JP2000334181A - 枝切り鋏 - Google Patents
枝切り鋏Info
- Publication number
- JP2000334181A JP2000334181A JP11152033A JP15203399A JP2000334181A JP 2000334181 A JP2000334181 A JP 2000334181A JP 11152033 A JP11152033 A JP 11152033A JP 15203399 A JP15203399 A JP 15203399A JP 2000334181 A JP2000334181 A JP 2000334181A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- pulley
- string
- pulleys
- cutting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000013138 pruning Methods 0.000 title claims abstract description 14
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 3
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 2
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Scissors And Nippers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 切刃の設けられた柄の先端部がコンパクト
で、枝等が密集した部位でも容易に枝を切断できる枝切
り鋏を提供することである。 【解決手段】 柄1を筒状に形成して、紐10で切刃部
材7と連結され、動滑車22a、22b、22cを支持
する動滑車支持部材15を、柄1の中にスライド自在に
収納するとともに、固定滑車25a、25bを支持する
固定滑車支持部材16を柄1の基端側に差し込み固定す
ることにより、切断力を増幅する滑車機構を柄1の中に
組み込んで、切刃6の設けられた柄1の先端部をコンパ
クトな形態としたのである。
で、枝等が密集した部位でも容易に枝を切断できる枝切
り鋏を提供することである。 【解決手段】 柄1を筒状に形成して、紐10で切刃部
材7と連結され、動滑車22a、22b、22cを支持
する動滑車支持部材15を、柄1の中にスライド自在に
収納するとともに、固定滑車25a、25bを支持する
固定滑車支持部材16を柄1の基端側に差し込み固定す
ることにより、切断力を増幅する滑車機構を柄1の中に
組み込んで、切刃6の設けられた柄1の先端部をコンパ
クトな形態としたのである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、切断力増幅機能
付きの枝切り鋏に関するものである。
付きの枝切り鋏に関するものである。
【0002】
【従来の技術】枝切り鋏は種々の太さや硬さの枝を切断
するために大きな切断力を必要とされる。また、切断さ
れる枝は手元から離れている場合が多いので、枝切り鋏
は手元から離れた位置で切断力が得られる必要がある。
するために大きな切断力を必要とされる。また、切断さ
れる枝は手元から離れている場合が多いので、枝切り鋏
は手元から離れた位置で切断力が得られる必要がある。
【0003】従来、枝切り鋏では、手元から離れた位置
で切断力を得る手段として、切刃が設けられた切刃部材
に紐状体を連結し、この紐状体に牽引力を付与すること
により、切刃を枝受け部に対して枢動させる方法が多く
採用されている。さらに、切断力増幅機能を有する枝切
り鋏としては、例えば特公昭62−46129号公報に
開示されたものがある。
で切断力を得る手段として、切刃が設けられた切刃部材
に紐状体を連結し、この紐状体に牽引力を付与すること
により、切刃を枝受け部に対して枢動させる方法が多く
採用されている。さらに、切断力増幅機能を有する枝切
り鋏としては、例えば特公昭62−46129号公報に
開示されたものがある。
【0004】この切断力増幅機能付き枝切り鋏は、図5
に示すように、フック状の枝受け部51を有する受け部
材52が、ブラケット53を介して柄54の先端に取り
付けられ、受け部材52に切刃55を有する切刃部材5
6とレバー57が枢着され、切刃部材56とレバー57
がリンク58で結合されている。また、レバー57の先
端とブラケット53には、それぞれ動滑車59と固定滑
車60が取り付けられ、動滑車59の吊金具61に一端
を結び付けられた紐62が、固定滑車60と動滑車59
に巻き掛けられている。したがって、紐62の他端に牽
引力を付与することにより、動滑車59が固定滑車60
側へ移動して、レバー57が時計回りに回動され、リン
ク58で結合された切刃部材56の切刃55が、フック
状の枝受け部51に向かって枢動される。なお、図示は
省略するが、レバー57は回転軸に装着されたコイルば
ねで、反時計回りに付勢されている。
に示すように、フック状の枝受け部51を有する受け部
材52が、ブラケット53を介して柄54の先端に取り
付けられ、受け部材52に切刃55を有する切刃部材5
6とレバー57が枢着され、切刃部材56とレバー57
がリンク58で結合されている。また、レバー57の先
端とブラケット53には、それぞれ動滑車59と固定滑
車60が取り付けられ、動滑車59の吊金具61に一端
を結び付けられた紐62が、固定滑車60と動滑車59
に巻き掛けられている。したがって、紐62の他端に牽
引力を付与することにより、動滑車59が固定滑車60
側へ移動して、レバー57が時計回りに回動され、リン
ク58で結合された切刃部材56の切刃55が、フック
状の枝受け部51に向かって枢動される。なお、図示は
省略するが、レバー57は回転軸に装着されたコイルば
ねで、反時計回りに付勢されている。
【0005】上記枝切り鋏は、動滑車をレバーに取り付
け、滑車機構と梃子の原理を併用して切断力を増幅した
ものであるが、動滑車を直接切刃部材に取り付けた切断
力増幅機能付きの枝切り鋏もある。
け、滑車機構と梃子の原理を併用して切断力を増幅した
ものであるが、動滑車を直接切刃部材に取り付けた切断
力増幅機能付きの枝切り鋏もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の切断力
増幅機能付きの枝切り鋏は、滑車機構が切刃の設けられ
た柄の先端部に外付けされているので、これらの滑車機
構が周囲の枝等に当たり、密集した枝を切断し難い問題
がある。また、滑車機構の紐状体が周囲の枝等に引っ掛
かり、紐状体をスムーズに牽引できないこともある。
増幅機能付きの枝切り鋏は、滑車機構が切刃の設けられ
た柄の先端部に外付けされているので、これらの滑車機
構が周囲の枝等に当たり、密集した枝を切断し難い問題
がある。また、滑車機構の紐状体が周囲の枝等に引っ掛
かり、紐状体をスムーズに牽引できないこともある。
【0007】そこで、この発明の課題は、切刃の設けら
れた柄の先端部がコンパクトで、枝等が密集した部位で
も容易に枝を切断できる枝切り鋏を提供することであ
る。
れた柄の先端部がコンパクトで、枝等が密集した部位で
も容易に枝を切断できる枝切り鋏を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、柄の先端側に設けられ、フック状の
枝受け部を有する受け部材に、前記枝受け部に係合、離
反する切刃を有する切刃部材を枢着し、この切刃部材
を、切刃が前記枝受け部から離反する方向にばねで付勢
するとともに、この切刃部材に直接、または間接的に第
1の紐状体を連結し、この第1の紐状体に牽引力を付与
することにより、切刃を前記枝受け部に向かって枢動さ
せる枝切り鋏において、前記柄を筒状に形成し、動滑車
を配した動滑車支持部材を前記柄の中に長手方向へスラ
イド自在に収納し、前記切刃部材に連結された第1の紐
状体を柄の中に導いてこの動滑車支持部材に連結し、固
定滑車を配した固定滑車支持部材を前記柄の基端側に差
し込んで、前記動滑車支持部材と対向させて固定し、第
2の紐状体の一端を前記動滑車支持部材または固定滑車
支持部材に結合して、前記動滑車と固定滑車に交互に巻
き掛け、その他端を前記柄の外に取り出して、この第2
の紐状体を牽引することにより、前記切刃を前記枝受け
部に向かって枢動させる構成を採用したものである。
めに、この発明は、柄の先端側に設けられ、フック状の
枝受け部を有する受け部材に、前記枝受け部に係合、離
反する切刃を有する切刃部材を枢着し、この切刃部材
を、切刃が前記枝受け部から離反する方向にばねで付勢
するとともに、この切刃部材に直接、または間接的に第
1の紐状体を連結し、この第1の紐状体に牽引力を付与
することにより、切刃を前記枝受け部に向かって枢動さ
せる枝切り鋏において、前記柄を筒状に形成し、動滑車
を配した動滑車支持部材を前記柄の中に長手方向へスラ
イド自在に収納し、前記切刃部材に連結された第1の紐
状体を柄の中に導いてこの動滑車支持部材に連結し、固
定滑車を配した固定滑車支持部材を前記柄の基端側に差
し込んで、前記動滑車支持部材と対向させて固定し、第
2の紐状体の一端を前記動滑車支持部材または固定滑車
支持部材に結合して、前記動滑車と固定滑車に交互に巻
き掛け、その他端を前記柄の外に取り出して、この第2
の紐状体を牽引することにより、前記切刃を前記枝受け
部に向かって枢動させる構成を採用したものである。
【0009】すなわち、柄を筒状に形成して、第1の紐
状体で切刃部材と連結され、動滑車を配した動滑車支持
部材を柄の中にスライド自在に収納するとともに、固定
滑車を配した固定滑車支持部材を柄の中に差し込み固定
することにより、切断力を増幅する滑車機構を柄の中に
組み込んで、切刃の設けられた柄の先端部をコンパクト
な形態とした。
状体で切刃部材と連結され、動滑車を配した動滑車支持
部材を柄の中にスライド自在に収納するとともに、固定
滑車を配した固定滑車支持部材を柄の中に差し込み固定
することにより、切断力を増幅する滑車機構を柄の中に
組み込んで、切刃の設けられた柄の先端部をコンパクト
な形態とした。
【0010】前記動滑車と固定滑車の少なくとも一方
を、前記それぞれの支持部材に柄の長手方向に沿って複
数個配列し、前記動滑車支持部材または固定滑車支持部
材に一端を結合した第2の紐状体を、前記複数個または
単数個配列した動滑車と固定滑車に対して、それぞれ前
記相手方の支持部材側に近く配列した滑車から順に巻き
掛けることにより、滑車機構における第2の紐状体の巻
き掛け数を多くして、切断力増幅倍率を大きくでき、か
つ、巻き掛けられた第2の紐状体を干渉しないように外
部に取り出すことができる。
を、前記それぞれの支持部材に柄の長手方向に沿って複
数個配列し、前記動滑車支持部材または固定滑車支持部
材に一端を結合した第2の紐状体を、前記複数個または
単数個配列した動滑車と固定滑車に対して、それぞれ前
記相手方の支持部材側に近く配列した滑車から順に巻き
掛けることにより、滑車機構における第2の紐状体の巻
き掛け数を多くして、切断力増幅倍率を大きくでき、か
つ、巻き掛けられた第2の紐状体を干渉しないように外
部に取り出すことができる。
【0011】なお、上記の場合において、第2の紐状体
を動滑車支持部材側に結合するときは、動滑車と固定滑
車の個数は同一となり、両者とも複数個となる。一方、
第2の紐状体を固定滑車支持部材に結合するときは、固
定滑車の個数が動滑車よりも1個少なくなり、動滑車を
2個としたときのみ、固定滑車の個数が単数となる。
を動滑車支持部材側に結合するときは、動滑車と固定滑
車の個数は同一となり、両者とも複数個となる。一方、
第2の紐状体を固定滑車支持部材に結合するときは、固
定滑車の個数が動滑車よりも1個少なくなり、動滑車を
2個としたときのみ、固定滑車の個数が単数となる。
【0012】前記複数個配列した動滑車と固定滑車のい
ずれか一方、または両方について、前記対向する相手方
の支持部材側に近く配列した滑車ほど小径に形成する
か、前記第2の紐状体を案内する各滑車外周の案内面
を、各滑車間で軸方向に順にずらし、これらの各案内面
に第2の紐状体が巻き掛けられる凹溝を形成することに
より、各滑車に巻き掛けられた第2の紐状体同士の干渉
を防止して、第2の紐状体をスムーズに牽引することが
できる。
ずれか一方、または両方について、前記対向する相手方
の支持部材側に近く配列した滑車ほど小径に形成する
か、前記第2の紐状体を案内する各滑車外周の案内面
を、各滑車間で軸方向に順にずらし、これらの各案内面
に第2の紐状体が巻き掛けられる凹溝を形成することに
より、各滑車に巻き掛けられた第2の紐状体同士の干渉
を防止して、第2の紐状体をスムーズに牽引することが
できる。
【0013】前記柄の基端側に差し込まれる固定滑車支
持部材に、柄の基端側から突出するボス部を設け、この
ボス部に延長用柄を差し込んで継ぎ足すことにより、高
枝の切断にも使用することができる。
持部材に、柄の基端側から突出するボス部を設け、この
ボス部に延長用柄を差し込んで継ぎ足すことにより、高
枝の切断にも使用することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図4に基づき、こ
の発明の実施形態を説明する。図1乃至図3は、第1の
実施形態を示す。この枝切り鋏は、図1および図2に示
すように、筒状の柄1の先端に支持具2が差し込まれ、
この支持具2に、フック状の枝受け部3を有する受け部
材4が、ねじ5で首振り可能に取り付けられ、さらに受
け部材4に、切刃6を有する切刃部材7が枢着されてい
る。
の発明の実施形態を説明する。図1乃至図3は、第1の
実施形態を示す。この枝切り鋏は、図1および図2に示
すように、筒状の柄1の先端に支持具2が差し込まれ、
この支持具2に、フック状の枝受け部3を有する受け部
材4が、ねじ5で首振り可能に取り付けられ、さらに受
け部材4に、切刃6を有する切刃部材7が枢着されてい
る。
【0015】前記切刃部材7には、大小2つのアーム
8、9が設けられ、大アーム8の先端部には紐10が結
合されている。この紐10に牽引力を付与することによ
り、図1中に二点鎖線で示すように、切刃部材7は、切
刃6が枝受け部3に受けられた枝11に向かう方向に枢
動される。また、小アーム9の先端部は、コイルばね1
2で受け部材4の基部と連結され、切刃6を枝受け部3
から戻す方向に付勢されている。
8、9が設けられ、大アーム8の先端部には紐10が結
合されている。この紐10に牽引力を付与することによ
り、図1中に二点鎖線で示すように、切刃部材7は、切
刃6が枝受け部3に受けられた枝11に向かう方向に枢
動される。また、小アーム9の先端部は、コイルばね1
2で受け部材4の基部と連結され、切刃6を枝受け部3
から戻す方向に付勢されている。
【0016】前記支持具2には、紐通し孔13と一対の
ローラガイド14とが設けられ、前記紐10は一対のロ
ーラガイド14の間から紐通し孔13を通して、柄1の
中に導かれ、柄1の中にスライド自在に収納された動滑
車支持部材15に連結されている。また、柄1の基端に
は、動滑車支持部材15と対向して固定滑車支持部材1
6が差し込み固定されている。固定滑車支持部材16に
は、柄1の外方に突出するボス部17が設けられ、この
ボス部17に延長用柄18を継ぎ足せるようになってい
る。
ローラガイド14とが設けられ、前記紐10は一対のロ
ーラガイド14の間から紐通し孔13を通して、柄1の
中に導かれ、柄1の中にスライド自在に収納された動滑
車支持部材15に連結されている。また、柄1の基端に
は、動滑車支持部材15と対向して固定滑車支持部材1
6が差し込み固定されている。固定滑車支持部材16に
は、柄1の外方に突出するボス部17が設けられ、この
ボス部17に延長用柄18を継ぎ足せるようになってい
る。
【0017】図3(a)、(b)に示すように、柄1は
偏平な筒状に形成され、前記動滑車支持部材15は、柄
1の内周断面に概ね合致するように、平行な側板部19
が上下2つの柱部20、21で一体に結合され、平行な
側板部19の間に、3個の動滑車22a、22b、22
cが柄1の長手方向に沿って配列され、回転自在に軸着
されている。各動滑車22a、22b、22c間には径
差が設けられ、固定滑車支持部材16側に近く配列され
たものほど小径に形成されている。なお、前記紐10は
上側柱部20に結合されている。
偏平な筒状に形成され、前記動滑車支持部材15は、柄
1の内周断面に概ね合致するように、平行な側板部19
が上下2つの柱部20、21で一体に結合され、平行な
側板部19の間に、3個の動滑車22a、22b、22
cが柄1の長手方向に沿って配列され、回転自在に軸着
されている。各動滑車22a、22b、22c間には径
差が設けられ、固定滑車支持部材16側に近く配列され
たものほど小径に形成されている。なお、前記紐10は
上側柱部20に結合されている。
【0018】前記固定滑車支持部材16は、柄1の基端
に当接する鍔部23と、柄1の中に差し込まれる平行な
側板部24と、柄1の外方に突出する前記ボス部17よ
り成り、平行な側板部24の間に、2個の固定滑車25
a、25bが柄1の長手方向に沿って配列され、回転自
在に軸着されている。固定滑車25a、25b間には径
差が設けられ、動滑車支持部材15側に近く配列された
固定滑車25aが、より小径に形成されている。
に当接する鍔部23と、柄1の中に差し込まれる平行な
側板部24と、柄1の外方に突出する前記ボス部17よ
り成り、平行な側板部24の間に、2個の固定滑車25
a、25bが柄1の長手方向に沿って配列され、回転自
在に軸着されている。固定滑車25a、25b間には径
差が設けられ、動滑車支持部材15側に近く配列された
固定滑車25aが、より小径に形成されている。
【0019】前記側板部24の先端側には柱26が差し
渡され、滑車機構に巻き掛けられる紐27の一端が柱2
6に結合されている。紐27は動滑車22a、22b、
22cと固定滑車25a、25bに、互いに近く配され
たものから交互に巻き掛けられ、紐27の他端は、最外
方の動滑車22cに巻き掛けられたのち、固定滑車支持
部材16に設けられた紐通し孔28を通して、外部に取
り出されている。滑車機構に巻き掛けられた紐27は、
各滑車間に設けられた径差により、互いに干渉しないよ
うになっている。
渡され、滑車機構に巻き掛けられる紐27の一端が柱2
6に結合されている。紐27は動滑車22a、22b、
22cと固定滑車25a、25bに、互いに近く配され
たものから交互に巻き掛けられ、紐27の他端は、最外
方の動滑車22cに巻き掛けられたのち、固定滑車支持
部材16に設けられた紐通し孔28を通して、外部に取
り出されている。滑車機構に巻き掛けられた紐27は、
各滑車間に設けられた径差により、互いに干渉しないよ
うになっている。
【0020】前記外部に取り出された紐27の他端に牽
引力Fを付与すると、動滑車支持部材15が固定滑車支
持部材16側へ引き寄せられて、動滑車支持部材15と
切刃部材7のアーム8を連結する紐10に牽引力Fが伝
達され、切刃6が枢動されて枝受け部3に受けられた枝
11が切断される。このとき、紐27に付与される牽引
力Fは、紐27が6重に巻き掛けられた滑車機構によ
り、6倍に増幅されて紐10に伝達され、さらに、切刃
部材7のアーム8と切刃6のモーメントアーム比で約2
倍に増幅される。したがって、切刃6に伝達される切断
力は、紐27に付与される牽引力Fの概ね12倍に増幅
される。
引力Fを付与すると、動滑車支持部材15が固定滑車支
持部材16側へ引き寄せられて、動滑車支持部材15と
切刃部材7のアーム8を連結する紐10に牽引力Fが伝
達され、切刃6が枢動されて枝受け部3に受けられた枝
11が切断される。このとき、紐27に付与される牽引
力Fは、紐27が6重に巻き掛けられた滑車機構によ
り、6倍に増幅されて紐10に伝達され、さらに、切刃
部材7のアーム8と切刃6のモーメントアーム比で約2
倍に増幅される。したがって、切刃6に伝達される切断
力は、紐27に付与される牽引力Fの概ね12倍に増幅
される。
【0021】図4(a)、(b)は、第2の実施形態を
示す。この枝切り鋏は、基本的な構成は第1の実施形態
と同じで、滑車機構の形態のみが異なる。前記動滑車支
持部材15の平行な側板部19の間には、3個の等径の
動滑車29a、29b、29cが柄1の長手方向に沿っ
て配列されている。各動滑車29a、29b、29cに
は、紐27が巻き掛けられる凹溝30が形成された案内
面が、その軸方向位置を順にずらして設けられている。
示す。この枝切り鋏は、基本的な構成は第1の実施形態
と同じで、滑車機構の形態のみが異なる。前記動滑車支
持部材15の平行な側板部19の間には、3個の等径の
動滑車29a、29b、29cが柄1の長手方向に沿っ
て配列されている。各動滑車29a、29b、29cに
は、紐27が巻き掛けられる凹溝30が形成された案内
面が、その軸方向位置を順にずらして設けられている。
【0022】前記固定滑車支持部材16の平行な側板部
24の間には、2個の等径の固定滑車31a、31bが
柄1の長手方向に沿って配列されている。これらの各固
定滑車31a、31bも、紐27が巻き掛けられる凹溝
32が形成された案内面が、その軸方向位置をずらして
設けられている。なお、この実施形態では、各動滑車2
9a、29b、29cと各固定滑車31a、31bをそ
れぞれ等径としたが、第1の実施形態と同様に、それぞ
れの各滑車間に径差を設けてもよい。
24の間には、2個の等径の固定滑車31a、31bが
柄1の長手方向に沿って配列されている。これらの各固
定滑車31a、31bも、紐27が巻き掛けられる凹溝
32が形成された案内面が、その軸方向位置をずらして
設けられている。なお、この実施形態では、各動滑車2
9a、29b、29cと各固定滑車31a、31bをそ
れぞれ等径としたが、第1の実施形態と同様に、それぞ
れの各滑車間に径差を設けてもよい。
【0023】上述した各実施形態では、手元の紐を手で
引く手動式のものとしたが、モータで手元の紐を巻き取
る電動式の枝切り鋏に適用することもでき、この場合
は、モータを小容量でコンパクトなものにすることがで
きる。
引く手動式のものとしたが、モータで手元の紐を巻き取
る電動式の枝切り鋏に適用することもでき、この場合
は、モータを小容量でコンパクトなものにすることがで
きる。
【0024】また、上記各実施形態では、切刃を枢動さ
せる紐状体を切刃部材に直接結合したが、特公昭62−
46129号公報に開示されたもののように、切断力増
幅機能を有するレバー等を介して連結することもでき
る。枝の受け部材と切刃部材の形状についても、切刃部
材の枢動で切刃と枝受け部が係合、離反する形態であれ
ば任意の形状としてよく、枝受け部に受け刃を設けるこ
ともできる。
せる紐状体を切刃部材に直接結合したが、特公昭62−
46129号公報に開示されたもののように、切断力増
幅機能を有するレバー等を介して連結することもでき
る。枝の受け部材と切刃部材の形状についても、切刃部
材の枢動で切刃と枝受け部が係合、離反する形態であれ
ば任意の形状としてよく、枝受け部に受け刃を設けるこ
ともできる。
【0025】さらに、滑車機構の動滑車と固定滑車の個
数についても、柄の中のスペースが許容される範囲内で
任意の個数とすることができ、滑車機構に巻き掛けられ
る紐状体の一端を動滑車側に結合してもよい。
数についても、柄の中のスペースが許容される範囲内で
任意の個数とすることができ、滑車機構に巻き掛けられ
る紐状体の一端を動滑車側に結合してもよい。
【0026】
【発明の効果】以上のように、この枝切り鋏は、柄を筒
状に形成して、紐状体で切刃部材と連結され、動滑車を
配した動滑車支持部材を柄の中にスライド自在に収納す
るとともに、固定滑車を配した固定滑車支持部材を柄の
中に差し込み固定することにより、切断力を増幅する滑
車機構を柄の中に組み込んだので、切刃の設けられた柄
の先端部をコンパクトな形態とすることができ、枝等が
密集した部位でも容易に枝を切断することができる。
状に形成して、紐状体で切刃部材と連結され、動滑車を
配した動滑車支持部材を柄の中にスライド自在に収納す
るとともに、固定滑車を配した固定滑車支持部材を柄の
中に差し込み固定することにより、切断力を増幅する滑
車機構を柄の中に組み込んだので、切刃の設けられた柄
の先端部をコンパクトな形態とすることができ、枝等が
密集した部位でも容易に枝を切断することができる。
【0027】また、動滑車と固定滑車の少なくとも一方
を、それぞれの支持部材に柄の長手方向に沿って複数個
配列し、滑車機構に巻き掛けられる手元の紐状体を、相
手方の滑車に近く配されたものから順に巻き掛けること
により、滑車機構における紐状体の巻き掛け数を多くし
て、切断力増幅倍率を大きくでき、かつ、手元の紐状体
を干渉しないように外部に取り出すことができる。
を、それぞれの支持部材に柄の長手方向に沿って複数個
配列し、滑車機構に巻き掛けられる手元の紐状体を、相
手方の滑車に近く配されたものから順に巻き掛けること
により、滑車機構における紐状体の巻き掛け数を多くし
て、切断力増幅倍率を大きくでき、かつ、手元の紐状体
を干渉しないように外部に取り出すことができる。
【0028】さらに、前記複数個配列した動滑車と固定
滑車のいずれか一方、または両方について、相手方の支
持部材側に近く配列した滑車ほど小径に形成するか、滑
車機構に巻き掛けられる紐状体を案内する案内面を、各
滑車間で軸方向に順にずらし、これらの各案内面に凹溝
を形成することにより、各滑車に巻き掛けられる紐状体
同士の干渉を防止して、手元の紐状体をスムーズに牽引
することができる。
滑車のいずれか一方、または両方について、相手方の支
持部材側に近く配列した滑車ほど小径に形成するか、滑
車機構に巻き掛けられる紐状体を案内する案内面を、各
滑車間で軸方向に順にずらし、これらの各案内面に凹溝
を形成することにより、各滑車に巻き掛けられる紐状体
同士の干渉を防止して、手元の紐状体をスムーズに牽引
することができる。
【0029】柄の基端側に差し込まれる固定滑車支持部
材に、柄の基端側から突出するボス部を設け、このボス
部に延長用柄を差し込んで継ぎ足すことにより、高枝の
切断にも使用することができる。
材に、柄の基端側から突出するボス部を設け、このボス
部に延長用柄を差し込んで継ぎ足すことにより、高枝の
切断にも使用することができる。
【図1】第1の実施形態の枝切り鋏を示す正面図
【図2】図1の枝切り鋏の先端部を拡大して示す一部切
欠き正面図
欠き正面図
【図3】aは図1の柄の内部を拡大して示す正面断面
図、bはaの側面断面図
図、bはaの側面断面図
【図4】aは第2の実施形態の枝切り鋏柄の内部を示す
正面断面図、bはaの側面断面図
正面断面図、bはaの側面断面図
【図5】従来の枝切り鋏を示す正面図
1 柄 2 支持具 3 枝受け部 4 受け部材 5 ねじ 6 切刃 7 切刃部材 8、9 アーム 10 紐 11 枝 12 コイルばね 13 紐通し孔 14 ローラガイド 15 動滑車支持部材 16 固定滑車支持部材 17 ボス部 18 延長用柄 19 側板部 20、21 柱部 22a、22b、22c 動滑車 23 鍔部 24 側板部 25a、25b 固定滑車 26 柱 27 紐 28 紐通し孔 29a、29b、29c 動滑車 30 凹溝 31a、31b 固定滑車 32 凹溝
Claims (5)
- 【請求項1】 柄の先端側に設けられ、フック状の枝受
け部を有する受け部材に、前記枝受け部に係合、離反す
る切刃を有する切刃部材を枢着し、この切刃部材を、切
刃が前記枝受け部から離反する方向にばねで付勢すると
ともに、この切刃部材に直接、または間接的に第1の紐
状体を連結し、この第1の紐状体に牽引力を付与するこ
とにより、切刃を前記枝受け部に向かって枢動させる枝
切り鋏において、前記柄を筒状に形成し、動滑車を配し
た動滑車支持部材を前記柄の中に長手方向へスライド自
在に収納し、前記切刃部材に連結された第1の紐状体を
柄の中に導いてこの動滑車支持部材に連結し、固定滑車
を配した固定滑車支持部材を前記柄の基端側に差し込ん
で、前記動滑車支持部材と対向させて固定し、第2の紐
状体の一端を前記動滑車支持部材または固定滑車支持部
材に結合して、前記動滑車と固定滑車に交互に巻き掛
け、その他端を前記柄の外に取り出して、この第2の紐
状体を牽引することにより、前記切刃を前記枝受け部に
向かって枢動させるようにしたことを特徴とする枝切り
鋏。 - 【請求項2】 前記動滑車と固定滑車の少なくとも一方
を、前記それぞれの支持部材に柄の長手方向に沿って複
数個配列し、前記動滑車支持部材または固定滑車支持部
材に一端を結合した第2の紐状体を、前記複数個または
単数個配列した動滑車と固定滑車に対して、それぞれ前
記相手方の支持部材側に近く配列した滑車から順に巻き
掛けるようにした請求項1に記載の枝切り鋏。 - 【請求項3】 前記複数個配列した動滑車と固定滑車の
いずれか一方、または両方について、前記対向する相手
方の支持部材側に近く配列した滑車ほど小径に形成した
請求項2に記載の枝切り鋏。 - 【請求項4】 前記複数個配列した動滑車と固定滑車の
いずれか一方、または両方について、前記第2の紐状体
を案内する各滑車外周の案内面を、各滑車間で軸方向に
順にずらし、これらの各案内面に第2の紐状体が巻き掛
けられる凹溝を形成した請求項2または3に記載の枝切
り鋏。 - 【請求項5】 前記柄の基端側に差し込まれる固定滑車
支持部材に、柄の基端側から突出するボス部を設け、こ
のボス部に延長用柄を差し込んで、継ぎ足すようにした
請求項1乃至4のいずれかに記載の枝切り鋏。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15203399A JP3364448B2 (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 枝切り鋏 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15203399A JP3364448B2 (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 枝切り鋏 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000334181A true JP2000334181A (ja) | 2000-12-05 |
| JP3364448B2 JP3364448B2 (ja) | 2003-01-08 |
Family
ID=15531596
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15203399A Expired - Fee Related JP3364448B2 (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 枝切り鋏 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3364448B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009000760A (ja) * | 2007-06-20 | 2009-01-08 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 紙裁断装置 |
| JP2009214216A (ja) * | 2008-03-10 | 2009-09-24 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 紙断裁装置 |
| JP2012075394A (ja) * | 2010-10-01 | 2012-04-19 | 忠 ▲あい▼川 | 高枝切鋏 |
| EP4606211A1 (en) * | 2024-02-26 | 2025-08-27 | Husqvarna AB | Telescopic hand tool, in particular a telescopic pruner |
| EP4606212A1 (en) * | 2024-02-26 | 2025-08-27 | Husqvarna AB | Telescopic hand tool, in particular a telescopic pruner |
| EP4606210A1 (en) * | 2024-02-26 | 2025-08-27 | Husqvarna AB | Telescopic hand tool, in particular telescopic pruner |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104885797A (zh) * | 2015-06-12 | 2015-09-09 | 成都理工大学 | 一种滑把省力高枝剪 |
| EP3407701B1 (en) * | 2016-01-27 | 2019-12-04 | Husqvarna AB | Pruning tool, in particular a branch pruner, a lopper or a secateur |
-
1999
- 1999-05-31 JP JP15203399A patent/JP3364448B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009000760A (ja) * | 2007-06-20 | 2009-01-08 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 紙裁断装置 |
| JP2009214216A (ja) * | 2008-03-10 | 2009-09-24 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 紙断裁装置 |
| JP2012075394A (ja) * | 2010-10-01 | 2012-04-19 | 忠 ▲あい▼川 | 高枝切鋏 |
| EP4606211A1 (en) * | 2024-02-26 | 2025-08-27 | Husqvarna AB | Telescopic hand tool, in particular a telescopic pruner |
| EP4606212A1 (en) * | 2024-02-26 | 2025-08-27 | Husqvarna AB | Telescopic hand tool, in particular a telescopic pruner |
| EP4606210A1 (en) * | 2024-02-26 | 2025-08-27 | Husqvarna AB | Telescopic hand tool, in particular telescopic pruner |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3364448B2 (ja) | 2003-01-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2000334181A (ja) | 枝切り鋏 | |
| JPH11103674A (ja) | ラッパー | |
| CA2524941A1 (en) | Winding-up screen device | |
| RU2660269C1 (ru) | Садовый секатор | |
| WO2002017706A1 (en) | High twig pruner | |
| US20020000044A1 (en) | Force-saving pruner with a guiding roller arrangement | |
| ATE302085T1 (de) | Kabelschneider | |
| US5996232A (en) | Tree pruner | |
| US4096630A (en) | Pole pruner | |
| KR100968294B1 (ko) | 권취장치 | |
| KR20120003461U (ko) | 전동 전지가위 | |
| JP5557280B2 (ja) | 自動開閉傘の安全装置及びその安全装置を具備した自動開閉傘 | |
| US20030213603A1 (en) | Dual use extension apparatus for a tool | |
| WO2015067319A1 (en) | Lopper with angular adjustment | |
| FI2258163T3 (en) | Scissors for cutting branches | |
| JP5291069B2 (ja) | 高枝切鋏 | |
| DE50104026D1 (de) | Windenzug | |
| JPH11151687A (ja) | 遠隔操作用ハンド | |
| JP2004215538A (ja) | 高枝切鋏 | |
| US20250268148A1 (en) | Telescopic hand tool, in particular a telescopic pruner | |
| JP2002258065A (ja) | 光ファイバ余長収納箱 | |
| JP2002300803A5 (ja) | ||
| JP7032767B2 (ja) | 光リール | |
| KR100408939B1 (ko) | 끈 절단기 | |
| JP3093180B2 (ja) | 光クロージャ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081025 Year of fee payment: 6 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |