JP2000334479A - 仕上げ洗浄における廃液の無害化処理装置 - Google Patents

仕上げ洗浄における廃液の無害化処理装置

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JP2000334479A
JP2000334479A JP11153426A JP15342699A JP2000334479A JP 2000334479 A JP2000334479 A JP 2000334479A JP 11153426 A JP11153426 A JP 11153426A JP 15342699 A JP15342699 A JP 15342699A JP 2000334479 A JP2000334479 A JP 2000334479A
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gas
detergent
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Akiyoshi Suzuki
昭美 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 仕上げ洗浄における廃液の無害化処理と乾燥
工程不要化を実現する。 【解決手段】 少量の洗浄剤4が付着した被洗浄物2を
圧力容器3内にて超臨界ガスと接触させて当該超臨界ガ
ス中に洗浄剤4と水分とを溶解させた後、トラップ槽8
にて当該ガスを気化させて該洗浄剤4と水分を分離し、
当該分離液を水Aを添加して電気炉17中に鉛直に蛇行
配管のスパイラル管Sに投入し、当該スパイラル管S中
で超臨界水酸化反応にて洗浄剤4を水とカーボン21に
完全分解処理し、連続して冷却のうえ回収するとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、仕上げ洗浄におけ
る廃液の無害化処理と乾燥工程不要化のシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】汚染物の付着した被処理物を強力な洗浄
剤を満した容器中で洗浄した後は、被処理物表面に残る
洗浄剤を流し落し、乾燥させて仕上げされるが、当該仕
上げは清浄水の繰返し洗浄と乾燥工程より成るものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】叙上の仕上げにあっ
て、清浄水の繰返し投与はコスト、工数共に負担であ
り、また、最後に乾燥工程(付着した水を遠心力を使い
高速で回転させ水を切る方法や、真空を利用して強制的
に乾燥させたり、エヤーなどを吹き付けて取り除いてい
る)が必要となることも負担となる。
【0004】さらには、投与された清浄水には僅かとは
いえ洗浄剤が含まれ、そのままの廃棄は許容され難いと
いう問題がある。
【0005】本発明は、叙上の事情に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、仕上げ洗浄において、廃
液の無害化と乾燥とを一工程のみにて同時に達成し得る
システムを提供することにある。
【0006】
【課題を達成するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の仕上げ洗浄における廃液の無害化処理と乾
燥工程不要化のシステムは、少量の洗浄剤が付着した被
洗浄物を圧力容器内にて超臨界ガスと接触させて当該超
臨界ガス中に洗浄剤と水分とを溶解させた後、トラップ
槽にて当該ガスを気化させて該洗浄剤と水分を分離し、
当該分離液を水を添加して電気炉中に鉛直に蛇行配管の
スパイラル管に投入し、当該スパイラル管中で超臨界水
酸化反応にて洗浄剤を水とカーボンに完全分解処理し、
連続して冷却のうえ回収するとしたものである。
【0007】
【作用】被洗浄物表面に残る水分と洗浄剤とは、圧力容
器内にて超臨界ガス中に溶解し、当該超臨界ガスは常温
付近で使用できるので、被処理物を空気中に放置しても
空気中の水分が被処理物の表面に付着せず、水滴が生じ
ない。ここに、乾燥工程が全く不要のもと、仕上げがな
される。
【0008】一方、トラップ槽で超臨界ガスと分離され
た洗浄剤含有液は、スパイラル管中で超臨界水酸化反応
にて完全分解され、下部に溜まる水とカーボンは連続し
て高圧系外に排出される。
【0009】ここに、超臨界水酸化反応とは、超臨界条
件下(374℃以上、22Mpa以上)の水を分解反応
の媒体として利用することによって、有機物を水と二酸
化炭素にまで完全分解する方法であり、反応は熱分解、
加水分解及び酸化分解が同時に進行してクローズドな系
内で完全分解を行うことができると共に、非常に大きな
反応速度を達成することができる特徴のあることが知ら
れている。
【0010】すなわち超臨界条件下の水は、分極特性の
変化により、常圧下では溶解することが困難であった有
機物を溶解させられるようになり(したがってすぐれた
溶媒となって)、これに空気、酸素あるいは過酸化水素
水など酸化剤を共存させるとこれらも均一分散して有機
物の酸化発熱(燃焼)が起こり、燃焼エネルギーを追加
投入せずとも分解反応が進行する。
【0011】その分解の程度は、例えばPCBを例にと
ると例にとると99.99%以上と言われており完全分
解に近く、また反応条件が燃焼と比較してマイルドな条
件であるためにダイオキシンなどの副次的な有害物質の
発生を招くこともなく、有害有機物の処理が問題となっ
ている昨今はもちろんのこと将来的に極めて有望な処理
技術といえるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1に基づ
いて説明する。
【0013】本発明は、洗浄剤Aの入った容器1の中
で、被洗浄物2の目的の汚れを完全に落す洗浄をするこ
とを前提とする。次に少量の洗浄剤が付着した被洗浄物
2を圧力容器3に挿入し、超臨界CO2 ガスを封入のボ
ンベ6からの配管のバルブ5を開く事により、ボンベ6
より二酸化炭素が送り込まれると洗浄剤4の付着した被
洗浄物2は、その洗浄剤4を除去される為、洗浄剤4の
全く無い乾燥した被洗浄物2が取り出される。
【0014】次に、圧力容器3の出側配管のバルブ7を
開く事により二酸化炭素とわずかな洗浄剤がトラップ槽
8に排出される。トラップ槽8中のCO2 はボンベ6へ
連なる配管に付設のポンプ9、バルブ10を操作させる
と二酸化炭素だけが気化して、ボンベ6に回収される。
すなわち、洗浄剤4とCO2 が混合した液体を零度以下
にしておき、これを圧力ポンプ9により吸引をする事に
より低い温度でもCO 2 だけが蒸留の原理で取り出す事
が出来、槽8の底部には蒸発されなかった洗浄剤4が残
差として残る。
【0015】一方、トラップ槽8の底部に残った洗浄剤
4と水は、出側配管のバルブ11、ポンプ12、バルブ
13を操作させて送り出される。送り出し先きの配管途
中では、容器14に入っている水Aをポンプ15を作動
させ、配管内の洗浄剤4の中へ混入させると共にバルブ
16を開き、あらかじめ200℃〜500℃に加熱した
電気炉17内の鉛直蛇行のスパイラル管Sへ送り込む。
水Aと洗浄剤4の混合された液体が送り込まれ超臨界水
酸化反応にて水とカーボンに分解される。スパイラル管
Sの出側でバルブ19を開くことにより電気炉17から
反応された安全な、水とカーボン21が排出され、冷却
器18により常温まで冷やされ、タンク20へ回収され
る。バルブ19の開は、水とカーボンの残留を前提とし
た連続的なもので排出は停止することなく続けられる。
しかし、内圧の水とカーボンの栓効果でもって内圧の逸
失はない。
【0016】この方法では、スパイラル管S自体を容器
として考えて居るため、炉17の中の配管を、数メート
ル〜数十メートルの長さにする事が可能となり、反応さ
せる洗浄剤4の種類によって、配管の長さを自由に変え
ることが出来、反応させるための時間を、配管の調節に
より、短くも、長くも出来るのが特徴である。蛇行中加
熱で超臨界になる水は、洗浄剤4と良く混合され、良好
な反応をもたらす。
【0017】又、容器を使用しないので、容器や、容器
の面倒な蓋の開閉が不要であり、且つ、密閉型の処理方
法なので、外気に触れずにパイプの中だけでクリーンに
処理ができる。反応室のスパイラル管Sは電気炉17中
に配されており、2重壁にて守られているので、廃ガス
や飛散、人体への接触などの問題もなく安全に処理出来
る。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以上の如く構成されるので、
以下に述べる効果を奏する。
【0019】超臨界水酸化反応を蛇行中に効率良く達成
させると共に反応物の排出を連続させるために、処理能
率に優れる。また、入側の投入も単なる圧入で済み、作
業能率に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明システムの説明図である。
【符号の説明】
1 容器 2 被洗浄物 3 圧力容器 4 洗浄剤 5 バルブ 6 ボンベ 7 バルブ 8 トラップ槽 9 ポンプ 10 バルブ 11 バルブ 12 ポンプ 13 バルブ 14 容器 15 ポンプ 16 バルブ 17 電気炉 18 冷却器 19 バルブ 20 タンク 21 カーボン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月14日(2000.3.1
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 仕上げ洗浄における廃液の無害化処理
装置
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】本発明は、叙上の事情に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、仕上げ洗浄において、廃
液の無害化処理装置を提供することにある。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を達成するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の仕上げ洗浄における廃液の無害化処理装置
は、少量の洗浄剤が付着した被洗浄物を圧力容器内にて
超臨界ガスと接触させて当該超臨界ガス中に洗浄剤と水
分とを溶解させた後、トラップ槽にて当該ガスを気化さ
せて該洗浄剤と水分を分離する仕上げ洗浄における当該
分離液を水を添加して電気炉中に鉛直に蛇行配管のスパ
イラル管に投入し、当該スパイラル管中で超臨界水酸化
反応にて洗浄剤を水と二酸化炭素に完全分解処理し、連
続して冷却のうえ回収するとしたものである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】一方、トラップ槽で超臨界ガスと分離され
た洗浄剤含有液は、スパイラル管中で超臨界水酸化反応
にて完全分解され、冷却のうえ回収により下部に溜まる
水と二酸化炭素は連続して高圧系外に排出される。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】本発明は、洗浄剤の入った容器1の中
で、被洗浄物2の目的の汚れを完全に落す洗浄をするこ
とを前提とする。次に少量の洗浄剤が付着した被洗浄物
2を圧力容器3に挿入し、超臨界COガスを封入のボ
ンベ6からの配管のバルブ5を開く事により、ボンベ6
より二酸化炭素が送り込まれると洗浄剤4の付着した被
洗浄物2は、その洗浄剤4を除去される為、洗浄剤4の
全く無い乾燥した被洗浄物2が取り出される。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】一方、トラップ槽8の底部に残った洗浄剤
4と水は、出側配管のバルブ11、ポンプ12、バルブ
13を操作させて送り出される。送り出し先きの配管途
中では、容器14に入っている水Aをポンプ15を作動
させ、配管内の洗浄剤4の中へ混入させると共にバルブ
16を開き、あらかじめ200℃〜500℃に加熱した
電気炉17内の鉛直蛇行のスパイラル管Sへ送り込む。
水Aと洗浄剤4の混合された液体が送り込まれ超臨界水
酸化反応にて水と二酸化炭素に分解される。スパイラル
管Sの出側でバルブ19を開くことにより電気炉17か
ら反応された安全な、水と二酸化炭素21が排出され、
冷却器18により常温まで冷やされ、タンク20へ回収
される。バルブ19の開は、水と二酸化炭素の残留を前
提とした連続的なもので排出は停止することなく続けら
れる。しかし、内圧の水と二酸化炭素の栓効果でもって
内圧の逸出はない。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少量の洗浄剤が付着した被洗浄物を圧力
    容器内にて超臨界ガスと接触させて当該超臨界ガス中に
    洗浄剤と水分とを溶解させた後、トラップ槽にて当該ガ
    スを気化させて該洗浄剤と水分を分離し、当該分離液を
    水を添加して電気炉中に鉛直に蛇行配管のスパイラル管
    に投入し、当該スパイラル管中で超臨界水酸化反応にて
    洗浄剤を水とカーボンに完全分解処理し、連続して冷却
    のうえ回収するとしたことを特徴とする仕上げ洗浄にお
    ける廃液の無害化処理と乾燥工程不要化のシステム。
JP11153426A 1999-06-01 1999-06-01 仕上げ洗浄における廃液の無害化処理装置 Pending JP2000334479A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102211096A (zh) * 2010-04-09 2011-10-12 中国科学院微电子研究所 一种超临界水射流清洗设备
CN106082490A (zh) * 2016-06-29 2016-11-09 广西大学 一种海上平台污水的处理方法
CN109574192A (zh) * 2018-12-29 2019-04-05 新奥环保技术有限公司 一种自除垢超临界水氧化装置及其自除垢方法

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CN102211096B (zh) * 2010-04-09 2013-05-01 中国科学院微电子研究所 一种超临界水射流清洗设备
CN106082490A (zh) * 2016-06-29 2016-11-09 广西大学 一种海上平台污水的处理方法
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