JP2000335254A - 車両ルーフ - Google Patents

車両ルーフ

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JP2000335254A
JP2000335254A JP2000137489A JP2000137489A JP2000335254A JP 2000335254 A JP2000335254 A JP 2000335254A JP 2000137489 A JP2000137489 A JP 2000137489A JP 2000137489 A JP2000137489 A JP 2000137489A JP 2000335254 A JP2000335254 A JP 2000335254A
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cover element
groove
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bead
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JP2000137489A
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Manfred Faerber
フェルバー マンフレート
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Webasto Japan Co Ltd
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Webasto Japan Co Ltd
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    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R13/00Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
    • B60R13/07Water drainage or guide means not integral with roof structure
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J10/00Sealing arrangements
    • B60J10/80Sealing arrangements specially adapted for opening panels, e.g. doors
    • B60J10/82Sealing arrangements specially adapted for opening panels, e.g. doors for movable panels in roofs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J7/00Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
    • B60J7/02Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes
    • B60J7/04Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels
    • B60J7/047Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels movable to overlapping or nested relationship

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カバー要素上にある水を有効に排水し、ルー
フが閉鎖状態のときに水の浸入を阻止し、車内への水の
浸入を防止できるようにする。 【解決手段】 車両ルーフは、ルーフ開口部の閉鎖ま
たは少なくとも部分的な解放を選択的に行うための傾動
自在の少なくとも2つの剛なカバー要素を有し、ルーフ
開口部に沿って側方に延びる通水溝と、走行方向へ見て
カバー要素の前端面に直角に配置され、ルーフ閉鎖時に
隣接カバー要素の間の間隙を埋めるビード状パッキン
と、ビード状パッキンの前方に設けた第1溝と、カスケ
ード状に配置された2つの溝が構成されるよう第1溝の
前方に設けた第2溝とを備え、カバー要素の傾動時にカ
バー要素上にある水を排出するため、第1、第2溝の端
面は、ルーフ開口部に沿って側方に縦方向へ延びる通水
溝上に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、傾動自在で摺動自
在な少なくとも2つの剛なカバー要素を有する車両ルー
フに関する。より詳しくは、ルーフ開口部の閉鎖または
少なくとも部分的な解放を選択的に行うための傾動自在
で摺動自在の少なくとも2つの剛なカバー要素を有し、
ルーフ開口部に沿って側方に延びる通水溝を備えた車両
ルーフに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の車両ルーフ(例えば、多重カバ
ールーフまたはスラットルーフ)には、ルーフを閉鎖ま
たは部分的に閉鎖した場合にルーフ表面に捕集された水
が、ルーフ開放時、各カバー要素の間を流れ、車内に浸
入するという問題点がある。上記問題点を考慮した各種
のルーフ構造が提案されているが、これまで知られてい
るルーフ構造には、何れも、欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】即ち、例えば、ドイツ
特許第19756021号には、複数のカバーを含み、
走行方向へ見てカバー要素の前端に、2つの隣接カバー
要素の間の間隙を密封するビード状パッキンを設けた車
両ルーフが記載されている。ルーフの開放状態において
通水溝(樋)を構成するため、パッキンの前方には、上
方へ向くリップが設けてある。しかしながら、上記通水
溝は、カバー要素上にある水をルーフ開放時に車両に沿
って側方に設けた通水溝に排出するのに不十分であるの
で、カバーユニットの下方に、ルーフ開放時に、パッキ
ンの通水溝を介して流出する水を側方へ延びる溝に導く
ための波状部を形成する非透水性キャノピー(天蓋、天
布)が設けてある。しかしながら、この解決法には、キ
ャノピーの選択および構造が制約されるという欠点があ
る。更に、キャノピーは、この種のルーフ構造の不可欠
な構成部材であり、透光性カバー要素からなるルーフ構
造の場合にブラインドまたは可動の板状キャノピーで置
換えることはできない。
【0004】ドイツ特許第4217151号には、実施
例として、多数のカバー要素からなるルーフ構造が示し
てある。この場合、カバー要素は、押出要素から構成さ
れている。ルーフ閉鎖時、隣接するカバー要素の間には
間隙が構成される。走行方向へ見て上記間隙の前方に
は、間隙とともに溝を構成するパッキンが設けてあり、
パッキンの前方には、カバー要素と一体に構成された前
部溝が設けてある。この構成には、間隙およびパッキン
によって構成された溝が、常時、周囲へ向かって開放
し、従って、場合によっては、既に水が充填されてお
り、かくして、ルーフ開放時、上記間隙または上記溝
が、もはや水を受容できず、側部溝への排水をもはや行
い得ない前部溝で、カバー要素から流出する水の全量を
受容しなければならず、従って、水が車内に達すること
になるという欠点がある。更に、間隙は、時間の経過と
ともに、汚物(木の葉など)によって閉塞され、従っ
て、間隙を介して水を排出できなくなる。更に、車両の
走行時、間隙は、少なからざる風音を生ずる。
【0005】ドイツ特許第4217151号に記載のル
ーフ装置に基本的に類似のルーフ装置が、ドイツ特許第
4129860号に記載されている。ドイツ特許第44
43525号には、更に、中空体状スラットからなるル
ーフ装置が記載されている。相互に接する2つのスラッ
トの突合せ箇所には、弾性パッキンが後部スラット要素
の排水路に設けてあり、一体に形成された可撓性の密封
部分を有し、この密封部分は、可動の前部ルーフスラッ
トの突合せエッジによって、上記ルーフスラットの開閉
運動に依存して、解放されて上昇され水の氾濫を防止す
る休止位置と、隣接のスラット要素の間の間隙を埋め排
水路を密に被う負荷位置との間で移動される。走行方向
へ見て可動の密封部分の前方には、幾分小さい補足の通
水溝が密封装置に設けてある。
【0006】この装置には、可動の密封部分は、ルーフ
装置を長時間閉鎖した場合、後部ルーフスラットに付着
するか、時間の経過とともに、弾性的予圧を喪失し、こ
の場合、氾濫水用溝を解放するため上方へ運動できず、
従って、スラット要素上にある全水量をより小さい補足
の通水溝によって受容して側方へ排出しなければならな
い。この場合、小さい補足通水溝には、過剰の排出水が
送られ、従って、水が、車内に浸入することになる。従
って、本発明の課題は、カバー要素の間への水の浸入を
有効に阻止する、冒頭に述べた種類の車両ルーフを創成
することにある。
【0007】本発明は、前記の種々の問題点を解決でき
るようにした傾動自在で摺動自在な少なくとも2つの剛
なカバー要素を有する車両ルーフを提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述の課題は、ルーフ開
口部の閉鎖または少なくとも部分的な解放を選択的に行
う少なくとも2つの傾動自在のカバー要素と、ルーフ開
口部に沿って側方に延びる通水溝と、走行方向へ見てカ
バー要素の前縁に直角に配置され、ルーフ閉鎖時に隣接
カバー要素の間の間隙を埋めるビード状パッキンと、ビ
ード状パッキンの前方に設けた第1溝と、第1溝の前方
に設けた第2溝とを有し、かくして、カスケード状に配
置した2つの溝を構成し、カバー要素の上昇時にカバー
要素上にある水を排出するため、第1、第2溝の端面を
ルーフ開口部に沿って側方に縦方向へ延びる通水溝上に
配置した形式の車両ルーフによって、解決される。
【0009】この全装置によって、カバー要素上にある
水を有効に阻止することができ、この場合、水を導くキ
ャノピーは不要である。カバー要素の間の間隙にあるビ
ード状パッキンは、ルーフの閉鎖状態において、水の浸
入を阻止し、この場合、風音が抑制される。ルーフの開
放時にまたはルーフの開放状態において、カバー要素か
ら流出する水を第1溝を介して側部溝に排出することに
よって、第1溝は、水の浸入を阻止する。第1溝によっ
ては管理できない多量の水を排出すべき場合のために、
補足の第2溝が設けてあり、かくして、すべての条件に
おいて、車内への水の浸入を阻止できる。
【0010】第2溝は、接着によってカバー要素の下部
前面に固定したU字状レールとして構成するのが有利で
ある。かくして、レールは、排水溝として役立つのみな
らず、カバー要素が透明なガラスシートまたは有機ガラ
スシートである場合は特に、カバー要素の補強に役立
つ。更に、レールは、パッキンのための補足の固定装置
を設ける必要はなく、ビード状パッキンを簡単に受容す
るのに役立つ。更に、第1溝は、ビード状パッキンとし
て構成され、ルーフ閉鎖時に隣接の前部カバー要素の後
部下面に押圧され、即ち、有利な態様で補足パッキンを
なすリップとして構成できる。
【0011】隣接の前部カバー要素の後部下面に、幅方
向へ延びカバー要素の補強に役立つバーを接着固定でき
る。ルーフ閉鎖時にU字状レールに受容されるようバー
を配置した場合、レールおよびバーの相互に係合するこ
のユニットは、浸水防止に役立つ。なぜならば、レール
およびバーは、上方からルーフに押圧された際、相互に
係合されるからである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、添付の図面を参照して本
発明の好ましい実施の形態を詳細に説明する。図1、2
に示した如く、自動車の固定ルーフ面10には、ルーフ
開口部12が設けてあり、ルーフ開口部に沿って側方に
延びる案内レール(図示してない)に案内された傾動自
在で車両縦方向へ摺動自在のカバー要素14a−14d
によって、ルーフ開口部の閉鎖(図1参照)または少な
くとも部分的な解放(図2)を選択的に行うことができ
る。ルーフ開口部12の両側には、車両縦方向へ、側部
通水溝(図示してない)が設けてある。案内レールの形
状の一部を側部通水溝として使用することもできる。
【0013】走行方向16へ見てルーフ開口部12の前
端には、ルーフ開口部12の前部横縁に枢着され走行方
向に直角に延びるウインドデフレクタ18が設けてあ
る。ルーフ装置の閉鎖状態では、固定ルーフ面10、ウ
インドデフレクタ18およびカバー要素は、前後にも側
方にも下方へ僅かに湾曲した面を形成する。ルーフ装置
を開放した場合、ウインドデフレクタ18は、上方へ旋
回し、カバー要素14a−14dの後端部20a−20
dは、固定ルーフ面10から上方へ突出し、カバー要素
の前端部22a−22dは、前下方へ傾斜して配置され
る。この場合、カバー要素14a−14dの前端部22
a−22dは、ルーフ開口部12とほぼ面一に配置され
る。車両内側、即ち、カバー要素14a−14dの下方
には、折畳可能なキャノピー21が設けてあり、このキ
ャノピーは、ルーフ開放時、傾動したカバー要素14a
−14dの間の中間スペース内に折込まれる。
【0014】図3、4に、閉鎖状態(図3)および開放
状態(図4)のルーフ装置の詳細側面図を示した。図3
に示した如く、閉鎖状態では、前部カバー要素14aの
後端部20aおよび後部カバー要素14bの前端部22
bは、相互に突合わされて、走行方向16に直角に延び
る間隙24を構成する。間隙24の下方には、間隙24
を部分的に埋め、かくして、密封するビード状パッキン
25が設けてある。パッキン25は、同じく、カバー要
素14a−14dの下方に設けたレール26によって保
持される。カバー要素14a−14dは、本質的に、着
色または無色のガラスまたは有機ガラスから作製された
薄い長方形プレートとして構成されている。
【0015】後部カバー要素14bの前端部22bの下
面、即ち、車両内面には、レール26が、接着結合28
によってカバー要素14bに結合されている。レール2
6は、走行方向に直角に且つ前部カバー要素14aの後
端面23aおよび後部カバー要素14bの前端面31b
に平行に配置されている。走行方向16へ見て、レール
26は、可成の幅を有しているので、レールは、カバー
要素14aの後端部20aおよび後部カバー要素14b
の前端部22bを被う。図3に示した如く、レール26
は、好ましくはアルミニウム材料からなる押出部材とし
て製造されている。横断面で見て、レール26は、垂直
に配置された後壁30と、水平に配置された下壁32
と、垂直に配置された前壁34とを有する。後壁30、
下壁32および前壁34は、側面視略U字形状を構成す
る。レール26の中央部分には、垂直に配置された前部
ウェブ壁36および垂直に配置された後部ウェブ壁38
が設けてある。2つのウェブ壁36、38は、レール2
6のU字形状によって囲まれたスペースをほぼ等大の3
つの部分に分割する。後壁30と後部ウェブ壁38との
間には、後部上壁40が設けてあり、かくして、後部中
空スペース42が構成される。後壁30および後部ウェ
ブ壁38は、後部上壁40から幾分突出して、接着剤ス
トランド46を受容するU字形槽44を構成する。後部
上壁40の上面には、接着剤の付着性の改善に役立つ縦
方向の節状ウェブ48が構成されている。後部ウェブ壁
38と前部ウェブ壁36との間には、前部上壁50が設
けてあり、かくして、中空スペース52が囲まれる。前
部上壁50には、前部ウェブ壁36のほぼ延長線上に、
上方へ開放したC字状横断面の保持要素(保持ミゾ)5
4が構成されている。前壁34、下壁32および前部ウ
ェブ壁36は、上方へ開放して、ルーフ開口部の側部通
水溝(図示してない)の上方の側端面で終わるU字形の
第2通水溝56を構成し、かくして、U字形通水溝を介
して側部通水溝に水を排出できる。
【0016】前部上壁50には、弾性変形自在のゴム材
料からなるビード状パッキン25が支持されている。放
圧された未変形の形に図示したパッキン25は、横断面
で見て、底壁58を有し、底壁の中央部分には、横断面
がキノコ状の突起60が構成されている。突起60は、
レール26のC字状保持ミゾ54に適合するよう構成さ
れている。中空スペース64を囲む半円形のビード状壁
62が、底壁58から上方へ延びている。走行方向16
へ見て中空スペース64の後部には、ビード状壁62を
補強するための本質的に垂直に配置されたウェブ66が
構成されている。底壁58は、ビード状壁62を越えて
前方へ(矢印16)延長されており、前端面には、リッ
プ68が上方および後方へ傾斜して延びている。かくし
て、リップ68とビード状壁62との間には、第1通水
溝70が構成される。
【0017】パッキン25のキノコ状突起60は、レー
ルのC字状保持ミゾ54に挿入され、ルーフ閉鎖時、ビ
ード状壁62は、後部カバー要素14bの前端面31b
および前部カバー要素14aの後端面23aに押圧さ
れ、かくして、間隙24が、少なくとも部分的に埋めら
れ、かくして、外方に対して密封される。ルーフ閉鎖
時、リップ68は、前部カバー要素14aの後端部20
aの下面に押圧されて補足の密封状態を構成する。ルー
フを開放する際またはルーフの開放状態において、リッ
プ68とビード状壁62との間に構成された第1通水溝
70が、後部カバー要素14bから流出する水を捕集
し、ルーフ開口部に設けた側部通水溝(図示してない)
に水を排出する。強い氾濫水が後部カバー要素14bを
越えて流出し(図4)、第1通水溝56が氾濫した場
合、第1溝70を越えて流れる水は、第1通水溝70の
前下方にレール26に構成された第2通水溝56によっ
て捕集され、同じく、ルーフ開口部12の側方に延びる
通水溝に排出される。即ち、すべての場合、水が車内に
浸入することはない。
【0018】前部カバー要素14aの後端部20aに
は、カバー要素14の下面に、ルーフ閉鎖時にレール2
6の前壁34に隣接して平行に配列されるバー72が接
着結合部74によって設置されている。バー72は、好
ましくはアルミニウム材料から製造された押出部材とし
て構成されている。バー72は、本質的に、四角形に構
成された中空部76を有し、前部カバー要素14aの後
端部20aの補強に役立つ。横断面で見て、バー72の
外部輪郭およびレール26の外部輪郭は、相互に補完関
係に構成され、かくして、バー72およびレール26
は、視覚的に1つのユニットを形成する。
【0019】レール26に構成した中空スペース42、
52によって且つまたバー72に構成された中空スペー
スによって、カバー14a−14dを簡単に補強するの
に役立つ極めて剛で形状安定な形状体が得られる。他の
方策として、ルーフの閉鎖状態においてバー72がレー
ル26の第2通水溝56内にあるようバー72を構成す
ることもできる。この構成の場合、浸水防止効果が補足
される。なぜならば、ルーフに外力が作用した場合、第
2溝56およびバー72が固着(係合)し、かくして、
ルーフを介する車両への浸水を困難とするからである。
【0020】以上に、例えば、2つの相互に接するカバ
ー要素14a、14bの突合せ結合部の構成を説明し
た。もちろん、この結合態様は、2つのカバー要素14
a−14dの間の他の突合せ結合部にも適用でき、適切
な形で、最前部のカバー要素14aとルーフ開口部12
の前縁との突合せ結合部、および最後部のカバー要素1
4dとルーフ開口部12の後縁との突合せ結合部にも適
用できる。上述のルーフ構成によって、キャノピー21
は通水の役割を果たす必要がないので、キャノピーの構
成は任意であり、かくして、一方では、キャノピー21
を完全に除去でき、他方では、キャノピーの代わりにブ
ラインド(図示してない)またはテレスコピックに摺動
できるプレート(図示してない)から構成したキャノピ
ーを使用できる。
【0021】カバー要素14a−14dは、ガラス板か
ら製造する代わりに、湾曲した金属板などから製造でき
る。図3、5、6の各変更例に示した如く、通水用の第
2溝56の前壁34の上縁を先行の各カバー要素14a
−14dの下面に当接させれば有利である。他方、前壁
34の上縁にはめ込まれた弾性縁部材77の当接によっ
て、更に、第2溝56を前方に関して密封できる。図3
に示した如く、ある程度だけ弾性的な縁部材77の上縁
が、カバー要素14aの下面を押圧する。この場合、上
記カバー要素14aの後縁の範囲には、縁部材77の形
状によって定められるアール輪郭が形成される。
【0022】図5に示した変更例の場合、縁部材77
は、カバー要素14aの下面に固定されたパッキン78
を押圧する。この場合、パッキン78は、弾性変形自在
の中空部材78Aと、中空部材78Aの材料に比して比
較的に硬く構成され中空部材の内部に設置された内側リ
ブ78Bからなる。この場合、変形自在の中空部材78
Aは、通水用の第2溝56の前方の密封に役立つ。中空
部材78Aが変形して内側リブ78Bが中空部材78A
の上壁に当接すると、縁部材77は、押圧によって、同
じく、カバー要素14aのアール輪郭を決定する。
【0023】図6に、比較的に剛である程度だけ弾性的
な材料から縁部材77を構成した他の変更例を示した。
この縁部材は、カバー要素14aの下面を直接に押圧
し、上記カバー要素に対応するアール輪郭を形成する。
縁部材77には、更に、カバー要素14aの下面に当接
して通水用の第2溝56を前方に関して柔らかに密封す
る密封リップ79が設けてある。先行のカバー要素14
aに対する通水用の第2溝56の上述の補足密封にもと
づき、特に、高速に適する車両において、走行時の風音
に対する車内の騒音減衰が改善される。
【0024】以上詳述した本発明は、次のような特徴的
構成を有する。第1に、ルーフ開口部12の閉鎖または
少なくとも部分的な解放を選択的に行うための傾動(チ
ルト動作)自在の少なくとも2つの剛なカバー要素14
a−14dを有し、ルーフ開口部12に沿って側方に延
びる通水溝(樋)と、走行方向16へ見てカバー要素1
4bの前端面31bに直角に配置され、ルーフ閉鎖時に
隣接するカバー要素(例えば、14a、14b)の間の
間隙24を埋めるビード状パッキン(膨れ出し状シーリ
ング部材)25と、ビード状パッキン25の前方に設け
た第1溝(第1樋)70と、第1溝70の前方に設けた
第2溝(第2樋)56とを備え、かくして、カスケード
状に配置された2つの溝70、56が構成される形式の
ものになっており、カバー要素14a−14dの傾動時
(尻上がり状にチルトアップして後方移動するとき)に
カバー要素14a−14d上にある水を排出するため、
第1、第2溝70、56の端面が、ルーフ開口部12に
沿って側方に縦方向へ延びる通水溝(例えば、左右の案
内レールに形成された樋部)上に配置されている。
【0025】これによって、カバー要素14a−14d
上にある水を有効に排水することができ、水を導くキャ
ノピーが無くともよく、ビード状パッキン25は、ルー
フが閉鎖状態のときに間隙24からの水の浸入を阻止
し、風音の抑制ができ、ルーフを開放する時にまたはル
ーフの開放状態において、カバー要素14a−14dか
ら流出する水を第1溝70を介して側部溝に排出するこ
とができ、第1溝70によっては管理できない多量の水
を第2溝56が排出でき、すべての条件において車内へ
の水の浸入を防止できる。
【0026】第2に、前記第1の特徴的構成に加えて、
第1溝70が、ビード状パッキン25と一体に構成され
ている。これによって、第1溝70がパッキン25の一
部として極めて容易に形成できる。第3に、前記第1ま
たは2の特徴的構成に加えて、第2溝56が、U字状レ
ール26として構成されている。これによって、第2溝
56がU字状レール26の一部として極めて容易に形成
でき、各カバー要素14a−14dの補強にも役立つ。
【0027】第4に、前記第3の特徴的構成に加えて、
レール26が、前端部22bにおいてカバー要素14a
−14dの下面に結合するための固定部分44を有す
る。これによって、レール26を各カバー要素14a−
14dの下面に結合するための特別な固定部材が不要に
なり、構造を簡素化でき、しかも、各カバー要素14a
−14dの前端部22bの補強ができる。第5に、前記
第4の特徴的構成に加えて、固定部分44とカバー要素
14a−14dとの間の結合部が、接着結合部28とし
て構成されている。これによって、レール26と各カバ
ー要素14a−14dの結合が簡単にできる。
【0028】第6に、前記第3−5の特徴的構成の1つ
に加えて、ビード状パッキン25が、U字状レール26
に固定されている。これによって、ビード状パッキン2
5の配置が正確且つ容易にでき、取り付けも強固にでき
る。第7に、前記第1−6の特徴的構成の1つに加え
て、第1溝70が、ビード状パッキン25に構成され、
ビード状パッキン25の前部から後上方へ突出するリッ
プ68とそれより後側に位置するビード状壁62との間
に配置されている。これによって、第1溝70の形成が
極めて容易且つ安価にできる。
【0029】第8に、前記第7の特徴的構成に加えて、
リップ68が、ルーフ閉鎖時、隣接の前部カバー要素1
4aの後端部20aの下面に当接する。カバー要素14
b−14dも同様であり、これによって、前後に隣接の
カバー要素14a−14d相互間のシーリングをより確
実にできる。第9に、前記第1−8の特徴的構成の1つ
に加えて、接着結合部74によってカバー要素14aに
固定されたバー72が、レール26に平行に配置されて
おり、車両ルーフの閉鎖状態では、バー72は、隣接の
前部カバー要素14aの後端部20aの下面に配置され
る。カバー要素14b−14dも同様である。
【0030】これによって、カバー要素14a−14d
の後端部20a−20dの補強に役立ち、隣接するカバ
ー要素14a−14dは、前部カバー要素14aの後端
部20aの下面にバー72が配置され、後部カバー要素
14bの前端部22bに設けたビード状パッキン25
が、前部カバー要素14aの後端部20aの下面でバー
72に近接し、カバー要素14a−14d相互間のシー
リングをより確実にできる。第10に、前記第9の特徴
的構成に加えて、バー72が、ルーフ閉鎖時には、第2
溝56に配置される。これによって、第2溝56とその
内部に位置するバー72とが係合したとき、ビード状パ
ッキン25とバー72とでより確実なシーリングができ
る。
【0031】第11に、前記先行の特徴的構成の1つに
加えて、第2溝56の前壁34の上縁が、下方から各カ
バー要素14a−14dの下面を押圧する。これによっ
て、各カバー要素14a−14dのアール輪郭を形成で
き、レール26の前壁34とカバー要素14aの下面と
の間のシーリングをより確実にできる。第12に、前記
第11の特徴的構成に加えて、第2溝56の前部上縁に
は、ある程度弾性的な縁部材77が設けてある。これに
よって、第2溝56の前側の壁となっているレール26
の前壁34と、前部カバー要素14aの後端部20aの
下面との間のシーリングをより確実にできる。
【0032】第13に、前記第12の特徴的構成に加え
て、縁部材77が、パッキン78を先行のカバー要素1
4aの下面に押圧する。これによって、第2溝56から
室内側への浸水をより確実に防止できる。第14に、前
記第12または13の特徴的構成に加えて、縁部材77
には、先行のカバー要素14aの下面に当接する補足の
密封リップ79が設けてある。これによって、第2溝5
6から室内側への浸水をより確実に防止できる。第15
に、前記第12−14の特徴的構成の1つに加えて、前
壁34の上縁の圧力が、先行のカバー要素14aの後縁
の範囲に所定のアールを形成する。これによって、室内
の密封度が向上し、走行時の騒音も減衰できる。
【0033】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、種々変形することができる。
【0034】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、カバー要
素14a−14d上にある水を有効に排水することがで
き、水を導くキャノピーが無くともよく、ビード状パッ
キン25は、ルーフが閉鎖状態のときに水の浸入を阻止
し、風音の抑制ができ、ルーフの開放時にまたはルーフ
の開放状態において、カバー要素14a−14dから流
出する水を第1溝70を介して側部溝に排出することが
でき、第1溝70によっては管理できない多量の水を第
2溝56が排出でき、すべての条件において車内への水
の浸入を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示していて閉鎖状態の車
両ルーフの断面図である。
【図2】開放状態の車両ルーフの断面図である。
【図3】閉鎖状態の車両ルーフの部分断面図である。
【図4】開放状態の車両ルーフの部分断面図である。
【図5】図3の変更例の部分断面図である。
【図6】図3の他の変更例の部分断面図である。
【符号の説明】
10 固定ルーフ面 12 ルーフ開口部 14a−14d カバー要素 16 走行方向 18 ウインドデフレクタ 20a−20d カバー要素の後端部 21 キャノピー 22a−22d カバー要素の前端部 23a 後端面 24 間隙 25 ビード状パッキン 26 レール 28 接着結合部 30 後壁 31b 前端面 32 下壁 34 前壁 36 前部ウェブ壁 38 後部ウェブ壁 40 後上壁 42 後部中空スペース 44 U字状槽 46 接着剤ストランド 48 突起 50 前上壁 52 前部中空スペース 54 保持ミゾ 56 U字状通水溝(第2溝) 58 底壁 60 キノコ状突起 62 ビード状壁 64 中空スペース 66 ウェブ 68 リップ 70 第1溝 72 バー 74 接着結合部 76 中空部 77 縁部材 78 パッキン 78A 中空部材 78B 内側リブ 79 密封リップ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルーフ開口部の閉鎖または少なくとも部
    分的な解放を選択的に行うための傾動自在の少なくとも
    2つの剛なカバー要素(14a−14d)を有し、ルー
    フ開口部に沿って側方に延びる通水溝と、走行方向(1
    6)へ見てカバー要素(14b)の前端面(31b)に
    直角に配置され、ルーフ閉鎖時に隣接カバー要素(14
    a、14b)の間の間隙(24)を埋めるビード状パッ
    キン(25)と、ビード状パッキン(25)の前方に設
    けた第1溝(70)と、第1溝(70)の前方に設けた
    第2溝(56)とを備え、かくして、カスケード状に配
    置された2つの溝(70、56)が構成される形式のも
    のになっており、カバー要素(14a−14d)の傾動
    時にカバー要素(14a−14d)上にある水を排出す
    るため、第1、第2溝(70、56)の端面が、ルーフ
    開口部に沿って側方に縦方向へ延びる通水溝上に配置さ
    れていることを特徴とする車両ルーフ。
  2. 【請求項2】 第1溝(70)が、ビード状パッキン
    (25)と一体に構成されていることを特徴とする請求
    項1の車両ルーフ。
  3. 【請求項3】 第2溝(56)が、U字状レール(2
    6)として構成されていることを特徴とする請求項1ま
    たは2の車両ルーフ。
  4. 【請求項4】 レール(26)が、前端部(22b)に
    おいてカバー要素(14a−14d)の下面に結合する
    ための固定部分(44)を有することを特徴とする請求
    項3の車両ルーフ。
  5. 【請求項5】 固定部分(44)とカバー要素(14a
    −14d)との間の結合部が、接着結合部(28)とし
    て構成されていることを特徴とする請求項4の車両ルー
    フ。
  6. 【請求項6】 ビード状パッキン(25)が、U字状レ
    ール(26)に固定されていることを特徴とする請求項
    3−5の1つに記載の車両ルーフ。
  7. 【請求項7】 第1溝(70)が、ビード状パッキン
    (25)に構成され後上方へ突出するリップ(68)と
    ビード状パッキン(25)のビード状壁(62)との間
    に配置されていることを特徴とする請求項1−6の1つ
    に記載の車両ルーフ。
  8. 【請求項8】 リップ(68)が、ルーフ閉鎖時、隣接
    の前部カバー要素(14a)の後端部(20a)の下面
    に当接することを特徴とする請求項7の車両ルーフ。
  9. 【請求項9】 接着結合部(74)によってカバー要素
    (14a)に固定されたバー(72)が、レール(2
    6)に平行に配置されており、車両ルーフの閉鎖状態で
    は、バー(72)は、隣接の前部カバー要素(14a)
    の後端部(20a)の下面に配置されることを特徴とす
    る請求項1−8の1つに記載の車両ルーフ。
  10. 【請求項10】 バー(72)が、ルーフ閉鎖時には、
    第2溝(56)に配置されることを特徴とする請求項9
    の車両ルーフ。
  11. 【請求項11】 第2溝(56)の前壁(34)の上縁
    が、その下方にあるカバー要素(14a−14d)の下
    面を押圧することを特徴とする先行請求項の1つに記載
    の車両ルーフ。
  12. 【請求項12】 第2溝(56)の前部上縁には、ある
    程度弾性的な縁部材(77)が設けてあることを特徴と
    する請求項11の車両ルーフ。
  13. 【請求項13】 縁部材(77)が、パッキン(78)
    を先行のカバー要素(14a)の下面に押圧することを
    特徴とする請求項12の車両ルーフ。
  14. 【請求項14】 縁部材には、先行のカバー要素(14
    a)の下面に当接する補足の密封リップが設けてあるこ
    とを特徴とする請求項12または13の車両ルーフ。
  15. 【請求項15】 前壁(34)の上縁の圧力が、先行の
    カバー要素(14a)の後縁の範囲に所定のアールを形
    成することを特徴とする請求項11−14の1つに記載
    の車両ルーフ。
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