JP2000334216A - 汚泥掻寄機のフライト - Google Patents
汚泥掻寄機のフライトInfo
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Landscapes
- Removal Of Floating Material (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 汚水中でのフライトに掛かる下向き荷重を簡
易に調整可能にして、常に適正な下向き荷重がフライト
に掛かるようにした汚泥掻寄機のフライトを提供するこ
と。 【解決手段】 汚水処理槽の槽底に沿って移動するよう
に張架したエンドレスチェンに、所定間隔で取り付け、
汚水処理槽の槽底に沈澱した汚泥を掻き寄せるための汚
泥掻寄機のフライト4を、耐腐食鋼製で、内部を中空構
造としたフライト本体41の中空内部に浮力発生材42
を、浮力を調整可能となるように挿入する。
易に調整可能にして、常に適正な下向き荷重がフライト
に掛かるようにした汚泥掻寄機のフライトを提供するこ
と。 【解決手段】 汚水処理槽の槽底に沿って移動するよう
に張架したエンドレスチェンに、所定間隔で取り付け、
汚水処理槽の槽底に沈澱した汚泥を掻き寄せるための汚
泥掻寄機のフライト4を、耐腐食鋼製で、内部を中空構
造としたフライト本体41の中空内部に浮力発生材42
を、浮力を調整可能となるように挿入する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、汚泥掻寄機(汚砂
掻寄機を含み、本明細書において、単に、「汚泥掻寄
機」という。)のフライトに関し、特に、汚水中でのフ
ライトに掛かる下向き荷重を汚水特性により簡易に調整
して常に適正な下向き荷重を得ることができるようにし
た汚泥掻寄機のフライトに関するものである。
掻寄機を含み、本明細書において、単に、「汚泥掻寄
機」という。)のフライトに関し、特に、汚水中でのフ
ライトに掛かる下向き荷重を汚水特性により簡易に調整
して常に適正な下向き荷重を得ることができるようにし
た汚泥掻寄機のフライトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】下水処理場等の汚水処理槽(沈砂池、汚
泥沈澱池、汚水処理池等を含み、本明細書において、単
に、「汚水処理槽」という。)における汚泥掻寄機は、
一般には、図3に示すように、一端に沈澱した汚泥を掻
き集めて一時貯留する汚泥ピット12を備えた汚水処理
槽1内に、汚水処理槽1の槽底11に沿って移動するエ
ンドレスチェン3を張架し、このエンドレスチェン3に
フライト4を所定間隔で取り付け、エンドレスチェン3
をモータMを駆動することにより、汚水処理槽1の槽底
11に沿って移動するフライト4によって、汚水処理槽
1の槽底11に沈澱した汚泥を、汚泥ピット12内に掻
き寄せ、集泥し、集泥された汚泥を、汚泥引抜管2を介
して汚水処理槽1から排出するとともに、リターン側の
水面位置にあるフライト4によって、水面に浮遊するス
カムを掻き寄せ、スカムスキマ6を介して汚水処理槽1
から排出するようにしている。
泥沈澱池、汚水処理池等を含み、本明細書において、単
に、「汚水処理槽」という。)における汚泥掻寄機は、
一般には、図3に示すように、一端に沈澱した汚泥を掻
き集めて一時貯留する汚泥ピット12を備えた汚水処理
槽1内に、汚水処理槽1の槽底11に沿って移動するエ
ンドレスチェン3を張架し、このエンドレスチェン3に
フライト4を所定間隔で取り付け、エンドレスチェン3
をモータMを駆動することにより、汚水処理槽1の槽底
11に沿って移動するフライト4によって、汚水処理槽
1の槽底11に沈澱した汚泥を、汚泥ピット12内に掻
き寄せ、集泥し、集泥された汚泥を、汚泥引抜管2を介
して汚水処理槽1から排出するとともに、リターン側の
水面位置にあるフライト4によって、水面に浮遊するス
カムを掻き寄せ、スカムスキマ6を介して汚水処理槽1
から排出するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の汚泥
掻寄機は、エンドレスチェン3をモータMを駆動するこ
とにより、汚水処理槽1の槽底11に沿って移動するフ
ライト4によって、汚水処理槽1の槽底11に沈澱した
汚泥を掻き寄せる構造のため、フライト4が、汚水や汚
泥によって腐食しないように、また、槽底11あるいは
槽底11に敷設したガイドレール13との接触による摩
耗を低減するため、適当な浮力を生じるように、フライ
ト4を、木材や合成木材あるいは合成樹脂にて製作した
り、さらには、内部を密閉できる中空構造としたステン
レス鋼等の耐腐食鋼製の角パイプにて製作するようにし
ていた。
掻寄機は、エンドレスチェン3をモータMを駆動するこ
とにより、汚水処理槽1の槽底11に沿って移動するフ
ライト4によって、汚水処理槽1の槽底11に沈澱した
汚泥を掻き寄せる構造のため、フライト4が、汚水や汚
泥によって腐食しないように、また、槽底11あるいは
槽底11に敷設したガイドレール13との接触による摩
耗を低減するため、適当な浮力を生じるように、フライ
ト4を、木材や合成木材あるいは合成樹脂にて製作した
り、さらには、内部を密閉できる中空構造としたステン
レス鋼等の耐腐食鋼製の角パイプにて製作するようにし
ていた。
【0004】ところで、汚水処理槽1によって汚水や汚
泥の性状は一定ではなく、このため、フライトの取付間
隔やエンドレスチェンの単位長さ重量が、汚水処理槽1
毎に異なるにもかかわらず、従来の木材や合成木材ある
いは合成樹脂にて製作したり、さらには、ステンレス鋼
等の耐腐食鋼製の角パイプにて製作したフライト4は、
浮力が製作時に定まり、汚泥に適正な下向き荷重を作用
させるように調整することが難しいという問題があっ
た。
泥の性状は一定ではなく、このため、フライトの取付間
隔やエンドレスチェンの単位長さ重量が、汚水処理槽1
毎に異なるにもかかわらず、従来の木材や合成木材ある
いは合成樹脂にて製作したり、さらには、ステンレス鋼
等の耐腐食鋼製の角パイプにて製作したフライト4は、
浮力が製作時に定まり、汚泥に適正な下向き荷重を作用
させるように調整することが難しいという問題があっ
た。
【0005】また、耐腐食鋼製の角パイプにて製作した
フライトは、耐腐食鋼に発生する孔食作用にてピンホー
ルがあくと汚水が内部に侵入して浮力が得られなくなる
という問題があった。
フライトは、耐腐食鋼に発生する孔食作用にてピンホー
ルがあくと汚水が内部に侵入して浮力が得られなくなる
という問題があった。
【0006】本発明は、上記従来の汚泥掻寄機のフライ
トの有する問題点に鑑み、汚水中でのフライトに掛かる
下向き荷重を簡易に調整可能にして、常に適正な下向き
荷重がフライトに掛かるようにし、これにより、沈澱し
た汚泥の掻き寄せを確実に行うことができるようにする
とともに、フライトの摺動部の摩耗を低減し、耐久性を
向上することができるようにした汚泥掻寄機のフライト
を提供することを目的とする。
トの有する問題点に鑑み、汚水中でのフライトに掛かる
下向き荷重を簡易に調整可能にして、常に適正な下向き
荷重がフライトに掛かるようにし、これにより、沈澱し
た汚泥の掻き寄せを確実に行うことができるようにする
とともに、フライトの摺動部の摩耗を低減し、耐久性を
向上することができるようにした汚泥掻寄機のフライト
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の汚泥掻寄機のフライトは、汚水処理槽の槽
底に沿って移動するように張架したエンドレスチェン
に、所定間隔で取り付け、汚水処理槽の槽底に沈澱した
汚泥を掻き寄せるための汚泥掻寄機のフライトにおい
て、耐腐食鋼製で、内部を中空構造としたフライト本体
の中空内部に浮力発生材を、浮力を調整可能となるよう
に挿入したことを特徴とする。
め、本発明の汚泥掻寄機のフライトは、汚水処理槽の槽
底に沿って移動するように張架したエンドレスチェン
に、所定間隔で取り付け、汚水処理槽の槽底に沈澱した
汚泥を掻き寄せるための汚泥掻寄機のフライトにおい
て、耐腐食鋼製で、内部を中空構造としたフライト本体
の中空内部に浮力発生材を、浮力を調整可能となるよう
に挿入したことを特徴とする。
【0008】この場合、浮力発生材を挿入するフライト
本体の内部容積を、 フライト本体の内部容積(1−浮力発生材の比重) =フライト自重+(フライト取付間隔×チェン単位長さ重量)・・・(1) の関係として、フライトの下向き荷重を加減するように
することができる。
本体の内部容積を、 フライト本体の内部容積(1−浮力発生材の比重) =フライト自重+(フライト取付間隔×チェン単位長さ重量)・・・(1) の関係として、フライトの下向き荷重を加減するように
することができる。
【0009】この汚泥掻寄機のフライトは、耐腐食鋼製
で、内部を中空構造としたフライト本体の中空内部に浮
力発生材を挿入するようにしているので、フライト本体
の中空内部に挿入する浮力発生材の大きさを変更するこ
とにより、得られる浮力を調整することができる。
で、内部を中空構造としたフライト本体の中空内部に浮
力発生材を挿入するようにしているので、フライト本体
の中空内部に挿入する浮力発生材の大きさを変更するこ
とにより、得られる浮力を調整することができる。
【0010】また、浮力発生材を独立気泡発泡樹脂材に
て構成することができる。
て構成することができる。
【0011】これにより、切削等の加工を施しても普遍
的な浮力を備えた浮力発生材を、簡易に得ることができ
る。
的な浮力を備えた浮力発生材を、簡易に得ることができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の汚泥掻寄機のフラ
イトの実施の形態を図面に基づいて説明する。
イトの実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0013】本発明のフライトを適用する汚泥掻寄機A
は、従来の汚泥掻寄機と同様、図3に示すように、一端
に沈澱した汚泥を掻き集めて一時貯留する汚泥ピット1
2を備えた汚水処理槽1内に、汚水処理槽1の槽底11
に沿って移動するように2条のエンドレスチェン3を、
間隔Wをあけて、水中及び水上に配置したスプロケット
ホイール81,82,83,84に掛けて張架し、この
エンドレスチェン3,3間に掛け渡すようにしてフライ
ト4を所定の取付間隔Pで取り付け、エンドレスチェン
3をモータMを駆動することにより、汚水処理槽1の槽
底11に沿って移動するフライト4によって、汚水処理
槽1の槽底11に沈澱した汚泥を、汚泥ピット12内に
掻き寄せ、集泥し、集泥された汚泥を、汚泥引抜管2を
介して汚水処理槽1から排出するとともに、リターン側
の水面位置にあるフライト4によって、水面に浮遊する
スカムを掻き寄せ、汚水処理槽1の略中央付近の水面位
置に設置したスカムスキマ6を介して汚水処理槽1から
排出するようにしている。
は、従来の汚泥掻寄機と同様、図3に示すように、一端
に沈澱した汚泥を掻き集めて一時貯留する汚泥ピット1
2を備えた汚水処理槽1内に、汚水処理槽1の槽底11
に沿って移動するように2条のエンドレスチェン3を、
間隔Wをあけて、水中及び水上に配置したスプロケット
ホイール81,82,83,84に掛けて張架し、この
エンドレスチェン3,3間に掛け渡すようにしてフライ
ト4を所定の取付間隔Pで取り付け、エンドレスチェン
3をモータMを駆動することにより、汚水処理槽1の槽
底11に沿って移動するフライト4によって、汚水処理
槽1の槽底11に沈澱した汚泥を、汚泥ピット12内に
掻き寄せ、集泥し、集泥された汚泥を、汚泥引抜管2を
介して汚水処理槽1から排出するとともに、リターン側
の水面位置にあるフライト4によって、水面に浮遊する
スカムを掻き寄せ、汚水処理槽1の略中央付近の水面位
置に設置したスカムスキマ6を介して汚水処理槽1から
排出するようにしている。
【0014】そして、汚水処理槽1のスカムスキマ6の
後方の水面位置に、複数の流出樋7を設置して、汚泥分
を沈澱分離し、スカムを除去した汚水を汚水処理槽1か
ら排出するようにしている。
後方の水面位置に、複数の流出樋7を設置して、汚泥分
を沈澱分離し、スカムを除去した汚水を汚水処理槽1か
ら排出するようにしている。
【0015】この場合において、汚泥掻寄機Aの2条の
エンドレスチェン3,3間に掛け渡すフライト4の取付
間隔Pは、汚泥掻寄機Aの処理能力、汚水処理槽1に流
入する汚水や汚泥の性状等により定められる。
エンドレスチェン3,3間に掛け渡すフライト4の取付
間隔Pは、汚泥掻寄機Aの処理能力、汚水処理槽1に流
入する汚水や汚泥の性状等により定められる。
【0016】フライト4は、図1〜図2に示すように、
所定の幅Dと高さHを有するステンレス鋼等の耐腐食鋼
製の角パイプを汚水処理槽1の幅に合わせて適当な長さ
Lに切断したフライト本体41と、このフライト本体4
1の中空内部に挿入される浮力発生材42と、フライト
本体41の中空内部に挿入した浮力発生材42が抜け出
ないようにするフライト本体41の両端に固定した蓋4
3とより構成し、フライト本体41の中空内部に挿入す
る浮力発生材42の大きさを変更することにより、得ら
れる浮力FU、すなわち、汚水中でのフライト4に掛か
る下向き荷重FDを簡易に調整可能とする。
所定の幅Dと高さHを有するステンレス鋼等の耐腐食鋼
製の角パイプを汚水処理槽1の幅に合わせて適当な長さ
Lに切断したフライト本体41と、このフライト本体4
1の中空内部に挿入される浮力発生材42と、フライト
本体41の中空内部に挿入した浮力発生材42が抜け出
ないようにするフライト本体41の両端に固定した蓋4
3とより構成し、フライト本体41の中空内部に挿入す
る浮力発生材42の大きさを変更することにより、得ら
れる浮力FU、すなわち、汚水中でのフライト4に掛か
る下向き荷重FDを簡易に調整可能とする。
【0017】浮力発生材42は、耐腐食鋼製のフライト
本体41及び蓋43の重量と単位長さ(フライト4の取
付間隔P)当たりのエンドレスチェン3,3の重量の和
と、浮力発生材42により発生する浮力FUとから、適
度の下向き荷重FDがフライト4に掛かるようにして、
その大きさ等を定める。このため、浮力発生材を挿入す
るフライト本体の内部容積を、 フライト本体の内部容積(1−浮力発生材の比重) =フライト自重+(フライト取付間隔×チェン単位長さ重量)・・・(1) の関係として、フライト4の下向き荷重FDを0から任
意に加減することができるようにする。
本体41及び蓋43の重量と単位長さ(フライト4の取
付間隔P)当たりのエンドレスチェン3,3の重量の和
と、浮力発生材42により発生する浮力FUとから、適
度の下向き荷重FDがフライト4に掛かるようにして、
その大きさ等を定める。このため、浮力発生材を挿入す
るフライト本体の内部容積を、 フライト本体の内部容積(1−浮力発生材の比重) =フライト自重+(フライト取付間隔×チェン単位長さ重量)・・・(1) の関係として、フライト4の下向き荷重FDを0から任
意に加減することができるようにする。
【0018】浮力発生材42は、独立気泡発泡樹脂材に
て構成することが好ましく、これにより、切削等の加工
を施しても普遍的な浮力を備えた浮力発生材を、簡易に
得ることができ、フライト4の下向き荷重を小刻みに加
減することができるものとなる。
て構成することが好ましく、これにより、切削等の加工
を施しても普遍的な浮力を備えた浮力発生材を、簡易に
得ることができ、フライト4の下向き荷重を小刻みに加
減することができるものとなる。
【0019】なお、フライト本体41の中空内部に挿入
した浮力発生材42が抜け出ないようにフライト本体4
1の両端に固定する蓋43、フライト本体41の中空内
部を密封する必要がないため、簡単な構造のものでよ
い。例えば、図示のように、フライト本体41と同様に
耐腐食鋼製の金属板をL字形に屈曲して、その1片をフ
ライト本体41の外側面に沿わせてビス止めし、他片を
フライト本体41の開口の一部を塞ぐようにすればよ
い。なお、このフライト4は、フライト本体41に孔食
作用にてピンホールがあいても、浮力発生材42によっ
て得られる浮力は変動せず、常に適正な下向き荷重FD
がフライト4に掛かるようにすることができる。
した浮力発生材42が抜け出ないようにフライト本体4
1の両端に固定する蓋43、フライト本体41の中空内
部を密封する必要がないため、簡単な構造のものでよ
い。例えば、図示のように、フライト本体41と同様に
耐腐食鋼製の金属板をL字形に屈曲して、その1片をフ
ライト本体41の外側面に沿わせてビス止めし、他片を
フライト本体41の開口の一部を塞ぐようにすればよ
い。なお、このフライト4は、フライト本体41に孔食
作用にてピンホールがあいても、浮力発生材42によっ
て得られる浮力は変動せず、常に適正な下向き荷重FD
がフライト4に掛かるようにすることができる。
【0020】以下、この汚泥掻寄機のフライトの作用に
ついて説明する。汚水処理槽1内に流入した汚水は、そ
の下流方向へ流下する時、重力分離が行われて、汚泥分
は沈降する。このとき、比重の大きいものは速く沈降す
るため、比重の大きいものから順次汚水処理槽の上流側
から下流側の槽底11に沈降する。 そして、汚泥掻寄
装置Aのエンドレスチェン3をモータMを駆動すること
により、汚水処理槽1の槽底11に沿って移動するフラ
イト4によって、汚水処理槽1の槽底11に沈澱した汚
泥を、汚泥ピット12内に掻き寄せ、集泥し、集泥され
た汚泥を、汚泥引抜管2を介して汚水処理槽1から排出
するとともに、リターン側の水面位置にあるフライト4
によって、水面に浮遊するスカムを掻き寄せ、スカムス
キマ6を介して汚水処理槽1から排出する。一方、汚泥
分、スカム分を分離除去した汚水を、流出樋7から排出
する。汚泥掻寄装置Aの駆動は、連続的、あるいは汚泥
の沈降量に追従して間欠的に行うことができ、これは汚
水の流入量、汚泥の沈積量等に応じて適宜選択的に行う
ことができる。
ついて説明する。汚水処理槽1内に流入した汚水は、そ
の下流方向へ流下する時、重力分離が行われて、汚泥分
は沈降する。このとき、比重の大きいものは速く沈降す
るため、比重の大きいものから順次汚水処理槽の上流側
から下流側の槽底11に沈降する。 そして、汚泥掻寄
装置Aのエンドレスチェン3をモータMを駆動すること
により、汚水処理槽1の槽底11に沿って移動するフラ
イト4によって、汚水処理槽1の槽底11に沈澱した汚
泥を、汚泥ピット12内に掻き寄せ、集泥し、集泥され
た汚泥を、汚泥引抜管2を介して汚水処理槽1から排出
するとともに、リターン側の水面位置にあるフライト4
によって、水面に浮遊するスカムを掻き寄せ、スカムス
キマ6を介して汚水処理槽1から排出する。一方、汚泥
分、スカム分を分離除去した汚水を、流出樋7から排出
する。汚泥掻寄装置Aの駆動は、連続的、あるいは汚泥
の沈降量に追従して間欠的に行うことができ、これは汚
水の流入量、汚泥の沈積量等に応じて適宜選択的に行う
ことができる。
【0021】また、汚水処理槽1に流入する汚水や汚泥
の性状等により、フライト4の取付間隔やエンドレスチ
ェン3の単位長さ重量が、汚水処理槽1毎に異なるが、
これに合わせて、各フライト4の浮力発生材42により
発生する浮力FUを調整して、適度の下向き荷重FDがフ
ライト4に掛かるようにする。これにより、沈澱した汚
泥の掻き寄せを確実に行うことができるとともに、フラ
イト4の摺動部の摩耗を低減し、耐久性を向上すること
ができるものとなる。
の性状等により、フライト4の取付間隔やエンドレスチ
ェン3の単位長さ重量が、汚水処理槽1毎に異なるが、
これに合わせて、各フライト4の浮力発生材42により
発生する浮力FUを調整して、適度の下向き荷重FDがフ
ライト4に掛かるようにする。これにより、沈澱した汚
泥の掻き寄せを確実に行うことができるとともに、フラ
イト4の摺動部の摩耗を低減し、耐久性を向上すること
ができるものとなる。
【0022】なお、このフライト4の浮力発生材42に
より発生する浮力FUの調整は、フライト本体41の両
端に固定する蓋43のいずれか一方を取り外して、中空
内部に挿入した浮力発生材42を取り出し、適正な大き
さの浮力発生材42と交換するか、浮力発生材42に切
削等の加工を施したり、任意の大きさの浮力発生材42
を追加することにより行うことができ、浮力発生材42
をフライト本体41の中空内部に挿入して蓋43を閉じ
るようにすることにより、簡易に行うことができる。ま
た、浮力発生材42は、フライト本体41のほぼ中央部
に位置に、移動しないように挿入することが望ましい。
より発生する浮力FUの調整は、フライト本体41の両
端に固定する蓋43のいずれか一方を取り外して、中空
内部に挿入した浮力発生材42を取り出し、適正な大き
さの浮力発生材42と交換するか、浮力発生材42に切
削等の加工を施したり、任意の大きさの浮力発生材42
を追加することにより行うことができ、浮力発生材42
をフライト本体41の中空内部に挿入して蓋43を閉じ
るようにすることにより、簡易に行うことができる。ま
た、浮力発生材42は、フライト本体41のほぼ中央部
に位置に、移動しないように挿入することが望ましい。
【0023】
【発明の効果】本発明の汚泥掻寄機のフライトによれ
ば、耐腐食鋼製で、内部を中空構造としたフライト本体
の中空内部に浮力発生材を挿入するようにしているの
で、フライト本体の中空内部に挿入する浮力発生材の大
きさを変更することにより、得られる浮力、すなわち、
汚水中でのフライトに掛かる下向き荷重を簡易に調整可
能にして、常に適正な下向き荷重がフライトに掛かるよ
うにし、これにより、沈澱した汚泥の掻き寄せを確実に
行うことができるようにするとともに、フライトの摺動
部の摩耗を低減し、耐久性を向上することができる。ま
た、このフライトは、孔食作用にてピンホールがあいて
も、浮力発生材によって得られる浮力は変動せず、常に
適正な下向き荷重がフライトに掛かるようにすることが
できる。
ば、耐腐食鋼製で、内部を中空構造としたフライト本体
の中空内部に浮力発生材を挿入するようにしているの
で、フライト本体の中空内部に挿入する浮力発生材の大
きさを変更することにより、得られる浮力、すなわち、
汚水中でのフライトに掛かる下向き荷重を簡易に調整可
能にして、常に適正な下向き荷重がフライトに掛かるよ
うにし、これにより、沈澱した汚泥の掻き寄せを確実に
行うことができるようにするとともに、フライトの摺動
部の摩耗を低減し、耐久性を向上することができる。ま
た、このフライトは、孔食作用にてピンホールがあいて
も、浮力発生材によって得られる浮力は変動せず、常に
適正な下向き荷重がフライトに掛かるようにすることが
できる。
【0024】また、浮力発生材を独立気泡発泡樹脂材に
て構成することにより、切削等の加工を施しても普遍的
な浮力を備えた浮力発生材を、簡易に得ることができ
る。
て構成することにより、切削等の加工を施しても普遍的
な浮力を備えた浮力発生材を、簡易に得ることができ
る。
【図1】本発明の汚泥掻寄機のフライトの一実施例を示
し、(A)は正面図、(B)は側面図である。
し、(A)は正面図、(B)は側面図である。
【図2】エンドレスチェンとフライトの関係を示す説明
図である。
図である。
【図3】汚泥掻寄機の全形を示し、(A)は平面図、
(B)は断面図である。
(B)は断面図である。
【図4】従来のフライトを示し、(A)は正面図、
(B)は側面図である。
(B)は側面図である。
A 汚泥掻寄機 1 汚水処理槽 11 槽底 3 エンドレスチェン 4 フライト 41 フライト本体 42 浮力発生材 43 蓋
Claims (3)
- 【請求項1】 汚水処理槽の槽底に沿って移動するよう
に張架したエンドレスチェンに、所定間隔で取り付け、
汚水処理槽の槽底に沈澱した汚泥を掻き寄せるための汚
泥掻寄機のフライトにおいて、耐腐食鋼製で、内部を中
空構造としたフライト本体の中空内部に浮力発生材を、
浮力を調整可能となるように挿入したことを特徴とする
汚泥掻寄機のフライト。 - 【請求項2】 浮力発生材を挿入するフライト本体の内
部容積を、下記(1)式の関係として、フライトの下向
き荷重を加減するようにしたことを特徴とする請求項1
記載の汚泥掻寄機のフライト。 フライト本体の内部容積(1−浮力発生材の比重) =フライト自重+(フライト取付間隔×チェン単位長さ重量)・・・(1) - 【請求項3】 浮力発生材を独立気泡発泡樹脂材にて構
成したことを特徴とする請求項1又は2記載の汚泥掻寄
機のフライト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11150051A JP2000334216A (ja) | 1999-05-28 | 1999-05-28 | 汚泥掻寄機のフライト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11150051A JP2000334216A (ja) | 1999-05-28 | 1999-05-28 | 汚泥掻寄機のフライト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000334216A true JP2000334216A (ja) | 2000-12-05 |
Family
ID=15488439
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11150051A Pending JP2000334216A (ja) | 1999-05-28 | 1999-05-28 | 汚泥掻寄機のフライト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000334216A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012130837A (ja) * | 2010-12-20 | 2012-07-12 | Tsukishima Kikai Co Ltd | 汚泥掻寄機 |
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| JP2014094347A (ja) * | 2012-11-09 | 2014-05-22 | Sumitomo Heavy Industries Environment Co Ltd | フライト及び汚泥掻寄機 |
| WO2014104527A1 (ko) * | 2012-12-28 | 2014-07-03 | 주식회사 링콘테크놀로지 | 3열 체인 플라이트 방식 슬러지 수집기 |
| CN107715515A (zh) * | 2017-12-10 | 2018-02-23 | 泰兴市洁源环保工程有限公司 | 一种新型的污水隔油池用刮油刮泥机 |
| JP2022028567A (ja) * | 2020-08-03 | 2022-02-16 | アクアインテック株式会社 | 汚泥かき寄せ装置 |
-
1999
- 1999-05-28 JP JP11150051A patent/JP2000334216A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2024138122A (ja) * | 2020-08-03 | 2024-10-07 | アクアインテック株式会社 | 汚泥かき寄せ装置 |
| JP7789418B2 (ja) | 2020-08-03 | 2025-12-22 | アクアインテック株式会社 | 汚泥かき寄せ装置 |
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