JP2000335815A - 用紙処理装置 - Google Patents

用紙処理装置

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JP2000335815A
JP2000335815A JP2000026864A JP2000026864A JP2000335815A JP 2000335815 A JP2000335815 A JP 2000335815A JP 2000026864 A JP2000026864 A JP 2000026864A JP 2000026864 A JP2000026864 A JP 2000026864A JP 2000335815 A JP2000335815 A JP 2000335815A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 斜め綴じや針補給のためにスティプラを回動
させるようにしても大型化することのない操作性に優れ
た用紙処理装置を提供する。 【解決手段】 複数枚の用紙を綴じるため少なくとも1
つのスティプラSを備え、このスティプラSは用紙に対
して相対的に回転させて用紙に平行綴じおよび斜め綴じ
を行う用紙処理装置において、スティプラSは用紙に対
する回転中心を2つ備えるようにスライダ102とベー
ス103で構成された支持体に支持される。前記回転中
心による回動は互いに他方を回動中心として行われ、一
方の回動中心を中心に略45°の範囲で、他方の回動中
心を中心に略90°の範囲で行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、複写
機、ファクシミリなどの画像形成装置に付設され、前記
画像形成装置と一体に設けられ、あるいは画像形成装置
とは独立して設けられ、画像が形成された複数枚の記録
紙を束ねた後、綴じるための綴じ装置を備えた用紙処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から複写機やプリンタなどの画像形
成装置により画像が形成された複数枚の記録紙を束ね、
束ねた記録紙の所定の位置にスティプル止めを行う用紙
処理装置が種々提供されている。スティプル止めは、記
録紙の後端にこの後端縁に平行に針を位置させる平行綴
じを行うものが主流であったが、例えば特開平9?13
6760号公報や特開平10?181989号公報に見
られるように、上記の平行綴じと、記録紙の角部に斜め
に針を位置させる斜め綴じとが共に行えるようにした用
紙処理装置が提案されている。これらの用紙処理装置に
おいては、斜め綴じは、記録紙の前後両方向に可能とな
っている。しかしながら、画像形成装置のデジタル化に
より、記録紙に形成される画像は回転が可能であり、斜
め綴じは記録紙の奥だけで行われるようにしたとしても
問題はなく、実使用上はほとんどの記録紙サイズおよび
方向に対処可能になってきている。実際、商品化された
製品でも斜め綴じは奥側のみで行うものも見られる。
【0003】一方、このような用紙処理装置において、
綴じ手段であるスティプラは綴じ針(以下、単に針と称
する)の補給は、スティプラの後端から行う方式のもの
が多くなってきている。ところが記録紙に綴じを行う場
合、記録紙後端に実施することになるため、スティプラ
は記録紙の搬送方向に向けて設置することになってしま
う。このため、従来の用紙処理装置にあっては、スティ
プラを綴じ処理部と一体にし、針補給時には綴じ処理部
を引出して行うようにしたものが提供されており、針補
給の操作性は向上したが、装置は部品点数の増加や複雑
な構成などによりコスト高になっていた。また上記特開
平9?136760号公報や特開平10?181989
号公報においては、奥側、手前側ともに斜め綴じ可能に
構成し、針補給の場合はスティプラを45°程度回転さ
せておくことで、針補給の操作性を向上させることが提
案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この場合、スティプラ
を回転させる場合の回転中心は、平行綴じと斜め綴じの
記録紙に対する綴じ深さをほぼ同等にするためには、針
の出てくる部分であるクリンチャー部近傍となってい
る。しかしながら、スティプラの回転中心をクリンチャ
ー部近傍にすることは、機械がかなり手前に大きくなっ
てしまうという大きな欠点がある。
【0005】本発明はこのような従来技術の実情に鑑み
てなされたもので、その第1の目的は、斜め綴じや針補
給のために綴じ手段を回動させるようにしても大型化す
ることのない用紙処理装置を提供することにある。
【0006】第2の目的は、針補給を極めて簡単に行え
る針交換性に優れた用紙処理装置を提供することにあ
る。
【0007】第3の目的は、スティプルを行わないとき
の待機位置を一定の位置に設定し、ソフト的上の負荷の
軽減と、誤操作を発生を防止できるようにした使用性に
優れた用紙処理装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、第1の手段は、複数枚の記録紙を綴じるため少なく
とも1つの綴じ手段を備え、この綴じ手段を前記記録紙
に対して相対的に回動させることにより前記記録紙に対
し平行綴じおよび斜め綴じを行う用紙処理装置におい
て、前記綴じ手段は前記記録紙に対して2つの回動中心
が設けられた支持体に支持されていることを特徴とす
る。
【0009】その際、前記綴じ手段の回動は前記回動中
心が互いに他方を回動中心として行われる。また、前記
回動運動は、いずれか一方のみが回動中心として行われ
る。さらに、前記回動は一方の回動中心を中心に略45
°の範囲で、他方の回動中心を中心に略90°の範囲で
行われる。また、前記回動時の前記回動中心の移動軌跡
を円弧状の長孔として前記支持体に形成しておく。
【0010】前記支持体は、前記綴じ手段を支持する第
1の支持部材と、この第1の支持部材と所定の間隔をお
いて相対し、前記第1の支持部材を回動可能に支持する
第2の支持部材と、一端が前記第1の支持部材に固定さ
れ、他端は前記第2の支持部材に形成され前記第1の支
持部材を第1の角度だけ回動させる軌跡の第1の長孔に
遊嵌された第1の中心軸と、一端が前記第2の支持部材
に固定され、他端は前記第1の支持部材に形成され前記
第1の支持部材を第2の角度だけ回動させる軌跡の第2
の長孔に遊嵌された第2の中心軸とを含んで構成され
る。
【0011】この場合、前記第1の角度は略90°であ
り、前記第2の角度は略45°であり、前記第1の中心
軸を綴じ手段を搭載した第1の支持部材の重心近傍に、
前記第2の中心軸を綴じ手段の綴じ位置近傍の第2の支
持部材にそれぞれ設ける。さらに、前記第1の支持部材
には駆動側の歯車列を設け、第2の支持部材には前記歯
車列の最終段の歯車が噛合する固定側の歯車を設ける。
前記固定側の歯車はラックから構成し、前記ラックは、
前記第1の中心軸を中心とする第1の円弧と前記第2の
中心軸を中心とする第2の円弧とを結んで形成される曲
線上に設けられ、前記第1の円弧と第2の円弧を滑らか
に結ぶ変曲点が前記第1の中心軸と第2の中心軸とを結
ぶ直線の延長上に位置する。そして、この変曲点に対応
する位置を前記綴じ手段が回動する際の第1のホームポ
ジションに設定する。そこで、前記綴じ手段の回動は、
ステッピングモータによるパルス制御により前記第1の
ホームポジションから行われる。なお、前記ステッピン
グモータは1個設ければよく、この1個のモータで、全
ての回動動作、すなわち90°の回動動作と45°の回
動動作を行う。
【0012】前記綴じ手段は記録紙の搬送方向後端部に
沿って装置本体の手前側から奥側に移動可能に配置さ
れ、装置本体の手前側であって記録紙の前記後端部の保
持手段から所定距離後退した位置に前記記録紙の後端部
に沿って移動する際の第2のホームポジションが設定さ
れる。なお、前記保持手段は、用紙後端の位置決めを行
ういわゆる後端フェンスである。
【0013】また、前記第2のホームポジションから前
記第1の中心軸を中心に略90°回転した位置にスティ
プル動作を行わないときに待機している待機位置が設定
され、スティプルを行わないときには、この待機位置に
綴じ手段は待機している。前記待機位置は針交換位置で
もある。この待機位置への前記綴じ手段の移動は、前記
第1のホームポジションを検出し、次いで、前記第2の
ホームポジションを検出し、再度前記第1のホームポジ
ションを検出した位置から前記綴じ手段を回動させるこ
とにより行われる。
【0014】なお、前記綴じ手段の針交換位置は、針交
換部が装置の開口部に正対する位置であり、端的に言え
ば、綴じ手段は針交換に関しては前記開口部に対して支
持体に略90°に回転可能に支持されている。また、斜
め綴じを行う部分は、開口部側と反対側であり、当該部
分で前記90°とは逆方向に45°に回転可能に支持さ
れている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の実
施形態について説明する。
【0016】図1は本発明の実施形態に係る用紙処理装
置の全体の構成を示す概略図、図2はジョガーフェンス
と戻しローラの駆動機構を示す斜視図、図3は後端フェ
ンス部近傍を拡大して示す構成図、図4はスティプル装
置を中心とした斜視図、図5は本発明の実施形態に係る
用紙処理装置の電装系の構成を示すブロック図、図6は
図1におけるスティプル装置を一部省略して示す正面
図、図7は図6のスティプル装置の側面図であって、一
部を点線で示している。図8はスティプラを所定の位置
から反時計方向に45°回転させた状態を説明するため
の図、図9はスティプラを所定の位置から時計方向に9
0°回転させた状態を説明するための図である。
【0017】本実施形態においては、用紙処理装置は複
写機Aと綴じ装置Bとから構成されている。なお、この
実施形態では、用紙処理装置は複写機Aを綴じ装置Bと
からなっているが、綴じ装置Bだけで用紙処理装置を構
成する場合もある。図1におて、複写機Aからの記録紙
搬送路入口に、入口センサ36、入口ローラ1、および
分岐爪8が設けられこの分岐爪8により、排紙トレイ1
2方向へ行く記録紙と、スティプル装置(スティプルユ
ニット)11方向へ行く記録紙とが分けられる。排紙ト
レイ12方向の搬送路には、複数の上搬送ローラ対2、
排紙センサ38、排出ローラ対3、記録紙を一方に寄せ
る寄せローラ7、積載記録紙の上面に当接して回動する
紙面レバー13、紙面レバー13の回動位置から排紙ト
レイ12上の積載記録紙の高さを検出する紙面センサ3
3などが配置されている。一方、スティプル装置11方
向の搬送路には、複数の下搬送ローラ対4、排紙センサ
37、紙送りローラであるブラシローラを有するスティ
プル排紙ローラ対6などが配置されている。上搬送ロー
ラ対2及び下搬送ローラ対4は、後述する搬送モータ5
4により駆動され、排出ローラ対3及び寄せローラ7は
排紙モータ54によって駆動される。排紙トレイ12
は、後述する上下モータ51によって昇降駆動され、シ
フトモータ52により記録紙排出方向に直交する方向に
移動する。
【0018】スティプル装置11は、記録紙の搬送方向
後端(上流)側が低くなるように傾斜させて配置された
図示しないスティプルトレイの記録紙搬送方向後端の側
端部に設けられている。図示しないスティプルトレイに
は、記録紙の整合を行うために記録紙の搬送方向と直交
する方向に往復動可能な一対のジョガーフェンス9、記
録紙がスティプル排紙ローラ対6から排出されるごとに
接離して搬送方向と逆方向に記録紙を搬送(移動)さ
せ、後述の後端フェンス19に記録紙の後端を当接させ
て、記録紙搬送方向の整合を行う戻しローラ5、および
ジョガーフェンス9の背後位置に綴じた記録紙束を排出
するための放出ベルト10がそれぞれ配置されている。
放出ベルト10の一部には放出爪10aが立設され、放
出ベルト10内の39は放出ベルト10の放出爪10a
のホームポジションを検出するホームセンサである。ス
ティプル装置11でスティプルされた記録紙束の後端を
放出ベルト10の図1における反時計方向の回転に応じ
て放出爪10aにより排紙ローラ対3位置まで押し上
げ、排紙ローラ対3から排紙トレイ12に放出する。な
お、放出ベルト10は後述の放出モータ57によって駆
動される。
【0019】一対のジョガーフェンス9は、図2に示す
ように、正逆転可能なジョガーモータ26の駆動により
ジョガーベルト49を介して矢印で示す記録紙搬送方向
に対して直交する方向に往復移動する。戻しローラ5は
搬送モータ54の駆動によりタイミングベルト47を介
して図3反時計方向(図示、矢印方向)に回転するとと
もに、戻しソレノイド30により記録紙面に接離するよ
うな振り子運動を行う。スティプル排紙ローラ対6のブ
ラシローラは、タイミングベルト47により図3の矢印
方向に回転駆動され、搬送されてくる記録紙をスティプ
ルトレイに排出するとともに、記録紙後端を後述する後
端フェンス19側に案内する。この後端フェンス19は
図示しないスティプルトレイ及びジョガーフェンス9の
下側に設けられ、図3に示すように、戻しローラ5、ブ
ラシローラ6によって搬送方向に対して戻された記録紙
後端を突き当て、整合する機能を備えている。スティプ
ル装置11は、図4に示すように、正逆転可能なスティ
プラ移動モータ27の駆動によりスティプルベルト50
を介して図示しないスティプルトレイ上に積載された記
録紙の後端縁に沿って図示矢印方向(記録紙搬送方向に
対して直交する方向)に移動し、手前綴じ、奥綴じ、斜
め綴じ、2個所綴じ等の所定のスティプル位置で停止し
て、後述するスティプルモータ56によりスティプル動
作を実行する。後端フェンス19は、固定片19a,1
9bと、可動片19c,19dとを備え、可動片19
c,19dは、スティプル装置11から突設された図示
しない突起と係合し、スティプル装置11の移動に伴っ
て矢印方向に適宜移動する。なお、可動片19cの移動
範囲は、図4において固定片19aの右側の範囲、可動
片19dの移動範囲は固定片19bの左側の範囲であ
る。なお、SN98はスティプラホームセンサである。
【0020】排紙センサ37は、記録紙後端を検知して
即、戻しソレノイド30にオン命令を出して戻しローラ
5を作動させて記録紙に当接(押圧)させても、そのタ
イミングでブラシローラ6から記録紙の後端が排出され
ているように配置されている。すなわち、例えば、排紙
センサ37により、戻しローラ5へオン命令を発し、戻
しローラ5が作動して記録紙に当接(押圧)するまで約
100msを要し、記録紙の搬送速度が平均800mm
/sとすると、排紙センサ37は、紙送りローラである
ブラシローラ6より上流80mmの位置に配置すればよ
い。
【0021】スティプル装置11は、図6および7に示
すように、スティプラSと、このスティプラSを支持す
るブラケット101と、このブラケット101が内側面
に固定された板状のスライダ102と、このスライダ1
02の外側面に所定の間隔をおいて内側面が相対するよ
うに位置するベース103とからなる。ベース103は
図11に示すようにスティプラ移動用の台203に搭載
され、この台203がスライドレール201に固定され
たガイドロッド202に吊されており、この台203を
一対のプーリ210,211間に掛け渡されたタイミン
グベルト50に取り付け、スティプル移動モータ27に
よって一方のプーリ210を駆動することによってタイ
ミングベルトの回動に応じて移動するようになってい
る。台203のホームポジションはこの台203に設け
られた遮蔽板(フィラー)203aが前記ホームポジシ
ョンセンサSN98を切ることにより検出される。
【0022】前記ベース103は図11の側面図である
図12にも示すようにガイド206および段ネジ207
を介して前記ガイド206の長手方向の長さだけ移動可
能に台203に取り付けられている。スライドレール2
01には、絞り形状で加工されたカム201aが形成さ
れ、ベース103から台203を貫通して固定された軸
204と、この軸204の外周部に回転可能に取り付け
られたコロ205が前記カム201aに遊嵌され、前記
コロ205は前記カム201aに規制された状態でカム
201aに沿って移動する。これによって、台203が
前述のスティプラ移動モータ27の正転/逆転駆動によ
ってガイドロッド202に沿って移動すると、ベース1
03は前記カム201aの形状にしたがって、図11に
おいて水平方向のみならず、上下方向(記録紙に対して
近接離反する方向)にも移動することになる。なお、ス
ライドレール201とガイドロッド202との関係は用
紙処理装置において図1および図4のような位置関係に
あるので、スティプラ装置11は、前記カム201aの
カム形状に沿って装置手前側から奥側に移動する間にカ
ム201aの中央部201cにおいて放出ベルト10お
よび放出爪10aとの干渉を避けるために図示しないス
ティプルトレイの下端よりもさらに下方に下がる。な
お、装置手前側の下がった位置201fはスティプル装
置11のホームポジション位置であり、奥側201bの
上がった位置は奥綴じ、斜め綴じのための1個所止めの
スティプル位置である。
【0023】スライダ102の内側面には、スティプラ
Sが記録紙に対して90°および45°斜めに位置する
ようにブラケット101すなわちスライダ102を回転
させるための正逆転可能なステッピングモータで構成さ
れた斜めモータ109が取付けられている。斜めモータ
109の駆動軸109aはスライダ102の外側面から
突出し、その先端には駆動歯車109bが取付けられて
いる。スライダ102の外側面にはさらに、駆動歯車1
09bと噛合して回転する複数のギアから構成されたギ
ア列110と、このギア列110の最終ギアと噛合する
ことにより駆動歯車109bの回転が伝達されるギア1
06を下部に備えたピニオンギア106aが立設されて
いる。ギア106とピニオンギア106aはピニオン軸
104により回転可能に支持され、ピニオン軸104の
先端にはガイドプーリ112が回転可能に取付けられて
いる。ピニオン軸104のガイドプーリ112は、スラ
イダ102の外側に位置するベース103に形成された
後述する形状の長孔125に遊嵌されている。
【0024】スライダ102の外側面のほぼ中央には、
スティプラSを時計方向に90°回転させる際の中心軸
となる第1中心軸108の一端がカシメられ、その先端
にはガイドプーリ112が回転可能に取付けられてい
る。第1中心軸108のガイドプーリ112は、ベース
103に形成された後述する長孔121に遊嵌されてい
る。一方、ベース103の内側面には、スティプラSを
反時計方向に45°回転させる際の中心軸となる第2中
心軸107の一端がカシメられ、その先端にはガイドプ
ーリ112が回転可能に取付けられている。第2中心軸
107のガイドプーリ112は、スライダ102に形成
された後述する長孔122に遊嵌されている。長孔12
1は、スティプラSを反時計方向に45°回転させたと
きに第2中心軸107を中心にして形成される弧状の軌
跡に対応した形状に形成され、長孔122はスティプラ
Sを時計方向に90°回転させたときに第1中心軸10
8を中心にして形成される弧状の軌跡に対応した形状に
形成されている。
【0025】ベース103の内側面には、図7に点線で
示すように3つのコロ111が回動可能に支持されてお
り、これらコロ111によりスライダ102とベース1
04との隙間を確保するとともに、スライダ102の回
転を行い易くしている。ベース103の内側面にはま
た、ラック板105が固定されており、このラック板1
05にはピニオンギア106aが噛合するラック105
a,105bが形成され、ピニオンギア106aがこれ
らラック105a,105bに沿って移動することで、
スライダ102が回転し、スティプラSも回転すること
になる。これらラック105a,105bは滑らかにつ
ながる2つの異なった径の円弧をしており、その変曲点
Mは、第2中心軸107と第1中心軸108とをつない
だ直線L上に位置するように配置されている。ベース1
03の内側面にはさらに、スライダ102が図7に示す
ホームポジションに位置していることを検知するホーム
ポジションセンサ(以下、「斜めホームポジションセン
サ」と称する)SN99が設けられている。この斜めホ
ームポジションSN99は、ピニオンギア106aがラ
ック105aと噛合しているときはオンとなり、ラック
105bと噛合しているときはオフとなるように設定さ
れている。したがって、スティプラSの角度ホーミング
は、この斜めホームポジションセンサSN99によって
行われる(後述の図18参照)。このとき、斜めホーム
ポジションセンサSN99がオフであれば、一旦スティ
プラSを反時計方向に回転させ、斜めホームポジション
センサSN99がオフしたら停止させる。一方、斜めホ
ームポジションセンサSN99がオンであれば、スティ
プラSを時計方向に回転させ、斜めホームポジションセ
ンサSN99がオフしたら停止させる。これによりステ
ィプラSの回動時のホームポジションが決定する。
【0026】後で詳述するが、斜めホームポジションセ
ンサSN99でスライダ102がホームポジションに位
置していることを検知し、スティプラホームポジション
センサSN98で台203がスライドレール201のホ
ームポジションに位置していることを検知した状態か
ら、言い換えればスティプラSがホームポジションに位
置している状態から記録紙に対して斜め綴じを行うため
に、奥側(後述の図11の201b位置−図15)まで
スティプラSを移動させ、その位置でスティプラSを反
時計方向に45°回転させる。すなわち台203を奥側
のカム201b位置に移動させるため、スティプラ移動
モータ27を駆動し、前記カム201b位置に位置する
と、スライダ102を45°回転させるため、斜めモー
タ109を駆動し、ピニオンギア106aを反時計方向
に回転させ、ラック板105のラック105a側に噛合
させる。これによりスライダ102は、図8に示すよう
に、第2中心軸107を中心にして反時計方向に回転し
ていく。この回転にしたがって、第1中心軸108は長
孔121の一端から他端の方向に移動してスライダ10
2の回転を支える。
【0027】また、ホームポジション(後述の図11の
201f位置−図13)にスティプラSが位置した状態
からスティプラSの針補給を行うために、スティプラS
すなわちスライダ102を時計方向に90°回転させ
る。この回転は、斜めモータ109を逆転駆動し、ピニ
オンギア106aを時計方向に回転させ、ラック板10
5のラック105b側に噛合させることにより行う。こ
れによりスライダ102は、図9に示すように、第1中
心軸108を中心にして時計方向に回転し、第2中心軸
107は長孔122の一端から他端の方向に移動してス
ライダ102の回転を支える。
【0028】スティプラSの移動は、前述のようにステ
ィプラSを支持するベース103がスティプラ移動用の
台203に搭載され、この台203が図示しないスティ
プルトレイに収納された記録紙の後端部(もしくはステ
ィプルトレイの下端部)に沿って移動することによって
行われる。このスティプル位置201bでスティプル装
置11を前述のように45°回転させれば斜め打ちとな
り、回転させなければ平行打ちとなる。また、2個所綴
じの場合は、カム201aの記録紙に対して進出してい
るカム位置201dおよび201eの予め設定した位置
で平行にスティプルすることになる。
【0029】スティプラSの針の補給方向は、通常は図
6において矢印で示すように、下方に位置しているが、
スティプラS、すなわちスライダ102が時計方向に9
0°回転したときは、ほぼ真横に位置するようになって
いる。そして、スライダ102が90°回転したときス
ティプラSの針補給方向が用紙処理装置の開口部に位置
するようにしておく。そして図1に示すように、左側排
紙の用紙処理装置においては、図6に示すように、ステ
ィプラSの針補給口が下方に位置している状態から、ス
ライダ102を時計方向に90°回転させれば、スティ
プラSの針補給口は綴じ装置Bの正面に位置し、装置の
開閉カバー(図示しない)を開ければ、その針補給口の
開閉カバーの開口部に略水平に位置するので、簡単に針
補給を行うことができ、針補給の操作性が飛躍的に向上
することになる。また、上述のように回転支点を45°
回転と90°回転とで切り替えた場合は上述した通り、
小さくまとめる事ができるが、回転支点を切り替えない
場合は、図10に示すように、スライダ102は一点鎖
線で示すように回転させる必要があり、装置の大きさに
与える影響はかなり大きくなってしまうことは明らかで
ある。
【0030】次に、上述のように構成された用紙処理装
置の電装系について図5を参照して説明する。
【0031】図5に示すように、用紙処理装置内の各ス
イッチおよび各センサからの信号が、I/Oインターフ
ェイス60を介してCPU70へ入力される。CPU7
0は、入力された信号に応じて、正逆転可能な上下モー
タ51、正逆転可能なシフトモータ52、分岐ソレノイ
ド53、戻しソレノイド30、搬送モータ54、排紙モ
ータ55、スティプルモータ56、放出モータ57、正
逆転可能なスティプラ移動モータ27、正逆転可能なジ
ョガーモータ26、正逆転可能な斜めモータ109を駆
動する。搬送モータ54のパルス信号は、CPU70に
入力されてカウントされ、このカウントに応じて戻しソ
レノイド30が制御される。用紙整合制御手段は、CP
U70およびCPU70を動作させる種々のオペレーシ
ョンプログラムによって構成される。
【0032】次に、前記実施形態において、まずスティ
プルを行わないノンスティプルモードが選択された場合
の動作を説明する。
【0033】複写機Aからのコピー済みの記録紙が入口
ローラ1により受け入れられ、上搬送ローラ対2で送ら
れ、排出ローラ対3により排紙トレイ12上に排出され
る。そして、寄せローラ7により記録紙の縦方向の整合
が行われ、排紙トレイ12にスタックされる。このと
き、排紙ローラ対3は、排紙センサ38が記録紙の後端
を検知すると減速され、スタック性を向上させている。
また、順次コピー済みの記録紙が排出されていくと、紙
面レバー13が上昇し(時計方向に揺動し)、これを紙
面センサ33が検出し、上下モータ51の駆動により、
排出トレイ12は下げられ、常に適切な高さに保たれ
る。また、複写機Aのコントロールパネルから(図示し
ない)ソートおよびスタックモードが選択された場合に
は、複写機のCPUから出力される仕切信号により、排
紙トレイ12をシフトモータ52により排出方向と直交
する方向にシフトさせ、ジョブ終了まで仕分けを行う。
【0034】複写機Aの図示しないコントロールパネル
から手前綴じ、奥綴じ、斜め綴じ、2個所綴じ等のステ
ィプルモードが選択された場合には、以下のような動作
が行われる。すなわち、スティプルモードが選択される
と、図2に示すように、ジョガーフェンス9はホームポ
ジションから移動し、スティプルトレイ15に排出され
た記録紙の幅よりも片側7mm離れた位置で待機する。
記録紙が搬送モータ54で駆動される下搬送ローラ対4
によって搬送され、記録紙後端が排紙センサ37を通過
すると、ジョガーフェンス9が待機位置から5mm内側
に移動するとともに、所定時間後戻しソレノイド30を
オンさせる。
【0035】戻しローラ5は、戻しソレノイド30のオ
ン、オフにより振り子運動をし、オン時には記録紙に当
接(押圧)して搬送方向と逆方向に戻し、後端フェンス
19に突き当てて記録紙の搬送方向(縦)の揃えを行う。
スティプルトレイに収納されている記録紙が入口センサ
36(あるいは排紙センサ37)を通過する度にその信
号がCPU70入力され、記録紙の枚数がカウントされ
る。前記戻しソレノイド30がオフして所定時間経過
後、ジョガーフェンス9は、ジョガーモータ26によっ
て2.6mm内側に移動して一旦停止し、記録紙の搬送
方向に直交する方向の揃え動作が終了する。ジョガーフ
ェンス9は、その後。7.6mm戻り、次の記録紙を待
つ。この動作を最終頁まで行う。最終頁の揃え動作終了
後、ジョガーフェンス9を再び7mm内側に移動させ、
記録紙束の両端を押さえたままスティプル動作に備え
る。
【0036】一方、複写機Aの図示しないコントロール
パネルでスティプルモードが選択され、コピー動作がス
タートすると、複写機Aからモード信号、サイズ信号、
綴じモード信号などの信号が送られ、これを受けて綴じ
装置Bは、まず1個所綴じか2個所綴じかを判断し、図
4に示すように、スティプラ移動モータ27により記録
紙のサイズ、綴じの種類によって適切な位置に移動(矢
印方向)する。次に、記録紙の後端縁に平行に針を位置
させる平行綴じか、記録紙の角部を斜めに綴じる斜め綴
じかを判断し、斜め綴じモードであれば、斜めモータ1
09を所定パルス駆動し、スティプラSを反時計方向に
45°回動させる。そして全てのジョブが終了したら、
まず斜めモータ109を駆動してスティプラSを時計方
向に回動させる。そして、斜めホームポジションセンサ
SN99が一旦オンし再びオフしたら、斜めモータ10
9を停止させる。その後、スティプラ移動モータ27を
駆動してスティプラSをホームポジションHP(図1
3)に復帰させる。
【0037】スティプラSの回動位置は回動動作を行う
際のホームポジションを確定しないと回動位置の制御が
行えないので、この回動位置のホームポジションに位置
させる、もしくは位置を認識させる必要がある。このス
ティプラの回動および回動時のホームポジション復帰動
作の動作手順を図16のフローチャートに示す。
【0038】この処理では、まず、斜めホームポジショ
ンセンサSN99がオンか否かをチェックし(ステップ
S11)、斜めホームポジションセンサSN99がオフ
の場合は斜めモータ109を駆動し、スティプラSを反
時計方向に回動させる(ステップS12)。そしてステ
ィプラSの回動により斜めホームポジションセンサSN
99がオンした否かをチェックし(ステップS13)、
オンしていない場合は再度ステップS13に戻りチェッ
クする。斜めホームポジションセンサSN99がオンし
た場合は、斜めモータ109を停止し、スティプラSの
回動も止める(ステップS14)。次に斜めモータ10
9を駆動し、スティプラSを時計方向に回動させ(ステ
ップS15)、斜めホームポジションセンサSN99が
オフした時点で(ステップS16)、斜めモータ109
の駆動を止め、スティプラSの回動を停止させる(ステ
ップS17)。また、ステップS11で斜めホームポジ
ションセンサSN99がオンであれば、ステップS12
ないしS14をスキップしてステップS15に進み、以
降の処理を実行する。
【0039】このようにして斜めホームポジションが特
定されると、前述の斜め綴じが可能になる。この斜め綴
じの処理をさらに具体的に示したのが、図17のフロー
チャートである。この図17のフローチャートはスティ
プラ斜めセットの処理手順を示す。この処理では、ま
ず、綴じ指令が入力されると、2個所綴じか否かをチェ
ックする(ステップS21)。このチェックで2個所綴
じでなければ、奥側に移動する必要があるので、スティ
プラ移動モータ27を所定パルス駆動し(ステップS2
2)、スティプラSをホームポジション(図13の位置
−ベース103はカム201aの201f位置)から図
15の位置(カム201aの201b位置)に移動させ
る。一方、ステップS23で入力された綴じ指令情報か
ら斜め綴じか否かをチェックする。綴じ指令が斜め綴じ
であれば、ステップS24で斜めモータ109を所定パ
ルス駆動し、スティプラSを反時計方向に45°回動さ
せる。この動作の詳細は、前述の通りである。一方、ス
テップS21で2個所綴じでなければ、また、ステップ
S23で斜め綴じでなければ、前者では2個所綴じであ
り、後者では平行綴じであるので、いずれにしてもステ
ィプルS(スライダ102)を回動させる必要はないの
で、このスティプラ斜め綴じセットの処理は終了する。
【0040】斜め綴じを終えた後の、スティプラSのホ
ーミング動作は、図18のフローチャートに示すように
なる。この処理では、まず、ジョブエンドか否かをチェ
ックし(ステップS31)、ジョブエンドの場合は斜め
モータ109を駆動し、スティプラSを時計方向に回動
させ(ステップS32)、斜めホームポジションセンサ
SN99がオフになると(ステップS33?YES)、
斜めモータ109の駆動を止め、スティプラSの回動を
停止させる(ステップS34)。次いで、スティプラ移
動モータ27を駆動してスティプラSをホームポジショ
ン(201f位置)方向に移動させ(ステップS3
5)、スティプラホームポジションセンサSN98がオ
ンになった時点でスティプラ移動モータ27の駆動を止
め、スティプラSを停止させる。なお、ステップS31
でジョブエンドでない場合は、その時点でこの処理を終
了する。
【0041】また、ジョブ実行中に針のニアエンド、す
なわち針が終わりに近づいたことをスティプラSに内蔵
されたニアエンドセンサ(図示しない)が検出した場合
には、このニアエンド信号は本体に送られ、本体はジョ
ブの切れ目(1つのジョブと次のジョブとの間)でニア
エンド信号を綴じ装置Bに送信し、綴じ装置Bでは、斜
め綴じモード中であれば、斜めモータ109を駆動して
スティプラSを時計方向に回転させ、斜めホームポジシ
ョンセンサSN99が一旦オンし再びオフしたら、斜め
モータ109を停止し、スティプラ移動モータ27を駆
動してカム201aの奥側201bの斜め綴じ位置から
スティプラSを手前側201fのホームポジションHP
に復帰させる。斜め綴じモードでなければ、斜めモータ
109を駆動せずにスティプラ移動モータ27を駆動し
てスティプラSをホームポジションHPに復帰させる。
次に斜めモータ109を所定パルス駆動し、スティプラ
Sを時計方向に90°回転させる。ここで、スティプラ
Sに針を補充し、ニアエンドセンサが再びニアエンドの
解除がなされ、ニアエンド信号が発せらなくなると、斜
めモータ109を駆動し、スティプラSを反時計方向に
回転させ、斜めホームポジションセンサSN99がオン
したら、一旦停止し、再び逆転させ斜めホームポジショ
ンセンサSN99がオフしたら停止する。これにより、
スティプラSはホームポジションHPに移動する。その
後、スティプラSの前の綴じ位置への復帰が行われる。
【0042】この処理をさらに具体的に示したのが、図
19のフローチャートである。図19は針のニアエンド
を検出したときの処理手順を示すフローチャートであ
る。前述のように、針のニアエンドをニアエンドセンサ
が検出し、ニアエンド信号が複写機Aに送られると、複
写機A側では、ニアエンド信号をジョブの切れ目に綴じ
装置Bに送信する。そこで、綴じ装置B側のCPU70
は、まず、複写機Aから送信されてくるニアエンドフラ
グが0か1かをチェックし(ステップS41)、0の場
合は複写機A情報からのニアエンドか否かをチェックす
る(ステップS42)。複写機A情報からのニアエンド
の場合はニアエンドフラグを0から1にし(ステップS
43)、斜めモータ109を駆動してスティプラSを時
計方向に45°回動させ(ステップS44)、斜めホー
ムポジションセンサSN99がオフになると(ステップ
S45?YES)、斜めモータ109の駆動を止め、ス
ティプラSの回動を停止させ(ステップS46)、斜め
ホームポジションの位置にスティプラSを置く。
【0043】次いで、スティプラ移動モータ27を駆動
してカム201aの201b位置からホームポジション
201fまで移動させて、ホームポジション側に移動さ
せ(ステップS47)、ホームポジションセンサSN9
8がオンした時点で、スティプラ移動モータ27を停止
させ、スティプラSをホームポジションHPにおく(ス
テップS49)。その後、斜めモータ109を所定パル
ス駆動し、スティプラSを時計方向に90°回動させる
(ステップS50)。ステップS41においてニアエン
ドフラグが1の場合や、ステップS42において複写機
A情報のニアエンドでない場合は、その時点で処理を終
える。
【0044】ニアエンドから復帰する場合は、スティプ
ラSに針が補充され、ニアエンド状態でなくなると、ニ
アエンドセンサから再びニアエンドの解除がなされ、ニ
アエンド信号が発せらなくなると前述のようにニアエン
ド復帰動作がおこなわれる。この動作では、図20のフ
ローチャートに示すように、まず、ニアエンドフラグが
0か1かをチェックし(ステップS51)、1の場合は
ニアエンドが斜めホームポジションセンサSN99から
のニアエンド情報か否かをチェックする(ステップS5
2)。斜めホームポジションセンサSN99からのニア
エンド信号の場合は斜めモータ109を駆動し、スティ
プラSを反時計方向に回動させ(ステップS53)、斜
めホームポジションセンサSN99がオンになると(ス
テップS54?YES)。斜めモータ109を一旦止め
(ステップS55)、再度斜めモータ109を駆動し、
スティプラSを反時計方向に回動させ(ステップS5
6)、斜めホームポジションセンサSN99がオフする
と(ステップS?YES)、斜めモータ109を停止さ
せる(ステップS58)。ステップS51においてニア
エンドフラグが0の場合や、ステップS52においてニ
アエンドがHSセンサSN99からのニアエンド情報で
はない場合は、その時点で終了する。
【0045】前述のように、本実施形態では、スティプ
ラSのホームポジションはベース103がカム201a
の201f位置(図13)、スティプラSの方向は図7
に示すようにクリンチャー側が上側に向いた位置であ
る。待機位置は図14に示すように前記ホームポジショ
ン位置からスライダ102が時計方向に90°回動した
位置である。また、斜めホームポジションセンサSN9
9は、ピニオンギア106aがラック105aと噛合し
ているときはオンとなり、ラック105bと噛合してい
るときはオフとなるように設定されているので、前述の
ような斜めホームポジション位置の検出が必要となって
いる。そこで、スティプラSを待機位置に位置させるた
めには、図21に示すような処理が必要となる。
【0046】図21はスティプラの斜め位置のイニシャ
ル処理の処理手順を示すフローチャートである。この処
理では、まず、斜めホームポジションセンサSN99の
オン/オフチェックする(ステップS61)。斜めホー
ムポジションセンサSN99がオンであれば、斜めモー
タ109の駆動を開始してスティプラSを時計方向に回
転させ(ステップS62)、斜めホームポジションセン
サSN99がオフになった時点で(ステップS63)、
斜めモータ109を止め、スティプラSの回動を停止さ
せる(ステップS64)。
【0047】一方、ステップS61で斜めホームポジシ
ョンセンサSN99がオンになっていなければ、ステッ
プS65で斜めモータ109を駆動してスティプラSを
反時計に駆動させ、斜めホームポジションセンサSN9
9がオンになった時点で(ステップS66)斜めモータ
109の駆動を止め、スティプラSの反時計方向の回動
を停止し(ステップS67)、ステップS62に移行
し、ステップS64までの処理を実行する。この時点
で、スティプラSの回動方向のホームポジションは判別
できたが、記録紙の後端に沿った方向(水平方向)の位
置はまだ特定されていない。
【0048】そこで、ステップS68でスティプラホー
ムポジションセンサSN98のオン/オフをチェックす
る。このチェックでスティプラホームポジションセンサ
SN98がオンであれば、スティプラ移動モータ27を
駆動してスティプラSを奥側(201b方向)に移動さ
せ、スティプラホームポジションセンサSN98がオフ
になった時点で停止させる。次いで、スティプラSを手
前側(201f方向)に移動させ、スティプラホームポ
ジションセンサSN98がオンになった後(ステップS
73)、所定パルス数スティプラ移動モータ27を駆動
してスティプラSを移動させた後、停止させる(ステッ
プS74)。なお、この停止位置が前述のベース103
の停止位置である201f位置であり、この位置がステ
ィプラSのホームポジション(図13)となる。
【0049】このようにしてスティプラSの水平移動方
向のホームポジションが特定されると、この位置で斜め
ホームポジションセンサSN99のオン/オフをチェッ
クし(ステップS75)、オンであると、斜めモータ1
09を駆動してスティプラSの時計方向の回動を開始さ
せる(ステップS76)。そして、斜めホームポジショ
ンセンサSN99がオフになった時点で(ステップS7
7)斜めモータ109の回動を止め、スティプラSの回
動を停止させる。この位置がスティプラSの待機位置で
あり、斜めホームポジションの位置から90°回動した
位置に対応する(図14)。
【0050】一方、ステップS75で斜めホームポジシ
ョンセンサSN99がオフであれば、斜めモータ109
によってスティプラSを反時計方向に回動させ(ステッ
プS76)、斜めホームポジションセンサSN99がオ
ンになった時点(ステップS80)で斜めモータ109
の駆動を止め、スティプラSの回動を停止させる(ステ
ップS81)。そして、ステップS76に移行し、それ
以下の処理を実行する。
【0051】このようにしてスティプラSの待機位置を
初期化するのは、電源オフの状態から電源が入ったと
き、CPU70で認識できるのは、斜めホームポジショ
ンセンサSN99とスティプラホームポジションセンサ
SN98のオン/オフ状態だけであり、実際にスティプ
ラSのどの位置にいて、回動角が何度の位置にいるのか
はCPU70には把握できないからである。そこで、電
源オン後にスティプラSの初期位置を確定し、以後の制
御はこの位置から行うことになる。
【0052】なお、図21のフローチャートにおいて、
ステップS61からステップS67までの処理は、ステ
ィプラSの回転の水平位置を出す工程であり、ステップ
S68からステップS74まではスティプラSの水平方
向移動のホームポジション出しの工程であり、ステップ
S75からステップS78まではスティプラSの待機位
置出しの工程である。
【0053】
【発明の効果】これまでの説明から明らかなように、請
求項1記載の発明によれば、回動中心を2つ設けること
で、大きな回動を狭い範囲で行うことが可能になり、装
置を小型に構成することができる。すなわち、従来のよ
うに手前側に例えば90°回動させることは装置の手前
側が大きくなってしまうが、これを解消することができ
る。しかも、従来どおり綴じ手段がスティプラの場合ク
リンチャー部近傍の回動中心を斜め綴じ用に残すことが
可能となり、平行綴じと斜め綴じの綴じ手段の移動距離
を同じにできるというメリットはそのまま享受できる。
【0054】請求項2ないし4記載の発明によれば、請
求項1記載の発明の効果に加え、回動中心が入れ替わ
り、一方が回動の中心として機能しているときには、他
方は支持機能を発揮するので、構成が簡素化でき、信頼
性の高い用紙処理装置が提供できる。
【0055】請求項5記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加え、回動時に移動軌跡が支持体上で
規定されているので、精度の高い回動運動が可能とな
る。
【0056】請求項6記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加え、支持体は第1および第2の支持
部材と、第1および第2の中心軸とを設け、第1および
第2の支持部材に第1および第2の長孔を形成するとい
う簡単な構成で実施可能であり、小型で信頼性の高い用
紙処理装置が提供できる。
【0057】請求項7記載の発明によれば、請求項6記
載の発明の効果に加え、待機位置、針交換位置、斜め綴
じ位置を簡単な構成で設定することができる。
【0058】請求項8記載の発明によれば、請求項6記
載の発明の効果に加え、駆動トルクが小さくて済み、小
型化と省エネルギ化を図ることができる。
【0059】請求項9記載の発明によれば、請求項6記
載の発明の効果に加え、綴じ位置の近傍に設けられてい
るので、位置精度よく斜め綴じを行うことができる。
【0060】請求項10記載の発明によれば、請求項6
記載の発明の効果に加え、歯車機構だけで駆動機構を構
成するので、構成が簡単になる。
【0061】請求項11および12記載の発明によれ
ば、請求項10記載の発明の効果に加えて、滑らかな円
運動で回動支点の入れ替えが可能になり、構成が簡素化
でき、信頼性の高い用紙処理装置が提供できる。
【0062】請求項13記載の発明によれば、請求項1
2記載の発明の効果に加え、ステッピングモータのパス
ル制御で回動角度を決定することができるので、綴じ手
段の位置を検知するセンサは不要になり、センサなどの
個数を削減することができる。さらに加えて、ソフトウ
エアの変更のみで回動角度の変更も可能になる。
【0063】請求項14記載の発明によれば、請求項1
0記載の発明の効果に加え、回動動作の駆動を単一のモ
ータで行えるので、構成が簡単であるとともに、低コス
トで提供できる。
【0064】請求項15および16記載の発明によれ
ば、請求項1記載の発明の効果に加え、ホームポジショ
ンにおいて保持手段とスティプラとの間の距離を確保す
ることができるので、安全性に優れたものとすることが
できる。
【0065】請求項17記載の発明によれば、請求項1
5記載の発明の効果に加え、スティプラを待機状態で最
も操作性や視認性のより位置に確保することができ、前
記待機位置をすべての動作の初期位置としておくこと
で、ソフト的な負荷を低減することができるとともに、
誤操作も抑制することができる。
【0066】請求項18記載の発明によれば、請求項1
7記載の発明の効果に加え、針交換容易に行える。
【0067】請求項19記載の発明によれば、請求項1
7記載の発明の効果に加え、確実に初期位置を設定する
ことができ、以降の制御を精度良く行える。
【0068】請求項20記載の発明によれば、綴じ手段
の針交換の際、針補給口が、ユーザに正対するので、操
作を行いやすくなり、操作性を飛躍的に向上させること
ができる。
【0069】請求項21記載の発明によれば、前記綴じ
手段の移動と回転動作によって針交換位置と綴じ位置間
の移動と当該位置での所定の動作が可能となり、用紙処
理装置の小型化と操作性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る用紙処理装置の全体の
構成図である。
【図2】ジョガーフェンスと戻しローラの駆動機構を示
す斜視図である。
【図3】後端フェンス部近傍の拡大構成図である。
【図4】スティプル装置を中心とした斜視図である。
【図5】本発明の実施形態に係る用紙処理装置の電送系
のブロック図である。
【図6】図1におけるスティプル装置を一部省略して示
す正面図である。
【図7】図6のスティプル装置の側面図で、一部を点線
で示している。
【図8】スティプラを所定の位置から反時計方向に45
°回動させた状態を説明するための図である。
【図9】スティプラを所定の位置から時計方向に90°
回動させた状態を説明するための図である。
【図10】スライダの回動支点を45°と90°回動と
で切り替えた場合と切り替えない場合を説明するための
図である。
【図11】スティプラの水平移動機構を示す正面図であ
る。
【図12】図11の側面図である。
【図13】スティプラがホームポジションに位置してい
るときの状態を示す正面図である。
【図14】スティプラが待機位置に位置しているときの
状態を示す正面図である。
【図15】スティプラが斜め綴じ位置に位置していると
きの状態を示す正面図である。
【図16】スティプラの回動とホームポジション復帰動
作のフローチャートである。
【図17】スティプラによる斜め綴じセット動作のフロ
ーチャートである。
【図18】スティプラのホーミング動作のフローチャー
トである。
【図19】針のニアエンドを検出したときのフローチャ
ートである。
【図20】針のニアエンド復帰動作のフローチャートで
ある。
【図21】スティプラの斜め位置のイニシャル処理の処
理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
5 戻しローラ 6 ブラシローラ 9 ジョガーフェンス 10 放出ベルト 11 スティプル装置 27 スティプラ移動モータ 50 スティプルベルト 51 スティプルトレイ 56 スティプルモータ 70 CPU 101 ブラケット 102 スライダ 103 ベース 105 ラック板 105a、105b ラック 106a ピニオンギア 107 第2中心軸 108 第1中心軸 109 斜めモータ 110 ギア列 121、122、125 長孔 A 複写機 B 綴じ装置 S スティプラ(綴じ手段) SN98 スティプラホームセンサ SN99 斜めホームセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅見 真治 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H072 AA09 CA01 FB09 GA08 3F050 AA04 BA05 BD03 BD07 BE12 LA02 LA05 LA07 LB03 3F108 GA02 GA03 GA04 GB01 HA02 HA36 HA39 HA44

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の記録紙を綴じるため少なくとも
    1つの綴じ手段を備え、この綴じ手段を前記記録紙に対
    して相対的に回動させることにより前記記録紙に対し平
    行綴じおよび斜め綴じを行う用紙処理装置において、 前記綴じ手段は前記記録紙に対して2つの回動中心が設
    けられた支持体に支持されていることを特徴とする用紙
    処理装置。
  2. 【請求項2】 前記綴じ手段の回動は前記回動中心が互
    いに他方を回動中心として行われることを特徴とする請
    求項1記載の用紙処理装置。
  3. 【請求項3】 前記回動運動は、いずれか一方のみが回
    動中心として行われることを特徴とする請求項2記載の
    用紙処理装置。
  4. 【請求項4】 前記回動は一方の回動中心を中心に略4
    5°の範囲で、他方の回動中心を中心に略90°の範囲
    で行われることを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
    か1項に記載の用紙処理装置。
  5. 【請求項5】 前記回動時の前記回動中心の移動軌跡が
    前記支持体に形成されていることを特徴とする請求項1
    ないし4のいずれか1項に記載の用紙処理装置。
  6. 【請求項6】 前記支持体は、 前記綴じ手段を支持する第1の支持部材と、 この第1の支持部材と所定の間隔をおいて相対し、前記
    第1の支持部材を回動可能に支持する第2の支持部材
    と、 一端が前記第1の支持部材に固定され、他端は前記第2
    の支持部材に形成され前記第1の支持部材を第1の角度
    だけ回動させる軌跡の第1の長孔に遊嵌された第1の中
    心軸と、 一端が前記第2の支持部材に固定され、他端は前記第1
    の支持部材に形成され前記第1の支持部材を第2の角度
    だけ回動させる軌跡の第2の長孔に遊嵌された第2の中
    心軸と、を含んでなることを特徴とする請求項1記載の
    用紙処理装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の角度が略90°であり、前記
    第2の角度が略45°であることを特徴とする請求項6
    記載の用紙処理装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の中心軸は綴じ手段を搭載した
    第1の支持部材の重心近傍に設けられていることを特徴
    とする請求項6記載の用紙処理装置。
  9. 【請求項9】 前記第2の中心軸は綴じ手段の綴じ位置
    近傍の第2の支持部材に設けられていることを特徴とす
    る請求項6記載の用紙処理装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の支持部材に駆動側の歯車列
    が設けられ、第2の支持部材に前記歯車列の最終段の歯
    車が噛合する固定側の歯車が設けられていることを特徴
    とする請求項6記載の用紙処理装置。
  11. 【請求項11】 前記固定側の歯車がラックからなり、
    前記ラックは、前記第1の中心軸を中心とする第1の円
    弧と前記第2の中心軸を中心とする第2の円弧とを結ん
    で形成される曲線上に設けられ、前記第1の円弧と第2
    の円弧を滑らかに結ぶ変曲点が前記第1の中心軸と第2
    の中心軸とを結ぶ直線の延長上に位置していることを特
    徴とする請求項10記載の用紙処理装置。
  12. 【請求項12】 前記変曲点に対応する位置が前記綴じ
    手段が回動する際の第1のホームポジションに設定され
    ていることを特徴とする請求項11記載の用紙処理装
    置。
  13. 【請求項13】 前記綴じ手段の回動は、ステッピング
    モータによるパルス制御により前記第1のホームポジシ
    ョンから行われることを特徴とする請求項12記載の用
    紙処理装置。
  14. 【請求項14】 前記駆動側の歯車列を駆動する単一の
    モータが前記第1の支持部材に設けられ、前記モータに
    よって前記回動動作が行われることを特徴とする請求項
    10記載の用紙処理装置。
  15. 【請求項15】 前記綴じ手段は記録紙の搬送方向後端
    部に沿って装置本体の手前側から奥側に移動可能に配置
    され、装置本体の手前側であって記録紙の前記後端部の
    保持手段から所定距離後退した位置に前記記録紙の後端
    部に沿って移動する際の第2のホームポジションが設定
    されていることを特徴とする請求項1記載の用紙処理装
    置。
  16. 【請求項16】 前記保持手段が、用紙後端の位置決め
    を行う後端フェンスであることを特徴とする請求項15
    記載の用紙処理装置。
  17. 【請求項17】 前記第2のホームポジションから前記
    第1の中心軸を中心に略90°回動した位置にスティプ
    ル動作を行わないときに待機している待機位置が設定さ
    れていることを特徴とする請求項15項記載の用紙処理
    装置。
  18. 【請求項18】 前記待機位置が針交換位置に設定され
    ていることを特徴とする請求項17記載の用紙処理装
    置。
  19. 【請求項19】 前記待機位置への前記綴じ手段の移動
    は、前記第1のホームポジションを検出し、次いで、前
    記第2のホームポジションを検出し、再度前記第1のホ
    ームポジションを検出した位置から前記綴じ手段を回動
    させることにより行われることを特徴とする請求項17
    記載の用紙処理装置。
  20. 【請求項20】 複数枚の記録紙を綴じるため少なくと
    も1つの綴じ手段を備え、この綴じ手段を前記記録紙に
    対して相対的に回転させることにより前記記録紙に対し
    平行綴じおよび斜め綴じをする用紙処理装置において、 前記綴じ手段は装置の開口部に対して針交換部分が正対
    するように回転可能に支持体に支持されていることを特
    徴とする用紙処理装置。
  21. 【請求項21】 前記綴じ手段は記録紙の後端縁に沿っ
    て移動可能であり、前記針交換部分が正対する回転は略
    90°で開口部側で行われ、開口部側と反対側では前記
    90°とは逆方向に45°に回転可能に支持されている
    ことを特徴とする請求項20記載の用紙処理装置。
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