JP2000334293A - 管式反応装置及びこれを用いたスラリー処理方法 - Google Patents
管式反応装置及びこれを用いたスラリー処理方法Info
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- JP2000334293A JP2000334293A JP11146536A JP14653699A JP2000334293A JP 2000334293 A JP2000334293 A JP 2000334293A JP 11146536 A JP11146536 A JP 11146536A JP 14653699 A JP14653699 A JP 14653699A JP 2000334293 A JP2000334293 A JP 2000334293A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 装置を停止することなく管内の清掃が可能で
稼動率の向上を図れる管式反応装置及びこれを用いたス
ラリー処理方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 スラリー供給部Iと水熱反応部IIIとの
間に予熱部IIが、水熱反応部IIIと冷却部Vとの間に予
冷部IVがそれぞれ設けられ、予熱部IIと予冷部IVは移送
管1が一部の範囲にて複数経路をなしており、少なくと
も一つの経路が移送状態の下で選択時に少なくとも一つ
の経路を非移送状態とすることを可能ならしめる開閉弁
13,14,15,16;31,32,33,34を備
え、非移送状態の経路の管部11,12;28,29が
清掃可能に開放されるようになっている。
稼動率の向上を図れる管式反応装置及びこれを用いたス
ラリー処理方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 スラリー供給部Iと水熱反応部IIIとの
間に予熱部IIが、水熱反応部IIIと冷却部Vとの間に予
冷部IVがそれぞれ設けられ、予熱部IIと予冷部IVは移送
管1が一部の範囲にて複数経路をなしており、少なくと
も一つの経路が移送状態の下で選択時に少なくとも一つ
の経路を非移送状態とすることを可能ならしめる開閉弁
13,14,15,16;31,32,33,34を備
え、非移送状態の経路の管部11,12;28,29が
清掃可能に開放されるようになっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は管式反応装置及びこ
れを用いたスラリー処理方法に関する。
れを用いたスラリー処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】水熱反応をバッチ処理として行なう装置
としてはオートクレーブが広く知られている。このオー
トクレーブにより、例えば、珪酸カルシウム板等が製造
されている。このバッチ処理方式に対し、水熱反応を連
続的に行なう装置として、管式反応装置(チューブリア
クター)が在る。
としてはオートクレーブが広く知られている。このオー
トクレーブにより、例えば、珪酸カルシウム板等が製造
されている。このバッチ処理方式に対し、水熱反応を連
続的に行なう装置として、管式反応装置(チューブリア
クター)が在る。
【0003】この管式反応装置は、添付図面の図2のご
とく、例えば水熱反応すべき対象物質がスラリーの場
合、スラリー供給部51、水熱反応部52、冷却部53
そして貯留部54を有している。スラリー供給部51は
スラリータンク51A、開閉弁51Bそしてポンプ51
Cを有しており、該スラリータンク51Aから延びる移
送管55は上記開閉弁そしてポンプ51C、水熱反応部
52、冷却部53を経て貯留部54へ至っている。上記
水熱反応部52はヒータ52A、冷却部53は冷却用フ
ァン53Aを有している。
とく、例えば水熱反応すべき対象物質がスラリーの場
合、スラリー供給部51、水熱反応部52、冷却部53
そして貯留部54を有している。スラリー供給部51は
スラリータンク51A、開閉弁51Bそしてポンプ51
Cを有しており、該スラリータンク51Aから延びる移
送管55は上記開閉弁そしてポンプ51C、水熱反応部
52、冷却部53を経て貯留部54へ至っている。上記
水熱反応部52はヒータ52A、冷却部53は冷却用フ
ァン53Aを有している。
【0004】かかる図2装置において、スラリータンク
51A内のスラリーは移送管55を通して連続的に移送
され、その移送中に水熱反応部52において所定の水熱
反応温度まで加熱されて水熱反応に基づく処理がなさ
れ、処理後に冷却部53にて冷却され、しかる後に貯留
部54に貯留される。そして逐次排出部から排水され
る。このようにして、スラリーは連続移送されつつ、そ
の移送中に処理される。
51A内のスラリーは移送管55を通して連続的に移送
され、その移送中に水熱反応部52において所定の水熱
反応温度まで加熱されて水熱反応に基づく処理がなさ
れ、処理後に冷却部53にて冷却され、しかる後に貯留
部54に貯留される。そして逐次排出部から排水され
る。このようにして、スラリーは連続移送されつつ、そ
の移送中に処理される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2装
置においては、移送管55内でスラリーが付着して、該
移送管内の流れが悪くなったりあるいは流れなくなって
しまうことさえある。したがって、かかる場合には、一
旦、装置の運転を停止して、上記移送管内の清掃をせね
ばならず、また、運転再開にはそれなりの時間を要する
ために、装置の稼動率が一段と低下してしまう。
置においては、移送管55内でスラリーが付着して、該
移送管内の流れが悪くなったりあるいは流れなくなって
しまうことさえある。したがって、かかる場合には、一
旦、装置の運転を停止して、上記移送管内の清掃をせね
ばならず、また、運転再開にはそれなりの時間を要する
ために、装置の稼動率が一段と低下してしまう。
【0006】本発明は、かかる不具合を改善し、装置を
停止することなく長期間連続して操業できる管式反応装
置及びこれを用いたスラリー処理方法を提供することを
目的とする。
停止することなく長期間連続して操業できる管式反応装
置及びこれを用いたスラリー処理方法を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、管式反応装置
で水熱反応処理される物質が水熱反応温度以下の温度域
で固形物を析出することを見い出し、それに基づいて開
発されたものである。
で水熱反応処理される物質が水熱反応温度以下の温度域
で固形物を析出することを見い出し、それに基づいて開
発されたものである。
【0008】本発明に係る管式反応装置は、スラリー供
給部と、該スラリー供給部からスラリーを受け移送管で
の該スラリーの連続移送中に該スラリーを水熱反応温度
まで加熱する水熱反応部と、水熱反応後のスラリーを冷
却する冷却部とを有している。
給部と、該スラリー供給部からスラリーを受け移送管で
の該スラリーの連続移送中に該スラリーを水熱反応温度
まで加熱する水熱反応部と、水熱反応後のスラリーを冷
却する冷却部とを有している。
【0009】かかる装置において、本発明は、スラリー
供給部と水熱反応部との間に予熱部が、水熱反応部と冷
却部との間に予冷部がそれぞれ設けられ、予熱部と予冷
部は移送管が一部の範囲にて複数経路をなしており、少
なくとも一つの経路が移送状態の下で選択時に少なくと
も一つの経路を非移送状態とすることを可能ならしめる
開閉弁を備え、非移送状態の経路の管部が清掃可能に開
放されるようになっていることを特徴としている。
供給部と水熱反応部との間に予熱部が、水熱反応部と冷
却部との間に予冷部がそれぞれ設けられ、予熱部と予冷
部は移送管が一部の範囲にて複数経路をなしており、少
なくとも一つの経路が移送状態の下で選択時に少なくと
も一つの経路を非移送状態とすることを可能ならしめる
開閉弁を備え、非移送状態の経路の管部が清掃可能に開
放されるようになっていることを特徴としている。
【0010】上記装置において、予熱部及び予冷部は、
複数経路を形成する範囲がスラリーの固形物析出温度の
移送範囲を含むように設定されているようにすることが
良い。
複数経路を形成する範囲がスラリーの固形物析出温度の
移送範囲を含むように設定されているようにすることが
良い。
【0011】このような本発明装置でスラリーを処理す
るには、スラリーを移送管で連続移送しながら、移送中
のスラリーを水熱反応温度まで加熱して水熱反応処理す
る際に、水熱反応温度以下でのスラリーの固形物析出温
度となる移送範囲にて形成された複数経路を切り替え
て、少なくとも一つの経路を移送状態にそして少なくと
も一つの経路を非移送状態とし、非移送状態の経路の管
部を開放して清掃する。
るには、スラリーを移送管で連続移送しながら、移送中
のスラリーを水熱反応温度まで加熱して水熱反応処理す
る際に、水熱反応温度以下でのスラリーの固形物析出温
度となる移送範囲にて形成された複数経路を切り替え
て、少なくとも一つの経路を移送状態にそして少なくと
も一つの経路を非移送状態とし、非移送状態の経路の管
部を開放して清掃する。
【0012】言うまでもなく、移送状態にある経路を経
てスラリーは連続移送されてここで水熱反応を生ずる。
また、上記非移送状態にある経路の管部の清掃は、スラ
リーの固形物析出のみならず他の理由によっても行なう
ことができる。
てスラリーは連続移送されてここで水熱反応を生ずる。
また、上記非移送状態にある経路の管部の清掃は、スラ
リーの固形物析出のみならず他の理由によっても行なう
ことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面の図1に基づき、
本発明の実施の形態を説明する。
本発明の実施の形態を説明する。
【0014】本実施形態装置は、スラリー供給部I、予
熱部II、水熱反応部III、予冷部IV、冷却部Vそして貯
留部VIとを有している。これらはスラリー供給部Iから
貯留部VIに至るまで各部が一つの移送管1で順次接続さ
れている。
熱部II、水熱反応部III、予冷部IV、冷却部Vそして貯
留部VIとを有している。これらはスラリー供給部Iから
貯留部VIに至るまで各部が一つの移送管1で順次接続さ
れている。
【0015】スラリー供給部Iは、スラリータンク2、
開閉弁3、ポンプ4を有しており、該スラリータンク2
にはスラリーが収容されている。このスラリーとして
は、例えば、ごみ焼却灰や飛灰を液状化したもので、該
スラリーは約300℃位の温度で水熱反応し、それによ
り有害物質を無害化せんとするものである。
開閉弁3、ポンプ4を有しており、該スラリータンク2
にはスラリーが収容されている。このスラリーとして
は、例えば、ごみ焼却灰や飛灰を液状化したもので、該
スラリーは約300℃位の温度で水熱反応し、それによ
り有害物質を無害化せんとするものである。
【0016】予熱部IIは第一予熱部5と第二予熱部6と
を有している。上記のスラリーが水熱反応温度(300
℃付近)以下の温度(約240〜270℃)で、灰中に
含まれるCa,Si等の成分が反応して固形物を析出す
るということ、及びこのような析出初期の固形物は管壁
に付着しやすいことが判明した。そこでこのことに基づ
き、第二予熱部6はスラリーを水熱反応部IIIにて水熱
反応温度にまで加熱するに先立って、移送管1内のスラ
リーを移送中に予熱する際に、第一予熱部5はこの固形
物析出温度以下で、スラリーを固形物析出温度付近にま
で予熱するようになっている。
を有している。上記のスラリーが水熱反応温度(300
℃付近)以下の温度(約240〜270℃)で、灰中に
含まれるCa,Si等の成分が反応して固形物を析出す
るということ、及びこのような析出初期の固形物は管壁
に付着しやすいことが判明した。そこでこのことに基づ
き、第二予熱部6はスラリーを水熱反応部IIIにて水熱
反応温度にまで加熱するに先立って、移送管1内のスラ
リーを移送中に予熱する際に、第一予熱部5はこの固形
物析出温度以下で、スラリーを固形物析出温度付近にま
で予熱するようになっている。
【0017】第一予熱部5は、電源7から電力を受けて
昇温するヒータ8を有し、移送管1の被熱部1Aを熱
し、被熱部1A内を流れるスラリーを、上述のごとく、
固形物析出温度以下まで予熱するようになっている。
昇温するヒータ8を有し、移送管1の被熱部1Aを熱
し、被熱部1A内を流れるスラリーを、上述のごとく、
固形物析出温度以下まで予熱するようになっている。
【0018】第二予熱部6は、第一予熱部5と同様に電
源9から電力を受けて昇温するヒータ10を有している
が、移送管1はこの第二予熱部6の範囲で二つの経路を
なす管部11,12に別かれており、それぞれ被熱部1
1A,12Aを有している。上記二つの管部11,12
には、被熱部11A,12Aの前後に、開閉弁13,1
4;15,16そしてドレーン弁17,18;19,2
0がそれぞれ設けられている。管部11の開閉弁13,
14と管部12の開閉弁15,16とは、前者及び後者
の一方が開状態のときに他方が閉とすることが可能な関
係となっている。勿論両者が開となっていることもあり
得るが、両者が閉となっていることはない。また、管部
11のドレーン弁17,18と管部12のドレーン弁1
9,20とは、開閉弁が閉となっている管部のドレーン
弁が開とすることが可能な関係にある。この第二予熱部
6では、ヒータ9はスラリーを固形物析出温度以上でか
つ水熱反応温度以下の温度まで加熱する。
源9から電力を受けて昇温するヒータ10を有している
が、移送管1はこの第二予熱部6の範囲で二つの経路を
なす管部11,12に別かれており、それぞれ被熱部1
1A,12Aを有している。上記二つの管部11,12
には、被熱部11A,12Aの前後に、開閉弁13,1
4;15,16そしてドレーン弁17,18;19,2
0がそれぞれ設けられている。管部11の開閉弁13,
14と管部12の開閉弁15,16とは、前者及び後者
の一方が開状態のときに他方が閉とすることが可能な関
係となっている。勿論両者が開となっていることもあり
得るが、両者が閉となっていることはない。また、管部
11のドレーン弁17,18と管部12のドレーン弁1
9,20とは、開閉弁が閉となっている管部のドレーン
弁が開とすることが可能な関係にある。この第二予熱部
6では、ヒータ9はスラリーを固形物析出温度以上でか
つ水熱反応温度以下の温度まで加熱する。
【0019】水熱反応部IIIは、その構成は第一予熱部
5と同様に、移送管1が被熱部21を有していて、電源
22から電力を受けて昇温するヒータ23によって加熱
される。この場合、第一予熱部5と異なり、ヒータ23
は被熱部21内のスラリーを水熱反応温度にまで加熱せ
しめる温度まで昇温する。
5と同様に、移送管1が被熱部21を有していて、電源
22から電力を受けて昇温するヒータ23によって加熱
される。この場合、第一予熱部5と異なり、ヒータ23
は被熱部21内のスラリーを水熱反応温度にまで加熱せ
しめる温度まで昇温する。
【0020】次に、予冷部IVは第一予冷部24と第二予
冷部25とを有している。第一予冷部24は、水熱反応
部IIIから移送されてくるスラリーを固形物析出温度よ
り上の温度まで冷却するもので、冷却用ファン26を有
し、移送管1には被冷部27が設けられている。
冷部25とを有している。第一予冷部24は、水熱反応
部IIIから移送されてくるスラリーを固形物析出温度よ
り上の温度まで冷却するもので、冷却用ファン26を有
し、移送管1には被冷部27が設けられている。
【0021】第二予冷部25では、第二予熱部6におけ
る場合と同様に、移送管1は二つの経路をなす管部2
8,29に別れている。この第二予冷部25には冷却用
ファン30が設けられていて、上記二つの管部28,2
9には、該ファン30により冷却される被冷部28A,
29Aがそれぞれ設けられている。また、上記二つの管
部28,29には、第二予熱部6における場合と同様
に、被冷部28A,29Aの前後に、開閉弁31,3
2;33,34そしてドレーン弁35,36;37,3
8がそれぞれ設けられている。管部28の開閉弁31,
32とドレーン弁35,36そして管部29の開閉弁3
3,34とドレーン弁37,38は、第二予熱部6の管
部11の開閉弁13,14とドレーン弁17,18そし
て管部12の開閉弁15,16とドレーン弁19,20
と同様の開閉関係にある。かかる第二予冷部25では、
スラリーは該スラリーの固形物析出温度より高い温度か
ら該析出温度より低い温度まで冷却される。
る場合と同様に、移送管1は二つの経路をなす管部2
8,29に別れている。この第二予冷部25には冷却用
ファン30が設けられていて、上記二つの管部28,2
9には、該ファン30により冷却される被冷部28A,
29Aがそれぞれ設けられている。また、上記二つの管
部28,29には、第二予熱部6における場合と同様
に、被冷部28A,29Aの前後に、開閉弁31,3
2;33,34そしてドレーン弁35,36;37,3
8がそれぞれ設けられている。管部28の開閉弁31,
32とドレーン弁35,36そして管部29の開閉弁3
3,34とドレーン弁37,38は、第二予熱部6の管
部11の開閉弁13,14とドレーン弁17,18そし
て管部12の開閉弁15,16とドレーン弁19,20
と同様の開閉関係にある。かかる第二予冷部25では、
スラリーは該スラリーの固形物析出温度より高い温度か
ら該析出温度より低い温度まで冷却される。
【0022】次に、冷却部Vは、冷却用ファン39を有
していて、該移送管1の被冷部40内のスラリーを所定
温度、例えば常温もしくはこれに近い温度まで冷却す
る。
していて、該移送管1の被冷部40内のスラリーを所定
温度、例えば常温もしくはこれに近い温度まで冷却す
る。
【0023】そして、該冷却部Vに接続されている貯留
部VIとしてのタンク41には排出部に開閉弁42を有し
ている。
部VIとしてのタンク41には排出部に開閉弁42を有し
ている。
【0024】かかる本実施形態は、次のように作動し、
また清掃保守される。
また清掃保守される。
【0025】 開閉弁3を開状態としポンプ4を駆動
することにより、スラリータンク2内のスラリーは、予
熱部IIの第一予熱部5へ送られる。ここでスラリーは固
形物析出温度以下で、ヒータ8により予熱される。
することにより、スラリータンク2内のスラリーは、予
熱部IIの第一予熱部5へ送られる。ここでスラリーは固
形物析出温度以下で、ヒータ8により予熱される。
【0026】 第一予熱部5で一次予熱されたスラリ
ーは、第二予熱部6に送られここで固形物析出温度を超
える温度までヒータ10によって二次予熱される。その
際、二つの管部11,12の開閉弁13,14;15,
16を開(ドレーン弁17,18;19,20は閉)と
して、両方の管部11,12へスラリーを通し両被熱部
11A,12Aで加熱してもよいが、固形物の析出等に
よる管部の清掃の必要性が生じたときには、一方の管
部、例えば管部11の開閉弁13,14を閉じて、スラ
リーを他方の管部12のみに流してここで加熱する。管
部11の清掃の際には、該管部11の上記開閉弁13,
14を閉じると共にドレーン弁17,18を開いて、こ
こから洗浄液、例えば酸等を流入させることにより洗浄
・清掃が行なわれる。
ーは、第二予熱部6に送られここで固形物析出温度を超
える温度までヒータ10によって二次予熱される。その
際、二つの管部11,12の開閉弁13,14;15,
16を開(ドレーン弁17,18;19,20は閉)と
して、両方の管部11,12へスラリーを通し両被熱部
11A,12Aで加熱してもよいが、固形物の析出等に
よる管部の清掃の必要性が生じたときには、一方の管
部、例えば管部11の開閉弁13,14を閉じて、スラ
リーを他方の管部12のみに流してここで加熱する。管
部11の清掃の際には、該管部11の上記開閉弁13,
14を閉じると共にドレーン弁17,18を開いて、こ
こから洗浄液、例えば酸等を流入させることにより洗浄
・清掃が行なわれる。
【0027】 次に、二次予熱されたスラリーは水熱
反応部IIIにて、ヒータ23により水熱反応温度まで加
熱され、ここで水熱反応処理がなされる。
反応部IIIにて、ヒータ23により水熱反応温度まで加
熱され、ここで水熱反応処理がなされる。
【0028】 水熱反応処理されたスラリーは、次に
予冷部IVの第一予冷部24で、ファン26によって一次
冷却される。この冷却はスラリーがスラリーの固形物析
出温度以上の温度までなされる。
予冷部IVの第一予冷部24で、ファン26によって一次
冷却される。この冷却はスラリーがスラリーの固形物析
出温度以上の温度までなされる。
【0029】 一次冷却されたスラリーは第二予冷部
25へもたらされ、ここでファン30によって二次冷却
される。この冷却はスラリーが固形物析出温度以下とな
るように行なわれる。ここでの冷却は、二つの管部2
8,29の開閉弁31,32;33,34を開(ドレー
ン弁35,36;37,38は閉)として両方の管部2
8,29へスラリーを通して両被冷部28A,29Aで
冷却してもよいが、冷却の際の固形物析出温度通過時に
スラリーが固形物を析出するので、その固形物を除去す
る必要性があるときには、一方の管部、例えば管部28
の開閉弁31,32を閉じてスラリーを他方の管部29
にのみ流してここで冷却する。固形物除去のための管部
28の清掃の際には、該管部28の開閉弁31,32を
閉じると共にドレーン弁35,36を開いて、ここから
洗浄液、例えば酸等を流入させることにより洗浄・清掃
される。
25へもたらされ、ここでファン30によって二次冷却
される。この冷却はスラリーが固形物析出温度以下とな
るように行なわれる。ここでの冷却は、二つの管部2
8,29の開閉弁31,32;33,34を開(ドレー
ン弁35,36;37,38は閉)として両方の管部2
8,29へスラリーを通して両被冷部28A,29Aで
冷却してもよいが、冷却の際の固形物析出温度通過時に
スラリーが固形物を析出するので、その固形物を除去す
る必要性があるときには、一方の管部、例えば管部28
の開閉弁31,32を閉じてスラリーを他方の管部29
にのみ流してここで冷却する。固形物除去のための管部
28の清掃の際には、該管部28の開閉弁31,32を
閉じると共にドレーン弁35,36を開いて、ここから
洗浄液、例えば酸等を流入させることにより洗浄・清掃
される。
【0030】 しかる後、スラリーは冷却部Vにて、
所定温度、例えば常温もしくはこれに近い温度までファ
ン39により冷却される。
所定温度、例えば常温もしくはこれに近い温度までファ
ン39により冷却される。
【0031】 冷却されたスラリーは貯留部VIのタン
ク41に貯留され、任意時に開閉弁42を開いて排出さ
れる。
ク41に貯留され、任意時に開閉弁42を開いて排出さ
れる。
【0032】本発明において、固形物析出温度はスラリ
ーの性状によって異なるので、第二予熱部6そして第二
冷却部25の温度及び被熱部そして被冷部の長さ(管
長)はこれに応じて決定される。すなわち、スラリーが
予熱時そして冷却時に上記固形物析出温度の範囲をそれ
ぞれ第二予熱部6そして第二冷却部25にて通過するよ
うに設定する。
ーの性状によって異なるので、第二予熱部6そして第二
冷却部25の温度及び被熱部そして被冷部の長さ(管
長)はこれに応じて決定される。すなわち、スラリーが
予熱時そして冷却時に上記固形物析出温度の範囲をそれ
ぞれ第二予熱部6そして第二冷却部25にて通過するよ
うに設定する。
【0033】第一予熱部5と第二予熱部6を、さらには
水熱反応部IIIも一つにまとめることもできるが、その
場合にはすべての範囲で管部を二つの経路をなすように
設けなければならず、装置が過大になると共に、清掃す
べき管長も長くなってしまうので、第二予熱部6を独立
して設けるのが好ましい。そしてこの第二予熱部6は固
形物析出温度範囲を確実に収めていれば十分であり、こ
の範囲より上そして下の温度での加熱は水熱反応部III
そして第一予熱部5でそれぞれ行なわれることがさらに
好ましい。これらについては第二冷却部25に関しても
同様である。
水熱反応部IIIも一つにまとめることもできるが、その
場合にはすべての範囲で管部を二つの経路をなすように
設けなければならず、装置が過大になると共に、清掃す
べき管長も長くなってしまうので、第二予熱部6を独立
して設けるのが好ましい。そしてこの第二予熱部6は固
形物析出温度範囲を確実に収めていれば十分であり、こ
の範囲より上そして下の温度での加熱は水熱反応部III
そして第一予熱部5でそれぞれ行なわれることがさらに
好ましい。これらについては第二冷却部25に関しても
同様である。
【0034】また、第二予熱部6そして第二予冷部25
においては管部は二つ設けられているが、それ以上、例
えば三つあるいは四つとしてもよい。その場合、少なく
ともどれか一つの管部がスラリーを移送している状態に
あれば良く、他の管部はいつでも清掃することができる
状態となる。
においては管部は二つ設けられているが、それ以上、例
えば三つあるいは四つとしてもよい。その場合、少なく
ともどれか一つの管部がスラリーを移送している状態に
あれば良く、他の管部はいつでも清掃することができる
状態となる。
【0035】加熱手段、冷却手段は、図示の例以外にも
公知の手段で実施可能である。
公知の手段で実施可能である。
【0036】
【発明の効果】本発明は、以上のように管式反応装置に
おいて予熱部そして予冷部を設け、移送管を複数経路と
して、選択により移送状態と非移送状態の経路を同時に
存在するようにしたので、装置の操業を停止することな
く、清掃、特に析出固形物の除去が任意時に行なうこと
ができ、装置の稼動率が向上する。また、本発明方法に
よれば、その清掃作業が容易となる。
おいて予熱部そして予冷部を設け、移送管を複数経路と
して、選択により移送状態と非移送状態の経路を同時に
存在するようにしたので、装置の操業を停止することな
く、清掃、特に析出固形物の除去が任意時に行なうこと
ができ、装置の稼動率が向上する。また、本発明方法に
よれば、その清掃作業が容易となる。
【図1】本発明の一実施例形態装置の概要構成図であ
る。
る。
【図2】従来装置の概要構成図である。
1 移送管 11,12 管部 13,14,15,16 開閉弁 28,29 管部 31,32,33,34 開閉弁 I スラリー供給部 II 予熱部 III 水熱反応部 IV 予冷部 V 冷却部
Claims (3)
- 【請求項1】 スラリー供給部と、該スラリー供給部か
らスラリーを受け移送管での該スラリーの連続移送中に
該スラリーを水熱反応温度まで加熱する水熱反応部と、
水熱反応後のスラリーを冷却する冷却部とを有する管式
反応装置において、スラリー供給部と水熱反応部との間
に予熱部が、水熱反応部と冷却部との間に予冷部がそれ
ぞれ設けられ、予熱部と予冷部は移送管が一部の範囲に
て複数経路をなしており、少なくとも一つの経路が移送
状態の下で選択時に少なくとも一つの経路を非移送状態
とすることを可能ならしめる開閉弁を備え、非移送状態
の経路の管部が清掃可能に開放されるようになっている
ことを特徴とする管式反応装置。 - 【請求項2】 予熱部及び予冷部は、複数経路を形成す
る範囲がスラリーの固形物析出温度の移送範囲を含むよ
うに設定されていることとする請求項1に記載の管式反
応装置。 - 【請求項3】 スラリーを移送管で連続移送する際に、
移送中のスラリーを水熱反応温度まで加熱するスラリー
処理方法において、水熱反応温度以下でのスラリーの固
形物析出温度となる移送範囲にて形成された複数経路を
切り替えて、少なくとも一つの経路を移送状態にして少
なくとも一つの経路を非移送状態とし、非移送状態の経
路の管部を開放して清掃することを特徴とするスラリー
処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11146536A JP2000334293A (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | 管式反応装置及びこれを用いたスラリー処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11146536A JP2000334293A (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | 管式反応装置及びこれを用いたスラリー処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000334293A true JP2000334293A (ja) | 2000-12-05 |
Family
ID=15409878
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11146536A Pending JP2000334293A (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | 管式反応装置及びこれを用いたスラリー処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000334293A (ja) |
-
1999
- 1999-05-26 JP JP11146536A patent/JP2000334293A/ja active Pending
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