JP2000334324A - 廃タイヤの分離破砕装置 - Google Patents

廃タイヤの分離破砕装置

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JP2000334324A JP14984599A JP14984599A JP2000334324A JP 2000334324 A JP2000334324 A JP 2000334324A JP 14984599 A JP14984599 A JP 14984599A JP 14984599 A JP14984599 A JP 14984599A JP 2000334324 A JP2000334324 A JP 2000334324A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 破砕回数を少なくして、破砕作業の効率化及
び省力化を実現する。 【解決手段】 上側に投入口7を下側に排出口8を有す
る本体ケース6内に回転軸9aを中心として対向する側
に回転可能である対の回転破砕カッター9,12を配置
し、対の両回転破砕カッターは、回転軸に軸心方向に間
隔を置いて分離破砕刃9b,12bをそれぞれ設け、一
方の回転破砕カッター9における分離破砕刃の刃部間に
他方の回転破砕カッターにおける分離破砕刃の刃部が位
置して分離破砕刃同志が互いに噛み合っており、双方の
分離破砕刃の隣接している刃部間が廃タイヤの切断体が
入り込むことができる隙間があけられており、隣接して
いる双方の分離破砕刃における刃部は、その対向側面に
溝を形成しており、上記各溝は、分離破砕刃の回転方向
側の一端部が開口され、他端部が閉塞されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】この発明は、廃棄されたタイ
ヤを破砕する際に、タイヤ片を剪断すると同時にタイヤ
片に含まれるワイヤをゴム部分から分離できるようにし
た分離破砕装置に関する。
【従来の技術】従来より、廃タイヤは再利用するための
再生品の加工時に、前処理工程として廃タイヤを幾つか
のタイヤ片に切断してから、破砕装置により細かく破砕
している。例えば図30に示すように、一般に破砕装置
の破砕刃C1,C2は、廃タイヤ片T1を破砕片T1
a,T1bに切断する。廃タイヤ片T1に含まれていた
ベルトワイヤなどのワイヤWは、ゴム部分の切断と同時
に切断される。破砕片T1a,T1b内にワイヤWが残
存している。このように、一度破砕装置で破砕処理され
た廃タイヤの破砕片は、その中にワイヤが含まれるため
に、破砕片からワイヤが除去される数ミリ程度まで繰り
返し破砕処理されて、最終的にはチップ状にされること
によりゴムとワイヤとの分離が図られている。これは、
ゴム内にワイヤWが含まれていることは、再生品(原料
としてのゴム)の品質を落とすことになるからである。
再生品は、可能な限り、ゴム内にワイヤが含まれていな
いのが望ましい。
【発明が解決しようとする課題】従来例によると、破砕
片を最終処理するために、破砕回数が必然的に多くな
り、この結果、破砕作業に手間がかかり、破砕刃が消耗
すると共に、処理費用がかかり、さらに破砕片があまり
小さくなるために再利用の分野が制限される問題があっ
た。この発明の目的は、破砕回数を少なくして、破砕作
業の効率化及び省力化を実現することにある。
【課題を解決するための手段】この発明の特徴は、本体
が破砕部で構成されており、上記破砕部は、それぞれ分
離破砕刃を有する第一の破砕体と第二の破砕体とを備え
ているところにある。上記第一の破砕体における分離破
砕刃の刃部と、上記第二の破砕体における分離破砕刃の
刃部とは、協働してワイヤを有する廃タイヤ片を破砕可
能である。上記第一の破砕体における刃部と上記第二の
破砕体における刃部との間は、上記廃タイヤ片が入るこ
とができる程度の隙間があけられている。少なくとも第
一の破砕体か第二の破砕体かいずれか一方は、他方に対
して相対的に上記廃タイヤ片を破砕可能な方向に移動可
能であって、この移動に伴って上記刃部間に入り込んだ
上記廃タイヤ片はこのタイヤ片の刃部側が互いに反対側
へ引っ張られながら剪断されるものである。破砕部の構
成に応じて、上記廃タイヤ片を破砕する際における第一
の破砕体または第二の破砕体は、一方が他方に対向する
方向に回転可能であったり、刃部に沿って移動可能であ
ったりする。協働して廃タイヤ片を破砕する刃部は、分
離破砕を効果的なものにするために、刃部の隙間内へ入
り込んだ廃タイヤ片の一部が食い込み可能である溝を形
成している。この発明の特徴は、本体が破砕部で構成さ
れ、上記破砕部は、第一の破砕体と第二の破砕体とを備
えており、上記第一の破砕体及び第二の破砕体は、互い
に回転軸を中心として対向する方向に回転可能である回
転破砕カッターであるところにある。上記両回転破砕カ
ッターは、回転軸に軸心方向に間隔を置いて分離破砕刃
をそれぞれ配置している。一方の回転破砕カッターにお
ける上記分離破砕刃の刃部と、これらの刃部の間に位置
可能である他方の回転破砕カッターにおける分離破砕刃
の刃部とは、協働してワイヤを有する廃タイヤ片を破砕
可能である。一方の分離破砕刃の刃部と、この刃部に隣
接している他方の分離破砕刃の刃部との間は廃タイヤ片
が入ることができる程度の隙間があけられている。分離
破砕効果を高めるために、隣接している双方の分離破砕
刃における刃部は、隙間に面した側に溝を形成してお
り、上記各溝内には隙間に入り込んだ廃タイヤ片の一部
が食い込み可能としている。この発明の特徴は、本体が
破砕部で構成され、上記破砕部は、それぞれ分離破砕刃
を有する第一の破砕体と第二の破砕体とを備えており、
上記第一の破砕体の分離破砕刃と第二の破砕体の分離破
砕刃とは対向して配置されているところにある。上記第
一の破砕体及び第二の破砕体のうち、いずれか一方は他
方に対して相対的に対向面に沿って移動可能である。対
向する双方の上記分離破砕刃の刃部は、協働してワイヤ
を有する廃タイヤ片を剪断可能である。一方の分離破砕
刃の刃部と、この刃部に対向している他方の分離破砕刃
の刃部との間は廃タイヤ片が入ることができる程度の隙
間があけられている。分離破砕効果を高めるために、対
向する双方の分離破砕刃における刃部は、隙間に面した
側に複数の溝を形成しており、上記各溝内には隙間に入
り込んだ廃タイヤ片の一部が食い込み可能となってい
る。この発明の特徴は、本体が破砕部で構成され、上記
破砕部は、それぞれ分離破砕刃を有する第一の破砕体と
第二の破砕体とを備えており、上記第一の破砕体と第二
の破砕体とは対向して配置されており、上記第一の破砕
体及び第二の破砕体のうち、いずれか一方は他方に対し
て相対的に対向面に沿って回転可能であるところにあ
る。対向する双方の上記分離破砕刃の刃部は、協働して
ワイヤを有する廃タイヤ片を破砕可能である。一方の分
離破砕刃の刃部と、この刃部に対向している他方の分離
破砕刃の刃部との間は廃タイヤ片が入ることができる程
度の隙間があけられている。分離破砕効果を高めるため
に、対向する双方の分離破砕刃における刃部は、隙間に
面した側に複数の溝を形成しており、上記各溝内には隙
間に入り込んだ廃タイヤ片の一部が食い込み可能であ
る。
【作用】分離破砕刃の刃部の隙間に入った廃タイヤ片
は、剪断時に廃タイヤ片の切断面に互いに向きの逆な力
が作用するために、ゴム部分に埋め込まれているワイヤ
をゴム部分から分離することが可能となる。。
【発明の実施の形態】図1乃至図3に示す分離破砕装置
1は、選別装置(図では選別用回転ドラム2)内に配置
されている。分離破砕装置1で破砕された廃タイヤの破
砕片は、回転駆動手段3により駆動する選別用回転ドラ
ム2において選別されたものが回収手段4によって回収
される。廃タイヤの分離破砕装置1の一例を図1乃至図
14を参照して説明する。分離破砕装置1は、廃タイヤ
片をチップ状の破砕片にするための破砕手段である。分
離破砕装置1は、図1乃至図3に示すように、選別用回
転ドラム2内に配置された状態で、基台5上に固定され
ている。分離破砕装置1の本体ケース6は、その上部に
投入口7を、下部に排出口8をそれぞれ備えている。ま
た本体ケース6は、内部に分離破砕装置の本体を構成す
る破砕部を設けてある。破砕部は、図示の例では図1乃
至図5に示すように、投入口7と排出口8との間に上下
に配置されている対の回転破砕カッター9,10と、対
の回転破砕カッター11,12とを有している。上側に
位置している対の回転破砕カッター9,10は、本体ケ
ース6に回転自在に軸支されている回転軸9a,10a
と、各回転軸に軸方向に向けてカラー9c,10c(図
4)を介して等間隔をおいて取り付けられている分離破
砕刃9b,10bとを備えている。第一の破砕体である
一方の回転破砕カッター9における分離破砕刃9bと、
第二の破砕体である他方の回転破砕カッター10におけ
る分離破砕刃10bとの位置関係について述べると、い
ずれか一方の分離破砕刃が他方の分離破砕刃に対して一
刃幅分余り回転軸9a,10aの軸方向にずらして配置
されている。分離破砕刃9bと分離破砕刃10bとは、
回転破砕カッター9,10の回転に伴って、その刃部9
b1,10b1が互いに噛合い可能である(図3)。図
6に示すように、噛み合い状態にある分離破砕刃9bの
刃部9b1と分離破砕刃10bの刃部10b1と間に、
廃タイヤの切断体が入り込むことができる程度の隙間1
3があけられている(図14)。隙間13の幅は処理さ
れる切断体の大きさにより適宜設定される。上側の対の
回転破砕カッター9,10は、モータ14の駆動に伴っ
て互いに噛み合う方向(対向する方向)に回転可能であ
る。すなわち、モータ14の軸14aは一方の回転破砕
カッター9の回転軸9aと同一直線上に連なっている
(図1及び図3)。このために、モータ14の回転力
は、回転軸9aを通じて一方の回転破砕カッター9へ直
接伝達される。回転車15は図3に示すようにモータ1
4の軸14aに取り付けられている。回転車15は、他
方の回転破砕カッター10の回転軸10aに取り付けら
れている伝達車16と噛み合っている。このため、モー
タ14の回転力は、回転車15、伝達車16及び回転軸
10aを通じて他方の回転破砕カッター10に伝えられ
る。ところで、図6乃至図8の例では、分離破砕刃9b
及び分離破砕刃10bにおける刃部9b1,10b1に
は交換刃体17を取外し可能に取り付けてある。交換刃
体17は、刃部9b1,10b1の本体を形成してい
る。交換刃体17の構成及び取付け状態について、図7
乃至図14を参照して説明する。図12及び図13に示
す交換刃体17は、両側面に溝17aを1本または複数
本(図12では3本)をそれぞれ形成してある。各溝1
7aの一端部すなわち分離破砕刃9bの回転方向(図7
矢印方向)側の端部が開口されており、他端部が閉塞さ
れ、隙間13側が開口されている。このように各溝17
aは、交換刃体17の移動方向(分離破砕刃9bの回転
方向)に沿って袋状に形成されている。図7及び図14
に示すように分離破砕刃9bの刃部9b1と分離破砕刃
10bの刃部10b1とが噛み合い状態にあるとき、各
溝17aの一端部は、下方(図8)向けて開口されてい
る。交換刃体17は、その中心部にボルト貫通孔17b
を開けてあり、またその背部に上下方向に取付け溝17
cを形成してある。交換刃体17における取付け溝17
cは、刃部9b1に形成してあるリブ9b2(図9)に
嵌合可能である。図8乃至図11に示すように、交換刃
体17は、刃部9b1に設置された状態で、取付け溝1
7cとリブ9b2とが互いに嵌合されている。このよう
な嵌合状態で、交換刃体17は、ボルト貫通孔17bに
挿入される固定ボルト18によって刃部9b1に固定さ
れる。なお、交換刃体17は、固定ボルト18の締付け
を解除することにより刃部9b1から外すことができ
る。このような交換刃体17は、分離破砕刃9bの外周
に等間隔を置いて複数個所(図8では6個所)に形成し
た刃部9b1に固定ボルト18によって取り付けられて
いる。交換刃体17は、刃の損傷など交換する事情が生
じた場合に別なものと交換される。図7に示すように、
回転破砕カッター10における分離破砕刃10bの各刃
部10b1にも、分離破砕刃9bの各刃部9b1と同様
の方法で交換刃体17が取り付けられている。図6、図
7及び図14に示すように、分離破砕刃9bと分離破砕
刃10bとは、互いに噛み合い状態(図6左右に隣接し
た状態)にある時、廃タイヤの切断体(または廃タイヤ
破砕片)を強制的に破砕し、同時に、切断体(または破
砕片)内にワイヤが埋め込まれているときは、ワイヤを
ゴム部分から分離する作用をする。この分離作用は、分
離破砕刃9bの刃部9b1と分離破砕刃10bの刃部1
0b1との間の隙間13に依存している。隙間13によ
る作用に関して述べると、切断体(または破砕片)は、
刃部9b1と刃部10b1とで破砕される際、隙間13
が存在するために、上下方向に直線的に切断されるとい
うよりも、互いに反対方向に引っ張られながら破砕され
る。換言すれば、刃部9b1と刃部10b1との協働作
用によって切断体(または破砕片)を剪断する。剪断時
に、切断体(または破砕片)は、その切断面が互いに平
行で向きが逆な力が作用する。このために、切断体(ま
たは破砕片)は、引っ張られながら破砕される過程で、
ワイヤとゴム部分との密着状態が解かれて、そしてワイ
ヤがゴムから分離される現象が生じる。また剪断時に、
図14に示すように左右に隣接する交換刃体17の溝1
7a同志が隣接して、各溝内に切断体(または破砕片)
の一部のゴム部分が食込まれたままの状態で、左右の交
換刃体17が反対方向に移動する。切断体(または破砕
片)は、交換刃体17に保持されながら、互いに反対方
向に引っ張られながら破砕されるので、より一層ワイヤ
とゴム部分との密着状態が解かれて、ワイヤがゴム部分
から分離されることになる。このような破砕と分離とが
同時に行われるための原理説明は後述する。また図4及
び図5に示すように、第一、第二の破砕体である下側の
対の回転破砕カッター11,12の構成及び作用は、上
側の対の回転破砕カッター9,10のそれらと実質的に
同一であるのである。このため、回転破砕カッター1
1,12の構成及び作用の詳細な説明は省略する。図7
において、11b1,12b1は、分離破砕刃11b,
12bに形成してある刃部であって、これらの刃部に交
換刃体17が取り付けられている。図1、図3及び図5
に示すように、モータ19の回転力は、軸19aに取り
付けてある回転車20及び回転軸12aに取り付けてあ
る伝達車21を介して一方の回転破砕カッター12へ伝
達される。またモータ19の回転力は、回転車20、伝
達車21及び回転軸11aに取り付けてある伝達車22
を通じて他方の回転破砕カッター11に伝えられる。選
別装置である選別用回転ドラム2について図1〜図3及
び図15〜図20を参照して説明する。選別用回転ドラ
ム2は、分離破砕装置1で破砕された廃タイヤの破砕片
を所定の大きさのものと、それ以外のものと区別するた
めの機能を有している。選別用回転ドラム2のドラム本
体23は、図15乃至図18に示すように断面溝形に形
成され、そのドラム本体の底部には全周に選別孔24を
開けてある。ドラム本体23の両側外部には外周に沿っ
て案内部25が全周に亘って形成されている。ドラム本
体23は、図17に示す例ではパンチングプレートによ
り形成されている。各選別孔24は目的に応じてその径
を適宜の大きさに設定されている。このために、所定の
大きさの廃タイヤの破砕片のみが選別孔24を通過して
ドラム本体23の下方から外側へ排出される。仕切り板
26はドラム本体23の内周部には軸心方向に取り付け
られている。この仕切り板は、ドラム本体23の内周部
を円周方向に2分している。もちろん、仕切り板26
は、図15及び図16に例示するようにドラム本体23
の内周部の一箇所でも良いが、複数箇所に設けて、これ
らの仕切り板によってその内周部を複数分割するように
してもよい。図15、図16及び図18に示すように、
ドラム本体23の内側には、その内周部から所定距離離
れた位置に内周部に沿って円弧状の壁板27を配置して
ある。壁板27は、支持フレーム28によって分離破砕
装置1の本体ケース6の側部に取り付けられている(図
2参照)。壁板27は、ドラム本体23の下側から回転
方向(図15矢印方向)に沿って上側に向けて延びてい
る。壁板27は、選別孔24で選別されずにドラム本体
23の内周部に残された廃タイヤの破砕片が途中で落下
してドラム本体23の中心側へ落下することを防止する
機能を果す。回転駆動手段3について図1、図2、図1
9及び図20を参照して説明する。図1及び図2に示す
ように、ドラム本体23を駆動させるためのモータ29
は基台5の側部5aにベースを介して取り付けられてい
る。ベルト34は、モータ29の回転軸に取り付けてあ
る回転車30と、図2左右に配置されかつ回転軸32の
一端部に取り付けられている伝達車33とに掛回されて
いる。回転軸32は、基台5の側部5aに固定してある
軸受31に回転自在に支持されている。送り車35は基
台5内における回転軸32の両側(図3左右両側)に取
り付けられている。これらの送り車35は選別用回転ド
ラム2の両側下方に配置されており、前記した案内部2
5に接触している(図19)。送り車35は、選別用回
転ドラム2の下側の四箇所を支えている。モータ29の
回転力は、回転車30、ベルト34及び伝達車33を通
じて各送り車35に伝えられる。そして選別用回転ドラ
ム2は、案内部25に接触している送り車35の回転に
伴って、図15矢印方向(図2反時計方向)に回転可能
である。図1及び図2に示すように、押さえ車36は、
選別用回転ドラム2の中央下側でかつ両案内部25の内
側(図上側)にそれぞれ設けられている。図20に示す
ように、押さえ車36は案内部25の内面に接触して、
選別用回転ドラム2が振れるのを防止する役割を有して
いる。各押さえ車36は、基台5の上部5bに回転可能
に支持されている回転軸37に取り付けられている。選
別用回転ドラム2は、押さえ車36によって安定した回
転ができる。分離破砕装置1と選別用回転ドラム2との
関係を説明する。図1及び図2に示すように、選別用回
転ドラム2のドラム本体23の内側は、本体ケース6の
投入口7の真上で、また排出口8の真下でそれぞれ対向
している。このために、ドラム本体23により投入口7
の真上まで運ばれた廃タイヤの破砕片は投入口7に落下
可能となる。そして分離破砕装置1で破砕された破砕片
は排出口8からドラム本体内へ落下可能である。回収手
段4について説明する。図1及び図2に示す回収手段4
は、その本体がコンベア38で構成されている。コンベ
ア38は、選別用回転ドラム2の下部における選別孔2
4から排出された廃タイヤの破砕片を集積部39(図2
1)まで搬送する。なお、搬送手段は、コンベア38に
限られず、例えば搬送容器などであってもよい。したが
って、所定の大きさに切断された廃タイヤ片は、分離破
砕装置1において、図1に示すように投入口7から投入
されると、まず上側の回転破砕カッター9,10で破砕
され、同時にワイヤがゴム部分から分離され、ついで下
側の回転破砕カッター11,12で破砕され、同時にワ
イヤがゴム部分から分離され、その結果、チップ状の破
砕片となって、分離されたワイヤと共に、排出口8から
選別用回転ドラム2のドラム本体23内に落下する。ド
ラム本体23では、特定の大きさの破砕片のみが選別孔
24を通過して、回収手段4のコンベア38上へ排出さ
れ、コンベア38により集積部39(図21)まで運ば
れる。選別孔24を通過したワイヤもコンベア38によ
り集積部39へ運ばれる。廃タイヤの処理作業について
詳細に説明する。図21に示す廃タイヤ処理ラインに組
み込まれている分離破砕装置1及び選別装置2による廃
タイヤ片の破砕、選別及び回収の各方法について説明す
る。 [1]前処理 廃タイヤTは、破砕工程に入る前に、次の処理がされ
る。図21の例では、まず、廃タイヤTは、ビードワイ
ヤの抜き取り装置40によってビードワイヤが抜き取ら
れる。細いベルトワイヤは、廃タイヤT内に抜き取られ
ずに残っている。そしてビードワイヤが除去された廃タ
イヤTは、コンベア41によってタイヤ切断装置42へ
搬送される。廃タイヤTは、タイヤ切断装置42で半径
方向に所定の幅に間隔をおいて切断される。その後、幾
つかに切断された廃タイヤ片である切断体T1は、加熱
装置43へ搬送される。これらの切断体は、加熱装置4
3において、高周波や電磁誘導などの加熱手段を利用し
て加熱される。切断体は加熱されることにより、タイヤ
のゴム部分と、このタイヤ内に埋め込まれてベルトワイ
ヤとの密着状態が解かれる。さらに、加熱された切断体
T1はコンベア44を利用して分離破砕装置1の投入口
7から本体ケース6内へ投入される。 [2]破砕 投入された切断体T1は、図1及び図3に示すように、
上側の回転破砕カッター9,10で剪断されるから、同
時にワイヤがタイヤのゴム部分から分離されて、破砕片
及び分離されたワイヤは、引き続いて下側の回転破砕カ
ッター11,12で剪断されるから、同時に破砕片に埋
め込まれていたワイヤがゴム部分から分離される。破砕
片及び分離されたワイヤは、排出口8から選別用回転ド
ラム2のドラム本体23内に落下する。 [3]選別及び再度の破砕 落下した破砕片及び分離されたワイヤは、ドラム本体2
3内で特定の大きさのもののみが選別孔24を通過して
コンベア38上へ排出されて、集積部39へ運ばれる。
同様に、ゴム部分から分離されたワイヤも各選別孔24
で選別されたものが各孔を通過して集積部39へ運ばれ
る。各選別孔24を通過することなくドラム本体23内
に残された破砕片やワイヤは、仕切り板26で保持され
ながら、図15矢印方向にドラム本体の回転に伴って本
体ケース6の真上まで運ばれて、壁板27の端部を越え
ると、その自重で投入口7から本体ケース6内に落下し
て再び分離破砕装置1で剪断され、同時にワイヤがタイ
ヤのゴム部分から分離される。その後、排出口8からド
ラム本体23内へ排出された破砕片及びワイヤは、選別
用回転ドラム2によって選別され、選別孔24を通過し
たものがコンベア38によって集積部39まで運ばれ
る。 [4]回収 図21に示すように集積部39へ運ばれた破砕片及びワ
イヤは、コンベア38の端部に連続している磁気選別機
45によって、ゴム片のみからなる破砕片、ワイヤを有
する破砕片及びワイヤの三種類に分別される。磁気選別
機45は図示の例ではドラム型のものが用いられてお
り、回転するドラム内に電磁石が固定状態で内蔵されて
いる。このために、破砕片のうち、ゴム片のみからなる
ものはドラム表面に付着されることなく第1集積部39
aへ落下する。ワイヤを有する破砕片とワイヤとはドラ
ム表面に付着される。ドラムに付着されたワイヤを有す
る破砕片とワイヤとは、ドラムが所定角度回転すること
により、磁気の及ぶ範囲から徐々に離れると、付着力は
次第に弱まる。この結果、まずワイヤを有する破砕片は
ドラムから離れて受入口39bへ落下し、ついでワイヤ
が第2集積部39cへ落下し、回収される。受入口39
bに回収されたワイヤ付きの破砕片は、コンベア(図示
せず。)によって分離破砕装置1の投入口7に投入さ
れ、処理される。このように破砕と選別とが繰り返され
て、所定の大きさであってワイヤが除かれた廃タイヤの
破砕片及びワイヤだけが回収されることになる。分離破
砕装置1において同時に行われる破砕と分離とは、下記
の分離破砕原理(1−1),(1−2),(1−3)に
基づいているものと考えられる。これらの原理では、分
離破砕刃9b,10bを例にして説明している。まず、
分離破砕原理(1−1)を図22を参照して説明する。
図22(A)に示すように、切断体T1は分離破砕刃9
b,10bの隙間13に入り込み、溝17a内に圧縮し
た状態で食い込まれる(溝に引っ掛かる)。このような
状態のまま、分離破砕刃9bと分離破砕刃10bとは回
転軸を中心として対向する方向に回転し、刃部9b1,
10b1が次第に接近し、やがて噛み合い状態になり、
その後徐々に離れて行く。刃部9b1,10b1が互い
に離れて行く過程で、溝17aに挾まれている切断体T
1は2つの廃タイヤの破砕片T11,T12に切断され
ると同時に、隙間13の存在によって切断されなかった
ワイヤWが一方の破砕片T12から引抜かれる(図
B)。この種の切断と分離とが連続して行われる。破砕
時には、隙間13によって切断と引抜きとが行われ、そ
の上溝17aによって切断と分離とがより一層効果的に
行われるものと考えられる。溝17は、分離破砕刃9
b,10bの移動方向の後端側が閉じられた袋状となっ
ているので、上記溝内に食い込まれた切断体T1の一部
を確実に保持できる。溝17で保持された切断体Tは、
互いに逆方向に移動する分離破砕刃9b,10bによっ
て切断されるので、ワイヤWの分離が効果的に行われ
る。なお、このような破砕作業中に、ワイヤWが付いた
ままの破砕片T11は、選別用回転ドラム2によって再
度分離破砕装置1に戻される。ついで、分離破砕原理
(1−2)を図23を参照して説明する。再び分離破砕
装置1に戻されたワイヤWが付いたままの廃タイヤの破
砕片T13は、図23(A)に示すように、分離破砕刃
9b,10bの隙間13に入り込む際、一方の溝17a
に挾み込まれ、他方の溝に他の破砕片T14が引き込ま
れて、ワイヤWを双方の破砕片で挾み込む作用によって
ワイヤWを引抜くことが可能となるもの(図B)と、考
えられる。さらに、分離破砕原理(1−3)を図24を
参照して説明する。同図(A)に示すように、廃タイヤ
の切断体T1は分離破砕刃9b,10bの隙間13に入
り込み、切断体の両側部は、袋状の溝17a内にも圧縮
した状態で食込まれる。このような状態のまま、分離破
砕刃9b,10bは回転軸を中心として対向する方向に
回転し、刃部9b1,10b1は次第に接近し、噛み合
い、やがて徐々に離反する。刃部9b1,10b1が互
いに離れて行く過程で、溝17aに挾まれている切断体
T1の両側部は互いに反対方向に引張られて、2つの破
砕片T15,T16に切断されると同時に、これらの破
砕片から切断されなかったワイヤWが分離される(図
B)。分離破砕原理(1−1),(1−2),(1−
3)によって判るように、分離破砕刃(図では分離破砕
刃9b,10b)間に切断体が入り込むことができる程
度の隙間13を開けることにより、切断体T1の破砕と
ゴム部分からのワイヤの分離とが同時に行われるものと
推測される。そして噛み合い状態にある刃部における溝
17aの存在により、分離効果がより一層高められる。
図1に示す例によれば、分離破砕装置1は選別用回転ド
ラム2内に配置され、この分離破砕装置の排出口8から
排出される破砕片やワイヤをドラム本体23内へ直接落
下可能としている。このために、分離破砕装置1から選
別用回転ドラム2への破砕片やワイヤの運搬手段が不要
となり、破砕と選別とが連続して円滑に行われる。そし
て再破砕する場合でも、ドラム本体23内に残された破
砕片やワイヤを直接投入口7へ供給可能であるから、破
砕片などの運搬手段が不要となり、供給と再破砕とが連
続して円滑に行われる。勿論、分離破砕装置1は必ずし
も選別用回転ドラム2内に設置することを要しない。図
1に示す分離破砕装置1において、回転破砕カッター9
〜12は、上下2段に配置されているが、一段のみまた
は3段以上配置してもよい。また上例に示す分離破砕刃
9b〜12bにおける刃部は、交換刃体17を設けてい
るが、刃部は必ずしも交換可能である必要はない。そし
て刃部の構成は、図示のものに限定されない。また破砕
部は、図25に示す回転破砕カッター109〜112で
構成されているものであってもよい。例えば回転破砕カ
ッター109において、実線に示す一方の分離破砕刃1
09bにおける刃部109b1と、回転軸の軸方向に隣
接しており、鎖線で示す他方の分離破砕刃109Abに
おける刃部109Ab1とは、所定角度ずらして配置さ
れている。このように、回転破砕カッター109は、回
転軸の軸方向に沿って各分離破砕刃の刃部の位置を順次
回転方向にずらしている。回転破砕カッター110〜1
12において、分離破砕刃110b,110Ab、分離
破砕刃111b,111Ab及び分離破砕刃112b,
112Abにおける刃部110b1,111b1,11
2b1と刃部110Ab1,111Ab1,112Ab
1との関係も上述したと同様な配置関係にある。各刃部
109b1,109Ab1,110b1,110Ab
1,111b1,111Ab1,112b1,112A
b1は、図25に示すような交換刃体17を有すること
なく、各刃部の両側面に溝117を形成して、これらの
溝117は上記交換刃体17の溝17aと同様の機能を
果している。回転駆動手段3に関して、図1に示す例で
は選別用回転ドラム2は案内部25と送り車35(図3
2)を利用して回転されるが、必ずしもこの例に限定さ
れず、例えば選別用回転ドラムの外周に回転ベルトの一
端を掛け回して他端側をモータに接続する構成であって
も良い。選別装置は、図1に示すように選別用回転ドラ
ム2で構成されているが、筒体状の選別用回転ドラムで
あっても良い。この場合、選別装置は、図1に示す位置
とは別位置に配置され、分離破砕装置1の排出口8から
出た廃タイヤの破砕片を回収手段4を利用してドラム内
に供給してもよい。選別装置はドラム型のものに限定さ
れないことは当然である。図26及び図27に示す分離
破砕装置201について説明する。分離破砕装置201
は、破砕部を構成する第一の破砕体209と第二の破砕
体210とを備えている。図示の例では、第一の破砕体
209は固定破砕体であり、第二の破砕体210は可動
破砕体である。固定破砕体209と可動破砕体210と
は、対向側に分離破砕刃209bと分離破砕刃210b
を設けてある。分離破砕刃209b,210bの対向面
には刃部209b1,210b1を形成してある。可動
破砕砕体210は、駆動手段によって固定破砕体209
に対して対向面に沿って(図26では上下方向に)移動
可能である。分離破砕刃の刃部209b1と、刃部20
9b1に対向している分離破砕刃の刃部210b1との
間は廃タイヤ片が入ることができる程度の隙間213が
あけられている。対向する双方の分離破砕刃の刃部20
9b1,210b1は、協働してワイヤを有する廃タイ
ヤ片を剪断可能である。対向する刃部209b1,21
0b1は、隙間213に面した側に複数の溝217aが
形成されている。各溝217a内には隙間213に入り
込んだ廃タイヤ片の一部が食い込み可能である。各溝2
17aは、図示の例では長溝となっている。各溝217
aは可動破砕体210の移動方向(図26では上下方
向)と交わる方向(図では直交する方向)に沿って配置
されている。可動破砕体210の駆動手段は、モータ2
46と、モータの回転力がベルト247を介して伝達さ
れる回転車248とを備えている。可動破砕体210の
背部の上側にクランクアーム249の一端が、下側に連
結アーム251の一端かそれぞれ接続されている。クラ
ンクアーム249の他端は偏心軸250によって回転車
248と接続されている。連結アーム251の他端は支
持部252にピンを介して連結されている。モータ24
6の回転力が回転車248に伝達されると、回転車は回
転するので、可動破砕体210は偏心軸250の移動に
伴って図26矢印方向に上下動する。このため、廃タイ
ヤ片は、投入口207から投入されると、固定破砕体2
09の分離破砕刃209bと可動破砕体210の分離破
砕刃210bとの隙間213内に入り込み、可動破砕体
は上下動するために、廃タイヤ片は剪断される。剪断時
に、廃タイヤ片は、その一部が溝217a内に食い込ま
れた状態で切断面に逆方向の力が作用するために、2つ
の破砕片に切断されると同時に、ワイヤが一方の破砕片
から引抜かれる。破砕片やワイヤは、ホッパ253の排
出口208から排出される。図26に示す分離破砕装置
201と、図22乃至図24における原理との関係に関
して述べると、固定破砕体209,210における分離
破砕刃209b,210bは、分離破砕刃9b,10b
に、そして刃部209b1,210b1は刃部9b1,
10b1に、さらに間隙213は間隙13にそれぞれ対
応している。図26に示す分離破砕装置201では、第
二の破砕体210のみを可動としたが、第一の破砕体2
09を可動破砕体としてもよい。また第一の破砕体20
9を可動破砕体とし、第二の破砕体210を固定破砕体
としてもよい。また溝217aは第二の破砕体210の
移動方向と直交方向に形成されているが、必ずしも直交
である必要はなく、移動方向と交わる方向であればよ
い。図28及び図29に示す分離破砕装置301につい
て説明する。分離破砕装置301は、破砕部を構成する
第一の破砕体309と第二の破砕体310とを備えてい
る。図示の例では、第一の破砕体309は固定破砕体で
あり、第二の破砕体310は可動破砕体である。固定破
砕体309は円筒に形成されており、下方に向けて末広
がりとなっている。可動破砕体310は固定破砕体30
9内に配置されている。可動破砕体310はほぼ円錐形
に形成されている。固定破砕体309と可動破砕体31
0とは、対向側に分離破砕刃309bと分離破砕刃31
0bを設けてある。分離破砕刃309b,310bの対
向面には刃部309b1,310b1を形成してある。
可動破砕体310は、駆動手段によって固定破砕体30
9に対して対向面に沿って回転可能である。分離破砕刃
の刃部309b1と、刃部309b1に対向している分
離破砕刃の刃部310b1との間は廃タイヤ片が入るこ
とができる程度の隙間313があけられている。対向す
る双方の分離破砕刃の刃部309b1,310b1は、
協働してワイヤを有する廃タイヤ片を剪断可能である。
対向する刃部309b1,310b1は、隙間313に
面した側に複数の溝317aが形成されている。各溝3
17a内には隙間313に入り込んだ廃タイヤ片の一部
が食い込み可能である。各溝317aは、図示の例では
縦長の長溝となっている。各溝317aは可動破砕体3
10の回転方向と交わる方向(図では直交する方向)に
沿って配置されている。可動破砕体310の駆動手段
は、モータ346と、モータの回転力が伝達される回転
軸347とを備えている。可動破砕体310は、回転軸
347に取り付けられている。モータ346の回転力が
回転軸347に伝達されると、可動破砕体310は図2
8矢印方向に回転する。このため、廃タイヤ片は、投入
口307から投入されると、固定破砕体309の分離破
砕刃309bと可動破砕体310の分離破砕刃310b
との隙間313に入り、可動破砕体は回転するために、
廃タイヤ片は剪断される。剪断時に、廃タイヤ片は、そ
の一部が溝317a内に食い込まれた状態で切断面に逆
方向の力が作用するために、2つの破砕片に切断される
と同時に、ワイヤが一方の破砕片から引抜かれる。破砕
片やワイヤは、ホッパ353の排出口308から排出さ
れる。図28に示す分離破砕装置301と、図22乃至
図24における原理との関係に関して述べると、固定破
砕体309,310における分離破砕刃309b,31
0bは、分離破砕刃9b,10bに、そして刃部309
b1,310b1は刃部9b1,10b1に、さらに間
隙313は間隙13にそれぞれ対応している。図28に
示す分離破砕装置301では、第二の破砕体310のみ
を可動にしたが、第一の破砕体309を可動破砕体とし
てもよい。また第一の破砕体309を可動破砕体とし、
第二の破砕体310を固定破砕体としてもよい。また溝
317aは第二の破砕体310の回転方向と直交方向に
形成しているが、必ずしも直交である必要はなく、回転
方向と交わる方向であればよい。
【発明の効果】この発明によれば、廃タイヤ片を破砕す
ると同時に廃タイヤ片内に埋め込まれているワイヤのゴ
ム部分からの分離が図れ、破砕回数を少なくして、破砕
作業の効率化及び省力化を実現することができる。また
刃部に溝を設けることにより上記効果が高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る分離破砕装置の使用状態を示す
一部切欠正面図である。
【図2】この発明に係る分離破砕装置の使用状態を示す
一部切欠側面図である。
【図3】この発明に係る分離破砕装置の使用状態を示す
一部切欠平面図である。
【図4】本体ケース内に納められている上下両側の回転
破砕カッターの関係を示す断面図である。
【図5】下側の対の回転破砕カッターの関係を示す平面
図である。
【図6】上側の対の回転破砕カッターの関係を部分的に
示す拡大平面図である。
【図7】図6VII−VII線断面図であって、図6よ
り縮小している図である。
【図8】上側に位置している一方の回転破砕カッターの
分離破砕刃を拡大して示す一部切欠側面図である。
【図9】上側に位置している一方の回転破砕カッターに
おける分離破砕刃の刃部の一部を示す拡大斜視図であ
る。
【図10】図8X−X線拡大断面図である。
【図11】図10の右側面図である。
【図12】交換刃体を示す拡大斜視図である。
【図13】交換刃体の背部を示す拡大斜視図である。
【図14】上側の対の回転破砕カッターにおける分離破
砕刃の刃部同志が互いに噛み合っている状態を説明する
ための拡大断面図である。
【図15】選別用回転ドラムの拡大断面図である。
【図16】図15XVI−XVI線断面図である。
【図17】図16の状態から壁板を省略している拡大図
である。
【図18】図15XVIII−XVIII線端面図であ
って、図15より縮小している図である。
【図19】選別用回転ドラムと送り車との関係を示す拡
大断面図である。
【図20】選別用回転ドラムと押さえ車との関係を示す
拡大断面図である。
【図21】廃タイヤ処理ラインを示す正面図である。
【図22】廃タイヤ片の分離破砕原理(1−1)を説明
するための図である。
【図23】廃タイヤ片の分離破砕原理(1−2)を説明
するための図である。
【図24】廃タイヤ片の分離破砕原理(1−3)を説明
するための図である。
【図25】上下両側の対の回転破砕カッターの他の例を
示す拡大側面図である。
【図26】この発明の分離破砕装置の他の例を示す概略
構成図である。
【図27】図28XXVIII−XXVIII線断面図
である。
【図28】この発明の分離破砕装置のさらに他の例を示
す概略構成図である。
【図29】図28XXIX−XXIX線断面図である。
【図30】従来の破砕装置の刃部による破砕過程を説明
するための図である。
【符号の説明】
1 分離破砕装置 2 選別用回転ド
ラム(選別装置) 4 回収手段 6 本体ケース 7 投入口 8 排出口 9,11 回転破砕カッター(第一の破砕
体) 10,12 回転破砕カッター(第二の破砕
体) 9a,10a,11a,12a 回転軸 9b,10b,11b,12b 分離破砕刃 9b1,10b1,11b1,12b1 刃部 13 隙間 17 交換刃体 17a 溝 201,301 分離
破砕装置 207,307 投入口 208,308 排出
口 209,309 固定破砕体(第一の破砕体) 210,310 可動破砕体(第二の破砕体) 209b,210b,309b,310b 分離破砕刃 209b1,210b1,309b1,310b1 刃
部 217a,317a 溝 213,313
隙間 T 廃タイヤ T1 切断体(廃タ
イヤ片) T11,T12,T13,T14,T15,T16 廃
タイヤの破砕片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新田 儀昭 北海道北広島市大曲緑ケ丘2丁目10番地3 Fターム(参考) 4D063 BB12 BB17 GA10 GC02 GC05 GC07 GC14 GC16 GC21 GC31 GC36 4D065 CA12 CA16 CB02 CC01 DD08 DD24 DD30 EB14 EC07 EC09 ED01 ED11 ED22 ED27 ED31 ED46 4D067 CF10 CF14 CF21 GA16 4F301 AA03 BA02 BA12 BA21 BA29 BE29 BF04 BF08 BF12 BF31

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体が破砕部で構成されており、 上記破砕部は、それぞれ分離破砕刃を有する第一の破砕
    体と第二の破砕体とを備えており、 上記第一の破砕体における分離破砕刃の刃部と、上記第
    二の破砕体における分離破砕刃の刃部とは、協働してワ
    イヤを有する廃タイヤ片を破砕可能であり、 上記第一の破砕体における刃部と上記第二の破砕体にお
    ける刃部との間は、上記廃タイヤ片が入ることができる
    程度の隙間があけられており、 少なくとも第一の破砕体か第二の破砕体かいずれか一方
    は、他方に対して相対的に上記廃タイヤ片を破砕可能な
    方向に移動可能であることを特徴とする廃タイヤの分離
    破砕装置。
  2. 【請求項2】 第一の破砕体及び第二の破砕体は、少な
    とくも一方が他方に対向する方向に回転可能であること
    を特徴とする請求項1記載の廃タイヤの分離破砕装置。
  3. 【請求項3】 第一の破砕体及び第二の破砕体は、互い
    に対向する方向に回転可能であり、対向側の一方の破砕
    刃は他方の破砕刃間に配置されており、双方の刃部は対
    向側と交差する方向に隙間を置いて隣接可能であること
    を特徴とする請求項1記載の廃タイヤの分離破砕装置。
  4. 【請求項4】 協働して廃タイヤ片を破砕する刃部は、
    刃部の隙間内へ入り込んだ廃タイヤ片の一部が食込み可
    能の溝を形成してあることを特徴とする請求項1、請求
    項2または請求項3記載の廃タイヤの分離破砕装置。
  5. 【請求項5】 第一の破砕体及び第二の破砕体のうち、
    いずれか一方が他方に対して相対的に刃部に沿って移動
    可能であることを特徴とする請求項1記載の廃タイヤの
    分離破砕装置。
  6. 【請求項6】 第一の破砕体及び第二の破砕体のうち、
    いずれか一方が他方に対して相対的に刃部に沿って移動
    可能であり、協働して廃タイヤ片を破砕する刃部は、刃
    部の隙間内へ入り込んだ廃タイヤ片の一部が食込み可能
    の溝が形成されていることを特徴とする請求項1記載の
    廃タイヤの分離破砕装置。
  7. 【請求項7】 第一の破砕体及び第二の破砕体のうち、
    少なくともいずれか一方が他方に対して相対的に刃部に
    沿って回転可能であることを特徴とする請求項1記載の
    廃タイヤの分離破砕装置。
  8. 【請求項8】 第一の破砕体及び第二の破砕体のうち、
    少なくともいずれか一方が他方に対して相対的に刃部に
    沿って回転可能であり、協働して廃タイヤ片を破砕する
    刃部は、刃部の隙間内へ入り込んだ廃タイヤ片の一部が
    食込み可能の溝を形成してあることを特徴とする請求項
    1記載の廃タイヤの分離破砕装置。
  9. 【請求項9】 本体が破砕部で構成されており、 上記破砕部は、第一の破砕体と第二の破砕体とを備えて
    おり、 上記第一の破砕体及び第二の破砕体は、互いに回転軸を
    中心として対向する方向に回転可能である回転破砕カッ
    ターであり、 上記両回転破砕カッターは、回転軸に軸心方向に間隔を
    置いて分離破砕刃をそれぞれ配置してあり、 一方の回転破砕カッターにおける上記分離破砕刃の刃部
    と、これらの刃部の間に位置可能である他方の回転破砕
    カッターにおける分離破砕刃の刃部とは、協働してワイ
    ヤを有する廃タイヤ片を破砕可能であり、 一方の分離破砕刃の刃部と、この刃部に隣接している他
    方の分離破砕刃の刃部との間は、廃タイヤ片が入ること
    ができる程度の隙間があけられていることを特徴とする
    廃タイヤの分離破砕装置。
  10. 【請求項10】 隣接している双方の分離破砕刃におけ
    る刃部は、隙間に面した側に溝を形成してあり、上記各
    溝内には上記隙間に入り込んだ廃タイヤ片の一部が食い
    込み可能であることを特徴とする請求項9記載の廃タイ
    ヤの分離破砕装置。
  11. 【請求項11】 隣接している双方の分離破砕刃におけ
    る刃部は、隙間に面した側に溝を設けてあり、各溝は上
    記分離破砕刃の回転方向側を一端とし反対側を他端とし
    て、上記一端側が開口され、上記他端側が閉塞され、上
    記隙間側が開口されており、上記各溝内には上記隙間に
    入り込んだ廃タイヤ片の一部が食い込み可能であること
    を特徴とする請求項9記載の廃タイヤの分離破砕装置。
  12. 【請求項12】 分離破砕刃における刃部は、本体が交
    換刃体で構成されており、交換刃体は刃部から取外し可
    能であることを特徴とする請求項9、請求項10または
    請求項11記載の廃タイヤの分離破砕装置。
  13. 【請求項13】 本体が破砕部で構成されており、 上記破砕部は、それぞれ分離破砕刃を有する第一の破砕
    体と第二の破砕体とを備えており、 上記第一の破砕体の分離破砕刃と第二の破砕体の分離破
    砕刃とは対向して配置されており、 上記第一の破砕体及び第二の破砕体のうち、いずれか一
    方は他方に対して相対的に対向面に沿って移動可能であ
    り、 対向する双方の上記分離破砕刃の刃部は、協働してワイ
    ヤを有する廃タイヤ片を破砕可能であり、 一方の分離破砕刃の刃部と、この刃部に対向している他
    方の分離破砕刃の刃部との間は廃タイヤ片が入ることが
    できる程度の隙間があけられていることを特徴とする廃
    タイヤの分離破砕装置。
  14. 【請求項14】 第一の破砕体及び第二の破砕体のいず
    れか一方が固定された破砕体であり、他方は駆動手段に
    より移動可能である可動破砕体であることを特徴とする
    請求項13記載の廃タイヤの分離破砕装置。
  15. 【請求項15】 対向する双方の分離破砕刃における刃
    部は、隙間に面した側に複数の溝を形成してあり、上記
    各溝内には隙間に入り込んだ廃タイヤ片の一部が食い込
    み可能であることを特徴とする請求項13または請求項
    14記載の廃タイヤの分離破砕装置。
  16. 【請求項16】 対向する双方の分離破砕刃における刃
    部は、隙間に面した側に複数の長溝を形成してあり、各
    長溝は可動破砕体の移動方向と交わる方向に沿って配置
    されており、上記各溝内には隙間に入り込んだ廃タイヤ
    片の一部が食い込み可能であることを特徴とする請求項
    13または請求項14記載の廃タイヤの分離破砕装置。
  17. 【請求項17】 本体が破砕部で構成されており、 上記破砕部は、それぞれ分離破砕刃を有する第一の破砕
    体と第二の破砕体とを備えており、 上記第一の破砕体と第二の破砕体とは対向して配置され
    ており、 上記第一の破砕体及び第二の破砕体のうち、いずれか一
    方は他方に対して相対的に対向面に沿って回転可能であ
    り、 対向する双方の上記分離破砕刃の刃部は、協働してワイ
    ヤを有する廃タイヤ片を破砕可能であり、 一方の分離破砕刃の刃部と、この刃部に対向している他
    方の分離破砕刃の刃部との間は、廃タイヤ片が入ること
    ができる程度の隙間があけられていることを特徴とする
    廃タイヤの分離破砕装置。
  18. 【請求項18】 第一の破砕体及び第二の破砕体のいず
    れか一方が固定された破砕体であり、他方は駆動手段に
    より回転可能である可動破砕体であることを特徴とする
    請求項17記載の廃タイヤの分離破砕装置。
  19. 【請求項19】 対向する双方の分離破砕刃における刃
    部は、隙間に面した側に複数の溝を形成してあり、上記
    各溝内には隙間に入り込んだ廃タイヤ片の一部が食い込
    み可能であることを特徴とする請求項17または請求項
    18記載の廃タイヤの分離破砕装置。
  20. 【請求項20】 対向する双方の分離破砕刃における刃
    部は、隙間に面した側に複数の長溝を形成してあり、各
    長溝は可動破砕体の移動方向と交わる方向に沿って配置
    されており、上記各溝内には隙間に入り込んだ廃タイヤ
    片の一部が食い込み可能であることを特徴とする請求項
    17または請求項18記載の廃タイヤの分離破砕装置。
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