JP2000335075A - 複写防止模様を有する印刷物 - Google Patents

複写防止模様を有する印刷物

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JP2000335075A
JP2000335075A JP14658299A JP14658299A JP2000335075A JP 2000335075 A JP2000335075 A JP 2000335075A JP 14658299 A JP14658299 A JP 14658299A JP 14658299 A JP14658299 A JP 14658299A JP 2000335075 A JP2000335075 A JP 2000335075A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複写機で複写すると、モアレ模様が生じる
部分とモアレ模様が生じない部分により濃度差が生じ、
パターン潜像を顕著に現出させ、銀行券、株券、債券等
の有価証券類、各種証明書、重要書類等、複写による偽
造防止を図る。 【解決手段】 複写防止模様を有する印刷物9は、基本
多角形線画要素2、3と変形多角形線画要素4、5が複
数組み合わされ集合して成る複写防止模様を有し、基本
多角形線画要素2、3は、基本多角形から第1の間隔だ
け内側に配設した基本多角形と相似の第1基本閉図形
と、第1基本閉図形から第2の間隔(第1の間隔の2
倍)だけ夫々内側に設けられ大きさの異なる多角形と相
似の複数の第2〜第n基本閉図形とから成り、変形多角
形線画要素4、5は、変形多角形のから第1の間隔だけ
内側に配設した変形多角形と相似の第1変形閉図形と、
第1変形閉図形から第2の間隔だけ内側に配設された変
形多角形と相似の大きさの異なる複数の第1〜第n変形
閉図形とから成り、第1〜第n基本閉図形及び上記第1
〜第n基本閉図形の夫々の画線幅は一定である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、偽造、変造防止を可能
とする貴重印刷物に関し、特に、デジタルカラー複写機
及びデジタルモノクロ複写機(以下、複写機と称する)
による複写やプロセス印刷によって複製すると、印刷物
に付した潜像を認識可能な状態に発現させることで、複
写による偽造防止を図ることのできる複写防止模様を有
する印刷物及びその作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の複写機の著しい普及に伴い、銀行
券、株券、債券等の有価証券、各種証明書及び重要書類
等の貴重印刷物について、複写機による偽造、変造に対
する防止策は重要な要素である。そうした複写機による
複写物に対して、真正物であるか否かを判定する場合の
有効な偽造防止策の一つにモアレによる模様がある。モ
アレによる模様は、一定の画線幅を有する直線や曲線が
一定間隔で連続配列している印刷物上の模様と、複写時
において複写機の走査入出力の走査線とが干渉し、干渉
縞として発生するものである。
【0003】しかし最近のカラー複写機の著しい普及に
伴い、偽造、変造による犯罪が増加する危険性を有して
おり、より一層効果の高い偽造、変造防止策として技術
の開発が望まれていた。
【0004】前記偽造防止策としてのモアレによる模様
を発生させる画線構成として、まず万線パターンによる
ものがある。例えば、実公平2−43747号公報によ
ると、電子写真方式のカラー複写機コピーマシンによる
複写偽造を防止するために、シート基材上に1つの色で
万線パターンによる印刷層を形成し、更に該印刷層上に
他の色で上記パターンと角度を変えて、万線パターン又
は網点パターンによる印刷層を形成して、これをカラー
コピーマシンによりコピーすると、カラーコピーマシン
に用いられているレンズのレンズ収差により周辺部に歪
みが生じるとともに、パターンを各々異なる色で構成し
ているので、色収差のために各色間でずれが生じ、本物
の印刷物のモアレとは異なったモアレが発生するので、
目視のみでカラーコピーマシンによる複写偽造のチェッ
クができる複写偽造防止用印刷物が開示されている。
【0005】又、実開平1−36866号公報による
と、隣り合う放射状線相互の間隔が略一定になるように
して、被画線形成物上の基準点から放射する多数本の放
射状線を具備し、被画線形成物を複写した際にCCDセ
ンサーの走査方向と平行になる部分に確実にモアレを発
生させて複写物であることを特定できる画像形成体が開
示されている。
【0006】しかし、前記いずれの考案も、万線パター
ンを利用しているので画線を構成する万線の角度に依存
せざるを得ず、従って万線パターンの角度をかえた画線
を多く組み合わせることが必要とされる。
【0007】そこで前述した角度に依存せずにモアレを
発生させるものとして、同心円パターンを用いたものが
ある。例えば、実開平5−12173号公報には、被複
写紙上に一定間隔を隔てた多数の同心円、あるいは多数
の放射線よりなる背景部を印刷形成し、デジタルコピー
機による複写時に上記背景部中のいずれかの部分がデジ
タルコピー機の読取り方向に対してモアレを発生させる
傾斜角度の網点あるいは線群とさせ、複写紙上にこの部
分を被複写紙の背景部にはないモアレ発生部として現出
させることによって、どのような読取り方向から複写し
た場合でも被複写紙と同一の複写を行わせず、複写紙上
に差異部を現出させて被複写紙との違いを明確とさせる
ことが可能な複写偽造防止用の被複写紙が開示されてい
る。
【0008】又、特開平6−262893号公報には、
基紙の表面に施された潜像又は背景のいずれか一方が1
50線10%程度の網点で形成され、他方が同心円パタ
ーンで形成され、同心円パターンの円形を構成する細線
が1/10mmの太さを有し、且つ細線相互の間隔Sが
1/2mm程度であり、潜像と背景は同色であり、同心
円パターンを構成する細線は網点同様無数に存在して成
る複写機適応型コピー偽造防止用紙が開示されている。
この偽造防止用紙によると、同心円パターンを構成する
細線は目立たないため、通常は網点との識別がつかず、
肉眼で潜像と背景は一様平面に観察されるが、コピーを
すると複写機の形式を問わず、また光の走査方向や用紙
の置き方にも関係なく潜像が明瞭に現出するとともにモ
アレが発生することによって、潜像及びモアレが視認さ
れ、偽造防止となるものが開示されている。
【0009】しかし、前記いずれの技術を用いても、モ
アレの発生は複写機の走査方向に応じて印刷物中の図柄
の一部分で発現するので、単純なモアレによる模様とな
らざるを得ず、モアレによる模様そのものを知らない一
般の人が、このモアレの模様を観察して、真正な印刷物
か複写機による複写物であるか判別することはできな
い。
【0010】このような問題点を解決するために、本願
出願人は、特開平9−20061号公報記載の発明を提
案している。この発明は、一定の画線幅の画線を有する
複数の多角形に、前記多角形の辺をなす線分の外向に
は、多角形の線分と同一の画線幅の定量連続拡張した画
線を施し、前記多角形の辺をなす線分の内向には、多角
形の線分と同一の画線幅の収縮配列した画線を施し、前
記多角形の辺をなす線分と、定量連続拡張した線画と、
収縮配列した線画とが等間隔で配列されて成る線画の集
合体で構成した複写防止模様の作成方法とその印刷物で
ある。
【0011】ところで、印刷物を複写機で複写すると目
視では認識できなかった潜像を現出したり、あるいは潜
像と背景の濃度差を視認可能とする、コピー防止画線と
称する一連の技術がある。
【0012】例えば、特開昭57−20395号公報に
は、基紙表面に例えば85線30%の網点である微細構
成素子よりなる文字を表示した潜像を銀インキを用いて
印刷し、次にこの潜像以外の余白部に前記潜像より粗ま
たは密(例えば150線30%)の網点で印刷を施すと
共に、前記潜像の上面に彩紋や地紋等の印刷模様を施す
構成とすることで、複写すると潜像が現出し、複写によ
る偽造防止に適する潜像入り印刷物が開示されている。
【0013】又、特開昭60−79991号公報には、
用紙の表面に網点で潜像を印刷し、万線で潜像と同濃度
の背景を同時印刷し、背景を含む潜像の上面に装飾模様
をコピーで再現されない程度の薄色の透明性インキで重
ね刷りすることにより、印刷物表面を体裁よく仕上げ、
コピーにかけると模様は見えなくなり、背景は再現され
ると共に潜像は再現されず、背景と潜像の濃度差が歴然
となって複写物であることが一見して分かる、複写防止
に適する印刷物が開示されている。
【0014】さらに、特開昭60−87380号公報に
は、150線10%の網点よりなる潜像をそなえ、且つ
潜像周囲の白地面に50〜60線10%程度の万線より
なる背景を備えた潜像版を用いて、用紙の表面に濃色の
印刷を施し、背景の万線と干渉した時にモアレ模様を形
成する平行線よりなる波形パターンを備えたオーバープ
リント版を用いて、用紙表面に複写機で再生されない淡
色の重ね刷りを施すことにより、印刷物の表面は肉眼を
幻惑するモアレ模様が形成されるので潜像の存在は識別
困難となり、複写機にかけると潜像と波形パターンは再
生されずに背景のみが再生されるので、潜像が背景と区
別して認められる、印刷物における複写防止用潜像カム
フラージ法等が開示されている。
【0015】前記公報等による印刷物は、いずれも網点
もしくは万線等の点及び線が一定周期で連続配置する画
線群(以下、スクリーンパターンと称する)の粗密によ
って潜像が施され、印刷面全体の模様が均一濃度を持っ
たスクリーンパターンとなっている。前記潜像が施され
た印刷物を複写機によって複写した際、再生されない密
構成のスクリーンパターンと、再生される粗構成のスク
リーンパターンに濃度差が生じて、再生される粗構成の
スクリーンパターンに対して、再生されない密構成のス
クリーンパターンの潜像部分が現出するようにして、複
写物であることが一目瞭然となるようにしたものである
が、印刷面全体が均一濃度を持ったスクリーンパターン
という特徴から、肉眼視においても同一印刷面上の異な
るスクリーンパターンによって、スクリーン形状の違い
による異別感及びスクリーンパターンゆえに生ずる潜像
の境界線との干渉部により、潜像の存在を識別できてし
まう欠点がある。
【0016】前記欠点を解決する方法として、前記公報
等はいずれも潜像をカムフラージするために別の模様や
薄色の透明インキ、淡色の重ね刷りを施しているが、前
記方法は潜像を識別しにくくする点では有効であるが、
工程数が増え経済的でないという欠点を有している。
【0017】そこで、本願出願人は上記問題点を解決す
るため、特開平8−300800号公報に開示されてい
るとおり、曲線状の集合模様を、潜像を施さない部分の
線画を連続線、潜像を施した部分の線画を基本曲線方向
に一定の間隔で配列された所定の形状の画線からなる定
周期断絶線で構成し、潜像を施した部分の定周期断絶線
のうち、基本曲線方向に連続した一つの画線部と非画線
部からなる一周期に相当する部分の画線面積が、潜像を
施さない部分の連続線のうち、基本曲線方向における前
記一周期と同一の長さに相当する部分の画線面積と等し
くなる模様により、複写すると潜像が表出する印刷物を
出願している。
【0018】又、本願出願人は、特開平9−20061
号公報に開示されているとおり、潜像を施さない部分の
線画と潜像を施した部分の線画の線画上の境界線が、基
本曲線と潜像の輪郭線との交点において前記基本曲線に
接する直線に対し、略直角に交わる直線となり、併せ
て、定周期断絶線上の画線部と非画線部の境界線が、基
本曲線と定周期断絶線上の画線部と非画線部の境界線と
の交点において前記基本曲線に接する直線に対し、略直
角に交わる直線となることを特徴とする複写防止模様の
作成方法と印刷物を出願している。
【0019】しかし、本願出願人が出願した特開平8−
300800号公報及び特開平9−20061号公報の
複写防止模様は、前者が複写時における潜像の現出であ
り、後者が複写時におけるモアレの現出であり、各々の
複写防止模様が固有の効果を有するに過ぎない。
【0020】そこで、本願出願人らは両者の特徴を一つ
の印刷物に集約できるものとして、実用新案登録第30
30938号を既に登録している。しかし、前記登録出
願においても基本となる複数の多角形の配置によって、
前記多角形の辺をなす線分の外向に、多角形の線分と同
一の画線幅の定量連続拡張した画線において、割り切れ
ない不都合な配列部分が生ずる場合がある。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点を解決することを目的とし、銀行券、株券、債券
等の有価証券類、各種証明書、重要書類等、複写による
偽造防止を必要とする貴重印刷物について、通常は認識
できないが複写機により複写すると明瞭に発現する潜像
を付与することで、その真正な印刷物の複写による偽造
防止を図ることを課題とする。
【0022】特に、本発明は、偽造防止模様の構成部分
を、部分的に網点としたり、微細な切れ目のある断続線
や小さな画線幅としたりする工夫をすることなく、一定
の画線幅を有する集合模様を印刷することで、真偽判別
の困難な単なるモアレ模様を現出させるのではなく、一
定の情報を有するパターン潜像を発現させ、複写による
偽造物であることを、一般の人でも簡単確実に判別でき
るようにすることを課題とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、基本多角形線画要素と変形多角形線画要
素が複数組み合わされ集合して成る複写防止模様を有す
る印刷物であって、基本多角形線画要素は、該基本多角
形線要素を画成するための基本となる基本多角形の基本
線から第1の間隔r1'だけ内側に配設した上記基本多
角形と相似の第1基本閉図形と、上記第1基本閉図形の
内側に配設され、大きさの異なる上記多角形と相似の複
数の第2〜第n基本閉図形(ここに、nは整数とす
る。)とから成り、上記第2〜第n基本閉図形は、夫々
第1〜第n−1基本閉図形から、第1の間隔r1'の2
倍である第2の間隔r2'だけ夫々内側に設けられてお
り、上記変形多角形線画要素は、該変形多角形線要素を
画成するための基本となる変形多角形の基本線から第1
の間隔r1'だけ内側に配設した上記多角形と相似の第
1変形閉図形と、上記第1変形閉図形の内側に配設され
た、上記変形多角形と相似で複数の大きさの異なる第1
〜第n変形閉図形(ここに、nは整数とする。)とから
成り、上記第2〜第n変形閉図形は、夫々第1〜第n−
1変形閉図形から、第1の間隔r1'の2倍の第2の間
隔r2'だけ夫々内側に設けられており、上記第1〜第
n基本閉図形及び上記第1〜第n基本閉図形の夫々の画
線幅は一定であることを特徴とする複写防止模様を有す
る印刷物を提供する。
【0024】上記変形多角形は対となって構成され、一
対の変形多角形は、一対の上記基本多角形であって互い
に共有する辺が屈曲されて成る一対の多角形に相当する
構成としてもよい。
【0025】上記変形多角形は、一対の上記基本多角形
で互いに共有する辺のない一つの多角形に相当する構成
としてもよい。
【0026】さらに、本発明は、上記課題を解決するた
めに、基本多角形線画要素と変形多角形線画要素が複数
組み合わされ集合して成る複写防止模様を有する印刷物
の複写防止模様の作製方法であって、上記基本多角形線
要素は、該基本多角形線画要素を画成するための基本と
なる基本多角形の基本線から第1の間隔r1'だけ内側
に配設した上記基本多角形と相似の第1基本閉図形と、
上記第1基本閉図形の内側に配設され、大きさの異なる
上記多角形と相似の複数の第2〜第n基本閉図形(ここ
に、nは整数とする。)とを描画することにより形成
し、上記第2〜第n基本閉図形は、夫々第1〜第n−1
基本閉図形から、第1の間隔r1'の2倍の第2の間隔
r2'だけ夫々内側に描画し、上記変形多角形線要素
は、該変形多角形線要素を画成するための基本となる変
形多角形の基本線から第1の間隔r1'だけ内側に配設
した上記多角形と相似の第1変形閉図形と、上記第1変
形閉図形の内側に配設された、上記変形多角形と相似で
複数の大きさの異なる第1〜第n変形閉図形(ここに、
nは整数とする。)とを描画することにより形成し、上
記第2〜第n変形閉図形は、夫々第1〜第(n−1)変
形閉図形から、第1の間隔r1'の2倍の第2の間隔r
2'だけ夫々内側に等間隔で描画し、上記第1〜第n基
本閉図形及び上記第1〜第n基本閉図形の夫々の画線幅
は一定に描画することを特徴とする複写防止模様を有す
る印刷物の複写防止模様の作成方法を提供する。
【0027】上記変形多角形は対となって構成され、一
対の変形多角形は、一対の上記基本多角形であって互い
に共有する辺が屈曲されて成る一対の多角形に相当する
ものとして形成してもよい。
【0028】上記変形多角形は、一対の上記基本多角形
で互いに共有する辺のない一つの多角形に相当する構成
として形成してもよい。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明に係る複写防止模様を有す
る印刷物の実施の形態を実施例に基づいて図面を参照し
て説明する。本発明に係る印刷物の複写防止模様は、多
角形線画要素が複数集合した集合模様である。複数の多
角形線画要素は、夫々多角形(三角形、六角形、菱形
等)から内側に任意の間隔をあけて配設した第1閉図形
と、第1閉図形の内側に上記間隔の2倍の等間隔で順次
形成されている大きさの異なる第2〜第n閉図形であっ
て、これらの閉図形が一定の画線幅の線画を有する直線
による線群で構成される。即ち、第1閉図形は、その内
方が第2〜第n閉図形により等間隔に仕切られている。
【0030】(実施例)図1〜5は、本発明に係る複写
防止模様を有する印刷物の実施例1、2における、多角
形線画要素を説明する図である。そして、図6〜8は、
本発明に係る複写防止模様を有する印刷物の実施例1を
説明する図であり、図9〜12は本発明に係る複写防止
模様を有する印刷物の実施例2を説明する図である。
【0031】多角形線画要素の基本となる多角形(多角
形線画要素を描画するために基本線となる多角形)は、
基本多角形と変形多角形とから構成される。図1に示す
ような60度の角度aで配置している基本線bの集合図
形1において、基本線bの交点p間を結ぶ辺で基本多角
形(実施例1、2では三角形)が構成される。
【0032】そして、これらの複数の基本多角形の中に
変形した多角形(本明細書では「変形多角形」とい
う。)が組み合わされている。図2において、図1同様
に基本線bにより形成される集合図形1において、基本
多角形(図2中の実施例1、2では三角形)A、A'
と、実施例1に適用される変形多角形B、B'、あるい
は実施例2に適用される変形多角形Cとが組み合わされ
ている。
【0033】基本多角形A、A'が互いに共有する辺p
p2は直線であるが、変形多角形B、B'では、共有す
る辺p1p2が点p'において屈曲するように形成さ
れ、これにより、変形多角形B、B'は夫々略三角形に
近い四角形となる。この点p'は、変形多角形B、B'の
共通の二つの頂点p1、p2間の適宜の距離(図2中で
は、p1から横方向にL1、縦方向にL2の距離)に設
けられる。
【0034】変形多角形Cは、基本多角形A、A'の共
有する辺がない菱形に相当する。なお、変形多角形は、
変形多角形B、B'、Cだけでなく、基本多角形を基本
として変形する範囲でいろいろな構成が考えられる。
【0035】本発明に係る印刷物の複写防止模様の基本
要素となる多角形線画要素は、基本多角形線画要素(実
施例1、2では基本三角形線画要素)と変形多角形線画
要素(実施例1では略三角形をした四角形線画要素であ
り、実施例2では菱形線画要素である。)とから構成さ
れる。
【0036】図3において、基本多角形線画要素は、基
本多角形(実施例1、2では基本三角形)の内方に任意
の間隔をもって形成され基本多角形に相似した第1基本
閉図形と、第2〜第n基本閉図形とから成る。この第2
〜第n基本閉図形は、第1基本閉図形に相似し、第1基
本閉図形から前記任意の間隔の2倍の等間隔をもって内
方に順次小さくなる異なる大きさの複数の基本閉図形で
あり、且つ第1基本閉図形及び第2〜第n基本閉図形
は、夫々一定の画線幅の線画を有する直線の群から構成
されるものである。
【0037】これを図3(イ)においてさらに詳しく説
明すると、第1基本閉図形は、基本線bで形成された基
本多角形(以下、実施例1、2に即して基本三角形)A
の内方に位置する線分α1から構成される三角形の線画
であり、基本三角形を構成する基本線bに内接する半径
r1の円R1を基本三角形Aの内側を周回させる時に、
円R1の中心が描く軌跡に等しい。従って、基本三角形
の基本線bと第1基本閉図形を構成する線分α1との間
隔r1'は、半径r1に等しい。要するに、第1基本閉
図形は、基本三角形Aから間隔r1'だけ内側に形成さ
れた基本三角形に相似した三角形である。
【0038】第2基本閉図形は、線分α1から構成され
る第1基本閉図形の内方に位置する線分α2から構成さ
れる三角形の線画であり、線分α1に内接し、円R1の
半径r1の2倍の長さを持つ半径r2の円R2を周回さ
せる時に、円R2の中心が描く軌跡に等しい。従って、
線分α1と線分α2の間隔r2'は、半径r2に等し
い。
【0039】図3(ロ)に示すように、第2基本閉図形
のさらに内方に、第2基本閉図形と同様に半径r2の円
R2の周回する軌跡に相当する線分を線分αnまで次々
と描画することにより、夫々間隔r2'(r2'=2r
1')の内側に次々と大きさの異なる第3〜第n基本閉
図形が形成できる。要するに、第2〜第n基本閉図形
は、夫々第1〜第(n−1)基本閉図形から間隔r2'
の内側に形成された大きさの異なる相似した閉図形であ
る。即ち、基本線画要素は、第1基本閉図形内に第1基
本閉図形と相似した第2〜第n基本閉図形が等間隔で形
成されており、第1基本閉図形は、その内方が第2〜第
n基本閉図形により等間隔r2'で仕切られている。
【0040】そして、図4(イ)に示すように、線分α
1〜線分αnの夫々の線分を任意の画線幅とすること
で、基本三角形Aより間隔r1'の内方に等間隔r2'で
次々と位置し、夫々基本三角形と相似する大きさの異な
る複数の基本閉図形線画群から成る基本三角形線画要素
2が形成される。基本三角形Aに辺ppで対称の基本三
角形A'の内方にも同様の構成の基本三角形線画要素3
が形成される。
【0041】次に、実施例1に適用される変形多角形線
画要素4、5を説明する。変形多角形B、B'は、すで
に、図2で説明したとおり、互いに共有する辺が点p'
において屈曲するように形成され、略三角形に近い四角
形である。そして、変形多角形B、B'が互いに組み合
わされている状態に従って、変形多角形線画要素4、5
も、図4(ロ)に示されるとおり組み合わされて構成さ
れる。
【0042】具体的には、図4(ロ)に示されるよう
に、変形多角形線画要素4、5は、基本三角形形線画要
素2、3同様に、変形多角形B、B'から間隔r1'だけ
内側に形成され変形多角形と相似でしかも任意の画線幅
を有する第1変形閉図形と、第1変形閉図形から間隔r
2'(r2'=2r1')だけ順次内側に位置し、基本多
角形B、B'と相似で大きさの異なる複数のしかも任意
の画線幅を有する第2〜第n変形閉図形の線画群から構
成される。
【0043】要するに、第2〜第n変形閉図形は、夫々
第1〜第(n−1)変形閉図形から間隔r2'の内側に
形成された大きさの異なる相似した閉図形である。即
ち、変形線画要素は、第1変形閉図形内に第1変形閉図
形に相似した第2〜第n変形閉図形が等間隔で形成され
ており、第1変形閉図形は、その内方が第2〜第n変形
閉図形により等間隔r2'で仕切られている。
【0044】次に、実施例2に適用される変形多角形線
画要素6を説明する。変形多角形Cは、図2で説明した
とおり、基本多角形A、A'の共有する辺がない菱形に
相当する。そして、図4(ハ)に示されるように、変形
多角形線画要素6は、基本多角形線画要素及び変形多角
形線画要素4、5同様に変形多角形Cから間隔r1'だ
け内方に形成される変形多角形Cと相似でしかも任意の
画線幅を有する第1変形閉図形と、第1変形閉図形から
間隔r2'(r2'=2r1')だけ順次内側に位置し、
変形多角形Cと相似で大きさの異なる複数のしかも任意
の画線幅を有する第2〜第n変形閉図形の線画群から構
成される。
【0045】要するに、第2〜第n変形閉図形は、夫々
第1〜第(n−1)変形閉図形から等間隔r2'の内側
に形成された大きさの異なる相似した閉図形である。即
ち、変形線画要素は、第1変形閉図形内に第1変形閉図
形に相似した第2〜第n変形閉図形が等間隔で形成され
ており、第1変形閉図形は、その内方が第2〜第n変形
閉図形により等間隔r2'で仕切られている。
【0046】本発明に係る印刷物の複写防止模様は、以
上のような基本多角形線画要素2、3と、変形多角形線
画要素4、5又は変形多角形線画要素6が複数組み合わ
されて集合した集合模様として構成され、これにより後
述するような潜像を付与される。
【0047】図5〜8は、本発明に係る複写防止模様を
有する印刷物の実施例1を示す図である。図5におい
て、実施例1の複写防止模様7は、集合図形1を基本に
して夫々描画された、基本多角形線画要素2、3と、変
形多角形線画要素4、5とが複数組み合わされた集合模
様として構成されているものである。
【0048】図6において、複写防止模様7は、基本多
角形線画要素2、3が複数集合して成る背景部分に、変
形多角形線画要素4、5が、一定のパターン(図6では
文字P)となるように複数集合して配置されて構成され
ている。
【0049】図7は、図6に示される複写防止模様7が
印刷されて成る本発明に係る印刷物8を示すとともに、
基本多角形線画要素2、3と変形多角形線画要素4、5
が互いに組み合わされる境界部分の拡大図を示してい
る。
【0050】図7に示される印刷物8をデジタル複写機
により複写すると、図8に示されるような複写物9が得
られる。基本多角形線画要素2、3が複数集合する背景
部分は、モアレが生じ、これが微細な連続模様Mとして
濃く複写されて濃く見える。他方、変形多角形線画要素
4、5が複数集合する領域は、モアレが生じることなく
複写紙の地の色(白紙の場合は白)に見え、これによ
り、この領域が形成する画成するPという文字が浮き出
て認識可能となる。
【0051】なお、基本多角形線画要素2、3が複数集
合する背景部分はモアレが生じ、他方、変形多角形線画
要素4、5が複数集合する領域部分は、上記モアレは生
じない理由は十分に解明できないが、デジタル複写機の
走査線の方向と多角形線画要素の画線の干渉の状態が、
前者及び後者の画線模様とでは夫々異なる結果と考えら
れる。
【0052】このように、印刷物8の複写防止模様7
は、基本多角形線画要素2、3で形成される背景地に対
して、変形多角形線画要素4、5が集合する領域が任意
の情報(実施例1では文字P)を現出するように潜像を
付与している。印刷物8の複写防止模様7を肉眼で観察
しても連続した地紋模様としか認識できず、この潜像は
認識不可能である。しかし、印刷物8を複写すると、複
写物9では潜像が現出して視認可能になり、これによ
り、真正の印刷物か複写機で複写した偽造複製物である
か真偽判別が可能となる。
【0053】なお、上記とは逆に、変形多角形線画要素
4、5の複数の集合模様を背景地として、この背景地に
対して基本多角形線画要素2、3により、情報(例え
ば、文字P)を付与してもよい。この印刷物を複写する
と、変形多角形線画要素4、5の複数の集合模様である
背景地はモアレが生じないので複写紙の地の色(白等)
に見え、基本多角形線画要素2、3の複数の集合模様で
ある部分にモアレが生じこれが微細な連続模様として複
写されて濃く見え、この結果、図8とは逆にモアレによ
る連続模様により形成された情報Pが濃く浮き出て認識
可能となる。
【0054】図9〜12は、本発明に係る複写防止模様
を有する印刷物の実施例2を示す図である。図9におい
て、実施例2の複写防止模様10は、基本多角形線画要
素2、3と、変形多角形線画要素6とが複数組み合わさ
れて集合し集合模様として構成されているものである。
【0055】図10において、複写防止模様10は、基
本多角形線画要素2、3が複数集合して成る背景部分
に、変形多角形線画要素6が、一定のパターン(図10
では文字P)となるように複数集合して配置されて構成
されている。
【0056】図11は、図10に示される複写防止模様
10が紙面に印刷されて成る本発明に係る印刷物11を
示すとともに、基本多角形線画要素2、3と変形多角形
線画要素6が互いに組み合わされる境界部分の拡大図を
示している。
【0057】図11に示される印刷物11をデジタル複
写機により複写すると、図12に示されるような複写物
12が得られる。基本多角形線画要素2、3が複数集合
する背景部分は、モアレが生じこれが微細な連続模様M
として複写されて濃く見える。他方、変形多角形線画要
素6が複数集合する領域は、上記モアレは生じることな
く複写紙の地の色(例えば、白)に見え、この結果濃い
背景地に対して濃度の薄い複写紙の地の色(例えば、
白)でPという文字が浮き出て認識可能となる。
【0058】なお、基本多角形線画要素2、3が複数集
合する背景部分はモアレが生じ、他方、変形多角形線画
要素6が複数集合するPという文字の領域部分は、上記
モアレは生じることがない理由は十分に解明はできない
が、デジタル複写機の走査線の方向と多角形線画要素の
画線の干渉の状態が、前者及び後者の画線模様とでは異
なる結果と考えられる。
【0059】このように、印刷物11の複写防止模様1
0は、基本多角形線画要素2、3で形成される背景地に
対して、変形多角形線画要素6により一定の情報(実施
例2では文字P)を有する潜像を付与している。印刷物
11の複写防止模様10を肉眼で観察しても連続した地
紋模様としか認識できず、潜像は認識不可能である。し
かし、印刷物11を複写すると、潜像が現出し視認可能
となり、これにより、真正の印刷物か複写機で複写した
偽造複製物であるか真偽判別が可能となる。
【0060】なお、上記とは逆に、変形多角形線画要素
6の複数の集合模様により背景地を形成し、この背景地
に対して基本多角形線画要素2、3により、情報(例え
ば、文字P)を付与してもよい。この場合に印刷物を複
写すると、変形多角形線画要素6の複数の集合模様であ
る背景地はモアレの生じないが、基本多角形線画要素
2、3の複数の集合模様である部分にモアレが生じ濃く
複写されて見え、文字Pが浮き出て認識可能となる。
【0061】以上実施例1、2で、本発明に係る複写防
止模様を有する印刷物及びその作成方法について説明し
たが、本発明は上記実施例の構成に限るものではなく、
特許請求の範囲に記載されている技術的事項の範囲でい
ろいろな実施の形態があることは言うまでもない。例え
ば、上記実施例1、2では、複写防止模様の基本多角形
は三角形として説明したが、他の多角形でも実施可能で
ある。
【0062】
【発明の効果】以上の構成による本発明によれば、銀行
券、株券、債券等の有価証券類、各種証明書、重要書類
等、複写による偽造防止を必要とする貴重印刷物につい
て、肉眼で視認しても単なる一様な地紋状模様として認
識され、潜像は認識できないが、複写機により複写する
と、モアレ模様が生じる部分とモアレ模様が生じない部
分により濃度差が生じて、図形化されたパターン潜像が
顕著に現出する。従って、本発明に係る印刷物は、真正
なものであるか、あるいは複写機等により複写された偽
造、変造物であるか、モアレ模様そのものを知らない一
般の人でも、複写することにより現出したパターン化さ
れた潜像を認識することによって、何等の器具、装置を
用いずに簡単に判別でき、複写機による偽造、変造を防
止できる。
【0063】そして、本発明の構成によれば、偽造防止
模様の構成部分を、部分的に網点としたり、微細な切れ
目のある断続線や小さな画線幅としたりする工夫をする
ことなく、一定の画線幅を有する集合模様を印刷するこ
とで、真偽判別の困難な単なるモアレ模様を現出させる
のではなく、一定の有意味な情報を有するパターン潜像
を現出させ、複写による偽造物であることがより明確に
判別できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る印刷物の実施例1、2の偽造防止
模様の基本多角形を構成する基本線を示す図である。
【図2】本発明に係る印刷物の実施例1、2の偽造防止
模様の基本多角形及び変形多角形を示す図である。
【図3】本発明に係る印刷物の実施例1、2の偽造防止
模様の基本多角形線画要素の構成及びその作成方法を説
明する図である。
【図4】本発明に係る印刷物の実施例1、2の偽造防止
模様を構成する基本多角形線画要素及び変形多角形線画
要素を説明する図である。
【図5】本発明に係る印刷物の実施例1の偽造防止模様
を説明する図である。
【図6】本発明に係る印刷物の実施例1の偽造防止模様
における基本多角形線画要素から成る背景地中の変形多
角形線画要素を集合した領域を示す図である。
【図7】本発明に係る印刷物の実施例1の偽造防止模様
における基本多角形線画要素と変形多角形線画要素の組
み合わせを説明する図である。
【図8】本発明に係る印刷物の実施例1の偽造防止模様
を複写すると生じる潜像を説明する図である。
【図9】本発明に係る印刷物の実施例2の偽造防止模様
を説明する図である。
【図10】本発明に係る印刷物の実施例2の偽造防止模
様における、基本多角形線画要素から成る背景地中の変
形多角形線画要素を集合した領域を示す図である。
【図11】本発明に係る印刷物の実施例2の偽造防止模
様における基本多角形線画要素と変形多角形線画要素の
組み合わせを説明する図である。
【図12】本発明に係る印刷物の実施例2の偽造防止模
様をを複写すると生じる潜像を説明する図である。
【符号の説明】
1 集合図形 2、3 基本多角形線画要素 4、5、6 変形多角形線画要素 7、10 複写防止模様 8、11 印刷物 9、12 複写物 a 角度 b 基本線 p 交点 r1、r2 円の半径 R1、R2 円 r1'、r2' 間隔 α1 線分 α2 線分 αn 線分 A、A' 基本多角形(基本三角形) B、B'、C 変形多角形 M (複写によりモアレで生じる)連続模様

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基本多角形線画要素と変形多角形線画要
    素が複数組み合わされ集合して成る複写防止模様を有す
    る印刷物であって、基本多角形線画要素は、該基本多角
    形線要素を画成するための基本となる基本多角形の基本
    線から第1の間隔r1'だけ内側に配設した上記基本多
    角形と相似の第1基本閉図形と、上記第1基本閉図形の
    内側に配設され、大きさの異なる上記多角形と相似の複
    数の第2〜第n基本閉図形(ここに、nは整数とす
    る。)とから成り、上記第2〜第n基本閉図形は、夫々
    第1〜第n−1基本閉図形から、第1の間隔r1'の2
    倍である第2の間隔r2'だけ夫々内側に設けられてお
    り、上記変形多角形線画要素は、該変形多角形線要素を
    画成するための基本となる変形多角形の基本線から第1
    の間隔r1'だけ内側に配設した上記多角形と相似の第
    1変形閉図形と、上記第1変形閉図形の内側に配設され
    た、上記変形多角形と相似で複数の大きさの異なる第1
    〜第n変形閉図形(ここに、nは整数とする。)とから
    成り、上記第2〜第n変形閉図形は、夫々第1〜第n−
    1変形閉図形から、第1の間隔r1'の2倍の第2の間
    隔r2'だけ夫々内側に設けられており、上記第1〜第
    n基本閉図形及び上記第1〜第n基本閉図形の夫々の画
    線幅は一定であることを特徴とする複写防止模様を有す
    る印刷物。
  2. 【請求項2】 上記変形多角形は対となって構成さ
    れ、一対の変形多角形は、一対の上記基本多角形であっ
    て互いに共有する辺が屈曲されて成る一対の多角形に相
    当する構成であることを特徴とする請求項1記載の複写
    防止模様を有する印刷物。
  3. 【請求項3】 上記変形多角形は、一対の上記基本
    多角形で互いに共有する辺のない一つの多角形に相当す
    る構成であることを特徴とする請求項1記載の複写防止
    模様を有する印刷物。
  4. 【請求項4】 基本多角形線画要素と変形多角形線画要
    素が複数組み合わされ集合して成る複写防止模様を有す
    る印刷物の複写防止模様の作製方法であって、上記基本
    多角形線要素は、該基本多角形線画要素を画成するため
    の基本となる基本多角形の基本線から第1の間隔r1'
    だけ内側に配設した上記基本多角形と相似の第1基本閉
    図形と、上記第1基本閉図形の内側に配設され、大きさ
    の異なる上記多角形と相似の複数の第2〜第n基本閉図
    形(ここに、nは整数とする。)とを描画することによ
    り形成し、上記第2〜第n基本閉図形は、夫々第1〜第
    n−1基本閉図形から、第1の間隔r1'の2倍の第2
    の間隔r2'だけ夫々内側に描画し、上記変形多角形線
    要素は、該変形多角形線要素を画成するための基本とな
    る変形多角形の基本線から第1の間隔r1'だけ内側に
    配設した上記多角形と相似の第1変形閉図形と、上記第
    1変形閉図形の内側に配設された、上記変形多角形と相
    似で複数の大きさの異なる第1〜第n変形閉図形(ここ
    に、nは整数とする。)とを描画することにより形成
    し、上記第2〜第n変形閉図形は、夫々第1〜第n−1
    変形閉図形から、第1の間隔r1'の2倍の第2の間隔
    r2'だけ夫々内側に描画し、上記第1〜第n基本閉図
    形及び上記第1〜第n基本閉図形の夫々の画線幅は一定
    に描画することを特徴とする複写防止模様を有する印刷
    物の複写防止模様の作成方法。
  5. 【請求項5】 上記変形多角形は対となって構成さ
    れ、一対の変形多角形は、一対の上記基本多角形であっ
    て互いに共有する辺が屈曲されて成る一対の多角形に相
    当するものとして形成することを特徴とする請求項1記
    載の複写防止模様を有する印刷物の複写防止模様の作製
    方法。
  6. 【請求項6】 上記変形多角形は、一対の上記基本多
    角形で互いに共有する辺のない一つの多角形に相当する
    構成として形成することを特徴とする請求項1記載の複
    写防止模様を有する印刷物の複写防止模様の作製方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004148819A (ja) * 2002-10-30 2004-05-27 Xerox Corp 周期が変化するパターンを用いる偽造防止機能
JP2009285843A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 National Printing Bureau 秘匿情報を有する偽造防止印刷物
JP2011034535A (ja) * 2009-08-06 2011-02-17 Toshiba Corp 本人確認書類真贋判定装置

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JP2004148819A (ja) * 2002-10-30 2004-05-27 Xerox Corp 周期が変化するパターンを用いる偽造防止機能
JP2009285843A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 National Printing Bureau 秘匿情報を有する偽造防止印刷物
JP2011034535A (ja) * 2009-08-06 2011-02-17 Toshiba Corp 本人確認書類真贋判定装置

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