JP2000335698A - 給油所システム - Google Patents

給油所システム

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JP2000335698A
JP2000335698A JP11147777A JP14777799A JP2000335698A JP 2000335698 A JP2000335698 A JP 2000335698A JP 11147777 A JP11147777 A JP 11147777A JP 14777799 A JP14777799 A JP 14777799A JP 2000335698 A JP2000335698 A JP 2000335698A
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貴久 平澤
Makoto Oogiku
誠 大菊
Kazumasa Kawasaki
一政 川嵜
Kazuhiro Nagai
和裕 長井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】給油所のプリペイド精算において、プリペイド
カードの使用による作業量の増大と給油所側のコストの
増大を防止し、かつ、顧客の不注意により、プリペイド
カードが他人の手に渡った場合の不利益を最小限にす
る。 【解決手段】車両識別情報が格納された車載タグ12と
の無線通信を行い、車両識別情報毎にプリペイド金額を
販売管理装置5及び顧客情報データベース6により管理
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガソリンスタンド
に設置される給油所システムに関わり、料金の決済をプ
リペイド方式とした給油所システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、セルフサービスの給油所が開設さ
れ、給油所に来所する顧客自身が給油や料金精算等を行
っている。
【0003】これらセルフサービス給油所においては、
給油終了後に顧客が精算所に行き、終了した計量機の番
号を伝えることで料金精算を行うポストペイ方式や、給
油前に所定の料金を支払っておき、給油終了後に残金を
返却してもらうといったプリペイド方式等の多様な精算
方法が実施されている。
【0004】なかでも、磁気カードやICカード等で構
成される所定金額分のプリペイドカードにより精算を行
うことのできるプリペイドカード方式が、給油所の再来
所率を高める上で注目されている。
【0005】このプリペイドカード方式は、まず、計量
機の前に車両を停止させた顧客が所望の給油作業内容を
設定しておくための設定器にプリペイドカードを挿入し
て給油作業内容を設定した後に、計量機により車両への
油液の給油を行う。
【0006】当該計量機による車両への給油が終了する
と、顧客は設定器により発行された給油料金伝票と残金
の残ったプリペイドカードを受け取ることで給油作業を
終了させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、磁気カ
ードやICカードを用いた料金の決済方式ではカードリ
ーダにプリペイドカードを読み込ませる等の作業量が多
いことや、顧客がカードを紛失した際には、顧客にとっ
てはプリペイド金額を失ってしまう、また、給油所にと
っては新たなプリペイドカードを再発行するコストが増
大するといった問題がある。
【0008】また、プリペイドカードを利用した料金の
決済方式では使用済みのプリペイドカードは廃却され、
顧客は新規にプリペイドカードを購入する必要があり、
このプリペイドカードの発行も給油所側にコストがかか
る問題がある。
【0009】さらに、給油終了後のプリペイドカードの
取り忘れ等の顧客の不注意により、プリペイドカードが
他人の手に渡った場合にはそのプリペイドカードが容易
に使用されてしまう問題がある。
【0010】本発明の目的は、給油所側のプリペイドカ
ード発行に伴うコストの増大を防止すると共にプリペイ
ドカードを紛失した場合の損害の発生を防止することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明においては、識別情報が記憶されて
給油対象車両に搭載された記憶媒体から無線通信により
前記識別情報を受信する給油所内に設置される受信手段
と、前記識別情報に対応した予納給油料金額を記憶する
精算手段と、前記給油対象車両への給油終了時に当該給
油料金を前記受信手段により受信した識別番号に対応す
る前記予納給油料金額から差し引いた新たな予納給油料
金額を算出し、当該新たな予納給油料金額を前記精算手
段に記憶させる演算手段とを有することを特徴としてい
る。
【0012】上記請求項1の発明によれば、車両に搭載
され識別情報が記憶された記憶媒体と給油所に設置され
た受信装置とで無線通信を行い、記憶媒体の識別情報を
もとに精算手段に記憶された当該識別情報の予納給油料
金額により給油料金の決済を行うため、給油所側はカー
ド紛失時や残金不足時のプリペイドカード再発行の必要
が無く、再発行に掛かる負担が無くなるとともに顧客は
プリペイドカードの携帯が不要となって不注意による損
害を被ることがなくなる。
【0013】また、請求項2の発明においては、上記請
求項1記載の給油所システムにおいて、識別情報に対応
した予納給油料金額が記憶される精算手段は給油所に設
置されることを特徴とする。
【0014】上記請求項2の発明によれば、予納給油料
金額が記憶される精算手段が給油所に設置されるため、
予納給油料金額を顧客ではなく、給油所側で管理できる
ので、悪意の顧客による記憶媒体の変造に基づく予納給
油料金額の変更等が行なわれず、記憶媒体の不正使用を
防止することができる。
【0015】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図5に基づき説明
する。図1は本実施例の給油所システムの全体構成図で
ある。
【0016】給油所1においては、複数の計量機2,
2,2・・・が設置されており、各計量機2には制御回
路3が収納されている。
【0017】各制御回路3は、各計量機2の給油を許可
するための給油管理装置4に接続されており、この給油
管理装置4は給油所の事務所に設置されて給油所所員に
より操作されるようになっている。
【0018】上記給油管理装置4と各制御回路3とは、
給油管理装置4と同様に給油所の事務所に設置される販
売管理装置5と接続されており、この販売管理装置5は
後述する車両識別番号(識別情報)と該車両識別番号に
対応するプリペイ金額情報とが格納された顧客情報デー
タベース6を有している。
【0019】この顧客情報データベース6には、上記プ
リペイ金額情報以外に車両識別番号毎に対応する顧客や
車両の情報、例えば、車両情報として車種、給油口の位
置、給油油種、車体色、前回給油日、前回給油量、前回
車両点検日時、前回オイル交換日時、給油所におけるサ
ービス作業の履歴等の情報、また、顧客情報として顧客
名、住所、電話番号、Eメールアドレス等の情報が格納
されている。
【0020】給油所1の入場口には、後述する車載タグ
12との間で無線通信を行なって車両識別番号を受信す
るための入場口アンテナ7と入場口送受信機8とが設け
られており、この入場口アンテナ7を介して入場口送受
信機8により受信した車両識別番号は、入場口送受信機
8に信号線で接続された前記販売管理装置5へ出力され
る。
【0021】また、給油所1の入場口には、入場した顧
客車両を適切な給油位置へと案内するための案内用表示
器及びスピーカを有するガイダンス装置9が設置されて
いる。
【0022】次に図2のブロック構成図を用いて計量機
2の構成を説明する。
【0023】計量機2の制御回路3は、油液の供給を行
う図示せぬポンプを起動するためのポンプモータ10を
給油管理装置4の給油許可信号に基づいて駆動制御する
ための給油制御回路11と、車両に取付けられた車載タ
グ12に記憶されている車両識別番号を計量機アンテナ
13を介して受信して販売管理装置5に出力するための
計量機側送受信回路14とから構成されている。
【0024】また、計量機2には、制御回路3のほか
に、給油終了後に給油料金伝票を発行するためのプリン
タ15と、給油料金を予納するために投入された紙幣の
金額を読取り、計量機側送受信回路13を介して当該金
額情報を販売管理装置5に送信するための紙幣リーダ1
6と、給油作業内容を給油前に予め設定するとともに前
記紙幣リーダ16で給油料金を予納するための設定を行
う設定器17と、販売管理装置5から送信される当該給
油所における各種サービス内容を提示するガイダンス装
置18とが設けられている。
【0025】ここで、車載タグ12の構成につき説明す
る。車載タグ12は、アンテナ19と車両識別番号記憶
部20とより構成されており、上述した入場口アンテナ
7や計量機アンテナ13から放射される電波を受けるこ
とで車両識別番号記憶部20に格納されている予め給油
所側で記憶させた車両識別番号(識別情報)を読み出し
てアンテナ19から発信するようになっている。
【0026】そして、この車載タグ12は、給油所1に
初めて訪れる顧客が一定のプリペイ金額を支払うことで
その顧客車両独自の車両識別番号を格納して給油所所員
により顧客車両へ取付けられる。
【0027】つぎに、図3乃至図5のフローチャートに
基づいて上記構成からなる給油所システムの販売管理装
置5が行う制御内容を説明する。なお、図3乃至図5中
に記載されている「S」はステップを略したものであ
り、以下の説明においてもステップを「S」と略して説
明する。
【0028】まず、S1で、販売管理装置5は、車両が
給油所に入場してきたか否かを検出するために入場口送
受信機8から図4のフローチャートに示される車両タグ
確認処理を行い、入場する車両に取付けられている車載
タグ12の呼び出し、すなわち入場口アンテナ7より電
波の放射を行い、S2で車載タグ12からの車両識別番
号の取得ができたか否かを判断する。
【0029】車載タグ12の車両識別番号を受信した入
場口送受信機8から車両識別番号が出力されてきた場合
には、S2において車両識別番号を取得したと判断して
S3に進む。S3において販売管理装置5は、受け取っ
た車両識別番号をキーにして顧客情報データベース6か
ら車両情報である車種、給油口の位置、給油油種を検索
し、S4において車両情報からその顧客車両に適切な給
油位置を判定してS5でガイダンス装置9を介して顧客
に適切な給油位置への案内を行う。
【0030】顧客車両が前記給油位置に移動している間
に、販売管理装置5は、S6において給油位置に到着し
たか否かを検出するために前記判定した給油位置の計量
機2の計量機側送受信回路14から車両タグ確認処理を
行い、S7において車載タグ12からの車両識別番号の
取得ができたか否かを判断する。
【0031】S7で車両識別番号の取得ができない場合
にはS8に進み、S8でS6の車両タグ確認処理の開始
から所定時間が経過したか否かを判断し、当該所定時間
が経過しない間は、S7に戻って、前記適切な給油位置
での車両識別番号の取得ができたか否かを判断しつづけ
る。
【0032】S8において、所定時間が経過した場合に
は、顧客がS5で提示した適切な給油位置へ行かず、他
の給油位置に停車したものと判断して、S9において前
記適切な給油位置の計量機2以外の計量機2の計量機側
送受信回路14から車両タグ確認処理を行い、S10で
車載タグ12からの車両識別番号の取得ができたか否か
を判断する。
【0033】S10において、車両識別番号が取得でき
ない場合には、入場した顧客車両が給油以外の給油所サ
ービスを受けにきたものとしてS11に進み、販売管理
装置5の図示せぬ表示器に入場口で取得した車両識別番
号と給油を受けない旨を表示してエラー報知を給油所員
に対して行う。
【0034】ちなみに、このエラー報知を受けた給油所
員は、入場した顧客車両を確認して顧客の所望する給油
所サービスを行う。
【0035】S7若しくはS10で車両識別番号を取得
できた場合には、S12に進み、S12において販売管
理装置5は、取得した車両識別番号をキーにして顧客情
報データベース6から車両情報である車種、給油口の位
置、及び給油油種とプリペイド金額情報を読み出して、
S13においてガイダンス装置18で顧客情報データベ
ース6から読み出したプリペイド金額を表示するととも
に、車両への給油内容、すなわち所望の油種や給油量の
設定を促す表示を行う。
【0036】S14において顧客が計量機2の設定器1
7により給油内容の設定を行ったか否かを判断して、給
油内容の設定が行われた場合には、S15に進み、S1
5において、顧客情報データベース6から読み出した車
両情報の給油口の位置及び給油油種に基づき、顧客車両
が停車している給油位置で給油可能であるか判定する。
【0037】S15で給油不可能な場合には、S16に
進み、ガイダンス装置18により現在の給油位置では給
油が不可能であり、他の給油位置の計量機2に移動する
報知を行い、S6の処理に戻る。
【0038】また、S15で給油可能である場合には、
S17に進み、顧客情報データベース6から読み出した
プリペイド金額によって、S14で設定された給油内容
の作業が可能か否か、すなわちプリペイド金額が不足し
ていないか否かを判定する。
【0039】S17において、プリペイド金額が不足し
ている場合には、S18に進み、S18でガイダンス装
置18によりプリペイド金額が不足していること及びプ
リペイド金額を増額する案内を行い、S19でプリペイ
ド金額の増額が行われたか否かを計量機2の紙幣リーダ
16に入金があったか否か、若しくは、事務所の販売管
理装置5で給油所員により入金の処理が行われたか否か
により判定する。
【0040】S19で紙幣リーダ16若しくは販売管理
装置5に入金があった場合にはS20に進み、図5に示
されるプリペイド入金処理を行い、再びS6の処理から
給油可能か否かの判断を行う。
【0041】また、S17でプリペイド金額が足りてい
る場合には、給油作業前に顧客車両が入れ替わるような
不正を防止するために、再び、S21で車両タグ確認処
理を行い、取得された車両識別番号が給油内容を設定し
た顧客車両の車両識別番号と一致しているか否かを判定
する。
【0042】S22において、車両識別番号が一致しな
い場合には、顧客車両が入れ替わってしまっているもの
としてS12の処理に戻って、S21で取得した車両識
別番号に基づいて車両の特定、給油の可否を再び判断す
る。
【0043】また、S22において車両識別番号が一致
している場合には、S23に進んで給油を開始する。
【0044】S23においては、計量機2の図示せぬ給
油ノズルを外すことで、給油制御回路11から給油管理
装置4へ給油要求信号が出力される。この給油要求信号
を受け取った給油管理装置4は計量機2による給油要求
があることを給油所所員に報知して、給油管理装置4に
給油許可操作がなされることで給油管理装置4から給油
制御回路11へ給油許可信号が出力されて計量機2の給
油が開始される。この給油許可信号は、同時に販売管理
装置5にも出力され、計量機2が給油中であることがこ
れにより販売管理装置5で認識される。
【0045】S24において給油が完了した場合には、
給油制御回路11から給油管理装置4に給油油種、給油
量が給油終了信号として出力される。この給油終了信号
を受け取った給油管理装置4から販売管理装置5に計量
機2による給油終了が給油油種、給油量のデータととも
に出力されて販売管理装置5が給油終了を認識する。
【0046】この給油終了により給油料金の精算を行う
前に、再びS25において車載タグ確認処理を行い、S
26においてS25で取得した車両識別番号と給油前に
取得した車両識別番号とが一致するか否かを判断する。
【0047】S26で車両識別番号が一致していない場
合には、給油中に車両が入れ替わっている可能性がある
ため、S27に進み、S27で当該給油位置における顧
客車両の確認を促すエラー報知を販売管理装置5の図示
せぬ表示器により給油所員へ報知する。
【0048】ちなみに、このエラー報知を受けた給油所
員は、エラーが発生した給油位置の顧客車両を確認し、
エラー発生の原因を究明して然るべき処置を行う。
【0049】S26で車両識別番号が一致している場合
には、S28で販売管理装置5は給油終了信号から給油
料金の演算を行うとともにその計量機2を使用した車両
識別番号のプリペイド金額から精算処理を実施すると同
時に更新された情報、例えば、プリペイド金額、前回給
油日、前回給油量等を顧客情報データベース6に書き込
む。
【0050】S28の精算処理では販売管理装置4が、
今回の給油実績である給油油種、給油量、プリペイド残
金より今回の給油料金を差し引いたプリペイド残金を計
算し、顧客情報データベース6を更新する。
【0051】上記S28における顧客情報データベース
6への更新が終了すると、S29に進んで販売管理装置
5は更新したデータに基づきガイダンス装置18に今回
の給油量、給油油種、給油料金、プリペイド金額、その
他のサービス内容を表示し、精算が終了し給油が終了し
たことを表示するとともに給油内容、プリペイド金額、
その他のサービス内容の伝票をプリンタ15によりプリ
ントアウトし、プリペイド金額の増額を案内してS30
に進む。
【0052】S30では、顧客がガイダンス装置18や
プリンタ15からの伝票によりプリペイド金額を確認し
て次回の給油のために増額するか否かを計量機2の紙幣
リーダ16若しくは販売管理装置5に入金があったか否
かにより判定する。
【0053】紙幣リーダ16若しくは販売管理装置5に
入金がない場合には、S32において、顧客車両が給油
位置から退場したか否かを、計量機送受信機14により
車載タグ12の車両識別番号が出力されているか否かで
確認し、顧客車両が退場していない場合には、再び、S
30に戻り、プリペイド金額の増額の設定がなされてい
るか否かを判断する。
【0054】S30で紙幣リーダ16への入金や給油所
事務所における販売管理装置5での入金が確認されたと
きには、S31に進んでS31で図5に示されるプリペ
イド設定処理を行う。また、S32で顧客車両が給油位
置から退場した場合には、その顧客車両についての給油
所システムにおける処理を終了する。
【0055】次に、S1、S6、S9、S21及びS2
5で行われる車両タグ確認処理につき、図4のフローチ
ャートに基づき説明する。
【0056】まず、S41において入場口送受信機8若
しくは計量機側送受信回路14から入場口アンテナ7若
しくは計量機アンテナ13を介して車載タグ12を呼び
出すための電波を放射してS42に進み、車載タグ12
からの応答(レスポンス)があるか否かを判断する。
【0057】そして、給油所1に入場した車両に取付け
られた車載タグ12は、S43において、S41で入場
口アンテナ7若しくは計量機アンテナ14より放射され
る電波を受けて動作を開始し、S44で車載タグ12内
部にある車両識別番号記憶部20より車両識別番号を読
み出してS45で当該車両識別番号をアンテナ19より
送信した後、S46に進んで車載タグ12は待機状態と
なる。
【0058】S45で車載タグ12より送信された車両
識別番号を入場口送受信機8若しくは計量機側送受信回
路14が受け取ると、S42において車載タグ12から
の応答(レスポンス)があったものと判断してS47に
進む。
【0059】S47では車載タグ12から受け取った車
両識別番号を解析してS48で販売管理装置5へ車両識
別番号を販売管理装置5へ出力して車載タグ確認処理を
終了する。
【0060】次に、S20及びS31で行われるプリペ
イド設定処理につき、図5のフローチャートに基づき説
明する。
【0061】まず、S51において、現在のプリペイド
金額を呼び出す。そして、S52において販売管理装置
5に入金データがあるか否かを判断し、入金データがあ
る場合にS53に進む。
【0062】S53では現在のプリペイド金額に入金デ
ータの金額を加算して新たなプリペイド金額を算出す
る。そして、S54において算出したプリペイド金額を
顧客情報データベース6に出力してプリペイド設定処理
を終了する。
【0063】上述した実施例においては、顧客車両に取
付けられている車載タグ12の車両識別番号を基に車両
情報を給油所側のデータベースにて管理するためデータ
の不正変更が無くなる。
【0064】また、車載タグ12を紛失等によって顧客
が所持していない場合においても給油所側のデータベー
スよりプリペイド情報が得られるため顧客情報データベ
ース6に記憶されている顧客情報と顧客との照合が一致
すれば給油が可能である。
【0065】顧客車両に搭載されている車載タグ12に
記憶された車両識別番号より給油口の位置、給油油種等
の情報が確認でき、計量機への誘導を自動化できるた
め、給油所の店員の作業負担が低減する。
【0066】従来は磁気カードや非接触ICカードは顧
客が携帯していたため、顧客が別の車両で給油所に入場
した場合には、油種の誤給油の発生のおそれがあるが、
本実施例においては車載タグ12を車両に取り付けてい
るため車両と一対一の通信が可能となり油種の誤給油が
起こらない。
【0067】なお、上記実施例においては、入場口送受
信機8と販売管理装置5との間、及び計量機送受信回路
14と販売管理装置5との間をそれぞれ信号線で接続し
て情報の入出力を行なっているが、これに限ることな
く、上記信号線を廃し、販売管理装置5にアンテナを接
続して、入場口送受信機8と販売管理装置5との間、及
び計量機送受信回路14と販売管理装置5との間をそれ
ぞれ無線通信により情報の送受信を行なう構成としても
よい。
【0068】つぎに、本発明の変形例について図6乃至
図10に基づき説明する。図6は変形例の給油所システ
ムの全体構成を示すブロック構成図であり、図7は本変
形例の計量機2の構成を示すブロック構成図であるが、
本変形例においては、前記実施例において給油所の顧客
情報データベース6で管理していた情報を車両に搭載さ
れている車載タグ31の内部にある識別情報記憶部35
により管理している構成が大きく異なる。
【0069】すなわち、車載タグ31の識別情報記憶部
35には、車両識別番号、プリペイ金額情報のほか、顧
客や車両の情報、例えば、車両情報として車種、給油口
の位置、給油油種、車体色、前回給油日、前回給油量、
前回車両点検日時、前回オイル交換日時、給油所におけ
るサービス作業の履歴等の情報、また、顧客情報として
顧客名、住所、電話番号、Eメールアドレス等の情報が
格納されている。
【0070】また、計量機送受信機32との無線通信に
より車載タグ31の識別情報記憶部35に情報の書込み
を行える構成が上記実施例と異なり、上記以外の構成に
ついては前記実施例と同様である。
【0071】つぎに、図8のフローチャートに基づいて
上記構成からなる変形例における給油所システムの販売
管理装置30が行う制御内容を説明する。
【0072】まず、S61で、販売管理装置30は、車
両が給油所に入場してきたか否かを検出するために入場
口送受信機8から図9のフローチャートに示される車両
タグ確認処理を行い、入場する車両に取付けられている
車載タグ31の呼び出し、すなわち入場口アンテナ7よ
り電波の放射を行い、S2で車載タグ31からの車両識
別番号及びプリペイ金額を含む識別情報の取得ができた
か否かを判断する。
【0073】車載タグ31の識別情報を受信した入場口
送受信機8から車両識別番号が出力されてきた場合に
は、S62において識別情報を取得したと判断してS6
3に進む。S63において販売管理装置30は、受け取
った識別情報を一時記憶させて当該識別情報から車両情
報である車種、給油口の位置、給油油種を抽出して、S
64において車両情報からその顧客車両に適切な給油位
置を判定し、S65でガイダンス装置9を介して顧客に
適切な給油位置への案内を行う。
【0074】顧客車両が前記給油位置に移動している間
に、販売管理装置30は、S66において給油位置に到
着したか否かを検出するために前記適切な給油位置の計
量機2の計量機側送受信回路32から車両タグ確認処理
を行い、S67において車載タグ31からの識別情報の
取得ができたか否かを判断する。
【0075】S67で識別情報の取得ができない場合に
はS68に進み、S68でS66の車両タグ確認処理の
開始から所定時間が経過したか否かを判断し、当該所定
時間が経過しない間は、S67に戻って、前記適切な給
油位置での車両識別番号の取得ができたか否かを判断し
つづける。
【0076】S68において、所定時間が経過した場合
には、顧客がS65で提示した適切な給油位置へ行か
ず、他の給油位置に停車したものと判断して、S69に
おいて前記適切な給油位置の計量機2以外の計量機2の
計量機側送受信回路32から車両タグ確認処理を行い、
S70で車載タグ31からの識別情報の取得ができたか
否かを判断する。
【0077】S70において、識別情報が取得できない
場合には、入場した顧客車両が給油以外の給油所サービ
スを受けにきたものとしてS71に進み、販売管理装置
30の図示せぬ表示器に入場口で取得した識別情報と給
油を受けない旨を表示してエラー報知を行う。
【0078】S67若しくはS70で識別情報を取得で
きた場合には、S72に進み、S72において販売管理
装置30は、取得した識別情報から車両情報である車
種、給油口の位置、及び給油油種とプリペイド金額情報
を読み出して、S73においてガイダンス装置18で前
記プリペイド金額を表示するとともに、車両への給油内
容、すなわち所望の油種や給油量の設定を促す表示を行
う。
【0079】S74において顧客が計量機2の設定器1
7により給油内容の設定を行ったか否かを判断して、給
油内容の設定が行われた場合には、S75に進み、S7
5において、識別情報のうちの車両情報の給油口の位置
及び給油油種に基づき、顧客車両が停車している給油位
置で給油可能であるか判定する。
【0080】S75で給油不可能な場合には、S76に
進み、ガイダンス装置18により現在の給油位置では給
油が不可能であり、他の給油位置の計量機2に移動する
報知を行い、S66の処理に戻る。
【0081】また、S75で給油可能である場合には、
S77に進み、車載タグ31から読み出した識別情報の
うちのプリペイド金額によって、S74で設定された給
油内容の作業が可能か否か、すなわちプリペイド金額が
不足していないか否かを判定する。
【0082】S77において、プリペイド金額が不足し
ている場合には、S78に進み、S78でガイダンス装
置18によりプリペイド金額が不足していること及びプ
リペイド金額を増額する案内を行い、S79でプリペイ
ド金額の増額が行われたか否かを計量機2の紙幣リーダ
16に入金があったか否か、若しくは、事務所の販売管
理装置30で給油所員により入金の処理が行われたか否
かにより判定する。
【0083】S79で紙幣リーダ16若しくは販売管理
装置30に入金があった場合にはS80に進み、S80
で上記実施例と同様の図5に示されるプリペイド入金処
理をまた、S81で後述する図10に示される車両タグ
書込み処理を行い、再びS66の処理から給油可能か否
かの判断を行う。
【0084】また、S77でプリペイド金額が足りてい
る場合には、給油作業前に顧客車両が入れ替わるような
不正を防止するために、再び、S82で車両タグ確認処
理を行い、取得された識別情報の車両識別番号が給油内
容を設定した顧客車両の識別情報の車両識別番号と一致
しているか否かを判定する。
【0085】S83において、車両識別番号が一致しな
い場合には、顧客車両が入れ替わってしまっているもの
としてS66の処理に戻って、S82で取得した識別情
報に基づいて車両の特定、給油の可否を再び判断する。
【0086】また、S83において識別情報の車両識別
番号が一致している場合には、S84に進んで給油を開
始する。
【0087】S84においては、計量機2の図示せぬ給
油ノズルを外すことで、給油制御回路11から給油管理
装置4へ給油要求信号が出力される。この給油要求信号
を受け取った給油管理装置4は計量機2による給油要求
があることを給油所所員に報知して、給油管理装置4に
給油許可操作がなされることで給油管理装置4から給油
制御回路11へ給油許可信号が出力されて計量機2の給
油が開始される。この給油許可信号は、同時に販売管理
装置30にも出力され、計量機2が給油中であることが
これにより販売管理装置30で認識される。
【0088】S85において給油が完了した場合には、
給油制御回路11から給油管理装置4に給油油種、給油
量が給油終了信号として出力される。この給油終了信号
を受け取った給油管理装置4から販売管理装置30に計
量機2による給油終了が給油油種、給油量のデータとと
もに出力されて販売管理装置30が給油終了を認識す
る。
【0089】この給油終了により給油料金の精算を行う
前に、再びS86において車載タグ確認処理を行い、S
87においてS86で取得した識別情報の車両識別番号
と給油前に取得した識別情報の車両識別番号とが一致す
るか否かを判断する。
【0090】S87で車両識別番号が一致していない場
合には、S88に進み、給油中に車両が入れ替わってい
る可能性があるため、顧客車両の確認を促すエラー報知
を販売管理装置30の図示せぬ表示器により報知する。
【0091】S87で車両識別番号が一致している場合
には、S89で販売管理装置30は給油終了信号から給
油料金の演算を行うとともにその計量機2を使用した車
両識別番号のプリペイド金額から精算処理を実施すると
同時に更新された識別情報を車載タグ31に書き込む。
【0092】S89の精算処理では販売管理装置30
が、今回の給油実績である給油油種、給油量、プリペイ
ド残金より今回の給油料金を差し引いたプリペイド残金
を計算し、車載タグ31の識別情報を更新するべく、図
10に示される車載タグ書込み処理を行う。
【0093】上記S89における車載タグ31への書込
み処理が終了すると、S90に進んで販売管理装置30
は更新した識別情報に基づきガイダンス装置18に今回
の給油量、給油油種、給油料金、プリペイド金額、その
他のサービス内容を表示し、精算が終了し給油が終了し
たことを表示するとともに給油内容、プリペイド金額、
その他のサービス内容の伝票をプリンタ15によりプリ
ントアウトし、プリペイド金額の増額を案内してS91
に進む。
【0094】S91では、顧客がガイダンス装置18や
プリンタ15からの伝票によりプリペイド金額を確認し
て次回の給油のために増額するか否かを計量機2の紙幣
リーダ16に入金があったか否か若しくは、販売管理装
置30に入金があったか否かにより判定する。
【0095】紙幣リーダ16若しくは販売管理装置30
に入金がない場合には、S93において、顧客車両が給
油位置から退場したか否かを、計量機送受信機14によ
り車載タグ31の識別情報が取得できるか否かで確認
し、顧客車両が退場していない場合には、再び、S91
に戻り、プリペイド金額の増額の設定がなされているか
否かを判断する。
【0096】S91で紙幣リーダ16若しくは販売管理
装置30への入金が確認されたときには、S92に進ん
でS92で上記実施例と同様の図5に示されるプリペイ
ド入金処理を行う。また、S93で顧客車両が給油位置
から退場した場合には、その顧客車両についての本変形
例の給油所システムにおける処理を終了する。
【0097】次に、図8のS61、S66、S69、S
82及びS86で行われる車両タグ確認処理につき、図
9のフローチャートに基づき説明する。
【0098】まず、S101において入場口送受信機8
若しくは計量機側送受信回路32から入場口アンテナ7
若しくは計量機アンテナ33を介して車載タグ31を呼
び出すための電波を放射してS102に進み、車載タグ
31からの応答(レスポンス)があるか否かを判断す
る。
【0099】そして、給油所1に入場した車両に取付け
られた車載タグ31は、S103において、S101で
入場口アンテナ7若しくは計量機アンテナ33より放射
される電波を受けて動作を開始し、S104で車載タグ
31内部にある識別情報記憶部35より識別情報を読み
出してS105で当該識別情報をアンテナ34より送信
した後、S106に進んで車載タグ31は待機状態とな
る。
【0100】S105で車載タグ31より送信された識
別情報を入場口送受信機8若しくは計量機側送受信回路
32が受け取ると、S102において車載タグ31から
の応答(レスポンス)があったものと判断してS107
に進む。
【0101】S107では車載タグ31から受け取った
識別情報を解析してS108で販売管理装置30へ識別
情報を販売管理装置30へ出力して車載タグ確認処理を
終了する。
【0102】次に、図8のS81及びS89で行われる
車両タグ書込み処理につき、図10のフローチャートに
基づき説明する。
【0103】まず、S111において計量機側送受信回
路32から計量機アンテナ33を介して車載タグ31を
呼び出すための電波を放射してS112に進み、車載タ
グ31からの応答(レスポンス)があるか否かを判断す
る。
【0104】そして、給油位置に停車している車両に取
付けられた車載タグ31は、S113において、S11
1で計量機アンテナ33より放射される電波を受けて動
作を開始し、S114で車載タグ31内部にある識別情
報記憶部35より識別情報を読み出してS115で当該
識別情報をアンテナ34より送信した後車載タグ31は
待機状態となる。
【0105】S115で車載タグ31より送信された識
別情報を計量機側送受信回路14が受け取ると、S11
2において車載タグ31からの応答(レスポンス)があ
ったものと判断してS117に進む。
【0106】S117では車載タグ31から受け取った
識別情報を解析し、S118で当該識別情報と販売管理
装置30に記憶されている識別情報とが一致するか否か
を判断する。S118で識別情報が一致していない場合
には、S119に進んで書込み対象の顧客車両が入れ替
わってしまっていることをエラー報知する。
【0107】また、S118で識別情報が一致している
場合には、S120に進んで更新する識別情報を計量機
アンテナ33から車載タグ31へ送信してS121に進
み、車載タグ31からの応答(書込み終了信号)がある
か否かを判断する。
【0108】そして、車載タグ31は、S122におい
て、S120で計量機アンテナ33より放射される電波
を受けて動作を開始し、S123で車載タグ31内部に
ある識別情報記憶部35へ受信した更新識別情報を書き
込んで、S124で書込み終了信号と書き込んだ識別情
報とをアンテナ34より送信した後、S125に進んで
車載タグ31は待機状態となる。
【0109】S124で車載タグ31より送信された書
込み終了信号を計量機側送受信回路32が受け取ると、
S121において車載タグ31からの応答(レスポン
ス)があったものと判断してS126に進む。
【0110】S126では車載タグ31から受け取った
識別情報を解析し、S127で当該識別情報を販売管理
装置30へ出力して車載タグ書込み処理を終了する。
【0111】上述した変形例においては、顧客車両に搭
載されている車載タグ31内部の識別情報記憶部35に
すべての顧客情報が記憶されているため給油所側で大き
な容量を持つデータベースを必要としないためシステム
を安価に提供できる。
【0112】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、上記請求項1
の発明によれば、車両に搭載され識別情報が記憶された
記憶媒体と給油所に設置された受信装置とで無線通信を
行い、記憶媒体の識別情報をもとに精算手段に記憶され
た当該識別情報の予納給油料金額により給油料金の決済
を行うので、給油所側はカード紛失時や残金不足時のプ
リペイドカード再発行の必要が無く、再発行に掛かる負
担が無くなるとともに顧客はプリペイドカードの携帯が
不要となって不注意による損害を被ることがなくなる。
【0113】また、予納給油金額情報を給油所側で管理
しているため、給油所にとって顧客の固定化を図ること
ができる。
【0114】請求項2の発明によれば、予納給油料金額
が記憶される精算手段は給油所に設置されるため、予納
給油料金額を顧客ではなく、給油所側で管理できるの
で、悪意の顧客による記憶媒体の変造に基づく予納給油
料金額の変更等が行なわれず、記憶媒体の不正使用を防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施例の給油所システム全体構成
【図2】本発明による実施例の計量機のブロック構成図
【図3】本発明による実施例の販売管理装置の制御内容
フローチャート
【図4】本発明による実施例の車載タグ確認処理のフロ
ーチャート
【図5】本発明による実施例のプリペイド入金処理のフ
ローチャート
【図6】本発明による変形例の給油所システム全体構成
【図7】本発明による変形例の計量機のブロック構成図
【図8】本発明による変形例の販売管理装置の制御内容
フローチャート
【図9】本発明による変形例の車載タグ確認処理のフロ
ーチャート
【図10】本発明による変形例の車載タグ書込み処理の
フローチャート
【符号の説明】
1 給油所システム 2 計量機 3 制御回路 4 給油管理装置 5 販売管理装置(演算手段) 6 顧客情報データベース(精算手段) 11 給油制御回路 12 車載タグ(記憶媒体) 13 計量機アンテナ 14 計量機送受信機(受信手段) 15 プリンタ 16 紙幣リーダ 17 設定器 18 ガイダンス装置 19 アンテナ 20 車両識別番号記憶部 30 販売管理装置(演算手段、精算手段) 31 車載タグ(記憶媒体、精算手段) 32 計量機送受信機(受信手段)
フロントページの続き (72)発明者 川嵜 一政 神奈川県川崎市川崎区富士見1丁目6番3 号 トキコ株式会社内 (72)発明者 長井 和裕 神奈川県川崎市川崎区富士見1丁目6番3 号 トキコ株式会社内 Fターム(参考) 3E083 AB15 AB16 AC25 5B058 CA15 YA01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 識別情報が記憶されて給油対象車両に搭
    載された記憶媒体から無線通信により前記識別情報を受
    信する給油所内に設置される受信手段と、 前記識別情報に対応した予納給油料金額を記憶する精算
    手段と、 前記給油対象車両への給油終了時に当該給油料金を前記
    受信手段により受信した識別番号に対応する前記予納給
    油料金額から差し引いた新たな予納給油料金額を算出
    し、当該新たな予納給油料金額を前記精算手段に記憶さ
    せる演算手段とを有することを特徴とする給油所システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記識別情報に対応した予納給油料金額
    が記憶される精算手段は給油所に設置されることを特徴
    とする請求項1記載の給油所システム。
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