリ13の残存容量の測定方法を示すものであり、
2系列平行処理であることを示すものである。
【0049】つまり、バッテリの残存容量測定機能は、
高電圧のバッテリ残存容量測定機能と弱電圧のバッテリ
残存容量測定機能とからなり、低電圧のバッテリと高電
圧のバッテリとが車両内に混在させられて用いられてい
ても、両方のバッテリの残存容量を同時に推定し、この
推定値から必要に応じてオルタネータ1からの42Vを
高電圧のバッテリ11に充電させたり、ジャンクション
ボックス10からの14Vを低電圧のバッテリ13に充
電させている。
【0050】弱電圧のバッテリ残存容量測定機能は、電
流センサ26が検出した弱電系の電流値と、弱電系セン
シングのためのパターン29を介して得た弱電系の電圧
とを500マイクロセック毎にサンプリングし、それぞ
れ8個のデータが集まったときに、それぞれ平均化す
る。そして、この平均化した平均電流データと平均電圧
データの組を100個集める。すなわち、時間の経過に
伴って図4の(b)に示すように電流−電圧軸とからな
る座標系に100個の平均データは右下がりに散らばる
ことになる。
【0051】そして、この100個の平均化された電流
データ、電圧データに基づき最小二乗法により、電流及
び電圧に関する一次式(Y=aX+b)を求める。すな
わち、100個のデータの傾向を直線(Y=aX+b)
で定義する。
【0052】次に、予め定めている仮想電流値(−10
A)と直線(Y=aX+b)との交点を求め、この交点
から電圧軸への垂線が電圧と交わる点を、現在の12V
のバッテリ13の残存容量に対応する推定電圧(VSO
C)として求める。
【0053】バッテリコントローラ30は、この推定電
圧(VSOC)が低い場合は、次回の走行時において安
定した12Vを十分に維持できるようにするためにオル
タネータ1に充電制御信号を送出してバッテリ13に充
電を行わせる。
【0054】また、高電圧のバッテリ残存容量測定機能
は、電流センサ20が検出した高電圧系の電流値と、絶
縁型の電圧センサ21で得た電圧とを500マイクロセ
ック毎にサンプリングし、それぞれ8個のデータが集ま
ったときに、平均化する。そして、この平均化した平均
電流データと平均電圧データの組を100個集める。す
なわち、時間の経過に伴って図4の(a)に示すように
電流−電圧軸とからなる座標系に100個のデータは右
下がりに散らばることになる。
【0055】そして、この100個の平均化された平均
電流データ、平均電圧データの100個のデータに基づ
き、最小二乗法により、電流及び電圧に関する一次式
(Y=aX+b)を求める。
【0056】次に、予め定めている仮想電流値(−10
A)と直線(Y=aX+b)との交点を求め、この交点
から電圧軸への垂線が電圧軸と交わる点を、現在の36
Vのバッテリ11の残存容量に対応する推定電圧(VS
OC)として求める。
【0057】バッテリコントローラ30は、この推定電
圧(VSOC)が低い場合は、次回の走行時において安
定した42Vを十分に維持できるようにするためにオル
タネータ1に充電制御信号を送出してバッテリ11に充
電を行わせる。
【0058】従って、負荷と2系統の電源とを結ぶジャ
ンクションボックス10で、高電圧メインリレー19の
制御機能と、DC−DCコンバータ28の制御機能と、
オルタネータ1の制御機能と、バッテリの残存容量測定
機能(高、低の2系統)とを有しているので、負荷側に
過電流保護に対する保護回路を設けなけなくともよし、
2系統の安定した電力分配を行うことが可能となる。
【0059】なお、上記実施の形態では、過電圧対策回
路を図2のように構成したが、図5に示すように、サー
マルFETとFETとを並列接続し、これらのソース間
の電圧を差を検出することで、過電流の傾向を検出(例
えばレアーショート)して、ショートになると判定した
ときに、これらのFETを強制的にオフさせてもよい。
また、ショート時には大電流がサーマルFETを介して
流れ、この大電流によって高熱となってサーマルFET
がオフする。
【0060】<実施の形態2>図6は本実施の形態2の
ジャンクションボックスの概略構成図である。図6に示
すジャンクションボックス50は、弱電用の過電圧対策
回路27を備えている。この弱電用の過電圧対策回路2
7は、例えば図7に示すように、ダイオードD1、D2
と、電界コンデンサC2と、ツェナーダイオードZD2
で構成(抵抗、トランジスタ等を有しているが本例では
主用な部品のみを示す)され、DC−DCコンバータ2
8からの出力であるDC14Vが低電圧のバッテリ1
3、負荷等の異常によって、14Vを越える過電圧にな
っても常に14Vを維持するようにすることで、低電圧
のバッテリ13、負荷、DC−DCコンバータ28を保
護するようにしている。
【0061】また、このジャンクションボックス50
は、上記と同様な高電圧用の過電圧対策回路17と、高
電圧メインリレー19と、電流センサ20と、電圧セン
サ21(絶縁型)と、高電圧メインリレー19の出力か
らの高電圧の第1の電力を入力して複数種の低電圧を得
るDC−DCコンバータ28と、バッテリコントローラ
30とを備えている。
【0062】すなわち、バッテリ13側、負荷側が何ら
かの異常によって所定以上の電圧になったとき、弱電系
の過電圧対策回路27は図7に示すようにツェナーダイ
オード等で構成されているので、過電圧が抑制される。
【0063】<実施の形態3>図8は実施の形態3のジ
ャンクションボックス52の概略構成図である。上記各
実施の形態においては、バッテリ36の電流を検出する
電流センサ20を高電圧メインリレー19の後に設けた
が、実際は図8に示すように、電流センサ20を過電圧
対策回路17の前段に設け、バッテリ11とオルタネー
タ1に対して直列になるように設けるのが好ましい。
【0064】この場合は、バッテリ11からのケーブル
53をジャンクションボックス52のコネクタ54bに
接続する。そして、このコネクタ54bからパターン1
8aを這わせてパターン18bを介してパターン18に
接続し、このパターン18aとパターン18bとの間
(18aと18bとは接続されている)に電流センサ2
0(ホール素子内蔵型の非接触センサが好ましい)を設
けるのがよい。
【0065】また、オルタネータ1からのケーブル16
は、コネクタ54aに接続され、このコネクタ54aか
らパターン18を這わせる。つまり、オルタネータ1の
回転に伴って発生する電力は、ケーブル16、コネクタ
54a、パターン18、18b、18a、コネクタ54
bを介してバッテリ11に送出される。
【0066】また、コネクタ54、パターン18、過電
圧対策回路17、高電圧メインリレー19を介して電圧
センサ21側に送出される。
【0067】すなわち、バッテリコントローラ30のリ
レータイミングコントローラ回路32によって高電圧メ
インリレー19が閉路されている間に、オルタネータ1
側から電力がバッテリ11に充電された場合は、そのと
きのバッテリ11の端子電圧が電圧センサ21によって
検出され、また電流センサ20によって充電電流が検出
される。
【0068】また、バッテリ11から放電させた場合
は、高電圧メインリレー19が閉路されている間は、バ
ッテリ11の端子電圧が電圧センサ21によって検出さ
れ、かつ電流センサ20によって放電電流が検出され
る。
【0069】このとき過電圧対策回路17は、入力した
電力が定格電圧(例えば36V)を越えるような電圧の
場合は、増加電圧分を抑制している。
【0070】前述の電圧センサ21は、抵抗検出型を用
いることが多い。電流を常に抵抗に流すことで電圧を検
出する。
【0071】しかし、本実施の形態では、高電圧メイン
リレー19の後段に、電圧センサ21を設けているから
高電圧メインリレー19が閉路されて電圧を検出できる
ことになる。
【0072】つまり、このような電圧センサ21をバッ
テリ11に対して並列接続してはいないので、車両が車
庫等に入ってイグニッションオフされている場合は、バ
ッテリ11の電流(暗電流ともいう)を電圧センサ21
に流さなくともよいので、バッテリ11の電力消費を抑
えることになる。
【0073】<実施の形態4>図9は本実施の形態4の
ジャンクションボックスの概略構成図である。図9に示
すジャンクションボックス55は、弱電用の過電圧対策
回路27を備えたものであるが、この場合においても、
実際は図9に示すように、過電圧対策回路17の前段に
電流センサ20を設け、バッテリ11とオルタネータ1
に対して直列になるように設けるのが好ましい。
【0074】つまり、バッテリ11からのケーブル53
をジャンクションボックス55のコネクタ54bに接続
する。そして、このコネクタ54bからパターン18a
を這わせてパターン18bを介してパターン18に接続
し、このパターン18aとパターン18bとの間(18
aと18bとは接続されている)に電流センサ20を設
けるのがよい。
【0075】また、オルタネータ1からのケーブル16
は、コネクタ54aに接続され、このコネクタ54aか
らパターン18を這わせる。つまり、オルタネータ1の
回転に伴って発生する電力は、ケーブル16、コネクタ
54、パターン18、18b、18a、コネクタ54b
を介してバッテリ11に送出され、コネクタ54、パタ
ーン18、過電圧対策回路17、高電圧メインリレー1
9を介して電圧センサ21側に送出されるようにする。
【0076】なお、上記実施の形態2における過電圧対
策回路に代えて、過電流を防止する図5のような回路を
設けてもよい。
【0077】また、上記の電流積算方式は、イグニッシ
ョンオンで、かつ走行中に500マイクロセック毎に電
流センサ20、電流センサ20の電流値を蓄積し、バッ
テリからの電流の変化が少ないとき又はオルタネータに
よる回生が発生したときに、この積算電流と満充電容量
との差を求め、それを現在の残存容量とする。そして、
この残存容量から充電可能量を判断し、充電が可能であ
れば、オルタネータからの電力を充電させる。
【0078】すなわち、上記の各実施の形態のコントロ
ーラは、前述の電流積算機能と、近似直線を用いる残存
容量算出機能とを合わせもつことになる。
【0079】この残存容量算出機能は、500マイクロ
セック毎にサンプリングし、それぞれ8個のデータが集
まったときに、それぞれ平均化する。そして、この平均
化した平均電流データと平均電圧データの組を100個
集め、この100個の平均化された電流データ、電圧デ
ータに基づき最小二乗法により、電流及び電圧に関する
一次式(Y=aX+b)を求める。すなわち、100個
のデータの傾向を直線(Y=aX+b)で電流−電圧軸
上に定義する。
【0080】次に、予め定めている仮想電流値(−10
A)と直線(Y=aX+b)との交点を求め、この交点
から電圧軸への垂線が電圧と交わる点を、現在の残存容
量に対応する推定電圧(VSOC)として求める。
【0081】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、本発明の
高電圧のバッテリと、該高電圧のバッテリより所定倍低
い低電圧のバッテリと、負荷との間に設けられたジャン
クションボックス内で、高電圧のバッテリからの第1の
電力が負荷又はオルタネータ等の異常で過電圧になる
と、その過電圧成分を除去すると共に、この高電圧の第
1の電力に基づいた低充電電圧及び該低充電電圧とは異
なる複数種の低電圧を生成し、低充電電圧は下流に設け
られた低電圧のバッテリに印加する。
【0082】このとき、コントローラによって高電圧が
所定以上に高いときは、高電圧の第1の電力の供給を停
止したり、低電圧系部の出力電圧に基づいて出力を安定
させる。
【0083】従って、負荷側に、過電圧、過電流保護に
対する保護回路が不要になり、かつ安定した電力を負荷
側に供給できるという効果が得られている。
【0084】また、ジャンクションボックス内のバッテ
リコントローラで、高電圧のバッテリ及び低電圧のバッ
テリの残存容量を、電流積算方式で求める機能と近似直
線を用いて残存容量を機能とを合わせもっているので、
高電圧のバッテリと低電圧のバッテリとを混在させた自
動車であっても、これらのバッテリに対して間近にある
ジャンクションボックス内で両方のバッテリの残存容量
を、バッテリの電流、電圧の変化状況に応じて最適な方
式を選んで推定できる。
【0085】例えば、回生が発生したときは、充電可能
容量を判断して充電するので、バッテリへのオルタネー
タの充電制御を効率良くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態1のジャンクションボックスの概
略構成図である。
【図2】高電圧用の過電圧対策回路の概略構成図であ
る。
【図3】本実施の形態のDC−DCコンバータのAC出
力の使用例を説明する説明図である。
【図4】バッテリコントローラの2系統の残存容量の推
定方法を説明する説明図である。
【図5】過電圧対策回路に代わる過電流保護回路の概略
構成図である。
【図6】実施の形態2のジャンクションボックスの概略
構成図である。
【図7】実施の形態2に用いる弱電用の過電圧対策回路
の概略構成図である。
【図8】実施の形態3のジャンクションボックスの概略
構成図である。
【図9】実施の形態4のジャンクションボックスの概略
構成図である。
【図10】従来の自動車に用いられるジャクションボッ
クスを説明する説明図である。
【符号の説明】
10 ジャンクションボックス 11 高電圧のバッテリ 13 低電圧のバッテリ 14 エンジン 15 ケーブル 16 ケーブル 17 高電圧用の過電圧対策回路 19 高電圧メインリレー 20 電流センサ 21 電圧センサ 28 DC−DCコンバータ 30 バッテリコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01M 10/44 H01M 10/44 P H02G 3/16 H02G 3/16 Z H02J 1/00 306 H02J 1/00 306D 7/14 7/14 H

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高電圧のバッテリと、該高電圧のバッテ
    リより所定倍低い低電圧のバッテリと、負荷との間に設
    けられたジャンクションボックスにおいて、 前記高電圧のバッテリからの高電圧の第1の電力を入力
    し、この第1の電力の過剰成分を除去して、指示に従っ
    て前記第1の電力を供給停止又は送出する高電圧系部
    と、 前記高電圧系部における前記第1の電力成分である第1
    の電流値と第1の電圧値とを検出する高電圧系電力成分
    検出手段と、 前記高電圧系部における前記第1の電力を入力し、この
    第1の電力に基づいて前記低電圧のバッテリへの低充電
    電圧及び該低充電電圧とは異なる複数種の低電圧を生成
    し、これらを負荷に供給する低電圧系部と、 前記低電圧系部で生成された前記第2の電力成分である
    第2の電流値及び第2の電圧値を検出する低電圧電力成
    分検出手段と、 前記高圧系電力成分検出手段で検出された第1の電圧が
    過電圧を示しているとき、前記高電圧系部の第1の電力
    の供給を停止させ、また、前記低電圧系部で生成された
    低充電電圧と複数種の低電圧出力を検出して、それぞれ
    の出力を安定させる制御を前記低電圧系部に対して行う
    コントローラとを有することを特徴とするインテリジェ
    ントジャンクションボックス。
  2. 【請求項2】 前記低電圧系部は、 前記第2の電力を入力する一次側コイルにスイッチング
    素子を直列接続し、該スイッチング素子のオンオフによ
    る交流電力を二次側得て、この交流電力を直接外部に送
    出するコンバータを備えていることを特徴とする請求項
    1記載のインテリジェントジャンクションボックス。
  3. 【請求項3】 前記コントローラは、 前記高電圧系成分検出手段で検出された第1の電流値が
    過電流を示したときは、前記高電圧系部に対して前記第
    1の電力の供給を停止させる手段と、 前記低電圧系電力成分検出手段で検出された第2の電流
    値が過電流を示すときは、前記コンバータのスイッチン
    グ素子をオフに維持する手段とを有することを特徴とす
    る請求項1記載のインテリジェントジャンクションボッ
    クス。
  4. 【請求項4】 前記コントローラは、 前記高電圧系電力成分検出手段で検出された第1の電圧
    値、第1の電流値を入力し、これらの値を複数集めて電
    流積算方式で前記高電圧のバッテリの残存容量を推定す
    る手段と、 前記低電圧系電力検出手段で検出された第2の電圧値、
    第2の電流値を入力し、これらの値を複数集めて電流積
    算方式で前記低電圧のバッテリの残存容量を推定する手
    段とを合わせ持つことを特徴とする請求項1記載のイン
    テリジェントジャンクションボックス。
  5. 【請求項5】 前記高電圧のバッテリは、自動車のオル
    タネータからの高電圧の第1の電力で充電され、 前記コントローラは、 前記高電圧系電力成分検出手段で検出された前記第1の
    電圧値から前記高電圧のバッテリの前記充電蓄積状況を
    判断し、該充電蓄積状況が所定以下と判定したときは、
    前記オルタネータから前記高電圧のバッテリに対して充
    電を開始させる手段を有することを特徴とする請求項
    1、2、3又は4記載のインテリジェントジャンクショ
    ンボックス。
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