JP2000334805A - マイクロボアフィルム又は繊維の製造装置 - Google Patents
マイクロボアフィルム又は繊維の製造装置Info
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 均一で微細なマイクロボアを均等に形成可能
にしたマイクロボアフィルム又は繊維の製造装置を提供
することである。 【解決手段】 ホッパー1に投入された原料チップを加
熱溶融する押出機2から計量ポンプ3を介して溶融原料
をミキシングブロック10に供給する。一方、ポンプ4
から気体又は液体が供給され、ノズル20によって前記
溶融原料に混合され、この混合物はスタティックミキサ
ー30を通ってTダイ5からロール6上に押し出され
る。
にしたマイクロボアフィルム又は繊維の製造装置を提供
することである。 【解決手段】 ホッパー1に投入された原料チップを加
熱溶融する押出機2から計量ポンプ3を介して溶融原料
をミキシングブロック10に供給する。一方、ポンプ4
から気体又は液体が供給され、ノズル20によって前記
溶融原料に混合され、この混合物はスタティックミキサ
ー30を通ってTダイ5からロール6上に押し出され
る。
Description
【0001】
【発明の技術分野】この発明は、微細な多孔質フィルム
又は繊維の製造装置に関する。
又は繊維の製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばマイクロボアフィルムの製造方法
として、フィルム原料中に炭酸カルシウム等の微粉末を
混入し、これをTダイから押し出した後、延伸して微粉
末を剥離脱落させ、その跡にマイクロボアを形成する方
法がある。しかしながら、微粉末がフィルム中に残留す
ることが多くマイクロボアを形成することができないば
かりでなく、表面に凹凸が生じる問題がある。
として、フィルム原料中に炭酸カルシウム等の微粉末を
混入し、これをTダイから押し出した後、延伸して微粉
末を剥離脱落させ、その跡にマイクロボアを形成する方
法がある。しかしながら、微粉末がフィルム中に残留す
ることが多くマイクロボアを形成することができないば
かりでなく、表面に凹凸が生じる問題がある。
【0003】
【発明の課題】また、原料の押出機に気体を注入する方
法もあるが、均一で微細な気泡が形成され難く、また原
料中に均等に分散され難い問題がある。
法もあるが、均一で微細な気泡が形成され難く、また原
料中に均等に分散され難い問題がある。
【0004】そこで、この発明の課題は、均一で微細な
マイクロボアを均等に分散可能にしたマイクロボアフィ
ルム又は繊維の製造装置を提供することである。
マイクロボアを均等に分散可能にしたマイクロボアフィ
ルム又は繊維の製造装置を提供することである。
【0005】
【課題の解決手段】上記の課題を解決するために、この
発明のマイクロボアフィルム又は繊維の製造装置は、加
圧された溶融原料の供給手段と、この溶融原料に不溶の
加圧された流体の注入手段と、前記溶融原料と流体の供
給を受けてこれらを混合するミキシングブロックとこの
ミキシングブロックから排出された混合物をフィルム状
又は繊維状に押し出す手段より成り、前記ミキシングブ
ロックは、前記溶融原料を充填する混合室と、この混合
室内に配置され、前記流体の注入口と多数の微小な注出
口を有するノズルと、このノズルの下流に配置されたス
タティックミキサーを含むことを特徴とする。
発明のマイクロボアフィルム又は繊維の製造装置は、加
圧された溶融原料の供給手段と、この溶融原料に不溶の
加圧された流体の注入手段と、前記溶融原料と流体の供
給を受けてこれらを混合するミキシングブロックとこの
ミキシングブロックから排出された混合物をフィルム状
又は繊維状に押し出す手段より成り、前記ミキシングブ
ロックは、前記溶融原料を充填する混合室と、この混合
室内に配置され、前記流体の注入口と多数の微小な注出
口を有するノズルと、このノズルの下流に配置されたス
タティックミキサーを含むことを特徴とする。
【0006】前記ノズルの注出口を、シリンダ状ノズル
本体の周方向に配置し、その径を30〜50μmにして
おくのが好ましい。
本体の周方向に配置し、その径を30〜50μmにして
おくのが好ましい。
【0007】
【実施の形態】以下、この発明の実施形態を添付図面に
基づいて説明する。図1はマイクロボアフィルムの製造
装置を示す概略線図である。図示のように、ホッパー1
に原料チップが供給され公知の押出機2で加熱溶融され
て押出された溶融原料は計量ポンプ3(例えばギアポン
プ)を介してミキシングブロック10に供給される。こ
のミキシングブロック10では、溶融原料に不溶の気体
又は液体がポンプ4からノズル20によって注入されス
タティックミキサー30を経て排出された混合物は、例
えばコートハンガー式のTダイ5(フラット金型)によ
ってロール6、6間に押し出される。前記気体は、例え
ば空気や窒素などが用いられ、液体は水や天然オイルな
どが用いられる。またこれらの気体又は液体は加圧して
注入する必要があるため、ポンプ4は適当な加圧ポンプ
を用いる。そのほか必要に応じて計量ポンプを介在させ
ることができる。注入は、連続または間欠的のいずれで
もよい。
基づいて説明する。図1はマイクロボアフィルムの製造
装置を示す概略線図である。図示のように、ホッパー1
に原料チップが供給され公知の押出機2で加熱溶融され
て押出された溶融原料は計量ポンプ3(例えばギアポン
プ)を介してミキシングブロック10に供給される。こ
のミキシングブロック10では、溶融原料に不溶の気体
又は液体がポンプ4からノズル20によって注入されス
タティックミキサー30を経て排出された混合物は、例
えばコートハンガー式のTダイ5(フラット金型)によ
ってロール6、6間に押し出される。前記気体は、例え
ば空気や窒素などが用いられ、液体は水や天然オイルな
どが用いられる。またこれらの気体又は液体は加圧して
注入する必要があるため、ポンプ4は適当な加圧ポンプ
を用いる。そのほか必要に応じて計量ポンプを介在させ
ることができる。注入は、連続または間欠的のいずれで
もよい。
【0008】前記ミキシングブロック10は、図2に示
すように、シリンダ状混合室12に連通する溶融原料の
供給口11が設けられ、混合室12内には、気体又は液
体を噴出するノズル20が設けられている。このノズル
20は、図2及び図3に示すように、シリンダ状本体2
0aの一端に気体又は液体の注入口21を有し、この注
入口21に連通して大径孔22、中径孔23、小径孔2
4が設けられ、小径孔24の先端部には、本体20aの
外周まで貫通する微細な注出口25が上下2列に周方向
に均等な間隔で設けられている。勿論これは3列でもよ
い。上下注出口25の位置は対応していなくてもよく、
互違いにずれていてもよい。なお場合によっては1列で
もよい。注出口25の径は30〜50μm程度、隣接す
る注出口25、25の間隔及び上下の注出口25、25
の間隔は、本体20aの外周で30〜100μm程度で
ある。
すように、シリンダ状混合室12に連通する溶融原料の
供給口11が設けられ、混合室12内には、気体又は液
体を噴出するノズル20が設けられている。このノズル
20は、図2及び図3に示すように、シリンダ状本体2
0aの一端に気体又は液体の注入口21を有し、この注
入口21に連通して大径孔22、中径孔23、小径孔2
4が設けられ、小径孔24の先端部には、本体20aの
外周まで貫通する微細な注出口25が上下2列に周方向
に均等な間隔で設けられている。勿論これは3列でもよ
い。上下注出口25の位置は対応していなくてもよく、
互違いにずれていてもよい。なお場合によっては1列で
もよい。注出口25の径は30〜50μm程度、隣接す
る注出口25、25の間隔及び上下の注出口25、25
の間隔は、本体20aの外周で30〜100μm程度で
ある。
【0009】前記中径孔23と小径孔24との間の肩部
23aに圧縮コイルスプリング26の一端が当接し、他
端はボール27を注入口21の内端縁21aに押し付
け、逆止弁機構を形成している。そしてノズル本体20
aの先端から適当な間隔をあけてスタティックミキサー
30が設けられている。このスタティックミキサー30
は、各板状エレメント31が軸方向に捩れたらせん通路
を形成し、図4のように隣接するエレメント31と31
は互に逆方向に捩れかつ90度交差するように配置され
たものである。このスタティックミキサー30のエレメ
ント数は5〜10程度が好ましい。
23aに圧縮コイルスプリング26の一端が当接し、他
端はボール27を注入口21の内端縁21aに押し付
け、逆止弁機構を形成している。そしてノズル本体20
aの先端から適当な間隔をあけてスタティックミキサー
30が設けられている。このスタティックミキサー30
は、各板状エレメント31が軸方向に捩れたらせん通路
を形成し、図4のように隣接するエレメント31と31
は互に逆方向に捩れかつ90度交差するように配置され
たものである。このスタティックミキサー30のエレメ
ント数は5〜10程度が好ましい。
【0010】いま、ミキシングブロック10の供給口1
1から加圧された溶融原料が混合室12内に供給される
と、溶融原料はシリンダ状ノズル本体20aの周囲に充
填される。一方ノズル20の注入口21にも、加圧され
た気体又は液体が注入され、注出口25から溶融原料に
混入される。この混合物がスタティックミキサー30を
通過する間に、混入された気体又は液体は、3〜5μm
程度の気泡又は液粒になって溶融原料中に均一に分散
し、排出口13から排出される。そして、図1に示すよ
うに、Tダイ5から押し出される際、又はロール6及び
それに続く圧延ロール(図示せず)を通過する際に、気
泡又は液粒は自然に脱落し、フィルムにマイクロボアが
形成される。
1から加圧された溶融原料が混合室12内に供給される
と、溶融原料はシリンダ状ノズル本体20aの周囲に充
填される。一方ノズル20の注入口21にも、加圧され
た気体又は液体が注入され、注出口25から溶融原料に
混入される。この混合物がスタティックミキサー30を
通過する間に、混入された気体又は液体は、3〜5μm
程度の気泡又は液粒になって溶融原料中に均一に分散
し、排出口13から排出される。そして、図1に示すよ
うに、Tダイ5から押し出される際、又はロール6及び
それに続く圧延ロール(図示せず)を通過する際に、気
泡又は液粒は自然に脱落し、フィルムにマイクロボアが
形成される。
【0011】図5は、マイクロボアを有する繊維を紡出
する例を示している。図示のように、ホッパー1には原
料チップが投入され、押出機2で加熱溶融された原料
は、トーナメント式に分岐した分配管7に供給される。
分配管7の末端管7aには、計量ポンプ3を介してミキ
シングブロック10が接続され、このミキシングブロッ
ク10には、ポンプ4によって気体又は液体が供給され
計量ポンプ3から供給された溶融原料に注入される。溶
融原料と気体又は液体の混合物は、紡糸パック8に供給
され、ノズル8aから紡出される。このとき、混入され
た気体又は液体の気泡又は液粒が脱落し、マイクロボア
を有する繊維が得られる。なお、原料供給手段は、押出
機2のほか、重合装置9でもよい。また、紡出する繊維
は合成繊維、半合成繊維、再生繊維のいずれでもよい。
フィルムの場合は、合成樹脂フィルムのほか、セロハン
等にも適用することができる。
する例を示している。図示のように、ホッパー1には原
料チップが投入され、押出機2で加熱溶融された原料
は、トーナメント式に分岐した分配管7に供給される。
分配管7の末端管7aには、計量ポンプ3を介してミキ
シングブロック10が接続され、このミキシングブロッ
ク10には、ポンプ4によって気体又は液体が供給され
計量ポンプ3から供給された溶融原料に注入される。溶
融原料と気体又は液体の混合物は、紡糸パック8に供給
され、ノズル8aから紡出される。このとき、混入され
た気体又は液体の気泡又は液粒が脱落し、マイクロボア
を有する繊維が得られる。なお、原料供給手段は、押出
機2のほか、重合装置9でもよい。また、紡出する繊維
は合成繊維、半合成繊維、再生繊維のいずれでもよい。
フィルムの場合は、合成樹脂フィルムのほか、セロハン
等にも適用することができる。
【0012】
【発明の効果】この発明によれば、以上のように、Tダ
イ又は紡糸パックの直前にミキシングブロックを配置
し、このミキシングブロックにおいて、ノズルに設けた
多数の微小注出口から流体を溶融原料に注入混合した
後、スタティックミキサーで混合して微細な流体粒子と
し均一に分散させたので、この混合物を押し出し又は紡
出することによって、これらの流体粒子がスムーズに脱
落し、マイクロボアを有するフィルム又は繊維が得られ
る。
イ又は紡糸パックの直前にミキシングブロックを配置
し、このミキシングブロックにおいて、ノズルに設けた
多数の微小注出口から流体を溶融原料に注入混合した
後、スタティックミキサーで混合して微細な流体粒子と
し均一に分散させたので、この混合物を押し出し又は紡
出することによって、これらの流体粒子がスムーズに脱
落し、マイクロボアを有するフィルム又は繊維が得られ
る。
【図1】この発明のマイクロボアフィルムの製造装置を
示す概略線図
示す概略線図
【図2】ミキシングブロックの一部縦断正面図
【図3】ミキシングブロックに設けられたノズルの縦断
面図
面図
【図4】スタティックミキサーのエレメントを示す斜視
図
図
【図5】マイクロボア繊維の製造装置を示す概略線図
1 ホッパー 2 押出機 3 計量ポンプ 4 ポンプ 5 Tダイ 6 ロール 7 分配管 7a 末端管 8 紡糸パック 8a ノズル 10 ミキシングブロック 11 供給口 12 混合室 13 排出口 20 ノズル 20a ノズル本体 21 注入口 21a 注入口内端縁 22 大径孔 23 中径孔 24 小径孔 25 注出口 26 圧縮コイルスプリング 27 ボール 30 スタティックミキサー 31 板状エレメント
フロントページの続き Fターム(参考) 4F074 AA00 AA02 BA31 CA22 CC03X CC04X CC22X CC23X CC61 CC63 CC64 4F207 AC04 AG01 AG15 AG20 KA01 KA17 KF03 KJ09 KK30 KK90 KL23 KL34 KL84 KL94 KL96 KL99 KW41 KW42 4L045 AA05 BA03 BA27 CA05 CA06
Claims (2)
- 【請求項1】 加圧された溶融原料の供給手段と、この
溶融原料に不溶の加圧された流体の注入手段と、前記溶
融原料と流体の供給を受けてこれらを混合するミキシン
グブロックと、このミキシングブロックから排出された
混合物をフィルム状又は繊維状に押し出す手段より成
り、前記ミキシングブロックは、前記溶融原料を充填す
る混合室と、この混合室内に配置され、前記流体の注入
口と多数の微小な注出口を有するノズルと、このノズル
の下流に配置されたスタティックミキサーを含むマイク
ロボアフィルム又は繊維の製造装置。 - 【請求項2】 前記ノズルの注出口がシリンダ状ノズル
本体の周方向に配置され、その径が30〜50μmであ
る請求項1に記載のマイクロボアフィルム又は繊維の製
造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14676099A JP3550048B2 (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | マイクロボアフィルム又は繊維の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14676099A JP3550048B2 (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | マイクロボアフィルム又は繊維の製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000334805A true JP2000334805A (ja) | 2000-12-05 |
| JP3550048B2 JP3550048B2 (ja) | 2004-08-04 |
Family
ID=15414958
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14676099A Expired - Fee Related JP3550048B2 (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | マイクロボアフィルム又は繊維の製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3550048B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007512982A (ja) * | 2003-12-06 | 2007-05-24 | バイエル・マテリアルサイエンス・アクチェンゲゼルシャフト | ポリマーメルトに添加剤を導入する方法 |
| CN111284001A (zh) * | 2018-12-07 | 2020-06-16 | 罗天珍 | 一种三维打印机专用的混色挤出机 |
| CN111300813A (zh) * | 2018-11-25 | 2020-06-19 | 罗天珍 | 一种三维打印机专用逆止式挤出机 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6321929B2 (ja) * | 2013-08-19 | 2018-05-09 | 株式会社中西製作所 | 洗米方法、洗米装置 |
| JP6518811B2 (ja) * | 2018-04-06 | 2019-05-22 | 株式会社中西製作所 | 洗米方法、洗米装置、洗米装置の運転方法 |
-
1999
- 1999-05-26 JP JP14676099A patent/JP3550048B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007512982A (ja) * | 2003-12-06 | 2007-05-24 | バイエル・マテリアルサイエンス・アクチェンゲゼルシャフト | ポリマーメルトに添加剤を導入する方法 |
| CN111300813A (zh) * | 2018-11-25 | 2020-06-19 | 罗天珍 | 一种三维打印机专用逆止式挤出机 |
| CN111284001A (zh) * | 2018-12-07 | 2020-06-16 | 罗天珍 | 一种三维打印机专用的混色挤出机 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3550048B2 (ja) | 2004-08-04 |
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